目次 2005/08/28 はじめに 第 1 章現状 1. 少子化とは少子化という言葉人口減少社会の到来 2. 出生数と合計特殊出生率の低下出生数と合計出生率の動向年少人口の減少 3. 少子化への姿勢政府の少子化への姿勢各国の少子化事情 第 2 章原因 1. 少子化の原因晩婚化 未婚化費用負担の増大

Size: px
Start display at page:

Download "目次 2005/08/28 はじめに 第 1 章現状 1. 少子化とは少子化という言葉人口減少社会の到来 2. 出生数と合計特殊出生率の低下出生数と合計出生率の動向年少人口の減少 3. 少子化への姿勢政府の少子化への姿勢各国の少子化事情 第 2 章原因 1. 少子化の原因晩婚化 未婚化費用負担の増大"

Transcription

1 人口減少社会 少子化問題を考える 1

2 目次 2005/08/28 はじめに 第 1 章現状 1. 少子化とは少子化という言葉人口減少社会の到来 2. 出生数と合計特殊出生率の低下出生数と合計出生率の動向年少人口の減少 3. 少子化への姿勢政府の少子化への姿勢各国の少子化事情 第 2 章原因 1. 少子化の原因晩婚化 未婚化費用負担の増大パラサイトシングル働く女性の増大理想の子ども数と実際の子ども数との差婚外子の割合 ( シングルマザー ) 家庭を築くことや生命の継承の大切さの欠如 2. 少子化の原因の背景仕事と育児両立の困難経済的に不安定な若者の増大 : フリーター ニート 低い賃金収入 失業 転職率の上昇 etc.. 地域や家庭での子育て協力の低下価値観の変化第 3 章社会 経済的影響労働人口の減少高齢化経済成長の遅れ 2

3 第 4 章 施策 目的若者の自立子育ての新たな支援仕事 家族の両立の支援働き方の見直し 第 5 章総論 3

4 はじめに 2005/08/28 今回 少子化問題をなぜ選んだかというと 現日本の最重要問題であり ニュースや新聞でも大々的にとりあげられ 年金 高齢化社会問題などとともに世の中の人々の少子化に対する意識はとても高くなっている また 自分が一人っ子であるということで少子化社会に既に関わりをもっている 少子化問題は 少子化からくる労働人口の減少など雇用 労働問題にも影響を及ぼすものである 今後 少子化社会を乗り越えて経済は成長し続けることができるのか 成長し続けるためには何ができるのか 私たちは少子化問題からくる社会的ニーズにこたえることができるのかなどを考えたいと思ったからである 同時に高齢化社会の負担を私たちの世代がきちんと背負えるようにも少子化問題は考え 解決しなければならない問題である 私たちの将来がかかっている重要な問題である また 論文は第 5 章から編成されており 第 1 章では少子化の現状 第 2 章では原因 第 3 章では社会 経済への影響 第 4 章では施策 目的 第 5 章では全てをふまえての総論となっている 現在 第 2 章の原因まで研究が進んでいるのでこれから 少子化がどのような影響を社会 経済に及ぼすか考えていきたい 4

5 第 1 章現状 1 章では 少子化とは何か また今現在 日本はどのような状況にあるのかなど国際比較を深めつつ 現状把握をはっきりしていきたいとおもう 1. 少子化とは? 少子化という言葉少子化とは出生率 (birthrate) の低下によって子どもの数が減少することである すなわち子どもがすくなくなることである 世界保健機構 (WHO) によれば 合計特殊出生率 1が 2.08 を下回ると総人口は減少に向かうとされ この数字を目安として少子化と呼ばれることになっている 現在の減少傾向がこのまま続けば 日本の人口は 2006 年をピ-クとし 以後は減少すると予想されている 少子化という言葉は最近になって作られた造語で 1992 年度の国民生活白書で使われたことで広まった 少子化が進んでしまうと将来 団塊世代 2を中心とした人口が高齢化し 人口構成はいびつになる 将来を担う今の若者は重い税金 医療保険等の国民負担で苦しむことになる 労働人口は減り続け 産業や経済は衰えてゆく 農業や漁業 林業 小売業などは若い労働力がいなくなり 産業としても成立しなくなる 社会保障体制の維持などに対しても深刻な人口不足 (underpopulation) が懸念される 人口減少社会の到来我が国の人口は 2006 年に 1 億 2,774 万人でピークに達した後 死亡数が出生数を上回り 人口が減少していくと見込まれている これは少子化を理由に 単に相対的に高齢者の比率が増えるという段階を過ぎて 少子化によって人口が減る段階に入るということを示している 将来推計人口 の中位推計によると 将来の人口は 2025 年には 1 億 60 万人になると予測されている 人口の年齢構成も少子化によって大きく変わる 年少人口 (0~14 歳 ) が総人口に占める割合が低下するだけでなく 生産年齢人口 (15~64 歳 ) が総人口に占める割合も低下していくことが見込まれる 2000 年時点の生産年齢人口は 8,622 万人で 総人口に占める割合は 68.1% となっているが これが 2050 年にはそれぞれ 5,389 万人 53.6% にまで低下することが見込まれている 生産年齢人口の減少は労働投入の減少を通じて経済成長の制約となると考えられるが 上でも述べたように 総人口に占める生産年齢人口の割合の低下は 支え手の減少を通じ 社会保障制度の基盤を不安定なものにすることが懸念される 2. 出生数と合計特殊出生率 出生数と合計特殊出生率の動向我が国の出生率の推移をみると 終戦直後の 1947 年から 49 年にかけて非常に出生数の多い年が続き 第 1 次ベビーブーム 3 といわれ 年間の出生数は約 270 万人であった その 1 合計特殊出生率とは 15 歳から 49 歳までの女子の年齢別出生率を合計したものをいう 2 第 1 次ベビーブーム期に生まれた世代 3 ベビーブームとは 赤ちゃんの出生が一時的に急増することをいう 日本では 1947 年から 49 年と 1971 年から 74 年の 2 回の時期をベビーブーム期と呼んでいる 5

6 後 50 年代は減少したものの 第 1 次ベビーブーム期に生まれた いわゆる 団塊の世代 が結婚 出産期に入った 60 年代後半から 70 年代前半に 1 次期出生数が再び 約 200 万人 となり 増加した ( 第 2 次ベビーブーム ) しかし 第 2 次ベビーブームをピークに 1975 年以降に出生数は 200 万人台を割り込んで 次第に減少していく 1984 年には 149 万人と 150 万人を割り込み その後も減少して 2003 年には 112 万人の出生数と過去最低の数値と なった 出生数は 第 1 次ベビーブーム期の 4 割 第 2 次ベビーブーム期の 6 割という低 水準である 合計特殊出生率の推移をみると 第 1 次ベビーブーム期では 4.00 を超える水準であった が 1950 年代前半に急減し 50 年代後半から 70 年代前半の第 2 次ベビーブーム期まで 1996 年の 丙午 4 の 1.58 という最低の水準を乗り越え 2.1 前後の安定した数値で推移した 1974 年に 2.05 と 我が国での人口置き換え水準 5 である 2.08 よりも低くなって以来 現在 に至るまで人口置き換え水準よりも低い値が続くこととなった それでも 第 2 次ベビー ブーム期以降 80 年代半ばまでは 合計特殊出生率が 1.8 台で比較的安定的に推移してい た しかしオイルショックを経て 高度成長期が終焉を迎えた頃から出生率は徐々に低下 し 1989 年に出生率が 1.57 という戦後最低の数字をだした 1990 年には 1.57 ショック という言葉まで生まれたのである 2005 年 6 月 2 日の日経新聞での厚生労働省の発表した 2004 年の人口動態統計によると 出生率は過去最低の 1.29 まで落ちた 図 : 出生数及び合計特殊出生率の推移 4 丙午 とは 干支の一つで 60 年に 1 回まわってくる 丙午に関する迷信が 出生率に影響を与えたものと考えられている 5 人口置き換え水準とは 合計特殊出生率がこの水準 (2.08 前後 ) 以下になると人口が減少することにな るという水準のことをいう 6

7 年少人口の減少 2005/08/28 出生数の減少は 我が国における 15 歳未満の年少人口の減少をもたらしている 第 2 次世界大戦後の我が国の年少人口および総人口に占める割合の変化をみると 1950 年には約 3,000 万人と 総人口の 3 分の 1 を超えていたが 第 1 次ベビーブーム期以降の 出生数の減少から 1970 年まで低下を続け 総人口の約 4 分の 1 となった その後 第 2 次ベビーブーム期の出生児の増加により若干増加したが 70 年代後半から再び減少傾向と なり 1997 年には 65 歳以上人口よりも少なくなった 図 : 年少人口と老年人口の動き 3. 少子化への姿勢 政府の少子化への姿勢現在政府の少子化への姿勢は 少子化を食い止めようとする 阻止論 と 少子化を受け入れ その上で対応していこうとする 対応論 の大きく 2 つに分かれている たとえば 内閣府は後者の姿勢において 人口減少化に関する研究会 を催し 女性 高齢者の就業率の上昇 生産性の上昇の各要素によって少子化のマイナス面を補うことが可能であるという試算をしている 現在 日本政府は主に 社会の整備による阻止 を行おうとする姿勢をとっている 各国の少子化の事情 欧米の少子化の状況 1950 年代後半にアメリカでもベビーブームが起こった ヨーロッパでは人口転換 6は戦前に終了していた 1960 年代には 欧米は日本より合計特殊出生率が高かったが 1970 年代には日本の緩やかな低下とは対照的に急激な低下が起こり 1980 年代前半には欧米 日本ともほぼ同水準に達した 1980 年代後半では 南欧や東欧では低下し続けているのに対し 6 人口転換とは 18 世紀から 20 世紀初期にかけての 200 年くらいの間に 多産多死 の状況から 少産 少死 の状況へ移行したこと 7

8 アメリカや北欧では反転して高くなった国が多いが 人口置き換え水準を下回ったままで ある アジアの少子化の状況 韓国 台湾 香港 シンガポールなど NIES でも 日本以上の急速なペースである少子 化が問題になっている 2003 年の各国の出生率は 韓国が 1.17 台湾が 1.24 香港が 0.94 シンガポールは 1.25 である 韓国のノムヒョン大統領は 子どもか仕事かという女性の悩 みを解決しなければ出生率も上がらず 経済も成長しない と述べた 女性の高学歴化や 晩婚化 仕事と育児を両立させる環境が整わないことなど 社会的な背景は日本と共通す る 諸外国における子どもの数の割合 (2003 年 ) 国名 年少人口割合 (%) 日本 13.9 イタリア 14.1 スペイン 14.2 ドイツ 14.9 ロシア 15.7 ウクライナ 15.9 フランス 18.5 韓国 20.0 アメリカ 21.5 中国 23.0 アルゼンチン 27.1 インド 32.8 南アフリカ 32.9 ポーランド 17.4 カナダ 18.0 イギリス 18.5 第 2 章原因 2 章では 少子化がおこる原因として何があるのか またその背景にはどのようなことがあるのか それぞれの因果関係を考えていきたいとおもう 1. 少子化の原因 晩婚化 未婚化 未婚化の進展我が国では 子どもは男女が結婚してから生まれる場合が大半であるので 結婚しない人達の割合が増加すれば 子どもの出生数に影響を与えることになる 20 代後半から 30 代の未婚率をみると 1970 年代頃まで安定した率で推移していたのが 70 年だい半ば頃から上昇傾向が顕著となってきた 出生率低下の原因として 未婚化の進展が主な理由として指摘されるようになった 総務省 国勢調査 によると 2000 年の全国における 20~39 歳の未婚者数は約 18,33 万人 ( 男性が約 1,040 万人 女性が約 793 万人 ) である 20~34 歳の未婚率は 1950 年か 8

9 ら 80 年頃では男性が約 50% 女性は約 33% であり 2000 年には男性 68.2% 女性 55.5% となった 女性の 25~49 歳は 1970 年代では 5 人に 1 人が独身 であったが 30 年間に 2 人に 1 人が独身 という状態に変化している 男性の 25~49 歳は 70 年代では 2 人に 1 人が 独身 であったが 現在は 10 人に 7 人が独身 となっている 図 : 未婚率の推移 (20~34 歳 ) 晩婚化の進展 20~30 歳代の未婚率の上昇に伴い 男女とも平均初婚年齢が上昇する晩婚化が進展している 日本の平均初婚年齢は 1975 年で夫が 27.0 歳 妻が 24.7 歳である 2003 年には 夫が 29.4 歳 妻が 27.6 歳となっており 約 30 年間に 夫は 2.4 歳 妻は 2.9 歳も初婚年齢が高くなっている 晩婚化の傾向は最近になって さらに速度が速まっている 費用負担の増大厚生労働省 21 世紀出生児縦断調査 によると 子どもが 6 ヵ月児のときの調査 ( 第 1 回調査 :2001 年度 ) では 月額で平均 4.1 万円かかっている ただし 多いのは 1 万円 ( 全体の 33%) 及び 2 万円 ( 全体の 28.2%) で これらで全体の 6 割を占める 子ども 1 人のみの場合には平均 5 万円で 2 人 ( 平均 3.2 万円 )3 人 ( 平均 3.4 万円 ) の場合よりも高い これは自分の子に自分以上の高学歴を求める傾向があり 1 人に集中して手をかけていることがわかる 子育て費用の中では教育費の占める割合が高い 野村證券 第 8 回家計と子育て調査 (2003 年 ) によると 教育費は 子育て費用 ( 教育費 医療費 食費 被服費の他 こづかい 子どものための保険など子どものための支出全般 ) の 38% を占めている 母親の年代別にみると 年齢層が上がるほど教育費の割合が高くなる傾向があり 40 代以上では平均 46% となり 子育て費用の半分は教育費となっている 具体的な教育費用負担を文部科 9

10 学省の統計からみると 仮に物価水準の変化などを無視して計算すると 幼稚園から高等 学校まですべて公立に通った場合では 14 年間で約 511 万円 幼稚園と高等学校で私立に通 った場合は約 720 万円 小学校以外すべて私立に通った場合は約 959 万円かかる 厚生労働省 国民生活基礎調査 (2003 年 ) によると 18 歳未満の児童のいる世帯に生 活意識をたずねたところ 大変苦しい が 26% やや苦しい が 36% 普通 が 34% となっており 6 割の世帯が生活が苦しいと認識している 理由として 前述した子育てや 子どもの教育にかかる負担が反映していると考えられる パラサイトシングル 近年 親と同居し 基礎的生活条件を親に依存している 20 代後半から 30 代の未婚者が 増えているといわれる 内閣府 ( 国勢調査 ) によると 独立しない理由として 全体では 経済的に楽な生活を送れるから がもっとも高く 63% 次いで 家事等の身の回りの世 話を親がしてくれているから が 60% 結婚したくても適当な結婚相手がいないから が 44% となっている 親にパラサイトすることにより 生計を得ている独身の未婚者 ( シン グル ) の存在も少子化に影響しているといえる 働く女性の増大 日本では女性の年齢別労働力率が M 字型カーブを描くことが特徴的である 80 年代以降 20 代後半から 30 代の女性の労働力率は徐々に上昇し また女性の職業意識の高まりなどに より女性雇用者が増加した 男女平等を求める国際的な流れなどを背景に女性の就労環境 の整備も高まった 1985 年には男女雇用機会均等法 7 が制定された 年齢階級別に女性の労働力率を見ると 1990 年頃から 25~29 歳の年齢層の労働力率の上 昇が大きくなる 2002 年では 20 代前半と 20 代後半が逆転し 20 代後半の労働力率が 20 代前半を上回った M 字型カーブのいちばんの谷間も 25~29 歳層から 30~34 歳層に移 行するとともに 労働力率は上昇している 育児は女性が主として担っている現状におい て 働く女性が増大する一方で 仕事と育児の両立を支える環境が整わないことや 機会 費用の上昇などから 女性の結婚年齢や出産年齢が高くなる減少が生じ 出生率に影響を 与えてきたと推測できる 理想の子ども数と実際の子ども数の差 夫婦に対して 理想的な子どもの数と実際に持つつもりの子どもの数を尋ねたところ 結婚期間が短い夫婦ほど 理想 予定子ども数とも少なくなっている ( 国立社会保障 人 口問題研究所 第 12 回出生動向基本調査 2002 年 参考 ) 全体の平均では 理想子ども数 2.56 人 予定子ども数 2.13 人 結婚持続期間が 5~9 年の夫婦では 理想子ども数 2.48 人 予定子ども数 2.07 人 7 雇用の分野において 男女の均等な機会および待遇の確保を目的として制定された法律のこと 10

11 0~4 年の夫婦では 理想子ども数 2.31 人予定子ども数 1.99 人となっている 結婚持続期間が 0~4 年という結婚後 5 年未満の夫婦の場合 以前の調査では現在よりも高い数値を示していた 婚外子の割合我が国では 出生のほとんどが戸籍法に基づき婚姻の届出をした夫婦によるものである 厚生労働省 人口動態統計 によれば 2003 年の出生数 1,123,610 人のうち 98.07% は嫡出子であり 非嫡出子 8は 21,634 人と 全出生数の 1.93% にすぎない 欧米諸国と比較すると 南ヨーロッパでは低いものの いずれの国も日本よりもはるかに高い水準である イギリス 43.10% アメリカ 33.96% という状態である しかし 非嫡出子が多いからといって 男女関係が乱れているというわけではなく 男女のカップルが結婚に至るまでに同棲という事実婚 9の状態を経ることが多いこと 非嫡出子であっても法的に嫡出子とほぼ同じ権利を享受できること 結婚形式の多様化に対する社会一般の受け入れなどが背景にあると考えられる 日本では 諸外国と比べなぜ非嫡出子の割合が低いかというと 結婚という過程をきちんと通らなければいけないという意識がいつのまにか日本人の頭の中に常識として定着してしまっている部分がある 古くからある常識として定着してしまった意識によってシングルマザーというものに偏見をもっているからでもある 偏見をなくし 受け入れることが今の日本には必要なことである 家庭を築くことや生命の継承の大切さの欠如現在の日本では核家族 10が増えており 代々の家族が集まり夕食をともにしたり 旅行へ行くなどの昔ながらの行事がだんだんと薄れて消えてきてしまっている また 家庭内でも食事の時間が親と子どもは別で会話をすることもなくなってきているのが現実である 結婚して家庭を築くことや 子どもを持つことを積極的に選択していかないという考え方の背景に 個人が自由や気楽さを望むあまり 家庭を築くことや生命を継承していくことの大切さへの意識が失われつつあるのではないかと指摘がなされている たとえば ニュースなどでも駅のロッカーに乳児が入っていたなど生命に対する考えとして軽薄すぎ 責任を持つことの出来ない親が増えている 学校教育や地域社会におけるさまざまな関わりの中で 乳幼児と触れ合う機会を充実し 家庭を築くことの大切さや子育ての意義の理解を深め また自らの生命の尊さや大切さを実感し次代に伝えはぐくんでいくことの理解を深めることが求められる 8 法律上の婚姻関係にない男女の間に生まれた子のこと 9 法律上の要件 ( 届出 ) を欠くが 事実上夫婦としての実態を有する関係のこと 10 夫婦とその未婚の子女からなる家族のこと 小家族と同義である 11

12 2. 少子化の原因の背景 2005/08/28 原因の背景は上の原因の背景となると同時にそれ自体も一つの原因であることを理解して もらいたい 仕事と育児両立の困難 育児は女性が主として担うことが多い現状において 働く女性にとって 出産 育児と 仕事との両立は大きな課題である 厚生労働省 21 世紀出生児縦断調査 によると 初め て子どもを出産した母親の場合 出産 1 年前に仕事を持っていた人 ( 有職者 ) のうち 67% が 出産半年後は無職となっている (2001 年度結果 ) また 常勤であった人が離職して 出産 1 年半後に有職となった場合でも 約 6 割はパート 11 アルバイト 12 となっており (2002 年度結果 ) 育児と仕事の両立の困難性を示している 結婚前就業していた妻について 現在の就業状態と子どもの有無との関係をしらべた国 立社会保障 人口問題研究所 第 12 回出生動向基本調査 (2002 年 ) によれば 結婚 0~4 年では就業している妻が 43.5% 専業主婦が 56.5% いるが 子を持ちながら就業する妻は 全体の 16.8% である また就業者に占める子を持つ割合は 38.7% であり 専業主婦の子を 持つ割合の 74.2% に比べて低く 出産に際して就業を継続せず専業主婦となる就業者が多 いことがわかる こういった 出産 育児 か 仕事 かという二者択一の状況が 女性 の自立やキャリア形成の障害 子育て世帯の収入低下 結婚に対する消極的な姿勢の原因 となっていることは否めない 働く女性の増大を踏まえ 出産 育児 と 仕事 の両立 ができるように 子育て期において育児や仕事の負担の軽減を図るため 保育所などの拡 張などの保育支援 育児休業の取得促進 勤務時間の短縮 出産などを理由とした退職後 の再就職の促進等の雇用のシステムをつくりあげていく必要がある また理想の子ども数を持たない理由として 夫の家事 育児への協力が得られないから と回答する妻も 1 割以上存在する 育児の心理的 肉体的負担軽減にあたっては 夫婦が お互いに育児の負担を分かち合えるように協力しあうことが重要である 経済的に不安定な若者の増大 1990 代以降の経済の長期停滞の中で 企業のリストラや労働費用の削減 パートや派遣 労働等の雇用形態の多様化が進み 若者を取り巻く雇用環境は厳しさを増している 労働 力調査によれば 2003 年の我が国の失業率は 5.3% であるが 15~19 歳では 11.9% 20 ~24 歳では 9.8% と中高年層に比べても高い水準となっている 特に 雇用形態の多様化 は 求人に占めるパートタイム雇用の割合を増加させ これまでのところ若者が安定した 就業を得る機会を狭めてきている こういった状況は 若者自身の職業意識の変化等の要 因と相まって パートやアルバイトなどの不安定就労を繰り返す いわゆる フリーター 13 の増加をもたらしてきている 厚生労働省 労働経済白書 によれば フリーター数は 慣行あるいは標準の労働時間より少ない一定時間を勤務する制度のこと 12 学生 研究者などが本業のかたわらに行う仕事のこと 仕事 勤労 労働のこと 13 フリーターとは 定職につかず アルバイトを続けることで生計を立てる人のこと 12

13 年には 209 万人 2003 年には 8 万人増の 217 万人と推計されていて 15~34 歳の労働力 人口のうち 10 人に 1 人はフリーターという計算となる なお最近では仕事をせず 学生で もなく 職業訓練もしていない ニート 14 と呼ばれる若年者の増加が指摘されている 増大する若者一時就業 こういったフリーターの増加は 若者の結婚に対して 主に経済的な側面からマイナス 要因としてとらえることができる フリーターの経済状況をみるため 若者の就業形態と 賃金についてみてみる 総務省 国勢調査 (2000 年 ) の 大学卒における就職者と一時的 な仕事に就いた者の割合 についてみてみると 男性の場合 1990 年では就職者の割合は 99.3% 一時的な仕事に就いた者の割合は 0.7% で 女性の場合 就職者では 97.8% 一時的 な仕事に就いた者では 2.2% であったが 2003 年になると男性の場合 就職者の割合は 93.2% 一時的な仕事に就いた者では 6.8% で 女性の場合 就職者では 91.0% 一時的な 仕事に就いた者では 9.0% であり 男女ともに一時的な仕事に就いた者の割合が 6.0% も上 昇していることがわかる このように一般労働者の割合が以前高いものの 大学卒であっ ても 一時的な仕事に就くものが急激に増加するなど パートタイム雇用への就業は今後 も一層進むものと思われる 低い賃金収入 就業形態による違いは賃金の差につながる 一般労働者とパートタイム労働者における 賃金比較を行うと 年齢が高くなるにしたがって 差が大きくなる フリーターの就業形 態の一つとしてパートタイム労働を想定し 若年者による比較として 20 歳代及び 30 歳代 におけるパートタイム労働者と一般労働者との賃金比較を行うと 20 歳代における一般労働 者のばあいでは男性で約 370 万円 女性で約 310 万円であるのに対し パートタイム労働 者では男性で約 110 万円 女性で約 115 万円とある 30 歳代でみてみると 一般労働者で は 男性で 530 万円 女性で 380 万円に対し パートタイム労働者では男性で約 155 万円 女性で 120 万円と ほぼ 3 倍程度と差が大きい 児童のいる世帯における 1 人当たりの年 所得をみると 約 160 万円程度となっていることから 親子 3 人家族で 500 万円程度の収 入を標準とした場合 フリーターの年収では結婚して家庭を持つことは相当に厳しいとい える 失業率 転職率の上昇 一定以上の収入がなければ 結婚して安定した生活を送ることは難しい しかし 1990 年 代以降の経済の長期停滞で 10~20 歳代の若者の失業率が最も高い状況にあり 若者の将 来不安を高めている 若年失業者やフリーターの増大など 若者が社会的に自立すること が難しい社会経済になってしまっている こういった若者の経済的不安定が 結婚や子ど もの出生に影響を与えていると考えられる 地域や家庭での子育て協力の低下 家庭は 子どもが親と家族との愛情による絆を形成し 人に対する信頼感や倫理観 自 14 Not in Education, Employment or Training 13

14 立心などを身につけていく大事な場である ところが 3 世代同居世帯が多く 子ども自身 も兄弟数も多く 地域社会でも子どもたちの数が多かった時代と比較をすると 家族規模 が縮小し 親と子の核家族世帯が中心で しかも大都市部のように隣近所に誰が住んでい るのかよくわからないような現代社会では 家庭の子育て力や地域社会の子育て力は 以 前よりも低下していると考えられる 厚生労働省 全国家庭自動調査 (1999 年 ) において 家庭養育上の問題について尋ねると 問題がある と回答した親のうち 親類や近所づ きあいが乏しい (1989 年と 1999 年を比較すると 8.2% から 13.0%) 子育てと社会参 加の両立が難しい ( 同じく 11.3% から 15.3% へ ) などが増加しているように 子育てに関 する地域内のコミュニケーションが進んでいない傾向がみられる この傾向は育児ノイロ ーゼなどにもつながると考えられる 家庭よりも職場優先 経済優先の風潮などから 子 どもに対し時間的 精神的に十分向き合うことができない親 無関心や放任といった極端 な養育態度の親などの問題も指摘されている 親が親としての役割を十分担うことができ るように 職場をはじめ社会が応援する風土や意識が求められている また 出生力の回 復や子育てにおいて祖父母の役割 いわゆるシニア世代の役割も重要となっている 以上 から 育児休業制度はできても現実には取得しづらい職場環境 住居や職場近くの保育施 設の整備状況 育児や家事に対する夫の協力の状況 親との同居の有無など地域 家庭で 協力しあうネットワークが今一番 必要である 価値観の変化 上で述べてきた様々な要因も元はこの 価値観の変化 によるものである 時代や生活の 変化に伴い いろいろな事に対して人々の価値観 ( 考え方 ) も変わってきている 結婚に対する価値観 結婚に対する意欲は 未婚者が結婚そのものに対してどのような価値観を有しているか あるいは独身生活にどのような魅力を感じているかによっても左右される 未婚者の結婚 独身それぞれの利点にたいする考え方について国立社会保障 人口問題研究所の 第 12 回 出生動向基本調査 でみてみると 男性 女性 1987 年 2002 年 1987 年 2002 年 結婚するこ利点があると思う とは利点はないと思う 不詳 結婚しない利点があると思う ことは利点はないと思う 不詳 未婚者に対して 結婚することに利点がある と答えたのは 1987 年では男性 69.1% で 2002 年には 62.3% で 女性は 1987 年では 70.8% で 2002 年には 69.4% で男女ともに減少傾向 にあるが男性の方が減少している 結婚しないことに利点がある は 1987 年と 2002 年で 14

15 結婚することに利点がある という割合と比べると男女とも上回っていることがわかる 結婚の利点としては 精神的な充足や家族を得られるという理由が優位であり 社会的な 規範や実利面に関して利点を感じる人の割合は低下しつつある また 独身生活の利点を みると 男女ともに 行動や生き方が自由 が割合としては圧倒的に高い 女性では 広 い友人関係を保ちやすい が高いがやや減少傾向にある 以上から 時代を経るごとにこ んなにも結婚に関する人々の価値観が変わってきていることがわかる また必ずしも結婚 をしなくてもよいという意識が強くなってきていることもわかる 前述した 働く女性の増大 により 結婚しなくても豊かで満足のいく生活ができるとい う価値観もでてくる 子どもを持つことの価値観 かつては農業あるいは自営業が主である時代にあっては 子どもは家族にとって家業の 生産を助ける大切な労働力であるとともに 家族の世話をし また将来親の老後を支える ことが期待された 一方 現在では親の雇用化 ( サラリーマン化 ) 家族の規模の縮小など を背景に 子どもを持つ理由が愛情を注ぐ対称であり 家庭を明るく楽しくすることに移 行してきた 国立社会保障 人口問題研究所 第 6 次出産力調査 によると 1972 年当時 でも 子どもがいると家庭が明るく楽しい が最も多く 76.6% だが 子どもは老後のささ え (42.3%) のように 子どもに関する公共性 実用性に関する価値観を支持する割合が 高くなっていることが特徴的である 現在は 子どもを持つ理由について 親としての精 神的な充足に求める傾向がとりわけ若い世代において高まっている 一方では子どもを持 つことを必然とはしない考え方が増えていることの背景とも考えられる 参考文献 : 内閣府 少子化白書 厚生労働省 21 世紀出生児縦断調査 2001 年 国民生活基礎調査 2003 年総務省 国勢調査 2000 年国立社会保障 人口問題研究所 第 12 回出生動向基本調査 2002 年 15

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題         

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題          第 2 章 子育て環境の現状と今後の課題 7 第 1 節 国における子育て環境の現状と今後の課題 国における出生数は 第 1 次ベビーブーム ( 昭和 22~24 年 ) で約 270 万人 第 2 次ベビーブーム ( 昭和 46~49 年 ) で約 200 万人と高い時代もありましたが その後 出生数は減少し続け 昭和 59 年には 150 万人を割り込み 平成 3 年以降は増減を繰り返しながら

More information

長野県の少子化の現状と課題

長野県の少子化の現状と課題 第 1 章長野県の少子化と子育て環境の現状 1 少子化の現状 (1) 合計特殊出生率 出生数の推移 長野県の平成 25 年 (213 年 ) の合計特殊出生率は1.54で 全国平均の1.43を上回っていますが 長期的な低下傾向にあり少子化が進行しています 出生数は 平成 13 年 (21 年 ) から減少傾向が顕著であり 平成 25 年 (213 年 ) では16,326 人で 第 2 次ベビーブーム

More information

< F2D906C8CFB93AE91D48A77322E6A7464>

< F2D906C8CFB93AE91D48A77322E6A7464> 第 2 回 日本の人口動態 : 出生と死亡 日本の人口は 移動による変化がほとんどないので 基本的に出生と死亡によって変化してきた ( 戦前は 植民地への移動や植民地からの移動も見られたが 以下の統計は 植民地の人口を差し引いている ) 1. 日本の人口推移厚生労働省人口動態統計による人口推計 太平洋戦争末期に 人口が停滞ないし減少したが その後は 1980 年代まで増加 1990 年以降 伸びが止まり

More information

資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人

資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人 資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人 ) (%) 166,924 18, 14. 155,779 157,731 16,119 163,34

More information

表紙

表紙 第 1 章 人口と世帯 第 1 第節 1 節人口の構成 1 男女別人口平成 22 年の 国勢調査 によると 本道の総人口は 550 万 7 千人 そのうち女性は290 万 3 千人 男性は260 万 4 千人で 女性は男性より29 万 9 千人多く 本道の総人口の52.7 % を占めています 男女別の人口の推移をみると 女性の人口増加率は 戦争の影響による一時期を除き男性と比べ高く 昭和 40 年には男女の人口比率が逆転して女性が男性を上回り

More information

平成29年版高齢社会白書(全体版)

平成29年版高齢社会白書(全体版) 第 1 章 高齢化の状況 第 1 節 高齢化の状況 1 高齢化の現状と将来像 (1) 高齢化率は 7.3% 我が国の総人口は 平成 8(1) 年 1 月 1 日現在 1 億,93 万人となっている 5 歳以上の高齢者人口は 3,59 万人となり 総人口に占める割合 ( 高齢化率 ) も7.3% となった 5 歳以上の高齢者人口を男女別にみると 男性は1,5 万人 女性は1,959 万人で 性比 (

More information

平成27年版高齢社会白書(全体版)

平成27年版高齢社会白書(全体版) 第 1 章 高齢化の状況 第 1 節 高齢化の状況 1 高齢化の現状と将来像 (1) 高齢化率が 26.% に上昇我が国の総人口は 平成 26(214) 年 1 月 1 日現在 1 億 2,78 万人と 23(211) 年から4 年連続の減少であった 65 歳以上の高齢者人口は 過去最高の3,3 万人 ( 前年 3,19 万人 ) となり 総人口に占める割合 ( 高齢化率 ) も26.%( 前年 25.1%)

More information

人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増

人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増 (1) 人口増加率 0.07% 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 人口増加率 = 期間中の人口増加数 期間の始めの人口総数 人口増加数 :65 人 期間の始めの人口総数 :96,540 人 ( 平成 27 年 10 月 ~ 平成 28 年 9 月 ) 平成 17 年

More information

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計 みずほインサイト 政策 217 年 5 月 31 日 少子高齢化で労働力人口は 4 割減労働力率引き上げの鍵を握る働き方改革 政策調査部上席主任研究員堀江奈保子 3-3591-138 naoko.horie@mizuho-ri.co.jp 216 年の労働力人口は 6,648 万人 労働力率は 6% であるが 男女別 年齢 5 歳階級別の労働力率を同じとすれば 265 年の労働力人口は 4, 万人弱と約

More information

平成28年版高齢社会白書(概要版)

平成28年版高齢社会白書(概要版) 平成 27 年度高齢化の状況及び高齢社会対策の実施状況 第 1 章 高齢化の状況 第 1 節 高齢化の状況 高齢化の現状と将来像 高齢化率は 26.7% 我が国の総人口は平成 27(201) 年 10 月 1 日現在 1 億 2,711 万人 ( 表 1-1-1) 6 歳以上の高齢者人口は 3,392 万人 6 歳以上を男女別にみると 男性は1,466 万人 女性は1,926 万人で 性比 ( 女性人口

More information

スライド 1

スライド 1 市民意識調査結果 ( 概要版 ) 1. 市民意識調査概要 今回の市民意識調査では 自然増減 社会増減に影響を与える大きな要因は 住まい 結婚 子育て 就業 雇用であると考え 下記調査項目に沿って調査票を作成した 調査対象は天理市民のほか 参考情報としてデータを収集するため 天理大学 奈良県立大学 天理市役所より天理市民対象の調査項目同等の意識調査を実施した 調査項目 自然増減 社会増減 住まい 結婚

More information

ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き率日本一の福井県 平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると 福井県の共働き率は % と全国の % を 1 1 ポイント上回り 今回も福井県が 共働き率日本一 となりました しかし 2 0 年前の平成 2 年の共働き率は

ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き率日本一の福井県 平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると 福井県の共働き率は % と全国の % を 1 1 ポイント上回り 今回も福井県が 共働き率日本一 となりました しかし 2 0 年前の平成 2 年の共働き率は ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き日本一の福井県 平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると 福井県の共働きは 5 6. 8 % と全国の 4 5. 4 % を 1 1 ポイント上回り 今回も福井県が 共働き日本一 となりました しかし 2 0 年前の平成 2 年の共働きは 6 6. 5 % であったことをみると 1 0 ポイント近く減少しています これは 夫婦ともに 長生き になったことで

More information

man2

man2 通勤勤務時間が長いの父親 20 代を除いて の父親の通勤勤務時間の平均はより 1 時間以上長いことがわかった もも 年代が高いほど通勤勤務時間が長い傾向にあるが の父親のほうがその傾向が 顕著である 父親の通勤勤務時間の平均 平均通勤勤務時間 年代 ( ) ( ) 20 代 10.63 9.75 30 代 10.88 9.90 40 代 11.13 9.83 50 代 11.80 9.97 25~29

More information

25~34歳の結婚についての意識と実態

25~34歳の結婚についての意識と実態 2017 年 8 月 28 日 25~34 歳の結婚についての意識と実態 男女交際 結婚に関する意識調査より 株式会社明治安田生活福祉研究所 ( 社長木島正博 ) は 2017 年 3 月に 全国の 15~34 歳の男女 10,304 人を対象に 男女交際 結婚に関する意識調査 を実施しました 男女ともに平均初婚年齢が 30 歳前後 ( 注 ) である今日 この年齢層の結婚と男女交際についての意識と実態に注目し

More information

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 資料 1 結婚や妊娠 出産 子育てをきっかけとした離転職の状況 ~インターネット調査 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 の結果から~ 参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 2 参考 2 回答者の就業状況 ( 集計対象サンプル分 ) 3 調査結果 Ⅰ 結婚をきっかけに勤め先を辞めた経験 4 1 結婚をきっかけに勤め先を辞めた経験の有無 2 結婚をきっかけに勤め先を辞めた理由

More information

次に 母親の年齢別 出生順位別の出生数をみていきましょう 図 2-1は母親の年齢別に第 1 子出生数をみるグラフです 第 1 子の出生数は20 年間で1,951 人 (34.6%) 減少しています 特に平成 18 年から平成 28 年にかけて減少率が大きく 年齢別に見ると 20~24 歳で44.8%

次に 母親の年齢別 出生順位別の出生数をみていきましょう 図 2-1は母親の年齢別に第 1 子出生数をみるグラフです 第 1 子の出生数は20 年間で1,951 人 (34.6%) 減少しています 特に平成 18 年から平成 28 年にかけて減少率が大きく 年齢別に見ると 20~24 歳で44.8% [ 調査分析レポート No.29-4] 平成 29 年 10 月 20 日調査統計課調査分析担当 本県の出生数の動向について ( 概要 ) 本県の合計特殊出生率は近年ほぼ横ばいの状態にあり 母親世代の人口減少に伴って出生数も年々減少しています 合計特殊出生率において長年 1 位の状態にある沖縄県と比較したところ 有配偶率や出産順位別にみた父母の平均年齢 母親の年齢別出生数の構成比には大きな差はないものの

More information

Microsoft Word - notes①1210(的場).docx

Microsoft Word - notes①1210(的場).docx NOTES1 これからの家族介護を考える 働きながら介護を担う家族介護者に対する支援の必要性 研究開発室的場康子 - 要旨 - 1 当研究所が実施したアンケート調査によれば 自分が主な担い手として 自 分の親を介護している女性は43.5% であるが 男性は20.6% であった 2 実際には女性の方が自分が主な担い手である割合が高いが 男性でも自分の親の介護は自分の役割であると46.4% が認識している

More information

Microsoft PowerPoint - ★グラフで見るH30年度版(完成版).

Microsoft PowerPoint - ★グラフで見るH30年度版(完成版). グラフで見る 福井県の女性労働 平成 30 年 8 月 福井労働局雇用環境 均等室 910-8559 福井市春山 1 丁目 1-54 福井春山合同庁舎 9 階 TEL 0776-22-3947 FAX 0776-22-4920 https://jsite.mhlw.go.jp/fukui-roudoukyoku/ 1 女性の労働力状態 福井県における女性労働力人口は 196,200 人 ( 平成 28

More information

<4D F736F F D DE97C78CA78F418BC B28DB895F18D908F DC58F49817A2E646F63>

<4D F736F F D DE97C78CA78F418BC B28DB895F18D908F DC58F49817A2E646F63> 3. 女性が働き続けるために必要なもの 問 12~ 問 13 は問 7 で 働きたい 働けない と回答された方のみ 問 12 女性が働くには ( 働き続けるには ) 何が必要だと思いますか 1 女性自身の意識や環境について (MA) 子育ての負担の軽減 (52.7) 育児や介護などの各種制度の認識 理解 (47.6) 家族の介護や看護の負担の軽減 (46.5) が高くなっている 就労状況別にみると

More information

資料2(コラム)

資料2(コラム) コラム 女性の継続就業の動向と課題 < 第 39 回仕事と生活の調和連携推進 評価部会 仕事と生活の調和関係省庁連携推進会議 (H28.11.17) における権丈英子委員説明より> 2016 年 9 月に公表された 第 15 回出生動向基本調査 の結果によれば これまで4 割程度で推移していた第 1 子出産前後の女性の継続就業率は 53.1% へと上昇し政府目標の 2020 年 55% をほぼ達成するに至った

More information

コメコメ人生設計 アンケート結果

コメコメ人生設計 アンケート結果 回収数 :377 件 年齢 婚姻歴 50 代以上 20% 40 代 28% 20 代 27% 30 代 25% 未婚 41% 離婚 8% 既婚 51% N=371 N=374 N=175( ソロ NS) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 適当な相手にめぐり合わないから自由や気楽さを失いたくないから結婚後の生活資金が足りないと思うから雇用が安定しないから結婚の必要性を感じないから結婚資金が足りないから趣味や娯楽を楽しみたいから異性とうまくつきあえないからまだ若すぎるから仕事が忙しすぎるから仕事を優先したいから住宅のめどが立たないから親や周囲が同意しないから結婚するつもりはないからその他

More information

親と同居の未婚者の最近の状況(2016 年)

親と同居の未婚者の最近の状況(2016 年) 総務省統計研修所 2017 年 2 月 3 日 西文彦 親と同居の未婚者の最近の状況 (2016 年 ) Ⅰ. はじめに総務省統計研修所における調査研究の一環として 近年 一貫して完全失業率の高い 親と同居の未婚者 について研究分析を行ったので その結果の概要を紹介する 以下に述べることは筆者の個人的な見解である Ⅱ. 使用したデータと用語の定義 本稿で紹介する統計は 総務省統計局が毎月実施している労働力調査

More information

労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要 第 1 雇用者 ( 正規, 非正規の職員 従業員別の動向など ) 1 正規の職員 従業員は56 万人増加, 非正規の職員 従業員は13 万人増加 217 年平均の役員を除く雇用者は546 万人と, 前年に比べ69 万人の増加となった このうち正規の職員 従業員は3423 万人と56 万人の増加となった 一方, 非正規の職員 従業員は236 万人と13 万人の増加となった 別にみると, 性は正規の職員

More information

Microsoft Word - 02_2‘Í_‹É’¨„´†j.doc

Microsoft Word - 02_2‘Í_‹É’¨„´†j.doc 第 2 章子どもと子育て家庭を取り巻く状況 1 少子化の動向 (1) 人口の動向 図表 1 年齢 3 区分別人口の推移 ( 伊勢原市 ) 平成 17 年 14.4 71.0 14.6 平成 18 年 14.4 70.1 15.5 平成 19 年 14.2 69.4 16.3 平成 20 年 14.1 68.7 17.2 平成 21 年 14.0 67.8 18.2 0 20 40 60 80 100

More information

人 ) 195 年 1955 年 196 年 1965 年 197 年 1975 年 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 215 年 22 年 225 年 23 年 235 年 24 年 第 1 人口の現状分析 過去から現在に至る人口の推移を把握し その背

人 ) 195 年 1955 年 196 年 1965 年 197 年 1975 年 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 215 年 22 年 225 年 23 年 235 年 24 年 第 1 人口の現状分析 過去から現在に至る人口の推移を把握し その背 新ひだか町人口ビジョン 概要版 新ひだか町 人 ) 195 年 1955 年 196 年 1965 年 197 年 1975 年 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 215 年 22 年 225 年 23 年 235 年 24 年 第 1 人口の現状分析 過去から現在に至る人口の推移を把握し その背景を分析することにより 講ずべき施策の検討材料を得ることを目的として

More information

人口動態から見た2025年問題

人口動態から見た2025年問題 重点テーマレポートレポート 経営コンサルティング本部 シリーズ 2025 年問題 1 人口動態から見た 2025 年問題 2014 年 8 月 22 日全 9 頁 2025 年の人口動態はどのようなものか? 経営コンサルティング部 主任コンサルタント 岩田豊一郎 [ 要約 ] 少子高齢化にともなう人口減少問題のメルクマールとして 団塊の世代が全て 後期高齢者 (75 歳以上 ) になる 2025 年が注目されている

More information

このジニ係数は 所得等の格差を示すときに用いられる指標であり 所得等が完全に平等に分配されている場合に比べて どれだけ分配が偏っているかを数値で示す ジニ係数は 0~1の値をとり 0 に近づくほど格差が小さく 1に近づくほど格差が大きいことを表す したがって 年間収入のジニ係数が上昇しているというこ

このジニ係数は 所得等の格差を示すときに用いられる指標であり 所得等が完全に平等に分配されている場合に比べて どれだけ分配が偏っているかを数値で示す ジニ係数は 0~1の値をとり 0 に近づくほど格差が小さく 1に近づくほど格差が大きいことを表す したがって 年間収入のジニ係数が上昇しているというこ 大格差みずほインサイト 政策 2017 年 1 月 11 日 世帯の年間収入格差が拡大高齢者世帯の格差は中長期的には縮小傾向 政策調査部上席主任研究員 堀江奈保子 03-3591-1308 naoko. horie@mizuho-ri.co.jp 総務省 全国消費実態調査 によると 二人以上の世帯の年間収入格差は拡大が続いている 世帯主の年齢階級別にみると おおむね年齢の上昇とともに格差が拡大する

More information

02世帯

02世帯 Ⅰ 世帯数と世帯人員数の状況 1 世帯構造及び世帯類型の状況 結果の概要 6 月 6 日現在における全国の世帯は 511 万 2 千世帯となっている 世帯構造別にみると 夫婦と未婚の子のみの世帯 が 189 万 9 千世帯 ( 全世帯の 29.7) で最も多く 次いで 単独世帯 が 1328 万 5 千世帯 ( 同 26.5) 夫婦のみの世帯 が 116 万 千世帯 ( 同 23.2) となっている

More information

01表紙福島

01表紙福島 子育てする 新しい日本のお父さん 高度経済成長期の家族モデルのお父さんは 働いて一家を養い 子どもたちに社会のルー ルを教える存在で 日常の育児は専業主婦であるお母さんが担っていました しかし 共働きの進展とともに お父さんにも家事育児が求められるようになり お父 さんが おむつを替えたり 保育園の送迎をしたり 子どもと遊んだり 保護者会に出 席することが 特異なことではなく 自然になこととして社会に受け入れられ

More information

2014人口学会発表資料2

2014人口学会発表資料2 生涯未婚率の上昇による 出生率への影響 平成 26 年 6 月 15 日 ( 日 ) 第 66 回人口学会大会 統計研修所伊原一 1 概要近年の少子化における主な要因として 晩婚化と非婚化が挙げられるが 婚外子の少ない日本では 非婚化は出生率低下に直結することになるため 非婚者の増加による影響は諸外国に比べてより深刻であるといえる 一方で 現時点で 20 歳人口の非婚率は 30 年後にならないとはっきりしないという問題がある

More information

稲沢市男女共同参画社会づくり 市民意識調査結果報告書 平成 27 年 5 月 稲沢市 目次 Ⅰ. 調査の概要... 1 1. 調査目的... 2 2. 調査項目... 2 3. 調査方法... 2 4. 回収結果... 2 5. 報告書の見方... 3 Ⅱ. 総括... 5 1. 回答者の属性について... 6 2. 男女平等の意識について... 6 3. 結婚 家庭 地域生活について... 7

More information

親と同居の壮年未婚者 2014 年

親と同居の壮年未婚者 2014 年 2015 年 11 月 30 日 総務省統計研修所 西文彦 親と同居の壮年未婚者 2014 年 1. はじめに総務省統計研修所における調査研究の一環として 近年 総じて増加傾向にある 親と同居の壮年未婚者 (35~44 歳 ) について研究分析を行ったので その結果の概要を紹介する 以下に述べることは筆者の個人的な見解である 1) 2. 使用したデータと用語の定義本稿で紹介する統計は 総務省統計局が毎月実施している労働力調査

More information

第 1 章調査の概要 1 調査の目的 県民の結婚や子どもを持つこと 子育てに関する意識や現状を把握し 奈良県において子どもを 生み育てやすい環境づくりを進める取組を検討するための基礎資料を得ることを目的に実施した 2 調査の実施概要 (1) 調査対象 夫婦調査 : 平成 30 年 9 月 1 日現在

第 1 章調査の概要 1 調査の目的 県民の結婚や子どもを持つこと 子育てに関する意識や現状を把握し 奈良県において子どもを 生み育てやすい環境づくりを進める取組を検討するための基礎資料を得ることを目的に実施した 2 調査の実施概要 (1) 調査対象 夫婦調査 : 平成 30 年 9 月 1 日現在 第 1 章調査の概要 1 調査の目的 県民の結婚や子どもを持つこと 子育てに関する意識や現状を把握し 奈良県において子どもを 生み育てやすい環境づくりを進める取組を検討するための基礎資料を得ることを目的に実施した 2 調査の実施概要 (1) 調査対象 夫婦調査 : 平成 30 年 9 月 1 日現在で結婚している 50 歳未満の男女 ( 届出の有無を問わない ) 独身者調査 : 平成 30 年 9

More information

第 1 子出産前後の女性の継続就業率 及び出産 育児と女性の就業状況について 平成 30 年 11 月 内閣府男女共同参画局

第 1 子出産前後の女性の継続就業率 及び出産 育児と女性の就業状況について 平成 30 年 11 月 内閣府男女共同参画局 第 1 子出産前後の女性の継続就業率 及び出産 育児と女性の就業状況について 平成 3 年 11 月 内閣府男女共同参画局 ( 第 1 子出産前後の女性の継続就業率 ) 第 1 子出産前後に女性が就業を継続する割合は上昇 これまでは 4 割前後で推移してきたが 最新の調査では 53.1% まで上昇した 育児休業制度を利用して就業を継続した割合も大きく上昇している 第 1 子出産を機に離職する女性の割合は

More information

( 2 ) % % % % % % % % 100% 20 90% 80% 70% 60%

( 2 ) % % % % % % % % 100% 20 90% 80% 70% 60% 2 191970 45 4.7%2010 22 28.9% 18.8%2010 20.1% 10.6% 25.3% 17.4% 19 35% 30% 25% 20% 15% 10% 9.9% 7.3% 15.0% 18.8% 8.6% 9.4% 25.5% 12.2% 28.4% 14.1% 30.9% 28.9% 16.6% 18.8% 5% 4.7% 7.4% 8.2% 0% 1970 (S45)

More information

2. 女性の労働力率の上昇要因 М 字カーブがほぼ解消しつつあるものの 3 歳代の女性の労働力率が上昇した主な要因は非正規雇用の増加である 217 年の女性の年齢階級別の労働力率の内訳をみると の労働力率 ( 年齢階級別の人口に占めるの割合 ) は25~29 歳をピークに低下しており 4 歳代以降は

2. 女性の労働力率の上昇要因 М 字カーブがほぼ解消しつつあるものの 3 歳代の女性の労働力率が上昇した主な要因は非正規雇用の増加である 217 年の女性の年齢階級別の労働力率の内訳をみると の労働力率 ( 年齢階級別の人口に占めるの割合 ) は25~29 歳をピークに低下しており 4 歳代以降は みずほインサイト 政策 218 年 3 月 13 日 労働力率の М 字カーブは解消傾向働き方改革による女性の増加が課題 政策調査部上席主任研究員 堀江奈保子 3-3591-138 naoko.horie@mizuho-ri.co.jp 女性の労働力率 (15 歳以上人口に占める労働力人口の割合 ) は 結婚 出産期にあたる年代に一旦低下し 育児が落ち着いた時期に再び上昇する М 字カーブ を描くことが知られている

More information

untitled

untitled 2 清水町の子育ての現況と課題 (1) 子ども達を取り巻く町の概況 1 人口 減少が続く人口 総人口の推移 15,000 本町の総人口は減少が続いてお 13,281 12,033 り 国勢調査でみると 平成 12 年 11,325 10,988 は 10,988 人と昭和 60 年から 10,000 2,293 人少なくなっており 過疎化が進んでいる状況がうかがえま 5,000 す また 平成 16

More information

中小企業のための「育休復帰支援プラン」策定マニュアル

中小企業のための「育休復帰支援プラン」策定マニュアル 6.( 参考 ) 育休取得 職場復帰の状況 育休を取得して働き続ける女性の割合は増えているものの 働いている女性の約 6 割が第 1 子出産前後に離職している状況は この 20 年間あまり変わっていない状況が続いています 第 1 子出生年別にみた 第 1 子出産前後の妻の就業変化 100% 3.1 3.4 3.8 4.1 5.2 80% 35.5 34.6 32.8 28.5 24.1 60% 40%

More information

相対的貧困率の動向: 2006, 2009, 2012年

相対的貧困率の動向: 2006, 2009, 2012年 東京都福祉先進都市東京に向けた懇談会 2014 年 11 月 6 日 資料 2 高齢者の貧困と孤立 阿部彩 国立社会保障 人口問題研究所 1 30% 25% 20% 15% 10% 5% 0% 年齢層別 性別貧困率 (2012 年 ) 21.8% 19.5% 25.4% 23.9% 男性 女性 17.3% 年齢別 性別に相対的貧困率を見ると 男性においては 20-24 歳の貧困率が特に高く 25-29

More information

妊娠 出産 不妊に関する知識の普及啓発について 埼玉県参考資料 現状と課題 初婚の年齢は男女とも年々上昇している 第一子の出生時年齢も同時に上昇している 理想の子ども数を持たない理由として 欲しいけれどもできないから と回答する夫婦は年々上昇している 不妊を心配している夫婦の半数は病院へ行っていない

妊娠 出産 不妊に関する知識の普及啓発について 埼玉県参考資料 現状と課題 初婚の年齢は男女とも年々上昇している 第一子の出生時年齢も同時に上昇している 理想の子ども数を持たない理由として 欲しいけれどもできないから と回答する夫婦は年々上昇している 不妊を心配している夫婦の半数は病院へ行っていない 平成 28 年 10 月 26 日 妊娠 出産 不妊に関する知識の普及啓発について 埼玉県知事上田清司 人口動態統計によると 初婚の年齢は男性 女性とも年々上昇し 晩婚化が進んでいる 女性においては 平成 7 年の 26.3 歳が 20 年で約 3 歳上昇し 29.4 歳となっている 第一子の平均出生時年齢も上昇し 平成 27 年で 30.7 歳となっている また 第 15 回出生動向基本調査によると

More information

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意 第 1 章 アンケート調査概要 1 調査の目的 宮崎県における男女共同参画に関する意識と実態を統計的に把握し 今後の男女共同参画施策 の一層の推進を図るための基礎資料を得ることを目的として実施した 2 調査の設計と内容 1 調査地域 : 宮崎県全域 2 調査対象 : 宮崎県在住の 20 歳以上の男女 3,000 人 ( 男女各 1,500 人 ) 3 抽出方法 : 無作為抽出 4 調査方法 : 郵送配付

More information

ポイント 〇等価尺度法を用いた日本の子育て費用の計測〇 1993 年 年までの期間から 2003 年 年までの期間にかけて,2 歳以下の子育て費用が大幅に上昇していることを発見〇就学前の子供を持つ世帯に対する手当てを優先的に拡充するべきであるという政策的含意 研究背景 日本に

ポイント 〇等価尺度法を用いた日本の子育て費用の計測〇 1993 年 年までの期間から 2003 年 年までの期間にかけて,2 歳以下の子育て費用が大幅に上昇していることを発見〇就学前の子供を持つ世帯に対する手当てを優先的に拡充するべきであるという政策的含意 研究背景 日本に 子育て費用の時間を通じた変化 日本のパネルデータを用いた等価尺度の計測 名古屋大学大学院経済学研究科 ( 研究科長 : 野口晃弘 ) の荒渡良 ( あらわたりりょう ) 准教授は名城大学都市情報学部の宮本由紀 ( みやもとゆき ) 准教授との共同により,1993 年以降の日本において,2 歳以下の子供の子育て費用が大幅に増加していることを実証的に明らかにしました 研究グループは 1993 年において

More information

社会保障給付の規模 伸びと経済との関係 (2) 年金 平成 16 年年金制度改革において 少子化 高齢化の進展や平均寿命の伸び等に応じて給付水準を調整する マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びはの伸びとほぼ同程度に収まる ( ) マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びは 1.6

社会保障給付の規模 伸びと経済との関係 (2) 年金 平成 16 年年金制度改革において 少子化 高齢化の進展や平均寿命の伸び等に応じて給付水準を調整する マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びはの伸びとほぼ同程度に収まる ( ) マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びは 1.6 社会保障給付の規模 伸びと経済との関係 (1) 資料 2 少子高齢化の進行に伴い 社会保障給付費は年々増加していく見通し 89.8 兆円 (23.9%) 福祉等 14.9 兆円 (4.0%) ( うち介護 6.6 兆円 (1.8%)) 医療 27.5 兆円 (7.3%) 年金 47.4 兆円 (12.6%) 375.6 兆円 2006 年度 ( 予算ベース ) 1.6 倍 介護 2.6 倍 医療 1.7

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 平成 29 年 9 月 29 日 地方創生 行財政改革調査特別委員会資料政策企画監室 資料 1-2 島根県の概況 人 口 1 人口動態 県人口は 平均して年間約 5 千人の減少が継続 少子 高齢化が進行し 生産活動の中核をなす 15~64 歳の人口も減少傾向 ( 万人 ) 県人口 ( 年齢 3 区分別 ) の推移 8 74.2 71.7 総人口 69.7 69.4 69. 7 年齢 3 区分別人口

More information

21年度第1回協議会資料5

21年度第1回協議会資料5 資料 5 札幌市の現状と課題 1 1 少子化の動向 1 人口の推移 札幌市の人口は 北海道開拓の拠点として創建されて以来ほぼ一貫して増加を続け 昭和 45 年に 100 万人を突破しました その後も 人口の規模は依然拡大しているものの 出生率の低下などにより人口増加数や人口増加率の低下傾向が顕著になってきています 国立社会保障 人口問題研究所による推計によりますと 平成 22 年には約 191 万

More information

( 情報化がもたらす仕事の変化 ) 情報化が急速に進展した 21 世紀初頭において 企業における情報関連投資の目的をみると 業務のスピード向上や全体的な情報共有化のためが多く 次いでコスト削減となっている ( 付 2 (1) 2 表 ) 企業の情報関連投資は 人員削減などのコスト抑制を目的としたもの

( 情報化がもたらす仕事の変化 ) 情報化が急速に進展した 21 世紀初頭において 企業における情報関連投資の目的をみると 業務のスピード向上や全体的な情報共有化のためが多く 次いでコスト削減となっている ( 付 2 (1) 2 表 ) 企業の情報関連投資は 人員削減などのコスト抑制を目的としたもの 第 2 章 経済社会の推移と世代ごとにみた働き方 だけでなく非婚化も生じている可能性がある 女性の出生行動はライフスタイルや働き方の変化に影響を受けている 高齢化が急速に進行している中で 社会を担う世代を育んでいくためにも 安心して子どもが産める環境の整備に社会全体で取り組むことが必要である 4) 情報化と社会の変化 (1990 年代以降急速に進んだ情報化 ) 1990 年代から2000 年にかけて

More information

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています (4) 住民による自治のあり方 1まちづくりへの区民意識の反映状況 ( 問 5) ( ア ) 傾向 十分に反映されている まあまあ反映されている と回答した方の合計が25.8% であり あまり反映されていない まったく反映されていない と回答した方の合計である17.2% を上回っています しかし どちらともいえない と回答した方の割合が 54.1% と最も多くなっています 24.3 54.1 14.1

More information

1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を 資料 2 出産 子育てアンケート調査結果報告 平成 27 年 7 月 津山市こども保健部こども課 津山市総合企画部地域創生戦略室 1 1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口

More information

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が 選択式 対策編 平成 28 年厚生労働白書 問 1 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している 1 国民医療費とは 医療機関等における保険診療の対象となり得る傷病の治療に要した費用を推計したものであり 具体的には 医療保険制度等による給付 後期高齢者医療制度や公費負担医療制度による給付 これに伴う患者の一部負担などによって支払われた医療費を合算したものである

More information

平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態

平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態 平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態 就業者の産業別構成 母子世帯及び父子世帯等に関する集計であり 神奈川県の概要は 次のとおりです なお

More information

結婚白書 目次

結婚白書 目次 CONTENTS 序章進む未婚化 章恋愛と男女交際. 交際と結婚 ~ 告白と恋人 ~ 7 交際するにあたり 結婚を意識する程度 ~ 交際は結婚の前提か~ 7 アラサー男性 4 人に 人 女性 6 人に5 人 交際相手との結婚を意識 現在の交際相手との結婚を強く意識するのは0 代後半から!? 交際経験がない理由 交際したいと思う異性と告白の有無 恋人がいないアラサーの8 割 恋人にしたいと思う異性はいない

More information

平成27年国勢調査世帯構造等基本集計結果の概要

平成27年国勢調査世帯構造等基本集計結果の概要 平成 27 年 国勢調査 世帯構造等基本集計結果の概要 平成 29 年 11 月 札幌市まちづくり政策局政策企画部企画課 用語の解説や利用上の注意などについては 総務省統計局のホームページ (http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2015/index.htm) をご覧ください 2 平成 27 年 10 月 1 日現在で実施された平成 27 年国勢調査の世帯構造等基本集計結果が公表されましたので

More information

結婚生活と正社員就業が両立しにくい日本 出産とフルタイム就業が両立しにくい米国 日米とも学卒時には正社員やフルタイムで就業する女性が多いが 離職の時期は日米で差が見られる 米国は出産 1 年前までは就業状況にあまり変化が見られないが 出産 1 年後に無職が 42.4% と増え 出産による離職の影響が見られる 日本は結婚後から正社員は 4 割になり その代わりに無職やパート等の非正社員が増えている また

More information

第 2 章 産業社会の変化と勤労者生活

第 2 章 産業社会の変化と勤労者生活 第 2 章 産業社会の変化と勤労者生活 戦後日本経済と産業構造 1 節 2 第章産業社会の変化と勤労者生活 1950 年代から 70 年代にかけ 急速な工業化を通じて高度経済成長を達成した我が国経済第は その後 サービス化 情報化を伴いながら進展する ポスト工業化 の時代の中を進んでいる ポスト工業化 社会では 社会の成熟化に伴い 物質的な豊かさだけでなく精神 1 節第的な充足も重視され 企業には

More information

調査の背景 埼玉県では平成 29 年度から不妊に関する総合的な支援施策として ウェルカムベイビープロジェクト を開始しました 当プロジェクトの一環として 若い世代からの妊娠 出産 不妊に関する正しい知識の普及啓発のため 願うときに こうのとり は来ますか? を作成し 県内高校 2 年生 3 年生全員

調査の背景 埼玉県では平成 29 年度から不妊に関する総合的な支援施策として ウェルカムベイビープロジェクト を開始しました 当プロジェクトの一環として 若い世代からの妊娠 出産 不妊に関する正しい知識の普及啓発のため 願うときに こうのとり は来ますか? を作成し 県内高校 2 年生 3 年生全員 2018 年 7 月 13 日 不妊 を正しく理解する人は 7 人に 1 人妊娠 出産 不妊教育は 8 割が 必要 と回答 ~ 埼玉県と第一生命による県民への不妊に関するアンケート調査 ~ 第一生命保険株式会社 ( 社長 : 稲垣精二 ) では 2017 年 7 月に締結した埼玉県との包括連携協定の一環として 埼玉県が 2017 年度から取り組んでいる不妊に関する総合的な支援事業に寄与することを目的に

More information

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版) < 結婚観 > 8. 結婚観 (Q25 Q25) < 全ての方に > Q25 あなたは 結婚についてどのようにお考えですか 最もよく当てはまるものをお選びください ( は 1 つ ) 1 必ずしたほうが良い 2 できればしたほうが良い 3 無理してしなくても良い 4 しなくて良い 全体では できればしたほうが良い が 54.1% 結婚したほうが良い 計 ( 必ずしたほうが良い できればしたほうが良い

More information

Ⅲ 結果の概要 1. シングル マザー は 108 万人我が国の 2010 年における シングル マザー の総数は 108 万 2 千人となっており 100 万人を大きく超えている これを世帯の区分別にみると 母子世帯 の母が 75 万 6 千人 ( 率にして 69.9%) 及び 他の世帯員がいる世

Ⅲ 結果の概要 1. シングル マザー は 108 万人我が国の 2010 年における シングル マザー の総数は 108 万 2 千人となっており 100 万人を大きく超えている これを世帯の区分別にみると 母子世帯 の母が 75 万 6 千人 ( 率にして 69.9%) 及び 他の世帯員がいる世 2012 年 7 月 4 日総務省統計研修所西文彦 シングル マザーの最近の状況 (2010 年 ) Ⅰ はじめに本稿は 総務省統計研修所の調査研究の一環としてのものであり シングル マザー について 世帯の区分 配偶関係 年齢別等の統計を用いて 最近の状況を明らかにすることを目的としている なお 本稿中の記述は 筆者の個人的な見解に基づいたものである Ⅱ 使用したデータと用語の定義本稿で紹介する統計は

More information

事例検証 事例 1 37 歳の会社員の夫が死亡し 専業主婦の妻と子ども (2 歳 ) が遺される場合ガイドブック P10 計算例 1 P3 事例 2 42 歳の会社員の夫が死亡し 専業主婦の妻と子ども (7 歳 4 歳 ) が遺される場合 P4 事例 3 事例 3A 事例 3B 53 歳の会社員の夫

事例検証 事例 1 37 歳の会社員の夫が死亡し 専業主婦の妻と子ども (2 歳 ) が遺される場合ガイドブック P10 計算例 1 P3 事例 2 42 歳の会社員の夫が死亡し 専業主婦の妻と子ども (7 歳 4 歳 ) が遺される場合 P4 事例 3 事例 3A 事例 3B 53 歳の会社員の夫 生活保障設計ガイドブック と やさしい保障プランニング (Web 版 ) の検証 ( 株 ) 住まいと保険と資産管理 1 事例検証 事例 1 37 歳の会社員の夫が死亡し 専業主婦の妻と子ども (2 歳 ) が遺される場合ガイドブック P10 計算例 1 P3 事例 2 42 歳の会社員の夫が死亡し 専業主婦の妻と子ども (7 歳 4 歳 ) が遺される場合 P4 事例 3 事例 3A 事例 3B

More information

資料1 世帯特性データのさらなる充実可能性の検討について

資料1 世帯特性データのさらなる充実可能性の検討について 世帯特性データのさらなる充実可能性の検討について資料 1 平成 30 年度以降の子供の学習費調査に関する研究会 ( 第 5 回 平成 30 年 7 月 4 日 ) 第 3 回研究会までの議論 ( 論点のまとめ ) 本調査の分析の幅を広げるため 世帯特性に係るデータの調査をさらに充実させるべき 平成 30 年度調査から世帯特性データの調査拡充 ( ) を行っているが さらに ひとり親か否か を集計の観点に加えることにより

More information

図表 02 の 01 の 1 世界人口 地域別 年 図表 2-1-1A 世界人口 地域別 年 ( 実数 1000 人 ) 地域 国 世界全体 2,532,229 3,038,413 3,69

図表 02 の 01 の 1 世界人口 地域別 年 図表 2-1-1A 世界人口 地域別 年 ( 実数 1000 人 ) 地域 国 世界全体 2,532,229 3,038,413 3,69 第 2 章の目次 世界の人口動態と高齢化社会 番号タイトル 1 図表 02の01の1 世界人口 地域別 1950-2010 年 2 図表 02の01の2 世界人口 地域別予測 2010-2080 年 3 図表 02の02の1 世界主要国の若年人口 1980-2050 年 ( 国連 2008 年推計 ) 4 図表 02の02の2 世界主要国の若年人口 1980-2050 年 ( 国連 2010 年推計

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション -1- ビジネスパーソン ウォッチング調査 vol.8 ビジネスパーソンの 夫婦 と 共働き に関する調査 2015 ~ 家計の管理は 5 割が妻側 共働き世帯は 7 割が 家計の為に共働きせざるを得ない ~ 総務省の労働力調査によると 共働き世帯と専業主婦の世帯数は平成 3 年頃におよそ同数となり 平成 8 年以降は共働き世帯が専業主婦世帯を上回る形で年々その差が開いています 今や 特に若年夫婦の間では一般的になった

More information

1-1 出生数 合計特殊出生率の推移 1-2 地域別合計特殊出生率の推移 1-3 出生数 出生率の推移 1-4 地域別出生率の推移 1-5 主要先進国の合計特殊出生率 1-6 地域別出生数の推移 1-7 母の年齢 (5 歳階級 ) 別非嫡出子の出生数の推移 1-8 男女別年齢階層別人口の推移 ( 山形県 ) 1-9 男女別年齢階層別人口の推移 ( 全国 ) 1-10 女性の有配偶率と有配偶出生率 (

More information

平成27年版自殺対策白書 本文(PDF形式)

平成27年版自殺対策白書 本文(PDF形式) ⑴ 若年層の自殺者をめぐる長期的な推移若年層の自殺者数は時代とともに大きな変動があった ( 第 1-1 図 ) 若年層の自殺者数は 昭和 30 年代前半をピークとして急激に増加した 20 歳未満 20 歳代 30 歳代のそれぞれの年齢階級で自殺者数が増加しているが 特に 20 歳代の自殺者数が大幅に増加した さらに 全年齢の自殺者数のうち 若年層の占める割合も高かった 例えば 昭和 33 年をみると

More information

<4D F736F F D D B789AA8E738E7182C782E081458E7188E782C48E E968BC68C7689E B95B6816A2E646F6378>

<4D F736F F D D B789AA8E738E7182C782E081458E7188E782C48E E968BC68C7689E B95B6816A2E646F6378> 第 2 章長岡市の子どもを取り巻く現状長岡市の子どもを取り巻く現状 1. 少子化の進行等 (1) 人口構造の推移と少子化 人口の推移 0~14 歳 15~64 歳 65 歳以上 300,000 人 292,781 288,266 281,739 281,286 279,203 250,000 人 60,773 66,731 71,710 75,105 77,099 200,000 人 150,000

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 年 月株式会社リクルートジョブズジョブズリサーチセンター 求職者の動向と意識の変化 < 求職者の動向 意識調査 3- より > 株式会社リクルートジョブズの調査研究機関 ジョブズリサーチセンター では 求職者の動向や意識を調査するために隔年で 求職者の動向 意識調査 を実施しています 本レポートでは 最新の 年調査結果と 3 年調査結果の比較を行いました 主な結果は以下の通りです < 新たな仕事の決定状況

More information

A History of Nursery Center Policy in Post-War Japan: Why the Child Welfare Law Was Revised in 1997

A History of Nursery Center Policy in Post-War Japan: Why the Child Welfare Law Was Revised in 1997 2015 1997 A History of Nursery Center Policy in Post-War Japan: Why the Child Welfare Law Was Revised in 1997 p... 4 1... 14 1... 14... 14... 17 2... 20... 20... 23 3... 29... 29... 33 4... 37... 37...

More information

家計と景気に関する意識・実態調査報告書

家計と景気に関する意識・実態調査報告書 2010 年 2 月 わが国経済は 最悪期を脱しつつあるものの 世界同時不況が与えた痛手は大きく 円高 デフレの進行 厳しい雇用情勢など 未だ予断を許さない状況にあります そこで 経済広報センターは 全国の様々な職種 世代により構成されている当センターの 社会広聴会員 を対象に 家計と景気に関するアンケート と題して 現状の景気についての認識と 家計について アンケートを実施しました 今回の調査からは

More information

結婚しない理由は 結婚したいが相手がいない 経済的に十分な生活ができるか不安なため 未婚のに結婚しない理由について聞いたところ 結婚したいが相手がいない (39.7%) で最も高く 経済的に十分な生活ができるか不安なため (2.4%) 自分ひとりの時間が取れなくなるため (22.%) うまく付き合え

結婚しない理由は 結婚したいが相手がいない 経済的に十分な生活ができるか不安なため 未婚のに結婚しない理由について聞いたところ 結婚したいが相手がいない (39.7%) で最も高く 経済的に十分な生活ができるか不安なため (2.4%) 自分ひとりの時間が取れなくなるため (22.%) うまく付き合え Press Release 27 年 月 7 日 楽天リサーチ株式会社 既婚者の約 7 割は結婚生活に 満足 結婚生活を始めるのに必要な夫婦合計年収は 4 万円 万円未満 が最多に 結婚に関する調査 URL: https://research.rakute.co.jp/report/277/ 楽天リサーチ株式会社 ( 本社 : 東京都世田谷区 代表取締役社長 : 田村篤司 以下 楽天リサーチ ) は

More information

夫婦間でスケジューラーを利用した男性は 家事 育児に取り組む意識 家事 育児を分担する意識 などに対し 利用前から変化が起こることがわかりました 夫婦間でスケジューラーを利用すると 夫婦間のコミュニケーション が改善され 幸福度も向上する 夫婦間でスケジューラーを利用している男女は 非利用と比較して

夫婦間でスケジューラーを利用した男性は 家事 育児に取り組む意識 家事 育児を分担する意識 などに対し 利用前から変化が起こることがわかりました 夫婦間でスケジューラーを利用すると 夫婦間のコミュニケーション が改善され 幸福度も向上する 夫婦間でスケジューラーを利用している男女は 非利用と比較して テクノロジーの利用により 共働き夫婦における最大のストレス要因である 家事 / 育児分担 と 夫婦のコミュニケーション が改善 男性の家事 / 育児への関わりも進む 共働き夫婦において 働き続ける上で挙げられる課題は家事 / 育児の分担や 互いの仕事とプライベートの調整など 時間の使い方 にまつわるもの Google Women Will Project は 女性が働き続けられる社会を目指し 時間の使い方

More information

25~44歳の出産・子育ての意識と実態

25~44歳の出産・子育ての意識と実態 2018 年 7 月 19 日 25~44 歳の出産 子育ての意識と実態 - 出産 子育てに関する調査より - 株式会社明治安田生活福祉研究所 ( 社長木島正博 ) は 2018 年 3 月に全国の 25~44 歳の男女 12,221 人を対象として 出産 子育てに関する調査 を実施しました 現在 家族をめぐる価値観や生き方は 結婚する しない 子どもを持つ 持たない等多様化しています 本リリースでは

More information

三世代で暮らしている人の地域 親子関係 第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部研究開発室的場康子 < 減り続ける > 戦後 高度経済成長を迎えた我が国においては 産業構造の変化により都市化 工業化が進む中で 多くの人が地方から都市に移動し核家族化が進んだ 低成長経済に移行した後

三世代で暮らしている人の地域 親子関係 第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部研究開発室的場康子 < 減り続ける > 戦後 高度経済成長を迎えた我が国においては 産業構造の変化により都市化 工業化が進む中で 多くの人が地方から都市に移動し核家族化が進んだ 低成長経済に移行した後 2016 年 2 月 23 日 三世代で暮らしている人の地域 親子関係 第一生命保険株式会社 社長渡邉光一郎 のシンクタンク 株式会社第一生命経済研究所 社長矢島良司 では 政府が 一億総活躍社会 実現のために 環境を整備すべき事項の一つに挙げているに注目し 全国を対象とした独自のアンケート調査を基に レポートを執筆しましたのでご紹介します なお本レポートは 当研究所ホームページにも掲載しています

More information

日本医師会男女共同参画についての男性医師の意識調査 クロス集計

日本医師会男女共同参画についての男性医師の意識調査 クロス集計 日本医師会男女共同参画についての男性医師の意識調査 クロス集計表 年齢 家庭での家事分担について ( 理想 ) 20 歳台 (1) 食事の仕度 4 383 144 10 541 0.7 70.8 26.6 1.8 100.0 (2) 食事の片付け 51 200 280 9 540 9.4 37.0 51.9 1.7 100.0 (3) 掃除 20 219 291 9 539 3.7 40.6 54.0

More information

平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の

平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の 平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の雇用形態 Ⅲ 非労働力人口 6 1 就業希望の有無 2 就業希望者統計表 8 労働力調査の集計区分 労働力調査には次の集計区分があり,

More information

第4章妊娠期から育児期の父親の子育て 45

第4章妊娠期から育児期の父親の子育て 45 第 4 章 妊娠期から育児期の父親の子育て 酒井彩子 女性が妊娠 出産 子育てを体験する中で 母親として また妻として変化していく過程の一方で 男性は これらの体験を通じて 父親として また 夫として どのように変わっていくのだろうか 本章では 第 1 子を持つことによる父親の発達的変化を 父親の年齢 妊娠期の準備性 さらに就業時間との関わりなどから検討していきたいと思う 年齢グループ別による父親の比較父親となる年齢の違いは

More information

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家 資料 2 女性の仕事や働き方に対する希望と 初職 現職の状況 ~インターネット調査 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 の結果から~ 参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 2 今回の調査結果 Ⅰ 現在の勤め先の状況と管理職志向 専門職志向 3 1 正社員 正規職員 2 有期契約社員 嘱託社員 / パート アルバイト / 派遣社員 Ⅱ 現職の状況と管理職志向

More information

<4D F736F F D20819D819D F F9193C18F FEA816A8DC58F4994C52E646F6378>

<4D F736F F D20819D819D F F9193C18F FEA816A8DC58F4994C52E646F6378> これからの共働き社会における夫婦のあり方 ライフデザイン白書 調査より 目次 上席主任研究員的場康子 1. 共働きで子育てをする社会へ 16 2. 共働き世帯の家事や子育てにおける役割分担 18 3. 配偶者とのコミュニケーションと家事 子育て分担との関係 21 4. 経済的にも家事等の家庭役割においても夫婦が自立した存在へ 24 要旨 1わが国は今 女性の活躍推進を掲げ 結婚や出産をしても働き続けることを後押しする社会を目指している

More information

第2章 基本的諸概念と用語

第2章 基本的諸概念と用語 第 2 章基本的諸概念と用語労働力調査では, 我が国の雇用 失業状況を様々な視点から捉えるために, 就業状態を把握して比較分析を行うのに適切な基本的概念を明確に定義することが必要である 本章では, 労働力調査に用いている基本的諸概念と用語について解説する 1 就業状態の分類方法労働力調査において 就業状態 とは,15 歳以上人口について, 月末 1 週間 ( ただし 12 月は 20~26 日 )

More information

1. 結婚についての意識 結婚について肯定的な考え方 ( 結婚はするべきだ 結婚はしたほうがよい ) の割合は男性の方が高い一方 自身の結婚に対する考えについて いずれ結婚するつもり と回答した割合は女性の方が高い 図表 1 図表 2 未婚の方の理想の結婚年齢は平均で男性が 29.3 歳 女性は 2

1. 結婚についての意識 結婚について肯定的な考え方 ( 結婚はするべきだ 結婚はしたほうがよい ) の割合は男性の方が高い一方 自身の結婚に対する考えについて いずれ結婚するつもり と回答した割合は女性の方が高い 図表 1 図表 2 未婚の方の理想の結婚年齢は平均で男性が 29.3 歳 女性は 2 住民調査 ( 概要版 ) 結婚や妊娠 出産 子育てに関する県民意識調査 ~18~39 歳の県民の皆さん約 3 万人にお聞きしました ~ 本調査は 三重県の少子化対策の計画である 希望がかなうみえ子どもスマイルプラン にもとづいて 結婚 妊娠 子育てなどの希望がかない すべての子どもが豊かに育つことのできる三重をめざして取組を推進する上での参考とするため 内閣府の地域少子化対策重点推進交付金を活用して

More information

中国帰国者以外 フィリピン アジア諸国 中米南米諸国 欧米系諸国 全体 就業の状態 (1) 現在の職業表 -2.5 は 国籍グループ別に有業者の現在の職業をみたものである

中国帰国者以外 フィリピン アジア諸国 中米南米諸国 欧米系諸国 全体 就業の状態 (1) 現在の職業表 -2.5 は 国籍グループ別に有業者の現在の職業をみたものである 2 仕事と暮らし 2-1 有業率有業率は 表 -2.1 のように 61.9% であった これを男女別にみると 男性の有業率は 68.9% 女性は 57.3% であった 表 -2.2 に年齢別有業率をみると 40 代が 77.4% 30 代 50 代が 71% 台 20 代 60 代が 50% 台の値を示し 40 代をピークとしたノーマルカーブをえがいている 表 -2.3 は国籍グループ別に有業率をみたものであるが

More information

取材時における留意事項 1 撮影は 参加者の個人が特定されることのないよう撮影願います ( 参加者の顔については撮影不可 声についても収録後消去もしくは編集すること ) 2 参加者のプライバシーに配慮願います 3 その他 (1) 撮影時のカメラ位置等については 職員の指示に従ってください (2) 参

取材時における留意事項 1 撮影は 参加者の個人が特定されることのないよう撮影願います ( 参加者の顔については撮影不可 声についても収録後消去もしくは編集すること ) 2 参加者のプライバシーに配慮願います 3 その他 (1) 撮影時のカメラ位置等については 職員の指示に従ってください (2) 参 大阪労働局 Press Release 大阪労働局発表平成 27 年 2 月 26 日 ( 木 ) 照会先 大阪労働局職業安定部職業対策課 ( 電話 )06-4790-6310 企業との出会いのチャンス!55 歳以上の方対象 いきいきシニア就職面接会 開催 少子高齢化が急速に進展する中 労働力人口が減少し 高齢者の労働力の活用が重要な課題となっています このような状況の中 大阪労働局 ( 局長中沖剛

More information

スライド 1

スライド 1 2014 年 3 月 25 日 20~50 代の未 既婚男性 1,000 名に聞いた理想のパートナー像と パートナーとの理想の関係に関するアンケート調査結果発表! 男性が理想とする女性像 三等 は 1 年でどう変化したか 理想を追うのをやめ 年収 年齢 身長などを 気にしない 層が拡大かは年収 年齢で対等 同等を求める傾向で結婚意欲は旺盛!? コンシェルジュによる婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェント

More information

長期失業者の求職活動と就業意識

長期失業者の求職活動と就業意識 第 5 章失業中の生活実態 第 1 節収入と支出 1. 所得構造失業が長期化した場合 どのような所得構造で生活を維持しているのであろうか まず 単身者を除いた家族構成が 2 人以上の者について 本人以外に勤労所得のある者がいるのかを見ると いない が 39.0% であり 長期失業者の 4 割近くは 本人以外に勤労所得がないというのが実態である 他方 約 6 割の長期失業者は 本人以外に勤労所得のある者がいるが

More information

未婚の男女に関する意識調査 平成 29 年 1 月 広島県健康福祉局 子育て 少子化対策課 調査の概要 1 調査の目的広島県の新たな少子化対策である出会い 結婚支援施策の参考資料とするため, 独身者の結婚観, 現在の交際状況や県の施策の認知度などに関する調査を実施した 2 調査の方法 インターネットによる調査 調査の概要 < 調査対象 > 広島県に在住する25 歳 ~39 歳の独身男女でインターネット調査会社の登録モニター

More information

Microsoft Word 結果の概要(1世帯)

Microsoft Word 結果の概要(1世帯) 結果の概要 Ⅰ 世帯数と世帯人員の状況 1 世帯構造及び世帯類型の状況 6 月 2 日現在における全国の世帯総数 ( 熊本県を除く ) は 99 万 5 千世帯となっている 世帯構造をみると 夫婦と未婚の子のみの世帯 が 17 万 千世帯 ( 全世帯の 29.5%) で最も多く 次いで が 133 万 千世帯 ( 同 26.9%) 夫婦のみの世帯 が 1185 万世帯 ( 同 23.7%) となっている

More information

スライド 1

スライド 1 働く女性 Real Vol.7 無期転換ルールについて 調査レポート 2018.02 働く女性Real Vol.7 無期転換ルールについて 調査 サマリー 2 無期転換ルールを 知らなかった が全体の過半数 勤務先の説明より ニュースや新聞で知った人多数 無期雇用派遣 に興味がある派遣社員が7割弱 その中で なる予定 なりたい人は約7割 2018年4月から 無期転換ルール がスタートし 働き方の選択肢が増えるこ

More information

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21 企業における仕事と家庭の両立支援に関するアンケート調査結果報告書 平成 26 年 6 月 千歳市子育て支援室子育て推進課 第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て

More information

H

H < H.C.R. 2009 国際シンポジウム講演要旨 1> 欧州諸国の出生率低下に対する評価と課題 ~ ライフスタイルの変化と社会保障制度 ~ その 1 by: Livia Sz. Oláh, PhD, LLM ストックホルム大学社会学部博士 LLM 1. 少子化に関わる欧州の現状欧州諸国における家族形態は過去 50 年間で大きく変化を遂げました 欧州では 1960 年代初めに 比較的若い年齢での結婚率および出生率が高く

More information

若者の暮らしにおける変化働き方の変化第2 章第 1 節 第 2 章 若者の暮らしにおける変化 第 1 節 働き方の変化 若者の雇用環境については 我が国の経済の低迷を受け 前述のとおり若者の失業率が上昇するな ど厳しい状況が続いている 本節では 若者の雇用環境の変化について詳細に分析するため 高学歴

若者の暮らしにおける変化働き方の変化第2 章第 1 節 第 2 章 若者の暮らしにおける変化 第 1 節 働き方の変化 若者の雇用環境については 我が国の経済の低迷を受け 前述のとおり若者の失業率が上昇するな ど厳しい状況が続いている 本節では 若者の雇用環境の変化について詳細に分析するため 高学歴 若者の暮らしにおける変化第2 章 第 2 章 若者の暮らしにおける変化 若者の雇用環境については 我が国の経済の低迷を受け 前述のとおり若者の失業率が上昇するな ど厳しい状況が続いている 本節では 若者の雇用環境の変化について詳細に分析するため 高学歴化の進行と卒業後の進路の動向 雇用形態の変化 収入の変化について分析するとともに 若者の働く意識の変化 女性の就業状況の変化 国土交通に関連する産業における若者の就業状況の変化について分析を行う

More information

平成14年度社会保障給付費(概要)

平成14年度社会保障給付費(概要) 照会先国立社会保障 人口問題研究所企画部勝又幸子 竹沢純子 TEL 03-3595-2985( 企画部 ) 平成 19 社会保障給付費 ( 概要 ) 平成 21 年 10 月 国立社会保障 人口問題研究所 社会保障給付費は 91 兆 4,305 億円 (1) 平成 19 の社会保障給付費は 91 兆 4,305 億円であり 対前増加額は 2 兆 3,207 億円 伸び率は 2.6% である (2)

More information

Press Release

Press Release 公益財団法人家経済研究所 2016 年 11 月 21 日 消費生活に関するパネル調査 について ( 第 23 回調査結果 ) 公益財団法人家経済研究所では 1993 年より継続している 消費生活に関するパネル調査 の第 23 回調査を 2015 年 10 月に実施いたしました 最新の調査から明らかになったことをご紹介します 1. 親元未婚女性の 10 年間の変化 (1) 収入 支出に変化は少ないものの堅実化の傾向

More information

Microsoft Word - 概要.doc

Microsoft Word - 概要.doc 平成 27 年国勢調査 ( 世帯構造等基本集計結果 ) ~ の概要 ~ 平成 29 年 12 月 経営管理部情報統計局 統計調査課 ~~~ 目 次 ~~~ 1 世帯の状況 1 2 親子の同居 非同居 2 3 母子 父子世帯 5 世帯構造等基本集計とは 世帯構造等基本集計は 全ての調査票を用いて母子 父子世帯 親子の同居等の世帯状況に関する結果について集計した確定値となります 詳細な結果は 下記 URL

More information

2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい

2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい 2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態...4 1 ファイル交換ソフトの利用率とその変化...4 2 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態...6 1 利用されているファイル交換ソフト...6 2 ファイル交換の対象とされたコンテンツの種類...7 3 ダウンロードされたファイル数

More information

離職経験は圧倒的に女性に多く 男性 5% に対して女性の 14% が離職経験ありと回答している 離職の理由 ( 複数回答 ) の第一位は男女ともに キャリアアップ ( 約 50%) であるが 2 番目に多い項目で男女で差があり 男性は 職務の内容 ( 研究テーマを含む ) (40%) であるのに対し

離職経験は圧倒的に女性に多く 男性 5% に対して女性の 14% が離職経験ありと回答している 離職の理由 ( 複数回答 ) の第一位は男女ともに キャリアアップ ( 約 50%) であるが 2 番目に多い項目で男女で差があり 男性は 職務の内容 ( 研究テーマを含む ) (40%) であるのに対し 第四回大規模アンケート ( 科学技術系専門職の男女共同参画実態調査 ) 日本農芸化学会会員分の解析報告書第 1 章ダイジェスト 平成 28 年 10 月 8 日から 11 月 7 日に男女共同参画学協会連絡会により第四回大規模アンケート ( 科学技術系専門職の男女共同参画実態調査 ) (https://www.djrenrakukai.org/enquete.html#enq2016) が実施されたが

More information

平成30年版高齢社会白書(全体版)

平成30年版高齢社会白書(全体版) 1-2-2-19 有効求人倍率 ( 介護分野 ) の推移の動向図 ( 倍 ) 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 1.38 0.95 1.68 2.00 1.06 1.04 平成 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 ( 年 ) (2005)(2006)(2007)(2008)(2009)(2010)(2011)(2012)(2013)(2014)(2015)(2016)(2017)

More information

人生100年時代の結婚に関する意識と実態

人生100年時代の結婚に関する意識と実態 2018 年 10 月 25 日 人生 100 年時代の結婚に関する意識と実態 株式会社明治安田生活福祉研究所 ( 社長木島正博 ) は 2018 年 6 月に全国の 40~64 歳の男女 12,000 人を対象として 人生 100 年時代に向けた意識調査 を実施しました 人生 100 年時代 を目前に控えた今日 家族や夫婦のあり方 結婚に対する意識も変化し 多様化しています 本リリースでは 結婚やパートナーに求める意識と実態について最新の状況をご紹介します

More information

第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問

第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問 柏原市地方創生に向けた戦略策定アンケート結果速報版 ( 年齢別 / 結婚 出産 子育て 定住 ) 平成 27 年 8 月 4 日 第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 1 1 1 1 1 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2

More information

スライド 1

スライド 1 問 1 プロ野球への関心 問 1-1 直接野球場に足を運ぶのは 若い年代の性が多い 実際に割合を見ると 年代別 性別共に差がことがわかる 特に年代別では顕著な差が見られ のほうが直接割合が高い n=110 27.3% 72.7% n=204 22.5% 77.5% n=155 n=135 14.8% 15.6% 85.2% 84.4% n=198 14.6% 85.4% n=400 18.5% 81.5%

More information

第 16 表被調査者数 性 年齢階級 学歴 就業状況別 124 第 17 表独身者数 性 年齢階級 就業状況 家庭観別 142 第 18 表有配偶者数 性 年齢階級 就業状況 家庭観別 148 第 19 表仕事あり者数 性 年齢階級 配偶者の有無 親との同居の有無 職業別 154 第 20 表仕事あ

第 16 表被調査者数 性 年齢階級 学歴 就業状況別 124 第 17 表独身者数 性 年齢階級 就業状況 家庭観別 142 第 18 表有配偶者数 性 年齢階級 就業状況 家庭観別 148 第 19 表仕事あり者数 性 年齢階級 配偶者の有無 親との同居の有無 職業別 154 第 20 表仕事あ 目 次 まえがき Ⅰ 調査の概要 11 Ⅱ 結果の概要 1 独身者の結婚意欲 36 2 独身者の交際状況 37 3 独身女性の結婚後の就業継続意欲 39 参考 40 利用に際しての留意点 43 Ⅲ 統計表 統計表一覧 46 1 基本属性 (1) 被調査者第 1 表被調査者数 性 年齢階級 学歴 配偶者の有無 子どもの有無別 56 第 2 表被調査者数 性 年齢階級 親との同居の有無 配偶者の有無 子どもの有無別

More information

2017 年 2 月 27 日株式会社カカクコム 価格.com 生命保険 に関する調査結果を発表加入率は約 8 割 若年層ほど低い傾向 加入中の生命保険は終身タイプがトップ将来への不安?20 代の加入目的 老後保障 貯蓄 が他世代よりも高い結果に補償内容への理解度 十分理解できていない加入者が 53

2017 年 2 月 27 日株式会社カカクコム 価格.com 生命保険 に関する調査結果を発表加入率は約 8 割 若年層ほど低い傾向 加入中の生命保険は終身タイプがトップ将来への不安?20 代の加入目的 老後保障 貯蓄 が他世代よりも高い結果に補償内容への理解度 十分理解できていない加入者が 53 2017 年 2 月 27 日株式会社カカクコム 価格.com 生命保険 に関する調査結果を発表加入率は約 8 割 若年層ほど低い傾向 加入中の生命保険は終身タイプがトップ将来への不安?20 代の加入目的 老後保障 貯蓄 が他世代よりも高い結果に補償内容への理解度 十分理解できていない加入者が 53.4% にのぼる カカクコムが運営する購買支援サイト 価格.com( カカクドットコム ): http://kakaku.com/

More information