資料 920MHz 帯作 3-3 別紙 1 920MHz 帯アクティブ小電力無線システム技術的条件案 2011 年 4 月 4 日 ユビキタスネットワーキングフォーラム 電子タグ高度利活用部会無線通信専門委員会 UHF 帯電子タグシステム標準化 WG

Similar documents
Microsoft Word - STD-T93−TŠv.doc

資料 920 作 MHz 帯小電力無線システムの高度化に係る技術基準の見直し ( 案 ) 狭帯域の周波数使用方法 電波の型式の追加 送信時間制限の緩和 空中線利得の見直し

<4D F736F F F696E74202D2091E F DA EF C835B B835E2E707074>

150MHz 帯デジタルデータ通信設備のキャリアセンスの技術的条件 ( 案 ) 資料 - 作 4-4

航空無線航行システム (DME) 干渉検討イメージ DME:Distance Measuring Equipment( 距離測定装置 ) 960MHz から 1,215MHz までの周波数の電波を使用し 航空機において 当該航空機から地表の定点までの見通し距離を測定するための設備 SSR:Secon

日本の電気通信機器の技術基準について

920MHz 帯 RFID の屋外利用等に関する技術的条件 調査検討報告書概要 2017 年 10 月 19 日 電気興業株式会社

(1000 字を超える長文のため 以下に主な意見趣旨を抜粋 ) 150MHz 帯生体検知通報システムについて 山岳救助用を含めて 142.5~ MHz と ~146.99MHz としたらどうか 登山者検知通報システムについては時間的なチャネル共用が可能のため 当該システムにお

Microsoft PowerPoint  433委員会報告概要.ppt

目次 1. 目的 用語の定義 チャネル割り当て チャネルプラン チャネル割り当ての考え方 システム構築の注意点 無線局の選択 電波環境の把握 使用チャネルの

資料 920 作 情報通信審議会情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会 報告 ( 案 )

920MHz 帯小電力無線システムの高度化に係る技術的条件の検討 1 検討背景 920MHz 帯の小電力無線システムにおいては 平成 23 年に制度化され 移動体識別やスマートメーター等に広く利用されつつある 近年 多様化するセンサーネットワークの構築に向け 広帯域の周波数利用だけでなく センサーの

資料 2028-AHG-3-2 情報通信審議会情報通信技術分科会公共無線システム委員会技術的条件作業班既存放送業務との検討アドホックグループ 検討用資料 平成 21 年 12 月 9 日 1

スマートメータ(2FSK)向け TELEC T258 テストソリューション

参考資料 3-11 MCA との周波数共用検討

第二世代小電力データ通信システム/ワイヤレスLANシステム標準規格

1 第 5 回情報通信審議会作業班資料資料 60 作 5-2 干渉評価検討結果 1. 評価基準の違いによる離隔距離について - エントランス回線システムにおける机上計算 - 2. アンテナモデルに対する差分 平成 27 年 3 月 6 日 パナソニック株式会社

資料 12-5 新世代モバイル通信システム委員会技術検討作業班説明資料 BWA 高度化 (WiMAX R3.0) 及び定期検査の要望について 2019 年 3 月 27 日 UQ コミュニケーションズ株式会社 Copyright UQ Communications Inc. 1

他無線システムとの干渉検討とラボ内試験の実施方法について

資料2-3 要求条件案.doc

送信信号合成モジュール開発資料

<4D F736F F F696E74202D205B30312D30335D E838B B C DEC8BC694C791E688EA89F15F735847

平成19年度・地球工学研究所の知的財産に関する報告会 - 資料集

CONTENTS 1 移動通信市場の動向 ( 契約者数 トラフィック状況 等 ) 2 LTE-Advancedに関する国際標準化動向 等 3 将来のLTE-Advancedサービスの展望 4 LTE-Advanced 高度化への要望 1

UWB(Ultra Wide Band: 超広帯域 ) 無線システムについて UWB 無線システムの概要 UWB 無線システムとは : 非常に広い帯域幅にわたって電力を拡散させて 数百 Mbps 規模の高速通信を可能とする無線システム 電力 (W/MHz)

点検基準・積算基準(案)デジタル陸上移動通信システム

資料 STL/TTL 作 5-3 報告書作成に向けた検討提案 株式会社 NHK アイテック 株式会社日立国際電気


世界での接続機能を有するデバイス数の推移予測 様々な業界での IoT への注目 今後出現するアプリケーションやビジネスモデル 標準化やデバイス価格の低下などにより 接続デバイス数は増加すると予測 2022 年には合計 290 億のデバイスがネットワークに接続され そのうち 181 億以上は IoT

別紙 -1 国土交通省デジタル陸上移動通信システム 点検基準 ( 案 ) 及び点検業務積算基準 ( 案 )

資料 ISDB-T SB 信号から FM 受信機への干渉実験結果 1 実験の目的および方法 実験の目的 90~108MHz 帯のISDB-T SB 信号からFM 放送波への影響について干渉実験を行う 実験方法 FM 放送波を 89.9MHz に ISDB-T SB 信号を 90~10

アマチュアデジタル標準規格 平成 25 年 1 月 15 日 平成 25 年 4 月 18 日 第 1.0 版 第 1.01 改訂 八重洲無線株式会社

Microsoft Word - 02__⁄T_ŒÚ”�.doc

技術協会STD紹介

MX705010A Wi-SUN PHY 自動測定ソフトウェア 製品紹介

<4D F736F F F696E74202D CF88F589EF8E9197BF322D E9197BF819C81408FAC936497CD88CF88F589EF95F18D908A

<4D F736F F F696E74202D E9197BF362D FA91978E968BC CC8CBB8FF393992E707074>

電波型式を決める規則 電波型式は アルファベット 数字 ( 例外もあります ) アルファベット の 3 文字で構成され それぞれの 文字の意味は 次の表のとおりです 第 1 文字第 2 文字第 3 文字 主搬送波の変調の型式主搬送波を変調する信号の性質伝送情報の型式 無変調 N 変調信号無し 0 無

資料 UWB 作 1-3 情報通信審議会情報通信技術分科会陸上無線通信委員会 UWB 無線システム屋外利用検討作業班 ( 第 1 回 ) 2018 年 6 月 15 日 UWB 無線システムに関する海外動向 FMMC 一般財団法人マルチメディア振興センター 1

面は 水平 垂直及び円偏波 ( 右旋及び左旋 ) であること ( キ ) 800MHz 帯の周波数の電波を使用する無線局については 下図以上の特性のフィルターを挿入すること ( キ ) 1,000MHz 以上の電波を使用する無線局の送信空中線の最大輻射の方向は 次に掲げる区分に従い それぞれに掲げる

base station for CDMA2000(1xEV-DO)

簡易無線のデジタル化と利用拡大 従来の簡易無線局 アナログ式 音声通信が利用主体 データ伝送や高度利用等のニーズの多様化等の需要の増加や周波数の逼迫が懸念 運送業 工事現場等で利用 400MHz 帯簡易無線局にデジタル方式を導入 多様なニーズに対応 データ伝送システム データ伝送速度の向上により新た

Microsoft Word - H5-611 送信タイミング等.doc

<4D F736F F F696E74202D208EFC A6D95DB939982C98AD682B782E988D38CA98F9182CC8E518D6C8E9197BF5F E707074>

2.5GHz帯OFDMA陸上移動局測定方法書

<4D F736F F F696E74202D2091E FCD91BD8F6489BB82C691BD8F E835A83582E >

<4D F736F F D2094F78EE A8B9797A3816A96B390FC8B408AED82CC8B5A8F B815F904D959496B35F F D86816A2E646F63>

0 資料 GHz 帯空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム の共用検討状況 ブロードバンドワイヤレスフォーラム (BWF)

Microsoft PowerPoint - PM4 安川_無線の基礎及びISA100.11a技術の特徴g.pptx

小電力セキュリティシステム等の高度化に向けた技術的条件の検討 一の送信 一の送信 送信休止送信休止 3 秒以内 技術進歩による機器要求条件の高度化 2 秒以上 時間 現行のシステムの概要と課題 課題 1: 機器の小型化 課題 2: 送信時間制限 テレメーター テレコントロール用無線モシ ュール高さ

800MHz 帯OFDM 変調方式テレビジョン放送番組素材伝送システム標準規格

PowerPoint プレゼンテーション

3.7GHz 帯, 4.5GHz 帯の検討

1 総則 1.1 適用本トンネル内ラジオ再放送設備 ( 割込み無し ) 機器仕様書 ( 案 )( 以下 本仕様書 という ) は 国土交通省が設置するトンネル内ラジオ再放送設備 ( 以下 本設備 という ) を構成するAM 及びFMラジオ再放送の機器等に適用するものであり 本仕様書に定めのないものに

untitled

資料 AD 1-9 IoT に向けた emtc の 制度整備について 2016/11/29 UQ コミュニケーションズ Copyright UQ Communications Inc. All Rights Reserved 1

ITS 安全運転支援システムイメージ

資料 2-1 VHF 帯での利用を計画する 具体的システムの提案について 平成 30 年 12 月 21 日 ( 株 )NTT ドコモ 2018 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved.

目 次 1. 目 的 用 語 の 定 義 チャネル 割 り 当 て チャネルプラン チャネル 割 り 当 ての 考 え 方 システム 構 築 の 注 意 点 無 線 局 の 選 択... 8

1. 業務用無線の主な利用分野 業務用無線の主な利用分野 150MHz 260MHz 及び 400MHz 帯 ( 自営系陸上移動通信 ) 公共業務国民の安全や人命 財産の保護 ( 保全 ): 警察 消防 / 救急 防災 電気 ガス 水道 鉄道 道路 ( ライフライン ) など 一般業務 各種業務専用

<4D F736F F F696E74202D2093C192E88FAC936497CD96B390FC8B408AED89F090E08F5782F08E B782E982C982CD5F B8CDD8AB B83685D>

背景 オフィスや家庭での無線 LAN 利用に加えて スマートフォンの普及に伴い空港 駅や競技場 イベント会場におけるモバイルデータ オフロードが増えています さらに モノがインターネットにつながる IoT *2 (Internet of Things) などの進展によって 無線 LAN の通信量 (

市町村デジタル移動通信システム(SCPC/4値FSK方式)標準規格

国土技術政策総合研究所 研究資料

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF322D338C9F93A289EF82C98CFC82AF82C48A F18D DC58F4989FC816A>

報道資料

<4D F736F F D CA C8E DA8E9F814195CA CC955C8E862E646F63>

収 印紙 無線局免許申請書平成年 (50W 以下の局の申請 数料は収 印紙 4,300 円です ) (50W 超の局の申請 数料は収 印紙 8,100 円です ) 関東 総合 通信 局 殿 申請者住所 ( 社団の名称 ) 名 ( 社団の場 合は代表者名 ) 印 無線局 ( アマチュア局 ) を開設し

アマチュア局の無線設備等の変更申請 ( 届 ) 書 平成年 関東総合通信局 殿 申請者 住所 ( 社団の名称 ) 名 ( 社団の 場合は代表者名 ) 印 無線局 ( アマチュア局 ) の下記の事項を変更したい ( した ) ので 別紙の書類を添えて申請 ( 届出 ) します 記 (1) 指定事項 電

.a.._4..+.C..pdf.p.p65

技術検討作業班ヒアリング資料 資料 12-1 技術検討作業班における 主な議題について 2019 年 3 月 27 日 株式会社 NTT ドコモ Copyright 2019 NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved.

平成16年1月13日

規格会議の結果

資料1-5 5GHz帯におけるレーダーの概要

Microsoft Word - r0703.doc

Microsoft PowerPoint - 第06章振幅変調.pptx

スマートメーター通信機能基本仕様に対する意見 について Ⅲ. 無線マルチホップネットワークのシステム概要 Ⅲ- 3. 通信ユニット概要ハードウェアアンテナについて 平成 24 年 4 月 20 日 三菱マテリアル株式会社電子材料事業カンパニーセラミックス工場電子デバイス開発センター 1

.2GHz 帯及び TV ホワイトスペース帯における電波伝搬調査結果 (2) ) 見通し屋外電波伝搬調査 各周波数帯における到達距離およびダイバシティ効果 送受信間の距離や移動による影響を表 に示す場所で確認した 調査した結果 図 2で示すように 800MHz 帯 ホワイトスペース帯.2GHz 帯で

スライド 1

出岡雅也 旭健作 鈴木秀和 渡邊晃 名城大学理工学部

<4D F736F F D E838B8AC888D596B390FC8BC782CC88DA93AE94CD88CD82CC8A6791E52E646F6378>

西田構成員 :2 時間単位での利点を活かすためには 前半の 1 時間をバーストモードとして 720 秒間送信を行い 後半の 1 時間では送信を行わないなど モードの切り替えが必要となる 三次主任 : 資料中では 2 日間で 500 台のアップデートが可能である記載されているが その場合 20% とい

<4D F736F F F696E74202D D824F D F F AAE97B9205B8CDD8AB B83685D>

No43 テレビ放送電波はどんな形?(その1・概説)

5GHz 作 15-4 DFS 試験時の通信負荷条件定義について 2019 年 3 月 1 日 NTT 東芝 クアルコムジャパン 1

PowerPoint プレゼンテーション

3. 測定方法 測定系統図 測定風景写真

Microsoft PowerPoint - acr_rod_ b.ppt [互換モード]

No89 地上デジタル放送受信機(その1・概説)

動電話端末 の定義を追加 IP 移動電話端末が具備すべき機能として 基本的機能 ( 発信 応答 終了 ) 自動再発信の機能 送信タイミング 位置登録制御 緊急通報機能等について規定を整備 ( 移動電話端末とほぼ同様の項目 ) (2)IP 移動電話端末に係る新たな技術基準適合認定の整備 ( 諮問対象外

1

920MHz帯テレメータ用、テレコントロール用及びデータ伝送用無線設備標準規格

無線局事項書及び工事設計書 整理番号 1 申請 ( 届出 ) の区分 開設 変更 2 免許の番号 A 第号 3 呼出符号 4 欠格事由 有 無 5 申 氏名 社団 ( クラブ )/ 個人の別 フリガナ 社団 ( クラブ ) 局名 6 工事落成の予定期日 日付指定 :... 予備免許の日から 月目の日

Mode S Daps 技術

資料 920 作 MHz 帯電子タグシステム等 に関する国際動向 平成 28 年 11 月 24 日 本資料は ( 一財 ) マルチメディア振興センター殿がまとめられた資料を転載したものです

3.1.2 システム設計上の条件 (1) フレーム長フレーム長は10msであり サブフレーム長は1ms(10サブフレーム / フレーム ) スロット長は0.5ms(20スロット / フレーム ) であること (2) 電磁環境対策移動局と自動車用電子機器や医療電子機器等との相互の電磁干渉に対しては 十

PowerPoint プレゼンテーション

FSC FSC-110 通信仕様書 (CC-Link 通信プロトコル )

IrDA型赤外線タグ仕様

電波法関係審査基準 ( 平成 13 年 1 月 6 日総務省訓令第 67 号 ) の一部を改正する訓令案新旧対照表 ( 下線部は変更箇所を示す ) 改正案 現行 別紙 2 ( 第 5 条関係 ) 無線局の目的別審査基準 別紙 2 ( 第 5 条関係 ) 無線局の目的別審査基準 第 1 ( 略 ) 第

Transcription:

915.0 915.2 915.4 915.6 915.8 916.0 916.2 916.4 916.6 916.8 917.0 917.2 917.4 917.6 917.8 918.0 918.2 918.4 918.6 918.8 919.0 919.2 919.4 919.6 919.8 920.0 920.2 920.4 920.6 920.8 921.0 921.2 921.4 921.6 921.8 922.0 922.2 922.4 922.6 922.8 923.0 923.2 923.4 923.6 923.8 924.0 924.2 924.4 924.6 924.8 925.0 925.2 925.4 925.6 925.8 926.0 926.2 926.4 926.6 926.8 927.0 927.2 927.4 927.6 927.8 928.0 928.15 928.25 928.35 928.45 928.55 928.65 928.75 928.85 928.95 929.05 929.15 929.25 929.35 929.45 929.55 929.65 929.8 930.0 920MHz 帯電子タグシステム等のチャネルプラン ( 案 ) 1W パッシブ 1W LBT パッシブ 250mW パッシブ 10mW パッシブ B B B B B B 資料 920MHz 帯作 3-3 ch 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 中心周波数 1mW アクティブ 10mW アクティブ 20mW アクティブ 250mW アクティブ C C C C C D D D D D D D D D D D D D D D D D D A A A A A A A A A パッシブタグシステム構内無線局 (1W 免許局 ) 構内無線局 (1W 登録局 ) 特定小電力無線局 (250mW) 特定小電力無線局 (10mW) データリターン用チャネル アクティブ小電力無線システム特定小電力無線局 (250mW) 特定小電力無線局 (20mW) 特定小電力無線局 (10mW) 特定小電力無線局 (1mW) 特定小電力無線局 (1mW) (C,D の条件は継続検討中 ) 基準 A(24ch-32ch): パッシブタグの利用を想定したバンド ( キャリアセンスが長め等 ) として ARIB-STD で規定 基準 B(33ch-38ch): アクティブタグの利用を想定したバンド ( キャリアセンスが短め等 ) として ARIB-STD で規定 基準 C(1ch-5ch): データリターン用チャネルを保護しつつ 国際物流用に使用可能なバンド 基準 D(6ch-23ch): データ用チャネルを保護するバンド ( 当面の使用は想定していないバンド )

資料 920MHz 帯作 3-3 別紙 1 920MHz 帯アクティブ小電力無線システム技術的条件案 2011 年 4 月 4 日 ユビキタスネットワーキングフォーラム 電子タグ高度利活用部会無線通信専門委員会 UHF 帯電子タグシステム標準化 WG

c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 2 2 概要 920MHz 帯を利用するアクティブ小電力無線システムの技術条件案を提案する

c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 3 3 条件見直しの概要 技術的条件の見直し アクティブ系小電力無線システムの特徴である パケット通信 に適した条件とし システムの共用性を高める 国際協調やパッシブシステムとの共用を考慮したチャネルプランとする 送信出力の見直し 低出力無線局を ETSI の SRD 案に合わせて 20mW とする 中出力無線局として パッシブシステムで実用実績のある 250mW を追加する

詳細条件 c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 4 4

c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 5 5 チャネルプラン 基本チャネル 種別 1 低出力チャネル種別 2 中出力チャネル 各種システムとの共用のための措置 種別 3 国際物流向け措置種別 4 パッシブ共用措置種別 5 リモコン共用措置 20mW 250mW 1mW 10mW 1mW 種別 2 種別 1 種別 3 種別 4 種別 5 916 917 921 923 924 928 930

c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 6 6 種別 12 低 中出力チャネル 周波数 : 920.5 ~ 928.1MHz 主な用途 : センサーネットワーク スマートメータ用途 空中線電力 : 20mW 以下 (920.5~928.1MHzの場合) 250mW 以下 (920.5~923.5MHzの場合) 空中線利得 : 3dBi 以下 チャネル : 200kHz n (n=1~5) 915-930MHz 不要発射 : -36dBm( 空中線電力が20mW 以下の場合 ) -29dBm( 空中線電力が20mWを超える場合 ) 隣接チャネル漏洩 : -15dBm ( 空中線電力が20mW 以下の場合 ) -5dBm( 空中線電力が20mWを超える場合 ) キャリアセンスレベル : -80dBm 共用条件 : キャリアセンス時間 最大送信時間 休止時間 送信時間総和 128μs 以上 400ms 以下 送信時間が 6ms を超える場合 : 2ms 6ms 以下 : 休止時間無し 1 時間あたりの送信時間の総和が 360 秒以下 ( デューティ 10% 以下 )

c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 7 7 種別 3 国際物流向け措置 周波数 : 主な用途 : 空中線電力 : 空中線利得 : チャネル : 915-930MHz 不要発射 : 隣接チャネル漏洩 : 共用条件 : 915.9~928.1MHz 国際物流向け 1mW 以下 3dBi 以下 200kHz n (n=1~5) -36dBm -26dBm キャリアセンス時間送信時間制御送信時間総和 キャリアセンスなし 100ms 以下送信後 100ms 以上停止 1 時間あたりの送信時間の総和が 3.6 秒以下 (0.1% 以下 ) 補足 : ARIB STD T96 v2.0 に規定 RFID ミラーサブキャリア方式のタグ応答チャネルの保護の観点から 915.9~916.9 MHz( 図 C) は国際物流向けに使用可能とし 916.9~920.5 MHz( 図 D) は当面使用は想定しない チャネル C,D の条件案は パッシブ SWG にて継続検討中

c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 8 8 種別 4 パッシブ共用措置 周波数 : 主な用途 : 空中線電力 : 空中線利得 : チャネル : 915-930MHz 不要発射 : 隣接チャネル漏洩 : キャリアセンスレベル : 共用条件 : 920.5~ 923.5MHz テレメータ テレコントロール タグシステム向け 10mW 以下 3dBi 以下 200kHz n (n=1~5) -36dBm -18dBm -75dBm キャリアセンス時間送信時間制御送信時間総和 10ms 以上 1s 以下送信後 100ms 以上停止規定なし

c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 9 9 種別 5 リモコン共用措置 周波数 : 主な用途 : 空中線電力 : 空中線利得 : チャネル : 帯域内不要発射 : 隣接チャネル漏洩 : キャリアセンスレベル : 共用条件 : 928.1~ 929.7MHz リモコン向けチャネル 1mW 以下 3dBi 以下 100kHz n (n=1~5) -36dBm -26dBm -80dBm キャリアセンス時間送信時間制御送信時間総和 無し 128us 以上 送信時間 50ms 以下休止時間 100ms 以上 送信時間 1s 以下休止時間 50ms 以上 規定無し 1 時間あたりの送信時間の総和が 1800 秒以下 ( デューティ 50% 以下 )

c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 10 10 アクティブの不要発射の許容値の規定 dbm/100khz -29dBm/100kHz -26-36 -39-36dBm/100kHz -39dBm/100kHz -30dBm/MHz -55-61 -55dBm/100kHz -55dBm/100kHz -58dBm/100kHz -65-71 -65(-55dBm/MHz) 電子タグシステム LTE 等 MCA 移動通信 710 900 915 922 928 930 940 960 (MHz) 緩和案 現行 ( 利得 3dBi 以下 ) 10

補足資料 c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 11 11

c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 12 12 空中線電力の説明 20mW ETSI の 915MHz 帯では SRD として 25mW(erp) が議論されている アンテナ利得 3dBi とすると 空中線電力 20mW 程度に相当する ETSI との国際協調性を考慮して 20mW とする 250mW パッシブシステムとして既に 250mW の運用がされており アクティブシステムとしても同等の空中線電力を規定することで 郊外における中継機等の利用が有効になる 内蔵アンテナを基本とするスマートメータのパイプシャフト間通信において 250mW を用いると安定した通信が可能となる実験結果もある

c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 13 13 ( 参考 ) 空中線電力 1 20mW ETSI TR 102 649-2 V1.1.1 (2008-09)

c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 14 14 ( 参考 ) 空中線電力 2 250mW パイプシャフト (PS) 間通信 測定結果より 隣接するPS 間通信の中には マージンが十分取れないケースあり ( 受信電力が-90dBm 程度 ) 内蔵アンテナ化するとアンテナ利得が低下するため 高出力化で補う必要がある 試算 内蔵アンテナ化によるアンテナ利得の損失 :10dB (1アンテナ当り) ( 所要出力値 ) = 4dBm + 10dB x 2 = 24dBm (250mW) 測定結果 測定機器緒元 SRC DST RSSI 機能 無線部 仕様 周波数帯 : 950MHz 測定場所 PS 501 号室 502 号室 503 号室 PS 403 501-96dBm 501 403-96dBm 403 401-86dBm アンテナ 無線規格 : IEEE802.15.4d 変調方式 : GFSK 通信速度 : 100kbps 送信出力 : 3~4dBm 受信感度 : -100dBm 外付けロッドアンテナ (2.14dBi) 401 号室 402 号室 403 号室 301 号室 302 号室 303 号室 201 号室 202 号室 203 号室 101 号室 102 号室 103 号室 401 403-86dBm 403 301-93dBm 301 403-92dBm 403 201-92dBm 201 403-84dBm 403 101-73dBm 101 403-86dBm

c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 15 15 送信時間制御の説明 1 最大送信時間 スマートメータ用無線規格である IEEE802.15.4g において 必須事項として規定されている以下の 最大送信時間を利用できるようにする ビットレート SHR PHY Preamble [octet] SFD [octet] header [octet] PHY payload [octet] Max frame size [octet] [msec] 15.4d BPSK 20kbps 4 1 1 127 133 53.2 15.4d GFSK 100kbps 4 1 1 127 133 10.64 15.4g FSK 50kbps 4 2 2 2047 2055 328.8 100kbps 4 2 2 2047 2055 164.4

c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 16 16 送信時間制御の説明 2 休止時間 送信機 A 送信 休止時間 キャリアセンス 送信機 B キャリアセンス RSSI 転送 判定 周波数切替送信機起動 送信 128μs t A t B t C t D 時間 デバイス例 CC1100 MRF89XA Si4430 t A 160 μs 162 μs 160 μs t C 0 μs 400 μs t D 9.6 μs 900 μs 200 μs デバイス例 MSP430 (4MHz) R8C (3.8MHz) PIC16F (2 MHz) t B 40 μs 25 μs 180 μs 処理時間 約 0.3~1.8ms 低電力 ( 低速 ) デバイスとの共用には 2ms 程度の休止時間が望ましい

成功確率 成功確率 c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 17 17 リモコン共用措置の条件 1 - キャリアセンスなし 干渉範囲の検討 送受信空中線利得 3dBi, キャリアセンスレベル -75dBm として 空中線電力所要離隔距離干渉範囲 1mW 291.2 m 26.6 万m2 10mW 920.7 m 266.3 万m2 端末分布が同一なら干渉範囲内の無線局数は 10 分の 1 通信成功確率 ( 送信時間率 ) の検討 キャリアセンスシステムの送信成功確率 ( 時間率 10%) 100% 100% purealoha システムの伝送成功確率 ( 時間率 50%) 90% 80% 70% 60% 成功確率 (1mW) 成功確率 (10mW) 90% 80% 70% 60% 4 台 / km2で成功確率 35% 成功確率 (1mW) 成功確率 (10mW) 50% 4 台 / km2で成功確率 35% 50% 40% 40% 30% 30% 20% 20% 10% 10% 0% 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 0% 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 送信機密度 [ 台 / km2 ] 送信機密度 [ 台 / km2 ] 時間率 50% で 10mW/10% のキャリアセンスシステムと同等

パケット伝送時間 [ms] リモコン共用措置の条件 2 - 送信時間と休止時間 単信システムの想定用途 想定システム動作の形態伝送データ リモコン等数種の動作を操作者が選ぶ ID+ 操作種別 見守り 物品管理等のアクティフ タク ID データの間欠送信 ID 位置 時刻等のビーコン送出機アクティフ タク に場所 ID や時刻等を報知 ID+ 時刻情報等 報知型ワイヤレスセンサー等センサー情報を定期的に報知 ID+ センシングデータ 想定するフレーム構造と最大フレーム長 同期信号等 ID データ 誤り検出等 64 bit 256 bit 512 bit 32 bit 60 50 40 同時使用チャネル数とパケット伝送時間 FSK(m=1) GFSK(m=0.8) MSK(m=0.5) GMSK(BT=0.25) 合計 :108byte 30 20 10 連続送信時間は 50ms 程度必要 0 1 2 3 4 5 同時使用チャネル数 (n 100kHz) ( カーソン帯域の125% で近似 ) c Copyright 2006 Oki Electric Industry Co.,Ltd. S OKI CONFIDENTIAL 18 18

920MHz アクティブ技術的条件整理 2011.4.4 ユビキタスネットワーキングフォーラム 資料 920MHz 帯作 3-3 別紙 2 現アクティブ 新アクティブ ARIB STD-T96 ver.1.1(950mhz) 電波法 3.1 一般条件 (1) 通信方式 単向通信方式 単信方式 複信方式 半複信 方式又は同報通信方式 (2) 伝送内容 主にテレメータ用 テレコントロール用及びデー タ伝送用のための信号 (3) 電波型式 規定しない (4) 周波数 950.8MHzを超え957.6MHz 以下とする 915.9MHzを超え929.7MHz 以下とする (5) 使用環境条件 規定しない 3.2 送信装置 (1) 空中線電力 1mW 以下とする ただし 中心周波数が 954.2MHz から 957.4MHz までの単位チャネルのみにより構成される無線チャネルを使用する場合は 10mW 以下とする 250mW 以下とする ただし 中心周波数が 916.0MHz から 920.8MHz までの単位チャネル および 928.15MHz から 929.65MHz までの単位チャネルを含む構成の無線チャネルを使用する場合は 1mW 以下とし 中心周波数が 923.6MHz から 928.0MHz までの単位チャネル含む構成の無線チャネルを使用する場合は 20mW 以下とする (2) 空中線電力の許容偏差 (3) 無線チャネル +20% -80% 単位チャネル ( 中心周波数が 951.0MHz 以上 957.4MHz 以下の周波数のうち 951.0MHz 又は 951.0MHz に 200kHz の整数倍を加えたものであって 帯域幅が 200kHz のチャネルをいう ) を使用するもの ( 同時使用可能な最大チャネル数は 5 とする ) であること 単位チャネル ( 中心周波数が 916.0MHz 以上 928.0MHz 以下の場合 916.0MHz 又は 916.0MHz に 200kHz の整数倍を加えたものであって 帯域幅が 200kHz のチャネルをいう また 中心周波数が 928.15MHz 以上 929.65MHz 以下の場合 928.15MHz 又は 928.15MHz に 100kHz の整数倍を加えたものであって 帯域幅が 100kHz のチャネルをいう ) を使用するもの ( 同時使用可能な最大チャネル数は 5 とする ) であること (4) 周波数の ±20 10-6 以内であること 許容偏差 (5) 変調方式 規定しない (6) 占有周波数帯幅の許容値 (200 n)khz 以下であること ( 注 n は 一の無線チャネルとして同時に使用する単位チャネル数で 1 2 3 4 又は 5 であること ) (200 n)khz 以下であること ただし 中心周波数が 928.15MHz 以上 929.65MHz 以下の場合は (100 n)khz 以下とする ( 注 n は 一の無線チャネルとして同時に使用する単位チャネル数で 1 2 3 4 又は 5 であること ) (7) 隣接チャネル漏えい電力 A 無線チャネルの両端における電力 1mW それぞれ -20dBm 以下であること 10mW それぞれ -10dBm 以下であること B 無線チャネルに隣接する単位チャネル (200kHz) における隣接チャネル漏えい電力 1mW それぞれ -26dBm 以下であること 10mW それぞれ -18dBm 以下であること 1mW 以下 それぞれ -20dBm 以下であること 1mW を超えて 10mW 以下 それぞれ -10dBm 以下であること 10mW を超えて 20mW 以下 それぞれ -7dBm 以下であること 20mW を超えて 250mW 以下 それぞれ 4dBm 以下であること 1mW 以下 それぞれ -26dBm 以下であること 1mW を超えて 10mW 以下 それぞれ -18dBm 以下であること 10mW を超えて 20mW 以下 それぞれ -15dBm 以下であること 20mW を超えて 250mW 以下 それぞれ -5dBm 以下であること (8) 不要発射の強度の許容値 3.3 受信装置副次的に発する電波等の限度 710MHz 以下 : -36dBm/100kHz 710MHzを超え945MHz 以下 : -55dBm/100kHz 945MHzを超え950MHz 以下 : -55dBm/100kHz 950MHzを超え958MHz 以下 : -39dBm/100kHz 958MHzを超え1000MHz 以下 : -58dBm/100kHz 1000MHzを超え1215MHz 以下 : -48dBm/MHz 1215MHzを超え1884.5MHz 以下 : -30dBm/MHz 1884.5MHzを超え1919.6MHz 以下 : -55dBm/MHz 1919.6MHzを超えるもの : -30dBm/MHz 710MHz 以下 : -54dBm/100kHz 710MHzを超え945MHz 以下 : -55dBm/100kHz 945MHzを超え950MHz 以下 : -55dBm/100kHz 950MHzを超え958MHz 以下 : -54dBm/100kHz 958MHzを超え1000MHz 以下 : -58dBm/100kHz 1000MHzを超え1215MHz 以下 : -48dBm/MHz 1215MHzを超え1884.5MHz 以下 : -47dBm/MHz 1884.5MHzを超え1919.6MHz 以下 : -55dBm/MHz 915~930MHz: -36dBm/100kHz(20mW 以下の場合 ) -29dBm/100kHz(20mWを超える場合) 930~1000MHz: -55dBm/100kHz 1000~1215MHz: -45dBm/MHz

1919.6MHz を超えるもの : -47dBm/MHz 3.4 制御装置 (1) 送信時間制限装置 (2) キャリアセンス ア 10ms 電波を発射してから送信時間 1 秒以内にその電波の発射を停止し 送信休止時間 100ms を経過した後でなければその後の送信を行わないものであること ただし 最初に電波を発射してから連続する 1 秒以内に限り その発射を停止した後 100ms の送信休止時間を設けずに再送信することができるものとする その場合の再送信は最初に電波を発射してから連続する 1 秒以内に完了することとする イ 128μ s 電波を発射してから送信時間 100ms 以内にその電波の発射を停止し 送信休止時間 100ms を経過した後でなければその後送信を行わないものであり かつ 1 時間当りの送信時間の総和が 360 秒以下であること ただし 最初に電波を発射してから連続する 100ms 以内に限り その発射を停止した後 100ms の送信休止時間を設けずに再送信することができるものとする その場合の再送信は最初に電波を発射してから連続する 100ms 以内に完了することとする ウ キャリアセンス無し 電波を発射してから送信時間 100ms 以内にその電波の発射を停止し 送信休止時間 100ms を経過した後でなければその後送信を行わないものであり かつ 1 時間当りの送信時間の総和が 3.6 秒以下であること ただし 最初に電波を発射してから連続する 100ms 以内に限り その発射を停止した後 100ms の送信休止時間を設けずに再送信することができるものとする その場合の再送信は最初に電波を発射してから連続する 100ms 以内に完了することとする ア無線設備は新たな送信に先立ち キャリアセンスによる干渉確認を実行した後 送信を開始すること 10ms 種別 4 中心周波数が920.6MHz 以上 923.4MHz 以下の場合 電波を発射してから送信時間 1 秒以内にその電波の発射を停止し 送信休止時間 100msを経過した後でなければその後の送信を行わないものであること ただし 最初に電波を発射してから連続する1 秒以内に限り その発射を停止した後 100msの送信休止時間を設けずに再送信することができるものとする その場合の再送信は最初に電波を発射してから連続する1 秒以内に完了することとする 128μ s 以下の条件を満たすこと 条件 1: 種別 12 1 中心周波数が921.0MHz 以上 928.0MHz 以下の場合 電波を発条件 2: 種別 5 射してから送信時間 400ms 以内にその電波の発射を停止し 1 時間当りの送信時間の総和が360 秒以下であること ただし 送信時間が6msを超える場合 送信休止時間 2msを経過した後でなければその後の送信を行なわないものであること 2 中心周波数が928.15MHz 以上 929.65MHz 以下の場合 電波を発射してから送信時間 1s 以内にその電波の発射を停止し 送信休止時間 50msを経過した後でなければその後送信を行わないものであり かつ 1 時間当りの送信時間の総和が1800 秒以下であること キャリアセンス無し 以下の条件を満たすこと 条件 1: 種別 3 1 中心周波数が916.0MHz 以上 928.0MHz 以下の場合 電波を発条件 2: 種別 5 射してから送信時間 100ms 以内にその電波の発射を停止し 送信休止時間 100msを経過した後でなければその後送信を行わないものであり かつ 1 時間当りの送信時間の総和が3.6 秒以下であること ただし 最初に電波を発射してから連続する100ms 以内に限り その発射を停止した後 100msの送信休止時間を設けずに再送信することができるものとする その場合の再送信は最初に電波を発射してから連続する100ms 以内に完了することとする 2 中心周波数が928.15MHz 以上 929.65MHz 以下の場合 電波を発射してから送信時間 50ms 以内にその電波の発射を停止し 信休止時間 50msを経過した後でなければその後の送信を行わないものであること イキャリアセンスは 電波を発射する周波数が含まれる全ての単位チャネルに対して行い 128µs 以上行うものであること ウキャリアセンスレベルは 電波を発射しようとする周波数が含まれる全ての単位チャネルにおける受信電力の総和が給電線入力点において -75dBm とし これを超える場合 送信を行わないものであること ウキャリアセンスレベルは 電波を発射しようとする周波数が含まれる全ての単位チャネルにおける受信電力の総和が給電線入力点において -80dBm とし これを超える場合 送信を行わないものであること ただし 3.4 (1) アの条件を満たす場合は -75dBm とする 種別 125:-80dBm 種別 4:-75dBm エ空中線電力 1mW 以下で使用するものであって 3.4 (1) ウに規定する送信時間制御の条件を満たす場合は キャリアセンスの備付けを要さないこととする (3) 混信防止機能 通信する相手方を識別するための符号 ( 識別符号 ) を自動的に送信し 又は受信するものであること 3.5 筐体空中線系を除く高周波部及び変調部は 容易に開けることができないこと 3.6 電気通信回線との接続 ( 省略 ) 3.7 空中線空中線利得 3dB 以下 ( 絶対利得 ) ただし 等価等方輻射電力が絶対利得 3dB の送信空中線に 3.2 (1) で規定している空中線電力を加えたときの値以下となる場合は その低下分を送信空中線の利得で補うことができるものとする

資料 920MHz 帯作 3-3 別紙 3 920MHz 帯電子タグシステム等の 技術的条件の検討について パッシブシステム編 平成 23 年 4 月 4 日 UNF UHF 帯電子タグシステム標準化 WG パッシブ SWG

920MHz 帯電子タグパッシブシステム基本的な考え方 UHF 帯電子タグシステム標準化 WG 方針遵守 国際競争力の確保 高速複数読取性能の確保 リアルタイム性の確保 データリターンチャネルの確保 ミラーサブキャリア方式の積極的採用 高密度配置への対応 機器の低価格化 マスク スプリアス規格の緩和 ( 他システムの状況に合わせて規格緩和実施 ) 特定小電力無線局の技術基準見直し 送信電力 250mW の新規導入 既存システム保護のため 10mW 局の確保 特定小電力無線局として 12 チャネルを設定 1

915.0 915.2 915.4 915.6 915.8 916.0 916.2 916.4 916.6 916.8 917.0 917.2 917.4 917.6 917.8 918.0 918.2 918.4 918.6 918.8 919.0 919.2 919.4 919.6 919.8 920.0 920.2 920.4 920.6 920.8 921.0 921.2 921.4 921.6 921.8 922.0 922.2 922.4 922.6 922.8 923.0 923.2 923.4 923.6 923.8 924.0 924.2 924.4 924.6 924.8 925.0 925.2 925.4 925.6 925.8 926.0 926.2 926.4 926.6 926.8 927.0 927.2 927.4 927.6 927.8 928.0 928.15 928.25 928.35 928.45 928.55 928.65 928.75 928.85 928.95 929.05 929.15 929.25 929.35 929.45 929.55 929.65 929.8 930.0 920MHz 帯電子タグシステム等のチャネルプラン ( 案 ) 1W パッシブ 1W LBT パッシブ 250mW パッシブ 10mW パッシブ B B B B B B ch 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 中心周波数 1mW アクティブ 10mW アクティブ 20mW アクティブ 250mW アクティブ C C C C C D D D D D D D D D D D D D D D D D D A A A A A A A A A パッシブタグシステム構内無線局 (1W 免許局 ) 構内無線局 (1W 登録局 ) 特定小電力無線局 (250mW) 特定小電力無線局 (10mW) データリターン用チャネル アクティブ小電力無線システム特定小電力無線局 (250mW) 特定小電力無線局 (20mW) 特定小電力無線局 (10mW) 特定小電力無線局 (1mW) 特定小電力無線局 (1mW) (C,D の条件は継続検討中 ) 基準 A(24ch-32ch): パッシブタグの利用を想定したバンド ( キャリアセンスが長め等 ) として ARIB-STD で規定 基準 B(33ch-38ch): アクティブタグの利用を想定したバンド ( キャリアセンスが短め等 ) として ARIB-STD で規定 基準 C(1ch-5ch): データリターン用チャネルを保護しつつ 国際物流用に使用可能なバンド 基準 D(6ch-23ch): データ用チャネルを保護するバンド ( 当面の使用は想定していないバンド )

920MHz 帯電子タグシステム等の技術的条件 パッシブタグシステム 構内無線局 局種免許局登録局 空中線電力 1W 以下 1W 以下 特定小電力無線局 1 2 現簡易無線局相当及び現特定小電力無線局の和 1250mW 以下 210mW 以下 空中線利得 6dBi 以下 6dBi 以下 3dBi 以下 周波数帯 ( 中心周波数 ) 917. 0~920.6 MHz 917. 0~921.0 MHz 917. 0~922.2MHz チャネル幅 200kHz 200kHz 200kHz チャネル数 4ch 6ch 13ch( その他 アクティブとの共用 ch は 6ch) 無線チャネル -------- 1~3 1~5 キャリアセンス時間 -------- 5mS 5mS キャリアセンスレベル -------- -74dBm 1-74dBm 2-64dBm 最大送信時間 -------- 4S 4S 送信後の停止時間 -------- 50mS 以上 50mS 3

UHF 帯電子タグシスステム標準化 WG パッシブSWG ( 順不同 ) 主査 社団法人日本自動認識システム協会 副主査 三菱電機株式会社 副主査 オムロン株式会社 委員 株式会社デンソーウエーブ 委員 富士通フロンテック株式会社 委員 日本電気株式会社 委員 リンテック株式会社 委員 大日本印刷株式会社 委員 日本アイ ビー エム株式会社 委員 ミツミ電機株式会社 委員 株式会社ウェルキャット 委員 株式会社日立製作所 委員 株式会社サトー 委員 東芝テック株式会社 委員 日本信号株式会社 委員 トッパン フォームズ株式会社 委員 株式会社 RFIDアライアンス 委員 NECエンジニアリング株式会社 委員 シャープマニファクチャリングシステム株式会社 委員 パナソニック株式会社 4

資料 920MHz 帯作 3-3 別紙 4 920MHz 帯電子タグシステム等の 技術的条件の検討について パッシブシステム編 ( 詳細資料 ) 平成 23 年 4 月 4 日 UNF UHF 帯電子タグシステム標準化 WG パッシブ SWG

1.Miller サブキャリア方式の特長および FM0 方式との比較 Miller サブキャリア方式 ( 下図下 ) は 同じ通信速度を実現するためには FM0 方式 ( 下図上 ) の 1.5 倍の周波数帯域を必要とする FM0(Tx40kbps Rx100kbps) ただしリーダからの送信波 ( 赤 ) の帯域とタグからの受信波 ( 黄 ) の帯域が異なるため 複数のリーダ間で送受信帯域を統一してあれば 他のリーダの送信波 ( 赤 ) によりタグからの受信波 ( 黄色 ) をつぶされることがなくなる -200 200 Miller (Tx40kbps Rx100kbps) このため リーダ同士を 20m 程度まで近づけても 同じチャンネルで同時にそれぞれタグ交信を行うことができる (FM0 は互いに数 100m~km オーダーで離さないと複数のリーダが同じチャンネルで同時にタグ交信することができない ) -300 300 図. 送信 40kbps 受信 100kbps を実現するための FM0 と Miller の比較図 このため一見周波数利用効率が悪いように見える Miller サブキャリア方式は 空間効率を勘案すると逆に利用効率が高い 2

500m 例えば FM0 方式のリーダは 500m 四方に一台しか設置できない場合と Miller サブキャリア方式のリーダを 20m 四方に一台設置した場合で比較すると 左図の升目一つづつ配置することが出来るので計算上 625 倍の設置密度が可能と言う計算になる ( 左図 ) 先の 同一速度に必要な利用周波数帯域幅比を勘案しても数 100 倍の効率 (625 1.5) を持つ 500m 現実には写真のように物流ゲート ( リーダ ) が隣立するアプリケーションでは FM0 ならばゲート数に近い数 10 チャンネルがないと LBT 待ちが頻発して荷物がさしかかったタイミングでタグ交信することができず 満足に運用できないが Miller サブキャリア方式ならば 2~3 チャンネルで全ゲートでの同時交信が可能となる 3

ISO18000-6C 準拠のタグチップは全て FM0 にも Miller サブキャリア方式に対応しており リーダからのコマンドで選択することができる また交信速度もリーダからのコマンドで制御できる 例 1) 現行の国内チャネルプラン (ARIB) ではMillerサブキャリアを想定したチャンネルは送信 200kHz+ 受信 200kHz( 各サイド ) のセットとなっている ISO18000-6Cの規格ではこのチャンネルセットで実現できる限界は送信 40kbps/ 受信 100kbpsである 以下にイメージを示す Miller (Tx40kbps Rx100kbps) FM0 FM0 FM0 FM0 FM0 FM0-300 300kHz 一方現在 EU(ETSI) で検討されているチャネルプランは送信 400kHz 受信 800kHz ( 各サイド ) のセットとなっている 同規格の Miller サブキャリア方式での最高速度 ( 送信 80kbps/ 受信 320kbps) を実現することを目的としている Miller (Tx80kbps Rx320kbps) -960 960kHz 4

2. パッシブ RFID チャネルプランにおける 200kHz バンド幅選択理由 背景 ETSI では 920MHz 帯に UHF 帯パッシブ RFID の拡張帯域の新設を検討しており ここでは高速通信を目的に 400kHz 幅のチャンネルを 1.2MHz 離調で配置する案を検討している ただし従来の 200kHz チャネル帯を別途 860MHz 帯に残しているため 920MHz 帯は高速通信専用とすることができている 一方日本は一つの帯域にすべてのニーズを集約する必要があるため ETSI と同じく高速通信を追求する一方で 200kHz チャンネルの低速通信も同時に実現するという 日本事情に最適なプランを用意する必要がある 検討結果 400kHz/200kHz 各案について SWG で技術検討した結果 以下の理由により日本では 200kHz チャンネル幅を採用することを提案する 200kHz でも 1.2MHz 離調であれば十分な性能を出せるチャンネルプランが組める 200kHz であれば免許局と免許不要局がチャネルを共有できる ( 有効活用 バランス型のチャネルプランが可能 ) 200kHz であっても高速通信を目的とし 1.2MHz 離調での周波数ダイバーシティを持ち 周波数エリアを共有している という点で欧州 (ETSI) 協調を実現している 400kHz チャンネルの技術検証が国内で行われていない 5

詳細 (1) 250mW LBT 局 (200kHz) とのバランス 400kHz の帯域は高速帯域専用となり 200kHz で低速通信を行う 250mW の中出力や 10mW の特小リーダはこの帯域を使うことができない FM0(Tx40kbps Rx100kbps) Miller (Tx40kbps Rx100kbps) -200 200-300 300 中出力区分は今回免許不要の 特小 区分に変更できることが見込まれており 国内における UHF 帯 RFID 普及の鍵と考えられている しかし免許不要である以上 LBT を必要とするため チャネル数が少ないと LBT 待ちが多く発生し これら免許不要局の使い勝手が低下する 高速通信向け帯域を 200kHz 幅にすれば LBT 局用のチャネル数を増やすことができ 新 特小リーダを持つメーカーの事業発展に寄与する 6

詳細 (2) 受信ビットレート比較 タグに許容されている周波数偏差を勘案すると 400kHz チャンネル幅の ETSI 検討プランでも パッシブ SWG 提案の 200kHz チャンネル幅プランも同等のと受信ビットレートは 272~273kbps が得られる 400kHz チャネル案 : 現実 Rx 最大 ( 偏差 22% 考慮 ) (Tx140kbps Rx273kb 0 999kHz 800kHz に入る限界の受信ビットレートは 273kbps 200kHz チャネル案 : 現実 Rx 最大 ( 偏差 22% 考慮 ) (Tx70kbps Rx272kbp 0 994kHz 200kHzプランの送信ビットレート限界が70kbpsと仮定すると 規格上受信ビットレートの上限は 272kbpsとなり 400kHzプランと変わらない 7

詳細 (3) 性能比較 性能比較前ページで割り出した各プランのビットレートを用いて 物流ゲートアプリケーションのケーススタディを行う : パッシブ RFID の代表的なアプリケーション 物流ゲート では ゲートを通った瞬間に荷物に貼付されたタグを一括読取する 国内事例における一括読取枚数は 従来は 100 枚 ( 段ボール 100 個 ) 程度であったが 近年はパレット等リターナブル容器の一括読取が 200~300 枚を求められるようになり 現行チャネルプランでは限界に来ている また海外では数百枚を越える読み取りが行われており 国際競争力 およびアプリケーションの国際協調のためには現行以上の高速通信を可能とする必要がある 下表では 現行チャネルプラン 提案の 200kHz プラン ETSI 検討中のプラン 無制限 ( 干渉覚悟でチャネルプラン無視 ) の各性能を記す Miller の送信チャンネルを 1.2MHz 離調にすることで ETSI が行っている実験レベル ( 個品 400 個読み ) は 200kHz でも実現できることがわかる ETSI プランは論理的には更に 30% 性能を上げることができるので 他の側面とのトレードオフを見極めて採否を検討する なお 無制限 のケーススタディは ISO18000-6C での限界性能を示している 米国では干渉覚悟でこのような通信を単独のゲートで行うこともある 読み取りレート比較 ( 論理値 ) ( 枚./ 秒 ) 物流ゲートシナリオ 読取対象枚数 通過時間 ( 秒 ) 必要読取確率 必要読取回数 必要読取レート ( 枚 / 秒 ) 送信 200kHz 受信 200kHz( 片側 ) 現行日本方式 Tx70(kbps) 送信 200kHz 受信 1000kHz( 片側 ) 200kHzプラン Tx70(kbps) 送信 400kHz 受信 800kHz( 片側 ) ETSIプラン 送信 400kHz 受信 1280kHz(FM0) 無制限 無干渉 Tx140 Tx140 Rx89(kbps) Rx272(kbps) Rx273(kbps) Rx640(kbps) 従来 ( 段ボール ) 100 4 99.8% 4 100 170-220 350-450 470-590 720-920 近年 ( リターナブル容器 ) 250 4 99.8% 4 250 170-220 350-450 470-590 720-920 海外 ( 個品 :ETSI 実験 ) 400 4 99.8% 4 400 170-220 350-450 470-590 720-920 海外 ( 個品 ) 700 4 99.8% 4 700 170-220 350-450 470-590 720-920 赤は要件未達を表す パッシブ SWG 結論 : 現行プランと 200kHz プランとの間は事業上決定的な差があるが 200kHz プランと ETSI 型プランとの差異は事業上決定的となるケースは少ないと見込まれる 8