妊娠 出産 不妊に関する知識の普及啓発について 埼玉県参考資料 現状と課題 初婚の年齢は男女とも年々上昇している 第一子の出生時年齢も同時に上昇している 理想の子ども数を持たない理由として 欲しいけれどもできないから と回答する夫婦は年々上昇している 不妊を心配している夫婦の半数は病院へ行っていない

Similar documents
特定不妊治療費助成制度 の利用の手引き ( 申請案内 ) 平成 23 年 8 月 1 日から特定不妊治療に対する助成制度を創設しました 富田林市では 不妊治療の経済的負担の軽減を図るため 大阪府及びその他の都道府県 指定都市 中核市 ( 以下 大阪府等 という ) が実施する 特定不妊治療費助成制度

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題         

1. 交際や結婚について 4 人に3 人は 恋人がいる または 恋人はいないが 欲しいと思っている と回答している 図表 1 恋人が欲しいと思わない理由は 自分の趣味に力を入れたい 恋愛が面倒 勉強や就職活動に力を入れたい の順に多い 図表 2 結婚について肯定的な考え方 ( 結婚はするべきだ 結婚

体外受精についての同意書 ( 保管用 ) 卵管性 男性 免疫性 原因不明不妊のため 体外受精を施行します 体外受精の具体的な治療法については マニュアルをご参照ください 当施設での体外受精の妊娠率については別刷りの表をご参照ください 1) 現時点では体外受精により出生した児とそれ以外の児との先天異常

<4D F736F F D DE97C78CA78F418BC B28DB895F18D908F DC58F49817A2E646F63>

15 第1章妊娠出産子育てをめぐる妻の年齢要因

2 注釈 1 精液検査とは? 射精した精液中の精子の数や運動性 形などを調べる検査で これらの結果を 精液所見 といい 治療方針が決められることが多い 精液検査の標準値として左図のWHOラボマニュアルに準拠している場合が多い 注釈 2 フーナーテストとは? 代表的な精子 - 子宮頸管粘液適合試験であ

中小企業のための「育休復帰支援プラン」策定マニュアル

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

【資料3】少子化モデル事業資料

はじめての子どもが生まれる前に 赤ちゃんの世話をしたことがある割合 (25 年度と 20 年度の 比較 ) 利用ニーズ把握のための調査 ( 平成 20 年 ( 市民意識調査 ) 25 年 ( 未就学児 )) < 平成 20 年 > 無回答 2.9% < 平成 25 年 > 無回答 %

統計トピックスNo.96 登山・ハイキングの状況 -「山の日」にちなんで-

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

日本産科婦人科学会雑誌第68巻第8号

健康だより Vol.71(夏号)

はじめに 近年 がんに対する治療の進歩によって 多くの患者さんが がん を克服することができるようになっています しかし がん治療の内容によっては 造精機能 ( 精子をつくる機能のことです ) が低下し 妊娠しにくくなったり 妊娠できなくなることがあります また 手術の内容によっては術後に性交障害を

妊娠・出産MyBook.indd

PowerPoint プレゼンテーション

.T.v...ec6

次に 母親の年齢別 出生順位別の出生数をみていきましょう 図 2-1は母親の年齢別に第 1 子出生数をみるグラフです 第 1 子の出生数は20 年間で1,951 人 (34.6%) 減少しています 特に平成 18 年から平成 28 年にかけて減少率が大きく 年齢別に見ると 20~24 歳で44.8%

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

資料1-1 HTLV-1母子感染対策事業における妊婦健康診査とフォローアップ等の状況について

アイヌ政策に関する世論調査 の概要 平成 3 0 年 8 月内閣府政府広報室 調査対象 全国 18 歳以上の日本国籍を有する者 3,000 人 有効回収数 1,710 人 ( 回収率 57.0%) 調査時期平成 30 年 6 月 28 日 ~7 月 8 日 ( 調査員による個別面接聴取 ) 調査目的

第 5 章管理職における男女部下育成の違い - 管理職へのアンケート調査及び若手男女社員へのアンケート調査より - 管理職へのインタビュー調査 ( 第 4 章 ) では 管理職は 仕事 目標の与え方について基本は男女同じだとしながらも 仕事に関わる外的環境 ( 深夜残業 業界特性 結婚 出産 ) 若

配偶子凍結終了時 妊孕能温存施設より直接 妊孕能温存支援施設 ( がん治療施設 ) へ連絡がん治療担当医の先生へ妊孕能温存施設より妊孕能温存治療の終了報告 治療内容をご連絡します 次回がん治療の為の患者受診日が未定の場合は受診日を御指示下さい 原疾患治療期間中 妊孕能温存施設より患者の方々へ連絡 定

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

奈良県特定不妊治療費助成を 受けられる方へ

179:砥部町特定不妊治療費助成事業実施要綱

<4D F736F F F696E74202D208DA196EC90E690B E63589F EA98EA191CC92B28DB882DC82C682DF E392E B315D81408DA196EC205B8CDD8AB B83685D>

結婚しない理由は 結婚したいが相手がいない 経済的に十分な生活ができるか不安なため 未婚のに結婚しない理由について聞いたところ 結婚したいが相手がいない (39.7%) で最も高く 経済的に十分な生活ができるか不安なため (2.4%) 自分ひとりの時間が取れなくなるため (22.%) うまく付き合え

夫婦間でスケジューラーを利用した男性は 家事 育児に取り組む意識 家事 育児を分担する意識 などに対し 利用前から変化が起こることがわかりました 夫婦間でスケジューラーを利用すると 夫婦間のコミュニケーション が改善され 幸福度も向上する 夫婦間でスケジューラーを利用している男女は 非利用と比較して

神戸市特定不妊治療費助成事業のおしらせ

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

Transcription:

平成 28 年 10 月 26 日 妊娠 出産 不妊に関する知識の普及啓発について 埼玉県知事上田清司 人口動態統計によると 初婚の年齢は男性 女性とも年々上昇し 晩婚化が進んでいる 女性においては 平成 7 年の 26.3 歳が 20 年で約 3 歳上昇し 29.4 歳となっている 第一子の平均出生時年齢も上昇し 平成 27 年で 30.7 歳となっている また 第 15 回出生動向基本調査によると 夫婦に尋ねた理想の子ども数は 2.32 人であるのに対し 夫婦が実際に持つつもりの子ども数は 2.01 人とかい離が見られた 理想の子ども数を持たない理由では 23.5% の方が 欲しいけれどできないから と回答している 不妊についての調査項目では 子どものいない夫婦の 55.2% が不妊を心配した経験があり そのうち約半分は医療機関にかかったことがないと回答している 不妊は女性に原因があるというイメージがいまだに強いが 実際は 不妊の原因の約半分が男性側にある 日本産科婦人科学会によると 不妊治療の妊娠率は女性の年齢が 25 歳で 27.7% 35 歳で 22.9% 45 歳で 2.2% であり 医学的にも早期に治療を始めることが効果的であることが分かっている 子どもを欲しい人が希望どおり子どもを持てるように 晩婚化が進む社会で不妊の問題が以前よりも深刻になっていること 不妊は男性 女性双方の問題で夫婦そろって取り組むものであることの認識を広げることが重要である ( 提案 ) 首都圏で連携して妊娠 出産 不妊に関する正しい知識を早い段階で身に付けられるよう周知し 早期に 夫婦そろって 不妊検査 不妊治療を受診する意識の向上を図るため 以下の取組を提案する ( 取組例 ) 学校や企業を通し 若い世代へ妊娠 出産 不妊に関する知識の普及啓発を図る 早期に 夫婦そろって不妊検査 不妊治療の受診につながるよう 不妊に関する各種支援施策 ( 助成制度や相談窓口等 ) を周知及び展開する

妊娠 出産 不妊に関する知識の普及啓発について 埼玉県参考資料 現状と課題 初婚の年齢は男女とも年々上昇している 第一子の出生時年齢も同時に上昇している 理想の子ども数を持たない理由として 欲しいけれどもできないから と回答する夫婦は年々上昇している 不妊を心配している夫婦の半数は病院へ行っていない 32 歳 30 歳 28 歳 26 歳 27.5 28.0 29.1 29.9 30.7 H7 H12 H17 H22 H27 第一子の平均出生時年齢は 30.7 歳 男性の初婚年齢 女性の初婚年齢 出産時年齢 ( 第 1 子 ) 出典 : 厚生労働省人口動態統計 4 組に 1 組 出典 : 厚生労働省出生動向基本調査 出典 : 厚生労働省出生動向基本調査 国の取組 (H28) 特定不妊治療費助成事業及び男性不妊治療費の助成 1 対象治療 ( 女性 ): 体外受精 顕微授精 初回 30 万円 2~6 回 15 万円 2 対象治療 ( 男性 ): 精子採取術 埼玉県の取組 平成 27 年度まで 妊娠 不妊に関する正しい知識の普及啓発冊子の活用 一問一答マンガ形式の冊子を婚姻時や成人式等で配布 H27 年度末実績 46,445 部 男性不妊治療費に対する助成 男性の 100 人に 1 人と言われる無精子症に対する治療費助成を国に先駆けて実施 H27 年度末実績 48 件 平成 28 年度からの取組 埼玉県こうのとり大使の任命 1 回あたり 15 万円 不妊への理解を深めるため 不妊治療経験者のダイアモンド ユカイ氏を大使として任命し県広報誌やブログ等で情報発信 不妊の原因の約半分は男性側にある 男性のみ 24% 男女両方 24% 女性のみ 41% 不明 11% 共同取組の提案 出典 :WHO 資料 年齢が若いうちに不妊治療を受けた女性の妊娠率は高い傾向にある 女性の年齢 25 歳 30 歳 35 歳 40 歳 45 歳 妊娠率 27.7% 26.6% 22.9% 13.6% 2.2% 出典 : 日本産科婦人科学会 ART データ集 首都圏で連携して妊娠 出産 不妊に関する正しい知識を早い段階で身 に付けられるよう周知し 早期に 夫婦そろって 不妊検査 不妊治療 を受診する意識の向上を図るため 以下の取組を提案する 子どもを欲しい人が希望通りに子どもを持てるために 晩婚化が進む社会で不妊の問題が以前よりも深刻となっていること 不妊は男性 女性双方の問題で夫婦そろって取り組むものであること ( 取組例 ) 学校や企業を通し 若い世代へ妊娠 出産 不妊に関する知識の普及啓発を図る 早期に 夫婦そろって 不妊検査 不妊治療の受診につながるよう 不妊に関する各種支援策 ( 助成制度や相談窓口等 ) を周知及び展開する の認識を広げることが重要である

02 願うときにこうのとりは来ますか?

願うときにこうのとりは来ますか? 03

04 願うときにこうのとりは来ますか?

05 願うときにこうのとりは来ますか?

06 願うときにこうのとりは来ますか?

願うときにこうのとりは来ますか? 07

08 願うときにこうのとりは来ますか?

願うときにこうのとりは来ますか? 09

10 願うときにこうのとりは来ますか?

11