K007_鋼矢板

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いおりおとべ
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はじめに新日鉄住金の鋼矢板は港湾河川土留締切りなどの工事分野において使用され優れた品質と施工性によって広くご好評をいただいております当社ではこれまで蓄積してきた圧延加工利用の豊富な技術と当社鋼矢板のもつ品質特性を活かし様々な新製品の開発を行ってまいりました従来の鋼矢板に比べて経済性が高くしかも施工性にも優れた有効幅 900 の鋼矢板ハット形鋼矢板を開発し

2 はじめに新日鉄住金の鋼矢板は港湾河川土留締切りなどの工事分野において使用され優れた品質と施工性によって広くご好評をいただいております当社ではこれまで蓄積してきた圧延加工利用の豊富な技術と当社鋼矢板のもつ品質特性を活かし様々な新製品の開発を行ってまいりました従来の鋼矢板に比べて経済性が高くしかも施工性にも優れた有効幅 900 の鋼矢板ハット形鋼矢板を開発し極めて高い評価をいただいておりますハット形鋼矢板はこれまでの NS-SP-10H NS-SP- 25H NS-SP-J に加え新たに NS-SP-45H NS- SP-50H をラインアップこれによりハット形鋼矢板の適用範囲を拡大しました新日鉄住金は今後とも多様化高度化するみなさまのニーズにお応えするためあらゆる特性を活かした新製品の開発を進めてまいりますので今まで以上に新日鉄住金の鋼矢板をご愛顧いただきますようお願いいたします特長形状種類が豊富です設計条件や工事方法に応じて最適な鋼矢板を使い分けることができ極めて経済的です施工性が優れています最適な継手の形状とすることで嵌合時の止水性能も確保しつつ施工時の継手の競りを減らし優れた施工性を実現しています目次特長 1 製造工程 2 製品紹介 3 ハット形鋼矢板 3 U 形鋼矢板 6 NS-PAC 鋼矢板 11 コーナー鋼矢板 12 NS-SP-J 14 直線形鋼矢板 16 用途 18 (1) 河川分野 18 (2) 港湾分野 19 (3) 道路擁壁 19 ご注意とお願い本資料に記載された技術情報は製品の代表的な特性や性能を説明するものであり規格の規定事項として明記したもの以外は保証を意味するものではありません本資料に記載されている情報の誤った使用または不適切な使用等によって生じた損害につきましては責任を負いかねますのでご了承くださいまたこれらの情報は今後予告なしに変更される場合がありますので最新の情報については担当部署にお問い合せください本資料に記載された内容の無断転載や複写はご遠慮ください本資料に記載された製品または役務のは当社および当社の関連会社の商標または登録商標或いは当社および当社の関連会社が使用を許諾された第三者の商標または登録商標ですその他の製品または役務のはそれぞれ保有者の商標または登録商標です (4) 近接土留壁 19 (5) 砂防ダム 19 施工方法 20 バイブロ工法 20 圧入工法 21 1

製造工程製品紹介ハット形鋼矢板優れた施工性ハット形状の採用により大断面でありながら極めて優れた施工性を実現いたしました高い構造信頼性従来の鋼矢板で行っていた継手効率による断面性能の低減を不要といたしました優れた経済性単位壁面積当りの鋼材重量を低く抑えることができ経済性の向上が可能になりましたまた有効幅 900 とすることにより

月より出荷を開始いたします断面性能寸法鋼矢板 1 枚当り壁幅 1m 当り有効幅有効高さ h t cm2 cm4 cm3 kg/m cm2/m cm4/m cm3/m kg/m2 NS-SP-10H 900 230 10.8 110.0 9,430 812 86.4 122.2 10,500 902 96.0 NS-SP-25H 900 300 13.

3 製造工程製品紹介ハット形鋼矢板優れた施工性ハット形状の採用により大断面でありながら極めて優れた施工性を実現いたしました高い構造信頼性従来の鋼矢板で行っていた継手効率による断面性能の低減を不要といたしました優れた経済性単位壁面積当りの鋼材重量を低く抑えることができ経済性の向上が可能になりましたまた有効幅 900 とすることにより従来の鋼矢板と比較し施工枚数を低減することができ工事費縮減工期短縮が可能になりました形状 NS-SP-10H 108 NS-SP-25H NS-SP-45H 15 NS-SP-50H NS-SP-45H は平成 26 年 4 月より NS-SP-50H は平成 26 年 7 月より出荷を開始いたします断面性能寸法鋼矢板 1 枚当り壁幅 1m 当り有効幅有効高さ h t cm2 cm4 cm3 kg/m cm2/m cm4/m cm3/m kg/m2 NS-SP-10H , , NS-SP-25H ,000 1, ,400 1, NS-SP-45H ,500 2, ,000 2, NS-SP-50H ,000 2, ,100 2,

4 ハット形鋼矢板品質 SY295 SY390 SY430 * 注 : 炭素当量 =C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 化学成分 (%) 炭素当量 (%) C Si Mn P S N Ceq 以下 0.55 以下 1.50 以下 0.04 以下 0.04 以下以下 0.44 以下 0.45 以下 0.46 以下腐食時断面性能鋼矢板各の断面性能について腐食代が片面 1( 両面で 2) の場合の値を下表に示します I0 (cm4/m) 公称値 ( 腐食前 ) Z0 (cm3/m) η (%) 1 1 腐食時 I (cm4/m) Z (cm3/m) NS-SP-10H 10, , NS-SP-25H 24,400 1, ,000 1,320 NS-SP-45H 45,000 2, ,300 2,080 NS-SP-50H 51,100 2, ,500 2,400 注 : 当社のハット形鋼矢板の化学成分機械的性質はに準拠しています N( 窒素 ) は化学成分注 (2) に準じ全窒素量で表示します許容差曲がり反り互換性項目許容差全幅高さ ± 4% 10 未満 ± 以上 16 未満 ± 1.2 ± 1.5 長さ + 規定せず 0 長さ 10m 以下全長 (m) 0.12% 以下長さ 10m を超えるもの ( 全長 10m) 0.10% + 12 以下長さ 10m 以下全長 (m) 0.25% 以下長さ 10m を超えるもの ( 全長 10m) 0.20% + 25 以下断面の直角切断差幅の 4% 以下継手かん ( 嵌 ) 合角度 4 同型のハット形鋼矢の継手かん ( 嵌 ) 合角度は以下の通りです継手かん ( 嵌 ) 合角度降伏点または耐力 N/2 引張強さ N/2 SY 以上 450 以上 SY 以上 490 以上 SY430 * 430 以上 510 以上隣り合う間で嵌合が可能です試験片伸び % 14 以上 19 以上 NS-SP-10H NS-SP-25H NS-SP-45H 試験温度 ( ) シャルピー吸収エネルギー (J) 標準試験片サブサイズ試験片以上 32 以上 22 以上 * NS-SP-10H の SY430 をご検討の際にはあらかじめご相談ください NS-SP-50H 試験片および試験片採取方向 V ノッチ圧延方向注 :1. 当社のハット形鋼矢板の形状寸法の許容差は JIS A に準拠しています 2. 曲がりは矢板壁に対して平行方向反りは矢板壁に対して直角方向とします η : 腐食時断面性能低減率 (%) t1 t2 : 鋼矢板各面の腐食代 () α :t2 とt1 の比 α= t2/t1 本図表は直線の図示範囲のみ有効 η( %) η( %) t1 t1 腐食時断面性能低減率の算定図 NS-SP-10H NS-SP-45H t1 t1 I0 Z0 : 腐食前のおよび η : 腐食時断面性能低減率 ( 算定図より読み取り ) I Z : 腐食時のおよび腐食時の断面性能の算出手順は以下の通りです 1 以下に示す算定図より腐食時断面性能低減率 (η) を読み取り % 単位に丸める ( 小数点以下を四捨五入 ) 2 丸めたηを I0 Z0 にそれぞれ乗じる 3ηを乗じて得られた値を有効数字 3 桁に丸め (4 桁目を四捨五入 ) て I Z の値とする鋼矢板の腐食時断面性能低減率の算定図を下に示します NS-SP-25H NS-SP-50H 4 5

U 形鋼矢板 U 形鋼矢板は長い伝統と技術により古くから設計者や施工者にもなじみが深く永久構造物や仮設土留工事用仮締切用として広く使われます堅ろうなうえ 1 枚当りのを大きくとってありますからくり返して使用することができます (NS-SP-Ⅱ Ⅲ Ⅳ は除く ) 壁幅 1m 当りのが 874 3,820cm3 までそろっています断面性能有効幅寸法鋼矢板 1 枚当り壁幅 1m

5 U 形鋼矢板 U 形鋼矢板は長い伝統と技術により古くから設計者や施工者にもなじみが深く永久構造物や仮設土留工事用仮締切用として広く使われます堅ろうなうえ 1 枚当りのを大きくとってありますからくり返して使用することができます (NS-SP-Ⅱ Ⅲ Ⅳ は除く ) 壁幅 1m 当りのが 874 3,820cm3 までそろっています断面性能有効幅寸法鋼矢板 1 枚当り壁幅 1m 当り有効高さ断面二次断面二次 h t モーメントモーメント cm2 cm4 cm3 kg/m cm2/m cm4/m cm3/m NS-SP-Ⅱ , , NS-SP-Ⅲ , ,800 1, NS-SP-Ⅳ , ,600 2, kg/m2 NS-SP-ⅤL , ,000 3, NS-SP-ⅥL , ,000 3, NS-SP-Ⅱw , ,000 1, NS-SP-Ⅲw , ,400 1, NS-SP-Ⅳw , ,700 2, 品質形状化学成分 (%) 炭素当量 (%) C Si Mn P S N Ceq. NS-SP-Ⅱ NS-SP-Ⅲ NS-SP-Ⅳ SY295 SY 以下 0.55 以下 1.50 以下 0.04 以下 0.04 以下以下 0.44 以下 0.45 以下熱間圧延鋼矢板 JIS A 5528 SY295 SY390 ーーー 0.04 以下 0.04 以下ーー注 : 炭素当量 =C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 NS-SP-Ⅱ NS-SP-Ⅲ NS-SP-Ⅳ 降伏点または耐力 N/2 引張強さ N/2 試験片伸び % 試験温度 ( ) シャルピー吸収エネルギー (J) 標準試験片サブサイズ試験片試験片および試験片採取方向 SY 以上 450 以上 SY 以上 490 以上 0 43 以上 32 以上 22 以上 V ノッチ圧延方向 NS-SP-ⅤL NS-SP-ⅥL 熱間圧延鋼矢板 JIS A 5528 SY 以上 450 以上 SY 以上 490 以上ーーーーー注 : 当社の U 形鋼矢板の化学成分機械的性質はまたは JIS A に準拠しています N( 窒素 ) は化学成分注 (2) に準じ全窒素量で表示します

6 U 形鋼矢板許容差曲がり反り互換性項目全幅許容差広幅型以外有効幅 ± 1% 広幅型高さ ± 4% 10 未満 10 以上 16 未満長さ長さ 10m 以下長さ 10m を超えるもの長さ 10m 以下長さ 10m を超えるもの断面の直角切断差規定せず 0 全長 0.1% 以下最大 20 全長 0.2% 以下最大 20 有効幅の 4% 以下全幅差端部 1m 以内で全幅の最大と最小の差が 4 以下端曲がり端部から 1m の弦側測定値もしくは接線側測定値の 1/2 で 1.5 以下継手かん ( 嵌 ) 合角度 6 注 :1. 当社の U 形鋼矢板の形状寸法の許容差はおよび JIS A に準拠しています 2. 曲がりは矢板壁に対して平行方向反りは矢板壁に対して直角方向とします腐食時断面性能鋼矢板各の断面性能について腐食代が片面 1( 両面で 2) の場合の値を下表に示します I0 (cm4/m) 公称値 ( 腐食前 ) Z0 (cm3/m) η (%) 1 1 腐食時 I (cm4/m) Z (cm3/m) NS-SP-Ⅱ 8, , NS-SP-Ⅲ 16,800 1, ,300 1,140 NS-SP-Ⅳ 38,600 2, ,200 1,950 NS-SP-ⅤL 63,000 3, ,300 2,870 NS-SP-ⅥL 86,000 3, ,100 3,510 NS-SP-Ⅱ 13,000 1, , NS-SP-Ⅲ 32,400 1, ,500 1,530 NS-SP-Ⅳ 56,700 2, ,900 2, 側 1 2 側 I0 Z0 : 腐食前のおよび η : 腐食時断面性能低減率 ( 次頁算定図より読み取り ) I Z : 腐食時のおよび腐食時の断面性能の算出手順は以下の通りです 1 次頁に示す算定図より腐食時断面性能低減率 (η) を読み取り % 単位に丸める ( 小数点以下を四捨五入 ) 2 丸めたηを I0 Z0 にそれぞれ乗じる 3ηを乗じて得られた値を有効数字 3 桁に丸め (4 桁目を四捨五入 ) て I Z の値とする NS-SP-Ⅱ NS-SP-Ⅲ NS-SP-Ⅳ 鋼矢板の腐食時断面性能低減率の算定図を次頁に掲載します NS-SP-Ⅱ NS-SP-Ⅲ NS-SP-Ⅳ NS-SP-ⅤL NS-SP-ⅥL 継手かん ( 嵌 ) 合角度同型の U 形鋼矢板の継手かん ( 嵌 ) 合角度は以下の通りです

U 形鋼矢板 NS-PAC 鋼矢板腐食時断面性能低減率の算定図 NS-PACR 鋼矢板の特徴 η : 腐食時断面性能低減率 (%) t1 t2 : 鋼矢板各面の腐食代 () α :t2 とt1の比 α= t2/t1 本図表は直線の図示範囲のみ有効優れた防食性耐塩水性耐薬品性耐候性の優れた有機高分子化合物ウレタンエラストマーを使用しており強力な接着力によって被覆されているため

7 U 形鋼矢板 NS-PAC 鋼矢板腐食時断面性能低減率の算定図 NS-PACR 鋼矢板の特徴 η : 腐食時断面性能低減率 (%) t1 t2 : 鋼矢板各面の腐食代 () α :t2 とt1の比 α= t2/t1 本図表は直線の図示範囲のみ有効優れた防食性耐塩水性耐薬品性耐候性の優れた有機高分子化合物ウレタンエラストマーを使用しており強力な接着力によって被覆されているため長期にわ安定した品質厳しい品質管理のもと工場生産していますので安定した品質が得られます NS-SP-Ⅱ NS-SP-Ⅲ NS-SP-Ⅳ たる耐久性を有します NS-PAC 鋼矢板は ( 財 ) 沿岸技術研究センター発行の港湾鋼構造物防食補修マニュアルの中に重防食被覆として取り上げられている製品です現場での施工が容易塗装品のため直接ワイヤロープを巻きつけたりほかの鋼材に激しくぶつけることのないよう注意が必要ですが一般的には無塗装の鋼材と同様の方法で施工することができます重防食鋼矢板は設置後定期的な維持管理が必要とされていますまた港湾内で使用されることを前程としており使用する環境によっても防食効果や耐久性は影響を受けますそれらの詳細につきましては同マニュアルをご参照くださいなおマニュアルに記載の期待耐用年数等は製品の耐用期間を保証する値ではありません NS-PACR 鋼矢板の構成鋼矢板面重防食仕様面原則として海側のみ NS-PAC 被覆とします表面理ウレタンエラストマー防食 NS-SP-ⅤL NS-SP-ⅥL NS-SP-Ⅱ 被覆は標準 2.0とします鋼矢板上端からの無被覆長さは 150 以上を標準とします U 形 ( 幅 ) ハット形について被覆可能です NS-PACR 鋼矢板の防食仕様 U 形鋼矢板 ( 幅 ) ハット形鋼矢板継手部近継手部近海側ウレタンエラストマーウレタンエラストマー NS-SP-Ⅲ NS-SP-Ⅳ 海側ウレタンエラストマー海側ウレタンエラストマー側側ウレタンエラストマー側ウレタンエラストマー NS-PACR 鋼矢板の製造工程 * 被覆は基本的に凸面に施しますが凹面を被覆する場合には別途ご相談ください注 : NS-SP-45H NS-SP-50H の重防食鋼矢板 (NS-PAC 鋼矢板 ) をご検討の際にはあらかじめご相談ください鋼矢板製造入下理 ( ブラスト ) 表面理塗ウレタンエラストマー塗製品製品出 10 11

コーナー鋼矢板は従来の溶接加工による T 形コーナー鋼矢板に代わる製品として圧延法により開発されたもので溶接などの加工が不要重量が大幅に減少します建て込みには従来の打設機器がそのまま使用できます特にコーナー部継手の形状はラルゼン型を基本に離脱防止のために改良を加えていますから嵌合性

=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 相当品熱間圧延鋼矢板 JIS A 5528 相当品降伏点または耐力 N/2 化学成分 (%) 炭素当量 (%) C Si Mn P S N Ceq. 0.18 以下 0.55 以下 1.50 以下 0.04 以下 0.04 以下 0.0060 以下 0.

当社のコーナー鋼矢板の化学成分機械的性質は -2012 または JIS A 5528-2012 に準拠しています N( 窒素 ) は -2012 5. 化学成分注 (2) に準じ全窒素量で表示します 2.

5 10 5 0 43 以上 32 以上 22 以上試験片および試験片採取方向 V ノッチ圧延方向ーーーーー 10 未満ー 10 以上 16 未満 ± 1.

8 コーナー鋼矢板は従来の溶接加工による T 形コーナー鋼矢板に代わる製品として圧延法により開発されたもので溶接などの加工が不要重量が大幅に減少します建て込みには従来の打設機器がそのまま使用できます特にコーナー部継手の形状はラルゼン型を基本に離脱防止のために改良を加えていますから嵌合性繰り返し耐久性などの継ぎ手性能が特に優れています形状コーナー鋼矢板打設形状例短形を形成する辺の打設枚数が奇数か偶数かによって下図のようにコーナー鋼矢板の配置が異なります品質相当品熱間圧延鋼矢板 JIS A 5528 相当品 SY295 SY390 SY295 SY390 注 : 炭素当量 =C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 相当品熱間圧延鋼矢板 JIS A 5528 相当品降伏点または耐力 N/2 化学成分 (%) 炭素当量 (%) C Si Mn P S N Ceq 以下 0.55 以下 1.50 以下 0.04 以下 0.04 以下以下 0.44 以下 0.45 以下ーーー 0.04 以下 0.04 以下ーー引張強さ N/2 SY 以上 450 以上 SY 以上 490 以上 SY 以上 450 以上 SY 以上 490 以上試験片伸び % 注 :1. 当社のコーナー鋼矢板の化学成分機械的性質はまたは JIS A に準拠しています N( 窒素 ) は化学成分注 (2) に準じ全窒素量で表示します 2. コーナー鋼矢板の SY295 SY390 をご検討の際にはあらかじめご相談ください許容差試験温度 ( ) 項目許容差全幅高さ ± 4% シャルピー吸収エネルギー (J) 標準試験片サブサイズ試験片以上 32 以上 22 以上試験片および試験片採取方向 V ノッチ圧延方向ーーーーー 10 未満ー 10 以上 16 未満 ± ー長さ + 規定せず 0 断面性能曲がり反り長さ 10m 以下長さ 10m を超えるもの長さ 10m 以下長さ 10m を超えるもの断面の直角切断差全長 (m) 0.12% 以下 ( 全長 10m) 0.10% + 12 以下全長 (m) 0.25% 以下 ( 全長 10m) 0.20% + 25 以下幅の 4% 以下注 :1. 当社のコーナー鋼矢板の形状寸法の許容差は JIS A に準拠しています 2. 曲がりは矢板壁に対して平行方向反りは矢板壁に対して直角方向とします互換性寸法鋼矢板 1 枚当り有効幅有効高さ h t cm2 kg/m cm4 cm3 NS-SP-CⅢ NS-SP-CⅢ , NS-SP-Ⅱ NS-SP-Ⅲ NS-SP-Ⅳ NS-SP-ⅤL NS-SP-CⅣ , NS-SP-CⅣ 12 13

NS-SP-J 近接施工が可能専用圧入機との組み合わせにより境界や構造物とのゼロクリアランス施工を実現しています継手効率 100% 継手位置が外側にあるため継手による断面性能の低減が不要です仮設土留めの工期工費短縮を実現有効幅が 600 なので従来の 400 幅の仮設鋼矢板に比べて施工枚数の削減が可能ですさらに継手個所の低減による止水性向上が可能です許容差曲がり反り項目

20% + 25 以下幅の 4% 以下継手かん ( 嵌 ) 合角度 4 注 :1. 当社の NS-SP-J の形状寸法の許容差は - 2012 に準拠しています 2.

9 NS-SP-J 近接施工が可能専用圧入機との組み合わせにより境界や構造物とのゼロクリアランス施工を実現しています継手効率 100% 継手位置が外側にあるため継手による断面性能の低減が不要です仮設土留めの工期工費短縮を実現有効幅が 600 なので従来の 400 幅の仮設鋼矢板に比べて施工枚数の削減が可能ですさらに継手個所の低減による止水性向上が可能です許容差曲がり反り項目許容差全幅高さ ± 4% 10 未満 10 以上 16 未満長さ長さ 10m 以下長さ 10m を超えるもの長さ 10m 以下長さ 10m を超えるもの断面の直角切断差 ± 1.0 ± 1.2 ± 規定せず 0 全長 (m) 0.12% 以下 ( 全長 10m) 0.10% + 12 以下全長 (m) 0.25% 以下 ( 全長 10m) 0.20% + 25 以下幅の 4% 以下継手かん ( 嵌 ) 合角度 4 注 :1. 当社の NS-SP-J の形状寸法の許容差はに準拠しています 2. 曲がりは矢板壁に対して平行方向反りは矢板壁に対して直角方向とします形状継手かん ( 嵌 ) 合角度 NS-SP-J は U 形鋼矢板との嵌合が可能です現場状況により使用条件が異なりますのでや嵌合状態等の詳細はお問い合せください断面性能有効幅寸法鋼矢板 1 枚当り壁幅 1m 当り有効高さ h t cm2 cm4 cm3 kg/m cm2/m cm4/m cm3/m NS-SP-J , ,090 1, kg/m2 腐食時断面性能 I0 (cm4/m) 公称値 ( 腐食前 ) Z0 (cm3/m) η (%) 1 1 腐食時 I (cm4/m) Z (cm3/m) NS-SP-J 12,090 1, , 品質 I0 Z0 : 腐食前のおよび η : 腐食時断面性能低減率 ( 算定図より読み取り ) I Z : 腐食時のおよび SY295 SY390 注 : 炭素当量 =C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 降伏点または耐力 N/2 注 : 当社の NS-SP-J の化学成分機械的性質はに準拠しています N( 窒素 ) は化学成分注 (2) に準じ全窒素量で表示します化学成分 (%) 炭素当量 (%) C Si Mn P S N Ceq 以下 0.55 以下 1.50 以下 0.04 以下 0.04 以下以下引張強さ N/2 SY 以上 450 以上 SY 以上 490 以上試験片伸び % 試験温度 ( ) シャルピー吸収エネルギー (J) 標準試験片サブサイズ試験片以上 32 以上 22 以上 0.44 以下 0.45 以下試験片および試験片採取方向 V ノッチ圧延方向腐食時の断面性能の算出手順は以下の通りです 1 以下に示す算定図より腐食時断面性能低減率 (η) を読み取り % 単位に丸める ( 小数点以下を四捨五入 ) 2 丸めたηを I0 Z0 にそれぞれ乗じる 3ηを乗じて得られた値を有効数字 3 桁に丸め (4 桁目を四捨五入 ) て I Z の値とする鋼矢板の腐食時断面性能低減率の算定図を右に示します η : 腐食時断面性能低減率 (%) t1 t2 : 鋼矢板各面の腐食代 () α :t2 とt1 の比 α= t2/t1 本図表は直線の図示範囲のみ有効 1 2 () () 14 15

直線形鋼矢板許容差項目許容差継手部の引張強度が非常に高く円形構造物であるセル形岸壁や締切工事などに適しています全幅高さ 10 未満 ±4 + 1.5 0.7 形状 10 以上 16 未満 + 1.5 0.7 16 NS-SP-FL NS-SP-FXL 長さ + 規定せず 0 曲がり長さ 10m 以下長さ 10m を超えるもの全長 (m) 0.15% 以下 ( 全長 10m) 0.

曲がりは矢板壁に対して平行方向反りは矢板壁に対して直角方向とします有効幅寸法鋼矢板 1 枚当り壁幅 1m 当り有効高さ h t cm2 cm4 cm3 kg/m cm2/m cm4/m cm3/m kg/m2 継手かん ( 嵌 ) 合角度同型の鋼矢板を嵌合させたときの継手かん ( 嵌 ) 合角度は下記の通りです NS-SP-FL 500 44.5 9.5 78.57 184 45.

10 直線形鋼矢板許容差項目許容差継手部の引張強度が非常に高く円形構造物であるセル形岸壁や締切工事などに適しています全幅高さ 10 未満 ± 形状 10 以上 16 未満 NS-SP-FL NS-SP-FXL 長さ + 規定せず 0 曲がり長さ 10m 以下長さ 10m を超えるもの全長 (m) 0.15% 以下 ( 全長 10m) 0.10% + 15 以下反り長さ 10m 以下長さ 10m を超えるもの全長 (m) 0.20% 以下 ( 全長 10m) 0.10% +20 以下断面の直角切断差幅の 4% 以下断面性能注 :1. 当社の直線形鋼矢板の形状寸法の許容差はおよび JIS A に準拠しています 2. 曲がりは矢板壁に対して平行方向反りは矢板壁に対して直角方向とします有効幅寸法鋼矢板 1 枚当り壁幅 1m 当り有効高さ h t cm2 cm4 cm3 kg/m cm2/m cm4/m cm3/m kg/m2 継手かん ( 嵌 ) 合角度同型の鋼矢板を嵌合させたときの継手かん ( 嵌 ) 合角度は下記の通りです NS-SP-FL NS-SP-FXL 注 :SY295 および SY295 の直線形鋼矢板の継手強度は NS-SP-FL 型では 3.92MN/m 以上 NS-SP-FXL 型では 5.88MN/m 以上あります NS-SP-FL 型 θ=+12.5 かつ 12.5 NS-SP-FXL 型 θ=+10 かつ 10 品質化学成分 (%) 炭素当量 (%) C Si Mn P S N Ceq. SY295 SY 以下 0.55 以下 1.50 以下 0.04 以下 0.04 以下以下 0.44 以下 0.45 以下熱間圧延鋼矢板 JIS A 5528 SY295 SY390 ーーー 0.04 以下 0.04 以下ーー注 : 炭素当量 =C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 降伏点または耐力 N/2 引張強さ N/2 試験片伸び % 試験温度 ( ) シャルピー吸収エネルギー (J) 標準試験片サブサイズ試験片試験片および試験片採取方向 SY 以上 450 以上 SY 以上 490 以上 0 43 以上 32 以上 22 以上 V ノッチ圧延方向熱間圧延鋼矢板 JIS A 5528 SY 以上 450 以上 SY 以上 490 以上ーーーーー注 : 当社の直線形鋼矢板の化学成分機械的性質はまたは JIS A に準拠しています N( 窒素 ) は化学成分注 (2) に準じ全窒素量で表示します 16 17

11 用途 1 河川分野 2 港湾分野護岸 ( 仮締切兼用 ) 透水性鋼矢板 3 道路擁壁自然環境に配慮し透水性鋼矢板を使用化粧型枠での場所打ちコンクリート止水壁 4 近接土留壁 5 砂防ダムハット形鋼矢板 (10H) を用いたモデル工事現場 18 19

12 施工方法バイブロ工法圧入工法バイブロハンマにより鉛直方向の振動を発生させこの振ないため矢板頭部の損傷もなく施工能率が高いうえ打既に打ち込んだ鋼矢板から反力を取り油圧による静荷重低騒音低振動で圧入引き抜きができ機体がコンパク動を鋼矢板に伝え土中に打ち込む工法です打撃力を用いち込みだけでなく引き抜きにも利用できますで鋼矢板の中間部をキャッチングし押し込む工法ですトで桁下や狭い場所でも施工が可能ですハット形鋼矢板用機械外観図ハット形鋼矢板打設状況 U 形鋼矢板用ハット形鋼矢板打設状況 U 形鋼矢板打設状況機械外観図ウェブチャックフランジチャック U 形鋼矢板把持状態 U 形鋼矢板打設状況チャック NS-SP-J( 近接施工 ) 用チャック装着図 ( ハット形鋼矢板専用 ) 機械外観図フランジウェブアーム注 : チャックには NS-SP-10H NS-SP-25H 用と NS-SP-45H NS-SP-50H 用がありますチャック ( ハット形鋼矢板専用 ) ハット形鋼矢板 ( 有効幅 900) 把持状態 NS-SP-J 打設状況 20 21

K011_鋼管杭・鋼管矢板

K011_鋼管杭・鋼管矢板 http://www.nssmc.com/ 0-071 1 el: 03-7-41 K0_03_03f, NIPPON SEEL & SUMIOMO MEAL CORPORAION ご注意とお願い本資料に記載された技術情報は製品の代表的な特性や性能を説明するものであり規格の規定事項として明記したもの以外は保証を意味するものではありません本資料に記載されている情報の誤った使用または不適切な使用等によって生じた損害につきましては責任を負いかねますので