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大阪京橋法律事務所 報酬基準

法律学入門12

ウ公判被疑者が起訴され 公判が開かれる日が決められた後 審理が行われ 判決が下されます 判決について 検察官や被告人がその内容に不服がある場合には さらに上級の裁判所 ( 高等裁判所等 ) に訴えることとなります (2) 犯人が 14 歳以上 20 歳未満の少年である場合ア捜査等警察では 14 歳以

目 次 1 刑事手続の概要 1 2 被害者 ご遺族の方へのお願い 4 3 警察が行う主な被害者支援 6 4 他の援助 救済制度 11 はじめに 犯罪や交通事故に巻き込まれることは 大変つらく悲しいことです このパンフレットは 皆様に 捜査や裁判が どのように行われ 犯人はどのような手続で処罰されるの

2被害者の手引

警察におけるカウンセリングの様子 ワンストップ支援センターの設置促進 施策番号 65 警察庁においては 各都道府県警察において行っている性犯罪被害の電話相談について 平成 29 年度予算で性犯罪被害者相談電話番号の統一化に要する経費を新たに予算措置し 全国共通の短縮ダイヤル番号 (#4 桁番号 )

第 2 章交通事故被害の実態 外出する回数が減った 趣味や遊びをしなくなった 23 経済的に苦しくなった 2 2 家庭内の人間関係が悪くなった 6 5 仕事 学校を休みがちになった 3 9 仕事 学校をやめた 死亡事故遺族 事故の被害者になったことを非難された 8 重傷事故被害者

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様式 8 号の 1 第三者の行為による傷病届 国民健康保険用 平成 年 月 日 宮若市長殿 世帯主 住所 氏名 電話 届出者の住所 届出者の氏名 届出者の電話番号 印 次のとおりお届けします 法制一般 退職被保険者証記号 番号 個人番号委任時は不要 被保険者 フリガナ カナ生年月日 年 月 日 (

障害者福祉ハンドブック

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障害厚生年金 厚生年金に加入している間に初診日 ( 障害のもととなった病気やけがで初めて医者にかかった日 ) がある病気やけがによって 65 歳になるまでの間に 厚生年金保険法で定める障害の状態になったときに 受給要件を満たしていれば支給される年金です なお 障害厚生年金に該当する状態よりも軽い障害

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Microsoft Word - 児扶法改正(Q&A)

問 2 自転車を乗っているときに事故を起こした場合 どのような責任を負います か? 自転車だから大丈夫 事故を起こしたとしても大事にはならない そんな軽はずみな気持ちが 死傷者を出す重大な事故につながります 道路交通法上 自転車も車両の一種( 軽車両 ) です 法律違反をして事故を起こすと 自転車利

Ⅰ 改正について 児童扶養手当法の改正 Q&A ( 公的年金等と合わせて受給する場合 ) Q1 今回の改正の内容を教えてください A: 今回の改正により 公的年金等 * を受給していても その額が児童扶養手当の額 より低い場合には 差額分の手当が受給できるようになります 児童扶養手当 は 離婚などに

公益財団法人全国競馬 畜産振興会役員慰労金支給規程 ( 平成 25 年 8 月 1 日会長達第 3 号 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 公益財団法人全国競馬 畜産振興会 ( 以下 振興会 という ) 役員及び評議員の報酬等の支給に関する規程第 5 条の規定に基づき 役員 ( 常勤の者に限る

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からだの不自由な人たちのために

警察署長又は本部捜査担当課長は 犯罪の検挙状況 被害者等からの相談 関係機関からの通報等により再被害防止対象者に指定する必要がある被害者等を認めるときは 再被害防止対象者指定等上申書 ( 様式第 1 号 ) により警察本部長に再被害防止対象者の指定を上申するものとする この場合において 警察署長は


介護保険・高齢者福祉ガイドブック

保険金支払事例

思想 信条等の収集の制限に関する規定の例外事項 ( 条例第 3 条第 3 項ただし書 ) (1) 共通事務 番号 項目 共通事務 内容 収集する個人情報 別紙 1 収集の制限事項に係る個人情報の収集を認める理由 1 相談等関係事務 県民等からの相談 陳情 要望 意見等の中で相談者等が提供する個人情報

相談したい場合 の窓口は 区市町村のDV 相談窓口 警察の生活安全課 そして配偶者暴力相談支援センターです 配偶者暴力相談支援センターは 東京都には2か所 東京ウィメンズプラザと東京都女性相談センターがあります 区市町村のDV 相談窓口は 配偶者暴力相談支援センターがある場合はそこに それ以外は各福

しおり

5 提出された書類等の閲覧 謄写 ( コピー ) 申立人の提出した申立書については, 法律の定めにより相手方に送付されます それ以外に調停手続中に一方の当事者が提出した書類等については, 他方の当事者は, 閲覧 謄写の申請をすることができます この申請に対しては, 裁判官が, 円滑な話合いを妨げない

130306異議申立て対応のHP上の分かりやすいQA (いったん掲載後「早く申請してください」を削除)

- 2 - 第二編第二十二章の章名中 姦淫 を 強制性交等 に改める かんいん第百七十六条中 男女に を 者に に改める 第百七十七条の見出しを (強制性交等) に改め 同条中 暴行 を 十三歳以上の者に対し 暴行 に 十三歳以上の女子を姦淫した者は 強姦の罪とし 三年 を 性交 肛門性交又は口腔性

総論 Q1 民間事業者はどのような場面でマイナンバーを扱うのですか A1 民間事業者でも 従業員やその扶養家族のマイナンバーを取得し 給与所得の源泉徴収や社会保険の被保険者資格取得届などに記載し 行政機関などに提出する必要があります 原稿料の支払調書などの税の手続では原稿料を支払う相手などのマイナン

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社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

Microsoft Word - ●資料2「児童自立支援施設について」

平成29年度 障害者白書(PDF版)

対応について, 警察署や検察庁では, どのような配慮や対応を行っているのか, 紹介していただきたい ( 委員 ) 各警察署 (39 署 ) に, 被害者支援要員 (3000 人 ) を指定し, 夜間であっても対応できる態勢を整えている また, 捜査や裁判がどのように行われるのか等を記載した冊子を準備

山梨国民年金事案 201 第 1 委員会の結論申立人の昭和 41 年 4 月から同年 8 月までの期間 42 年 2 月から同年 10 月までの期間 48 年 1 月 49 年 4 月から同年 5 月までの期間 49 年 11 月及び 50 年 3 月の国民年金保険料については 納付していたものと認

団体地方公務員賠償責任保険の特長 特長 その 1 補償対象期間が広い 過去の公務に対する訴訟が今 提起されても安心です 初年度契約の保険期間の開始日より前に行われた公務に起因する損害賠償請求が保険期間中になされた場 9.補償対象期間について を参照ください 合に補償の対象となります ただし 首長は除

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市町村合併の推進状況について

年金・手当など

原議保存期間 5 年 ( 平成 27 年 12 月 31 日まで ) 各都道府県警察の長 殿 警察庁丙刑企発第 43 号 ( 参考送付先 ) 平成 22 年 2 月 25 日 各附属機関の長 警察庁刑事局長 各地方機関の長庁内各局部課長 美容外科手術を行っている医師の団体に属する会員等からの指名手配

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

「犯罪被害者等の安全・安心の確保」への取組状況及び今後の方針

平成 31 年度 ( 平成 30 年分 ) 所得控除 雑損控除 納税義務者又はその者と生計同一の配偶者 その他親族が有する資産について 災害 盗難 横領によ る住宅 家財 現金の損害一定額 控除計算 A B いずれか多い方の金額 A:( 損失額 - 保険金等による補てん額 )-( 総所得金額等の合計

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宅地の補修工事に関する費用の貸付 被害建物に関する相談窓口 応急仮設住宅の提供 被災者生活再建支援金 住宅の応急修理制度 住宅の補修工事に関する費用の貸付 ( り災証明書の提出が必要です ) 被災家屋等

別記様式 ( 市長 区長 町長 村長 ) 殿 ( 申請日 ) 平成年月日 住民票のある市区町村名を記入してください 通知カードの送付先に係る居所情報登録申請書 通知カードの送付先に係る居所 ( 現に居住する住民票の住所地以外の地 ) について 下記のとお り登録申請します 記 1 居所情報登録を行う

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Microsoft PowerPoint 寄附金控除制度概要.ppt

平成 27 年 2 月までに, 第 1 審原告に対し, 労働者災害補償保険法 ( 以下 労災保険法 という ) に基づく給付 ( 以下 労災保険給付 という ) として, 療養補償給付, 休業補償給付及び障害補償給付を行った このことから, 本件事故に係る第 1 審原告の第 1 審被告に対する自賠法


特別障害者控除同居特別障害者寡婦控除特別寡婦控除寡夫控除 障害者控除に該当する場合のうち 障害の程度が身体障害者手帳 1 級または2 級の方や療育手帳 AまたはAの場合 また精神障害者手帳 1 級の場合等 納税者の配偶者その他の親族 ( 扶養親族や配偶者控除を受ける配偶者に限る ) が特別障害者でか

次のように補正するほかは, 原判決の事実及び理由中の第 2に記載のとおりであるから, これを引用する 1 原判決 3 頁 20 行目の次に行を改めて次のように加える 原審は, 控訴人の請求をいずれも理由がないとして棄却した これに対し, 控訴人が控訴をした 2 原判決 11 頁 5 行目から6 行目

政令で定める障害の程度に該当するものであるときは, その者の請求に基づき, 公害健康被害認定審査会の意見を聴いて, その障害の程度に応じた支給をする旨を定めている (2) 公健法 13 条 1 項は, 補償給付を受けることができる者に対し, 同一の事由について, 損害の塡補がされた場合 ( 同法 1

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

5 条条例 9 条 2 項の規定による勧告は 空き家等改善勧告書 ( 式 4 ) により行うものとする ( 命令 ) 6 条条例 1 0 条 1 項の規定による命令は 空き家等改善措置命令書 ( 式 5 ) により行うものとする ( 公表の方法 ) 7 条条例 1 1 条 1 項の規定による公表は

保険給付に関する決定についての審査請求に係る労働者災害補償保険審査官の決定に対して不服のある者は 再審査請求をした日から 3 か月を経過しても裁決がないときであっても 再審査請求に対する労働保険審査会の裁決を経ずに 処分の取消しの訴えを提起することはできない (H23-4B)

処分に関する規則(案)

1 茨城県認可外保育施設指導監督実施要項(H29.3)

第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

注意・厳重注意および処分申請等に関する規則 案


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< 賃貸住宅管理業者登録制度 > 国土交通省では 賃貸住宅管理業の適正化を図るため 平成 23 年から任意の登録制度として賃貸住宅管理業者登録制度を実施しています 賃貸住宅管理業者登録制度では サブリースを含む賃貸住宅管理業の遵守すべきルールを設けており 登録業者は このルールを守らなければなりませ

Microsoft Word - 療養補償給付又は療養給付.doc

はじめに ~ 犯罪の被害にあわれた方へ ~ 犯罪に巻き込まれることは 大変つらく悲しいことです 事件があったことが本当であるのか信じられなくなったり どうしたらよいのかわからなくなったりするなどの心の問題もあるでしょう また 現実的な経済的問題が起こることもあるでしょう 被害にあわれた方は このよう

資料6 損害賠償請求に係る債務名義の実効性に関するアンケート調査 集計結果

平成 28 年度市民税 県民税申告の手引き 申告書を提出しなければならない人平成 28 年 1 月 1 日現在 幸手市内に住所を有する人 (1 月 2 日以降に幸手市に転入した人は従前の住所地で申告を行ってください ) ただし 次に該当する人は この申告をする必要はありません 1 平成 27 年分の

個人データの安全管理に係る基本方針

犯罪被害給付制度の概要 犯罪被害者等給付金 対象となる犯罪被害日本国内又は日本国外にある日本船舶若しくは日本航空機内において行われた人の生命又は身体を害する罪に当たる行為 ( 過失犯を除く ) による死亡 重傷病又は障害をいいます 犯罪被害者等給付金の性格犯罪被害者等給付金には 遺族給付金 重傷病給

険者以外の者に限ります ( 注 2 ) 自損事故条項 無保険車傷害条項または搭乗者傷害条項における被保険者に限ります ( 注 3 ) 無保険車傷害条項においては 被保険者の父母 配偶者または子に生じた損害を含みます ( 3 )( 1 ) または ( 2 ) の規定による解除が損害または傷害の発生した

(2)-2 退所時 ( 契約入所の場合 ) 保護者と児童福祉施設等の契約に基づき入所している子どもについては 児童福祉法に基づく障害児施設給付費の支給を行う都道府県が把握していることから 当該都道府県が施設の所在する市町村及び保護者の住所地の市町村へ退所した旨を通知することにより 二重支給を防止し

厚生局受付番号 : 近畿 ( 受 ) 第 号 厚生局事案番号 : 近畿 ( 厚 ) 第 号 第 1 結論請求者のA 社 ( 現在は B 社に合併 ) における厚生年金保険被保険者資格の喪失年月日を昭和 55 年 10 月 21 日から同年 11 月 21 日に訂正し


平成19年度市民税のしおり

附則 この規則は 平成 29 年 3 月 1 日から施行する

 

Taro-07_学校体育・健康教育(学

社長必見≪ここがポイント≫マイナンバーガイドライン(事業者編)

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○国民健康保険税について

4 受けられる手当 助成 児童手当 子ども課 ( ) 児童を養育している方に手当を支給することにより 家庭における生活の安定に寄与 し 次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的として支給されます * 支給対象 中学校卒業まで (15 歳の誕生日後の最初の 3 月 31 日ま

あなたと生計を一にする配偶者やその他の親族が受け取る公的年金等から引き落とされている国民健康保険 料 後期高齢者医療保険料 介護保険料はあなたの控除の対象とはなりませんので御注意ください 5 生命保険料控除 地震保険料控除 について それぞれ該当する欄に昨年中に支払った金額を記入し 以下の計算方法に

児童扶養手当制度について 児童扶養手当制度は 父母の離婚などにより 父又は母と生計を同じくしていない児童 を育成されている家庭 ( ひとり親家庭 ) 等の生活の安定と自立を助け 児童の福祉の増進 を図るための国の制度です 受給できる方 手当を受けることができる人は 次の条件に当てはまる 18 歳に達

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市県民税所得課税証明書から年間所得金額を見る場合 平成 年度 ( 平成 年分 ) 市県民税所得課税証明書 住所 羽生市 134 番地 1 氏名 羽生田羽生子 所得の区分 所得金額 所得の区分 所得金額 総所得金額 330,000 所得控除金額 1,500,000 合計所得金額 330,000 課税標

あっせん文(国民健康保険における限度額適用・標準負担額減額認定証 の申請に係る被保険者の負担軽減)

【資料3】「児童福祉法等の一部を改正する法律」の概要(7.22現在)

検察審査会制度の運用改善及び制度改革を求める意見書

高齢者虐待防止対応マニュアル別冊 6 関係機関との連携 (1) 各機関の役割 市町村や地域包括支援センター等の関係機関は それぞれ対応可能な範囲があります 範囲を超えた対応は行うことができません また 事例によって関係機関の対応を依頼する場合があります 市町村が中心となるコアメンバー会議によって 大

保険金支払事例

三鷹市健康福祉総合計画2022

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01_郵便物等の回送嘱託申立書書式

別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

Transcription:

交通事故の被害にあわれた方へ - ひとりで悩まないで - 佐賀県警察本部

刑事手続の概要2捜査活動への3被害者等が利用4各種相談機関 窓口はじめに 目 次 1交通事故で負傷したり 家族の方が亡くなったりすることは 大変つ 1 刑事手続の概要 この冊子は 皆様に 2 捜査活動へのご協力のお願い らく とても悲しいことです 犯人が成人の場合 1 犯人が14 歳以上 20 歳未満の少年である場合 2 実際に起こったことが信じられなかったり どうしたらよいのか分か 犯人が14 歳未満の少年である場合 3 らず 心の問題が生じることもあるかもしれません また 経済的問題 刑事手続の流れ 4 を抱えることもあるでしょう 少年事件手続の流れ (14 歳以上の場合 ) 5 少年事件手続の流れ (14 歳未満の場合 ) 6 捜査や裁判はどのように進み 犯人はどのような手続で処罰されるのか また そこでは どのようなご協力をお願いすることになる 事情聴取 証拠品の提出 7 8 のか 実況見分等への立会い 8 解剖の実施 8 裁判での証言 8 利用できる制度には どのようなものがあるのか といったことを分かりやすくお知らせするためのものです ためらわず話す勇気が第一歩 3 被害者等が利用できる制度 被害者等に対する支援制度 刑事手続 捜査状況の情報に関する制度等 裁判で利用できる制度 更生保護において利用できる主な制度 自賠責保険と任意保険 自動車損害賠償保障事業 ( 政府保障事業 ) 経済的支援や各種制度 福祉制度 佐賀県における支援 民間被害者支援団体と連携した支援制度 精神的被害の支援 4 各種相談機関 窓口 警察 検察庁 保護観察所 佐賀県交通事故相談所 日本司法支援センター ( 愛称 法テラス ) 弁護士会 独立行政法人自動車事故対策機構 (NASVA) ( 公財 ) 交通遺児等育成基金 ( 公財 ) 交通遺児育英会 ( 公財 ) 日本財団 ( まごころ奨学金 ) その他 9 10 12 16 17 18 19 23 24 25 26 26 26 27 27 28 28 28 29 29 29 3 ご協力のお願いできる制度

1刑事手続の概要2捜査活動へのご協力のお願いご協力のお願い3被害者等が利用できる制度できる制度4各種相談機関 窓口 窓口11 刑事手続の概要 犯人や犯罪の事実を明らかにし 科すべき刑罰を定める手続のことを刑事手続といい これは大きく 捜査 起訴 裁判の三つの段階に分かれ 犯人が成人と少年の場合には これらの手続が異なります 犯人が成人の場合 捜査犯人を捕まえ 証拠を収集して事実を明らかにし 事件を解決するために行う活動を捜査といいます 警察が一定の証拠に基づいて犯人であると認めた者を被疑者といい 警察は必要な場合には被疑者を逮捕してから48 時間以内に その身柄そうちを検察官に送ります ( これを 送致 といいます ) 送致を受けた検察官が その後も継続して被疑者の身柄を拘束する必要があると認める場合には 24 時間以内に裁判官に対して身柄拘束こうりゅうの請求を行い ( この身柄拘束を 勾留 といいます ) 裁判官がその請求を認めると 被疑者は最長で20 日間勾留されることになります 被疑者が勾留されている間にも 警察は様々な捜査活動を行います なお 被疑者が逃走するおそれがない場合などには 被疑者を逮捕しないまま取り調べて 証拠を揃えた後 捜査結果を検察官に送致することとなります 起訴送致を受けた検察官は 勾留期間内に 警察から送致された書類や証拠を詳しく調べ 検察官自身で被疑者の取調べなど必要な捜査を行い 被疑者を裁判にかけるかどうかを決定します 裁判にかける場合を起訴 裁判にかけない場合を不起訴といいますひこくにん ( 起訴された被疑者を 被告人 といいます ) また 起訴には 通常の公開の法廷での裁判を請求する公判請求と 一定の軽微な犯罪について書面審理だけを請求する略式命令請求とがあります なお 被疑者を逮捕しない事件送致の場合には 送致を受けた検察官は 事件について必要な捜査を行った後に 被疑者を起訴するかどうかを決定します 裁判被疑者が起訴され 裁判が開かれる日が決まり 審理が行われた後 判決が下されます 検察官や被告人がその判決内容に不服がある場合には さらに上級の裁判所 ( 高等裁判所等 ) に訴えることとなります 犯人が14 歳以上 20 歳未満の少年である場合 捜査等警察では 14 歳以上の少年についても 成人の場合と同様に捜査を行います 刑法等の法律に定められている刑 ( これを 法定刑 といいます ) が懲役 禁錮等の比較的重い犯罪を犯した場合は 検察庁に事件を送致します 送致を受けた検察官は 取調べなど必要な捜査をした後 少年にどのような処分をすべきかという意見を付けて 事件を家庭裁判所に送ります 法定刑が罰金以下の犯罪を犯した場合は 警察から 直接 家庭裁判所に事件を送ります 審判家庭裁判所では 送致されてきた事件について 審判 ( 刑事手続でいう裁判 ) を開始するかどうかを決定します これまでの手続の過程で 少年が十分改心し もはや審判に呼び出す必要がないと判断された場合は 審判手続を開始せず その時点でしんぱんふかいし終了します ( これを 審判不開始 といいます ) 他方 少年に対する身柄の取扱いを決めるために裁判官が直接審理することが必要であると認められる場合は 審判手続を開始します 審判では 保護処分 ( 少年を施設内に収容し矯正教育を行う少年院送致や 社会内において保護観察官と保護司が協働して少年の再非行防止 改善更生を図る保護観察等 ) の決定を行うほか 保護処分の必要がないと認められた場合には不処分の決定を行います なお 少年が凶悪な犯罪を犯した場合等 成人と同様の刑事処分とするべきであると認められた場合には 事件を検察庁へ送り返します この場合 少年は原則として裁判にかけられ 通常の刑事事件と同様に 刑罰を科すかどうかの決定を受けます 刑事手続の概要2捜査活動への3被害者等が利用4各種相談機関1 2

1刑事手続の概要刑事手続の概要2捜査活動への2捜査活動へのご協力のお願いご協力のお願い3被害者等が利用3被害者等が利用できる制度できる制度4各種相談機関 窓口4各種相談機関 窓口刑事手続の流れ 犯人が 14 歳未満の少年である場合1 調査等 14 歳未満の少年については 法律上 罰することができないことから 警察において調査を行います 14 歳未満の少年に対する調査の手続では 少年を逮捕する等の身柄拘束はできませんが 押収 捜索等の強制処分ができます 警察は調査の結果 当該事案を児童相談所に通告することができるほか 重大な罪 ( 故意の犯罪行為により人を死傷させた罪等 ) を犯した場合など 家庭裁判所の審判に付すべきと認めた場合は 当該事案を児童相談所に送致します 児童相談所における措置送致又は通告を受けた児童相談所では 少年に対し児童福祉法上の措置 ( 児童自立支援施設への入所や里親への委託等 ) をとり 事案を終了させるほか 家庭裁判所での審判が必要であると判断した場合は 事案を家庭裁判所に送致します 児童相談所は 警察から送致を受けた事案については 原則として 家庭裁判所に送致しなければならないこととされています 家庭裁判所に送致された少年は 14 歳以上の少年と同様に 審判を開始するかどうかの決定を受けます 犯人の逮捕 48 時間以内 24 時間以内 ( 勾留 ) 最長 20 日間 犯罪の発生 捜査の開始 犯人の特定 警察官の調書作成等 届出 110 番通報等 事情聴取 書類作成証拠品の提出実況見分の立会い等 身柄付送致書類送致 勾留請求 検察官の調書作成等 犯人の任意取調べ 公判請求 裁 判 判 決 起 訴 略式命令請求 略式命令 冒頭手続証人出廷 証拠調べ手続検察官の論告 求刑被告人 弁護人の最終弁論 不起訴 殺人や危険運転致死など一部の事件は 裁判員裁判の対象となり 選挙権のある人から選ばれた裁判員が参加します 身柄付送致とは 警察から検察官に被疑者の身柄と捜査書類を送ることです 3 4

1刑事手続の概要刑事手続の概要2捜査活動へのご協力のお願い3被害者等が利用できる制度4各種相談機関 窓4各種相談機関 窓口少年事件手続の流れ (14 歳以上の場合 ) 少年事件手続の流れ (14 歳未満の場合 ) 2捜ご査協活力動のへおの願い3被で害き者る等制が度利用警 察 担当警察官に申し出ることによ担当警察官に申し出ることによって 被害を受けた方等が知る警察って 被害を受けた方等が知る 犯人である少年が判明したら 逮捕して取り調べたり 逮捕しないまま ことができること 14 歳未満の少年は罰せられることはありませんが 少年の行為や環境等 ことができること 第 1 種少年院罰するときは 無期刑を科すかが確定したのか 上訴されるのか ) 少年院送致 心身に著しい障害がないおおむね 10 年以上 20 年以下の懲役 禁錮 懲役 禁錮等の刑の執行終歳以上 23 歳未満のものを科すかを裁判所が選択します 了予定時期 仮出獄等による釈放の事実 任意で捜査したりします 少年の住所 氏名 ( ただし に応じ児童相談所に送致 通告します 児童相談所へ通告を行った知らせることによって 少 14 歳以上の少年で 法定刑が罰金 14 歳以上の少年で 法定刑が懲こと等の身柄措置年の健全育成を阻害するお以下の犯罪を犯した場合は 直接役 禁錮等の比較的重い犯罪を犯しそれがある場合は保護者の 少年の保護者の住所 氏名家庭裁判所に事件を送ります た場合は 検察庁に事件を送ります 住所 氏名 ) 連絡を行うことが適当でないと認 める事情があり 連絡を行わない場 釈放したときや勾留されな児童相談所合もあります かったときは その理由 事件の送り先である家庭裁家庭裁判所での審判や保護処分検察庁児童福祉法上の措置をとって事判所や検察庁の名称 場所が必要であると判断した場合は 件を終わらせることもあります 検察官が取調べをした後 少年をどのような処 連絡を行うことが適当でないと認事件を家庭裁判所に送致します 分にするのがよいかの意見を付けて 事件を家 める事情があり 連絡を行わない場 庭裁判所に送ります 合もあります 家庭裁判所裁判所に申し出ることによって 被害を受けた方等が知るこ児童自立支援施設へのとができること入所や里親への委託等 送られてきた事件について 審判 ( 大人の事件でいう裁 事件記録の閲覧 コピー審判不開始判 ) を開始するかどうかを決定します 事件の記録を見たり コピーしたりすること これまでの手続の過程で 保護処分 ( 保護観少年が凶悪な犯罪を犯 意見陳述少年が十分改心し もは察や少年院送致した場合等 刑事処分裁判官や家庭裁判所に対して お気持裁判所に申し出ることによっや審判廷に呼び出す必要等 ) が必要であるにするべきであると認ちや事件についての意見を述べること 家庭裁判所て 被害を受けた方等が知るこ がないと判断された場合 と認められる場合 められる場合には事件 審判状況の説明 送られてきた事件について 審判 ( 大人の事件でいう裁 とができること は 審判手続を開始せず等は 審判手続をを検察庁に送致しま審判期日で行われた手続などにつ審判不開始判 ) を開始するかどうかを決定します 事件記録の閲覧 コピー終了します 開始します す ( 逆送致 ) いて説明を受けること事件の記録を見たり コピーした 審判結果の説明これまでの手続の過程で 少年保護処分 ( 保護観察や少年院送りすること 少年に対する処分結果等の通知をが十分改心し もはや審判廷に致等 ) が必要であると認められ不処分受けること 意見陳述 審判の傍聴 呼び出す必要がないと判断される場合等は 審判手続を開始し裁判官や家庭裁判所に対して お審判の過程において 少年がた場合は 審判手続を開始せずます 気持ちや事件についての意見を述検察庁非行を克服し 保護処分の必終了します べること 審判 審判傍聴の申出ができる方要がないと認められた場合起訴するかどうかを決定 審判状況の説明します ただし 逆送事少年の故意の犯罪行為や交通は 保護処分に付さない旨の審判期日で行われた手続などにつ件の場合は 原則として事件などによって被害を受けいて説明を受けること決定 ( 不処分 ) をします た方が亡くなってしまった不処分起訴されます 審判結果の説明り 生命に重大な危険を生じ審判の過程において 少年が非行を少年に対する処分結果等の通知を保護処分る傷害を負った場合 これら審判受けること克服し 保護処分の必要がないと認の事件の被害者等が傍聴を申められた場合は 保護処分に付さな 審判の傍聴 保護観察 裁判所し出ることができます 保護司等の監督のもとで少年が改善 更生い旨の決定 ( 不処分 ) をします ただし 少年が事件当時 12 歳にすることが可能と認められる場合は 少年通常の大人の事件と同様 審判傍聴の申出ができる方満たなかった場合には 法律によりが自分自身の力で社会復帰できるように に 刑罰を科すかどうか傍聴が認められていません 少年の故意の犯罪行為や交通保護観察官や保護司が補導援助する保護観の決定をします 事件などによって被害を受けた察の処分にします 方が亡くなってしまったり 生口1検察庁に申し出ることによっ命に重大な危険を生じる傷害を 児童自立支援施設 児童養護施設送致 保護処分て 被害を受けた方等が知るこ負った場合 これらの事件の被少年を取り巻く環境を重視し 施設におけるとができること 保護観察 害者等が傍聴を申し出ることが生活指導を要すると認められる場合は 児童刑事処分自立支援施設又は児童養護施設に入所させ 保護司等の監督のもとで少年が改善 更生することが可能と認められる場合できます 死刑 社会復帰を促します 被害を受けた方からの通知は 少年が自分自身の力で社会復帰できるように 保護観察官や保護司が補 ただし 少年が事件当時 12 歳に満ただし 罪を犯した時 18 歳未の希望に対して 検察官が導援助する保護観察の処分にします たなかった場合には 法律により傍満の者を死刑をもって処罰す適当であると判断した場合に 少年院送致 が認められていません るときは無期刑を科します 起訴したか不起訴にしたか少年を施設に収容し 矯正教育を与えなど事件の処理結果 児童自立支援施設 児童養護施設送致 ることによって非行少年を社会生活に 無期懲役 禁錮 裁判を行う裁判所と裁判が少年を取り巻く環境を重視し 施設における生活指導を要すると認められる場合は 適応させる必要があると認められた場ただし 罪を犯したとき18 歳未行われる日児童自立支援施設又は児童養護施設に入所させ 社会復帰を促します 合は 少年院に送ります 満の者に対して無期刑をもって処 裁判の結果 ( 裁判の主文及び裁判 と釈放年月日 第 2 種少年院心身に著しい障害がない犯罪的傾向が進んだおおむね16 歳以上 23 歳未満のもの 第 3 種少年院心身に著しい障害があるおおむね 12 歳以上 26 歳未満のもの 有期懲役 禁錮 有期の懲役又は禁錮をもって処罰するべきときは 長期と短期を定めた不定期刑を言い渡します この場合 短期は 10 年 長期は15 年を超えることはできません 少年を施設に収容し 矯正教育を与えることによって非行少年を社会生活に適応させる必要があると認められた場合は 少年院に送ります 第 1 種少年院心身に著しい障害がないおおむね 12 歳以上 23 歳未満のもの 第 3 種少年院心身に著しい障害があるおおむね 12 歳以上 26 歳未満のもの 5 6

1刑事手続の概要刑事手続の概要2捜査活動への2捜査活動へのご協力のお願い3被害者等が利用3被害者等が利用できる制度4各種相談機関 窓口4各種相談機関 窓口2 捜査活動へのご協力のお願い証拠品の提出犯人や犯罪事実を明らかにするため 被害者が被害当時に着ていた1皆様には 刑事手続上必要なご協力をお願いすることになりますが そのことでご負担をおかけすることもあります 犯人を捕まえ 処罰するため そして同じような被害にあう人をなくすためにも 是非ともご協力いただきたいと思います 具体的には 次のようなことがあります 事情聴取 担当の捜査員が 事故の状況や犯人の様子などについて 詳しく事情をお聴きします 思い出したくないことや 言いたくないこともあるかと思いますが 犯人や犯罪事実を明らかにするため 必要があってお尋ねするものです 詳しいことが分かれば 捜査もスムーズになり 犯人の早期検挙につながりますので ご協力をお願いします 警察官による事情聴取のほかに 検察官からも事情を聴かれることもあります どうして同じことを繰り返し聴かれるのだろうと思われるかもしれませんが 検察官が起訴 不起訴の判断をするために重要なことですから ご理解ください 服 持っていた物等を証拠品として提出していただくことがありますが これは 犯罪を証明するために必要となりますので ご協力をお願いします 提出していただいたものについては 証拠品として保管する必要がかんぷなくなれば お返しいたします ( これを 還付 といいます ) その証拠品をまだ保管する必要がある場合でも 所有者の請求によかりかんぷり 仮にお返しできる場合もあります ( これを 仮還付 といいます ) また 所有者が返却の必要がないと思われる証拠品は 提出の時にほうき 所有権放棄 の手続をしていただければ 証拠品として保管する必要がなくなった時に保管者において処分することになります 実況見分等への立会い 皆様には 警察官が犯罪の現場等について確認する際の立会いをしてじっきょうけんぶんいただくことがあります ( 現場等の状況を確認することを 実況見分 けんしょうといい 裁判所の令状に基づいて行う確認を 検証 といいます ) ある程度の時間がかかることもありますが 事実の解明や犯罪を証明するために必要な場合に行うものですので ご協力をお願いします 解剖の実施 ご協力のお願いできる制度7 事件や事故により被害者や当事者が死亡された場合は ご遺体の解剖を行うことがあります ( 裁判所の令状に基づいて行う解剖を 司法解剖 といいます ) 解剖は 亡くなられた原因を明らかにするために行うものです 裁判での証言 皆様には 犯罪の証明のため 裁判で証言していただくことがありましょうにんじんもんす ( これを 証人尋問 と言います ) そのほか 裁判においては希望などにより様々な制度が用意されていますので 詳しくは 裁判で利用できる制度 (P.12) をお読みください 8

1刑事手続の概要刑事手続の概要2捜査活動へのご協力のお願い3被害者等が利用できる制度4各種相談機関 窓4各種相談機関 窓口3 被害者等が利用できる制度 刑事手続 捜査状況の情報に関する制度等 警察の 被害者連絡制度 被害者等に対する支援制度警察では 被害者連絡制度を運用し ひき逃げ事件 交通死亡事故等の重大な交通事故事件等の被害者等に対して 次のことを連絡して 警察の 被害者支援要員制度 警察では 殺人 強制性交等 傷害等の身体犯やひき逃げ事件 交います 通死亡事故等 特に被害が深刻であり 専門的な被害者支援が必要と (1) 刑事手続及び犯罪被害者のための制度される事案が発生したときに 捜査員とは別に指定された警察職員事件事故を担当する捜査員が 刑事手続及び犯罪被害者のためのが 被害者等への付添い ヒアリングなど事件発生直後から支援活動制度について説明します を行う 被害者支援要員制度 を運用しています (2) 捜査状況2捜被害者支援要員は 被害者等と早期に面接して自己紹介を行った被疑者の検挙に至っていない場合には 捜査に支障のない範囲内ご査後 次のような活動を行っています 協活で捜査状況について連絡します 力動のへ(3) 被疑者の検挙状況おの付添い願被疑者を検挙した場合には 捜査に支障のない範囲内で被疑者を 医師の診察が必要な場合の病院の手配 付添いい検挙したことや 被疑者が誰であるかなどについて連絡します 実況見分の立会い3 自宅等への送迎 (4) 被疑者の処分状況被検挙した事件については 事件を送致した検察庁 起訴 不起訴で害き者ヒアリング等の処分結果 公訴 ( 刑事に関する訴訟 ) を提起した裁判所等につる等制が 心配事や要望等の相談受理いて連絡します 度利用 なお 被害者等の中には 事件のことを思い出したくないの民間被害者支援団体 部外カウンセラー等の紹介 引継ぎで 知らせてほしくないという方もおられると思います その場合には 捜査員にその旨をお話しください また 被疑者が少年の場合には 連絡の内容に若干の違いがあ 検察庁の 被害者支援員制度 ります 被害者等の負担や不安をできるだけ和らげるため 被害者の支援に携わる 被害者支援員 が全国の検察庁に配置されています 被害者支援員は 被害者等からの 法務省の各機関における被害者等通知制度等様々な相談への対応 法廷への案被害者等が希望すれば 検察庁 地方更生保護委員会又は保護観察内 付添い 事件記録の閲覧 証拠所が 事件の処分結果 刑事裁判の結果や有罪確定後の加害者の身柄品の返還などの各種手続の補助をすの取扱い等を通知する制度があります 口1これらの通知の申出先は 事件事故を取り扱った検察庁です 面 経済面等の支援を行っている関詳しくは 検察庁 ( 担当の検察官や被害者支援員等 ) にお問い合わ係機関や団体等を紹介するなどの支せください 援活動を行います 9 10

1刑事手続の概要2捜査活動へのご協力のお願い3被害者等が利用できる制度4各種相談機関 窓口11 心神喪失等の状態の者から被害を受けた方の審判の傍聴及び結果通知一定の重大な他害行為 ( 殺人 放火等 ) を行った者が心神喪失等であると認められて不起訴処分あるいは無罪となった場合等には 明らかに必要がない場合を除き 検察官は医療の要否及び内容を決定する審判を求めて 裁判所に申立てをすることになります 裁判所は この申立てを受けて審判を行い その者を入院させるのか それとも通院させるのかなどの決定をします 被害者等は 申出をすることによって 審判を傍聴することができるほか 審判の結果等について裁判所からの通知を受けることができます 詳しくは 事件を担当する検察官や裁判所にお問い合わせください 検察審査会への審査申立て検察官は 事件の捜査を行った上で被疑者を処罰する必要があると判断したときに起訴しますが いろいろな事情から起訴しない処分 ( 不起訴処分 ) をする場合があります 検察審査会は 検察官がした不起訴処分の当否を審査する機関で 地方裁判所と主な地方裁判所支部の中に設置されています 検察審査会は 被害者等や犯罪を告訴 告発した方から 検察官の不起訴処分を不服として申立てがあったときに 審査を始めます また 被害者等からの申立てがなくても 新聞記事等をきっかけに自ら審査を始めることもあります 検察審査会への審査の申立てや相談については 一切費用がかかりません 詳しくは 最寄りの検察審査会事務局までお問い合わせください 1刑事手続の概要2捜査活動へのご協力のお願い3被害者等が利用できる制度4各種相談機関 窓口12 裁判で利用できる制度裁判所が認める適当な人に付き添ってもらうこと被害者等が 被告人や傍聴人から見えないように 間に遮へい物を設置してもらうこと別室から ビデオモニターを通じて証言すること このほかに 刑事裁判に関して 次のような制度があります 被害者等は 第 1 回の公判期日の後 原則として 裁判所にある刑事事件の事件記録の閲覧 コピーができます また いわゆる同種余罪の被害者等も 民事の損害賠償請求のため必要があると認められる場合には 裁判所にある刑事事件の事件記録の閲覧コピーができます 刑事事件の裁判で 犯罪被害に関する気持ちや意見を述べることができます 被害者等の申出があれば 公判を優先して傍聴することができるように できる限りの配慮がされます 被告人との間で示談した場合に 別に民事訴訟を起こさなくてもいいようにその示談内容を刑事裁判の調書に記載してもらうことができます 検察庁で冒頭陳述の要旨を記載した書面を受け取ることができます 被害者等には 裁判において 証人として証言していただくことがあります その際に 被害者等に配意して 次のような各制度が定められています

1刑事手続の概要2捜査活動へのご協力のお願い3被害者等が利用できる制度4各種相談機関 窓口1刑事手続の概要2捜査活動へのご協力のお願い3被害者等が利用できる制度4各種相談機関 窓口13 14 被害者参加制度殺人 傷害 危険運転致死傷等の故意の犯罪行為により人を死傷させた罪 強制わいせつや強制性交等の罪 過失運転致死傷罪等の被害者等は 裁判所に許可を得て 被害者参加人という訴訟手続上の地位を得た上で 刑事裁判に参加することができます 具体的には 公判期日に出席し 一定の要件の下で証人や被告人に対して質問をしたり 意見を述べたりすることができます 被害者参加制度 公判期日に出席することができる 検察官の権限行使に関して 意見を述べたり説明を受けたりすることができる 公訴の提起起訴状の朗読証人尋問被告人質問論告 求刑最終弁論判決事実関係や法律の適用について意見を述べることができる一定の要件を満たす場合に被告人に質問することができる証人に尋問することができる被害者等による参加の申出裁判所の許可被害者国選弁護制度被害者参加人 ( 裁判への参加を許された者 ) は 公判期日への出席や被告人質問等の行為を弁護士に委託することもできますが その資力 ( 現金 貯金等の合計額 ) から療養費等の額 ( 犯罪行為を原因として請求の日から 6 か月以内に支出することとなると認められる治療費その他の費用の合計額 ) を控除した額が 基準額 (200 万円 ) に満たない場合には 裁判所に対して 弁護士の援助を受けられるようにするため 弁護士 ( 被害者参加弁護士 ) の選定を請求することができます この弁護士の報酬及び費用は 国が負担することになります 被害者参加旅費等支給制度被害者参加制度を利用して刑事裁判に出席された方の旅費 ( 交通費 ) 及び日当を国が支給する制度です 出席する裁判所が遠方にあるなどの理由で宿泊しなければならない場合は 宿泊料も支払われます 詳しくは 日本司法支援センター ( 愛称 法テラス P.27 参照 ) にお問い合わせください 損害賠償命令制度殺人 傷害 危険運転致死傷などの故意の犯罪行為により人を死傷させた罪や強制わいせつ 強制性交等の罪等の被害者等は 刑事事件が地方裁判所で取扱中の場合に その刑事事件を担当している裁判所に対し 起訴されている犯罪事実を原因とした不法行為による損害賠償を被告人に対し命ずるよう求める申立てをすることができます この手続は 被告人に対し有罪の言い渡しがあった場合 刑事裁判の訴訟記録を証拠として 原則 4 回以内の期日で簡易迅速に審理が行われます 審理は 刑事事件を担当した裁判所が行うことから 被害者等による被害事実の証明が容易になっています なお 4 回以内の期日で終わらない場合や損害賠償命令の申立てについての決定に対し 異議の申立てがあった場合等は 通常の民事訴訟手続に移行します ( 民事訴訟手続については P.19~P.20 をご参照ください ) 詳しくは 事件を担当する検察庁や裁判所にお問い合わせください 損害賠償命令制度口頭弁論又は審尋口頭弁論又は審尋口頭弁論又は審尋決定不服なし刑事裁判上告審控訴審公訴提起弁論集結有罪判決刑事記録本手続の記録損害賠償請求のの申立て確定判決と同一の効力異議申し立て民事裁判上告審控訴審第一審損害賠償請求についての審理

1刑事手続の概要刑事手続の概要2捜査活動への2捜査活動へのご協力のお願い3被害者等が利用3被害者等が利用できる制度4各種相談機関 窓口4各種相談機関 窓口更生保護において利用できる主な制度 また 少年犯罪による被害者等には 次のような制度があります 被害者等は 審判開始の決定があった後 原則として裁判所にある少 意見等聴取制度年事件の事件記録 ( 少年の要保護性に関して行われる調査についての加害者が刑事施設や少年院に収容された場合 申出をした被害者等1記録である 生育歴や家族関係の問題等の記録は除く ) の閲覧 コは 加害者の仮釈放や少年院からの仮退院を許すか否かを判断するたピーができます めに地方更生保護委員会が行う審理において 仮釈放 仮退院に関す裁判官や家庭裁判所調査官に対して 被害に関する気持ちや意見を述る意見や被害に関する気持ちを述べることができます 聴取した意見べることができます 等は 地方更生保護委員会において 仮釈放 仮退院の判断に当たっ殺人 傷害等の故意の犯罪行為により人を死傷させた罪 過失運転致て考慮されるほか 仮釈放 仮退院を許す場合の特別遵守事項の設定死傷罪等 ( いずれも傷害の事案にあっては これにより生命に重大な等に当たって考慮されます 危険を生じさせた場合に限られます ) の被害者等は少年審判の傍聴が認められる場合があります 家庭裁判所から 審判期日における審判の状況について説明を受ける 心情等伝達制度ことができます 加害者が保護観察処分となった場合 被害者等の申出に応じ 保護 家庭裁判所から 少年審判の結果等の通知を受けることができます 観察所が被害に関する気持ち 被害者等の置かれている状況 保護観察中の加害者の生活や行動に関する意見を聴取し これを保護観察中詳しくは 家庭裁判所にお問い合わせください の加害者に伝えます 保護観察中の加害者に対しては 被害の実情等を直視させ 反省や悔悟の情を深めさせるよう指導監督を行います 詳しくは 保護観察所 (P.26 参照 ) にお問い合わせください ご協力のお願いできる制度15 16

1刑事手続の概要刑事手続の概要2捜査活動へのご協力のお願い3被害者等が利用できる制度4各種相談機関 窓4各種相談機関 窓口自賠責保険と任意保険 請求に必要な主な書類 2捜ご査協活力動のへおの願い3被で害き者る等制が度利用( 自賠責保険の場合 ) 交通事故による損害を補償する保険には 損害賠償額 仮渡金支払請求書 保険会社にあります 自賠責保険 ( 強制保険 ) 事故証明書 自動車安全運転センターで発行します 任意保険 事故発生状況報告書 事故状況の簡単な図を作成します があります 医師の診断書 入院 通院した病院で発行します 任意保険は 自賠責保険では補いきれない損害賠償を補償する保険 土交通省 ) が自動車損害賠償保障法に基づいて被害者の救済を図り 損 診療報酬明細書 同上 自賠責保険 通院交通費明細書 領収書等により自分で作成します 自賠責保険は 交通事故による被害者やその家族の方の保護を図る 請求者の印鑑証明 市役所等で発行します 目的で 車 1 台ごとに加入を義務付けられている保険です などの書類が必要になります 自賠責保険は 被害者やそのご家族から直接 事故を起こした自動 任意保険の請求に必要な書類は 自賠責保険車について契約を締結している損害保険会社などに対して損害賠償額とほぼ同様です の支払いを請求できます 保険金請求の具体的な手続については 各損口1被害者 1 人当たりの支払い限度額は 害保険会社にお問い合わせください 死亡した場合 3,000 万円保険金請求の期間 けがをした場合 120 万円 後遺障害が残った場合 75 万円 ~4,000 万円請求区分いつからいつ ( 時効完成 ) までに (1~14 級の障害等級による ) 傷 害 治療を終えた日 事故発生日から3 年以内 後遺障害 症状固定日 症状固定日から3 年以内 となっています 死 亡 死 亡 日 死亡日から3 年以内 人身損害の場合は 基本的に自賠責保険から補償され 損害額が補 症状固定日とは 症状が安定し 医学上一般に認められた医療を行っ 償額を上回ったときは 上回っている分は任意保険により補償される てもその医療効果が期待できなくなったときを言い 医師により判断 ことになります されます また 被害者やそのご家族の方が交通事故によって困窮することの ないよう 示談が成立して保険金が支払われるまで 内払金 仮渡金 自動車損害賠償保障事業 ( 政府保障事業 ) の制度があります ひき逃げされ 相手が判明しない 事故を起こした相手が自賠責保険に加入していない 任意保険 等の場合は自賠責保険では救済されません このような場合 政府 ( 国 です 害をてん補する制度があります 人身損害と物損が対象で 保険契約の限度額までの範囲において補 保険金請求方法や必要な書類などの詳しいことは 損害保険会社など 償がなされます にお尋ねください 17 18

1刑事手続の概要刑事手続の概要2捜査活動への2捜査活動へのご協力のお願い3被害者等が利用3被害者等が利用できる制度4各種相談機関 窓口4各種相談機関 窓口経済的支援や各種制度 福祉制度 民事裁判の流れ 1ご協力の 佐賀県警察の公費負担制度 佐賀県警察では 次の費用を公費で支出し 被害者等の経済的負担 用を公費で負担することができます を軽減しています 遺体搬送料司法解剖 (P.8 参照 ) を行ったご遺体については 警察署からご家族 弁護士等に相談 事前準備(1~2か月) 資料の取り寄せ等 費用の準備 が希望される場所 ( 原則として佐賀県内に限ります ) 等までの搬送料を公費で負担することができます 医療費等 ( カウンセリング費 ) 訴えの提起 書類の審査 交通事故により被害者等が死亡された場合等で ご遺族等が精神科医等の医師又は臨床心理士等によるカウンセリングを受けた場合の費約 1~2か月 民事上の損害賠償請求制度自動車による人身事故の損害賠償責任については 自動車損害賠償保障法第 3 条に定めがあり 被害者等は 加害者本人のほかに 自動車の所有者に対して財産的損害 精神的損害の損害請求を行うことができます 損害賠償請求は 民事訴訟法等に基づく民事手続に従って行われるもので 刑事手続とは別に被害者等が申立てなどを行う必要があります 詳しくは 弁護士会 (P.28 参照 ) にお問い合わせください 第 1 回期日 第 回期日 約 1 か月ごと 原告 被告が主張 和解勧告 和解がまとまれば裁判終了 お願いできる制度 各市の無料法律相談 佐 賀 市 毎週木曜日 13:30~16:30 第 1 第 3 木曜日は 10:00~12:00も実施 唐 津 市 毎月第 2 3 4 木曜日 10:00~15:00 鳥 栖 市 毎週木曜日 13:00~15:00 多 久 市 毎月第 3 水曜日 13:00~14:30 伊万里市 毎月第 2 4 水曜日 10:00~15:00 武雄市社会福祉協議会 毎月第 2 4 木曜日 13:00~16:00 鹿 島 市 毎月第 2 木曜日 13:00~14:00 受付毎月第 4 木曜日 9:30~10:30 受付 小城市社会福祉協議会 毎月 1 回 13:30~16:30 嬉野市社会福祉協議会 毎月第 4 木曜日 13:00~16:00 神埼市社会福祉協議会 奇数月第 3 木曜日 13:30~16:30 第 回期日 判 決 証人尋問 勝訴判決 敗訴判決 被告に任意に支払ってもらう 強制執行 控訴 上告も可能 19 電話による事前予約が必要であったり 相談日が変更となる場合もありますので 事前に各市役所等へお問い合わせください 20

1刑事手続の概要刑事手続の概要2捜査活動へのご協力のお願い3被害者等が利用できる制度4各種相談機関 窓4各種相談機関 窓口 税制上の制度医療費を支払ったり 身体に障害が残ったり 配偶者と死別した方などには 次のような 所得控除 が認められる場合があります 公営住宅への優先入居犯罪行為により収入が減少するなどしたため それまでの住居に住 2捜ご査協活力動のへおの願い3被で害き者る等制が度利用めなくなった一定の収入以下の方 (DV 被害者以外の単身者は除きま 伊万里税務署 0955-23-3147 佐賀労働局 ( 雇用環境 均等室 ) 0952-32-7167 武雄税務署 0954-23-2127 県労働相談窓口 医療費控除 す ) については 県営住宅への入居に関し 抽選回数の優遇措置があります 支払った医療費 ( その医療費を補てんするために支払いを受けた保険金 等を除く ) の金額 ( 一定の額を超える部分に限る ) が控除されるもの 問合せ先 医療費控除額の計算方法 県営住宅相談 0952-25-7368 その年中に保険金などで 福祉制度支払った医療費 - 補てんされる金額 = A 父親 ( 夫 ) を亡くしたため母子家庭となった場合には 児童扶養手 当や母子福祉資金の貸付などを受けることができる場合があります 10 万円または所得金額の5% また 収入がなくなったり 少なくなったりしたため生活に困って A - ( どちらか少ない額 ) = 医療費控除額いる人に対しては 困窮の程度に応じて 生活扶助 教育扶助 住宅 扶助 医療扶助等の必要な保護を受けることができる生活保護制度が 準備されています 障害者控除詳しくは 住所地の市役所や町役場 保健福祉事務所 (P.29 参 障害者の方に27 万円 ( 重度の障害がある場合には 40 万円 以下同 照 ) にお問い合わせください じ ) 扶養親族等が障害者である場合には 障害者の方 1 人につき27 万円が控除されるもの 個別労働紛争解決制度 寡婦 ( 寡夫 ) 控除 都道府県労働局において 個々の労働者と事業主との間の労働関係 に関する事項のトラブルの未然防止 労使による自主的な解決を促進夫と死別した妻 ( 寡婦 ) 又は妻と死別した一定の夫 ( 寡夫 ) 等に原則することを目的として として27 万円の控除額が認められるもの 総合労働相談コーナーにおける情報提供 相談口1 問合せ先 都道府県労働局長による助言 指導 紛争調整委員会によるあっせん 佐賀税務署 0952-32-7511 を行っています 鳥栖税務署 0942-82-2185 唐津税務署 0955-72-3141 問合せ先 ( 労使紛争相談 ) 0952-25-7242 ( 中小企業労働相談所 ) 0952-25-7100 21 22

1刑事手続の概要刑事手続の概要2捜査活動への2捜査活動へのご協力のお願い3被害者等が利用3被害者等が利用できる制度4各種相談機関 窓口4各種相談機関 窓口佐賀県における支援 各種相談機関 窓口 佐賀県では 総合的な対応窓口を設置し 警察 市町 民間被害者支援団体と連携し 被害者等からの相談の対応や支援に関する情報提供を行っています 警 察 市町 被害者支援担当窓口 電話番号 佐賀県総合相談窓口 佐賀県警察 くらしの安全安心課 ( 犯罪被害者相談電話 ) 0952-24-2191 窓口 ( 名称 ) 電話番号等 ホームページ http://www.pref.saga.lg.jp 警察本部交通指導課 市町総合対応窓口 交通事故に 事件 取締指導係 0952-24-1111 内線 5124 各市町で被害者支援に関する総合対応窓口を設置し 被害者等から関する相談事故の管轄警察署 ( 交通課 ) の相談対応や支援に関する情報提供等を行っています 被害者支援要員等の連絡先 ( 裏表紙 ) 参照詳しくは お住まいの市町の窓口へご相談ください 犯罪被害者支援室 警察本部 ( 広報県民課 ) 0952-24-1111 警察相談室 警察本部 9110 又は 0952-26-9110 各都道府県警察の相談窓口を知りたい方は 警察庁犯罪被害者支援室佐賀市生活安全課 0952-40-7012 ホームページ (http://www.npa.go.jp/higaisya/home.htm) を唐津市総務課 0955-72-9113 ご参照ください 鳥栖市総務課 0942-85-3506 多 久 市 防災安全課 0952-75-2181 検察庁 伊万里市人権 同和対策課 0955-23-2190 被害者等が検察庁へ気軽に被害相談や事件に対する問合せを行えるよ武雄市防災危機管理課 0954-23-9223 うに 専用電話として 被害者ホットライン が全国の地方検察庁に設鹿島市総務課 0954-63-2112 けられています 小城市社会福祉課 0952-37-6107 被害者ホットライン は 電話だけでなく ファックスでの利用も嬉野市総務課 0954-66-9111 可能となっております 夜間や休日の場合でも留守番電話やファックス 神 埼 市 防災危機管理課 0952-37-0104 が利用ができますので ご活用ください 吉野ヶ里町総務課 0952-37-0330 佐賀地方検察庁 0952-22-4259 基山町総務企画課 0942-92-7915 全国の検察庁の被害者ホットライン窓口は検察庁ホームページ上峰町総務課 0952-52-2181 (http://www.kensatsu.go.jp/higaisha/index.htm#hotline) みやき町 総務課 0942-89-1651 をご参照ください 玄海町住民福祉課 0955-52-2158 有田町総務課 0955-46-2111 保護観察所 大 町 町 総務課 0952-82-3111 全国の保護観察所には 被害者担当官及び被害者担当保護司が配置さ 江 北 町 総務課 0952-86-2111 れており 被害者等からの電話や来庁による相談や問合せに応じ 悩み 白 石 町 保健福祉課 0952-84-7116 や不安等を聞いたり 各種制度の説明や関係機関の紹介等を行っていま 太 良 町 総務課 0954-67-0129 す 4 できる制度23 24

1刑事手続の概要刑事手続の概要2捜査活動へのご協力のお願い3被害者等が利用できる制度4各種相談機関 窓4各種相談機関 窓口精神的被害の支援 各種相談機関 窓口 2捜ご査協活力動のへおの願い3被で害き者る等制が度利用犯罪の被害により大変重いストレスにさらされると 程度の差はあっ ても 次のような様々な心身の反応が現れることがあります 警 察 感情面 感情の麻痺 強い恐怖 不安 孤独感 罪悪感 自責感 佐賀県警察いら立ち 怒り窓口 ( 名称 ) 電話番号等 物事に集中できない 思考力の減退 麻痺 混乱 その時警察本部交通指導課思考面の光景が何度も思い浮かぶ 事件のことを何度も夢にみる交通事故に事件 取締指導係 0952-24-1111 内線 5123 怒りっぽくなる 興奮する 取り乱す 閉じこもる 飲関する相談事故の管轄警察署 ( 交通課 ) 行動面酒や喫煙が増加する 生活面が不規則になる 被害者支援要員等の連絡先 ( 裏表紙 ) 参照 頭痛 肩こり 手足のだるさ 胃のもたれ 下痢 便秘 身体面犯罪被害者支援室警察本部広報県民課 0952-24-1111 内線 2182 2183 息苦しさ 食欲不振 眠れない 夜間に目が覚める警察相談室警察本部 9110 又は 0952-26-9110 これらは 時間の経過とともに 次第に回復していきますが 回復に かかる時間は人それぞれです 中には様々な精神疾患 (PTSD 等 ) に 佐賀県警察ホームページ (http://www.police.pref.saga.jp) 各都道府県警察の相談窓口を知りたい方は 警察庁犯罪被害者支援室発展していく場合があります ホームページ (http://www.npa.go.jp/higaisya/index.html) を警察では 被害者等の精神的被害の回復のために カウンセリング体ご参照ください 制を整備してるほか カウンセリング費用の公費負担 (P.19 参照 ) を 行っています 検察庁詳しくは 最寄りの警察署又は警察本部にご相談ください 被害者等が検察庁へ気軽に被害相談や事件に対する問合せを行えるよまた 日常生活に支障を感じたときは 医療機関若しくは保健所 精うに 専用電話として 被害者ホットライン が全国の地方検察庁に設神保健福祉センター (P.29 参照 ) へご相談ください けられています さらに 犯罪の被害により周囲の児童生徒が心のケアを必要としてい 被害者ホットライン は 電話だけでなく ファックスでの利用もる場合には スクールカウンセラー等によるカウンセリングもできます可能となっております 夜間や休日の場合でも留守番電話やファックスので 各学校にお問い合わせください が利用ができますので ご活用ください 口1 佐賀地方検察庁 ( 被害者ホットライン ) 0952-22-4259 全国の検察庁の被害者ホットライン窓口は検察庁ホームページ (http://www.kensatsu.go.jp/higaikaihuku/category_000009.html) をご参照ください 保護観察所 25 26 4 全国の保護観察所には 被害者担当官及び被害者担当保護司が配置されており 被害者等からの電話や来庁による相談や問合せに応じ 悩みや不安等を聞いたり 各種制度の説明や関係機関の紹介等を行っています

1刑事手続の概要刑事手続の概要2捜査活動への2捜査活動へのご協力のお願い3被害者等が利用3被害者等が利用できる制度4各種相談機関 窓口4各種相談機関 窓口27 1 佐賀保護観察所 0952-27-4155( 被害者専用番号 ) 弁護士会 全国の保護観察所の所在地及び被害者等の方のための専用の電話番号弁護士会では 法律に関する相談を行っており 損害賠償請求等についを知りたい方は 法務省の更生保護における犯罪被害者等施策ホームペての助言を得ることができます ージ (http://www.moj.go.jp/hogo1/soumu/hogo_victim.html) を相談については 相談料が必要です ご参照ください 日本司法支援センター ( 愛称 法テラス ) 中学卒業までの交通遺児や重度後遺障害者の子弟への生活資金 育成資 佐賀県交通事故相談所 佐賀県弁護士会 0952-24-3411( 佐賀 鳥栖 武雄地区 ) 0955-73-2985( 唐津地区 ) くらしの安全安心課 0952-25-7061 ホームページ http://www.sagaben.or.jp ホームページ http://www.pref.saga.lg.jp/list03288.html 独立行政法人自動車事故対策機構 (NASVA) 金の無利子貸付等 下記のような被害者援護事業を行っています 事故により常時又は随時の介護が必要な重度後遺障害が残った方への 介護料給付 事故により重度後遺障害が残った方が病院や福祉施設に短期で入院 入所する費用の助成 脳損傷による遷延性意識障害者が長期に入院できる療護センターの運 営 交通遺児又は重度後遺障害者の子弟への育成資金として生活費等の無 利子貸付 日本司法支援センターは 国民が 全国どこでも法的な紛争の解決のために必要な情報や法律サービスの提供が受けられる社会を実現するための総合法律支援の中核を担う法人で 次のような被害者支援業務等を行います 情報提供業務法制度に関する情報の提供をしたり 相談窓口や犯罪被害者支援の経験や理解のある弁護士の紹介を無料で行います 民事法律扶助経済的にお困りの犯罪被害者等に対して 無料で法律相談を行い 民事裁判等の手続における弁護士費用等を立て替えます 国選被害者参加弁護士の選定に関連する業務刑事裁判への参加を許可された被害者参加人の意見を聴いて 国選被害者参加弁護士の候補を裁判所に通知する業務等を行います 被害者参加旅費等支給業務被害者参加制度を利用して刑事裁判に出席された方に 旅費 ( 交通費 ) 等を支給する業務等を行います 日本弁護士連合会委託援助業務日本弁護士連合会からの委託を受けて 一定の犯罪被害者等に対して 刑事手続 少年審判についての手続等に関する援助を行います 詳しくは 法テラスにお問い合わせください ホームページ http://www.houterasu.or.jp 犯罪被害者支援ダイヤル 0570-079714( なくことないよ ) 法テラス佐賀 050-3383-5510 介護に係る相談 交通遺児の生活相談等の受付ホームページ http://www.nasva.go.jp 佐賀支所 0952-29-9023 ( 公財 ) 交通遺児等育成基金 交通事故で父 ( 母 ) 親を亡くした満 16 歳未満の交通遺児が 自動車事故の損害賠償金等の中から拠出金を払い込んで 交通遺児育成基金制度 に加入すると これに国と民間協力団体が負担する援助金を加えて運用し 交通遺児が満 19 歳に達するまで育成給付金として年 4 回 (3 6 9 12 月 ) 一定額が支給されます 加入の相談などは基金事務局で受け付けています また 交通事故により配偶者を亡くした方や重度の後遺障害 ( 障害等級 1~3 級 ) が残った方などで 中学生以下の子弟を扶養している被害者やご家族を対象に一定の条件の下に 給付として 越年資金 入学支度金 進学等支援金 及び 緊急時見舞金 の支給を行っています 事務局 03-5212-4511( 0120-16-3611) ホームページ http://www.kotsuiji.or.jp 28 ご協力のお願いできる制度

1刑事手続の概要2捜査活動へのご協力のお願い3被害者等が利用できる制度4各種相談機関 窓口( 公財 ) 交通遺児育英会 メ モ 交通遺児や交通事故により重度の障害が残った方の子弟に対する奨学金 ( 無利子 ) の貸与事業を行っています 貸与対象は高校生 専門学校生 短大生 大学生 大学院生等です 事務局 03-3556-0771 ホームページ http://www.kotsuiji.com ( 公財 ) 日本財団 ( まごころ奨学金 ) 日本財団では 振り込め詐欺救済法に基づく預保納付金を用いて 保護者が殺人 傷害 詐欺被害 交通事故などの理不尽な犯罪に遭遇し 経済的に不安定となったご家庭の子どもに対し 奨学金の給付を行っています 給付対象となるのは 高校 専修学校 ( 専門課程 高等課程 ) 高等専門学校 短大 大学 大学院に在学 あるいは 進学を予定している方です 日本財団まごころ奨学金係 03-6229-5111 ホームページ http://nf-yoho.com/ その他 窓口 ( 名称 ) ( 公財 ) 日弁連交通事故相談センター 電話番号等 0570-078325 佐賀県弁護士会内 0952-24-3411 NASVA 交通事故被害者ホットライン 佐賀県自動車保険請求相談センター 母子関係等に関する相談 佐賀県精神保健福祉センター 独立行政法人自動車事故対策機構 0570-000738 0952-29-8768 弁護士無料相談 ( 毎週水曜日 13:00~ 要予約 ) 佐賀中部保健福祉事務所 0952-30-2183 鳥栖保健福祉事務所 0942-83-2172 唐津保健福祉事務所 0955-73-4228 伊万里保健福祉事務所 0955-23-2101 杵藤保健福祉事務所 0954-23-3174 精神的悩みに関する相談 0952-73-5556 ( 佐賀こころの電話 ) 負けないで勇気を出してまず相談 交通事故の被害にあわれた方へ 発行日 / 平成 30 年 3 月 16 版第 1 刷編集 発行 / 佐賀県警察本部広報県民課犯罪被害者支援室 29

被害者支援要員等の連絡先 あなたや家族の被害者支援要員は 佐賀県 警察署 ( 隊 ) 課 係 氏名 - ( 内線 ) 被害者支援要員が不在の場合は 佐賀県 警察署 ( 隊 ) 課 係 氏名 - ( 内線 ) あなたや家族の事故担当交通課員は 佐賀県 警察署 ( 隊 ) 課 係 氏名 - ( 内線 ) にご連絡ください ごろうくん