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char int float double の変数型はそれぞれ 文字あるいは小さな整数 整数 実数 より精度の高い ( 数値のより大きい より小さい ) 実数 を扱う時に用いる 備考 : 基本型の説明に示した 浮動小数点 とは数値を指数表現で表す方法である 例えば は指数表現で 3 書く

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1/8 ページ Java 基礎文法最速マスター Java Javaの文法一覧です 他の言語をある程度知っている人はこれを読めばJavaの基礎をマスターしてJavaを書くことができるようになっています 簡易リファレンスとしても利用できると思いますので これは足りないと思うものがあれば教えてください 1. 基礎 class の作成プログラムはclassに記述します たとえばSampleという名前のclassを作る場合 Sample.javaファイル内に次のように書きます public class Sample { main メソッドの作成プログラムはclass 内のmainメソッドの先頭から実行されます mainメソッドは次のように書きます public class Sample { public static void main( String[] args ) { // 処理を書く System.out.println メソッド文字列を表字するメソッドです System.out.println( "Hello world" ); コメントコメントです // 一行コメント /* */ 複数行コメント /** */ JavaDoc コメント 変数の宣言変数の宣言です 変数の宣言時にはデータ型を指定します // 変数 int num; データ型データ型です Javaのデータ型にはプリミティブ型と参照型があります 以下はプリミティ

2/8 ページ ブ型のデータ型です // int( 整数 ) 型 int num; // char( 文字 ) 型 char c; // float( 単精度浮動小数点 ) 型 float value; // double( 倍精度浮動小数点 ) 型 double value; // boolean( 論理 ) 型 boolean flag; 以下は参照型のデータ型です // String 型 String s; // Date 型 Date d; // 配列型 String[] array; プログラムのコンパイルプログラムをコンパイルするには コマンドラインで以下のようにします javac Sample.java プログラムの実行プログラムを実行するには コマンドラインで以下のようにします java Sample 2. 数値数値の表現 int float double 型の変数に数値を代入できます int 型には整数だけ代入できます float double 型には整数でも小数でも代入できます int i = 2; int i = 100000000; float num = 1.234f; double num = 1.234; 四則演算四則演算です num = 1 + 1; num = 1-1; num = 1 * 2; num = 1 / 2; 商の求め方です 割る数と割られる数が両方とも整数の場合 計算結果の小数点以下 が切り捨てられます

3/8 ページ num = 1 / 2; // 0 割る数と割られる数のどちらかが小数の場合 計算結果の小数点以下が切り捨てられ ません num = 1.0 / 2; // 0.5 num = 1 / 2.0; // 0.5 num = 1.0 / 2.0; // 0.5 余りの求め方です // 余り mod = 4 % 2 インクリメントとデクリメントインクリメントとデクリメントです // インクリメント ++i; // デクリメント --i; 3. 文字列文字列の表現文字列はダブルクォートで囲みます String str = "abc"; 文字列操作各種文字列操作です // 結合 String join = "aaa" + "bbb"; // 分割 String[] record = "aaa,bbb,ccc".split( "," ); // 長さ int length = "abcdef".length(); // 切り出し "abcd".substring( 0, 2 ) // abc // 検索 int result = "abcd".indexof( "cd" ) // 見つかった場合はその位置 見つからなかった 3 4 4. 配列配列変数変数の宣言配列です

4/8 ページ // 配列の宣言 int[] array; 配列の生成配列の生成です 配列の生成時には要素数を指定するか 初期データを指定します int [] array; // 要素数を指定して配列を生成 array = new int[5]; // 初期データを指定して配列を生成 array = new int[] { 1, 2, 3 ; // 宣言と同時に配列を生成 int[] array2 = new int[5]; 配列の要素要素の参照と代入配列の要素の参照と代入です // 要素の参照 array[0] array[1] // 要素の代入 array[0] = 1; array[1] = 2; 配列の要素要素数配列の要素数を取得するには以下のようにします array_num = array.length; 配列のコピー配列の要素を別の配列にコピーするには以下のようにします int[] from = new int[] { 1, 2, 3 ; int[] to = new int[5]; System.arraycopy( from, 0, to, 0, from.length ); 5. 制御文 if 文 if 文です if ~ else 文 if ~ else 文です

5/8 ページ else { if ~ else if 文 if ~ else if 文です else while 文 while 文です int i = 0; while ( i < 5 ) { // 処理 ++i; for 文 for 文です for ( int i = 0; i < 5; ++i ) { for-each 文 for-each 文です 配列の各要素を処理できます int[] fields = new int[] { 1, 2, 3 ; for ( int field: fields ) { 6. メソッド Javaでは関数をメソッドと言います メソッドを作るには次のようにします 戻り値を返却するにはreturn 文を使います static int sum( int num1, int num2 ) { int total; total = num1 + num2; return total;

6/8 ページ 9. ファイル入出力ファイル入出力です ファイル入出力を行うには プログラムの先頭に以下を記述します import java.io.*; 以下がファイル入力の雛形になります ファイルのオープンや読み込みに失敗した場 合 catch 節に処理が移ります BufferedReader reader = null; try { reader = new BufferedReader( new FileReader( filename ) ); String line; while ( ( line = reader.readline() )!= null ) { catch ( IOException e ) { // エラー処理 : finally { if ( reader!= null ) { try { reader.close(); catch ( IOException e ) {s 以下がファイル出力の雛形になります ファイルのオープンや書き込みに失敗した場合 catch 節に処理が移ります PrintWriter writer = null; try { writer = new PrintWriter( new BufferedWriter( new FileWriter( filename ) ) ) writer.println( "abc" ); writer.println( "def" ); writer.println( "fgh" ); catch ( IOException e ) { // エラー処理 : finally { if ( writer!= null ) { writer.close(); 3 4 知っておいたほうがよいっておいたほうがよい文法 Javaでよく出てくる知っておいたほうがよい文法の一覧です 繰り返し文の途中途中で抜ける繰り返し文の途中で抜けるにはbreak 文を使用します

7/8 ページ for ( i = 0; i < 5; ++i ) { break; // 条件を満たす場合 for 文を抜ける 繰り返しのしの残り部分部分の処理をスキップスキップする残りの部分処理をスキップし 次の繰り返しに進むにはcontinue 文を使用します for ( i = 0; i < 5; ++i ) { continue; // 条件を満たす場合 残りの部分処理をスキップし 次の繰り返 3 4 例外処理例外を投げるにはthrow 文を使用します throw new Exception( "Error messsage" ); 例外処理をするには try ~ catch 文を使用します try { // 例外が発生する可能性のある処理 catch ( Exception e ) { // 例外発生時の処理 Java 参考資料 Javaを使うなら必ず覚えておきたいデータ構造 - 配列 リスト マップ Javaを使うなら理解しておきたいアルゴリズム - 抽出 ソート 結合 集計 ( リスト & マップ編 ) Javaを使うなら理解しておきたいアルゴリズム - 抽出 ソート 結合 集計 ( リスト & ビーン編 ) 基礎文法最速マスターリンクスターリンク集この記事は最近の基礎文法最速マスターの流れに便乗して作成したものです 以下 各種基礎文法最速マスターへのリンクです Perl 基礎文法最速マスター - Perl 入門 ~サンプルコードによるPerl 入門 ~ Route 477 - Ruby 基礎文法最速マスター PHP 基礎文法最速マスター Shin x blog Python 基礎文法最速マスター - D++ のはまり日誌 Java 基礎文法最速マスター - 何かしらの言語による記述を解析する日記 VBA 基礎文法最速マスター - 何かしらの言語による記述を解析する日記 Brainf*ck 基礎文法最速マスター - 医者を志す妻を応援する夫の日記 Haskell 基礎文法最速マスター - think and error

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