「海洋調査資料整理作業」特記仕様書

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1 Ⅱ 特記仕様書 ( 適用範囲 ) 第 1 条この特記仕様書は 平成 25 年度伊良湖水道及び付近海洋調査資料整理作業 に適用するものとする ( 使用する規程等 ) 第 2 条この作業に使用する規程等は 海洋調査資料整理作業共通仕様書及び本特記仕様書に定めがないものについては 次の各号に掲げるものを適用する (1) 水路業務法 (2) 水路業務法施行令 (3) 水路業務法施行規則 (4) 水路測量業務準則 (5) 水路測量業務準則施行細則 2. 前項の規程等によるほか この契約において作業上 特に指定する事項 はない ( 作業種別 ) 第 3 条この作業は 一般競争参加資格における作業種別 測量 に該当する測量作業で ある ( 作業区域および作業量 ) 第 4 条この契約における資料整理の区域は次の各点で囲まれた範囲とする ( 別表 1 参照 ) イ北緯 34 度 37 分 40 秒東経 137 度 05 分 40 秒ロ北緯 34 度 33 分 20 秒東経 137 度 05 分 40 秒ハ北緯 34 度 33 分 20 秒東経 136 度 59 分 20 秒ニ北緯 34 度 37 分 40 秒東経 136 度 59 分 20 秒 ( 成果品等の納期期限及び納入場所 ) 第 5 条共通仕様書第 17 条の成果等の納入期限及び納入場所は 次のとおりとする (1) 納入期限 : 平成 25 年 12 月 26 日 ( 木 ) (2) 納入場所 : 第四管区海上保安本部海洋情報部 ( 資料の貸与 ) 第 6 条共通仕様書第 29 条の貸与資料は 次のとおりとする (1) マルチビーム音響測深 RAWデータファイル (2) シングルビーム音響測深 RAWデータファイル

2 (3) 各種補正値データファイル (4) 音速度計測定データファイル (15ファイル) (5) 底質判別データファイル (6) 測深簿 (7) 基本水準標 平均水面 最低水面等に関する観測及び計算資料 ( データ ) (8) 海岸線描画資料 ( 共通仕様書第 63 条 (12) 参照 ) (9) 作業に関する指示書及び注意事項 ( データファイルの作成 ) 第 7 条共通仕様書第 54 条第 2 項の貸与する既存資料は 次のとおりとする 本作業で既存データはない ( 作成する成果 ) 第 8 条共通仕様書第 11 条に定める成果品及び資料のうち 本作業で作成する成果及び資料は次のとおりとし その内容は 別表 3のとおりとする (1) メタ情報ファイル (2) 経緯度水深 (LMD) ファイル (3) 電子海底地形図 (4) 基準面決定簿 (5) 報告書 (6) 編集データファイル (7) 各編集段階の中間編集データファイル (8) 各編集段階の中間 XYZ 水深ファイル (9) 験潮簿 ( 潮高ファイルを含む ) (10) 音速度測定簿 ( 音速度補正ファイル グラフを含む ) (11) 航跡図 (12) 海底突起物等リスト (13) 海底突起物等分布図 (14) 海底地形素図用等深線ファイル (15) 海底地形素図 (16) 水深ファイル (17)3 次元俯瞰図 ( デジタルファイルを含む ) (18) 反射強度分布図 ( デジタルファイルを含む ) (19) 水深原稿図 ( デジタルファイルを含む ) ( マルチビーム音響測深データの編集 ) 第 9 条共通仕様書第 39 条の使用機器 調査線距離及びデータ量は 次のとおりとする ( イ ) 使用機器 RESON 社製 SEABAT7101 ( ロ ) 測位 動揺検出装置アプラニクス社製 POS/MV (DGPS 補正信号受信機 AgGPS132)

3 ( ハ ) 収録ソフトウエア HYPACK2012 ( ニ ) 調査線距離約 322マイル ( うち 反射強度データ取得距離は約 322マイル ) ( ホ ) データ量約 2.7GB( 反射強度データ等の水深データ以外は含まない ) 14 日分 928,586sweep 239 footprint(equi-distant モード ) 2. マルチビーム音響測深データの編集について 共通仕様書第 46 条のフィルタリングは下記に定める設定値により自動編集を行ったうえで 編集処理を行うことができるが 支障がある場合には監督職員と協議すること ( イ ) マルチビーム測深機にて設定した しきい値外のデータ ( ロ ) 片舷 60 度より外側のデータ ( ハ ) マルチビーム音響測深データのBeam Quality Valuesが 0 のデータ ( シングルビーム音響測深データの編集及び成果 資料の作成 ) 第 10 条共通仕様書第 57 条の検証用として使用する箇所は 別表 2のとおりとする なお 測線中に感度不足等でデータ不良箇所 ( 水深 999) が存在するが この箇所については 検証を要しない ( 打合わせ等 ) 第 11 条共通仕様書第 31 条の打合わせは 貸与資料の受け渡し時 中間及び成果納品前において 行うものとし 5 回を予定している なお 打合わせは主任技術者が立会うものとする 打ち合わせの実施場所は 第四管区海上保安本部海洋情報部執務室とする ( 基準面の決定 ) 第 12 条使用する測地験潮所は 調査区域の北側は伊良湖港臨時験潮所とし 南側は赤羽根検潮所 ( 気象庁所管 ) とする また 共通仕様書第 32 条の使用する基準験潮所は 調査区域の北側は名古屋検潮所 ( 気象庁所管 ) 南側は鳥羽験潮場( 国土地理院 ) とする ( 験潮所基準測定成果 ) 第 13 条共通仕様書第 72 条の験潮所基準測定成果の作成は 次のとおりとする 験潮所基準測定成果の作成は不要である ただし 資料整理作業に験潮所基準測定成果を必要とする場合は 海上保安庁が作成した伊良湖港臨時験潮所及び赤羽根検潮所の験潮所基準測定成果を使用する ( 音速データの処理 ) 第 14 条音速度データは 各日 1m 毎のデータを作成し 前後の調査日のデータと比較 し 妥当性を検討すること

4 2. 共通仕様書第 35 条第 3 項の使用する塩分の統計値は 次のとおりとする 音速度計の測得値を使用するため XBT 測定値からの音速度計算は不要である ( 各種補正値の校正 ) 第 15 条共通仕様書第 48 条における比較検討を行うためのファイル ( 測線 ) は 別表 2 のとおりとする ( データ全体の検討 ) 第 16 条共通仕様書第 53 条 1 号及び3 号の点検のため ノイズを除去したデータ ( 海底突起物等の記録を含む ) 及び海底突起物等をリストアップしLMDファイルを作成する直前のデータそれぞれについて 5m 間隔で最浅水深を選択した 水深図及び1 m 毎の等深線図を作成する 作成に当たっては ソフトウエアによる自動処理で行い 使用するデータの座標は 平面直角座標とする ( 図類の共通仕様 ) 第 17 条共通仕様書第 63 条 3 号の資料図のレイアウトファイルの縮尺は 次のとおりとする 監督職員から特に指示が無い限り 原則として1/25,000とする 2. 共通仕様書第 63 条 6 号の座標原点は 次のとおりとする 北緯 34 度 34 分 00 秒東経 137 度 01 分 00 秒 3. 資料図の水深表記は 30.9メートル以下は0.1メートル位まで 31メートル以上については端数を切り捨てて1メートル位まで記載する 4. 共通仕様書第 63 条 9 号の表題に記載する事項は 次のとおりとする 図名 ( 地方名及び図の種類 ) 縮尺 測量年月 座標原点 図法 図積 メートルの尺度 備考 ( 管区本部名 使用測量船名 測位方法 資料の出所等 ) 5. 共通仕様書第 63 条第 12 号の使用する資料は 次のとおりとする (1) 当庁が貸与する 航海用電子海図データ ( デジタル海岸線データ ) 又は当庁が貸与する 海の基本図データ ( デジタル海岸線データ ) (2) 上記データで網羅できない海岸線については 請負者において海図等を購入して これらからイメージ ( ラスター ) データとして取り込むものとする (3 次元俯瞰図 ) 第 18 条 3 次元俯瞰図で水深方向を強調する場合は 10 倍までとする ( 検査資料の提出 ) 第 19 条共通仕様書第 56 条第 3 号により提出する画像記録には 記録を得た測深日及

5 びファイル名を付記すること ( 水路測量標等記事 ) 第 20 条共通仕様書第 73 条の水路測量標等記事の作成は 次のとおりとする 水路測量標等記事の作成は不要である ( 経緯度表及び経緯度地点図 ) 第 21 条共通仕様書第 74 条の経緯度表及び経緯度地点図の作成は 次のとおりとする 経緯度表及び経緯度地点図の作成は不要である ( 水深原稿図 ) 第 22 条共通仕様書第 66 条第 3 項の水深原稿図に関連するファイルを保管するフォル ダ名は genkouzu とする

6 別表 1

7 別表 2 ( 特記仕様書 10 条及び15 条関連 ) No. 月日 ファイル名 測線長 (m) 1 10 月 30 日 HSX 3, 月 30 日 HSX 3, 月 31 日 HSX 5, 月 26 日 HSX 5, 月 28 日 HSX 月 28 日 HSX 1, 月 29 日 HSX 2, 月 29 日 HSX 月 3 日 HSX 1, 月 16 日 HSX 6, 月 14 日 HSX 4, 月 18 日 HSX 1, 月 20 日 HSX 6, 月 21 日 HSX 6, 月 4 日 HSX 6, 月 5 日 HSX 6,085

8 別表 3 (1) メタ情報ファイル (2) 経緯度水深 (LMD) ファイル (3) 電子海底地形図 (12)(13) 記載の海底突起物を含む図と含まない図をそれぞれ1 図作成し 表題に 含む 含まない を記載する なお 海底突起物を含む図については 測量原図と同等の資料を作成すること (4) 基準面決定簿 使用する Z0 の値については 第四管区海上保安本部から指示する値を使用す る (5) 報告書 (6) 編集データファイル (7) 各編集段階の中間編集データファイル (8) 各編集段階の中間 XYZ 水深ファイル (9) 験潮簿 ( 潮高ファイルを含む ) (10) 音速度測定簿 ( 音速度補正ファイル グラフを含む ) グラフの X/Y 軸は 期間を通して最大 最少の値を使用する (11) 航跡図 (12) 海底突起物等リスト共通仕様書第 49 条参照船の動揺により発生したノイズについては 共通仕様書別紙 4 水深データの海底突起物等属性表 中の泡 ( 属性 2) として処理する (13) 海底突起物等分布図共通仕様書第 49 条参照船の動揺により発生したノイズについては 共通仕様書別紙 4 水深データの海底突起物等属性表 中の泡 ( 属性 2) として処理する

9 (14) 海底地形素図用等深線ファイル (15) 海底地形素図 (12)(13) 記載の海底突起物を含む図と含まない図をそれぞれ1 図作成し 表題に 含む 含まない を記載する なお 海底突起物を含む図については 測量原図と同等の資料を作成すること (16) 水深ファイル 共通仕様書第 65 条参照 (17)3 次元俯瞰図 ( デジタルファイルを含む ) (18) 反射強度分布図 ( デジタルファイルを含む ) (19) 水深原稿図 ( デジタルファイルを含む ) 共通仕様書第 66 条参照

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