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みいかひきぎ
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2 当別町住宅マスタープラン概要版目次 1. 計画の目的 1 (1) 計画の背景と目的 1 (2) 計画期間 1 (3) 計画の位置づけ 1 2. 当別町の住宅事情と住宅施策の課題 2 (1) 当別町の住宅住環境をとりまく状況課題 2 (2) 関連既定計画課題 4 (3) 町営住宅の現状課題 4 (4) 町営住宅入居者の状況と需要課題 5 (5) 町営住宅改善事業の状況課題 6 (6) 住民意向課題 6 3. 住宅施策の基本理念基本目標 8 (1) 基本理念 8 (2) 基本目標 8 (3) 将来人口世帯数の設定住宅住環境施策の展開方向 12 (1) 基本目標 1 快適で住みたくなる住まいづくり 12 (2) 基本目標 2 安心して暮らし続けられる住まいづくり 13 (3) 基本目標 3 強みを活かした活気ある暮らしづくり 16 (4) 基本目標 4 自然を大切にする住まいづくり 17 図表中の構成比や割合の個々の数値は母数に対する比率であり合計が 100.0% とならない場合があります

3 1. 計画の目的 1. 計画の目的 (1) 計画の背景と目的国は昭和 41 年に制定された住宅建設計画法に基づく住宅建設五箇年計画の下で8 期 40 年にわたる住宅政策の枠組みを見直し新たな住宅政策の理念や制度等を定める法律として平成 18 年 6 月に住生活基本法を制定しました北海道では同法に基づき平成 19 年 2 月に策定した後平成 24 年 3 月に全計画を見直した北海道住生活基本計画を策定しています当別町では平成 9 年度に町営住宅再生マスタープランを策定し町営住宅の管理を行ってきましたが本町での少子高齢化の進行や環境問題への高まり財政の悪化など住宅をとりまく環境に大きな変化がみられることから新たな住宅施策の基本方針が必要となっていますこうした背景を受け本計画は本町の特性に応じた住宅供給に係る事業等の推進を図るため住宅事情等に係る現状分析及び課題整理住宅対策の基本的方向地域特性に応じた具体的施策の展開方向等を明らかにし良好な住環境の形成を目指すために当別町住宅マスタープランを策定します (2) 計画期間本計画は中長期的な視点から今後の住宅住環境に関する施策のあり方を総合的にとらえる必要があることから平成 25 年度から平成 34 年度の 10 年間としますまた計画内容は社会情勢の変化事業の進捗状況等に応じて概ね5 年ごとに見直しを行います (3) 計画の位置づけ本計画は総合計画である当別町第 5 次総合計画の住宅分野における基本計画であるとともに北海道住生活基本計画との整合を図り町の関連計画との連携による施策の基本的な展開方向を定める総合的な住宅住環境づくりの指針となります図本計画の位置づけ ( 上位計画 ) 当別町第 5 次総合計画当別町都市計画マスタープラン改訂版 ( 町の関連計画 ) 当別町景観計画当別町地域福祉計画など ( 住宅分野の上位計画 ) 当別町住宅マスタープラン ( 広域の関連計画 ) 北海道住生活基本計画 ( 町営住宅の活用計画 ) 当別町町営住宅長寿命化計画 ( 道営住宅の関連計画 ) 道営住宅長寿命化計画 1

4 2. 当別町の住宅事情と住宅施策の課題 (1) 当別町の住宅住環境をとりまく状況課題 1 少子高齢化に対応した住宅住環境の形成平成 12 年以降人口及び世帯数とも減少傾向世帯人員も小規模化 65 歳以上人口が 1/4 となるなど少子高齢化課題子供から高齢者障がい者まで誰もが安心して暮らせるユニバーサルデザインの推進やサービス付き高齢者向け住宅の整備等住み続けたい人が安心して暮らせる住宅住環境の形成が必要です図総人口総世帯数の推移口世帯数(人世 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5, ,507 15,825 5,283 5, , ,778 19,982 18,766 6,943 7,723 7,579 7,400 帯)資料 : 国勢調査 ( 各年 10 月 1 日 ) 0 昭和 60 年平成 2 年平成 7 年平成 12 年平成 17 年平成 22 年総人口総世帯数世帯人員世帯人員(人口 / 世帯)人図年齢別人口構成比の推移 100% 80% 1,844 人 (11.2%) 2,241 人 (14.2%) 2,865 人 (14.6%) 3,524 人 (17.0%) 4,052 人 (20.3%) 4,594 人 (24.6%) 老年人口 (65 歳 ~) 60% 40% 11,418 人 (69.2%) 11,002 人 (69.5%) 13,270 人 (67.5%) 13,732 人 (66.1%) 13,001 人 (65.1%) 11,931 人 (63.9%) 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 20% 0% 3,245 人 (19.7%) 2,582 人 (16.3%) 3,537 人 (18.0%) 3,522 人 (17.0%) 2,919 人 (14.6%) 2,158 人 (11.6%) 昭和 60 年平成 2 年平成 7 年平成 12 年平成 17 年平成 22 年年少人口 (0~14 歳 ) 資料 : 国勢調査 ( 各年 10 月 1 日 ) 合計値に年齢不明は含まない 2 生み育てる環境を支援する住宅住環境の形成 14 歳以下人口の減少は近年その減少傾向が加速課題まちの活力を維持し良好なコミュニティを形成するために子供を生み育てる環境の整備や子育て世帯を支援する住宅住環境の形成が必要です 2

5 ２当別町の住宅事情と住宅施策の課題 ③ 持ち家のリフォームの推進持ち家には約７割の世帯が居住 65 歳以上の高齢親族のいる世帯では約９割の世帯が持ち家に居住課題今後も高齢化の進行が予想されるなか持ち家の高齢者に対応したリフォームをはじめ住み慣れた持ち家に住み続けられるよう持ち家のリフォームを推進することが必要です図住宅所有関係別世帯数構成比の推移 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 1.0% 2.2% 1.4% 1.9% 1.9% 1.2% 1.8% 2.9% 2.4% 4.4% 8.0% 6.9% 19.0% 20.4% 21.9% 20.9% 21.4% 19.5% 6.1% 6.2% 6.1% 5.7% 8.3% 9.5% 61.1% 62.0% 67.0% 68.9% 68.1% 71.9% 間借り等給与住宅 88.2% 民間借家公的借家持ち家昭和60年平成２年平成７年平成12年平成17年平成22年資料国勢調査各年10月１日 ④ 0.8% 4.0% 0.2% 6.8% 平成22年 (65歳以上高齢者親族) 定住促進を支援する住宅住環境の形成通勤通学で約 3,000 人前後が札幌と当別町を行き来しておりその他石狩市や江別市等広域的な住宅需要北海道医療大学の学生が約 700 人程度居住課題人口減少の中広域的な住宅需要に対応し転入人口の増加定住の促進を図るために持ち家の取得支援や民間賃貸住宅による受け皿の確保学生の定住促進を図る必要があります図従業地通学地の状況平成 22 年国勢調査図平成 24 年度自宅自宅外在住学生数割合当別町自宅外 679人 23.5% 自宅通学 1,477人 51.2% 当別町を除く自宅外 731人 25.3% 平成24年度大学在籍数大学院除く 2,887人資料北海道医療大学３

6 5 民間賃貸住宅と町営住宅の役割分担民間賃貸住宅の割合が約 2 割民間賃貸住宅家賃は概ね 35,000 円 ~60,000 円程度で札幌と同程度課題町営住宅は民間賃貸住宅には入居しづらい高齢者や障がい者低所得者等の住宅セーフティネットとしての役割を中心に民間賃貸住宅を補完する役割を担うことが必要です (2) 関連既定計画課題 1 他施策との連携によるまちづくりに寄与する住宅住環境の整備当別町第 5 次総合計画や当別町都市計画マスタープラン改訂版では住宅地開発や民間賃貸住宅の供給促進といった定住施策が展開当別町耐震改修促進計画では住宅耐震診断費用の支援制度を実施課題例えば子育て世帯向けの住宅の確保により新たな定住需要を喚起し定住促進が図られるよう建替え団地の計画等において 3LDKといった家族世帯向けの住宅の整備を図ることが必要であるとともにこうした庁内の他施策との連携による住宅住環境の整備が必要です (3) 町営住宅の現状課題 1 簡易耐火構造平屋建ての建替えの推進 4 簡易耐火構造平屋建てのうち全 346 戸が平成 24 年度末で耐用年数を経過計画期間である今後 10 年以内には 374 戸 ( 全公営住宅数の 75%) が耐用年数を経過課題老朽化した町営住宅は財政状況や需要等を勘案しながら計画的な建替えの推進や用途廃止等を図ることが必要です表町営住宅の団地別概要 ( 単位 : 戸世帯 ) 団地名種別構造階数建設年度管理戸数入居世帯数入居率もみじ団地町営簡平 1 階 S38~40, % ひまわり団地町営簡平 1 階 S43~ % S46,47,53, 町営簡平 1 階樺戸団地 54, % 町営簡二 2 階 S62, % 樺戸団地小計 % みずほ団地町営簡平 1 階 S % 末広団地町営簡平 1 階 S38~ % 町営簡二 2 階 S % 末広団地小計 % 春日団地町営簡平 1 階 S % 町営耐火 3 階 H5~ % 町営耐火 4 階 H7~ % 春日団地小計 % 東町団地町営簡平 1 階 S45~ % 町営簡二 2 階 S % 東町団地小計 % 北栄団地町営簡平 1 階 S53,54, % 合計 % ( 当別町調べ平成 24 年 7 月 11 日現在 )

7 2. 当別町の住宅事情と住宅施策の課題図構造別耐用年数経過状況 ( 戸 ) 計耐火簡二簡平 0 耐用年数 1/2 経過 4 平成 24 年度末耐用年数経過 8 8 耐用年数 1/2 経過平成 25~34 年度末耐用年数経過 ( 平成 24 年度末時点 ) 2 耐火構造の長寿命化耐火構造である春日団地は築後 15 年以上を経過し今後屋根や外壁等の修繕が必要課題良好な居住水準を長期に渡って維持できるように耐火構造について計画的な修繕を行い長寿命化を図ることが必要です 3 町営住宅の地域需要と適正配置町営住宅は本町地域に 7 団地 490 戸が立地し西部地域には 1 団地 8 戸のみ平成 24 年住民基本台帳人口では本町地域で 4,336 世帯西部地域で 2,503 世帯が居住しそのうち町営住宅に入居することが可能な低所得者は本町地域で推定 800 世帯西部地域で推定 280 世帯課題町営住宅入居者は今後さらに高齢者や障がい者等が増加することが予想されることや空き家をつくらないことを考えると JR 駅周辺にあり買い物や通院通学といった交通利便性や生活利便性の高い地域に立地することが望ましいため本町地域西部地域共に町営住宅の立地を検討し地域の需要と適正な配置を図ることが必要です (4) 町営住宅入居者の状況と需要課題 1 需要と事業入居状況を勘案した活用の推進当別町第 5 次総合計画では概ね 10 年後に人口 2 万人を目標町営住宅入居率は 87.6% 応募状況は 1.6 倍程度 ( 平成 24 年度 9 月末日現在 ) 課題町営住宅の底堅い需要や入居状況建替事業の進み具合等を勘案しながら現実的な無理のない将来管理戸数の設定や活用方針を定めることが必要です 5

8 (5) 町営住宅改善事業の状況課題 1 長寿命化型改善を活用した改善事業の推進外壁塗装や屋根修繕等の既存ストックの計画修繕を図り長寿命化を実施課題近年財政状況等を勘案すると老朽ストックの建替はスローペースにならざるを得ないことから耐火構造はもとより一定期間管理しなければならない簡易耐火構造においても長寿命化型改善を活用した改善事業の推進が必要です (6) 住民意向課題住宅施策に関わる住民意向調査対象 : 町内に居住する全世帯調査期間 : 平成 24 年 9 月 11 日 ~9 月 24 日配布方法 : 郵送投函回収方法 : 郵送回収配布回収状況配布数 :7,285 票回収数 :2,372 票回収率 :32.6% 1 持ち家のリフォームの推進持ち家のリフォームは 40.3% が未実施持ち家のバリアフリーは 41.1% が未対応高齢者のための設備工事は 65 歳以上の世帯で工事していないが 38.4% 耐震改修工事で工事を実施したが 2.8% 自宅の維持補修の費用負担は若い世代で負担感が高割合課題今後高齢化が進む中で住み慣れた住宅で住み続けられるようにバリアフリー改修や安全を確保する耐震改修等の持ち家のリフォームを推進することが必要です 2 住宅セーフティネットの確保民間賃貸住宅のうち町営住宅の入居基準を満たす世帯全員の収入が 300 万円未満の世帯は夫婦のみの世帯が 33.3% 夫婦と子供の世帯が 24.4% 一人親と子供世帯が 83.3% 概ねの町営住宅の入居基準は 2 人世帯では 350 万円未満の世帯課題今後人口及び世帯は減少することが予想されますが高齢化が進むとともに母子父子世帯も年々増加しており経済状況から年収の増加が見込めない世帯も多くなることが考えられることから町営住宅の低廉な家賃による住宅セーフティネットの確保が必要です 6

9 2. 当別町の住宅事情と住宅施策の課題 3 再生可能エネルギー設備の普及太陽光エネルギー設備のうち太陽熱温水器は 1.1% が設置太陽光発電パネルは 1.9% が設置高気密高断熱のための二重サッシ複層ガラスの窓は未設置が 16.7% 課題近年温暖化等の地球環境問題の顕在化や東日本大震災による原発事故に端を発した節電自然エネルギー活用への機運など省エネルギー再生可能エネルギーへの関心は高く省エネルギーの推進再生可能エネルギー設備の利用の検討が必要です 4 住情報の充実住情報の提供で回答が多いのは不動産業業者組合の総合誌インターネット口コミ住情報の満足度では不満が満足を上回り借家世帯では不満が高割合課題通勤や学生等による広域的な借家需要がみられることから転入世帯の促進や定住人口の増加を支えるインフラとしてインターネットを含めた住情報の充実が必要です 5 当別町らしい住環境の確保当別町が暮らしやすいと回答している世帯は 37.7% 町内に住み続けたい ( 今住んでいる所で暮らしたい + 町内の違う所で暮らしたい ) と回答している世帯は 52.6% 住環境で満足度が高いのは駐車スペース給水風呂水回り庭や菜園や畑自然環境課題美しい自然環境や身近に自然を感じられる環境ゆとりある敷地環境といった当別町らしい住環境の確保を図り引き続き住民の満足度の向上を目指す必要があります 6 マナーの向上近隣コミュニティ活動で満足が高い項目は住宅周りの美観や清掃ごみ拾いであり不満が高い項目は路上駐車課題美しく住宅地の中で快適に暮らせるために住民同士のマナーの向上が必要です 7 雪対策を推進し安全に暮らせる住まいづくり今後推進すべき施策では雪対策を推進した安全安心な住環境づくりが 54.9% 続いてセーフティネットとしての公営住宅の確保や老朽公営住宅の建替え今後住み替えたい世帯の一番の理由は冬の除雪等がつらい課題今後高齢化がさらに進行していくと予想される中で高齢者や障がい者子供や誰もが冬期に安全に安心して暮らせる住まいづくりが必要です 7

こうしたまちづくりの基本的な方向性を踏まえ住宅施策の基本理念は身近に感じられる豊かな自然環境を大切にし当別町にずっと住み続けたい人が安心して住み続けられ当別町に住みたいという人が増え活き活きと暮らせる住環境の形成を目指し以下の理念を掲げます - 基本理念 - 自然を身近に感じ当別に暮らしたくなる安心快適な住まいづくり (2) 基本目標

10 (1) 基本理念 3. 住宅施策の基本理念基本目標当別町第 5 次総合計画 ( 平成 21 年度概ね 10 年 ) におけるめざす姿は自然を身近に感じ活力に満ちた美しいまち当別としており地域づくり生活環境分野における基本目標は住みよいまちづくりとして住宅施策としてゆとりある宅地の供給公営住宅の管理を進めることとしていますこうしたまちづくりの基本的な方向性を踏まえ住宅施策の基本理念は身近に感じられる豊かな自然環境を大切にし当別町にずっと住み続けたい人が安心して住み続けられ当別町に住みたいという人が増え活き活きと暮らせる住環境の形成を目指し以下の理念を掲げます - 基本理念 - 自然を身近に感じ当別に暮らしたくなる安心快適な住まいづくり (2) 基本目標基本理念を実現するために本計画の基本目標について 1 転入者 2 町民 3 町の長所 4 豊かな自然環境の4つの視点を持って以下のように設定し今後の住環境整備を具体的に進めて行きます基本目標 1 快適で住みたくなる住まいづくり当別町では人口減少が進む中周辺市とは広域的な往来や大学もあり豊かな自然環境や農業等に魅力を感じ移住や定住を図る人も見られます今後若年世帯を初めとした定住の促進やさらにはライフスタイル等の住宅需要にあわせて町営住宅や民間賃貸住宅持ち家といった多様な選択が可能な住宅を確保し町に住みたい人が定住できる住環境の形成を目指します基本目標 1を支える基本施策は以下のとおりです - 基本施策 1-1 子育て世帯等の定住促進 2 北国にふさわしい良質な住宅ストックの形成 3 住情報の充実 8

11 3. 住宅施策の基本理念基本目標基本目標 2 安心して暮らし続けられる住まいづくり当別町では今後も少子高齢化の進行が予想されます今後の住宅施策においては高齢者等の中古住宅の住み替え促進高齢者向け住宅の確保現在住んでいる住宅の高齢者向け等の各種リフォームの推進リフォーム業者の技術力向上セーフティネットとしての町営住宅の確保雪に強い住宅住環境の形成など当別町に住み続けたい町民のために安全安心に暮らせる住宅住環境づくりを推進します基本目標 2を支える基本施策は以下のとおりです - 基本施策 2-1 誰もが安心して住める住宅の仕組みづくり 2 既存住宅の住環境の向上 3 住宅セーフティネットとしての町営住宅の整備改善 4 雪に強い住宅住宅地の形成基本目標 3 強みを活かした活気ある暮らしづくり当別町は JRにより札幌都心部まで約 40 分と交通アクセス性が高くまた医療系の大学があり一定の学生が当別町に居住するという北海道の町では大変貴重な強みを有していますまた医療系学生は少子高齢化の中で身近な将来モデルの提示やボランティアや消費への貢献等可能性が高くこうした強みを最大限活用して活気が感じられる暮らしをつくります基本目標 3を支える基本施策は以下のとおりです - 基本施策 3-1 JR 駅周辺を中心としたまちなかの未利用地を活用した住宅建設の推進 2 大学生の町内居住促進基本目標 4 自然を大切にする住まいづくり当別町の魅力は身近に感じられる美しい自然とその恵みを活用した農業及び農産物です当別町が将来にわたって持続できるように負荷低減のための再生可能エネルギー等の活用や低炭素化に向けた取り組み優良田園住宅建設促進等により元気で活気ある町を創出する住まいづくりを進めます基本目標 4を支える基本施策は以下のとおりです - 基本施策 4-1 再生可能エネルギー等の活用 2 低炭素化に向けた取り組み 3 優良田園住宅等ゆとりある住宅建設の促進 9

12 (3) 将来人口世帯数の設定平成 34 年における将来人口や住宅所有関係別世帯数は下表のように設定します表住宅所有関係別世帯数の設定平成 22 年 ( 国勢調査 ) 平成 34 年 ( 設定値 ) 総人口 18,766 人 1 20,000 人総世帯数 7,386 世帯約 8,700 世帯平均世帯人員 2.54 人 / 世帯 2.3 人 / 世帯住宅に住む一般世帯数 7,317 世帯約 8,660 世帯持ち家 5,259 世帯約 6,600 世帯公的借家世帯約 420 世帯民間借家 1,389 世帯約 1,500 世帯給与住宅 133 世帯約 50 世帯間借り等 89 世帯約 90 世帯 1 当別町住宅マスタープランにおいては当別町第 5 次総合計画及び当別町都市計画マスタープラン改訂版に即し 20,000 人と設定しております当別町住宅マスタープランの基本理念及び基本目標を基準とし目標実現に対応できるよう推進してまいります 2 平成 24 年 7 月現在町営住宅入居世帯数 10

13 3. 住宅施策の基本理念基本目標表施策の体系基本理念自然を身近に感じ当別に暮らしたくなる安心快適な住まいづくり基本目標 1 快適で住みたくなる基本目標 2 基本目標 3 住まいづくり安心して暮らし続けられる住まいづくり強みを活かした活気ある暮らしづくり基本目標 4 自然を大切にする住まいづくり - 基本施策 - 1 子育て世帯等の定住促進親世帯等の近隣への居住二世帯住宅等による定住促進の検討 2 北国にふさわしい良質な住宅ストックの形成北方型住宅の普及啓発 3 住情報の充実空き家バンク住替え制度の確立家賃債務保証制度の周知住宅性能評価の周知 1 誰もが安心して住める住宅の仕組みづくり住み替えによるミスマッチ解消の活用仕組みづくりの検討住宅のユニバーサルデザイン化の推進サービス付き高齢者向け住宅の整備促進 2 既存住宅の住環境の向上住宅リフォームの促進既存住宅の耐震診断耐震改修の促進 3 住宅セーフティネットとしての町営住宅の整備改善老朽化した町営住宅の計画的な建替えの推進町営住宅における民活型手法の導入の検討適正な改善や修繕による町営住宅等の長寿命化の推進 4 雪に強い住宅住宅地の形成積雪に配慮した町営住宅の検討一般住宅の雪対策支援の検討 1JR 駅周辺を中心としたまちなかの未利用地を活用した住宅建設の推進民間住宅の有効利用の検討 2 大学生の町内居住促進学生のニーズに合った住環境等の充実と町内居住の促進 1 再生可能エネルギー等の活用町営住宅における環境共生型住宅整備の推進 BIS 及び BIS-E の取得支援住宅分野における再生可能エネルギーの利用の検討 2 低炭素化に向けた取り組み低炭素化建築物の建設促進 3 優良田園住宅等ゆとりある住宅建設の促進優良田園住宅の建設促進 11

14 4. 住宅住環境施策の展開方向 (1) 基本目標 1 快適で住みたくなる住まいづくり 1 子育て世代等の定住促進少子化の時代を迎え安心して子供を生み育てられる環境づくりに向けた取り組みを進める必要があります本町に住む親世帯と子育て期の子世帯が近くに居住したり親世帯の住居を二世帯住宅に増改築することにより親世代と子世代が助け合って子育てしやすい環境が形成され子育て世代の定住が促進されるような住宅取得の支援施策等について町は開発業者住宅施工者不動産関係者等と連携し協議をしていきます - 主な施策事業 - 親世帯等の近隣への居住二世帯住宅等による定住促進の検討町民間事業者 2 北国にふさわしい良質な住宅ストックの形成北国にふさわしい住宅性能や品質を有する良質な住宅ストックの形成を展開するために 1 北海道を中心に現在展開している北方型住宅について町と北海道が連携して啓発や技術者向け講習会の紹介による育成等を進め北方型住宅の普及啓発を行います - 主な施策事業 - 北方型住宅の普及啓発町 1 北方型住宅 : 北海道の気候風土に適し北国らしい住生活像を踏まえた質の高い性能や居住環境を有する住宅でこれからの北海道の住宅に必要な基本性能を備えています北方型住宅の4つの基本性能 :1 長寿命 : 耐震性耐久性維持管理の容易さ 2 安心健康 : ユニバーサルデザイン健康で快適な室内空間 3 環境との共生 : 断熱気密性能省エネルギー雪処理街並み 4 地域らしさ : 地域資源の活用 3 住情報の充実 1 人口減少の中で増加する町内の空き家の利活用を促進する空き家バンク制度や今後 2 増加が見込まれる維持が難しい高齢者の持ち家の利活用が期待される住替え制度について町を中心に制度の確立を目指しますまた高齢者や障がい者子育て世帯等が町内に住み続けられるように国が制度化 3 している家賃債務保証制度について町が民間賃貸住宅事業者及び借家世帯双方に周知を図りますさらに安心して住宅の売買や賃借が促進されるように国が制度化している住宅性能評 4 価制度について町が周知を図り本町における円滑な住宅取得の環境の整備に努めます 12

15 4. 住宅住環境施策の展開方向 - 主な施策事業 - 空き家バンク住替え制度の確立家賃債務保証制度の周知住宅性能評価の周知町町町 1 空き家バンク制度 : 町が町内にある空き家物件の賃貸または売却を希望する所有者から情報提供を受け町の空き家バンクへ登録した物件情報を移住者などに提供する制度 2 住替え制度 : 高齢者等が所有する住宅を子育て世代等に転貸する仕組み高齢者等は賃料収入を元に高齢期の生活に適した住宅等に住み替えることができ子育て世帯等は低廉な家賃で子育てに適した広い住宅に入居することができる 3 家賃債務保証制度 : 高齢者障がい者外国人子育て世帯など入居制限を受けそうな世帯への家賃を保証する制度 4 住宅性能評価制度 : 国土交通大臣の登録住宅性能評価機関が法律に基づき住宅の性能を客観的な等級で表す制度 (2) 基本目標 2 安心して暮らし続けられる住まいづくり 1 誰もが安心して住める住宅の仕組みづくり町は町営住宅における世帯人数と住戸タイプのミスマッチ解消のための住み替えを促進するために定期賃貸借契約の導入等を今後検討していきます 1 今後新たに建設する町営住宅についてユニバーサルデザイン化を進めますまた既 2 存の町営住宅についても今後の活用期間等を勘案しながらバリアフリー化を進めます町は民間賃貸住宅や持ち家でのユニバーサルデザイン化バリアフリー化の普及啓発を行います 3 高齢化がさらに進捗する中で新たに国で制度化されたサービス付き高齢者向け住宅の民間事業者による整備推進について町も支援のありかたについて検討していきます - 主な施策事業 - 住み替えによるミスマッチの解消の仕組みづくりの検討町町営住宅における世帯人数と住戸タイプのミスマッチ解消のための団地内住み替えの検討住宅のユニバーサルデザイン化の推進町新たに建設する町営住宅のユニバーサルデザイン化既存の町営住宅のバリアフリー化民間賃貸住宅や持ち家でのユニバーサルデザイン化やバリアフリー化に向けた普及啓発サービス付き高齢者向け住宅の整備促進町民間事業者 13

16 1 ユニバーサルデザイン資料 : 北海道ユニバーサルデザイン公営住宅整備指針自活性能の向上なるべく多くの人が安全で安心して暮らせる住宅とするため特に身体機能が低下あらかじめバリアした高齢者や小さな子ども等が安全に暮らせるように配慮し日常生活のバリアをを除いたシンプル取り除き使いやすいシンプルなつくりとするなつくり床の段差をなくす開放的で動きやすい平面 ( 通路を作らず部屋をつなげる等 ) 座って使える洗面台や台所ワイドスイッチシングルレバーなど介護性能の向上在宅介護にも配慮した暮らしやすい部屋の広さを確保多様性への対応多様な住まい方に対応できる柔軟性への配慮公営住宅に入居する高齢者が介護を必要とする身体状況となっても同居家族等による在宅での介護により自立した生活を継続できるよう日常的な介護に必要なスペースを確保する主寝室トイレの介助スペースの確保室内の車いす対応など高齢者や子育て世帯など多様な世帯が入居する公営住宅では世代や世帯人数が様々であり入居世帯の家族構成や住まい方に合わせられるよう間取りの柔軟性を確保する移動可能な間仕切り大きく開放できる間仕切り取り外し可能なトイレ間仕切り手すり下地の設置など 2 バリアフリー : 障がい者や高齢者の生活に不便なものを取り除こうという考え方 3 サービス付き高齢者向け住宅 : 高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づき登録された住宅で安否確認や生活相談など高齢者の日常的な生活サービスが付帯している 2 既存住宅の住環境の向上持ち家が主体の本町の住宅事情において高齢者用リフォーム 1 だけでなく各種のリフォームが適切に実施されまたリフォームを施工する町内施工業者の支援を含めて町では相談体制の充実や各種制度の紹介等リフォーム促進の環境づくりを進めるとともに施行業者に対しリフォーム技術の向上が図られるように努めます 2 また当別町耐震改修促進計画において平成 27 年度で住宅の耐震化率を9 割と 3 設定していることから耐震改修促進税制の活用耐震診断耐震改修等に係る相談 4 体制等の検討や町で平成 22 年から設けている当別町耐震診断推進補助金の活用により住宅の耐震化を進めるとともに住宅所有者に対し耐震化に向けての意識啓発を進めます - 主な施策事業 - 住宅リフォームの促進既存住宅の耐震診断耐震改修の促進町民間事業者町住宅所有者民間事業者 1 高齢者用リフォーム : 床の段差をなくしたり床や階段などを滑りにくくしたり廊下に手すりをつけたり等高齢者が安全な暮らしを営むことができるように住宅を改修すること 2 当別町耐震改修促進計画 : 策定平成 22 年 3 月耐震化率: 建築基準法において昭和 56 年 6 月 1 日に施行された新耐震基準を満たす建物の割合であるここで新耐震基準とは中地震 ( 震度 5 強程度 ) では構造体が損傷せず大地震 ( 震度 6 強程度 ) では崩壊から人命を保護することを目標とした耐震基準をいう目標耐震化率: 国の目標により平成 27 年度時点での当別町の住宅の耐震化率 90%( 平成 24 年度時点での耐震化率 87.8%) 14

17 4. 住宅住環境施策の展開方向 3 耐震改修促進税制 : 昭和 56 年 5 月 31 日以前に建築された住宅について住宅耐震改修をした場合に所得税の控除を受けることができ昭和 57 年 1 月 1 日以前に建築された住宅について 1 戸当たり 30 万円以上の耐震改修を行った場合にその住宅に係る固定資産税 (120 m2相当部分まで ) の税額を減額する制度 4 当別町耐震診断推進補助金 : 木造住宅の耐震性の向上を図るため町内にある木造住宅の耐震診断を行う者に対し国と町がその費用の一部として補助金を交付する制度 3 住宅セーフティネットとしての町営住宅の整備改善老朽化が進んだ町営住宅について老朽ストックの円滑な更新を行うため町は需要や財政状況等を勘案しながら計画的な建替えを推進します今後の町営住宅の建替えに際しては町の直接供給だけでなく民間に建設してもら 1 2 い借り上げる借上公営住宅制度や買取公営住宅制度さらには建設だけでなく一部 3 4 管理を含めて民間が実施するPFI 事業による公営住宅建設等各種民活型手法の導入を含め町にとって最適な手法を検討しますさらに今後も利活用する町営住宅については適切な維持修繕を図り長寿命化を図ります - 主な施策事業 - 老朽化した町営住宅の計画的な建替えの推進町営住宅における民活型手法の導入の検討適正な改善や修繕による町営住宅等の長寿命化の推進町町民間事業者町 1 借上公営住宅 : 民間事業者や土地所有者が国や市町村の補助を利用して賃貸住宅を建設整備し市町村が原則 20 年間借り上げ公営住宅として供給するもの新築のみならず既存建物においても公営住宅の整備基準に合致するものが対象 2 買取公営住宅 : 民間事業者や土地所有者が国や市町村の補助を利用して賃貸住宅を建設又は整備し市町村が買い取り公営住宅として供給するもの借上公営住宅と同様に公営住宅の整備基準に合致するものが対象 3 PFI 事業 : 民間の資金と経営能力技術力を活用し公共施設等の設計建設改修更新や維持管理運営を行う公共事業の手法 4 民活型手法 : 借り上げ方式や買い取り方式 PFI 事業等の公営住宅の供給方式 4 雪に強い住宅住宅地の形成 1 町営住宅においては無落雪屋根や雁木等の整備や改善既存住棟の間引きを含めた堆雪スペースを確保する等積雪に配慮した町営住宅の整備に努めます一般住宅については高齢世帯への除雪支援などのソフト対策も含めて関連部局と連携して一般住宅に対する雪対策の支援について今後検討していきます 15

18 - 主な施策事業 - 積雪に配慮した町営住宅の検討一般住宅の雪対策支援の検討町町関連団体 1 雁木 ( がんぎ ): 雪の多い地方で積雪期においても通路の確保ができるように雪よけのための屋根を設け下を通行できるようにしたもの (3) 基本目標 3 強みを活かした活気ある暮らしづくり 1 JR 駅周辺を中心としたまちなかの未利用地を活用した住宅建設の推進 JRや当別ふれあいバスによる交通の利便性を活用しまちなか居住を進め中心市街地の活性化を支援するため中心市街地で見られる空き地の有効利用について民間住宅の立地が促されるような情報提供を含め町は民間事業者と連携し協議をしていきます - 主な施策事業 - 民間住宅の有効利用の検討町民間事業者 2 大学生の町内居住促進北海道医療大学生の町内居住の推進はまちを活性化させるためにも重要であることから学生ニーズに合った住環境等をどのように充実していくのか町は大学や民間事業者などと協議していきます - 主な施策事業 - 学生ニーズに合った住環境等の充実と町内居住の促進町民間事業者大学 16

19 4. 住宅住環境施策の展開方向 (4) 基本目標 4 自然を大切にする住まいづくり 1 再生可能エネルギー等の活用新しく整備する町営住宅においては北海道が求める高気密高断熱性能を有した環境 1 共生型の住宅を整備します高気密高断熱の設計施工ができる技術者を育成するために関連団体が実施している講習会の紹介や認定試験の周知等を町が行い BIS 及び BIS-E 2 といった資格認定の取得を支援します 3 現在国が進めている再生可能エネルギーの推進策と連携し町内の住宅においてその利用や普及を図るための方策を町は民間事業者関連団体等と連携し協議をしていきます - 主な施策事業 - 町営住宅における環境共生型住宅整備の推進 BIS 及 BIS-E の取得支援住宅分野における再生可能エネルギーの利用の検討町町民間事業者町民間事業者関連団体 1 環境共生型住宅 : 環境共生住宅とは地球温暖化防止等の地球環境保全を促進する観点から地域の特性に応じエネルギー資源廃棄物等の面で適切な配慮がなされるとともに周辺環境と調和し健康で快適に生活できるよう工夫された住宅及び住環境のこと例えば太陽光の熱を建物内に循環させたり屋根や外壁を緑化することで冷暖房効果を上げたり空気の浄化や気温調整などの効果などを得る等 2 BIS:Building Insulation Specialist( 断熱施工技術者 ) の略で住宅等の断熱機密換気及び暖房に関して高度な専門的知識を有し正しい設計精度の高い施工方法等を指導できる技術者 BIS-E は住宅等の適切な断熱気密施工技能を有しこれを指導管理できる技術者ともに ( 社 ) 北海道建築技術協会が認定試験を行い登録 3 再生可能エネルギー : 資源が有限で枯渇性の石炭石油などの化石燃料や原子力と異なり太陽光太陽熱水力風力バイオマス地熱など自然現象の中で更新されるエネルギー 2 低炭素化に向けた取り組み温室効果ガスの排出を抑える低炭素社会の実現に向けた都市の低炭素化を図るため 1 町営住宅や町内の住宅について低炭素化建築物として建設されるように普及啓発を行います - 主な施策事業 - 低炭素化建築物の建設促進町民間事業者 1 低炭素化建築物 : エネルギーの使用の合理化に関する法律の基準に比べ一次エネルギー ( 自然から採取されたままの物質を源としたエネルギー : 石炭石油天然ガス水力など ) 消費量を 10% 減少し ( 太陽光パネル設置断熱性能向上等 ) その他節水対策木材の使用ヒートアイランド対策 ( 敷地屋上壁の緑化 ) 等の措置を講じた建築物 17

20 3 優良田園住宅等ゆとりある住宅建設の促進当別町優良田園住宅は農業者の高齢化離農地域の過疎化対策都市と農村の交流による地域の活性化人口増加を目的とし平成 15 年 12 月に基本方針を策定した現在金沢中小屋高岡に8 区域あります特色としては豊かな自然が広がる良好な住環境学校や病院商業施設も近隣にあり札幌市から通勤圏内となっており平成 16 年 6 月に 1 棟目が完成し平成 24 年までに全部で 15 棟建築されております町の特色である自然環境を活かした住宅建設を促進するため現在進めている優良田園住宅等ゆとりある住宅建設を今後も継続します - 主な施策事業 - 優良田園住宅の促進町 18

21 当別町住宅マスタープラン概要版発行平成 25 年 3 月編集発行当別町建設水道部建設課北海道石狩郡当別町白樺町 58 番地

四国中央市住宅マスタープラン概要版平成 30 年 3 月四国中央市 Since

四国中央市住宅マスタープラン概要版平成 30 年 3 月四国中央市 Since 四国中央市住宅マスタープラン概要版平成 30 年 3 月四国中央市 Since 2018.3 0 住宅マスタープランについて計画策定の趣旨四国中央市においては少子高齢化や人口世帯が減少すると予測されておりこれに伴い住まいに対するニーズや空家の増加などへの対応が課題となっていますまた東日本大震災や熊本地震以降市民の意識変化により安心安全な住まいづくりが一層求められるようになるなど