「限定正社員制度」は安定的雇用拡大の決め手となりうるか

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1 限定正社員制度 は安定的雇用拡大の決め手となりうるか 社会動向レポート 限定正社員制度 は安定的雇用拡大の決め手となりうるか 社会政策コンサルティング部 コンサルタント小曽根由実 最近注目されている 限定正社員制度 は 労働者 企業の双方にとって有益な これからの日本にふさわしい働き方を実現させる可能性がある すなわち 労働者にとっては 正社員としての安定的雇用である上に 育児や介護をはじめとする個人的な事情への配慮が相応になされる 制度であり 企業にとっては スキルが蓄積された人材を 安定的かつ正社員比 9 割弱程度の給与水準で活用できる 制度であるといえる 本稿では 正社員希望をもつ非正社員の働き方ニーズと企業における制度運用実態の観点から 限定正社員制度 を概観した (1) 1. 注目を集める限定正社員 などのいずれかあるいは複数に限定がある正社員 と定義することができる (1) 限定正社員とは 最近 限定正社員 という言葉を目にする機会が多くなった 限定正社員とは 従来の正社員と非正規労働者の間の 中間的な雇用形態として位置づけられるものであり 多様な正社員 ジョブ型正社員 などと呼ばれることもある そもそも 正社員 と 非正規労働者 の定義は法律上でも明確化されているわけではない 一般にはこれらの違いは原則として 雇用契約上の雇用期間の定めの有無 のみである 実際 正社員は 1 担当する職務 ( 職種 ) が変わる可能性 2 所定労働時間を超えて働く ( 残業を行う ) 可能性 3 勤務地が変わる ( 転勤する ) 可能性 を持つ雇用形態であると広く認識されている 正社員と非正規労働者の中間的雇用形態である限定正社員とは 雇用契約上の雇用期間に定めがなく 1 職種 2 労働時間 3 勤務地 (2) なぜ 限定正社員が注目されるのかわが国において少子高齢化の進展に伴い労働力人口の減少が見込まれるなか 持続的な経済成長や社会保障制度の維持 調和と活力ある社会の形成のためには雇用面からの下支えが必要であることは論をまたない いいかえれば あらゆる人材が 自身にとってのディーセントワーク ( 働きがいのある人間らしい仕事 ) を実現させながら労働市場に参加できるような社会 仕組みの構築 が急務であり 個別企業においてもこれに資する制度 仕組みを整備することで 定着率向上や企業経営の安定化を図ることが不可欠となっているのである 一方で 2012 年労働力調査によると 雇用者 ( 役員を除く ) に占めるパートやアルバイトなど非正規労働者の割合は35.2% であり 比較可能な2002 年以降では最高の水準を記録した 非正規労働者の中には ライフスタイルに 41

2 合わせて非正規雇用という働き方を自ら選択する者もいるが 就職氷河期世代や 育児や介護をはじめとする様々な事情を持つ者などを中心として 本当は正社員になりたいが なれない とする者 すなわち 不本意非正規労働者 も少なくない 2013 年労働力調査では その数が342 万人にのぼり 全非正規労働者の2 割弱を占めていることが確認されている 上記のような背景から 1 担当する職務 ( 職種 ) が変わらない 2フルタイム勤務ではないなど労働時間が限られている 3 転居を伴わない事業所に異動するか 事業所間異動がまったくない のいずれかあるいは複数に当てはまる 柔軟性を持ち かつ雇用期間に定めがない安定的な働き方としての限定正社員が注目されている 翻って 平成 25 年 4 月 1 日より改正労働契約法が施行され 有期労働契約が繰り返し更新されて通算 5 年を超える労働者がいる場合 その労働者からの申し込みがあれば 企業はその労働者を期間の定めのない雇用 (= 無期労働契約 ) に転換しなければならないという 無期転換ルール が導入された 無期転換ルールは 雇用の安定をもたらす働き方を可能にする一方 無期転換後の労働条件は 特段の定めがない限り従前の有期労働契約における労働条件と 同一とすることを妨げない ゆえに 企業は有期労働契約者の無期転換後も 引き続き有期労働契約時の 1 担当する職務 ( 職種 ) が変わらない 2フルタイム勤務ではないなど労働時間が限られている 3 転居を伴わない事業所に異動するか 事業所間異動がまったくない といった働き方で雇用する可能性が見込まれている また 政府が2013 年 6 月に発表した 日本再興戦略 では 個人が それぞれのライフスタイルや希望に応じて 社会での活躍の場を見出せるよう 柔軟で多様な働き方が可能となる制度見直し等を進める と謳われており 多元的で安心できる働き方 の導入促進 策の一つとして 職務等に着目した 多様な正社員 モデルの普及 促進を図るため 成功事例の収集 周知 啓発 を行う旨が記述されていることも 限定正社員が注目される理由のひとつである 2. 本稿における問題意識そもそも非正規労働者 ( 以下 非正社員 と表記 ) は 働き方に関していかなるニーズを持っているのだろうか また 企業はそうしたニーズを満たしうる仕組みを整備できているのか 図表 1 本稿における直接雇用の区分とその概要 雇用区分 雇用期間の定め 労働条件 職種労働時間勤務地 正社員 いわゆる正社員 なし 限定なし 担当する職務 ( 職種が ) 変わる可能性あり 限定なし 所定労働時間を越えて働く ( 残業を行う ) 可能性あり 限定なし 勤務地が変わる ( 転勤する ) 可能性あり 限定正社員 いずれかあるいは複数に限定あり 非正社員 あり 実質的にいずれにも限定あり ( 資料 ) 各種資料により筆者作成 42

3 限定正社員制度 は安定的雇用拡大の決め手となりうるか あるいは今後整備する意向はあるのだろうか 本稿では 平成 23 年度 多様な形態による正社員 に関するアンケート調査 (2) ( みずほ情報総研 ( 厚生労働省委託事業 )) の企業調査 従業員調査の再分析を通じ 非正社員の働き方に対するニーズを満たす仕組みとして限定正社員の可能性を見据えながら 上記の点を明らかにする 同時に 限定正社員の処遇水準について 職種 労働時間 勤務地などに限定がない正社員 ( 以下 いわゆる正社員 と表記 ) と比較して考察する ( 図表 1) 3. 非正社員の働き方に対するニーズ本稿では 非正社員を 雇用期間に定めがあり 企業に直接雇用されている者 と定義する その上で 働き方の観点から a. b. 週当たり所定内労働時間 の2つの要素 就業意識の観点から c. 正社員希望 d. 今の働き方に対する満足度 の2つの要素 計 4つの要素に着目してタイプ分けし 今の働き方 (3) を選んだ理由 今の働き方のメリット 今の働き方のデメリット を把握することで 非正社員の働き方に対するニーズを概観する 具体的なタイプは以下の通りであり 各タイプごとに上位 3 位の項目について図表 2に示した a. (4) :2タイプ( 基幹的非正社員 非基幹的非正社員 ) b. 週当たり所定内労働時間 :3タイプ(35 時間未満 35 ~ 40 時間未満 ) c. 正社員希望 (5) :2 タイプ ( 正社員希望あり 正社員希望なし ) d. 今の働き方に対する満足度 (6) :2 タイプ ( 満足 不満足 ) (1) 今の働き方を選んだ理由 9つすべてのタイプにおいて 上位 3 項目のなかに が挙がっている その他 労働日数 労働時間が短いから 遠方への転勤の心配がないから を理由として挙げているタイプが多い 一方で 上位 3 項目に 他になかったから が含まれているタイプも6つ ( 基幹的非正社員 非基幹的正社員 35 ~ 40 時間未満 正社員希望あり 今の働き方に不満足 ) みられており とくに 今の働き方に不満足 では半数以上がこれを理由に挙げている また 正社員希望あり の上位 3 項目は 他になかったから 遠方への転勤の心配がないから である なお ここで が上位となる背景には 本稿における調査対象に派遣社員が含まれないこと また 現在の勤務先における勤続年数が3 年を超える者が回答者の6 割に上り 平均勤続年数では5 年を超えること 等が考えられる ( 後述の 今の働き方のメリット でも同様 ) (2) 今の働き方のメリット 9つすべてのタイプにおいて 上位 3 項目のなかに が挙がっている 残り2 項目は を除く8タイプで 遠方への転勤がないこと 仕事範囲が限定していること のうちから2つとなっている また 正社員希望あり の上位 3 項目は 労働時間 日数が短いこと である (3) 今の働き方のデメリット 9つすべてのタイプにおいて 上位 3 項目が 昇進 昇格の見通しがもて 43

4 図表 2 非正社員の 今の働き方を選んだ理由 今の働き方のメリット 今の働き方のデメリット 今の働き方を選んだ理由 基幹的非正社員 a. 非基幹的非正社員 b. 週当たり所定内労働時間 c. 正社員希望 d. 今の働き方に対する満足度 今の働き方のメリット 基幹的非正社員 a. 非基幹的非正社員 b. 週当たり所定内労働時間 c. 正社員希望 d. 今の働き方に対する満足度 希望あり 希望なし 満足 不満足 希望あり 希望なし 満足 不満足 位 2 位 3 位 31.4% 労働日数 労働時間が短いから 33.0% 労働日数 労働時間が短いから 53.5% 34.3% 他になかったから 36.7% 他になかったから 34.6% 労働日数 労働時間が短いから 39.9% 38.6% 他になかったから 51.7% 他になかったから 29.3% 29.0% 仕事と育児や介護の両立ができるから 32.5% 他になかったから 30.4% 32.2% 31.2% 30.8% 労働日数 労働時間が短いから 32.4% 19.3% 労働日数 労働時間が短いから 20.4% 他になかったから 26.9% 23.1% 遠方への転勤の心配がないから 23.1% 遠方への転勤の心配がないから 18.9% 遠方への転勤の心配がないから 19.3% 仕事範囲が限定されているから 24.4% 仕事と育児や介護の両立ができるから 23.7% 遠方への転勤の心配がないから 15.5% 1 位 2 位 3 位 34.2% 36.2% 55.9% 34.6% 37.0% 33.6% 42.2% 40.6% 29.1% 26.3% 31.9% 仕事と育児や介護の両立ができること 31.7% 30.7% 28.4% 28.2% 34.2% 33.5% 22.4% 24.4% 26.5% 26.0% 仕事範囲が限定されていること 21.3% 仕事範囲が限定されていること 20.7% 19.7% 仕事範囲が限定されていること 28.1% 24.2% 21.8% 今の働き方のデメリット 1 位 2 位 3 位 a. b. 週当たり所定内労働時間 c. 正社員希望 d. 今の働き方に対する満足度 基幹的非正社員 非基幹的非正社員 希望あり 希望なし 満足 不満足 % 56.8% 54.8% 57.9% 57.6% 62.5% 50.9% 41.8% 74.4% 38.7% 39.4% 34.8% 40.7% 39.8% 47.2% 28.1% 29.7% 50.9% 29.2% 28.8% 26.8% 31.6% 29.2% 36.7% 18.6% 21.9% 39.4% ( 注 1) 今の働き方を選んだ理由 の選択肢には 以下の 11 項目を設けた 給与がよい 昇進 昇格の見通しがもてる 十分な教育訓練が受けられる 雇用が安定している 遠方 ( 転居を伴う ) への転勤の心配がない 担当する仕事の範囲が限定されている 労働日数 労働時間が短い 自分の可能性を幅広く試せる機会が与えられる 責任ある仕事を任せられる 仕事と育児や介護の両立ができる 他になかったから ( 注 2) 今の働き方のメリット では上記 理由 の選択肢のうち 他になかったから を除く 10 項目 今の働き方のデメリット では メリット の裏返し ( たとえば 給与が低い 昇進 昇格の見通しがもてない ) の 10 項目を設けた ( 資料 ) みずほ情報総研 平成 23 年度 多様な形態による正社員 に関するアンケート調査 ( 厚生労働省委託事業 ) (2012 年 ) のデータを筆者再集計 44

5 限定正社員制度 は安定的雇用拡大の決め手となりうるか ないこと となっている (4) 限定正社員は 非正社員のニーズを反映した働き方上記からは 非正社員はそのタイプに関わらず まずは 雇用の安定 を強く求めていることを指摘できる 雇用の安定 以外で重視しているポイントについて の観点からみると 基幹的非正社員 非基幹的非正社員 ともに 労働日数 時間が短く を挙げることができる また 週当たり所定内労働時間の観点からみると では 労働日数 時間が短く 仕事と育児や介護の両立が可能であること 35 ~ 40 時間未満非正社員 非正社員 では であることがわかる 後者 2タイプでは 担当する仕事範囲が限定されていること をメリットと考える者が2 割以上いる点も注目されよう 他の観点から特徴的な傾向をみると 正社員希望あり の3 割以上と 今の働き方に不満足 の 5 割以上で その他の働き方がなかった ために今の働き方を選択しているという消極的選択を強いられている実態が認められる (7) ただ 両タイプとも今の働き方に や 労働日数 時間が短いこと に相応のメリットを見出している また すべてのタイプの非正社員が共通して感じるデメリットとしては 昇進 昇格の見通しがないこと が挙げられている これらを総合して考えると 限定正社員としての働き方 すなわち職種 労働時間 勤務地のいずれかあるいは複数に限定があり かつ雇用の安定している働き方は ( 現在の仕事内 容 週当たり所定内労働時間 正社員希望の有無等に関わらず ) 非正社員のニーズを反映した働き方の選択肢として 相応の有効性がある といえるだろう 4. 限定正社員希望と許容できる処遇水準前述のように 非正社員のニーズを満たしうる雇用形態として限定正社員 すなわち 職種 労働時間 勤務地のいずれかあるいは複数に限定がある正社員を挙げることができる しかしながら 一方 同時に行った企業側へのアンケート調査によると 職種限定正社員区分を導入している企業は44.2% 時間限定正社員区分は7.3% 勤務地限定正社員区分は19.2% に過ぎず 現状では企業が非正社員のニーズを満たしうる限定正社員としての働き方を十分に提供している状況にはないといえる なお 限定正社員にはいわゆる正社員と比較して人事管理面での扱い たとえば担当職務の範囲や 労働時間 勤務地等に制約があるため 企業は両者に処遇水準の差異を設けていることが少なくない それでは 非正社員は限定正社員として働く場合に どの程度の処遇水準であればこれを許容できるのか 本稿では 非正社員が現在 勤務している企業における限定正社員区分の保有有無にも着目しながら分析を行った (1) データの分析方法分析するに当たっては まず 調査に回答した非正社員全体 を対象にした 次に 職種限定正社員区分を保有している企業に勤務する非正社員 職種限定正社員区分を保有しない企業に勤務する非正社員 に分類し そこに差異があるかどうかを確認した 非正社員自身が勤務する企業に限定区分があるかどうかについては 企業調査と従業員調査のリンクが可能で 45

6 あった回答者のみを抽出している 同様の分析方法を 労働時間限定正社員や勤務地限定正社員についても適用している (2) 許容できる処遇水準職種 労働時間 勤務地などのいずれにも限定がないいわゆる正社員は 企業側の裁量で職種転換や転居を伴う勤務地の変更を命じられることがあり また 所定外労働が発生することもある 一方で 限定正社員を労働者側からみると 職種 労働時間 勤務地のいずれかあるいは複数を制限することを企業側に約束させた働き方ともいえるため 労働者側もいわゆる正社員と比較して処遇水準が下がることを容認しているケースも少なくない 図表 3 4 は 時間当たり給与 昇進 昇格 教育訓練の機会 雇用保障の観点から 職種 労働時間 勤務地のいずれかの限定正社員として働くことを希望する非正社員が 限定がある正社員として働くと仮定した場合 に ( そ の 限定がない ) 限定なし正社員 と比較して どの程度の処遇水準差を許容できるかを示している 1 時間当たり給与水準限定なし正社員の時間当たり給与水準を100 とした場合の許容水準を表したものが図表 3の 非正社員 欄である これによると 限定正社員希望者は いずれの限定区分においても また 勤務先に当該限定区分があるかどうかに関わらず 許容できる処遇水準は90 弱程度であることがわかる 2 昇進 昇格限定正社員を希望する非正社員全体において 限定なし正社員と比べ 上限が低い を許容できる比率は 職種限定正社員では59.7% 労働時間限定正社員では59.5% 勤務地限定正社員では53.3% である ( 図表 4) (8) 3 教育訓練の機会 限定正社員を希望する非正社員全体において 限定なし正社員と比べ 制限される を許容 できる比率は 勤務地限定正社員で 27.7% であ る ( 図表 4) (9) 4 雇用保障 限定正社員を希望する非正社員全体において 限定なし正社員と比べ 雇用保障の程度が弱い を許容できる比率をみると 職種限定正社員で は 30.9% 勤務地限定正社員では 27.1% である ( 図表 4) (3) 自身が許容できる処遇水準の下での限定 正社員希望 自身が許容できる処遇水準 (10) の下での限定 正社員希望比率 ( 当該限定区分での正社員になることを希望する比率 ) を示したものが図表 5 である 非正社員全体での同比率は 職種 労働時間 勤務地のいずれの限定区分においてもいわゆる正社員希望比率 (47.1%) (11) を上回り 5 割台前半である また 自身の勤務先企業における当該限定区分の有無に関わらず 限定正社員希望比率の差異はみられない これらは 限定正社員という雇用形態が非正社員の働き方に対するニーズに対応しうるものであり また 限定区分が職種 労働時間 勤務地のいずれであっても 同じ程度に非正社員から支持されていることを表している (4) 非正社員は給与よりも 正社員としての雇用の安定 を希望上記から たとえ限定なし正社員と比べて低い処遇水準であっても 限定正社員を希望する非正社員が少なくないという傾向が強いことが明らかになった 3(4) 限定正社員は 非正社員のニーズを反映した働き方 にて示したよ 46

7 限定正社員制度 は安定的雇用拡大の決め手となりうるか 図表 3 限定正社員として働くと仮定した場合に許容できる時間あたり給与水準 (* 同水準 =100 1 割低い =90 2 割低い =80 3 割以上低い =70 として加重平均にて給与水準を算出 ) 職種限定正社員希望者 労働時間限定正社員希望者 勤務地限定正社員希望者 非正社員全体うち 職種限定あり企業に勤務する非正社員うち 職種限定なし企業に勤務する非正社員非正社員全体うち 労働時間限定あり企業に勤務する非正社員うち 労働時間限定なし企業に勤務する非正社員非正社員全体うち 勤務地限定あり企業に勤務する非正社員うち 勤務地限定なし企業に勤務する非正社員 非正社員 給与水準 当該限定区分あり企業における実態の水準 給与水準 企業 当該限定区分なし企業における導入した場合の想定水準 給与水準 ( 資料 ) みずほ情報総研 平成 23 年度 多様な形態による正社員 に関するアンケート調査 ( 厚生労働省委託事業 ) (2012 年 ) のデータを筆者再集計 図表 4 限定正社員として働くと仮定した場合に許容できる昇進 昇格 教育訓練の機会 雇用保障の水準 昇進 昇格 同様上限が低いその他不明 職種限定正社員希望者 労働時間限定正社員希望者 勤務地限定正社員希望者 非正社員全体うち 職種限定あり企業に勤務する非正社員うち 職種限定なし企業に勤務する非正社員非正社員全体うち 労働時間限定あり企業に勤務する非正社員うち 労働時間限定なし企業に勤務する非正社員非正社員全体うち 勤務地限定あり企業に勤務する非正社員うち 勤務地限定なし企業に勤務する非正社員 % 33.8% 41.3% 34.1% 34.0% 38.5% 38.7% 48.5% 46.1% 59.7% 61.8% 54.6% 59.5% 62.0% 56.7% 53.3% 46.3% 49.2% 5.8% 4.1% 2.5% 5.3% 2.0% 3.2% 6.9% 3.0% 3.1% 0.6% 0.3% 1.6% 1.1% 2.0% 1.6% 1.1% 2.2% 1.7% 勤務地限定正社員希望者 職種限定正社員希望者 勤務地限定正社員希望者 教育訓練の機会 非正社員全体うち 勤務地限定あり企業に勤務する非正社員うち 勤務地限定なし企業に勤務する非正社員 雇用保障 非正社員全体うち 職種限定あり企業に勤務する非正社員うち 職種限定なし企業に勤務する非正社員非正社員全体うち 勤務地限定あり企業に勤務する非正社員うち 勤務地限定なし企業に勤務する非正社員 同様の水準制限されるその他不明 % 77.6% 75.6% 27.7% 17.2% 20.5% 4.6% 3.7% 1.8% 同様の扱い程度が弱いその他不明 % 76.1% 81.2% 68.3% 80.6% 79.1% 30.9% 22.2% 16.6% 27.1% 17.2% 17.3% 2.5% 1.5% 1.2% 3.2% 0.7% 1.4% 1.2% 1.5% 2.1% 0.5% 0.3% 1.0% 1.4% 1.5% 2.2% ( 資料 ) みずほ情報総研 平成 23 年度 多様な形態による正社員 に関するアンケート調査 ( 厚生労働省委託事業 ) (2012 年 ) のデータを筆者再集計 うに 非正社員が考える今の働き方に対するデメリット第 1 位には が挙げられているにも関わらず 各限定正社員希望者の6 割以上が 時間当たり給与水準が限定なし正社員と比べて低いことを許容し さらにはその水準を90 弱程度と考えている点は 非正社員が 給与より 正社員としての雇用の安定 を求めていることを表しているといえる なお 時間当たり給与水準と同様 昇進 昇 格についても 各限定正社員希望者全体の5~ 6 割が 限定なし正社員と比べて 上限が低くても許容できるとしているが この一方で教育訓練の機会と雇用保障は 各限定正社員希望者全体の7 割弱が限定なし正社員と同様の水準を望んでいる点には留意が必要である 5. 企業における限定正社員区分の導入状況および処遇水準 47

8 いわゆる正社員希望労働時間 職種限定正社員希望 55.2% 非正社員全体 2906 基幹的非正社員 非基幹的非正社員 1002 所定内 労働時間 非正社員全体 2906 所定内労働時間 うち 職種限定あり企業に勤務する非正社員 所定内労働時間 うち 職種限定なし企業に勤務する非正社員 所定内 希望比率 希望比率 47.1% 53.7% 38.3% 30.5% 51.7% 58.5% 53.2% 56.0% 50.7% 38.4% 60.1% 61.2% 53.9% 56.7% 51.6% 38.3% 60.9% 58.4% 54.1% 54.5% 52.6% 35.7% 58.9% 61.1% 労働時間限定正社員希望勤務地限定正社員希労働時間 非正社員全体 図表 5 自身が許容できる処遇水準の下での限定正社員希望比率 所定内労働時間 うち 労働時間限定あり企業に勤務する非正社員 所定内労働時間 うち 労働時間限定なし企業に勤務する非正社員 所定内労働時間 望 非正社員全体 2906 うち 勤務地限定なし企業に勤務する非正社員 1290 基幹的非正社員 非基幹的非正社員 1002 所定内 労働時間 うち 勤務地限定あり企業に勤務する非正社員 250 基幹的非正社員 163 非基幹的非正社員 所定内 98 労働時間 83 所定内 % 53.6% 50.6% 43.6% 55.2% 56.5% 53.8% 58.5% 50.0% 32.1% 66.7% 60.6% 51.3% 52.6% 50.5% 42.2% 53.4% 55.6% 53.0% 55.8% 49.8% 36.4% 60.3% 62.6% 53.6% 58.3% 47.2% 38.7% 63.3% 54.2% 55.5% 54.6% 34.2% 59.6% 65.5% ( 資料 ) みずほ情報総研 平成 23 年度 多様な形態による正社員 に関するアンケート調査 ( 厚生労働省委託事業 ) (2012 年 ) のデータを筆者再集計 ここでは 企業が非正社員の働き方に対するニーズを満たしうる仕組みとしての限定正社員区分をどの程度整備しているのか あるいは 今後整備する意向があるのかについて明らかにする (1) 限定正社員区分の導入状況調査対象企業のうち いずれかの限定正社員区分を保有する企業は全体の約半数である もちろん 勤務地限定正社員区分を保有していな い企業のうち 全事業所が転居を伴わない範囲内に立地している企業では当然に同区分を保有する必要はない しかしながら一般に このような企業であっても職種限定区分や労働時間限定区分の導入の可能性が十分あるにも関わらず 労務管理が複雑になる こと等を理由としてこれら区分を保有していないケースも少なくないといわれる また 限定正社員区分を1 つも保有していない企業のうち 今後 同区分を導入しようと考えている企業は1 割超に過ぎ 48

9 限定正社員制度 は安定的雇用拡大の決め手となりうるか ない なお 限定正社員区分の導入意向を持つ企業は 優秀な人材の確保 仕事と育児や介護の両立支援 従業員の定着 等をその導入目的としているが 実際 アンケート調査に合わせて実施したヒアリング (12) では 企業が勤務地限定正社員区分を新たに設けたことにより 自身の事情で転勤ができないため正社員になることをあきらめていた非正社員が勤務地限定正社員へ転換し 結果として 職務範囲の拡大により本人の能力向上が促されたのみならず 企業にとっては優秀な人材の確保 定着が実現できたという事例があることも確認されている (2) 限定正社員に対する処遇水準ここでは すでに限定正社員区分を導入している企業における 当該限定正社員に対する処遇の実態の水準 と 限定正社員区分を導入していない企業における 導入すると仮定した場合の処遇の想定の水準 を 限定なし正社員の処遇水準 と比較しながら把握した (13) 比較対象となる処遇は 時間当たり給与水準 昇進 昇格 教育訓練の機会 雇用保障の4つである 1 時間当たり給与水準限定なし正社員の時間当たり給与水準を100 とした場合の実態と想定の水準を表したものが図表 3の 企業 欄である これによると いずれの限定区分においても また 実態 想定ともにその水準はおおよそ90 弱となっている 2 昇進 昇格図表では示していないが いずれの限定区分においても 実態 想定を問わず 上限あり が6 割台である 3 教育訓練の機会図表では示していないが いずれの限定区分 においても 実態 想定を問わず 機会が少ない がおおよそ2 割である 4 雇用保障図表では示していないが いずれの限定区分においても 事務所閉鎖 事業縮小等の必要が生じた場合に配置転換等は行わない の比率に実態 想定による差異はみられず その比率は職種限定正社員では約 1 割 時間限定正社員では1 割台前半 勤務地限定正社員では約 2 割となっている (3) 限定正社員に対する処遇水準は 実態 想定ともにほぼ同等上記によると 限定なし正社員の時間当たり給与水準を100とした場合 限定正社員に対する時間当たり給与水準は いずれの限定区分においても実態 想定を問わず おおよそ 90 弱である また 限定なし正社員と比較した 限定正社員に対する昇進 昇格 教育訓練の機会 雇用保障に係る水準は いずれの限定区分においても実態と想定がほぼ同じ傾向をみせている 6. おわりにこれまでの分析結果を整理すると 以下の通りになる すなわち 非正社員は総じて 他の就業条件に比べ 雇用の安定 を強く求めている また 非正社員は正社員希望の有無に関わらず 労働日数 時間が短いこと 担当する仕事範囲が限定されていること に今の働き方のメリットを見出している 上記を踏まえると 非正社員のニーズを満たしうる雇用形態として 正社員としての雇用の安定が確保されており 職種 労働時間 勤務地のいずれかあるいは複数に限定がある 49

10 ( という観点から ) 限定正社員 が有効であるといえる 実際 非正社員が 自身が許容できる処遇水準の下で限定正社員を希望する比率 は いわゆる正社員を希望する比率 よりも高く 職種限定正社員 労働時間限定正社員 勤務地限定正社員のすべてで5 割を超える 翻って 企業の限定正社員区分の保有状況を確認すると 職種 労働時間 勤務地のいずれかの限定正社員区分を保有している 企業は全体の約半数 今後 新たに限定正社員区分を導入しようと考える 企業も1 割超程度しか存在しない 従業員の確保 定着が企業経営にとっての大命題であるとするならば 非正社員の働き方に対するニーズを満たしうる限定正社員区分の導入は 効果的な対策の一つであるといえる にも関わらず 企業における限定正社員区分導入意向が低いことは 処遇水準の決定 に代表されるような 労務管理の複雑さ 等を理由に 同区分の導入に躊躇している面があることがうかがえる 一方 限定正社員区分をすでに導入している企業における処遇水準 と 限定正社員希望者が許容する処遇水準 の間に 差異はほとんどみられない これは 限定正社員区分を導入していない企業が同区分を導入した場合に想定する処遇水準 においても同様である 上記は 企業における限定正社員区分が 1 正社員としての雇用の安定を最重要視しつつ いわゆる正社員ほどに制約された条件で働くことを希望しない 労働者にとっても また 2 職種 労働時間 勤務地などに人事管理上の制限が課されるものの 優秀な人材を正社員対比 90% 弱程度の給与水準で確保し 積極活用 したい 企業にとっても 有益であることを示唆している なお 非正社員が職種限定正社員 労働時間限定正社員 勤務地限定正社員を希望する比率に差異はみられない このことを踏まえると 企業が限定正社員制度を導入する際には 自社に勤務する非正社員の働き方の実態やニーズに基づき 職種 労働時間 勤務地いずれの限定区分に重点を置くかについて十分な検討を加え その上で 最適な制度設計を実施する必要があるといえるだろう 以下では これまでの整理を踏まえて 今後の限定正社員制度の導入推進に向けて留意すべき3つの論点を示す (1) 論点 1: 均等 均衡処遇と解雇ルールへの配慮これまでのマスメディアや専門家等による限定正社員に係る議論のなかには 限定正社員は 総合職 一般職 区分における 一般職 に相当する雇用形態であり 安定的ではあるものの 実質的にはいわゆる正社員との間に賃金や昇進 昇格 教育訓練などの格差が生じ 正社員の不合理な階層化が進みかねないのではないか 限定正社員は たとえば その仕事 や その事業所 がなくなった場合に 企業側が労働者を解雇しやすいようにするための雇用形態なのではないか といった懸念が示されるケースも少なくない また 2013 年 4 月 1 日からの改正労働契約法施行に伴う無期転換ルールの下では 限定正社員として働く可能性が高まる反面 無期転換後に必ずしも本調査でみられた 正社員対比 90% 弱の給与水準 が保障されるわけではない点も懸念の要因となろう これらの懸念を払拭するためには 企業は限 50

11 限定正社員制度 は安定的雇用拡大の決め手となりうるか 定正社員といわゆる正社員の処遇に均等 均衡を図るような取組みを怠らないよう十分に留意しなければならない 併せて 労使間で限定正社員の解雇に係るルール ( たとえば 勤務地限定正社員が勤務する事業所を業務縮小により閉鎖する際には まずは企業側が 転勤 を提案するなどの解雇回避努力を行うが それを本人が受け入れない場合には解雇する といったルール ) を合意しておくことも不可欠であろう (2) 論点 2: キャリアアップを図る仕組み等としての活用非正社員から限定正社員への さらには限定正社員からいわゆる正社員への登用制度を整備し 段階的なキャリアアップが図れる制度として限定正社員区分を整備することも望ましい また たとえば育児や介護といった事情を持ついわゆる正社員が 当該事情が発生している期間は一時的にいわゆる正社員から限定正社員に転換できるような仕組みも整備しておくと 限定正社員制度の価値はさらに高まるものと考えられる (3) 論点 3: ベンチマーク事例の収集 普及最後に 企業における限定正社員区分の導入促進を図るためには 1 限定正社員区分の導入が 企業に人材の定着 確保というメリットをもたらすデータや事例 2すでに限定正社員区分を導入している企業において 複雑になりがちな労務管理をどのように運用しているかといったベンチマークとなりうる事例 等を国や関係諸機関が今後広く周知することが重要である 謝辞本稿を執筆するに当たり 東京大学大学院佐藤博樹教授 法政大学武石恵美子教授に貴 重なご助言を賜りましたことに深く感謝申し上げます 注 (1) 本稿は 日本労務学会第 43 回全国大会自由論題報告において発表した原稿を基に加筆修正したものである (2) 同調査の実施概要は 下記の通り 調査方法 : 郵送配布 回収 自記式回答実施期間 :2011 年 7 月 ~8 月調査対象および回収状況 : 企業調査 = 正社員数 300 人以上の企業 ( 一部地域を除く )11,170 社 有効回答は 1,987 社 個人調査 = 企業調査の対象企業に勤務する従業員ならびに調査モニター 有効回答は 10,675 名 本分析の対象 : 企業調査 =1,987 社 ( うち 個人調査とリンク可能な分析対象 = 1,327 社 ) 個人調査 = 非正社員 2,906 名 ( うち 企業調査とリンク可能な分析対象 = 1,540 名 ) (3) 本稿では 働き方 を 回答者本人の労働条件のうち 転居を伴う遠方への転勤の有無 仕事の範囲の限定の有無 労働日数 時間 ( フルタイム勤務 / 短時間勤務 ) に関すること と定義している (4) 回答者と担当する仕事が同じ正社員がいる場合を 基幹的非正社員 いない場合を 非基幹的非正社員 としている なお 本稿では業種や等を勘案しておらず 正社員と仕事が同じであるかどうかは回答者の主観によることに留意が必要である (5) 現在の勤務先で希望している 勤務先を問わず希望している を合わせて 正社員希望あり としている (6) おおいに満足している やや満足している を合わせて 満足 あまり満足していない まったく満足していない を合わせて 不満足 としている (7) 正社員希望あり の4 割が 今の働き方に あまり満足していない まったく満足していない と回答している (8) 勤務地限定正社員に関してのみ設問を設定している (9) 職種限定正社員 勤務地限定正社員に関してのみ設問を設定しており 前者では 担当している業務が廃止された場合 後者では 勤務先事業所が閉鎖となった場合 についてたずねている (10) 限定がある正社員として働くと仮定した場合 の ( そ の 限定がない ) 限定なし正社員 と比較したときの処遇水準のこと 51

12 (11) 現在の勤務先で希望している 勤務先を問わず希望している を合わせた比率のこと ちなみに 同比率をタイプ別にみると基幹的非正社員では53.7% 35 ~ 40 時間未満非正社員では 51.7% では58.5% であり 正社員に近い働き方の非正社員では正社員希望比率が半数を超えている また 今の働き方に不満足の7 割超 今の働き方に 他になかったから を選択した者の約 7 割が正社員希望を持つ (12) アンケート調査に回答した企業のうち 職種 労働時間 勤務地のいずれかあるいは複数に限定がある正社員区分を導入しており かつ 非正社員からこれら限定正社員への登用実績を持つ企業を対象に 限定正社員区分の運用状況についてヒアリングを実施した (13) 各設問ともに無回答が2~3 割あったため ここでの回答比率は不明を除いた数を100% として算出している 参考文献 1. みずほ情報総研 多様な形態による正社員 に関するアンケート調査 ( 厚生労働省委託事業 ) (2013 年 ) 2. 総務省 労働力調査 (2013 年 2 月 ) 3. 総務省 労働力調査 (2013 年 5 月 ) 52

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