都市対抗! ブラジル料理祭り 1. イベントのコンセプト 日本のリトルブラジルで 地域限定ブラジル料理を堪能しよう! 2. イベントの概要 イベント概要 ブラジル人が多く存在する全国の都市にあるブラジル料理店 ( または 各自治体のブラジル人と日本人で構成されたチーム ) で 最も美味しいブラジル料理を提供する都市を決めるイベント 上述したように本イベントは 全国のブラジル人を抱える都市が協力してブラジル文化を PR していくことを目的とし その第一歩として大泉町でブラジル料理をテーマにしたイベントを開催することを以下で提案する このイベントは 最終的にはローテーションで参加都市の中から主催都市を選定し選ばれた都市でイベントを行っていくことが想定されるが 第一回のイベントを大泉町がリーダーシップを発揮し開催していく 本イベントにより 大泉町 =ブラジル というイメージの定着と参加都市の特産品 PR 複数都市の持ち回りでのイベント開催による各都市の連携強化という効果が見込まれる また 音楽やスポーツといった他のブラジル文化を交えたイベントを行うことで 様々なブラジル文化を来訪者に知ってもらうことができる プログラム内容 メイン コンテスト概要 審査方法 店舗ごとに メイン デザート の二種類のブラジル料理を出店 二品のうち一品は所属都市の特産品を盛り込んだオリジナルメニュー ( 以下に詳細 ) にする オリジナルメニューをコンテストに出品する 個別部門と都市総合部門の 2 つに分ける 個別部門では 一般来場者に各店舗のオリジナルメニューの中から 1 人 1つ気に入ったメニューに投票してもらい 全出店店舗の中から投票数ナンバーワンを決定する 都市総合部門では どの都市がもっともよいオリジナルメニュー作りをしてきたかという 都市のナンバーワンを決定する 審査員の評価点 ( 特産品を活かしているか 見た目や味はどうかなど ) と 個別部門での投票数平均 ( 都市全体の獲得票数 出店店舗数 ) をプラスした点数で 1
サブ オリジナルメニューステージプログラム文化エリア 順位を決める 店舗ごとのメニューに多様性を持たせるために 所属都市の特産物を生かしたメニューを作成してもらう また特産品を用いることで ブラジル料理 ブラジル料理店だけでなく都市 県のPR 効果も期待できる 特別審査員による公開審査を行う コンテス公開審査トのブラジル料理の評価及びコメントをしてもらう サンバ ラテン楽器 カポエラなどのパフォーマンスを披露する 参加者は各自治体に協演出力を仰ぐ他 発表場所を欲している団体 教室に声をかけて募集する予定 各都市がオリジナルメニューで使用した地域の特産品の販売 また本イベントの協賛先の商品を販売するスペースを設ける 協賛先の商品 地域の特産物 PR 効果が期待できる 特別審査員に関して 料理に精通した人 またブラジルに関連した人を呼ぶ必要がある また 審査員に著名人 を呼ぶことができれば PR にもなり得るため人選が重要である 審査員には ブラジルにゆかりのある著名人に加え食関連情報発信に携わっている方 ま た地域ネットワークの強化という面から各都市の観光大使などにも協力をお願いしたいと 考える ( 敬称略 ) 人名 優先度 職業 ラモス瑠偉 元サッカー選手 吉田セイラ モデル マルシア タレント 夕輝壽太セルジオ越後田中マルクス闘莉王三浦知良中山秀征 俳優サッカー解説者サッカー選手サッカー選手群馬観光大使 2
井森美幸 JOY 平田マリ西野カナ 〇 群馬観光大使群馬出身芸能人ブラジル料理研究家三重観光大使 熊田曜子 岐阜観光大使 会場イメージ 飲食スペースでは都市ごとにブースを出店し それぞれの店舗ごとに上記の二種類 ( 主食 デザート ) に沿ったメニューを販売してもらう 一方 文化スペースでは特産品コーナーと雑貨コーナーの二つのコーナーを準備 中央ステージでは コンテストの中継の他にパフォーマンス対決を行う ステージ 飲食エリア 文化エリア 飲食 スペース 特 産 品 雑 貨 3
当日の流れ 10 時 11 時 12 時 13 時 14 時 15 時 16 時 ブラジル料理の作成 提供 来場客による投票 特別審査員による 公開審査 パフォーマンス披露特産品 雑貨等の販売内容都 やるべきこと 企画 12~3 月 準備 4~7 月 実施 8 月 企画案の作成 出店者との協議 会場設営 予算案の作成 メニュー開発 会場運営 協賛先( 企業 ) 協力先 ゲスト手配 ( 他都市自治体 ) との交渉 備品調達 他都市自治体との交渉 PR 作成 実行 出店者の募集 依頼 メディアとの交渉 地元住民への参加協力依頼 PR 方法検討 1 月 関東運輸局との連携 協力が得られそうであれば その交渉を行う 各都市と連携 企画書を各都市の自治体に送り 参加協力を求める 協力内容はドリンクの共同 出資 自治体内への広報協力 各都市のブラジル文化に関連するパフォーマーの 紹介が主である 場所探し 広さ 火の利用は可能か 電源は確保できるか 雨天の場合でも行えるか 駐車 場は確保できるか トイレの数なども考慮し開催場所を確定し予約する 何団体 まで出店できるのか 場所の分割の仕方も決定する 優勝都市の決定!閉会式4
相談相手を紹介してもらう各都市の自治体の窓口担当者 日本語をポルトガル語に変換した後チェックできる人を紹介してもらう 備品必要なものリストの中から 町役場の所有物で賄えるものを聞く 必要な費用の確定町役場の所有物で代替出来ないものの総額を確定し それをもとに出店者から徴収する費用を確定する ステージのタイムスケジュールを組むどのくらいの尺でゲストに出演してもらうのか その尺を埋めるためには何人のゲスト ( パフォーマーも含め ) が必要なのか確認 メディア探し 本イベントについて掲載してもらえそうなメディア探し ゲストが確定した頃に 実際に依頼書を送るなど本格的に活動を始動する 2 月 3 月 4 月 営業営業先探しと実際に交渉も行い始める 営業では協賛金だけでなく物品協力もお願いする ゲスト交渉リストアップと並行してすぐ電話かけも行う PR 方法の模索 PR 方法を考えるのと同時にコスト どこで実行するのか等の戦略を立てる 衛生関係の確認模擬店出店の際に必要な衛生関係知識を学ぶ ( 出店者応募の際は書類に出店マニュアルを掲載するため 使ってはいけない食材 調理法等を確認 ) 業者の手配ステージ系の業者の手配 そのほか簡易トイレなどが必要であればその関係の業者も手配する 広報媒体の作成技術的な面では外郭団体に協力を依頼する スタッフ募集メニュー精査スタッフは応募してきたメニューがブラジル料理と言えるか 特産物は使用しているか 規定を守っているか等を精査する 事前広報スタッフは 実際にお店や大学を訪れた時に ポルトガル語で本イベントを紹介する際に活躍してもらう 5
応募書類作成 メニュー 参加費 レンタル費用 衛生マニュアル また応募総数が多数の場合 の選考基準等を記載する 5 月 6 月 7 月当日 出店者募集活動開始 随時応募書類精査メニューの精査 応募総数が予定募集数を大きく上回った場合は 外郭団体と観光協会の共同で選考基準をもとに審査を行う 出店者の決定 模擬店の配置出店店舗の配置決定のために抽選会を行う スタッフ( 当日 ) 募集開始運営スタッフの募集活動を行う スタッフには飲み物と 500 円分引換券を与える 広報活動開始 ステージの詳細台本や スタッフの動き等の詳細を詰める ゲストの方と打ち合わせ上記をもとに細かく打ち合わせを行う イベント当日のマニュアル作り火災時 震災時 悪天候になった場合 どこにどのメニューの店舗があるのか 近隣の施設などの情報を掲載したマニュアル作り 会場準備ステージ テント 仮設トイレ ゴミ箱 飲料販売スペース 文化スペース 駐車場案内図を 業者 観光協会職員 ボランティアスタッフで設置する また各都市から集まった出店者をそれぞれの販売スペースに誘導し販売準備を行ってもらう レンタルの貸し出しを希望する団体にはその誘導も行う ゲスト ( 審査員 パフォーマー ) の控室としてテントを設置 あるいは町役場の一室を控室として準備する 到着したゲストを観光協会職員が控室に案内する 開会式準備 開会式開会式では審査委員長 町長に挨拶をいただき 投票方法について説明する イベント開始来場者の案内をボランティアスタッフが行う 投票所の管理 ステージパフォーマンスの進行を行う 飲料販売員 文化スペースでの販売員は 観光協会職員 ボランティアスタッフが行う 随時ゴミ箱のチェックを行う 6
公開審査 優勝都市決定審査員をステージ上に招き 料理に対するコメントをいただく ボランティアスタッフ等で開票する 個別部門 都市総合部門それぞれの優勝を決定し ステージ上で表彰する 閉会式公開審査の後 閉会式を行う 開会式と同様に審査委員長 町長から挨拶を頂く 片づけ観光協会職員がゲストを見送る ボランティアスタッフ等で 来場者の退場を促す ステージ テント 仮設トイレ ゴミ箱 飲料販売スペース 文化スペース 駐車場案内図を 業者 観光協会職員 ボランティアスタッフで撤去する 会場のゴミ拾いをボランティアスタッフが行う 他都市との協力 このイベントは 大泉町で開催するが 他のブラジル人が多い都市との協力が必要である 他都市の役場にはブラジル料理店の参加募集や ステージでのパフォーマンス希望者を募集してもらう また 参加応募が予想より多く来た場合は 各店舗にメニューを提出してもらいメニューのばらつきを考慮して選定する 参加交渉する都市 交渉を行う都市は外国人集住都市会議の会員都市やブラジル人登録者が多い ブラジリ アンタウンがある等の基準から選定する 外国人集住都市会議とは ニューカマーと呼ばれる南米日系人を中心とする外国人住民が多数居住する都市の行政並びに地域の国際交流協会等によって構成されている 外国人住民に係わる施策や活動状況に関する情報交換を行うなかで 地域で顕在化しつつある様々な問題の解決に積極的に取り組んでいくことを目的としている 会員都市 (2012-04-01 現在 29 都市 ) 群馬県 伊勢崎市 太田市 大泉町 長野県 上田市 飯田市 岐阜県 大垣市 美濃加茂市 可児市 静岡県 浜松市 富士市 磐田市 掛川市 袋井市 湖西市 菊川市 愛知県 豊橋市 豊田市 小牧市 知立市 三重県 津市 四日市市 鈴鹿市 亀山市 伊賀市 7
滋賀県 長浜市 甲賀市 湖南市 愛荘町 岡山県 総社市 主に年 1 回 10 月あるいは 11 月に開催されており 事務局を務める地域が開催都市となっ ている 2011 年度 ~2012 年度にかけては長野県飯田市が事務局を務めている 都道府県別年齢 男女別外国人登録者 ( その 3 ブラジル ) ブラジリアンタウンがある都市 群馬県太田市 大泉町 静岡県浜松市 愛知県豊橋市 豊田市 岐阜県美濃加茂市 可児市 大垣市 三重県鈴鹿市 3. 地域住民の関わり本イベントでは主にメニュー開発 精査と会場運営の段階で地元のブラジル人 日本人の両者が関わると考えられる 両者が関わることで交流が生まれ またイベントを盛り上げる 大泉町を多くの人に知ってもらうという意識が芽生える メニュー開発 精査段階開発 : 地元ブラジル料理店の人を主体として作成された案に対して 地元のブラジル人や日本人の意見を踏まえブラッシュアップを行う 具体的内容精査 : 地域の特産物が盛り込まれているか そのメニューがブラジル料理と呼ぶに相応しいかなどを地元民の意見を通して精査する 必要な人材ブラジル料理に精通した人 料理に興味関心を持つ人 ( 主婦等 ) 大泉町のブラジル料理店に連絡する ブラジリアンプラザなどブラジル人が集まる場所に メニューを精査し募集方法てくれる人を募集するポスターを貼る 大泉町の飲食店の日本人関係者に協力依頼( 直接店舗に連絡 ) 8
回覧板で精査実施日を告知し 会場に来てもらう PR 活動段階日本語とポルトガル語で宣伝活動を行い 日本人だけでなくブラジル人の具体的内容イベントへの参加を促す ブラジル人コミュニティ関係者 日本語とポルトガル語を話せる人 国際必要な人材交流に関心のある人 群馬県内の大学のボランティアサークルや国際交流サークルに協力を依頼する 募集方法 ブラジリアンプラザなどのブラジル人が多く集まる場所に協力者を募集するポスターを貼る A 群馬大学国際交流サークル beyond B 高崎経済大学留学生交流会 TFS C 共愛学園前橋国際大学 D 高崎健康福祉大学ボランティア 市民活動支援センター募集対象 E 群馬県立県民健康科学大学国際交流サークル E 群馬県立県民健康科学大学ボランティアセンター H 関東学園大学地域交流部 I 群馬医療福祉大学学生ボランティア委員会 J 大学生ボランティアサークル Advance 9
4. 今年度の収益予想来客人数 :10000 人 ( 大泉町で第一回を開催した場合 主に関東周辺からの集客 ) 収益モデル PR 機会スポンサー他都市の自治体観光協会協賛補助金出店料場所ドリンク代 各都市出店者 ゲスト 食事代 食事 エンターテインメント ドリンク 参加者 一人当たり 1,000 円 10,000=10,000,000 円 ドリンクに関してはドリンクのみ販売する特別ブースを設置する 大泉町を始めとする他地 域の自治体と共同出資してドリンクを大量発注し 特別ブースにて共同で販売する このブ ースで得た収益は全て自治体で分割する 協力先リスト収入リスト スポンサー 協賛先からの補助金 出店料 ドリンク代 運営協力 大泉町役場 観光庁 他地域の自治体 ステージ 音響 レンタル関連の業者 ゲスト スポンサー協力 地元企業 FRUTA FRUTA などのブラジル関連の会社 10
支出リスト必要なものステージステージ装飾品仮設トイレトランシーバー飲料用カップクーラーボックス氷買い物袋商品陳列用ラック駐車場警備員ケータリンググッズゴミ箱ゴミ袋喫煙ブース用灰皿投票に必要なもの ( 未定 ) テント机イス AV 機器消火器拡声器救急箱電卓駐車場 会場案内図ストップウォッチ各種マニュアル看板スタッフ用ネームプレートお釣り用紙幣と小銭宣伝用広告合計 費用 ( 参考 ) 210,000 45,000(1 基 ) 18,000(10 台 ) 3750(3000 個 ) 298(2 kg ) 3,588(3000 枚 ) 4,200(1 台 ) 1,700(1 個 ) 690(100 枚 ) 890(1 個 ) 7,350(1 基 ) 1,050(1 台 ) 315(1 個 ) 27,000 3,500(1 個 ) 2,520(1 個 ) 13,500 980(1 個 ) 100(1 個 ) 4,850(50 個 ) 349,281 用意方法レンタル 購入レンタル購入 レンタルボランティアレンタル購入 大泉町にあるものを使用購入大泉町にあるものを使用 レンタル大泉町にあるものを使用 作成大泉町にあるものを使用作成 銀行で用意作成 人件費などは別途計上 11
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