序章土地利用計画の位置づけ 1. 背景 1 2. 目的 2 3. 計画の位置づけ 3 4. 土地利用計画について 目的 性格 市街化調整区域における土地利用計画の構成 概要 土地利用計画の策定 土地利用計画の更新 5 第 1 章上

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1 上郡町土地利用計画 平成 24 年 2 月 上郡町

2 序章土地利用計画の位置づけ 1. 背景 1 2. 目的 2 3. 計画の位置づけ 3 4. 土地利用計画について 目的 性格 市街化調整区域における土地利用計画の構成 概要 土地利用計画の策定 土地利用計画の更新 5 第 1 章上郡町の現状の把握 分析 1. 自然 地理的条件 位置 地形 水系 気候 7 2. 社会的条件 歴史 沿革 人口 世帯の状況 産業の状況 土地利用 交通体系 法規制 都市計画施設等の整備状況 上位関連計画の位置づけ 3-1. 西播都市計画区域マスタープラン 第 4 次上郡町総合計画 上郡町都市計画マスタープラン 上郡町農業振興地域整備計画 上郡町一般廃棄物処理基本計画 27 第 2 章土地利用の地域分類 1. 土地利用規制の弱い地域の抽出 28 第 3 章地域住民の意向把握 1. 調査実施要領 調査結果 30

3 第 4 章土地利用上の問題点の把握 分析 1. 土地利用上の問題点 地域別 ( 旧小学校区 ) の現況及び問題点 34 第 5 章土地利用計画 1. 土地利用の基本方針 土地利用区分 ( ゾーン区分 ) の設定 土地利用区分の基本的な考え方と誘導方針 土地利用区分設定の基準と誘導方針 特別指定区域 ( 地縁者の住宅区域 ) の区域設定基準 区域の設定 特別指定区域 ( 地縁者の住宅区域 ) の区域界の定め方 特別指定区域 ( 地縁者の住宅区域 ) の区域界の判定方法 特別指定区域 ( 地縁者の住宅区域 ) の単位 特別指定区域 ( 地縁者の住宅区域 ) 指定後の境界調整 特別指定区域 ( 地縁者の住宅区域 ) 指定後の変更 開発区域周辺の取扱 特別指定区域 ( 地縁者の住宅区域 ) 内の建築基準 46 参考資料 別表 1 災害の発生のおそれのある土地の区域についての参考資料 48 土地利用計画図 51

4 序章土地利用計画の位置づけ 1. 背景上郡町では 都市計画法や農業振興地域の整備に関する法律 森林法等により土地利用の規制がなされているため これらの個別規制が個々単独に広域的なゾーニングに基づいて成立していることから 規制地域が重複する区域や 規制が緩やかな区域が存在しており 適切な土地利用の誘導が困難な状況となっている また 都市計画法に基づく線引き制度により 市街化調整区域において厳しい建築制限が行われてきたため 居住者が減尐して活力が失われつつある地域や土地の既得権 ( 既存宅地制度 ) による開発行為や建築行為により 住宅と農地が混在するなど 土地利用の混乱が生じている地域が見られるようになっている このような市街化調整区域の土地利用の課題に対処するには 線引き制度の枞組みを維持しつつ 市街化調整区域にふさわしい良好で住みよい環境を維持又は創造し 活力が失われつつある地域については それを活性化するための取り組みが必要である このため 住民や町が地域の課題を解決し その将来の姿を描く土地利用計画を地域の総意に基づいて作成した場合に その計画に沿った開発行為等を認めていく制度として 平成 13 年 5 月 18 日に施行された改正都市計画法第 34 条第 8 号の 4 に基づく 特別指定区域制度 を兵庫県が平成 14 年 4 月 1 日に創設した この制度は 本町の市街化調整区域のまちづくりにおいて 地域の特性を活かし活性化を図る有効なものであるため 今後 特別指定区域制度 を活用し 地域住民の自主的なまちづくりを実現していくものとする 線引き制度 無秩序な市街地の拡大による環境悪化の防止 計画的な公共施設整備による良好な市街地の形成 都市近郊の優良な農地との健全な調和等を図るため 計画的な市街化を促進すべき市街化区域と市街化を抑制すべき市街化調整区域とに区域区分すること 既存宅地制度 線引き以前から住宅等の建築物が建っていた宅地については 一定の基準に適合する場合 既得権により市街化調整区域内でも建築物の建築が可能となる制度 この制度は 平成 13 年 5 月 18 日施行の改正都市計画法により廃止され 5 年間の救済措置期間が平成 18 年 5 月 17 日で満了し完全廃止となった 特別指定区域制度 この制度は 住民と市が一体となって 地域の現状や課題を洗い出し 地域のまちづくりについて検討し 農地や森林として保全する区域 住宅を建てる区域 地域に必要な事業所等を建てる区域などを明確にした土地利用計画をまとめた場合に その計画に位置づけられた区域のうち地域の活性化を図るために必要な区域を特別指定区域として県条例で指定し 計画に沿った建築物の建築を認め地区のまちづくりを実現していくものである 1

5 2. 目的市街化調整区域の土地利用の課題に対処し 地域の特性を活かしたまちづくりを実現するために 上位計画における土地利用方針等との整合に留意しつつ 市街化調整区域全体において 土地利用の方針を示す 上郡町土地利用計画 を策定し この土地利用計画に沿った開発行為等を認めていく 特別指定区域 の指定を行うことを目的とする 特別指定区域のメニュー ( 平成 18 年 4 月の改正施行条例による ) 用途型特別指定区域 目的型特別指定区域 1 地縁者の住宅区域 1 駅 バスターミナル周辺区域 2 新規居住者の住宅区域 2 工場 店舗等周辺区域 3 市町公営住宅区域 3 人口減尐集落区域 4 地縁者の小規模事業所区域 4 公共施設移転区域 5 既存事業所の拡張区域 6 地域振興のための工場区域 7 既存工場の用途変更区域 8 流通業務施設区域 9 資材置き場等の区域 ( 兵庫県パンフレットより抜粋 ) 2

6 3. 計画の位置づけ上郡町土地利用計画は 町のまちづくりを行うにあたっての基本的な計画であり 国土利用計画法に基づく国土利用計画 ( 全国計画 県計画 町計画 ) 及び県土地利用基本計画と一体的な関係を持つもので 町レベルの即地的な計画としての役割を果たすものである 計画の位置づけ 国土利用計画 ( 土地利用に関する方針 ) 全国計画 ( 国土法第 5 条 ) 基本とする ( 国土法第 7 条 ) 県計画 ( 国土法第 7 条 ) 土地利用基本計画 ( 土地利用の総合調整を図る ) 全国計画県土地利用基本計画 ( 国土法第 9 条 ) 個別規制法都市計画法農振法森林法自然公園法自然環境保全法 基本とする ( 国土法第 7 条 ) 町計画 ( 国土法第 8 条 ) 基本とする ( 国土法第 9 条 ) 町土地利用基本計画 市町における地区単位の土地利用調整計画 規制に関する措置 ( 国土法第 10 条 ) 町土地利用計画 個別法計画の総合調整 地区土地利用計画 3

7 4. 土地利用計画について 4-1. 目的 町域全体に対する将来像を住民や地権者 自治体などの関係者が共有し まちづくりを進めていくための計画として定める 市街化調整区域の土地利用の基本的な方針を示すとともに 土地利用ゾーニング( 土地利用区分 ) を行う 4-2. 性格 本土地利用計画は 土地利用の方向を示すマスタープランであり 個々の土地利用を拘束するものではない 4-3. 市街化調整区域における土地利用計画の構成 概要 1 土地利用計画の構成と要素 土地利用計画は 町が主体となり市街化調整区域の全域を対象とする 町土地利用基本計画 と 地域が主体となってその区域全域を対象とする 地区土地利用計画 の2 種類がある 2 町土地利用基本計画 町が主体となって市街化調整区域について定める 広域レベルの土地利用の方向を示すものである 計画で位置づける内容は 適正な土地利用の実現を図るため 一定のまとまりのある 保全区域 森林区域 集落区域 特定区域 の5つの区域について概ねの位置を示す 3 地区土地利用計画 原則として自治会の範囲を基本として地域が主体となって定める計画である ただし 同一大字内で自治会界が複雑な場合は 複数の自治会を一つの単位とすることができる 地区土地利用計画は 町土地利用基本計画 を基本に 市街化調整区域において 地域が主体となって集落の将来像として 地区土地利用計画を策定することができる 地区土地利用計画の策定により 町土地利用基本計画 との調整が必要な場合は 相互調整により整合を図る 4 町土地利用基本計画と地区土地利用計画の関係 町土地利用基本計画は 地区土地利用計画策定にあたっての指針となるものであり 地区レベルの計画が隣接する場合は 調整機能を果たす 地区土地利用計画を策定した後は これを町土地利用基本計画にフィードバックすることにより より実効性のある町土地利用基本計画となる 4

8 町土地利用基本計画と地区土地利用計画の関係 土地利用計画 ( 市街化調整区域 ) 町土地利用基本計画 対象範囲 : 町内の市街化調整区域 地区土地利用計画策定の指針 地区レベルの計画が隣接する場合の調整機能 フィードバックにより より実効性のある町 土地利用計画となる 地区土地利用計画 対象範囲 : 原則として自治会の範囲を基本として地区全域を対象 4-4. 土地利用計画の策定 平成 23 年度は市街化調整区域全域を対象とした 町土地利用基本計画 ( 集落区域に関するもの ) を策定する 4-5. 土地利用計画の更新 10 年後の目標達成を目指し 概ね 5 年ごとに見直すことができる 5

9 第 1 章上郡町の現状の把握 分析 1. 自然 地理的条件 1-1. 位置上郡町は兵庫県の南西部 ( 東経 北緯 ) に位置する西播磨地域の西部内陸地域にある 東側は播磨臨海工業地帯の一画を占める相生市 たつの市 南側は赤穂市 北側は佐用町 西側は岡山県備前市に接している 鉄道で県庁所在地である神戸市まで約 90km 姫路市まで約 35km 岡山市まで約 54k mの距離にある 町の位置図 鳥取県 京都府 岡山県 佐用町たつの市 兵庫県 上郡町 赤穂市 相生市 西播磨地域 大阪府 6

10 1-2. 地形 水系上郡町の西北部 東部には中国山地からはりだした海抜 300~400mの山地が連なり 町域の 85% を占める また それぞれの谷間を千種川と 4 つの支流が良好な農地と宅地部を形成しつつ流れている 源を宍粟市に発し 南下して本町中央部を貫流している千種川は 鮎の名所として知られる県下一の清流で水量も豊富である 町内における流路は 15kmで その途中 高田川 安室川 鞍居川 岩木川 細野川の各支流が合流している 各支流の流路は約 10km 前後である 地形的には中国山地東端の氷ノ山 ( 須賀ノ山 ) を最高峰とする南北に伸びる山脈の南端部に位置する しかし 後背山地はせいぜい標高 500m 止まりで幼年期山地ということもあり 山容は標高の割に急峻で平坦地に乏しい地形となっている 町の中心部は 千種川 安室川 鞍居川の狭小な氾濫原に開けてきた このため 水害等の被害を受けやすく 治水事業が進められてはいるが 近年でも台風時には大きな被害を受けている 近年の主な災害被害 ( 平成以降 ) 年月日 事象 上郡町における被害状況 平成 10 年 10.17~18 台風 10 号 床上浸水 15 戸床下浸水 204 戸 平成 16 年 9.29 台風 21 号 半壊 3 戸床上浸水 207 戸床下浸水 563 戸 平成 21 年 8.9~10 台風 9 号 半壊 17 戸床上浸水 41 戸床下浸水 76 戸土砂崩れ ( 岩木地区 3 箇所 ) 地層は上郡町とたつの市を結ぶ一帯に舞鶴層群 夜久野岩類 トリアス系等が分布する特殊な地帯がある 特徴としては夜久野複合岩類からなる また 古生層では粘板岩及び輝緑凝灰岩 砂岩 レキ岩からなる 町南部は播磨花コウ岩が地表近くにみられる 山地の植生は全域にわたってアカマツ林やクヌギ コナラ林等の二次林が多い 1-3. 気候気候的には瀬戸内海気候の地域であり 温暖で寒暑の差はそれほど大きくない 年間気温は最高で 35 度前後 最低気温は氷点下に達することもあるが 平均で 15 6 度程度である 年間の降水量は 1,000mm 程度 日照時間は 2,000 時間程度で 全体的には生活しやすい穏やかな気象条件にある 気象状況 (H20 年 ) 気温最高最低湿度風速降水量 30 以上 0 未満平均最高気温最低気温 ( 平均 ) ( 平均 ) ( 合計 ) 日数日数 日照時間 , ,064.7 日 日 % m/s mm h ( 資料 : 姫路特別地域気象観測所 ) 7

11 2. 社会的条件 2-1. 歴史 沿革上郡町では古くから千種川の清流を中心に人々の生活が展開されてきた 古代より山陽道が町内を東西に走り 因幡街道や千種川との結節点として交通の要衝であった また郡衙や寺院 駅家が設置されるなど 赤穂郡の政治 文化の中心地として繁栄してきた 落地で発掘された山陽道野磨駅家跡は非常に貴重な遺跡として国指定史跡となっている 中世には 赤松則村 ( 円心 ) が白旗城を築き新田軍の攻撃に耐え抜くなど 室町幕府の成立に貢献し播磨守護となった その後赤松氏は播磨 備前 美作の 3 カ国の守護職として 幕府政治に重きをなした 現在白旗城は国指定史跡として 堀切 土塁 石積などの防御施設が残っている 江戸時代中頃になると 現在の町域は分割統治されるようになり 幕末期には幕府 尼崎藩 安志藩及び赤穂藩に 4 分割されていた 交通は千種川を利用した高瀬舟などの舟運が中心であった 明治期の町域内の各村は姫路県 次に飾磨県 そして兵庫県の管轄下におかれ 明治 22 年に5ヶ村 ( 上郡村 高田村 鞍居村 船坂村 赤松村 ) に整理 統合された 明治 24 年に山陽鉄道 ( 現 JR 山陽本線 ) が開通 明治 28 年上郡駅が開業し それに伴い商業が次第に発達した 第 1 次世界大戦以後 臨海部において近代産業が隆盛し 農村地域の労働力が都市に流出を始め 農家の兼業化が進行した 第 2 次世界大戦以後もこうした傾向が一層進み 臨海工業地帯のベッドタウン的性格を有することとなった 昭和 30 年に上郡町 ( 旧上郡町 ) 高田村 鞍居村 船坂村 赤松村が合併し 農業振興 農業構造改善施策を積極的に実施したが 農家の兼業化は止まらず 町内の基幹的労働力は町外へ流出した このような中で 平成 2 年に工場立地促進条例を制定し 既存工業の振興を図るとともに 西播磨テクノポリス建設による土地利用や自然環境と調和のとれた技術集積産業の誘致を推進し 雇用の安定確保が図られてきた また JR 山陽本線に加え 平成 6 年には智頭線が開通し 京阪神と鳥取を最短時間で結ぶ交通の結節点として注目されてきた さらに近年では 市町合併等 従来の市町村の枞組みが変わりつつある中で 本町と赤穂市及び岡山県備前市とで定住自立圏形成協定が締結され 一体的な圏域として広域的なまちづくりが期待されている 8

12 2-2. 人口 世帯の状況 1 人口及び世帯数人口は減尐傾向にあり 平成 17 年の人口は約 17,600 人で 平成 7 年からの 10 年間で約 7% 減尐した 世帯数は依然として増加傾向にあり 平成 7 年から 10 年間で約 5% 増加し 平成 17 年で約 5,800 世帯となっている 西播地域 県と比較すると 本町の人口の減尐率は大きい 人 25,000 20,000 15,000 10,000 5, ,552 5,817 18,849 18,419 H7 年 H12 年 H17 年人口世帯 世帯 6,000 5,853 5,000 17,603 4,000 3,000 2,000 1,000 0 人口 世帯数の推移 人口 ( 人 ) 世帯数 ( 世帯 ) H7 年 H12 年 H17 年 H17 年 H17 年 H7 年 H12 年 H17 年 /H7 年 /H7 年 上郡町 18,849 18,419 17, ,552 5,817 5, 相生市 36,103 34,320 32, ,967 11,964 11, 赤穂市 51,426 52,077 51, ,880 17,527 18, 宍粟市 47,685 45,460 43, ,784 12,989 13, たつの市 83,431 83,207 81, ,255 24,588 25, 太子町 31,634 31,960 32, ,698 10,240 10, 佐用町 23,341 22,337 21, ,585 6,611 6, 西播地域計 292, , , ,721 89,736 92, 兵庫県 5,401,877 5,550,574 5,590, ,871,922 2,040,709 2,146, 年齢階層別人口構成 ( 資料 : 国勢調査 ) 年齢 3 区分別人口をみると 本町の 65 歳以上人口比率は平成 17 年で 24.2% 平成 7 年か ら 5.5 ポイント増加した 西播地域 県平均と比較すると 上郡町の高齢化率は高い 年齢 3 区分別人口構成比の比較 (H17 年 ) 上郡町の年齢 3 区分別人口推移 15 歳 15~ 65 歳 0% 20% 40% 60% 80% 100% 未満 64 歳以上上郡町 13.4% 62.4% 24.2% 西播地域 14.3% 62.7% 22.8% H7 年 17.2% 64.2% 18.7% 兵庫県 14.2% 65.6% 19.8% H12 年 15.0% 63.4% 21.6% H17 年 13.4% 62.4% 24.2% 15 歳未満 15~64 歳 65 歳以上 ( 資料 : 国勢調査 ) 9

13 3 人口動態人口の自然動態 ( 出生者数 死亡者数 ) はこの 10 年間でほぼ一定で推移している 社会動態については 転出者はほぼ一定であるが 転入者が減尐傾向にあり 新たな定住者の減尐が人口減につながっていることがうかがえる 転入者の前住地では兵庫県内が約 2/3 を占め その他の地域からの移動は尐ない 人口の自然動態 社会動態 自然動態 社会動態 出生 死亡 自然増減 転入 転出 社会増減 H11 年度 H12 年度 H13 年度 H14 年度 H15 年度 H16 年度 H17 年度 H18 年度 H19 年度 H20 年度 ( 資料 : 住民課 ) 5% 5% 7% 転入前の従前地 18% 65% 兵庫県内 大阪府 岡山県 東京都 その他 ( 資料 :H17 年国勢調査 ) 4 人口の流出入 流出 流入状況についてみると 流出者が約 1,000 人上回っている 流出先では姫路市が最も多く 次いで隣接する赤穂市 相生市への移動が多い 流入先で は たつの市からの通学者が目立つが 通勤者に限れば赤穂市 相生市 姫路市が多く 流 出先とほぼ同様の傾向がみられる 流出 流入とも大部分が兵庫県内の移動で 隣接する岡山県とは特に強い結びつきはみら れない 流出 流入人口 流出 流入 通勤 通学 計 通勤 通学 計 兵庫県内 3, ,086 兵庫県内 2,054 1,271 3,325 相生市 相生市 赤穂市 赤穂市 宍粟市 宍粟市 たつの市 たつの市 ,023 太子町 太子町 佐用町 佐用町 姫路市 1, ,091 姫路市 神戸市 神戸市 その他 その他 兵庫県外 兵庫県外 大阪府 大阪府 岡山県 岡山県 その他 その他 流出人口計 4, ,482 流入者計 2,120 1,282 3,402 ( 資料 :H17 年国勢調査 但し姫路市には当時の家島町 夢前町 香寺町 安富町を含まない ) 10

14 2-3. 産業の状況 1 就業構造平成 17 年の就業人口は約 8,000 人で 平成 7 年から約 11% 減尐し 人口減尐に伴い就業人口も減尐傾向にある 西播地域 県と比較すると本町の減尐率は大きい 産業別人口比率をみると 平成 17 年では第 3 次産業が 61.5% を占め 平成 7 年から5ポイント以上増加した 県平均と比較すると 西播地域は第 2 次産業の比率が高いが その中で本町は第 3 次産業の比率が高い 町内に一定の雇用を確保できる製造業等の企業が尐ないことが影響していると考えられる 就業人口の推移 H7 年 H12 年 H17 年 H17/H7 年 上郡町 9,020 8,607 7, 相生市 16,825 15,753 14, 赤穂市 24,028 23,852 22, 宍粟市 23,966 22,131 21, たつの市 40,327 38,924 37, 太子町 16,077 15,719 15, 佐用町 11,637 10,700 9, 西播地域計 141, , , 兵庫県 2,604,791 2,598,880 2,553, ( 資料 : 国勢調査 ) 産業別就業人口比率 (H17 年 ) 第 1 次産業第 2 次産業第 3 次産業 上郡町 4.3% 33.9% 61.5% 西播地域 4.2% 38.0% 57.5% 兵庫県 2.5% 30.4% 68.2% ( 資料 : 国勢調査 ) 上郡町の産業別就業人口比率の推移 0% 20% 40% 60% 80% 100% H7 年 36.6% 56.2% 7.1% H12 年 35.4% 58.9% 5.4% H17 年 4.3% 33.9% 61.5% 第 1 次産業第 2 次産業第 3 次産業 ( 資料 : 国勢調査 ) 11

15 2 農業の状況ア ) 農家数農家数のうち販売農家は約 54% 自給的農家が約 46% である 専業農家は約 11% を占める これらの比率は 周辺地域と比べてほぼ平均的なものである また 土地持ち非農家数が総農家数を上回っている これは西播地域では上郡町だけにみられる特徴である 農家数の状況 ( 単位 : 戸 ) 販売農家数 ( 参考 ) 自給的市町村名総農家数第 1 種第 2 種土地持ち小計専業農家農家数兼業農家兼業農家非農家数 上郡町 100.0% 54.4% 11.4% 3.5% 39.6% 45.6% 相生市 100.0% 62.8% 13.6% 1.9% 47.3% 37.2% 1, 赤穂市 100.0% 45.5% 9.0% 3.3% 33.3% 54.5% 4,172 2, ,956 1,889 1,578 宍粟市 100.0% 54.7% 6.4% 1.4% 46.9% 45.3% 4,302 2, ,881 1,943 2,282 たつの市 100.0% 54.8% 8.1% 3.0% 43.7% 45.2% 1, 太子町 100.0% 47.2% 8.2% 0.8% 38.1% 52.8% 佐用町 2,665 1, ,247 1, % 62.4% 12.8% 2.9% 46.8% 37.6% ( 資料 :2005 年農業センサス ) 注 ) 自給的農家 : 経営耕地面積 30a 未満で 農産物販売金額 50 万円未満の農家土地持ち非農家 : 農家以外で耕地及び耕作放棄地を 5a 以上所有している世帯 イ ) 経営耕地面積経営耕地面積は 753ha であり その大部分は販売農家が所有している 一方土地持ち非農家が所有する農地は 339ha あり 町内農地の 30% 以上を占めている これら土地持ち非農家が所有する農地の大部分は農家に貸付されており 農家の規模拡大が図られているが 耕作放棄地となるものも多く 耕作放棄地の約 70% を占めている 経営耕地面積等 ( 単位 :ha) 農地面積 耕作放棄地 経営耕地面積 販売農家 自給的農家 土地持ち非農家 , % 61.9% 7.1% 31.0% 100.0% % 16.7% 15.0% 68.3% 100.0% ( 資料 :2005 年農業センサス ) 計 12

16 販売農家の経営耕地面積についてみると 0.5~1.0ha が約半数を占める 西播地域 県平均と比較すると 2ha 以上の大規模農家の割合が高い 経営規模別販売農家数 0% 20% 40% 60% 80% 100% 上郡町 1.0% 32.4% 47.9% 10.3% 4.2% 4.2% 西播地域 45.6% 42.6% 8.7% 0.9% 0.4% 1.9% 兵庫県 0.7% 33.1% 0.3ha 未満 0.3 ~0.5ha 0.5 ~1.0ha 44.8% 1.0 ~2.0ha 2.0 ~5.0ha 18.0% 2.9% 0.5% 5.0ha 以上 ( 資料 :2005 年農業センサス ) ウ ) 農業生産額農業産出額は減尐傾向にあり H18 年で 1,120 百万円となっている 金額は周辺地域と比較すると相対的に尐なく 町の主要産業とはなり得ていない 販売金額別に販売農家数をみると 50 万円未満が約半数を占めている 西播地域の中では比較的販売金額が大きい農家が多いが 県平均よりは尐なく 経営規模の大きさが高い販売金額に結びついていない 農業産出額の推移 ( 百万円 ) H13 年 H14 年 H15 年 H16 年 H17 年 H18 年 H18/H13 上郡町 1,344 1,367 1,214 1,267 1,220 1, 相生市 赤穂市 3,537 3,431 3,255 3,191 3,920 3, 宍粟市 2,790 2,686 2,634 2,564 2,840 2, たつの市 4,737 4,599 4,549 3,980 3,830 3, 太子町 佐用町 4,800 4,935 4,329 3,860 3,450 3, ( 資料 : 兵庫県統計書 ) 販売金額別販売農家数 販売なし 50 万円 50~ 100~ 300~ 500~ 1000 万円未満 100 万円 300 万円 500 万円 1000 万円以上 上郡町 30.6% 47.7% 8.3% 7.4% 1.8% 2.6% 1.6% 西播地域 39.0% 46.8% 7.2% 4.0% 1.0% 0.9% 1.0% 兵庫県 22.9% 40.1% 15.7% 13.0% 3.1% 2.8% 2.4% ( 資料 :2005 年農業センサス ) 13

17 上郡町 相生市 赤穂市 宍粟市 たつの市 太子町 佐用町 上郡町 相生市 赤穂市 宍粟市 たつの市 太子町 佐用町 H20 年事業所数 伸び率 (H20/H10) H20 年製造品等出荷額 ( 百万円 ) 伸び率 (H20/H10) 3 事業所数と製造品出荷額大規模事業所が尐なく 製造品等出荷額は西播地域の中で低いが H15 年以後は増加傾向にある 事業所数についても 西播地域で最も尐なく 周辺地域と同様に減尐傾向にある 町工業の推移 36,269 製造品等出荷額 ( 百万円 ) 25,090 25,168 24,095 26,070 20,644 18,168 19,195 18,849 18,592 18, 事業所数 ,000 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 H10 年 H11 年 H12 年 H13 年 H14 年 H15 年 H16 年 H17 年 H18 年 H19 年 H20 年 0 事業所数製造品等出荷額 ( 百万円 ) 周辺市町との比較 (H20 年 ) , , , , , , , ,000 50, ,203 36, , , , ,075 26, ( 資料 : 工業統計 ) 注 ) 従業員 4 人以上の事業所 製造品等出荷額を産業別にみると プラスチック製造業が約 40% を占めている 次いで 食料品製造業 窯業 土石製品製造業が多く この 3 業種が上郡町の主要業種となっている 産業別製造品出荷額等 ( 百万円 ) 上郡町 食料品製造業 繊維工業 プラスチック製品製造業 窯業 土石製品製造業その他計 5, ,745 1,989 14,037 36, % 0.1% 40.7% 5.5% 38.7% 100.0% ( 資料 :H20 年工業統計 ) 注 ) 従業員 4 人以上の事業所 14

18 上郡町 相生市 赤穂市 宍粟市 たつの市 太子町 佐用町 上郡町 相生市 赤穂市 宍粟市 たつの市 太子町 佐用町 H19 事業所数 伸び率 (H19/H11) H19 年間商品販売額 ( 百万円 ) 伸び率 (H19/H11) 4 商業 小売業の年間商品販売額は 西播地域で最も小さい また 金額も減尐傾向にあり 減尐率は周辺地域の中で最も大きい 事業所数も周辺地域と同様に減尐傾向にある 事業所数 町小売業の推移 13,738 年間商品販売額 13,082 ( 百万円 ) ,260 11, ,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 H11 年 H14 年 H16 年 H19 年事業所数年間商品販売額 ( 百万円 ) 0 周辺市町との比較 (H19 年 ) ,000 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10, , , , ,078 69, , , ( 資料 : 商業統計 ) 小売業売り場面積についても 大型商業施設が尐ないため 西播地域の中では最も面積が小さい 近年 新たに大規模小売店舗が開店したため 今後は面積の増加が見込まれるが それでも周辺市町と比較すると低い水準にある 120,000m2 100,000 80,000 60,000 40,000 20, ,095 小売業売り場面積の推移 19,166 23,603 H14 年 H16 年 H19 年 上郡町 相生市 赤穂市 宍粟市 たつの市 太子町 佐用町 大規模小売店舗の分布 ( 資料 : 商業統計 ) 15

19 2-4. 土地利用 1 土地利用現況大半が山林 原野で占められ 千種川流域の平坦地に市街地や集落 農地が分布している 河川沿いの平坦地や集落周辺の平地部のほとんどは 農業振興地域に指定されている 市街地は上郡橋をはさんだ左岸地区と右岸地区 ( 中心市街地 ) 及び高田台に形成され 在来集落は主に河川沿いに点在している 1.4% 地目別面積構成比 ( 課税対象分 ) 8.3% 80.0% 6.8% 0.5% 3.0% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 田畑宅地山林牧場 原野雑種地 ( 資料 :H20 年兵庫県統計書 ) 2 建築動向現在の建物については 中高層建築物が尐なく ほとんどが低層住宅で占められている 近年の建築着工動向をみると 年間 100 件前後で推移している 西播地域の中では着工件数は尐ないほうである 着工件数の内訳をみると 持家が 60% を占める 県が分譲マンション主体の供給であるのに対して 戸建住宅中心の供給となっている 大部分は既存住宅の建替え 分家住宅等であると推定できる 新設着工住宅の内訳 (H16~20 年度 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 上郡町 60.1% 35.4% 3.5% 1.0% 西播地域 54.2% 37.8% 7.1% 0.9% 兵庫県 26.2% 41.4% 31.3% 1.0% 持家 分譲住宅 貸家 給与住宅 ( 資料 : 新設住宅着工統計 ) 戸新設住宅着工件数の推移 H11 年度 H12 年度 H13 年度 H14 年度 H15 年度 H16 年度 H17 年度 H18 年度 H19 年度 H20 年度上郡町相生市赤穂市宍粟市たつの市太子町佐用町 ( 資料 : 新設住宅着工統計 ) 16

20 3 農地転用状況 平成 14 年度から平成 18 年度までに 41 件の農地転用があり 平成 14 年度から 15 年度 にかけて 22 件と約 50% の転用が行われている 平成 16 年度から 18 年度にかけては 件数が平成 14 年度の約 45~65% に減尐している 農地転用の推移 ( 単位 : m2 ) 旧小学校区名 地区名 平成 14 年平成 15 年平成 16 年平成 17 年平成 18 年件数面積件数面積件数面積件数面積件数面積 上郡小 尾長谷 山野里小 山田平野 大酒 中野 宿 休治 佐用谷小野豆 高田小 奥宇治山 1 2, 神明寺與井 , ,537 西野山 釜島正福寺 鞍居小 土井 土井の内 小山 赤松小 大枝 上栗原 1 55 下栗原 別名 1 1,094 船坂小 岡 金内 名村 船坂 梨ヶ原小 梨ヶ原落地 合計 11 6, , , , ,635 合計の指数 件当たりの面積

21 2-5. 交通体系 1 道路幹線道路は南北方向に国道 373 号 東西方向に国道 2 号と主要地方道姫路上郡線 赤穂佐伯線がある さらに中心市街地においては これに接続する形で主要地方道及び一般県道が放射状に伸びて道路交通網を形成している 国道 373 号は 上郡町を南北に縦断し 赤穂市において国道 2 号に連絡している ( 主 ) 姫路上郡線は 姫路市よりたつの市 相生市を経て上郡町の市街化区域の南部を横断し 南西部で国道 2 号に接続している ( 主 ) 赤穂佐伯線は 南は赤穂市を通る国道 250 号に発し 国道 2 号を経て上郡に入り 中心市街地を通って北西方向の山地部から岡山県に抜けている また テクノポリスとは ( 主 ) 上郡末広線で結ばれている 2 公共交通鉄道は JR 山陽本線が東西に 上郡駅を起点とする智頭線が南北に走っている 平成 6 年の智頭線の開業により 上郡駅の乗車人数は大きく増加したが 平成 10 年度をピークに近年は微減状況にある 乗車人数のうち普通 ( 定期外 ) 利用者は 1,800 人前後でほぼ一定で推移しているが 定期利用者が減尐傾向にあり この 10 年で 20% 以上減尐した このような状況の中で平成 17 年に 上郡駅利用促進協議会 が設立され 住民一人ひとりの利用促進と増便等による駅の利便性向上に向けた活動が展開されている 智頭線については 上郡駅 苔縄駅 河野原円心駅が町内にあり 普通列車は一日 17 本 ( 平日 ) 運行されている バスについては 神姫バスが上郡駅から高田台方面 赤穂方面 播磨科学公園都市方面を運行している 佐用方面の路線は平成 21 年 10 月で休止となった JR 上郡駅乗車人数の推移 4,000 人 3,500 3,547 3,488 3,585 3,539 3,000 3,447 3,428 3,340 3,309 3,344 3,331 3,272 3,255 4,000 人 3,500 3,000 2,500 2,500 2,000 1,500 1,903 1,798 1,820 1,643 1,669 1,787 1,792 1,812 1,799 1,793 1,827 1,882 1,887 1,848 1,852 1,747 1,634 1,629 1,547 1,482 1,463 1,444 1,424 1,403 2,000 1,500 1,000 1, H8 年度 H9 年度 H10 年度 H11 年度 H12 年度 H13 年度 H14 年度 H15 年度 H16 年度 H17 年度 H18 年度 H19 年度 普通定期計 0 ( 資料 : 兵庫県統計書 ) 18

22 2-6. 法規制 1 土地利用規制都市計画区域は JR 上郡駅周辺市街地と川東市街地部の上郡地区 及び高田台地区が西播都市計画区域に テクノポリス周辺が西播磨高原都市計画区域に指定されている このうち線引きが行われているのは西播都市計画区域であり 市街化区域面積は 304ha で 都市計画区域 6,357ha の 4.8% 町域面積 15,028ha の 2% にすぎない 農業振興地域は 市街化調整区域の平地部の河川沿いの農地や集落を中心に指定されており その大部分が農用地の指定を受けている 自然環境保全地域と環境緑地保全地域は 山野里地区 鞍居地区 船坂地区の4 箇所の寺社林が指定されている 砂防指定地は町内河川の各支流や山地部に 河川保全区域は千種川に 宅地造成等規制区域は町の北東部に指定されている 保安林は 尾長谷 上郡 神明寺 竹万 八保北部付近等の山林に 水源かん養保安林 土砂流出防備保安林等が指定されている 2 用途地域指定状況 用途地域の指定状況については 西播都市計画区域に含まれる区域の大部分は住居系用途 が指定されており 西播磨高原都市計画区域では工業系が中心の用途指定がなされている 用途地域指定状況 第 1 種低層住居専用地域第 1 種中高層住居専用地域第 2 種中高層住居専用地域第 1 種住居地域第 2 種住居地域近隣商業地域商業地域準工業地域工業地域工業専用地域用途地域面積市街化区域面積市街化調整区域面積都市計画区域面積都市計画区域外行政区域面積 西播都市計画区域 西播磨高原都市計画区域 計 ( 単位 :ha) % % % % % % % % % % % % % % 0.0% % % % % % % % % % % % % % % % ( 非線引き ) 5, % 5, % 5, % % 6, % 8, % 15, % ( 資料 : 兵庫県都市計画課 ) 19

23 20

24 3 法指定区域状況本町においては 都市計画法 農業振興地域整備に関する法律 森林法等に基づく地域地区が指定されている 法指定状況地域地区等の名称指定年月日根拠法令等 農業振興地域 S 農業振興地域整備に関する法律 農業振興地域内農用地区域 S 農業振興地域整備に関する法律 都市計画区域 S 都市計画法 揖保川地域森林計画 H 森林法 上郡町森林整備計画 H 森林法 自然環境保全地域 土砂災害警戒区域 S H 兵庫県の環境の保全と創造に関 する条例 土砂災害防止法 H 山地災害危険地区 - - 砂防指定地 - 砂防法 21

25 2-7. 都市計画施設等の整備状況 上 下水道 水道普及率は平成 20 年度で約 98% となっており 年々整備が進んでいるが 県平均 (99.8%) と比較するとわずかに下回る状況にある 上水道の普及状況 上水道 簡易水道 合計 管内人口 ( 人 ) 16,883 現在給水人口 ( 人 ) 16, ,543 (H20 年度水道施設現況調書 兵庫県 HP より ) 公共下水道は 平成 11 年 4 月に供用開始され 各家庭の下水道接続率も順調に進捗してい る 公共下水道等の接続が不可能な地域では 合併処理浄化槽の整備が進捗中である 公共下水道計画の概要 処理場名上郡浄化センター 全体 認可 計画区域 (ha) 計画人口 ( 人 ) 14,000 13,800 計画汚水量 ( 日平均m3 / 日 ) 5,513 5,283 計画汚水量 ( 日最大m3 / 日 ) 7,414 7,153 計画汚水量 ( 時間最大m3 / 日 ) 10,978 10,517 計画処理能力 ( 日最大m3 / 日 ) 7,414 7,153 計画流入水質 BOD(mg/l) 処理方式 オキシデーションデオキシデーションディッチ法ィッチ法 ( 上郡町 ) 下水道整備現況図 22

26 3. 上位関連計画の位置づけ 3-1. 西播都市計画区域マスタープラン ( 平成 22 年 4 月決定 ) 西播都市計画区域マスタープランの 都市計画に関する方針 から 上郡町に関連する 分野についての基本方針を下表のとおり抽出 整理する 分野内容整備の方向 土地利用 都市交通 都市環境 市街地整備 都市防災 JR 上郡駅周辺地区においては 都市基盤整備を進め 商業業務基本方針施設の集積を促進し にぎわいの創出を図る 鉄道駅の交通結節点において 鉄道 バス タクシーなど交通機道路関相互の乗り換えの利便性を向上するため JR 上郡駅の駅前広場の整備を推進する 公園 緑地 市街地においては 史跡 文化財と一体となった緑地 社寺林 都市内に残る里山等を利活用する 生活環境の改善と海や河川の水質向上を図るため 各市町の 生下水道 活排水処理計画 に基づく下水道整備を進める 河川改修にあたっては 地域の歴史 文化にも配慮し 生物の生河川息 生育環境や多様な河川景観を保全 再生する多自然川づくりを進める 密集市街地においては 道路 公園等の公共施設整備と建築物の耐震化 不燃化を一体的に進め 災害に強い市街地の整備を図る 市街地整 上郡駅周辺については 中心市街地として 歩行者空間のネットワーク化や交通結節点整備を進めるため 駅前広場や道路を整備備の方針することにより 交通体系を再整備するとともに 魅力ある商業施設等の機能の導入と高度利用 住宅と福祉等の生活施設整備等を図る 都市化の進展による雤水流出量の増大や集中豪雤などにより 都浸水対策市の浸水被害のおそれが高まっていることから 千種川をはじめとする河川の治水安全度の向上を推進する 上郡町 23

27 3-2. 第 4 次上郡町総合計画 ( 平成 18 年 9 月策定 ) 清流と緑につつまれた 創造性豊かな田園文化都市 ~ 川の都づくり を将来像とし 平成 27 年の目標人口を 17,500 人と設定している 将来像を実現するための5つの柱のうち 元気とにぎわいを生み出すまちづくり においては 自然や歴史と調和のとれた土地利用計画にもとづき 都市基盤等の整備 と 定住環境の整備 を進めるとしている また 豊かな自然を活かした魅力あるまちづくり においては 工業で工業用地の確保 企業誘致と雇用の確保が 商業で駅前整備 既存商店街の再編成や商業施設の整備が示されている 土地利用については 上郡町内を8つのゾーンに区分し 土地利用ゾーニング図を下図のように設定している 24

28 3-3. 上郡町都市計画マスタープラン ( 平成 23 年 3 月策定 ) 上郡町では 平成 11 年 (1999 年 )3 月に都市計画マスタープランを策定し 平成 23 年 3 月に見直しを行い 地域の特性を活かしたまちづくりを推進するための指針としている (1) 目標年次と目標フレーム 目標年次 : 平成 32 年 目標人口 :16,400 人 (2) まちづくりの将来像 - 自然 人 まちが交流のなかで共に創る田園文化都市 - (3) まちづくりの視点と目標 <まちづくりの視点 > 人口流出を防ぎ 新しい人を受け入れるまちづくりを進める 千種川をまちのシンボルとして活用し まちの個性化を進める 交流人口を活用してまちの活性化を進める 災害予防やコミュニティの活性化を図り 安全 安心のまちづくりを進める <まちづくりの目標 > 誰もが安心して快適な生活を実感できるまちづくり 豊かな自然と歴史を生かした個性あるまちづくり 若年者の働く場所が確保された活力あるまちづくり 交流人口の拡大による人が行き交うまちづくり (4) 土地利用方針図 25

29 3-4. 上郡町農業振興地域整備計画 ( 平成 20 年 1 月策定 ) (1) 地域の振興の方向 稲作を主軸に 転作作物の麦 大豆の拡大により農家経済の安定化を図る ナス メロン その他園芸作物の軟弱野菜の生産を高齢者及び婦人グループを中心に振興し 産地化を目指す 農業基盤の整備を積極的に実施し 営農意欲の高い中核的農家を育成し 生産流通の合理化 再編を目指す 青年層の農業従事者が減尐し 高齢化が深刻な問題になっていることから 後継者の確保とプロの農業者として意欲を持って営農を行う担い手の育成を重要な課題とする (2) 農業生産基盤の整備開発計画主要河川の流域平坦部から山間部に至る耕地は水田で占められ 上郡地区を除いたほとんどがほ場整備完了地区である 農業生産基盤の整備 開発についての基本的な方向は 高能率機械が効率的に駆使でき水管理が適切に行われるとともに ほ場整備 農道及び用排水施設の整備 農用地の集団化を促進し ほ場への機械生産資材の搬入等が円滑にできる優良農地を確保する方針である (3) 生活環境施設の整備計画 1 生活環境施設の整備の目標兼業化 混在化が進み 農業従事者の高齢化が進行する中で 兼業農家と専業農家 非農家間との連携を深めながら コミュニケーションにより活力ある村づくりを形成する必要があることから 農業構造の改善を促進し良好な生活環境を確保するため 公共的な生活環境施設をはじめ 農業者の福祉向上 健康増進を図り生活の質の豊かさの実現を図り 農村地域への定住化を促進する 2 生活環境施設の整備計画農村地帯を住みやすい地域とするため 安全性 保健性 快適性及び文化性の観点から改善し 生活環境の整備を図る 優良農地の保全に配慮し 住居の整備や公共施設の整備 ほ場整備と併せた生活雑排水処理施設の整備を計画的 一体的に進める 自然的資源の循環利用を促進し 自然の景観を損なわないようにする 26

30 3-5. 上郡町一般廃棄物処理基本計画 ( 平成 22 年 10 月策定 ) (1) 計画目標年次 基準年度平成 19 年度 中間目標年次平成 26 年度 長期目標年次平成 34 年度 (2) 減量及び再資源化目標値の設定 1ごみ発生抑制に関する目標ア ) 家庭系ごみ 1 人 1 日平均排出量 ( 排出原単位 ) を 17% 削減イ ) 事業系ごみ 年間排出量を 31% 削減 2リサイクルに関する目標 兵庫県の目標値と同様 25% とする 3 最終処分量の削減に関する目標 兵庫県の目標値と同様 31% とする 4 焼却処理量の削減に関する目標 最終処分場の削減量と連動して 31% とする (3) 減量化 再資源化計画 1 家庭及び事業所におけるごみ減量化 再資源化の促進 2 学校教育による環境学習 3 家庭系ごみ減量化促進 4 事業系ごみ減量化促進 5 集団回収の促進 ( 自治会単位での援助金交付 ) 6 個別の資源化 7リサイクルの促進 8 容器包装廃棄物の排出抑制策 9にしはりま環境事務組合が建設する循環型社会拠点施設に伴う対応策 27

31 第 2 章土地利用の地域分類 1. 土地利用規制の弱い地域等の抽出都市 農地 森林 自然保全の4 地域に係る個別法等の規制地域 区域の指定状況を確認し 調整青地地域 調整白地地域 調整無地地域を抽出した 町域における個別法の規制としては 農業 森林に係る規制が係わっており その中で土地利用規制の弱い地域を抽出した ( 次頁 土地利用規制状況図 参照 ) 調整無地地域: 平地には農業振興地域が定められており 山林部には地域森林対象民有林があり その間のわずかな区域のみである 調整白地地域: 平地部は建物がある集落の周辺部であり また ほ場整備がなされていない区域が一部この区域となる 山林部は国有林 自然公園と保安林を除く区域であり 山林部の多くがこの区域となっている 土地利用規制状況 ( 都市計画法を除く ) による分類 28

32 29 29

33 第 3 章地域住民の意向把握 1. 調査実施要領 (1) 調査年月日 平成 21 年 10 月 30 日 ~11 月 10 日 (2) 調査対象 都市計画区域内に居住する全世帯 (3) 調査方法 自治会による直接配布直接回収( 回答者が調査票を自治会に持参 ) 注 ) 光都地域の一部は郵送による回収 (4) 配布数と回収率 配布数:5,071 通 回収数:3,438 通 回収率:67.8% 2. 調査結果 (1) 回答者特性回答率を地域別にみると 梨ヶ原地区が 96.1% で最も高く 次いで船坂地区 88.2% で関心の高さがうかがえる 播磨科学公園都市である光都地域は 回収率が 15.4% と最も低い 地域名 配布数 回収数 回収率 川西地域 1,926 1, % 川東地域 % 高田地域 1,510 1, % 船坂地域 % 梨ヶ原地域 % 光都地域 % 合計 5,071 3, % 本アンケートのなかで 職業を 農業 と回答した方のみを抽出して 現況や将来の意向等 については以下のとおりである (2) 農家について 1 農業の経営形態 農業は他人にまかせている が約 その他 5.3% 専業農家 5.6% 兼業農家 15.3% 半数で最も多く 次いで 自家消費分 だけ が 23.5% 兼業農家 が 15.3% となっている 農地を所有していても 他の農家に作業委託しているものが多く 販売農家は非常に尐ない 農業は他人に任せてる 50.2% 自家消費分だけ 23.5% 30

34 2 農業の継続意向 農家全体では できるところまで継続する が 32.6% で最も多く 貸しても良い が 20.4% となっている 経営形態別にみると 専業農家 兼業農家では 自分でできる限り継続し その後は家 族とに継続するという傾向がうかがえ 廃業等を考えているものは 10% 程度である 自 家消費分だけの農家についても できるだけ継続したいという意向であるが 専業 兼業 農家に比べて廃業等の意向が高くなっている また 既に他人に農作業等を委託している ものは 引き続き委託を続けたい意向である 専業農家 兼業農家 自家消費分だけ できるところまで継続 家族などが近隣営農者に自分の代でが継続予定耕作し 継続やめる予定 貸してもよい その他 合計 % 10.7% 0.0% 7.1% 0.0% 1.8% 100.0% % 8.6% 8.6% 9.3% 5.3% 1.3% 100.0% % 8.8% 5.3% 18.0% 6.6% 0.4% 100.0% 農業は他人に 任せている 4.0% 2.3% 43.6% 14.7% 34.0% 1.3% 100.0% その他 % 2.6% 0.0% 15.8% 23.7% 50.0% 100.0% 3 農地賃貸の条件前問で 自分の代でやめる予定 または 貸しても良い と回答した方に 農地賃貸の条件をみると できれば農地法人に借りてほしいが 農業をやりたい人なら誰でも良いという傾向があり 農作業の委託が必ずしも農業経営規模の拡大につながるという予測はしにくい また 農地を譲渡したいというものも多いが 農地を持っていてもすでに農業に係っていないものは農地の譲渡への抵抗は尐ないと考えられる 農業をやりたい人なら 農業法人が借りてくれるなら 61(21.1%) 71(24.6%) 定年を機に本気でやろうとしているなら 11(3.8%) 工場やスーパーなら 32(11.1%) 誰も引き受けてくれない 22(7.6%) 賃貸はいいが 譲渡はしたくない農地を譲渡したい 35(12.1%) 55(19.0%) 賃貸の条件 ( 最も重視するもの ) その他 2(0.7%) 件 31

35 4 宅地化について新しく農業に従事する人のために集落周辺の農地を住宅用地に転換することについては 計画的にするなら賛成 が約 60% を占める 宅地化反対 は 16% 程度で 全体的には 農業後継者のために農地の宅地化を進めることについての抵抗は尐ないといえる また 農地の交換についての希望は尐なく 農地や宅地の集約化については余り考えられていないといえる 賛成 130(14.6%) 計画的にするなら賛成 547(61.5%) 宅地化反対 144(16.2%) 集落周辺の農地を他の農地と交換したい 39(4.4%) その他 29(3.3%) 件 5 後継者について 決まっていない が約 60% を占める 後継者が確保できているものは 就業予定者も含 めて 20% 程度である 決まってる 56(5.7%) 予定の者がいる 159(16.3%) 耕作者を斡旋してくれれば提供する 130(13.3%) 決まっていない 592(60.6%) その他 40(4.1%) 件 32

36 第 4 章土地利用上の問題点の把握 分析 上位 関連計画 農業従事者の意向や市街化調整区域の現状等から 本町の市街化調整区 域における土地利用の問題点 課題を整理すると以下のとおりである 1. 土地利用上の問題点 (1) 農村集落の環境改善と人口減尐への対応 1 農業人口の減尐や農業従事者の高齢化が進展し 地域の活力の減退やコミュニティの維持が困難となってきている 2 土地持ち非農家数が多く その多くは近隣農家に耕作委託をしている状況であるが 農業従事者の減尐に伴い 耕作放棄地が拡大するおそれが高い 3 市街化調整区域では新たに土地を取得して住宅を新築することが難しいため 既存集落では世帯分離のための住宅等の基準を満たす開発行為でなければ住宅を建築することができない状況であり 集落人口を維持するのが困難である (2) 農業地域における空き地の適切な土地利用の誘導 1 本町では 農振農用地区域外において養鶏場跡地や工場移転跡地などが目立ち始めており 実態として宅地利用していることから 景観形成上の視点も含め 適切な土地利用を規制誘導していくことが求められている 2 小学校の統廃合に伴い 市街化調整区域内の小学校 2 校が廃校となったことから 地域の活性化に資するよう校舎や敷地の有効活用が求められている (3) 自然環境の保全上郡町は 本町のシンボルである千種川がまちの中心部を流れ 市街化区域の後背地には緑豊かな丘陵地や田園風景が広がるなど 本町は豊かな自然に囲まれたまちである また 千種川の支流では貴重種が生息していることから本町では良好な自然環境の維持が求められるところである しかしながら 一方では近年の洪水被害については山林の維持管理が適切に行われていないことが被害拡大に影響する可能性もあり 豊かな自然環境を有する本町では 自然環境の適切な維持管理や市街化調整区域における無秩序な開発を防止するとともに 新たな開発については計画的に進めることにより 本町の豊かな自然環境を後世に引き継いでいくことが求められている 33

37 2. 地域別 ( 旧小学校区 ) の現況及び問題点 (1) 上郡地区千種川東岸で鞍居川の流域に開け 国道 373 号が西端部を南北に通り 国道 373 号から播磨科学公園都市へ至る上郡末広線が東西に通っており 密集市街地や公共施設が集積している市街化区域と 鞍居川北岸に比較的まとまって広がる農地とその周辺の集落で構成されている 市街化区域以外はほとんど水田を形成している地区であるが ほ場整備未実施地区であり農業生産性は低く 市街地に近いこともあって住農が混在し宅地化が進んでいるため 土地利用の混在に対応した適切な誘導が必要である (2) 山野里地区千種川と安室川が合流する氾濫原に形成され JR 上郡駅を中心とする商業系市街地とこれを囲む住居系市街地の市街化区域 その周辺の農地や集落で構成されている 市街地に隣接した地区や幹線道路沿道地区の土地利用転換が進みつつある また 上郡中学校の周辺に市街化区域が拡大する可能性があることから 都市的土地利用の適切な誘導が必要である (3) 高田地区千種川東岸に位置し 国道 373 号が西端部を南北に通り 姫路上郡線が地区中央部を東西に通っており 計画的に開発された住宅地を形成している飛び地の市街地と まとまって広がる農地とその周辺の集落で構成されている 市街化区域以外の大部分は水田であり ほとんどがほ場整備済みである 農地利用の適正化を図り 労働生産性の向上や経営規模の拡大を促進し 農業経営の安定化を図ることが求められていることから 農業後継者確保のために計画的な住宅建設を推進する必要がある また 集落地区における低未利用地ついては集落活性化促進地として地域活性化となる活用方法を検討する必要がある (4) 鞍居地区千種川支流である鞍居川沿岸に集落を形成し 背後は丘陵地となっており ほ場整備も完了している 中核農家を育成し 土地利用の高度化 機械化を推進し 収益性の高い農業経営の推進を図る必要があることから 農業後継者確保のために計画的な住宅建設を推進する必要がある (5) 赤松地区国道 373 号線および千種川流域と岩木川流域に農地と集落が広がっている状況である ほ場整備が完了している地区であり 機械化の推進などによる農業の近代化を図り水田農業の確立が求められている地区であることから 農業後継者確保のために計画的な住宅建設を推進する必要がある (6) 船坂地区安室川に沿って開けた地域で 上郡町中心部を通り岡山県へと通じる赤穂佐伯線が東西方向に通っている 平坦な農地が大半を占め 集落が点在し比較的大きな工場が立地している 農地の流動化を図り中核的担い手農家を育成する必要があることから 農業後継者確保のために計画的な住宅建設を推進する必要がある また 小学校の統廃合により船坂小学校が廃校となり規模の大きい遊休地が出現することや 養鶏場跡地も存在することなどから 地域の活性化を進める土地の活用が求められている 34

38 (7) 梨ヶ原地区山林が多くを占め 国道 2 号線及び梨ヶ原川沿いに農地と集落が広がっている 農地の流動化を図り中核的担い手農家を育成する必要があることから 農業後継者確保のために計画的な住宅建設を推進する必要がある また 小学校の統廃合により梨ヶ原小学校が廃校となり規模の大きい遊休地が出現することや 国道 2 号沿いは流通業務系の土地利用を図れることから 地域の活性化を進める土地の活用が求められている 35

39 第 5 章土地利用計画 1. 土地利用の基本方針 1-1. 集落居住環境の維持 保全 市街化調整区域では 尐子高齢化や人口減尐 流出に伴い 農業の後継者不足や将来の地域コミュニティを支える年代が減尐している このため 自然豊かな集落環境を維持 向上することにより地域の魅力向上を図り UIターン希望者が非農用地等へ住宅の建築を行えるように集落としての受け入れ体制を整備する 地区外地権者が所有する耕作放棄地や遊休農地を活用し 産業としての農業が成り立つよう 農業の6 次産業化などを推進する 地区内居住者による集落景観維持のためのルールづくりなど 集落での居住環境の改善のための地域によるまちづくりを積極的に推進する 1-2. 優良農地の保全 市街化調整区域の広大な優良農地は 食糧生産の重要な場であるとともに 美しい田園風景を形成する重要な資源である 従って 集落周辺部や幹線道路沿道部における農地の無秩序な開発を抑制し 優良な農地と美しい田園風景の保全を図る 都市と農村の交流による地域活性化のため 地域資源を有効に活用した観光農業を促進し 就業機会の確保と農産物の販路拡大を図る 1-3. 適正な土地利用の推進 市街化調整区域では 耕作放棄地や養鶏施設の跡地が目立つようになっている 特に養鶏場跡地については 一団の低未利用地であるため 地域の活性化を進める土地の活用を図る 小学校の統廃合に伴い 学校敷地及び校舎の有効活用が求められており 校区内に立地する集落の活性化を進める土地の活用ができるよう 住民との協働による新たな土地利用を推進する 36

40 2. 土地利用区分 ( ゾーン区分 ) の設定 2-1. 土地利用区分の基本的な考え方と誘導方針市街化調整区域の土地利用の基本方針を踏まえ 土地利用状況 個別規制法の指定状況等を考慮して 土地利用の骨格となる基本区域を定めるものとする (1) 基本区域 1 保全区域保全区域は 森林や里山 神社境内樹林地などの良好な自然環境の保全を図るべき区域 森林などの多様な公益機能を考慮し 地域の貴重な資源として 自然環境 生態系などの保全 土地の形質などの保全を図るべき区域に設定する この区域は 原則として土地利用の転換を認めない また 豊かな自然を活用するためのレクリエーションなどを目的とした小規模な施設整備については 周辺環境との調和を満たす場合に限り可能とする 地域住民のかけがえのない資源は 維持保全する 2 森林区域森林区域は 森林としての土地利用を通じて 森林が持つ多面的な機能の発揮を図り 森林としての地域環境の形成を図るべき区域に設定する この区域は 都市的土地利用や開発 施設整備については抑制する また 森林資源を活かし 自然とのふれあいを目的とした文化 レクリエーションなどの場を提供する 3 農業区域農業区域は 農業の振興を図るとともに 農業の営みを通じて農地が持つ多面的な機能の発揮を図るべき区域に設定する この区域については 優良農地を保全するため 農業生産活動や集落と関連のない土地利用や開発 施設整備のための土地利用転換は抑制する また 観光農業など 豊かな田園環境を活かした体験や交流の場を提供する 4 集落区域集落区域は 既存の住宅を中心に 良好な生活環境の保全と創造を図るべき区域 生活の利便性や快適性を得るために 区域における生活関連施設や公共公益施設などの効率的整備を促進し より良い居住環境の形成に配慮すべき区域に設定する この区域については 農業生産活動や集落との関連がなく 良好な集落環境の形成に支障を及ぼすような都市的土地利用や開発は抑制する また 商業 業務施設については 日常生活用品の販売など小規模なものとする さらに 既存集落のコミュニティーと一体となった計画的な住宅供給については 可能とし 周辺環境と調和したゆとりのある生活空間の保全に配慮した 低層住宅を主とした建築物の誘導を図ることを基本とする 37

41 5 特定区域特定区域は 地域の活性化を図り 周辺環境に配慮しつつ 一定の開発を計画的かつ適正に誘導すべき区域に設定する この区域は 他の区域では許されない土地利用について 周辺営農環境 生活環境及び田園景観などとの調和が図られ また 地域の活性化に資するものは許容する さらに 快適でゆとりのある居住空間を備えた 一定のまとまりのある住宅地の形成については可能とし 雇用の場の創出や定住促進に資する生産流通 商業などの産業立地を可能とする 38

42 2-2. 土地利用区分設定の基準と誘導方針土地利用区分及び設定基準 誘導方針を以下に示す (1) 保全区域保全区域は 以下に示すものに該当する区域について設定することを基本とする 1 個別規制法等に基づく区域規制の強い地域 ( 調整青地地域 ) の内の 国有林の区域及び森林法に基づく保安林 保安施設地区 文化財保護法に基づく史跡 名勝 天然記念物 砂防法に基づく砂防指定地の砂防の施設規制の弱い地域 ( 調整白地地域 ) の内の 県の環境の保全と創造に関する条例に基づく自然環境保全地域 2 良好な自然環境を有する里山 丘陵 河川 ため池 保全すべき緑地等 3 社寺境内地 鎮守の森等の貴重な区域 4 公益的機能が高い森林 樹林地等の保全すべき緑地 (2) 森林区域森林区域は 保全区域に該当しない森林で 以下に示すものに該当する区域について設定することを基本とする 1 個別規制法等に基づく区域規制の弱い地域 ( 調整白地地域 ) の内の 森林法に基づく地域森林計画対象民有林の保安林以外の森林( 鳥獣保護区 砂防指定地も含む ) 2 林業の振興に必要な森林 3 一体のまとまりのある森林 4 自然とふれあう場として整備された区域 あるいは整備すべき区域などの 憩いの空間の確保が可能な区域 5 現在 森林ではないが ( 土取場 荒れ地等 ) 将来的に一体のまとまりある森林に戻すべき区域 (3) 農業区域農業区域は 農業の振興を図るべき区域で 以下に示すものに該当する区域について設定することを基本とする 1 個別規制法等に基づく区域 規制の強い地域 ( 調整青地地域 ) の内の 農業振興地域の整備に関する法律に基づく農用地区域( 農振青地地域 ) 規制の弱い地域 ( 調整白地地域 ) の内の 農業振興地域の農用地区域以外( 農振白地地域 ) 農地法による甲種農地及び第 1 種農地 2 農用地区域周辺で 農用地と一体的に農業振興を図るべき区域 3 農業の振興に不可欠な農地とため池及び用水路等の農業用施設 農家住宅等が一体となっている区域 39

43 4 現在 農業生産は行われていないが ( 耕作放棄地 荒れ地等 ) 農業振興を図るべき区域 (4) 集落区域集落区域は 既存の集落及びこれを中心として集落のコミュニティを形成すべき区域で 以下に示すものに該当する区域について設定することを基本とする 1 連たんして集落形成がなされている既存集落の区域 2 既存集落の拡張が見込まれる区域 3 集落における生活関連施設や小規模な商業施設等を適切に立地させる必要がある区域 4 個別規制法等に基づく区域 農業振興地域の整備に関する法律に基づく農用地区域 ( 農振青地地域 ) 農用地区域 甲種農地及び第 1 種農地 ( 以下 農用地区域等 という ) のうち 次のいずれかに該当するものは 区域に含めることができる なお 農用地区域等を含むこととなる場合は 指定図面中に 集落区域内にある農用地区域 甲種農地 第 1 種農地及び森林法で指定した保安林等 ( 保安林 保安施設地区 ) は 区域内から除く ことを明記する ア ) 集団農地を構成していない農用地区域等で かつ明確な地形地物で囲まれているもので 以下のいずれかに該当する小規模なもの なお ここでいう明確な地形地物とは 幅員が概ね ( 注 1) 1.8m 以上の道路又は水路 もしくは山裾のことをいう ( ア ) 地縁者 新規居住者の住宅区域 地縁者の小規模事業所区域に含めようとする土地改良事業受益区域外の農用地区域等の面積が概ね ( 注 1) 1.0ha 以下であるもの ( イ ) 地縁者 新規居住者の住宅区域 地縁者の小規模事業所区域に含めようとする土地改良事業受益区域内の農用地区域等の面積が概ね ( 注 1) 0.3ha 以下であるもの イ ) 周囲のほとんどが宅地で囲まれた農用地区域等 もしくは住宅に挟まれた農用地区域等で 当該農用地区域等を区域から除くと地縁者の住宅区域が著しく不整形となるもの ただし この場合も 当該農用地区域等は 上記ア ) に定める小規模なものとする 農業振興地域の農用地区域以外 ( 農振白地地域 ) 土地改良事業を実施した地域 ( 実施中で換地計画が確定している地域を含む ) において 非農用地とされた低未利用地で 建築物の敷地としての土地利用が見込まれる土地は 区域に含めることができる 個別規制法 ( 農業振興地域の整備に関する法律 森林法等 ) に基づく土地利用規制の無い地域 ( 調整無地地域 ) の内の 上位計画で都市的土地利用の誘導を位置づけられた地域 40

44 (5) 特定区域特定区域は 以下に示すものに該当する区域のうち 敷地面積が 1,000 m2以上に該当するものについて設定することを基本とする ただし 既存の工場の敷地など単独の敷地を中心に区域を定める場合はこの限りでない 1 公共公益系地域におけるコミュニティ形成のため 公共施設や教育施設 公園などの公共公益施設系区域として設定する ア ) 学校 図書館 スポーツ施設等の区域イ ) 公民館 老人憩いの家等地域レベルの施設の区域ウ ) 医療福祉施設の区域 2 工業系既存事業所の周辺等において 事業所の増築 業種変更等を容易にし 地域活性化と土地の有効利用を図る区域に設定する 3 農業関連系農業関連施設の周辺において 施設の増築等を容易にし 農業の振興と農村集落の活性化を図る区域に設定する 4レクリエーション系既存レクリエーション施設の周辺において レクリエーション関連施設の増築を容易にし 都市と農山村との交流を推進する区域に設定する 5 調整系比較的規模の大きい低未利用地について 当該土地の存する小学校区内の住民と調整を図りながら 集落や地域コミュニティの活性化を推進する区域に設定する 6 商業系既存商業施設の周辺において 事業所の増築等を容易にし 地域の生活環境の向上と土地の有効利用を図る区域に設定する 41

45 2-3. 特別指定区域 ( 地縁者の住宅区域 ) の区域設定基準 区域の設定地縁者の住宅区域は 以下に示す基準により区域設定案を作成する (1) 共通事項 1 土地利用基本計画の集落区域内に定める 2 住宅 ( 市街化区域内に存するものを含む ) が連たんする概ね ( 注 1) 1ha 以上の区域とする ただし この場合の 連たんする とは 建築物の敷地相互間の距離が 50m 以内であることをいう また 土地改良事業を実施した地域 ( 実施中で換地計画が確定している地域を含む ) において非農用地とされた低未利用地で かつ 建築基準法上の道路に接しているものは 建築物の敷地としての土地利用が見込まれるため 建築物の敷地とみなすことができる ア ) 集落周辺部にある住宅の取り扱い ( ア ) 集落の周辺部に飛び地で単独の住宅敷地がある場合 建築物の敷地相互間の距離が 50m 以内であれば 区域に含めることができる ( イ ) 集落の周辺部に飛び地で複数の建築物 ( 小規模な農業用施設を除く ) が連たんする区域がある場合 建築物の敷地相互間の距離が 50mを若干超える場合でも 区域に含めることができる イ ) 道路沿いに連たんする住宅の取り扱い道路沿いに複数の建築物 ( 小規模な農業用施設を除く ) が集まる区域が連たんしている場合 区域間の距離が 50mを若干超える場合でも 区域に含めることができる この場合 区域内の道路から 50m 以内の範囲及び区域の端部から外側に向かって 50m 以内の範囲にある単独の住宅敷地は 一団の区域に含めることができる 3 住宅以外の用途の建築物 ( 工場 事務所 資材置き場等 ) の敷地は 集落の中に介在している場合を除き 区域から除外する 4 一団の未接道地 ( 接道している土地の背後のまとまった低未利用地 ) は 集落の中に介在している場合を除き 区域から除外する 5 計画戸数と戸数密度から算定される区域の適正な規模から判断して課題となる低未利用地の部分は区域から除外する 6 戸数密度は 6~7 戸 /ha を目安とし 戸数密度が高いため良好な住宅環境の確保の観点から 区域拡大の必要がある場合は周辺の土地を含めることができる この場合 山林 田 畑は極力保全に努めるものとし これ以外の土地を含めてもなお戸数密度が高い場合 ( 概ね ( 注 1) 10 戸 /ha を超える場合 ) に限り 田 畑を含めることができるものとする 但し この場合にあっても一団の未接道地については区域から除外する 7 公営住宅敷地については 区域から除外する 42

46 (2) 農地との区域界 1 農用地区域 甲種農地及び第 1 種農地 ( 土地改良事業区域 10ha 以上の集団農地等 ) は 区域から除外する 2 農用地区域 甲種農地及び第 1 種農地 ( 以下 農用地区域等 という ) のうち 次のいずれかに該当するものは 区域に含めることができる ただし 区域に農用地区域等を含むことになる場合は 指定図面中に 集落区域内にある農用地区域 甲種農地 第 1 種農地及び森林法で指定した保安林等 ( 保安林 保安施設地区 ) は 区域内から除く ことを明記する ア ) 集団農地を構成していない農用地区域等で かつ明確な地形地物で囲まれているもので 以下のいずれかに該当する小規模なもの なお ここでいう明確な地形地物とは 幅員が概ね ( 注 1) 1.8m 以上の道路又は水路 もしくは山裾のことをいう ( ア ) 地縁者の住宅区域に含めようとする土地改良事業受益区域外の農用地区域等の面積が概ね ( 注 1) 1.0ha 以下であるもの ( イ ) 地縁者の住宅区域に含めようとする土地改良事業受益区域内の農用地区域等の面積が概ね ( 注 1) 0.3ha 以下であるもの ただし 事業完了後 8 年以内のものを除く イ ) 周囲のほとんどが宅地で囲まれた農用地区域等 もしくは住宅に挟まれた農用地区域等で 当該農用地区域等を区域から除くと地縁者の住宅区域が著しく不整形となるもの ただし この場合も 当該農用地区域等は 上記ア ) に定める小規模なものとする (3) 山林との区域界 1 国土調査界を基本として 地目が山林の土地とそれ以外の土地との境界を区域界とする ただし 当該山林を区域から除くと地縁者の住宅区域が著しく不整形となる場合にあっては 地目山林以外の土地を区域に含めることができる 2 地目が山林ではあるが 現況が宅地である土地は区域に含めることができる また 宅地に隣接する地目山林の土地で 所有者が同一であり かつ 土地形状と接道状況を勘案して宅地としての利用が可能なものについては 区域に含めることができる 一方で 地目が山林以外ではあるが 現況が山林の土地は区域から除外する 3 保安林等保全すべき土地は区域から除外する (4) 災害の発生のおそれのある区域災害の発生のおそれのある区域として ハザードマップに記載された 浸水想定区域 及び砂防法により指定された 砂防指定地 は 区域に含むことができない ただし 区域指定が解除された場合は 区域に含むことができる また 上記ハザードマップに記載された土砂災害危険箇所 ( 土石流危険渓流 急傾斜地崩壊危険箇所 地すべり危険箇所 の土砂災害警戒区域 及び 崩壊土砂流出危険地区 地すべり危険箇所 山腹崩壊危険地区 の被害想定区域 ) においても区域に含むことができない ただし 以下の条件に該当する場合にあってはこの限りではない 1 新たに宅地的土地利用を拡大させないこと 43

47 2 当該区域について地域住民等への周知がなされていること 3 災害時における警戒避難体制が確保されていることなお 建築許可申請及び建築確認申請等で兵庫県建築基準条例 ( がけ条例 ) に基づく構造耐力の強化を求められる場合がある さらに 土砂災害警戒等における土砂災害防止対策の推進に関する法律 の規定に基づく 土砂災害特別警戒区域 ( レッドゾーン ) に指定された場合は 区域に含むことができない (5) その他地縁者の住宅区域の設定の詳細は 特別指定区域制度活用の手引き ( 平成 15 年 4 月 ) P59~P72 の集落区域の設定基準による この場合 計画的な都市基盤施設整備の予定があるとされる区域については 地縁者の住宅区域に含めることができないので 留意すること ( 手引きP643イ P88 参照 ) 特別指定区域 ( 地縁者の住宅区域 ) の区域界の定め方 区域界は道路 里道水路等の地形地物を基本とし これによることができない場合は 筆界 見通し界とする 特別指定区域 ( 地縁者の住宅区域 ) の区域界の判定方法作成時点において最新版のものを使用するものとする 11/2,500 の地形図に農用地区域等を記載する 2 上記区域設定基準により区域を設定する 土地利用の現況により区域を設定する場合は 航空写真と住宅地図を基に判断し 必要に応じて現地調査を実施する < 基礎資料一覧 > 1/2,500 地形図 農用地区域図 地番現況図 住宅地図 航空写真 特別指定区域 ( 地縁者の住宅区域 ) の単位自治会単位に集落区域を設け 地縁者の住宅区域は一つを基本とする 複数の地区がある場合は枝番号をつけて判別できるようにする ただし 同一大字内で自治会界が複雑な場合は 複数の自治会を一つの単位とすることができる 特別指定区域 ( 地縁者の住宅区域 ) 指定後の境界調整区域指定の後に土地改良事業が実施された場合 又は地形地物の変更が発生する等 指定された区域の精度を保つために必要があると判断される場合は 境界調整のための区域の見直しを町が行うことができる この見直しを行う場合は 概ね 5 年に一度行われる町農業振興地域整備計画に関する基礎調 44

48 査時期に合わせて行うこととする また 境界調整のための区域の見直しが軽微なものであるときは 県開発調整室との協議により土地利用計画及び特別指定区域の見直し案の縦覧と関係者からの意見の聴取は不要とすることができる 特別指定区域 ( 地縁者の住宅区域 ) 指定後の変更 1 区域指定後の変更は 特別指定区域の単位 ( 自治会単位 ) で行うものとする 2 区域指定後に区域を変更する ( 前記 5の境界調整該当する場合を除く ) 場合 又は地縁者の住宅区域以外の種類の特別指定区域の指定を受けようとする等の変更を行う場合は 特別指定区域を含む自治会が 上郡町まちづくり協議会の認定及び特別指定区域の指定に関する要綱 ( 平成 21 年上郡町告示第 86 号 ) 第 3 条に基づいてまちづくり協議会の認定を受け 同要綱第 7 条に規定する地区土地利用計画を作成して特別指定区域の申し出を行う方法により実施するものとする 開発区域周辺の取扱地縁者の範囲地縁者の住宅区域に建築することができる地縁者の範囲は 開発区域の属する旧小学校区の市街化調整区域に通算して 10 年以上居住する者又は居住していた者とする 地縁者の範囲 ( 旧小学校区別自治会表 ) 旧小学校区名自治会名上郡小学校寺町 東町 緑ヶ丘 惣尻 尾長谷山野里小学校山田 宮ヶ丘 丹西 安室ヶ丘 松の尾 川原 平野 大酒高田小学校中野 宿 休治 宇野山 佐用谷 小野豆 奥 宇治山 神明寺 與井 與井新 西野山 釜島 正福寺鞍居小学校土井 土井の内 小山赤松小学校大枝 大枝新船坂小学校上栗原 下栗原 別名 岡 金内 名村 船坂 1 船坂 2 船坂 3 梨ヶ原小学校梨ヶ原 落地 単位を旧小学校区とする理由本町においては 小学校を地域コミュニティの核として 地区の様々な会合や活動の拠点として活用し 世代を超えた幅広い交流を行うことにより 地域のコミュニティが形成されている このような地域特性により 兵庫県都市計画法施行条例建築基準 ( 別表第 3 の 1 の項地縁者の住宅区域に建築できる建築物 ) における 開発区域周辺 の取り扱いを旧小学校の校区とした土地利用とすることにより 高齢化 若年層の流出により活力が失われつつある地域の活性化につながると考えている 45

49 特別指定区域 ( 地縁者の住宅区域 ) 内の建築基準 (1) 接道一団の未接道地は 集落の中に介在している場合を除き区域から除外しているが 集落の中に介在する未接道地に住宅の建築 大規模の修繕及び大規模の模様替をしようとする場合 個別に建築基準法第 43 条ただし書許可が得られること また 未接道地の敷地分割は 原則認めない (2) 最低敷地面積田園環境に調和したゆとりある住みよい住環境の形成とミニ開発等の防止を目的に 最低敷地面積を 200 m2とする ただし 次に掲げるものに該当する場合はこの限りでない 1 地縁者の住宅区域 指定日 前から存する建築敷地で その面積が最低限度に満たない場合 2 適法に建築された住宅 ( 地縁者の住宅区域 以外の基準で 都市計画法に適合し 建築された住宅 ) を 地縁者の住宅 に用途変更しようとする場合 3 敷地を拡大する場合で 周辺の土地利用の状況により拡大後の敷地面積が最低敷地面積に満たない場合 4 上記 1~3に類するもので 理由書によりやむを得ない事情があると認められる場合 (3) 壁面後退良好な住環境を創造するために 道路境界線及び隣地境界線から建築物の外壁までの距離を 1.0m 以上とする なお 敷地に接している道路が建築基準法第 42 条第 2 項道路等 幅員 4m 未満の場合は 道路中心線から 2m 後退した境界線より 1.0m 以上の壁面後退を行うものとする ただし 次のいずれかに該当する場合は壁面後退の制限を受けないものとする 1 適法に建築された住宅を 増改築を伴わずに 地縁者の住宅 に用途変更しようとする場合 2 増改築する場合で 増改築しない既存部分についてのみ制限を受けない 3 外壁又はこれに代わる柱の中心線の長さの合計が 3m 以下のものを建築する場合 4 物置その他これに類する用途に供し 軒の高さが 2.3m 以下で かつ 床面積の合計が 5 m2以内のものを建築する場合 5 壁を有しない自動車車庫及び自転車置き場で軒の高さが 2.3m 以下であるものを建築する場合 なお 建築基準法第 42 条第 2 項の規定による道路の後退線内に既存建築物 門 塀等が残存している場合は 建築基準法第 44 条に適合しないこととなるので留意すること 46

50 (4) 専用通路一筆の土地を新たに分筆して複数の宅地とするときは 旗竿宅地を設けてはならない 現況宅地の形状からやむを得ず専用通路により接道する場合は 下記の解説図のとおり 長さ (L) の限度を 35mとし 幅員 (W) は専用通路の長さが L 15mの場合は W 2m 15m< L 35mの場合は W 3mとする また 上記の基準を満たしている場合においても 専用通路による接道を認める建築敷地は 1 区画までとし 残地となる農地等が袋地とならないように 必ずその敷地のための通路を確保することとし 専用通路による建築敷地が確定した場合には 地縁者の住宅区域の見直し時に 残地となる農地を区域から除外する手続を行う ただし 当該集落住民の総意のもと 開発手法による通り抜け道路が整備されることが集落環境上望ましいと判断された場合は この専用通路の建築基準は適用しない 残地は住宅地として使用しないよう指導する 1m 1m 袋地とならないよう通路を確保する 残地 建築可能範囲 建築可能範囲 1m 1m 15m<L 35m 専用通路 建築可能範囲 道路中心線 建築可能範囲 専用通路 壁面後退線 L 15m 1m 2m W 3m 道路後退線 : 道路中心線から 2m 後退 W 2m ( 注 1) 概ね とは ±10% の範囲をいう ( 注 2) 敷地間隔 50m 以内は 開発指定区域内において行う開発行為 ( 法 34 条第 11 号 ) の指定基準を準用する ( 注 3) 旧小学校区とは 平成 17 年時点の小学校区のことをいう 47

51 別表 1 災害の発生のおそれのある土地の区域についての参考資料 1. 災害危険区域 ( 建築行為の制限 ) (1) 建築基準法第 39 条第 1 項地方公共団体は 条例で 津波 高潮 出水等による危険の著しい区域を災害危険区域として指定することができる (2) 同条第 2 項災害危険区域内における住居の用に供する建築物の建築の禁止その他建築物の建築に関する制限で災害防止上必要なものは 前項の条例で定める 2. 急傾斜地崩壊危険区域 ( 急傾斜地の崩壊を助長する行為の制限 急傾斜地崩壊防止工事 ) (1) 急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律第 3 条第 1 項都道府県知事は この法律の目的を達成するために必要があると認めるときは 関係市町村長の意見を聞いて 崩壊するおそれのある急傾斜地で その崩壊により相当数の居住者その他の者に危害が生ずるおそれのあるもの及びこれに隣接する土地のうち 当該急傾斜地の崩壊が助長され 又は誘発されるおそれがないようにするため 第 7 条第 1 項各号に掲げる行為が行われることを制限する必要がある土地の区域を急傾斜地崩壊危険区域として指定することができる 3. 土砂災害警戒区域 土砂災害特別警戒区域 ( 土砂災害のおそれのある区域の周知 ) (1) 土砂災害防止法第 6 条第 1 項都道府県知事は 基本方針に基づき 急傾斜地の崩壊等が発生した場合には住民等の生命又は身体に危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域で 当該区域における土砂災害を防止するために警戒避難体制を特に整備すべき土地の区域として政令で定める基準に該当するものを 土砂災害警戒区域として指定することができる (2) 土砂災害防止法第 8 条第 1 項都道府県知事は 基本方針に基づき 警戒区域のうち 急傾斜地の崩壊等が発生した場合には建築物に損壊が生じ住民等の生命又は身体に著しい危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域で 一定の開発行為の制限及び居室を有する建築物の構造の規制をすべき土地の区域として政令で定める基準に該当するものを 土砂災害特別警戒区域として指定することができる 4. 土砂災害危険箇所 ( 土砂災害に対し計画的に対策を推進する ) 国土交通省による砂防事業及び急傾斜地崩壊対策事業の推進のための全国的な調査 48

52 H H H 5. 兵庫県建築基準条例第 2 条 ( がけ地の安全措置 ) ( がけ地の安全措置 ) 第 2 条がけ地 ( がけ ( 地表面が水平面に対し 30 度を超える角度をなす土地をいう 以下この条において同じ ) を有し 又はがけに接する建築物の敷地をいう ) に建築物を建築する場合においては がけの表面の中心線から がけ上及びがけ下の建築物までの水平距離は それぞれのがけの高さの 1.5 倍 ( がけの高さが 2 メートル以下の場合又はがけの地質により安全上支障がない場合においては 1 倍 ) 以上としなければならない ただし がけが岩盤若しくは擁壁等で構成されているため安全上支障がない場合又は建築物の用途若しくは構造により安全上支障がない場合においては この限りでない 2 がけの下部に擁壁等がある場合においては その擁壁等の頂部に接し がけ下の建築物の敷地があるものとみなして 前項本文の規定を適用する 3 がけ上の建築物の敷地には 地盤の保全及びがけ面への流水防止のため 適当な排水施設をしなければならない 一部改正 平成 13 年条例 23 号 兵庫県建築基準条例第 2 条 ( がけ地の安全措置 ) 図解 (1) 第 1 項 がけの中心線 がけの中心線 1.5 H 1.0 H ただし 安全な擁壁はこの限りではない (H>2.0m の場合 ) (H 2.0m の場合又はがけの地質により安全上支障がない場合 ) (2) 第 2 項 がけの中心線 H (1) に準ず 建築物の敷地があるものとみなす 安全な擁壁 49

53 がけの高さ 兵庫県建築基準条例第 2 条 ( がけ地の安全措置 ) の解説 1. 本規定は 建築基準法第 19 条第 4 項の規定を補完し 同法第 40 条の規定に基づき 建築物ががけ崩れ等による被害を未然に防止する目的で設けたものであり 建築物をがけから一定距離離すことにより その安全性を確保するよう定めたものである 2. がけ とは 地表面が水平面に対し 30 度をこえる角度をなす土地をいい 小段等によって 上下に分離されたがけがある場合において 下層のがけ面の下端を含み かつ 水平面に対し 30 度の角度をなす面の上方に上層のがけ面の下端があるときは その上下のがけは一体のも のとみなす がけの高さ とは がけの上端と下端の垂直距離をいう がけの範囲 第 1 項ただし書き前段の がけが岩盤若しくは擁壁等で構成されているため安全上支障がない場合 には 次のもののうち 建築物を建築する場合においても その安全性に支障がないものが該当する (1) 建築基準法第 88 条第 1 項の規定に基づき確認等を受けた擁壁を設置したもの (2) 宅地造成規制法に基づき擁壁等 ( 擁壁の設置を要しないがけでがけ面を石張り 芝張り等によって法面保護の措置を講じたものを含む ) を設置したもの (3) がけが 風化の著しくない硬岩盤であるもの (4) 公的機関等で その安全性の判定を受けた擁壁等 4. 第 1 項ただし書き後段の 建築物の用途により安全上支障がない場合 には がけ下に建築する居室を有しない建築物で その規模が軽微なものが該当する ( 例納屋 器具庫等 ) 5. 第 1 項ただし書き後段の 建築物の構造により安全上支障がない場合 には 次のものが該当する (1) がけ上に建築物を建築する場合で そのがけが外見上支障のないものであって がけ下から地表面と 30 度をなす角度まで建築物の基礎をがけに影響のないような方法で下げた場合 (2) がけ下に建築物を建築する場合で 土圧 衝撃等に対して構造耐力上支障のない鉄筋コンクリート造 鉄骨鉄筋コンクリート造その他これらに類する構造のもの 6 第 3 項は がけの上に建築物を建築し 又は建築物の敷地を造成する場合には 雤水 汚水の排水ががけ面を流下したり 擁壁の裏側又はがけに浸透しないように排水施設を設けることを義務づけることにより がけ崩れを誘発しないよう規定したものである 50

54 51 集落区域内にある農用地区域 甲種農地 第 1 種 農地及び森林法で指定した保安林等 ( 保安林 保安施設地区 ) は 区域内から除く 51

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