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月中旬以降の天候によって塊茎腐敗による被害が増加する事例も多い 平成 28 年度は疫病の発生面積率は19.9% と例年に比べてやや少なかったものの 塊茎腐敗の発生面積率は 14.8% と例年に比べてやや多かったとされる ( 平成 現在 北海道病害虫防除所調べ ) かつては 疫病には

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ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

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76 キク品種の白さび病抵抗性と白さび病菌レース 胞子で 7 22 である 両胞子のこのような性質から 噴霧器 発病は担子胞子形成の適温に支配され 最適な条件は 7 前後で 湿度が高く葉面が濡れている状態である キク白さび病菌レースと白さび病抵抗性 キク品種 罹病葉 植物病原菌では 同じ菌であっても

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はじめに 本マニュアルは 農林水産省 新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業 の課題番号 被害リスクに応じたウリ科野菜ホモプシス根腐病の総合防除技術の確立 の研究成果です この試験研究は 独立行政法人農業 食品産業技術総合研究機構東北農業研究センターが中核機関となり 秋田県立大学

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香川県におけるレタス菌核病のヘソディム 香川県農業試験場 761-2306 香川県綾歌郡綾川町北 1534-1 香川県西讃農業改良普及センター 769-1503 香川県三豊市豊中町笠田竹田 438-1 143

象診断手順調査方法評価方法診断票対策技術留意点その他子のう胞子対1 対象作物 病害 対象作物 : レタス病害 : 菌核病病原 :Sclerotinia sclerotiorum レタス菌核病 初め株元の基部に水浸状に褐変し しだいに拡がって腐敗し レタス株が萎凋します 病斑上には白色で綿状の菌糸がみられ その菌糸が固まって黒色のネズミの糞状の菌核となります 秋 春の低温によって菌核から発芽した子のう盤に形成された子のう胞子が飛散して伝染する 菌核から直接発芽することもあるとされています 菌核 子のう盤 144

対2 象診断手順調査方法評価方法診断票対策技術留意点その他診断項目 ( 手順 ) 土壌生物性診断 番号診断項目調査内容 1 前年の発病株率前年の収穫期における発病調査 2 問診 定植時期 防除対策 水稲作を 含む湛水状況 過去の発病状況 等の問診 3 菌核比重選別回収法による菌核数 土壌理化学性診断 = 土壌の発病助長性診断 土壌からの菌核比重選別法による菌核の回収 (10kg/ 圃場の土壌が必要 ) 1 2 の調査を中心に行い 3 は 1 2 の調査ができない場合や詳細な調査が必要な場合に利用します 番号診断項目調査内容 4 排水性 ( 問診 ) 排水性を問診または見取り調査 します 4 により排水性が明らかに不良な場合はポテンシャルレベルを 1 段階あげます 145

診断手順調査方法評価方法対策技術象診断票留意点その1 前年の発病株率 収穫時の発病株率を調査します 調査株数は多い方が良いですが 最低でも 1 圃場につき 5 カ所 ( 対角線採土法 : 圃場 4 隅と中央部 ) より 各 20 株 計 100 株の発病の有無を調査して発病株率を算出します 2 問診 発病株率は 防除薬剤や防除時期に大きく影響を受けるため 圃場毎に問診調査を行います また 水稲作や湛水による影響が大きいことから 湛水の状況 ( 湛水の有無 連続湛水期間 ) や土壌還元消毒の有無を問診します 問診項目 過去の発生状況 定植日 他3 定植時の灌注薬剤の有無及び薬剤 防除薬剤と散布時期 水稲等の湛水有無と期間及び土壌還元消毒の有無 診断方法の解説対内容 過去に発生の有無が菌核の残存に影響します 作型によって防除適期が異なります ビッグベイン病対象薬剤で防除効果が得られるものがあります 薬剤とその散布時期によって発病状況が大きく影響されます 連続湛水期間が 20 以上水温時で 2 週間以上あることで菌核の殺滅効果がえられます ( 黒田ら (2015) *1 森 (1998) *2 ) 146

対3 象診断手順調査方法評価方法診断票対策技術留意点その他3 土壌からの菌核病菌菌核の比重選別回収法による回収 土壌採集方法 :1 圃場につき 5 カ所 ( 対角線採土法 : 圃場 4 隅と中央部 ) より表層 5cm の土壌を各カ所 2kg ずつ採土します 採土時期は定植直前に行います Step1 調査圃場の土壌表層 5cmから土壌を10kg 採集し 十分乾燥させます Step3 30 分程度静置後 3mm 目合以下の篩等で浮遊物を回収します 4 排水性 ( 問診 ) Step2 乾燥土壌に等容積量または倍容積量の比重 1.13 溶液 (3molKClまたは硫安 2.6kg/10L 食塩 2.0kg/10L) を添加後 十分に混和します Step4 ます 菌核を選別し 切断調査で確認し Step5 必要に応じてクロラムフェニコール添加 PDA 培地で分離 確認 排水性が悪い圃場では発病が助長される傾向が認められるため 問診または見取り調査により他の圃場と比較した相対的な排水性 ( 良 並 不良 ) を診断します 147

診断手順調査方法評価方法対策技術象診断票留意点その診断項目 1. 前作発病程度 2-1. 問診 ( 防除対策 ) 2-2. 問診 ( 防除対策 ) 2-3. 問診 ( 湛水対策等 ) 3. 菌核比重選別回収法による菌核数 4. 排水性 他4 評価方法の詳細な解説対発病株率 0% 0 次頁図の適期に防除がなされておらず 過去の発病も認められていないか わずかに発病した程度 0 前作の定植時にビッグベイン病対策の薬剤灌注なし またはダコニール灌注のみ 0 前作終了後に 14 日間以上の連続湛水が実施されているか還元土壌消毒がなされている -1 0 個 0 良 ~ 並 0 ポテンシャルレベル評価基準 発病株率 10% 未満 +1 次頁の適期に防除実施ありで 発病あり +1 前作の定植時にビッグベイン病対策のトップジン M 灌注処理あり +1 前作終了後に水稲 湛水対策なし 0 1 個以上 10 個未満 +1 他の圃場に比べて明らかに不良 +1 発病株率 10% 以上 +2 次頁図の適期に加え その後 30 日おきに菌核病対象の防除実施あり +2 10 個以上 +2 148

象診断手順調査方法評価方法診断票対策技術留意点その香川県のレタスにおける作型別の菌核病の初発時期トンネル被覆期間 対9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 : 必須防除適期 : 定植期 : 収穫期 : 作型別の菌核病初発時期 : 初発時期幅 発病ポテンシャルレベル 評価点数総合計値 1 1,2,4 の診断項目で合計 0 以下または 3 の診断項目で 0 2 1,2,4 の診断項目で合計 1~2 または 3 の診断項目で 1 3 1,2,4 の診断項目で合計 3 以上または 3 の診断項目で 2 他4 149

診断手順調査方法評価方法対策技術対象診断票留意点その他5 診断票 ( 例 ) レタス菌核病 HeSoDiM 問診および診断結果表 対象病害 : レタス菌核病 採土日 : 年 9 月 日 作成日 : 年 9 月 日 圃場主名 〇〇〇〇〇 圃場番号 〇〇〇〇〇 菌核病 : 水稲作で 14 日間以上の連 圃場位置 緯度経度 : 続湛水があった場合項目 2=-1 作付け作物履歴 ( 湛水 ) 前々作物 : レタス前作作物 : 水稲湛水 : 水稲以外はなし 土壌の種類 土性水はけ沖積土 ( 灰色低地土 ) 水はけ : 不良 菌核病 : 他の圃場に比べて不良項目 4=+1 堆肥の種類 施用量 種類 : 有機ボカシ施用時期 :10 月施用量 :300kg/10a 履歴 :3 / 年 元肥の種類 施用量 種類 : らりるれレタス (11-7-7) 施用時期 :10 月施用量 :120kg/10a 追肥の種類 施用量種類 : 千代田化成 (15-14-9) 施用時期 :10 月施用量 :40kg/10a 菌核病 : 定植時のトップジン M 灌石灰資材の種類 施用量種類 : 畑のカルシウム施用時期 :10 月施用量 :120kg/10a 履歴 :1 回 /1 年過去の発病状況注処理あり項目 2=+1 レタスビッグベイン病 : 有菌核病 : 有根こぶ病 : ー前作の防除対策履歴土壌消毒 : 無 トップジン M 水和剤 1,500 倍定植時灌注処理還元土壌消毒なし項目 2=0 その他薬剤散布なし項目 2=0 1. 分析 診断結果 前作発病株率 診断項目 単位 基準値調査判定 ( 抑制値 ) 分析値菌核病 : 定植時期と薬剤 (%) 病原 前期作発病程度 %( 株率 ) 10~50(0) 17.00 散布適期との関係に必要 菌菌核核 %( 株率 ) 10 1.0 菌 : 項目 1=0 ( 作目 品種 定植日 ) レタス シスコビバ 2014.10.15 収穫 :1/6 根こぶ病菌 セルトレイ検 トレイ検定 %( 株率 ) 1~50(0) 38.1 MiLBVV 密度 pg/g 対数値 2(N.D.) 0.019( 対数値 0.28) 休眠胞子密 定株率 (%) 根こぶ病菌休眠 10 3 個 /g (N.D.) ー 胞子密度 10 4 個 /g( 顕鏡法 ) ー 菌菌核密度 個 / 乾土 10kg (N.D.) 2 菌 : 項目 1=+1 MiLBVV 密度 理化学性 ph( 乾土 ) MiLBVV 6.0 7.0 ( 対数値 ) 根こぶ病 7.2 図 -1 病原要因分析チャート ph ph EC( 乾土 ) ms/cm 0.4~0.8* 0.15 低い 図 -1 病原要因分析チャート CEC cmol/kg 15 根こぶ <8 ー 可給態リン EC( 乾土 ) 交換性 Ca mg/100g MiLBVV<200,300 423 可給態リン酸交換性 Mg mg/100g 30~40* 36 適正 EC( 乾土 ) 酸交換性 K mg/100g 20~30 60 過剰 交換性 Ca/K 比 根こぶ病 6 11.8 抑制 可給態リン酸 mg/100g 10~40* 307 交換性 K 交換性 Ca 水溶性 NO 3 mg/100g 1.77 交換性 K 交換性 Ca 水溶性 PO 4 mg/100g 4.00 水中沈定容積 ml/10g MiLBVV<14 17.2 図 -2 土壌理化学性分析チャート交換性 phmg 根こぶ病 <12 助長交換性 Mg ph Fe_o/Fe_d % 根こぶ病 <50 60.4 助長 Fe_o/Fe_d CEC ただし 水中沈定容積は生土での測定値を示す 図 -2 土壌理化学性分析チャート 2. 発病ポテンシャル評価所見 レタス菌核病の発生ポテンシャルレベル診断項目 1 2 4 の合計値は +2(+1 が 2 項目と -1 が 1 項目 ) 項目 3 の数値は +1 となっています 評価表から両数値ともにポテンシャルレベルは 2 と判断します Fe_o/Fe_d 中沈定 CEC 交換性 Ca 水中沈定 交換性 Ca 交換性 Ca 図 -3 土壌助長要因分析チャート 交換性 Ca 図 -3 土壌助長要因分析チャート レタスビッグベイン病発病ポテンシャルレベル レベル 菌菌核病発病ポテンシャルレベル レベル 2 アブラナ科根こぶ病発病ポテンシャルレベル レベル - 150

対6 象診断手順調査方法評価方法診断票対策技術留意点その他評価結果に応じた対策技術解説 レベル 1 2 3 レベル別防除技術 菌核病の対象防除不要または各作型の必須防除適期に 1 回防除 排水不良圃場では排水対策 各作型別の必須防除適期に薬剤散布およびその後 30 日間隔で菌核病対象の防除 ( ビッグベイン病対象に定植時にトップジン M 水和剤灌注処理がある場合は その後 30 日間隔で菌核病対象の防除 ) 排水不良圃場では排水対策 菌核病菌の菌核密度低減対策の実施 夏季の最低 14 日間の連続湛水処理または土壌還元消毒等の土壌消毒の実施 ミニタン WG( コニオチリウムミニタンス水和剤 ) *3 連年処理 (3 作期以上 ) 各作型別の必須防除適期に薬剤散布およびその後 30 日間隔で菌核病対象の防除 ( ビッグベイン病対象に定植時にトップジン M 水和剤灌注処理がある場合は その後 30 日間隔で菌核病対象の防除 ) 排水不良圃場では排水対策 151

象診断手順調査方法評価方法診やかなレベル別防除技術の提案を行うことがあります 対断対策技術票留意点その他7 留意点等 1 個の子のう盤でも多くのレタスに被害を及ぼす能力を持つため 発生を認めた場合には発病株をすき込むのではなく 菌核を形成する前に圃場外に持ち出し 処分 ( 圃場外の地中深く埋めるか 肥料袋等のビニール袋に入れて太陽熱消毒をする等 ) しましょう その圃場に残存する菌核数を増やさないことが肝要です ビッグベイン病に適用のあるキルパー等の土壌消毒剤の菌核病の菌核数の低減効果程度については現在のところ不明ですので評価項目には入れていません 今後 新しい知見が得られた場合は 評価基準の変更や細 152

象診断手順調査方法評価方法診断票対策技術留意点その対その他 ( 参考文献 連絡先等 ) 参考文献 *1: 黒田克利 鈴木啓史 辻朋子 (2015) 菌核病菌が子のう盤形成能を消失する湛水処理の条件. 植物防疫 69 386-389. *2: 森充隆 十河和博 鐘江保忠 (1998) 湛水処理によるレタス菌核病菌菌核の子のう盤形成阻止. 平成 10 年度四国農業研究成果情報 *3: 岩本豊 西口真嗣 小川宗和 (2014)Coniothyrium minitans 製剤の処理条件が菌核病防除効果に及ぼす影響. 関西病虫研報 (57):19-23. 問合せ先 : 香川県農業試験場生産環境部門 ( 病害虫 ) TEL.087-814-7315( 直 ) 087-814-7311( 代 ) 他8 153