はじめに 本県では 京阪神市場に近いという恵まれた立地条件と冬季温暖な気象条件を活かし 施設や露地栽培による収益性の高い野菜生産を推進して参りました しかしながら 近年の野菜産地を取り巻く情勢は 生産者の高齢化や担い手不足による栽培面積の減少 温暖化等異常気象による生産の不安定化 燃油や資材の高騰に

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1 平成 23 年度 ~ 27 年度 和歌山県野菜振興計画 平成 2 3 年 3 月

2 はじめに 本県では 京阪神市場に近いという恵まれた立地条件と冬季温暖な気象条件を活かし 施設や露地栽培による収益性の高い野菜生産を推進して参りました しかしながら 近年の野菜産地を取り巻く情勢は 生産者の高齢化や担い手不足による栽培面積の減少 温暖化等異常気象による生産の不安定化 燃油や資材の高騰による高コスト化等により一段と厳しさを増しております また 外食 中食 の増加 加工 業務需要の増加 農産物直売所や通販による産地直販など 消費 流通もこれまで以上に多様化がすすんでいます こうした状況を踏まえ 施設や露地野菜の高品質安定生産と販売戦略の構築 新しい担い手や営農組織の育成 強化 高品質 低コスト 省力化生産技術の開発 普及 また 多様化する消費 流通への対応や食育の推進などにより 本県の有利性を最大限に活かした収益性の高い野菜産地を構築していく必要があります このため 平成 27 年を目標とした和歌山県野菜振興計画を策定し 高品質 安全 安心 高鮮度な和歌山の野菜ブランドの確立 を目標に 時代の変化に着実に対応し 野菜産地の体質強化を進めることとします この振興計画の実現を図るため 関係機関や生産者等の一体となった取り組みにより着実に実行していくこととしていますので 皆様方のなお一層のご尽力とご協力をお願い申し上げます 平成 2 3 年 3 月 和歌山県農林水産部長 阪中栄一

3 目 次 Ⅰ 野菜振興計画のねらい Ⅱ 野菜を取り巻く情勢 生産の現状と課題 2 流通 消費の現状と課題 Ⅲ 本県野菜の現状と課題 本県野菜の生産の現状と課題 ) 概要 ) 地域別の生産状況と課題 ) 品目別の現状と課題 本県野菜の流通 販売の現状と課題 Ⅳ 振興の基本的方向 計画の目標 主要振興方策 Ⅴ 具体的な振興方策 地域特性を活かした産地の体質強化 オリジナル品種を中心とした産地育成 業務用野菜の産地化推進 生産技術の高度化と普及 担い手の育成 確保と組織強化 安全 安心な野菜生産と食育への取組 消費と流通の多様化への対応 品目別の振興方策 ) 根菜類 2 ) 葉茎菜類 3 ) まめ類 4 ) 果菜類 5 ) 軟弱野菜 参考資料

4 Ⅰ 野菜振興計画のねらい 本県では 平成 18 ~ 22 年の 5 か年間 高品質 安全 安心 高鮮度な和歌山の野菜ブランドの確立 を目標とし 産地の活性化と農家経営の安定化をめざしてきました しかしながら 生産者の高齢化や担い手の減少 中山間地を中心とした遊休農地の拡大 輸入農産物の増加などが進み 作付面積や生産量が大幅に減少しました 一方 輸入農産物に対する不安と食品の安全 安心志向の高まり 外食 中食等の増加 加工 業務用需要の増加 産地との契約による P B 商品の増加や 農産物直売所の増加など 消費と流通の形態もこれまで以上に多様化が進んでいます こうした背景のもと 平成 23 ~ 27 年の新しい野菜振興対策として 時代の変化に着実に対応し 和歌山の野菜産地の体質強化をすすめ 県産野菜のブランド確立を図ることを目的に 和歌山県野菜振興計画 を策定しました Ⅱ 野菜を取り巻く情勢 1 生産の現状と課題全国の野菜の生産量と産出額は 年による作柄の影響があるものの横ばいからやや微減で推移し 作付け面積は平成 17 年産以降の 5 年間で約 5,000ha 減少 農業就業人口 ( 露地野菜 ) の平均年齢は 2.1 歳増加となっています また この間生産現場では 燃油や肥料 各種生産資材の価格高騰による経営費の増大 作型や気候の変化による高温対策の必要性の高まりなど 新たな課題への対応も求められています 2 流通 消費の現状と課題野菜の消費においては 平成 17 年以降の 5 年間で国民 1 人当たりの年間消費量が約 5kg 減少 食の外部化率は約 42 % でほぼ横ばいで推移しています 食の外部化や簡素化に伴って加工や業務需要が増加し 国内の野菜消費における 50 % 以上を占めるまでになっています また 卸売市場経由率の低下 農産物直売所等の産地直販の増加等 消費形態だけでなく流通形態の変化への対応も含めた生産 流通 販売体制の構築が必要になっています - 1 -

5 Ⅲ 本県野菜の現状と課題 1 本県野菜生産の現状と課題 1 ) 概要本県では 冬季温暖な気象条件と京阪神市場に近い立地条件を活かし キャベツ はくさい だいこん等の露地栽培やえんどう類 トマト いちご きゅうり等の施設栽培を中心とする収益性の高い野菜生産が行われています 野菜の産出額は平成 21 年で 164 億円 ( 平成 16 年対比 97 % ) となっており 県全体の農業粗生産額の約 17 % を占め 果樹に次いで第 2 位となっています しかし 近年は生産者の高齢化や後継者不足 野菜価格の低迷等により 作付面積は平成 21 年で 2,880ha( 平成 16 年対比 87 % ) と年々減少しました この間 指定野菜産地や特定野菜産地の数も 26 から 22 に減少しました そのような中 ミニトマトやしょうがの施設栽培では高付加価値化 ブランド化が図られつつあり これらの品目では栽培面積は増加しています 品目別の生産量では うすいえんどう きぬさやえんどう等のえんどう類が全国第 2 位 ししとうが第 3 位 しょうがが第 4 位 ミニトマトが第 8 位など 特産的な野菜では全国で上位を占める品目もありますが ほうれんそう ねぎ等の軟弱野菜やきゅうり なす だいこんについては 40 位以下と 全般的に規模の小さな産地となっています このため 高品質 高付加価値へのこだわり生産によるブランド化や 特別栽培農産物などによる安全 安心志向への対応をすすめるとともに 農産物直売所や地域内流通 業務用等契約栽培への対応など 多様化する需要のニーズに対応できる産地づくりが必要となっています また えんどう類 いちご トマト きゅうりなどの施設栽培では 施設面積 419ha( 平成 21 年 ) のうち約 64 % は簡易なパイプハウスで占められています 近年 トマトやきゅうりなどでは安定生産を図るために 低コスト耐候性ハウス が導入されつつあり 今後もこれらの品目ではその導入を進めるとともに 装備の高度化を推進し 施設野菜における高品質安定生産 生産の省力化 減農薬栽培を推進することが必要となっています - 2 -

6 2 ) 地域別の生産状況と課題主要 24 品目における平成 21 年の作付面積では 日高地域 726ha(34 % ) 和歌山 海草地域 679ha(31 % ) 那賀地域 386ha(18 % ) 伊都地域 128ha(6 % ) 西牟婁地域 94ha(4 % ) 有田地域 90ha(4 % ) 東牟婁地域 66ha(3 % ) となっています 西牟婁 4% 東牟婁 3% 和歌山 海草 31% 日高 34% 平成 21 年地域別野菜作付面積 ( 主要 24 品目 ) 合計 2,169ha 有田 4% 伊都 6% 那賀 18% 資料 : 農林水産省 野菜生産出荷統計 及び市町村別統計検討協議会 - 3 -

7 1 紀ノ川流域 ( 和歌山 海草 那賀 伊都地域 ) 紀ノ川の河口及び海岸沿岸の砂地地帯では 作土が深く水はけが良い土質を活かして 露地ではだいこんやにんじんが 施設ではしょうが ピーマン 軟弱野菜の栽培が盛んです 住宅地に隣接した圃場が多く 周辺環境への配慮が必要となっています 紀ノ川流域の平坦部では水田裏作のキャベツ はくさい ブロッコリー たまねぎ等の栽培や トマト いちご等の施設栽培が行われています また 近年は業務用野菜の契約栽培も始まっています 生産者の高齢化に伴い遊休農地が徐々に増加しており 今後 生産を維持するために農地の流動化による規模拡大や担い手の確保が課題となっています また 育苗の分業化や機械化 施設装備の高度化等による省力化が必要となっています 中山間部では 夏の冷涼な気候を活かして初夏どりうすいえんどう みょうが 夏秋きゅうり 夏秋トマト等が栽培されています これらの地域では高齢化が著しく 担い手対策が喫緊の課題となっています 2 有田地域平坦部ではいちごやミニトマト等の施設栽培が行われています また 中山間部では夏の冷涼な気候を活かした夏秋トマト ししとう等の栽培が行われています かんきつとの複合経営が多いことから 作業の競合により経営規模の拡大が困難であること 中山間部では生産農家の高齢化が問題点となっています 3 日高地域和歌山市と並ぶ本県野菜生産の主産地です 冬季温暖な気候を活かし 施設と露地によるえんどう類 施設栽培ではミニトマト きゅうり ピーマン等 トンネル栽培での小玉すいか かぼちゃ 露地ではブロッコリー等が栽培されています ミニトマト きゅうりでは台風等の強風に耐える低コスト耐候性ハウスの導入が進められています また 施設装備では循環送風機や高温期の遮熱ネットの導入等 施設内環境制御の高度化が進められています しかし 老朽化したパイプハウスがまだ多く これらの施設の更新や設備の高度化が課題となっています 4 紀南地域 ( 西牟婁 東牟婁地方 ) 河川流域の水田地帯や 海岸に面した小規模の畑地帯を中心に 冬季温暖な気 - 4 -

8 候を活かした野菜栽培が行われています 西牟婁地域では冬レタス うすいえんどう ししとう等の露地栽培が 東牟婁地域では地場消費を対象に くろしお熊野野菜 と称し 施設ではいちご等が 露地ではねぎやなす等のミニ産地が形成されています 1 戸当たりの経営規模が小さく 高齢化が進展していることから作付面積は減少しており 野菜生産の維持が課題となっています 3 ) 品目別の現状と課題近年 野菜価格が低迷する中 燃油や肥料等の生産資材の価格が高騰し 農業経営は厳しい状況にあるとともに 担い手の不足により 栽培面積は減少しています 県の野菜の作付面積及び生産量は ミニトマトやしょうが等の一部の品目では増加傾向にあるものの 総じて減少傾向にあり 特に県の主要品目のえんどう類やキャベツ たまねぎ はくさい だいこん等重量野菜を中心に大幅に減少しています このため 低コストで収益性が高く 後継者等担い手が確保できる野菜生産を確立することが課題となっています - 5 -

9 本県における野菜品目別産出額構成比 トマト 18.3% その他 41.5% 平成 21 年野菜 いも類産出額 164 億円 さやえんどう 17.7% きゃべつ 4.3% きゅうり 4.9% しょうが 6.7% いちご 6.7% 資料 : 農林水産等計 平成 21 年農業産出額 ( 都道府県別 ) 1 根菜類だいこん しょうが にんじんは 主に和歌山市の砂地地帯で栽培され 砂地の排水性と作業性の良さを活かした高品質生産が行われています しかし 秋冬だいこん 春夏にんじんの栽培面積は減少傾向にあります だいこんは 表皮のつや等の品質が良いことから市場評価は高いものの 土壌条件や作型によっては品質が低下することがあり これらに適した品種の選定が課題となっています また 漬物業界からは漬物適正の高い和歌山大根の優良系統の育成も求められています にんじんは 砂地の春夏栽培では根長が細長くなる傾向があり 根の肥大に優れる品種の選定が課題となっています しょうがは 新しょうがとして品質評価が高く 近年では飲料等の加工品の開発も進められています 一方 これまで根茎腐敗病対策として使用してきた臭化メチルが全廃されたことから その代替技術の普及が必須となっています - 6 -

10 (ha) 作付面積の推移 ( 根菜類 ) 秋冬だいこん春夏にんじんしょうが ( 年 ) 2 葉茎菜類はくさい キャベツ ブロッコリー等は 紀ノ川流域の平坦部を中心に レタスは 西牟婁地方を中心に水田裏作として栽培されており 秋冬から春までの連続的な生産 出荷が行われています しかし ブロッコリーを除いて栽培面積は減少しており 今後は栽培面積の確保と 業務用等の多様な需要への対応が必要となっています セル成型苗を用いた育苗の分業化や移植機の導入による機械化が進んでいますが 更なる省力 軽作業化が課題となっています また 根こぶ病については菌密度が高いほ場は減少しているものの 依然として被害が発生し問題となっています (ha) 250 作付面積の推移 ( 葉茎菜類 1) 春キャベツ冬キャベツ春はくさい秋冬はくさい ( 年 ) - 7 -

11 (ha) 作付面積の推移 ( 葉茎菜類 2) たまねぎ冬レタスブロッコリー ( 年 ) 3 まめ類 日高地域を中心に栽培されています 中でもうすいえんどうは 露地と施設を組み合せて 秋から初夏まで連続的に出荷されており 本県野菜の重要な基幹品目となっています しかし 露地栽培を中心に栽培面積が減少しているともに 施設では早期枯れ上がりによる収量の低下が問題となっています きぬさやえんどうでは 近年増加傾向にあるウィルス病対策等 安定生産技術の確立が課題となっています 近年は調整作業が省力化できる県オリジナル品種が開発されており 今後の普及が課題です 本県のえんどう生産は県オリジナル品種の割合が高く 種子の安定供給体制の強化も課題となっています また 新たな取り組みとして 外食産業向けオランダえんどうの契約栽培や 中山間地での黒大豆枝豆の生産が始まっており これらの定着 産地化を進める必要があります (ha) 作付面積の推移 ( まめ類 ) さやえんどうさやいんげん ( 年 ) - 8 -

12 4 果菜類地域の気象条件を活かして トマト ミニトマト きゅうり すいか いちご等が栽培されており 冬季温暖な地域では施設栽培による秋冬から初夏までの長期出荷やトンネル栽培による早期出荷が 夏季冷涼な中山間地域では露地や雨除け施設による夏秋栽培が行われています 果菜類は 管理 収穫作業に労働時間が多くかかることに加え 土壌病害等の連作障害のほか近年では施設栽培を中心に夏季の高温による生育不良や品質の低下が発生し これらに対応した安定生産技術の確立が課題となっています ミニトマトは 日高地域を中心に栽培されており 出荷組織ごとに徹底した生産管理と高い出荷基準の設定により高糖度 高品質化がすすめられ 有利販売されています 今後は防虫ネット展張ハウスでの施設内温度上昇対策や 裂果や葉かび病等への対策が課題です トマトは 夏季の冷涼な伊都 有田地域の中山間部において雨よけ栽培が行われていますが 作柄が天候に左右されやすく 安定生産が課題です また 平坦部では高糖度化を目指した一段どり養液栽培も取組が始まりました いちごは 那賀地域を中心に栽培されており 管理作業が省力的な高設栽培の導入が徐々に進んでいます また 多収で品質の良い県育成品種の栽培が拡大しています 一方で 炭そ病が毎年発生しており 炭そ病対策と優良な親株の安定供給が課題となっています ししとう ピーマンは 紀ノ川下流域や日高地域での施設栽培と中山間地での露地栽培が行われています これまで PMMoV 対策として使用してきた臭化メチルの全廃を受け その代替技術の確立と優良な抵抗性品種の探索が課題となっています (ha) 作付面積の推移 ( 果菜類 1) 冬春トマト冬春ミニトマト夏秋トマト夏秋ミニトマト ( 年 ) - 9 -

13 (ha) 作付面積の推移 ( 果菜類 2) ( 年 ) すいかいちごピーマンししとう (ha) 作付面積の推移 ( 果菜類 3) 冬春きゅうり夏秋きゅうり冬春なす夏秋なす ( 年 ) 5 軟弱野菜ほうれんそう こまつな しゅんぎく みずななどの軟弱野菜は 主に紀ノ川下流域の砂地地帯で 施設による周年栽培やしょうが ピーマンの施設栽培の後作として栽培されています また 紀ノ川流域では水田裏作によるほうれんそう栽培も増加しています 一部では大手量販店との契約取引を中心とする大規模な養液栽培が行われています 高品質 高鮮度なものの安定供給 収穫 調整作業の労力確保と省力化が課題となっています

14 (ha) 作付面積の推移 ( 軟弱野菜 ) ほうれんそうねぎ ( 年 ) 2 本県野菜の流通 販売の現状と課題本県産野菜出荷量は 作付面積の減少とともに 平成 16 年の 73,068t から平成 21 年には 59,643t( 主要 23 品目合計 ) に減少しています また 農業協同組合の系統共販における野菜取扱量も同様に減少しています 系統共販の出荷先は京阪神と名古屋地域の卸売市場が中心です 一方 県内各地で多くの農産物直売所や朝市が開設され 特に J A や民間業者により大型農産物直売所が整備され 地場野菜の販売額が増加している他 トマトやオランダえんどうの業務向け契約生産 販売 有機野菜や減農薬野菜 ( 特別栽培農産物 ) の生産 販売などの取組がみられます こうした中 市場出荷での有利販売につなげるためには 農業協同組合系統組織を中心とした拠点市場でのシェアを確保しつつ 安定継続出荷体制の強化 高鮮度流通体系の確立 出荷 流通コストの低減が必要です また 近年増加する加工 業務用需要への対応として契約出荷の取組の推進があげられます また 生産者の高齢化や労働力不足への対応として 出荷規格の簡素化 選別 包装作業等の機械化 集出荷施設の整備などが課題となっています さらに 消費者の安全 健康志向や県民の県産野菜に対する期待に応えるためには 環境保全型農業を進めるとともに 地域流通体制の確立 ( 県産野菜の県内流通 消費の拡大 直売所や朝市の活動支援 ) などが課題となっています

15 Ⅳ 振興の基本的方向 1 計画の目標 高品質 安全 安心 高鮮度な 和歌山野菜ブランド の確立 平成 21 年度実績 平成 27 年度目標 作付面積 2,880ha 作付面積 3,000 ha 産出額 164 億円 産出額 175 億円 野菜生産の目標 平成 21 年 ( 現状 ) 平成 27 年 ( 目標 ) 品 目 面積 (ha) 面積 (ha) うち施設 うち施設 さやえんどう キャベツ ( 春 冬 ) はくさい ( 春 秋冬 ) ブロッコリー だいこん ( 秋冬 ) たまねぎ ほうれんそう すいか ねぎ きゅうり トマト ( ミニトマトを含む ) ( ミニトマト ) (52) (34.7) (70) (50) なす にんじん ( 春夏 ) レタス ( 冬 ) しょうが ピーマン ( ししとうを含む ) ( ししとう ) (21) (20) いちご その他 合 計 2, , 平成 21 年面積 生産量は農林水産統計 施設はガラス室ハウス等調査 (H21) 平成 21 年ミニトマトの施設面積はトマトの内数 ( 合計からは除外 ) いちごの現状の栽培面積は平成 16 年産のデータ その他にはかんしょを含む 業務用野菜の産地化 ( 農業緊急戦略アクションプログラムの推進 ) 平成 26 年度 ( アクションプログラム目標年次 ) 目 標 : 作付面積 60ha 作業受託組織 2 法人

16 2 主要振興方策 1 地域特性を活かした産地の体質強化 2 オリジナル品種を中心とした産地育成 3 業務用野菜の産地化促進 4 生産技術の高度化と普及 5 担い手の育成 確保と組織強化 6 安全 安心な野菜生産と食育への取組 7 消費と流通の多様化への対応

17 Ⅴ 具体的な振興方策 1 地域特性を活かした産地の体質強化 1) 水田裏作での露地野菜の推進経営規模に応じた機械化の促進や 共同利用施設の整備と活用 農地流動化の促進等によって省力化 低コスト化を図るとともに経営規模の拡大を推進します 作型の明確化及び適正な品種選定によって計画的な生産 出荷を推進します また キャベツ はくさい ブロッコリー等については 指定野菜産地及び特定野菜産地の維持 拡大を図り 価格安定制度の効率的な運用により経営の安定化を図ります 2 ) 施設園芸の推進立地条件 作型 収益性に応じて 低コスト耐候性ハウスとパイプハウス両面の施設導入を推進するとともに老朽化した施設の更新を図ります 循環送風機や多重カーテン装置の導入による施設装備の高度化を進め 省エネ 低コスト化や夏季高温時の安定生産を図ります また トマト ピーマン等については 指定野菜産地及び特定野菜産地の維持 拡大を図り 価格安定制度の効率的な運用により経営の安定化を図ります 3 ) 関係機関と連携した産地振興生産対策の実施 産地要望の集約 生産指導体制の充実等において 県と農業協同組合連合会 各農業協同組合等の関係機関との連携を強化します 4 ) 企業と連携した産地振興加工業者を核とした産地形成 産地と企業との一体的なグループ化や連携により 新たな産地育成や安定的な生産販売を検討します 2 オリジナル品種を中心とした産地育成県産野菜のブランド化と有利販売を図るため えんどう類 いちご とうがらし類等の品目において オリジナル品種の育成や優良系統の選抜に取り組むとともに 新しい育種手法として 効率的に突然変異を誘発することが可能なイオンビーム育種にも取り組みます また 優良な品種を効率良く育成するため 生産者と研究機関が協力して品種育成に取り組む体制づくりを行います 県内で育成された品種について 早期に産地化を図るため 優良種苗を安定的に供給できる体制づくりに取り組みとともに 品種特性に応じた生産技術の確立

18 と普及に努めます 併せて 育成品種の有利販売に向けて PR や販促活動に取り 組みます 3 業務用野菜の産地化推進需要が高まっている業務用野菜については農業緊急戦略アクションプログラムの実現に向けた新たな産地づくりを目標に 低コスト生産のための機械 施設等の導入を推進するとともに モデル実証園の設置やコンテナ流通等の低コスト流通の導入を支援します また 安定的な取引を実現するために 契約取引への誘導を行います 4 生産技術の高度化と普及生産者の高齢化や加工 業務用需要の増加 消費者の安全 安心 健康 低価格志向に対応し 野菜の高品質安定生産 低コスト省力生産を推進します 1 ) 高品質生産技術の開発 普及 特産野菜のブランド化を推進するため 食味など果実品質に加え 機能性成分や栄養価等も視野に入れた品種選定や栽培技術の開発 普及を図ります 高級漬け物等の加工原料用野菜として品質が高く 加工特性に優れた系統や品種の選定 加工 業務用に適した規格品の生産技術の開発に取り組みます 防虫ネットや天敵の利用 高温環境を利用した病害抵抗性の獲得等の物理的 耕種的防除技術の開発を進めるとともに I P M ( 総合的病害虫管理 ) の普及を推進します 2 ) 安定生産技術の開発と普及 えんどうのウイルス病の防除 しょうが生産における臭化メチルに代わる根茎腐敗病防除技術等 難防除病害虫に対する効果的な防除技術の開発普及に取り組みます いちご えんどうの優良種苗の安定供給体制を強化するため 種苗の生産技術の向上を図ります えんどう いちご等の電照栽培における白色電球代替光源の選定や L E D 等新光源を活用した生育制御等栽培管理技術の開発を進めます 周年計画生産が可能な施設園芸の一形態として高度な環境制御装置を備えた植物工場の展開を支援します 高温や干ばつ 台風等の気象災害の軽減技術の普及を推進します 特に施設栽

19 培では 施設内の高温対策の効果的な環境制御技術の開発を進め 安定生産と 労働環境の改善を推進します 3 ) 低コスト 省力生産技術の開発と普及 重量野菜や業務用野菜では 機械化や一斉収穫に対応した栽培体系の開発 普及を推進します 肥効調節型肥料の利用や局所施用等施肥法を検討し 肥料成分の有効利用と施肥量の削減を推進します 未利用有機資材の活用技術を開発し 化学肥料使用量の削減を推進します ベンチアップ施設の導入や機械化による作業姿勢の改善や軽労化を推進します 5 担い手の育成 確保と組織強化高齢化が進み 栽培農家や作付面積の減少が続くなか 活力ある野菜産地を維持するため 認定農業者や中核農家等のリーダー農家を核として生産出荷組織の育成強化を図るとともに 意欲ある多様な担い手による野菜栽培への参入を促進するため 技術や経営面での支援を行い 野菜主業農家の確保に努めます また 業務用野菜の産地化に向け 法人化の支援や農作業受託組織の育成に努めます 1 ) リーダー農家の育成と生産組織の強化産地づくりを進めるうえで リーダーの果たす役割は益々重要になっており 認定農業者や中核農家等のリーダー農家を育成します さらに リーダー農家を核として生産 出荷組織 部会組織等の強化を図り 産地を支える人と組織づくりに努めます 2 ) 新しい担い手の育成県内に農業基盤を持たない非農家出身者等の新規就農者の積極的な受け入れを図るため 安心して野菜生産を始められるよう経営モデルを示すとともに 農業大学校や就農支援センター 試験研究機関等において研修を行い 栽培技術 経営能力の向上を図ります また 就農初期の生活安定や機械 施設整備等に必要な資金面での支援を行うため 融資制度の整備 拡充に努めます さらには 農業協同組合や生産出荷組織による担い手育成 確保の主体的な取り組みを促し 産地側の受入体制づくりやトレーニングファームの設置を推進します 3 ) 企業的経営感覚を持った担い手の育成流通の多様化に応じた販売チャネルに対応するため 生産から販売まで一貫し

20 た経営感覚を身につけ 企業的感覚で野菜生産を行うことができる担い手や農業法人を育成します また カット野菜や加工済み野菜の生産 加工 販売までを手がけられるような経営体を育成し 農業の 6 次産業化を推進します さらには 経営者のマーケティング能力を高め 国際的視野を持ち 戦略的な農業を展開する経営体を支援します 6 安全 安心な野菜生産と食育への取組 1 ) 安全 安心への取組 消費者の野菜に対するニーズは量から質へと転換し 健康 安全志向の高まり とともに 安全性の高い野菜に対する関心が一段と高まっています このような 中 自然環境を保全しつつ 高品質で安全性の高い野菜を安定的に供給するため に 以下の安全 安心への取り組みを推進します 環境保全型農業の推進 エコファーマー 1 2 特別栽培 3 有機栽培 GAP( 農業生産工程管理 ) の実践推進 生産履歴の記帳 農薬適正使用 ドリフト対策 肥料適正使用 衛生管理 環境保全 作業者の安全確保 2 ) 環境保全型野菜づくりの推進有機物投入量の減少による地力の低下や過剰施肥による環境負荷が懸念されるため 自然循環機能を活かしながら 地力の維持 増進を図り 野菜生産の増収 品質向上に努めます 土づくり運動を積極的に展開していくとともに 土づくりに必要な堆肥の確保を図るため 有機質資源のリサイクルによる堆肥化のシステム作りを推進します 土づくりと同時に 化学肥料や農薬使用の低減技術を一体的に導入する持続性 1 の高い生産方式を推進します 病害虫防除については 防虫ネットによる害虫の侵入防止 太陽熱を利用した土壌消毒 天敵や生物農薬などを適切に組み合わせた IPM 防除 ( 病害虫の総合

21 的管理技術 ) の普及を図ります 消費者ニーズに対応し 特別栽培農産物 2 3 や有機農産物 術の確立を進めます についての栽培技 1: 土づくり技術 ( 堆肥等有機質資材施用 緑肥作物利用 ) 化学肥料低減技術( 局所施肥 肥効調節型肥料施用 有機質肥料施用 ) 化学農薬低減技術( 機械除草 対抗植物利用 生物農薬利用 フェロモン剤利用 熱利用土壌消毒等 ) を一体的に実施 2: 地域の慣行基準に比べ 節減対象農薬の使用回数 50 % 以下 化学肥料の窒素成分量が 50 % 以下で栽培された農産物 3: 一定の農場のほ場で 3 年間以上 化学合成農薬不使用 化学肥料不使用で栽培した農産物 3 ) 園芸資材の適正処理本県では施設栽培やトンネル栽培等に使用されたプラスチックフィルムが年間約 767t( 平成 20 年度 JA 調べ ) 排出されおり この使用済みプラスチックの適正処理が課題となっています 資源の有効利用の観点からリサイクル処理を基本とし 組織的な回収処理システムを積極的に推進していくとともに 長期展張性フィルムや生分解性マルチの普及等により排出量の抑制に努めます また いちご トマト ねぎなどの養液栽培については 廃液の処理や排出量の削減が課題となっています 循環式施設などの廃液量の少ない栽培技術を確立するとともに 使用済みのロックウールについても適正処理を推進します 4 ) 食育への取組児童 生徒に対する農業体験学習の推進 学校給食への地場野菜の供給等を通じて積極的に食育に取り組み 地場野菜や伝統的野菜など野菜生産に対する理解を醸成します 7 消費と流通の多様化への対応多様化する消費者ニーズと流通構造の変化に対応するため 市場流通において競争力を高めることを基本とする一方 実需者のニーズに合わせた商品開発や契約的取引の促進 大型化した農産物直売所への対応を進めます 1 ) 市場流通における競争力の強化量販店等の大口ユーザーが増加する中 市場における予約型取引の増加に対応し 安定継続出荷を強化するため 広域での出荷調整や一元販売体制の充実を図り ロットの拡大や出荷先市場の集約化を促進します 広域的な品目については 複数農業協同組合間の連携による県内リレー出荷体制の確立を図ります

22 さらに 産地情報を卸売業者や実需者に向けて発信する一方 市場から市況や 消費動向を産地に提供するなど IT を活用した産地と消費地の双方向の情報シ ステムを整備し 市場流通の変化に対応した出荷体制の確立を図ります 2 ) 契約取引への対応市場出荷を主体とする一方で 今後 ますます多様化する流通 消費のニーズに適応するため 農業協同組合や生産者グループと外食産業や商社 量販店等との契約栽培や直接取引等の市場外流通にも柔軟に対応する体制の整備に努めます 3 ) 地産地消への取組生産者と消費者が互いに顔の見える関係 信頼関係を構築するために 直売所での地場野菜の販売 地場市場への出荷流通システムの形成 学校給食への食材提供 農産物加工施設等での特産品づくり 食品加工業者と県内産地の連携強化等の支援を展開します 4 ) 出荷 流通コストの低減出荷 流通コストを低減するため 実需者のニーズに応じて出荷規格や包装形態の簡素化を図るとともに 地域内流通や契約栽培については通いコンテナの利用も促進します また 選別 包装作業の機械化や予冷庫 集出荷施設の整備を進めます 5 ) PR とマーケティング機能の強化県産野菜の PR については 農業協同組合 県が連携して 量販店での 和歌山野菜フェア の開催や店頭キャンペーン等に加え 和歌山県農産物の共通ロゴによる PR を展開します また IT を積極的に利用し 県内外の消費者に向け 産地の紹介 料理の提案 観光情報などを積極的に発信するとともに 農業者と消費者の積極的な交流を促進します 同時に 農業協同組合を中心に 従来の卸売会社での情報収集に加え 量販店の情報や消費者情報を収集 加工する機能を高め 出荷形態の改善や商品開発に向けたマーケティング活動を展開します

23 8 品目別の振興方策 1 ) 根菜類だいこん にんじんについては 栽培土壌と作型に適した品種選定を行い 品質の向上と生産の安定を図ります しょうがについては 根茎腐敗病対策として使用されてきた臭化メチルの全廃を受け 代替農薬を含む防除技術の確立と普及を早急に図ります また 現在 県外に頼っている種苗供給について 県内での生産 供給を検討します 2 ) 茎葉菜類はくさい キャベツ ブロッコリーについては 育苗から移植までの分業化 機械化を推進し 省力 軽作業化を図ります また 根こぶ病対策については 抵抗性品種や土壌の酸度矯正 薬剤防除等を組み合わせた総合的な防除対策に取り組み生産の安定を図ります はくさい キャベツについては業務用品種の選定や栽培方法を検討します 3 ) まめ類えんどう類は県オリジナル品種の生産割合が非常に高く これらの種子の安定供給体制を確立します 県で育成したきぬさやえんどう新品種の現地適応性の把握と面積拡大を図り 作業の省力化を図ります 実えんどうの施設栽培において収量低下につながる早期の枯れ上がりについては その原因の早急な究明と防止対策の推進を図ります また 空気莢の発生抑止技術を早期に確立し 普及を図ります 県全域において業務用需要向けのオランダえんどうの生産を拡大します 黒大豆枝豆については 適品種の選定や肥培管理技術の確立を進め 紀ノ川流域中山間部での産地化を図ります 4 ) 果菜類ミニトマト トマトについては 防虫ネット展張ハウスでの施設内温度の上昇抑制等の環境制御技術の開発を行い 高温期の品質向上と生産安定を図ります また 施設内環境制御により裂果 病害の発生防止を図り 生産の安定化に努めます 中山間地域での夏秋トマトについては 高品質化を目的として透湿性マルチシート等の導入の検討を行います いちごについては まりひめ 等の県育成品種の品種特性に応じた栽培マニュアルの作成とその普及により産地の拡大を図ります また 炭そ病対策として育苗期の雨よけ ベンチアップ育苗等の導入を促進し 安定生産を図ります

24 ししとう ピーマンにおいては 臭化メチル全廃に対応し その代替技術の普 及を図ります また ししとうは 軽量であり 栽培が小面積ででき さらに鳥 獣被害を受けにくいことから 鳥獣被害の多い中山間地において推進を図ります 5 ) 軟弱野菜夏季の軟弱野菜の雨よけ栽培では 施設環境制御技術や栽培施設の改善により高温期の安定生産を図ります ねぎ ほうれんそう等では生産や包装作業の機械化を促進します 近年需要が高まっている直売所等を対象とした生産 業務用等の契約取引を対象とした生産を推進します 業務需要対応として カット野菜向けのこまつな ほうれんそうの品種選定や作付体系を確立し 普及を図ります

25 参考資料 第 1 節 国内の生産 流通 消費の現状 1. 農業の中に占める野菜の位置付け全国農業の中で 野菜は米 畜産と並ぶ重要部門であり 農業の総産出額に占める野菜の割合は 近年約 1 /4 で推移しています 平成 21 年の野菜の産出額は 22,965 億円となっています 2. 野菜の生産 消費の動向全国の野菜の生産量は 昭和 55 年の 1,663 万トンから年々減少し 平成 21 年で 1,249 万トンとなっています また 年間一人当たりの野菜消費量についても 昭和 55 年の 113kg から平成 21 年では 92kg に減少しています

26 3. 野菜の需要 消費の動向野菜の需要 消費については 生活スタイルの多様化等を背景に 家庭における調理や食事から 外食 中食 加工食品需要などの業務用需要へ変化しています 4. 野菜の流通動向 資料 : 家庭の野菜購入先割合では 八百屋等の一般小売店の割合は低下し スーパー マーケット等量販店の割合が増加しています 外食産業市場規模 + 料理品小売業食の外部化率 = ( 家計の食料 飲料 煙草支出 - 煙草販売額 )+ 外食産業市場規模 内閣府 国民経済計算報告 ( 家計の食料 飲料 煙草支出 ) ( 財 ) 外食産業総合調査研究センター 外食産業市場規模 ( 財 ) 日本たばこ協会調べの輸入品を含む煙草販売額 生鮮野菜の購入先割合 100% 80% 60% 40% その他デパート生協 農協スーパー小売店 20% 0% H8 H12 H16 資料 : 農林水産省 食料品消費モニター調査

27 野菜は果実と比較して 市場経由率が高く 微減傾向ではあるものの平成 19 年で 73 % が市場を通じての流通となっています 卸売市場経由率の推移 ( 推計値 重量ベース ) 青 果 野菜果実 参考 国産青果物の経由率 H 元 82.7% 85.3% 78.0% % 84.7% 76.1% % 82.5% 76.2% % 85.1% 69.9% % 84.5% 72.0% % 82.4% 62.8% % 80.5% 63.4% % 82.3% 61.7% % 82.8% 61.6% % 81.8% 61.7% % 79.4% 57.2% % 78.4% 57.6% % 78.7% 54.1% % 79.1% 55.0% 93.0% % 78.9% 53.7% 93.0% % 77.3% 49.0% 93.0% % 75.2% 48.3% 91.0% % 75.8% 46.6% 92.0% % 73.2% 43.6% 87.0% 農林水産省 食糧需給表 青果物卸売市場調査報告 等により推計 中央卸売市場における野菜の取り扱い実績は 数量 金額ともに減少傾向にあ ります また 平均単価についても 年次による変動があるものの 低下傾向に あります 中央卸売市場の取扱実績の推移 野菜 H 数量 ( 千トン ) 7,572 7,656 7,396 6,865 6,911 6,869 6,752 金額 ( 億円 ) 17,705 15,909 14,333 13,298 13,485 13,443 13,363 単価 ( 円 /kg) 農林水産省総合食料局流通課調べ 単価は取扱数量並びに金額から計算 集荷は 委託集荷が大勢を占めているものの減少傾向にあります また 取引 形態は 量販店での購入量の増加に伴い 相対販売が増加しています

28 中央卸売市場における野菜の取引形態の推移 ( 単位 :%) S60 H 委託集荷 93.3% 86.8% 82.6% 79.0% 74.1% 73.3% 72.7% 70.7% セリ 入札 77.5% 67.1% 57.5% 35.3% 24.1% 20.6% 18.8% 17.3% 相対販売 22.5% 32.9% 42.5% 64.7% 75.9% 79.4% 81.2% 82.7% 資料 : 農林水産省総合食料局流通課調べ 5. 野菜の輸入動向国内生産量の減少 輸入野菜の増加に伴い 野菜自給率は平成 17 年に 79 % となりました 19 年以降は 僅かではありますが自給率は向上しています 野菜の需給 平成 2 年 7 年 12 年 17 年 18 年 19 年 20 年 21 年作付面積 ( 千 ha) 国内生産量 ( 千 t) 15,845 14,671 13,704 12,492 12,356 12,527 12,554 12,491 輸入量 ( トン ) 260, , ,116 1,114, , , , ,271 自給率 (%) 資料 : 農畜産業振興機構 ベジ探 農林水産省 野菜生産出荷統計 食料需給表 財務省 貿易統計 生鮮野菜 加工野菜ともに増加し 平成 17 年に過去最高の輸入量となりました その後は安全性に対する警戒感から徐々に減少していましたが 気象条件等による国産野菜の供給不足 価格高騰に伴って輸入量の減少は緩やかになっています

29 野菜の輸入状況 ( 単位 :t %) 輸入 生鮮 冷凍野菜塩蔵野菜乾燥野菜 酢調整 トマト その他 合 計 年次 野菜 前年比 野 菜 加工品 調整野菜 前年比 S40 16, , ,956 29, , ,954 37,176 9, ,142 39, , , ,756 99,801 11, ,482 71, , , , ,365 14,827 2,975 77,145 89, , , , ,240 25,581 5, , ,177 1,090, , , ,880 45,596 26, , ,432 2,123, , , ,216 53,757 25, , ,866 2,602, ,114, , ,479 54,586 35, , ,559 2,886, , , ,389 51,007 38, , ,719 2,761, , , ,517 50,828 36, , ,919 2,484, , , ,843 48,679 29, , ,435 2,244, , , ,266 45,352 30, , ,095 2,167, 資料 : 農畜産業振興機構 ベジ探 財務省 貿易統計 第 2 節 本県野菜の生産動向 1. 本県野菜の作付面積と産出額の動向 本県野菜の作付面積と産出額 ( 野菜 + いも類 ) 作付面積 (ha) いも産出額野菜 ( 百万円 ) ばれいしょ かんしょ 野菜 計 計 資料 : 農林水産統計年報 平成 7 年以降は 野菜面積にばれいしょを含む 昭和 平成 ,800 7,540 6,620 5,280 4,300 3,450 3,310 3,220 3,010 2,830 2,790 8,485 8,008 6,980 5,581 4,446 3,586 3,408 3,319 3,109 2,930 2, ,074 20,132 23,724 23,905 21,534 17,060 15,800 16,200 16,100 16,800 16,100 14,906 20,916 24,222 24,400 21,908 17,380 16,100 16,500 16,400 17,100 16,

30 2. 本県野菜の作付面積 産出額 収穫量の推移 本県野菜の作付面積の推移 (ha) 年 度 S H たまねぎ 1,730 1,440 1, えんどう きゃべつ はくさい レタス だいこん すいか いちご ブロッコリー トマト きゅうり ししとう ほうれんそう にんじん しょうが かんしょ その他 2,104 1,941 1,746 1,398 1, ,184 1,209 1, 合計 8,485 8,008 6,980 5,581 4,446 3,586 3,408 3,319 3,109 2,830 2,880 資料 : 農林水産統計年報 本県野菜の産出額の推移 ( 単位 : 億円 ) 品目名 S H さやえんどう トマト いちご きゅうり きゃべつ はくさい しょうが だいこん なす ピーマン ししとう ほうれんそう たまねぎ すいか レタス ブロッコリー にんじん その他野菜 合計 いも類を含む資料 : 農林水産等計

31 3. 野菜価格安定対策事業地区概要 野菜指定産地等の変遷 (H16~22) 対象野菜産地名区域 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 たまねぎ 冬キャベツ 那賀 紀の川市 岩出市 伊都 橋本市 かつらぎ町 高野口町 解除 和歌山 那賀 和歌山市 紀の川市 岩出市 日高 御坊市 日高町 印南町 みなべ町 解除 指定野菜産地 春キャベツ 和歌山 那賀 和歌山市 紀の川市 岩出市 秋冬はくさい 紀の川西部 和歌山市 岩出市 秋冬だいこん 和歌山 和歌山市 夏秋きゅうり 紀の川中央 紀の川市 橋本市 かつらぎ町 冬春きゅうり日高御坊市 美浜町 日高町 印南町 冬春ミニトマト 冬レタス 日高 日高 御坊市 美浜町 日高町 由良町 日高川町 印南町 みなべ町 御坊市 日高町 由良町 印南町 日高川町 西牟婁田辺市 白浜町 上富田町 すさみ町解除 解除 冬春きゅうり紀の川中部紀の川市 夏秋きゅうり紀の川中部紀の川市 指定野菜産地に統合 夏秋ピーマン和歌山和歌山市 冬春ピーマン御坊御坊市 冬春ミニトマト 日高 御坊市 美浜町 日高町 由良町 日高川町 印南町 みなべ町 指定野菜産地に移行 冬レタス和歌山和歌山市解除 秋冬はくさい那賀紀の川市 特定野菜産地 春はくさい 和歌山 和歌山市 すいか 日高 御坊市 印南町 かぼちゃ 日高 御坊市 印南町 紀の川西部和歌山市 紀の川市 岩出市 ブロッコリー 日高 御坊市 美浜町 日高町 由良町 日高川町 印南町 みなべ町 西牟婁 田辺市 白浜町 解除 にんにく 由良 由良町 さやえんどう 日高 御坊市 印南町 みなべ町 そらまめ 日高 美浜町 日高町 由良町 しゅんぎく 和歌山 和歌山市 こまつな 和歌山 和歌山市

11 表 1 平成 5 野菜の 1a 当たり収量 及び ( 全国 ) 計 1 a 当たり収量 対前比 1 a 当たり収量 ( 参考 ) 対平均収量比 481,1 1,551, 11,451, 99 nc nc 根 菜 類 169,5 5,144, 4,6, 98 nc nc

11 表 1 平成 5 野菜の 1a 当たり収量 及び ( 全国 ) 計 1 a 当たり収量 対前比 1 a 当たり収量 ( 参考 ) 対平均収量比 481,1 1,551, 11,451, 99 nc nc 根 菜 類 169,5 5,144, 4,6, 98 nc nc ( 1 1 平成 5 野菜の 及びの動向 平成 5 の野菜 (41 ) のは 48 万 1,1ha は 1,55 万 1,t は 1,145 万 1,t であった 図 1 野菜の 及びの推移 1 1,6 9 1,4 8 1, )7 6 1, 5 8 4 6 4 ()1 17 18 19 1 4 5 注 : 平成 からみずなを調査に追加したため 平成 1 以前の 及びの数値にはみずなは含まれていない

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