The Natlonal National Assoolatlon Association of College Teachers Teaohers for Japanese Language and Literature Llterature Eduoatlon Education 読む 書く の

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1 資料 指導要録における 評価の観点 の史的変遷 西辻正副 はじめに 学習評価は. 学習指導要領に定める目標, 内容に ついて, 児童生徒がどの程度身に付けているかとい う. 学習の実現の状況をみるものである 学習指導 要領は指導の側から, 学習評価は結果の側から r れぞれ教育水準の維持向上を保障する機能を有す る 省 学習評価のこのような役割を踏まえ, 文部科学 ( 旧文部省 ) は, 各学校や設置者の参考となるよ う, 学習指導要領の改訂ごとに, その趣旨を反映し た学習評価の基本的な考え方を示すとともに r 要録に記載する事項等を示してきた そ 指導 本稿執筆時点 では, 平成 20,2/ 年の学習指導要領改訂に即応する, 学習評価の改善について検討が行われている 本稿は, 指導要録における評価の観点の変遷をま とめ, 学習評価の改善の経緯を明らかにすることを 目的とする それは, 指導要録の改訂が, 学習指導 要領改訂の趣旨とともに, 学校における評価の改善 の動きそのものも反映してい ると考えるからであ る 対象とした通達 通知は次のとおりである 昭和 22 年から 30 年発行の学習指導要領 ( 試案を含む に対応一 1 小学校学籍簿にっいて ( 昭和 23 年且月 12 日付け発 学第 510 号文部省学校教育局長 ) 一 2 中学校 高等学校生徒指導要録について. ( 昭和 24 年 8 月 25 日付け発初第 108 号初等中等教育局長 ) ( 以下, 発 出者は同じなので省略. 小学校, 中学校および高等学校の指導要録 σ) 改訂につい て ( 昭和 30 年 9 月 13 日付 1 ナ文初中第 373 号 ) 昭和 33 ( 小 中学校 ),35 年 ( 高等学校 ) の改訂に対応 一 1 小学校児童指導要録および中学校生徒指導要録の改 訂にっいて ( 昭和 36 年 2 月 13 日付け文初初第 92 号 ) 一 2 高等学校生徒指導要録の改訂について ( 昭和 38 年工 月 5 日付け文初中第 348 別 昭和 43 ( 小学校 ),44 ( 中学校 ),45 年 ( 高等学校 ) の改訂に対応 一 1 小学校児童指導要録および中学校生徒指導要録にっ いて ( マ } j ( 昭和 46 年 2 月 27 日付け文初初第 150 号 ) 一 2 高等学校生徒指導要録の改言 について ( 昭和 48 年 2 月 19 日付け文初高第 145 号 ) 昭和 52 ( 小 中学校 ),53 年 ( 高等学校 ) の改訂に対応一 1 小学校児童指導要録及び中学校生徒指導要録の改訂 について 昭和 55 年 2 月 29 日付け文初小第 133 号 ) 一 2F 高等学校生徒指導要録の改訂にっいて ( 昭和 56 年糟 平成元年 ( 小 中 高等学校 ) の改訂に対応 一 1 小学校児童指導要録, 申学校生徒指導要録並びに盲学校, 聾学校及び養護学校の小学部児童指導要録及び中学 部生徒指導要録の改訂について ( 平成 3 年 3 月 20 日付け文 初小第 124 号 ) 一 2 高等学校生徒指導要録並びに盲学校, 聾学校及び養 護学校の高等部生徒指導要録の様式例等の改訂について ( 平成 5 年 7 月 29 日付け文初高第 162 別 平成 10 ( 小 中学校 ),11 年 ( 高等学校 ) の改訂に対応 小学校児童指導要録, 中学校生徒指導要鉱高等学校生 徒指導要録, 中等教育学校生徒指導要録並びに盲学校, 聾 学校 M び養護学校の小学部児童指導要録, 中学部生徒指導要録及び高等部生徒指導要録の改善等について ( 平成 13 年 4 月 27 日付け 13 文科初第 193 号 ) 1 評価の観点の萌芽期 ( 分析的な 項目 目 標 の時期 ) (1) 小学校 ( 昭和 23 年の通達 ) 一 1 は, 戦前の学籍簿とは異なり, 指導の ため の記録として, 戦後の新しい教育の精神からみて重 要な事項を選定し, 客観的かつ という趣旨で作られた 簡単に記録するもの この時. 評価のための分析的な 項目 が 学籍 簿 ( 昭和 24 年 9 月に 児童指導要録 と改称 ) に 初めて示された 児童の各教科の学習の状況 ( 以下, 学習の状況 という ) については, 学習の記録 の欄に, 理解 態度 技能 ( 社会, 算数等 ) な どという項目ごとに評価を記入するようになってい る それぞれの項目ごとに 5 段階 ( 普通の程度と考 えられるものを 0 とする相対評価, で表 示 ) で評価し, 教科としての総括的な評価 ( 以下, 本稿では総括的な評価を表す場合に う ) は求めていない 国語の項目は次のとおりである 学習指導要領は昭和 22 年発行の試寨による 話しかた 読みかた 書きかた 辞書の利用につ 学校新聞について いて ( 書写のこと ( 第 4 学年から ) ( 第 4 学年から ) 評定 とい 月 24 日付け 文初高第 303 号 ) 注 /) 一 75 一

2 The Natlonal National Assoolatlon Association of College Teachers Teaohers for Japanese Language and Literature Llterature Eduoatlon Education 読む 書く の順が学習指導要領試案 ( 昭和 22 年発行 ) の示し方と逆になるなどの差異はあるが, 他教科とは異なり, 領域の区分による項目となっ いる 作る については, 小学校 4 6 学年の 学 校新聞について の節で, 新聞の作製 が掲げら れていることなどに対応していると考えられる 中 高等学校 ( 昭和 24 年の通達 ) 中 高等学校については, 中学校高等学校の生 徒指導 ( 手引書 ) ( 昭和 24 年 7 月 1 日付け発行 部省初等中等教育局編 ) で て 文 中学校 高等学校累加 記録摘要 が示され, その後一 2 の通達の際に 生 徒指導要録 と呼称が変更されている ( 様式はほぼ 同じ ) この時の生徒指導要録は, 指導の目的を達 成するために利用するものとして, 中 高等学校 6 年間に渡って記録する形式となっている 学習の状況については, 学習成績の発達記録 に, 小学校のような 項目 ではなく, 教科ごとに 目標 を分析的に示し. 各学年ごとに所見欄と評 価欄とを設けている 所見欄は教科として つの欄 となっている 評価欄には, それぞれについて 5 段階 (3 を平均 良 ( 大多数を含む ) とし, 5 1 で表示 ) による相対評価を記入するようにしている 小学校と同じく教科としての評定は求めていない 国語の目標は次のとおりである 評価の目標 理解しながら早く読む能力 文学の理解と鑑賞 書く事によっ 話す事によっ て効果的に自己を表現する能力 て効果的に自 d を表現する能力 読むことについて目標が 2 つ示されているのは, 学習指導要領試案の 中学校国語科学習指導 の章 に, 読みかた 文学 の 2 つの節があること, 聞 くこと を明示していないのは, まえがき の 国 語科学習指導の範囲 の節に 話すこと ( 聞くこと をふくむ と示していることによると思われる なお, 小学校と, 中 高等学校の示し方の不統一 には,GHQ の担当官による指導の相違などが関係 していたようである ( 注 2) 3) 現代に続く課題 戦後すぐのこの時期, 学習指導要領に基づい て評 価の項目や目標を複数定め, 分析的な評価を行うこ とが指導に役立つという考え方をもっていること が, 指導要録の様式から読み取ることができる 導に役立てるための記録とい で続く T 指導要録の重要な性格である 指 う考え方は. 現代にま しかし, 実施すると様々な問題が出てきたようだ 指導のための記録にとどまらず, 外部に対する証明 等の原簿として扱われることによる配慮から, 性格 がゆがめられたきらい とっ あること. 記入する教師に ては相当の負担となるにもかかわらず, 日々の 指導のための記録としては簡に過ぎることをはじ め, 項目の妥当性, 教科問 校種間の一貫性なども 問題とされたようである さらに, 様式が複雑であ ること, 教科ごとの成績を総合的に見ることができ ない こと. 5 段階評定法が相対評価として正常分配 曲線 ( 以下 正規分布 という ) によるパーセン トを当てはめたため多くの困難と不合理が生じたこ となども指摘されている駐胴,5) このような議論には現代につながる要素がある 指導要録の 2 つの性格については, 今も, 入試の資 料などとしての扱いが話題となる 理解しにくい項 目や評価しにくい項目につい 入に陥りがちだとい て形式的, 機械的な記 う指摘は, 観点の立て方に起因 する妥当性, 信頼性として話題になる 教師の負担 感については, 簡素で効率的などということが常に 言挙げされる その後の相対評価か絶対評価かとい う議論も含めて, 学習評価の改善についての営みは, 克服し難いこととのせめぎ合いの歴史である 2 評定を優先した時期 1 ( の時期 ) (1) 評定と観点 ( 昭和 30 年の通達 ) 一 1,2 を改善した通知がである めの記録とい 指導のた う性格に加え, 外部に対する証明等の 原簿とすることを明示するとともに, 様式も簡素化 し t 巾学校と高等学校とを別個の様式としている 学習の状況については, 教科 科目ごとの成績を 総合的に見ることができないという批判に対応し, 学習の記録 の各教科 ( 高等学校では各科目 )( 以 下 各教科 科 L 剄という ) の評価に総括的な評 価を行う評定欄を設け. 一 1,2 とは異なり評定 を記入することをまず求めている 一方, 評定だけでは, 知識 理解のようなペーパー テストで行いやすいことだけを評価するなど, 評価 の方法が安易に流れることが懸念されることから t 所見欄を設け, 個々の児童生徒の状況も合わせてみ るようにしている 注 3} 各教科 科目ごとに設け られた所見欄には, 観点 ( 観点 という語が, 指導要録の記入上の注意で初めて用いられている ) を掲げ, 個人として比較的にすぐれてい る特徴が あれば 印を, 比較的劣っている特徴があれば 一 76 一 NII-Electronic N 工工一 Eleotronlo Llbrary Library

3 印を記入するとしている 記入上の注意に 他の児童生徒との比較を考えるのではない と明記し てい ることからも分かるように, この欄は絶対評価 r 進歩の度合いなども記入する個人内評価であり, 指導の改善に資する意図がある したがって, 評定欄では, 児童生徒の学年 L 学級内における位置が分かり, 所見欄では, その児童生徒の特徴 ( 目標の達成状況とも言える ) が観点ごとに分かるものとなっている なお, 所見欄に示された観点については, 従来のような各教科の評定をするための分析的目標を示すものではない 観点 につ いての評価を全部合わせても, それは総合評定 に等しくはならない 駐 5 ) としていることに注意する必要がある 当時も, 評定は観点別による分析的な評価を基にしたものという考えはあったようだが, その具体的な方法については示し得ていない また, この時期から, 評定についての考え方が, 小 中学校と高等学校とで異なっている 小 中学校は 5 段階の相対評仙を継続し, 学級または学年において普通の程度のもの を 3 としている ただ, 5 または 1 はきわめて少数にとどまる とし機械的に正規分布に当てはめるようなことは行わないよう注意を促している ( 注 一方, 高等学校に おいては, 同じく 5 段階であるが, 各教科, 科 [,1 の目標をほぼ達成しているもの を 3 とする, 目標に準拠する評価 ( いわゆる絶対評価 ) を新たに採用している e なお, ここでいう目標とは, 高等学校学 習指導要領に示されている目標であることは言うまでもない この評定の方法の違いは, 義務教育かそうではないかによっている性 4 ) 国語の観点 ( 昭和 30 年の通達 ) 国語の観点は, 次のとおりである 小学校 学習指導要領は昭和 26 年発行による 言語への関心意識囲 間くこと話すこと 聞く 話す 読むこ と 読解 一一書 くこ一一一一冖冖と ( 作 _ 文一一一一一一一一一一一 ) 書くこ と 書き方 ), 習宇 書写 中学校 学習指導要領は昭和 26 年発行による 言語への関心意識 ( 切 聞くこ と 聞く 話す 話すこ と 読むこ と 読解 書くこ と 書写 高等学校 学習指導要領ぱ昭和 30 年発行 国語 ( 甲 ) による 一一読 _ む一一一一一一一一一一一一一甌ロー一一一一一こと書くこと読解 一一一 一一圏一一一一一 F 一一一一一一一一一一一疊一聞くPF こ一旧と H 一曽謄一 F 一一一 F 一用一一圏一 話すこと 言語の使用 小学校は引き続き領域の区分による観点であ軌 中学校もこの時期からそれによっている ところが, 高等学校については, 数学が, 数学への関心 数学的な洞察 論理的な思考 技能 数学の応用 創意 と 5 観点を示しているのに比べ簡素である この時の改言 の要旨の一つとして, 小学校, 中学 校, 高等学校の指導要録の聞にで もたせ ることを掲げてい きるだけ一貫性を るのに, 国語の観点には このように大きな違いがある それは, 小 中学校 が昭和 26 年発行の学習指導要領試案によっているの に対し, 高等学校は, 昭和 30 年 4 月に改訂が通達さ れた ( 注 6) 高等学校学習指導要領 ( 発行は 12 月 ) に よっているからである この改訂では, 読解する力, 効果的にことばを使用する力の育成, 各種の言語知 識を身に付けることを主たる凵標としている この うち, 能力的な前の二 者を観点としたのである c 観点で特記すべきは, 言語への関心意識 ( ママ ) である この観点については, の通達において次 のように趣旨が示されている ことばに対する積極的な関心, ことばを正しく 使おうとする意欲, 使っていることばに関しての 自覚など 関心 とい う語は, この時, 多くの教科で共通 して用いられている u これは, 指導のための記録と いう指導要録の性格を考えたとき, 学習への関心や 意識を評価し, それを指導の改善に生かすことが大切であるというメッセージであろう 現在も 関心 意欲 態度 の評価について, 妥当性, 信頼性の点 から, また, 評価の困難さの点からの議論があるが, 指導に生かす評価としてのこの観点の大切さは, 早 くから意識されていたといえる (3> 評定と観点 ( 昭和 36,38 年の通達 ) 一 1,2 の通知は, 昭和 33,35 年の学習指導要 領改訂に伴い, それに即応するため行われた その 際現状を鑑み, 記録すべき事項について検討し, 実情に即しないものを改めている 以後, 改訂のサ イクルは現在に至るまで変わらない この通知では, 指導要録の 2 つ の性格を継承し, 公簿としての性格 を一層明確に打ち出し簡素化を図るとともに, 記入 一 77 一

4 上の注意や. 取り扱い上の注意を明確にしている 小 中学校とも, 学習の状況については, 各教科の学習の記録 の記載事項を 1 各教科の評定 H 各教科の学習についての所見 皿備考 とはっきり区分している ( 高等学校もほぼ同様 ) 評定, 所見等についての考え方はおおむね従前どおりであるが, 次のような改善を図っている 評定については, 相対評価ではあるものの, 小 ( 中 ) 学校学習指導要領に定めるその教科の教科目標および学年 ] 標に照らし と, 口標に準拠した評価を加味することを明示している これは, の通達でも, 正規分布にこだわらなくてよいという考え方であったにもかかわらず, 各学校では依然として正規分布にこだわった機械的な処理をしているという状況を改善しようとしたものである 注 7) 目標に準拠した評価を行ってきていた高等学校の評定についても, 高等学校の学習指導要領に定める当該教科 科目の目標に照らし と改善している 小 中学校の所見については, この時期から 観点 という語が指導要録の所見欄に示され, すべての観点の趣旨が記入上の注意に掲げられた 所見が絶対評価, 個人内評価であることについては, 他の児童 ( 生徒 ) との比較ではなく, その児童 ( 生徒 ) 自身についての特徴を記録することを主眼とする と明記している 高等学校の所見欄は, 機械的な処理に堕しないよう弾力性をもたせるため記述式に改め, それに伴って所見欄に観点を示さなくなった ( 記入上の注意に観点及びその趣旨は掲載 ) 高等学校 の実情に即する改善であるが, 観点別評価という点からは後退という印象がする 評定と観点との関係については, 従前よりやや明確に 観点は, 特質をはあくする上において適当と思われるものであるが, これらは各教科の評定にあたり, 評価の観点を考える際の参考ともなるであろう としている ただ. その教科のを評価の分析的目標とし, まずそれによって分析評価を行な ( ママ い, その結果に基づいて, 総合的な評定点をつける ということは, 所見 の欄に対する誤解に基づくものである 幟 2) としているところに, この時期の限界が見られる これは, 分析的な観点をすべて適切に掲げることの難しさ, 分析的 な評価の結果を総括することの難しさからきてい のであろう この克服には, 学習評価についての研究 実践の進展が待たれたのである る (4) 国語の観点 ( 昭和 36, 38 年の通達 ) 国語については, 次表のとおり観点が改められた 小学校 学習指導要領は昭和 33 年告示 学習指導要領の尓し方 A 聞くこと, 話すこと, 読むこ 憫くこと, 話すこと ) ( 読むこと ( 書くこと 毛筆による暑写 ( 第 4 学年以ゆ B ことばに関する事項 と, 書くこと 中学校 学習指導要領は昭和 33 年告示 A 聞くこと, 話すこと, 読むこ ( 聞くこと, 話すこと ) ( 読むこと ) ( 書くこと ) B ことばに関する事項 と, 書くこと 聞く 話す 読む 書写 所晃の観点 聞く 話す 読む 書写 国語への関心 意識 高簫学校 学習指導要領は昭和 35 年告示の 現代国語 A 聞くこと, 話すこと, 読むこ 憫くこと, 話すこと ) ( 読むこと ) ( 圭くこと ) B ことばに関する事項 と, 書くこと 国語へ の関心 技能 態度 知識 理解 学習指導要領では一括して示している 聞くこと, 話すこと を, 小 中学校で 聞く 話す に分 けてい るのは, 児童生徒の特徴をより分析的にみる ためである恠 B) 小学校において, 従前の 言語 への関心意識 ( ママ ) に当たる観点を置いていない のは, 単独で評価するよりは, それぞれの観点と合 わせて評価する方がよいとしたからである ( 禰 中学校の 国語への関心 意識 については, こ とばのきまりがわかり, 国語に対する関心や意識を もって国語の表現や理解をしようとする という 趣旨が示されている にはきまりがあっ これを更に詳しく, ことば て, それがことばの意味. 用法と 密接に関係することがわかっているかどうか, その 上で, 国語に対する関心や意識をもっ て, ことばの きまりを国語の表現や理解に生かし国語の能力を高 めようとしてい るかどうかをみるのである とも 説明している ( 注 s) これをみると, この観点は, 学習指導要領の B 以上の聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことの学習を通して, ことばに関す る次のような指導を行う に示されている事項 ( 上 の表では, ことばに関する事項 と略している 以下同じ についての観点でもあるように感じる とい うことは, 小学校では, 発達段階を踏まえ, こ とばに関する事項については独立した観点を設け 一 78 一

5 ず. 中学校におい あろう てのみ設け, 注意を喚起したので 高等学校において, 現代国語 は領域別に内容 を示してい るが, それ以外の科目は, 内容や構成な どが中学校までとは異なる そこで, と しては, 中学校までとは異なり, 高等学校国語の学 習指導の重点である 技能 態度 を中心として, この基底となる 知識 関心 及びこれを機能的にする 理解 を観点としている往 g) (5) 評定と観点 ( 昭和 46,48 年の通知 ) 一 1,2 の通知では, 昭和 43 一 45 年の学習指導 要領改訂に即応する改善は行っているものの. 学習 評価につ いての基本的な考え方, 指導要録の様式に 大きな変更は加えていない ただ, 改訂に当たって, 幾つかの点で議論があったようだ ( 注ユ ) まず, 評定については, 区切り方 (5 段階か, 3 段階か ) と評価の仕方 ( いわゆる絶対評価か, 相対 評価か ) とが議論になっている 結果は, 従前どお り, 前者については 5 段階後者については, いわ ゆる絶対評価を加味した相対評価によっ て行うこと となった なお, 記入上の注意に あらかじめ各段 階ごとに一定の比率を定めて, 児童をそれに機械的 に割り振ることのないよう留意すること とい 述が新たに加えられた う記 この考え方は従前と変わら ないが, 改善が見られず, 明記することになっ 思われる たと 所見についても, 従前の考え方が基本的に継承さ れている ただ. 総合的な評価である評定と, 分析 的な評価である所見との関係については更に改善さ れている 評定に関する記入上の注意に ll 所見 において各教科に掲げられた観点は, 各教科の評定 を行う場合においておもな要素として役立つもので あるから. これらにじゅうぶん留意すること と示 している 従前の 評価の観点を考える際の参考 というのに比べると, より明示的になっている た だ, は, 評定を行う際の要素として役立 つものという文脈は変わっておらず, 観点別に評価 したことを積み重ね. 評定に反映させるという枠組 みにはなっていない ただ, これは, 小 中学校の 所見欄はOx で記入しており, の数で評定する のではないというメッセージととることはできる 6 ) 国語の観点 ( 昭和 46,48 年の通達 ) 国語については, 次表のとおり観点が改められた この時. 観点は各教科とも体言止めになっている 小学校 学習指導要領は昭和 43 年告示 A 聞くこと, 話すこと 聞くこと 話すこと B 読む, と読むこと C 書くこと 書写 ことばに関する事項は,A,B,C のそれぞれ, 書写 は C の (3) に示している く中学校 学習指導要領は昭和 44 年告示 A 聞くこと, 話すこと 聞くこと 話すこと B 読むこと読むこと C 書くこと書写 D ことばに関する事項ことばに関する知識 書写は C のに示している く高等学校 学習指導要領は昭和 45 年告示の 現代国語亅 A 話すこと 聞くこ と B 読むこと C 書くこと につ によるもの 知識 技能 理解 国語への関心 態度 いては, これまでも能力的な観点 と領域的な観点によるものとが教科に よってまちまちであり, それらについて統一を図る 必要があるとの議論もなされたが, この時も統一す ることは各教科の性格. と困難であるとの結論に至っ ている ( 注 lo) そこで, 小 中学校の国語について は, 引き続き領域の区分によっている 小学校の観点に変更はない 中学校は, 従前の 国 語への関心 意識 が ことばに関する知識 に変 わっている これについて, 国語への関心 意識 は評価しにくい に変えたと説明してい ので, 知識を主たる観点とするもの る 注 ll) が, この観点は, 従 前もことばに関する事項を評価する観点とい をもっており, それが明確になったといえる う性格 高等学校は T 従前と同様小 中学校のような領 域の区分によっては示していない 従前の 国語へ の関心 は, 関心について評価することが難しいと いうことから 3 番目の観点となっているが, 教科の 目標で重視されている 態度 を新たに含め, 大切 な観点であるとして残している駐 12 3 評定を優先した時期 2 ( 観点別学習状況 の時期 ) (1) 評定と観点 ( 昭和 55, 56 年の通知 学習指導要領改訂に即応した 昭和 52,53 年の 一 1,2 は, 評定を優先しつ つ も, 学習指導要領の目 標に準拠した評価を一層重視するとい の学習評価の在り方につ う点で, 現在 ながる転換点となる通知で あった この時の指導要録の改訂も, 指導要録作成 一 79 一

6 の実態と, 評価の在り方に対する反省が起点となっている また, 評価についての研究が進み, 結果だけではなく, 過程について評価することが大切であるという考え方が出てきたことも反映されている 基礎 基本の徹底など, 改訂された学習指導要領の趣旨を実現するためにも, 指導要録を一層日常の指導と結び付いたものとし, 指導と評価の改善の契機とすることが求められた このため, 小 中学校の 各教科の学習の記録 に関しては, 従前の 1 所見 の名称を 観点別学習状況 と改めている この欄は, 従前, 児童生徒個入として優れている点, 劣っている点を観点ごとに OX で記入していた こ れを, 学習指導要領に示す目標の達成状況 をみて, 目標を十分に達成したものについて は + 印を, 達成が不十分なものについて は一印を記入するよう改めた これまでも, 当然学習指導要領の目標 内容の実現の状況をみて評価していたはずであるが, そのことを誤解のないよう明示している この とき 1 観点別学習状況 は, 名実ともに, 学 習指導要領の目標 内容の実現状況をみる, 目標に準拠した評価となった それは, 評価の結果を指導の改善に生かすことを強く求めるものであった 観点については, 全教科に 関心 態度 を共通に設けている 関心 については, 従前, 評価が難しいということで観点から外された経緯があるが, 指導と評価が知識 理解に偏りがちである現状を改め, 学習意欲の向上や自ら考え実践しようとする態度の育成等を重視している学習指導要領の趣旨を生かすために T この観点を再び立てたのである 1 評定 は, 従来どおり児童生徒の相対的な位置関係を見るもの ( 小学校低学年は 3 段階評価に改めている ), 皿所見 ( 従来の 皿備考 を名称変更 ) は, 各教科の学習について総合的にみた場合の児童生徒の特徴などを文章記述するものである 高等学校については, 従前 1 各教科 科目の評定および単位の修得の認定 H 各教科 科目の学習についての所見 皿備考 からなっていたものを, 1 各教科 科目の評定及び単位の修得の認定 1 所見 に改めている 評定については, 従甫 高等学校学習指導要領に定める当該教科 科目の目標に照らし て行うこととしていたのを, 高等学校学習指導要領に定める各教科 科目の目標に基づき, 学校が地域や生徒の実態に即して設定した当該教科 科目の目標や内容に照らし1 て行うことに改 善している 学習指導要領は大綱的な基準である 生徒が多様化している高等学校において, その目標 の下で, 各学校が具体的な目標を定めて指導に当た ることを求めている 目標に準拠した評価という枠 組みは同じであるが, 目標を設定する主体が変わっ てい る これは, 学校の主体性を尊重し, 特色ある 学校づくりをするためであり, 現在まで続いている 従前の 1 に相当する欄は, 工の備考欄となった 観点別評価については, 新たな且の 所見 を記入 する際に留意することにとどまっている ただ, 評 定に当たっては, 後に掲げる各教科の観点を参考とし, 一部の観点に偏して評定が行われることのない ように十分留意する ことが明示された 高等学校 の指導要録の様式には観点が示されていないため観 点についての認知度が低いこと, 評定を目標に準拠 した評価で行うためには, 観点ごとの評価が大切で あることなどを啓発する意図があったと思われる (2) 国語の観点 ( 昭和 55,56 年の通知 昭和 52,53 年の学習指導要領改訂で, 国評は, 言 語の教育としての立場を一層明確にし表現力を高め ること, 国語力を養うための基礎となる言語に関す る事項が系統的に指導できるようにすることを, 改 善の方針としている それを反映して 言語事項 が設けられ, 表現 理解 と合わせて 2 領域 1 事 項で構成されることになった それにともない, 次 表のとおり観点が改められた 小学校 学習指導要領は昭和 52 年告示 言下価の観点 言語事項 言語に関する知識 理解 A 表現表現の能力話す B 理解理解の能力 言語事項 書写 書写は 言語事項 に示している く中学校 学習指導要領は昭和 52 年告示 国語に対する関心 読む 聞く 態度 評価の観点 A 表現表現の能ノJ A 表現表現 ( 書写 ) の能力 B 理解理解の能力 言語事項 言語に開する知識国語に対する関心 態度 書写は A 表現 の (2) に示している 高等学校 学習指導要領は昭和 53 年告示の 国語 1 A 表現 表現の能力 B 理解理解の能力 評価の観点 言語事項 言語に関する知識 国語に対する関心 態度 一 80 一

7 小学校と中学校の観点の並びの違い は t 学習指導 要領の領域 事項の順序の違いによる 小学校学習 指導要領において 言語事項 を最初に掲げている のは, 発達段階を踏まえ, 国語力を養うための基礎 となる言語に関する事項の指導を重視してい である ( 注 13 } るため 高等学校については, 総合的な科目である 国語 1 の領域構成によった観点となっている 高等学 校の観点が領域の区分によることとなったことで, 小 中 高等学校の系統性が初めて確立している 4 観点別学習状況を評価の基本とする時期 ( 目標 に準拠した評価が主となった時期 ) (D 評定と観点 ( 平成 3,5 年の通知 ) 平成元年の学習指導要領の改訂では, 基礎的 基 本的な内容を重視し個性を生かす教育を充実するこ と, 社会の変化に主体的に対応できる能力の育成や 創造性の基礎を培うことなど, い わゆる新しい学力 観が打ち出された 学習指導要領が目指す学力観に 立った学習指導の過程や結果が十分評価できるよう指導要録を改善した一のが 1 2 の通知である ど 1 各教科の観点別学習状況を評価の基本とするな 教科の目標に照らしてその実現の状況を評価す る目標に準拠した評価 ( 当時は いわゆる絶対評価 とも呼ばれた ) を重視している そこで, 各教科 の学習の記録 は, 従前の 1 評定 1 観点別学 習状況 皿所見 を, 1 観点別学習状況 1 評 定 皿所見 と順序を改める大きな改訂となった 観点別評価については. 従前と同じく 3 段階の評 価となっているが,+ 印, 一印という表記ではなく, 学習指導要領に示す各教科の目標に照らして. その 実現の状況が, 十分満足できると判断されるもの 1 を A おおむね溝足できると判断されるもの を B 努力を要すると判断されるもの を C と評価するとしている 観点別の評価が効果的に行 われるようにするため, 各観点ごとに学年ごとの評 価規準を設定するなどの工夫を行うことが記入上の 注意に明記され, 通知として初めて 評価親準 と いう語を用いて, 評価の方法に踏み込んでいる 評定については, 従前のいわゆる絶対評価を加味 した相対評価 (Li 標に準拠した評価を加味した集団 に準拠した評価 ) を継承してい るが, 観点別学習状 況の評価を補完するという位置付けとなっている そこで, 小学校では, 各教科の評定につい て, 児童 の発達段階の特性や学習の実態などを考慮し, 低学 年ではそれを廃止し, 中, 高学年では 5 段階から 3 段階に改めている 小学校低学年では, 考え方の上 からは昭和 23 年当時のものに戻ったといえる 評価の観点については, 能力分析的な観点として 各教科の観点のベースとなる, 関心 意欲 態度 思考 判断 技能 表現 知識 理解 の, い わゆる基本の 4 観点を初めて示している (i. 14) こ れは, 知識や技能だけではなく, 自ら学ぶ意欲や思 考力, 判断力, 表現力などの 含めて学力ととらえてい 確に示したものといえる 資質や能力などまでを る学習指導要領の趣旨を明 (2) 国語の観点 ( 平成 3,5 年の通知 ) 国語については, 次表のとおり観点が改められた 小 中学校 学習指導要領は平成元年告示 A 表現 表現の能力 B 理解 理解の能力 評価の観点 国語への関心 意欲 態度 言語事項 言語についての知識 理解 技能 高等学校 学習指導要領は平成元年告示の 国語 Ij 評価の観点 関心 意欲 態度 A 表現 表現の能力 B 理解 理解の能力 言語事項 知識 理解 学習指導要領国語の内容の示し方が統一されたこ とから, 小 中学校の観点の順序が同じになった 国語としては, いわゆる基本の 4 観点が示されたものの, 教科の特性があり, 思考 判断 技能 表現 に分けて評価することはなじまないことから, 引き続き, 領域の区分による観点を示している だ, 従前の厂国語に対する関心 態度 は 国語へ の関心 意欲 態度 と改め最初に示している 小学校においては, 従前 表現の能力 理解の能力 をより細分化して示していたのを改め, 一体 的な能力ととらえ, 中学校と同じ示し方としている 書写については, この時期から, 中学校も小学校 と同じく 言語事項 で示し, 表現及び理解の能力 の基礎として指導することから, 従前独立した観点 であったのを改め t 言語事項 に示していること について評価する観点 言語についての知識 理 解 技能 の中に位置付けている 高等学校については, 国語 1 の領域構成によっ て 4 観点を設定し, 観点名に若干の違いはあるが, 小 中学校との系統性を引き続き重視している (3 ) 評定と観点 ( 平成 13 年の通知 ) た 一 81 一

8 The Natlonal National Assoolatlon Association of College Teachers Teaohers for Japanese Language and Literature Llterature Eduoatlon Education 平成 10,!l 年の学習指導要領の改訂では, 平成元 年告示の学習指導指導要領の考え方を継承して学力 の質の向上を図り, 生きる力をはぐくむことが重視 された そこで, 関心 意欲 態度 思考 判断 技能 表現 知識 理解 を引き続き評価の基 本としている また, 学習指導要領に示す目標に照 らしてその実現状況をみる評価を一層充実するた め, 小 中学校の各教科の評定について, 長らく続 い てきた集団に準拠した評価を改め, 学習指導要領 に示す目標に照らしてその実現状況を評価すること としている 高等学校の評定は昭和 30 年以降一貫し てこの方法であり, この時, 小 中 高等学校の評一定の方法が統された この時の通知がである 観点別評価と評定との関係については, 観点別 学習状況の 評価を, どのように評定に総括するかの 具体的方法等については 各学校において工夫する ことが望まれる と指導要録に記載する事項等 ( 従 前の 記入上の注意に当たる ) に示され, 観点別評価 を総括したものが評定であることが明確になった ただ, 総括の方法については依然として課題が多い 国語の観点 ( 平成 13 年の通知 ) 国語についても基本的な考え方は継承したが, 学 習指導要領の領域構成が変更されことから T とおり観点が改められた 小 中学校 学習指導要領は平成 10 年告示 評価の観点 国語への関心 意欲 態度 A 話すこと 掬くこ と 話す 聞く能力 B 書くこと 書く能力 C 読むこと 読む能力 言語事項 言語についての知識 理解 技能 高等学校 学習指導要領は平成 11 年告示 評価の観点関心 意欲 態度 A 話すこ と 聞くこと 話す 聞く能力 B 書くこ と 書く能力 C 読むこ と 読む能力 言語事項 知識 理解 次表の の通知は, 従前用いていた 改訂について で はなく, 改善等について となっている これに 注意して内容を比べ てみると, では指導要録の様 式についての記述にとどまらず, 指導要録の性格, 具体的な評価の在り方, また, 評価規準や評価方法 の研究開発の必要性などまで具体的に述べている 例えば, 指導要録は, 1 年間の学習指導の過程や 成果などを要約して記録するものであり, その記録 を確かなものにするためには r そこに至るまでの継 続的な評価の充実が重要です などである なお. 評価規準や評価方法の研究開発に関しては, 平成 14 年に小 中学校につい て, 平成 16 年に高等学 校について 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善 のための参考資料 が国立教育政策研究所から刊行 された それ以後, 従前にまして学習評価につ の実践的な研究が活発に行われるようになった おわりに いて 本稿では, 通達 通知の枠組み, 国語の評価の観 点と学習指導要領の領域構成との関係に焦点化して 述べた. 観点別評価は, 学習評価を指導の改善に生 かすため戦後すぐに導入されたが, 実施上の問題が 指摘され後退するなどの曲折を経て, 再び重視され るに至る この間の, 学習評価の枠組みを改善する 営みは, 学習評価を指導の改善に生かすことの難し さを克服する歩みであっ 理することができた た 本稿ではその経緯を整 克服の歩みは, これからも続 くであろう それに資するよう更に研究を深めたい 注 ( 注 1 ) 18 日 ] としている資料 ( 現代日本教育制度 資料 48 東京法令 pp.638) がある ( 注 2) 上野芳太郎 1 安達健 J 1 新指導要録の解説 帝国地方行政学会 pp.1 ユ,53 54 ( 注 3) 初等教育資料 ( 文部省 )1955.9pp,16 17 ( 注 4) 中等教育資料 ( 文部省 )1955.9pp.1 4 ( 注 5) 初等教育資料 ( 文部省 )1955,1Qpp,26 29 ( 注 6) 高等学校教育課程改訂に伴う国語科の改訂 について ( 昭和 30 年 4 月 27 日付け文初中第 202 号 文部省初等中等教育局長 ) ( 注 7) 初等教育資料 ( 文部省 ) pp,16 17 ( 注 8> 中等教育資料 ( 文部省 ) ( 臨時増刊号 ) pp ( 注 9) 中等教育資料 ( 文部省 ) ( 臨時増刊号 ) pp,46 47 ( 注 10) 初等教育資料 ( 文部省 )197/.3pp.1 6 ( 注 11) 中等教育資料 ( 文部省 )1971.3pp ( 注 12) 中等教育資料 ( 文部省 )1973.5pp ( 注 13) 小学校国語指導資料指導計画の作成と言語事項の指導 ( 文部省 ) (2 版 ) pp ( 注 14 ) 小学校及び中学校の指導要録の改善に関す る調査研究協力者会議 小学校及び中学校の指導要 録の改善について ( 審議のまとめ ) pp.4 ( 文部科学省 国立教育政策研究所 ) ,31 発送 一 82 一 NII-Electronic N 工工一 Eleotronlo Llbrary Library

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第 1 章総則第 1 教育課程編成の一般方針 1( 前略 ) 学校の教育活動を進めるに当たっては 各学校において 児童に生きる力をはぐくむことを目指し 創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で 基礎的 基本的な知識及び技能を確実に習得させ これらを活用して課題を解決するために必要な思考力 判 Ⅱ 肢体不自由のある児童生徒の教科指導における 表現する力 の育成に関する基本的な考え方 1. 国の施策としての言語活動の充実に向けての取組改正教育基本法 ( 平成 18 年 12 月 ) や学校教育法の一部改正 ( 平成 19 年 6 月 ) で示された教育の基本理念として 学校教育においては 生きる力 を支える 確かな学力 豊かな心 健やかな体 の調和を重視すると共に 学力の重要な要素は 1 基礎的

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