すべての臓器には不随意運動があり 病巣である腫瘍も常に動いています 腫瘍に的確に放射線を照射し高い治療効果を得るには その動きを正確に把握し 適切な量の放射線を照射することが重要です ViewRay 社が開発した MRIdian ( メリディアン ) は 体内組織をリアルタイムで画像化するMRIと放射線治療装置を融合した治療システムです MRIdian は放射線照射中の腫瘍をMRIで確認しながら 周辺組織とリスク臓器の観察し治療を行います SIMULTANEOUS IMAGING AND TREATMENT 腫瘍の動きを見逃がさないために 独自開発のモンテカルロ アルゴリズムによって 直前まで治療計画の見直しができる アダプティブ プランニング が可能です MRIdian の直観的なオペレーションで医師は治療に集中することができます ALIGN ADAPT AND TRACK MRIガイド放射線治療システム MRIdian の主な特徴は 照射直前のMRI 画像診断による患者の状態の確認 腫瘍の正確な把握による位置決め精度の向上 治療直前のアダプティブ プランニングによる治療計画の最適化 照射中の画像取得による腫瘍の状態確認 既存ワークフローへの適応 MRIdian marries real-time MRI scanning with the delivery of radiation and this is a very important new development in the field of radiation oncology. As patients are breathing, and tumors are moving during treatment, we can more precisely guide the radiation to their tumor. When we treat patients with MRIdian we are able to diminish the amount of normal tissue that gets exposed. MRI のリアルタイム画像と放射線照射を融合させた MRIdian は 放射線腫瘍学分野に大きな影響を与えるシステムである 腫瘍は照射中に動いてしまうことが多いが MRIdian はその動きに合わせることができるため リスク臓器への被ばくを抑える効果が期待できる Paul M. Harari, M.D. Radiation Oncologist University of Wisconsin Carbone Cancer Center We know that tumors and normal tissue move around all the time. We need to adjust to that and MRIdian finally allows us to do that in real time. We truly believe this is going to impact and improve the outcomes of patients getting radiation therapy. 腫瘍も正常な組織も常に動いており その動きを考慮した治療が必要だと言われてきた MRIdian の登場でそれが可能となるだろう Percy Lee, M.D. Radiation Oncologist UCLA Health System and Jonsson Comprehensive Cancer Center They can see everything that s going on in my pelvic area and it s very comforting to know that they re getting right on the spot where they re supposed to get. 腫瘍の状態を観察しながら照射できるということは 患者の不安を軽くすることにもつながるだろう Margaret Vandebree Cancer Patient Treated on MRIdian
ACCURATE TARGETING MRI ベースの技術 BREAST/ 乳房 HEART/ 心臓 LIVER/ 肝臓 PANCREAS/ 膵臓 COLON/ 結腸 BLADDER/ 膀胱 PROSTATE / 前立腺 RECTUM/ 直腸 HEAD and NECK/ 頭頸部 BRAIN/ 脳 BONE/ 骨 LUNG/ 肺 STOMACH/ 胃 ESOPHAGUS/ 食道 FLANK/ 側腹部 MESENTERY/ 腸間膜 ADRENAL GLANDS/ 副腎 SUPERCLAV/ 鎖骨上窩 KIDNEY/ 腎臓 OVARY/ 卵巣 UTERUS/ 子宮 ABDOMINAL WALL/ 腹壁 PERIAORTIC LYMPH NODES/ 大動脈傍リンパ節 MRIdian は世界中のがん研究センターや治療施設に導入 されています Washington University and Siteman Cancer Center at Barnes-Jewish Hospital University of California Los Angeles Health System and Jonsson Comprehensive Cancer Center The University of Wisconsin Carbone Cancer Center Seoul National University Hospital in Seoul, South Korea Vu University Medical Center Amsterdam, The Netherlands University of Miami Sylvester Comprehensive Cancer Center Gemelli ART in Rome, Italy National Cancer Center Tsukiji Campus, Japan MRIdian はX 線やCTのように被ばくの心配がなく また侵襲的なマーカーを必要とせずに腫瘍の位置を捉えることができます MRIdian はすでに多くの患者に使用されております ワシントン大学臨床ダッシュボード MRIによるリアルタイム画像で腫瘍と周辺組織 リスク臓器を判断し 患者の状態に合わせて照射線量を調整しながら治療を実施することが可能です 重要なことは 常に変化する腫瘍の状態をリアルタイムで把握することです MRIdian は 放射線治療が困難といわれている複雑なケースにおいても効果を発揮し そのときの患者の状態に応じた治療を提供します 腹壁副腎膀胱骨脳胸結腸食道横腹頭頸部心臓肝臓肺縦隔リンパ節腸間膜首リンパ節膵臓大動脈周囲リンパ節前立腺直腸胃鎖骨上部
ULTRA-FAST TREATMENT PLANNING 短時間で線量分布を算出 あらゆる高精度放射線治療を実現します APBI LEFT BREAST/ 左側乳房 56 歳女性 :T1bN0 グレード 1の乳がん ステージ 4の子宮腺肉腫の既往歴あり Pinnacleで3D-CRTを作成し 加速乳房部分照射 (APBI) により治療 (MRIdian のDVHは実線 ) RX. 0.5Gy in 10 fractions, 3.85Fy/Fx, over 2 weeks Structure Prescription Goals Linac Plan MRIdian Plan MRIdian は 照射線源にコバルト 60を採用 独自のモンテカルロ アルゴリズムによる 治療計画作成システムを搭載しています MRIdian は 既存の三次元原体照射治療 (3D-CRT) 強度変調放射線治療 (IMRT) 定位手術的照射 (SRS) 体幹部定位放射線治療(SBRT) 画像誘導放射線治療 (IGRT) 等の高精度放射線治療を包括するシステムです ワークステーション治療計画ワークステーションと照射ワークステーションには高速のコアプロセッサ 64GB 以上のRAM 15GB 以上のビデオメモリ 大型液晶モニターを搭載しています 治療計画ソフトウェア CT MRI PET 画像などを使用して治療計画を作成 本システムが3D-CRT IMRT SRS SBRT IGRTの治療計画を用意します PTV 38.5Gy L Breast L Breast L Lung R Lung Heart Structure >90% at 38.5Gy <60% at 19.3Gy <35% at 38.5Gy <15% at 11.6Gy <15% at 1.93Gy <40% at 1.93Gy Prescription Goals 85.0% 56.0% 22.4% 13.8% 30.4% 37.2% 89.2% 51.8% 19.0% 8.0% 27.5% 30.8% 所見乳房の位置や形は日々変化するため 毎回同じ設定で照射することはできない また 左乳房の治療は 心臓へのリスクを考慮する必要がある MRIdian は 健康な乳房組織や心臓への照射線量を抑えながら 腫瘍に効果的に照射が可能 医師は 治療中の腫瘍とリスク臓器が確認できることで 適切な治療ができる PANCREAS/ 膵臓 68 歳女性 : ステージ 2の膵臓がん 化学療法と放射線治療を併用した包括的治療計画 RX. 50.4Gy in 28 fractions; 1.80Gy Daily MRIdian Plan * better than or equal to PTV 50.4 >90% at 50.4Gy 95% * R Kidney Mean < 18Gy 1.2Gy * Duodenum <10% at 50Gy 1.8% * Duodenum Max <54Gy 52.6Gy * Small Bowel <10% at 50Gy 0Gy * Small Bowel Max <54Gy 42.0% * 所見 膵臓がんの放射線治療では 放射線に敏感な十二指腸等の臓器に注意を要する MRIdian は リスク臓器を逐次観察することで 計画どおりの治療が可能である
DAILY TREATMENT FLOW 高精度放射線治療を短時間で ALIGN TRACK システムに搭載されたMRIで位置決め画像を描出 腫瘍と周辺組織 リスク臓器をリアルタイムで確認 MRI Positioning Scan-Patient set up 軟部組織の鮮明な画像を取得し マーカーレスで腫瘍の位置 が判断できます 患者を動かすことなく 短時間で位置決めができます Track tissue and Manage Patient Motion 腫瘍が予測した範囲を超えて移動した場合は 照射が自動停止 範囲内に戻った時点で照射が再開されます 腫瘍がリスク臓器に 隣接している場合でも 確実な治療ができます ADAPT Treatment 腫瘍と周辺の軟部組織 リスク臓器を識別 治療にも対応 腫瘍をしっかりと捉えることにより その日の照射 Auto-Contour MRIdian は 3D-CRT IMRT SRS SBRT IGRT等の高精度放射線 位置決め時に取得したMRI画像で臓器を自動検出し 腫瘍と 線量を調整しながら効果的な治療が可能です 腫瘍を常に観察 周辺組織のマッピングを行います することで 複雑なケースにおいても 治療の対応が可能です On-Table Dose Prediction 医師の評価 自動的に比較します 治療期間中に計画の見直しや修正を行う場合でも これらの 取得した画像から線量分布を算出 事前に計画した線量分布と MRIdian は 照射された線量データをシステムに保存します その結果が許容範囲を超えている場合は 医師の判断ですぐに データを呼び出して参考にすることができます さまざまな評価 計画の見直しができます On-Demand Optimization 独自のモンテカルロ アルゴリズムによって 即座に線量分布の 再計算が可能 その日の患者の状態に合わせた線量分布を算出 患者を動かす ことなく計画の見直しができるため 患者と医師の負担を軽減 できます ツールを活用し 各患者に合った放射線治療が実施できます
CLINICAL FILES 症例 BREAST RECURRENCE / 胸部 再発 Mediastinum Metastatic Adenocarcinoma ESOPHAGUS/ 食道 Adenocarcinoma of Distal Esophagus 食道下部腺がんの症例 超音波内視鏡で 傍食道下部 噴門部 腹腔部に悪性のリンパ節を確認 MESENTERY/ 腸間膜 Intra-abdominal Mesenteric Desmoid Tumor 傍大動脈弓リンパ節に再発した腫瘍は原発腫瘍と近接 腫瘍が上下左右に激しく移動する難しい症例をMRIdian で治療 しており 慎重な治療計画が必要であった MRIdian の 左上の画像はCTシミュレーションにおける計画標的体積 PTV 治療 選択により 線量を抑えた照射で治療を行った 実施日の画像と比較すると 腫瘍が移動していることが確認できる RX: 2.0Gy in 33 fractions; 66.0Gy total RX: 1.8Gy in 30 fractions; 54.0Gy total RX: 2.0Gy in 25 fractions; 50.0Gy total 左上の画像は CTシミュレーションから医師が輪郭取り した肉眼的腫瘍体積 GTV 右の画像はMRIdian の シミュレーションによるGTV この腫瘍はCTでは確認でき ない部分が広く MRIでなければ見落としてしまう可能性 があった COLON /小腸 Sigmoid Colon Cancer with Bladder Invasion 腫瘍の大きさと動きに対する懸念があったため MRIdian による治療を実施 左から 第1週から第2週にかけて治療した 結果は 腫瘍の位置 大きさが確実に変化したことを示している RX: 2.3Gy in 24 fractions; 55.2Gy total BLADDER / 膀胱 Urinary Bladder Urothelial Cell Carcinoma 右の画像は 日ごとの膀胱の状態を表している MRIdian は 腫瘍だけでなくリスク臓器の状態 も確認しながら治療が可能 RX Original: 1.8Gy in 22 fractions; 39.6Gy total RX Boost: 1.8Gy in 14 fractions; 25.2Gy total
FULLY INTEGRATED SYSTEM for intuitive workflow EASY SITE PLANNING 標準的な放射線治療室に対応 INTERVENTIONAL MRI-IMAGING SYSTEM 分離型超伝導マグネット 2つの0.35Tマグネットを搭載しつつ 標準的な治療室にも対応できる小型設計 独自開発の超伝導マグネットに INTELLIGENT AUTOMATED SOFTWARE 効率化を追求したシステムプラットフォームが 治療計画 各種設定 照射結果などの大量のデータを一元管理 計算時間の短縮 腫瘍認識と照射精度の向上を実現する 標準設置条件治療室 5.9m 7.6m 治療室の入り口幅 1.2m 高さ 2.1m より 照射中も画像の取得が可能です 照射による画像のゆがみや 患者が熱さを感じる心配もありません 独自開発の傾斜磁場コイルは 高い冷却能力を備えており 高速スキャンにも対応 直径 70cmのボアによって 体格の大きな患者でもストレスなく治療が可能です ソフトウェアを搭載し 医師の負担を軽減します INTEGRATED WORKFLOW コンパクトに集約された制御システムは 直観的なオペレーションが可能 治療計画ステーションでは 独自開発のソフトウェアによって 複雑な治療計画も短時間で作成します 最低天井高 2.9m 推奨機械室 1.1m 1.2m AUTONOMOUS RADIATION THERAPY SYSTEM 照射システムコバルト60を照射するヘッドを 120 間隔で3 基設置 3D-CRT IMRT SRS SBRT IGRT 等のさまざまな治療に対応できる設計です 各ヘッドにはダブルフォーカス マルチリーフコリメータ (MLC) を搭載 コバルト特有の半影を低減します UCLA HEALTH SYSTEM JONSSON COMPREHENSIVE CANCER CENTER Los Angeles, California 1. 分離型超伝導マグネット 2. 回転ガントリ 3. 患者用寝台 4. コバルトヘッド 3 5. 傾斜磁場コイル MRIdian は 他の線形加速器 ( リニアック ) と同様 標準的な放射線治療室に対応可能な設計です どのコンポーネントも 標準的なスペースがあれば設置が可能です
VIEWRAY 今後の展望 ViewRay 社 (NASDAQ:VRAY) は MRIガイド放射線治療システムの開発 製造 販売を目的として 2004 年に James F. Dempsey, Ph. D. が設立しました MRIと放射線治療を融合した MRIガイド放射線治療システムの技術は世界中で特許を取得し 今後もさらに進化を続けていきます ViewRay 社は MRI ガイド放射線治療システムの先駆者として 常に先端を目指しています
医療機器承認番号 :22800BZI00027000 販売名 :MRIdian 放射線治療システム 医療機器承認番号 :22800BZI00028000 販売名 :MRIdian 放射線治療システム用コバルト線源 2017.8.1 002