１　総括

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1 平成 30 年度 人事行政の運営等の状況の公表 地方公務員法および松山市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例に基づき 松山市の人事行政の運営などの状況概要を公表します

2 第 1 給与及び職員数の状況 1 総括 (1) 人件費の状況 ( 普通会計決算 ) 住民基本台帳人口歳出額 A 実質収支人件費 B (29 年度末 ) 人件費率 B/A ( 参考 )28 年度の人件費率 29 年度 513,207 人 187,055,981 千円 3,021,470 千円 25,762,553 千円 13.8% 14.3% ( 注 ) 1 地方財政状況調査 のによる普通会計決算です 2 人件費には 特別職の給与 共済組合負担金 災害補償費などを含みます (2) 職員給与費の状況 ( 普通会計決算 ) 職員数 A 給与費 給料職員手当期末 勤勉手当計 B 1 人当たり給与費 B/A 29 年度 2,848 人 11,116,330 千円 2,466,867 千円 4,312,194 千円 17,895,391 千円 6,283 千円 ( 注 ) 1 地方財政状況調査 のによる普通会計決算です 2 職員手当には退職手当を含みません 3 職員数は 平成 30 年 4 月 1 日現在の人数です (3) 特記事項 特別職 1 平成 26 年 4 月から 特別職の給料及び期末手当について 市長は 8% 副市長 教育長 公営企業管理者は 6% 常勤の監査委員は 4% それぞれ減額して支給しています 一般職 1 平成 27 年 4 月から 国や県に準じ 給料表の水準を平均 2% 引き下げる 給与制度の総合的見直し を実施しました 2 持家居住者に対する住居手当 ( 従前は月 4,500 円支給 平成 26 年度のみ経過措置として月 2,500 円支給 ) について 平成 27 年 3 月をもって廃止しました 3 平成 28 年 10 月から 国や県に準じ 通勤距離が 2km 未満の職員の通勤手当を不支給としました 1

3 (4) ラスパイレス指数の状況 ( 各年 4 月 1 日現在 ) ( 注 ) 1 ラスパイレス指数とは 各地方公共団体の学歴別 経験年数別の職員数が国家公務員のそれと同じであると仮定し その職員数に各地方公共団体の平均給料月額を乗じて得られる給料総額が国家公務員の給料総額に対してどのような割合になるかを示す指数です 2 平成 25 年は 国家公務員の時限的な (2 年間 ) 給与改定 臨時特例法による措置が無いとした場合の値です 3 給与水準の比較対象となる給料に加えて 東京都特別区など主に民間賃金の高い地域に勤務する職員には 最大 20% の地域手当が支給されており 支給対象職員の割合は 国家公務員が 74.5%( 平成 30 年 4 月 1 日現在 ) であるのに対し 市職員は 0.5%( 平成 30 年 4 月 1 日現在 ) となっていますが このラスパイレス指数には反映されていません 2

4 2 職員の平均給料月額 初任給などの状況 (1) 職員の平均年齢 平均給料月額の状況 ( 平成 30 年 4 月 1 日現在 ) 一般行政職 技能労務職 平均年齢平均給料月額平均年齢平均給料月額 松山市 41.9 歳 319,451 円 51.4 歳 339,349 円 国 43.5 歳 329,845 円 50.7 歳 286,817 円 ( 注 ) 平均給料月額 は 平成 30 年 4 月 1 日現在の職員の基本給を単純平均したものです (2) 職員の初任給の状況 ( 平成 30 年 4 月 1 日現在 ) 松山市愛媛県国 一般行政職 大学卒 184,800 円 186,524 円 総合職 一般職 183,700 円 179,200 円 高校卒 151,500 円 152,090 円一般職 147,100 円 消防職 大学卒 高校卒 200,100 円 168,500 円 技能労務職 155,525 円 ( 注 ) 技能労務職の初任給は 最低年齢基準として満 15 歳から満 18 歳の幅を設けているため これら を平均した額です (3) 職員の経験年数別 学歴別平均給料月額の状況 ( 平成 30 年 4 月 1 日現在 ) 経験年数 10 年経験年数 15 年経験年数 20 年 一般行政職 大学卒 256,326 円 303,612 円 354,245 円 高校卒 213,375 円 251,867 円 309,850 円 消防職 大学卒 276,282 円 318,267 円 370,371 円 高校卒 232,800 円 278,613 円 330,100 円 技能労務職 - 円 253,400 円 300,883 円 ( 注 ) 技能労務職 ( 経験年数 10 年 ) は該当者が不在のため 掲載していません 3

5 3 一般行政職の級別職員数の状況 一般行政職の級別職員数の状況 ( 平成 30 年 4 月 1 日現在 ) 標準的な職務内容 職員数 構成比 1 級 主事 技師 217 人 (0 人 ) 12.0% (0%) 2 級 主事 技師 294 人 (7 人 ) 16.3% (11.5%) 3 級 主任 503 人 (11 人 ) 27.9% (18.0%) 4 級 主査 279 人 (11 人 ) 15.4% (18.0%) 5 級 副主幹 238 人 (13 人 ) 13.2% (21.3%) 6 級 主幹 127 人 (16 人 ) 7.0% (26.2%) 7 級 課長 88 人 (3 人 ) 4.9% (4.9%) 8 級 副部長 41 人 (0 人 ) 2.3% (0%) 9 級 部長 19 人 (0 人 ) 1.1% (0%) 合計 1,867 人 (61 人 ) 100.0% (100.0%) ( 注 )1 ( かっこ ) 内は 常勤の再任用職員数で内数です 2 構成比は 合計しても 100% にならない場合があります 一般行政職の級別男女別職員数 ( 平成 30 年 4 月 1 日現在 ) 標準的な職務内容 男 職員数 女 女性の割合 1 級 主事 技師 96 人 121 人 55.8% 2 級 主事 技師 178 人 123 人 41.8% 3 級 主任 351 人 163 人 32.4% 4 級 主査 240 人 50 人 17.9% 5 級 副主幹 227 人 24 人 10.1% 6 級 主幹 132 人 11 人 8.7% 7 級 課長 90 人 1 人 1.1% 8 級 副部長 39 人 2 人 4.9% 9 級 部長 18 人 1 人 5.3% 合計 1,371 人 496 人 26.6% 4

6 4 職員の手当の状況 (1) 期末手当 勤勉手当 松山市国 期末手当勤勉手当期末手当勤勉手当 平成 29 年度支給割合 2.60 月分 (1.45 月分 ) 標準 1.74 月分 (0.82 月分 ) 2.60 月分 (1.45 月分 ) 標準 1.74 月分 (0.82 月分 ) 加算措置の状況 職制上の段階 職務の級等による加算措置 役職加算 5~20% 職制上の段階 職務の級等による加算措置 役職加算 5~20% 管理職加算 10~25% ( 注 ) 1 ( かっこ ) 内は 再任用職員に係る支給割合です 2 勤勉手当への勤務成績の反映は 第 2 職員の人事評価の状況 を参照してください (2) 退職手当 松山市 自己都合定年 早期退職自己都合定年 早期退職 国 勤続 20 年 月分 月分 月分 月分 勤続 25 年 月分 月分 月分 月分 勤続 35 年 月分 月分 月分 月分 最高限度額 月分 月分 月分 月分 その他の加算措置 1 人当たり平均支給額 ( 平成 29 年度 ) 定年前早期退職特例措置 (2~45% 加算 ) 5,263 千円 20,867 千円 定年前早期退職特例措置 (2~45% 加算 ) ( 注 ) 1 支給率は 平成 30 年 4 月 1 日現在の月数を記載しています 2 平成 30 年 1 月 1 日 国に準じ 支給額を約 3% 引き下げる改正を実施しました 3 退職手当の 1 人当たり平均支給額は 前年度に退職した全職種に係る職員に支給された平均額です (3) 地域手当 支給実績 ( 平成 29 年度 ) 支給職員 1 人当たり平均支給年額 ( 平成 29 年度決算 ) 11,689 千円 731 千円 支給対象地域支給率支給対象職員数国の制度 ( 支給率 ) 医師以外 東京都特別区 20.0% 13 人 20.0% 神奈川県横須賀市 10.0% 1 人 10.0% 医師 16.0% 2 人 16.0% 5

7 (4) 特殊勤務手当 全職種 支給実績 ( 平成 29 年度決算 ) 75,661 千円 支給職員 1 人当たり平均支給年額 ( 平成 29 年度決算 ) 85 千円 職員全体に占める手当支給職員の割合 ( 平成 29 年度 ) 26.1% 手当の名称主な支給対象業務支給単価 外勤徴収等手当外勤徴収などに直接従事日額 200 円以内 保健衛生業務等手当 災害応急作業等手当 用地交渉等手当 感染症が発生した場合におけるまん延防止の業務など 保健衛生業務に直接従事 異常な自然現象により重大な災害が発生し または発生するおそれのある現場などにおいて行う作業に従事 消防署に勤務する職員が火災等の災害出勤業務及び救急業務に従事 はしご車等を使用して高所 その他危険性の高い現場で業務に従事 消防職員で救急救命士の資格を有するものが救急業務等に従事 土地の取得などまたは損失補償に関する交渉業務に直接現地などで従事 日額 290 円以内ほか日額 730 円以内 1 回につき 200 円日額 220 円日額 250 円日額 650 円以内 特殊現場業務手当行路死亡人に関する業務に直接従事など 特殊労務等勤務手当ごみ収集など不快な業務に直接従事など 1 体につき 3,000 円以内ほか 日額 1,300 円以内ほか (5) 時間外勤務手当 支給実績 1 人当たり平均支給年額 平成 28 年度 1,439,269 千円 457 千円 平成 29 年度 1,373,875 千円 441 千円 6

8 (6) その他の主な手当 手当名 扶養手当 住居手当 通勤手当 内容および支給単価 扶養親族のある職員に支給 ( 例 ) 配偶者 10,000 円 子 8,000 円 持家居住者 なし 借家居住者 上限 27,000 円 交通用具使用者 片道 2km 以上 3km 未満 2,500 円 片道 3km 以上 5km 未満 2,700 円 片道 5km 以上 10km 未満 4,900 円 片道 10km 以上 15km 未満 8,100 円 片道 15km 以上 20km 未満 10,400 円 片道 20km 以上 25km 未満 12,700 円 片道 25km 以上 30km 未満 15,000 円 片道 30km 以上 35km 未満 17,300 円 片道 35km 以上 40km 未満 19,600 円 片道 40km 以上 21,900 円 国の制度と異なる内容 支給実績 ( 平成 29 年度決算 ) 支給職員 1 人当たり平均支給年額 ( 平成 29 年度決算 ) なし 457,615 千円 251 千円 なし 229,369 千円 275 千円 交通用具使用者について 国は使用距離 60 km以上の 24,500 円まで 209,176 千円 72 千円 交通機関使用者最長 6 箇月の定期券などの価格による一括支給 (1 箇月当たりの支給限度額 55,000 円 ) 5 特別職の報酬などの状況 ( 平成 30 年 4 月 1 日現在 ) 報酬月額など 給料 市長 1,120,000 円 (1,030,400 円 ) 副市長 899,000 円 (845,060 円 ) 報酬 議長 副議長 議員 732,000 円 654,000 円 623,000 円 期末手当 退職手当 市長 副市長 ( 支給割合 ) 3.30 月分 議長 副議長 議員 3.30 月分 市長 ( 算定方式 ) 給料月額 50.4/100 在職月数 副市長 給料月額 35/100 在職月数 ( 注 ) ( かっこ ) 内は 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例に基づき実施中の市長 8% 副市長 6% の減 額後の給料を示しています 7

9 6 職員数の状況 ( 部門別職員数の状況と主な増減理由 ) A 表年次別職員数 ( 各年 4 月 1 日現在 単位 : 人 はマイナス ) 部門 一般行政部門 職員数 平成 28 年平成 29 年平成 30 年 対前年増減数 主な増減理由 議会 代替職員の配置による増員 総務 事務の統廃合縮小による減員 税務 現行体制の見直しによる減員 民生 法定標準数の充足による増員 衛生 現行体制の見直しによる減員 労働 ±0 農林水産 業務量の増による増員 商工 現行体制の見直しによる減員 土木 現行体制の見直しによる減員 一般行政部門小計 2,155 2,154 2, 特別行政部門小計 公営企業等会計部門小計 合計 3,344 3,334 3, B 表類似団体別職員数の状況 ( 平成 29 年 4 月 1 日現在 はマイナス ) 職員数 比較結果 部門松山市類似団体 ( 中核市 ) 人数率 一般行政部門計 2,154 人 2,392 人 238 人 普通会計部門計 2,891 人 3,372 人 481 人 類似団体 ( 中核市 ) の約 90% の職員数 類似団体 ( 中核市 ) の約 86% の職員数 類似団体別職員数の状況は 年度末に総務省から示されるデータを基に算出するため 類似団体 ( 中核市 ) との直近 の比較は 平成 29 年 4 月 1 日時点での職員数 を用いて行うことになります ( 注 ) 1 A 表および B 表の職員数は 総務省が毎年実施している 地方公共団体定員管理調査 に基づく数値です この職員数は一般職に属する職員数であり 定数外職員である休職者 派遣職員なども含んでいます 2 特別行政部門 は 教育 消防の合計 公営企業等会計部門 は水道 下水道 その他の合計です 3 本市の職員数については これまで事務事業の適正化 民間活力の活用 組織改革に取り組むなどして 定 員抑制に努め 平成 29 年度当初の人口 1,000 人当たりの職員数は 6.5 人と 中核市平均 (7.8 人 ) の約 8 割と いう少ない水準を維持しております また B 表でもご確認いただけるとおり 平成 29 年 4 月 1 日時点の一般 行政部門の職員数 (2,154 人 ) は 類似団体 ( 中核市 ) との比較でもマイナス 238 人と大幅に下回っています 8

10 7 等級及び職制上の段階ごとの職員数の状況 (1) 行政職給料表等級 基準となる職務 人数割合人数割合職制上の段階 [ 人 ] [%] [ 人 ] [%] 1 級 定型的な業務を行う職務 級 高度の知識又は経験を必要とする業務を行う一般職員級 職務 3 級 主任の職務 主任級 級 主査の職務 主査級 級 1 副主幹の職務 2 出先機関の長の職務 副主幹級 級 1 主幹の職務 2 困難な業務を行う出先機関の長の職務 主幹級 級 1 課長の職務 2 特に困難な業務を行う出先機関の長の職務 課長級 委員会等の事務局の長の職務 8 級 1 副部長の職務 2 特に困難な業務を行う規模の大きい出先機関の長の職務 副部長級 困難な業務を行う委員会等の事務局の長の職務 9 級 1 部長の職務 2 特に困難な業務を行う委員会等の事務局 部長級 の長の職務 計 - 2, (2) 消防職給料表等級 基準となる職務 人数割合人数割合職制上の段階 [ 人 ] [%] [ 人 ] [%] 1 級 定型的な業務を行う職務 消防士 消防副士長 級 主任の職務 主任級 級 主査の職務 主査級 級 1 副主幹の職務 2 出張所長の職務 副主幹級 級 1 主幹の職務 2 支署長の職務 主幹級 級 1 課長の職務 2 副署長の職務 課長級 級 1 消防局次長の職務 2 署長の職務 次長級 級 消防局長の職務 局長級 計

11 (3) 医療職給料表 (1) 等級 基準となる職務 人数割合人数割合職制上の段階 [ 人 ] [%] [ 人 ] [%] 1 級 医師又は歯科医師の職務 0 0 一般職員級 級 1 医幹の職務 2 相当高度の知識経験に基づき困難な医療 0 0 医幹級 0 0 業務を行う医師又は歯科医師の職務 3 級 1 医監の職務 2 高度の知識経験に基づき困難な医療業務 医監級 を行う医師又は歯科医師の職務 4 級 1 保健所長の職務 2 極めて高度の知識経験に基づき特に困難 所長級 な医療業務を行う医師又は歯科医師の職務 計 (4) 医療職給料表 (2) 等級 基準となる職務 人数 [ 人 ] 割合 [%] 職制上の段階 1 級 栄養士, 診療放射線技師, 臨床検査技師, 理学療法士, 作業療法士又は歯科衛生士の職務 級 1 獣医師又は薬剤師の職務 2 高度の知識又は経験を必要とする栄養士, 診療放射線技師, 臨床検査技師, 理学療法士又は作業療法士の職務 3 高度の技術又は経験を必要とする歯科衛 生士の職務 一般職員級 高度の知識又は経験を必要とする獣医師又は薬剤師の職務 2 極めて高度の知識又は経験を必要とする 3 級 栄養士, 診療放射線技師, 臨床検査技師, 理 学療法士又は作業療法士の職務 3 極めて高度の技術又は経験を必要とする歯科衛生士の職務 4 級 主任の職務 主任級 級 主査の職務 主査級 級 主幹又は副主幹の職務 副主幹級 主幹級 級 課長の職務 課長級 級 部長又は副部長の職務 0 0 副部長級 0 0 部長級 0 0 計 人数 [ 人 ] 割合 [%] 10

12 (5) 医療職給料表 (3) 等級 基準となる職務 人数割合人数割合職制上の段階 [ 人 ] [%] [ 人 ] [%] 1 級 准看護師の職務 級 1 保健師, 助産師又は看護師の職務 困難な業務を行う准看護師の職務一般職員級 級 困難な業務を行う保健師, 助産師又は看護師の職務 級 主任の職務 主任級 級 主査の職務 主査級 級 主幹又は副主幹の職務 副主幹級 主幹級 級 課長の職務 課長級 級 部長又は副部長の職務 0 0 副部長級 0 0 部長級 0 0 計 (6) 特殊行政職給料表 等級 基準となる職務 人数 [ 人 ] 割合 [%] 職制上の段階 1 級 1 技能職員又は労務職員の職務 2 副作業長及び作業主任の職務 級 1 指導員, 作業長, 車両長, 副車両長及び車両主任の職務 2 困難な業務を行う副作業長, 作業主任又は労務職員の職務 高度の技能又は経験を必要とする技能職員の職務 技能労務職 困難な業務を行う指導員, 作業長, 車両長, 副車両長及び車両主任の職務の職務 3 級 2 特に困難な業務を行う副作業長, 作業主任又は労務職員の職務 特に高度の技能又は経験を必要とする技能職員の職務 計 人数 [ 人 ] 割合 [%] ( 注 ) 割合は 合計しても 100% にならない場合があります 11

13 第 2 職員の人事評価の状況 地方公務員法に基づき 次のような人事評価を行い 賞与及び昇給 ( 下表のに応じて平成 18 年 12 月期の賞与及び平成 19 年 1 月の昇給から反映 ) 昇任 昇格 配置換などに反映しています (1) 仕事の結果を評価する 業績評価 と 結果をもたらすプロセスとして 職務上見受けられた姿勢や態度 行動などを評価する 職務遂行評価 を実施しています (2) 透明性と信頼性を確保するとともに能力開発の目標とさせるため 評価項目や基準などを公表し また 意識改革の契機とするために自己診断を行っています (3) 部下から上司への考課 課員同士の評価などを実施し 上司のみの評価と比較してデータの信ぴょう性や妥当性を検証する材料としています (4) 評価の結果は 本人の申し出に基づき公開し 結果に対する苦情については 人事課で処理しています 昇給への反映 ( 行政職 ) 勤務成績特に良好良好やや良好でない良好でない 昇給幅 6 号給 1 号給 は 55 歳以上の職員に適用する 4 号給 ( 管理職 )3 号給 昇給なし 2 号給 昇給なし 昇給なし 勤勉手当への反映 ( 行政職 ) ( 平成 30 年 6 月期 ) 勤務成績優秀良好良好でない 成績率 99.0/ / /100 未満 12

14 第 3 職員の勤務時間その他の勤務条件の状況 1 勤務時間 1 週間の勤務時間 1 日の勤務時間 始業終業休憩時間週休日 38 時間 45 分 7 時間 45 分 8 時 30 分 17 時 15 分 1 時間 土 日曜日 ( 注 ) 1 勤務場所によっては始業 終業 週休日が異なる場合があります 2 支所 市民課 国保 年金課など各種の申請などの窓口のある課では 11 時から 14 時の間に交替で休憩し ています ( 例 ) パターン 勤務時間 休憩時間 勤務時間 A ~11:00 11:00~12:00 12:00~ B ~12:00 12:00~13:00 13:00~ C ~13:00 13:00~14:00 14:00~ 2 休暇 種類休暇の概要 取得の要件など取得可能日数など 年次休暇 法定休暇 1 年につき 20 日 ( 前年からの繰越日数の上限が 20 日のため 最高 40 日 ) 療養休暇 負傷または疾病のため医師の診断により療養する必要がある場合 公務災害 通勤災害の場合は必要と認められる期間 その他の場合は 90 日を超えない範囲内で必要と認められる期間 有給休暇 無給休暇 特別休暇 介護休暇 選挙権の行使 結婚 出産 親族の死亡など 特別の事由により職員が勤務しないことが相当である場合 主な休暇 公民権の行使 産前休暇 産後休暇 忌引 結婚休暇 リフレッシュ休暇 夏季休暇など 負傷 疾病または老齢により 2 週間以上にわたり日常生活を営むのに支障があるものの介護をする場合 公民権の行使 : 必要と認められる期間産前休暇 :8 週間以内に出産する予定の女性職員が申し出た場合に出産の日まで産後休暇 : 出産後 8 週間忌引 : 父母の場合 7 日など結婚休暇 : 連続する 7 日リフレッシュ休暇 :30 年勤続 3 日 20 年勤続 2 日夏季休暇 :3 日 一の継続する状態ごとに 3 回を超えず かつ通算して 6 月を超えない範囲内で必要と認められる期間 13

15 第 4 職員の分限及び懲戒処分の状況 1 分限処分 ( 平成 29 年度 ) 処分事由地方公務員法降任免職休職降給合計 勤務実績が良くない場合職に必要な適格性を欠く場合 心身の故障の場合 第 28 条第 1 項第 1 号第 1 項第 3 号 第 28 条第 1 項第 2 号第 2 項第 1 号 職制 定数の改廃 予算の減少により廃職 過員を生じた場合 第 28 条第 1 項第 4 号 刑事事件に関し 起訴された場合第 28 条第 2 項第 2 号 失職した場合第 28 条第 4 項 合計 ( 注 ) 1 地方公務員法に基づき分限処分に付された者の状況を示しています 2 2 以上の理由により分限処分に付された場合は 主たる処分事由により計上しています 松山市分限処分運用基準 公務能率の向上と少数精鋭の組織体制を実現するうえで より厳格な分限処分の運用が求められていることから 処分の対象となり得る職員の判定方法や対応措置 措置を講じても回復が見られない場合などに適切な処分を運用するために必要となる事項などを定めた 松山市分限処分運用基準 を平成 19 年 5 月に策定していますこの基準に基づき 勤務実績が良くない職員に対して約 3 ヶ月間の 特別指導プログラム を実施し その結果を検証して分限処分などを行っています ( 参考 ) 下位の職位への希望降任者はいませんでした 2 懲戒処分 ( 平成 29 年度 ) 処分事由地方公務員法戒告減給停職免職合計 法令に違反した場合第 29 条第 1 項第 1 号 職務上の義務に違反し又は職務を怠った場合 全体の奉仕者たるにふさわしくない非行のあった場合 第 29 条第 1 項第 2 号 第 29 条第 1 項第 3 号 合計 ( 注 ) 1 地方公務員法に基づき懲戒処分に付された者の状況を示しています 2 2 以上の理由により懲戒処分に付された場合は 主たる処分事由により計上しています 14

16 第 5 職員の休業及び服務の状況 1 年次有給休暇 ( 平成 29 年 1 月 1 日 ~12 月 31 日 ) 平均取得日数 12.7 日 2 育児休業などの取得状況 ( 平成 29 年度単位 : 人 ) 男性女性合計 育児休業取得者数 うち新規取得者数 育児短時間勤務者数 うち新規取得者数 部分休業取得者数 うち新規取得者数 育児のための早出遅出勤務取得者数 深夜勤務および時間外勤務の制限及び免除請求者数 うち新規取得者数 うち新規請求者数 ( 注 ) 1 部分休業 : 地方公務員の育児休業等に関する法律第 19 条に規定する部分休業です 2 早出遅出勤務 : 松山市職員の勤務時間 休暇等に関する条例第 8 条の 2 第 1 項に規定する勤務です 3 深夜勤務および時間外勤務の制限及び免除 : 松山市職員の勤務時間 休暇等に関する条例第 8 条の 3 第 1 項及び第 2 項に規定する制限です 3 自己啓発等休業の取得状況 ( 平成 29 年度 単位 : 人 ) 男性 女性 合計 自己啓発等休業取得者数 うち新規取得者数 配偶者同行休業の取得状況 ( 平成 29 年度 単位 : 人 ) 男性 女性 合計 配偶者同行休業取得者数 うち新規取得者数

17 第 6 職員の研修の状況 1 研修の状況 ( 平成 30 年度 ) 研修名など 職場研修 各職場で職務遂行に必要な能力などの習得 向上を図る 基本研修 階層別研修 特別研修 新採用職員研修 採用 2 年目職員研修 採用 3 年目職員研修 採用 6 年目職員研修 新任主任研修 新任主査研修 新任副主幹研修 新任主幹研修 新任課長研修 主査養成研修 副主幹 主査研修 臨時職員研修ほか 評定者研修 行政対象暴力対策研修 法務主任研修 インストラクター研修 公務員倫理研修 接遇 応対向上研修 人事労務管理研修 メンタルヘルス研修ほか 職場外研修 専門研修選択制研修 法制執務研修 クレーム対応研修 ロジカルシンキング研修 プレゼンテーション研修 タイムマネジメント研修 女性向けキャリアデザイン研修 コミュニケーション研修 ファシリテーション研修 市民活動体験研修 福祉施設体験研修ほか 派遣研修 専門機関研修 実務研修 全国市町村国際文化研修所 市町村職員中央研修所 国土交通省四国地方整備局 愛媛県研修所 自治大学校ほか 中央省庁 民間企業等への長期実務研修ほか 自主研修 通信教育講座受講支援制度 資格取得助成制度ほか 第 7 職員の福祉及び利益の保護の状況 1 福利厚生制度に係る負担状況 ( 平成 29 年度 ) 共済組合への負担金 愛媛県市町村職員共済組合 4,095,800 千円 公立学校共済組合愛媛県支部 77,547 千円 松山市職員共済会への負担金 26,545 千円 2 公務災害の状況 平成 28 年度末現在未処理件数 受理件数認定件数 公務外件数 取下げ件数 平成 29 年度末現在未処理件数 通勤災害の状況 平成 28 年度末現在未処理件数 受理件数認定件数 公務外件数 取下げ件数 平成 29 年度末現在未処理件数

18 第 8 勤務条件に関する措置の要求の状況 平成 28 年度末係属件数 措置要求件数 終結件数 平成 29 年度末係属件数 給与 旅費 勤務時間 休暇 執務環境 福利厚生 任用 その他 計 第 9 不利益処分に関する審査請求の状況 平成 28 年度末係属件数 審査請求件数 終結件数 平成 29 年度末係属件数 分限処分 懲戒処分 降任 休職 免職 降給 戒告 減給 停職 免職 その他 計 第 10 職員の退職管理の状況 地方公務員法の改正により 平成 28 年度から 次の各項目が義務付けられています [ 職員の退職管理について定められた事項 ] 営利企業等に再就職した元職員が離職前 5 年間の職務に関し 離職後 2 年間 原則職員へ働きかけることを禁止 管理職員であった者が離職後 2 年間に再就職した場合 届出を義務付け 公平委員会が働きかけの規制に違反する働きかけを受けた職員からの届出を受付 規制に違反する行為を行った場合 調査を実施 規制に違反する行為を行った疑いがある場合 公平委員会が任命権者に対し調査を要求 17