通機会を与える場として重要な意味を持つことになるが 指導方法 教師の関与 という質的条件が学習者の発育発達段階に合致していることが重要といえる 児 童の投能力に関する先行研究は 投動作の類似的運動実践から有効性を検証した 研究が多くみられ 学習プログラムの実践結果から投運動の効果を予測すること がで

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1 常葉大学研究紀要 教育学部 第35号 頁 141頁 大 矢 隆 二 Learning Program Practice and Verification of the Effect for Improving the Ability to Throw of Elementary School Students Ryuji OYA 2014 年 11 月 21 日受理 Ⅰ 緒言 近年 子どもの長期的な体力水準の低下傾向や運動する子どもとしない子ども の二極化が社会問題として取り上げられている 中央教育審議会 2008 特に 小学生の基礎的運動能力のソフトボール投げにおいて 文部科学省が測定を開始 した 1964 昭和 39 年から低下傾向が続いている 中学生のハンドボール投げ では 男子の投能力の低下傾向はみられないが 女子においては 1985 昭和 60 年前後の測定値には及ばない 文部科学省 2014 現在 静岡県内の小学生の 投能力低下は顕著であり 同県においては投能力改善が喫緊の取り組み課題と なっている 静岡県教育委員会 2014 投げる能力は 陸上競技投てき種目 特に動作形態の類似性が高いと考えられ るやり投げにおいて 備えるべき基礎的な能力である 高本ほか 2005 また ゴール型のハンドボールやバスケットボール ネット型のバレーボールやテニス バドミントンなどの様々な動作と類似性があり 投能力を向上させることは 他 の運動を効率的 効果的に実践していくうえでの基盤づくりと考えられる この ことからも投能力向上は 生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の育成への関 連を予測できる しかし 現状では 投動作を含む運動の減少から優れた投能力 を持つ子どもとそうでない子どもの二極化が指摘され その改善に課題が残る 投能力の低下傾向は 児童の日常的な遊びなどの中から 投げること の経験が 減少していることや学校体育 その中でも教科体育において 投げること の指 導が十分なされていないことなどが原因と思われ 池田ほか 2012 バランス の取れた運動能力の発達という点からすると 特に投能力を高める努力が必要だ と言える 尾縣ほか 2001 体育授業での投運動は 質的 量的からしても共 131

2 通機会を与える場として重要な意味を持つことになるが 指導方法 教師の関与 という質的条件が学習者の発育発達段階に合致していることが重要といえる 児 童の投能力に関する先行研究は 投動作の類似的運動実践から有効性を検証した 研究が多くみられ 学習プログラムの実践結果から投運動の効果を予測すること ができる しかし 学習後ではどのような動作変化がみられ 遠投距離への影響 が予測されたのか 学習プログラムを実践する過程において児童の意欲の捉え方 とどのような関係があるのか といった学習過程の実践から変容に至る動態とそ れに影響する行動的要因を 十分に明らかにしていない そこで 大矢ほか注1 は 小学校5年生に対して投能力改善のための学習プログラムを実践し 学習前後の 遠投距離の比較 初速度と遠投距離の相関 児童の感想文のテキストマイニング注2 からその有効性を検証し報告した その研究結果を次のように要約する 1 遠投距離については 学習前後の有意差が見られた これは 体力の発達が 進んでいる第5学年においても 基礎的な投動作を改善するとともに学習プロ グラムを繰り返す過程で動作感覚が身に付き 有効に作用したことが確認され た 2 初速度と遠投距離の相関は 男女とも初速度水準が高いほど遠投距離も伸び るという結果が得られた 3 テキストマイニングからは 学習前は単語のみの共起であったが 学習後は 具体的な動きや理由と共起していた このことは 段階的な学習課題を提示し 動きの習得が伴えば 児童の自己効力感を生み達成を予見できることにつなが ると予測できた 尚 テキストマイニングは Text Mining Studio NTT データ数理システム 社製 を用いて分析した これらの結果から 高学年においても短時間でも投げる運動を含む遊びや基 礎運動を取り入れ それらの回数をなるべく多くする試みを今後の年間学習計画 に繰り込み 様々な運動のカリキュラムを展開していく際に考慮しても良いので はないかと思われる と考察した しかし 当該研究は学習プログラムの有効 性について質的分析を中心に検証してきたが 量的分析すなわち多変量解析 因 子分析 の検証が不足していた そのため 本研究ではそれらの課題に対応する ために 学習プログラムの実践結果注3 から 男子と女子における学習前後の遠 投距離 初速度 投射角度 ステップ長の変容について量的分析を加え 成果の 検証をする 132

3 Ⅱ 方法 1 データ収集 表1 被験者の身長 体重 座高の特性 静岡県静岡市 N 小学校の第5学年1 クラス児童 26 名 クラス 29 名中 有効 データ数男子 11 名 女子 15 名 合計 26 名 を対象とした 学習前後の測定 を欠席した児童は 有効データ数から除 外した 被験者の特性は表1に示す 本研究を実施するにあたり 研究の目 身長 m 体重 kg 座高 m 男子 n 女子 n 上段 平均値 下段 標準偏差 的 実施方法 データ収集 分析などの 概要を学校長および運動支援の主催者である同市教育委員会に説明し承諾を得 た その後 学級担任に研究の詳細を説明し 担任から児童へ実施内容と授業時 の試技について説明を行い 同意を得た 実施は 平成 25 年 9 月 17 日 10 月 22 日 11 月 26 日であった 45 分 3回 尚 学習前の測定は同年6月1日に 実施した 2 測定方法 2. 1 初速度 投射角度 ステップ長の測定方法 撮影には デジタルビデオカメラ VICTOR 社製 GZ-HD300-S を用いて 円中心より4m 離れた箇所から側面撮影した 被験者に対し 同一条件で撮影 したものを分析試技とした 初速度は ボールのリリース時から次コマへの速度 算出を初速度とした 投射角度は ボールのリリース時から次コマに対し ベク トルが水平線となす角度とした ステップ長は 主動作開始時に踏み出し足が地 面に接地した時点のつま先間の距離を算出した 初速度 投射角度 ステップ長 の分析は 側面撮影した映像データを Media Blend DKH 社製 を用いてデジ タイズした 2. 2 ソフトボール投げの測定方法 ソフトボール投げは 新体力テスト実施要綱 文部科学省 に基づき 直径 2m の円を描き その中心から投球方向に向かって中心角 30 度になるように2 本の線を引き その間に円心円弧を1m 間隔に描いた ソフトボール1号球 直 径 8.5 外周 重さ 136g 146g を使用し 一人あたり2 回の試技を行わせ 遠投距離の大きかった試技を採用した 3 学習プログラムの開発過程 3. 1 前提条件 学習プログラムは 投運動指導に苦手感をもつ教員であっても 再現可能な実 践内容とした 3回の指導内容は 基礎的な試技からやや難易度の高い試技へと 133

4 段階的に移行させた内容とした また 授業時間内の活動として学習者に無理な く かつ基礎動作の習得が可能な学習プログラムとした さらに 教具 教材に ついても 特殊なものを用いずに できるだけ普段の体育授業で活用している既 存の教具を使用したり 作成した教材も廉価で対応可能なものにしたりするなど 体育学習への普及を意図した 3. 2 学習プログラムの検討および開発 大矢ほか 2014 は 投力向上の基礎プログラムを小学校第3学年の実践した 結果 投動作の初期段階では 体重移動やリリースポイントを中心においた指導 法に大きな可能性があることを確認した これらの知見から 投動作習得の最も 適正な時期を過ぎた第5学年においても 基礎動作に強調をおいた教材が有効で あると予測した そこで 尾縣ほか 2001 高本ほか 2004 の技術的な実践 内容を考慮に入れるとともに 大矢ほか 2014 が有効であったと報告した投動 作の基礎プログラムをもとに内容を決定した 改訂には予備調査を行い 試技内 容の再現性を確認することで 内容の信頼性を高めることとした 3. 3 試技および教具 教材の内容 第1回目の学習プログラムは 投動作の習得目標として 正しいボールの握り 方 体重移動の方法 手首のかえし方など 第2回目は ステップの方法 体の 使い方 腕の振り方など 第3回目は 肩 肘 手首の動かし方 ボールを離す 位置 タイミング などを習得目標とした 試技内容は てるてるボール注4 を 用いた体重移動投げ テニスおよびハンドボールを用いたバウンド投げ バトン スロー注5 などである てるてるボールおよびバトンスローは 投動作の感覚づ くりとして有効に作用したとともに 児童の関心 意欲が高揚していたことが確 認されたため 大矢ほか 2014 試技内容に組み込むことが相応しいと考えた なお 第3回目は 学習後のソフトボール投げの測定を行った 表2 投能力改善のための学習プログラムの実践内容 回数 習得目標 正しいボールの握り方 1 体重移動の方法 手首のかえし方など 試技内容 教具 教材 てるてるボールを用いた体重移動投げ てるてるボール 自作 ハンドボールを用いた両手投げ ハンドボール ミカサ1号 テニスボールを用いたバウンド投げなど テニスボール DUNROP ステップの方法 2 体の使い方 腕の振り方など てるてるボールを用いたステップ投げ てるてるボール 自作 ハンドボールを用いた片手投げ ハンドボール ミカサ1号 バトンスローなど バトンスロー一式 自作 3 ハンドボールを用いたステップ投げなど 肩 肘 手首の動かし方 ソフトボール投げ 測定 ソフトボール1号級 KENKO ボールを離す位置など 新体力テストの測定方法に準ずる 134

5 Ⅲ 研究の結果 1 学習プログラム前後の遠投距離比較 表3は 学習プログラム前後の遠投 表3 距離平均値を示したものである 学習 学習プログラム前後の遠投距離比較 男子 女子 遠投距離 (m) の前後いずれかの測定を実施できな かった児童は データから除外した 有 学習前 効データ 26 名 学習前後の遠投距離 の変化は 男子の平均値が 5.13m 女 学習後 子の平均値が 3.50m 伸びていること 上段 平均値 遠投距離 (m) *** *** 4.70 下段 標準偏差 ***p が確認された また 学習前後の遠投 距離平均値の p 値を求めたところ 男女ともに有意な差が確認された これは 投動作を伴う経験が比較的少なかった児童が 学習プログラムを実践する過程で 動作感覚が身に付き 有効に作用したものと考えられる 上記の結果から 投動作習得の初期段階では 体重移動やステップの方法 肩 肘 手首の動かし方の学習に中心をおいた指導法に遠投距離が伸びる可能性があ ると考えられる 2 学習後の投動作の特徴 2. 1 遠投距離の改善度と投動作の相関 改善度 学習後から学習前の値を減じたもの と初速度 a 投射角度 b ステップ長 (c) との相関を検証した結果 改善度については 初速度との間に有 意な相関関係が認められた p 0.01 結果から 遠投距離の数値が高くなる ほど 初速度の数値も向上するという結果が確認された しかし 投射角度およ びステップ長には有意な差は認められなかった 投射角度の平均値は 33.96deg 男子 :34.96deg 女子 :34.09deg とし 大幅に大きい数値 例えば 50deg 以上 または小さい数値 例えば 20deg 以下 でなければ注6 遠投距離への影響が少 ないものと予見された また ステップ長の増加は 遠投距離に影響するものと予測したが 身長の発 育によるところが大きいと考えられ 有意な差は認められなかった 表4 被験者の投動作の改善度 n=26 Coefficients Value Std. Error t Value p 値 Value 初速度 ** 投射角度 ステップ長 **p

6 2. 2 男子と女子の投動作の特徴 男子と女子の遠投距離 投射角度 初速度 ステップ長の平均値の分散に有意 差があるか調べるために F 検定を行った その結果 遠投距離 投射角度 初速度 ステップ長 と いう値を示し 男女における2群間の分散に差がないことが確認された 遠投距離および初速度は 男子 ± 7.35m ± 2.61m/s の方が女 子 ± 4.70m ± 2.19m/s よりも有意に長く 速い値を示した ま た ステップ長も男子 ± 7.35m の方が女子 ± 4.70m よりも有 意に長い値を示した しかし 投射角度は 男子 ± 7.57deg と女子 ± 9.33deg の間に有意な差はみられなかった これらの結果から 遠投距離および初速度については 男女の運動習慣や投動 作の頻度などが影響し その結果として有意な差が確認されたものと推測できる また ステップ長では 男子の方が女子よりも主動作に入る際 軸足にしっかり 体重をのせ 踏みだし足に体重がスムーズに移動することで 大きなステップを 生んでいると推測された このことは 高本ほか 2005 が指摘したように 体 重移動の改善が投動作の改善の最終的な課題となるのではないかと考えられる 投動作の改善は 上体の動きの獲得だけでなく 体重移動の方法やステップの方 法など下肢の基礎動作の獲得も必要であろう a: 初速度 矢状面 b: 投射角度 c: ステップ長 c 図1 投動作における測定位置 a ボールのリリース時から次コマへの速度 b ボールのリリース時から次コマに対し ベクトルが水平線となす角度 c 主動作開始時に踏み出し足が地面に接地した時点のつま先間の距離 136

7 Ⅳ 考察 学習プログラムの開発経緯を交えながら 1 学習後に遠投距離向上に影響し たと推測される要因 2 学習プログラム内容の信頼性 を検討する 1 遠投距離向上に影響したと推測される要因 1. 1 基礎動作の習得 尾縣ほか 2001 が指摘したように 子どもの体力 運動能力低下の著しい 10 年間 昭和 62 年から平成9年 における投能力の低下は顕著であり バラン スの取れた運動能力の発達という観点から投能力を高めることが必要とし Kurt Meinel 1981 は 特に低学年では 捕と投のスムーズな組み合わせも期 待でき ボールを取り扱う技能は練習に大きく左右されるものと指摘している 投能力を身に付ける適時性の観点からも小学校における投動作の関わりは重要で あると考えられる 3回の学習プログラムは すべて筆者が担当し学級担任が補佐にあたった 尚 準備体操後はすべての時間を投動作習得に費やした 投能力は 個々にかなりの 差があり運動の二極化が顕著であったため 学習プログラムに沿って段階的な基 礎動作練習を繰り返した 実際には 同じ動作を繰り返すことにより飽きてしま う児童もおり 学習内容に変化や創意を加えることに苦慮した 結果は 多くの 児童が投動作のコツを理解し 遠投距離が向上した 児童の動作理解に着眼する と 例えば授業後の感想文には 体重移動をしたら遠くに飛んだ 手首を速 く動かすと良く飛んだ 体重移動は大切だ などが多く記され 実践を通して 遠投距離が伸びることを体験したり 認識したりしていることが確認された し かし 3回の学習プログラムだけで基礎動作を習得し 遠投距離が向上するとは 考えにくく これまでの学習をもとに体育授業 休み時間 放課後 または休日 を通して投動作を含む運動を反復していたものと推測される 1. 2 目標を定めた取り組み 授業では教師が子どもの動きを質的に観察し評価することが多いが その場合 には教師はどのような動作パターンが望ましいのか どのような観点から評価す れば良いのかなどを熟知していなければならない 小林ほか 2012 その過程 における適切な助言や言葉がけが児童の意欲を引き出す要因となる 特に投動作 は 胸 肩 肘 手首 指先の順に各関節における動作自由度や投動作の基盤に なる肩甲骨の動き 下肢の柔軟な動きなど 指導 観察 評価が容易ではなく 体育科の指導書でも明確に記したものは少なく感じられる 課題に向けての達成体験が子どもの自己効力感を高め 体育の喜びや楽しさの 源泉となることは 体育活動の意義であるといえる 例えば 太田ほか 2011c は マラソンが嫌いな児童も 他者との関係が少なく チームを意識するなど 個々の目標を持ちコツコツと課題を達成していく運動種目では やる気や喜びを 137

8 与えやすいと報告した また 大矢ほか 2012 は 高学年では 各運動領域に 対する特性に応じて嬉しさの違いを表明しているとともに具体的な目標数値をあ げていることが特徴とした さらに 教師からの具体的な称賛 出来映え 動作 変化など が 意欲向上に結びつく要因であることを確認した これらを踏まえ 本研究では 遠投距離を向上させる という大きなテーマ をもとに 児童に個々の目標を定めさせ 取り組ませることとした 試技を重ね るごとに遠くに投げる方法を理解したり 実際に遠投距離が向上したりしたこと を実感していくうちに自己効力感が高まってきたものと考えられる 2 学習プログラム内容の信頼性 小学校の教師は 全教科についての内容や指導方法について熟知していること が求められるが 現実には体育の直接指導に不安感をもっていたり 高学年の指 導に苦手意識を抱いていたりすることも少なくない 大矢ほか 2011b は こ れらの事例から 体育授業におけるビデオ映像などの教育機器導入の展開を示し 指導方法の開発を含む教材づくりの意義を考察した 体育授業における教育機器 の必要性を検討したうえで 投運動を主にした学習プログラム開発の着手に至っ た注3 注7 信頼性を高めるための予備調査として 静岡市 T 小学校第3学年において短 時間指導における学習プログラムを実施した これは 授業で行われているマラ ソン 約 1,200m を走り終えた後の授業内に 投能力向上を意図した学習プロ グラムを実施した 約 15 分間 その結果 ソフトボール投げの記録では 男子 が 1.32m 女子が 3.36m 向上した 学習前後の動作分析では 投射角度 ステッ プ長の有意差は見られなかったが 遠投距離については指導前後の有意差が見ら れ 男子 p.05 女子 p.001 体重移動の方法やリリースポイントのコツ を指導することで遠投距離が伸びることが判明した 大矢ほか 2014 これらの予備調査結果を踏まえ 3回の授業で実現可能な内容を再検討し 学 習プログラム内容の信頼性を高めた しかし 本研究の第2回目に使用した教具 教材注5 は 始めから適切な角度で投げていた児童にとっては 投射角度の乱れ につながること また 装置の設定 投射位置および投射角度 が適切でなかっ たことが懸念される Ⅴ 課題 最後に質的研究を主にした本研究の限界や課題について指摘する 月1回 計 3回 の学習プログラムで遠投距離が向上したものの いくつかの課題点がある 一つ目は最終日 第3回目 に測定を入れざるを得なく 遠投距離が伸びたこと は一過性の効果と判断される要素が残された点である 学習効果の信憑性をより 高めるために 学習終了後 一週間経過以降の測定に考慮したい さらに学習プ 138

9 ログラムの有効性を検証するには 数ヶ月後の追跡調査 測定 も必要であろう 二つ目は予備調査の検討である 予備調査は 研究協力校のカリキュラムの構成 上 短時間における実践となったため 本研究の学習プログラム内容と同条件で 実施された訳ではない そのため 調査が1校のみの事例から改修の検討をして いる点などを含め 客観性の面で指摘できる これらの研究上の課題に対応する ためには 学習プログラムを複数校に依頼し 児童および教師から質問紙などを 求め より客観的な分析が必要であろう 以上の課題を含め 基礎的な投動作が身に付いている児童が多いと予測される 第 5 学年においても 本研究で用いた学習プログラムは改善の余地があるものの 全体的には遠投距離を向上させるのに有効であることが確認できた 本研究の知 見は こうしたより客観性の高い研究への重要な手がかりになると考えられる 謝辞 本研究の実施にあたり 同小学校の児童および担当教諭には 記録測定からデー タ収集に至るまで多大なるご協力をいただきました ここに その厚意に深く感 謝いたします また 撮影および研究報告の公開を許可していただいた学校長お よび同市教育委員会に心から感謝いたします 注 注1 大矢隆二 新保淳 未発表資料 投能力改善のための学習プログラム開発 小学校5年生を対象とした基礎プログラムの実践的研究 愛知教育大学大 学院 静岡大学大学院教育学研究科共同教科開発学専攻 教科開発学論集 第3号 掲載確定. 注2 テキストマイニングとは 膨大に蓄積されたテキストデータをさまざまな 計量的方法を用いて分析し 価値ある情報を掘りだすために単語やフレー ズに分解して 単語間の関係や時系列変化などを見つけだす分析手法であ る 質的研究が常に抱える課題を解決する可能性を持つゆえ 近年注目を 浴びている 畑中 2012 注3 平成 24 年より 小学校体育科教育における投能力向上の教材開発 科学 研究費番号 を行い 平成 24 年度 - 平成 26 年度 小学生中 高学年を対象とした投能力改善のための学習プログラムを開発してきた 学習プログラムは尾縣ほか 2001 高本ほか 2004 の技術的な実践内 容を考慮に入れるとともに教育委員会 静岡県 静岡市 や現職教員と学 習内容の検討を重ねて開発した 注4 50 四方の布でテニスボールを包んだ投運動の教具である 投動作の基 139

10 礎づくりとして使用した 注5 15 18m 程度のロープにバトンを通し 勾配を付けた状態でバトンを前 方に向かって投げる学習法である ステップして勢い良く投げたり 力一 杯腕を振って投げたりしながら 体重移動 腕の振り方など様々な運動感 覚を身に付けることが期待できる 注6 投射角度が 50deg 以上の児童は 体の中心より後方でボールを離す傾向 があり ボールが抜けるような動作が確認された 一方 20deg 以下の児 童は ボールを保持している時間が長いため ボールを叩き付けるような 動作が確認された 注7 学習プログラムは DVD 化し 体育を専門としない教員においても指導し やすい内容に編集した ver. 2 DVD は 基礎的な動作習得として 6 項目に分類している 表2の内容を含む 引用 参考文献 尾縣貢 髙橋健夫 高本恵美 細越淳二 関岡康雄 2001 オーバーハンドスロー 能力改善のための学習プログラムの作成 小学校2 3年生を対象として 体 育学研究 池田延行 田原淳子 2012 小学生を対象とした 投け る運動 の授業実践に関 する研究 国士舘大学体育研究所報 31: 伊藤宏 大矢隆二 太田恒義 2010 大学生の 50m 走感想文のテキストマイニ ング 静岡大学教育学部研究紀要 61: 太田恒義 大矢隆二 伊藤宏 小木しのぶ 2011c 小学校体育実技における感 想文のテキストマイニング 体育の好き 嫌いと各属性との関連に着目して 常葉学園大学教育学部研究紀要 31: 大矢隆二 伊藤宏 2014 小学生の投力向上を意図した体つくり運動の実践的研 究 常葉大学教育学部研究紀要 34: 大矢隆二 伊藤宏 石川登志之 2012 小学校体育授業後における感想文のテキ ストマイニング : 中 高学年の自由記述文に着目して 常葉学園大学教育学部 研究紀要 32: 大矢隆二 太田恒義 伊藤宏 小木しのぶ 2011a 小学校体育授業に対する好 き嫌いと運動意欲の関連性および授業後の感想文のテキストマイニング 日本 教科教育学会誌 34 ⑴ : 9-16 大矢隆二 吉田弘毅 太田恒義 小田切真 2011b 小学校教員の体育指導に対 する自己効力感の分析 常葉学園大学教育学部研究紀要 クルトマイネル著 31: 金子明友訳 1981 マイネル スポーツ運動学 大修館書店 東京 pp

11 小林育斗 阿江通良 宮崎明世 藤井範久 2012 優れた投能力を持つ小学生の 投動作の特徴と標準動作 体育学研究 57: 桜井信二 1992 投げる科学. 大修館書店 高本恵美 出井雄二 尾縣貢 2005 児童における投運動学習効果の男女差 陸 上競技研究第 60 号 高本恵美 出井雄二 尾縣貢 2004 児童の投運動学習効果に影響を及ぼす要因 体育学研究 中央教育審議会 2008 幼稚園 小学校 中学校 高等学校及び特別支援学校の 学習指導要領等の改善について 中央教育審議会 2002 子どもの体力向上のための総合的な方策について 深代千之 稲葉勝弘 小林規 宮下充正 1982 幼児にみられる投能力の発達 Jpn. J.Sports Sci.1(3): 宮崎明世 小林育斗 阿江通良 2013 優れた投能力を持つ女子児童の投動作の 特徴 全国小学生陸上競技交流大会ソフトボール投げ出場者の動作分析から 体育学研究 58: 文部科学省 2008 小学校学習指導要領解説 141 体育編 東洋館出版社 東京

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