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2 第 1 節 長岡地域 < 地域の将来像 > 高度な都市機能が集積し中心的な役割を担うまち 1 川東北部 1 地域の概要 長岡地域の信濃川右岸北部に位置する川東北部は 西側に信濃川や栖吉川 東側に東山連峰が連なり 県道沿いに新組地区 黒条地区などの市街地が形成されています また 猿橋川水系の平野部には 田園地帯が広がり 富曽亀 山本地区に農村集落が点在しています 地域の南北には JR 信越線 国道 8 号長岡東バイパス 県道長岡中之島見附線 東西には 国道 351 号 県道長岡見附線などの幹線道路が配置され 地域住民の日常生活や産業振興を支える重要な路線となっています 昭和 40 年代当初から 土地区画整理事業が始まり 黒条 新組 富曽亀の各地区で新たな住宅市街地が形成され 本地域における定住人口の増加に寄与してきました 一方 地域の北西部には 本市を代表する 長岡工業導入団地 や 北陽産業団地 などが整備され 工業 業務系の産業集積地を形成しています 地域資源としては 東山連峰や緑豊かな田園地帯などの自然資源 山すそには温泉施設等が点在しています 地域に関するデータ 総面積 47.3 (5.3%) 総人口 13,646 人 (4.8%) 世帯数 4,387 世帯 (4.4%) 年少人口比率 16.2% 老齢人口比率 22.1% ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 中越地域を代表する産業拠点 長岡工業導入団地 2 現状と課題 本市を代表する産業拠点の整備促進に向けた課題 長岡工業導入団地 や 北陽産業団地 などは 中越地域を代表する重要な産業拠点となっています この強みを活かし 都市整備の面からも さらなる産業振興を支援する必要があります とりわけ 北陽地区には これまでにも多くの企業が立地しているものの まとまった未分譲地が残っています 102

3 黒条地区などでは 工場等の移転 廃業に伴って 工場跡地が発生しています 地域資源の保全 活用に向けた課題 本地域には 山すそに温泉施設等が点在し 緑豊かな東山連峰や田園地帯などの自然資源のほか さまざまな地域資源があります 今後とも これらの地域資源の維持 保全と 地域振興に向けた活用が必要です 地域の活性化と土地利用の課題 黒条地区などの住宅市街地では 一部に未利用地が残り 加えて 空き家や空き地が発生しています この地域には 日用品や最寄品を提供する身近な商業集積地がないことから 車を運転しない高齢者などが日常生活に支障を来たしています 農村集落では 農業従事者の減少と高齢化が進み 地域のコミュニティや集落活力の低下がみられます 定住人口を確保し さらなる地域の活性化を図るため 都市整備の面からも支援する必要があります 道路 交通ネットワークの課題 川東北部と各地域を結ぶ国 県道は 住民の通勤 通学などの日常生活を支える重要な路線であり 道路幅員の拡幅や歩道の整備など さらなる道路機能の強化が必要です 幅員の狭い身近な生活道路では 道路改良や歩行者の安全性を確保する交通安全施設などの設置が必要です 川東北部には 鉄道と路線バスが運行しています これらの公共交通は 通勤 通学はもとより日常生活を支える重要な移動手段であることから 今後とも維持 充実を図る必要があります 安全 安心なまちづくりの課題 猿橋川水系の河川は 平成 16 年の 新潟 福島豪雨 による被災を受けて 河川改修が進められました この水系の低地部では 雨水が湛水しやすい状況にあることから 引き続き雨水対策に向けた取組みが必要です 山本地区などの農村集落の周辺においては 土石流や地すべり がけ崩れの土砂災害防止施設の整備が進められており 今後とも 被害の軽減に向けた取組みが必要です 3 地域づくりの方針 産業拠点の強化 充実 本市の機械産業発祥の地としての歴史や伝統 電子部品 精密機械などの製造業が集積する産業拠点としての地域特性を活かし 今後ともさらなる産業集積を進めるため 企業立地の需要に応じた土地利用の誘導とともに 立地環境の向上を図る基盤整備を検討します 既存の工業 業務集積地において 新たな土地利用ニーズが発生した場合は 既に立地している施設の操業環境や周辺の市街地環境に影響を及ぼさないことを前提として 場合によっては 土地利用の転換について検討します 北陽地内や下々条地内などでは 既に開発された産業用地等の分譲を促進するとともに 未利用地や工場跡地の解消に向けて 土地利用の面からも適切な支援を行います 103

4 地域の活性化と土地利用の誘導 市街地や農村集落では 空き家や空き地の有効活用などの仕組みづくりを進めます 日常生活において 身近な範囲内に買い物の場を確保し 高齢社会に対応した地域づくりを推進するため 土地利用の面からも適切な支援を行います 市街化調整区域における地区計画制度の活用などにより 集落活力の維持 再生に向けた地元住民の主体的な取組みを支援します 幹線道路及び生活道路の整備 国 県道などの幹線道路については さらなる道路機能の強化に向けて 道路拡幅等を促進します 中之島 与板 寺泊地域との連携強化を図るため 信濃川右岸堤防道路の整備を推進します 身近な生活道路や通学路では 道路拡幅を推進するとともに 歩道の整備 改善 交通安全施設の設置や危険な交差点の改良など 歩行者の安全確保を図ります 公共交通ネットワークの維持 充実 各地域間の連携強化や住民の交通利便性の向上を図るため 既存のバス路線は その運行を維持するとともに バス停の上屋整備などを通じて 利用環境の向上を図ります 安全 安心な都市基盤の整備 猿橋川や稲葉川の河川改修や適切な機能確保の取組みを促進するとともに 中小河川や用悪水路の整備を進めます また 市街地内においては 道路側溝等の整備を推進します 東山連峰の山すそに広がる農村集落では 地すべりやがけ崩れ箇所など土砂災害の軽減に向けて 警戒区域等の指定とともに 警戒避難体制の強化を図ります 自然資源の維持 保全と地域資源の活用 東山連峰や猿橋川水系の平野部に広がる豊かな田園地帯は 本市を代表する自然資源です 食料生産基盤の確保とともに 環境保全を図るため 今後ともこの豊かな自然資源を維持 保全します 信濃川をはじめ 猿橋川や稲葉川などの河川空間は 地域における貴重な自然資源であることから 今後とも緑豊かな河川空間を維持 保全するとともに さらなる魅力づくりに向けた検討を進めます 104

5 地域づくりの方針図 ( 川東北部 ) 105

6 2 川東中央部 1 地域の概要 長岡地域の信濃川右岸中央に位置する川東中央部は JR 長岡駅の周辺に高度な商業 業務機能が集積し 本市はもとより中越地域を牽引する中心市街地があります 本地域の市街地の成立ちは古く 江戸時代に長岡城が築城され 城下町として発展をみせ その後 戊辰戦争と長岡空襲の二度の戦渦に見舞われながらも 力強く復興を成し遂げた歴史があります 戦後 戦災復興土地区画整理事業によって 現在の中心市街地の骨格ができあがり 昭和 30 年代から大規模商業施設が立地 千手 今朝白 三和などの各地区では 土地区画整理事業による住宅地が開発され さらに上越新幹線の開通を機に 商業 業務 娯楽 文化など 多様な都市機能が集積する中心市街地として 大いに賑わいを見せました しかし 昭和 60 年以降 モータリゼーションの進展に伴って 大規模な商業施設や公共施設が郊外に分散立地したことや 核家族化に伴う郊外での持ち家指向の高まりなどから 中心部としての活力低下が進んでいます 地域には 上越新幹線及び在来線のJR 長岡駅をはじめ 南北に縦断する国道 17 号長岡東バイパス 東西に横断する国道 8 号長岡バイパス 国道 351 号のほか それらを補完する幹線道路が計画的に配置されています 本地域の地域資源として 河井継之助記念館 米百俵の碑 戦災資料館 など 戊辰戦争や戦災に関連する多くの歴史 文化的資源があります 地域に関するデータ 総面積 16.5 ( 1.9%) 総人口 70,784 人 (25.0%) 世帯数 28,193 世帯 (28.6%) 年少人口比率 12.2% 老齢人口比率 25.2% 長岡の 顔 JR 長岡駅周辺の中心市街地 2 現状と課題 ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 長岡の 顔 となる中心市街地の再生 JR 長岡駅周辺の中心市街地は 近年の大規模商業施設等の郊外立地により 都市としての求心力の低下がみられ 空き店舗や空き地が多く発生しています このため 既存の社会資本ストックを有効に活用しながら 長岡広域市民の 顔 となる中心市街地の再生に向けて 市民 企業 行政の協働によるさまざまな事業を さらに進めていく必要があります 106

7 地域資源を活かしたまちづくりの課題 本地域には 河井継之助記念館 米百表の碑 戦災資料館 など 戊辰戦争や戦災に関連する多くの歴史的資源があることから これらを活かしたまちづくりを進める必要があります 信濃川をはじめ 地域を南北に流れる柿川や栖吉川 福島江用水路は 貴重な水辺空間となっています 特に 信濃川や柿川は 市民に親しまれている都市内河川であり 今後ともこれらの河川を活かしたまちづくりを進める必要があります 地域の活性化と土地利用の課題 JR 長岡駅前の中心市街地においては 広域的な商圏を担う高度な商業 業務機能の集積地としての土地利用を図る必要があります 本地域の北部などでは 日用品や最寄品を提供する身近な商業集積地が少ないことから 車を運転しない高齢者などの日常生活に支障を来たしています 人口減少や転居に伴って 従来からの市街地や農村集落においては 空き家や空き地が発生しています 道路 交通ネットワークの課題 本地域と周辺地域を結ぶ主要な幹線道路は 住民の通勤 通学などの日常生活はもとより 広域交流を支える重要な路線であることから 道路幅員の拡幅や歩道整備など さらなる道路機能の強化が必要です 中心市街地及びその周辺部などでは 既に整備された道路施設の維持更新が必要です 幅員の狭い通学路や身近な生活道路では 歩行者の安全性を確保する歩道の設置 交差点部における交通安全施設の設置が必要です 川東中央部における路線バスは 通勤 通学はもとより日常生活を支える重要な移動手段であることから 今後とも維持 充実を図る必要があります とりわけ JR 長岡駅周辺においては 多くの来街者が集まる交通結節点として さらなる公共交通機能の強化 充実を図る必要があります 安全 安心なまちづくりの課題 住宅が密集した市街地においては 安全 安心なまちづくりを進めるため 身近な公園や緑道など 災害時における一時避難地としての活用を検討する必要があります 稲葉川では 平成 16 年の 新潟 福島豪雨 による被災により 河川改修が進められました また 柿川 栖吉川水系の都市部では 雨水が湛水しやすい状況にあることから 河川改修など 雨水対策に向けた継続した取組みが必要です 本地域の下水道は 汚水と雨水を同じ管きょで処理する合流式下水道区域が広がり その対応が必要となっています 107

8 3 地域づくりの方針 多様な都市機能のまちなか回帰による中心市街地の再生 シティホールプラザ アオーレ長岡 子育ての駅ちびっこ広場 長岡震災アーカイブセンターきおくみらい まちなかキャンパス長岡 長岡市社会福祉センタートモシア など 既存の公共施設に加えて 大手通表町東地区市街地再開発事業を通じて さらなる まちなか型公共サービス の展開を図り まちなかの回遊性を創出することで 中心市街地全体の活性化を推進します さまざまな公共施設の まちなか回帰 を契機とした 民間投資を誘発し 中心市街地への多様な都市機能の導入を促進します 中心市街地では 長岡市中心市街地活性化基本計画 < 第 2 期 > に基づく各種事業と連携し 中越地域全体の広域商圏を担う高度な商業 業務機能の集積地として 土地利用を誘導します 市民や多くの来街者を迎える中心市街地においては まちなかの回遊性を高める歩行者空間の整備や 道路の利活用について検討します 市街地再開発事業等を通じて 市街地の更新を進めるとともに 中心市街地における定住人口の増加を促進します 地域資源を活かしたまちづくり 中心市街地では 河井継之助記念館 山本五十六記念館 如是蔵博物館 など まちなかの歴史的資源を活用したまちづくりに取組みます 地域の活性化と土地利用の誘導 日常生活において身近な範囲内に買い物の場を確保し 高齢社会に対応した地域づくりを推進するため 土地利用の面からも適切な支援を行います 従来の市街地において 空き家や空き地の有効活用に向けた仕組みづくりを検討します 中越地域の中心としての幹線道路網の強化 中心市街地と他地域との連携を強化し 都市内交通を円滑に処理するため 都市計画道路四郎丸永田線 水道町川崎線の整備を推進します また 橋りょう部や鉄道横断部の周辺道路における渋滞緩和を図るため 交差点付近の改良などを進めます 安全で快適な道路施設の整備 修繕 既に整備がなされた道路施設については 予防保全的な維持改築などを図り 施設の長寿命化を推進します 身近な生活道路や通学路では 道路拡幅を推進するとともに 歩道の整備 改善 交通安全施設の設置や危険な交差点の改良など 歩行者の安全確保を図ります 都市景観の向上と安全で快適な道路空間を確保するため 道路の整備や拡幅にあわせて 電線類の地中化や歩道のバリアフリー化に取組みます 108

9 広域交流や市民生活を支える交通結節点としての機能強化 JR 長岡駅周辺においては 広域交通の結節点としての機能強化と交通環境の向上を図ります 長岡防災シビックコア地区では 自動車から公共交通機関への利用転換を図るため 地区の駐車場をパークアンドライド駐車場としても活用します JR 北長岡駅の利用促進を図るため 駅利用者の利便性を高める施設整備について検討します 公共交通ネットワークの維持 充実 都心地区の連携強化を図るため 長岡市地域公共交通網形成計画に基づき新たなバス路線の導入や運行本数の見直しなど バス交通の充実を図ります 各地域間の連携強化と住民の交通利便性の向上を図るため 既存のバス路線は その運行を維持するとともに 運行時間の見直しやバス停の上屋整備など 利用環境の向上を図ります 安全 安心な都市基盤の整備 住宅が密集した市街地においては 建物の不燃化を促進するとともに 避難場所となる地区防災センターや一時避難地に指定された身近な公園 広場などの整備 改善を進めます また これらの避難場所に連絡する生活道路の確保や緑化の推進などにより 安全な避難場所への誘導を図ります 柿川 栖吉川 稲葉川の河川改修や適切な機能確保の取組み及び柿川放水路の整備を促進し 河川改修と下水道整備の連携により 総合的な都市雨水対策の強化を図ります にぎわいとうるおいのある都市景観の形成 にぎわいとうるおいの感じられる中心市街地の創出に向けて 都市緑化を推進するとともに 魅力ある都市景観の形成を進めます 市内中心部を流れる柿川 栖吉川 福島江用水では 桜並木が整備され まちなかにおける親水空間として市民に親しまれています 今後とも緑豊かな河川空間を維持 保全するとともに さらなる魅力づくりに向けた検討を進めます 信濃川の河川空間は 本地域の貴重な自然資源であることから 河川機能の確保に十分配慮しながら 市民が身近で自然と親しむことができる場として活用を図ります 風致地区については 決定から長期間が経過していることから 必要に応じた調査 検証 見直しについて検討します 109

10 地域づくりの方針図 ( 川東中央部 ) 110

11 3 川東東部 1 地域の概要 長岡地域の信濃川右岸東部に位置する川東東部は 東山連峰から栖吉川や柿川が流れ 豊田地区 栖吉地区及び山通地区の一部に市街地が広がるほか 山すそには農村集落が点在しています 地域の西側には 南北に国道 17 号長岡東バイパスが縦断し 東西方向に国道 352 号や県道長岡栃尾巻線などの幹線道路が配置され 地域住民の日常生活や産業振興を支える重要な路線となっています この地域では 昭和 36 年以降 各地区において土地区画整理事業や民間開発による新たな住宅市街地が形成され 定住人口の増加に寄与してきました 地域資源としては 本市を代表する悠久山公園 屋内総合プールや野球場などのスポーツ施設や農業体験施設が立地しています また 栖吉城址 蒼柴神社 などの歴史的資源 地域の東部に広がる東山連峰の森林資源があります お山 の愛称で市民に親しまれている 悠久山公園 2 現状と課題 地域に関するデータ 総面積 35.7 (4.0%) 総人口 20,221 人 (7.2%) 世帯数 7,234 世帯 (7.3%) 年少人口比率 13.5% 老齢人口比率 23.3% ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 地域資源を活かしたまちづくりの課題 市民から お山 の愛称で親しまれている 悠久山公園 は 四季を通して市民の憩いの場となっており 今後とも この歴史ある公園を維持 保全するとともに さらなる活用に向けた取組みが必要です また その周辺には 栖吉城址 蒼柴神社 など 歴史的資源が残されています 今後は これらの地域資源を活かしながら 地域づくりを進めていく必要があります 栖吉地区には 市営スキー場 市営牧場 東山ファミリーランド 農の駅あぐらって長岡 などの施設が集約立地しています 今後とも これらの自然体験施設を活かし 交流人口の増加に向けた取組みが必要です 地域の活性化と土地利用の課題 長岡東西道路の整備 進捗にあわせて 交通の利便性が高まることから 都市整備の面からも地域の活性化を検討する必要があります この地域には 日用品や最寄品を提供する身近な商業集積地がないことから 車を運転しない高齢者などが日常生活に支障を来たしています 111

12 人口減少や転居に伴って 中沢 豊田地区など従来からの住宅地では 空き地や空き家が発生しています 道路 交通ネットワークの課題 川東東部と各地域を結ぶ国 県道は 住民の通勤 通学などの日常生活を支える重要な路線であり 道路幅員の拡幅や歩道の整備など 道路機能の強化が必要です とりわけ 長岡東西道路については 信濃川両岸市街地の連携強化を図るため さらなる整備を促進する必要があります 幅員の狭い身近な生活道路では 道路改良や歩行者の安全性を確保する交通安全施設などの設置が必要です 川東東部における路線バス網は 通勤 通学はもとより 日常生活を支える重要な移動手段であることから 今後とも維持 充実を図る必要があります 安全 安心なまちづくりの課題 稲葉川水系の低地部では 雨水が湛水しやすい状況にあることから 引き続き雨水対策に向けた取組みが必要です 自然環境の保全 活用に向けた課題 東山連峰の森林地帯は 県立自然公園に指定され 猿橋川 稲葉川の水源となっています また 山すそから地域北西部にかけて田園地帯が広がり 悠久山地区には風致地区が指定され 良好な景観を保持しています 今後とも これら豊かな自然環境の維持 保全が必要です 3 地域づくりの方針 公園 レクリエーション施設の連携 充実 悠久山公園は 四季を通して憩いの場 スポーツ振興の場として広く市民に利用されています 今後は 閉鎖した屋外プールの跡地や隣接する未利用地の有効活用について検討します 悠久山公園 東山ファミリーランド 農の駅あぐらって長岡 などの施設については 本市を代表するレクリエーション拠点としてさらなる活用を図るとともに 他地域との広域的な連携による観光振興を都市整備の面からも支援します 地域の活性化と土地利用の誘導 日常生活において 身近な範囲内に買い物の場を確保し 高齢社会に対応した地域づくりを推進するため 土地利用の面からも適切な支援を行います 市街地や集落などにおいては 空き家や空き地の有効活用などの仕組みづくりを検討します 市街化調整区域における地区計画制度の活用などにより 集落活力の維持 再生に向けた地元住民の主体的な取組みを支援します 112

13 幹線道路及び生活道路の整備 信濃川両岸市街地の連携強化や都市内幹線道路の渋滞緩和を図るため 引き続き長岡東西道路の整備を促進します また 県道などの幹線道路については 道路拡幅等を促進します 身近な生活道路や通学路では 道路拡幅を推進するとともに 歩道の整備 改善 交通安全施設の設置や危険な交差点の改良など 歩行者の安全確保を図ります 公共交通ネットワークの維持 充実 各地域間の連携強化と住民の交通利便性の向上を図るため 既存のバス路線は その運行を維持するとともに バス停の上屋整備など 利用環境の向上を図ります 安全 安心な都市基盤の整備 猿橋川 稲葉川水系の河川において適切な機能確保の取組みを促進するとともに 中小河川や用悪水路の整備を進めます また 市街地内においては 道路側溝等の整備を推進します 自然環境の保全 活用 悠久山地区は 歴史的な資産と緑豊かな自然景観を保持するため 風致地区が指定されています 今後とも 地区内における宅地の造成 建築物の建築 樹木の伐採などに一定の制限を加えることで 優れた都市景観を維持 保全します 風致地区については 決定から長期間が経過していることから 必要に応じた調査 検証 見直しについて検討します 東山連峰の豊かな自然をはじめ 山すそに広がる田園地帯は 地域の誇りとなる貴重な自然資源です 今後とも この自然資源を積極的に地域づくりに活かしていくとともに 維持 保全を図ります 113

14 地域づくりの方針図 川東東部 114

15 4 川東南部 4 1 地域の概要 長岡地域の信濃川右岸南部に位置する川東南部は 西側に信濃川 地域を南北に太田川や浄土川が流れ JR 宮内駅を中心に 宮内東 宮内西地区に市街地が形成されています また 太田川水系の平野部には田園地帯が広がり 農村集落が点在しています 地域には JR 信越線と上越線が分岐する宮内駅をはじめ 国道 17 号長岡東バイパス及び県道長岡中之島見附線が南北に配置され 県道柏崎高浜堀之内線などの幹線道路が市街地を東西に横断するなど 地域住民の日常生活や産業振興を支える都市基盤が整備されています 昭和 48 年以降 摂田屋西部 水梨 宮内西部地区などにおいて土地区画整理事業による新たな住宅市街地が形成され 定住人口の増加に寄与してきました また 地域の北西部には 本市の産業を牽引する南部工業団地が整備され 精密機器 食品加工などの工場が立地しています 地域資源としては 旧三国街道沿いの摂田屋地区の街なみや蓬平温泉などの観光資源 東山連峰の自然資源などがあります 醸造の街なみを活かした地域づくり 摂田屋地区 2 現状と課題 地域に関するデータ 総面積 58.0 (6.5%) 総人口 26,641 人 (9.4%) 世帯数 9,219 世帯 (9.3%) 年少人口比率 13.2% 老齢人口比率 25.5% ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 地域資源を活かしたまちづくりの課題 摂田屋地区では 旧三国街道沿いの 醸造の街なみ や 鏝絵の蔵 などを活用した地域づくりが進められています 今後とも このような取組みを継続しながら 市民との協働による地域づくりを実現していく必要があります 中山間地には 蓬平温泉 金倉山など 多様な地域資源があります 今後とも これらの地域資源を活かした観光振興に取り組む必要があります 地域の活性化と土地利用の課題 長岡市南部工業団地 や 滝谷工業団地 には これまでに多くの企業の立地が進む一方で 未利用地が残っています 前川東地区での土地区画整理事業により分譲された新たな住宅地や業務地では 既存集落と調和したまちづくりを推進していく必要があります また 宮内西地区など 従来からの住宅地や農村集落においては 人口減少や転居に伴って 空き地や空き家が発生しています 115

16 この地域には 日用品や最寄品を提供する身近な商業集積地が少ないことから 車を運転しない高齢者などの日常生活に支障を来たしています 農村集落では 農業従事者の減少と高齢化が進み 地域コミュニティーや集落活力の低下がみられます このため 定住人口を確保し さらなる地域の活性化を図るため 都市整備の面からも支援する必要があります 道路 交通ネットワークの課題 川東南部と各地域を結ぶ国 県道は 住民の通勤 通学などの日常生活はもとより 広域観光を支える重要な路線であり 道路幅員の拡幅や歩道の整備など さらなる道路機能の強化が必要です 幅員の狭い身近な生活道路では 道路改良や歩行者の安全性を確保する交通安全施設などの設置が必要です 川東南部には 鉄道と路線バスが運行しています これらの公共交通は 通勤 通学はもとより日常生活を支える重要な移動手段であることから 今後とも維持 充実を図る必要があります 安全 安心なまちづくりの課題 東山連峰から流れる太田川及び浄土川流域の低地部では 近年 集中豪雨の際に浸水被害が発生しており これらの河川について抜本的な河川改修に向けた取組みが必要です 滝谷地区や太田川沿いの村松 濁沢地区の集落においては 急傾斜地を背後に住宅が立地していることから 土砂災害の防止に向けた取組みが必要です 自然環境の保全 活用に向けた課題 平野部に広がる田園地帯 中山間地の棚田 東山連峰の豊かな自然は 本市の貴重な自然資源であり 多様な動植物の生息地となっています 今後とも この豊かな自然環境を維持 保全する必要があります 3 地域づくりの方針 地域資源を活かしたまちづくり 摂田屋地区では 旧三国街道沿いにおける地域資源を活用し 道路の美装化や案内標識の設置など 市民との協働による街なみ環境整備に取組みます 長岡南越路スマート IC の整備効果を活かし 蓬平温泉 金倉山 山古志地域などの地域資源を活かした観光振興を図るため わかりやすい案内標識を設置します 地域の活性化と土地利用の誘導 工業団地では 積極的な企業誘致に取組み 未利用地の解消を進めます 電子部品 精密機械など 製造業が集積する産業拠点としての地域特性を活かし 今後とも産業集積を進めていくため 企業立地の需要に応じた土地利用の誘導とともに 立地環境の向上を図る基盤整備を検討します 116

17 日常生活において身近な範囲内に買い物の場を確保し 高齢社会に対応した地域づくりを推進するため 土地利用の面からも適切な支援を行います 前川東地区においては 住宅地や業務用地の分譲を促進します また 市街地や農村集落に発生した空き家や空き地の有効活用などの仕組みづくりを検討します 市街化調整区域における地区計画制度の活用などにより 集落活力の維持 再生に向けた地元住民の主体的な取組みを支援します 幹線道路及び生活道路の整備 信濃川両岸市街地の連携強化や都市内幹線道路の渋滞緩和を図るため 引き続き長岡東西道路の整備を促進します 県道などの幹線道路については さらなる道路機能の強化に向けて 道路拡幅等を促進します とりわけ 山古志地域との連携強化を図るため 県道柏崎高浜堀之内線などの幹線道路においては 安全 安心な道路づくりを進めます 身近な生活道路や通学路では 歩行者の安全確保を図るため 道路拡幅を推進するとともに 歩道の整備 改善 交通安全施設の設置 危険な交差点の改良などを推進します 公共交通ネットワークの維持 充実 JR 前川駅においては 鉄道利用者の利便性の向上と利用促進を図るため パークアンドライド駐車場や自転車駐車場などの整備を検討します 川東南部と JR 長岡駅を結ぶバス路線は その運行を維持するとともに バス停の上屋整備などを通じて 利用環境の向上を図ります 安全 安心な都市基盤の整備 太田川や浄土川沿いの低地部などにおける浸水被害を防ぐため 河川改修を促進するとともに 道路側溝等の整備を推進します 太田地区や東山連峰の山すそに広がる農村集落においては 地すべりやがけ崩れによる土砂災害を防止するため 施設整備を促進し あわせて警戒避難体制の強化を図ります 自然環境の保全 活用 平野部に広がる田園地帯 中山間地の棚田 東山連峰の豊かな自然は 地域の誇りとなる貴重な自然資源です 今後とも これらの資源を適切に維持 保全します 117

18 六日市小学校と山谷沢小学校は 今の山谷沢小学校の校舎使用し 統合を予定しております 新学校名は岡南小学校となる予定です 地域づくりの方針図 ( 川東南部 ) 118

19 5 川西北部 5 1 地域の概要 長岡地域の信濃川左岸北部に位置する川西北部は 東側に信濃川 西側に広大な田園地帯が広がり 地域の南部に位置する上川西地区には 市街地が形成されています また 平野部の菖蒲川 道満川沿いに農村集落が点在しています この地域には 北陸自動車道 県道長岡寺泊線 県道長岡和島線が南北に縦断し 東西を国道 352 号 県道槇下南中線が横断 地域住民の日常生活や産業振興を支える重要な路線となっています 昭和 46 年以降 上川西地区において土地区画整理事業による新たな住宅系市街地が形成され 定住人口の増加に寄与してきました また 鉄工町では 長岡鉄工団地が整備され 金属加工 工作機械 精密部品などの企業が立地しています 地域資源としては 王寺川地区に温泉施設 下川西地区に 芹川城跡 などの歴史的資源があります 地域一帯に広がる優良な田園地帯 2 現状と課題 地域に関するデータ 総面積 26.0 (2.9%) 総人口 15,373 人 (5.4%) 世帯数 5,650 世帯 (5.7%) 年少人口比率 14.4% 老齢人口比率 18.2% ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 地域資源の活用と農地の保全に係る課題 川西北部は 本市で最も農業の基盤整備が進んでいる地域で 優良な田園地帯が広がり 米づくりの拠点となっています 今後とも しっかりとした食料生産基盤を確保するため 優良農地の維持 保全が必要です 地域産業の活性化と土地利用の課題 長岡鉄工団地は 金属加工 工作機械 精密部品などの企業が集積し 本市の産業を支える工業団地の一つです この強みを活かし さらなる産業振興に向けて 適切な土地利用や基盤整備が必要です 人口減少や転居に伴って 上川西 下川西地区などの住宅市街地や農村集落では 空き家や空き地が発生しています 農村集落では 農業従事者の減少と高齢化が進み 地域のコミュニティや集落活力の低下がみられます 定住人口を確保し さらなる地域の活性化を図るため 都市整備の面からも支援する必要があります 119

20 道路整備の課題 川西北部と各地域を結ぶ国 県道は 住民の通勤 通学などの日常生活を支える重要な路線であることから 道路幅員の拡幅や歩道整備など さらなる道路機能の強化が必要です 広域的な都市間の連携 交流を促進し 地域振興を図るため 北陸自動車道のさらなる活用が必要です 国道 8 号長岡バイパスの蓮潟交差点及び寺島交差点周辺では 土日 祝日及び通勤 通学の時間帯は特に交通渋滞が発生しています 幅員の狭い身近な生活道路では 歩行者の安全を確保するため 歩道の整備や交通安全施設の設置が必要です 公共交通の活用に向けた課題 路線バスは 川西北部における唯一の公共交通であり 通勤 通学はもとより 日常生活を支える重要な移動手段であることから 今後とも維持 充実を図る必要があります 安全 安心なまちづくりの課題 道満川 菖蒲川水系の低地部などでは 雨水が湛水しやすい状況にあり これら河川の抜本的な改修が必要です 3 地域づくりの方針 地域産業の活性化と土地利用の誘導 長岡北スマート IC 周辺地区では 高速道路の交通利便性を活かし 新たな産業立地の需要に応じた土地利用を図ります 長岡鉄工団地におけるさまざまな企業集積を活かし 今後とも産業集積を進めていくため 企業立地の需要に応じた土地利用の誘導を図ります 上川西地区では 江陽 巻島 蓮潟西などの土地区画整理事業により 住宅地が形成され 診療所や商業施設など 多様な機能集積が進んでいます 今後とも未利用地の解消を進め 日常生活において身近な範囲内に必要な機能を確保する地域づくりに努めます 市街地や農村集落では 空き家や空き地の有効活用などの仕組みづくりを進めます 下川西地区などの市街化調整区域では 地区計画制度の活用などにより 集落活力の維持 再生に向けた地元住民の主体的な取組みを支援します 幹線道路及び生活道路の整備 信濃川左岸地域のさらなる連携強化を図るため 既存の道路を活用した信濃川左岸バイパスの整備を推進します 国道 8 号長岡バイパスと主要幹線道路の交差点部における渋滞緩和を図るため 周辺の道路状況や交通の流れを考慮し 各交差点の改良などの対策を検討します 120

21 川西北部と各地域を結ぶ 県道大荒戸越路線などの幹線道路については さらなる道路機能の強化に向けて 道路拡幅等を促進します 通学路や身近な生活道路では 交通安全施設を設置するとともに 歩道の整備を推進します 公共交通ネットワークの維持 充実 JR 長岡駅から川西北部を経由し 三島 与板方面を結ぶバス路線は その運行を維持するとともに バス停の上屋整備などを通じて 利用環境の向上を図ります 安全 安心な都市基盤の整備 道満川 菖蒲川水系の河川において土砂のしゅん渫などを促進するとともに 市街地の低地部などにおける浸水被害の軽減を図るため 道路側溝等の整備を進めます 優良農地の維持 保全 地域一体に広がる優良農地は 食料生産基盤の確保と良好な農村景観の保持に向けて 今後とも維持 保全します 121

22 地域づくりの方針図 ( 川西北部 ) 122

23 6 川西南部 6 1 地域の概要 長岡地域の信濃川左岸南部に位置する川西南部は 東側に信濃川と渋海川 南北に道満川が流れ 地域の中央部には 都心地区 の一翼を担う千秋が原 古正寺地区の市街地が形成されています また 国道 351 号長生橋通りの大島 希望が丘地区に住宅地 長岡 IC 周辺の新産業センター地区などに流通業務地が形成されています この地域には 関越 北陸自動車道の分岐点として長岡 IC 東西に横断する国道 8 号 国道 351 号が配置され 地域住民の日常生活や産業振興を支える重要な路線となっています また 平成 21 年 9 月には大手大橋の4 車線化が完了し さらなる広域的な道路ネットワークの構築に向けて 長岡東西道路や信濃川左岸バイパスの整備が進められています 地域資源としては 千秋が原地区において 市内はもとより市外からも広く利用されている 県立近代美術館 千秋が原ふるさとの森 千秋が原南公園 ハイブ長岡 などの教育 文化 レクリエーション施設 藤橋歴史のひろば などの歴史資源があります 地域に関するデータ 総面積 30.0 ( 3.4%) 総人口 35,036 人 (12.4%) 世帯数 13,517 世帯 (13.7%) 年少人口比率 13.9% 老齢人口比率 20.4% 高度な都市機能が集積する 千秋が原 古正寺地区 ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 2 現状と課題 都心地区 の拠点性の向上 都心地区 の一翼を担う千秋が原 古正寺地区には 高度な商業 業務 教育 文化 医療 福祉施設など 中越地域を代表する広域性の高い都市機能が集積しています 今後ともこの強みを活かし 本市のさらなる発展に向けて 都心地区 の拠点性の向上に取り組む必要があります 地域産業の活性化と土地利用の課題 川西南部は 新産業センター地区に流通業務 日越地区に金属加工 精密機器などの企業が集積し 産業が盛んな地域です この強みを活かし さらなる地域振興につなげていくため 都市整備の面からも産業の活性化を支援する必要があります 幹線道路沿いの工業集積地では 工場等の移転 廃業に伴って 工場跡地が発生しています また 人口減少や転居に伴って 大島 希望が丘地区など 従来からの住宅地においても空き家や空き地が発生しています 123

24 道路 交通ネットワークの課題 本地域は 千秋が原 古正寺地区への多様な都市機能の集積に伴い 自動車交通の増加に対応する新たな道路 交通ネットワークの構築が必要になっています 特に 信濃川の橋りょう部周辺では 通勤 通学時において交通渋滞が発生しています 川西南部と各地域を結ぶ国 県道は 住民の通勤 通学などの日常生活を支える重要な路線であることから 道路幅員の拡幅や歩道整備など さらなる道路機能の強化が必要です 幅員の狭い身近な生活道路では 歩行者の安全を確保するため 歩道の整備や交通安全施設の設置が必要です 路線バスは 川西南部における唯一の公共交通であり 通勤 通学はもとより 日常生活を支える重要な移動手段であることから 今後とも維持 充実を図る必要があります 安全 安心なまちづくりの課題 道満川 菖蒲川 渋海川などの低地部では 雨水が湛水しやすい状況にあることから これら河川の抜本的な改修や都市雨水対策が必要です 都市緑化に係る課題 千秋が原地区では 隣接する信濃川の河川空間と一体となった 千秋が原ふるさとの森 信濃川堤防の桜づつみ 千秋が原南公園 などが整備され 今後とも うるおいのある都市空間の形成に向けて 信濃川の積極的な活用が必要です 3 地域づくりの方針 都心地区 への都市機能の集積と交通アクセスの向上 中越地域の中心都市としての拠点性をさらに高めるため 今後とも 千秋が原 古正寺地区への多様な都市機能の導入を促進します 都心地区 への交通利便性の向上を図るため 中央循環バス等の市街地路線については 運行時間や運行頻度の見直しを行うほか 路線バスの定時性を確保するため 大手大橋におけるバスレーンの導入を検討するなど 交通アクセスの向上を図ります 地域の活性化と土地利用の誘導 長岡技術科学大学 や ( 公財 ) にいがた産業創造機構 ながおか新産業創造センター など 本市の産業を支える技術系学術機関や産業支援機関が近接地に立地する地域特性を活かして 産業振興に向けた産学官金協力を一層推進します また これらの取組みの強化に向けて 都市基盤整備の面からも積極的に支援します 新産業センター地区 では 長岡 IC や国道 8 号への高いアクセス性を活かして 流通 業務系の企業誘致に取組み 未利用地や事業所跡地の解消を進めます さらに 既成市街地の有効活用に向けて 空き家や空き地の活用を促進する仕組みづくりを検討します 124

25 幹線道路及び生活道路の整備 周辺市町村間の連携強化と信濃川橋りょう部における交通渋滞の緩和に向けて 長岡東西道路の整備を促進します 信濃川左岸各地域の広域的な連携を強化し 南北方向の新たな交通軸を構築するため 信濃川左岸バイパスの整備を推進します また 本バイパスの計画区域外においては 既存の幹線道路等を活用しながら 暫定ルート として位置付け その整備を推進します 川西南部と各地域を結ぶ 国道 351 号 県道長岡西山線などの幹線道路については さらなる道路機能の強化に向けて 道路拡幅等を促進します 通学路や身近な生活道路では 交通安全施設を設置するとともに 歩道の整備を推進します 公共交通ネットワークの維持 充実 川西南部と JR 長岡駅を結ぶバス路線は 利用状況に応じた運行頻度や運行時間の見直しにより利便性の向上を図ります あわせて バス停の上屋整備やバスロケーションシステムの充実など バス交通の利用環境の向上を図ります 安全 安心な都市基盤の整備 道満川 菖蒲川 渋海川などの河川改修を促進するとともに 市街地の低地部などにおける浸水被害の軽減を図るため 道路側溝等の整備を進めます うるおいのある都市空間づくり 信濃川の河川空間は 本市における貴重な自然資源であることから 景観に配慮しながら自然とのふれあいや うるおいのある都市空間づくりを進めます 緑豊かなまちづくりを推進し うるおいのある都市空間を形成するため 千秋が原 古正寺地区及びその周辺地区において 公園や緑道などの整備を推進します 自然環境の維持 保全 平野部に広がる田園地帯や西部丘陵地の畑作地帯は 今後とも維持 保全します 125

26 地域づくりの方針図 ( 川西南部 ) 126

27 7 川西西部 7 1 地域の概要 長岡地域の信濃川左岸西部に位置する川西西部は 西側に西山丘陵地 南北に黒川が流れ 県道宮本大島線沿道に関原 宮本地区 西部丘陵地に長岡ニュータウンなどの市街地が形成され 国道 8 号沿道の大積地区などには 農村集落が点在しています また 緑豊かな西山丘陵地の森林地帯や黒川沿いの田園地帯などが広がる地域です この地域には 東西に北陸自動車道 国道 8 号 県道宮本大島線が横断し 南北には県道長岡西山線が配置され 地域住民の日常生活や産業振興を支える重要な路線となっています 昭和 47 年以降 関原地区において 土地区画整理事業による新たな住宅系市街地が形成されるとともに 昭和 52 年には 長岡ニュータウンの開発整備が着手され 西部丘陵地を中心に新しい市街地の整備が進められています 地域資源としては 国営越後丘陵公園 をはじめ 県立歴史博物館 雪国植物園 などの教育 文化 レクリエーション施設 馬高 三十稲場遺跡 木喰上人作観音像 などの歴史的資源があります 新たな市街地整備が進む西部丘陵地区 地域に関するデータ 総面積 49.0 (5.5%) 総人口 12,216 人 (4.3%) 世帯数 3,830 世帯 (3.9%) 年少人口比率 17.2% 老齢人口比率 20.2% ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 2 現状と課題 地域資源の活用に向けた課題 川西西部は 国営越後丘陵公園 をはじめ 県立歴史博物館 馬高 三十稲場遺跡 雪国植物園 など 中越地域を代表する広域的な教育 文化 レクリエーション施設があります これらの既存施設を活かしつつ 他地域との広域的な連携 交流を促進し さらなる地域振興につなげていく必要があります 地域の活性化に向けた土地利用の課題 西部丘陵東地区 では 環境と共生した産業拠点づくりを目指して 整備を推進する必要があります また 長岡業務拠点地区 ( 長岡オフィス アルカディア ) では 一部に未分譲地が残っていることから さらなる企業誘致活動に取組む必要があります 長岡ニュータウン では 一部に未分譲地が残っています 一方 関原 宮本 大積地区の従来からの住宅地においては 人口減少や転居に伴って 空き家や空き地が発生しています 127

28 雲出工業団地 などでは 金属加工 工作機械などの企業が集積し 産業が盛んな地域です この強みを活かし 都市整備の面からも さらなる産業振興を支援する必要があります この地域には 日用品や最寄品を提供する身近な商業施設が少ないことから 車を運転しない高齢者などの日常生活に支障を来たしています 農村集落では 農業従事者の減少と高齢化が進み 地域コミュニティーや集落活力の低下がみられます 定住人口を確保し さらなる地域の活性化を図るため 都市整備の面からも支援する必要があります 道路 交通ネットワークの課題 川西西部と各地域を結ぶ国 県道は 住民の通勤 通学などの日常生活を支える重要な路線であることから 道路幅員の拡幅や歩道整備など さらなる道路機能の強化が必要です 幅員の狭い身近な生活道路では 道路改良や歩行者の安全性を確保するため 歩道の整備や交通安全施設の設置が必要です 路線バスは 川西西部における唯一の公共交通であり 通勤 通学はもとより 日常生活を支える重要な移動手段であることから 今後とも維持 充実を図る必要があります 安全 安心なまちづくりの課題 黒川 菖蒲川 谷川などの低地部では 雨水が湛水しやすい状況にあることから これら河川の抜本的な改修が必要です 二和地区の黒川沿いの集落では 急傾斜地を背後に住宅が立地していることから 土砂災害の防止に向けた取組みが必要です 3 地域づくりの方針 西部丘陵東地区における新たなまちづくり 西部丘陵東地区では 文化 教育 産業 自然 の 3 つの要素を柱とした新たな土地利用構想に基づき 地区の特性を最大限に活かしたまちづくりを推進します 文化 教育ゾーン においては 県立歴史博物館 新潟県動物愛護センター などの施設等が相互に連携して相乗効果を生み出す 広域的な文化 教育の交流拠点の形成を目指します 産業ゾーン においては 環境に配慮した工場やエコロジービジネス企業などを誘致し 環境共生型の産業拠点の形成を目指します 自然ゾーン については 既存の森林資源を保全するとともに 縄文の森づくり 等のテーマ性を持った里山づくりなどを支援します 128

29 地域資源を活かしたまちづくり 恵まれた自然環境を活かした広域レクリエーション施設として 今後とも 国営越後丘陵公園 の整備を促進するとともに 本市における新たなスポーツ レクリエーションの拠点 災害時における地域防災拠点としての活用を図るため 長岡ニュータウン運動公園 の整備を推進します 雪国植物園 における魅力をより一層高めるため 山野草の植栽など園内整備を推進します 馬高 三十稲場遺跡 の保全 活用に向けて 遺跡の特色を紹介するガイダンス施設 馬高縄文館 が平成 21 年 9 月に整備されました 今後とも引続き 縄文時代の村を復元した史跡公園などを整備します 国営越後丘陵公園 や 県立歴史博物館 などを活用した広域観光については 都市整備の面から今後とも支援を行います 地域産業の活性化と土地利用の誘導 長岡業務拠点地区 ( 長岡オフィス アルカディア ) では 技術系学術研究機関である 長岡技術科学大学 のほか ( 公財 ) にいがた産業創造機構 ながおか新産業創造センター などの産業支援機関と近接していること及び研究開発型の企業が集積する地域特性を活かして 今後とも積極的な企業誘致に取組み 未分譲地の解消を進めます 西部丘陵東地区では 既存の産業集積を活かせる成長企業 環境志向の高いいわゆるグリーンファクトリーや環境関連企業等が集積する 環境共生型の創造的モノづくり拠点 の整備に取組みます 雇用の場を創出し 定住人口の確保につなげていくため 必要に応じて適切な土地利用の誘導とともに 基盤整備を検討します 長岡ニュータウンでは 住宅地とともに 長岡ニュータウン運動公園 や隣接する 国営越後丘陵公園 西部丘陵東地区との連携により 多機能複合型の市街地形成を図ります 既に整備された市街地内の未利用地や未分譲地の解消を進めると同時に 市街地や農村集落における空き家や空き地の有効活用などの仕組みづくりを検討します 日常生活において 身近な範囲内に買い物の場を確保し 高齢社会に対応した地域づくりを推進するため 土地利用の面からも適切な支援を行います 市街化調整区域における地区計画制度の活用などにより 集落活力の維持 再生に向けた地域住民の主体的な取組みを支援します 幹線道路及び生活道路の整備 川西西部と各地域を結ぶ 国道 8 号 県道宮本大島線 県道長岡西山線などの幹線道路については さらなる道路機能の強化に向けて 道路拡幅等を促進します 特に 各地域と長岡地域の連携強化に向けて 千秋が原 古正寺地区と三島地域を結ぶ長岡 三島ふれあい道路の整備を推進します 身近な生活道路や通学路では 道路拡幅を推進するとともに 歩道の整備 改善 交通安全施設の設置や危険な交差点の改良など 歩行者の安全確保を図ります 129

30 公共交通ネットワークの維持 充実 川西西部と JR 長岡駅を結ぶバス路線は 利用状況に応じた運行頻度や運行時間の見直しを行いながら運行を維持するとともに バス停の上屋整備など バス交通の利用環境の向上を図ります 安全 安心な都市基盤の整備 黒川 菖蒲川の河川改修を促進するとともに 低地部における浸水被害の軽減を図るため 道路側溝等の整備を進めます 土砂災害が生ずる恐れのある区域では 地すべりやがけ崩れによる土砂災害を防止するため 施設整備を促進し あわせて警戒避難体制の強化を図ります 自然環境の保全 活用 西山丘陵地の森林地帯 黒川水系に広がる田園地帯は 豊かな自然環境を有しています 今後とも このような自然環境を維持 保全します 130

31 地域づくりの方針図 ( 川西西部 ) 131

32 第 2 節 中之島地域 < 地域の将来像 > 水害からの復興を地域力に変え地域の伝統文化を発信するまち 1 地域の概要 長岡市北部に位置する中之島地域は 東部を刈谷田川 西部を信濃川と猿橋川に囲まれた平野部にあり 中之島地区に市街地が形成されています また 広大な田園地帯が広がる中に 農村集落が点在しています この地域の南東部には 北陸自動車道や国道 8 号が南北に縦断し 中之島見附 IC が設置されています また 西部には国道 403 号が配置され 地域を東西に横断する県道見附中之島線が配置され 地域住民の日常生活や産業振興を支える重要な路線となっています IC 周辺地区には 恵まれた高速交通体系を活かして 流通 工業関連企業が立地しています また 隣接地には みずほ団地 が整備され 新たな定住人口の受け皿となっています 地域資源としては 米や大口レンコンなどの特産品のほか 中之島 今町大凧合戦などの伝統文化や 大河津分水路の実現などに尽力した大竹貫一翁の生家 大竹邸記念館 などがあります 2 現状と課題 中之島 今町大凧合戦 地域に関するデータ 総面積 42.6 (4.8%) 総人口 12,128 人 (4.3%) 世帯数 3,279 世帯 (3.3%) 年少人口比率 12.8% 老齢人口比率 24.1% ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 地域資源を活かしたまちづくりの課題 中之島地域には 恵まれた高速交通体系をはじめ 360 年以上の歴史を有する中之島 今町大凧合戦など有形 無形の文化財 優良な農地から生産される農産物など さまざまな地域資源があります 今後とも これらの地域資源を活かしつつ さらなる地域振興に向けた取組みが必要です 132

33 地域産業の活性化と土地利用の課題 中之島地域は 流通 機械 金属加工などの企業が集積し 産業が盛んな地域です この強みを活かし さらなる地域振興につなげていくため 都市整備の面からも産業の活性化を支援する必要があります 既存の工業 業務集積地においては 社会情勢の変化にあわせた適切な開発誘導が必要です みずほ団地 においては 未分譲地の早期解消に努める必要があります 刈谷田川の大規模な河川改修に伴う商店の移転や 見附市の国道 8 号沿道における大型店の立地などにより 地域における身近な買い物の場が少なくなっています 今後は 高齢社会の進行を踏まえ 商業機能を維持 確保していく必要があります 道路 交通ネットワークの課題 中之島地域と各地域を結ぶ国 県道は 住民の通勤 通学などの日常生活はもとより 広域的な交流 連携を支える重要な路線であることから 道路の拡幅や歩道整備など さらなる道路機能の強化が必要です 身近な生活道路においては 交通安全施設の設置など 歩行者の安全性の確保に向けた取組みが必要です 中之島地域には 公共交通として鉄道と路線バスが運行されています これらの公共交通は 住民の通勤 通学を支える重要な移動手段であることから 今後とも維持 充実を図る必要があります また 地域の一部には 公共交通の空白地域が見られることから このような地域への対応が必要です 安全 安心なまちづくりの課題 刈谷田川 猿橋川 中之島川流域の低地部などでは 近年 集中豪雨の際に 浸水被害が発生しており これらの河川改修が必要です 平成 16 年の 新潟 福島豪雨 の被災の教訓を踏まえ 中之島大橋左岸の 04 中之島記念公園 を活用した地域づくりを推進します 生活環境の課題 中之島地域は 公共下水道などの整備をさらに進める必要があります 3 地域づくりの方針 地域資源の活用に向けた基盤づくり 米やレンコンをはじめとする地場産品の直接販売や 農産物と農村文化を融合させた観光情報の発信など 住民が主体となって取り組むさまざまな地域資源を活かしたまちづくりを 都市整備の面からも支援します 133

34 地域産業の活性化と土地利用の誘導 みずほ団地 では 職住が近接する住宅地の特性を活かして 未分譲地の解消を進め 市街地における空き家や空き地の有効活用などの仕組みづくりを検討します 雇用の場を創出し 定住人口の確保につなげていくため 必要に応じて適切な土地利用の誘導とともに 基盤整備を検討します 中之島見附 IC 周辺地区では 広域的な交通インフラを活かして 流通 工業業務地としての機能強化を図ります 市街地や農村集落では 日常生活において身近な範囲内に買い物の場を確保し 高齢社会に対応した地域づくりを推進するため 土地利用の面からも適切な支援を行います 幹線道路及び生活道路の整備 中之島地域と各地域の連携強化を図るため 国道 403 号 県道見附中之島線などの国 県道については さらなる道路機能の強化に向けて 道路拡幅等を促進します 特に長岡地域との連携強化に向けて 信濃川右岸堤防道路の整備を推進します 通学路や身近な生活道路では 交通安全施設の設置や歩道の整備を進めます 公共交通ネットワークの維持 充実 JR 押切駅では 公共交通の利用促進を図るため 県道押切停車場線の整備と合わせたパークアンドライド駐車場及び自転車駐車場の拡充について 既存駐車場等の利用状況を踏まえ検討します 中之島地域と JR 長岡駅を結ぶバス路線は その運行を維持するとともに バス停の上屋整備など バス交通の利用環境の向上を図ります また 公共交通の空白地域においては 新たな交通手段の導入を図るため 住民が主体となった公共交通の検討や運営を支援します 安全 安心な都市基盤の整備 刈谷田川 猿橋川 中之島川などの河川改修を促進するとともに 中小河川や用悪水路の整備を進めます また 市街地や集落内の低地部などにおいては 道路側溝等の整備を推進します 快適な生活環境を支える汚水処理施設の整備推進 中之島地域における汚水処理施設の整備を効率的に推進するため 汚水処理計画の見直しを行いました 今後は 新たな処理計画に基づき 下水道の整備水準を高めていきます 優良農地の維持 保全 地域一帯に広がる優良な農地は 本市を代表する穀倉地帯であるとともに 魅力ある田園景観を形成しており 今後とも適切に維持 保全します 134

35 地域づくりの方針図 ( 中之島地域 ) 135

36 第 3 節 越路地域 < 地域の将来像 > 豊かな自然と共生する安全 安心な暮らしやすいまち 1 地域の概要 長岡市南西部に位置する越路地域は 東部に信濃川 西部に西山連峰と越路原台地の山あいに渋海川が南北に流れ JR 信越本線沿いに来迎寺 浦などの市街地が形成されています また 信濃川左岸の平野部には 集落が点在しています この地域には 関越自動車道が南北に縦断し 平成 21 年 9 月には 長岡南越路スマートインターチェンジ が開通しました また 信濃川沿いに国道 351 号 渋海川沿いに国道 404 号 地域を東西に横断する県道柏崎高浜堀之内線が配置され 地域住民の日常生活や産業振興を支える重要な路線となっています 昭和 46 年以降 白山団地 前田団地において土地区画整理事業による新たな市街地が形成され 定住人口の増加に寄与してきました また 国道 404 号などの幹線道路沿いでは 農村地域工業導入地区などの整備により 米菓 スポーツ用品 食品加工などの企業が立地しています 地域資源としては 酒や米菓などの特産品や 国の重要文化財である 長谷川邸 のほか 宝徳山稲荷大社 もみじ園 などの観光施設があります 地域に関するデータ 総面積 58.4 (6.6%) 総人口 14,003 人 (5.0%) 世帯数 4,093 世帯 (4.2%) 年少人口比率 12.9% 老齢人口比率 26.5% 地域を代表する景観資源 もみじ園 ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 2 現状と課題 観光振興に向けた課題 西山丘陵地の山あいには 長谷川邸 宝徳山稲荷大社 もみじ園 など さまざまな観光資源があります これらの観光資源を活用するとともに 地域の活性化につなげていく必要があります スマート IC の整備効果を活かしたまちづくり 越路地域では 本市における南の玄関口となる関越自動車道 長岡南越路スマート I C の整備効果を地域産業の活性化やさらなる観光振興につなげていく必要があります 136

37 地域産業の活性化と土地利用の課題 越路地域は 酒 米菓 スポーツ用品などの全国的にも優良な企業が集積し 産業が盛んな地域です この強みを活かし さらなる地域振興につなげていくため 都市整備の面からも産業の活性化を支援する必要があります 既存の農村地域工業導入地区などの工場集積地においては 社会情勢の変化にあわせた適切な開発誘導が必要です 人口減少や転居に伴って 来迎寺地区など 従来からの住宅集積地においては 空き家や空き地が発生しています 道路整備の課題 越路地域と各地域を結ぶ国 県道は 住民の通勤 通学などの日常生活を支える重要な路線であり 道路幅員の拡幅や歩道の整備など さらなる道路機能の強化が必要です 幅員の狭い身近な生活道路では 歩行者の安全性を確保するため 交通安全施設の設置が必要です 公共交通の活用に向けた課題 越路地域には 鉄道と路線バスが運行しています これらの公共交通は 通勤 通学はもとより 日常生活を支える重要な移動手段であることから 今後とも運行の維持 充実を図る必要があります JR 来迎寺駅における鉄道利用者の減少や 近年の消費者動向の変化などにより 駅前商店街の活力が低下しています 安全 安心なまちづくりの課題 渋海川流域の国道 404 号沿線では 近年の集中豪雨の際に 浸水被害が発生しており 渋海川の抜本的な河川改修に向けた取組みが必要です また JR 来迎寺駅周辺などの市街地の低地部においても 浸水被害が発生しており 雨水対策に向けた取組みが必要です 自然環境の保全に向けた課題 越路地域では ホタル を環境共生のシンボルとして 地域住民の方々が主体となって 自然環境の維持 保全に積極的に取組んでいます これらの自然資源を活用し 引き続き地域の活性化につなげていく必要があります 3 地域づくりの方針 観光振興と地域資源の活用に向けた基盤整備 長谷川邸 宝徳山稲荷大社 もみじ園 など 既存の観光施設や地場産業などを活かした観光振興を図るため 今後とも 地域資源のさらなる活用に向けた基盤整備を推進します 137

38 スマート IC の整備を活かしたまちづくりの推進 長岡南越路スマート IC 周辺は 本市における南の玄関口の役割を果すことから 地域産業の振興はもとより 広域観光を促進する新たな土地利用の展開を支援します 地域産業の活性化と土地利用の誘導 雇用の場を創出し 定住人口の確保につなげていくため 必要に応じて適切な土地利用の誘導とともに 基盤整備を検討します 市街地や農村集落においては 日常生活において身近な範囲内に買い物の場を確保し 高齢社会に対応した地域づくりを推進するため 土地利用の面からも適切な支援を行います 市街地や農村集落などにおいて 空き家や空き地の有効利用などの仕組みづくりを検討します JR 来迎寺駅周辺の活性化 JR 来迎寺駅周辺の活性化に向けて 都市基盤の整備や駅前通りにおける空き店舗や空き地の有効活用などの仕組みづくりを検討します 幹線道路及び生活道路の整備 越路地域と周辺地域を結ぶ 国道 351 号 国道 404 号などの幹線道路については スマート IC 開通後の状況を踏まえ さらなる道路機能の強化に向けて 道路拡幅等を促進します 長岡地域の中心部と越路地域を結ぶ関連市道は 信濃川左岸バイパスと位置付け その整備を推進します 越路地域と小国地域のさらなる連携強化を図るとともに 災害時における国道 404 号の迂回ルートを確保するため 越路原バイパスの整備を推進します 通学路や身近な生活道路では 交通安全施設を設置するとともに 歩道の整備を推進します 公共交通ネットワークの維持 充実 高速バスや鉄道の利用促進を図るため 高速バス停留所や来迎寺 越後岩塚 塚山の JR 各駅において 自家用車から高速バスや鉄道へ乗り換えるために必要なパークアンドライド駐車場や自転車駐車場の整備を検討します 越路地域と JR 長岡駅を結ぶバス路線は その運行を維持するとともに バス停の上屋整備など バス交通の利用環境の向上を図ります 地域内を運行する路線バスは 利用状況に応じた運行頻度や運行時間の見直しを行いながら運行を維持するとともに バス停の上屋整備などバス交通の利用環境の向上を図ります 安全 安心な都市基盤の整備 渋海川や須川の河川改修を促進するとともに 市街地の低地部などにおける浸水被害の軽減を図るため 道路側溝等の整備を進めます 138

39 循環型社会の構築と自然環境の維持 保全 越路地域は 日本有数の天然ガス埋蔵量を誇る地域であり 今後とも クリーンエネルギーのさらなる利用促進を図るため 都市整備の分野においても 必要に応じて適切に支援します 将来にわたって ホタルの里 にふさわしい地域づくりを進めるため 豊かな自然環境を今後とも維持 保全します 139

40 地域づくりの方針図 ( 越路地域 ) 140

41 第 4 節 三島地域 < 地域の将来像 > 人とみどりが共生し安全 安心で住みよさを未来につなぐまち 1 地域の概要 長岡市西部に位置する三島地域は 平野部を黒川水系の河川が南北に流れ 西山丘陵地沿いの脇野町 吉崎 上岩井地区などに市街地が形成されています また 地域の東側や中山間地には 農村集落が点在しています この地域には 国道 352 号が東西に横断しているほか 南北には国道 403 号及び県道与板関原線が配置され 地域住民の日常生活や産業振興を支える重要な路線となっています 昭和 60 年以降 鳥越地区 上岩井地区などにおいて 土地区画整理事業による新たな市街地が形成され 定住人口の増加に寄与してきました また 三島新保地区 鳥越地区の幹線道路沿いでは 農村地域工業導入地区の整備により 精密機器 食品加工 金属加工などの企業が立地しています 地域資源としては 酒や味噌 そうめんなどの特産品のほか 豊富な山林資源を背景に手引き鋸などの伝統産業が受け継がれています また 蓮花寺の大杉 などの自然資源 七日市地区における山形上山藩治政下の藩校 明新館支館跡 神楽舞などの地域文化があります 全国から力自慢が集まる 全日本丸太早切選手権大会 2 現状と課題 地域に関するデータ 総面積 36.5 (4.1%) 総人口 7,494 人 (2.7%) 世帯数 2,145 世帯 (2.2%) 年少人口比率 13.8% 老齢人口比率 29.6% ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 地域資源の保全 活用に向けた課題 三島地域は 歴史的な文化財や史跡のほか 伝統産業 西山丘陵地の緑豊かな自然など 多種多様な地域資源を有しています 今後とも これらの地域資源の維持 保全と 地域振興に向けた取組みが必要です 地域産業の活性化と土地利用の課題 三島地域は 精密機器や食品加工などの企業が集積し 産業が盛んな地域です この強みを活かし さらなる地域振興につなげていくため 都市整備の面からも産業の活性化を支援する必要があります 141

42 酒や味噌 そうめん 手引き鋸などの地域産業を活かしたまちづくりについては 都市整備の面からも積極的に支援します 既存の農村地域工業導入地区では 工場の操業環境の確保に向けて 適切な開発誘導が必要です はなみずき団地 では 未分譲地が残っています また 一方で 人口減少や転居に伴って 脇野町 吉崎 上岩井地区など 従来からの住宅集積地においては 空き家や空き地が発生しています 日常生活の利便性の確保に係る課題 三島地域は 長岡地域との結びつきが強く 商業 医療 福祉などの都市機能について 基幹となる部分を長岡地域に依存してきました 一方 高齢社会の進行を踏まえ 日常生活に必要な一定の機能を身近な範囲内に確保する必要があります 道路 交通ネットワークの課題 三島地域と各地域の連携強化に向けて 国 県道などの幹線道路の整備 改善が必要です 国道 352 号 国道 403 号 県道与板関原線などの幹線道路や幅員の狭い生活道路では 歩行者の安全性を確保する歩道の整備や交通安全施設の設置が必要です 路線バスは 三島地域における唯一の公共交通であり 通勤 通学はもとより 日常生活を支える重要な移動手段であることから 今後とも維持 充実を図る必要があります 安全 安心なまちづくりの課題 西山丘陵地から流れる黒川流域の低地部では 近年 集中豪雨の際に 浸水被害が発生しており 黒川及び菖蒲川の抜本的な河川改修に向けた取組みが必要です とりわけ 国道 352 号と県道与板関原線が交差する脇野町交差点周辺の市街地では 軟弱な堆積土による地盤沈下が進行しています 加えて くぼ地となった箇所では 慢性的に雨水が湛水しやすい状況にあることから 対策に向けた取組みが必要です 3 地域づくりの方針 地域資源の活用に向けた基盤づくり 新たなまちの魅力を創出し さらなる地域振興につなげていくため 市民の創意工夫によるさまざまな地域資源を活かしたまちづくりを 都市整備の面からも積極的に支援します 地域産業の活性化と土地利用の誘導 雇用の場を創出し 定住人口の確保につなげていくため 必要に応じて適切な土地利用の誘導とともに 基盤整備を検討します 市街地や農村集落では 日常生活において身近な範囲内に買い物の場を確保し 高齢社会に対応した地域づくりを推進するため 土地利用の面からも適切な支援を行います 市街地や農村集落における空き家や空き地の有効活用などの仕組みづくりを検討します 142

43 既存施設の集積を活かしたまちづくり 支所周辺では はなみずき団地 が整備され 総合体育館 診療所や温泉施設など 多様な機能の集積が進んでいます 今後とも 未分譲地の解消に取組み 日常生活に必要な機能を身近な範囲内に確保する地域づくりに努めます 幹線道路及び生活道路の整備 三島地域と各地域の連携強化を図るため 国 県道などの幹線道路については さらなる道路機能の強化に向けて 道路拡幅等を促進するとともに 危険箇所の改善に努めます 長岡地域との連携強化に向けて 千秋が原 古正寺地区と脇野町 上岩井地区を結ぶ長岡 三島ふれあい道路の整備を推進します 通学路や身近な生活道路では 維持 補修や歩道の整備 交通安全施設の設置を推進します 公共交通ネットワークの維持 充実 三島地域と JR 長岡駅を結ぶバス路線は その運行を維持するとともに バス停の上屋整備など バス交通の利用環境の向上を図ります 安全 安心な都市基盤の整備 黒川の河川改修や菖蒲川 小木城川における土砂のしゅん渫などを促進し あわせて中小河川や用悪水路などの整備を進めます また 市街地や集落内の低地部などにおいては 雨水管や道路側溝等の整備を推進します 自然環境の維持 保全 平野部に広がる田園地帯や 西山丘陵地における県内有数の三島林業地については 今後とも適切に維持 保全します 143

44 地域づくりの方針図 ( 三島地域 ) 144

45 第 5 節 山古志地域 < 地域の将来像 > 豊かな山の暮らしを守り都市とつながるまち 1 地域の概要 長岡市南東部に位置する山古志地域は 周囲を東山連峰に囲まれた中山間地域にあり 山あいの緩傾斜地や幹線道路沿いに集落が点在しています 本地域は 平成 16 年 10 月 新潟県中越地震 が発生し 地域を結ぶ全ての道路が寸断され さらに地盤の崩壊や土砂崩れによって 地域全域にわたり壊滅的な被害を受けました その後 国や新潟県をはじめ 全国の自治体の協力により 平成 19 年 4 月には全域の避難指示が解除され 甚大な被害からの復旧を成し遂げました 地域の中央部には 県道柏崎高浜堀之内線が南北に縦断し 東西には国道 291 号や 352 号が配置され 地域住民の日常生活や産業振興を支える重要な路線となっています 種苧原地区や虫亀地区などでは 東山連峰の傾斜地に棚田や棚池があり 稲作や日本有数の錦鯉の養鯉業などが行われています 地域資源としては 特産品の米 かぐらなんばんなどの農作物をはじめ 棚田や棚池の風景 千年の歴史を有する国指定重要無形民俗文化財の 牛の角突き 手掘りの道路トンネルとして日本最長の 中山隧道 などがあります 地域に関するデータ 総面積 39.8 (4.5%) 総人口 1,181 人 (0.4%) 世帯数 448 世帯 (0.5%) 年少人口比率 7.2% 老齢人口比率 45.0% 伝統ある牛の角突き 山古志闘牛場 ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 2 現状と課題 地域資源を活かしたまちづくりの課題 山古志地域には 棚田や棚池などの自然資源 無形民俗文化財の牛の角突き 山あいの農地から生産される特色ある農産物など さまざまな地域資源があり これらを活かした地域づくりが既に始まっています 今後とも これらを活かして 都市と農村との広域的な交流 連携を強化し さらなる創造的な復興につなげていく必要があります 145

46 地域産業の維持と土地利用の課題 山古志地域では 年々人口が減少してきており とりわけ若年層の人口流出が顕著です 地域における雇用や交流の場を創出し 定住人口の確保につなげるため 都市整備の面からも地域産業等の活性化を支援する必要があります 今後の高齢社会を見据え 身近な商業 生活サービス機能を維持 確保していく必要があります また 集落には人口減少などに伴って 空き地 空き家が発生しています 道路 交通ネットワークの課題 県道柏崎高浜堀之内線などの幹線道路や幅員の狭い生活道路では 交通安全施設の設置や除雪体制の維持が必要です 山古志地域内はもとより 川東南部に接続するコミュニティバス (NPO 法人により運営されている クローバーバス ) は 自動車を運転しない住民の日常生活を支える重要な交通手段となっています 今後とも 効率的なバス運行を図るため さらなる検討が必要です 安全 安心なまちづくりの課題 山古志地域は 県内有数の豪雪地帯であり 冬期間においても 安全に安心して暮らせる地域づくりが必要です 朝日川では 急流が川底を削っており 護岸など河川構造物の改築が必要となっています 芋川 太田川 朝日川水系における山あいの傾斜地では 土砂災害防止に向けた取組みが必要です 3 地域づくりの方針 地域振興に向けた基盤整備 牛の角突きが開催される 山古志闘牛場 社団法人土木学会の歴史的建造物として選定された 中山隧道 日本一のさいの神が行われる 四季の里古志 など 既存の観光施設については さらなる活用を図るため 案内標識などの設置を進めます また 新潟県内はもとより 関東方面などとの広域的な交流 連携を促進するため 都市基盤の面からも地域振興を支援します 錦鯉やかぐらなんばんなど地場産品の販売や観光情報の提供など 住民が主体となって取り組む地域づくりについては 都市整備の面からも支援を行います 地域産業の活性化と土地利用の誘導 広域観光に加えて 山の暮らし大学校育成事業などの農山村滞在型 体験型交流事業を促進し 都市と農村の交流をさらに深めるともに 定住人口の確保につなげるため 空き地や空き家の有効活用などの仕組みづくりを検討します 買い物の場など 日常生活において必要な機能を身近な範囲内に確保し 高齢社会に対応した地域づくりを推進するため 土地利用の面からも支援を行います 146

47 幹線道路及び生活道路の整備 山古志地域と周辺地域の連携を図るため 川東南部につながる国道 352 号の萱峠トンネル 奥ノ院トンネルなどの整備を促進します 通学路や身近な生活道路では 交通安全施設の設置を進めます 公共交通ネットワークの維持 充実 コミュニティバスと接続する既存の JR 長岡駅方面行きの路線バスは その運行を維持します 既存のコミュニティバスについては 継続的な運行に向けて 利用者のニーズに即したバス運行への見直しを図るとともに 地域住民などが主体となったバス運行を支援します 安全 安心な都市基盤の整備 雪に強い地域づくりに向けて 雪国の特性に配慮した道路整備や除雪体制の維持に取り組むとともに 克雪住宅の普及などを促進します 朝日川における河床低下の対策を講じるとともに 関連する中小河川の整備を進めます 土砂災害が生ずる恐れのある区域では 地すべりやがけ崩れによる土砂災害を防止するため 砂防事業等を促進し あわせて警戒避難体制の強化を図ります 中山間地域における情報基盤の整備 特色ある地域情報を発信し 山の暮らしを充実させるため 情報基盤の整備を促進します 自然環境の維持 保全 東山連峰の緑豊かな山なみや 傾斜地を活かした棚田 棚池などは 地域の誇りとなる貴重な自然資源です また 山林や棚田は 治山 治水など防災機能も有していることから 地域住民との協働により 荒廃した山林や耕作放棄地の解消に向けて取り組むとともに 今後とも このような自然環境を適切に維持 保全します 山古志地域の景観は 豊かな自然と人の営みとの調和によって生まれた 日本の原風景 ともいうべき美しく貴重な財産です 今後とも 来訪者を魅了する自然景観について 山古志地域デザインガイドライン を活用しながら適切に維持 保全するともに 山古志らしい景観を活かした視点場の整備を検討します 147

48 地域づくりの方針図 ( 山古志地域 ) 148

49 第 6 節 小国地域 < 地域の将来像 > 人と自然がふれあい地域が輝く農村交流のまち 1 地域の概要 長岡市南西部に位置する小国地域は 中央部に渋海川が流れ 東部には関田山系 西部に八石山系の山地が連なり その山あいの平地部に田園と集落が点在しています この地域には 渋海川と並んで 国道 403 号や 404 号 県道柏崎小国線や塚山小国線が南北に縦断しています また 東西には 国道 291 号が横断し 地域住民の日常生活や産業振興を支える重要な路線となっています 観光交流施設としては 緑豊かな自然資源を活かした八石山遊歩道をはじめ 地域滞在型体験施設 おぐに森林公園 や 法末自然の家やまびこ 紙すきの里 紙の美術博物館 などがあります 地域資源としては 歴史ある伝統産業の小国和紙のほか 特産品として 八石米 八石なす ぎんなんを活用した加工食品 木喰仏立木観音 や 相野原観音堂 小国澤城址 などの文化財や史跡があります 2 現状と課題 地域に関するデータ 総面積 86.2 (9.7%) 総人口 6,070 人 (2.2%) 世帯数 1,957 世帯 (2.0%) 年少人口比率 9.3% 老齢人口比率 38.2% ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合都市と農村の交流を深める へんなかツーリズム へんなか とは 囲炉裏を意味する小国地域の方言 へんなかツーリズム とは 小国地域独自のグリーンツーリズムの通称 地域資源を活かしたまちづくりの課題 小国地域には 八石山など緑豊かな自然環境をはじめ 優良な農地から生産される農産物 有形 無形の文化財など さまざまな地域資源があります 今後とも これらの地域資源を活かしつつ 他地域との広域的な交流 連携を強化し さらなる地域振興につなげていく必要があります 近年 農業の担い手が不足し 耕作放棄地が増加しています また 森林や棚田の維持 保全を図っていく必要があります 149

50 地域産業の活性化と土地利用の課題 小国地域は 年々人口が減少してきており とりわけ若年層の人口流出が顕著です 地域における雇用の場を創出し 定住人口の確保につなげるため 都市整備の面からも地域産業の活性化を支援する必要があります 今後の高齢社会を見据え 身近な商業 生活サービス機能を維持 確保していく必要があります はなのか団地 における未分譲地に加え 集落においては 人口流出などに伴って 空き地 空き家が発生しています 道路 交通ネットワークの課題 小国地域と各地域を結ぶ国 県道は 住民の通勤 通学などの日常生活はもとより 広域的な交流 連携を支える重要な路線であることから 道路幅員の拡幅や歩道整備など さらなる道路機能の強化が必要です 身近な生活道路においては 交通安全施設の設置など 歩行者の安全性の確保に向けた取組みが必要です 小国地域には 路線バスとコミュニティバスが運行されています これらの公共交通は 住民の日常生活を支える重要な移動手段であり 将来にわたって 持続可能なバス運行について検討する必要があります 安全 安心なまちづくりの課題 小国地域は 県内有数の豪雪地帯であり 冬期間においても 安全に安心して暮らせる地域づくりが必要です 渋海川水系の低地部では 雨水が湛水しやすい箇所があり これら河川の改修が必要です 山あいを流れる渋海川水系の中小河川周辺では 急傾斜地に住宅があることから 土砂災害防止に向けた取組みが必要です 3 地域づくりの方針 地域振興に向けた基盤整備 おぐに森林公園 法末自然の家やまびこ や 小国芸術村 など 既存施設について さらなる活用を図るとともに 広域的な交流 連携や観光振興を促進するため 都市整備の面からも支援を行います 地域産業の活性化と土地利用の誘導 雇用の場を創出し 定住人口の確保につなげていくため 工場跡地の解消に向けて 土地利用の面からも支援を行います また 企業立地の需要に応じた土地利用の誘導とともに 基盤整備を検討します 買い物の場など 日常生活において必要な機能を身近な範囲内に確保し 高齢社会に対応した地域づくりを推進するため 土地利用の面からも支援を行います 特色ある地域資源を活かした農山村滞在型 体験型交流事業 ( へんなかツーリズム ) を促進し 都市と農村の交流をさらに深め 定住人口の確保につなげていきます 150

51 はなのか団地 における未分譲地の解消を進めるとともに 集落における空き地や空き家の有効利用などの仕組みづくりを検討します 幹線道路及び生活道路の整備 小国地域と各地域の連携強化を図るため 国道 号 県道塚山小国線などの国 県道については さらなる道路機能の強化に向けて 道路拡幅等を促進します 通学路や身近な生活道路では 交通安全施設の設置 道路拡幅や歩道の整備を進めます 公共交通ネットワークの維持 充実 小国地域と長岡方面を結ぶバス路線は その運行を維持するとともに バス停の上屋整備など バス交通の利用環境の向上を図ります 地域独自の取組みとして運行しているコミュニティバスについては 効率的かつ継続的なバス運行を図るため 利用者ニーズに即した運行ルートの見直しや 住民が主体となった運営などについて今後も支援を継続します 安全 安心な都市基盤の整備 雪に強い地域づくりに向けて 雪国の特性に配慮した道路整備 流雪溝や消雪施設などの更新 除雪体制の維持に取り組むとともに 克雪住宅の普及などを促進します 渋海川流域の低地部などにおける浸水被害を防ぐため 河川改修を促進するとともに 道路側溝等の整備を進めます 土砂災害が生ずる恐れのある区域では 地すべりやがけ崩れによる土砂災害を防止するため 施設整備を促進するとともに 警戒避難体制の強化を図ります 自然環境の維持 保全 八石山系や関田山系の緑豊かな山なみ 山あいの田園や傾斜地を活かした棚田 渋海川の水辺空間などは 地域の誇りとなる貴重な自然資源です また 山林や田園は 治山 治水など防災機能も有していることから 地域住民との協働により 荒廃した山林や耕作放棄地の解消に向けて取り組むとともに 今後とも このような自然環境を適切に維持 保全します 地域一体に広がる里山や棚田などの風景は 地域固有の景観を形成しています 今後とも 来訪者を魅了する緑豊かな自然景観を適切に維持 保全します 151

52 地域づくりの方針図 ( 小国地域 ) 152

53 第 7 節 和島地域 < 地域の将来像 > 良寛ゆかりの地域資源を活かした広域交流を進めるまち 1 地域の概要 長岡市の北西部に位置する和島地域は 西山丘陵地から流れる郷本川 ( 旧島崎川 ) 沿いの平野部に 地域の中心である島崎地区の市街地が形成され その周囲には なだらかな丘陵地に囲まれた農村集落や田園地帯が広がっています この地域には 中心部を横断する国道 116 号や海岸部に国道 402 号が配置され 地域住民の日常生活や広域観光を支える重要な路線となっています 近年 バイパス事業が進んだ国道 116 号沿道には 商業施設や工場などが立地し また JR 越後線小島谷駅周辺には 支所 小学校 体育館など 公共公益施設が集積しています 地域資源としては 良寛ゆかりの 木村家 などの名所をはじめ 国道 116 号沿いの道の駅 オートキャンプ場などの観光施設があります また 妙法寺 村岡城跡 住雲園 など 歴史的資源が数多く残されています 良寛文化を発信する はちすば通り 2 現状と課題 地域に関するデータ 総面積 31.9 (3.6%) 総人口 4,463 人 (1.6%) 世帯数 1,292 世帯 (1.3%) 年少人口比率 11.7% 老齢人口比率 29.6% ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 良寛の里にふさわしいまちづくりの課題 島崎地区の はちすば通り では 良寛ゆかりの歴史的資源や板塀 漆喰仕上げの街なみが連なり これらを活かした街なみ環境整備が既に始まっています 今後とも 市民との協働による地域づくりを進め さまざまな取組みを実現していく必要があります 国道 116 号の整備に伴って 道の駅良寛の里わしま が平成 16 年にリニューアルオープンし これを契機として 和島地域の観光客数が増加傾向にあります 今後は さらなる観光振興を図るため 道の駅 良寛の里美術館 などを核として 既存の観光施設の活用や新たな観光資源との連携が必要です 153

54 地域産業の活性化に向けた課題 和島地域では 年々人口が減少してきており とりわけ若年層の人口流出が顕著です 地域における雇用の場を創出し 定住人口の確保につなげるため 都市整備の面からも地域産業の活性化を支援する必要があります 環境保全と土地利用の課題 新たな土地利用の展開が見られる国道 116 号沿道では 各種開発事業と里山 農村環境との良好な調和を図るため 適切な土地利用の誘導が必要です 道路 交通ネットワークの課題 和島地域と長岡地域や隣接する自治体を結ぶ国 県道は 住民の通勤 通学などの日常生活はもとより 広域観光を支える重要な路線であることから 道路拡幅や歩道の整備など さらなる道路機能の強化が必要です 県道長岡和島線 県道寺泊西山線などの幹線道路や幅員の狭い生活道路では 歩行者の安全性を確保する歩道の整備や交通安全施設の設置が必要です 生活道路においては 救急車や消防車等の緊急車両が入れない箇所があることから これらの通行を確保する必要があります 和島地域には 鉄道と路線バスが運行しています これらの公共交通は 通勤 通学はもとより日常生活を支える重要な移動手段であることから 今後とも維持 充実を図る必要があります また 地域の一部には 公共交通の空白地域が見られることから このような地域での対応が必要です 生活環境の課題 西山丘陵地から流れる郷本川や島崎川水系の低地部では 近年 集中豪雨の際に浸水被害が発生しており 雨水対策に向けた取組みが必要です 島崎地区では 郷本川の河川改修により新河道の完成に伴って 旧河道の活用が課題となっています 3 地域づくりの方針 歴史的資源を活かした基盤整備 島崎地区の はちすば通り とその周辺では 良寛の里にふさわしい地域づくりを推進し やすらぎとにぎわいの空間を創出するため 道路の美装化や市民との協働による修景等の整備に取組みます また 周辺の観光施設との連携強化を通じて 整備効果を一層高めます 貴重な地域資源である 八幡林遺跡 妙法寺 住雲園 などの保全 活用について検討します 観光振興に向けた基盤整備 道の駅良寛の里わしま 良寛の里美術館 歴史民俗資料館 など 既存の観光施設については 広域観光の促進に向けて 観光客の案内誘導やさらなる施設の活用などを通じて 機能強化を図ります JR 長岡駅から寺泊港に至る各地域の連携強化や 周辺地域の豊富な地域資源を活かした観光ルートを創出するため 継続的なシャトルバスの運行を検討します 154

55 計画的な土地利用の誘導 主要幹線道路である国道 116 号沿道では 産業振興とあわせて良寛の里にふさわしい田園 里山環境の保全を図るため 必要に応じて適切な土地利用を検討します 雇用の場を創出し 定住人口の確保につなげていくため 必要に応じて適切な土地利用の誘導とともに 基盤整備を検討します 市街地や農村集落では 日常生活において身近な範囲内に買い物の場を確保し 高齢社会に対応した地域づくりを推進するため 土地利用の面からも適切な支援を行います 既に開発された未分譲地の解消を進め 市街地や農村集落における空き家や空き地の有効活用などの仕組みづくりを検討します 幹線道路及び生活道路の整備 和島地域と周辺地域を結ぶ 県道長岡和島線や県道与板北野線などの幹線道路については さらなる道路機能の強化に向けて 道路拡幅等を促進します 通学路や身近な生活道路では 交通安全施設を設置するとともに 歩道の整備を推進します 公共交通ネットワークの維持 充実 和島地域と JR 長岡駅を結ぶバス路線は その運行を維持するとともに 運行時間の見直しやバス停の上屋整備など 利用環境の向上を図ります また 公共交通の空白地域においては 新たな交通手段の導入を図るため 住民が主体となった公共交通の検討や運営を支援します 安全 安心な都市基盤の整備 郷本川 島崎川の河川改修を促進するとともに 中小河川や用悪水路の整備を進めます また 市街地や集落内の低地部などにおいては 道路側溝等の整備を推進します 幅員の狭い道路に面した地区においては 緊急時に迅速な対応ができる安全 安心なまちづくりを検討します 水辺空間づくりの推進 郷本川水系の河川改修にあたっては 住民や観光客が身近に自然と親しむことのできる場の創出に向けて 周辺の自然環境や景観に配慮した親水護岸の整備を促進します 加えて はちすば通り と郷本川の旧河川敷を結ぶ歩行者 自転車ネットワークの整備を検討します 自然環境の維持 保全 平野部に広がる田園地帯や 西山丘陵地における県内有数の人工林地帯 ( 三島林業地 ) は 地域の農林業を支えるとともに 豊かな自然環境を形成する貴重な資源です 今後とも この豊かな自然環境や里山景観を維持 保全するとともに 地域資源を活かしたまちづくりを都市整備の面からも支援します 155

56 地域づくりの方針図 ( 和島地域 ) 156

57 第 8 節 寺泊地域 < 地域の将来像 > 海の観光と暮らしが共存するふれあいのまち 1 地域の概要 寺泊地域は 本市で唯一海岸線を有し 大河津分水路からの土砂堆積により形成された海岸部と その背後に広がる丘陵地 水田地帯からなる地域です JR 寺泊駅周辺には 大河津工業団地が整備され 職住が近接した市街地が形成されています また 大河津地区の国道 116 号沿道には 商業施設が立地し 地域の日常的な買物需要を支えています 海岸部の寺泊 野積地区は 古くは北前船の寄港地として また 北国街道の宿場町として栄え 現在は 魚の市場通り や海水浴場でにぎわう観光産業の拠点となっています 地域に関するデータ 総面積 58.2 (6.5%) 総人口 10,745 人 (3.8%) 世帯数 3,113 世帯 (3.2%) 年少人口比率 11.2% 老齢人口比率 30.7% 観光客でにぎわう魚の市場通り ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 2 現状と課題 観光基盤づくりの課題 日本海に面した寺泊地域は 観光産業が定着し 年間約 282 万人の観光客が訪れています 加えて 佐渡との交流を促進し さらなる地域の活性化を図るため 既存の観光関連施設の活用や再整備を検討し 観光振興につなげていく必要があります 地域産業の活性化に向けた課題 寺泊地域では 年々人口が減少してきており とりわけ若年層の人口流出が顕著です 地域における雇用の場を創出し 定住人口の確保につなげるため 都市整備の面からも地域産業の活性化を支援する必要があります 環境保全と土地利用の課題 良好な住環境を確保しながら 地域産業の振興を図るため 幹線道路の沿道開発などについては 今後 適切な開発誘導が必要です 157

58 海岸部の寺泊地区や野積地区では 港町らしい街なみが広がる一方 住宅が密集して立地し 道路幅員も狭い箇所があります 海岸部では 人口減少や転居に伴って 空き家や空き地が発生し 市街地の空洞化や地域の防犯対策に課題が生じています 道路 交通ネットワークの課題 寺泊地域と長岡地域を結ぶ国 県道は 住民の通勤 通学などの日常生活はもとより 広域観光を支える重要な路線であることから 道路幅員の拡幅や歩道整備など さらなる道路機能の強化が必要です 魚の市場通り 周辺では 土曜 日曜日や祝日をはじめ 観光シーズンの期間中において交通混雑が発生しています 海岸部の幹線道路や幅員の狭い生活道路では 歩行者の安全性を確保する歩道の整備や交通安全施設の設置が必要です 寺泊地域には 鉄道と路線バスが運行しています これらの公共交通は 通勤 通学はもとより 日常生活を支える重要な移動手段であることから 今後とも維持 充実を図る必要があります また 地域の一部には 公共交通の空白地域が見られることから このような地域での対応が必要です 生活環境の課題 寺泊地域は 起伏のある地形や集落が点在する地理的条件などの制約に加え 他の地域に比べて 合併以前から下水道の普及率が低い状況にあることから 公共下水道などの整備をさらに進める必要があります 新島崎川沿いや市街地の低地部では 近年の集中豪雨の際に 浸水被害が発生しています また 大河津分水路の改修の促進が必要です 3 地域づくりの方針 観光振興に向けた基盤整備 魚の市場通り や 寺泊海浜公園 など 既存の観光拠点においては 駐車場の整備 来客者への案内誘導及び施設の更新などを通じて 海の寺泊 ブランドの推進に向けた機能強化を図ります 豊富な地域資源や国有地を活かしながら 寺泊港を核に佐渡や他地域と一体となった広域観光拠点の形成に向けて さらなる基盤整備を検討します 地場産品の直接販売や観光情報の発信など 住民が主体となって取組むさまざまな地域資源を活かしたまちづくりを 都市整備の面からも支援します JR 長岡駅から寺泊港に至る各地域の連携強化とともに 豊富な地域資源を活かした観光ルートを創出するため 継続的なシャトルバスの運行を検討します 計画的な土地利用の誘導 雇用の場を創出し 定住人口の確保につなげていくため 必要に応じて適切な土地利用の誘導とともに 基盤整備を検討します 市街地や農村集落では 日常生活において身近な範囲内に買い物の場を確保し 高齢社会に対応した地域づくりを推進するため 土地利用の面からも適切な支援を行います 市街地や集落における空き家や空き地の有効活用などの仕組みづくりを検討します 158

59 幹線道路及び生活道路の整備 長岡地域の中心部と寺泊地域を結ぶ県道長岡寺泊線は 信濃川左岸バイパスの暫定ルートと位置付け 整備を促進します 地域の骨格となる国道 116 号については 合併した地域や隣接する市町村への連絡強化を図るため 大河津橋左岸の交差点部における交通混雑の解消など 道路環境の改善を図ります 魚の市場通り を通過する国道 402 号については 周辺の道路状況や交通の流れを考慮し 混雑解消に向けた対応を検討するとともに 観光客が安心して歩けるように 歩道の整備を促進します 県道渡部敦ヶ曽根線などの幹線道路については 道路拡幅等を促進します 通学路や身近な生活道路では 交通安全施設を設置するとともに 歩道の整備を推進します 公共交通ネットワークの維持 充実 JR 寺泊駅においては 鉄道利用者の利便性の向上と利用促進を図るため パークアンドライド駐車場や自転車駐車場などの整備を検討します 寺泊地域と JR 長岡駅を結ぶバス路線は その運行を維持するとともに 運行時間の見直しやバス停の上屋整備など バス交通の利用環境の向上を図ります また バス交通の空白地域においては 新たな交通手段の導入を図るため 住民が主体となった公共交通の検討や運営を支援します 安全 安心な都市基盤の整備 寺泊地区や野積地区の住宅密集地では 港町の街なみを活かしながら 緊急時に迅速に対応できる安全 安心で災害に強い 防災安全街区づくり * を目指します * 道路 公園 防火水槽などが計画的に整備された街区 新島崎川のずい道整備や河川改修を促進するとともに 中小河川や用悪水路の整備を進めます また 市街地や集落内の低地部などにおいては 道路側溝等の整備を推進します 大河津分水路では 洪水を安全に流下させるための改修を促進します 快適な生活環境を支える汚水処理施設の整備推進 寺泊地域における汚水処理施設の整備を効率的に推進するため 汚水処理計画を見直しました 今後は 新たな処理計画に基づき 他の合併地域と同程度まで下水道の整備水準の向上を図ります 自然環境の維持 保全と街なみ景観の活用 恵まれた田園地帯や海岸域は 地域固有の自然資源であり この豊かな自然が トキ の分散飼育に最適な環境です 今後とも このような自然環境を維持 保全します 自然環境の面からも 農地や地域の家屋を守る防風林等について 今後とも維持 保全します 海岸部の街なみ景観は 地域固有の貴重な地域資源です 今後とも 港町らしい景観の保全や活用を検討します 159

60 地域づくりの方針図 ( 寺泊地域 ) 160

61 第 9 節 栃尾地域 < 地域の将来像 > 謙信の里と雁木の街並みおもてなしのまち 1 地域の概要 長岡市東部に位置する栃尾地域は 四方を守門岳と東山山系に囲まれ 守門岳を水源とする刈谷田川と西谷川の合流地点に市街地が広がり 山あいには農村集落が点在しています この地域には 国道 290 号が南北に縦断しているほか 東西に国道 351 号が配置され 地域住民の日常生活や産業振興を支える重要な路線となっています 刈谷田川と西谷川の合流地点の市街地には 地域の基幹産業である繊維関連の企業が立地しているほか 栃尾地域の中心となる本町 谷内 滝の下町地区には商店街が形成されています 昭和 40 年代には新栄町 原町地区において また 平成 8 年から泉 平地区において 土地区画整理事業が行われ新たな市街地が形成されました 地域資源としては あぶらげ 酒などの特産品があり 上杉謙信公ゆかりの史跡 雪国の生活を感じさせる 雁木の街なみ などがあります 加えて 国道 290 号沿いの道の駅 美術館 道院高原 などの観光施設も数多くあります 上杉謙信公ゆかりの地 秋葉公園 2 現状と課題 地域に関するデータ 総面積 (23.0%) 総人口 21,004 人 ( 7.4%) 世帯数 6,847 世帯 ( 6.9%) 年少人口比率 10.6% 老齢人口比率 33.7% ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 地域資源を活かしたまちづくり 栃尾地域の中心部では 上杉謙信公ゆかりの史跡や日本有数の長さを誇る 雁木の街なみ が保全され 地域資源を活かしたまちづくりが既に始まっています 今後とも 市民との協働による地域づくりをさらに進めていく必要があります 栃尾地域では さらなる観光振興を図るため 道の駅 R290 とちお 杜々の森 道院高原 など既存の観光施設の活用を図るとともに 他地域との広域的な交流 連携が必要です 161

62 地域産業の活性化に向けた課題 栃尾地域では 年々人口が減少してきており とりわけ若年層の人口流出が顕著です 地域における雇用の場を創出し 定住人口の確保につなげるため 都市整備の面からも地域産業の活性化を支援する必要があります 地域の中心部における課題 栃尾地域の中心となる金町 本町 谷内 滝の下町地区周辺は 地域における生活の場として最も重要な役割を担っています しかし モータリゼーションの進展や消費者のライフスタイルの多様化などにより 中心商店街の活力が低下してきており 活性化に向けた取組みが必要です 市街地では 住宅が密集して立地し 道路幅員も狭い箇所があります また 人口減少や転居に伴って 空き家や空き店舗が発生しています 道路 交通ネットワークの課題 栃尾地域と長岡地域や隣接する市町村を結ぶ国 県道は 住民の通勤 通学などの日常生活はもとより 広域観光を支える重要な路線であることから 道路の拡幅や歩道整備など さらなる道路機能の強化が必要です 幅員の狭い生活道路では 歩行者の安全性を確保する交通安全施設の設置が必要です 路線バスは 栃尾地域における唯一の公共交通であり 通勤 通学はもとより日常生活を支える重要な移動手段であることから 今後とも維持 充実を図る必要があります 安全 安心なまちづくりの課題 栃尾地域は 県内有数の豪雪地帯であり 冬期間においても 安全に安心して暮らせる地域づくりが必要です 西谷川左岸の大野町 表町 大町周辺の市街地においては 急傾斜地に住宅が密集していることから 土砂災害防止に向けた取組みが必要です 3 地域づくりの方針 謙信の里にふさわしいまちづくり 栃尾地域の中心市街地周辺では 謙信の里にふさわしい地域づくりを推進するため 今後とも 市民との協働により 秋葉公園 や 中央公園 栃尾美術館 雁木の街なみなどを活用した環境整備に取組みます あわせて 道の駅 R290 とちお との連携強化により 中心部における整備効果を一層高めます 観光振興に向けた基盤整備 道の駅 R290 とちお 杜々の森 道院高原 などの既存の観光施設については さらなる活用を図るとともに 他地域との広域的な連携による観光振興を促進するため 案内標識などの基盤整備を進めます 162

63 地域産業の活性化に向けた土地利用の誘導 豊富な資源や長年培われてきた高い技術力を活かして 新たな産業の導入を図るため 企業立地の需要に応じた土地利用の誘導とともに 立地環境の向上を図る基盤整備を検討します とりわけ 工場集積地内の大規模な工場跡地において 新たな土地利用ニーズが発生した場合は 既に立地している工場の操業環境や周辺の市街地環境に影響を及ぼさないものに限り 適切な土地利用転換を検討します 市街地や農村集落では 日常生活において身近な範囲内に買い物の場を確保し 高齢社会に対応した地域づくりを推進するため 土地利用の面からも適切な支援を行います 既に開発された住宅用地の分譲を促進するとともに 既成市街地をしっかりと活用していくため 空き家や空き店舗の有効活用などの仕組みづくりを検討します 幹線道路及び生活道路の整備 栃尾地域と周辺地域を結ぶ 国道 号などの幹線道路については さらなる道路機能の強化に向けて 道路拡幅等を促進します 通学路や身近な生活道路では 交通安全施設を設置するとともに 歩道の整備を推進します 公共交通ネットワークの維持 充実 栃尾地域と JR 長岡駅を結ぶバス路線は その運行を維持するとともに バス停の上屋整備など バス交通の利用環境の向上を図ります また 地域内を運行する路線バスは 利用状況に応じた運行頻度や運行時間の見直しを行い その運行を維持するとともに バス利用者の少ない路線については 地域が主体となった公共交通の検討や運営を支援します 安全 安心な都市基盤の整備 雪に強い地域づくりに向けて 雪国の特性に配慮した道路整備や流雪溝の整備更新を推進します また 雁木などの整備や克雪住宅の普及などを促進します 土砂災害が生ずる恐れのある区域では 地すべりやがけ崩れによる土砂災害を防止するため 施設整備を促進し あわせて警戒避難体制の強化を図ります 幅員の狭い道路に面した地区においては 緊急時に迅速な対応ができる安全 安心なまちづくりを検討します 自然環境の維持 保全 守門岳や東山山系の豊かな自然と そこで育まれた豊富で良質な水は 地域の誇りとなる貴重な自然資源です 今後とも このような自然資源を積極的にまちづくりに活かしていくと同時に 適切な維持 保全を図ります 163

64 地域づくりの方針図 ( 栃尾地域 ) 164

65 第 10 節 与板地域 < 地域の将来像 > 与板の歴史と伝統文化を活かした安全で快適なまち 1 地域の概要 長岡市北西部に位置する与板地域は 東部を信濃川及び黒川が南北に流れ 西山丘陵地沿いの与板地区などに市街地が形成されています また 国道 403 号 県道長岡寺泊線 県道寺泊与板線など 地域を南北に縦断する幹線道路沿いに集落が点在しています 国道 403 号沿道の与板地区に中心商店街が形成されているほか 近年 新たに住宅地が整備された江西地区周辺には 食品スーパーやホームセンターなどの商業施設が立地しています また 荻岩井 江東 本与板地区において 工業導入地区が整備され 金属加工などの企業が立地しています 地域資源としては 直江兼続公とお船の方ゆかりの歴史資源 伝統工芸品 越後与板打刃物 与板十五夜祭りで催される 登り屋台 などがあります また 楽山苑 与板歴史民俗資料館 などの観光施設があります 地域に関するデータ 総面積 20.1 (2.3%) 総人口 6,808 人 (2.4%) 世帯数 2,102 世帯 (2.1%) 年少人口比率 12.6% 老齢人口比率 28.3% ライトアップされた幻想的な 楽山苑 ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 2 現状と課題 地域資源を活かしたまちづくり 与板地域では 与板 本与板城跡 や鉄道廃線敷などを活用したまちづくりが進み 今後とも このような取組みを継続しながら 市民との協働による地域づくりを推進する必要があります 大河ドラマ 天地人 を契機として 与板地域への観光客が増加しました 今後とも継続的な観光振興を図るため 既存の観光施設の活用や新たな観光資源との連携が必要です 165

66 地域産業の活性化と土地利用の課題 与板地域は 伝統ある打刃物産業をはじめ 金属加工などの企業が立地し 産業が盛んな地域です この強みを活かし さらなる地域振興につなげていくため 都市整備の面からも地域産業の活性化を支援する必要があります 人口減少や転居に伴って 与板地区などの従来からの住宅集積地においては 空き家や空き地が発生しています 道路 交通ネットワークの課題 与板地域と各地域を結ぶ国 県道は 住民の通勤 通学などの日常生活はもとより 広域観光を支える重要な路線であることから 道路の拡幅や歩道の整備など さらなる道路機能の強化が必要です 国道 403 号と県道長岡寺泊線が交差する信濃川左岸の与板橋西詰交差点では 通勤 通学の時間帯や観光シーズンなどにおいて 交通渋滞が発生しています 幅員の狭い身近な生活道路では 歩行者の安全性を確保するため 歩道の整備や交通安全施設の設置が必要です 路線バスは 与板地域における唯一の公共交通であり 通勤 通学はもとより 日常生活を支える重要な移動手段であることから 今後とも維持 充実を図る必要があります 安全 安心なまちづくりの課題 市街地を流れる黒川流域の低地部では 近年 集中豪雨の際に 浸水被害が発生しており 雨水対策に向けた取組みが必要です 旧黒川以西の市街地では 城下町としての街なみが残っている一方 住宅が密集し 道路幅員も狭い箇所があります 自然環境の保全に向けた課題 与板地域は 信濃川や西山丘陵地などの豊かな自然環境を有しており 地域住民が主体となったホタルの保護活動が行われています 今後とも 市民生活にうるおいと安らぎを与えるこれらの自然環境を適切に維持 保全する必要があります 3 地域づくりの方針 城下町の街なみを活かした地域づくりと観光振興 城下町の街なみを活かした地域づくりを推進し さらなる観光振興を図るため 今後とも市民との協働により 地域情報を発信する施設や中心商店街におけるアーケードの整備を検討します JR 長岡駅から寺泊港に至る各地域の連携強化とともに 豊富な地域資源を活かした観光ルートを創出するため 継続的な観光シャトルバスの運行を検討します 166

67 地域産業の活性化と土地利用の誘導 既成市街地をしっかりと活用していくため 未利用地や空き家 空き地の有効活用などの仕組みづくりを検討します 雇用の場を創出し 定住人口の確保につなげていくため 必要に応じて適切な土地利用の誘導とともに 基盤整備を検討します 市街地や農村集落では 日常生活において身近な範囲内に買い物の場を確保し 高齢社会に対応した地域づくりを推進するため 土地利用の面からも適切な支援を行います 伝統ある打刃物産業などの地域産業を活かしたまちづくりについては 都市整備の面からも支援を行います 幹線道路及び生活道路の整備 信濃川左岸地域の連携強化を図るため 既存の道路を活用しながら 信濃川左岸バイパスの暫定ルートの整備を推進します 与板橋西詰交差点については 交通混雑の解消に向けた交差点改良を促進します 通学路や身近な生活道路では 交通安全施設を設置するとともに 歩道の整備を推進します 公共交通ネットワークの維持 充実 与板地域と JR 長岡駅を結ぶバス路線は その運行を維持するとともに バス停の上屋整備など バス交通の利用環境の向上を図ります 安全 安心な都市基盤の整備 市街地の低地部における浸水被害を軽減するため 信濃川と黒川の合流部の改善 関連する旧黒川などの河川改修 排水機場の整備 土砂のしゅん渫などを促進するとともに 雨水管や道路側溝等の整備を進めます 幅員の狭い道路に面した地区においては 緊急時に迅速な対応ができる安全 安心なまちづくりを検討します 自然環境の保全 活用 平野部に広がる田園地帯や 西山丘陵地の豊かな山林については 今後とも適切に維持 保全します 信濃川をはじめ 旧黒川などの河川空間は 市街地における貴重な自然資源であることから 与板河川緑地たちばな公園 の再整備などにより うるおいのある水辺空間づくりを進めます 167

68 地域づくりの方針図 ( 与坂地域 ) 168

69 第 11 節川口地域 < 地域の将来像 > かわあい自然と人の笑顔が広がる交流基盤が整った川合のまち かわあい 川合とは 川が出合い人が出会うこと 1 地域の概要 長岡市南部に位置する川口地域は 中央部を大河 信濃川 と清流 魚野川 が南北を縦断し 2 つの大きな河川によって形成された河岸段丘を中心に 山なみが地域を取り囲んでいます 河川の合流点周辺には 市街地が広がりをみせ 山あいの傾斜地や幹線道路沿いにも 集落が点在しています 本地域は 平成 16 年 10 月に発生した 新潟県中越地震 において 震度 7 を観測した震央の地として 約 8 割の家屋が全半壊し 道路閉鎖によって山あいの集落が孤立するなど 地域全体にわたり甚大な被害を受けました その後 国や新潟県をはじめ 全国の自治体のさまざまな協力 支援により 平成 19 年 10 月には復旧を成し遂げました 道路 交通の面では 関越自動車道 国道 17 号が東西に横断し 南北には県道小千谷川口大和線 山ノ相川内ヶ巻停車場線が縦断するなど 住民の日常生活や産業振興を支える重要な路線となっています また 地域の西部には サービスエリアを併設した関越自動車道越後川口 IC が設置されています 加えて JR 上越線 飯山線の発着点となっている越後川口駅があります 地域資源は 米 山菜 キノコ アユ 錦鯉などの特産品をはじめ 中山地区にはスポーツ施設 温泉 宿泊施設などがまとまって整備された 川口運動公園 西川口地区には日本古来の伝統河川漁法である 川口やな場 があります 地域に関するデータ 総面積 50.0 (5.6%) 総人口 4,861 人 (1.7%) 世帯数 1,419 世帯 (1.4%) 年少人口比率 12.2% 老齢人口比率 30.5% 笑顔でもてなす よってげてぇふれあい市 ( 出典 ) 平成 22 年国勢調査 カッコ内は市全体に占める割合 2 現状と課題 地域資源を活かしたまちづくりの課題 川口地域には 大河 信濃川 と清流 魚野川 の合流点や河岸段丘 山あいの棚田 棚池などの自然環境 優良な農地から生産される米や山菜などの農産物など さまざまな地域資源があります 今後とも これらの地域資源を活かして 他地域との広域的な交流 連携の強化を図るとともに さらなる創造的な復興につなげていく必要があります 169

70 信濃川 と 魚野川 が合流する地点の水辺空間 河岸段丘や山あいの棚田 棚池などは 地域固有の自然景観を形成しています 今後とも 市民生活にうるおいと安らぎを与える豊かな自然環境を適切に維持 保全する必要があります 地域の活性化に向けた土地利用の課題 川口地域は 年々人口が減少してきており とりわけ若年層の人口流出が顕著です 地域における雇用や交流の場を創出し 定住人口の確保につなげるため 都市整備の面からも地域産業の活性化を支援する必要があります 今後の高齢社会を見据え 身近な商業 生活サービス機能を維持 確保していく必要があります 道路 交通ネットワークの課題 広域的な物流を支える重要な路線である国道 17 号の和南津トンネルでは 大型車の円滑な交通に支障を来たしているため 新たな道路整備が必要です 県道小千谷川口大和線などの幹線道路や幅員の狭い生活道路では 道路の拡幅 改良はもとより 交通安全施設の設置や除雪体制の維持が必要です 川口地域には JR 上越線と飯山線 小千谷市と魚沼市を結ぶ路線バスのほか 地域内を循環するコミュニティバスが運行しています これらの公共交通は 通勤 通学はもとより 日常生活を支える重要な移動手段であることから 今後とも維持 充実を図る必要があります 安全 安心なまちづくりの課題 川口地域は 県内有数の豪雪地帯であり 冬期間においても 安全に安心して暮らせる地域づくりが必要です 3 地域づくりの方針 地域振興に向けた基盤整備 道の駅 越後川口あぐりの里 川口運動公園 川口やな場 など 既存の観光施設等については さらなる情報発信と活用を図ります また 他地域との広域的な交流 連携による観光振興を促進するため 利用環境を高める案内標識の設置やトイレの改修などを進めます 都市と農村の交流をさらに深めていくため 特色ある地域資源を活かした農山村滞在型 体験型交流事業 ( グリーン ツーリズム ) を促進し さらに小学校跡地やトレッキングロードなどを活用した体験の場づくりを進め これらの取組みを通じて 定住人口の確保につなげていきます 震災から生まれた 絆 ( 伝える 広げる 育てる 紡ぐ ) を次世代につなげていくため 地元が主体となった地域づくりの取組みを支援します 170

71 地域産業の活性化と土地利用の誘導 雇用の場を創出し 定住人口の確保につなげていくため 農村工業導入地区における未分譲地の解消を図ります 市街地や農村集落では 日常生活において身近な範囲内に買い物の場を確保し 高齢社会に対応した地域づくりを土地利用の面からも支援します 幹線道路及び生活道路の整備 中越圏域と魚沼圏域を結ぶ重要路線である国道 17 号和南津トンネルについて 円滑な道路交通の確保に向け道路整備を促進します 川口地域と周辺地域の連携強化を図るため 国道 17 号 県道小千谷川口大和線 県道川口塩殿線などの国 県道については さらなる道路機能の強化に向けて 道路拡幅等を促進します 通学路や身近な生活道路では 道路の維持 補修や歩道の整備 道路照明灯などの交通安全施設の設置を推進します 公共交通ネットワークの維持 充実 JR 越後川口駅においては 利用者の利便性を確保し 鉄道のさらなる利用につなげていくため パークアンドライド駐車場や自転車駐車場などの整備を検討します 川口地域と小千谷方面を結ぶバス路線は その運行を維持するとともに 運行時間の見直しなど バス交通の利便性の向上を図ります 地域独自の取組みとして運行しているコミュニティバスについては 効率的かつ継続的なバス運行を図るため 利用者ニーズに即した運行ルート 地域が主体となった運営などについて検討を進めます 安全 安心な都市基盤の整備 雪に強い地域づくりに向けて 雪国の特性に配慮した道路整備 流雪溝や消雪施設の更新 除雪体制の維持に取組むとともに 克雪住宅の普及を促進します 災害時には防災拠点として また 平常時には 地元住民の憩いの場となる身近な地域交流の拠点の整備を検討します 大平沢川などの中小河川や用悪水路の整備を進めるとともに 市街地や集落内の低地部などにおいては 道路側溝等の整備を推進します 自然環境の保全 活用 越後三山の緑豊かな山なみ 傾斜地を活かした棚田 棚池 大河 信濃川 と清流 魚野川 の河川空間は 地域の誇りとなる貴重な自然資源です また 山林や棚田は 治山 治水など防災機能を有していることから 地域住民との協働により 荒廃した山林や耕作放棄地の解消に向けて取組むとともに 今後とも このような自然環境を適切に維持 保全します 地域一帯に広がる里山や棚田をはじめ 大河 信濃川 と清流 魚野川 が合流する水辺空間 河岸段丘などは 地域固有の自然景観を形成しています 今後とも 来訪者を魅了する自然景観を適切に維持 保全するとともに 河川空間を活かした広場や景観スポット ( 視点場 ) の整備を検討します 171

72 地域づくりの方針図 川口地域 172

73 参考 地域区割り図 173

74

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

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