Fig 1, M.O.F. diagram
'79 -S80 (52) 662.815:669.162.265.42:669.162.16 コ ー ク ス 品 質 が 高 炉 レー ス ウ ェ イ へ 及 ぼ す 影 響 に 関 す る検 討 (高 炉 羽 口 コ ー ク ス の 性状 に 関 す る研 究 新 日鐵 第2報) 生産技研 西 徹,原 口 工博 美 浦 義 明,桜 井 1.序 博, 哲 言 前 報1),2)に の べ た 高炉 使 用 試 験 に際 し採 取 した試 料 に つ い て 検 討 し,コ ー ク ス品 質 が 高 炉 レ ー ス ウ ェイに及 ぼ す 影 響 に つ い て考 察 した 2.検 討 方法 2.1羽 口部 炉 径 方 向温 度 分 布(コ ー ク ス履 歴 温 度) 採 取 した コー クス の粉 末X線 回 折 法 よ り,コ ー ク ス の黒 鉛 化 度 を算 出 し,羽 口部 炉 径 方 向 の温 度 推 定 を 行 な った コー ク スの 黒 鉛 化 度 と温 度 との 関係 に つ い て は 図1に 示 す 検 量 線 を使 用 した 2.2レ ー ス ウ ェイの 推 定 微 粉 コー ク ス(-3mm)の 急 増 お よ び コー ク ス履 歴 温 度 の 変 化 す る位 置 よ り奥 を移 行 部,比 較 的 粗 粒 が 多 く微 粉 コー ク スの 少 な 図1コ ークスの黒鉛 化 度 と熱処 理 温度 との関係 い 部 分 を レー ス ウ ェイ と推 定 した 3.結 果 図2に 羽 口部 炉径方 向の微 粉 コー クスの発生状 況 と温度 分布 を示 した (1)成型 コー ク ス を使 用 す る と微 粉 コー クス の 発生 が 増 大 し, レー ス ウ ェ イが浅 くな る現 象 が み られ る (2)普通 コー クス は,割 れ て細 粒 化 す るの に対 し,成 型 コー ク スは,表 面 か らは く離 す る よ うに して細 粒 化 す る現 象 が 認 め られ る (3)羽口近 傍 で の 温 度 分 布 は,普 通 コ ー ク ス使 用 の 場 合,レ ー ス ウ ェ イ内 で の 最 高 温 度 が 高 く,レ ー ス ウ ェイ壁 の 移 行 部 で 急 激 に 温 度 が 低 下 し,シ が 低 く,停 4.結 図2羽 口 径 方 向 の 微 粉 コ ー ク ス 発 生 状 況 と温 度 分 布 ャ ー プ な 分 布 を し て お り,成 型 コ ー ク ス 使 用 時 は,レ ー ス ウ ェ イ内 で の 最 高 温 度 滞 部 で の 最 高 温 度 が 高 い平 坦 な分 布 とな る 言 成 型 コ ー ク ス を 使 用 し た 場 合 の 高 炉 高 温 部 で の コ ー ク ス の 挙 動 が か な り把 握 出 来 た し か し,そ は 殆 ん ど推 論 の 域 を 出 て い な い レ ー ス ウ ェ イ で の 微 粉 コ ー ク ス の 発 生 メ カ ニ ズ ム や 温 度 分 布 等,高 っ て は 重 要 な 問 題 で あ り,今 1)加 瀬 ほ か,鉄 後の検討課題 である と鋼64,S115(1978)2)原 口 ほ か,鉄 80 と鋼65,S(1979) の メ カニズム 炉 操 業に と