意見に対する考え方 1 全般 公立幼稚園の重要性 1 校区内の幼稚園への登園により 地域の子どもと共に成長でき 安心感が得られる また 就学前に行わ 地域と一体となった本市における公立幼稚園の幼児教育について評価いただいたご意見をしっかりと受けとめ 今後も 地域との連携や小学校との連続性を大切にした幼児教育をめざしてまいります れる小学校との交流会や 登園時の地域との交流などが行われることなど 地域一体となった幼児教育が行われており 存続を希望する 2 全般 公立幼稚園の重要性 2 幼稚園と教育委員会との連携による個別対応 子供の特性に応じた支援が受けられ 今後も公立間での連携による要支援児への支援の充実を期待する 現在 本市においては 特別な支援を要する幼児への支援体制の充実に取り組んでおり その点を評価いただいたご意見として受け止め 今後も 関係機関との連携を図りながらさらに充実を図ってまいります 3 全般 園児数の減少に対して 公立幼稚園での3 年保育の実施を希望する 公立幼稚園における園児数の減少が課題となっている地域があることから それぞれの地域の実態やニーズに応じた提供体制を整えていきたいと考えています 4 全般 保護者のニーズに合わせた保育環境の整備がされることとそれに伴う保育時間の長時間化による子どもの心の発達への影響について 子ども 子育て支援新制度では 保護者が子育てについての第一義的な責任を有するという基本的な認識の下 子どもの健やかな育ちを保障することを社会の責務としています ご意見にありますように 子育て支援制度を利用するにあたり子どもの最善の利益が実現されるよう 保護者が子どもと向き合える環境を整え 保護者に寄り添う子育て支援に努めます 5 114 4. 幼児期の教育 保育の提供体制 (2) 公立 私立の役割分担 公立教育 保育施設は民間施設の 補完 ではなく 地域教育の柱としてあるべき また 各家庭の多様な考え方に基づくニーズ ウォンツに合わせて 公立 私立の環境をこれまでどおり選択できるようにしてほしい 本市においては 現在 教育 保育の需要量と供給量のアンバランスが課題の一つとなっていることから 子どもや保護者にとってよりよい教育 保育環境を保障するため その需給調整においては 公立施設が民間施設を補完する役割を担うことが必要と考えます 公立教育 保育施設においては 保護者のニーズに的確に対応した教育 保育の提供に努めるとともに 民間施設の補完的役割も担 っていくという意味であり 今後も 公立 私立のそれぞれが互いの - 1 -
意見に対する考え方特色を大切にし 地域の実情や保護者ニーズに即した質の高い幼児教育 保育をめざしてまいります なお 文章については ご意見を踏まえて表現を改めます 6 115 4. 幼児期の教育 保育の提供体制 (3) 今後の公立教育 保育施設の整備に係る方向性 幼保連携型認定こども園について 幼稚園 保育園それぞれの環境だからこそ可能であった子どもへの取組が 連携することによりできなくなるのは困る 幼児教育と保育の場はこれまでどおり分けるべき 子ども 子育て支援新制度では 市町村が多様な施設又は事業者による教育 保育の提供体制を確保し 保護者がその中から希望に応じた施設 事業を選択して利用できることを目的の一つとしています 認定こども園においては 教育と保育を一体的に提供できることから 保護者の就労等に変化があっても継続して同じ施設を利用できる特色があります 保護者がそれぞれの考えに基づいて施設を選択し 保護者が必要とする教育 保育の提供が受けられるよう 施設の整備に取り組みます 7 48 第 4 章子ども 子育て支援の基本目標と推進施策 個々の推進施策について 具体的な施策 主な施策の紹介があると分かりやすい 取組事業のうち 新規事業や 継続事業において従来と異なる点などを一般家庭にもわかるような表現にしてはどうか ご意見を踏まえて 個々の取組事業とそれに関連する主な事業等が明確になるよう 主な事業等に推進施策の番号を表記しました 主な事業等はいくつかの取組事業にまたがるものがあり 取組事業の各項目ではなく 上位項目の推進施策と関連付けます 新規事業には を 新制度における教育 保育及び地域子ども 子育て支援事業に該当する事業に を 主な事業等の名称に付記します また 一般的でない用語について 解説を加えます 8 全般 計画の実現に向けた進め方が分かりにくい 安心して産み育てられる環境づくりをイメージできるような表現をしてほしい 本計画では 津市子ども 子育て会議の委員の協議を経て基本理念と 基本理念を実現するための基本目標を設定し この目標を達成する推進施策や事業への取組によって子育て支援を推進してまいります 9 9 (5) 地域別就学前 (0~5 歳 ) 人口の推移 人口減少対策が国 県においても重視されているにもかかわらず 人口の減少に歯止めをかける施策が読めない 国はこれまで 少子化社会対策として仕事と子育ての両立など子どもを生み育てやすい環境づくりに向けた取組を続けてきました 本市でも 子育て世帯を支援し 子育てをしやすいまちづくりを行う - 2 -
10 113 4. 幼児期の教育 保育の提供体制 教育 保育の提供体制について 保護者のニーズに 応えるため 安易に認定こども園の整備を進めること (1) 教育 保育の提供体制の方向性 が不安である 11 113 4. 幼児期の教育 保育の提供体制 家庭的保育事業の認可などから責任ある保育体制 に不安が生まれ 津市の保育の質の崩壊につなが (1) 教育 保育の提供体制の方向性 る 児童福祉法第 24 条第 1 項にうたわれる市町村の 保育実施義務を放棄すべきでない 12 113 4. 幼児期の教育 保育の提供体制 以下の項目について事業計画で明らかにしてほし い (1) 教育 保育の提供体制の方向性 1 保育を必要とする子どもは津市で責任を持って保 育をすること - 3 - 意見に対する考え方ことが少子化社会対策に非常に重要であると認識し 取組を進めています 子ども 子育て支援法に基づき策定する津市子ども 子育て支援事業計画には 教育 保育施設等の整備や子育て支援環境の充実を図るための量的確保と質的改善の施策を記載しており 例えば妊産婦医療助成を始めとした 妊娠出産から子育てへとつながる途切れのない支援により 少子化社会対策を推進したいと考えています 子ども 子育て支援新制度では 市町村が多様な施設又は事業者による教育 保育の提供体制を確保し 確保された幅広い選択肢の中から保護者がその希望に応じて施設 事業を利用できることを目的の一つとしています 認定こども園では 教育と保育を一体的に提供できることから 保護者の就労等に変化があっても継続して同じ施設を利用することができ このような状況にある保護者に対して新しい選択肢を提供することができます 新制度における目標の一つに待機児童の解消が掲げられており 保育の需要に対して提供量が不足しており 整備の必要があると認められる場合は 地域型保育事業の認可も検討し 保育が必要な子どもに対する保育の提供体制の確保に努めます また 地域型保育事業に対しては 市の責任において 運営基準の遵守について適切な指導監督を行ってまいります 1 児童福祉法に規定されるように 新制度施行後も市町村は保育の実施義務を負うこととなります 21 歳児に対する保育士配置は現行どおり 子ども5 人に対し1 人の保育士とします ご意見のとおり 体制について記載を加えまし
21 歳児の保育士定数を現行の 5:1 を堅持すること 3 障がい児であること で入所要件とすること 4 小規模保育事業の従事者は B C 型でも保育士資 格者とすること 5 民間園への補助を現行以上とし 職員の処遇を改 善し 保育の質を保証すること 13 114 4. 幼児期の教育 保育の提供体制 公立幼稚園で実施されている質の高い幼児教育の 内容 継続とその意義について (2) 公立 私立の役割分担 教諭と信頼関係が築かれ 育児相談を受けてくれる など家庭教育力を支えてくれている 14 114 (2) 公立 私立の役割分担 公立幼稚園の教諭は長年研修を重ね 実施を積ん でおり 利益に左右されず教員の質を維持するには - 4 - 意見に対する考え方た 3 子ども 子育て支援法は 保護者の労働等状況に応じた支給認定により 子どもにとって必要な教育 保育給付が受けられるよう定めています その上で 本市では 障がいをもつ子どもが 保育を必要とする場合には 必要な支援体制を備えた保育所等へ入所ができるよう利用調整を行い 教育を希望する場合には 幼稚園で支援が受けられるよう体制を整備しています 家庭環境にかかわらず 子どもにとって適切な環境において 発達を促し 支援する教育 保育を提供することが重要であると認識し 取組を進めます 4 保育従事者を保育士資格者に限定し 小規模型保育事業の B 型 C 型を実質的になくすことは適当でないとの見解が国から示されています 小規模保育事業における保育の質を担保するため 津市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例を遵守した運営の指導監督に努めてまいります 5 新制度では 消費増税などにより財源を確保し 子ども 子育て支援の量的拡充と質の改善が図られており その一つに民間施設の職員給与の改善が掲げられています 職員の処遇改善のほか 研修の充実や職員配置の改善などの給付拡大により 保育の質を向上してまいります 本市における公立幼稚園の幼児教育について評価いただいたご意見をしっかりと受けとめ 今後も 公立 私立の職員の研修体制の充実を図るとともに 互いの特色を大切にし 地域の実情や保護者ニーズに即した質の高い幼児教育をめざしてまいります 本市における公立幼稚園の幼児教育について評価いただいたご意見をしっかりと受けとめるとともに 補完的役割については 子ど
意見に対する考え方 行政の関わりが不可欠ではないか 決して民間施設 もや保護者にとってより良い教育 保育環境を保障するため 教 の補完的役割ではなく 指導的立場で幼児教育の質 育 保育の需要量と供給量の調整において 公立施設が民間施設 を高めて欲しい を補完する役割を担うという観点に基づいた考え方です 今後も 公立 私立のそれぞれが互いの特色を大切にし 地域の実情や保 護者ニーズに即した質の高い幼児教育 保育の提供をめざしてま いります また ご意見を踏まえて 補完的役割 については 上記の趣旨と してご理解いただけるよう表現を改めます 15 全般 津市は 目立つ産業もなく特徴のない都市だが 気 子ども 子育て支援事業計画の基本となる子ども 子育て支援法で 候の良さや食料品の安さから大変住みやすいため は 一人一人の子どもが健やかに成長することができる社会の実 将来生きていく力を持った子どもを育てることに力を 現 を目指しています 入れ 若い世代が子育てをしたいと思える街づくりを ご意見のとおり本市の良さを生かし 妊娠 出産から子育てまで途 目指して欲しい 切れのない支援とその環境 制度の充実を図ってまいります ま 子どもにとって良い環境 良い教育を受けられるよう た 子どもが適切な環境や支援の中で自ら育つ力を伸ばし成長で 努力していただきたいし その協力をしたいと思って きる教育 保育の提供体制を整え 本市が子育てしやすいまちとし いる て評価いただけるよう努力してまいります 16 全般 パブリックコメントの開示時期について 津市パブリックコメント手続に関する要綱 に基づき 本市広報 紙 ホームページへの掲載等公表し 募集期間を設けました また 本事業計画の策定は 国で決定される新制度の構築に向けた検 討作業の進捗に合わせ 津市子ども 子育て会議に諮りながら 委 員の意見をいただき行いました そのため このような公表時期とな りご不便をおかけいたしましたが ご意見を参考にさせていただき 意見募集の機会には多くの方からご意見をいただけるよう努めてま いります 17 114 4. 幼児期の教育 保育の提供体制 認定こども園への移行ありきで公立幼稚園の縮小を するのではなく 公立幼稚園の運営形態を改善して - 5 - 現在 本市では 公立幼稚園において 需要量より供給量が多いという課題があります そのため 需給調整が必要となりますが そ
意見に対する考え方 需要を喚起する施策の実行を希望する 公立による の際には 子ども 子育て支援新制度 における認定こども園への 幼児教育環境を充実し 子どもを持つ家庭を津市に 移行や 地域のニーズや実情に応じた適正配置に向けた取組等 ひきつける強みのひとつとしてほしい を行う中で 市民の方々のご意見を幅広くお聴きしながら 子ども やその保護者にとってより良い環境となるよう行っていきたいと考え ています - 6 -