)各 職場復帰前 受入方針の検討 () 主治医等による 職場復帰可能 との判断 主治医又はにより 職員の職場復帰が可能となる時期が近いとの判断がなされる ( 職員本人に職場復帰医師があることが前提 ) 職員は健康管理に対して 主治医からの診断書を提出する 健康管理は 職員の職場復帰の時期 勤務内容

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釧路町職員職場復帰支援制度実施マニュアル 1 趣旨本マニュアルは 釧路町職員心の健康づくり計画 に基づき メンタルヘルス不調により長期間療養中の職員が職場復帰するにあたり支援するための必要な事項及びメンタルヘルスを要因とする不調を疑わせる職員を支援するために必要な事項を定め 円滑な職場復帰と疾患の再

はじめに 厳しい経済情勢の中 職業生活等において強い不安 ストレス等を感じる労働者は約 6 割に上っており また メンタルヘルス上の理由により連続 1 カ月以上休業し 又は退職した労働者がいる事業場は 7.6% となっています こうした状況の中で 心の健康問題により休業する労働者への対応は 多くの事

全事業所に周知 徹底する 5 プライバシーへの配慮職員が安心して活動に取り組めるよう 個人情報の秘密保持に十分配慮する 2 心の健康づくり推進体制法人コンプライアンス委員 各事業所職員 管理者 事業所内保健スタッフの役割を以下のとおりとする ア法人コンプライアンス委員会心の健康づくり計画の企画 立案

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休職者への対応

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愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

(2) 様式例の記載例ア勤務情報提供書 労働者 事業者において作成 A さん 人事 上司 産業医とで復職後の働き方について話し合った結果 A さん自身の希望もあり 元の営業職での復帰を長期的な目標にしつつ 復職後しばらくは治療の内容や体調を考慮し 外勤や出張 残業は避け デスクワーク中心の業務とする

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休職・復職に対する支援~後編:復職時の対応~

制の整備を行う 職場復帰支援プログラム 関連規程等及び体制については 労働者 管理監督者及び事業場内産業保健スタッフ等に対し 教育研修の実施等により十分周知する イ職場復帰支援プラン実際の職場復帰支援では 職場復帰支援プログラムに基づき 支援対象となる個々の労働者ごとに具体的な職場復帰支援プランを作

揖斐川町デイサービスセンター運営規程

雇用管理分野における個人情報のうち健康情報を取り扱うに当たっての留意事項 第 1 趣旨 この留意事項は 雇用管理分野における労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 以下 安衛法 という ) 等に基づき実施した健康診断の結果等の健康情報の取扱いについて 個人情報の保護に関する法律についての

チェックを受けるときは 正直に回答することが重要であること 四本人が面接指導を申し出た場合や ストレスチェックの結果の会社への提供に同意した場合に 会社が入手した結果は 本人の健康管理の目的のために使用し それ以外の目的に利用することはないこと 第 2 章ストレスチェック制度の実施体制 ( ストレス

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Taro-別紙2

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はじめに 厳しい経済情勢の中 職業生活等において強い不安 ストレス等を感じる労働者は約 6 割に上っており また メンタルヘルス上の理由により連続 1 カ月以上休業し 又は退職した労働者がいる事業場は 7.6% となっています こうした状況の中で 心の健康問題により休業する労働者への対応は 多くの事

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

事業場における心の健康づくりの具体的な事例

平29・6・13(火) 平成29年度 神奈川県医師会 産業医部会 総会・研修会

4 父親も育児参画しよう! 父親となる職員に, 配偶者出産休暇や男性の育児参加休暇を取得するよう働き掛けましたか 対象の職員全てに働き掛けは行われている 回答数 76 0 全人数割合 (%) 対象者なし 293 配偶者出産休暇 (3 日 ) 数値目標 31 年度までに配偶者出

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福利厚生基本計画

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

訪問介護標準契約書案

平成 27 年改正の概要 ( サマリー ) 一般労働者派遣事業 ( 許可制 ) 特定労働者派遣事業 ( 届出制 ) 26 業務 期間制限なし 26 業務以外 原則 1 年 意見聴取により最長 3 年まで 規定なし 規定なし 1. 許可制への統一 2. 派遣契約の期間制限について すべての労働者派遣事

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深夜勤務の制限 5 妊産婦の時間外 休日 妊娠中の女性が 母体または胎児の健康保持のため 深夜勤務や時間外勤務等の制限を所属長に請求できます 病院助手専攻医臨床研修医 6 妊娠中の休息 妊娠中の女性は 勤務時間規程に規定する 職務に専念する義務の免除 を利用して 母体または胎児の健康保持のため 勤務

2) 社内外相談窓口についてまた ストレスチェック制度に基づく医師の面接指導以外にも 社内外に以下のような相談窓口が用意されています 今回のストレスチェックの結果に関わらず どなたでも利用できますので 体調面で何か気になることがあればご相談ください [ 社内相談窓口 ] 会社 部健康管理室保健師 連

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JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

障害年金認定の地域間格差是正に関する意見書


66 条の 6 改正のねらい 果通知 第 第 1 章改正労働安全衛生法 逐条解説 第 5 節 すべての健康診断結果の労働者への通知 特殊健康診断結果の追加 ( 第 66 条の 6 関係 ) 労働安全衛生法において 一般健康診断については 健康診断の実施後にその結果を本人へ通知する義務が規定されている

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脳卒中に関する留意事項 以下は 脳卒中等の脳血管疾患に罹患した労働者に対して治療と職業生活の両立支援を行うにあ たって ガイドラインの内容に加えて 特に留意すべき事項をまとめたものである 1. 脳卒中に関する基礎情報 (1) 脳卒中の発症状況と回復状況脳卒中とは脳の血管に障害がおきることで生じる疾患

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

教職員の事故 1 負傷事故 前の対策 安全点検日 1 日常的に器具 器材の安全点検をする 毎月 1 0 日 事故発生 2 危険を予測して授業の安全面に配慮する 1 負傷者の応急処置をする 養護教諭等 状況把握 1 応急処置をする 命にかかわる 2 場合によっては救急車 番手配を 物は躊躇

MR通信H22年1月号

導やメンタルヘルス相談を利用すること イ管理監督者管理監督者は 職場の管理監督者として ストレスチェックの集団分析結果等に基づく職場環境等の改善を通したストレスの軽減 部下からの相談への対応を行う また 管理監督者自身も必要に応じて ストレスチェック及びその結果に基づく面接指導 メンタルヘルス相談を

産業保健の目的 働く人々すべての身体的 精神的および社会的健康を最高度に維持増進させる 労働条件に起因する健康障害を防止し 健康に不利な諸条件から雇用中の労働者を保護する 労働者の生理学的および心理学的特徴に適合する職業環境に労働者を配置し 健康を維持する 仕事と人との適合を図る ( 国際連合の W

はじめに 事業場において 衛生管理者などなどはメンタルヘルス対策を担当する職種として重要視されており 産業医 管理者との連携により同対策をマネジメントしていくことが職務として期待される 特に プライバシーへの配慮 職場復帰問題で困難さを訴える意見が多いことから 衛生管理者等のメンバーの育成支援 職場

安全管理規程

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2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

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対応していくためには 職員一人ひとりの公務に対する意欲と能力を高め 組織をより活性化し 公務の質を高く保つことが求められている そのためには 各職員の能力と勤務実績を的確に評価し その結果を反映した人事管理を推進していくことが重要である 知事部局等においては 平成 28 年 4 月に施行された地方公

Ⅲ コース等で区分した雇用管理を行うに当たって留意すべき事項 ( 指針 3) コース別雇用管理 とは?? 雇用する労働者について 労働者の職種 資格等に基づき複数のコースを設定し コースごとに異なる配置 昇進 教育訓練等の雇用管理を行うシステムをいいます ( 例 ) 総合職や一般職等のコースを設定し

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者が負う民事上の安全配慮義務の履行であり そのために必要な心身の状態の情報を適正に収集し 活用する必要がある 一方 労働者の個人情報を保護する観点から 現行制度においては 事業者が心身の状態の情報を取り扱えるのは 労働安全衛生法令及びその他の法令に基づく場合や本人が同意している場合のほか 労働者の生

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[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

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第 1 章育児休業 第 1 条 ( 対象者 ) 生後 1 年未満 ( 第 5 条による育児休業の場合は 1 歳 6 ヶ月 ) の子と同居し養育する従業員であって 休業後も引き続き勤務する意思のある者は 育児のための休業をすることができる ただし 日々雇用者 期間雇用者 ( 申出時点において雇用期間が

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特定保健指導における情報通信技術を活用した面接による指導の実施の手引き 新旧対照表 改正後 特定保健指導における情報通信技術を活用した面接による指導の実施の手引き 現行 ICT を活用した特定保健指導の実施の手引き 最終改正平成 30 年 2 月 9 日 1.ICTを活用した特定保健指導の実施者保険

4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

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青警本務第 号 青警本総推第 号 青警本生企第 号 青警本刑企第 号 青警本交企第 号 青警本備一第 号 平成 2 8 年 3 月 1 8 日 各所属長殿 青森県警察本部長 レピーサポート 職場復帰サポート実施要綱の制定について

平成18年度標準調査票

横情審答申第 1534 号 平成 3 0 年 11 月 15 日 横浜市長林文子様 横浜市情報公開 個人情報保護審査会 会長 藤原靜雄 横浜市個人情報の保護に関する条例第 53 条第 1 項の規定に基づく諮問 について ( 答申 ) 平成 29 年 5 月 1 日総職健第 86 号による次の諮問につ

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

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12_モニタリングの実施に関する手順書 

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

の業務について派遣先が九の 1 に抵触することとなる最初の日 六派遣先への通知 1 派遣元事業主は 労働者派遣をするときは 当該労働者派遣に係る派遣労働者が九の 1の ( 二 ) の厚生労働省令で定める者であるか否かの別についても派遣先に通知しなければならないものとすること ( 第三十五条第一項関係

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北里大学病院モニタリング 監査 調査の受け入れ標準業務手順 ( 製造販売後臨床試験 ) 第 1 条 ( 目的 ) 本手順書は 北里大学病院において製造販売後臨床試験 ( 以下 試験とする ) 依頼者 ( 試験依頼者が業務を委託した者を含む 以下同じ ) が実施する直接閲覧を伴うモニタリング ( 以下

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4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

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標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会

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5 改正条文の書式

13 長時間労働者への面接指導と事後措置面接指導結果報告書および意見書書式 3.3 第 3 章 長時間労働者への面接指導と事後措置 面接指導結果報告書および意見書 産業医は 面接指導した内容についての報告書 およびその結果を踏まえての就業上の措置にかかる意見書を作成します この報告書および意見書は


アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

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Transcription:

職場復帰支援の流れ図 職員(家族)(保主健治師医)等 )各 療養期間中 () 職員からの診断書の提出 職員本人から主治医に対して 診断書に長期療養を必要とする旨のほか 必要な療養期間 ( 見込み ) を明記するよう依頼する 主治医から職員本人に対して 診断書が発行される 職員から健康管理に対して 診断書を提出する () 受入方針検討前までの情報収集, 健康管理は 職員の同意のもとに主治医と連携をとり 職員の回復状態 今後の見込み等について情報収集を行うよう努める 健康管理は あらかじめ主治医に対して 職場で必要とされる職務遂行能力の内容や勤務条件制度等に関する情報を提供する 健康管理医は 健康管理と主治医との間で円滑な連携が図られるよう 専門家の立場から的確な支援を行う 健康管理は 必要に応じて職員本人 職員の家族 管理監督から情報収集をする 管理監督は 健康管理が行う情報収集に協力する 職員は 事前に回復の状況等について健康管理と事前に十分に連絡を取り また健康管理が行う情報収集に協力する () 療養期間中の職員との接触 健康管理は 療養期間中の職員との接触のタイミングについて あらかじめ検討しておくことが望ましい ( 職員に接触することが望ましい結果をもたらすような場合 ) 精神的な孤独 職場復帰できるかという不安 今後のキャリア等で本人が不安に感じていることに関して 十分な情報を提供する また 健康管理等の異動についても遺漏なく周知しておくことが望ましい 健康管理は 主治医と連絡を取った上で 職員本人と接触をとることが望ましい

)各 職場復帰前 受入方針の検討 () 主治医等による 職場復帰可能 との判断 主治医又はにより 職員の職場復帰が可能となる時期が近いとの判断がなされる ( 職員本人に職場復帰医師があることが前提 ) 職員は健康管理に対して 主治医からの診断書を提出する 健康管理は 職員の職場復帰の時期 勤務内容 勤務時間等に関し 受入方針作成の手続きを開始する () 受入方針に関する意見聴取 検討 受入方針の決定 健康管理は とともに職員と面談をする は 主治医とは異なる専門家の立場で職員の状況等を判断する観点から 職員と面談をすることとする 職員は 自身の回復の状況 復職後の職務内容の希望等について 健康管理と十分な連絡を取る, 8 健康管理は 職員の同意を得て 主治医の意見等を聴取する その際 主治医に対して 職務遂行可能 という回復レベルで職場復帰に関する意見を求めることが望ましい また フォローアップ期間の目安について 主治医と連携を図ることにより 病態や病状に応じて柔軟に定めることが望ましい 健康管理は 主治医からの情報提供を踏まえ 職場として 職員の回復状況への評価を行う 健康管理は 管理監督の意見を聴取する 管理監督は 健康管理に職場の状況等について説明するなど協力する 8 健康管理は 必要に応じ 職員の家族の意見を聴取する 0 9 9 0 健康管理は 上記,,8 の意見聴取後に の意見を聴取し 職場復帰の可否の判断及び受入方針を決定する は 健康管理が作成した受入方針を精査して必要な意見を述べる また 職場で求められる職務遂行能力を見極め 主治医からの情報等に基づき 職員の回復度合を判断する

職員(家族)(主治医)保健師等各省各庁の長(健康管理)管理監督 健康管理は 職員に受入方針を伝達する その際 職員には 受入方針に基づき着実に職場復帰を進めることが長期的 安定的な職場復帰につながることを理解させる 職員は 職場復帰についての職場の対応や就業上の配慮の内容等について 主治医に的確に伝える 健康管理は 職員の同意を得た上で 管理監督に対して 受入方針 職員本人の意向 回復状態等の情報を周知するとともに 必要に応じいつでも相談に応じる旨を伝える 管理監督は 円滑な職場復帰における自身の役割を認識し 職場復帰の際の対応方法を健康管理から確認し 着実に実施できるよう準備する 健康管理は 主治医に対し 受入方針について情報提供する は 受入方針について主治医に対して情報提供を行う際に 専門家の立場から健康管理に対して協力する 職員は 回復の状況 復帰後の職務内容の希望等について 健康管理と十分な連絡を取る 職員は 健康管理に対して 試し出勤 の実施を文書で申し出る 健康管理は と協議しつつ 受入先職場の状況等も踏まえ 試し出勤 実施の必要性を判断する 健康管理は 主治医及びにより 職員が復職可能と考えられる程度に回復しており 試し出勤 を行うことが職員本人の療養を進める上での支障とならないとの判断を受ける 健康管理は 職員本人のほか 主治医及び管理監督の意見も踏まえて 試し出勤 の実施プログラムをあらかじめ作成する その際 実施プログラムの実施担当として 試し出勤 実施中の職員の状況を直接に管理するを指名する () 決定された受入方針の内容の伝達 () 受入方針実施前の準備 啓発 試し出勤 を実施する場合

)各 試し出勤 を実 施する場合 ( 続き ) 職場復帰後 (8) 受入方針の実施 (9) 受入方針実施中の状況把握 健康管理は 試し出勤 実施に先立ち 受入先職場の管理監督及び他の職員に対して 試し出勤 を実施する職員の回復状況 試し出勤 実施の趣旨及び内容等を周知する 健康管理は 少なくとも 週間に 回 実施担当及び職員本人からプログラムの実施状況を確認する 健康管理は 上記 の後で 健康管理等の意見を踏まえて 必要に応じてプログラム ( 実施日数 材長時間又は作業内容 ) の変更 延長又は終了について判断する 管理監督は 受入方針に沿って 職場復帰した職員に対応するとともに 受入方針が予定どおり実施されているか確認を行う その際 受入に好意的であることを示すほか 勤務状況 職場の人間関係等が 職員にとってストレス要因となっている場合などは 調整等を行う 職員は 受入方針に沿って 対応する 管理監督は 職場復帰した職員への対応に関し 自分一人だけで判断することは避け 定期的に職員の状況等を健康管理に報告し 対応方針を確認する 保健師等は 健康管理及びと協力しながら 職場復帰した職員に対するケアを行うことが望ましい 職員は 職場復帰後も治療を続ける場合は 服薬等について主治医等の指示に従い 回復に努める 健康管理は 受入方針が予定どおり実施されているかを確認しながら 職員の勤務状況 同僚との人間関係 心の健康の状況等を 職員 管理監督 主治医 職員の家族等を通じて把握する は 健康管理が行う受入方針実施中の状況把握に対して 専門家の立場から必要な協力を行う 健康管理は 管理監督等の状況把握に努め 必要に応じ 管理監督等の負担の軽減等に配慮する

)各 (0) 受入方針の評価と見直し 健康管理は 上記 (9) における受入方針実施状況の確認等の結果 職員の回復 再発防止等に支障があると判断される場合等には 必要に応じ 職員 主治医 ( 職員の同意を要する ) 管理監督の意見を聴取した後 受入方針の変更 管理監督や同僚への指示を行う は 受入方針の見直しを検討する際に 専門家の立場から 健康管理に対して必要な協力を行う 職員は 自身の回復状態 仕事の困難さ 職場の人間関係等について 管理監督 へ報告する 管理監督は 受入方針が予定どおり実施されていない場合等には 速やかに健康管理に報告し 対応方針を確認する (0)- 職場復帰後に 突発的な休業等が職場復帰時に想定していた程度を越えるような場合 健康管理は 職員に対して面接を実施する 健康管理は 上記 における面接結果を踏まえつつ を通じて主治医と連携を取りながら 適切な対応を検討する () 管理監督 同僚等への配慮等, 健康管理は 職場復帰する職員への配慮や支援を行うことにより 管理監督等に過度の負担がかからないように配慮することが望ましい 健康管理は 管理監督 同僚に対し 心の健康問題や 自殺予防 対応に関する知識を含め ラインケア セルフケア促進のための教育研修 情報提供を行う 健康管理は 職員の家族に対し 心の健康問題や職場復帰に関する情報提供や相談対応など 職場として可能な支援を行うことが望ましい 保健師等は 健康管理及びと協力しながら 受入策の管理監督や同僚に対する支援を行うことが望ましい