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1 空家等対策の推進に関する特別措置法 に基づく能美市空家等対策計画 平成 28 年 3 月 能美市

2 目 次 序. 計画策定の目的 1 1. 能美市の空き家の現状と課題 2 (1) 能美市の概要 2 (2) 空き家等の現状 3 (3) 空き家数の予測 4 (4) 市が実施している空き家等に関する対策 5 (5) 自治会などにおける自主的な空き家等対策 8 (6) 能美市における空き家等対策の課題 8 2. 空き家等対策の基本方針 9 (1) 計画の対象区域 9 (2) 対象とする空き家等の種類 9 (3) 計画期間 9 (4) 空き家等の管理 活用に関する取組方針 空き家等対策の推進 11 (1) 空き家等の調査に関する事項 11 (2) 所有者等による空き家等の適切な管理 11 (3) 空き家等の流通促進 活用の取組 特定空家等に対する措置 14 (1) 特定空家等の判断に係る基本的な考え方 14 (2) 特定空家等に対する対策の措置と手続 18 (3) 既存法による措置について 19 (4) 緊急時における安全措置の対応について 空き家等対策の実施体制 20 (1) 空き家等対策の役割分担 20 (2) 空き家等相談窓口の開設 21 (3) 庁内組織体制 21 (4) 能美市空家等対策協議会 その他空き家等対策に関する事項 22 (1) 計画の進捗管理 22 (2) 条例について 22

3 序. 計画策定の目的 平成 25 年の住宅 土地統計調査 ( 総務省 ) によると 能美市の住宅総数 17,770 戸に対して 空き家数は 1,790 戸と推計され 10 戸に1 戸が空き家等という状況にある また 空き家数は前回 ( 平成 20 年 ) の調査結果と比較して 340 戸増加しており 今後も人口減少や少子高齢化 核家族化の進行などに伴い増加すると考えられる これらの空き家等の中には 相続での取得や経済状況などにより適正な管理がなされず放置されるものがあり 老朽化による屋根や壁などの落下や飛散などの安全面 ごみの放置や不法投棄による衛生面 火災や防犯 動物の侵入などの生活環境面 まちなみ景観の悪化など大きな問題を生じさせ 地域住民の安全で安心な暮らしを阻害する危険性がある 本市では 空き家等の増加やそれがもたらす問題は 市民生活の安心 安全を確保するうえで重要な政策課題であると認識し これまでも空き家等の利活用や管理不全となった空き家等の解消に取り組んできたものの 行政指導には限界があった 国では 全国的に適切な管理が行われない空き家等が深刻な社会問題となってきたことを受け 国 都道府県 市町村の緊密な連携のもとで 空き家等対策を総合的かつ計画的に推進するため 空家等対策の推進に関する特別措置法 ( 以下 特措法 という ) を平成 26 年 11 月に公布 平成 27 年 5 月に施行した この特措法では 市町村の役割として 空家等対策計画 を作成し これに基づく空き家等対策を実施していくことが位置づけられたことから 本市における空き家等対策の方向性を示すことを目的として 能美市空家等対策計画 を策定した 1

4 1. 能美市の空き家の現状と課題 (1) 能美市の概要 1 総人口 年齢 3 区分別人口 能美市の人口は 平成 22 年までの推移では増加傾向がみられるものの 国立社会保障 人口問題研究所の推計では 今後減少すると予想されている 年齢 3 区分別人口では 高齢人口の割合が増加しており 高齢化の進行がうかがえる 総人口の推移 年齢 3 区分別人口 ( 人 ) 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20, , , , , , ,276 39,934 42,033 45,077 能美市 全国 47,207 48,680 47,319 減少 ( 千人 ) 140, , ,000 80,000 60,000 40, % 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 年少人口 (0 14 歳 ) 生産年齢人口 (15 64 歳 ) 高齢人口 (65 歳以上 ) 20.4% 20.8% 20.9% 21.5% 22.3% 23.2% 63.0% 62.6% 62.6% 62.2% 61.8% 61.0% 10,000 20,000 20% 0 H2 H7 H12 H17 H22 H52 推計 0 10% 0% 16.6% 16.6% 16.5% 16.3% 16.0% 15.8% H21 H22 H23 H24 H25 H26 出典 : 国勢調査 (H2-H22) 国立社会保障 人口問題研究所 (H52) 出典 : 住民基本台帳 ( 各年 1 月 ) H25 以降は外国人を含む値 2 住宅数 世帯数 高齢者を含む世帯の内訳と住宅所有関係 新規住宅着工戸数 住宅数と世帯数は ともに平成 15 年 ~ 平成 25 年の 10 年間で増加傾向にあり 一世帯あたりの住宅数は1 以上で推移し 平成 20 年以降はわずかに増加している 高齢者を含む世帯内訳では その他の一般世帯( 高齢者のいない世帯 ) が減少傾向にある一方 高齢者の単身 夫婦のみの世帯が増加している 住宅所有関係では 高齢者夫婦世帯及び高齢親族のいる一般世帯の 94.5% が持ち家を所有しており 持ち家率が高い 1ヶ月あたり新規住宅着工戸数は 過去 3 年間で 3.2 戸増加しており 伸び率は 0.12 増となっている 住宅数と世帯数 高齢者を含む世帯内訳の推移 ( 戸 世帯 ) 住宅数世帯数一世帯あたりの住宅数 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5, , ,660 H15 ( 辰口除く ) 16,270 H20 14,950 17,770 H25 15, % 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 高齢者単身世帯高齢親族のいる一般世帯 高齢者夫婦世帯その他の一般世帯 62.0% 61.6% 62.0% 61.5% 59.0% 32.0% 30.8% 28.6% 26.3% 25.8% 3.5% 4.6% 5.9% 7.8% 9.5% 2.5% 3.0% 3.5% 4.4% 5.6% H2 H7 H12 H17 H22 出典 : 住宅 土地統計調査 (H15-H25) 出典 : 国勢調査 (H2-H22) 2

5 高齢者を含む世帯の住宅所有関係 1 ヶ月あたり新規住宅着工戸数の推移 持ち家民営の借家間借り 高齢者単身世帯 n=891 高齢者夫婦世帯 n=1, % 公営 都市機構 公社の借家給与住宅 94.5% 12.9% 2.3% ( 戸 ) 能美市新規住宅着工戸数 能美市伸び率 石川県伸び率 高齢親族のいる一般世帯 n=4,103 その他の一般世帯 n=9, % 94.5% 12.9% 3.2% 0% 20% 40% 60% 80% 100% H25 H26 H 出典 : 国勢調査 (H22) 出典 : 石川県新設住宅着工統計 H27 は 4 月 ~9 月の統計 (2) 空き家等の現状 1 平成 25 年度空き家調査結果 (ⅰ) 調査の対象 能美市内の8 校区 74 町を対象区域とし 共同住宅を除く戸建て住宅のみを調査の対象と した ( 売り家や賃貸物件も含む ) 校区 空き家数 (ⅱ) 調査の方法平成 23 年 9 月の買い物弱者調査 ( 能美市実施 ) でカ 宮竹小学校校区和気小学校校区 ウントした空き家について 住宅地図上に位置を記し 辰口中央小学校校区 93 湯野小学校校区 の各町会 町内会長へ郵送等により空き家情報につ 粟生小学校校区 20 いて確認したうえで 現地調査を実施した 寺井小学校校区 45 福岡小学校校区 39 (ⅲ) 調査の結果 浜小学校校区 127 調査の結果 空き家数は 433 戸であった 計 住宅 土地統計調査による空き家数 能美市の空き家数は 平成 15 年 ~ 平成 25 年の 10 年間で 880 戸増加し そのうち実質的空き家は 230 戸増加している 能美市の空き家率は 平成 20 年 ~ 平成 25 年の5 年間で 1.2 ポイント増加しており 近年の伸びが大きい 平成 25 年では その他の住宅 ( 実質的空き家 ) が 630 戸と空き家数の約 35% を占めている 空き家数の内訳と推移 ( 戸 ) 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1, 二次的住宅賃貸用の住宅売却用の住宅その他の住宅 ( 実質的空き家 ) 空き家率 15% 10.1% 8.6% 8.9% 1,790 1, H15 H20 H25 ( 辰口除く ) 10% 5% 0% 出典 : 住宅 土地統計調査 (H15-H25) 3

6 (3) 空き家数の予測 空き家のうち その他の住宅 ( 実質的空き家 ) の数について将来予測 (H30 年 H35 年 ) を行う 1 総住宅数 - 総世帯数 ( 野村総合研究所推計方法 ) 以下の推計式を用いて推計空き家数予測 = 総住宅数予測 - 総世帯数予測 総住宅数予測 =H25 住宅 土地統計調査の住宅数 + 住宅ストックの増分 ( 過去 5 年 ) 総世帯数予測 =H25 住宅 土地統計調査の世帯数 + 世帯数の増分 ( 過去 5 年 ) 上記で算出した空き家数の予測値に 空き家総数に占めるその他の空き家の割合 (H20 H25 平均値 ) を乗じて その他の住宅の予測値を算出すると H30 年で 1,008 戸 H35 年で 1,222 戸と予測できる 2 高齢化率との相関その他の住宅 ( 実質的空き家 ) 率は 高齢化率との相関が高く 高齢化率の高い都道府県ほどその他の住宅の率が高い 秋田 島根 高知 29 山形 27 鹿児島 高齢化率 (%) 25 館林 全国 群馬 石川 23 能美 21 東京 19 沖縄 その他の住宅率 (%) 本市の高齢化がこのまま進行すると H30 年及び H35 年における高齢化率は それぞれ 26% 27% 程度と推計されることから その他の住宅率は H30 年で約 6.2%(1,195 戸 )H35 年で約 7.2% (1,495 戸 ) と予測できる (ⅰ) 総住宅数 - 総世帯数 ( 野村総研推計方法 ) (ⅱ) 高齢化率との相関 総住宅数 総世帯数 空き家数 空き家率 その他のその他のその他のその他の住宅数住宅率住宅数住宅率 H30 19,270 16,970 2, % 1, % 1, % H35 20,770 17,980 2, % 1, % 1, % 1 2の結果から その他の住宅数は H30 年で 1,000~1,200 戸程度 H35 年で 1,200~1,500 戸程度に増加すると考えられる 4

7 (4) 市が実施している空き家等に関する対策 1 空き家バンク 市内の空き家等の有効活用と定住促進を目的として 能美市空き家バンク 制度を創設し 情報提供を行っている 登録数は年間 10 件程度となっている 空き家バンク実績 年度 登録 成立 ( 賃貸 ) 成立 ( 売買 ) 抹消 ( 取り壊し等 ) H H 計 空き家セミナー 行政 各種団体等による空き家セミナーの実施により 空き家等に関する情報提供や問題意識の啓発を推進する 3 空き家等補助制度 能美市空き家改修費等補助金 空き家バンクに登録された物件で 空き家を改修する所有者等又は入居者に対し 空き家の改修費用の一部を補助する < 補助金額 > 対象工事の2 分の1 以内 50 万円限度 5

8 < 補助対象住宅 補助対象者 > 空き家バンクに登録された物件であること 空き家所有者等と入居者の間で 売買又は賃貸契約が成立していること 補助対象住宅の改修について 所有者等の同意が得られていること 過去に当該補助金の交付を受けていないこと 店舗等の用途を兼ねる空き家( 店舗兼住宅 ) の場合 居住部分の床面積が当該家屋の延べ床面積の2 分の1 以上であること 能美市空き家清掃費等補助金 空き家バンクに登録された物件で 空き家を改修する所有者等又は入居者に対し 空き家の清掃費用の一部を補助する < 補助金額 > 対象費用の2 分の1 以内 5 万円限度 < 補助対象者 > 空き家バンク登録物件の所有者であること 空き家バンク登録物件の賃貸借契約又は売買契約が成立した入居者であること その他市長が認める者 ワーク イン レジデンス制度 定住を目的とし 地域活性化に資する店舗( 工房等 ) 兼住宅を取得または改修した際の費用の一部を補助する < 補助金額 > 補助金額 限度額 対象費用の 1/2 以内 50 万円限度 ( 県外者最大 50 万円 指定地域一般型最大 50 万円の加算 ) 伝統的工芸品後継者育成型対象費用の 4/5 以内 100 万円限度 ( 指定地域最大 50 万円の加算 ) < 実績 > 業種対象建物年代 家族構成移住前の居住地 H25 H26 H27 ハムソーセージ専門店 新築 30 代夫婦子 岐阜県高山市 農業者 空き家改修 30 代独身男性 高知県 (U ターン ) 九谷焼工房 空き家改修 20 代独身男性 北海道 カフェ 空き家改修 30 代独身女性 加賀市 カフェバー 新築 40 代独身女性 小松市 九谷焼工房 新築 20 代夫婦 小松市 九谷焼工房 新築 40 代夫婦子 小松市 九谷焼工房 中古改修 40 代夫婦子 能美市 ガラス工房 空き家改修 30 代夫婦 金沢市 九谷焼工房 空き家改修 30 代夫婦 東京都 九谷焼工房 空き家改修 30 代夫婦子 能美市 6

9 能美市創業支援補助金 市内在住者が創業する場合 空き家バンクに登録された物件及び未登録物件の購入 改修等に対する経費等の一部を補助する < 補助金額 > 対象費用の2 分の1 以内 基本額 50 万円限度 その他加算金有り < 補助対象者 > 市内居住者で市税等を滞納していない者であること 5 年以上事業展開を実施できると市長が認めた者 その他市長が認める者 7

10 (5) 自治会などにおける自主的な空き家等対策 佐野町会では 町会長が中心となり 町内空き家所有者に交渉して空き家を確保し 県立九谷焼技術研修所の学生 卒業生に賃貸のつなぎをしている また 寺井町の町屋や緑が丘の元店舗などは 周辺住民のコミュニティスペースとして開放して利用する いわゆる 住み開き を行い 空き家や空きスペースを有効活用している (6) 能美市における空き家等対策の課題 1 空き家等の増加 能美市の人口は 今後減少すると推計されている また 高齢化の進行とともに高齢者の単身 夫婦のみの世帯が増加しており 高齢者は持ち家率が高い傾向にある 能美市の新規住宅着工戸数は 近年増加しており 1 世帯あたりの住宅数も1 以上で増加傾向にあることから 住宅の供給過多の状況がうかがえる 能美市の空き家数は 平成 15 年 ~ 平成 25 年で 880 戸の増加が見られ 特に近年の空き家率の伸びが大きい 以上 現状としての空き家等の増加に加え 高齢化と高齢者の持ち家率の高さ 住宅の供給過多の状況より 能美市では将来的な空き家等の増加が懸念される 2 空き家等の相談苦情件数の増加 相談苦情件数は 増加傾向にあり 平成 26 年以降は年間 10 件以上となっている 相談苦情内容は 多様化しており 樹木 雑草の繁茂等 管理不全( ガラス破損 付属物破損等 ) が比較的多くなっている 空き家の相談苦情件数とその内容 H25 H26 H27 樹木 雑草の繁茂等 管理不全 ( ガラス破損 付属物破損等 ) 塀等の崩壊 家屋の倒壊 計 空き家等の対策 能美市の空き家等数は 平成 15 年 ~ 平成 25 年の 10 年間で 880 戸増加しており 特に近年の伸びが大きいにも関わらず 空き家バンクの登録件数は年間 10 件程度となっている 空き家等は 人口減少に加え 高齢化や核家族化により土地や家屋等を継承しても そこに住民がいないということが現象となって表れている 空き家等が存在すること自体は問題では無いが 管理不全や放置により地域住民の生活環境を悪化させることや 所有者不明の空き家等が存在することで将来の土地利用に支障をきたす可能性もある このことを踏まえ 管理不全の予防啓発や民間活動による適正管理 老朽化 危険建築物等の除却 地域資源としての活用など個別事例ごとに適した対策を総合的に実施することが求められる 8

11 2. 空き家等対策の基本方針 (1) 計画の対象区域 市内全域を対象とする 本市の空き家等は広く全域に分布していることから 本計画の対象とする地区は 能美市全域とする (2) 対象とする空き家等の種類 全ての空き家等を対象とする 本計画の対象とする空き家は 基本的には全ての空き家等とし 以下の特措法第 2 条 1 項の空家等の定義を踏まえる 建築物 又は これに附属する工作物 であって居住 その他の使用 がなされていないことが 常態 であるもの及びその敷地 ( 立木その他の土地に定着する物を含む ) をいう ただし 国又は地方公共団体が所有し 又は管理するものを除く 建築物 とは建築基準法( 昭和 25 年法律第 201 号 ) 第 2 条第 1 号の 建築物 と同義であり 土地に定着する工作物のうち 屋根及び柱又は壁を有するもの ( これに類する構造のものを含む ) これに附属する門又は塀等をいう これに附属する工作物 とはネオン看板など門又は塀以外の建築物に附属する工作物が該当する その他の使用 とは店舗 工場 倉庫 ホテル旅館など居住以外の使用とする 常態 とは建築物等が長期間にわたって使用されていない状態をいい 概ね1 年間を通して建築物等の使用実績がないこととする 長屋及び共同住宅等の建築物の一部において居住その他の使用がなされていないことが常態であるものについては空き家等に含まない (3) 計画期間 計画期間は平成 28 年度から平成 32 年度までの5か年とする 計画期間は 平成 28 年度から平成 32 年度の5 年間とし 市内における空き家等の動向や利活用の状況などを踏まえ 必要に応じて内容の改訂を行うものとする 9

12 (4) 空き家等の管理 活用に関する取組方針 本市の空き家等は 人口減少や少子高齢化に伴い今後増加すると予想され 空き家等に関する様々な問題が顕在化する可能性が高いことから 空き家等の管理 活用に関する取組みとして 適正管理 流通促進 除却の 3 つの方針を設定する 所有者等による空き家等の適正な管理 予防 啓発 空き家等は その所有者等が自己の責任において自主的に管理することが原則であるが 所有者が不明なものや所有者の経済状況等により適正に管理されない空き家等が発生する可能性がある 高齢夫婦や単身世帯の住宅においては次の世代へ円滑に継承されるよう市民意識の啓発 周知を行い空き家等の発生抑制に努める 空き家等においては 所有者等が自己責任により適正に管理するよう市民意識の啓発 周知に努める 所有者等の様々な事情等から適正管理が困難な場合においては 市民や町会 町内会 事業者等 市等が連携した対策や措置に努める 空き家等の流通促進 利活用 所有者等が売却 賃貸などを求める場合 基本的には民間の流通に委ねるものとするが 建築物の状態や所有者等の経済状況等によって 流通等が困難なものについて 空き家バンクへの登録や改修の支援等による流通の促進に努める ワーク イン レジデンス制度やその他空き家等の有効活用事業の推進や事業者との連携による活用策の検討など所有者の意識啓発 周知を含めた流通促進に努める 管理不全空家の解消 除却 旧耐震基準の木造住宅については 住宅の新陳代謝を促進することで安全安心な地域づくりに努める 所有者が不明のため放置されているものや所有者等による管理が不十分なもので 周辺地域の生活環境に影響を与える空き家等については 特措法に基づき適正に対処し 管理不全空き家等の解消に努める 10

13 3. 空き家等対策の推進 (1) 空き家等の調査に関する事項 空き家等の管理 活用を推進するため 次の調査を実施する 1 町会 町内会 市民等による空き家等実態調査の実施 74 の各町会 町内会長へ郵送等により空き家等情報について確認する 町会 町内会や市民等による通報( 空き家相談 苦情など ) により 空き家等の位置を把握する 空き家等の外観チェックシート等により 空き家の管理状況などを把握する 2 空き家等の所有者等の調査 空き家等実態調査の情報に基づき 土地建物登記簿 固定資産課税台帳 住民基本台帳 戸籍簿等のから 所有者等を把握する 3 空き家等のデータベース構築 空き家等実態調査や所有者等調査の結果及び関係部局に市民から寄せられる空き家等に関する情報などを一元化できるデータベースや台帳などを構築する (2) 所有者等による空き家等の適切な管理 1 空き家等の発生抑制と所有者等の適正管理の啓発 情報発信 住宅は個人資産だけではなく住み継ぐべき社会的なストックであるため 所有者の死後 相続が適切に行われず 空き家化することを予防するため 主に高齢者世帯を対象として 住まいを次代へ適切に引き継いでいくための意識啓発を検討する 空き家相談会や空き家対策セミナーなどの開催 広報やホームページ 回覧等を活用し 所有者等へ空き家等の適正な管理の重要性や管理不全の空き家等による周辺環境への影響などを啓発するとともに 空き家等に関する市の取組について広く周知する 2 各種団体等との連携促進 空き家等の管理代行 清掃 売買 賃貸 リフォーム 解体 相続 登記などに関する所有者等からの相談に対して 各種団体や NPO 等が実施しているサービス等の情報提供を行う 石川県宅地建物取引業協会の空き家総合相談窓口体制 (( 公社 ) 石川県宅地建物取引業協会 HP より ) 11

14 空き家(売却 賃貸したい)3 多様な空き家等管理の推進 空き家の管理は 第一義的には所有者等の責任において行われるべきであるが 今後の空き家等の増加が予測されるなか 高齢化や現在の住環境等さまざまな事情で管理しきれない空き家等も増加していくと見込まれることから 空き家等の管理を代行する民間事業者 団体等との連携や支援策等の検討を行う (3) 空き家等の流通促進 活用の取組 1 空き家バンクの充実 空き家等のうち民間不動産などの流通に乗りにくいものが 空き家バンクへ登録されることが多いため 空き家バンクへの登録が直接空き家の流通促進につながりにくい そのため 空き家バンクに登録された空き家等のうち そのまま利用が可能なもの リフォームなどの改修が必要なものに区分し リフォームが必要なものについては 所有者等が希望した場合に専門家などからリフォームのアドバイスをもらえる仕組みを構築する また 所有者等の経済状況等によりリフォームが困難な物件で 入居者による DIY などのリフォームが可能なものについても 専門家 資材業者などからアドバイスをもらえる仕組みを検討する さらに 改修費や清掃費等の補助金など 利活用に関し 所有者へのインセンティブを与え 流通を促進する制度を実施する 空き家バンク 民間流通 そのまま利用 リフォーム必要 リフォームアドバイス 借主 DIY アドバイス 2 既存空き家等の更なる有効活用 能美市は すでにワーク イン レジデンス制度で空き家等を店舗や工房等に活用する支援を行っている 全国的にも珍しいこの制度の維持発展をはじめ 空き家だけでなく 事業所 工場 倉庫等の空き施設も有効活用したサテライトオフィスやインキュベーション施設 商店 介護施設 幼児施設 多世代のコミュニティスペース シェアハウス ゲストハウス 試し住みなど地域活性化に資するリノベーションを検討 推進する 3 企業との連携による空き家等活用 能美市の企業誘致施策と連携し 進出企業に対して安定的に従業員の社宅を提供できるよう空き家バンクとの連携に努める 既に立地している企業や進出を検討している企業に対し 社宅 寮などのニーズを把握し 多様なニーズに対応できるよう空き家等の登録を推進し 企業誘致部局と空き家対策部局が連携したマッチングを推進する また 企業が市内の空き家等などを社宅や寮として活用する場合の改修費用について支援策を検討する 12

15 空き家有効活用奨励金 ( 石川県小松市 ) 小松市内の空き家を改修し 賃貸住宅として貸し出す場合 改修費用の一部を助成する 改修後 賃貸住宅として 10 年以上扱うことなどを条件とし 改修費用の 1/2( 限度額 40 万円 ) を補助 4 空き家等を有効活用できる人材育成や仕組みの構築 空き家や空きスペースの有効活用は ハード面だけでなく ソフト面からも支援する 空き家等の発掘や利活用を担う団体の活動や DIY スクール等の運営により 住むこと 暮らすことを住居の面から自分ごととして捉え 空き家等を資源として実践する市民の増加により 意識の醸成と担い手の増加を目指す 5 管理不全空き家等 老朽空き家等の除却支援 所有者等による空き家等の管理が十分に行き届かないため 現状のまま放置すると周辺環境に影響を与える可能性の高い空き家等 ( 管理不全空き家等 ) について 跡地を町会 町内会等が有効に活用し維持管理などを実施できるものであり 所有者等が空き家等の除却及び跡地を長期間市や町会 町内会に無償貸与することについて承諾した場合は 空き家等の除却を市が実施する制度などを検討する 昭和 56 年 5 月以前に建設された老朽空き家等は 有効活用のほかに除却も含めた支援を行うことで 既存建物または住宅地の新陳代謝を高めることにより安全で快適な住環境を形成する 除却支援については 自ら除却する人との公平性の確保 モラルハザード( 行政が対応してくれることを前提とした自らの管理責任の放棄 ) などの課題もあることから 緊急性や公益性等を十分に考慮しながら対応する 空き家の取り壊し工事費補助 ( 福井県越前町 ) 空き家の取り壊し 跡地をポケットパークとして 10 年以上 市に無償で貸すこと について所有者が承諾した場合 空き家所有者に解体費用を補助 跡地のポケットパーク整備 ( 福井県越前町 ) 解体前に 自治体と 維持管理に関する覚書 を締結し 維持管理について自治体の合意が得られた場合 整備及び排水工事 花壇 ベンチなどの設置 フェンス 標識 その他の安全施設の設置等を行う 6 所有者不明の空き家等の対応 管理不全で所有者が不明の空き家等については 特措法に基づいた措置のほか 相続財産管理人制度による執行等 その状況に応じて財産処分を行うなどにより 管理不全空き家等の解消に努める 13

16 4. 特定空家等に対する措置 (1) 特定空家等の判断に係る基本的な考え方 特定空家等に関する判断は 国土交通省が発表している 特定空家等に対する措置 に関する適切な実施を図るために必要な指針 ( ガイドライン ) に基づき 能美市空家等対策協議会に諮り慎重に判断する 特定空家判断の具体的な基準 1. そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態 (1) 建築物が倒壊等するおそれがある 目視箇所 判断箇所具体的な基準イ建築物の著しい傾斜部材の破損や不同沈下等により建築物に著しい傾斜が見られるかなどを基に総合的に判断 基礎に不同沈下がある 柱が 1/20 超傾斜しているロ建築物の構造耐力上主要な 1 基礎及び土台部分の損傷等基礎に大きな亀裂 多数のひび割れ 変形又は破損が発生しているか否か 腐食又は蟻害によって土台に大きな断面欠損が発生しているか否か 基礎と土台に大きなずれが発生しているか否かなどを基に総合的に判断 基礎が破損又は変形している 土台が腐朽 損傷 蟻害がある 土台の緊結金物に著しい腐食がある 基礎と土台にずれが発生している 2 柱 はり 筋かい 柱とはりの接合等構造耐力上主要な部分である柱 はり 筋かいに大きな亀裂 多数のひび割れ 変形又は破損が発生しているか否か 腐食又は蟻害によって構造耐力上主要な柱等に大きな断面欠損が発生しているか否か 柱とはりの接合状況などを基に総合的に判断 複数の柱 はりにずれが発生している 複数の筋かいに大きな亀裂が発生している 柱 はり 筋かいが腐朽 破損又は変形している 地震時に建築物に加わる水平力に対して安全性が懸念される 堆雪時に建築物に加わる荷重に対して安全性が懸念される 14

17 (2) 屋根 外壁等が脱落 飛散等するおそれがある 目視箇所 判断箇所具体的な基準イ屋根ふき材 ひさし又は軒全部又は一部において不陸 剥離 破損又は脱落が発生しているか否か 緊結金具に著しい腐食があるか否かなどを基に総合的に判断 屋根が変形している 屋根ふき材が剥落している 軒の裏板 たる木等が腐朽している 軒がたれ下がっている 雨樋がたれ下がっているロ外壁全部又は一部において剥離 破損又は脱落が発生しているか否かなどを基に総合的に判断 壁体を貫通する穴が生じている 外壁の仕上げ材料が剥落 腐朽又は破損し 下地が露出している 外壁のモルタルやタイル等の外装材に浮きが生じている ハ看板 給湯設備 屋上水槽等転倒が発生しているか否か 剥離 破損又は脱落が発生しているか否か 支持部分の接合状況などを基に総合的に判断 看板の仕上材料が剥落している 看板 給湯設備 屋上水槽等が転倒している 看板 給湯設備 屋上水槽等が破損 脱落している 看板 給湯設備 屋上水槽等の支持部分が腐食しているニ屋外階段又はバルコニー全部又は一部において腐食 破損又は脱落が発生しているか否か 傾斜が見られるかなどを基に総合的に判断 屋外階段 バルコニーが腐食 破損 脱落している 屋外階段 バルコニーが傾斜しているホ門又は塀全部又は一部においてひび割れや破損が発生しているか否か 傾斜が見られるかなどを基に総合的に判断 門 塀にひび割れ 破損が生じている 門 塀が傾斜している 15

18 (3) 擁壁が老朽化し危険となるおそれがある目視箇所 判断箇所具体的な基準イ擁壁等擁壁の地盤条件 構造諸元及び障害状況並びに老朽化による変状の程度などを基に総合的に判断 擁壁表面に水がしみ出し 流出している 水抜き穴の詰まりが生じている ひび割れが発生している擁壁の種類に応じて それぞれの基礎点 ( 環境条件 障害状況 ) と変状点の組み合わせ ( 合計点 ) により 擁壁の劣化の背景となる環境条件を十分に把握した上で 老朽化に対する危険度を総合的に評価 宅地擁壁老朽化判定マニュアル( 案 ) ( 国土交通省都市局都市安全課 ) 2. そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態目視箇所 判断箇所状態の例イ建築物又は設備の破損等 吹付け石綿等が飛散し暴露する可能性が高い状況 浄化槽等の放置 破損等による汚物の流出 臭気の発生があり 地域住民の日常生活に支障がある 排水等の流出による臭気の発生があり 地域住民の日常生活に支障があるロごみ等の放置 不法投棄 ごみ等の放置 不法投棄による臭気の発生があり 地域住民の日常生活に支障がある ごみ等の放置 不法投棄により 多数の鼠 蝿 蚊等が発生し 地域住民の日常生活に支障がある 3. 周囲の景観と著しく不調和な状態目視箇所 判断箇所状態の例イ建築物 敷地等 地区計画など地域で定められた景観保全に係るルールに著しく適合しない状態 屋根 外壁等が 汚物や落書き等で外見上大きく傷んだり 汚れたまま放置されている 多数の窓ガラスが割れたまま放置されている 看板が原型を留めず本来の用をなさない程度まで 破損 汚損したまま放置されている 立木等が建築物の全面を覆う程度まで繁茂している 敷地内にごみ等が散乱 山積したまま放置されている 16

19 4. その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態目視箇所 判断箇所状態の例イ立木 立木の腐朽 倒壊 枝折れ等が生じ 近隣の道路や家屋の敷地等に枝等が大量に散らばっている 立木の枝等が近隣の道路等にはみ出し 歩行者等の通行を妨げているロ空家等に住みついた動物等 動物の鳴き声その他の音が頻繁に発生し 地域住民の日常生活に支障を及ぼしている 動物のふん尿その他の汚物の放置により臭気が発生し 地域住民の日常生活に支障を及ぼしている 敷地外に動物の毛又は羽毛が大量に飛散し 地域住民の日常生活に支障を及ぼしている 多数の鼠 蝿 蚊 のみ等が発生し 地域住民の日常生活に支障を及ぼしている 住みついた動物が周辺の土地 家屋に侵入し 地域住民の生活環境に悪影響を及ぼすおそれがある シロアリが大量に発生し 近隣の家屋に飛来し 地域住民の生活環境に悪影響を及ぼすおそれがあるハ建築物等の不適切な管理等 門扉が施錠されていない 窓ガラスが割れている等不特定の者が容易に侵入できる状態で放置されている 屋根の雪止めの破損など不適切な管理により 空き家からの落雪が発生し 歩行者等の通行を妨げている 周辺の道路 家屋の敷地等に土砂等が大量に流出している 17

20 (2) 特定空家等に対する対策の措置と手続 管理不全となった空き家等について 特措法に基づく特定空家等の判断と行政代執行までの流れは以下のフローの通りとする 所有者等へ確認是正の要請 管理不全な空き家 現地調査目視調査 所有者特定 特措法対応の要否判断 町会 町内会等からの情報提供 固定資産課税台帳等の開示 法 10 条 1 所有者等へ通知 立入調査 法 9 条 2 特定空家の判断 法 2 条 2 能美市空家等対策協議会による審査 所有者等が空き家等の管理不全な状態を解消し 市が確認した段階で措置は終了となる 意見書の提出公開による意見の聴取 法 14 条 5 特定空家の認定 法 2 条 2 助言 指導 法 14 条 1 勧告 法 14 条 2 事前通知 法 14 条 4 命令 法 14 条 3 標識設置 公示 法 14 条 11 所有者不明の場合 税務課へ勧告した旨を報告 能美市空家等対策協議会意見内容の諮問 公告略式代執行 法 14 条 10 戒告書による通知 法 14 条 9 代執行令書による通知 法 14 条 9 代執行の実施 法 14 条 9 18

21 (3) 既存法による措置について 管理不全となった空き家等に対する対応として 特措法のほか 建築基準法 消防法 道路法 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 災害対策基本法等の既存法での対応も考えられることから 当該空き家等の状況を踏まえ総合的に判断する 空き家管理に関する法令 ( 抜粋 ) 法律範囲主な概要 建築基準法 道路法 廃棄物処理法 消防法 災害対策基本法 勧告命令代執行命令命令代執行命令代執行一時使用収用除却 損傷 腐食その他の劣化が進み そのまま放置すれば著しく保安上危険となり または著しく衛生上有害となるおそれがある建築物の除去 移転 改築 増築 修繕 模様替え 使用中止 使用制限その他保安上または衛生上必要な措置をとることを勧告 命令 行政代執行することができる 建築基準法第 10 条 保安上危険な建築物等に対する措置 道路管理者は 道路 ( 第 71 条 ) 及び条例で指定する沿道区間 ( 第 44 条 ) において道路の構造または交通に支障を及ぼすおそれのある行為を防止するために必要な措置を命ずることができる 道路法第 43 条 道路に関する禁止行為 一般廃棄物処理基準に適合しないごみや産業廃棄物等の不法投棄等により 生活環境の保全上支障がある場合に 市町村長は支障の除去 防止に必要な措置を命ずることができる 命令に従わない場合は 代執行することができる 廃棄物処理法第 19 条の 4 一般廃棄物に対する措置命令 消防長 消防署長 その他の消防吏員は 屋外において火災の予防上危険な場合等について 空き家の周辺に放置された燃焼のおそれのある物件などの除却等を命ずることができる 消防長又は消防署長は措置を履行しないとき等は 代執行することができる 消防法第 3 条 屋外における火災の予防又は障害除去のための措置命令等 市町村長は 応急措置を実施するため緊急の必要があると認めるときは 当該市町村の区域内の他人の土地 建物その他の工作物を一時使用し 又は土石 竹木その他の物件を使用し 若しくは収用することができる また 現場の災害を受けた工作物又は物件で 当該応急措置の実施の支障となるものの除去その他必要な措置をとることができる この場合において 工作物等を除去したときは 市町村長は 当該工作物等を保管しなければならない 災害対策基本法第 64 条 応急公用負担等 (4) 緊急時における安全措置の対応について 災害が発生し 又はまさに発生しようとしている場合においては災害対策基本法における応急公用負担等を実施するが 空き家等の所有者等に対して 指導等を行う時間的余裕がなく 市民等の生命 身体又は財産に被害を及ぼすことが明らかであり かつ 緊急安全措置の実施がやむを得ないと判断した場合は 原因となっている空き家等に必要な措置を行うものとする 19

22 5. 空き家等対策の実施体制 (1) 空き家等対策の役割分担 空き家等対策は所有者等だけの問題では無く 地域のまちづくりの課題でもあることから 町会 町内会等の地域 建築や不動産に関わる関連団体 企業 行政が連携し 空き家の解消と適正管理などの対策に取り組む必要がある 地域 ( 町会 町内会 NPO) 空き家調査支援 管理不全空き家の報告 地域内空き家の管理代行 流通促進の支援 連携 状況把握見守り支え合い 連携 支援 相談提案情報提供管理代行 関係団体 企業 所有者へのアドバイス 管理物件の適正管理 管理代行サービス 空き家の流通促進 社宅利用等 空き家等所有者等 空き家化の予防 抑制 空き家の適正管理 空き家の解消 利活用 管理不全状態の解消 啓発 支援助言 指導 能美市 相談窓口一元化 空き家対策の実施 所有者 地域の取組み支援 空き家データベース化 連携 支援 20

23 (2) 空き家等相談窓口の開設 空き家等に関する多岐にわたる相談に対し 迅速にかつ適正に対応するため能美市市民生活部内に空き家等に関する総合窓口を設置し 空き家等に関する情報の一元化や関連部局との共有化を推進する (3) 庁内組織体制 能美市空家等対策庁内連絡会議を設け 市内の空き家等に関する情報の共有化を進めるとともに 定期的に対策協議などを実施する 担当部署担当内容役割 地域振興室 環境生活課 事務局 総合窓口 ( 相談体制 空き家利活用 ) 総合窓口 ( 相談体制 環境面 ) 活用 ( 空き家バンク 改修 家財道具処分補助 ) 総合窓口 庁内連絡会 空家対策協議会の開催 環境生活に関する適正な管理促進 調査 助言など 建築住宅室 建築基準法 建物に関する立ち入り調査 建築基準法 都市計画課 都市計画法 土地利用条例 都市計画法など 税務課 地方税法 地方税法 課税台帳 防災対策室 防災 消防法 災害対策基本法等 地域防災計画 災害対応 その他必要に応じて関係担当課と連携する (4) 能美市空家等対策協議会 本計画を検討する法定組織を継続し 空き家等対策全般について専門的な立場から協議を実施するとともに 特定空家等の認定や意見書に対する内容の答申を行う 組織行政市議会市民法務関係建築関係司法書士宅建業者行政書士学識者有識者 役職市長市総務常任委員会委員長市町会連合会弁護士会県建築士会県司法書士会県宅地建物取引業協会県行政書士会大学教授まちづくり団体等 21

24 6. その他空き家等対策に関する事項 (1) 計画の進捗管理 本計画の進捗管理を行うため 定期的に能美市空家等対策協議会を開催し 空き家等対策について意識啓発や支援等の事業実績や現状の課題を報告し 必要に応じて計画の見直しを行う 別途策定済みの 能美市総合戦略 において設定されている空き家等の対策に伴う 重要業績評価指標 (KPI) についても実績を報告し 必要に応じて目標の見直しや事業の新設 改善 廃止等を検討する (2) 条例について 特措法の施行は 自治体が事務執行をする根拠の法律となった しかし 同法ではカバーできない領域や具体的な事務執行に関し具体的な対応が記載されていないこともある 住民の生活環境の保護やスムーズな事務執行を行う上で 必要であると判断すれば 条例化について具体的内容を検討していくこととする 22

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