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1 東京為替 (1) 先週レビュー 先週レポートで 今週は シリア問題の先行き不透明感がぬぐえないことに加え 週末に雇用統計を控え 各経済指標の強弱に反応する可能性が高いが 雇用統計までは積極的にポジションを傾けにくく 三角保合いを放れるまでには至らない可能性 ~ 中略 ) シリア情勢については 短期間 攻撃範囲が限定的であれば 相場への影響は限定的か としたが 先週は前週末に発表された中国製造業 PMIを始め 英欧のPMIなども改善傾向を示す中 米雇用統計への期待 9 月 FOMC 出のQE 縮小開始を見据えて米金利が上昇したことからドル買いが強まった シリア問題に関しては 米政府は軍事介入について議会の承認を求める方針へ転換し 早急の地政学リスクは後退 一時 100 円台を回復 週末のドル円は 反落 8 月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が16 万 人増となり 予想 (18 万人増 ) ほど増加しなかったことを受けてドル売りの動きが強まり 前日比で1 円 50 銭以上のドル安 円高となる98.54 円近辺まで一時下落した しかし その後ドル売りが一巡し 安値から戻し 99 円台を回復した CFTC 建玉明細 (9/3 現在 ) によると大口投機玉は 79,761 枚の売り越し 前週 (78,353 枚の売り越し ) から拡大 週末のNY 株式市場は小反落 朝方発表の8 月の米雇用統計で 緩和政策の早期解除が難しくなったとの見方を好感したものの プーチン大統領がG20 首脳会議後の記者会見で 米国が軍事介入した場合でもロシアはシリアへの支援を継続すると語ったと伝わった事から 中東情勢の緊迫化に対する警戒感が改めて強まり 取引終了にかけて投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めた NYダウは 14,922.50ドル ( 前日比 14.98ドル) ナスダック総合株価指数は 3,660.01ポイント ( 前日比 +1.23)

2 東京為替 (2) 今週見通し 戦略 8 月米雇用統計は 日に開かれる米連邦公開市場委員会 (FO MC) 前に発表される最後の雇用統計だったが 非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回ったことで週末にドル円は大きく売られたが 東京オリンピック招致決定で 週明け早々から円売りが強まりつつある 第 2 四半期の日本の国内総生産 (GDP)2 次速報が事前予想よりも良ければ 弾みがつく可能性 事前予想の範囲内であれば 米量的緩和の縮小をめぐる不透明感が高まる中 シリア情勢緊迫化への警戒も根強く ドル円のご祝儀以上の上昇は難しいか?F OMCを前に日本は連休に入る事もあり 三角保合いを上に放れて上げ加速と言う流れよりは 新たな三角保合いを改めて形成するような流れになりそう ロシアのサンクトペテルブルクで開かれた20カ国 地域 (G20) 首脳会議では ロシアや中国などから対シリア軍事行動への反対が強まる中 オバマ米大統領は介入を目指す方針を崩さず 見解の一致を見ないまま閉幕 一方 シリアのアサド大統領は自国民に対する化学兵器使用を否定し 化学兵器の使用を裏付ける確実な証拠もないと述べている 米国がシリアに対して軍事行動に出た場合 短期間の限定空爆で終われば 市場への影響は限定的だが イスラエルへの報復攻撃や ロシア参戦など他国への広がりを見せる展開となるなら リスク回避モードが強まる可能性には注意したい 9 月 17~18 日の米連邦公開市場委員会 (FOMC) では 量的緩和の縮小が決まるかどうかが注目 いつから どの程度の規模になるかがポイントとなる 雇用統計は弱かったものの 8 月の米 ISM 製造業景況指数は55.7となり 2 年 2カ月ぶりの高水準となるなど景気回復を示す指標も多くあり FRBによる資産購入 ( 月額 850 億ドル ) が 早ければ9~10 月には100~200 億ドルの規模縮小が実行に移されるとの見方も強い

3 東京金 (9/6 清算値 :4,391 円 ) 先週レビュー 先週レポートで 価格帯別出来高の厚い水準とも重なる1300ドル~1 350ドル水準は固い支持線 同水準を割り込まない限りは押し目買い基調が継続見通し 南アの各業界でストライキが拡大しており 自動車工場や建設 空港労働者の労働者 12 万人以上がスト実施に続き 金鉱山会社の労働者もストを実施する予定 としたが 先週は 米議会指導部がシリアへの軍事介入を支持したこと ( 共和党のベイナー下院議長や民主党のペロシ下院院内総務が支持 ) を受けて上昇したが 週間失業保険申請件数や8 月のISM 非製造業総合指数が好調な内容となり 米連邦準備理事会 (FRB) の資産買い入れ縮小観測もあり 上値は抑えられた 南アでは金鉱山会社で全国鉱山労働者組合 (NUM) が3 日からストに突入したが NUMは60% の賃上げ要求を引き下げる意向も示し 交渉が進むとの期待感が出たことも上値抑制要因となった 週末のNY 金 (12 月限 ) は反発 米量的緩和縮小観測や 南ア金鉱山のスト縮小で前日安値を下回ったが 米雇用増加数が予想を下回ったことから9 月縮小観測が後退し 急反発に転じた 南ア金鉱山のストに関しては 南ア鉱山労働者組合に所属する組合員の一部が会社側提案を受け入れ 職場に復帰する人数が増えていると報じられた CFTC 建玉明細 (9/3 現在 ) によると大口投機玉は 78,191 枚の買い越し 前週 (78,289 枚の買い越し ) から縮小 今週見通し 戦略 米上院外交委員会はシリアへの限定的な軍事介入を承認 11 日の本会議で採決される見通し G20 首脳会議では ロシアと中国を含めた新興国 (BRIC S) や欧州連合 (EU) が不支持を表明 オバマ米大統領を全面的に支持しているのはフランスのみ 米国が攻撃に踏み切った場合 期間 地域が限定的となるのか 報復などで泥沼化するのかで市場の反応は正反対となる FOMC シリア問題など不透明感の漂う中 安全資産 としての金買い需要は根強いと見る

4 東京白金 (9/6 清算値 :4,780 円 ) 先週レビュー 先週レポートで 南アでのストライキが拡大している 29 日時点では自動車工場や建設 空港労働者の労働者 12 万人以上がストを実施 週末には繊維業界 ガソリンスタンド 自動車のディーラー 金鉱山会社の労働者もストを実施予定で 今週には22 万人以上に増加する模様 アングロ アメリカン プラチナム ( アンプラッツ ) は雇用削減計画を当初の 1 万 4000 人から 7000 人に縮小したが 今後の賃金交渉次第では雇用削減拡大 減産の可能性も 押し目買い維持 としたが 先週のNY 白金 (7 月限 ) は 金堅調につれ高となる場面も見られたが 米連邦準備理事会 (FRB) の資産買い入れ縮小観測をきっかけに反落 一部の南ア 金鉱山のストライキ収束報道も一因 南アの全国鉱山労働者組合 (NUM) は 金鉱山会社で3 日からストライキを実施しているが 60% の賃上げ要求について 引き下げる意向を示したことから 今後の交渉が進むとの期待感が高まった 週末のNY 白金 (10 月限 ) は 反発 ドル高や金の下落 南ア金鉱山ストの一部終結で下落したが 米雇用増加幅が予想を下回って量的緩和縮小懸念が後退したため 前日高値を抜いた CFTC 建玉明細 (9/3 現在 ) によると大口投機玉は 37,784 枚の買い越し 前週 (37,731 枚の買い越し ) から拡大 今週見通し 戦略 8 月の米自動車販売は17% 増加し 年率 1609 万台 事前予想の1580 万台を上回り 2007 年 10 月以来の高水準となった 一方 ユーロ圏で8 月の自動車販売が急減 米上院外交委員会で シリアへの軍事攻撃が承認 米議会でも承認されると見られ 米軍による攻撃が短期的に終わるのか イスラエルへの報復を交えて泥沼化するのか 見極めたい 既に IT 戦争は始まっているとも言われ トレーディングシステムを始めとする電子機器への影響にも注視したい 基本的には南ア 生産コストが下値支持として意識される中 金融市場の波乱がなければ押し目買い基調が継続すると見る

5 東京ゴム (9/6 清算値 :282.7 円 ) 先週レビュー 先週レポートでは 28 日に国内自動車大手 8 社から発表された7 月の国内自動車生産台数は 前年同月期比 2.1% 減の86 万 1600 台にとどまった エコカー補助金制度終了に加え 海外生産の増加が減少要因 4 日に8 月の米新車販売台数の発表がある 2 日には中国 PMI の発表もあり 良い数字が出ると好感される可能性 としたが 先週は中国の経済統計は1 日に中国物流購買連合会が発表した8 月の製造業担当購買者景況指数 (PMI) が前月比 0.7 高の51.0となり 不況と好況の目安の50を1 1カ月連続で上回り 2 日にHSBCから発表された8 月の製造業購買担当景気指数 (PMI) 改定値 ( 確定値 ) も50.1となり GAP( 窓 ) を空ける上伸となり 7 日には287.9 円の高値をつけた その後 修正局面入りとなった 2 日から3 日の上昇は中国が国家備蓄を増やすため 天然ゴムを5 万 ~6 万トンの買い付けを今年の下半期に行うとの報道も一因 米自動車販売 8 月の米自動車販売は前年同月比 17% 増の150 万 3151 台 前年同月比は今年に入ってから最大を記録 前年同月比プラスは2011 年 7 月以降 27 カ月連続 8 月の販売台数は 年率換算では1609 万台となり 予想の158 0 万台を上回り 2007 年 10 月以来 約 6 年ぶりの高水準を記録 今週の見通し 戦略 米上院外交委員会は3 日 オバマ大統領が求めていたシリアに対する軍事介入に対する承認について 戦闘行為に地上軍を投入しないこと 軍事行動を最長 9 0 日と期限を設けることなどを盛り込んだ決議案を承認 11 日の本会議で採決される見通し また タイの南部産地ではタイ政府のゴム価格上昇政策の一環の買い取り策に対し 抗議行動が継続 ゴム農家による幹線道路封鎖が2 週間近く続いている 高値警戒感は強いものの不透明感から下値も限定的

6 東京米国産大豆 (9/6 終値 :54,080 円 ) 先週レビュー 先週レポートでは 上げ過程で空け たGAPが下値支持帯も 同水準を埋める展開も要想定 としたが 先週のシカゴは 週間作況報告で3 週連続の作柄後退が確認されたが 高値更新できずに反落 徐々に産地の天候よりも ハーベスト プレッシャーを警戒する地合いとなってきた 週末のシカゴ (11 月限 ) は堅調 産地の降雨予報やコーンとのスプレッド解消売りが圧迫する一方 気温上昇予報による作柄悪化懸念や民間業者の生産高見通しの下方修正が下支え 週間輸出成約高が高水準だったこともありプラスに浮上 CFTC 建玉明細 (9/3 現在 ) によると大口投機玉は 165,762 枚の買い越し 前週 (139,813 枚の買い越し ) から拡大 インフォーマ エコノミクスが米国大豆生産高見通しを32 億 3900 万 Bu 単収をエーカー当り 42.4Buとし 前回見通し (32 億 6600 万 Bu 42.7Bu) を下方修正 米農務省見通し (32 億 5500 万 Bu 42.6Bu) を下回った 週間純輸出成約高(8 月 29 日までの一週間 ) 大豆 :84 万 9200トン ( 事前予想 :50 万 ~92.5 万トン ) 週間作物進度報告(9 月 1 日までの週 ) 着ザヤ :92%( 前週 84% 前年 98% 平年 96%) 作柄 : 良 以上 54%( 前週 58%) 劣 以下 15%( 前週 13%) 今週の見通し 戦略 インフォーマ エコノミクスなどから単収予想引き下げが相次いでおり 需給報告では 生育期の終盤で高温 少雨に見舞われた単収がどの程度になるかが注目 ただし 41ブッシェル前後の単収は14ドル台で織り込んでいると思われ 事前予想を大きく下回る強気の内容とならなければ 強気の反応は一時的で ハーベストプレッシャーや金融市場の動向に関心が向く可能性

7 東京とうもろこし (9/6 終値 :25,530 円 ) 先週レビュー 先週レポートでは 中西部産地のコーンは 高温 乾燥の被害を受けやすい受粉期を過ぎており 8 月後半の高温 乾燥の影響は限定的か?~ 中略 ) ハーベストプレッシャーが意識される流れ としたが 先週のシカゴは 作況報告で作柄が低下したものの 大豆と異なり8 月の天候異変の影響は限定的との見方から大幅安となった 週末のシカゴコーン (12 月限 ) は急反発 弱気の週間輸出成約高や産地の降雨予報で値を消したが 生産高見通しの下方修正や大豆とのスプレッド解消買いで反発 インフォーマ エコノミクスが米国コーン生産高見通しを140 億 万 Buと予想し 前回見通しを1 億 2700 万 Bu 下方修正したことも一因 CFTC 建玉明細 (9/3 現在 ) によると大口投機玉は 38,268 枚の売り越し 前週 (31,743 枚の売り越し ) から拡大 週間作物進度報告(9 月 1 日までの週 ) 成熟 :4%( 前週発表なし 前年 38% 平年 17%) デント :42%( 前週 23% 前年 84% 平年 61%) 作柄 : 良 以上 56%( 前週 59%) 劣 以下 16%( 前週 14%) 週間純輸出成約高(8 月 29 日までの一週間 ) コーン :21 万 5100トン ( 事前予想 :35 万 ~67.5 万トン ) 今週見通し 戦略 9 月 12 日の米農務省 (USDA) 需給報告が注目材料 春の長雨による作付け遅れや 8 月の高温乾燥の天候の生産高への影響をどう評価するかが注目されるが 一時的に強気の内容となっても その後は シーズナル要因のハーベストプレッシャーが上値を抑える展開が予想される 高値飛び付き買いは避けたい

8 東京原油 / ガソリン / 灯油 (1) 先週レビュー 先週レポートでは 西側諸国のシリアに対する軍事行動の可能性が後退しているため 売られた格好となっている シリアは主要な産油国ではなく 攻撃が短期間で限定的なものとなれば原油に対する押し上げ圧力は限定的か? ただし エジプト情勢の緊迫化の継続していることに加えて リビアの原油生産が細っていることが下値を支えそう ~ 中略 ) 地政学リスクやハリケーンリスの急速な高まりがなければ NY 原油は105ドル ±5 ドルのレンジ相場が継続見通し 9 月の月足べースでの陽線確率も低い傾向 (2 000 年 ~) としたが 先週のNY 原油 (10 月限 ) は ドル (8/28 高値 ) を起点に急反落して ドル (9/3 安値 ) まで下振れしたものの その日の内に長い下ヒゲを付けて値を戻しレンジ相場が継続している 米国の上院外交委員会で 最長 90 日で地上戦を行わないという限定的な軍事行動という条件で承認する旨の決議案が出た 週末のNY 原油 (10 月限 ) は 大幅続伸 米雇用統計で非農業部門の就業者数が事前予想の前月比 18 万人増を下回る 16 万 9000 人増にとどまったことで米量的緩和政策の早期縮小観測が後退し 株高 ドル安となったことが好感されて始まった その後 オバマ米大統領が米国民に10 日 テレビ演説で軍事攻撃を支持する理由を説明すると発表したあと ロシアのプーチン大統領がシリア支援を続けると発言したことから 株価は下落したものの 中東懸念をはやした買いで急伸した CFTC 建玉明細 (9/3 現在 ) によると大口投機玉は 原油が339,348 枚の買い越し 前週 (345,130 枚の買い越し ) から縮小 ヒーティングオイルが14,100 枚の買い越し 前週 (14,009 枚の買い越し ) からほぼ変わらず 改質ガソリンが57,814 枚の買い越し 前週 (54,329 枚の買い越し ) から拡大

9 東京原油 / ガソリン / 灯油 (2) 米週間在庫 エネルギー情報局 (EIA) が5 日に発表した8 月 30 日までの週間石油統計 は以下の通り 市場の事前予想は 原油在庫が前週比 130 万バレル減少 ガソ リンが20 万バレル減少 留出油が90 万バレル増加 前週比 原油 3 億 6021 万 2000バレル 183 万 6000バレル減少 ガソリン 2 億 1598 万 7000バレル 182 万 7000バレル減少 留出油 1 億 2958 万 6000バレル 54 万 9000バレル増加 製油所稼働率 石油元売り 精製各社の製油所で停止中のトッパー ( 常圧蒸留装置 ) は6 日現在 3 基 日量 20 万 1000バレル 前日より 現有能力 (27 製油所 37 トッパー 日量 433 万 9,700 バレル ) に対する停止率は4.6% で変わらず 停止能力の内訳は 中京を含む東日本で 6 万 7,000 バレル 西日本では 13 万 4,000 バレル

10 東京原油 / ガソリン / 灯油 (3) 東京原油 (9/6 清算値 :65,780 円 ) 先週レポートで 西側諸国のシリアに対する軍事行動の可能性が後退しているため 売られた格好となっている シリアは主要な産油国ではなく 攻撃が短期間で限定的なものとなれば原油に対する押し上げ圧力は限定的か?~ 中略 ) 地政学リスクやハリケーンリスの急速な高まりがなければ NY 原油は1 05ドル ±5ドルのレンジ相場が継続見通し 9 月の月足べースでの陽線確率も低い傾向 (2000 年 ~) IEAは 世界の原油市場の供給は十分で 緊急備蓄の放出は必要ないとの見解を示した としたが 先週は NY 原油の急反落で 63,870 円 (9/2 安値 ) まで深押しも 週末にかけての円安やNY 原油の反発でGAPを空けての上昇となった ロシアのサンクトペテルブルクで開催されていた20カ国 地域 (G20) 首脳会議は6 日 閉幕 シリア問題で対立するアメリカとロシアの歩み寄りは見られず プーチン大統領は シリア反体制派が外国の支援を得るために化学兵器を使用した と主張し シリアへの武力行使が行われた場合には アサド政権を助ける と明言 一方 日米など11ヶ国は シリアには化学兵器を使用した責任があるとして 強力な国際的対応を求める 共同声明を発表 米上院外交委員会は3 日 オバマ大統領が求めていたシリアに対する軍事介入に対する承認 11 日の本会議で採決される見通し オバマ大統領は 10 日に国民向けにシリア問題に関する演説を行う予定 米軍によるシリア攻撃が限定的なもので終われば 原油市場への影響は限定的となろうが 泥沼化になるようなら 下げ難い地合いとなろう ただし 地政学リスクから噴き上げた場合 国際エネルギー機関 (IEA) が 加盟国に対して 2011 年以来の戦略石油備蓄 (SPR) 放出を要請する可能性が高まる まずは NY 原油の8 月 28 日上ヒゲ高値 ~9 月 3 日の下ヒゲ安値のレンジ放れ待ち

11 東京原油 / ガソリン / 灯油 (4) ガソリン (9/6 清算値 :77,910 円 ) 石油連盟週報 (8 月 25~31 日 ) によると ガソリンの週末在庫は 前週比 1.9% 増の214 万 2378キロリットル 週間原油処理量は同 1.9% 減の 395 万 8773キロリットル 出荷量は ガソリンが同 4.7% 減の106 万 2031キロリットル 先週レポートで シリア情勢の緊迫化もある中での新甫発会で先限は 対他限月比でやや買われ過ぎ感も 雇用統計を受けた金融市場の動きや 地政学リスクを巡る動きの中で 急速に鞘の動きが出る可能性には注意したい としたが 先週は76,370 円 (9/2) まで急落したものの 週末にかけて円安 +NY 高で反発 出来高を伴って付けた8 月高値 (78,870 円 ) の攻防が焦点 終値ベースで同水準を抜けると踏み上げも要想定 灯油 (9/6 清算値 :80,230 円 ) 石油連盟週報 (8 月 25~31 日 ) によると 灯油の週末在庫は 同 1.9% 増の300 万 8344キロリットル 出荷量は 灯油が同 43.7% 増の18 万 4181キロリットル 先週レポートで シリアは主要な産油国ではなく 攻撃が短期間で限定的なものとなれば原油に対する押し上げ圧力は限定的か? としたが 先週はNY 原油の修正もあり 78,300(9/2 安値 ) まで深押したものの 週末にかけて円安 +NY 原油高で反発 8 月高値をザラバで上抜いてきた 米軍によるシリア攻撃が 短期的 地域限定的となるか否かが焦点 この場合は NY 原油の上値も限定的となろう 一方 シリアがイスラエルに報復攻撃 それに伴い他の産油国へ飛び火する事態となれば 強い押し上げ要因となろう

12 週間予定 (9/6~9/15) チャート画像は 株式会社オーバルネクストの Win-Station によるものです 当該画像の著作権は 同社に帰属します

13 2013/09/09 更新 国内貴金属 非鉄市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) 総出来高 総取組高 年初来高値年初来安値 東京金 4, (-1.2%) 319, ,935 5,081 3,750 東京銀 (-0.5%) 2,250 3, 東京白金 4, (-0.8%) 86,869 48,911 5,300 4,125 東京パラジウム 2, (-5.4%) 1,502 1,830 2, , ドル円 ( 東京 17 時 ) 海外商品市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) NY 金 ($/onz) 1, (-0.7%) NY 白金 ($/onz) 1, (-2.1%) NY 銀 ( /onz) (+1.6%) LMEアルミ (3ヶ月 $/t) 1, (+0.6%) ロコ ロンドン (PM $/onz) 1, (-0.6%) CRB 指数 (+0.7%) 為替 株式市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) ドル円 (+1.5%) ユーロドル (-0.9%) 日経平均株価 13, (+3.5%) NYダウ 14, (+0.8%) S&P 500 1, (+1.4%) NADAQ 3, (+2.0%) DAX 8, (+2.1%) ハンセン指数 22, (+4.1%) 上海総合株価指数 2, (+2.0%) 東京金先限 ( 日足終値 ) 5MA 25MA 2013/5/ /7/4 2013/8/ /4/ /5/ /7/ /8/26 NY 金期近 ( 日足終値 ) 5MA 25MA 2013/5/ /7/3 2013/8/15 注 ) 国内商品市場は先限価格 海外商品市場は期近価格 為替は東京 17 時現在 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較 また統計数値に関しては最新週と前週値との比較 当資料は情報提供を目的としており 当社取扱商品に係る売買を勧誘するものではありません 内容は正確性 完全性に万全を期してはおりますが これを保障するものではありません また 当資料により生じた いかなる損失 損害についても当社は責任を負いません 投資に関する最終決定は お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します また 当資料の一切の権利は日本ユニコム株式会社に帰属しており 無断で複製 転写することを禁じます

14 2013/09/09 更新 国内エネルギー ゴム市場前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) 総出来高 総取組高 年初来高値年初来安値 東京原油 65, (+0.3%) 26,426 17,312 66,750 57,320 東京ガソリン 77, (+0.4%) 44,227 17,933 82,280 68,030 東京灯油 80, (+0.9%) 14,879 20,262 82,030 69,000 東京ゴム (+5.1%) 62,085 24, 海外商品市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) NY 原油 ( ドル / バレル ) (+2.7%) NYRBOB( ドル / ガロン ) (-1.3%) NYヒーティングオイル ( / ガロン ) (+0.9%) IPEブレント ( ドル / バレル ) (+1.9%) CRB 指数 (+0.7%) 東京ガソリン先限 ( 日足終値 ) NY 原油期近 ( 日足終値 ) 2013/4/ /5/ /7/ /8/23 東京灯油先限 ( 日足終値 ) 原油 石油関連統計 最新週 週間変動幅 ( 率 ) 国内ガソリン在庫 2,142, ,822 (+1.9%) 国内灯油在庫 3,008, ,900 (+1.9%) 国内軽油在庫 2,050,362-8,835 (-0.4%) 国内レギュラー価格 ( 円 /l) (+0.6%) 米国原油在庫 360,212-1,836 (-0.5%) 米国ガソリン在庫 215,987-1,827 (-0.8%) 米国ディスティレート在庫 129, (+0.4%) 米製油所稼働率 (%) (--) * 在庫の単位は国内が (Kl) 米国が(1000B/D) 参照 : 石油連盟 石油情報センター EIA( 米エネルギー情報局 ) MA 25MA 2013/5/ /7/4 2013/8/ MA 25MA 2013/5/ /7/4 2013/8/16 注 ) 国内商品市場は先限価格 海外商品市場は期近価格 為替は東京 17 時現在 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較 また統計数値に関しては最新週と前週値との比較 当資料は情報提供を目的としており 当社取扱商品に係る売買を勧誘するものではありません 内容は正確性 完全性に万全を期してはおりますが これを保障するものではありません また 当資料により生じた いかなる損失 損害についても当社は責任を負いません 投資に関する最終決定は お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します また 当資料の一切の権利は日本ユニコム株式会社に帰属しており 無断で複製 転写することを禁じます

15 2013/09/09 更新 国内穀物 ソフト市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) 総出来高 総取組高 年初来高値年初来安値 東京とうもろこし 25, (-0.0%) 6,129 10,398 28,970 24,040 東京一般大豆 54, (+1.8%) 3,631 11,300 56,340 48,450 東京コメ 12, (-1.8%) ,500 12,360 東京小豆 11, (-1.8%) 417 1,367 12,470 11,430 東京粗糖 42, (+1.8%) ,380 38,350 海外商品市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) シカゴコーン ( /Bu) (-0.7%) シカゴ大豆 ( /Bu) 1, (+0.9%) シカゴ小麦 ( /Bu) (-1.3%) NYコーヒー ( / ポンド ) (+1.7%) NY 砂糖 ( / ポンド ) (+2.8%) CRB 指数 (+0.7%) 東京コーン先限 ( 日足終値 ) 東京粗糖先限 ( 日足終値 ) 2013/4/ /5/ /7/ /8/26 東京一般大豆先限 ( 日足終値 ) 穀物関連統計 最新週 前週比 / データ日付 週間輸出成約高 ( コーン ) (15.1) (8/22) 週間輸出成約高 ( 大豆 ) (3.2) (8/22) 週間輸出検証高 ( コーン ) 17, ,377.0 (8/29) 週間輸出検証高 ( 大豆 ) 1, ,079.0 (8/29) 作柄 ( コーン ) 56% -3 (9/2) 作柄 ( 大豆 良以上 ) 54% -4 (9/2) * 輸出統計の単位は (1000Bu) 作柄は全体に占める割合(%) 参照 :USDA( 米農務省 ) MA 25MA 2013/5/ /7/4 2013/8/ MA 25MA 2013/5/ /7/4 2013/8/16 注 ) 国内商品市場は先限価格 海外商品市場は期近価格 為替は東京 17 時現在 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較 また統計数値に関しては最新週と前週値との比較 当資料は情報提供を目的としており 当社取扱商品に係る売買を勧誘するものではありません 内容は正確性 完全性に万全を期してはおりますが これを保障するものではありません また 当資料により生じた いかなる損失 損害についても当社は責任を負いません 投資に関する最終決定は お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します また 当資料の一切の権利は日本ユニコム株式会社に帰属しており 無断で複製 転写することを禁じます

16 留意事項 商品先物取引 商品先物取引は 商品市場における相場の変動により損失が生じることのある取引です ( 通常取引は お客様が預託する証拠金の額にくらべて取引金額が大きいため 損失の額が預託する証拠金の額を上回ることがあります ) お取引を始めるに際しては 契約締結前交付書面 及び 受託契約準則 等を熟読し 取引内容や仕組み リスク等を十分にご理解 ご確認のうえ ご検討くださいますようお願いいたします 当社の証拠金の額に対する取引金額の割合は 商品や約定値段によって異なりますので現時点では明示できませんが 通常取引では概ね 20 倍 ~40 倍程度 損失限定取引では概ね 1 倍 ~10 倍程度となります また お客様が最初に預託する証拠金の額は商品により異なり 通常取引の最高額は 1 枚当り 360,000 円 損失限定取引の最高額は1 枚当り 4,443,000 円です ただし 通常取引は その後の相場の変動によっては追加の証拠金預託が必要になる場合がありますのでご注意ください 追加に必要となる証拠金の額は 商品や相場の変動によって異なります 建玉時及び決済時の取引手数料は商品や取引形態によって異なり 片道 1 枚当りの取引手数料は以下の通りです 対面取引 ( 通常取引 ) 1,286 円 ~11,340 円 対面取引 ( 損失限定取引 ) 2,940 円 ~15,876 円 コールセンター取引 820 円 ~2,100 円 ( 上記の証拠金及び取引手数料は平成 25 年 8 月 30 日の帳入値をもって算出 ) 当社ディスクローズ資料は本社および日本商品先物取引協会 ( ホームページ ) で閲覧できます お客様相談窓口 日本ユニコム株式会社営業管理部東京都中央区日本橋蛎殻町 日本商品先物取引協会相談センター東京都中央区日本橋小網町 9-4 TEL: URL: 商品先物取引業者日本商品先物取引協会会員日本ユニコム株式会社

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Microsoft Word - week doc 東京為替 (1) 先週レビュー 先週レポートで ECB 理事会や雇用統計 中国の3 中全会を控えて 三角保合いを放れるまでには至らない可能性 経済指標が改善していれば 来年 1 月に任期を迎えるバーナンキ議長が最後のF OMC(1 月 28~29 日 ) で量的緩和の縮小に動く可能性もあるが この時点では債務上限引き上げで米議会が合意を見せていない場合 1 月のFOMCでの量的緩和の規模縮小は見送られる可能性

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Microsoft Word - week doc 東京為替 (1) 先週レビュー 先週レポートで 今週は内外で重要イベントが相次ぐ 26 29 日には 中国で党中央委員会第 5 回全体会議 (5 中全会 ) が開かれ 次期 5カ年計画が示される ~ 中略 ) 27 28 日には 10 月米連邦公開市場委員会 (F OMC) が開催される 今回会合での利上げは見送りとの見方がコンセンサスだが 声明で年内利上げ開始が示唆されるとの見方が強い ~ 中略

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1997 2019.1.15( 作成日 2019.1.11) ウィークリー テクニカルレポート 岡藤商事株式会社 当レポートは情報提供を目的としており お取引の判断はご自身で行ってください CONTENTS 金 白金 ハ ラシ ウム 原油 カ ソリン 灯油 ゴム トウモロコシ ドル円 No.1242 WEEKLY TECHNICAL REPORT 東京金 - 移動平均超え ( 上昇トレンドへの回帰 ) を試す

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