カレンダー講座メモ

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けんじしげい
5 years ago
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1 万年カレンダー ( マクロの作成 ) 作成手順書 4 1. 編集準備 1 入力フォームの作成で作成した万年カレンダー ( 第 3 版 ).xls をダブルクリック 2 <ファイルメニュー > < 名前を付けて保存 >と選択 3 万年カレンダー ( 完成版 ).xls と名付けて< 保存 >ボタンをクリック 2. マクロの作成 1 VBE(Visual Basic Editor) を開く 2 フォーム上のコントロールオブジェクトをダブルクリックして入力フォームのコードウィンドウを開きその中に以下のプログラムコード ( イベントマクロとユーザーマクロ ) を入力する当日時間が許せばプログラムコードの簡単な説明を行う Private Sub ShowComments() Dim nengo As String Dim seireki, wareki, getsu As Integer コメント (Label8 と Label9) を表示するマクロ変数を宣言 Label9.Caption = "" seireki = ScrollBar1.Value getsu = SpinButton1.Value 年号が変わる月の注意書き Label9 を一旦クリア seireki 変数に西暦年を選択する ScrollBar1 の値 getsu 変数に月を選択する SpinButton1 の値をそれぞれ代入する Select Case seireki 西暦年で場合分けして処理する Case 1900 To 1911 西暦が 1900 年から 1911 年のとき年号は nengo = " 明治 " 明治で 1867 を引くと何年かが分かる wareki = seireki Case 1912 西暦 1912 年 ( 明治 45 年 ) は年号が変わる年 Select Case getsu 月で場合分けして処理する Case 1 To 6 nengo = " 明治 " 1 月から 6 月は明治 wareki = seireki Case 7 nengo = " 明治 " 7 月は 30 日で明治から大正へ wareki = seireki Label9.Caption = " 7 月 30 日は明治 45 年大 1

2 正元年の両方に含まれます " Case 8 To 12 End Select nengo = " 大正元 " wareki = "" Case 1913 To 1925 西暦が 1913 年から 1925 年のとき年号は nengo = " 大正 " 大正で 1911 を引くと何年かが分かる wareki = seireki Case 1926 西暦 1926 年 ( 大正 15 年 ) は年号が変わる年 Select Case getsu Case 1 To 11 Case 12 nengo = " 大正 " wareki = seireki nengo = " 大正 " 一応明治としておいて Label9 に注意書きする wareki = seireki 月から 12 月は大正月で場合分けして処理する 1 月から 11 月は大正 12 月は 25 日で大正から昭和へ Label9.Caption = " 12 月 25 日は大正 15 年昭和元年の両方に含まれます " 一応大正としておいて Label9 に注意書きする End Select Case 1927 To 1988 西暦が 1927 年から 1988 年のとき年号は nengo = " 昭和 " 昭和で 1925 を引くと何年かが分かる wareki = seireki Case 1989 西暦 1989 年 ( 昭和 64 年 ) は年号が変わる年 Select Case getsu 月で場合分けして処理する Case 1 nengo = " 平成元 " 1 月は 7 日 /8 日を境に昭和から平成へ wareki = "" Label9.Caption = " 1 月 7 日まで昭和 64 年 1 月 8 日から平成元年です " 一応平成としておいて Label9 に注意書きする Case 2 To 12 nengo = " 平成元 " 2 月から 12 月は平成 wareki = "" End Select Case Else 西暦 1989 年以降のとき今のところ年号は nengo = " 平成 " 平成で 1988 を引くと何年かが分かる wareki = seireki

3 End Select Label8.Caption = "( 和暦では " & nengo & wareki & " 年 " & getsu & " 月です )" Label8 に和暦を書き出す CommandButton1 を押したときに実 Private Sub CommandButton1_Click() 行するマクロ Dim dpath As String 変数を宣言 Dim pics As Variant dpath = ThisWorkbook.Path & "\image\" 画像ファイルの保存場所を設定 pics = Array("", "Jan.jpg", "Feb.jpg", "Mar.jpg", "Apr.jpg", "May.jpg", "Jun.jpg", _ 1 月から 12 月の画像フ "Jul.jpg", "Aug.jpg", "Sep.jpg", "Oct.jpg", ァイル名 "Nov.jpg", "Dec.jpg") With ThisWorkbook.Worksheets(" 計算用 ").Activate.Unprotect Password:="1234".Range("B1") = Label6.Caption.Range("B2") = Label7.Caption.Protect Password:="1234" 計算用シートをアクティブにして Label6 の値と Label7 の値をセル B1 とセル B2 にそれぞれ代入する ( 代入の前後でシートの保護を解除し再び保護する ) _ With ThisWorkbook.Worksheets(" レイアウト用 ").Activate レイアウト用シートをアク.Unprotect Password:="1234" ティブにして今取り込ま Dim shp As Shape れている画像を全て削除する ( 画像を削除する前にシ For Each shp In.Shapes ートの保護を解除する ) shp.delete Next.Shapes.AddPicture _ 月に応じた画像ファイルを取り込む Filename:=dpath & pics(spinbutton1.value), _ Left:=Range("A1").Left + 20, Top:=Range("A1").Top, Width:=492, Height:=369, _ LinkToFile:=False, SaveWithDocument:=True 3

4 .Protect Password:="1234".Range("A1:G37").Select レイアウト用シートを保護してカレンダーの表示範囲を選択状態にする ActiveWindow.Zoom = True MsgBox " 戻ります " 選択している範囲を画面いっぱいに表示しメッセージボックスを開く ActiveWindow.Zoom = False ThisWorkbook.Worksheets(" 計算用 ").Activate メッセージボックスが閉じられたら元のシート表示状態に戻して計算用シートをアクティブにする CommandButton2 を押したときに実 Private Sub CommandButton2_Click() 行するマクロレイアウト用シー Me.Hide トの印刷プレビュ ThisWorkbook.Worksheets(" レイアウト用 ").PrintPreview ー画面を起動する Me.Show ( 入力フォームは前後で非表示 / 表示を切り替える ) Private Sub ScrollBar1_Change() Label6.Caption = ScrollBar1.Value ShowComments ScrollBar1 を操作したときに実行するマクロ Label6 に値を代入して該当するコメント (Label8 と Label9) を表示する Private Sub SpinButton1_Change() Label7.Caption = SpinButton1.Value ShowComments SpinButton1 を操作したときに実行するマクロ Label7 に値を代入して該当するコメント (Label8 と Label9) を表示する Private Sub UserForm_Initialize() 入力フォームが開いたときに実行するマクロ ThisWorkbook.Worksheets(" 計算用 ").Activate 計算用シートをアクティブにする With ScrollBar1.Min = 1900.Max = 2100.Value = Year(Now) Label6.Caption =.Value ScrollBar1 の最小値と最大値を設定し初期値を今年にする Label6 に値を代入する 4

5 With SpinButton1.Min = 1.Max = 12.Value = Month(Now) Label7.Caption =.Value SpinButton1 の最小値と最大値を設定し初期値を今月にする Label7 に値を代入する ShowComments 該当するコメント (Label8 と Label9) を表示する Private Sub UserForm_QueryClose(Cancel As Integer, CloseMode As Integer) With ThisWorkbook.Worksheets(" 計算用 ").Activate 入力フォームが閉じられるときに実行するマクロ.Unprotect Password:="1234".Range("B1") = Year(Now).Range("B2") = Month(Now).Protect Password:="1234" 計算用シートをアクティブにしてセル B1 とセル B2 に今年と今月の値をそれぞれ代入する ( 代入の前後でシートの保護を解除し再び保護する ) 3 次ページ以降に掲載してある表示例どおり機能していることを確認する 4 最後に自分の誕生年月を入力してカレンダーを表示し紙に印刷してみる ( 祝日や日曜日以外の休日があれば入力フォームを一旦終了しレイアウト用シートの保護を解除し該当する日付の色を変更する ) 5

6 編集完了後の表示例万年カレンダー ( 完成版 ).xls を開いた直後入力フォームで 1989 年 1 月を選択したところ 6

7 カレンダーを表示するボタンを押すと 7

8 OK ボタンを押して元の画面に戻り印刷プレビューボタンを押すと 8

プログラミング演習

プログラミング演習プログラミング入門 Ⅰ (No.10) Ⅰ10-1 [1]Excel VBA を使ってみる VBA とは Visual Basic for Applications の略で Microsoft 社が自社の Office 製品 (Word, Excel PowerPoint Aceess, Outlook など ) で簡単にマクロを作れるように開発したプログラミング言語です名前のとおり Visual