足利市道路位置指定取扱い基準 この基準は建築基準法 ( 昭和 2 5 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 42 条第 1 項第 5 号の規定に基づいて道路の位置の指定を行うことについて その具体的な基準を定めることにより足利市における良好な市街地の形成を確保することを目的とする 1 申請書の様式 (1) 申請書の様式は 足利市建築基準法施行細則第 1 9 条別記様式第 15 号による (2) 申請書は正本 1 通 副本 1 通を提出する 2 申請書の記入方法 (1) 申請者住所氏名の欄申請者の現住所と氏名を記入し押印する (2) 代理者住所氏名の欄申請代理者の現住所と氏名を記入し押印する申請代理者となれる資格は建築士 測量士 司法書士 土地家屋調査士 行政書士及びこれらに類する資格を有するものとする (3) 道路となる土地の地名地番の欄道路敷地となる土地の地名地番を記入する (4) 関係土地地名地番の欄指定を受ける道路を利用する敷地及び指定を受ける道路に接する敷地の地名地番を記入する (5) 利用状況の欄関係土地の利用状況を記入する ( 例 : 宅地 ) (6) 所有者 使用者住所氏名の欄関係土地の所有者 使用者の現住所と氏名を記入し押印する ( 認印で可 ) 3 申請図の様式 (1) 申請図の様式は 足利市建築基準法施行細則第 1 9 条別記様式第 16 号による
(2) 申請書正本及び副本には原図を複写したものを添付し 押印等は複写図に押印する 4 申請図の記入方法 (1) 付近見取図 1 縮尺 = 1 /2500 位とする 2 指定を受けようとする道路及び目標となる地物の状況を明確に表示する 3 方位 = 原則として図面の上方を北とする (2) 公図の写し 1 法務局備付の公図を転写すること 2 指定道路の位置を公図の写しに記入すること 3 公図の転写であることを証明するために 転写した者が記名捺印し 作成年月日を記入すること (3) 平面図 1 縮尺 = 1 /100~1/600 位とする 2 方位 = 原則として図面の上方を北とし 付近見取図の方位と一致させる 3 道路の位置 = 道路となる土地は原則として分筆すること 4 道路の幅員及び延長 = 各幅員別に延長を記入する 5 地番界 = 申請図中の凡例により記入する 6 権利者名 = 道路となる土地の所有者及びその土地に関して権利を有する者の氏名を記入する 7 地目地番 = 道路となる土地の地目 地番を記入する 8 その他 = 道路となる土地内の道路及び水路等の位置を記入する 9 2 ~8 までの記入に際しては申請図中の凡例によること (4) 求積図 1 道路位置指定部分及び関係土地を求積したものを記入する (5) 構造図 1 横断面図 = 縮尺 1 /50 位とし 側溝の種類 寸法 境界杭の位置 道路の幅員及び表面の構造仕上げ排水勾配等を記入する 2 縦断面図 = 道路の縦方向高低差 勾配及び始端部 終端部の構
造等を記入する (6) 申請者の欄申請者の氏名を記入する 承諾を受けた年月日も併せて記入する (7) 申請者住所氏名の欄 2-(1) に準ずる (8) 権利種別の欄道路となる土地に関して権利を有する者の権利内容を記入する権利者が共同名義の場合はその全員又権利者が死亡等により不在で登記簿上権利の移転がなされていない場合は相続する権利があるもの全員を記入する (9) 道路となる土地の地名地番の欄道路となる土地の地名地番を記入する (10) 土地所有者 権利者住所氏名の欄 (6)(7) の権利種別に記入し 原則として氏名を自署し実印を押印する (11) 備考の欄本申請に関して特記すべき事項を記入する (12) 図面作成者住所氏名の欄本申請図面を作成した者の現住所 氏名を記入し押印する (13) 測量者住所氏名の欄本申請の現地を測量した者の現住所 氏名を記入し押印する 5 道路の構造 (1) 接続道路指定を受けようとする道路は両端が ( 法第 42 条に規定する道路をいう 以下この基準において同じ ) に接続していること
(2) 袋路状道路指定を受けようとする道路が次の1 から 4までの一に該当する場合又はこれらに準ずる場合は 5- (1) の規定にかかわらず袋路状道路 ( その一端のみがに接続したものをいう 以下この基準において同じ ) とすることができる 1 延長が 3 5m 以下である場合既存の幅員 6 m 未満の袋路状道路に接続する場合は その既存道路部分を含んでまでの延長が 35m 以下であること ( 例 1 ) A B が共に4 m 以上 6 m 未満の場合にはl 1 +l 2 が3 5m 以下とする Aが 6m 以上 Bが 4 m 以上 6 m 未満の場合にはl 2 が3 5m 以下とする l 1 l 2 A B ( 例 2 ) B が 4 m 以上 6 m 未満で他の通り抜け道路に接続する場合に は l 2 は 3 5m 以下とする B l 2 ( 例 3 ) B が 4 m 以上 6 m 未満で昭和 46 年 1 月 1 日以降に道路位置指 定をうけた袋路状道路 ( ただし 35m を超える場合に限る ) に接続する場合には l 2 は 35m 以下とする
B l 2 35m 35m 35m ( 例 4 ) A B が共に 4 m 以上 6 m 未満で既存袋路状道路に終端転回 広場がない場合には l 1 + l 2 は 3 5m 以下とする l 1 B l 2 A A= 既存袋路状道路の幅員 凡例 B= 今回指定道路の幅員 l 1 = 既存袋路状道路の延長 l 2 = 今回指定道路の延長 2 終端が公園 広場 その他これらに類するもので自動車の転回に支障がないものに接続している場合ア広場 その他これらに類するものの基準 ( ア ) 半径 10m 以上の円
A 6 m > A 4 m l > 3 5 m r=10m 以上 l 面積 3 1 4 m2 ( イ ) 面積が 3 00 m2以上かつ長辺が短辺の 1.5 倍以内の長方形 A 6 m > A 4 m l > 3 5 m l 2 l l 1 3 延長 3 5 mを超える場合で終端及び区間 3 5m 以内ごとに建設省告示 ( 昭和 45 年建設省告示第 1837 号 ) で定める基準に適合する自動車の転回広場が設けられている場合ア道に設ける自動車の転回広場に関する基準 ( ア ) 道の中心から水平距離が を超える区域内で小型四輪自動車のうち最大なものが 2 台以上停車することができるものであること小型四輪自動車車体長さ4.7m 以下 幅 1.7m 以下 高さ2.0m 以下 ( イ ) 小型四輪自動車で最大なものが転回できる形状のものであることイ区間 3 5m の算定方法 ( ア ) との接続点または自動車の転回広場の中心点を起
算点とする 3 5 m 以下 3 5 m 以下 3 5 m 以下 ウ転回広場基準 中間部 8.8m 4.8m 面積 27.20 m2 8m 4m 面積 23.20 m2
8m 4m 面積 27.20 m2 13.6m 9.6m 面積 23.20 m2 終端部 面積 23.20 m2
4.8m 面積 23.20 m2 10.8m 4m 面積 23.20 m2 8.8m 4.8m 4m 4m 面積 27.20 m2
3 幅員が 6 m 以上の場合 6m 以上 (3) すみ切り 1 同一平面で かつ内角 120 未満で交差 接続又は屈曲する 部分には角地の隅角をはさむ辺の長さが の二等辺三角形の部分 を道に含むすみ切りを設けること θ 1 θ 2 θ 3 θ 4 法 4 2 条 2 項道路 θ 1 について 120 > θ 1 > 60 の場合には図示のすみ切りが必要 θ 2 について 120 > θ 1 > 60 の場合には図示のすみ切りが必要 θ 3 について θ 3 120 の場合にはすみ切りが不要 θ 4 について θ 4 60 の場合には二等辺三角形の底辺が原則として 以上となるようにすみ切りをとる 中心線 2 歩道がある道路に接続する場合は すみ切りは不要 歩道 車道 歩道
(4) 道路表面の仕上げアスファルト簡易舗装 又はこれと同等以上の路面保護を施したものであること (5) 縦断勾配 1 勾配は 1 2% 以下とすること 100 12 以下 2 階段状でないこと (6) 排水施設指定を受ける道路には道及びこれに接する敷地内の排水に必要な側溝 街渠等を設け併せて道路の境界を明確にすること (7) 福員の測定方法 1 U 字溝を設置した場合 位置指定部分 幅員 1 L 字溝を設置した場合 ( 下水道処理区域内等 ) 位置指定部分 幅員 6 添付書類 (1) 土地登記簿謄本指定道路となる土地の権利等の内容を確認するために添付すること ( 3ヶ月以内のもの )
(2) 印鑑証明書指定道路となる土地の権利者の承諾の真否を確認するために添付すること (3 ヶ月以内のもの ) (3) 委任状 1 申請には原則として申請代理者を必要とし 申請者は申請代理者に対して委任するものとする 2 申請代理者資格建築士 測量士 司法書士 土地家屋調査士 行政書士又はこれらに準ずる者 (4) 住民基本台帳の写し ( 住民票 ) 指定道路となる土地の権利者の住所が印鑑証明書 土地登記簿謄本及び承諾書との間に相違がある場合 同一本人であることを証明するために添付すること (5) 指定道路となる土地が公有地 ( 道路敷 水路敷等 ) を含む場合にはその占用許可証の写しを添付すること (6) 指定道路となる土地が農地を含む場合には農地転用許可証等の写しを添付すること ( 足利市農業委員会で事務取扱い ) (7) 指定道路となる土地が国土交通省所管国有財産である認定外道路を含む場合には原則として国土交通省国有財産部局長 ( 足利市長 ) の承認書の写しを添付すること ( 足利市道路河川課で事務取扱い ) (8) 指定道路となる土地が財務省所管国有財産である青地を含む場合には普通財産売払い申請書を提出し 買受けしたことを証明する書類の写しを添付すること ( 関東財務局宇都宮財務事務所で事務取扱い この申請に伴う青地が 市道に接している場合は 足利市道路河川課の同意書の写しを添付すること ) (9) 指定道路となる土地が農林水産省所管国有財産である農地を含む場合には農地買受申込書を提出し買受けしたことを証明する書類の写しを添付すること ( 足利市農業委員会で事務取扱い ) (10) 指定道路となる土地に抵当権等が設定されている場合には抵当権等を抹消してから指定を受けることただし抵当権者等の承諾があればそのかぎりでない
(11) 取付道路との境界が不明確な場合には 原則として道路境界査定 を受けること ( 足利市道路河川課 足利土木事務所管理課等 ) (12) その他市長が必要と認めた書類