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きよたつふじした
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1 舗装維持管理ガイドライン平成年月長崎県土木部道路維持課

2 はじめに舗装維持管理ガイドラインは平成年月に策定した長崎県道路舗装維持管理計画 ( 第一期計画 ) の内容を踏まえ道路舗装の合理的な維持管理業務の実現を目指し舗装補修に関する予算の調達から点検補修の実施マネジメントシステムの運用に関する実施内容について記載しましたまた本ガイドラインは平成年度に改訂された長崎県道路舗装維持管理計画 ( 第二期計画 ) の内容に合わせ長崎県道路舗装維持管理計画検討委員会 ( 委員長 : 長崎大学蒋宇静教授 ) において見直しを行いました今回の見直しでは平成年度以降の点検データを用いて検証を実施し劣化予測モデルの見直しや中長期にわたる道路舗装の安全性と快適性の確保ライフサイクルコストの縮減を目指し管理方針や予算計画の見直しを行っております加えて舗装の延命化とコスト縮減等を図るためシール材注入等の予防的修繕工の適用を新たに導入しました平成年度長崎県道路舗装維持管理計画検討委員会委員構成 ( 敬称略 ) 委員長長崎大学大学院工学研究科教授蒋宇静委員長崎大学大学院水産環境科学総合研究科准教授杉山和一委員長崎大学大学院工学研究科助教杉本知史委員社団法人長崎県ほ装協会会長中村人久委員長崎県土木部建設企画課課長田口陽一委員長崎県土木部道路維持課課長池田正樹

3 目次. 舗装維持管理ガイドラインの概要と位置付け.... 概要.... 位置づけ.... 舗装維持管理業務の基本方針.... 舗装アセットマネジメント.... 階層的マネジメントフロー.... 長崎県の舗装マネジメントフロー.... 舗装管理業務フローの見直し.... 舗装区間のグルーピング...9. 調査点検計画.... 路面状態の評価方法と評価指標の定義.... 路面性状調査の実施方法.... 調査結果の蓄積方法 ( 舗装データベース ).... 路面性状値の予測方法 ( 劣化予測式 ).... 調査データの解析.... 補修箇所選定方法と優先順位の設定.... 補修箇所選定.... 補修箇所選定フロー.... 補修候補箇所の選定方法.... 補修の判断基準値.... 現地補足調査.... 要補修箇所リスト作成 ( 予算要望書 ).... 予算計画及び予算配分 ( 本庁機能 ).... 単年度補修実施箇所リスト作成補修工事発注....9 グループ別管理方針.... 管理水準及び予算計画...9. 目標管理水準の設定予防的修繕の実施について全体の予算計画と健全度推移の予測.... 維持管理システム運用方法.... システムの全体構成.... システム機能.... 事後評価手法...0. 目標達成度の管理舗装維持管理ガイドラインの見直し...

4 . 舗装維持管理ガイドラインの概要と位置付け. 概要本ガイドラインは長崎県土木部が策定した公共土木施設等維持管理基本方針 (H9.) に基づいて長崎県が管理する道路舗装の維持管理を対象としたものである本ガイドラインは道路舗装の合理的な維持管理業務の実現を目指し舗装補修に関する予算の調達から点検補修の実施マネジメントシステムの運用に関する実施内容について記載したものである. 位置づけ長崎県が管理する道路舗装に対してアセットマネジメントの考え方を導入し今後の維持管理業務を本ガイドラインに準拠して実施するものである舗装維持管理ガイドラインの全体概要を以下に示す公共土木施設等維持管理基本方針橋梁ガイドライントンネルガイドライン防災ガイドライン舗装維持管理ガイドライン予算計画調査点検の実施舗装区間のグルーピング補修箇所選定管理水準の設定補修判断基準の設定補修の実施事後評価 ( 計画の見直し改善 ) 本庁実施内容の記録事務所図 - 舗装維持管理ガイドライン全体概要

5 . 舗装維持管理業務の基本方針舗装管理業務の基本方針を以下に示す舗装の維持管理に必要な事業費を事前に把握することで長期的な予算計画を行い計画的な予算確保に努めるとともに予算のピークを分散し安定的な補修需要と舗装の管理水準を維持する道路の重要性により定めたグルーピング別に段階的かつ客観的な補修基準値を用いた補修を行うマネジメントの各段階における意思決定に有用な情報を提供するために日常的な舗装管理業務で生成される各種情報を継続的に蓄積する継続的に舗装管理業務を運用することにより舗装管理業務の適切な執行状況をチェックするとともに事後評価を行い全体計画の見直しを行う補修前に予防的修繕を実施し舗装の延命化を図る

6 . 舗装アセットマネジメントアセットマネジメントの定義を以下に示す限られた予算を社会資本に最適に配分することにより今後新たに整備される社会資本を含め各社会資本に求められている価値およびサービスレベルを維持あるいは求められるアウトカムを達成することアセットマネジメントシステムとはその目的を達成するための予算および資産価値の管理システムである計画的な舗装管理業務を遂行するためにアセットマネジメントの考え方を導入し舗装管理業務のあり方を定める舗装管理業務を対象として工学的根拠に基づく長期的予算計画の立案と合理的な点検補修更新業務の実施継続的なマネジメントサイクルの実行による確実な事業成果の向上を実現することにより舗装維持管理業務のコスト縮減と道路利用者の安全性の確保 ( 舗装損傷に係るリスクの低減 ) 舗装管理業務のアカウンタビリティの向上を目的とする長崎県の舗装アセットマネジメントの取り組み方針を下記に示す計画的予防的な補修への転換による舗装補修のコスト縮減舗装の劣化が著しく進行してから補修を行う事後的補修から劣化の初期の段階で計画的予防的な補修に転換することでライフサイクルコストを抑え舗装の維持管理費用の削減に努める道路の役割機能に応じためりはりのある維持管理方針の設定膨大な延長に及ぶ県管理道路について道路が持つ役割, 機能に応じたグループに分類... しグループの特性に応じためりはりのある維持管理方針を設定する継続的な取り組みによる改善舗装の管理状態を定期的にモニタリングするとともに PLAN( 計画 ) DO( 実行 ) CHECK&ACTION( 評価改善 ) の PDCA サイクルにて事業の事後評価を行う

7 . 階層的マネジメントフロー舗装アセットマネジメントを舗装管理業務全般を対象として各種計画や意思決定の目標期間の違いによりつの階層の評価マネジメントサイクルに分類する中長期計画 ( 管理水準, 予算計画 ) 事後評価 PLAN 補修箇所選定補修の優先順位決定補修実施状況のモニタリング DO 中長期マネジメントレベル PLAN 単年度マネジメントレベル PLAN DO C&A C&A C&A DO 維持補修レベル補修詳細設計補修実施状況の記録 Plan ( 計画 ): 過去の実績や将来の予測などをもとにして維持管理計画を作成する Do ( 実施実行 ): 計画に沿って業務 ( 補修点検など ) を行う Check ( 点検評価 ): 業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する Action ( 処置改善 ): 実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする図 - 階層的マネジメントフロー概念図

8 . 長崎県の舗装マネジメントフロー階層的マネジメントサイクルに従った舗装管理業務のそれぞれの役割を以下に示す中長期マネジメントレベル舗装全体を長期的な視点にて管理する舗装の補修戦略やサービス水準中長期的な予算計画等を立案する路線の重要度や供用条件等に基づいて様々な性質をもった道路を分類する ( グルーピング ) 舗装の劣化パフォーマンスを確率モデルとして表現する各期予算や管理レベルの推移をシミュレートすることにより目標予算, 管理基準等を決定する舗装管理のチェック機能と長寿命化に資する新工法基準適用のための実験評価を行う単年度マネジメントレベル予算制約のもと単年度に補修を実施する箇所を選定する短期的に優先的に補修を実施すべき対象箇所を選定する ( 短期補修リストの作成 ) 補修の優先順位を決定する補修の実施状況をモニタリングする補修の実施実績に応じて短期補修リストを見直す維持修繕レベル個別箇所についての補修の詳細設計を行う補修実施状況を記録する

9 図 - 長崎県の舗装マネジメントフロー

10 . 舗装管理業務フローの見直し舗装維持管理ガイドラインに従い舗装マネジメントシステム導入後は階層的マネジメントフローの考え方に従った新たな業務プロセスを構築する舗装管理業務を ) 予算関係業務 ) 点検日常管理業務 ) 補修工事関係業務 ) 中長期計画事後評価に大きく分類する ) 予算関係業務路面性状調査日常パトロール現地補足調査等から舗装の状態を把握し管理基準値を満たさない区間については補修の対象箇所としてとりあげ補修のための予算要求を行う本庁では県全体の要補修箇所をとりまとめ予算計画を立案し補修優先順位検討 / 予算配分計画を作成する ) 点検日常管理業務定期点検として路線特性や重要性に応じた手法で路面性状調査を行い路面状態を客観的指標による評価する一方日常管理においては道路パトロールや県民からの苦情要望等を受付け対策案を検討する定期点検や日常管理で明らかになった要補修箇所については次年度の補修箇所として予算要求を行う ) 補修工事関係業務当該年度の補修予算が確定したうえで予算の範囲内で実施可能な補修箇所を決定し工事発注するその際に占用工事と調整を図ることにより補修箇所を調整する補修を実施した後には補修履歴情報を記録し路面性状調査の結果とともに舗装 DB を更新する ) 中長期計画事後評価概ね年毎に中長期計画の見直しを行う蓄積更新された舗装 DB をもとに劣化予測モデルを更新するさらにその他の土木施設の管理計画や財政状況と調整を図り中長期の実行計画や舗装の管理基準を再設計する事後評価として舗装長寿命化のための検討委員会 ( 仮称 ) を設置し著しく劣化が早い路線等の問題箇所を抽出し対策工法 ( 新工法 ) の導入を実験的に行いその効果を検証するシステム導入後の舗装管理業務フローとアセットマネジメントシステム位置付けを次頁の図に示す

11 月月月月月 9 月 0 月月月月月月月月月月月 9 月 0 月月月月月月本庁予算関係業務事務所本庁定期点検点検日常管理業務事務所日常管理事務所補修工事関連業務予算要求ガイドライン予算計画予算要求ガイドライン予算計画補修優先順位検討 / 予算配分計画作成補修優先順位検討 / 予算配分計画作成現地補足調査予算要求現地補足調査予算要求路面状態の評価路面性状調査 ( 機械調査 ) の実施路面状態の評価路面性状調査 ( 機械調査 ) の実施舗装管理状態の把握舗装管理状態の把握路面性状調査 ( 目視調査 ) の実施路面性状調査 ( 目視調査 ) の実施路面状態の評価路面状態の評価道路パトロールの実施道路パトロールの実施苦情要望受付対応苦情要望受付対応占用工事調整事業箇所再調整占用工事調整事業箇所再調整事務所中長期計画事工事発注工事発注工事実施記録工事発注工事発注工事実施記録補修工事監理緊急補修 ( 応急処置 ) の実施補修工事監理緊急補修 ( 応急処置 ) の実施劣化予測モデルの見直し管理基準値の見直し後評価 ( 年サイクル ) 長期予算計画の見直し適用 / 基準見直し図 - 舗装管理業務フロー

12 . 舗装区間のグルーピング道路の重要性や交通量に応じてめりはりをつけた舗装管理業務を実施するために道路区間の重要度を示すグループに分類する ( 図 - 参照 ) 舗装区間のグルーピングの定義を表 - 示すなお交通量区分と旧大型車交通量の区分との対応表を表 - に示す区分表 - 舗装区間のグルーピング定義グループ Ⅰ 地域高規格道路グループ Ⅱ 時間交通量 : 概ね 0,000 台以上大型車交通量区分 : 概ね N 以上 ( 旧 B 交通 ) グループ Ⅲ 時間交通量 : 概ね,000 台以上 0,000 台以下大型車交通量区分 : 概ね N 以下 ( 旧 A 交通 ) グループ Ⅳ 時間交通量 : 概ね,000 台未満大型車交通量区分 : 概ね N 以下 ( 旧 L 交通 ) ( 注 ) 一般国道の場合は時間交通量が,000 台未満であってもグループ Ⅲ に含める表 - 交通量区分と旧大型車交通量の区分との対応表交通量区分舗装計画交通量旧大型車交通量の区分 ( 台 / 日方向 ) N,000 以上旧 D 交通,000 以上,000 未満旧 C 交通 N 0 以上,000 未満旧 B 交通 N 00 以上 0 未満旧 A 交通 N 0 以上 00 未満 N 以上 0 未満旧 L 交通 N 未満 9

13 各グループの構成を表 - に示すグループ表 - 各グループの構成 ( 平成年度末 ) 単位 : 延長 (m) 割合(%) 一般国道主要地方道一般県道計グループ Ⅰ,00 (0.),00 (.9),00 (.) グループ Ⅱ, (.),0 (.) 99, (.) グループ Ⅲ, (.) 9, (0.),0,09 (.) グループ Ⅳ 0, (9.), (.) 計 0, (00.0),9, (00.0),00, (00.0) 0

14 図 - 舗装区間のグルーピング

15 . 調査点検計画. 路面状態の評価方法と評価指標の定義 () 舗装の評価舗装の路面状況を定量的客観的に把握するために舗装の評価は以下に示す維持管理指数 MCI Maintenance Control Index)を用いる出典第回建設省技術研究会報告昭和年度ＭＣＩ 0.Ｃ0. 0.9Ｄ0. 0.σ () ＭＣＩ0 0.Ｃ0. 0.0Ｄ () ＭＣＩ 0.Ｃ () ＭＣＩ 0 0.Ｄ () ここにＣひび割れ率Ｄわだち掘れ量 σ 平たん性縦断凹凸量 MCI は()式平たん性が未測定の場合は()式 ()式および()式の算出結果のうち最小値をもって MCI 値とする () MCI と健全度の関係健全度ランクにおける路面の状態と健全度ランクに対応する MCI について表 - に示す表 - MCI と健全度の関係健全度ランク路面の状態 MCI 値 MCI 健全度Ａ望ましい状況であり補修の必要なし健全度Ｂ望ましい状況であるが観察が必要 MCI 健全度Ｃ一部損傷が見られ予防的補修が必要 MCI 健全度Ｄ損傷がある程度進み計画的補修が必要 MCI 健全度Ｅ損傷が著しく早急な補修が必要 MCI

16 . 路面性状調査の実施方法舗装の調査点検手法の分類と内容を表 - に示すなお舗装点検の実施に際しては舗装点検マニュアルを参照のこと表 - 舗装の調査点検手法調査分類取得情報調査内容損傷路面性状測定車により舗装調査試験機械調査法便覧に準拠して路面の全範囲片側代表車線の損傷度を連続的に計測する目視点検日常パトロール現地踏査により目視観察を実施し損傷を評価把握するその他ひび割れわだち掘れ道路映像平たん性緯度経度ひび割れ損傷スケッわだち掘れチ図平たん性パトロール車により走行し局部的な損傷ポットホール箇所を発見する段差等路線特性や重要度等に応じて各路線の調査方法や頻度を設定する基本的な考え方は以下の通りとする一般国道は機械調査により路面の損傷を計測する主要地方道一般県道は路線特性や重要度等に応じてグループⅠ Ⅱは機械調査グループⅢは目視調査により路面の損傷を計測する調査の頻度は路線の重要度に応じて設定する主要地方道一般県道のグループⅣについては定期点検は行わずパトロール等の日常点検を実施する路面性状調査損傷箇所発見方法一般国道路線機械調査主要地方道一般県道路線グループ Ⅰ Ⅱ グループ Ⅲ グループ Ⅳ 機械調査目視調査日常パトロール図 - 調査方法の体系

17 . 調査結果の蓄積方法舗装データベース舗装管理の継続的な実施のため効率的に更新できる舗装データベースを整備する路面性状調査結果に加えて舗装工事の履歴カード等の蓄積データを収集整理して最新の舗装データベースを整備するその際の各データの記録方法については舗装点検マニュアルを参照のこと舗装データベースの整備項目を表 - に示す表 - 舗装データベースの整備項目区分道路管理データ分類管理事務所参照資料県提供資料更新時期備考データ変更後の路面性状調査実施時県市町村県提供資料データ変更後の路面性状調査実施時距離標間距離県提供資料路面性状調査実施時グループ番号県提供資料グルーピング舗装区間のグルーピングの見直し時道路特性車線数県提供資料データ変更後の路面性状調査実施時沿道状況県提供資料データ更新後 DID 市街地平地山地の路面性状調査実施時道路構造物県提供資料データ更新後橋梁トンネル踏切等の路面性状調査実施時施工補修舗装工事舗装工事の履適宜各事務所において舗装マネジメント歴カードシステムを用いて補修年月補修工法材料厚さ等を登録する路面性状路面性状路面性状路面性状調査ひび割れわだち掘れ平たん性調査結果実施時 MCI または現地補足調査時交通特性交通特性道路交通センサスの総交通量大型車交通量台/日センサス更新時交通量区分 N N 等

18 . 路面性状値の予測方法劣化予測式将来の補修需要を予測するために路面性状調査結果をもとに劣化予測式により舗装の劣化状態を推定する本県では用途に応じて以下のつの劣化予測モデルにより舗装の劣化状況の予測を行う単年度マネジメントレベルでは未調査区間の路面性状の劣化状態を現在時点に推計し補修候補区間を推定するために用いる劣化予測モデルである中長期マネジメントレベルでは多くの路線舗装区間を同時に管理する視点にたちライフサイクルコスト評価や長期的維持管理計画の立案のための劣化予測モデルとして舗装劣化の不確実性を考慮したモデルを用いる () 単年度マネジメントレベル単年度マネジメントレベルの劣化予測モデルを表 - に示す表 - 確定論的劣化予測モデル損傷形態ひび割れ率度 % わだち掘れ量 mm 平たん性 mm 劣化予測式 Ci+=Ci + C Ri+=Ri + R σi+=σi + σ 補修後の初期値 C ひび割れ率 R わだち掘れ量 σ 平たん性 C ひび割れ率の年間進行量 R わだち掘れ量の年間進行量 σ 平たん性の年間進行量表 - から表 - に交通量区分と補修工法およびひび割れわだち掘れ平たん性それぞれの損傷度ランクごとに設定した損傷の年間平均進行量を示す

19 表 - ひび割れの年間平均進行量 ① 国道打換え系ひび割れの損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N N 平均 C= <C C C C C C C C C ② 国道オーバーレイ系ひび割れの損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N N 平均 C= <C C C C C C C C C

20 ③ 主要地方道県道機械調査打換え系ひび割れの損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N 平均 C= <C C C C C C 0 0 C C C ④ 主要地方道県道機械調査オーバーレイ系ひび割れの損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N 平均 C= <C C C C C C 0 0 C C C......

21 ⑤ 主要地方道県道目視調査打換え系ひび割れの損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N 平均 C= <C C C ⑥ 主要地方道県道目視調査オーバーレイ系ひび割れの損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N 平均 C= <C C C

22 表 - わだち掘れの年間平均進行量 ① 国道打換え系わだち掘れの損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N N 平均 R< R R R R R R R N ② 国道オーバーレイ系わだち掘れの損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N 平均 R< R R R R R R R

23 ③ 主要地方道県道機械調査打換え系わだち掘れの損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N 平均 R< R R R R R R R ④ 主要地方道県道機械調査オーバーレイ系わだち掘れの損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N 平均 R< R R R R R R R

24 ⑤ 主要地方道県道目視調査打換え系わだち掘れの損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N 平均 R< R R R ⑥ 主要地方道県道目視調査オーバーレイ系わだち掘れの損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N 平均 R< R R R

25 表 - 平たん性の年間平均進行量 ① 国道打換え系平たん性の損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N N 平均 σ< σ σ σ σ ② 国道オーバーレイ系平たん性の損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N N 平均 σ< σ σ σ σ

26 ③ 主要地方道県道機械調査打換え系平たん性の損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N 平均 σ< σ σ σ σ ④ 主要地方道県道機械調査オーバーレイ系平たん性の損傷度ランク交通量区分 N 以下 N N N 平均 σ< σ σ σ σ ⑤ 要地方道県道目視調査打換え系平たん性の損傷度ランク σ< 交通量区分 N 以下 0. N N N 平均 0. ⑥ 要地方道県道目視調査オーバーレイ系平たん性の損傷度ランク σ< 交通量区分 N 以下 0. N N N 平均 0.

27 () 中長期マネジメントレベル ) ひび割れひび割れ率の損傷度ランキングと交通量区分および直近の工法別の期待寿命長と劣化期待値曲線を以下に示す ① 国道表 - ひび割れ率と損傷度ランキング推定パラメータ損傷度ひび割れ率 % 大型車ランキング定数項 C= <C C C 0.0 C C C C C C C 工法別項大型車交通量/000 として計算工法別とは直近の工法を )打換え系と )オーバーレイ系に分類しダミー変数を打換え系ダミー変数 0 をオーバーレイ系打換え以外としている表 -9 交通量項ひび割れ期待寿命長単位年打ち換え系オーバーレイ系 N 以下.. N.. N.0. N N.9. 平均.. 期待寿命長は健全度の最終ランクまで劣化するのに要する時間の期待値

28 経過年損傷度ランキング健全度 N N N N N 9 0 図 - ひび割れの劣化予測劣化期待値曲線打換え系経過年損傷度ランキング健全度 N N N N N 9 0 図 - ひび割れの劣化予測劣化期待値曲線 OL 系経過年健全度損傷度ランキング打換え系 OL系 9 図 - 打換え系と OL 系の比較交通量は平均値

29 ② 主要地方道県道表 -0 ひび割れの損傷度ランクひび割れ率 % ランク機械調査目視調査 C=0 0<C C 0 0 C C 0 0 C C 0 0 C C C 0 表 - ひび割れ期待寿命長交通量区分打換え系オーバーレイ系. 年.9 年. 年.9 年 N 以下 N N N 平均期待寿命長は損傷度の最終ランクまで劣化するのに要する時間の期待値経過年経過年打換え系 OL系損傷度ランク健全度健全度損傷度ランク打換え系 OL系 9 0 a) 機械調査 b) 目視調査図 - ひび割れの劣化期待値曲線主要地方道県道

30 ) わだち掘れわだち掘れの損傷度ランクと交通量区分および直近の工法別の期待寿命長と劣化期待値曲線を以下に示す ① 国道表 - わだち掘れ量 mm わだち掘れ量と損傷度ランキング推定パラメータ損傷度大型車ランキング定数項 R< R R R R 0. R R 0. R R 9 大型車交通量/000 として計算工法別とは直近の工法を )打換え系と )オーバーレイ系に分類しダミー変数を打換え系ダミー変数 0 をオーバーレイ系打換え以外としている表 - 工法別項交通量項わだち掘れ期待寿命長単位年打ち換え系オーバーレイ系 N 以下.. N.9. N.9. N..0.. N.. 平均..0 期待寿命長は健全度の最終ランクまで劣化するのに要する時間の期待値

31 経過年損傷度ランキング健全度 N N N N N 9 図 - わだち掘れ量の劣化予測劣化期待値曲線打換え系経過年損傷度ランキング健全度 N N N N N 9 図 - わだち掘れ量の劣化予測劣化期待値曲線 OL 系経過年健全度損傷度ランキング打換え系 OL系 9 図 - 打換え系と OL 系の比較交通量は平均値

32 ② 主要地方道県道表 - わだち掘れ量と損傷度ランクランクわだち掘れ量 mm 機械調査 R< R 0 0 R R 0 0 R R 0 0 R R 0 0 R 9 目視調査表 - わだち掘れ期待寿命長交通量区分打ち換え系オーバーレイ系 N 以下 0. 年. 年 N 0.9 年. 年 N.9 年. 年 N 0. 年.0 年.0 年 9. 年平均.0 年. 年期待寿命長は損傷度の最終ランクまで劣化するのに要する時間の期待値経過年経過年損傷度ランク N N N N 健全度健全度損傷度ランク a) 打換え系 N N N N b) オーバーレイ系図 -9 わだち掘れ量の劣化期待値曲線機械調査 9

33 経過年経過年損傷度ランク N N N N 健全度健全度 0 損傷度ランク 0 a) 打換え系 N N N N b) オーバーレイ系図 -0 わだち掘れ量の劣化期待値曲線目視調査 0

34 . 調査データの解析 () 劣化予測モデルの更新毎年実施される路面性状調査のデータを用い劣化予測モデルの検証を行う () 目標達成度の評価路面性状調査の結果を集計し目標達成度を各グループ別事務所別路線別に評価する目標達成度の評価は路面性状調査業務における報告書に取りまとめる目標達成度 = 目標管理基準値を達成している延長 00 評価単位の路線延長 %

35 . 補修箇所選定方法と優先順位の設定. 補修箇所選定路面の劣化状態を把握し補修を行う箇所を選定するまでの要領を示す. 補修箇所選定フロー補修箇所選定フローを以下に示す路面性状調査実施路線非実施路線路面性状調査機械目視路面状態の予測日常パトロール県民苦情要望補修積み残し箇所補修の判断基準管理基準値以下補修の判断基準管理基準値以下現地補足調査現地補足調査施工範囲方法等補修の必要性判断応急対応有応急処置要補修箇所リスト作成予算要望書補修の優先順位の条件付与単年度補修実施箇所リスト作成予算計画予算配分本庁道路維持課補修工事発注図 - 補修箇所選定フロー

36 . 補修候補箇所の選定方法補修候補箇所の選定方法は前年度の路面性状調査機械調査目視調査の実施の有無によりその手順が異なる ① 路面性状調査実施路線前年度に路面性状調査が実施された路線はその調査結果を用いて補修の候補箇所を抽出する最新の路面性状調査結果は舗装維持管理システムのデータベースより閲覧することができるまた補修の判断基準値を超えて劣化が進行している箇所を自動的に抽出することができる ② 非実施路線前年度に路面性状調査を実施していない路線は最新の路面性状調査の損傷度から劣化予測式により現状の損傷状態を推測し補修の候補箇所を抽出するただし劣化予測式による路面損傷の予測値と実際の損傷箇所がすべて一致することは難しいため現地補足調査によって実際の損傷度を目視により確認するその際の目視調査の要領は目視調査マニュアルを参照のこと職員による目視調査を実施した際も定期点検時と同様に舗装データベースを更新する. 補修の判断基準値舗装のライフサイクルコスト分析により費用の最適化を図ってグループごとに補修の判断基準値を設定したグループ別の補修の判断基準値を表 - に示す表 - グループ別の補修の判断基準値グループ MCI 健全度ランクグループⅠ MCI 以下健全度 C グループⅡ MCI 以下健全度 D グループⅢ MCI 以下健全度 E グループⅣ パトロールなどで発見した損傷を対処療法的に補修

37 . 現地補足調査現地補足調査は実際の損傷状態を職員による目視にて確認し損傷状況に応じた補修工法応急処置を含むを選定するとともに損傷範囲を把握し補修の施工範囲を設定することを目的とする. 要補修箇所リスト作成予算要望書路面の損傷状況より判断した要補修箇所リストを作成する要補修箇所リストには以下の情報を添付し予算要望書として本庁道路維持課へ提出する表 - 予算要望書記載事項項目内容路線番号備考図面添付位置情報施工範囲施工面積各グループの管理方針に沿った補修工法補修の積み残し状況道路台帳附図補修箇所補修工事に関する記載事項数量補修工法及び概算工事費過去の予算要望の有無損傷度路面損傷に関する記載事項損傷路面の写真路面損傷突発事象県民ニーズ苦情要望グループ交通量緊急輸送道路道路諸元バス路線通学路道路幾何構造観光地特記事項補修予定年の記載ひび割れわだち掘れ平たん性の数値補修の必要性を判断する損傷状況の写真段差ポットホール補修件数舗装に関する苦情要望件数グループ番号 Ⅰ Ⅳ システムより自動取得総交通量システムより自動取得緊急輸送道路指定の有無チェック方式バス路線指定有無チェック方式通学路指定有無チェック方式交差点部チェック方式観光地周辺道路チェック方式特記事項への記載事項路面損傷に起因する事故の発生各グループの管理方針表 - 参照に対応した要望耐久性経済性安全性等その他管理上特筆すべき事項

38 . 予算計画及び予算配分本庁機能本庁道路維持課は各事務所から提出された予算要望書を集計し予算計画予算配分を立案する県全体の舗装の補修予算は各グループへ配分され集計した予算要望書によって各事務所へ事業費を配分するその際予算要望書の数量が単年度の補修予算を上回る場合以下の手順により補修の優先順位を設定し予算の範囲内で実施可能な補修箇所を単年度補修実施箇所としてリストに記載する補修の予算がグループ別に設定するため補修の優先順位は各グループ内における重要度の評価とする ① 過年度の補修の積み残し箇所過年度に要補修箇所として選定され予算要望リストに記載されたにもかかわらず補修箇所として選定されなかった箇所を最優先に補修箇所として選定する ② 健全度 E MCI.0 以下の要補修箇所健全度 E MCI.0 以下の舗装区間は補修が必要な状態と定義されるため最も優先順位を高く設定するとともに MCI 値が低い箇所から補修を行うただし健全度 E MCI.0 以下で同一の MCI 値をもつ舗装箇所の優先順位は以下の③の方法により順位を設定する ③ 路線の重要度評価点による優先順位の設定健全度 D 以上 MCI. 以上の舗装区間については計画的な補修及び予防的な補修が必要な状態と定義されるため以下に示す道路の重要度により設定する評価点の大きい順に優先度を設定する評価点は以下の項目の合計得点とする合計得点が同一の場合は MCI 値が低い箇所を優先する

39 表 - 路線の優先順位設定のための評価項目大項目重み小項目重み得点段差ポットホール等補修跡件以上前回の大規模補修から A 路面損傷 0.0 ① 路面損傷突発事象段差ポットホール等補修跡件前回の大規模補修から段差ポットホール等補修跡 0 件前回の大規模補修から苦情要望件以上 0.0 ② 苦情要望苦情要望件 0点前回の大規模補修から ② バス路線 C 道路特性 0.0 ③ 通学路 ④ 道路幾何構造 ⑤ 観光地 D 特記事項 0.0 ① 特記事項緊急輸送道路その他バス路線指定その他通学路指定その他交差点部単路部観光地周辺道路その他特記事項の有無評価点 Σ 大項目の重み小項目の重み得点道路特性の項目のみ使用 0点点前回の大規模補修から苦情要望 0 件 ① 緊急輸送道路点点前回の大規模補修から B 県民ニーズ点点 0点点 0点点 0点点 0点点 0点点件数

40 . 単年度補修実施箇所リスト作成補修工事発注単年度の予算が確定し本庁より各事務所へ配分された予算と補修実施箇所リストをもとに補修工事を発注する補修工事を発注する際には現場の損傷状況と各グループの管理方針に従って補修工法を選定する

41 .9 グループ別管理方針グループ別の管理方針を以下に設定する表 - グループ別管理方針グループ機能役割管理方針管理目標高速走行での安全性快適性の確保排水性舗装グループ Ⅰ の適用乗り心地よく荷傷みのし地域高規格道路健全度 B 以上 (MCI>) ない走行性の確保交通渋滞改善のための耐久性の確保安全性快適性の確保乗り心地よく荷傷みのしない走行性の確保時間交通量グループ Ⅱ 交通渋滞改善のための耐概ね 0,000 台以上久性の確保大型車交通量区分健全度 C 以上 (MCI>) 歩行者および沿道住民の概ね N 以上旧 B 交通環境保全都市景観を考慮した舗装施工時間交通量グループ Ⅲ 安全性快適性の確保概ね,000 台以上 0,000 台未満大型車交通量区分乗り心地よく荷傷みのし健全度 D 以上ない走行性の確保概ね N 以下旧 A 交通 (MCI>) 時間交通量グループ概ね,000 台未満 Ⅳ 大型車交通量区分安全性局部的な損傷による事故の防止舗装の延命化局部的補修概ね N 以下旧Ｌ交通 DID 区域内で適用 MCI とは路面の損傷状態を表す指標でひび割れ率わだち掘れ量平たん性縦断凹凸の３つの値を総合化し損傷程度を点数化している数値が大きいほど舗装が良い状態を示す国土交通省では MCI を補修の判断基準に用いている

42 . 管理水準及び予算計画. 目標管理水準の設定舗装の目標管理水準を以下に設定する長期的目標各グループの目標管理水準 MCI 値の達成率 90%以上を確保する短期的目標平成 0 年度までに各グループで早急な補修が必要とされている健全度Ｅ MCI.0 以下の舗装を解消する. 予防的修繕の実施について予防的修繕とは修繕候補区間において従来の切削オーバーレイ等の工法に代わり舗装の延命及びコスト縮減を図るためシール材注入や切削工法を組み合わせて実施するものであるなお実施にあたっては図 - で定める適用条件を留意した上で実施するものとする予算上の留意事項予防的修繕は舗装補修を優先させ補修予算の最大割約. 億程度を上限に実施する短期的目標の達成健全度 E の解消を優先させ現状目標管理水準に達していない舗装の解消を優先させる実施上の留意事項予防的修繕は現状の維持体制の中で実施するシール材注入の施工箇所は適用条件に留意し線状ひび割れに対し連続性を考慮し実施するシール材注入等の予防的修繕を実施した箇所については当面履歴箇所記録するものとするシール材注入はひび割れの幅や深さ等の施工条件を考慮し全てのひび割れに対し注入できるものではないことに留意する特に亀甲状のひび割れは原則適用しない実施にあたってはその適用範囲を広く設定し対象となる線状ひび割れを選びやすくすることが重要である 9

43 グループⅠ 損傷度わだち掘れ量 9 R mm R 0 0 R R 0 0 R R 0 0 R R 0 0mm R C=0% ひび割れ率 C C 0 0 C C 0 0 C C 0 0 C C 0 0 C % C C=0% ひび割れ率 C C 0 0 C C 0 0 C C 0 0 C C 0 0 C % C C=0% ひび割れ率 C C 0 0 C C 0 0 C C 0 0 C C 0 0 C % C グループⅡ 損傷度わだち掘れ量 9 R mm R 0 0 R R 0 0 R R 0 0 R R 0 0mm R グループⅢ 損傷度わだち掘れ量 9 R mm R 0 0 R R 0 0 R R 0 0 R R 0 0mm R 打換え工切削オーバーレイ工シール材注入図 - 補修工法適用条件 0 切削工

44 . 全体の予算計画と健全度推移の予測管理目標を達成させ 0 年間のトータルコストが最小となる予算計画を作成する予算計画には補修条件にシール材注入等の予防的修繕を導入し舗装の延命化やコスト縮減を図り予算計画と健全度推移を予測した表 - 補修政策目標管理水準予算計画グループ予算計画配分補修判断基準億円/年 Ⅰ 0. Ⅱ. MCI が.0 以下で切削オーバーレイひび割れ %以上で打ち換え MCI が.0 以下で切削オーバーレイ. ひび割れ %以上で打ち換え目標管理水準 MCI>.0 MCI>.0 MCI が.0 以下又はひび割れ率 Ⅲ. 以上未満で切削オーバーレイ MCI>.0 ひび割れ %以上で打ち換え Ⅳ 全体.. パトロールなどで発見した損傷を対処療法的に補修.0 億円各グループの予算配分額は平成から 0 年度までの年平均額シミュレーションには含まない

45 0 補修費億円 0 0 シール材注入工切削シール材注入+切削打換え切削ＯＬ年度図 - 費用推移 MCI <MCI <MCI <MCI <MCI <MCI 00% 90% 0% MCIの分布状況 0% 0% 0% 0% 0% 0% 0% 0% 9 9 年度図 - 健全度推移 9

46 表 - 補修量と補修費の将来推移年度 H H H H9 H0 H H H H H H H H H9 H0 H H H H H H H H H9 H0 H H H H H -0年間合計 -0年間合計 -0年間合計 0年間合計年平均国道県道合計補修量補修量補修費補修量補修量補修費補修量補修量補修費 km 万m 億円 km 万m 億円 km 万m 億円 ,., , ,0.,

47 . 維持管理システム運用方法. システムの全体構成本年度の舗装維持管理システムは昨年度構築して本庁に導入したプロトタイプを基に業務分析結果を踏まえて舗装維持管理システムへの要求機能を整理し段階的な機能追加改良の検討を行うとともにクライアントサーバ型システムとしてシステム構築を行うものである舗装維持管理システムの全体構成を図 - に示す舗装維持管理システム本庁補修候補箇所選定舗装台帳中長期予算計画立案補修候補箇所リスト路面性状調査結果舗装構成図道路台帳閲覧シミュレーション結果路面性状データ更新地図映像ＤＢサーバ道路台帳を連携表示路面性状調査結果 DB 事務所ガイドライン参照地図映像サーバ目視調査結果入力ネットワーク道路台帳閲覧 DB 工事履歴データ管理 DB 苦情パトロール情報管理本庁 DB 舗装台帳路面性状調査結果舗装構成図図 - 舗装維持管理システムの全体構成道路台帳を連携表示

48 . システム機能 () システム機能舗装維持管理システムの機能を表 - に示す表 - システムの機能一覧機能中長期マネジメ名称内容条件設定シミュレーション期間工法選定単価設ントレベル機能単年度マネジメ定予算制約を設定グラフ表示シミュレーション結果をグラフ表示条件設定集計単位工法選定繰返し制約単価設ントレベル機能定予算制約を設定優先度変更補修候補箇所の優先度を変更する機能結果表示補修候補箇所集計表補修候補箇所一覧表補修工法補修費用集計表を表示維持修繕レベル映像 GIS 地点移動路線距離標目標物道路施設等の移機能動機能映像表示映像の再生表示機能工事履歴工事履歴データの登録更新削除および一データ管理覧表の表示苦情ﾊﾟﾄﾛｰﾙ苦情パトロール情報の登録更新削除お情報管理よび一覧表の表示連携表示舗装台帳一覧表との連携表示管理水準色分け舗装台帳区間選定対象範囲の選定県全体事務所別路線別各種表示その他機能条件検索舗装台帳一覧表の条件検索絞込み機能予測機能路面性状値の劣化予測機能集計機能度数分布表度数分布図の表示図表示供用レベル図ランク図の表示舗装構成舗装構成図の表示機能システム連携道路情報管理システムとの連携目視調査結果入力目視調査結果を舗装 DB に登録路面性状一覧表への表示道路台帳閲覧道路台帳附図の表示データ更新路面性状データ機械調査の更新機能ガイドライン参照舗装維持管理ガイドライン表示

49 () 工事履歴データ管理工事表示工事登録登録位置をポイントで入力情報を入力一覧表表示する条件を設定一覧表の表示工事情報の更新削除舗装工事の履歴カードの表示一覧表検索ファイル出力 () 苦情パトロール情報管理苦情パトロール登録登録位置をポイントで入力苦情パトロール表示情報を入力一覧表表示する条件を設定一覧表の表示苦情パトロール情報の更新削除苦情パトロール情報の表示一覧表検索ファイル出力

50 () システム連携道路情報管理システム舗装情報管理システムを選択する舗装維持管理システムを起動し路面性状一覧表を選択表示にする () 目視調査結果入力長崎県舗装維持管理システムシステムメニュー画面から呼出す目視調査結果入力終了目視点検調査結果を格納したフォルダ.jpg.jpg.jpg.jpg 目視点検調査票.mdb 指定した調査結果と同じフォルダ内の現場写真をサーバに格納する調査結果現場写真選択

51 () 道路台帳閲覧現在位置の道路台帳附図を表示する () 路面性状データ更新長崎県舗装維持管理システム路面性状調査結果ファイル選択システムメニュー画面から呼出す路面性状調査結果の更新終了ファイルからデータを取得区間および不正データのチェックエラー結果を表示更新対象区間を履歴として保存舗装データベースを更新

52 () 舗装維持管理ガイドライン参照長崎県舗装維持管理システムシステムメニュー画面から呼出す舗装維持管理ガイドラインガイドライン参照終了ガイドラインを表示 9

53 . 事後評価手法本業務で計画した舗装維持管理ガイドラインに従って舗装管理業務を実施しさらに継続的に実施される舗装管理業務の結果を踏まえガイドラインの見直しを行う必要があるこの舗装維持管理ガイドラインの見直しを事後評価とし事後評価手法について以下に示す. 目標達成度の管理本ガイドラインでは舗装の各区間のグルーピングを行い各グループに対しての管理基準値を設定している今後は毎年の補修業務のアウトプットとして管理基準値の達成度を計測する目標達成率管内の路面性状調査対象路線について機械調査または目視調査により定期的に舗装の状態を評価することとしており毎年実施される路面性状調査の結果を集計し目標達成度達成率を各グループ別事務所別路線別に評価する目標達成度 = 目標管理基準値を達成している延長 00 評価単位の路線延長評価単位各路線別各事務所別各グループ別以上の評価を路面性状調査業務において報告書にまとめる 0 %

54 . 舗装維持管理ガイドラインの見直し目標管理達成度の結果やその他財政状況の変化等を踏まえ舗装維持管理ガイドラインの見直しを年毎に実施するここで見直しを図る内容は以下の項目とする表 - ガイドライン見直しの項目見直し項目見直しの内容毎年実施される路面の調査結果と補修履歴情報を蓄積し新たな劣化予測モデルデータベースをもとに劣化予測モデルを再推計する舗装管理支援システムに組み込まれている劣化予測モデルを更新する予算計画目標管理水準見直しを行った劣化予測モデルを用いて舗装業務に関する長期的な必要事業費を再推計し予算計画を再立案する目標達成度の各年のレポートと見直した予算計画を踏まえ目標管理水準の再設定を行う

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<4D F736F F F696E74202D B182EA82A982E782CC95DC D836C A195E28DB2816A2E > 機密性 2 これからの舗装マネジメント Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 1 これからの舗装マネジメントの方針 ( 案 ) 橋梁やトンネルと同様にメンテナンスサイクルを確立し長寿命化 LCC 1 縮減を目指す 1: ライフサイクルコスト舗装の耐久性は大型車の影響が支配的大型車が多いほど舗装の損傷進行が早い LCC