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1 製品の文書 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 PUBLIC 販売

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3 目次 1 販売 ビジネスバックグラウンド 顧客請求の税繰延 税決定... 9 税決定... 9 税決定詳細 税決定 - 米国 関係者処理 活動管理 キットプロセスフロー ISR 支払 - スイス ISR を使用した支払処理 - スイス マニュアル顧客請求書およびクレジットメモの承認 アカウント管理 ビジネスバックグラウンド アカウント管理 活動管理 顧客からの前受 / 前払金 住所管理 ビジネスパートナ重複チェック アカウントビュー アカウントクイックガイド ビジネスバックグラウンド タスク アカウント階層 アカウント階層クイックガイド ビジネスバックグラウンド 取引先担当者ビュー アカウント管理における取引先担当者のクイックガイド ビジネスバックグラウンド タスク パートナビュー パートナクイックガイド 活動ビュー 活動クイックガイド ビジネスバックグラウンド タスク SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 目次 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 3

4 3.7 レポートビュー 活動履歴 受注金額 アカウントコラボレーションデータ アカウントコンタクトデータ アカウント詳細 アカウント責任データ 顧客請求 ビジネスバックグラウンド 顧客請求書処理 Golden Tax の顧客請求 - 中国 顧客からの前受 / 前払金 フレキシブル伝票採番 - インド 請求書の処理 - メキシコ 一括データ実行 (MDR) 複数の税登録 - インド 顧客請求伝票の採番 Customer Relationship Management での価格設定 リバースチャージ制度による税決定 Microsoft Excel を使用した請求伝票の承認情報のアップロード - メキシコ 請求書伝票の印刷書式におけるバーコードの使用 - メキシコ 通関伝票の追跡 - メキシコ クレジットカード承認実行ビュー クレジットカード承認実行のクイックガイド Golden Tax 請求書ビュー Golden Tax 請求書クイックガイド - 中国 請求書実行ビュー 請求書実行クイックガイド 請求書伝票 請求書伝票のクイックガイド 請求書依頼ビュー 請求書依頼のクイックガイド 顧客請求書の登録 - メキシコ POS トランザクションビュー POS トランザクションクイックガイド ビジネスバックグラウンド タスク プロジェクト請求ビュー プロジェクト請求クイックガイド 定期請求書テンプレートビュー 定期請求書テンプレートのクイックガイド レポートビュー 顧客請求の未処理伝票 請求書金額 顧客プロジェクトの概要 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月目次

5 5 新規ビジネス ビジネスバックグラウンド Customer Relationship Management での価格設定 利益マージン リードビュー リードのクイックガイド ( 新規ビジネス ) ビジネスバックグラウンド タスク 案件ビュー 案件クイックガイド ビジネスバックグラウンド タスク 販売見積ビュー 販売見積クイックガイド Microsoft Excel を使用した販売見積の登録 Microsoft Excel を使用した契約の見積の登録 ビジネスバックグラウンド レポートビュー リードファネル リード数 案件ファネル 案件パイプライン 案件金額 販売パイプライン 販売見積ファネルおよび受注率 販売見積金額 受注 / 失注案件 製品およびサービスポートフォリオ ビジネスバックグラウンド Customer Relationship Management での価格設定 販売伝票およびサービス伝票での価格設定の使用 税決定 製品ビュー 製品のクイックガイド ( 製品およびサービスポートフォリオ ) ビジネスバックグラウンド サービスビュー サービスのクイックガイド ( 製品およびサービスポートフォリオ ) ビジネスバックグラウンド 製品カタログビュー 製品カタログクイックガイド 価格設定ビュー Customer Relationship Management での価格設定のクイックガイド ビジネスバックグラウンド SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 目次 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 5

6 6.6 レポートビュー 変更済品目 変更済サービス 新規品目 新規サービス タスク Microsoft Excel を使用した換算レートの登録 受注 ビジネスバックグラウンド 返品処理 受注処理 Customer Relationship Management での価格設定 販売伝票およびサービス伝票での価格設定の使用 受注の承認 与信限度チェック 請求書スケジュール 関係者処理 受注ビュー 受注クイックガイド 受注与信実行 顧客契約ビュー 顧客契約クイックガイド 返品ビュー 返品のクイックガイド ( 受注 ) レポートビュー 受注金額 受注金額履歴 受注返品率 販売計画 ビジネスバックグラウンド 販売計画 販売計画クイックガイド SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月目次

7 1 販売 概要 SAP Business ByDesign ソリューションでは 案件 見積 受注 および請求書に関する顧客関連情報への総合的なアクセスが提供されます 従業員は SAP Business ByDesign のデータを使用し 製品利用可能在庫の確認 正確な予測の実行 今後の販売の予測 およびクロスセリングやアップセリングの案件を識別することができます SAP Business ByDesign では 顧客との円滑なインタラクションがサポートされ 販売スタッフが販売パイプラインを満たし 最も有望なリードにフォーカスし 販売プロセスを促進することが支援されます 関連 販売事業領域は 以下のサポートを必要とする場合に関連します アカウントおよびアクティビティ管理 新規ビジネス 製品およびサービス販売 製品およびサービスポートフォリオ 顧客請求 利点 従業員は顧客を完全に可視化することができます SAP Business ByDesign ソリューションでは マーケティング 販売 財務会計などの会社のさまざまな領域の顧客関連情報が使用されます それにより 顧客の総合的で完全な可視化を提供するオンラインファクトシートが構築されます 従業員は 案件 見積 受注 請求書 およびサービス依頼などのすべての顧客関連情報を 1 つの場所で確認することができます ファクトシートに含まれるレポートやメトリクスを使用して 従業員は業務において効果的な決定をすることができます 従業員は 必要な顧客情報を必要なときに取得します SAP Business ByDesign では Customer Relationship Management プロセスと他のコアビジネスプロセスとの統合がサポートされるため 組織全体の従業員は 権限を持っている顧客対応用アクティビティから関連情報へ即時にアクセスすることができます 従業員は 各受注のステータス概要を確認することもできます 受注が SAP Business ByDesign で登録されると サプライチェーングループは自動的に通知され オーダーフルフィルメントプロセスを開始することができます 受注が出荷されて請求されると 財務部門は記帳された 取引を分析して獲得した利益を決定し 販売管理チームは受注を評価して予測される利益を決定します 価格設定を標準化することができます SAP Business ByDesign では 価格リストを柔軟な価格設定方針を使用して定義することができます そのため 適切な承認済の価格および割引は自動的に計算され 見積 受注 および請求書に適用されます 統合された管理承認プロセスによって 見積や受注処理および価格リスト設定に対して全体的な管理を保持することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 販売 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 7

8 2 ビジネスバックグラウンド 2.1 顧客請求の税繰延 概要 サービスの顧客請求書を登録する際に 税額の一部を繰り延べて 顧客による税額控除として使用することができます 税繰延スキームを適用すると 負担する合計税の支払が 請求済の供給またはサービスの支払を受け取る期間の期末に延期されます 顧客が請求書金額の一部のみを支払う場合 支払う繰延税は支払われる請求書金額に比例します たとえば 顧客が請求書総額の 3 分の 1 を支払う場合 会社は請求書の税額の 3 分の 1 を支払う必要があります 前提条件 フランスとスイスの場合 税管理 税務当局 会社の税務規定の順に選択して 繰延税タブの税繰延 の権限ありチェックボックスを選択しておきます イタリアの場合 このアカウントの税を繰り延べる必要があることを示すために アカウント 一般 業 種の順に選択して行政を選択しておきます フランスの場合 繰延税に関する設定が事前に設定されています この設定は ビジネスコンフィグレーショ ンワークセンタの微調整アクティビティ商品とサービスの税 - フランスで変更することができます 以下の表で 各国の計算ルールとコンフィグレーションについて明確に理解することができます 国 会社の税務 製品タイ ビジネスパ コメント 規定 プ : サービ ートナ関 ス 連 フランス X X フランスでは すべてのサービス取引の納税繰延を税務当局に申請す るオプションがあります イタリア X ビジネスパートナは行政セクタに属しています インド X メキシコ メキシコでは すべての取引の納税繰延が法的要件となっています 請求書の登録と支払が同時に行われる場合以外は 消費税と IEPS 税 は常に繰り延べられます ( 小売企業の場合のみ ) スイス X プロセスフロー 納税繰延のプロセスフローの概要を以下に示します 1. 繰延税が適用される明細を含む顧客請求伝票 ( 顧客請求書やクレジットメモなど ) を登録します 先行伝票 ( 受注やサービスオーダーなど ) から請求伝票を登録する場合は 税繰延のチェックボックスのステータスが先行伝票から請求伝票に転送されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

9 コンフィグレーションに従って明細ごとに税繰延チェックが設定されます 請求書の特定の明細に関す る税繰延ステータスを変更する必要がある場合は すべて表示 明細 税の順に選択し この チェックボックスを選択またはクリアします メキシコの場合 ステータスのチェックのみが可能です 設定の変更はできません 2. 請求伝票をリリースします 請求伝票が総勘定元帳に転記されます 税はまだ支払対象ではないため システムではこの税を通常の仮受消費税勘定に転記することができません このため この税は 当面 繰延税用の別の勘定に転記されます 3. 会社は請求伝票を顧客に転送し 顧客はそれを以下のように処理します 請求書の場合 顧客は支払を行います 会社の記帳担当者はこの支払をシステムに記録します 税額は繰延税勘定から消し込まれ 通常の仮受消費税勘定に転送されます 税は支払対象になり 現レポート期間の納税申告書でレポートされます クレジットメモの場合 顧客は 将来の支払に対して使用できるようにこの貸方額を記録します 2.2 税決定 税決定 概要 Business ByDesign では 税イベントが用意され その結果の数値を使用して税レポートが生成されます ただしこの自動生成レポートは 顧客独自またはユーザ独自の税評価に優先して使用するものではありません SAP は 自動生成レポートまたは生成される税レポートの正確性に関しては 一切責任を負いません 通常 各企業には 売買した製品や利用したサービスについて税を計算すること およびその顧客に対してそれらの税を課すことが法的に義務付けられています 製品またはサービスが提供されたら 該当する税務当局にそれらの税を申告して納付する必要があります 税の計算は 受注伝票 請求書 クレジットメモ 前受 / 前払金伝票などの業務伝票に対して行います 国によって税法は異なるため 特定の取引について正しい税額を計算しようとすると煩雑さは避けられません 以下の税タイプについては 税の計算が自動的に行われます 消費税 (VAT) この税は 欧州連合加盟国をはじめ多くの国で導入されていますが 各国間で多くの違いが見られます たとえば カナダやオーストラリアなど一部の国では 消費税は物品サービス税として導入されています 売上税および使用税この税は米国で導入されているほか カナダでも類似の税方式 ( 州売上税 ) が導入されています 源泉徴収税この税は各国で導入されており その方式もさまざまです 米国の源泉徴収税を計算することができます また これらの税の強制申告を効率的に管理できるレポートツールが用意されています SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド P UB LI C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 9

10 前提条件 税決定に関するマスタデータ [ ページ 14] を登録しておきます 課税に関するソリューションスコープの定義課税に関するソリューションスコープを定義するためには 以下の処理が必要です ビジネスコンフィグレーションのビルトインサービスおよびサポートで 課税に関するソリューションスコープを指定します 税計算ビジネストピックは ビジネス環境ビジネスパッケージに存在します 見積でも税を計算する必要がある場合は スコーピングで該当するオプションを有効化します 質問ステ ップで 販売事業領域にナビゲートし 新規ビジネス > 税計算を伴う見積を選択します 要素 適用されうる税を正しく計算するため 利用可能な業務伝票から該当するデータが収集されます ユーザは ビジネ スケースに必要な情報を使用してシステムの設定を行う必要があります 多くのビジネスケースは事前に設定されて いますが 一部のケースではユーザ自身がシステムを拡張する必要があります 税決定に関する詳細 およびシステムによるデータのマージ方法や分類方法に関する詳細については 税決定の要素 [ ページ 16] を参照してください 税番号の決定 以下のような場合には 税番号が再度決定されます 税日付が変更された場合 購買者 販売者 または税レポートグループが変更された場合 税番号が間違っている場合 課税国が変更された場合 消費税 (VAT) 番号 輸出出荷の場合 域内出荷に対して税額免除を受けるためには 入庫の際に使用されるサービス受領者の消費税番号を記録する必要があります 1 つの顧客マスタレコードに複数の消費税番号が割り当てられている場合は 以下の基準に従って消費税番号が選択されます 納入先の所在国 ( 仕向国 ) の消費税番号 仕向国の消費税番号がマスタデータに入力されていない場合は マスタデータに入力されているその他の番号 を検索し 商品の発送国の番号とは異なる番号を選択 商品輸送の起点となる国の消費税番号のみ存在する場合 または消費税番号がまったく存在しない場合は 域 内出荷に関する前提条件が満たされていないため その出荷に対しては該当する税率で課税 マスタデータに入力されている消費税番号は 請求書に自動で表示されます この番号は 伝票の税タブ上で上書きできます ただし 上書きに使用できるのは アカウントマスタレコードに入力済の消費税番号のみです 海外で実施されるその他のサービスの場合 サービスの実施場所に関連する BtoB コミッションについては EU 指令 2008/8/EG および各国固有の課税法案に基づいて新たな規制が設けられています SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

11 通常 サービスが提供される場所は サービス受領者の住所として扱われます 納入先住所の所在国がアカウントの住所と異なる場合は その納入先住所がサービスの実施場所と見なされます この場合 サービスの課税地は納入先住所に基づいて決定されるため 税の決定方法に直接的な影響が及びます このような規制は たとえばドイツの売上税法第 3a 条 2 項に定められています もし税の決定方法がケースごとに異なれば 課税国や税コードなど該当する税データはマニュアルで適応させなければなりません サービス受領者が会社であるか個人であるかを区別するため システム ( 税のデシジョンツリー ) によって アカウントマスタデータに消費税番号が入力されているかどうかのチェックが行われます 消費税番号が見つからない場合 そのビジネスケースは 個人に対して実施されたサービスと見なされます そのためアカウントマスタデータを入力する際は 消費税番号を確実に入力することが重要です リバースチャージ制度 リバースチャージ制度とは 場合により顧客が消費税の支払義務を負い それを該当する税務当局に納付することが 法的に義務付けられた制度です これに該当する場合 事業者が発行する請求書には 消費税は含まれない代わり に 税債務が顧客に移し替えられる旨が記載されます その顧客は 消費税を計算して税務当局に納付する必要があ り 通常はそれと同時に仮払消費税控除を申請します 税債務をサービス受領者に移し替えることを リバースチャージ制度と呼びます 詳細については リバースチャージ制度による税決定 [ ページ 22] を参照してください 仕入先直送受注処理での課税 通常の販売シナリオにおいては 会社とアカウントとの間に直接取引が発生し 双方のビジネスパートナはその所在地が同一国内にあり 会社は生産した物品やサービスをアカウントに直接提供します こうしたシナリオでは 税に関する特別な規制は必要ありません しかし このビジネスシナリオに通常の状態とは異なるパラメータが 1 つ以上存在し なおかつアカウントの住所と納入先住所が同じでない場合などには そのシナリオの複雑度に応じて特別な規制が適用されます 詳細については 仕入先直送受注処理およびチェーントランザクションの課税 [ ページ 25] を参照してください 消費税納税申告書に使用する基準日 消費税納税申告書に使用する日付は 業務伝票によって異なります たとえば サプライヤ請求書には領収書日付が使用され 顧客請求書には転記日付が使用されます ただし必要であれば 納税期日を入力することもできます 納税期日の詳細については 税明細の納税期日を参照してください 仕訳伝票内の税コードの入力または変更 仕訳伝票内の税コードを入力または変更する手順は以下のとおりです 受注受注ワークセンタにジャンプし 新規受注を選択するか 編集する既存の受注を選択します すべて表示を選択します 明細タブページにジャンプし そこからさらに税タブページにジャンプします 税コードで選択した受注明細に対する適切なエントリを選択します 請求書またはクレジットメモ顧客請求ワークセンタにジャンプし 新規マニュアル請求書を選択するか 編集する既存の請求書またはクレジットメモを選択します 明細タブページにジャンプし そこからさらに税タブページにジャンプします 税コードで選択した請求書明細に対する適切なエントリを選択します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 11

12 購買発注購買依頼および購買発注ワークセンタにジャンプし 新規購買発注を選択するか 編集する既存の購買発注を選択します すべて表示明細を選択します 基本データタブページの税で 選択した購買発注明細に対する適切な税コードを選択します サプライヤ請求書サプライヤ請求書ワークセンタにジャンプし 購買発注なしの新規請求書を選択するか 編集する既存の請求書を選択します 概要タブページで 選択した請求書明細に対する適切な税コードを選択します 税のデシジョンツリー 税のデシジョンツリーを使用することで 税イベントが正しく決定されます 税のデシジョンツリーは 論理的に関連する一連の質問事項で構成されており それらの質問と伝票に入力されているデータとを見比べながら質問内容の真偽が判定されます こうして実態が絞り込まれ 最終的に税イベントおよび適正な課税方式が決定されます 質問には その内容と伝票に入力されているデータとを見比べながら回答します 基本的なプロセスはプロセスフローとして表すことができます 以下の例は ドイツに拠点を置く会社の税イベント " 第三国への輸出 " を決定するために使用される質問です 税のデシジョンツリーは 各国にそれぞれ割り当てられます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

13 プロセスフロー この税決定のプロセスフローではサンプルとして 請求書に対する税イベントの決定方法について説明します 1. 営業員がマニュアル請求書を登録して保存します 2. 必要なデータが入力されると 以下のような税関連データが税決定へ転送されます サプライヤおよび購買者の所在地 ビジネスパートナの税属性各国独自の法律に基づく非課税理由もこうした属性の 1 つです 製品の税属性税率タイプおよび非課税理由は 国 地域 および税タイプごとに異なる場合があります たとえば米国の場合 サービスは通常 課税対象ではないため 非課税理由は製品マスタデータに割り当てる必要があります 製品は通常 標準税率で課税されるため その他のエントリは不要です 3. 税関連データを使用して税決定が有効化され 税のデシジョンツリーで自動的にデータが処理されます 4. 以下の要素に基づいて税の計算が行われます 税イベント 税タイプ 標準消費税率などの税率タイプ 税率 (%) 課税対象額 5. 税決定の結果および計算の結果が受注に反映されます 計算された税が 価格設定タブ および明細タブの税タブに表示されます 決定された以下のような税詳細がすべて 税タブに表示されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 13

14 課税国 税コード 税管轄コード ( 課税国が米国の場合に使用 ) 税地域 ( 課税国がカナダの場合に使用 ) 税日付 税タイプごとに以下の項目が 1 行で列記されたテーブル 課税基準 税率タイプ 税率 非課税理由 ( 必要に応じて ) 税額 控除タイプ ( 購買伝票にのみ使用 ) 繰延税金フラグ ( フランスまたはインド ) 税管轄コードフラグ ( 米国 ) 地域フラグ ( カナダ ) な どの国依存パラメータ ( 必要な場合 ) ただし 税関連の取引すべてを正しく自動認識できるわけではありません そのため 取引の正しい課税国や税コードが決定されない場合に備えて 伝票内のデータはマニュアルで上書きすることが推奨されます 伝票内の課税国をマニュアルで変更する場合 入力ヘルプには税務当局が登録されている国のみが表示され それぞれの会社の課税方式は更新されます ただし 税務上売上をレポートする必要がある他の課税国を入力することもできます この場合 その国に対する個別 の税コードが表示されます また その国の税務当局を登録する必要があります さらに 取引に対し て会社の正しい税番号が特定されるように 伝票で税決定を再度トリガすることも必要です 税率が複 数ある国に対しては 税基準をマニュアルで入力することができます 取引のフォローアップ伝票内で サービス提供地のある国や受領者の所在国などの税関連データが変更 されても 課税国および税コードの決定が再度行われることはありません これは たとえばサービス オーダーに対して登録されているサービス確認や 受注に対して登録されているプロジェクト請求書の 住所データにおける変更に影響します 参照 関係者処理 [ ページ 28] 税決定 米国 [ ページ 28] ( この文書には テキサス州およびカリフォルニア州における納入時の課税や Nexus など 米国に特化したトピックが記載されています ) 税決定詳細 税決定のマスタデータ 販売プロセスでの決定が正しく実行されるように 以下のマスタデータを登録しておきます 税務当局 税管理ワークセンタで 会社を担当する各税務当局のマスタデータレコードを登録しておきます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

15 会社の税務規定 税務当局のマスタデータレコードで会社の税務規定を割り当てておきます 会社が登録されており 関連する税務当 局に税を申告したことを確認するために 税タイプの税番号を入力します アカウントマスタデータの免税証明書 米国 フランス イタリアなどの一部の国では 非営利組織などのアカウントは 納税を一定の期間免除されます これらのアカウントについて 適切な免税証明書番号および有効日付をアカウントマスタデータで定義します 免税証明書は 販売取引で考慮され 正しい顧客支払と適切な税務当局への適切な支払の両方を決定するために必要です 税日付において免税証明書が有効である場合 税は計算されません 免税証明書番号は支払伝票に自動的に入力されます 非課税理由をアカウントマスタデータに入力する必要があります 米国のアカウントマスタデータの税管轄コード アカウントマスタデータに税管轄を登録しておきます 会社 会社 アドレス 税管轄コードなどの会社データは組織管理に入力されます 製品 製品マスタレコードに他の情報を入力しない場合 製品は標準税率で課税されます 特定の国の標準税率を変更する場合は マスタデータで関連する製品に税率タイプおよび必要に応じて非課税理由を割り当てる必要があります サービス 税について 関連する税コードをシステムで決定できるように 提供するサービスのタイプ およびそれらの課税方法 または特定の業務トランザクションに対して税の責任を負う人を指定する必要があります 製品およびサービスポートフォリオワークセンタのサービスビューのサービス内容説明タブでサービスを入力し 必要に応じて 税タブでそれらを関連する非課税理由に割り当てるか サービスが提供されるロケーションでサービスが課税対象かどうかを指定します 修理部品が実装または設置される場合 税の意味は作業納入または作業実行です システムではこれらのケー スを自動的には決定できません 個別のインスタンスそれぞれで サービスおよび部品明細について税タブで適用可能な税コードを確認します 欧州連合固有の内容 特定のサービスは サービスを提供する会社の本店で常に課税されます このことは 本店がある国以外に存在するアカウントにこれらのサービスが提供される場合にも該当します そのようなサービスのマスタデータレコードでは 税タブの非課税理由項目に何も入力せず 仕向地での課税対象区分を設定しないようにします ディレクティブ 2008/8/EC と 2009 年度税法でのその導入に従って 2010 年 1 月 1 日以降 このことは 本店が存在する国以外に存在する個人最終消費者に提供されるサービスの基本ルールとなります 建物の建設作業などの特定のサービスは サービスが提供されるロケーションで常に課税される必要があります そのようなサービスについては 税タブで仕向地での課税対象区分を設定する必要があります これにより サービスが提供されるロケーションがシステムでチェックされます サービスが提供されるロケーシ SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 15

16 ョンが国外の場合 トランザクションは国内では課税対象になりません この区分が選択された場合 サービ スが課税される場所を決定するためにサービスロケーションのアドレスが使用されます そのような場合 商 品またはサービスを提供する会社は 仕向国で業務トランザクションに課税し そこでも登録されている必要 があります このことは ディレクティブ 2008/8/EC と 2009 年度税法でのその導入に従って 2010 年 1 月 1 日以降に適用されます 例として 国外で個人最終消費者の有形動産に対して実行される作業を挙げる ことができます 自動税決定が正しく行われるように 関連するすべての国について 区分を設定して非課税理由を入力する必要があります 特に 発行国と仕向国の両方で 仕向地での課税対象区分を更新する必要があります 比較す ると 商品またはサービスが仕向地で課税対象になる場合 仕向国での税の計算および支払は販売者の責任で す したがって 発行国について税の詳細を更新するのみでは十分でなく 仕向国についても更新する必要が あります ただし 特定の状況では課税漏れまたは二重課税が発生する場合があります 課税漏れは サービスが発行国 で仕向地で課税対象として指定されたが 仕向国で指定されない場合に発生します 二重課税は サービスが 仕向国で仕向地で課税対象として指定されたが 発行国で指定されない場合に発生します これらの法律上の 誤りは 現実にも存在します ただし 二重課税はシステムでサポートされていません 発行国で課税対象で はない ( つまり 仕向地で課税対象と指定された ) サービスについては 間違って課税漏れが発生しないよう に 仕向国の設定を慎重に確認する必要があります 仕向地での課税対象区分は CRM 関連のトランザクションでのみ使用され SRM 関連のトランザクションでは使用されません 国外に存在する会社によって提供されるサービスや特定の作業納入などのその他のサービスは リバースチャージ制度に従って課税されます 詳細については リバースチャージ制度 [ ページ 22] を参照してください 販売者の観点では トランザクションは報告される必要がありますが 税債務はアカウントに振り替えられます この非課税理由がサービスマスタレコードに入力されている場合 対応する販売取引にリバースチャージルールが適用されます 税債務の取消 ( リバースチャージ制度 ) を示すノートが 請求書に印刷されます 関連する非課税理由を税タブでサービスに対して入力する必要があります ディレクティブ 2008/8/EC と 2009 年度税法でのその導入に従って 2010 年 1 月 1 日以降 このことは 国外の会社に提供されるサービスの基本ルールとなります 商品またはサービスを提供する会社の本店が EU 加盟国にある場合 この基本ルールは自動的に決定されます ただし 国内アカウントの場合 リバースチャージルールは自動的には認識されません 該当する場合 ユーザは販売伝票の税コードをマニュアルで上書きする必要があります ( 第 13b (1) 条第 2-5 号 ) このために 独自の税コードおよび法的フレーズをビジネスコンフィグレーションに登録することができます 詳細については 商品とサービスの税 - コンフィグレーションガイド [ ページ 26] を参照してください 対応する税イベントおよび非課税理由コードは システムですでに使用可能です 米国固有の内容 米国でのサービスの税決定には service location が常に使用されます 仕向地での課税対象区分は 米国に は関係しません 参照 商品とサービスの税 - コンフィグレーションガイド [ ページ 26] 税決定 [ ページ 9] 税決定の要素 概要 以下のセクションでは 税決定要素とそれらの関係の概要について説明します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

17 税タイプおよび税率タイプ 税イベントのすべての税タイプには 税率タイプと 該当する税タイプの税額を計算するために課税基準 ( ほとんどの場合は正味額 ) に適用される税率があります システムでは 税率は税率タイプによって表されます たとえば ドイツでは 消費税の 19% の税率は 標準税率タイプに対応しています これにより 時間依存を表すことが簡単になります ある税タイプの税率が新しい法律によって変更される場合 新規税コードを登録しなくても 特定の有効日付のある新しい税率をシステムに定義することができます 国依存機能 インドおよびカナダ複数の税タイプが存在するインドやカナダなどの税管轄の場合 以下の項目を使用することができます 税率タイプおよび非課税理由 さらに購買伝票用の控除タイプです ドイツ正味額に基づき消費税税タイプに対して標準税率タイプが計算されます つまり 税率が 19% の場合 EUR 100 の正味額に対して EUR 19 の税額が計算されます 税率 国依存機能 カナダおよび米国税率は カナダの州および準州ごと および米国の州ごとに事前設定されています ただし システムを使用する前に 最近法改正があった場合は その改正に対して これらの税率がまだ有効であるかどうかを確認する必要があります 税イベント 税イベントでは 業務トランザクションに対して使用される課税方法が以下に従って決定されます どの税タイプが適用可能か 業務トランザクションが課税対象かどうか 業務トランザクションが課税対象かどうか どの税率が適用可能か 国をまたぐ業務トランザクションの場合 各国の税イベントで使用される課税方法は 出荷国と仕向国の両方の税デシジョンツリーを使用して決定されます 関連するデシジョンツリーは 伝票に入力される課税国 特にサプライヤおよび受領者の国によって決定されます その他の税管轄は 以下のとおりです サービスを提供する販売者の本社所在地のロケーション サービスが提供される購買者の本社所在地のロケーション サービスが提供されるロケーション その他の領域での税イベントの持つ意味 : 税を計算するために 税イベントでは以下のことが考慮されます 期日税タイプ 税計算の手順 非課税理由 ( 必要な場合 ) 税を決定するために 税イベントでは以下のことが指定されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 17

18 税レポートの配分基準 納税申告書で税が表示される項目 : 関連する国の納税申告書フォームの項目に税イベントを割り当てることができます 詳細については 商品およびサービスの納税申告書を参照してください 会計管理では 税イベントによって勘定設定が制御されます システムには 他の一般的な業務トランザクション用に他の税イベントもあります ただし 独自の税イベントを登録することはできません 国依存機能 ドイツ税イベントの例 10: 国内での取得 ( 第 15 I 1 条第 1 号 ) 100: 域内取得 310: 国内での物品およびサービスの提供 400: 域内供給 ( 第 4 条第 1b 号 UStG) ディレクティブ 2008/8/EC と 2009 年度税法でのその導入に従って 2010 年 1 月 1 日以降 消費税納税 申告書で域内サービス引当も申告する必要があります このために 消費税納税申告書に新規項目が導入され ました 項目 および 47 です これらの項目を EU 非加盟国で提供されたサービスに対して使用するために 2010 年 1 月 1 日以降有効な ドイツおよび他のすべての EU 加盟国用の 2 つの新規税イベントがあります 売上 455 "EU でのサービス売上 リバースチャージ " 155 "EU でのサービス売上 リバースチャージ " これよりも早い税日付でこれらの税イベントを使用した場合は エラーが発生する場合があります 控除タイプ 税率以外に 仮払消費税を控除できる率が 1 つの役割を果たします 会社のタイプまたは一定の受取販売額が含まれている支払販売額のタイプに応じて 100% 0% または特にその会社用に決定された率で仮払消費税を控除することができます このために 率を表す控除タイプを定義します 最も頻繁に使用される 2 つの控除タイプは 全額控除可能 (100%) と控除不可 (0%) です 税コード 税を計算する適切な方法は 税タイプ 税イベント および税率タイプの組合せと 販売額の仮払消費税の控除タイプによって決まります これらのパラメータをマニュアル入力するときのエラーを回避するために システムで税コードを定義することができます 各税コードは 以下のパラメータの一意の組合せを表します 売上 税イベント 税タイプ 関連する税率タイプ 仕入 税イベント 税タイプ 関連する税率タイプ 控除タイプ SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

19 これにより 税コードを選択することによって 各パラメータを個別に入力しなくても 税コードによって表されるすべてのパラメータを伝票で定義することができます 税は 製品マスタにある製品についてのみ自動的に計算することができます そのため 特に仕入では 税コードをマニュアル入力する必要がある場合があります または 製品カテゴリを入力して このカテゴリの税率タイプを使用して自動税計算を有効にすることができます 税タイプが 1 つの国についてのみ 税イベントに対して一意の税コードがシステムで使用されます 国依存機能 カナダおよびインドいずれの国でも 1 つの税イベントに対して複数の税タイプを考慮することができます たとえば インドでは複数の税タイプが使用され 各税タイプに複数の税率タイプおよび控除タイプがあります この結果として発生する可能性のある組合せの数が原因で 税コードを効率的に使用することができません これらの国では 税コードは税イベントに対応します ドイツディレクティブ 2008/8/EC と 2009 年度税法でのその導入に従って 2010 年 1 月 1 日以降 消費税納税申告書で域内サービス引当も申告する必要があります このために 消費税納税申告書に新規項目が導入されました 項目 および 47 です これらの項目を EU 非加盟国で提供されたサービスに対して使用するために 2010 年 1 月 1 日以降有効な ドイツおよび他のすべての EU 加盟国用の 2 つの新規税コードがあります 仕入 : 430 "EU でのサービス仕入 リバースチャージ 標準税率 全額控除可能 " 売上 : 530 "EU でのサービス売上 リバースチャージ " イタリアについての例外 : 売上の税コードは 以下のとおりです 540 "EU でのサービス売上 リバースチャージ " 免税地域 数多くの国に 税法に基づく 特別なステータスを持つ地域があります たとえば Busingen および Helgoland 島は ドイツの消費税を免除されます ビジネスコンフィグレーションで 国の税法から免除される地域または特別なステータスを持つ地域を定義することができます そのような地域は 行政上の地域 コミュニティ または非課税区域に対応させることができ 郵便番号から直接導出されます 税管轄コード 税が州 郡 市区町村内であり 行政の国レベルではない場合 税計算で税管轄レベルが考慮されます 税管轄コードの異なるレベルによって 異なる管理レベルが表されます このアクティビティを微調整することで システムですべての管理レベルが使用され 各当局の税率が決定されます ただし 一部の国では 他の行政レベルに税管轄がある場合があります このような場合は それらを適応させることができます 税管轄コードを更新した後で 税率を定義します 国依存機能 米国米国では 税は州だけでなく 郡および市区町村によっても徴収されます したがって 国内販売の場合 課税は会社および受領者が存在する州 郡 および市区町村によって異なります このために 会社および顧客のマスタデータに税管轄コードを入力することができます 税管轄コードは 1 つの国に複数の州があり 州に複数の市区町村および地方自治体があるように 会社 顧客 またはサプライヤのロケーションを階層構造で表します 税管轄コードは 以下のように構成されます 第 1 レベルの 2 つの英数字 これは 標準的な州コードです SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 19

20 第 2 レベルの 6 つの英数字 たとえば 郡です 第 3 レベルの 6 つの英数字 たとえば 市区町村です 第 4 レベルの 1 つの英数字 たとえば ロケーションや地域です 4 つのレベルすべてを使用する必要はありません 使用するレベルの数は 州によって異なります この機能は 現在は米国でのみ使用されています 米国では 税管轄コードは州レベルでシステムに事前設定されています 必要に応じて レベルをさらに入力する必要があります 税管轄コードが顧客に割り当てられていない場合は アドレスの州が税管轄コードとして使用されます 例 税管轄コード - 内容説明 税管轄コード 課税 (%) ニューヨーク州 NY 4% Albany 郡 NYAL0181 4% Allegany 郡 NYAL0221 4,5% NYAL0181 税管轄コードでは NY はニューヨーク州を表し AL0181 はニューヨーク州の Albany 郡を表しま す Albany 郡では 2 レベルの税管轄コードが考慮され 8% (4% + 4%) の税が徴収されます Allegany 郡では 8.5% (4% + 4.5%) の税が徴収されます カナダカナダなどの他の国には 地域によって異なる税率があります これは カナダは州および準州に分かれているためです このような場合は 地域項目を使用します 税額免除 税額免除は 国で徴収される税のすべてまたは一部の免除です ほとんどの場合 税額免除の基礎は法的要件によって決まります 場合によっては これらは理由を指定しなくても適用されます 透明性を確保するために 請求書などの関連伝票で非課税理由を指定することが多くの法律で求められます 非課税理由はシステムで提供され 変更することはできず 税タイプに割り当てられます 顧客の直接支払証明書および免税組織証明書は 取り消されるまで適用可能です 免税証明書は 販売伝票で自動的に決定されます 非課税理由項目で該当するエントリを選択することによって 関連する非課税理由を製品および顧客マスタデータに割り当てることができます 詳細については 免税証明書処理 [ ページ 21] を参照してください 国依存機能 米国米国の場合 複数の免税証明書タイプを使用することができます 直接支払証明書 - 連続 免税組織証明書 - 連続免税用途証明書 - 連続免税用途証明書 - 単一再販証明書 - 連続再販証明書 - 単一 ステータスも追加する必要があります 以下の免税証明書タイプのみを自動的に検索することができます これは 免税証明書が常に適用されることが確実なのは これらの場合のみであるためです SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

21 直接支払証明書 - 連続 免税組織証明書 - 連続 その他のすべての証明書タイプについては その証明書は現在のトランザクションにのみ使用可能かどうかに ついての 顧客からの情報が必要となります その後 販売取引でタイプをマニュアル割当する必要があります 法的テキスト情報 法的テキスト情報は 請求書に印刷される非課税理由のテキスト説明です これらのテキストで特定のトランザクションの税額が免除される理由が説明され 法的要件を満たすことができます 法的テキスト情報は たとえば税額免除が適用される場合に 顧客請求書に印刷されます ただし 必要な言語のテキストを使用できない場合は 英語のテキストが請求書に使用されます 免税証明書処理 概要 免税は 州または国のすべてまたは一部の税からの免除であり 個人または組織から通常は徴収される税の一部がなくなります 免税証明書は 販売に対する税からの免除を請求するために 顧客から会社に送付される証明書です このシステムでは 免税証明書によって 以下のことが示されます 免税が適用される期間を示します 免税が 1 つの販売取引に適用されるか複数の販売取引に適用されるかを示します 免除が複数の販売取引で適用される場合に 免除される ( 累計 ) 金額が最大金額を超えるかどうかを示しま す これは フランスの免税証明書にのみ適用されます 免税の理由を示します フランスでは 税務当局に消費税の免除を申請することができます 免除が付与されると 顧客は ライ センス番号や消費税免除期間などが記載された確認状を受け取ります 顧客はこの確認状を仕入先に送付します 仕入先は 顧客への請求時に免税を考慮する必要があります 免税ライセンスの有効期間中は 仕入先は どの税も顧客請求書に含めることができません 前提条件 顧客が税務当局に免税を登録し 免税証明書を受け取りました この証明書がアカウントに適用されています プロセスフロー 以下のステップでは 顧客請求での顧客免税証明書の一般的なプロセスフローについて説明します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 21

22 1. 受注 / サービスオーダーまたは顧客請求書を登録すると 既存の免税証明書が検索され 有効な証明書が自動的に割り当てられます 提案を却下するオプションがあり ヘッダ / 明細レベルで免除が適用されないようにします 既存の証明書および関連する免除理由をヘッダ / 明細レベルでマニュアル割当することができます 受注 / サービスオーダーまたは顧客請求書を登録または表示するときに 免税証明書に関連する一連の要素 ( 項目 リンク 押ボタン チェックボックス ) を参照することができます これらの要素は 販売会社が米国またはフランスにある場合にのみ表示できます 2. 証明書が存在しない場合は新規証明書を登録し 販売 / 請求伝票にすぐに割り当てることもできます 顧客か ら送付されてきた関連する免税情報を業務伝票に直接入力することができます 詳細については 免税証明書の登録 [ ページ 89] を参照してください 3. 証明書には 免除された金額の合計が記録および表示されます 請求プロセスで各証明書によって免除された 金額は 対応する証明書で累計されます フランスでは それ以上超過できない最大税額を設定することができます 証明書で限られた金額だけが免税対象である場合 請求書登録プロセスで累計金額が限度を超過するのを防ぐことができます 証 明書を含む請求書を取り消すと 以前に実行された累計が元の状態に戻れされます アカウント管理ワークセンタのレポートビューでは システムで登録され会社に送付される免税証明書をリアルタイムで監視することができます リバースチャージ制度による税決定 概要 消費税 (VAT) は 商品およびサービスの売上に対して課されます そのため事業者は 顧客 ( サービス受領者 ) に対して消費税込みの請求書を発行し 管轄の税務当局へ消費税を納付します 結果的に事業者は 消費税の支払義務を負う納税者となります ただし場合によっては 顧客が消費税の支払義務を負い それを該当する税務当局に納付することが法的に義務付けられることもあります この場合 事業者が発行する請求書には 消費税が含まれない代わりに 納税義務が顧客に移し替えられる旨が記載されます その顧客は 消費税を計算して税務当局に納付する必要があり 通常はそれと同時に仮払消費税控除を申請します 納税義務をサービス受領者に移し替えることをリバースチャージ制度といい これにより納税義務の対象者が入れ替わります リバースチャージ制度による自動税決定 ドイツの国依存機能 国外の会社によって提供されるサービスや国外のサービス受領者に対して提供されるサービスなど一部のサービスは リバースチャージ制度に従って課税されます 販売者側としては 取引をレポートする必要はあるものの 納税義務はアカウントに移し替えられます 2010 年 1 月 1 日に 2009 年度税法 (Annual Tax Act 2009) で施行された Directive 2008/8/EC に基づき 国外の会社に提供するサービスに対してはこの制度が基本ルールとなっています 商品およびサービスを提供する会社の本社所在国が EU 加盟国である場合は この基本ルールが自動的に指定されます サービスマスタには非課税理由コードを入力しません ドイツの場合 国外の事業者が提供するその他のサービスについて 現在システムにより納税義務の移し替えが行われるのは それらのサービスがドイツ国内で提供される場合 ( 売上税法第 13b 条第 1 項第 1 号 ) またはドイツの会社がそれらのサービスを国外のサービス受領者に提供する場合に限ります SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

23 税決定に関する以下のプロセスフローには 税イベント リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 1 号 UStG に関する決定と 税イベント サービスの輸出 リバースチャージに関する決定 および考慮すべき変則事項についての説明が記載されています 1. 受注 購買発注 または請求書を登録します 2. 伝票の処理中に 税関連データが税決定へ転送されます 以下は リバースチャージ制度の税関連データの一例です サプライヤおよび購買者の所在地 サービス売上 販売会社の所在地はドイツ国内となっている必要があります 販売会社の住所が使用されますが 受注の関係者タブで住所を上書きしていない限り 通常は自分の会社の標準住所が使用されます サービス受領者の所在地は国外となっている必要があります サービスの提供地が使用されますが これをドイツ国内にすることはできません 受領者が個人である場合 そのサービスは EU 圏内で提供される場合にのみリバースチャージ制度の対象にすることができます ( 関係者タブに指定されているサービスまたは商品の受領者の住所に従って ) 請求書の明細に別の場所で提供されたサービスが記載されている場合は それらの住所が最初に使用されます サービス仕入 サプライヤの所在地は国外となっている必要があります サプライヤの住所が原則として使用されますが システムでは標準住所が使用されます サービス受領者の所在地はドイツ国内となっている必要があります サービスの提供地が使用されます 個々の請求書明細には ( 商品受領者の住所に従い ) サービスの提供地として異なる場所を記載することも可能です この場合は その住所が優先的に使用されます 製品の税属性税率タイプおよび非課税理由は 国 地域 および税タイプごとに異なる場合があります 米国を例に挙げると サービスは通常は課税対象とならないため 非課税理由は製品マスタデータに割り当てる必要があります サービスのマスタデータにある売上 > 税のタブおよび仕入 > 税のタブで リバースチャージ制度に関する以下の設定項目を入力します 非課税理由 : 購買者が消費税を納付 仕向地での課税対象チェックボックスは選択しないでください 3. 税決定における税関連データがすべて処理されます 4. 以下の要素に基づいて税の計算が行われます 税イベント ( 仕入に対する リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 1 号 UStG または売上に 対する サービスの輸出 リバースチャージなど ) 税コード 税タイプ 税率タイプ (19% などのパーセンテージとして税率を決定する際に使用する全体の消費税率 ) 課税対象額 5. 現在処理中の伝票に税決定および税計算の結果が入力されます 計算された税額は 価格設定タブに表示されます 課税国や課税国の税コードなど システムにより決定された税の詳細は 税詳細タブにすべて表示されます 受注またはマニュアル請求書に対してリバースチャージが決定された場合 出力される請求書には顧客が納税することが注記されます 税決定の一般的なプロセスの詳細については 税決定 [ ページ 9] を参照してください SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 23

24 その他のリバースチャージ制度に関するシナリオについては 自動税決定で処理することはできないため マニュア ルでチェックする必要があります リバースチャージ制度のマニュアル制御 一部の国では その他の売上プロセスや仕入プロセスの中にもリバースチャージの対象となるものが存在しますが 自動的に決定させることはできません ドイツを例に取れば 売上税法第 13b 条第 5 項に基づく売上や 売上税法第 13b 条第 2 項に基づく仕入がこれに該当します ドイツの国依存機能 税日付が 2011 年 7 月 1 日 請求金額が 5000 ユーロ以上の移動式無線装置および集積回路に対しては 売上税法第 13b 条第 2 項第 10 号に基づいてリバースチャージが適用されます この場合 税コードを以下のいずれかにマニュアルで変更する必要があります 15 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 10 号 UStG リバースチャージ供給 : 第 13b 条 II 1 項 10 号 UStG これらのプロセスに対しては リバースチャージ供給 : 第 13b 条 V 項 UStG 50 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 号 UStG 11 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 2 号 UStG 12 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 3 号 UStG 13 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 5 号 UStG および リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 1 号 UStG の各税イベントを使用することができます ただし システム内で独自の税コードを登録する必要があります 売上税法第 13b 条第 5 項に従って売上を取得する場合は 税コードをマニュアルで入力する必要があります システムに用意されている税イベント ドイツの国依存機能現在はシステムに以下の税イベントが用意されており ドイツの税コードを登録する際に使用することができます 仕入 : 11 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 2 号 UStG 12 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 3 号 UStG 13 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 5 号 UStG 50 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 号 UStG リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 1 号 UStG 15 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 10 号 UStG 売上 : サービスの輸出 リバースチャージ リバースチャージ供給 : 第 13b 条 V 項 UStG リバースチャージ供給 : 第 13b 条 II 1 項 10 号 UStG 以下の税コードおよび税イベントの組合せは システムで用意され自動的に決定されるものです 税コード 不課税 ( リバースチャージ制度 ) は 税イベント サービスの輸出 リバースチャージ とリンク 税コード EU でのサービス売上 リバースチャージは 税イベント EU でのサービス売上 リバ ースチャージとリンク 仕入に対しては 税コード EU でのサービス仕入 リバースチャージ 標準税率 全額控除可能と税イベント 155 の組合せを使用できます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

25 税コードがさらに必要な場合は ビジネスコンフィグレーション導入プロジェクトアクティビティ一 覧 微調整にある商品とサービスの税アクティビティの税コードの定義で登録することができます 税コードを登録した場合は 必ず詳細で税タイプを指定してください 仕入先直送発注処理の課税 概要 仕入先直送発注処理シナリオには 少なくとも次の 3 人の関係者が関与しています 販売者 アカウント および サプライヤです 仕入先直送発注処理は 複数の関係者が 1 つのアイテムに対して行う販売取引です この取引では アイテムは サプライヤから直接 アカウントまたは出荷先に出荷されます システムにおける一般的な処理の詳細については 仕入先直送発注処理を参照してください チェーントランザクションとは 3 社以上の法的実体の間で行われる継続した商品の供給のことを言います チェーントランザクションでは チェーン内の全関係者の契約義務は チェーン内の最初のサプライヤから最終の顧客に直接 商品を移動することによって免除されます 販売取引が国境を越える取引であり 課税対象を決定する必要がある場合 シナリオは 課税の観点から重要です これは 納税義務のある国にも影響を与えます 以下のプロセスでは 警告メッセージを表示し 税コードのチェックをトリガすることで ユーザをサポートします ユーザはチェーントランザクションのサプライヤであり アカウントと異なる納入先を入力します 納入先の 本店とユーザの会社の本店が異なる国にある場合は メッセージが表示されます 仕入先直送取引では ユーザが 外部サプライヤが割り当てられている受注を登録する会社です 外部サプライヤは 商品を顧客に直接配送します 通常 これらの取引は 請求書実行中に自動的には請求されません 国依存 ( 販売者とサプライヤが異なる場合 ): ドイツ : 会社の本店がドイツにある場合 これらの取引は 請求書実行中に自動的には請求されません チェーントランザクションの消費税は 特に アイテムが国境を越えて輸送される場合 異なる方法で処理されます 関係する会社のうち どの会社が非課税請求書を発行することができるか ケースバイケースで決定する必要があります この取引で税が適切に自動計算されなかった場合 または取引が非課税でも税が計算された場合は 税タブで税コード ( および必要な場合 課税国 ) を適宜変更します 域内三者間取引 域内三者間取引とは 特殊な仕入先直送発注処理のことを言います 域内三者間取引では 三者はそれぞれ異なる EU 加盟国に属しています 特定の状況下では 簡易化を域内三者間取引に適用することができます このプロセスの適用に関する前提条件は 以下のとおりです 3 社が同じアイテムを取引します 消費税目的で 参加するすべての会社は 異なる EU 加盟国に登録されています アイテムは 最初のサプライヤから直接 最終アカウントに輸送されます アイテムは ある EU 加盟国から別の EU 加盟国に輸送されます 最初のサプライヤまたは最初の会社は アイテムの輸送に対して責任があります 国依存 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 25

26 ドイツ : 簡易化が三者間取引に適用される場合 三者間取引税コードを請求書にマニュアルで入力する ことができます 商品とサービスの税 - コンフィグレーションガイド この設定アクティビティでは 販売 購買 およびサービスプロセスでの税決定に必要なパラメータを登録および変 更することができます 税管轄 通貨換算 免税地域 法的テキスト情報 税コードなどがあります これらのパラメータは 業務伝票の納税額をシステムで決定するために必要です 国固有の法的要件に従うには 通貨換算タイプが必要です これには 税額を伝票通貨からレポート通貨に変換する ために使用する必要がある換算レートタイプおよび変換タイプが含まれています 商品とサービスの税アクティビティを見つけるには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し アクティビティ一覧を開くをクリックします 微調整フェーズを選択し アクティビティ一覧から商品とサービスの税アクティビティを選択します 前提条件 購買プロセスの購買の税設定アクティビティを完了しておきます このアクティビティを見つけるには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し アクティビティ一覧を開くをクリックします 微調整フェーズを選択し アクティビティ一覧から購買の税設定アクティビティを選択します ビジネスバックグラウンド 税決定 一般に 会社は法律上 購入または販売する製品の税を計算し これらの税を顧客に課す必要があります 製品の提供後 各税務当局に対して税の申告および支払を行う必要があります 消費税 (VAT) 売上税および使用税 源泉徴収税の税タイプについては 大部分が自動化された税計算によるサポートが提供されます また これらの税の申告義務を効果的に管理するためのレポートツールも提供されます 詳細については 税決定 [ ページ 9] を参照してください 税決定のマスタデータ 詳細については 税決定のマスタデータ [ ページ 14] を参照してください タスク 通貨換算タイプの定義 1. 新規通貨換算を登録するには 行追加をクリックします 2. 換算レートを有効にする国を選択します 3. 換算レートタイプおよび変換タイプの有効期間の終了日付を入力します 4. 使用する換算レートのタイプ ( 取得時通貨レートや EMU 規定固定換算レートなど ) を 入力します 5. 必要に応じて デフォルトで仲値に設定されている変換タイプを入札値または売値に変 更します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

27 6. 入力内容を保存します 免税地域の定義 1. 免税地域を定義するには 行追加をクリックします 2. 免税地域の国を選択します 3. 免税地域のコードを入力します 4. その地域の内容説明を入力します 5. 免税地域のステータスを選択します 6. オプション : 詳細で 郵便番号を入力します 7. 入力内容を保存します 税率スケジュールの定義 1. 税率および有効日付を定義するには 行追加をクリックします 2. 税率スケジュールを登録する国を選択します 3. 各税務当局に対して申告および支払う必要がある税の該当する税タイプ ( 消費税 売上 税および使用税 源泉徴収税など ) を選択します 4. 税率タイプ ( 標準 軽減 免税率など ) を選択します 5. 税率を有効にする日付を入力します 6. 率をパーセントで入力します 7. 入力内容を保存します 法的テキスト情報の標準フレーズの定義 免除理由は国ごとに異なるため 各国専用の標準フレーズを登録することをお奨めしま す 必要な言語で標準フレーズを使用できない場合は 英語のテキストが請求書に印刷されます このビューにはすべての言語が表示されます 特定の言語の法的テキストを入力するには その言語でシステムにログオンする必要があります 1. 法的テキスト情報の標準フレーズを定義するには 行追加をクリックします 2. 法的テキスト情報を有効にする国を選択します 3. 法的テキストが必要となる該当税タイプ ( 消費税 売上税および使用税 源泉徴収税など ) を選択します 4. 非課税理由の番号を選択します 5. 言語項目の選択を確認します これは ログオンするときに使用した言語に従ってあらかじめ設定されます 法的テキストの言語と一致している必要があります 6. 免除の法的な根拠を説明する法的テキストを入力します このテキストは 必要に応じて請求書に表示されます 7. 入力内容を保存します 税コードの定義 詳細については ここを参照してください 後続活動 ここでタスクを完了したら スコーピングした国に必要な国固有の活動のタスクを確認することをお奨めします SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 27

28 2.2.3 税決定 - 米国 ここでは 米国固有の税情報について説明します 出荷税 米国での品目の出荷に対する税は 仕向地の州 ( 出荷先 ) の法律に従って徴収されます カリフォルニアとテキサス でのみ 出荷は発生元の州 ( 出荷元 ) に従って課税されます サービスの出荷に対する税は 仕向地の州の法律に従 って徴収されます 独自の組合せをビジネスコンフィグレーションに追加し 州内取引 ( つまり 出荷先と出荷元が米国の同じ州 ) につ いて どの組合せが発生元ベースか仕向地ベースかを決定することができます このアクティビティにアクセスする には ビジネスコンフィグレーションワークセンタで導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し アクティビティ一覧を開くをクリックします 微調整フェーズを選択し アクティビティ一覧から商品とサービスの税 - 米国アクティビティを選択します Nexus Nexus とは 納税者と 納税者が税を支払う必要がある州との関係のことです この 2 つの間の関係を確立するルールは 州によって異なります ただし この Nexus があれば 州は販売の売上税を収集する必要があります したがって システムでは 特定の州内での販売は その販売会社が Nexus を有している場合にのみ課税対象になります 販売者が Nexus を有していない場合は売上税が決定されず 税コード Nexus ルールに基づく非課税販売が販売伝票に割り当てられます つまり 販売会社は Nexus を理由に 税を含まない請求書を発行します 取引は税台帳に統計的に記録されます 会社がある州に Nexus を有している場合は 以下の設定が準備されている必要があります 税管理ワークセンタでこの州の税務当局を登録していること 詳細については 税務当局のクイックガイド ( 税管理 ) を参照してください 納税申告書を提出する必要があるすべての税務当局ごとにシステムにエントリを登録していること 関連するすべての税務当局ごとに会社の税務規定を登録していること 会社の税務規定に税番号を入力していること これにより 税務当局が存在する州に会社が登録されているこ とが文書化され 税決定での Nexus 決定の基礎となります 州に対して会社の税務規定が正しく登録されており この州で販売が発生した場合 税決定 [ ページ 9] で説明されているように税決定が行われます 2.3 関係者処理 ビジネスパートナおよび関係者 ビジネスパートナ ビジネスパートナは 日々のビジネスで連絡を取るすべての会社および人です 作業を開始する場合 最初に 日々の作業に必要なビジネスパートナを入力することでマスタデータをシステムに登録します ビジネスでの用途に応じて これらのビジネスパートナはシステムで 1 つ以上のビジネスパートナロールを持つことができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

29 ビジネスパートナロール ( ビジネスパートナロールアカウント サプライヤ 取引先担当者など ) は ワークセンタビューのコンテキストでビジネスパートナを登録するときに自動的に割り当てられます ワークセンタによっては マニュアルで追加することもできます ビジネスパートナデータの入力の例 : アカウント管理ワークセンタで ロールアカウント 取引先担当者 またはパートナを使用してビジネスパートナを登録することができます これを実行するには 対応するクイックアクティビティ ( 取引先担当者登録など ) をクリックします アカウント登録または取引先担当者登録クイックアクティビティを使用して 新規のアカウントまたは取引先担当者を登録することもできます ビジネスパートナのデータをマスタデータに入力することは 以下を意味します このビジネスパートナの各新規伝票について データを入力する必要があるのは 1 回のみです 伝票の登録時に その伝票における関係者の自動提案をマスタデータから誘導することができます 伝票での用途がマスタデータと整合しているかどうかを確認することができます ビジネスプロセスが 会社の構造に応じて円滑に実行されています たとえば 新規受注の従業員責任者として 特定の従業員が自動的に提案されるように マスタデータで設定することができます マスタデータをレポートに使用することもできます たとえば アカウントを顧客として分類する場合 このマスタデータに基づいてレポート結果をクラスタ化することができます ビジネスパートナの詳細については ビジネスパートナを参照してください ビジネスパートナは 以下の目的で使用することもできます 業務トランザクションの情報の保管と表示 ビジネスパートナおよびビジネスパートナロールから収集された情報は システムの動作に影響しません ビジネスプロセスでの関連性 ビジネスプロセスの実行方法は ビジネスパートナによって異なります つまり 選択したビジネスパートナに応じて システムの動作が異なるか 異なるデータが使用されます アカウントまたはアカウントの地域に応じて 異なる販売単位が関連します 異なる価格が設定される場合があります 他の支払条件および納入条件がデフォルトとして使用されます 別の出荷先ロケーションまたは出荷元ロケーションがシステムによって設定されます 異なる税が計算されます 分析とレポート 複数のビジネスパートナ属性および関係者ロールにドリルダウンすることができます たとえば 営業マネージャ Bob Menson がレポートで営業所あたりの販売をドリルダウンします 関係者ロール販売単位を各受注に割り当てて ドリルダウンを有効にします ビジネスパートナロール 通常 顧客は会社の外部ビジネスパートナです たとえば 暖房設備の購入の希望があった ( 受注 ) ため Silverstar Wholesales Inc. をアカウントとして入力します 最初に ビジネスパートナ Silverstar Wholesales Inc. をアカウントロールを使用して登録し クイックアクティビティ法人アカウント登録を選択してアカウントを指定します これにより Silverstar Wholesales Inc. が個人アカウント ( 個人 ) か法人アカウント ( 組織 ) かが明確になります ビジネスパートナロールには 以下があります アカウント ( 個人アカウントまたは法人アカウント ) 取引先担当者 パートナ SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 29

30 サプライヤ 従業員他のアプリケーションエリアで使用するために他の外部ビジネスパートナを入力することもできます ( サプライヤなど ) 登録したビジネスパートナには追加ビジネスパートナロールが与えられ いくつかの追加項目が必要になります あるビジネスパートナは法人アカウントとサプライヤの両方であるなど 現実の世界と同じ状況をマスタデータに設定することができます 関係者受注 サービスオーダー 顧客請求書などの伝票を登録する場合 マスタデータに登録したビジネスパートナがこの特定の伝票の関係者であることを指定することができます 関係者は 伝票で特別の目的を持つビジネスパートナを使用します 関係者の目的を定義するために 各関係者には関係者ロールが割り当てられます Silverstar Wholesales Inc. は ビジネスパートナロール " アカウント " を持つビジネスパートナです ただし このアカウントは 受注 サービスオーダーなど数多くの異なる伝票で使用することができます それらの伝票で Silverstar は 1 つ以上の関係者ロールを持つことができます たとえば Silverstar Wholesales Inc. が 100 本のチューブを購入する場合 対応する受注で関係者ロール " アカウント " が与えられます Silverstar Wholesales Inc. は たとえば請求を受け取ったり支払ったりする場合に 同じ伝票で複数の関係者ロールを持つこともできます Silverstar Wholeales Inc. には この受注について関係者ロール " 請求先 " および " 支払人 " が与えられます 関係者ロール ビジネスパートナは 業務伝票受注またはサービスオーダーなどの業務伝票で複数の関係者ロールを担当することがあります ビジネスパートナは 特定の伝票で関係者ロールに割り当てられて その伝票でビジネスパートナが果たす目的が示されます たとえば 受注では アカウント 出荷先 請求先 および支払人が同じであることがよくあります Silverstar Wholesales Inc. が暖房設備を購入し 商品を受け取り 請求書を受領して支払う場合 その受注における 4 つの関係者ロールすべてに該当します 関係者ロールの一般的な例は 以下のとおりです アカウント 出荷先 支払人 運送業者 従業員責任者 販売単位 販売者 サービスおよび実行チーム 関連する関係者ロールと必要なビジネスパートナロールの詳細については 関係者ロールに関連するビジネスパートナロールの用途の章を参照してください 従業員の関係者ロール 従業員責任者ロールを使用して 組織内のどの従業員が個別伝票の責任者であるかを定義することができます この従業員が 実行するタスクも持つか または 問題が発生した場合に伝票の更新も担当することがよくあります つまり どの従業員が " ジョブを実行し " 業務伝票でのその従業員のロールは何かを定義することが重要です 従業員は常に個人です 業務伝票で特定のロールを従業員に割り当てることは 以下のために重要となります 従業員の責任を示すため ( 例 : 受注の従業員責任者 ) SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

31 この業務伝票に関連する特定のタスクの実行者 (" 誰がジョブを実行するか ") を示すため ( 例 : サービスオー ダーにおける暖房設備の修理担当者 ) レポートのため ( 例 : 営業員 Kate Jacob の販売額 ) 従業員は 会社と雇用契約を結んでいる人員 (" 内部 " 従業員 ) だけでなく 契約に基づいて働く 別のサプ ライヤのサービス業者である場合もあります 従業員関係者ロールの例として 以下のものを挙げることができます 従業員責任者 営業員 : 通常 マーケティング部門の従業員 Angela Baines が特定のリードに対する従業員責任者です しかし このリードに対する営業員としての関係者ロールを Kate Jacob が引き継ぎます サービスオーダーまたは受注のサービス実施担当者 これは サービスを実際に実行する従業員です 組織ユニットの関係者ロール組織ユニットは 会社の組織構造を反映します 組織ユニットは 会社 販売組織 および原価センタを定義することができます 販売またはサービスという機能を持つ組織ユニットは 以下の理由から 業務伝票の関係者ロールを引き継ぐことができます 法的な理由で情報が必要な場合 ( 例 : 受注に会社が必要とされる場合 ) この特定のビジネスプロセスでの組織センタ その従業員 およびそのマネージャの責任を示すため ( 例 : あるサービスプロセスに責任を持つサービス実行チーム ) レポートのため ( 例 : 販売単位あたりの販売額を集計するため ) 組織ユニットは 組織管理ワークセンタに登録されます 組織ユニットの関係者ロールの例として 以下のものを挙げることができます 受注での販売単位関係者ロール サービスオーダーのサービス実行チーム関係者ロール 受注での販売者 ( 会社 ) 関係者ロール ( 販売者関係者ロールは会社を表します ) 特殊なケース : 会社 会社は特殊なケースです それは 内部ビジネスパートナと外部ビジネスパートナの両方として 現実の世界と同じ状況がマスタデータで発生するためです 会社を組織階層に入力すると ビジネスパートナロールとしてアカウントとサプライヤを持つ対応するビジネスパートナが自動的に登録されます これは特に 企業内ビジネスで必要です 会社に割り当てられるロールに応じて 異なるデータが必要であるためです 組織管理での会社 ID は マスタデータのアカウント ID と同じである必要はありません 伝票で 会社の関連する関係者ロールは販売者です このロールは 常に組織ユニットに割り当てられます Akron heating Inc. には 組織センタ ID MC10000 がありますが アカウント ID は 101 です 注記 : 会社データを変更してもビジネスパートナデータには反映されません (DUNS ナンバーを除く ) 伝票およびマスタデータでの取引先担当者ロール 法人アカウントに対して 1 人以上の取引先担当者をマスタデータに入力することができます これにより たとえば 共通の会社電話番号を使用する代わりに 特定の会社の適切な個人を直接呼び出すことができます ただし 関係者の取引先担当者を伝票に直接入力することも役立つ場合があります SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 31

32 Silverstar Heating Inc. では Susan Manson と Bill Taylor が購買管理を担当する取引先担当者です この 2 人を Silverstar Heating Inc. の取引先担当者としてマスタデータに入力しました ただし Susan からの電話で受注した場合は Susan をその受注に関連する取引先担当者にします 取引先担当者は 伝票において常に関係者に関連付けられます つまり この個人が 関係者ロールのこの関係者に ついて質問がある場合に連絡する相手です 異なる関係者ロールの関係者ビューで 複数の取引先担当者を追加する ことができます 前述したように Susan Manson は Silverstar Heating Inc. の購買管理取引先担当者です Susan が Silverstar Heating Inc. の発注を行った場合 Susan をロールアカウントに割り当てられた Silverstar Heating Inc. の取引先担当者にします また 商品の出荷先も Silverstar Warehouse となります ただ し Susan は商品の入荷の責任者にはなりません Silverstar Warehouse での商品の入荷に関する質問に ついて連絡する最適な個人は Jim Jason であるため Jim を関係者ロール出荷先に割り当てられた Silverstar Warehouse の取引先担当者として入力します マスタデータでは 法人アカウントに対して複数の取引先担当者を入力し そのうちの 1 人を主要担当者として指定することができます この主要担当者は 新規業務トランザクション伝票が登録されたときに 自動的にアカウントのデフォルトの取引先担当者になります 取引先担当者の自動決定は 現在は伝票のアカウント関係者ロールに制限されています ただし 他の関係者について取引先担当者をマニュアル入力することもできます アカウントマスタデータで主要担当者として指定されていなくても 担当者は販売見積などの特定の伝票の主要担当者になれます 伝票での関係者 通常 一般ビューには特定の伝票の最も重要な関係者のみが表示されます たとえば アカウントおよび取引先担当者ロールは それらがアカウント 出荷先 および請求先とは異なる場合に表示されます 伝票内の特別な関係者ロールの関係者を変更することができます たとえば Silverstar Wholesales Inc. の代わりに Silverstar Logistics が商品を入荷する場合 Silverstar Logistics を " 出荷先 " 項目に直接入力するか このビジネスパートナを入力ヘルプから選択することによって 出荷先を変更することができます 伝票についてすべての関係者をその関係者ロールとともに表示する場合は " すべて表示 " をクリックしてエディタを開き ( 注記 : リードに対するエディタはありません ) " 関係者 " タブにナビゲートします ここでは以下を実行することができます すべての関係者とその関係者ロールの完全な概要の取得 関係者および関係者ロールの変更 追加 または削除 詳細なアドレス情報についての関係者の選択 関係者ロールまたは取引先担当者についての 別のマスタデータアドレスの割当 この伝票についてのみ有効であり マスタデータの一部ではない伝票固有のアドレスの追加 特定の伝票についてデフォルトのアドレスが適しておらず マスタデータアドレスを追加しない場合に必要と なる アドレスの変更または伝票固有のアドレスの入力 この伝票の関係者ロールの取引先担当者の追加 変更 または削除 Silverstar Wholesales Inc. には New York に 2 つのアドレスがあり 1 つは Kingston Road 1 つは Circus Drive にあります Kingston Road のアドレスが主要なアドレスであり Silverstar Wholesales Inc. のアカウントマスタデータで標準アドレスとしてもマークされています つまり Silverstar Wholesales Inc. を出荷先として新規受注が行われた場合 Kingston Road にあるアドレスがデフォルトになります ただし この特定の受注について商品を Circus Drive に出荷する場合は これを " 関係者 " タブで変更することができます 伝票で使用される関係者の整合性チェック ビジネスパートナが伝票の関係者ロールで使用されるとき 複数の整合性チェックが実行されます これらのチェックによって 登録される伝票は正しく 整合性が保たれるようになります チェックは以下の理由で実行されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

33 チェックによって 完全なビジネスプロセスがデータ不足などによって中断されることなく円滑に実行されることが保証されます 法人アカウントの法的なコンプライアンス チェックは 従業員が伝票を登録する場合に マスタデータに入力されたビジネスルールに従う上で役立ちます 営業員 Kate が受注を登録し Yellowstone Supermarket をアカウントとして入力します ただし Yellowstone Supermarket は別の会社の子会社であり 法的な観点から購買担当者として活動することは許可されません つまり 財務記帳が間違ったものになります そのため Yellow Supermarket に " 法的能力 " としてフラグを設定しないとエラーメッセージが表示されます 営業員 Kate は CarDealers Inc. には財務上の重大な問題があると聞きました Kate は アカウントマスタデータで出荷ブロックを設定することによって このアカウントには新たに商品を出荷しないようにします 翌日 Steve Miller が CarDealers Inc. から 暖房設備 10 個の追加注文の連絡を受けます Steve が受注を登録すると CarDealers は出荷された商品の受取をブロックされているというメッセージが表示されます 関係者ロールを変更できるかどうかに影響する その他のチェックがあります 一部の関係者は常に変更不可です つまり 項目は常に参照専用であるか 特定の条件または特定の伝票ステータスで参照専用になります たとえば 変更が元に戻された場合などに 参照専用であった関係者が編集可能になる場合があります ビジネスプロセスの整合性を保証するために 関係者は参照専用に設定されます 整合性チェックからのエラーおよび警告メッセージ チェックによって 1 つ以上のエラーまたは警告メッセージが生成され UI に表示される場合があります 以下のタイプのメッセージを区別することができます 警告メッセージは 1 回のみ表示されるメッセージです これらは通常 問題の可能性を示すか チェックのヒントを提供する警告です たとえば 製品の重量が存在しないと 運賃が製品の重量に基づく場合は運賃を決定できません ただし 変更しなくても伝票を続行することができます エラーメッセージは 問題が解決されるまで残されるメッセージです ほとんどすべての場合 少なくとも現在の伝票ステータスが保存されるように伝票を保存することができます ただし 問題を解決するまでは伝票は間違ったままです このことは 業務トランザクション伝票自体を変更するか マスタデータを適応させることによって実行することができます サービスオーダーにサービス実施担当者がない場合 マニュアルでサービス実施担当者を入力できます 伝票が間違っている場合 出荷などの後続処理はトリガされません 関係者の決定 受注などの新規伝票を登録する場合 最初は伝票に関係者は割り当てられません アカウント関係者が入力されると 従業員責任者 出荷先 請求先などの他の関係者ロールが自動的に決定されます 自動的に決定されるこれらの関係者は単に提案であり その伝票のステータスで許可される場合は 変更することができます 伝票が変更されると 関係者は自動的に再決定されます 再決定は 関係者ロール内の関係者がすでに見つかっていることを意味します ユーザが特定のデータを変更すると この関係者ロールには別の関係者がより適していることがシステムによって決定されます 関係者の自動再決定は 以下の場合は無効になります この関係者ロールの関係者をこれ以上変更できない場合 たとえば 出荷プロセスが開始されると 出荷先を 変更することはできなくなります 関係者ロールをユーザがマニュアル変更した場合 これは以下のことに基づきます ユーザがデータをマニュアルで変更した場合 透明性を維持するには それを自動で再変更することを避ける必要があります したがって ユーザがマニュアル変更した関係者ロールの関係者はシステムによって変更されません この決定には 以下の利点があります データを何度も要求および変更する必要がなくなります マスタデータには 1 回データを入力するだけです データをマニュアルで再入力する際のエラーを防止します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 33

34 コピーされた伝票をテンプレートとして使用できるため たとえば アカウント関係者ロールが変更されたときに 他の関係者が再決定されることで 時間を節約できます 日々の作業で従業員をサポートします 伝票を入力する従業員が どの関係者を入力する必要があるかを実際には知らない場合があります たとえば 販売または組織データがアカウントに依存しているかどうかなどです どのサービス実施担当者が実際にサービスタスクを担当するかは Susan Miller には決定しにくい場合があります サービスマネージャ Barbara Smith がこのことを一元的に責任に定義している場合 電話で注文を受ける Susan には この情報が必要ありません 従業員が伝票を登録する場合に マスタデータに入力されたビジネスルールに従う上で役立ちます Kate が California のすべてのアカウントに対する従業員責任者として設定されている場合は California のアカウントの受注が登録されると システムによって Kate が検索されます また 責任を定義するマネージャも コールセンタで受けた注文が正しく割り当てられることを希望しま す エラー処理 システムで不適切な関係者が見つかった または何も見つからないという問題がたびたび発生する場合のいくつかの 提案を以下に示します 関係者決定ステップの設定が ビジネスケースに対して適切ではありません この場合は 関係者決定規則を 有効および無効にすることができます 詳細については 取引先決定表の定義を参照してください 伝票を入力する従業員を 自動的に受注の従業員責任者にはしません 受注はシェアードサービス センタ従業員が入力し その従業員がその受注を担当することはありません 責任を介して従業員が見つからない場合は システムで従業員は見つかりません つまり 注文を受けるシェアードサービスセンタ従業員がマニュアル入力する必要があります 関係者を自動的に決定するために必要なマスタデータがないか 不十分か または不整合です 対応するビジ ネスコンフィグレーションで特定の伝票タイプの関係者ロールを決定するためのさまざまなステップを確認し さまざまな決定規則について記述されているように マスタデータを拡張または修正します 以下の 2 つの方法で 既存の伝票に基づいて新規伝票を登録することができます フォローアップ伝票 : 販売見積から受注を登録します この機能を使用すると 伝票フローでフォローアップ 伝票を表示することができます 同じ機能が " 参照して登録 " アクションを選択した場合に提供されます 伝票のコピー : 既存の受注を新規受注にコピーします この機能では 伝票フローはサポートされません どちらの場合も 既存の伝票の関係者を含むデータが新規伝票にコピーされます ただし 伝票間での関係者のコピーには固定のルールがあります ルールを変更することはできません これらは 以下に依存します 元伝票はどのような種類の伝票か ( 受注 サービス依頼 案件や電子メール活動など ) 対象伝票はどのような種類の伝票か 元伝票にどの関係者ロールが存在するか たとえば 電子メール活動にはコピーされる請求先はありません 対象伝票にどの関係者ロールが存在するか 対象伝票に請求先はないか ルールは以下のとおりです 関係者ロールは 元伝票から対象伝票に 1 対 1 でコピーされます たとえば 販売見積の出荷先は受注の出 荷先にコピーされます 組織の再割当のため 関係者ロールは対象伝票にコピーされません 基本的に これは関係者ロールが従業員責任者または販売単位の場合です 販売見積の従業員責任者または販売単位は フォローアップまたはコピーされた受注にコピーされません それらのロールの新規関係者決定がトリガされます ヘッダおよび明細レベルでの関係者 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

35 ヘッダおよび明細情報を持つ複数の伝票タイプがあります たとえば 受注またはサービスオーダーはヘッダ関係者で構成され 1 つ以上の明細を持つことができます 明細関係者はヘッダ関係者からデフォルト設定されます 一部の明細の出荷先またはサービス実施担当者が異なる場合があります この場合は 関係者ロールも明細レベルのユーザインタフェースで指定されます ほとんどの場合 明細に関連する関係者はヘッダの関係者と一致します この点で これらの関係者はユーザインタフェースに単純には表示されません 基本ルールとして 明細に表示されない関係者は ヘッダ関係者からコピーされたと見なされます たとえば 受注では運送業者関係者または請求先関係者はすべての明細に対して有効になります 関係者は ヘッダに入力された関係者からコピーされ 関係者タブに表示されます アドレスの用途 アドレスがどのように使用されるかを記述するには 3 つのグループのアドレスを区別すると便利です このビジネスパートナについてのみ有効なビジネスパートナのアドレス 2 つのビジネスパートナ間の関係において意味を持つリレーションシップアドレス 個別の伝票の特定の関係者ロールに固有の伝票アドレス アドレスのタイプ 関係者のアドレス関係者のアドレスは このアドレスが 1 つの関係者にのみ関連することを意味します このアドレスには 第二の関係者への関係はありません アドレスに複数の目的がある場合があります たとえば あるアドレスは商品の出荷に適しており また 顧客への請求書の送付に関連しているアドレスである場合があります また アドレスが同時に複数の用途を持つ場合もあります リレーションシップアドレスリレーションシップアドレスは 1 つの関係者専用ではなく 2 つの関係者間のリレーションシップ用のアドレスを示します リレーションシップアドレスデータは 両方の関係者から発生します 以下の 2 種類のリレーションシップアドレスがあります 従業員リレーションシップアドレスこれは 従業員が作業する場所であるアドレスを示します 関係の最初の関係者は組織ユニットであり 会社 販売単位 サービスユニットなどです 2 番目の関係者は従業員です 国 市区町村 郵便番号などのアドレスデータは 組織ユニットから導出されます 建物 電子メールアドレス 直通電話番号などのアドレスデータは 従業員に属します これらが一緒になって この組織ユニットでの従業員のリレーションシップアドレスが構成されます 取引先担当者リレーションシップアドレスこれは従業員リレーションシップアドレスと似ていますが 外部ビューを表します つまり 関係における個人は 別の会社の取引先担当者です 最初の関係者は 通常はアカウントまたはサプライヤです 2 番目の関係者は取引先担当者です 取引先担当者リレーションシップアドレスは この会社内で取引先担当者が作業する場所と この取引先担当者と連絡を取る方法を示します アカウントおよび取引先担当者には 別の関係者との複数のリレーションシップアドレスがある場合があることに注意してください たとえば あるコンサルタントは複数のアカウントのために作業し それらの会社で複数の作業場所があります あるアカウントまたはサプライヤには 複数の取引先担当者がいる場合があります 伝票アドレス伝票アドレスは 再利用の見込みがない またはマスタデータに表示されないなどの理由からマスタデータには入力しない 一種の " ワンタイムアドレス " です SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 35

36 アカウント Silverstar Wholesales Inc. から Greenhill ゴルフクラブでのサマーパーティへの案内が送られてきました このゴルフクラブに冷凍冷蔵庫を 1 台出荷する必要があります ただし Greenhill への出荷について Silverstar からフォローアップ受注がある見込みはありません そのため 営業員 Kate Jacob は 別のマスタデータアドレスを入力するのではなく この 1 回の受注用の出荷先アドレスを伝票アドレスとして入力することにします 伝票アドレスは 伝票エディタに表示される関係者タブで入力することができます 複数の伝票の伝票アドレスとして同じアドレスを頻繁に入力する場合は たとえば アカウントのマスタデータのビジネスパートナにこのアドレスを追加すると有益です これにより 複数の伝票で同じアドレスを再利用することができます ビジネスパートナに対して 複数のアドレスがマスタデータに入力されており 使用するアドレスが システムによって決定されるものと異なる場合は マスタデータのデフォルトのアドレス設定を変更することができます このことは 標準アドレスと出荷先または請求先アドレスの両方について有効です 伝票アドレスは 外部関係者ロールを持つ関係者についてのみ入力できます 出荷先 アカウント または請求先の伝票アドレスを入力することができます 従業員責任者や販売単位などの内部関係者について伝票アドレスを入力することはできません 伝票内のロケーション ロケーションは 供給または出荷の場所またはサービスが実行される場所です ロケーションは常にアドレスを参照します ロケーションは 課税にも関連し 出荷またはサービスが課税対象になる場所を決定します ロケーションは 出荷元ロケーション 出荷先ロケーション サービスロケーションなど ビジネスプロセスにおいてさまざまなロールを持つ場合があります ロールも 業務伝票ごとに変化する場合があります デフォルトでは 出荷先ロケーションは出荷先アドレスから誘導されることに注意してください 関係者の自動的にデフォルト設定されるアドレス 関係者を伝票に入力するか 関係者が自動的に決定される場合は常に 一般的には最も適している標準アドレスがデフォルト設定されます このアドレスは 伝票内の関係者の関係者ロールによって異なります システムでは マスタデータにあるビジネスパートナの使用可能なアドレスに応じて 関係者のアドレスを決定しようとします Fred Miller が受注の商品を受け取ります この人が出荷先を表します 最初に Fred が関連会社の 1 つの従業員であるかどうかがシステムでチェックされます これに該当する場合 従業員のワークプレイスアドレスがデフォルトとして使用されます つまり デフォルトでは商品は Fred の職場 ( 関連会社の 1 つ ) のアドレスに出荷されます 通常 このようなシナリオは企業内プロセスの一部として発生します ( 関連会社間での売買など ) Fred が従業員ではない場合は Fred にアカウントの取引先担当者リレーションシップアドレスが あるかどうかがシステムでチェックされます たとえば 商品が Silverstar Wholesales Inc. に よって発注され Fred に Silverstar の New York Blueberry Road の取引先担当者リレーショ ンシップアドレスがあります この場合 このリレーションシップアドレスがデフォルトのアドレ スになります リレーションシップアドレスがこのアカウントにはなく 別のアカウントにある場 合 要件と合わないため そのアドレスはデフォルトになりません Fred が従業員ではなく 適切な取引先担当者リレーションシップアドレスもない場合 Fred 自身 のアドレスがデフォルトとして使用されます システムによって決定されるアドレスは単に提案であり 以下のように変更することができます この関係者に対してマスタデータに入力された他の代替アドレスのいずれかを選択します これは アドレスまたはリレーションシップアドレスです 伝票のアドレス項目の入力ヘルプをクリックすることにより 選択した関係者の関係者タブで対応するアドレスを変更することによって 関係者の代替アドレスを選択することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

37 伝票アドレスを入力します 伝票アドレスは この 1 つの伝票にのみ有効です ビジネスパートナに対してマスタデータにアドレスが入力されていないか どのアドレスも適切ではない場合は 伝票で関係者に対してアドレスは使用されません この場合 伝票では名称のみが使用されます 伝票に関係者のアドレスを追加する場合は 以下のことができます ビジネスパートナのアドレスをマスタデータに入力します このアドレスを伝票で関係者に追加するには 項目をクリアして関係者を再入力します この関係者のマスタデータにすでにアドレスがあるものの 通常は適切でないためにシステムで見つからなかった場合 関係者のアドレスをマニュアルで選択できます これを実行するには 伝票のアドレス項目の入力ヘルプをクリックすることにより 選択した関係者の関係者タブで対応するアドレスを変更します 関係者の伝票固有のアドレスをこの伝票に入力します 新規関係者ロールの登録および用途 新規関係者ロールの登録 新規関係者ロールの定義微調整アクティビティによって 内部および外部の関係者などの新規関係者ロールを定義す ることができます これらの新規ロールは 追加関係者として 販売見積または案件などの特定の伝票に対して使用 することができます 関係者ロールは 特定のトランザクションに関係する個人または組織を示します コンフィグレーションでは 事前定義された関係者ロールが提供され これらは責任ロールとしてマークされます これには従業員責任者やサービス実施担当者など 頻繁に使用される内部関係者ロールが含まれています 設定 以下では このアクティビティのコントロールおよび可能な設定について説明します 設 定 説明 タスク 関係者ロールコード内容説明 コード 最大 10 桁で 関係者ロールを識別するために使用されます 伝票およびアカウント割当で使用される関係者ロールを説明するテキスト 関係者ロールを識別するコードを入力します このコード は Z で始める必要があります (Z など ) 関係者ロールを説明するテキストを入力します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 37

38 設 定 説明 タスク 責任ロール フラグによって アカウントへの従業員割当に内部関係者ロールを使用できることが示されます 責任ロールフラグでマークされた SAP によって事前定義された関係者ロールは 削除または名前変更することはできません これらの関係者ロールは 従業員の責任割当に使用することができます 事前定義されたロールは 関係者スキーマでもすでに定義されており 追加または変更することはできません また 責任ロールの割当は 2 つの方法で定義できます アカウントマスタデータでのマニュアル割当によって直接的に行うか ルールベースの定義 ( たとえば 郵便番号などの地域属性 ) によって間接的に行います 従業員をアカウントに割り当てるために関係者ロールを使用する必要があるかどうかを指定します フラグは 従業員などの内部関係者ロールについてのみ使用する必要があります 関係者スキーマで使用される責任ロールは アカウント割当に基づいて決定されます フォローアップタスク 関係者スキーマでの関係者ロールの自動決定をサポートするには : 1. 新規関係者ロールを定義します 2. これらの関係者ロールを関係者スキーマに追加します たとえば 微調整オプション販売見積の関係者で 関係者ロールを販売見積に追加します 3. フラグ責任ロールを使用する場合は マスタデータで従業員のアカウント割当を更新します 通常は Kate Jacob が Silverstar Inc. アカウントの責任者であるため 責任ロール従業員責任者を割り当てます この割当を行うと 新規の販売見積または受注が登録されるたびに 販売伝票ではロール従業員責任者が Kate に自動的に割り当てられます ただし 新規関係者ロールを登録することができます 新規ロールを顧客サービス担当者として定義し 責任ロールとしてフラグを設定します 微調整オプション販売見積の関係者で 関係者ロールを関係者ス キーマに追加します 次に Silverstar の追加アカウント割当を登録します たとえば Jack Sigo を顧 客サービス担当者として割り当てると その後は Silverstar アカウントに対して登録される見積につい ては すべての新規販売見積伝票に顧客サービス担当者として Jack Sigo が自動的に表示されます 顧客サービス担当者ロールを責任ロールとしてフラグ設定しない場合 新規関係者ロールが関係者スキー マに割り当てられている場合には 販売見積の関係者画面の販売見積でロールをマニュアル更新すること ができます 関係者としての関係者ロールの伝票への割当 関係者ロールは 特定のトランザクションに関係する個人または組織を示し 伝票の関係者タブで表示および選択す ることができます 関係者ロールは 内部および外部の関係者に対して使用することができます 設定では 以下の伝票で頻繁に必要とされるか使用される標準関係者ロールを含む 事前定義済関係者スキーマが提供されます 受注 販売見積 返品 サービス確認 サービスオーダー 案件 この関係者スキーマは 以下のように 一定の制限付きで変更することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

39 関係者ロール割当で 特定の関係者ロールが伝票内で発生する可能性があるか またはその必要があるかを指定します 伝票またはアカウントにマニュアル追加することができる独自の関係者ロールを登録します これを実行するには 新規関係者ロールの定義をクリックします 伝票で関係者が自動的に決定される順序を指定します これを実行するには 決定を更新をクリックします 前提条件独自の関係者ロールを関係者スキーマに追加する前に 新規関係者ロールの定義をクリックし 関係者ロールを登録して名称を付ける必要があります このような関係者ロールを定義すると その他の設定可能な関係者スキーマ ( 販売見積の関係者やサービスオーダー関係者など ) にも追加することができます SAP によって事前提供されている関係者ロールは 名称変更したり他の関係者スキーマに割り当てたりするこ とはできません 設定以下では このアクティビティのコントロールおよび可能な設定について説明します 一部の関係者ロールには標準設定が指定されています これらの設定を変更することはできません 関係者ロール割当 設 定 説明 タスク 有効関係者ロール 関係者ロールが伝票で使用されるかどうかを示すフラグ 伝票で使用される関係者ロールの名称 SAP によって事前定義された関係者ロールを削除または名称変更することはできません 関係者ロールを関係者タブ ( このタブを表示するにはすべて表示をクリック ) に表示するには 有効項目を選択します 追加をクリックして 新規関係者ロールを追加します 関係者ロールは 標準の事前定義済関係者ロールであるか または新規関係者ロールの定義をクリックして最初に定義する必要があります 必 須 関係者ロールが必須関係者ロールかどうかを示すフラ関係者ロールを必須にする場合は 必須チェックボックスを選択グ この関係者ロールを使用しないで伝票が保存されします ると 不整合であることがシステムから通知されます このチェックボックスがデフォルトで選択されている場合 選択解除することはできません 一意マニュアル変更禁止 伝票で更新することができる関係者ロールは 1 つのみであることを示すフラグ 複数の関係者を使用して伝票が保存されると 整合していないことがシステムから通知されます 関係者ロールを伝票で変更することができるかどうかを示すフラグ 伝票で更新することができる関係者ロールを 1 つのみにする場合は 一意チェックボックスを選択します 伝票での関係者ロールの変更を禁止する場合は マニュアル変更禁止チェックボックスを選択します 新規関係者ロールの定義 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 39

40 設定説明タスク 関係者ロールコード内容説明責任ロール 関係者スキーマに追加する関係者ロールのコード 関係者ロールの内容説明 責任の更新に関連するフラグ 関係者ロールの関係者ロールコードを入力します このコードは文字 Z で始める必要があります (Z01 など ) 関係者ロールの内容説明を入力します これが必要な場合は このチェックボックスを選択します 責任ロールフラグが選択されている場合は この関係者ロールの 2 つのタイプの責任を以下のように更新すること ができます アカウントの直接的な責任を更新します 関係者ロールは アカウントマスタデータの責任のドロップダウン リストで提案されます たとえば 従業員 Kate Jacob は アカウント Silverstar Wholesale Corp の関係 者ロールで直接的に責任を負います アカウントの間接的な責任を更新します たとえば 従業員 Susan Thomas は米国ネバダ州のすべてのアカウ ントの責任を負います これは アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタ ユーティリティビュー 従業員作業配分サブビューで行います Silverstar Wholesale Corp の代表住所が米国ネバダ州にある場合 Kate Jacob と Susan Thomas の両方がアカウントマスタデータの責任に以下のように表示されます Kate Jacob: 直接責任が選択されています 必要に応じて このエントリを変更または削除することができま す Susan Thomas: 直接責任は選択されていません このエントリを変更または削除することはできません この関係者ロールについて責任ロールフラグが選択されており この関係者ロールが関係者スキーマに割り当てられている場合 関係者タブで関係者ロールは自動的に決定されます 最初にアカウントの直接責任が決定されます 直接責任が更新されていない場合 間接責任が存在するときはそれが決定されます 上記の例では Kate Jacob が決定されます 責任ロールフラグは 従業員の関係者ロールにのみ適用されます 決定を更新 関係者の決定は 複数のステップで構成することができます この関係者ロールの関係者を自動的に見つける際に あるステップが成功すると後続のステップは実行されません 必要のないステップは無効化することができますが ステップの順序を変更したり ステップ自体を設定したりすることはできません 設定説明タスク 有効 ステ ップ 決定ステップが有効化されていることを示すフラグ 有効化された決定ステップは 伝票の関係者がシステムで決定されるときに考慮されます 決定ステップの順序を指定するために使用される番号 小さい番号が先に考慮されます この決定ステップが考慮されるようにするに は 有効チェックボックスを選択します ステップ番号はシステムで指定されます 決定関係者ロールの決定方法を指定するテキスト テキストはシステムで指定されます 詳細については 作業配分を参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

41 この例では 伝票に対して関係者ロールを設定する方法を示します 伝票の標準の関係者スキーマには 以下の関係者ロールが含まれています 関係者ロール : アカウント 必須 : はい 一意 : はい 関係者ロール : 販売パートナ 必須 : いいえ 一意 : はい 伝票の関係者ロールは以下のように定義されます アカウント 伝票にはアカウントが含まれている必要があります 伝票内のアカウントは 1 つのみです 販売パートナ 伝票には販売パートナが含まれている場合があります 伝票内の販売パートナは 1 つのみです この例では 伝票に対して従業員責任者の決定を設定する方法を示します 関係者ロール : 従業員責任者 有効 : はい ステップ : 10; 決定 : アカウントの責任 関係者ロール : 従業員責任者 有効 : いいえ ステップ : 20; 決定 : 責任アカウントの地域 - 販 売別従業員責任者 関係者ロール : 従業員責任者 有効 : はい ステップ : 30; 決定 : ログオンユーザ この例では システムはステップ 10 を実行して アカウントに入力された従業員責任者を決定しようと します アカウントに対して従業員責任者が更新されていない場合 ステップ 20 はスキップします ( 有 効でないため ) 次に ステップ 30 に進み 伝票の従業員責任者としてログオンユーザを決定します つまり 実際に伝票を登録するユーザです 決定規則 前のセクションで説明されているように 伝票の決定規則を対応する微調整アクティビティで表示することができます さまざまな規則について以降の章で説明します これらの章では 適用可能な場合に決定規則のマスタデータを入力することによって決定に影響を及ぼす方法についても説明します ' 関係者ロール ' のビジネスパートナ関係例 : アカウントのビジネスパートナ関係アカウントのマスタデータの取引先担当者ビューで 他のビジネスパートナについてさまざまな関係タイプ ( 出荷先ありなど ) を入力することができます これで 伝票の登録時に 関連するビジネスパートナを自動的に決定するために関係が使用されます このステップで不適切な関係者が見つかったか 関係者が見つからなかった場合に実行すること : アカウントのマスタデータで関係を追加または削除します アカウントのマスタデータでデフォルトの関係を変更します ' 関係者ロール ' のビジネスパートナ関係微調整アクティビティで決定規則を無効にします ' 関係者ロール ' の機能組織ユニット例 : 従業員責任者の機能組織ユニット伝票の従業員責任者に割り当てられた販売単位によって 販売単位を決定することができます たとえば Kate Jacob はレポートラインユニット "Sales Office New York" に割り当てられています このステップでは 関係者ロール " 販売単位 " が従業員責任者に対してあらかじめ設定されます ' 組織関係者ロール ' の会社例 : 販売単位の会社入力またはシステムで決定された販売単位の会社を割り当てることによって 販売者関係者ロールを決定することができます 各販売単位が属すことができる会社は 1 つのみです 販売単位が伝票に入力されている場合 この販売単位に関連する会社がデフォルトの販売者になります ' 関係者ロール ' からのコピー 例 : アカウントからのコピー SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 41

42 この決定ステップによって ビジネスパートナは 1 つの関係者ロールから別の関係者ロールに必要に応じて コピーされます たとえば 出荷先 Bill-to または支払人関係者は アカウント関係者から自動的に導出 されます ログオンユーザ この決定は 従業員ロールに関連します 伝票を最初に登録するログオンユーザがこの決定ステップを実行す る場合 関係者ロールはデフォルトになります たとえば Kate Jacob が受注を登録します この決定ステ ップでは この人が従業員責任者関係者ロールに割り当てられます ' 関係者ロール ' からの責任 " 従業員 ( 直接アカウント )" この決定ステップでは 従業員ロールのデフォルトは アカウントマスタデータの取引先担当者 > 関係およ び責任で直接入力された従業員に設定されます 責任 " 責任の名称 " 例 : 責任 " 販売の従業員責任者 " この決定ステップでは 従業員および組織ユニットの責任で定義されたルールに従って 組織ユニットまたは 従業員ロールのデフォルトが設定されます たとえば New York の顧客に対して地域による決定規則を定義 しました これらの顧客についてのみ 特定の販売単位または特定の従業員が責任を負います これで アド レスが "New York" のアカウントのすべての伝票は 前に入力した決定規則に従って この販売単位または従 業員責任者に割り当てられます 詳細については 従業員責任者の決定責任 販売を参照してください 適切な機能ユニットが 1 つのみ存在する場合の組織モデルからの組織ユニット関連する機能ユニットを含む組織管理で設定されている組織ユニットが 1 つのみの場合 その組織ユニットが関連する関係者として選択されます 例 : 組織モデルで販売単位が 1 つのみ設定されています この販売単位が 受注における関連する販売単位として自動的に決定されます 伝票での新規関係者ロールの使用 伝票で関係者ロールを使用するための前提条件は この伝票タイプに関連する関係者に関係者ロールを追加することです そうすると 対応する伝票の関係者タブで 新規登録した関係者ロールで関係者を追加することができます 自動決定は 関係者ロールでフラグ責任が設定されている場合に行われます 責任は以下のように更新する必要があります アカウントマスタデータでの直接的に責任を負う関係者の更新 間接的に責任を負う関係者の更新 : これは 従業員がアカウントに対して直接的に責任を負う ( マニュアル割当 ) わけではない場合に実行することができます 責任は 国 地域 郵便番号などの顧客属性によって異なります 地域などの従業員関係者ロールの責任を入力します この責任と一致する地域で受注が登録されると 対応する従業員がデフォルトになります 直接的な責任は 間接的な関係よりも重要です つまり 対応する関係者ロールでアカウントに対して入力された直接的な責任がある場合 間接的な責任は関連しなくなります 詳細については 作業配分を参照してください コピーされた伝票またはフォローアップ伝票での新規関係者ロール 導入する新規関係者ロールを 伝票間でコピーすることができます これは 伝票のコピーおよびフォローアップ伝票の登録に有効であり コピーされた伝票およびフォローアップ伝票での関係者と同様です 前提条件は 定義した新規関係者ロールが元伝票と対象伝票の両方に追加されていることのみです 関係者ロールに関連するビジネスパートナロールの用途 以下の表は どの関係者ロールをどのビジネスパートナロールと組み合わせることができるか および関係者ロールの意味を示しています SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

43 関係者ロール 関係者ロールの内容説明 ビジネスパートナロール アカウント 商品またはサービスを購入する関係者 アカウント 販売者 商品またはサービスを販売する関係者 会社 出荷先 商品またはサービスの出荷先の関係者 ビジネスパートナ サプライヤ 商品またはサービスを供給する関係者 会社またはサプライヤ 支払人 商品またはサービスに対して支払う関係者 ビジネスパートナ 受取人 供給した商品またはサービスに対する支払を受け取る関係者 ビジネスパートナ 請求先 供給した商品またはサービスに対する請求を受け取る関係者 ビジネスパートナ 受信者 (CC) メッセージのコピーを受信する関係者 ビジネスパートナ 受信者 (BCC) サービス / サポートチーム 他の受信者に知られることなくメッセージのコピーを受信する関係者サービス依頼と顧客クレームの処理 およびサービスオーダーの計画と準備に責任を持つ関係者 ビジネスパートナ 機能 ' サービス ' を持つ組織セン タ 販売パートナ 別の会社の業務トランザクションを開始および実行する関係者 ビジネスパートナ 競合他社 会社にとってビジネスの競争相手となる関係者 ' 競合他社 ' として入力されたビジネスパートナ 受信者 メッセージを受信する関係者 ビジネスパートナ 送信者 メッセージの発生元の関係者 ビジネスパートナ アカウント 活動が割り当てられる関係者 ビジネスパートナ オーガナイザ アポイントメントの構成に責任を負う関係者 ビジネスパートナ 参加者 アポイントメントの参加者として必要とされる関係者 ビジネスパートナ 従業員責任者 何かの責任を負う関係者 この関係者は内部従業員または外部 従業員 従業員 処理者 何かを処理する関係者 従業員 活動担当者 現在の活動を参照する関係者 ビジネスパートナ サービス実行チーム サービスオーダーの実行責任を負う関係者 機能 ' サービス ' を持つ組織センタ サービス実施担当者 サービスを実施する関係者 従業員 販売単位 ビジネスプロセスで製品の販売管理に責任を負う組織ユニット 機能 ' サービス ' を持つ組織センタ コール参加者 営業員 運送業者 電話やインターネットチャットなどのリアルタイムコミュニケーションに参加する関係者企業の販売部門に属するか または販売タスクを実行する関係者輸送やその他の関連サービスを外注することで自社のサービスを補い 複合サービスを単一パッケージで顧客に提供する関係者 ビジネスパートナ 従業員 ビジネスパートナ 組織ユニット活動に割り当てられる組織ユニット組織センタ 取引先担当者伝票において取引先担当者である関係者取引先担当者 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 43

44 2.4 活動管理 概要 日次処理の一部として タスク アポイントメント 電話 レター FAX または電子メールなど 1 日を通じてさま ざまな活動に従事する必要があります 生産性および効率性を確保するため 活動管理では Customer Relationship Management に関連するすべての活動を最適化することができ 日次タスクや活動を調整するために貴重な営業時間 を費やす必要がなくなります 活動管理を使用して 個別の または業務トランザクションやビジネスパートナに関連する アポイントメントや電 子メールなどの活動を登録して追跡することができます すべての活動の構造化ビューおよび会社と会社のビジネス パートナ間の完全なインタラクション履歴が提供されます たとえば 営業員はビジネスパートナとの電話の結果を 表示することができ 営業マネージャは特定の期間中に部門で行われたすべての活動の概要を取得することができま す 活動管理では ビジネスパートナに関連する問題が最適な方法で処理されるように 会社のすべての従業員がビ ジネスパートナに関する同一の情報を得られるようにします 活動管理はすべての業務トランザクションで完全に統 合され いつでも使用できることから 売上高を改善することも可能です アカウントとそのアカウントの主要担当者を自動的に決定することができます たとえば 電子メール活動の場合 受信電子メールであるか送信電子メールであるかによって 電子メールの送信者または受信者に基づいてこれらの関係者が決定されます 会社で案件を使用する場合は プリセールスプロセスをサポートするツールである販売アシスタントを使用することができます 販売アシスタントは 推奨活動や案件の各フェーズで実行する必要のあるタスクのチェックリストを営業員に提供します 詳細については 販売アシスタント [ ページ 249] を参照してください Microsoft Outlook 統合 ( グループウェア ) によって Microsoft Outlook とシステムの CRM アプリケーションの間での情報の交換が可能になります 取引先担当者 電子メール アポイントメント およびタスクを Outlook との間で同期し 受信した電子メールからサービス依頼をシステムに登録し 電子メール タスク アポイントメントを SAP Business ByDesign のアカウント キャンペーン 案件 リードに関連付けることができます 詳細については Microsoft Outlook 統合のクイックガイド [ ページ 118] を参照してください 前提条件 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してく ださい ソリューションコンフィグレーションで活動管理が有効化されている必要があります このビジネスオプションにアクセスするには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップの販売で アカウントおよび活動管理が選択されていることを確認します 質問ステップで 販売スコーピング要素を展開して アカウントおよび活動管理を選択し 活動管理に関連する質問に回答します これにより 活動カテゴリおよび訪問レポートの微調整アクティビティが有効化されます これらのアクティビティを見つけるには 導入プロジェクトでアクティビティ一覧を開くをクリックします 微調整フェーズを選択し アクティビティ一覧から活動カテゴリおよび訪問レポートアクティビティを選択します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

45 機能 活動タイプ 活動管理は以下の活動タイプを対象とします 電子メール 電子メールによって 電子メールを使用した業務連絡文書を記録することができます システムから電子メー ルを送信すると 活動が自動的に登録されます 電子メール活動には テキストおよび添付文書 および異な るグループへの電子メールの自動送信が含まれます Microsoft Outlook を使用して 電子メールを同期させ ることもできます アポイントメント アポイントメントによって 訪問およびミーティングなどの顧客関連のアポイントメントを計画して追跡する ことができます 関係するアカウントおよび取引先担当者に関する情報のほか アポイントメントの日付やロ ケーションも更新されます カレンダでアポイントメント活動を表示したり Microsoft Outlook を使用して アポイントメントを同期させたりすることができます 関連するアポイントメントに訪問レポートを割り当て ることもできます 訪問レポートの情報は製品関連であるとは限りません タスク タスクによって 期日までに 1 人または複数の従業員が実行する必要がある活動に関する情報を記録することができます タスク活動では 顧客プレゼンテーションの準備や誕生日カードを送るリマインダなどの幅広い範囲を対象とすることができます Microsoft Outlook を使用して タスクを同期させることもできます レターレターによって 送付または受領した書面の業務連絡文書に関する情報を記録して追跡することができます レター活動への添付文書としてシステム内で保管するために 受領したレターをスキャンする必要があります 送付したレターの場合は レター活動のボタンをクリックして Microsoft Word を開きます アカウント 住所 表題 およびノートなどのレター活動の詳細がテンプレートにコピーされます そこで 編集 ローカルへの保存 および印刷を行うことができます レター活動で記入するノートは レターの本文に使用されます レターをコンピュータでローカル保存してから 添付文書としてレター活動に追加します FAX FAX によって FAX チャネルを使用した業務連絡文書を記録することができます システムから FAX を送信すると 活動が自動的に登録されます 電話電話によって 通信を使用したすべての業務のやり取りを記録することができます この活動はシステムで統合され システムから電話をかけると活動が自動的に登録されます ビュー 活動管理は アカウント管理ワークセンタ内の以下のビューが含まれています 概要事前定義のフィルタを使用して未処理タスクのワークリストにアクセスできるようにすることで アカウント管理タスクに優先度を設定することができます 活動活動に関連するすべてのアカウントを管理し 時間およびタスクを効果的に管理して優先度を設定することができます 活動を登録して 日付 時刻 ロケーション ステータス および優先度などの重要な情報を更新することができます レポート活動履歴へアクセスして 営業活動の影響および有効性をチェックすることができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 45

46 プロセスフロー 活動管理は 販売プロジェクトの管理および制御に役立ちます 以下のステップでは 選定済リードを販売案件に変 換し売上高を改善するために 活動管理がどのように役立つのかを示します 1. アポイントメント活動の登録 顧客が製品またはサービスに関心を示し 個人訪問およびデモンストレーションを依頼します 営業員がアポ イントメント活動を登録して顧客を訪問し 販売アシスタントに同行を要請します 営業員がアポイントメン ト活動に参加者を入力すると アカウントおよび取引先担当者の詳細が自動的に決定されます 2. タスクリスト登録 情報収集 および訪問準備 営業員はミーティングを準備するタスクリストを登録します プレゼンテーションおよびマーケティングの販 促品 / カタログ類はすでに用意され 製品およびサービス情報が利用可能です 営業員はこれらの文書をタス ク活動に添付します 3. 顧客訪問 営業員が顧客を訪問し 製品またはサービスのデモンストレーションを行います 顧客が製品またはサービス に関心を示し 見積を依頼します 4. 見積の登録および送信 オフィスに戻り 営業員はアポイントメントへのフォローアップ伝票として見積を登録し 顧客に見積を送信 します 5. 訪問レポートの記入およびフォローアップ活動の登録営業員が訪問レポートを記入します レターなどの顧客に対するフォローアップ活動を登録します 6. 活動の分析営業マネージャが最後にすべての営業活動をレビューします 案件などの業務伝票に対するフォローアップ伝票として 活動を登録することもできます 電子メール アポイントメント またはタスクが Microsoft Outlook 統合を使用した案件に関連する場合は フォローアップ伝票としての活動を自動的に登録することもできます この情報は 活動と業務伝票の両方の伝票フロータブで表示されます 業務伝票については 表示項目で拡張ビューを選択する必要があることに注意してください 一部の業務伝票では この情報は他の場所でも表示されます たとえば案件の場合は フォローアップ活動は営業活動で表示され リードの場合は 関連活動で表示されます 2.5 キットプロセスフロー 概要 キットは 1 つの単位としてまとめて販売または購入できる明細の論理グループとして定義されます 卸売業界や構成品目製造業界では 製品バンドルを 1 つの販売単位として提供するのが一般的です Business ByDesign システムでは さまざまな構成品目を含む 1 つの販売または購入可能な単位をキットと呼びます たとえば ノートパソコンとアダプタは 単一ユニットとしてまとめて販売または購入できる 2 つの異なる製品です ノートパソコンとアダプタの組合せは 書類上利用可能であり 価格が関連付けられています ただし キット自体は物理的実体としては存在しません キットの各種構成品目はキット明細一覧に一覧表示されます ノートパソコンとアダプタの場合 それぞれの製品が両方とも物理的実体として存在します これらの製品は保管され 輸送されるため 棚卸評価額が設定されています ただし これらの製品はキットの一部であるため 個々の価格は関係がなく キット全体の価格のみが考慮されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

47 キットの登録 1. キットの登録 キットを登録するには 製品およびサービスポートフォリオワークセンタの製品ビューに移動します 新規登録 をクリックし キットを選択します また 製品およびサービスポートフォリオワークセンタおよび製品データワークセンタの新規キット主要タス クからキットを登録することもできます 登録するキットは 1 つの単位としてまとめて販売または購入される明細のグループを表します 詳細については キットの登録を参照してください 2. キットへの購買情報の追加 購買キットを登録する場合は このキットに購買情報を追加することができます そのためには 一般情報の購買管理タブで ステータス準備中を選択します これにより 関連プロセスで購買管理区分が有効化されます 3. キットへの販売情報の追加 販売キットを登録する場合は 一般情報の販売タブで 販売キットに対して販売詳細を追加することが できます この販売詳細には 販売組織 流通チャネルなどの情報が含まれます また それぞれの流通チェ ーンに 特定の販売数量単位 保証 内部コメント 販売ノート 得意先製品コード 税情報などの 追加的 な販売詳細を割り当てることもできます ただし 販売キットの販売組織および流通チャネルを入力する必要があります これにより 関連プロセスで販売区分が有効化されます 詳細については キットへの販売詳細の割当を参照してください 4. キットへの評価情報の追加キットの財務データを提供する各会社および各本社所在地に 基本評価詳細やステータスなどの情報を含むキットの評価詳細を追加することができます また 特定の棚卸資産評価数量単位や 関連性のある各会計帳簿の原価情報など 追加的な評価詳細を割り当てることもできます これは 一般情報の評価タブで実行することができます これにより 関連プロセスで評価区分が有効化されます 詳細については キットへの評価詳細の割当を参照してください 5. キットへの税情報の追加購買キットを登録する場合は 標準税率として最も高い消費税 (VAT) がデフォルトで適用されます 一般情報の課税タブでは キットの個別税率を更新することができます 6. キット明細一覧の登録キットの登録プロセス時に登録されたキット ID を使用して キット明細一覧を登録することができます この一覧は その特定のキットに含まれるすべての明細で構成されます これらの各明細には 棚卸資産プロセスが関連付けられていますが キット内では 価格関連ではありません 詳細については キットクイックガイドのタスクセクションのキット明細一覧の登録を参照してください 販売におけるキット 1. 受注の登録およびリリース販売キットを含む受注を明細として登録し リリースすることができます 詳細については 受注クイックガイド [ ページ 381] を参照してください 2. 顧客請求書のリリース顧客請求書伝票を登録し リリースすることができます 詳細については 請求書依頼のクイックガイド [ ページ 183] を参照してください 3. 出荷元情報の決定および利用可能在庫の確認販売キットを含む受注がリリースされると 出荷ロジスティクス管理ワークセンタの顧客需要ビューで販売キットごとに顧客需要が表示されます 出荷計画 出荷元情報 および販売キットを含む受注の利用可能在庫を SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 47

48 決定できます このビューを使用して 確認済販売キットをロジスティクス実行にリリースすることもできま す 詳細については 顧客需要クイックガイドを参照してください 4. 販売キットのリリース 顧客需要ビューとは別に 出荷ロジスティクス管理ワークセンタの納入期限リストビューで販売キットをリリ ースすることもできます このビューでは 確認済納入日程行に基づいて受注が一覧表示されます この納入 期限リストでは 供給計画担当者が販売キットをリリースし その販売キットをロジスティクス実行に引き渡 すことができます 販売キットがリリースされると 対応する受注の製品 日付 数量 出荷先などのデータ を変更できなくなります 納入期限リストの詳細については 納入期限リストクイックガイドを参照してください 5. 出荷の処理 リリースされた販売キットは 出荷ロジスティクスワークセンタの出荷管理ビューの出荷提案サブビューでは 出荷提案として 出荷依頼サブビューでは出荷依頼として表示されます このビューでは 倉庫依頼を登録す ることでタスクのある販売キットの出荷を処理するか または出庫を転記することでタスクのない販売キット の出荷を処理することができます 出荷提案と出荷依頼の詳細については 出荷管理クイックガイドを参照してください タスクで出荷を処理する場合 倉庫依頼ビューで倉庫タスクを登録し タスク管理ビューでタスクを確認する ことができます 倉庫依頼の詳細については 倉庫依頼クイックガイドを参照してください タスク管理の詳細については タスク管理クイックガイドを参照してください 1 つのステップで直接出庫を転記するか タスクサポートを使用するかに関わらず 出荷が処理され 在庫変更が請求 会計管理 および供給管理に通知されます 6. 原価 / 収益の転記販売キットとその構成品目を出荷すると 出荷された構成品目の原価を転記する仕訳が登録されます 評価と勘定設定は 販売キットの一部として出荷される構成品目製品に基づいています 販売キットを請求すると 収益を転記する仕訳が登録されます 総勘定元帳ワークセンタの仕訳ビューで仕訳を表示できます 詳細については 仕訳クイックガイドを参照してください 販売キット明細と構成品目明細の勘定設定ロジックには変更がありません 販売キット製品を含む受注明細の収益認識はできません 詳細については 販売伝票明細クイックガイドを参照してください 購買管理におけるキット 1. 購買発注の登録およびリリースキットを含む購買発注を明細として登録し それをリリースすることができます 詳細については 購買発注クイックガイドを参照してください 2. 購買発注請書の登録詳細については 購買発注請書を参照してください 3. 入荷の処理キットを受け取ったら 入荷処理を使用して入荷ロジスティクスアクティビティを調整することができます キットは 入荷サプライヤ納入に対してのみサポートされます 詳細については サプライヤ納入処理を参照してください 4. 入庫の転記キットの出荷時に 入庫を登録して追跡することができます 入庫 / サービス受領は 同じまたは異なるサプライヤの購買発注への参照を使用して登録することができます 詳細については ラベル登録で入庫を直接転記を参照してください 評価と勘定設定は 購買キットの一部として出荷される構成品目製品に基づきます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

49 入庫 / サービス受領は 請求書照合 例外処理 および支払プロセスのサプライヤ請求に送信されます また データは財務会計に転送され そこで返品受領が転記され 該当する場合に個別品目および固定資産割当が更新されます 総勘定元帳ワークセンタの仕訳ビューで仕訳を表示できます 詳細については 仕訳クイックガイドを参照してください 5. サプライヤ請求書のリリースサプライヤ請求書伝票を登録およびリリースすることができます 詳細については サプライヤ請求書処理 ( 参照あり ) を参照してください 制限 キットは以下のシナリオではサポートされません 追加請求および追加クレジットメモの明細 関税 前受 / 前払金 定期請求書 請求書テンプレート およびサプライヤ請求で購買発注シナリオを参照しない請求書 処理中品目 会社内在庫転送 サプライヤへの返品または返品 サービスおよび修理シナリオ 戦略的ソーシング ( 契約 見積 ショッピングカート ) セルフサービス調達 ( 非在庫品目 ) 請求書 2.6 ISR 支払 - スイス 概要 参照番号付支払依頼 (ISR) は スイスにおける主要な支払方法のうちの 1 つです これは スイス PostFinance およびスイスの銀行によって提供されているサービスです ISR 支払依頼では すべての請求書に支払依頼が添付されている必要があります この支払依頼により 特別な ISR 参照番号などのサプライヤの銀行詳細が提供されます 特にスイスに関連するこのトピックについて 文書が用意されています 関連する国固有の文書バージョンが 確実に表示されるようにするには パーソナライズマイ設定を選択します オンスクリーンヘルプを選択し 国で スイスを選択します 設定を保存します 2.7 ISR を使用した支払処理 - スイス 特にスイスに関連するこのトピックについて 文書が用意されています 関連する国固有の文書バージョンが 確実に表示されるようにするには パーソナライズマイ設定を選択します オンスクリーンヘルプを選択し 国で スイスを選択します 設定を保存します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 ビジネスバックグラウンド PU BL I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 49

50 2.8 マニュアル顧客請求書およびクレジットメモの承認 概要 マニュアル顧客請求書およびクレジットメモの承認プロセスを有効化および定義することができます 承認プロセスの有効化顧客請求書およびクレジットメモの承認プロセスは ビジネスコンフィグレーションワークセンタの導入プロジェクトビューで有効化することができます 通常 コンフィグレーション設定は管理者が実行します 必要な権限がない場合は 管理者に連絡してください この機能を有効化する前に ステータスが未リリースのマニュアル顧客請求書およびクレジットメモ文書 が存在しないことを確認する必要があります プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします ガイド付アクティビティの質問ステップ で 販売顧客請求雑費請求からビジネスオプションマニュアル顧客請求書の承認を選択します 承認プロセスの定義 アプリケーション / ユーザ管理で 顧客請求書およびクレジットメモの承認プロセスを定義することができます 以下のことが可能です 複数の承認関係者を考慮した複数ステップ承認 以下の値の条件の定義 : ABC 層別 絶対総額合計購買担当者関係者正味額販売単位 定義した条件が満たされている場合 その伝票は承認が必要となります これにより マイエリアの管理ワークセンタの承認ビューにおいて承認者に対する承認タスクが登録されます 承認タスクを表示できるのは 承認者がマイエリアの管理ワークセンタの承認ビューにアクセスできる場合のみとなります 詳細については 承認プロセスの登録および編集に関する文書を参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月ビジネスバックグラウンド

51 3 アカウント管理 3.1 ビジネスバックグラウンド アカウント管理 概要 アカウントを効果的に管理することは 会社の成功に不可欠です アカウント管理を使用して アカウント 取引先担当者 およびパートナに関連する広範なデータを記録および管理することができます また 関連するアカウント活動を管理することもできます アカウント管理ワークセンタでは アカウント 取引先担当者 および販売 / サービスパートナに関するすべての情報にアクセスするためのセントラルロケーションが提供されます この重要情報はシステムに保存され さまざまな販売およびサービス活動で再利用できます 利点 アカウント管理によって 営業員の生産性と効率が上がります データの品質 一貫性 信頼性の向上にも役立ちます ワークセンタを使用して チーム間で一貫したコラボレーションができるアカウント管理システムを確立し 許容される顧客データ ビジネス文書 活動 インタラクションを従業員が確認できるようになります アカウントを詳細に監視することで 販売およびサービスのプロセスが効率化し 結果的に販売および収益性が向上し 顧客の満足度およびロイヤルティも向上します アカウント管理によって 顧客別の価格および割引を確認できるようになります また 特定アカウントの変更履歴も確認できるようになります 営業員は収益性の高いアカウントに注目して カスタマイズした製品ソリューションを提供したり 顧客の主要意思決定者を特定したりできます 同様に サービス担当者はサービス依頼およびサービスオーダーの処理中に アカウント情報にすばやく簡単にアクセスすることができます アカウント管理によって販売およびサービスの原価を削減し 応答時間を短縮し 新規従業員が業務を開始するまでの時間を短くすることができます このシステムは 準備活動およびフォローアップ活動を実行するために一時的にシステムを使用する営業員およびマネージャに特に役立ちます アカウント管理の詳細 アカウント管理はすべてのカスタマリレーションシップマネジメントプロセスに完全に統合されており すべての売上高が組織化されたデータベースを提供します 販売組織 インコタームズ 顧客グループ 支払条件などの関連する販売情報を更新することができます アカウント管理は 組織化された財務データベースの役割も果たします 銀行データの他にクレジットカード情報や 支払情報 督促 会計管理属性などの会社依存のデータも更新することができます 税データ 税額免除 免税証明書の更新も可能です このワークセンタによって 顧客のアドレスの更新が容易になります 標準のアドレスを定義するだけで そのアドレスが関連するビジネスプロセスに割り当てられます 郵便データや電話番号 FAX 番号 電子メールといったさまざまな通信タイプに関する情報を そのアドレスに割り当てることができます マップやガイド機能などの Web サービスの使用や 連絡可能時間の更新も可能です SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 51

52 アカウント管理は顧客のコラボレーションに集中し ビジネス文書を送信するためのカスタマイズされたテンプレー トとチャネルを使用します すべてのノートおよび添付文書が体系化されたデータベースを更新し すべての活動と 関連する販売およびサービスの文書を統合することができます ビュー アカウント管理には アカウント管理ワークセンタの以下のビューが含まれています 概要 事前定義のフィルタを使用して未処理タスクのワークリストにアクセスできるようにすることで アカウント 管理タスクに優先順位を付けることができます アカウント アカウントを登録し そのアカウントにアクセスすることができます アドレス 通信データ 売上高 財務 データといったアカウント関連の重要な情報を表示し 更新することもできます 取引先担当者 重要な取引先担当者情報を更新することができます 新規取引先担当者を登録したり 既存の取引先担当者を 検索したり 電子メール 電話番号 部門 個人の詳細などの重要な取引先担当者情報を表示したりできま す パートナ 新規パートナを登録したり 既存のパートナを検索したり 会社や主要取引先担当者の詳細 パートナのステータス ABC 分析などの重要な情報を更新したりできます 2 つのパートナ間でビジネス関連の接続を確立することもできます 活動レター FAX 電話といったアカウント関連のすべての活動を管理することができます 日付 時刻 ロケーション ステータス 優先度などの重要情報も更新することができます レポートアカウント管理ワークセンタに関連するレポートを検索 表示 実行することができます 一般的プロセス アカウント管理とビジネス開発は 販売機能に含まれます 以下のセクションでは アカウント管理によって営業員の効率を上げ ターンアラウンドタイムを短縮する方法についての詳細なテキストを提供します 1. 顧客への連絡営業マネージャがタスクを登録して アカウントに関する情報を営業員に渡します 2. 訪問の受入営業員は 顧客に連絡する前にアカウントのインタラクション履歴および関連する取引先担当者を確認します 連絡への応答として 顧客が訪問に同意します 3. 活動の登録営業員が訪問の日時などの訪問計画情報をまとめ 確認のために電子メールで顧客に送信します 4. 訪問を準備し アカウント情報をレビューします 顧客訪問の前日 営業員は訪問を準備し インタラクション履歴などの確認可能なアカウント情報をすべてレビューします 営業員は案件 受注 想定されるクレームといった アカウントの販売情報をレビューします さらに バックオーダー 与信限度情報 現在の支払状況などの 主要なロジスティクスや財務の情報もレビューします これで 営業員はアカウントに関する最適かつ最新の情報が手に入ります 5. アカウントの訪問この時点で 営業員がアカウントを訪問し 新しい販売案件の可能性を評価します 訪問中 営業員は顧客から新しいオペレーションマネージャを紹介されます 6. 訪問レポートの記入訪問後 営業員は訪問の結果を文書化します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

53 7. 新規取引先担当者の入力営業員は会社の新規取引先担当者として オペレーションマネージャの詳細を入力します 8. 案件の登録セールスサイクルは 営業員がアカウント管理レポートの最初のフェーズに案件を登録することで終了します 分析 アカウント管理によって幅広いレポートが提供され アカウント管理ワークセンタとその機能に関する詳細な情報を 把握することができます 例 Kate Jacob は Akron Heating Technologies Inc の営業員として新規採用されました 彼女は来週 オクラホマ市 にある特に著名な顧客 Home Corp を訪問しなければなりません Kate は心細くなり さまざまなソースからこの会 社に関する情報を集めようとしています Kate のマネージャである Bob Menson は彼女の窮地を理解し Home Corp の詳細を教えることにしました Bob は Kate にアカウント管理ワークセンタの Home Corp アカウントについて教えました そこで Micheal Evans が Home Corp の Kate の主要取引先担当者だとわかりました しかし アカウントの他の取引先担当者をチェックしたところ Susane Bower という新しい取引先担当者がいました Bob は Kate に Micheal と Susane の取引先担当者ファクトシートを作成して 2 人への連絡とアポイントメントのスケジュールを行うように言いました Kate は概要をチェックし Home Corp にとって重要な領域を特定しました 彼女は新しいパートナであるイリノイ州の Home Heating を探し 取引先担当者である Simon Flennings と Jack Forman の電話番号と電子メールアドレスをメモしました 彼女は会社の ABC 層別を行い Simon と Jack にアポイントメントの連絡をすることにしました Bob は状況の進展に満足し Kate にこの先 2 日間のスケジュールをチェックするように言いました Kate は活動ビューを選択し 該当する日付を入力して 自分のワークリストをチェックしました この先 2 日間には Economy Plumbing and Heating Co. とのアポイントメントが 3 件 フォローアップの電話が 5 件入っていました 活動管理 概要 日次処理の一部として タスク アポイントメント 電話 レター FAX または電子メールなど 1 日を通じてさまざまな活動に従事する必要があります 生産性および効率性を確保するため 活動管理では Customer Relationship Management に関連するすべての活動を最適化することができ 日次タスクや活動を調整するために貴重な営業時間 を費やす必要がなくなります 活動管理を使用して 個別の または業務トランザクションやビジネスパートナに関連する アポイントメントや電子メールなどの活動を登録して追跡することができます すべての活動の構造化ビューおよび会社と会社のビジネスパートナ間の完全なインタラクション履歴が提供されます たとえば 営業員はビジネスパートナとの電話の結果を表示することができ 営業マネージャは特定の期間中に部門で行われたすべての活動の概要を取得することができます 活動管理では ビジネスパートナに関連する問題が最適な方法で処理されるように 会社のすべての従業員がビジネスパートナに関する同一の情報を得られるようにします 活動管理はすべての業務トランザクションで完全に統合され いつでも使用できることから 売上高を改善することも可能です アカウントとそのアカウントの主要担当者を自動的に決定することができます たとえば 電子メール活動の場合 受信電子メールであるか送信電子メールであるかによって 電子メールの送信者または受信者に基づいてこれらの関係者が決定されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 53

54 会社で案件を使用する場合は プリセールスプロセスをサポートするツールである販売アシスタントを使用することができます 販売アシスタントは 推奨活動や案件の各フェーズで実行する必要のあるタスクのチェックリストを営業員に提供します 詳細については 販売アシスタント [ ページ 249] を参照してください Microsoft Outlook 統合 ( グループウェア ) によって Microsoft Outlook とシステムの CRM アプリケーションの間での情報の交換が可能になります 取引先担当者 電子メール アポイントメント およびタスクを Outlook との間で同期し 受信した電子メールからサービス依頼をシステムに登録し 電子メール タスク アポイントメントを SAP Business ByDesign のアカウント キャンペーン 案件 リードに関連付けることができます 詳細については Microsoft Outlook 統合のクイックガイド [ ページ 118] を参照してください 前提条件 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してく ださい ソリューションコンフィグレーションで活動管理が有効化されている必要があります このビジネスオプションにア クセスするには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導 入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップの販売で アカウントおよび活動管理が選択されていることを確認します 質問ステップで 販売スコーピング要素を展開して アカウントおよび活動管理を選択し 活動管理に関連する質問に回答します これにより 活動カテゴリおよび訪問レポートの微調整アクティビティが有効化されます これらのアクティビティを見つけるには 導入プロジェクトでアクティビティ一覧を開くをクリックします 微調整フェーズを選択し アクティビティ一覧から活動カテゴリおよび訪問レポートアクティビティを選択します 機能 活動タイプ 活動管理は以下の活動タイプを対象とします 電子メール電子メールによって 電子メールを使用した業務連絡文書を記録することができます システムから電子メールを送信すると 活動が自動的に登録されます 電子メール活動には テキストおよび添付文書 および異なるグループへの電子メールの自動送信が含まれます Microsoft Outlook を使用して 電子メールを同期させることもできます アポイントメントアポイントメントによって 訪問およびミーティングなどの顧客関連のアポイントメントを計画して追跡することができます 関係するアカウントおよび取引先担当者に関する情報のほか アポイントメントの日付やロケーションも更新されます カレンダでアポイントメント活動を表示したり Microsoft Outlook を使用してアポイントメントを同期させたりすることができます 関連するアポイントメントに訪問レポートを割り当てることもできます 訪問レポートの情報は製品関連であるとは限りません タスクタスクによって 期日までに 1 人または複数の従業員が実行する必要がある活動に関する情報を記録することができます タスク活動では 顧客プレゼンテーションの準備や誕生日カードを送るリマインダなどの幅広い範囲を対象とすることができます Microsoft Outlook を使用して タスクを同期させることもできます レターレターによって 送付または受領した書面の業務連絡文書に関する情報を記録して追跡することができます レター活動への添付文書としてシステム内で保管するために 受領したレターをスキャンする必要がありま SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

55 す 送付したレターの場合は レター活動のボタンをクリックして Microsoft Word を開きます アカウント 住所 表題 およびノートなどのレター活動の詳細がテンプレートにコピーされます そこで 編集 ローカルへの保存 および印刷を行うことができます レター活動で記入するノートは レターの本文に使用されます レターをコンピュータでローカル保存してから 添付文書としてレター活動に追加します FAX FAX によって FAX チャネルを使用した業務連絡文書を記録することができます システムから FAX を送信すると 活動が自動的に登録されます 電話電話によって 通信を使用したすべての業務のやり取りを記録することができます この活動はシステムで統合され システムから電話をかけると活動が自動的に登録されます ビュー 活動管理は アカウント管理ワークセンタ内の以下のビューが含まれています 概要 事前定義のフィルタを使用して未処理タスクのワークリストにアクセスできるようにすることで アカウント 管理タスクに優先度を設定することができます 活動 活動に関連するすべてのアカウントを管理し 時間およびタスクを効果的に管理して優先度を設定することが できます 活動を登録して 日付 時刻 ロケーション ステータス および優先度などの重要な情報を更新することができます レポート活動履歴へアクセスして 営業活動の影響および有効性をチェックすることができます プロセスフロー 活動管理は 販売プロジェクトの管理および制御に役立ちます 以下のステップでは 選定済リードを販売案件に変換し売上高を改善するために 活動管理がどのように役立つのかを示します 1. アポイントメント活動の登録顧客が製品またはサービスに関心を示し 個人訪問およびデモンストレーションを依頼します 営業員がアポイントメント活動を登録して顧客を訪問し 販売アシスタントに同行を要請します 営業員がアポイントメント活動に参加者を入力すると アカウントおよび取引先担当者の詳細が自動的に決定されます 2. タスクリスト登録 情報収集 および訪問準備営業員はミーティングを準備するタスクリストを登録します プレゼンテーションおよびマーケティングの販促品 / カタログ類はすでに用意され 製品およびサービス情報が利用可能です 営業員はこれらの文書をタスク活動に添付します 3. 顧客訪問営業員が顧客を訪問し 製品またはサービスのデモンストレーションを行います 顧客が製品またはサービスに関心を示し 見積を依頼します 4. 見積の登録および送信オフィスに戻り 営業員はアポイントメントへのフォローアップ伝票として見積を登録し 顧客に見積を送信します 5. 訪問レポートの記入およびフォローアップ活動の登録営業員が訪問レポートを記入します レターなどの顧客に対するフォローアップ活動を登録します 6. 活動の分析営業マネージャが最後にすべての営業活動をレビューします 案件などの業務伝票に対するフォローアップ伝票として 活動を登録することもできます 電子メール アポイントメント またはタスクが Microsoft Outlook 統合を使用した案件に関連する場合は フォローアップ伝票としての活動を自動的に登録することもできます この情報は 活動と業務伝票の両方の伝票フロータブで表示されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 55

56 業務伝票については 表示項目で拡張ビューを選択する必要があることに注意してください 一部の業務伝票では この情報は他の場所でも表示されます たとえば案件の場合は フォローアップ活動は営業活動で表示され リード の場合は 関連活動で表示されます 顧客からの前受 / 前払金 概要 前受金請求は 製品の出荷やサービスの提供の前にそれらに前受 / 前払金を適用する契約が顧客との間で結ばれている場合に登録されます 顧客は 購買時または出荷前に合計金額の一部を支払います 請求が発生したときに この前受 / 前払金は請求書から控除されます 顧客は残高を支払います プロセスフロー 1. ユーザは システムに受注またはサービスオーダーを登録し 受注の場合には出荷ブロック項目で サービス オーダーの場合には実行ブロック項目で前受 / 前払金必須を選択します 受注がリリースされます 2. 顧客請求ワークセンタの主要タスクで ユーザは 1 つまたは複数の前受金請求を登録します ユーザは総額または正味額を前受 / 前払金として更新します ユーザはまた 顧客が行った前受 / 前払金に使用する統制勘定を指定することもできます ( このためには すべて表示をクリックし 一般タブの会計管理にある統制勘定コード項目で統制勘定を選択します ) 前受 / 前払金について更新することができる税率は 1 つのみです 複数の税率が必要な場合は 税率ごとに前受金請求を登録します 3. ユーザは 契約タブの内容説明項目で受注 ID を入力することによって 前受金請求に受注 ID またはサービスオーダー ID を割り当てます たとえば 受注 の 10% の前受 / 前払金と入力します この情報により 顧客では 前受金請求がどの取引に基づいているかが明確になります また この情報を使用して プロセスの後の段階で前受金請求を検索することができます 4. ユーザが前受金請求をリリースします 前受金請求は自動的に印刷されます 関連する受注またはサービスオーダーの注文請書を印刷します これらを両方とも顧客に送信します 5. キャッシュフロー管理に未消込債権明細が登録されます 顧客の支払時に 債権ワークセンタでこの未消込債権明細を消し込むことができます 6. 一定の間隔で ユーザは顧客請求ワークセンタの請求書伝票ビューで未処理前受金請求を選択します ユーザは一覧に沿って作業し その際に 前受金請求をチェックして受注 ID またはサービスオーダー ID ( ステップ 3 で説明したテキストから ) をメモしたり 受注 ID またはサービスオーダー ID を使用して特定の前受金請求を検索したりすることができます 次にユーザは 出荷ブロックが該当する受注から削除されること および実行ブロックが該当するサービスオーダーから削除されることを確認します 7. 次のステップで 従業員責任者は必要なすべての後続ステップ ( 商品の出荷 サービスの提供 プロジェクト作業など ) が実行されたこと および請求書依頼が登録されたことを確認します 8. 製品が出荷されるか またはサービスが提供された後 前受 / 前払金をそれに応じて差し引くことができるように 前受金請求を関連する請求書依頼に割り当てる必要があります これを行うには 顧客請求ワークセンタの請求書依頼ビューで 対応する受注番号が前伝票 ID として含まれているすべての請求書依頼を検索します 請求書依頼を選択し 編集をクリックします これにより ユーザは必要な前受金請求を参照伝票で割り当てることができます 9. ここで ユーザは請求書依頼の顧客請求書を登録します 請求書を登録するには 3 つの方法があります 請求書依頼から直接 リリースをクリックします ( ステップ 6 の直後 ) SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

57 請求書依頼で 請求書 - 簡易入力をクリックします 前受 / 前払金転送チェックボックスが選択されていることを確認してください このチェックボックスは単純な請求書登録で自動的に選択されます 請求書実行を使用します 前受 / 前払金転送チェックボックスが選択されていることを確認してください 前受 / 前払金転送チェックボックスが選択されていないと 請求書が登録される際に 前受 / 前払金が割当済であるか または割当可能だった請求書依頼は考慮されません 請求書の 3 つの登録方法の中では 最初の方法をお奨めします この方法を使用した場合 割り当てられた前受 / 前払金と 後で登録された請求書との関係が明確になります 10. 前のステップで登録された顧客請求書で 前受 / 前払金の金額が差し引かれます ユーザは 請求書金額 税 割当済の前受 / 前払金 および支払金額をチェックできるようになります 登録された請求伝票を顧客に送信することができ この請求伝票には合計請求書金額 支払われた前受 / 前払金 および残りの支払金額が表示されます 11. 残りの支払金額の支払時に 顧客請求書の対応する未消込明細が自動的に消し込まれます これは 債権ワークセンタで確認することができます 住所管理 概要 ビジネスパートナとの通信に必要な詳細を登録 表示 および更新することができます 個人および組織の詳細な郵便データおよび通信データを更新することができます 郵便データ ビジネスパートナの一般的な郵便住所データを更新することができます 住所の詳細を追加するには 国を選択する必要があります 郵便住所項目のレイアウトは国に依存します 国依存のレイアウトをすべての国に使用することはできません 以下の追加項目で 組織および個人に関する郵便住所詳細をさらに更新することができます 私書箱番号 タイムゾーン 住所行 私書箱データのみが含まれている私書箱住所には 別途住所エントリを登録することをお奨めします 人事管理では 住所データは時間依存です 住所データを使用すると 従業員に関する正確な住所詳細を更新することができます 人事管理で更新された個人住所データは 他のアプリケーションエリアで保護されます 通信データ ビジネスパートナの通信データを更新することができます 通信データに使用可能な項目は 個人と組織のどちらのデータを更新するかによって異なります SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 57

58 通信データの更新はオプションです 以下のような通信詳細を入力することができます 電話番号 FAX 番号 電子メールアドレス Web サイトアドレス ( 組織のみ ) 携帯電話 ( 個人のみ ) ビジネスパートナの言語および優先コンタクト方法を指定することもできます 複数の住所 1 つのビジネスパートナに対して複数の住所を更新することができます 複数の住所をビジネスパートナに割り当て るときは 代表住所を指定する必要があります アカウントの住所を複数入力する場合は 出荷先住所 請求先住所 督促先住所 および送金通知住所を指定するこ とができます サプライヤについては 出荷元住所 請求元住所 受取人住所 および送金通知住所を指定すること ができます 取引先担当者およびサービス業者の事業所住所および個人アドレスを指定することができます 建物 階 部屋 内部メール詳細など さらに詳しい情報を事業所住所に追加することができます 取引先担当者またはサービス業者の事業所住所を選択した場合は まず住所が事業所住所として使用されるビジネスパートナ組織を割り当てる必要があります また アカウントマスタデータの住所の有効期間を更新することもできます 時間依存の住所は 移行またはサービスによって登録および更新できます 住所の削除 ビジネスパートナの住所を削除することができます ビジネスパートナの住所を削除しても 業務伝票ではエラーになりません 業務伝票では 使用しているビジネスパートナの住所のコピーが参照されるためです アカウントのクレジットカード名義人住所 一部の国では クレジットカードサービスプロバイダの権限チェックに 住所チェックが含まれます この場合 クレジットカード名義人住所が必須です 決済代行会社が クレジットカードサービスプロバイダで保管されているクレジットカード名義人の住所と支払人の住所を照合します 住所が一致しない場合 クレジットカード支払は実行で きません クレジットカード名義人住所を更新するか アカウントの既存の住所の 1 つをクレジットカード名義人住所にコピーすることができます クイックアクティビティでは アカウントの代表住所のみをクレジットカード名義人住所にコピーすることが できます 追加機能 下記の機能とその他の機能は マッシュアップオーサリングビューで有効化されている場合に使用可能になります 詳細については ヘルプセンタでマッシュアップオーサリングクイックガイドを参照してください 地図 / 方向 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

59 地図上に住所を表示することができます 電話番号逆引き検索サプライヤ アカウント または取引先担当者の電話番号を入力することで この番号が属する個人または組織の詳細を照会することができます ビジネスパートナ重複チェック 概要 ビジネスパートナ重複チェックにより システム内に複数存在するビジネスパートナを見つけることができます こ れにより システム内のデータの重複を避けることができ ビジネスパートナマスタデータを管理する際の労力とコ ストを低減することができます 以下のアクティビティを実行するときに 重複チェックを使用することができます ビジネスパートナビューで新しいビジネスパートナを登録するとき Microsoft Excel からビジネスパートナを登録するとき たとえば 重複チェックは Microsoft Excel を使用したアカウントの登録時に利用できます 詳細については Microsoft Excel を使用したアカウントの登録 [ ページ 77] を参照してください ビジネスパートナ アカウント サプライヤ またはその他のすべてのタイプのビジネスパートナロールが使用される さまざまなビジネスプロセスで重複チェックを使用することができます このチェックは 新しいビジネスパートナを登録すると実行されます データの保存中に そのビジネスパートナがすでに存在するかどうかがチェックされます それぞれのチェックは どのような種類のステータスを持つビジネスパートナに対しても実行されます また チェックでは アクセス権がないためにアクセスできない可能性があるビジネスパートナデータも一覧 表示されます 代表住所は アクセスする権限がある場合にのみ表示されます 重複するビジネスパートナをチェックするときには 以下のオプションがあります 重複チェックは 入力したデータを保存すると 自動的に実行されます また 重複チェックをクリックすることによって 重複チェックをマニュアルで実行することもできます チェックは 常に 既存のビジネスパートナデータと 登録しようとしているビジネスパートナのデータを比 較することによって実行されます 前提条件 設定 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してく ださい 重複チェックを無効化し 使用するチェックのタイプを選択するには ソリューション設定で 必要な機能を選択しておきます このビジネスオプションを検索するには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップで 一般ビジネスデータ内でビジネスパートナが選択されていることを確認します 質問ステップで 一般ビジネスデータスコーピングエレメントを展開し ビジネスパートナを選択します ビジネスパートナの処理を選択し ビジネスパートナの重複チェックに関連する質問に回答します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 59

60 機能重複するビジネスパートナの検索 重複するビジネスパートナの検索は 以下の検索基準に基づいて実行されます ビジネスパートナの名称および関連するデータ 個人の名 姓 および誕生日 組織の名称および追加の名称 アドレスデータ 国 市区町村 郵便番号 地名 番地などの郵便住所データ 通信 / 連絡データ 電話 FAX 携帯電話番号 および電子メール 入力データがタイプミスを含んでいる または不完全である場合にも ビジネスパートナが検索されるよう に あいまい検索が実行されます 重複チェックの結果には 重複する可能性のあるビジネスパートナに関する以下の情報が表示されます ID 名称 アドレス ステータス 重複する可能性のあるビジネスパートナとの一致の確率に関するランキング情報 (% 単位 ) 現在のビューの関連ロールが 該当するビジネスパートナにすでに割り当てられているかどうかの表示たとえば サプライヤビューで重複するサプライヤをチェックするとき そのビジネスパートナがサプライヤとして登録されている場合は サプライヤとして既存チェックボックスが選択されます スコーピング中の重複チェックには 以下のプロファイルの 1 つを選択することができます 重複するビジネスパートナのうち 類似性の高いもののみを検索する場合は 強度のチェックこのタイプのチェックを選択すると 類似性が少なくとも 85 % である場合にビジネスパートナが重複として表示されます 重複するビジネスパートナのうち 類似性が中程度から高いものまでを検索する場合は 中程度のチェ ック このタイプのチェックを選択すると 類似性が少なくとも 80 % である場合にビジネスパートナが重複 として表示されます 重複するビジネスパートナのうち 類似性が低いものから高いものまでを検索する場合は 軽度のチェ ック このタイプのチェックを選択すると 類似性が少なくとも 70 % である場合にビジネスパートナが重複 として表示されます また 重複チェックを無効にすることもできます 重複するビジネスパートナの処理重複チェックの結果において 以下のことを実行できます 重複するビジネスパートナを無視し 入力内容を保存します 重複するビジネスパートナのデータに基づき 新しいビジネスパートナを登録します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

61 既存のビジネスパートナがすでに特定のロールで登録されているかどうかに基づき 既存のデータを使用する か または新しいロールを持つ新しいビジネスパートナを登録することができます 3.2 アカウントビュー アカウントクイックガイド 販売担当者またはサービス担当者は 顧客および見込顧客のアカウント情報に漏れなく容易にアクセスできる必要があります これにより 高品質の販売およびサービスソリューションを提供することができます アカウントビューでは 現在システムに存在するすべてのアカウントの概要を把握することができます 住所と通信データ ステータス 分類 コンタクト時間 販売データ 財務データなど アカウントに関する重要な情報を更新することができます アカウントビューには 以下の場所からアクセスできます ビジネスパートナデータワークセンタ アカウント管理ワークセンタ ビジネスバックグラウンド アカウントおよび取引先担当者 アカウントと取引先担当者の情報は複数のワークセンタで表示 登録 および更新できます 登録したデータは いくつかのワークセンタで共有されます これらの情報は 1 つのワークセンタだけで更新すれば 関連するすべてのワークセンタで自動的に更新されます 詳細については アカウントおよび取引先担当者の更新 [ ページ 68] を参照してください 住所管理 ビジネスパートナとの通信に必要な詳細を登録 表示 および更新することができます 個人および組織の詳細な郵便データおよび通信データを更新することができます 詳細については 住所管理 [ ページ 57] を参照してください アクセス権および制限 ユーザがアクセスできるアカウントデータは アカウント管理ワークセンタおよびビジネスパートナワークセンタのアカウントビューで制御することができます ユーザに対して定義するアクセス権および制約に応じて そのユーザは選択されたアカウントのみを表示および編集することができます これにより 会社の要件に基づいてユーザを管理することができます そのため 選択したユーザがより機密性の高いアカウントデータを表示できるようにし その他のユーザがアクセスできるデータを減らすことができます 詳細については アカウントのアクセス権および制限 [ ページ 71] およびビジネスパートナの概要 [ ページ 74] を参照してください ビジネスパートナ重複チェック ビジネスパートナ重複チェックにより システム内に複数存在するビジネスパートナを見つけることができます これにより システム内のデータの重複を避けることができ ビジネスパートナマスタデータを管理する際の労力とコストを低減することができます 詳細については ビジネスパートナ重複チェック [ ページ 59] を参照してください SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 61

62 タスク アカウントの登録および編集 1. アカウントビューのワークリストで 新規登録をクリックし 次に個人アカウントまたは法人アカウント を選択します また ビジネスパートナデータまたはアカウント管理ワークセンタに含まれる新規法人アカウントまたは新規個人アカウント主要タスクを開始して 新規アカウントを登録することもできます 2. アカウントの名称 住所 および通信詳細のほか アカウントが個人アカウントか法人アカウントに応じて ABC 層別またはニールセン区分などアカウント固有のデータを入力します 必須の項目は名称項目のみですが 代表住所 取引先担当者 および通信詳細も入力することをお奨め します また 販売データおよび財務データを入力することもお奨めします 受注の登録など他のプロ セス内でこの情報が必要になるためです 銀行口座詳細や支払カード詳細などの販売データおよび財務データを入力するには すべて表示をクリックしてから販売データまたは財務データをクリックします アカウントに対する製品とサービスの販売 出荷および請求を行うために必要な情報がアカウント詳細にすべて含まれていない場合は アカウントに必須情報を追加することをお奨めします 販売プロセスを完全なものにするために必要な情報は以下のとおりです 一般データ ( アカウント名 代表住所 言語など ) 販売データ ( 販売組織 流通チャネル 出荷優先度 インコタームズ 支払条件 通貨など ) 財務データ ( 会社 ID 勘定設定グループなど ) スコーピング中にこのオプションを選択した場合は アカウントがシステムにすでに存在するかどうかをチェックすることができます アカウントの詳細を入力する際に 重複チェックをクリックします また 新規アカウントの詳細を保存すると 潜在的な重複について通知されます 潜在的な重複の一覧を参照することができます 3. アカウントに関する追加情報を入力するには すべて表示をクリックしてエディタを開きます 詳細をクリックして 必要なデータに関連するタブに直接ナビゲートすることもできます また ワークリストでアカウントを選択し 編集 ントに詳細な情報を追加することもできます 一般をクリックすることで 特定のアカウ 4. 保存をクリックして 新しいアカウントを保存します Microsoft Excel を使用したアカウントの登録 事前定義済の Microsoft Excel テンプレートを使用して アカウントを登録することができます 詳細については Microsoft Excel を使用したアカウントの登録 [ ページ 77] を参照してください アカウントへの複数住所の割当 1. アカウントビューのエディタで 通信 住所の順にクリックします 2. 行追加をクリックします 3. 住所詳細を入力します 4. 追加の住所項目が必要である場合は 追加項目をクリックします また 別の代表住所を選択して 出荷先住所などの住所の使用方法を示すこともできます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

63 5. 住所を 1 つ以上入力し 住所詳細を保存します また ワークリストでアカウントを選択し 編集ントに追加の住所を割り当てることもできます 住所をクリックすることで 特定のアカウ アカウントの出力設定の更新 1. アカウントビューのエディタで 通信 コラボレーションの順にクリックします 2. 以下のオプションがあります 特定の伝票の出力設定を指定するには 一覧からその伝票を選択します a. ドロップダウンリストから電子メール FAX またはプリンタを選択します FAX を出力チャネルとして使用する場合 このオプションをスコーピング中に選択する必要があります 詳細については コンフィグレーション : 電子メールおよび FAX 設定を参 照してください b. 電子メールアドレス FAX 番号 または必要な部数を入力します 利用可能であればアカウントのフォームテンプレートを選択することができます デフォルトでは 事前出荷通知はアカウントに送信されません 事前出荷通知を特定のアカウントに送信する場合は 有効列のチェックボックスを選択し 出力チャネルを入力して 保存をクリックします. このビジネスパートナに送信されるすべての業務伝票に使用される出力チャネルを更新するには すべての業務伝票に使用チェックボックスを選択します a. ドロップダウンリストから電子メール FAX またはプリンタを選択します b. 電子メールアドレス FAX 番号 または必要な部数を入力します c. ENTER を押します 出力チャネルとして電子メールを使用する場合 電子メールアドレスを入力しないと ビジネスパートナの代表住所の電子メールアドレスが使用されます XML 設定を更新するには XML 設定更新をクリックします これにより 通信契約クイックアクティ ビティが開きます ビジネスパートナ固有の出力設定により アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタの出力チャネル選択ビューおよびフォームテンプレート選択ビューで更新したデフォルトの出力設定が上書きされます 伝票の従業員責任者が関連処理をクリックし 出力設定編集を選択して出力設定を変更した場合は ビジネスパートナ固有の設定を上書きすることもできます 詳細については プロセス統合出力の設定 [ ページ 76] を参照してください 法人アカウントへの取引先担当者の割当 1. アカウントビューのエディタで 取引先担当者 取引先担当者の順にクリックします 2. 既存のビジネスパートナをアカウントの取引先担当者として使用する場合は 取引先担当者割当をクリックします 1. ダイアログボックスで 値選択を使用してビジネスパートナを検索します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 63

64 2. ビジネスパートナを選択し OK をクリックします ビジネスパートナの既存の住所 通信 職務 および部門の詳細が表示されます 詳細を編集したり 情報を追加したりすることができます 3. 新しい取引先担当者を登録するには 行追加をクリックします 4. 新しい取引先担当者に関する詳細を入力します 重複取引先担当者チェックをクリックし 取引先担当者の重複をチェックします 取引先担当者の一覧が表示されます 重複がある場合は 取引先担当者を選択し 一覧に反映させることができます 重複チェックでは 氏名のみが考慮され 取引先担当者のその他の属性は考慮されません アカウントに複数の取引先担当者を割り当てることができます 主要チェックボックスを選択して 主要取引先担当者を選択する必要があります 5. 保存をクリックして 取引先担当者を保存します また ワークリストでアカウントを選択し 編集 取引先担当者をクリックすることで 特定のアカウントに取引先担当者を割り当てることもできます 法人アカウントのターゲットグループへの割当 1. 新しい または既存の法人アカウントエディタのアカウントビューでマーケティングデータをクリックします 2. ターゲットグループ割当をクリックして既存のターゲットグループを割り当てます 3. ダイアログボックスで ターゲットグループを選択します 値選択を使用して ターゲットグループを検索することができます 4. 必要な場合は 取引先担当者 ID を選択して取引先担当者を割り当てることができます 値選択を使用して 取引先担当者を検索することができます 取引先担当者 ID の値選択には アカウントに割り当てられた取引先担当者が表示されます 5. 保存をクリックしてアカウントに対するターゲットグループ割当を保存します 6. 1 つの法人アカウントは 複数のターゲットグループに割り当てることができます ターゲットグループ割当を削除するには ターゲットグループ割当を選択し ターゲットグループ割当削除をクリックします アカウントの関係の指定 法人アカウントの関係を指定する場合は 以下の手順を実行します 1. アカウントビューのエディタで 取引先担当者 取引先担当者の順にクリックし 法人アカウント の取引先担当者関係に関する詳細を入力します ワークリストでアカウントを選択し 編集 取引先担当者をクリックすることで 特定の法人アカウントの取引先担当者関係を指定することもできます 2. アカウントビューのエディタで 取引先担当者 関係および責任の順にクリックし 法人アカウントのその他の関係に関する詳細を入力します 3. 関係の行追加をクリックし 関係タイプと 法人アカウントと関係があるビジネスパートナを選択します 4. データを保存します 個人アカウントの関係を指定する場合は 以下の手順を実行します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

65 1. アカウントビューのエディタで 関係をクリックして 個人アカウントの関係に関する詳細を入力します 2. 関係の行追加をクリックし 関係タイプと 個人アカウントと関係があるビジネスパートナを選択します 3. データを保存します アカウントへの直接責任の割当 1. アカウントビューのエディタで 取引先担当者をクリックし 法人アカウントの責任または関係を クリックしてから 個人アカウントの責任をクリックします クイックアクティビティで直接責任がある従業員を更新することもできます クイックアクティビティの責任の項目を編集する場合は 以下の手順を実行する必要があります 1. 項目を表示するには クイックアクティビティのタイトルバーのパーソナライズこの画 面をクリックします 2. 責任セクションの表示チェックボックスを選択し 変更内容を保存します 2. 責任の行追加をクリックします 3. 従業員を選択します 直接責任チェックボックスが自動的に選択されます 従業員を選択することができる値選択では ユーザのアクセス権に関係なく SAP Business ByDesign システム内のすべての従業員とサービス業者が提供されます 4. 関係者ロールとして従業員責任者 - 販売を選択します 5. データを保存します 直接責任チェックボックスを選択していない場合に一覧に表示される責任は 個別の関係者ロールに対して定義されている従業員作業配分ルールに基づいて決定されており 編集することはできません 従業員作業配分の詳細については 従業員作業配分クイックガイドを参照してください アカウントの伝票ブロックの設定 1. アカウントビューのエディタで 販売データをクリックします 2. ブロックを設定するには 伝票ブロックで必要なブロックのドロップダウンリストからブロック理由を選択します 販売プロセスに対してアカウントをブロックするために 以下のブロックを設定することができます 受注ブロック 出荷ブロック 請求書ブロック 3. データを保存します ワークリストでアカウントを選択し 編集 ブロックを設定することもできます 販売データをクリックすることで 特定のアカウントの アカウントの出荷ブロックまたは請求書ブロックを設定または削除すると この変更はアカウントに対し て新規に登録されたオーダーにのみ適用されます 既存の受注またはサービスオーダーの場合 関連するオーダー自体でブロックを設定または削除する必要があります SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 65

66 アカウントへの販売データの追加 1. アカウントビューのエディタで 販売データをクリックします クイックアクティビティで販売データを更新することもできます 2. 販売データの行追加をクリックします 3. アカウントに製品またはサービスを販売するために使用される流通チェーンの販売データ詳細 ( インコタームズなど ) を選択します アカウントに対して一括納入を選択した場合 この情報はそのアカウントの関連する受注またはサービスオーダーに自動的に転送され 完全数量の納入が 1 件登録されます この項目を表示させるには クイックアクティビティで販売組織または流通チャネルを選択する必要があります 一括納入オーダーの詳細については 一括納入オーダーを参照してください 販売データ用に以下のオプションが用意されています 個別アカウントの販売データの登録 クロスアカウント販売データの使用クロスアカウント販売データが使用可能である場合は 販売データで該当するチェックボックスが選択されています クロスアカウント販売データの詳細については ここ [ ページ 79] を参照してください 4. データを保存します アカウントに対して入力する販売データは そのアカウントの関連する業務伝票で使用されます ワークリストでアカウントを選択し 編集 販売データをクリックすることで 特定のアカウントに販売データを追加することもできます 5. データを保存します アカウントへの支払データの追加 1. アカウントビューのエディタで 財務データ 支払データの順にクリックします クイックアクティビティで支払データを更新することもできます 会社 ID および勘定設定グループを選択した後 選択した支払方法に応じてさらにデータを更新することができます 2. 会社で 行追加をクリックし 値選択を使用して会社を選択します 3. 勘定設定グループを選択します 支払保留理由および支払保留有効期限を選択することができます また 督促保留理由および督促保留有効期限を選択することもできます 4. 支払方法で 行追加をクリックし ドロップダウンリストから支払方法を選択します 5. 選択した支払方法に応じて SEPA 委任と口座振替 クレジットカード 手形情報など 適用可能な他のデータを入力します 必要に応じて 銀行に対する国際支払に関する指示を追加することもできます 6. 送金通知が必要である場合は 該当するチェックボックスを選択します 7. DATEV を使用する場合 DATEV の適切な項目に債務者 ID を入力します 8. データを保存します アカウントへの銀行データの追加 1. アカウントビューのエディタで 財務データ 銀行データの順にクリックします 2. 値選択を使用して 銀行を選択します 国および国内銀行コードは 自動的に追加されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

67 該当する銀行が値選択に表示されない場合は 新規銀行をクリックし 銀行の詳細を入力して 銀 行を銀行一覧に追加します 3. 銀行口座の詳細を入力します 4. データを保存します アカウントのクレジットカードの割当および登録 1. アカウントビューのエディタで 財務データ 銀行データの順にクリックします 2. クレジットカードでは 以下を実行できます 既存のクレジットカードをアカウントに割り当てるには 割当をクリックします 新規クレジットカードを登録するには 使用するクレジットカードサービスプロバイダに応じて < クレジットカードサービスプロバイダ > での登録をクリックします この機能は 各クレジットカードサービスがソリューションコンフィグレーションで有効化されている場合にのみ使用できます このビジネスオプションにアクセスするには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップにおいて キャッシュフロー管理内で支払 および流動性管理が選択されていることを確認します 質問ステップで キャッシュフロー管理スコーピングエレメントを展開し 支払および流動性管理 を選択します 支払方法を選択し クレジットカードサービスプロバイダに関連する質問に回答し ます 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してください このビジネスオプションはサードパーティのサービスまたは機能であり 各サードパーティの有効なライセンスを保持しているか サービス契約を締結している顧客のみが使用できます この機能のスコーピングおよび使用は 顧客と各サードパーティの間の書面による契約に基づきます クレジットカードによる支払および関連する前提条件の詳細については クレジットカードによる顧客支払 [ ページ 82] を参照してください アカウントに割り当てられたクレジットカードを削除できます 選択したクレジットカードのクレジットカード名義人住所を更新するか 住所コピーをクリックし アカ ウントの住所の 1 つをクレジットカード住所にコピーすることができます クイックアクティビティで アカウントの代表住所をクレジットカード住所にコピーすることもできます 3. データを保存します ワークリストでアカウントを選択し 編集 財務データをクリックすることで 特定のアカウントにクレジットカードデータを追加することもできます アカウントへの税データの追加 1. アカウントビューのエディタで 財務データ 税データの順にクリックします 2. 税番号で 行追加をクリックし ドロップダウンリストから国 税番号タイプ および税番号を選択します 3. 税額免除で 行追加をクリックし ドロップダウンリストから国 地域 税タイプ および非課税理由を選択します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 67

68 4. データを保存します 顧客固有の価格および割引の編集 顧客固有の価格または割引を更新するには 製品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューに移動する必要があります まず価格リストまたは割引一覧を登録する必要があります 価格リストと割引一覧 および価格設定全般の詳細については Customer Relationship Management における価格設定のクイックガイド [ ページ 314] を参照してください アカウントビューのエディタで価格の下に表示される情報は 表示目的でのみ使用されます アカウントの免税証明書の登録 このタスクの詳細については ここ [ ページ 89] を参照してください アカウントに対する SEPA 口座振替委任の登録 このタスクの詳細については ここ [ ページ 90] を参照してください アカウントワークリストからのターゲットグループの登録 ワークリストを ターゲットグループを登録するための基盤として使用することができます マーケティング目的で ワークリストで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのためには 以下の手順に従います 1. 必要なワークリストを呼び出し ニーズに応じて変更します 2. エクスポートをクリックしてから ターゲットグループへをクリックします 新規ターゲットグループ画面が開きます 3. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します Microsoft Excel を使用したアカウントのエクスポート 詳細については Microsoft Excel を使用したビジネスデータのエクスポート [ ページ 80] を参照してください 一括アカウントデータの更新 詳細については ここを参照してください ビジネスバックグラウンド アカウントおよび取引先担当者の更新 概要 アカウントと取引先担当者の情報は複数のワークセンタで表示 登録 および更新できます 登録したデータは いくつかのワークセンタで共有されます これらの情報は 1 つのワークセンタだけで更新すれば 関連するすべてのワークセンタで自動的に更新されます アカウントビューと取引先担当者ビューには 以下の場所からアクセスできます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

69 アカウント管理ワークセンタ ビジネスパートナデータワークセンタアカウント管理ワークセンタの取引先担当者ビューには 以下の取引先担当者が表示されます アカウントの取引先担当者 ビジネスパートナに割り当てられていない取引先担当者ビジネスパートナデータワークセンタの取引先担当者ビューには すべてのタイプの取引先担当者が表示されます アカウントビューには 既存の顧客と見込顧客の両方が表示されます 債権ワークセンタの顧客ビューでも 既存の顧客および見込顧客を表示 登録 および更新することができま す アカウントおよび取引先担当者 アカウントビューでは 現在システムに存在するすべてのアカウントの概要を把握することができます 住所と通信 データ ステータス 分類 コンタクト時間 販売データ 財務データなど アカウントに関する重要な情報を更新 することができます 取引先担当者ビューでは 現在システムに存在するすべての取引先担当者の概要を把握することができます 事業所住所 通信データ ステータスなど 取引先担当者に関する重要な情報を更新することができます 誕生日 婚姻状況 自宅住所など 取引先担当者の個人情報も入力することができます 前提条件 コンフィグレーション設定 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してく ださい アカウント固有のデータと取引先担当者固有のデータに関して事前に提供された設定をチェックし 調整しておきます これらのアクティビティにアクセスするには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し アクティビティ一覧を開くをクリックします 微調整フェーズを選択し 次にアクティビティ一覧からアカウントアクティビティまたは取引先担当者アクティビティを選択します 機能 個人アカウントおよび法人アカウント アカウントには 以下のタイプがあります 法人アカウントアカウントは組織です 個人アカウントアカウントは個人です アカウントが法人アカウントか個人アカウントかに応じて 表示されるアカウント項目が異なります たとえば 個人アカウントには名称項目など個人関連の項目が必要であり 法人アカウントには会社のニールセン区分や法形態など組織に関する項目が必要です SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 69

70 アカウントの一般データ アカウントについては アカウントに固有の以下の一般データを更新することができます ABC 層別 ABC 層別は 業務にとっての重要度に基づいてアカウントを評価するために使用します ニールセン区分 ニールセン区分は アカウントが所属する地域を示します ニールセン区分を使用すると 消費者行動に従っ てアカウントを分類することができます アカウントの販売データ アカウントに関してインコタームズや顧客グループなどの販売固有のデータを更新することができます アカウント に関して更新したデータは 関連する販売伝票またはサービス伝票に転送されます 以下のデータを更新することが できます 伝票ブロック 流通チェーンによって異なる販売データ 以下の販売固有のデータを更新することができます 伝票ブロック 受注ブロック受注ブロックは 新しい販売伝票またはサービス伝票が登録されないようにするものです アカウントマスタデータに受注ブロックが設定されている場合は このアカウントに対して新しい販売伝票またはサービス伝票を登録することができません 出荷ブロック出荷ブロックは 受注が出荷されないようにするものです アカウントマスタデータに出荷ブロックが設定されている場合は 新規のすべての受注にそのブロックがコピーされます 受注内で設定 編集 または削除することもできます 請求書ブロック請求書ブロックは 受注が請求されないようにするものです アカウントマスタデータに請求書ブロックが設定されている場合は 新規のすべての受注にそのブロックがコピーされます 受注内で設定 編集 または削除することもできます 返送伝票は 請求の整合性を確保するためにデフォルトで請求書ブロックを受信します 販売データ 顧客グループ顧客グループは 価格設定および統計の目的で使用します 所属情報ごとにアカウントマスタデータレコードで顧客グループを更新することができます 支払条件支払条件は 商品の供給およびサービスの実行について顧客と金銭面の合意を得るために使用します これは 期日や与信期間など 製品およびサービスの対価の支払に関する合意条件を表します 支払条件をアカウントマスタデータとして更新することができます アカウントに対する支払条件を更新すると その条件が新規の受注や販売見積などの伝票にデフォルト値としてコピーされます アカウントの財務データ このデータは 会計管理に関連するものです 以下のものが対象となります 銀行データここでは 顧客の銀行詳細と支払カード ( クレジットカード ) データを編集します 支払関連データ顧客に割り当てられている督促方針および消込方針を表示することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

71 ここでは この顧客とコラボレートしている会社を組織に指定し さらに G/L 勘定を決定するための勘定設 定グループを指定します 詳細については 取引に関する勘定設定のコンフィグレーションを参照してくださ い 支払保留理由を指定して 自動支払プロセスの顧客をブロックすることができます また 督促保留を使用 し 督促保留理由を指定して 督促プロセスからこの顧客を除外することもできます さらに 顧客請求書を消し込むために使用する支払方法 支払手数料の責任者 銀行に対する国際支払に関す る支払指示 および支払明細通知書を顧客に送信するために必要な方法を指定します 顧客からの債権を不良 であると示すことができます 不良債務者チェックボックスは 情報目的にのみ使用します このデータは 支払データエリアの財務データで編集します 税データ ここでは 税番号および顧客税額免除に関するデータを定義します 税額免除は 米国など一部の国でのみ許 可されます 詳細については 税決定 [ ページ 9] を参照してください 財務データの情報に漏れがないことを確認します 財務データを入力しなくても顧客を登録することができます たとえば 顧客が当初見込顧客にすぎない場合などです 顧客請求ワークセンタでは この顧 客に対する請求書の登録が回避されません そのため 対応するメッセージが発行されません 顧客請求 書は転記されませんが 経理担当者に対するタスクが登録されるため データを編集したり 不足してい る財務データを追加したりすることができます 取引先担当者の一般データ 取引先担当者については 取引先担当者に固有の以下の一般データを更新することができます 部門取引先担当者が勤務する部門を指定することができます 職務職務では 取引先担当者のジョブについて説明します VIP 担当者取引先担当者を会社での重要性に従って VIP 担当者に分類することができます 参照 ビジネスパートナの代替 ID アカウントのアクセス権および制限 概要 ユーザがアクセスできるアカウントデータは アカウント管理ワークセンタおよびビジネスパートナワークセンタのアカウントビューで制御することができます ユーザに対して定義するアクセス権および制約に応じて そのユーザは選択されたアカウントのみを表示および編集することができます これにより 会社の要件に基づいてユーザを管理することができます そのため 選択したユーザがより機密性の高いアカウントデータを表示できるようにし その他のユーザがアクセスできるデータを減らすことができます ユーザには ワークセンタおよびワークセンタビューのレベルでアクセス権を付与します 割り当てられているワークセンタビューのデータへのアクセスは アクセスコンテキストと呼ばれるさまざまな属性を使用して制限することができます ( アクセスコンテキストは該当するビジネスプロセスによって異なります ) SAP Business ByDesign でのアクセス権と制限 およびそれらの割当方法の詳細については ビジネスユーザに関する文書を参照してください SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 71

72 従業員の割当は その従業員が直接責任を持つアカウントに対して行うことができます この割当は アカウントの 表示と編集に関するアクセス制限を定義するための基礎として使用されます 1 人以上の従業員または 1 つ以上の 組織ユニットのアクセス制限を定義することができます ビジネスユーザビューでアカウントのアクセス制限を定義 した後 ユーザがアカウントを表示または編集できるのは そのアカウントの従業員直接責任者が適切な読込または 書込アクセスとともにそのユーザに割り当てられている場合のみになります これらのアクセス権および制限に加えて アカウント関連の概要におけるデータの表示を制限することもできます 概要におけるアクセス権および制限の詳細については ここ [ ページ 74] を参照してください アカウントビューに定義されているアクセス制限は 債権ワークセンタの顧客ビューには適用されません 顧 客ビューについては 会社アクセスコンテキストが使用されます 前提条件 コンフィグレーション設定 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してく ださい ソリューションコンフィグレーションで 販売およびサービスプロセスで必要な事業領域を有効化しました 直接責任 アカウントに直接責任のある 1 人以上の従業員がアカウントビューで割り当てられています ビジネスユーザのアクセス権および制限 ユーザに アカウント管理ワークセンタおよびビジネスパートナデータワークセンタのアカウントビューに対するアクセス権を割り当てておきます そのためには アプリケーション / ユーザ管理ユーザおよびアクセス管理ビジネスユーザに移動し 選択したビジネスユーザについて編集 アクセス権をクリックし ワークセンタおよびビューの割当に移動します 同じビューのアクセス制限の下で 従業員アクセスコンテキストを使用して アカウントビューへの読込アクセスと書込アクセスを制限しておきます 詳細制約に表示される一覧に 会社の組織構造階層が示されます 一覧から以下の項目を選択することによ ってアクセス制限を定義します 1 人以上の従業員または 1 つ以上のサービス業者これらの従業員は アカウントビューで アカウントの従業員直接責任者としても割り当てられている必要があります 1 つ以上の組織ユニット これらの組織ユニットに属する従業員は アカウントビューでアカウントの従業員直接責任者としても 割り当てられている必要があります 選択した従業員または組織ユニットの横にある読込アクセスまたは書込アクセスチェックボックス SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

73 アカウントワークリストとエディタでのアクセス権および制限 ユーザは それぞれに対して定義されているアクセス権および制限に応じて アカウント管理ワークセンタまたはビジネスパートナデータワークセンタのエディタまたはワークリストで 選択された法人アカウントまたは個人アカウントのみを表示および編集することができます ユーザは以下のデータを表示および編集することができます 無制限の読込および書込アクセスを定義した場合 ユーザはワークリスト内のすべてのアカウントを表示し すべてのアカウントのデータを表示および編集することができます 読込または書込アクセスを制限した場合 ユーザは以下の操作を行うことができます ユーザに少なくとも読込アクセスが付与されており 選択した 1 人以上の従業員または特定の組織ユニットの従業員が直接責任を持っている ワークリスト内のアカウントを表示します ユーザに読込または書込アクセスが付与されており 選択した 1 人以上の従業員または特定の組織ユニットの従業員が直接責任を持っているアカウントを表示または編集します ユーザに読込または書込アクセス権が付与されているアカウントについて アカウント管理ワークセンタまたはビジネスパートナデータワークセンタに割り当てられているレポートを表示します ユーザのアクセスが制限されており 該当するアカウントの従業員直接責任者がそのユーザとして選択されていない 場合 ユーザはそのアカウントにアクセスすることができません 従業員直接責任者がアカウントに割り当てられていない場合 どのユーザもそのアクセス権に関係なくこのアカウントを表示することができます SAP Business ByDesign システムの各アカウントについて 必要なアクセス権を持つユーザを少なくとも 1 人定義していることを確認する必要があります ユーザは 従業員直接責任者が Kate Jacob であるすべてのアカウントにアクセスすることができます このユーザがアカウントビューのワークリストでアカウント Almika Technologies Inc. を検索し このアカウントを選択します エディタを開き そのアカウントの従業員直接責任者を Kate Jocob から Jack Ingersoll に変更します データを保存した後は ワークリスト内のこのアカウントを表示および選択することができなくなります ユーザは 特定の組織ユニットの従業員が従業員直接責任者になっているすべてのアカウントにアクセスすることができます ユーザが新規アカウントを登録し 従業員を会社内の別の組織ユニットに属する従業員直接責任者として追加します データを保存した後は ワークリスト内のこのアカウントを表示および選択することができなくなります その他のワークセンタで使用されるアカウントのアクセス権および制限 ユーザは それぞれに対して定義されているアクセス権および制限に応じて アカウント管理ワークセンタとビジネスパートナデータワークセンタ以外のワークセンタで 選択された法人アカウントまたは個人アカウントのみを表示および編集することができます ユーザは以下のデータを表示および編集することができます 無制限の読込および書込アクセスを定義した場合 ユーザはワークリスト内のすべてのアカウントを表示し すべてのアカウントのデータを表示および編集することができます 読込または書込アクセスを制限した場合 ユーザは以下の操作を行うことができます アカウントに対するアクセス制限に関係なく ワークリスト内のすべてのアカウントを表示します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 73

74 ユーザに読込または書込アクセスが付与されており 選択した 1 人以上の従業員または特定の組織ユニ ットの従業員が直接責任を持っているアカウントを表示または編集します アカウントのエンタープライズサーチおよび値選択では これらのアカウントに関するユーザのアクセ ス権に関係なく すべてのアカウントが表示されます 参照 アカウントクイックガイド [ ページ 61] ビジネスパートナの概要 概要 この概要では 選択したビジネスパートナに関する重要なデータのサマリが提供されます これには ビジネスパートナのタイプに応じて アドレスデータ 関係 追加ビジネスパートナ詳細などの一般情報が含まれています また この概要では 販売 サービス および財務プロセスにおけるすべてのビジネスパートナインタラクションが示されています たとえば アカウントの未処理受注および未処理請求伝票や 販売 サービス 財務会計に関するその他の情報を表示できます また 特定のビジネスパートナに関連するレポートを実行することもできます ビジネスパートナの概要にジャンプするには 関連するビジネスパートナビューのワークリストでビジネスパートナを選択します アカウント管理およびマーケティングワークセンタの以下のビューの概要では 伝票の表示を制限できます アカウント 取引先担当者 パートナ マーケティングワークセンタの競合他社 前提条件 コンフィグレーション設定 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してく ださい 1. アカウント 取引先担当者 パートナ および競合他社の概要における伝票表示の制限このビジネスオプションにアクセスするには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップにおいて 販売管理内でアカウントおよび活動管理が選択されていることを確認します 質問ステップで 販売管理スコーピングエレメントを展開し アカウントおよび活動管理を選択します アカウント管理を選択し 概要に関連する質問に回答します 2. アカウント概要のコンテンツへのアクセス提供 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

75 a. ソリューションコンフィグレーションから ユーザのアカウント概要で表示される伝票一覧を定義するオプションを有効化することができます このビジネスオプションにアクセスするには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップで 一般ビジネスデータ内でビジネスパートナが選択されていることを確認します 質問ステップで 一般ビジネスデータスコーピングエレメントを展開し ビジネスパートナを選択します ビジネスパートナの処理を選択し パートナの概要に関連する質問に回答します b. ユーザのアカウント概要で表示される伝票一覧を定義するには アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタ ビジネスユーザビューに移動します ユーザを検索して 編集アクセス権をクリックします ワークセンタおよびビューの割当で ワークセンタ BPM_BUPAFACTSHEETAUTH を検索し 必要なアクセス制御すべてを選択します アカウント管理およびマーケティングの概要におけるアクセス権および制限 ユーザは それぞれに割り当てられたアクセス権およびスコーピング中の選択内容に応じて 法人アカウントと個人 アカウント 取引先担当者 パートナ および競合他社の概要で異なる情報を表示できます これらの制約は ユーザがアカウント管理 ビジネスパートナデータ またはマーケティングワークセンタの各ビュ ー またはその他のワークセンタビュー ( 受注ビューなど ) から概要を開いた場合に適用されます これらの制約は 以下の情報に影響します 個人アカウントまたは企業アカウント概要 : 一般のレポート 販売 サービス 財務会計 およびプロジェクトのすべてのデータ 取引先担当者概要 : キャンペーンおよび活動 パートナ概要 : 活動 競合他社概要 : 関連案件 ユーザは以下のデータを表示できます 概要に表示されるデータを制限しない場合 特定のアカウント 取引先担当者 パートナ または競合他社に 関連するすべての一般データおよび伝票が ユーザのアクセス権に関係なく概要に表示されます これらの伝票に対して必要なワークセンタビューに対するアクセス権をユーザに割り当てる必要はありません 概要の表示内容を制限する場合 ユーザには以下が表示されます すべてのアカウント 取引先担当者 パートナ または競合他社データ ( ユーザに少なくとも関連ビューに対する読込権限が与えられている場合 ) ユーザに該当するアクセス権が割り当てられているワークセンタビューに関連するすべての伝票 伝票は 関連するワークセンタビューに対して定義されたアクセス制約に基づいて表示されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 75

76 プロセス統合出力の設定 概要 伝票のプロセス統合出力に使用される出力設定は 複数のレベルで設定することができます これらの設定は 各業務伝票タイプ 特定のビジネスパートナ または個別の業務伝票インスタンスに対して行うことができます 出力設定は 伝票の出力時に使用する出力チャネルとフォームテンプレートを決定するために使用されます 出力チャネルルールおよびフォームテンプレートルール 出力チャネルルールおよびフォームテンプレートルールは 定義した特定の伝票とパラメータの組合せに対して使用 する出力チャネルおよびフォームテンプレートを選択するため システムによって使用されます たとえば 部門 A の場合はすべての見積依頼 (RFQ) を FAX で送信しますが その他のすべての部門の場合は電子メールで送信するよ うに指定することができます また フォームテンプレートに使用する同様のルールを個別に定義することもできま す これにより たとえば 業務伝票ごとにデフォルトの出力チャネルまたはフォームテンプレートを定義したり 例外的に複数の代替出力チャネルおよびフォームテンプレートを定義したりできます 出力チャネルルールおよびフォームテンプレートルールは アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタの入出力管理で定義することができます 詳細については ソリューションのヘルプセンタの出力チャネル選択クイックガイドおよびフォームテンプレート選択クイックガイドを参照してください ビジネスパートナ固有の出力設定 ビジネスパートナ固有の出力設定を使用すると 業務伝票を各自のアカウントまたはサプライヤに送信する方法を定義できます これらの設定は どの出力チャネルルールおよびフォームテンプレートルールよりも優先されます これらの設定を定義するには 以下の手順に従います アカウント管理ワークセンタのアカウントビューに移動します アカウントを選択し 編集メニューから 一般を選択します 通信タブのコラボレーションセクションに移動します サプライヤベースワークセンタのサプライヤビューに移動します サプライヤを選択し 編集メニューか ら一般を選択します 通信タブのコラボレーションセクションに移動します コラボレーションでは 選択したビジネスパートナについて有効な伝票をすべて表示することができます このビジネスパートナに属しているすべての業務伝票に対して有効な出力チャネルを定義したり 1 つ以上の個々の業務伝票に出力チャネルを指定したりすることができます アカウントの場合は デフォルトのフォームテンプレートの代わりに業務伝票に使用されるフォームテンプレートを指定することもできます 詳細については ソリューションのヘルプセンタのアカウントクイックガイドおよびサプライヤクイックガイドを参照してください 業務伝票インスタンスの出力設定 ユーザは 自分が編集する権限を持つ業務伝票がプロセス統合出力に提出されるまで その伝票の出力設定を変更することができます これらの設定は 現在の伝票の次の出力に対してのみ有効であり このタイプの伝票またはビジネスパートナに関するその他の既存の出力設定より優先されます ユーザが伝票の出力設定を編集する場合は 関連処理メニューから出力設定編集を選択します 通常 このオプションは業務伝票の編集時に利用可能です たとえば 従業員が ビジネスパートナに伝票ができる限り早く届くようにすることを考えているとします デフォルトの出力チャネルである印刷では伝票を郵送する必要がありますが これを使用する代わりに既存の出力設定を上書きして 伝票を電子メールで送信するようにできます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

77 出力設定の決定 業務伝票のプロセス統合出力がトリガされると 以下の優先順位付けレベルに基づいて 出力チャネルおよびフォームテンプレートの設定が決定されます 1. 業務伝票インスタンスの出力設定 2. ビジネスパートナ固有の出力設定 3. 出力チャネルルールおよびフォームテンプレートルール一覧内の各レベルで 設定が利用可能かどうかがチェックされます 設定が存在する場合は その設定が使用されます 存在しない場合は 一覧に定義された順序で 次に利用可能な設定が選択されます フォームテンプレートの国および言語の決定 国および言語のフォームテンプレートバリアント選択の設定を行う必要はありません その代わり この設定は以下 のルールに基づいて自動的に決定されます 国バリアントは 送信側の会社のロケーションに基づいて決定されます たとえば ドイツにある会社の従業員が受注を登録した場合は 受注フォームテンプレートのドイツ国バリアントが検索され これを使用して伝票が生成されます 国固有バリアントが利用不可の場合は 汎用のフォームテンプレートが使用されます 言語バリアントは 受信側ビジネスパートナの通信言語によって決定されます 個人アカウントの場合 通信言語はアカウントエディタの一般タブにある アカウントセクションの言語項目から取得されます 法人アカウントおよびサプライヤの場合 通信言語はアカウントまたはサプライヤエディタの一般タブにある 主要通信セクションの言語項目から取得されます たとえば ドイツにある会社の従業員が 通信言語フランス語が更新されているフランスのビジネスパートナに受注を送信する場合 フォームテンプレートのフランス語言語バリアントが検索され これを使用して伝票が生成されます 受信側の通信言語の言語バリアントが利用不可の場合は 代替言語である英語のフォームテンプレートが使用されます タスク Microsoft Excel を使用したアカウントの登録 概要 事前定義の Microsoft Excel テンプレートにアカウントを入力して SAP Business ByDesign システムにアップロードすることで アカウントを登録することができます Microsoft Excel を使用して法人または個人アカウントを登録することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 77

78 前提条件 最新の Microsoft Excel 用アドインをインストールしておきます これは 設定したソリューションに応じて ホームワークセンタのセルフサービス概要 アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタのダウンロードセンタ またはユーザインタフェースで直接使用可能なダウンロードリンクから行うことができます また ブラウザの設定が正しく設定されていることも必要となります このことは ログオン画面のマイコンピュータの設定チェックをクリックすることによって確認することができます ステップ SAP Business ByDesign システムのビジネスパートナデータワークセンタまたはアカウント管理ワークセンタのアカ ウントビューで 新規登録 らの法人アカウントを選択します テンプレートの取得 1. テンプレートを選択します をクリックして Microsoft Excel からの個人アカウントまたは Microsoft Excel か 必要な言語のテンプレートを選択し ダウンロードをクリックします スコーピング中に選択した言語を選択することができます スコーピング中に選択した言語が 1 つのみである場合は 選択元となる言語バージョンの選択肢は表示されません 2. テンプレートの処理方法を決定します 以下のオプションのいずれかを選択します テンプレートを 1 度しか使用しない場合は 保存せずにテンプレートを開くことができます 開くをクリックします 再利用できるようにテンプレートを保存する場合は ファイルを保存する場所を選択し 適切なファイル名を入力し 保存をクリックします 次に 開くをクリックします このテンプレートを前にダウンロードし コンピュータ上に保存している場合は テンプレートを保存した場 所にナビゲートして開きます Microsoft Excel からソリューションへのログオン 1. Microsoft Excel の SAP アドインリボンで ログオンをクリックします SAP アドインリボンが表示されない場合は Microsoft Excel のアドインが適切にインストールされていることをチェックします ( この文書の前提条件を参照 ) ダイアログボックスが開き そこにログオン詳細を入力することができます システム URL が自動的に提案されます システム URL は 作業しているシステムの URL です 2. ユーザ ID およびパスワードを入力し ログオンをクリックします システムへの最初のログオン後 リボンテキストが SAP アドインから自分のソリューションの名前に変更されます Microsoft Excel テンプレートでの詳細の入力 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

79 以下のことに注意してください Microsoft Excel テンプレートには 複数の行が表示され そこにデータを入力またはコピーすることができます さらに必要な場合は データを入力またはコピーする前に 必要な行数を追加します 必須項目 ( アスタリスクのマークが付いた項目 ) が入力されていることを確認します 詳細の入力に役立つ機能 : 一部の項目にはドロップダウンリストが用意されています 一部の項目では 国などのデータをシステムで検索することができます 項目の上にカーソルを置き ソリューションのツールバーまたはリボンのルックアップをクリックして システムを検索します 表示されたルックアップダイアログボックスで 検索項目を使用することができます 検索項目へのテキストの入力を開始すると 関連エントリが ID 列とテキスト列でフィルタリングされるため 一覧全体をスクロールする必要がなくなります ルックアップボタンがリボンまたはツールバーで有効になっていない場合 検索を実行することはできません 一般的なアカウントデータ 住所データ アカウント詳細 販売データなど アカウントデータを該当する列に入力 します ステータスを選択しない場合は 準備中ステータスが使用されます 次に 名称 住所 および通信データについての重複チェックが実行されます ( スコーピング時にこの機能が選択さ れている場合 ) 重複データがある場合は SAP Business ByDesign システムに保存することができず エラーメッセージが表示されます 選択したアカウントについて重複チェックが実行されないようにする場合は 該当のアカウントの重複チェック列でいいえを選択します 重複チェックの詳細については ビジネスパートナ重複チェック [ ページ 59] を参照してください データの保存 1. すべてのデータの入力が完了したら Microsoft Excel ファイルを保存します 2. データ保存先をクリックします ダイアログボックスが開き データがソリューションに保存されることが通知されます アップロード後 メッセージが表示され データがソリューションに保存されたことが通知されます 必須情報の一部を提供しなかった場合 または誤った情報を提供した場合は 一部のレコードが保 存されなくなります エラーメッセージで問題が強調表示されるため 問題を修正してデータを再度保存することができます 3. 次に ログオフをクリックしてログオフすることができます 結果 新しいアカウントが SAP Business ByDesign システムに保存され アカウントビューの一覧に追加されます このようなアカウントに変更を加える必要がある場合は Microsoft Excel テンプレートで変更してから再度 SAP Business ByDesign システムにアップロードすることができます アカウント間販売データの更新 概要 全アカウントのデフォルトデータとして使用できる販売データを登録することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 79

80 手順 1. ビジネスパートナデータワークセンタまたはアカウント管理ワークセンタに属するアカウント間販売データ更新主要タスクを開始します 2. アカウント間販売データを更新するには 行追加をクリックします 3. 必要な販売組織および流通チャネルを選択します 4. 詳細で出荷優先度 インコタームズ 支払条件などの販売データを選択し 選択したインコタームズのインコタームズロケーションを入力します 一括納入を選択した場合は 全数量が 1 回で納入されます 一括納入オーダーの詳細については 一括納入オーダーを参照してください 5. 保存して閉じるをクリックして データを保存し ワークセンタに戻ります 入力したデータは アカウントを登録するたびに販売データのデフォルトデータとして提案されます アカウントビューで入力したアカウント固有の販売データによって デフォルトの販売データを上書きすることはできません ただし アカウント固有の販売データを追加した場合 このデータがデフォル ト販売データより優先され 関連する業務伝票で使用されます 実際のデフォルト販売データを変更するには 前に入力したアカウント間販売データを変更する必要があります Microsoft Excel を使用したビジネスデータのエクスポート 概要 レポートおよびワークリストを Microsoft Excel 文書にエクスポートすることができます これらの文書を使用してさらに分析を進め 場合によっては 編集してソリューションにアップロードすることができます レポートまたはワークリストのデータをエクスポートすることができます 前提条件 最新の Microsoft Excel のアドインをインストールしておきます このことは ソリューションの設定に応じて以下から行うことができます ホームワークセンタのセルフサービス概要 アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタのダウンロードセンタ ユーザインタフェースで直接使用可能なダウンロードリンク ブラウザの設定が正しく設定されている必要があります コンピュータ設定に関する情報は ログオン画面の マイコンピュータの設定チェックをクリックすることによって確認することができます Microsoft Excel へのエクスポートを実行する権限を持っている必要があります 手順 1. エクスポートするデータが表示されている画面に移動します 2. データのタイプに応じて 以下のいずれかのオプションを選択します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

81 レポートの場合は チャートまたは表をエクスポートすることができます このためには レポートを 選択し チャートに切替またはテーブルに切替をクリックします ワークリストの場合は ワークリストを選択し 実行をクリックします 3. エクスポート をクリックし Microsoft Excel へを選択します 4. オプション : Excel エクスポートのパーソナライズ 1. エクスポートした Excel の列を選択するには 以下の手順を実行します a. タイトルバーで パーソナライズ この画面をクリックします b. サイドパネルで設定照会を選択します c. 設定照会ダイアログボックスで 列エクスポート項目のすべてを選択することにより ビュー内 のすべての列をエクスポートすることができます この項目のデフォルト値は表示で 現在表示されている列のみがエクスポートされます 2. Excel エクスポートの言語を選択するには 以下の手順を実行します a. 設定照会ダイアログボックスで 言語選択項目を表示に設定し OK をクリックします b. 保存をクリックします c. エクスポート をクリックし Microsoft Excel へを選択します d. 表示されたダイアログボックスで言語を選択します このダイアログボックスの列選択設定により パーソナライズ設定を上書きすることがで きます この選択は現在のエクスポートでのみ有効です 5. 表示されたダイアログボックスでテンプレートを選択します ログイン言語バリアントを持つテンプレートが 1 つのみである場合 エクスポートはログイン言語で実行され ユーザインタラクションは必要ありません システムにこのエクスポートシナリオのテンプレートが 1 つのみあり ログイン言語バリアントを使用することができない場合 エクスポートは英語で実行されます システムにこのエクスポートシナリオのテンプレートが複数ある場合は テンプレート一覧ダイアログボックスが表示されます このダイアログで エクスポートに使用する Microsoft Excel テンプレートを選択することができます このテンプレートによって エクスポートされたデータの書式が決定されます 各テンプレートに関連する Microsoft Excel バージョンが表示されます 6. ダウンロードをクリックします 7. メッセージによって ソリューションからエクスポートしたデータが含まれているファイルを開くか または保存することができることが示されます エクスポートしたデータの処理内容に応じて 開くまたは保存をクリックします 開くまたは保存のいずれをクリックしたかに応じて 考えられる結果は以下の 2 つです 開くをクリックすると データが含まれているワークシートが Microsoft Excel で開きます このファイルには仮の名称がありますが ファイルは保存されていません Microsoft Excel のすべての機能を使用して データを編成し ワークシートを保存することができます 保存をクリックすると 名前を付けて保存ダイアログボックスが開きます 適切なファイル名およびエクスポートされた Microsoft Excel ファイルの保存ロケーションを指定することができます メッセージによって ダウンロードが正常に完了したことが通知されます 後で テンプレートを保存したロケーションにナビゲートし このテンプレートを開くことができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 81

82 クレジットカードによる顧客支払 概要 顧客からの入金や顧客へのクレジットメモなど クレジットカードによって行われた顧客支払を処理することができます クレジットカード処理を使用できるようにするには いくつかの予備ステップを完了しておく必要があります とりわけ SAP パートナであるサービスプロバイダと契約を締結することが重要です この文書では クレジットカードを使用するために行う必要がある予備ステップと クレジットカード支払プロセスの両方について説明します 前提条件 コンフィグレーション設定 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してください スコーピング ( 必須 ) ソリューションコンフィグレーションで クレジットカードによる顧客支払を有効化しておきます このビジネスオプションにアクセスするには ビジネスコンフィグレーションワークセンタにジャンプし 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップで キャッシュフロー管理の支払および流動性管理が選択されていることを確認します 質問ステップで キャッシュフロー管理スコーピングエレメントを展開し 支払および流動性管理を展開します 支払方法を選択し 入金セクションではいラジオボタンを選択して クレジットカードを使用した顧客支払のオプションを有効化します クレジットカードサービスプロバイダセクションで正しいサービスプロバイダを選択します サービスプロバイダおよびクレジットカード機能の設定方法については クレジットカードプロバイダ Computop についてまたはクレジットカードサービスプロバイダ Paymetric についてを参照してください 統合および拡張 ( 必須 ) クレジットカードサービスプロバイダのマスタデータ選択したクレジットカードサービスプロバイダのサプライヤマスタデータエントリを登録し 次に通信契約を確立します このアクティビティにアクセスするには ビジネスコンフィグレーションワークセンタにジャンプし 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し アクティビティ一覧を開くをクリックします 統合および拡張フェーズを選択してから アクティビティ一覧からクレジットカードサービスプロバイダ - Paymetric またはクレジットカードサービスプロバイダ - Computop を選択して 関連する詳細 を入力します D&B (D-U-N-S) 番号が含まれていることを確認します ( この番号は追加 ID リンクを使用して見つけることができます ) あるいは 債務またはサプライヤベースワークセンタにナビゲートし サプライヤビューを使用してサプライヤマスタデータを入力することができます 詳細については Computop サプライヤマスタデータエントリまたは Paymetric サプライヤマスタデータエントリを参照してください 新規決済代行会社および新規決済代行会社勘定決済代行会社レコードと決済代行会社勘定を登録しておきます このアクティビティにアクセスするには ビジネスコンフィグレーションワークセンタにジャンプし 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し アクティビティ一覧を開くをクリックします 統合および拡張フェーズを選択し アクティビティ一覧からクレジットカード - 顧客支払を選択します アクティビティ詳細画面で 決済代行会社の新規登録リンクテキストを選択し 関連詳細を入力します 終了したらアクティビティ詳細画面に戻り 新規決 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

83 済代行会社の登録リンクテキストを選択して 関連詳細を入力します クレジットカードサービスプロバイダ から受け取ったマーチャント ID は必ず入力してください このアクティビティは 流動性管理ワークセンタで完了することもできます このアクティビティを検 索するには マスタデータ 決済代行会社および マスタデータ 決済代行会社勘定を選 択します 詳細については 決済代行会社および決済代行会社勘定を参照してください 微調整 ( 初回は必須 2 回目は任意 ) サービスプロバイダとの通信契約を確立しておきます システムによるクレジットカード承認の実行方法を指定して おきます 個別のクレジットカード支払の決済がシステムによって処理される形式を指定しておきます これらの 2 つの前提条件となる微調整アクティビティを検索するには ビジネスコンフィグレーションワークセンタにジャンプして 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し アクティビティ一覧を開くをクリックします 微調整フェーズを選択し アクティビティ一覧の以下のアクティビティを実行します Computop 通信契約または Paymetric 通信契約 クレジットカードサービスプロバイダとの通信契約を確 立するために アクティビティ一覧から適切なアクティビティを選択します 詳細については Computop - 通信契約または Paymetric - 通信契約を参照してください クレジットカード承認実行および決済 この任意のアクティビティを選択して クレジットカード承認期間を制御する事前定義済プロファイルをレビューおよび調整し 決済プロファイルを会社に割り当てます システムで提供される標準設定ではクレジットカード処理を使用することができ この設定でビジネスニーズを満たすことが可能な場合もあります これらの設定を調整する場合 すべてのユーザ定義設定をサービスプロバイダに合わせるようにします 1. 支払金額が顧客のクレジットカード勘定に留保される期間を決定します アクティビティ詳細画面で クレジットカード権限プロファイルの下のリンクをクリックします 2. 権限詳細を指定した後 このプロファイルを会社に割り当てます クレジットカード権限プロファイルの下の 2 つ目のリンクをクリックします 詳細については コンフィグレーション : クレジットカード権限プロファイルを参照してください 3. 事前定義済プロファイル ( 単一支払決済またはバッチ決済 ) のいずれかを会社に割り当てます アクティビティ詳細画面で 会社への決済プロファイルの割当リンクテキストをクリックします 追加前提条件 ( 必須 ) 顧客に関するクレジットカードデータをシステムに入力し 自動支払に使用される支払方法としてクレジットカードを選択しておきます また 支払方法としてクレジットカードを定義しておきます これらの前提条件を満たすため 以下を完了します クレジットカードデータを含む顧客勘定 クレジットカードデータを含む顧客勘定を登録しておきます 支払方法クレジットカードを使用して顧客請求書を決済するには 顧客に関するクレジットカードデータがシステムに存在する必要があります これを行うには 以下のステップを完了します 1. アカウント管理 ビジネスパートナデータまたは債権ワークセンタにジャンプし アカウントビュー ( 債権ワークセンタで顧客ビューを選択 ) を選択します 2. クレジットカードデータを入力する顧客を選択します 法人アカウント概要画面で 編集 財務データ の順にクリックします 任意 : 顧客がシステムに存在しない場合 このビューで新規顧客レコードを登録します 詳細については アカウントクイックガイド [ ページ 61] のタスクセクションのアカウントの登録および編集を参照してください SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 83

84 3. 財務データタブで 銀行データをクリックします クレジットカードセクションで < サービスプロバイダ名 > に登録をクリックします サービスプロバイダのシステムに転送されます 4. 顧客によって提供されたクレジットカード情報を入力します エントリを確認してデータをサービスプロ バイダに送信し 支払カード番号を生成します サービスプロバイダがエントリを確認した後 サービス プロバイダの画面を閉じます クレジットカード番号がサービスプロバイダのシステムにのみ保存され SAP Business ByDesign システムに保存されないことに注意してください 支払カード番号と非表示クレ ジットカード番号は SAP Business ByDesign システム内に保存されます 5. サービスプロバイダによって生成された非表示番号を含むクレジットカードが テーブルに追加されま す デフォルト区分が標準として有効です つまり クレジットカードが受注 サービスオーダー 請求 書で支払方法として選択されると このクレジットカードがデフォルトで提案されます 任意の時点で支 払に対しクレジットカードをブロックする必要がある場合 ブロック理由列のドロップダウンリストから 適切な理由を選択します この項目を空白にすると クレジットカードはブロックされません 顧客勘定 マスタデータを必ず保存してください 6. 任意 : クレジットカードデータがシステムにすでに存在し それを顧客に使用する場合 ( 削除された顧客マスタデータを再入力する必要がある場合など ) 割当をクリックします クレジットカード割当ダイ アログボックスで 値ヘルプを使用して関連するクレジットカードを選択します OK をクリックしま す 7. 任意 : デフォルトの支払方法としてのクレジットカード支払 : 顧客が同じクレジットカードでのすべての請 求書の支払に合意する場合 法人アカウント - 財務データ画面の支払データでデフォルトの支払方法としてこのクレジットカードを入力することができます このクレジットカードを受注または顧客請求書で入力しなくても 自動的にこのクレジットカードに請求されます 支払方法クレジットカードも顧客請求書で指定されている場合は請求書金額が収集されるということを顧客に通知するノートのみが印刷されます デフォルトの支払方法としてクレジットカード支払を選択するには 財務データタブに戻り 今度は支払データをクリックします 支払方法セクションで 行追加をクリックし ドロップダウンリストからクレジットカードを選択します クレジットカードセクションで 対応する銀行データで顧客に割り当てられたクレジットカードからいずれかを選択し この支払方法の有効期間を定義することができます 顧客がこの支払方法を使用して一度だけ支払う場合でも クレジットカードデータがシステムに存在する必要 があります これが該当する場合 クレジットカードデータは後でシステムで支払方法として間違って使用または提案されないように トランザクションの完了後は削除するか ブロックすることができます プロセスフロー クレジットカード処理には 4 つの関係者が関与します 会社 顧客 クレジットカードサービスプロバイダ および決済代行会社と呼ばれる取得側です サービスプロバイダはクレジットカード業界 (PCI) 準拠を常に確実にするため クレジットカードデータの暗号化 トークン化 承認を担当します さらに サービスプロバイダは会社と 実際の支払を担当する決済代行会社との間の接続として機能します 受注 サービスオーダー マニュアル請求書を登録します 1. 顧客は受注またはサービスオーダーワークセンタからの受注を使用して 会社の営業員としての担当者のロールで担当者からサービスを依頼または商品を発注しておきます 受注またはサービスオーダーで すべて表示 をクリックしてから 支払方法クレジットカードおよび対応するクレジットカードを選択します 必要に応じて 新規クレジットカードに関するデータを入力することもできます 2. 受注またはサービスオーダーをリリースする前に 承認チェックをクリックして 問題のクレジットカードデータと支払金額の承認を開始します データは 必要なチェックを行い 金額を承認する サービスプロバイダに送信されます これにより 承認金額別の顧客のクレジットカード勘定の与信限度が減ります この金額は 決済代行会社勘定データで指定された日数の間 ( たとえば 14 日間 ) ブロックされます この時点でク SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

85 レジットカードから引き落としはされていません 承認チェックの隣にあるリンクをクリックして 承認詳細をレビューすることができます 以下のシナリオの結果として 承認はシステムによって自動的に取り消されます 承認を含む伝票が削除または取り消され 支払に使用されるクレジットカードが変更され 発注を行う顧客が変更され 支払方法が " クレジットカード " からその他の方法 ( 現在利用可能な代替は口座振替のみ ) に変更される 承認は取り消されるとシステムから削除され 留保された資金をリリースする依頼がサービスプロバイダに自動的に送信されます 自動取消に失敗した場合は通知されません 3. サービスまたは商品の出荷後 請求処理が発生します 支払方法と承認情報は 指定のクレジットカードにそ の金額が請求されることを記載したノートとともに請求書に自動的に転送されます 4. 任意のマニュアル請求書 : 受注 サービスオーダーなどの後続伝票がない場合 請求書をマニュアルで登録す ることができます これを顧客請求ワークセンタで行います ここで会社の営業員が顧客に関連するマニュア ル請求書を発行します 請求書の入力時に 営業員は支払方法クレジットカードを選択します 請求書には クレジットカードにその金額が請求されることを記載したノートが自動的に含まれています 請求書をリリースする前に 承認チェックをクリックして 承認を依頼します 次に営業員は請求書を顧客に送信します 請求書に有効な承認が含まれていることを自動的に確認するために 顧客請求ワークセンタでクレジットカード承認実行を登録しスケジュールすることができます 詳細については クレジットカード承認実行 [ ページ 163] のクイックガイドを参照してください 自動クレジットカード支払を開始します 債権管理担当者としてのロールで 請求書の登録後 自動クレジットカード支払を開始またはマニュアルクレジットカード支払を登録して 請求書の未消込明細を消し込むことができます 1. 支払処理実行の登録および実行 a. 債権ワークセンタにジャンプし 定期タスク支払処理実行の順に選択します b. 新規登録をクリックします 新規支払処理実行画面で会社を入力し 必要に応じて 実行を特定の顧客などに制限します c. 実行を保存し有効化します スケジュールをクリックして 実行を行う必要がある時間を入力します 繰返実行を定期的にスケジュールすることもできます 指定した時間に支払処理実行が開始され 支払提案が生成されます 支払処理実行のスケジュールなどの詳細については 自動入金を参照してください 2. 支払提案のチェックと支払の実行 a. 自動支払ビューにナビゲートし 提案を選択し 編集をクリックして 前に生成された支払提案を開きます b. 必要に応じて 支払提案を確認し 修正します 支払方法は 先行伝票で選択されなかった場合 支払提案の内部開始支払に対して顧客データの支払データセクションで指定された支払方法 ( 上記参照 ) にデフォルト設定されます 支払データで複数の支払方法が指定された場合 各国の最も一般的な支払方法が提案されます 支払提案で指定された支払方法は上書き可能です たとえば 顧客がクレジットカードではなく別の支払方法の使用を希望する場合 これを支払提案で変更することができます 顧客勘定に問題があり 結果として支払提案のステータスが延期となった場合 支払を行う前に勘 定設定を修正して アクション延期リセットを選択します c. 支払実行をクリックして 自動クレジットカード支払を開始します コンフィグレーション設定に基づいて 支払が承認プロセスを介して実行されます 支払が実行された後に 全支払金額とクレジットカードデータの承認が行われます 承認は 受注 サービスオーダー また SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 85

86 はマニュアル請求書ですでに実行されている場合 その間に承認の期限が切れた場合にのみ繰り返されま す 詳細については コンフィグレーション : クレジットカード権限プロファイルを参照してください ( 受 注およびサービスオーダーにのみ関連 ) 支払モニタビューの支払管理ワークセンタで 支払のステータスが転送可能と表示されます 支払モニタ ビューは 流動性管理ワークセンタでも利用可能です クレジットカード支払の取消が可能なのは そのステータスが転送可能な間だけです これを行うには 支払管理ワークセンタにジャンプし 支払モニタビューを選択します 取り消す支払を選択 して 取消をクリックします 支払ステータスが転送中になると支払を取り消すことはできませ んが 代わりに顧客のクレジットカードへのクレジットメモを開始する必要があります 支払提案などの詳細については 自動入金を参照してください マニュアルクレジットカード支払を登録します 1. 債権ワークセンタにジャンプして 顧客ビューを選択してから 債務をクレジットカードによって消し込む必 要がある顧客を選択します 2. 表示をクリックして 消込対象の未消込明細を選択してから マニュアル支払方法を選択して 一覧から クレジットカードを選択します a. 支払方法としてクレジットカードがすでに選択された未消込明細を選択すると この情報が支払の登録に使用されます 支払をレビューし 必要に応じてクレジットカード情報を変更することができます 終了したら 転記をクリックします b. 合意された支払方法が選択されていない 1 つ以上の未消込明細を選択すると 顧客のデフォルトのクレジットカードが選択されます 支払をレビューし 必要に応じてクレジットカード情報を変更することができます 終了したら 転記をクリックします 3. コンフィグレーション設定に基づいて 支払が承認プロセスを介して実行されます 承認が完了するとすぐに未消込明細が支払によって消し込まれます 支払のステータスを追跡する場合 支払管理ワークセンタに切り替え 支払モニタビューを選択します 支払の取消 受注 サービスオーダー またはマニュアル請求書から直接支払を承認し 後で支払を取り消す場合 これらの承認は取り消されず サービスプロバイダには通知されません 承認は 未消込明細が支払われるとすぐに再利用されます 新規クレジットカード支払画面から直接承認を依頼しており ( 受注 サービスオーダー またはマニュ アル請求書から直接ではなく ) 後で支払を取り消す場合 承認は取り消され サービスプロバイダに 通知されます 支払金額増加支払われる金額が承認金額より大きい場合 承認チェックボタンをクリックして 差額に対する追加承認を依頼することができます 代替 : その他の支払方法によるマニュアル支払未消込明細一覧から消し込む明細を選択してから マニュアル支払方法を選択し 他の支払方法を選択します 新規支払画面で 支払方法がすでにデフォルトでない場合は支払方法としてクレジットカードを選択します 支払をレビューしてから 支払実行をクリックします 承認プロセスと支払ステータス追跡については 上記のステップ 3 に記載されています クレジットカード決済実行を登録し実行します クレジットカード支払を自動的またはマニュアルで開始した後 支払を今行う必要があることをプロバイダに通知します クレジットカード決済実行を登録し編集するには Payment Management ワークセンタにジャンプします 定期タスクビューで クレジットカード決済サブビューを選択します 実行を たとえば毎日 週次 一度のみなど ビジネスニーズに応じてスケジュールすることができます たとえば ビジネスコンフィグレーションでバッチ決済を指定 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

87 した場合 実行からのすべての支払はプロバイダに送信される 1 つのメッセージにバンドルされます 詳細につい ては クレジットカード決済実行のクイックガイドを参照してください 決済実行が終了すると 決済済のクレジットカード支払のステータスが転送中に変わり 支払メッセージ ( ビジネス コンフィグレーションで行った設定に応じてバッチまたは個別に ) がプロバイダに送信されます 次にサービスプロ バイダはメッセージを決済代行会社に転送します 決済代行会社はその依頼をチェックし メッセージにバンドルさ れたクレジットカード支払の金額を口座に貸方記入 ( または借方記入 ) するかどうかについてプロバイダを介して返 信を送信します この返信は 適切な決済ステータスの形式でシステムに自動的に更新されます 次に 銀行報告書 に支払が受領されたことが表示されます 銀行報告書には 一緒に決済されたすべてのクレジットカード支払の合計 金額を表す 1 つの明細のみ表示されます ただし 決済代行会社に対し個別のクレジットカード支払明細をすべて 一覧表示した報告書を送信するように手配した場合 合計金額がこれらの明細に一致するかどうかをチェックするこ とができます 支払モニタビューにナビゲートしてから画面の詳細セクションで 決済処理ステータスを追跡することができます ステータスは現在の決済データに表示されます 以下の決済ステータスがあります 保留 このステータスは メッセージがサービスプロバイダに送信され システムで決済の確認待ちであることを意 味します 問題が発生しない場合 決済ステータスは通常数分以内に承認済に変わります ステータスが 24 時間以内に変わらない場合 メッセージの転送にエラーがあったかどうかをチェックする必 要があります 承認済このステータスは メッセージが正常にサービスプロバイダに送信され サービスプロバイダから決済代行会社に送信されたことを意味します これを受けて決済代行会社は支払を決済することを確認し この情報をサービスプロバイダを介してシステムに送信します 却下済このステータスは 決済代行会社が支払の決済を却下することを意味します 支払モニタの支払ステータスは 転送中から転送可能に戻ります この場合 却下理由については プロバイダ ID または決済代行会社 ID のいずれかを記載してサービスプロバイダまたは決済代行会社に問い合わせてください 任意 : 支払をマニュアルで決済します 1. クレジットカード支払のマニュアル決済を開始するには 支払管理ワークセンタに切り替え 支払モニタビューを選択します 2. 一覧で 債権ワークセンタで開始された ステータスが転送可能の必要なクレジットカード支払を選択します 複数の支払を同時に決済する場合は 複数の支払を選択することができます 検索プロセスの迅速化を図るには 拡張検索機能を使用することができます これを行うには 検索オプションをクリックし 検索基準を入力します たとえば支払方法項目で 入金カード支払を選択し 表示項目で転送可能を選択します 実行をクリックします 選択した検索基準に一致する支払のみが表示されます 3. クレジットカードのアクションをクリックしてから 決済をクリックします サービスプロバイダに送信されるメッセージが生成されます 支払のステータスが転送中に変わります 決済データがサービスプロバイダに転送され サービスプロバイダから支払の実行に合意する決済代行会社に転送されると 現在の決済データにある画面の詳細セクションで決済ステータスが承認済に変わります または 個別のクレジットカード支払を決済するため 支払モニタビューにジャンプして 対応する支払を開くこともできます クレジットカード支払画面で 決済開始をクリックします 4. 決済代行会社は メッセージにバンドルされたクレジットカード支払の合計金額を銀行口座に貸方記入 ( または借方記入 ) します 次に 銀行報告書に支払が受領されたことが表示されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 87

88 銀行報告書には 一緒に決済されたすべてのクレジットカード支払の合計金額を表す 1 つの明細のみ表示されます 決済代行会社に対し個別のクレジットカード支払明細をすべて一覧表示した報告書を送信するように手配した場合 合計金額がこれらの明細と一致するかどうかをチェックすることができます クレジットカード支払を含む銀行報告書を入力します 書面で提出された銀行報告書をマニュアルで入力する場合 流動性管理ワークセンタの共通タスクビューから新規銀行報告書を選択します 1. 明細の登録および編集ステップで 行追加をクリックし クレジットカード支払入金を選択します 2. 銀行報告書に印刷されている ( 決済代行会社からの ) クレジットカード支払金額を入力してから 銀行報告書を転記します 電子的に提出された銀行報告書を入力する場合 流動性管理ワークセンタからファイル管理ビューを選択します 1. 受信ファイルを選択して ローカルに保存された銀行報告書ファイルをシステムにアップロードします 詳細については ファイル管理クイックガイドを参照してください 2. 流動性管理ワークセンタの銀行報告書ビューで銀行報告書データをチェックしてから 銀行報告書を転記します システムでは 個別のクレジットカード支払を含む銀行報告書からの合計金額を割り当てることができないため クレジットカード支払に対し支払割当タスクが登録されます このタスクは流動性予測の登録前に完了する必要があります 銀行報告書による支払の確認方法については 銀行報告書による支払確認を参照してください 支払割当で銀行報告書からのクレジットカード支払を処理します 銀行報告書の転記直後に支払割当を編集する場合 リリース済の銀行報告書の銀行報告書の後処理リンクをクリックします 銀行報告書概要画面で すべて表示をクリックします 画面の取引セクションで 決済代行会社からの関連支払に対する後処理列の必須リンクをクリックします これにより 支払割当画面に移動します 1. 支払割当タブには デフォルトでステータスが転送中および事前確認済のクレジットカード支払が表示されます 支払に含まれる ( および決済代行会社報告書に表示される ) すべての明細を選択し それを下矢印を使用して画面下部にコピーします それらは外部参照列で決済番号を使用して識別することができます サービスプロバイダで電子決済代行会社報告書の生成が可能な場合 アクションをクリックし ドロップダウンメニューから決済代行会社報告書インポートを選択して より迅速にこのステップを完了することもできます 決済代行会社報告書のアップロード方法については 決済代行会社報告書のアップロードを参照してください サービスプロバイダで電子決済代行報告書の生成を行えない場合 個別のクレジットカード支払明細を含む印刷済報告書を要求することをお奨めします この報告書を使用し て システムに存在する明細を検索することができます 2. その他の割当タブで サービスプロバイダの手数料を入力し G/L 勘定を割り当てる必要があります 未処理金額はゼロになっている必要があります 終了したら 転記をクリックします 参照 クレジットカードサービスプロバイダ Computop について クレジットカードサービスプロバイダ Paymetric について SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

89 免税証明書の登録 ( アカウントビュー ) 概要 SAP Business ByDesign システムで免税証明書を登録し システムの対応するアカウントマスタに割り当てることが できます また 新規受注 / サービスオーダーまたは顧客請求書の登録時に免税証明書を登録し それを販売 / 請求伝票に即時に割り当てることもできます 詳細については 以下を参照してください 免税証明書の登録 ( サービスオーダー処理ビュー ) 免税証明書の登録 ( 受注処理ビュー ) 手順 1. 既存のアカウントを開く 1. Accounts Management ワークセンタに移動し Accounts ビューを選択します 2. Show 項目で全アカウントを選択します すべてのアカウントのステータス アカウント ID アカウント名 市区町村 および主要担当者が取得され 表示されます 3. アカウントを選択し 新規免税証明書を登録します 4. 編集をクリックし Financial Data を選択してアカウントのマスタデータを開きます 2. ID および日付の入力 1. マスタデータで 免税証明書を選択します 2. 行を追加し 免税証明書の詳細を入力します 3. 会社 ID および免税証明書 ID をそれぞれの項目に入力します 4. ドロップダウンメニューから Certificate Type を選択します Tax Type および Country が取得され 表示されます 5. 日付を入力します 開始日付と終了日付は 証明書の有効期間です 6. External ID および Maximum Tax Exemption Amount を証明書に記載されているとおりに入力します 情報がない場合 それぞれの項目は空のままにします フランス : 非課税理由が取得および表示されます 米国 : 非課税理由にジャンプし 非課税理由を選択します 3. 免税証明書の保存および有効化 1. 保存をクリックして データを保存します 2. ステータス変更をクリックし Activate を選択して免税証明書のステータスを有効に設定します 3. 閉じるをクリックして Accounts ビューに戻ります 結果 免税証明書が有効化され 使用することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 89

90 SEPA 口座振替委任の登録 概要 SEPA 口座振替委任処理を使用して支払を行う場合 各顧客の銀行引落権限 ( 委任の形式で ) を取得する必要があります 委任を登録および印刷し 顧客に送付して署名を依頼します その後 顧客が署名した委任のコピーを作成して返送します システムでデータを更新し 各口座振替に関する委任情報を銀行に送信します 前提条件 国内の銀行から取得した一意の債権者 ID (UCI) があります 組織管理ワークセンタの会社マスタデータに UCI を 入力しておきます 手順 1. 仮 SEPA 委任の登録 a. 債権ワークセンタで 顧客ビューにナビゲートします 顧客サブビューで 適切な顧客を選択して編集 財務データの順にクリックします b. SEPA 委任で新規をクリックします c. 口座振替委任ウィンドウに 以下を含む顧客の必須データを入力します 委任 ID 連続番号が生成されるようにする場合 この項目を空のままにします 既存の委任を登録する場合 その番号をこの項目に入力します 単一使用 1 つの支払取引のみに対してこの委任を使用する場合は このフラグを設定します 支払人データ顧客に表示されるデータをチェックし 入力ヘルプを使用して顧客の銀行を選択します 委任タイプ SEPA BtoB または SEPA コアを表示し 事前に選択した委任タイプが正しいことをチェックします 法人顧客または個人顧客を処理しているどうかに応じて 顧客口座情報からこのフォームが誘導されます 任意 : 代理支払人債務が顧客ではなく 未定義の支払人よって決済される場合 このフラグを設定します 必要な支払人データを入力します この場合 代理支払人が口座振替に同意し 委任に署名する必要があります d. 必要なすべてのデータを入力したら 保存をクリックします その後 アクション > 委任印刷を選択することで 委任を顧客に送付して署名を依頼することができます フォームを印刷すると 委任ステータスが準備中から確認待ちに変わります このステータスは 顧客から署名済の委任がまだ返送されていない あるいはその委任をシステムにまだ入力していないことを意味します 2. SEPA 委任の完了 a. 顧客から署名済の SEPA 口座振替委任が返送された後 システムで顧客を選択し 編集 > 財務データを選択します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

91 b. SEPA 委任で編集をクリックします 口座振替委任画面の署名詳細領域に データと署名の日付と場所に加え 顧客がフォームに追記したデータも入力します 保存をクリックします 委任のステータスが有効になり これで口座振替に使用できるようになりました 口座振替に委任を初めて使用すると 支払ファイルに委任データが入力されてから 銀行に送信されま す 他の情報はすでに保存されているため 委任を再利用するたびに 委任 ID のみが銀行に送信され ます 3. システムにおける既存の委任の入力 このステップは 委任がすでに存在し 顧客によって署名されているが システムにまだ存在しない場合にのみ適用されます a. 債権ワークセンタで 顧客ビューにナビゲートします 顧客サブビューで 適切な顧客を選択して 編集 財務データの順にクリックします b. SEPA 委任で新規をクリックします c. 仮 SEPA 委任に説明されているように SEPA 委任のデータを入力します ただし 既存の委任 ID および日付と署名は 委任 ID 項目に入力します 保存をクリックします 委任のステータスが有効になり これで口座振替に使用できるようになりました 委任の印刷は 必要に応じて何度でも行うことができます 4. システムにおける既存の委任の修正 a. ステータスが有効の SEPA 口座振替委任を変更する必要がある場合 システムで顧客を選択し 編集 > 財務データを選択します b. 以下の項目 ( 後で銀行に通知する必要がある ) を編集することができます 委任 ID 債権者 ID このエントリは 組織管理ワークセンタで変更する必要があります 会社名このエントリは 組織管理ワークセンタで変更する必要があります 支払人の IBAN または BIC これらのエントリは 顧客の財務データタブの銀行データサブタブで変更する必要があります 口座振替で使用する委任を保留する場合 保留フラグを設定することができます 委任を変更した場合 次回の口座振替時に委任データが支払ファイルによって銀行に送信されます 結果 委任のステータスが有効になると SEPA 口座振替の支払にそれを使用することができます ただし 委任が 36 カ月を超えて使用されていない場合は その委任は使用できません 委任は削除できません 委任の有効期間の期限が切れると この委任を使用して支払を行うことはできなくな ります 委任を使用しない あるいは委任が有効でない場合は そのステータスをマニュアルで無効としてマークから無効に設定することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 91

92 3.3 アカウント階層 アカウント階層クイックガイド 販売またはサービスのプロフェッショナルは 顧客のアカウント階層情報に対する完全かつ容易なアクセスを必要と します アカウント管理ワークセンタのアカウント階層ビューによって システムに現時点で存在するすべてのアカ ウント階層の概要が提供されます アカウント階層を表示 登録 および編集することができます ビジネスバックグラウンドアカウント階層 多くの企業は 多数の子会社を持つ顧客と取引をします 大規模顧客の複雑な組織構造を構成する複数レベルの子会社を アカウント階層によって表すことができます 詳細については アカウント階層 [ ページ 94] を参照してください タスクアカウント階層の登録 1. アカウント階層ビューのワークリストで 新規登録をクリックし 次に階層をクリックします 2. 階層ノード名と階層ノード ID を入力します 階層ノードに関するノートを入力することもできます 階層ノード ID を入力しない場合は システムによって自動的に割り当てられます 3. 階層にアカウントを追加するには アカウントで行追加をクリックします 4. 入力ヘルプまたは値選択を使用して 一覧からアカウントを選択します 基本モードでのアカウント階層の編集 1. アカウント階層を編集するには 階層内の任意のノードを選択し 編集をクリックします 階層のすべてのノードを表示するには 階層の横の矢印をクリックするか またはアクションをクリックし 次に展開をクリックします すべての階層を展開するには 全展開をクリックします 元のビューに戻るには 圧縮または全圧縮をクリックします アカウント階層エディタが開きます 2. エディタでは 以下を行うことができます 新しい階層ノードの登録 1. 下位ノードを追加するアカウント階層内のノードを選択します 2. 新規登録をクリックし 次に階層ノードをクリックして必要なデータを入力します 登録したノードが 選択したノードの 1 つ下のレベルに追加されます エディタ内で階層ノードを編集するには ノードを選択して編集をクリックします 以下のオプショ ンがあります SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

93 階層に変換選択したノードが すべての下位ノードを保持したまま 新しい階層の最上位ノードとなります 削除下位ノードが存在しない場合のみ 階層ノードを削除することができます カット & ペースト単一の階層内で階層ノードをカット & ペーストするには 階層ノードを選択してカットをクリックします 次に カットしたノードをペーストする位置の上にあるノードを選択し ペーストをクリックします ペーストしたノードが 選択したノードの 1 つ下のレベルに追加されます 階層ノードエディタでは 階層内のすべてのノードの階層ノード名を編集することもできます 詳細でノート を編集し アカウントの追加および削除を行うことができます 詳細モードでのアカウント階層の編集 1. エディタまたはアカウント階層のクイックアクティビティで 詳細モードをクリックします 2. 編集する追加の階層をアカウント階層の一覧に追加します これを行うには 以下のオプションがあります 新しいアカウント階層の登録 新規登録をクリックし 必要な情報を階層ノードに入力します システムにすでに存在するアカウント階層の選択 選択をクリックし 値選択を使用してアカウント階層を選択します 選択したアカウント階層がアカウント階層の一覧に追加されます 3. アカウント階層の追加が完了したらアカウント階層の一覧を編集します それには以下のオプションがあります 個別のアカウント階層の編集 アカウント階層を選択し 階層ノードで情報を編集します 編集 の機能は基本モードの機能と同じです 階層間での階層ノードのカット & ペースト 1. 表示しているアカウント階層の階層ノードから階層ノードを選択し 編集 をクリックしてカット をクリックします 2. アカウント階層の一覧にあるアカウント階層を選択します 次に カットしたノードをペーストする位置の上にあるノードを選択し 編集をクリックしてペーストをクリックします アカウント階層ノードへの直接のナビゲート 階層ノードに直接ナビゲートするには 以下を実行します 1. ロケートをクリックします ダイアログボックスが開きます 2. 検索データを入力して実行をクリックします 詳細な検索オプションは 検索オプション検索モードで使用することができます 3. 生成された一覧から階層ノードを選択します 4. ロケートをクリックします ダイアログボックスが閉じられ 個別のアカウント階層にある選択したノードに移動します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 93

94 Microsoft Excel を使用したアカウント階層のエクスポート 詳細については Microsoft Excel を使用したビジネスデータのエクスポート [ ページ 80] を参照してください グラフィックビューでのアカウント階層の表示アカウント階層をグラフィックビューで表示するには 階層内の任意のノードの階層ノード名または階層ノード ID をクリックします アカウント階層概要がグラフィックビューで開きます このビューでは 以下を行うことができます ステップインおよびステップアウト上位ノードを表示せずにノードを表示するには ノードを選択し アクションインをクリックします このビューから他にナビゲートするには アクションアウトをクリックします をクリックしてからステップをクリックしてからステップ 拡大および縮小 またはページに合わせる グラフィカルビューとテーブルビューの切替 画面の右上隅にあるグラフに切替またはテーブルに切替ボタンをクリックします グラフィカルビューとテーブルビューの両方で 以下を実行することができます 階層ノードの展開および圧縮 グラフィカルビューでは プラス符号 (+) をクリックして階層ノードを展開し マイナス符号 (-) をクリックして階層ノードを圧縮することができます 画面に表示されたアカウント階層の印刷 新しい階層の登録 アカウント階層のすべてのデータの表示 すべて表示または編集をクリックして アカウント階層のエディタにナビゲートします ビジネスバックグラウンド アカウント階層 概要 多くの企業は 多数の子会社を持つ顧客と取引をします 大規模顧客の複雑な組織構造を構成する複数のレベルの子会社を アカウント階層によって表すことができます American Heatings には West Coast Central East Coast という 3 つの子会社があります また 子会社 West Coast にはさらに Northwest と Southwest という 2 つの子会社があります これらの各子会社が アカウント階層ノードによって表されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

95 前提条件 コンフィグレーション設定 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してください アカウント階層を登録および編集するため ソリューション設定でアカウント階層の使用を有効化しておきます こ のビジネスオプションを見つけるには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップにおいて 一般ビジネスデータ内でビジネスパートナが選択されていることを確認します 質問ステップで 一般ビジネスデータスコーピングエレメントを展開し ビジネスパートナを選択します ビジネスパートナの処理を選択し アカウント階層に関連する質問に回答します アカウント階層のノード 階層構造はフレキシブルです ユーザは アカウントを上限数なしでノードに割り当てることができます また アカウントを割り当てないノードがあってもかまいません 新規アカウント階層および下位階層ノードを登録できます 各階層ノードに対し 階層ノード ID テキスト テキスト ( 長 ) ( ノート ) などのプロパティを更新できます カットアントペーストを使用して 階層間の再割当を含むノードの再割当を実行できます グラフィカルビュー グラフィカルビューでは 個別の各アカウント階層が分かりやすくビジュアル表示されます グラフィカルビューでは 階層ノードを展開および圧縮できます 基本モードと詳細モード 基本モードと詳細モードのどちらかで作業できます 詳細モードでは アカウント階層間でノードをカットアンドペーストできます 参照 アカウント階層クイックガイド [ ページ 92] SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 95

96 3.4 取引先担当者ビュー アカウント管理における取引先担当者のクイックガイド 取引先担当者ビューでは 法人アカウントまたはパートナに関連するすべての取引先担当者の概要 およびビジネスパートナとは関連のない他の取引先担当者の概要が提供されます 住所 電子メール 電話番号 部門 および会社内での職務などの取引先担当者に関する重要な情報を更新することができます また 生年月日 婚姻状況 および自宅住所などの取引先担当者の個人的な情報を入力することもできます 取引先担当者ビューには アカウント管理ワークセンタからアクセスすることができます ビジネスバックグラウンド アカウントと取引先担当者 アカウントと取引先担当者の情報は複数のワークセンタで表示 登録 および更新できます 登録したデータは いくつかのワークセンタで共有されます これらの情報は 1 つのワークセンタだけで更新すれば 関連するすべてのワークセンタで自動的に更新されます 詳細については アカウントと取引先担当者の更新 [ ページ 68] を参照してください 住所管理 ビジネスパートナとの通信に必要な詳細を登録 表示 および更新することができます 個人および組織の詳細な郵便データおよび通信データを更新することができます 詳細については 住所管理 [ ページ 57] を参照してください ビジネスパートナ重複チェック ビジネスパートナ重複チェックにより システム内に複数存在するビジネスパートナを見つけることができます これにより システム内のデータの重複を避けることができ ビジネスパートナマスタデータを管理する際の労力とコストを低減することができます 詳細については ビジネスパートナ重複チェック [ ページ 59] を参照してください タスク 取引先担当者の登録および編集 1. 取引先担当者ビューのワークリストで 新規登録をクリックし 取引先担当者を選 択します アカウント管理ワークセンタに属する新規取引先担当者主要タスクを開始して新しい取引先担当者を登録することもできます 2. 取引先担当者の氏名 住所 コミュニケーションおよび他の詳細を入力します 既存アカウントに新しい取引先担当者を登録する場合は 既存アカウントのアカウント ID をアカウント / パートナ項目に入力し 関連する情報を事業所住所 業務詳細 およびビジネスコミュニケーションに入力することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

97 オプションをスコーピング時に選択している場合は 取引先担当者がすでにシステムに存在するかどうかをチェックすることができます 取引先担当者の詳細を入力する際に 重複チェックをクリックします また 新しい取引先担当者の詳細を保存する際には 重複の可能性が通知されます 重複の可能性の一覧を表示することができます 3. 取引先担当者に関する追加情報を入力するには すべて表示をクリックしてエディタを開きます ワークリストで取引先担当者を選択し 編集 一般をクリックして 特定の取引先担当者に詳細を追加することもできます 4. 保存をクリックして 新しい取引先担当者を保存します Microsoft Excel を使用した取引先担当者の登録 詳細については ここ [ ページ 102] を参照してください 取引先担当者への複数の住所の割当 1. 取引先担当者ビューのエディタで 住所をクリックします 2. 行追加をクリックします 3. 住所タイプを選択し 住所の詳細を入力します 事業所住所は 関連するアカウントに基づいて決定されます 4. 追加の住所項目が必要な場合は 追加項目をクリックします 5. 住所を 1 つ以上入力し 住所の詳細を保存します ワークリストで取引先担当者を選択し 編集 住所をクリックして 特定の取引先担当者に追加住所を割り当てることもできます 取引先担当者の関係の指定 1. 取引先担当者ビューのエディタで 関係をクリックし 取引先担当者の関係に関する詳細を入力します 2. 関係で行追加をクリックし 関係タイプおよび取引先担当者が関係を持つビジネスパートナを選択します 取引先担当者が複数のビジネスパートナの取引先担当者である場合 ( 関係タイプ担当者である ) この取引先担当者の主要関係に対して詳細で主要を選択します 取引先担当者が割り当てられた主要ビジネスパートナもワークリストに表示され ます 3. データを保存します 取引先担当者への直接的な責任の割当 1. 取引先担当者ビューのエディタで 関係をクリックし 次に責任をクリックします 2. 責任で行追加をクリックします SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 97

98 取引先担当者の責任に関連する質問に回答し 該当する機能をスコーピング時に選択している場合のみ 直接的な責任を割り当てることができます その機能を選択していない場合は 関連するアカウントの責任 ( 直接的および間接的 ) は責任タブに表示されます 3. 従業員を選択します 従業員を選択できる値選択では SAP Business ByDesign システム内のすべての 従業員およびサービス担当者がユーザのアクセス権限に関係なく提供されます 4. Microsoft Outlook と割り当てられた従業員の取引先担当者データを同期する場合は グループウェア同期チェックボックスを選択します 5. コンタクト責任者を関係者ロールとして選択します 取引先担当者に従業員責任者をすでに割り当てている場合は 追加従業員責任者に対して追加コンタクト責任者を選択することもできます それぞれの追加エントリに対して このロールは自動的に選択されます 何人の従業員がアカウントの責任者となるかは 関係者ロール定義微調整アクティビティで行った関連する関係者ロールの設定に基づきます 6. データを保存します 検索オプションで ユーザまたは選択した従業員に直接的な責任のある取引先担当者を検索することができます ワークリストのマイ取引先担当者には 直接的に責任のあるすべての取引先担当者の一覧が表示されます ターゲットグループへの取引先担当者の割当 前提条件として 関連するアカウントを使用して新規または既存の取引先担当者を保存 しておく必要があります 関連するアカウント ID がない取引先担当者をターゲットグループに割り当てることはできません 1. 取引先担当者ビューの新規または既存の取引先担当者エディタで マーケティングデータをクリックします 2. ターゲットグループ割当をクリックして 既存のターゲットグループを割り当てます 3. ダイアログボックスで ターゲットグループを選択します 値選択を使用して ターゲットグループを検索することができます 4. アカウント ID を選択して アカウントを割り当てます 値選択を使用して アカウントを検索することができます アカウント ID 値選択には 取引先担当者に関連付けられたアカウントが表示されます 5. 保存をクリックして 取引先担当者へのターゲットグループ割当を保存します 6. 1 人の取引先担当者を複数のターゲットグループに割り当てることができます ターゲットグループ割当を削除するには ターゲットグループを選択して ターゲットグループ割当削除をクリックします Microsoft Excel を使用した取引先担当者のエクスポート 詳細については Microsoft Excel を使用したビジネスデータのエクスポート [ ページ 80] を参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

99 取引先担当者ワークリストからのターゲットグループの登録マーケティング目的で ワークリストで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのためには 以下の手順に従います 1. 必要なワークリストを呼び出し ニーズに応じて変更します 2. エクスポートをクリックしてから ターゲットグループへをクリックします 新規ターゲットグループ画面が開きます 3. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します 参照 ビジネスパートナの概要 [ ページ 74] ビジネスバックグラウンド アカウントおよび取引先担当者の更新 概要 アカウントと取引先担当者の情報は複数のワークセンタで表示 登録 および更新できます 登録したデータは いくつかのワークセンタで共有されます これらの情報は 1 つのワークセンタだけで更新すれば 関連するすべてのワークセンタで自動的に更新されます アカウントビューと取引先担当者ビューには 以下の場所からアクセスできます アカウント管理ワークセンタ ビジネスパートナデータワークセンタ アカウント管理ワークセンタの取引先担当者ビューには 以下の取引先担当者が表示されます アカウントの取引先担当者 ビジネスパートナに割り当てられていない取引先担当者 ビジネスパートナデータワークセンタの取引先担当者ビューには すべてのタイプの取引先担当者が表示されます アカウントビューには 既存の顧客と見込顧客の両方が表示されます 債権ワークセンタの顧客ビューでも 既存の顧客および見込顧客を表示 登録 および更新することができます アカウントおよび取引先担当者 アカウントビューでは 現在システムに存在するすべてのアカウントの概要を把握することができます 住所と通信データ ステータス 分類 コンタクト時間 販売データ 財務データなど アカウントに関する重要な情報を更新することができます 取引先担当者ビューでは 現在システムに存在するすべての取引先担当者の概要を把握することができます 事業所住所 通信データ ステータスなど 取引先担当者に関する重要な情報を更新することができます 誕生日 婚姻状況 自宅住所など 取引先担当者の個人情報も入力することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 99

100 前提条件 コンフィグレーション設定 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してく ださい アカウント固有のデータと取引先担当者固有のデータに関して事前に提供された設定をチェックし 調整しておきます これらのアクティビティにアクセスするには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し アクティビティ一覧を開くをクリックします 微調整フェーズを選択し 次にアクティビティ一覧からアカウントアクティビティまたは取引先担当者アクティビティを選択します 機能 個人アカウントおよび法人アカウント アカウントには 以下のタイプがあります 法人アカウントアカウントは組織です 個人アカウントアカウントは個人です アカウントが法人アカウントか個人アカウントかに応じて 表示されるアカウント項目が異なります たとえば 個人アカウントには名称項目など個人関連の項目が必要であり 法人アカウントには会社のニールセン区分や法形態など組織に関する項目が必要です アカウントの一般データ アカウントについては アカウントに固有の以下の一般データを更新することができます ABC 層別 ABC 層別は 業務にとっての重要度に基づいてアカウントを評価するために使用します ニールセン区分ニールセン区分は アカウントが所属する地域を示します ニールセン区分を使用すると 消費者行動に従ってアカウントを分類することができます アカウントの販売データ アカウントに関してインコタームズや顧客グループなどの販売固有のデータを更新することができます アカウントに関して更新したデータは 関連する販売伝票またはサービス伝票に転送されます 以下のデータを更新することができます 伝票ブロック 流通チェーンによって異なる販売データ 以下の販売固有のデータを更新することができます 伝票ブロック 受注ブロック SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

101 受注ブロックは 新しい販売伝票またはサービス伝票が登録されないようにするものです アカウントマ スタデータに受注ブロックが設定されている場合は このアカウントに対して新しい販売伝票またはサー ビス伝票を登録することができません 出荷ブロック出荷ブロックは 受注が出荷されないようにするものです アカウントマスタデータに出荷ブロックが設定されている場合は 新規のすべての受注にそのブロックがコピーされます 受注内で設定 編集 または削除することもできます 請求書ブロック請求書ブロックは 受注が請求されないようにするものです アカウントマスタデータに請求書ブロックが設定されている場合は 新規のすべての受注にそのブロックがコピーされます 受注内で設定 編集 または削除することもできます 返送伝票は 請求の整合性を確保するためにデフォルトで請求書ブロックを受信します 販売データ 顧客グループ顧客グループは 価格設定および統計の目的で使用します 所属情報ごとにアカウントマスタデータレコードで顧客グループを更新することができます 支払条件 支払条件は 商品の供給およびサービスの実行について顧客と金銭面の合意を得るために使用します こ れは 期日や与信期間など 製品およびサービスの対価の支払に関する合意条件を表します 支払条件をアカウントマスタデータとして更新することができます アカウントに対する支払条件を更新すると その条件が新規の受注や販売見積などの伝票にデフォルト値としてコピーされます アカウントの財務データ このデータは 会計管理に関連するものです 以下のものが対象となります 銀行データここでは 顧客の銀行詳細と支払カード ( クレジットカード ) データを編集します 支払関連データ顧客に割り当てられている督促方針および消込方針を表示することができます ここでは この顧客とコラボレートしている会社を組織に指定し さらに G/L 勘定を決定するための勘定設定グループを指定します 詳細については 取引に関する勘定設定のコンフィグレーションを参照してください 支払保留理由を指定して 自動支払プロセスの顧客をブロックすることができます また 督促保留を使用し 督促保留理由を指定して 督促プロセスからこの顧客を除外することもできます さらに 顧客請求書を消し込むために使用する支払方法 支払手数料の責任者 銀行に対する国際支払に関する支払指示 および支払明細通知書を顧客に送信するために必要な方法を指定します 顧客からの債権を不良であると示すことができます 不良債務者チェックボックスは 情報目的にのみ使用します このデータは 支払データエリアの財務データで編集します 税データここでは 税番号および顧客税額免除に関するデータを定義します 税額免除は 米国など一部の国でのみ許可されます 詳細については 税決定 [ ページ 9] を参照してください 財務データの情報に漏れがないことを確認します 財務データを入力しなくても顧客を登録することができます たとえば 顧客が当初見込顧客にすぎない場合などです 顧客請求ワークセンタでは この顧客に対する請求書の登録が回避されません そのため 対応するメッセージが発行されません 顧客請求書は転記されませんが 経理担当者に対するタスクが登録されるため データを編集したり 不足している財務データを追加したりすることができます 取引先担当者の一般データ 取引先担当者については 取引先担当者に固有の以下の一般データを更新することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 101

102 部門取引先担当者が勤務する部門を指定することができます 職務職務では 取引先担当者のジョブについて説明します VIP 担当者取引先担当者を会社での重要性に従って VIP 担当者に分類することができます 参照 ビジネスパートナの代替 ID タスク Microsoft Excel を使用した取引先担当者の登録 概要 事前定義された Microsoft Excel テンプレートに取引先担当者を入力し それを SAP Business ByDesign システムにアップロードすることで 取引先担当者を登録することができます この機能は アカウント管理ワークセンタの取引先担当者ビューのみで使用できます 前提条件 最新の Microsoft Excel 用アドインをインストールしておきます これは 設定したソリューションに応じて ホームワークセンタのセルフサービス概要 アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタのダウンロードセンタ またはユーザインタフェースで直接使用可能なダウンロードリンクから行うことができます また ブラウザの設定が正しく設定されていることも必要となります このことは ログオン画面のマイコンピュータの設定チェックをクリックすることによって確認することができます ステップ SAP Business ByDesign システムの取引先担当者ビューで 新規登録先担当者を選択します をクリックし Microsoft Excel からの取引 テンプレートの取得 1. テンプレートを選択します 必要な言語のテンプレートを選択し ダウンロードをクリックします スコーピング中に選択した言語を選択することができます スコーピング中に選択した言語が 1 つの みである場合は 選択元となる言語バージョンの選択肢は表示されません 2. テンプレートの処理方法を決定します 以下のオプションのいずれかを選択します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

103 テンプレートを 1 度しか使用しない場合は 保存せずにテンプレートを開くことができます 開くをクリックします 再利用できるようにテンプレートを保存する場合は ファイルを保存する場所を選択し 適切なファイル名を入力し 保存をクリックします 次に 開くをクリックします このテンプレートを前にダウンロードし コンピュータ上に保存している場合は テンプレートを保存した場 所にナビゲートして開きます Microsoft Excel からソリューションへのログオン 1. Microsoft Excel の SAP アドインリボンで ログオンをクリックします SAP アドインリボンが表示されない場合は Microsoft Excel のアドインが適切にインストールされていることをチェックします ( この文書の前提条件を参照 ) ダイアログボックスが開き そこにログオン詳細を入力することができます システム URL が自動的に提案 されます システム URL は 作業しているシステムの URL です 2. ユーザ ID およびパスワードを入力し ログオンをクリックします システムへの最初のログオン後 リボンテキストが SAP アドインから自分のソリューションの名前に変更されます Microsoft Excel テンプレートでの詳細の入力 以下のことに注意してください Microsoft Excel テンプレートには 複数の行が表示され そこにデータを入力またはコピーすることができます さらに必要な場合は データを入力またはコピーする前に 必要な行数を追加します 必須項目 ( アスタリスクのマークが付いた項目 ) が入力されていることを確認します 詳細の入力に役立つ機能 : 一部の項目にはドロップダウンリストが用意されています 一部の項目では 国などのデータをシステムで検索することができます 項目の上にカーソルを置き ソリューションのツールバーまたはリボンのルックアップをクリックして システムを検索します 表示されたルックアップダイアログボックスで 検索項目を使用することができます 検索項目へのテキストの入力を開始すると 関連エントリが ID 列とテキスト列でフィルタリングされるため 一覧全体をスクロールする必要がなくなります ルックアップボタンがリボンまたはツールバーで有効になっていない場合 検索を実行することはできません 取引先担当者データを適切な列に入力します ステータスを選択しない場合 準備中ステータスが使用されます 取引先担当者データの重複チェック機能がスコーピングで選択されている場合 この機能が実行されます 重複データが存在する場合 SAP Business ByDesign システムに保存できず エラーメッセージが表示されます 選択した取引先担当者に対して重複チェックを実行しない場合 関連する取引先担当者に対し 重複チェック列でいいえを選択します 重複チェックの詳細については ビジネスパートナ重複チェック [ ページ 59] を参照してください データの保存 1. すべてのデータの入力が完了したら Microsoft Excel ファイルを保存します 2. データ保存先をクリックします ダイアログボックスが開き データがソリューションに保存されることが通知されます アップロード後 メッセージが表示され データがソリューションに保存されたことが通知されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 103

104 必須情報の一部を提供しなかった場合 または誤った情報を提供した場合は 一部のレコードが保 存されなくなります エラーメッセージで問題が強調表示されるため 問題を修正してデータを再 度保存することができます 3. 次に ログオフをクリックしてログオフすることができます 結果 新規取引先担当者が SAP Business ByDesign システムに保存され 取引先担当者ビューの一覧に追加されます これらの取引先担当者を変更する必要がある場合 取引先担当者を Microsoft Excel テンプレートで変更し SAP Business ByDesign システムに再びアップロードすることができます 3.5 パートナビュー パートナクイックガイド パートナビューには システムに現在存在するすべてのパートナの概要が表示されます 業種および主要取引先担当者の詳細 パートナのステータス ABC 層別など パートナに関する重要な情報を更新することができます パートナビューには アカウント管理ワークセンタからアクセスすることができます ビジネスバックグラウンド 住所管理 ビジネスパートナとの通信に必要な詳細を登録 表示 および更新することができます 個人および組織の詳細な郵便データおよび通信データを更新することができます 詳細については 住所管理 [ ページ 57] を参照してください ビジネスパートナ重複チェック ビジネスパートナ重複チェックにより システム内に複数存在するビジネスパートナを見つけることができます これにより システム内のデータの重複を避けることができ ビジネスパートナマスタデータを管理する際の労力とコストを低減することができます 詳細については ビジネスパートナ重複チェック [ ページ 59] を参照してください タスク パートナの登録および編集 1. パートナビューのワークリストで 新規登録をクリックし パートナを選択します アカウント管理ワークセンタに属する新規パートナ主要タスクを開始して新しいパートナを登録することもできます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

105 2. パートナの名称 住所 およびコミュニケーションの詳細と ABC 層別や業種などのその他のパートナ固有のデータを入力します オプションをスコーピング時に選択している場合は パートナがすでにシステムに存在するかどうかをチェックすることができます パートナの詳細を入力する際に 重複チェックをクリックします また 新しいパートナの詳細を保存する際には 重複の可能性が通知されます 重複の可能性の一覧を表示することができます 3. パートナに関する追加情報を入力するには すべて表示をクリックしてエディタを開きます ワークリストでパートナを選択し 編集 一般をクリックして 特定のパートナに詳細を追加することもできます 4. 保存をクリックして 新規パートナを保存します パートナへの複数の住所の割当 1. パートナビューのエディタで コミュニケーション 住所の順にクリックします 2. 行追加をクリックします 3. 住所の詳細を入力します 4. 追加の住所項目が必要な場合は 追加項目をクリックします また 別の代表住所を選択して 出荷先住所など住所の使用方法を示すこともできます 5. 住所を 1 つ以上入力し 住所の詳細を保存します ワークリストでパートナを選択し 編集 住所をクリックして 特定のパートナに追加住所を割り当てることもできます パートナへの取引先担当者の割当 1. パートナビューのエディタで 取引先担当者 取引先担当者の順にクリックします 2. 既存のビジネスパートナをアカウントの取引先担当者として使用する場合は 取引先担当者割当をクリックします 1. ダイアログボックスで 値選択を使用してビジネスパートナを検索します 2. ビジネスパートナを選択し OK をクリックします ビジネスパートナの既存の住所 コミュニケーション 職務 および部門の詳細が表示されます 詳細を編集したり 情報を追加したりすることができます 3. 新しい取引先担当者を登録するには 行追加をクリックします 4. 新しい取引先担当者に関する詳細を入力します 複数の取引先担当者をパートナに割り当てることができます メインチェックボックスを選択して 主要取引先担当者を選択する必要があります 5. 保存をクリックして 取引先担当者を保存します ワークリストでパートナを選択し 編集 取引先担当者をクリックして 特定のパートナに取引先担当者を割り当てることもできます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 105

106 パートナの関係の指定 1. パートナビューのエディタで 取引先担当者 取引先担当者の順にクリックし パートナの取引先担当者関係の詳細を入力します ワークリストでパートナを選択し 編集 取引先担当者をクリックして 特定のパートナの取引先担当者関係を指定することもできます 2. パートナビューのエディタで 取引先担当者 他の関係の順にクリックし パートナのその他の関係の詳細を入力します 3. 行追加をクリックし 関係タイプおよびパートナが関係を持つビジネスパートナを選択します 4. データを保存します Microsoft Excel を使用したパートナのエクスポート 詳細については Microsoft Excel を使用したビジネスデータのエクスポート [ ページ 80] を参照してください 参照 ビジネスパートナの概要 [ ページ 74] 3.6 活動ビュー 活動クイックガイド 活動ビューでは 時間およびタスクを効率的に管理して優先度を決定することができます 活動 ( アカウント制約あり ) ビューでは ユーザがアクセス権を持つアカウントの活動のみにアクセスを制限することができます 活動ビューと活動 ( アカウント制約あり ) ビューの両方に アカウント管理ワークセンタからアクセスできます すべてのタスクを 活動ビューと活動 ( アカウント制約あり ) ビューの両方で利用できます 両方ではなく いずれかのビューに割り当てられている必要があります ワークセンタビューの割当に関する詳細については ビジネスユーザクイックガイドのタスクセクションでアクセス権の割当を参照してください 活動を登録し 活動の日付 時間 ロケーション およびステータスなどの重要情報を更新することができます また 十分な準備時間を確保できるように 活動の優先度を決定することができます アカウントおよび取引先担当者が関係する活動は アカウントおよび取引先担当者マスタデータで自動的に更新されます これにより 特定のアカウントまたは取引先担当者が関係する活動を簡単に表示することができます ビジネスバックグラウンド 活動管理 日次処理の一部として タスク アポイントメント 電話 レター FAX または電子メールなど 1 日を通じてさまざまな活動に従事する必要があります 生産性および効率性を確保するため 活動管理では Customer Relationship Management に関連するすべての活動を最適化することができ 日次タスクや活動を調整するために貴重な営業時間を費やす必要がなくなります SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

107 詳細については 活動管理 [ ページ 44] を参照してください アカウント管理 アカウントを効果的に管理することは 会社の成功に不可欠です アカウント管理を使用して アカウント 取引先担当者 およびパートナに関連する広範なデータを記録および管理することができます また 関連するアカウント 活動を管理することもできます アカウント管理ワークセンタでは アカウント 取引先担当者 および販売 / サービスパートナに関するすべての情 報にアクセスするためのセントラルロケーションが提供されます この重要情報はシステムに保存され さまざまな 販売およびサービス活動で再利用できます 詳細については アカウント管理 [ ページ 51] を参照してください Microsoft Outlook 統合のクイックガイド Microsoft Outlook 統合により Microsoft Outlook とご使用のシステムの CRM アプリケーション間で情報を交換 することができます 取引先担当者 電子メール アポイントメント およびタスクを同期し 受信電子メールから システムでサービス依頼を登録し SAP Business ByDesign アカウント キャンペーン および案件に電子メール タスク およびアポイントメントを関連付けることができます 詳細については Microsoft Outlook 統合のクイックガイド [ ページ 118] を参照してください タスク 活動の登録 : アポイントメント 1. 新規登録をクリックし アポイントメントを選択します また タスクバーで主要タスクをクリックし 新規アポイントメントを選択することもできます 2. オーガナイザおよび従業員責任者として ユーザの名前と ID が提案されます 必要に 応じて それらを変更することができます 3. 1 つまたは複数の参加者を入力するには 参加者を入力するか 参加者をクリックし ます ダイアログボックスが表示されます 4. 1 つまたは複数のビジネスパートナを選択し OK をクリックします 参加者項目の横に ビジネスパートナの名称が表示されます 間違ってビジネスパートナを追加した場合は 名称の横にある X をクリックすることで このビジネスパー トナを削除することができます 参加者がビジネスパートナとしてシステムに登録されていない場合は 名称または電子メールアドレスを入力することができます 複数の参加者を入力する必要がある場合は セミコロンを使用して参加者を区切るか 参加者を入力するたびに ENTER を押します 5. 表題を入力します 必要に応じて ロケーションを入力することもできます 6. 必要に応じて アカウントおよび取引先担当者を入力します アポイントメントを保存すると このアポイントメントでアカウントおよび取引先担当者マスタデータが更新されます 7. 開始日時と終了日時が提案されます 必要に応じて それらを上書きすることができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 107

108 8. 必要に応じて 販売伝票またはサービス伝票を この活動の前伝票としてノミネートす ることができます これを行うには すべて表示および参照追加をクリックしてか ら ダイアログボックスで適切な伝票を選択して OK をクリックします 1 つの前伝票のみを活動への参照として追加することができます 参照追加ボ タンが有効ではない場合は この活動に対する前伝票がすでに存在していること を意味します リフレッシュをクリックした後 販売伝票またはサービス伝票が この活動 の伝票フロータブで表示されます 活動は 販売伝票またはサービス伝票の伝票フローのフォローアップ伝票として表示さ れます 販売伝票またはサービス伝票を編集または表示して 伝票フローを選択することにより これを表示することができます 9. 必要に応じて アポイントメントに訪問レポートを追加することができます a. 訪問レポート追加をクリックします このボタンが有効でない場合は 参加者が入 力されているかを確認してください b. 添付文書タブに移動します c. 訪問レポートテンプレートのハイパーリンクをクリックして 訪問レポートテンプ レートを編集します d. 詳細を入力します e. 保存アイコンをクリックし コンピュータ内の適切な場所に訪問レポートを保存します また 見つけやすいように 訪問レポートには適切なファイル名を付けてください f. 画面の右上にある X をクリックして 訪問レポートテンプレートを終了します 10. アポイントメントに訪問レポートを追加するには 追加をクリックしてから ファイルをクリックします 11. ブラウズをクリックして コンピュータ内の訪問レポートが保存されている場所に移動します 12. レポートを選択し 追加をクリックします 13. 訪問レポートテンプレートはまだ表示されています 必要に応じて これを選択し 削除をクリックすることで削除することができます 訪問レポートを後で編集する必要がある場合は コンピュータ内にその訪問レポートを同じファイル名または新しいファイル名で保存してから 再度アポイントメントに追加する必要があります 14. アポイントメントを保存して閉じます アポイントメントのステータスは未処理に設定されます アポイントメントの開始日付に達すると このステータスは自動的に処理中に変更されます 必要に応じて ステータス変更をクリックしてから 処理中をクリックして このステータスをマニュアルで変更することができます ステータスを変更する前に保存する必要があります 活動の登録 : 活動タスク 1. 新規登録をクリックし 活動タスクを選択します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

109 また タスクバーで主要タスクをクリックし 新規活動タスクを選択することも できます 2. 従業員責任者として ユーザの名前と ID が提案されます 必要に応じて それらを変 更することができます 3. 表題を入力します 4. 必要に応じて アカウントおよび取引先担当者を入力します 活動タスクを保存すると この活動タスクでアカウントおよび取引先担当者マスタデー タが更新されます 5. カテゴリ 優先度 またはノートなどの情報を入力します また 活動タスクが完了し た割合を指定することもできます 6. 必要に応じて 販売伝票またはサービス伝票を この活動の前伝票としてノミネートすることができます これを行うには すべて表示および参照追加をクリックしてか ら ダイアログボックスで適切な伝票を選択して OK をクリックします 1 つの前伝票のみを活動への参照として追加することができます 参照追加ボタンが有効ではない場合は この活動に対する前伝票がすでに存在していることを意味します リフレッシュをクリックした後 販売伝票またはサービス伝票が この活動の伝票フロータブで表示されます 活動は 販売伝票またはサービス伝票の伝票フローのフォローアップ伝票として表示されます 販売伝票またはサービス伝票を編集または表示して 伝票フローを選択することにより これを表示することができます 7. 活動タスクのステータスは未処理に設定されます このステータスは 以下のいずれかの方法で変更することができます ステータス変更をクリックしてから 処理中または完了をクリックします ステ ータスを完了済に設定すると 完了 (%) 項目のパーセント数値は自動的に 100% に変更されます 完了 (%) 項目にパーセント数値を入力します これにより ステータスは以下の ように自動的に変更されます 100% 未満 : 処理中 100%: 完了済 ステータスを変更する前に保存する必要があります 必要に応じて 完了済に設定されている活動タスクを再度開くことができます このためには ステータスを処理中に戻します 完了 (%) 項目のパーセント数値は 0% に再設定されます 8. 活動タスクを保存して閉じます 活動の登録 : 電子メール ( 送信 ) 1. 新規登録をクリックし 電子メールを選択します また タスクバーで主要タスクをクリックし 新規電子メールを選択することもできます 2. 送付元項目および従業員責任者項目では ユーザの名前と ID が提案されます 必要に応じて それらを変更することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 109

110 3. 1 つまたは複数の電子メール受信者を入力するには ビジネスパートナを入力するか 送付先をクリックしてビジネスパートナを検索します ダイアログボックスが表示されます 4. 1 つまたは複数のビジネスパートナを選択し 下向きの一重矢印をクリックして OK をクリックします 送付先項目の横に ビジネスパートナの名称が表示されます 間違ってビジネスパー トナを追加した場合は 名称の横にある X をクリックしてビジネスパートナを削除す ることができます 電子メール受信者がビジネスパートナとしてシステムに登録されていない場合は 電子メールアドレスを入力することができます 複数の電子メール受信者を 入力する必要がある場合は セミコロンを使用して受信者を区切るか 電子メー ル受信者を入力するたびに ENTER を押します 5. 表題を入力します 6. 必要に応じて アカウントおよび取引先担当者を入力します 電子メールを保存すると この電子メールでアカウントおよび取引先担当者マスタデー タが更新されます 7. カテゴリ 優先度 またはノートなどの情報を入力します ノートに書き込むテキスト は 電子メールのコンテンツになります 8. 必要に応じて 販売伝票またはサービス伝票を この活動の前伝票としてノミネートすることができます これを行うには すべて表示および参照追加をクリックしてから ダイアログボックスで適切な伝票を選択して OK をクリックします 1 つの前伝票のみを活動への参照として追加することができます 参照追加ボタンが有効ではない場合は この活動に対する前伝票がすでに存在していることを意味します リフレッシュをクリックした後 販売伝票またはサービス伝票が この活動の伝票フロータブで表示されます 活動は 販売伝票またはサービス伝票の伝票フローのフォローアップ伝票として表示されます 販売伝票またはサービス伝票を編集または表示して 伝票フローを選択することにより これを表示することができます 9. 送信をクリックして電子メールを送信します ステータスが未処理 / 未送信から完了済 / 送信済に変更されます また 今は電子メールを保存するだけにし 後で送信することもできます 活動の登録 : 電子メール ( 受信 ) 開始する前に 電子メールをコンピュータに保存してください 1. 新規登録をクリックし 電子メールを選択します また タスクバーで主要タスクをクリックし 新規電子メールを選択することもできます 2. 送付元項目および従業員責任者項目に ユーザの名前と ID が提案されます この情報を上書きするには 送付元項目で外部パートナを指定します 送付先項目では ユーザの名前と ID が自動的に提案されます 必要に応じて それらを変更することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

111 間違ってビジネスパートナを追加した場合は 名称の横にある X をクリックすること で このビジネスパートナを削除することができます 3. 表題を入力します 4. 必要に応じて アカウントおよび取引先担当者を入力します 電子メールを保存すると この電子メールでアカウントおよび取引先担当者マスタデー タが更新されます 5. カテゴリ 優先度 またはノートなどの情報を入力します 6. この活動がキャンペーンに関連する場合は キャンペーン ID をキャンペーン項目に入 力します この活動の表題はキャンペーンの表題によって自動的に上書きされます レスポンスオプションがキャンペーンに割り当てられている場合は レスポンスオプシ ョン項目で適切なレスポンスを選択することができます この活動を保存すると キャンペーンでレスポンスとして記録されます 詳細について は キャンペーンクイックガイドを参照してください 7. 必要に応じて 販売伝票またはサービス伝票を この活動の前伝票としてノミネートすることができます これを行うには すべて表示および参照追加をクリックしてか ら ダイアログボックスで適切な伝票を選択して OK をクリックします 1 つの前伝票のみを活動への参照として追加することができます 参照追加ボタンが有効ではない場合は この活動に対する前伝票がすでに存在していることを意味します リフレッシュをクリックした後 販売伝票またはサービス伝票が この活動の伝票フロータブで表示されます 活動は 販売伝票またはサービス伝票の伝票フローのフォローアップ伝票として表示されます 販売伝票またはサービス伝票を編集または表示して 伝票フローを選択することにより これを表示することができます 8. 添付文書で 追加をクリックしてから ファイルをクリックします 9. ブラウズをクリックして コンピュータ内の電子メールが保存されている場所に移動します 10. ファイルを選択し 追加をクリックします 11. 電子メールを保存します ステータスが未処理 / 未送信に設定されます ステータスが未処理 / 未送信に設定されます ステータス変更をクリックしてから 必要に応じて処理中または受信済をクリックして ステータスをマニュアルで変更することができます 受信済をクリックした場合 ステータスが完了 / 受信済に変更されます ステータスを変更する前に保存する必要があります 活動の登録 : レター ( 送信 ) 1. 新規登録をクリックし レターを選択します また タスクバーで主要タスクをクリックし 新規レターを選択することもできます 2. 送付元項目および従業員責任者として ユーザの名前と ID が提案されます 必要に応じて それらを変更することができます 3. 送付先項目に レターを受け取るビジネスパートナを入力します 4. 表題を入力します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 111

112 5. 必要に応じて アカウントおよび取引先担当者を入力します レターを保存すると このレターでアカウントおよび取引先担当者マスタデータが更新 されます 6. カテゴリ 優先度 またはノートなどの情報を入力します ノートに書き込むテキスト は レターの本文として使用されます 7. 必要に応じて 販売伝票またはサービス伝票を この活動の前伝票としてノミネートすることができます これを行うには すべて表示および参照追加をクリックしてか ら ダイアログボックスで適切な伝票を選択して OK をクリックします 1 つの前伝票のみを活動への参照として追加することができます 参照追加ボタンが有効ではない場合は この活動に対する前伝票がすでに存在していること を意味します リフレッシュをクリックした後 販売伝票またはサービス伝票が この活動 の伝票フロータブで表示されます 活動は 販売伝票またはサービス伝票の伝票フローのフォローアップ伝票として表示さ れます 販売伝票またはサービス伝票を編集または表示して 伝票フローを選択する ことにより これを表示することができます 8. レター活動を保存します レターの書込と印刷 1. レター活動で レター書込をクリックします レター書込ボタンが有効でない場合は 最初にレター活動を保存してください 2. 表示されるファイルダウンロードダイアログボックスで 開くをクリックします Microsoft Word が開き レターのテンプレートが表示されます レターのアカウント 受信者 住所 表題 日付 および本文などの詳細がテンプレートにコピーされます このダイアログボックスが表示されない場合 ブラウザの設定が正しいかどうか確認してください コンピュータの設定の詳細については マイコンピュータの設定チェックのヘルプ文書を参照してください レターに変更を加える必要がない場合は ダイアログボックスで保存をクリックし レターをコンピュータのローカルに保存します 3. レターに含める追加テキストを入力します レターの本文は レター活動のノートで入力されたテキストからコピーされます レターテンプレートにテキストを追加することはできますが このテキストはノートにはコピーされません 4. コンピュータのローカルにレターを保存し ファイルパスを覚えておきます この段階で レターを印刷することもできます 5. Microsoft Word を終了します 6. このレターテンプレートは 印刷目的のみで使用され レター活動とともには保存されません レターテンプレートを活動とともに保存する場合は 以下のように 添付文書として追加します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

113 a. 添付文書で 追加をクリックしてから ファイルをクリックします b. ブラウズをクリックして コンピュータ内のレターが保存されている場所に移動します c. ファイルを選択し 追加をクリックします 7. レター活動を保存して閉じます ステータスが未処理 / 未送信に設定されます ステータス変更をクリックしてから 必要に応じて処理中または完了をクリックして ステータスを変更することができます 完了をクリックした場合 ステータスが完了 / 送信済に変更されます ステータスを変更する前に保存する必要があります 使用したテンプレートの詳細については Microsoft Word テンプレートの更新を参照してく ださい 活動の登録 : レター ( 受信 ) 開始する前に レターをスキャンしコンピュータに保存してください 1. 新規登録をクリックし レターを選択します また タスクバーで主要タスクをクリックし 新規レターを選択することもできます 2. 送付元および従業員責任者として ユーザの名前と ID が提案されます この情報を上書きするには 送付元項目で外部パートナを指定します 送付先項目では ユーザの名前と ID が自動的に提案されます 必要に応じて それらを変更することができます 3. 表題を入力します 4. 必要に応じて アカウントおよび取引先担当者を入力します レターを保存すると このレターでアカウントおよび取引先担当者マスタデータが更新されます 5. カテゴリ 優先度 またはノートなどの情報を入力します 6. この活動がキャンペーンに関連する場合は キャンペーン ID をキャンペーン項目に入力します この活動の表題はキャンペーンの表題によって自動的に上書きされます レスポンスオプションがキャンペーンに割り当てられている場合は レスポンスオプション項目で適切なレスポンスを選択することができます この活動を保存すると キャンペーンでレスポンスとして記録されます 詳細については キャンペーンクイックガイドを参照してください 7. 必要に応じて 販売伝票またはサービス伝票を この活動の前伝票としてノミネートすることができます これを行うには すべて表示および参照追加をクリックしてから ダイアログボックスで適切な伝票を選択して OK をクリックします 1 つの前伝票のみを活動への参照として追加することができます 参照追加ボタンが有効ではない場合は この活動に対する前伝票がすでに存在していることを意味します リフレッシュをクリックした後 販売伝票またはサービス伝票が この活動 の伝票フロータブで表示されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 113

114 活動は 販売伝票またはサービス伝票の伝票フローのフォローアップ伝票として表示されます 販売伝票またはサービス伝票を編集または表示して 伝票フローを選択することにより これを表示することができます 8. 添付文書で 追加をクリックしてから ファイルをクリックします 9. ブラウズをクリックして コンピュータ内のレターが保存されている場所に移動します 10. ファイルを選択し 追加をクリックします 11. レター活動を保存して閉じます ステータスが未処理 / 未送信に設定されます ステータス変更をクリックしてから 必要に応じて処理中または受信済をクリックして ステータスをマニュアルで変更することができます 受信済をクリックした場合 ステータスが完了 / 受信済に変更されます ステータスを変更する前に保存する必要があります 活動の登録 : FAX ( 送信 ) 1. 新規登録をクリックし FAX を選択します また タスクバーで主要タスクをクリックし 新規 FAX を選択することもできます 2. 送付元項目および従業員責任者として ユーザの名前と ID が提案されます 必要に応じて それらを変更することができます 3. 送付先項目に FAX を受け取るビジネスパートナを入力します 4. 表題を入力します 5. 必要に応じて アカウントおよび取引先担当者を入力します FAX を保存すると この FAX でアカウントおよび取引先担当者マスタデータが更新されます 6. カテゴリ 優先度 またはノートなどの情報を入力します ノートに書き込むテキストは FAX のコンテンツになります 7. この活動がキャンペーンに関連する場合は キャンペーン ID をキャンペーン項目に入力します この活動の表題はキャンペーンの表題によって自動的に上書きされます レスポンスオプションがキャンペーンに割り当てられている場合は レスポンスオプション項目で適切なレスポンスを選択することができます この活動を保存すると キャンペーンでレスポンスとして記録されます 詳細については キャンペーンクイックガイドを参照してください 8. 必要に応じて 販売伝票またはサービス伝票を この活動の前伝票としてノミネートすることができます これを行うには すべて表示および参照追加をクリックしてから ダイアログボックスで適切な伝票を選択して OK をクリックします 1 つの前伝票のみを活動への参照として追加することができます 参照追加ボタンが有効ではない場合は この活動に対する前伝票がすでに存在していることを意味します リフレッシュをクリックした後 販売伝票またはサービス伝票が この活動 の伝票フロータブで表示されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

115 活動は 販売伝票またはサービス伝票の伝票フローのフォローアップ伝票として表示されます 販売伝票またはサービス伝票を編集または表示して 伝票フローを選択することにより これを表示することができます 9. 送信をクリックして FAX を送信します ステータスが自動的に完了済 / 送信済に変更されます また 今は FAX を保存するだけにし 後で送信することもできます ステータスが未処理 / 未送信に設定されます ステータス変更をクリックしてから 必要に応じて処理中または完了をクリックして ステータスを変更することができます 完了をクリックした場合 ステータスが完了 / 送信済に変更されます ステータスを変更する前に保存する必要があります FAX は 外部プロバイダによって送信される必要があります 活動の登録 : FAX ( 受信 ) 開始する前に FAX をコンピュータに保存してください 1. 新規登録をクリックし FAX を選択します また タスクバーで主要タスクをクリックし 新規 FAX を選択することもできます 2. 送付元項目および従業員責任者として ユーザの名前と ID が提案されます この情報を上書きするには 送付元項目で外部パートナを指定します 送付先項目では ユーザの名前と ID が自動的に提案されます 必要に応じて それらを変更することができます 3. 表題を入力します FAX を保存すると この FAX でアカウントおよび取引先担当者マスタデータが更新されます 4. カテゴリ 優先度 またはノートなどの情報を入力します ノートに書き込むテキストは FAX のコンテンツになります 5. この活動がキャンペーンに関連する場合は キャンペーン ID をキャンペーン項目に入力します この活動の表題はキャンペーンの表題によって自動的に上書きされます レスポンスオプションがキャンペーンに割り当てられている場合は レスポンスオプション項目で適切なレスポンスを選択することができます この活動を保存すると キャンペーンでレスポンスとして記録されます 詳細については キャンペーンクイックガイドを参照してください 6. 必要に応じて 販売伝票またはサービス伝票を この活動の前伝票としてノミネートすることができます これを行うには すべて表示および参照追加をクリックしてから ダイアログボックスで適切な伝票を選択して OK をクリックします 1 つの前伝票のみを活動への参照として追加することができます 参照追加ボタンが有効ではない場合は この活動に対する前伝票がすでに存在していること を意味します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 115

116 リフレッシュをクリックした後 販売伝票またはサービス伝票が この活動 の伝票フロータブで表示されます 活動は 販売伝票またはサービス伝票の伝票フローのフォローアップ伝票として表示されます 販売伝票またはサービス伝票を編集または表示して 伝票フローを選択することにより これを表示することができます 7. 添付文書で 追加をクリックしてから ファイルをクリックします 8. ブラウズをクリックして コンピュータ内の FAX が保存されている場所に移動しま す 9. ファイルを選択し 追加をクリックします 10. FAX を保存して閉じます ステータスが未処理 / 未送信に設定されます ステータス変更 をクリックしてから 必要に 応じて処理中または受信済をクリックして ステータスをマニュアルで変更することができま す 受信済をクリックした場合 ステータスが完了 / 受信済に変更されます ステータスを変更する前に保存する必要があります 活動の登録 : 電話 ( 発信 ) 1. 新規登録をクリックし 電話を選択します また タスクバーで主要タスクをクリックし 新規電話を選択することもできます 2. コール参加者を入力します 3. 1 つまたは複数のビジネスパートナを選択し OK をクリックします 4. 表題を入力します 5. 必要に応じて アカウントおよび取引先担当者を入力します 電話を保存すると この電話でアカウントおよび取引先担当者マスタデータが更新されます 6. 従業員責任者として ユーザの名前が提案されます 必要に応じて これを変更することができます 7. カテゴリ 優先度 またはノートなどの情報を入力します 8. 通信方向で 送信を選択します 9. 必要に応じて 販売伝票またはサービス伝票を この活動の前伝票としてノミネートすることができます これを行うには すべて表示および参照追加をクリックしてか ら ダイアログボックスで適切な伝票を選択して OK をクリックします 1 つの前伝票のみを活動への参照として追加することができます 参照追加ボタンが有効ではない場合は この活動に対する前伝票がすでに存在していることを意味します リフレッシュをクリックした後 販売伝票またはサービス伝票が この活動の伝票フロータブで表示されます 活動は 販売伝票またはサービス伝票の伝票フローのフォローアップ伝票として表示されます 販売伝票またはサービス伝票を編集または表示して 伝票フローを選択することにより これを表示することができます 10. 電話を保存して閉じます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

117 ステータスが未処理 / 未送信に設定されます ステータス変更をクリックしてから 必要に応じて処理中または完了をクリックして ステータスを変更することができます 完了をクリックした場合 ステータスが完了 / 送信済に変更されます ステータスを変更する前に保存する必要があります 活動の登録 : 電話 ( 受信 ) 1. 新規登録をクリックし 電話を選択します また タスクバーで主要タスクをクリックし 新規電話を選択することもできます 2. コール参加者を入力します 3. 1 つまたは複数のビジネスパートナを選択し OK をクリックします 4. 表題を入力します 5. 必要に応じて アカウントおよび取引先担当者を入力します 電話を保存すると この電話でアカウントおよび取引先担当者マスタデータが更新されます 6. 従業員責任者として ユーザの名前が提案されます 必要に応じて これを変更することができます 7. カテゴリ 優先度 またはノートなどの情報を入力します 8. この活動がキャンペーンに関連する場合は キャンペーン ID をキャンペーン項目に入力します この活動の表題はキャンペーンの表題によって自動的に上書きされます レスポンスオプションがキャンペーンに割り当てられている場合は レスポンスオプション項目で適切なレスポンスを選択することができます この活動を保存すると キャンペーンでレスポンスとして記録されます 詳細については キャンペーンクイックガイドを参照してください 9. 通信方向で 受信を選択します 10. 必要に応じて 販売伝票またはサービス伝票を この活動の前伝票としてノミネートすることができます これを行うには すべて表示および参照追加をクリックしてから ダイアログボックスで適切な伝票を選択して OK をクリックします 1 つの前伝票のみを活動への参照として追加することができます 参照追加ボタンが有効ではない場合は この活動に対する前伝票がすでに存在していることを意味します リフレッシュをクリックした後 販売伝票またはサービス伝票が この活動の伝票フロータブで表示されます 活動は 販売伝票またはサービス伝票の伝票フローのフォローアップ伝票として表示されます 販売伝票またはサービス伝票を編集または表示して 伝票フローを選択することにより これを表示することができます 11. 電話を保存して閉じます ステータスが未処理 / 未送信に設定されます ステータス変更 をクリックしてから 必要に応じて処理中または受信済をクリックして ステータスをマニュアルで変更することができます 受信済をクリックした場合 ステータスが完了 / 受信済に変更されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 117

118 ステータスを変更する前に保存する必要があります Microsoft Excel を使用した活動の登録 事前定義された Microsoft Excel テンプレートに活動を入力し それを SAP Business ByDesign システムにアップロードすることで 活動を登録することができます 活動の完了 ワークリストで活動を選択し ステータス変更 す をクリックしてから 完了をクリックしま また 最初に活動を編集して詳細を表示してから ステータス変更きます をクリックすることもで Microsoft Excel への活動のエクスポート Microsoft Excel に活動をエクスポートすることができます 詳細については Microsoft Excel を使用したビジネスデータのエクスポートを参照してください 活動ワークリストからのターゲットグループの登録 マーケティング目的で ワークリストで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのためには 以下の手順に従います 1. 必要なワークリストを呼び出し ニーズに応じて変更します 2. エクスポートをクリックしてから ターゲットグループへをクリックします 新規ターゲットグループ画面が開きます 3. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します ビジネスバックグラウンド Microsoft Outlook 統合のクイックガイド Microsoft Outlook 統合 ( グループウェア ) によって Microsoft Outlook とシステムの CRM アプリケーションの間での情報の交換が可能になります 取引先担当者 電子メール アポイントメント およびタスクを Outlook との間で同期し 受信した電子メールからサービス依頼をシステムに登録し 電子メール タスク アポイントメントを SAP Business ByDesign のアカウント キャンペーン 案件 リードに関連付けることができます Microsoft Outlook 統合では Microsoft Outlook および 2013 がサポートされています ビジネスバックグラウンド Microsoft Outlook 統合のセキュリティアドバイスおよびトラブルシューティングガイド 詳細については Microsoft Outlook 統合のセキュリティアドバイスおよびトラブルシューティングガイドを参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

119 活動管理 日次処理の一部として タスク アポイントメント 電話 レター FAX または電子メールなど 1 日を通じてさま ざまな活動に従事する必要があります 生産性および効率性を確保するため 活動管理では Customer Relationship Management に関連するすべての活動を最適化することができ 日次タスクや活動を調整するために貴重な営業時間 を費やす必要がなくなります 詳細については 活動クイックガイド [ ページ 106] および活動管理 [ ページ 44] を参照してください タスク インストール前の活動 Microsoft Outlook 統合機能をインストールして使用するには Microsoft Outlook 統合関連のすべてのデータが更 新されるアカウント管理ワークセンタに対する権限を付与されている必要があります このワークセンタの詳細については ヘルプセンタで利用可能な文書を参照してください 管理者がビジネスコンフィグレーションで以下の設定を行います 1. Microsoft Outlook 統合を有効化します 標準システムでは Microsoft Outlook 統合はスコープに含まれていません この機能を有効化するには ス コーピングフェーズで通信および情報交換を選択し Office およびデスクトップ統合ビジネスオプションを 選択します Outlook 統合チェックボックスを選択します これにより Microsoft Outlook と活動管理の統 合 Microsoft Outlook へのアカウント同期 および Microsoft Outlook からのアカウント同期が自動的に スコープに含まれます Outlook との間でのアカウントおよび取引先担当者の同期について 関連するスコーピングの質問に答えま す デフォルトとして 双方向の同期が提案されます ここでの設定は すべての Microsoft Outlook 統合 ユーザに対して有効です 2. サービス依頼管理を選択します このステップはオプションです 受信した電子メールからサービス依頼をマニュアルまたは自動で登録できる ようにするには サービスカスタマケアのスコーピングに移動し サービス依頼管理を選択します サービス依頼管理との電子メール統合およびサービス依頼の自動登録で 関連するスコーピングの質問に答えます 3. Microsoft Outlook 統合ユーザにアカウントを割り当てます アカウントを同期したり そのアカウントに活動を関連付けたりするには ユーザが従業員責任者である必要があります このステップ用に ユーザにアカウントを割り当てるためのオプションの微調整アクティビティと 必須アクティビティがあります オプション - 通常の従業員責任者による決定を使用または変更せずに アカウントを割り当てる場合 は 販売関係者ロール定義 ( ビジネスオプション販売 : アカウントおよび活動管理 : アカウント管理 : 関係者ロール定義 ) の微調整に移動します 責任ロールを持つ新しい関係者ロールを登録し 内容説明として このロールは Microsoft Outlook 統合ユーザ向けであることを示します 必須 - アカウントを割り当てる方法は 2 つあります 責任ルールの登録 ( 推奨 ) タスク配分ビュー ( アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタ ) に移動します 従業員作業配分で 関係者ロール別のアカウント責任行をマークし 編集をクリックします Microsoft Outlook 統合に関連する責任ロールごとにルールを追加します アカウントでの責任の直接編集アカウント管理ワークセンタのアカウントビューに移動します 編集をクリックし 取引先担当者を選択します 関係および責任タブの責任セクションで 新規行を追加します 責任タイプを選択し このアカウントがマイアカウントに表示されるユーザのユーザ ID を入力し 直接責任チェックボックスを設定します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 119

120 最後に ビジネス電子メールアドレスをホームワークセンタ ( ホームセルフサービスマイ連絡先データ編 集 ) で更新する必要があります この電子メールアドレスは 1 人のユーザのみに割り当てられていることを確認してください Microsoft Outlook 統合用 SAP Business ByDesign アドインのインストールおよびログオン 1. アドインをインストールします ホーム > セルフサービスにジャンプします マイコンピュータで コンピュータ設定をチェックし 最低要 件が満たされていることを確認して アドインをインストールします 2. Outlook を再起動します Outlook を再起動して アドインを有効化します Outlook を再起動すると SAP Business ByDesign ツール バーが Outlook 画面に追加されます このツールバーには Business ByDesign システムのログインとログ アウト 活動の追加 サービス依頼の登録 および SAP Business ByDesign ヘルプセンタへのアクセスに使 用するボタンが含まれています 3. SAP Business ByDesign システムにログオンします Outlook から SAP ツールバーでログオンをクリックし SAP Business ByDesign システムにログオンしま す ログオンは証明書ベースであり バックグラウンドで自動実行されます ユーザの証明書に問題があるか または証明書を使用していない場合 ユーザ ID とパスワードを入力できるダイアログボックスが表示されます SAP システム URL 項目に URL を入力し /irj/portal/ 部分は省略します たとえば URL ではなく を入力してログオンします オフラインで作業しており システムにログオンできない場合 電子メール アポイントメントおよびタスクの変更や SAP Business ByDesign システムに対して同期する新規アイテムは Outlook でプールに保持されます これらのアイテムの実際の同期は アドイン経由で SAP Business ByDesign システムにログオンすると同時に自動実行されます アドイン経由で SAP Business ByDesign システムにログオンした後 長時間作業をしなかった場合 Microsoft Outlook 統合機能を使用しようとすると権限エラーが発生することがあります この場合 ユーザのクッキーが期限切れになっている可能性があります ログオフして 再度ログオンします 4. SAP Business ByDesign フォルダロケーションをチェックします Outlook メニューから Outlook 2007 でツール > SAP Business ByDesign 設定を選択するか Outlook 2010 でアドインリボンをクリックしてから SAP Business ByDesign 設定をクリックします ここで アドインにより 同期に使用されるフォルダが自動的に作成されます これには 以下が含まれます デフォルトフォルダ : これは SAP Business ByDesign のメインフォルダであり エラーおよびコンフリクトの情報が保存されます アカウントフォルダ : このフォルダには SAP Business ByDesign システムからダウンロードされたアカウントが含まれています 取引先担当者フォルダこのフォルダには SAP Business ByDesign システムからダウンロードされた取引先担当者が含まれています SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

121 これらのフォルダのいずれかを変更するには フォルダリンクをクリックし 新規フォルダを選択して OK をクリックします 5. 拡張設定セクションで 以下を実行します a. Microsoft Windows タスクバーのメッセージポップアップで 同期関連通知を表示する場合 同期通知表 示チェックボックスにチェックします b. Microsoft Windows タスクバーのメッセージポップアップで 同期関連エラーを表示する場合 同期エラ ー表示チェックボックスにチェックします c. 電子メールの送信者および受信者の電子メールアドレスに関連付けられた有効アカウントのみを表示する 場合 電子メールの自動アカウントフィルタリング有効化チェックボックスにチェックします 6. 取引先担当者ダウンロードをクリックし 初期同期を実行します 自分が直接責任者であるアカウントのみが同期されるため 同期する取引先担当者について アカウントビュ ー ( アカウント管理ワークセンタ ) のマイアカウントに関連アカウントが一覧にされていることを確認する必 要があります その後 自分が直接責任者であるアカウントとその取引先担当者が 追加または変更されると Outlook と自 動で同期されるようになります システムで取引先担当者およびアカウントに関する負荷が高くなると メモリの制約に関する問題が原因で 取引先担当者をダウンロードできなくなることがあります 適切な責任が割り当てられていることなどを確認して Outlook で必要な取引先担当者のみを同期することをお奨めします Microsoft ツールバーで SAP Business ByDesign アドインアイコンを右クリックします ここでは 同期エラーおよび通知を直接表示し エラーおよびコンフリクトフォルダにアクセスし 活動一覧を開き 会議依頼を送信することができます 取引先担当者の同期 SAP Business ByDesign システムでアカウントに割り当てられている取引先担当者が Outlook との間で同期されます 取引先担当者を Outlook に同期するには 以下の手順を実行します 1. アカウント管理ワークセンタで 取引先担当者ビューに移動し すべての取引先担当者を表示します 2. 必要なアカウントをクリックし すべて表示を選択します 3. 関係タブに移動します 4. 責任セクションで 行を追加します 5. 関係者ロールを入力します Microsoft Outlook 統合に固有のロールを選択することもできます 6. 従業員 ID を入力します 7. 保存してリフレッシュします この取引先担当者および取引先担当者に関連付けられたアカウントが マイ取引先担当者およびマイアカウン トに表示されるようになります アカウントと取引先担当者 および添付文書が Outlook に同期され 絡先 SAP Business ByDesign アカウントまたは SAP Business ByDesign 取引先担当者の取引先担当者一覧で確認することができます この取引先担当者へのこれ以降の変更は 自動的に同期されます. ただし Outlook 内の同期済の取引先担当者を変更した場合 自動同期は行われません この場合は プラグインから取引先担当者を再度追加し システムへの同期をトリガする必要があります Outlook への取引先担当者のグループウェア同期を予約するには 以下の手順を実行します 連 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 121

122 コンフィグレーション設定は 通常 管理者によって実行されます 必要な権限がない場合 管理者に連絡し てください Outlook での取引先担当者のグループウェア同期は 取引先担当者の責任ビジネスオプションがソリューショ ンコンフィグレーションで選択されている場合にのみ予約することができます このビジネスオプションにア クセスするには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステ ップで 一般ビジネスデータ内のビジネスパートナが選択されていることを確認してください 質問ステップで 一般ビジネスデータスコーピングエレメントを展開し ビジネスパートナを選択します ビ ジネスパートナの処理を選択し 取引先担当者の責任に関連する質問に答えます Outlook への取引先担当者の同期について担当者管理をスコープに含めた場合は Microsoft Outlook 統合用 SAP Business ByDesign アドインの最新のインストーラをセルフサービスビューからダウンロードする必 要があります 1. アカウント管理ワークセンタで 取引先担当者ビューに移動し Outlook に取引先担当者を同期するためのす べてのステップを繰り返します 2. Outlook に同期するすべての取引先担当者のグループウェア同期チェックボックスを選択します 3. 保存してリフレッシュします 取引先担当者をシステムに同期するには 以下の手順を実行します 1. Outlook の取引先担当者一覧ビューで取引先担当者を選択し 取引先担当者追加をクリックします 同期する複数の取引先担当者を選択することができます 2. 取引先担当者をアカウントに関連付けます 3. 送信をクリックします Outlook の取引先担当者の下部フレームに この取引先担当者の同期情報が表示されます 詳細についてはここをクリックしてくださいリンクを選択するだけで CRM システムセッションが開き 選択した取引先担当者に直接ナビゲートします システムでの取引先担当者のサブスクリプションを解除するには Outlook の取引先担当者一覧ビューで取引先担当者を選択し 取引先担当者のサブスクリプション解除をクリックします アカウント管理ワークセンタの取引先担当者ビューでグループウェア同期チェックボックスを選択解除して 取引先担当者のサブスクリプションを解除することもできます 取引先担当者のサブスクリプションが解除されると Outlook と SAP Business ByDesign の間の同期 ( およびその逆 ) は それ以降行われません 取引先担当者は Outlook から削除されます グループウェア同期を予約している取引先担当者のみが Outlook に表示されます システムに同期する取引先担当者またはアカウントを登録するには 以下の手順を実行します 1. 新規取引先担当者を登録するには たとえば SAP Business ByDesign 取引先担当者を Outlook 取引先担当者一覧ビューで選択します 右クリックして新規取引先担当者を選択します 2. 取引先担当者画面で直接データを入力し 保存して SAP Business ByDesign タブを選択します 取引先担当者追加をクリックします 3. 取引先担当者追加ポップアップで 関連付けをクリックし 一覧からアカウントを選択するか 検索語句を入力して特定のアカウントを検索し 取引先担当者を既存のアカウントに関連付けることができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

123 システムにアカウントが存在しない場合は 登録をクリックし アカウントをクリックして Outlook から新規アカウントを登録することができます 詳細を入力し 登録をクリックします 取引先担当者をこの新規アカウントに関連付けます 新規取引先担当者および新規アカウントがシステムに同期されます この取引先担当者またはアカウントへの以降の変更は 自動的に同期されます ただし 取引先担当者に対して Outlook で行われた変更は プラグインから同期する必要があります Outlook からアカウントを更新し システムに同期することはできません 取引先担当者を同期するには アカウントに割り当てる必要があります アカウントと取引先担当者を登録および同期できるかどうかは システム権限および同期設定によって異なります 質問または困難がある場合は 管理者に問い合わせてください Outlook から新規アカウントを登録および同期したユーザは 自動的にそのアカウントの従業員責任者となります Outlook で取引先担当者を削除することができますが 削除は同期されません 取引先担当者を削除するには システムで 割当済の責任から取引先担当者を削除する必要があります これにより Outlook で削除がトリガされます 取引先担当者を Business ByDesign から Outlook に同期した後 地名の前に番地が表示される場合があります 共有取引先担当者同期の場合は 以下の手順を実行します グループウェア同期を予約している取引先担当者のみが Outlook に表示されます 1. Outlook から SAP Business ByDesign 取引先担当者をクリックし 共有を選択して 取引先担当者共有を選択します 取引先担当者の共有権を付与するメールが開きます 必要なユーザにメールを送信します Outlook 内の取引先担当者が 共有取引先担当者セクションですべてのユーザに表示されるようになります 2. ユーザが取引先担当者一覧を共有した相手は ユーザの取引先担当者一覧に取引先担当者を追加することができます この場合 これらの新規取引先担当者の責任者はユーザになります 取引先担当者一覧に取引先担当者を追加したユーザは この取引先担当者を自身の共有取引先担当者フォルダで表示することができます 3. ユーザは また 取引先担当者一覧の共有相手が共有取引先担当者セクションで登録したアカウントの責任者になります 4. 取引先担当者一覧の共有相手であるユーザについては その取引先担当者のサブスクリプションを管理することができます 手順は以下のとおりです a. 共有取引先担当者フォルダを選択します b. SAP Business ByDesign タブで をクリックします c. サブスクリプションの管理をクリックします 表示されるサブスクリプションの管理画面 ( 共有取引先担当者 ) で 同期する取引先担当者のサブスクリプションまたはサブスクリプション解除を行うことができます 電子メールの同期 SAP Business ByDesign システムと Microsoft Outlook との間の双方向同期に対して電子メールを指定することができます 同期用の電子メールを追加するには Outlook で以下の手順を実行します 1. 受信ボックスで電子メールを選択し 開きます 2. SAP Business ByDesign アドインツールバーで電子メール追加をクリックします SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 123

124 電子メールを開かずに 直接追加することができます 受信ボックスで電子メールを右クリックし 表示されるオプションから電子メール追加を選択します または 単に一覧で 1 つまたは複数の電子メールを選択し 電子メール追加をクリックします 3. 必要に応じて アカウントを関連付けます 4. 送信をクリックします Outlook 電子メールの情報に基づいて SAP Business ByDesign システムで電子メール活動が登録されます システムで Outlook から追加された電子メール活動を開くには アカウント管理ワークセンタに移動し 活動ビュ ーを選択します 同期された電子メールを関連するアカウントのファクトシートで表示するには 以下の手順を実行します 1. アカウント管理ワークセンタに移動し アカウントビューを選択します 2. 電子メールをレビューする取引先担当者のアカウントを選択します 3. すべて表示をクリックし 関連処理概要を開くをクリックします 電子メールは活動セクションにあります システム内の電子メールには Outlook 電子メールヘッダおよび本文から直接取得された情報が含まれ 添付文書が 含まれています 電子メールは日付別に順序付けられます フィルタおよび検索オプションが利用可能です システムで Outlook との同期用の電子メール活動を登録するには 以下の手順を実行します 1. アカウント管理ワークセンタに移動します 2. 主要タスクをクリックし 新規電子メールを選択します 3. 必須およびオプションの項目に入力し 保存します 新規電子メール活動が Outlook に同期されます アポイントメントの同期 SAP Business ByDesign システムと Microsoft Outlook との間の双方向同期に対してカレンダアポイントメントを指定することができます 同期するアポイントメントを追加するには Outlook で以下の手順を実行します 1. カレンダでアポイントメントを選択し 開きます 2. アポイントメント追加をクリックします アポイントメントを開かずに 直接追加することができます カレンダでアポイントメントを右クリックし 表示されるオプションからアポイントメント追加を選択します または 単に 1 つまたは複数のアポイントメントを選択し アポイントメント追加をクリックします 3. 必要に応じて アカウントを関連付けます 4. 送信をクリックします Outlook アポイントメントの情報に基づいて システムにアポイントメント活動が登録されます システムで Outlook から追加されたアポイントメント活動を開くには アカウント管理ワークセンタに移動し 活動ビューを選択します 同期されたアポイントメントは 各アカウントのファクトシートで表示することもできます 1. アカウント管理ワークセンタに移動し アカウントビューを選択します 2. アポイントメントをレビューする取引先担当者のアカウントを選択します 3. すべて表示をクリックし 関連処理概要を開くをクリックします アポイントメントは活動セクションにあります システムで Outlook に同期するアポイントメント活動を登録するには 以下の手順を実行します 1. アカウント管理ワークセンタに移動します 2. 主要タスクをクリックし 新規アポイントメントを選択します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

125 3. 必須およびオプションの項目に入力します このアポイントメントの参加者を更新する場合 会議依頼が Outlook に同期された後 マニュアルで またはシステムトレイの ByDesign アイコンを使用して アポイントメントが同期されたとき に Outlook から参加者への会議依頼の送信オプションを選択して 参加者に招待を送信することが できます 4. 保存します 新規アポイントメント活動が Outlook に同期されます 定期的なアポイントメントを同期することはできません このアポイントメントへの以降の変更は 自動的に同期されます ただし Outlook での変更は自動的には同期されず プラグインから同期する必要があります 同期を無効化するには Outlook の SAP Business ByDesign アドインツールバーでトラック解除をクリック します アポイントメントを完全に削除するには Outlook の SAP Business ByDesign アドインツールバーで削除をクリックします タスクの同期 SAP Business ByDesign システムと Microsoft Outlook との間の双方向同期に対してタスクを指定することができます 同期するタスクを追加するには Outlook で以下の手順を実行します 1. To Do 一覧でタスクを選択し 開きます 2. タスクを追加するをクリックします タスクを開かずに 直接追加することができます タスク一覧でタスクを右クリックし 表示されたオプションからタスクを追加するを選択します または 単に 1 つまたは複数のタスクを選択し タスクを追加する をクリックします 3. 必要に応じて アカウントを関連付けます 4. 送信をクリックします Outlook アポイントメントの情報に基づいて システムにタスク活動が登録されます システムで Outlook から追加されたタスク活動を開くには アカウント管理ワークセンタに移動し 活動ビューを選択します 同期されたタスクを各アカウントのファクトシートで表示するには 以下の手順を実行します 1. アカウント管理ワークセンタに移動し アカウントビューを選択します 2. タスクをレビューする取引先担当者のアカウントを選択します 3. すべて表示をクリックし 関連処理概要を開くをクリックします タスクは活動セクションにあります システムで Outlook に同期するタスク活動を登録するには 以下の手順を実行します 1. アカウント管理ワークセンタに移動します 2. 主要タスクをクリックし 新規タスクを選択します 3. 必須およびオプションの項目に入力し 保存します 新規タスク活動が Outlook に同期されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 125

126 システムでタスクを変更すると 変更は Outlook に自動的に同期されます ただし Outlook で同期済のタ スクを変更した場合 自動同期は行われません この場合は タスクを再度追加し システムへの同期をトリ ガする必要があります 同期を無効化するには Outlook の SAP Business ByDesign アドインツールバーでトラック解除をクリックします タスクを完全に削除するには Outlook の SAP Business ByDesign アドインツールバーで削除をクリックし ます 活動の関連付け 電子メール アポイントメント およびタスクを任意の Business ByDesign アカウント キャンペーン 案件 ま たはリードに関連付けることができます 活動をアカウントに関連付けるには ( この例では 電子メール活動 ) 以下の手順を実行します 1. Outlook で電子メール追加をクリックし 受信電子メールをシステムに同期します 2. 次のポップアップで 関連付けをクリックし アカウントを選択します ここでは 電子メールと関連付 けるアカウントを検索できます 設定で電子メールの自動アカウントフィルタリング有効化チェックボックスがチェックされている場合 電子メールの送信者および受信者の電子メールアドレスに関連付けられた有効アカウントのみが表示されます 3. アカウント関連付けをクリックして選択したアカウントを電子メールにリンクするか 一覧から別のアカウントを選択します 4. システムで 選択したアカウントの電子メール活動が自動的に登録されます この電子メール活動の取引先担当者が電子メールアドレスから自動的に導出されます 活動を業務伝票に関連付けるには ( この例では 電子メール活動 ) 以下の手順を実行します 1. Outlook で電子メール追加をクリックし 受信電子メールをシステムに同期します 2. 必要に応じて 電子メールをアカウントに関連付けます 3. 関連付けをクリックします 業務伝票のタイプ ( キャンペーン 案件 リードなど ) を選択し 結果一覧から関連伝票 ID を選択します または 検索語句を入力して特定の伝票を検索します 4. 選択したキャンペーン 案件 リードに対するフォローアップ伝票として 電子メール活動がシステムで自動的に登録されます 同期情報は Outlook の活動の下部フレームに表示されます 単に詳細についてはここをクリックしてくださいリンクを選択すると CRM システムセッションが開き 選択した伝票に直接ナビゲートします 案件の活動登録 案件の活動を登録 更新 および同期することができます この操作は この例で示すようにシステムから または Outlook から行うことができます 1. 新規ビジネスワークセンタで 案件一覧に移動し 案件を選択して編集をクリックします 2. 営業活動タブで たとえば 新規タスクを登録するか システムによって提案された場合は 提案活動の中から 1 つを追加します 3. 活動を保存します 新規活動が案件に対する関連付けとともに自動的に Outlook に同期されます 案件の活動登録の詳細については 案件クイックガイド [ ページ 240] を参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

127 電子メールからのサービス依頼登録 システムがこの機能用に設定されている場合 Microsoft Outlook で電子メールからサービス依頼を直接登録するこ とができます 電子メールの詳細が新規サービス依頼およびシステムの新規電子メール活動に追加されます 新規サービス依頼を登録するには 以下の手順を実行します 1. Outlook 受信ボックスから サービス依頼によってフォローアップする電子メールを特定します 2. 電子メールを選択し 開きます 3. サービス依頼登録をクリックします 電子メールを開かずに サービス依頼を直接登録することができます 受信ボックスで電子メールを右クリッ クし 表示されたオプションからサービス依頼登録を選択します または 単に 1 つまたは複数の電子メールを選択し サービス依頼登録をクリックします 4. 活動およびサービス依頼がシステムに同期され 相互に関連付けられます この関連付けは伝票フローでチェ ックすることができます 電子メール活動およびサービス依頼の詳細が Outlook 電子メールから取得されます 電子メール活動のタイトルは Outlook 電子メールの件名から取得されます 電子メール活動のノートは Outlook 電子メールの本文から取得されます サービス依頼のインシデント内容説明は Outlook 電子メールの本文から取得されます サービス依頼を開くには サービスデスクワークセンタのサービス依頼ビューに移動します 関連するアカウントのファクトシートで伝票を開くこともできます 1. アカウント管理ワークセンタに移動し アカウントビューを選択します 2. 関連するアカウントをフィルタリングし 選択します 3. すべて表示をクリックし 関連処理 概要を開くをクリックし サービスタブにナビゲートします 参照 Microsoft Outlook 統合のビジネスコンフィグレーション サービス依頼の自動登録のビジネスコンフィグレーション タスク Microsoft Excel を使用したビジネスデータのエクスポート 概要 レポートおよびワークリストを Microsoft Excel 文書にエクスポートすることができます これらの文書を使用してさらに分析を進め 場合によっては 編集してソリューションにアップロードすることができます レポートまたはワークリストのデータをエクスポートすることができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 127

128 前提条件 最新の Microsoft Excel のアドインをインストールしておきます このことは ソリューションの設定に応じて以下から行うことができます ホームワークセンタのセルフサービス概要 アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタのダウンロードセンタ ユーザインタフェースで直接使用可能なダウンロードリンク ブラウザの設定が正しく設定されている必要があります コンピュータ設定に関する情報は ログオン画面の マイコンピュータの設定チェックをクリックすることによって確認することができます Microsoft Excel へのエクスポートを実行する権限を持っている必要があります 手順 1. エクスポートするデータが表示されている画面に移動します 2. データのタイプに応じて 以下のいずれかのオプションを選択します レポートの場合は チャートまたは表をエクスポートすることができます このためには レポートを 選択し チャートに切替またはテーブルに切替をクリックします ワークリストの場合は ワークリストを選択し 実行をクリックします 3. エクスポートをクリックし Microsoft Excel へを選択します 4. オプション : Excel エクスポートのパーソナライズ 1. エクスポートした Excel の列を選択するには 以下の手順を実行します a. タイトルバーで パーソナライズこの画面をクリックします b. サイドパネルで設定照会を選択します c. 設定照会ダイアログボックスで 列エクスポート項目のすべてを選択することにより ビュー内のすべての列をエクスポートすることができます この項目のデフォルト値は表示で 現在表示されている列のみがエクスポートされます 2. Excel エクスポートの言語を選択するには 以下の手順を実行します a. 設定照会ダイアログボックスで 言語選択項目を表示に設定し OK をクリックします b. 保存をクリックします c. エクスポート をクリックし Microsoft Excel へを選択します d. 表示されたダイアログボックスで言語を選択します このダイアログボックスの列選択設定により パーソナライズ設定を上書きすることがで きます この選択は現在のエクスポートでのみ有効です 5. 表示されたダイアログボックスでテンプレートを選択します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

129 ログイン言語バリアントを持つテンプレートが 1 つのみである場合 エクスポートはログイン言語で実行され ユーザインタラクションは必要ありません システムにこのエクスポートシナリオのテンプレートが 1 つのみあり ログイン言語バリアントを使用することができない場合 エクスポートは英語で実行されます システムにこのエクスポートシナリオのテンプレートが複数ある場合は テンプレート一覧ダイアログボックスが表示されます このダイアログで エクスポートに使用する Microsoft Excel テンプレートを選択することができます このテンプレートによって エクスポートされたデータの書式が決定されます 各テンプレートに関連する Microsoft Excel バージョンが表示されます 6. ダウンロードをクリックします 7. メッセージによって ソリューションからエクスポートしたデータが含まれているファイルを開くか または 保存することができることが示されます エクスポートしたデータの処理内容に応じて 開くまたは保存をク リックします 開くまたは保存のいずれをクリックしたかに応じて 考えられる結果は以下の 2 つです 開くをクリックすると データが含まれているワークシートが Microsoft Excel で開きます このフ ァイルには仮の名称がありますが ファイルは保存されていません Microsoft Excel のすべての機能 を使用して データを編成し ワークシートを保存することができます 保存をクリックすると 名前を付けて保存ダイアログボックスが開きます 適切なファイル名およびエクスポートされた Microsoft Excel ファイルの保存ロケーションを指定することができます メッセージによって ダウンロードが正常に完了したことが通知されます 後で テンプレートを保存したロケーションにナビゲートし このテンプレートを開くことができます 3.7 レポートビュー 活動履歴 概要 このレポートには すべてのアポイントメント 活動タスク 電子メール レター FAX および電話の数が表示されます ビュー このレポートでは 以下のビューを使用することができます 活動履歴すべてのアポイントメント 活動タスク 電子メール レター FAX および電話の数が表示されます アカウント別活動履歴すべてのアポイントメント 活動タスク 電子メール レター FAX および電話の数がアカウント別に表示されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 129

130 機能レポートの実行 レポートを実行する前に 特定の変数を選択することで 表示するデータを指定することができます 必須変数すべてについて値を指定する必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます レポートの分析 このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます カレンダ年やカレンダ年 / 月などの期間を示す特性が以下の項目別に集計されます アポイント 電話 および活動タスクの開始日付 電子メール レター および FAX の送信日付または受信日付 このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます アカウント ( ビューアカウント別活動履歴でのみ ) 活動アポイントメント 活動電子メール 活動 FAX 活動レター 活動電話 活動タスク マーケティング目的で このレポートで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのためには 以下の手順に従います 1. レポートを呼び出し ニーズに応じて基準を選択します 2. アカウント特性を行に追加します 3. アカウント ID またはアカウント名をクリックし ID または名称の隣に表示される矢印をクリックして ドロップダウンメニューで新規ターゲットグループへのすべてのアカウントのエクスポートを選択します ターゲットグループ画面が開きます ターゲットグループには レポートに表示されるすべてのアカウントが含まれます また アカウントマスタデータに基づいてこれらのアカウントの主要担当者が自動決定され それらがターゲットグループに含まれます 特定のアカウントのマスタデータに主要担当者がない場合 アカウントのみがターゲットグループに含まれます アカウントのマスタデータに現在入力されている主要担当者が決定されることに注意してください そのため ターゲットグループの一部の取引先担当者がレポートに表示される取引先担当者と異なる場合があります 4. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します レポートをコピーする場合 新規レポートに基づいてターゲットグループを登録できないことに注意してくだ さい 参照 レポートビュー Customer Relationship Management のレポートの概要 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

131 3.7.2 受注金額 概要 このレポートには 受注の金額が表示されます デフォルトでは 当年の年初から本日までの正味額が表示されます このレポートは モバイルレポートとして利用することもできます 詳細については モバイルレポートの使用に関する文書を参照してください ビュー このレポートでは 以下のビューを使用することができます 顧客別の受注金額顧客別の受注金額を表示します ソース別の受注金額ソース別の受注金額を表示します 表示される受注の正味額には リリース済受注のみが含まれます 機能 レポートの実行 レポートを実行する前に 特定の変数を選択することで 表示するデータを指定することができます 必須変数すべてについて値を指定する必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます レポートの分析このレポートのデータを分析するには 以下の手順に従います フィルタを使用して コンテンツペインでのデータの表示を操作します このレポートでは 以下のキー数値を追加することができます 受注の依頼数量 受注の合計額 このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます カレンダ年やカレンダ年 / 月などの期間を示す特性が 受注の転記日付によって集計されます このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます アカウント 受注 ID マーケティング目的で このレポートで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのためには 以下の手順に従います SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 131

132 1. レポートを呼び出し ニーズに応じて基準を選択します 2. アカウント特性を行に追加します 3. アカウント ID またはアカウント名をクリックし ID または名称の隣に表示される矢印をクリックして ド ロップダウンメニューで新規ターゲットグループへのすべてのアカウントのエクスポートを選択します ターゲットグループ画面が開きます ターゲットグループには レポートに表示されるすべてのアカウントが 含まれます また アカウントマスタデータに基づいてこれらのアカウントの主要担当者が自動決定され そ れらがターゲットグループに含まれます 特定のアカウントのマスタデータに主要担当者がない場合 アカウ ントのみがターゲットグループに含まれます アカウントのマスタデータに現在入力されている主要担当者が決定されることに注意してください そのため ターゲットグループの一部の取引先担当者がレポートに表示される取引先担当者と異なる場合 があります 4. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します レポートをコピーする場合 新規レポートに基づいてターゲットグループを登録できないことに注意してくだ さい 上位製品列をチェックすることで 受注 ( と受注キット ) もチェックすることができます 入力されている場合 受 注の明細に販売キット製品が含まれていることになります 値が # の場合は 非売キット製品であることを示しています 各受注伝票にナビゲートし ナビゲーションアイコン受注の表示を選択すると 受注ビューに表示されているデータを確認することができます 参照 Customer Relationship Management のレポートの概要 アカウントコラボレーションデータ 概要 アカウントマスタデータの概要確認のために営業マネージャおよび営業員が使用できる アカウントのコラボレーションデータの概要を提供します 業務伝票名や出力チャネルなどのビジネスパートナ固有の出力設定が 関連するアカウントの情報とともに表示されます 前提条件 ソリューションコンフィギュレーションでレポートを選択しておきます このビジネスオプションを検索するには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップで 一般ビジネスデータ内でビジネスパートナが選択されていることを確認します 質問ステップで 一般ビジネスデータスコーピングエレメントを展開し ビジネスパートナを選択します ビジネスパートナ向けレポートおよび分析を選択し アカウントのレポートに関連する質問に答えます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

133 機能レポートの実行 レポートを実行する前に 変数の値選択を行うことで 照会するデータを指定することができます このレポートには 以下の変数を使用することができます アカウント 市区町村 国 ステータス レポートの分析レポートには 以下のデータが表示されます 以下のようなアカウントのコラボレーションデータ 業務伝票名 出力チャネルコピー数テンプレート特定の業務伝票およびアカウントに出力設定が有効であるかどうかの表示 以下のような関連する法人アカウントの基本データ アカウント名と ID アドレスデータ このレポートのデータをさらに分析するには 特性を行および列にドラッグします 参照 一般ビジネスデータにおけるレポートの概要 一般ビジネスデータにおけるデータソースの概要 アカウントコンタクトデータ 概要 アカウントマスタデータの概要確認のために営業マネージャおよび営業員が使用できる 法人アカウントの取引先担当者マスタデータの概要を提供します 住所データやその他の取引先担当者固有の情報などの基本的な取引先担当者データが 関連するアカウントの情報とともに表示されます 前提条件 ソリューションコンフィギュレーションでレポートを選択しておきます このビジネスオプションを検索するには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップで 一般ビジネスデータ内でビジネスパートナが選択されていることを確認します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 133

134 質問ステップで 一般ビジネスデータスコーピングエレメントを展開し ビジネスパートナを選択します ビジネス パートナ向けレポートおよび分析を選択し アカウントのレポートに関連する質問に答えます 機能レポートの実行 レポートを実行する前に 変数の値選択を行うことで 照会するデータを指定することができます このレポートには 以下の変数を使用することができます 取引先担当者 アカウント 市区町村 国 ステータス レポートの分析レポートには 以下のデータが表示されます 以下のような取引先担当者の基本データ 取引先担当者名と ID 住所と通信 / 連絡データ 取引先担当者がアカウントの主要取引先担当者であるかどうかの表示 以下のような取引先担当者固有の業務詳細 取引先担当者の職務 取引先担当者の部門 以下のような関連する法人アカウントの基本データ アカウント名と ID アドレスデータ 以下を含む直接責任者のデータ : 取引先担当責任者関係者ロール 取引先担当者に対する従業員責任者 関係者ロール このレポートのデータをさらに分析するには 特性を行および列にドラッグします 参照 一般ビジネスデータにおけるレポートの概要 一般ビジネスデータにおけるデータソースの概要 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

135 3.7.5 アカウント詳細 概要 アカウントの出荷および支払条件の概要確認のために営業マネージャおよび営業員が使用できる アカウントマスタデータの概要を提供します アドレスデータなどの基本的なアカウントデータが 販売固有の情報や財務情報とともに表示されます このレポートにこれまで使用していた BUPCSDB データソースは段階的に廃止され 今後 BPCSDB に置き換え られます レポートを登録またはコピーするときや 連結データソースまたは結合データソースを登録すると きは 新しいデータソースを使用することをお奨めします 前提条件 ソリューションコンフィギュレーションでレポートを選択しておきます このビジネスオプションを検索するには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップで 一般ビジネスデータ内でビジネスパートナが選択されていることを確認します 質問ステップで 一般ビジネスデータスコーピングエレメントを展開し ビジネスパートナを選択します ビジネスパートナ向けレポートおよび分析を選択し アカウントのレポートに関連する質問に答えます ビュー このレポートでは 以下のビューを使用することができます アカウントデータアカウントに使用可能な特性がすべて表示されます アカウント一般データ名称 住所と通信 / 連絡データなどアカウントについて選択した一般データが このアカウントに対して更新されている業種 法形態 およびブロックとともに表示されます アカウント販売データ選択した一般データの他に 販売組織名と販売組織 ID 出荷優先度 支払条件 通貨 インコタームズなどの販売プロセスに関連するデータが表示されます このビューは レポートの事前提供済デフォルトビューでもあります アカウント銀行データ アカウントクレジットカードデータ アカウント税データ 機能レポートの実行 レポートを実行する前に 変数の値選択を行うことで 照会するデータを指定することができます このレポートには 以下の変数を使用することができます アカウント SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 135

136 市区町村 国 ステータス レポートの分析レポートには アカウントに関して以下のデータが表示されます 以下のようなアカウントの基本データ アカウント名と ID 住所と通信 / 連絡データ DUNS やグローバルロケーション番号などの代替 ID 以下のようなアカウントの販売データ 販売組織 流通チャネル出荷優先度支払条件通貨インコタームズ顧客グループ受注 出荷 および請求書ブロック アカウントの財務データ 銀行名や銀行口座データなどの銀行データ クレジットカードのタイプ 名義人 有効期限などのクレジットカードデータ 課税国 税管轄コード 税番号などの税データ このレポートのデータをさらに分析するには 特性を行および列にドラッグします 参照 一般ビジネスデータにおけるレポートの概要一般ビジネスデータにおけるデータソースの概要レポートビュー一括アカウントデータの更新 アカウント責任データ 概要 アカウントマスタデータの概要確認のために営業マネージャおよび営業員が使用できる アカウントの責任データの概要を提供します アカウントを直接担当する従業員の従業員 ID 名前 住所などのデータが 関連するアカウントの情報とともに提供されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月アカウント管理

137 前提条件 ソリューションコンフィギュレーションでレポートを選択しておきます このビジネスオプションを検索するには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップで 一般ビジネスデータ内でビジネスパートナが選択されていることを確認します 質問ステップで 一般ビジネスデータスコーピングエレメントを展開し ビジネスパートナを選択します ビジネスパートナ向けレポートおよび分析を選択し アカウントのレポートに関連する質問に答えます 機能レポートの実行 レポートを実行する前に 変数の値選択を行うことで 照会するデータを指定することができます このレポートには 以下の変数を使用することができます 従業員 アカウント 市区町村 国 ステータス レポートの分析レポートには 以下のデータが表示されます アカウントに対して直接的な責任がある従業員の基本データおよび以下のような他の特定のデータ 従業員名と ID 住所と通信 / 連絡データ 関係者ロール 以下のような関連するアカウントの基本データ アカウント名と ID アドレスデータ このレポートのデータをさらに分析するには 特性を行および列にドラッグします 参照 一般ビジネスデータにおけるレポートの概要一般ビジネスデータにおけるデータソースの概要レポートビュー一括アカウントデータの更新 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 アカウント管理 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 137

138 4 顧客請求 4.1 ビジネスバックグラウンド 顧客請求書処理 概要 請求書は 製品の納入またはサービスの提供に対し マニュアルまたは請求書実行の一部で登録され 顧客への請求 に使用されます 請求書は 受注 サービスオーダー サービス確認などの前伝票から生成されます また 顧客請 求外の前業務トランザクション伝票を参照せず マニュアル請求書 クレジットメモ 前受金請求などのマニュアル 請求伝票を登録することもできます 通常 受注または出荷が登録されると 請求書依頼を登録するため データが顧客請求ワークセンタに自動で転送さ れます 明細が収集され スケジュールされた時刻に請求書実行によって請求書依頼が請求伝票に変換され 顧客に送信するよう請求書がリリースされます また リリースされた請求書は財務会計で債権として自動的に転記され 未消込明細が顧客勘定で登録されます これは 該当する支払が受領されるまで追跡されます 支払は 財務会計で現金受領として転記されます 前受金請求 一部の販売プロセスでは 後の日付に納入される製品またはサービスに対し 顧客が総額の一定割合を事前に支払う必要があります このために前受金請求が登録され 顧客に送信されます 訂正請求書 顧客に送信した後に請求書を訂正する必要がある場合があります たとえば 請求書の数量 価格 または税率に誤りがある場合などです 訂正請求書には誤りのある明細と訂正後の明細の両方が含まれ 顧客に対しては差額の請求またはクレジット処理が行われます エラーを含む通常の請求書を取り消すか またはクレジットメモを発行することができますが これらの代替手段として訂正請求書を使用して請求書を訂正することもできます 追加料金 たとえば すでに請求が完了し請求書が転記された受注またはサービスオーダーについて 追加請求書を登録することができます これは追加料金と呼ばれます この追加料金が財務会計に転記されると 転記伝票も登録されます この転記伝票の伝票フローでは 受注などの関連伝票での追加料金の参照 および転記済請求書の参照が明確に示されます 追加料金は 伝票フローでは支払請求書として表示されます 請求書における課税対象運賃および非課税運賃の処理 販売プロセスで課税対象運賃および非課税運賃を処理するには 運賃に対して個別のサービス明細を登録する必要があります その場合 運賃はサービス製品のマスタデータに応じて課税対象または非課税として処理できます 受注またはサービスオーダーの登録時に運賃が判明している場合 課税対象運賃と非課税運賃を区別できます ただし Pacejet などの外部運送業者ソフトウェアを使用している場合 運賃は出荷がリリースされるまで不明です この場合 外部運送業者ソフトウェアでは 運賃データによって出荷が更新されます その後 出荷の運賃情報によって受注をマニュアルで更新する必要があります SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

139 請求書依頼については 前伝票に直接ナビゲートできるよう リンクが提供されます ( 伝票 ID 項目 ) これを使用して 前伝票に運賃を入力できます 標準システムでは 伝票 ID 項目は非表示です パーソナライゼーションを使用してこれを表示できます また 内部コメント項目には前伝票のヘッダテキストが含まれます 外部運送業者ソフトウェアによって提供される運賃情報は テキストとして出荷に保存されます この情報は請求に転送され 内部コメント項目に表示されます 分割基準一般的に 常にできるだけ多くの請求書依頼が 1 つの請求書に統合されます これは 請求書依頼の分割パラメータが同じである場合にのみ可能です 請求書依頼は SAP 提供の分割基準およびユーザが定義した有効な分割規則の両方に基づいていくつかの請求書伝票に分割されます SAP 提供の分割基準または有効な分割規則のパラメータのいずれかでもすべての請求書依頼に対して同じでない場合 請求書依頼は複数の請求書に分割されます SAP 提供の分割基準の一部である分割パラメータは以下の表に一覧表示されています 分割パラメータ 関 係 者 通 貨 価 格 支 払 条 件 支 払 方 法 請 求 書 日 付 システムベース / ユーザ定義 シス テム ベー ス シス テム ベー ス シス テム ベー ス シス テム ベー ス シス テム ベー ス シス テム ベー ス 内容説明ヘッダレベルの関係者 : 販売者 アカウント 支払人 および請求先ヘッダレベルの関係者が異なる請求書依頼が存在する場合 これらの明細は複数の請求書に分割されます ヘッダレベルの関係者のアドレスが変更されており マスタデータアドレスと同じではなくなっている場合 ID が同一でも分割は常に実行されます 通貨が異なる請求書依頼は 複数の請求書に分割されます 価格決定表コード ( 価格 ) が異なる請求書依頼は 複数の請求書に分割されます 支払条件が異なる請求書依頼は 複数の請求書に分割されます 支払方法が異なる請求書依頼は 複数の請求書に分割されます 請求書依頼の請求書日付が異なる場合 複数の請求書伝票が登録されます 請求書の請求書日付は上書きできますが それでも複数の請求書が登録されることは変わりません 請求 - オプションおよび請求書実行では 請求書依頼の請求書日付をマニュアルで上書きできます つまり 複数の請求書が登録されるか または複数の請求書依頼に対する請求が同じ請求書日付で実行されるかを制御できます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 139

140 分割パラメータ 転 記 日 付 納 税 期 日 請 求 単 位 請 求 書 タ イ プ 出 荷 先 の 国 課 税 国 販 売 者 の 税 番 号 お よ び 税 番 号 タ イ プ システムベース / ユーザ定義 シス テム ベー ス シス テム ベー ス シス テム ベー ス シス テム ベー ス シス テム ベー ス シス テム ベー ス シス テム ベー ス 内容説明請求書依頼の転記日付が異なる場合 複数の請求書伝票が登録されます 請求書の転記日付は上書きできますが それでも複数の請求書が登録されることは変わりません 納税期日が異なる請求書依頼は 複数の請求書に分割されます 請求単位が異なる請求書依頼は 複数の請求書に分割されます 4 つの請求書タイプがあります 顧客請求書 顧客前受 / 前払金 訂正請求書 顧客クレジットメモです 請求に対して選択された明細の請求書タイプが異なる場合 請求書依頼は複数の請求書に分割されます 明細レベルの出荷先の国が異なる請求書依頼は 複数の請求書に分割されます 明細レベルの課税国が異なる請求書依頼は 複数の請求書に分割されます ドイツ フランス イギリス オーストリア メキシコ インドでは 明細レベルの販売者の税番号が異なる請求書依頼は 複数の請求書に分割されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

141 分割パラメータ 顧 客 の 税 番 号 お よ び 税 番 号 タ イ プ 前 伝 票 関 連 受 注 ま た は サ ー ビ ス オ ー ダ ー 提 供 日 付 システムベース / ユーザ定義 シス テム ベー ス ユー ザ定 義 ユー ザ定 義 ユー ザ定 義 内容説明明細レベルの顧客の税番号が異なる請求書依頼は 複数の請求書に分割されます 請求 - オプションおよび請求書実行で 直前の前伝票によって請求書依頼を分割できます このチェックボックスが選択されている場合 各請求書依頼に対して請求書が登録されます 請求 - オプションおよび請求書実行で 関連する受注またはサービスオーダー ( 受注 ID またはサービスオーダー ID など ) 別に請求書依頼を分割できます この場合 製品が納入されるか 生産されるか またはプロジェクトベースサービスが実行されるかに関係なく 各オーダーに対して個別の請求書が登録されます 請求 - オプションおよび請求書実行で 受注した商品が納入されたか またはサービスが実施された日付別に請求書依頼を分割できます 上記の表にあるパラメータに加えて 請求書依頼の一般に追加された拡張項目および (UI には表示されない ) いくつかの追加要素が 標準分割基準の一部として請求書分割で考慮されます ビジネスコンフィグレーションワークセンタの顧客請求書分割規則微調整アクティビティからカスタマイズされた分割規則が登録され 以下の分割パラメータが 1 つまたは複数含まれています 請求書依頼明細の出荷先 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 141

142 販売単位 営業員 従業員責任者上記のパラメータに加えて 請求書依頼に追加された拡張項目が 微調整アクティビティの分割パラメータの一覧にも表示されます 販売単位決定前伝票なしでマニュアル登録された請求伝票については 販売単位も必要です マニュアル登録される請求伝票には マニュアル請求書 定期請求書テンプレート 前受金請求 クレジットメモなどが含まれます 販売単位を決定するため 販売単位が見つかるまで パラメータが以下の順序でチェックされます 1. マニュアル請求書の販売単位作業カテゴリに基づき 販売単位が従業員責任者別に決定されます 詳細については マニュアル請求書の販売単位を参照してください 2. 販売の販売単位作業カテゴリに基づき 販売単位がアカウント別に決定されます 詳細については 販売の販売単位を参照してください 3. 組織管理で従業員責任者に割り当てられた販売単位 4. 組織管理で販売単位が 1 つだけ見つかった場合 その販売単位が請求伝票で使用されます 日付ロジック 請求書の発行日 ( 請求書日付 ) が出力書式に表示され 請求書伝票番号決定が行われます この日付は 支払条件の基準日になります また システムでは以下のロジックが使用されます 請求書日付 転記日付 納税期日 結果 設定 請求書日付を会計管理および税レポートに使用 設定 設定 -- 転記日付を税レポートに使用 設定 -- 設定 請求書日付を会計管理に使用 納税期日を税レポートに使用 設定 設定 設定 転記日付を会計管理に使用 納税期日を税レポートに使用 外部支払 請求書は 外部支払プロバイダを使用するなどして すでに外部で支払済である可能性があります この場合 請求書伝票で支払方法が外部支払に事前設定されます 会社で外部支払を使用するには 以下のように新規請求書書式を登録する必要があります Adobe LiveCycle Designer を使用します " 支払方法が外部支払の場合 支払条件を出力せず 支払が受領されたことを示す一文を追加する " というロ ジックを含むスクリプトを登録します 詳細については Adobe LiveCycle Designer を使用したフォームテンプレートの編集を参照してください 前提条件 この統合シナリオを使用するには 顧客請求および総勘定元帳ビジネスパッケージと 債権および支払管理ビ ジネストピックもスコープに含まれている必要があります 顧客請求の固有設定があるため 出力管理の設定をチェックしておきます アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタで 出力チャネル選択およびフォームテンプレート選択ビューを選択します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

143 次に ルール表示 : 項目で顧客請求書を選択し 以下のエントリをチェックします フォームテンプレート : ここのエントリは業務伝票項目と同じになるのが理想的です 業務伝票 : 業務伝票タイプを入力します 有効なエントリは 顧客請求書 顧客前受 / 前払金 顧客クレジットメモ 顧客訂正請求書です 組織ユニット : 請求単位または販売者を入力します ビジネスパートナ : 請求先または購買担当者を入力します 顧客グループ : 空白のままにします プロセスフロー 以下のステップでは 顧客請求プロセスの一般的なプロセスフローについて説明します このプロセスでは 顧客請 求 出荷ロジスティクス 総勘定元帳 債権 および支払管理ワークセンタにアクセスします 1. 出荷ロジスティクス依頼が 出荷ロジスティクスワークセンタでリリースされます 次に 先行する受注の情 報に基づいて請求書依頼が自動的に登録されます 2. 顧客請求ワークセンタで 顧客請求書処理者は 請求書をマニュアルで登録およびリリースするために請求書 依頼をチェックするか または次のスケジュール済請求書実行で自動的に請求書依頼が処理され 請求書が登 録およびリリースされるまで待つことができます 3. 請求伝票がリリースされると 請求が実行されたことが受注処理に自動で通知され レター 電子メール または FAX で顧客に送信されます 4. 請求書データが財務会計に転送されます 未消込明細が顧客勘定に登録され 対応する支払が受領されるまで追跡されます これは 債権管理担当者が債権ワークセンタで表示できます 請求書は 総勘定元帳で債権として転記されます 債権の総勘定元帳勘定は 経理担当者が総勘定元帳ワークセンタで監視できます 5. 入金は 債権管理担当者が支払管理ワークセンタで監視します 6. 支払を受領すると 顧客勘定の未消込明細は消し込まれます これは 債権管理担当者が債権ワークセンタで表示できます 支払は 総勘定元帳で現金受領として転記されます 現金の総勘定元帳勘定は 経理担当者が総勘定元帳ワークセンタで監視できます 顧客請求書をリリースすると データが財務会計に自動で転送され そこで転記されます データを転送する前に 財務会計の関連会計期間がオープンかどうかがチェックされます 会計期間がクローズされている場合 顧客請求書をリリースできず エラーメッセージが表示されます 顧客請求書の請求書日付を変更する必要があります 経理担当者は プロセス制御でこのシステム動作を変更できます プロセス制御は 総勘定元帳ワーク センタの会社ビューにあります プロセス制御設定を選択します 詳細については 運用転記のプロセ ス制御を参照してください Golden Tax の顧客請求 - 中国 この文書には中国を対象としたテキストが含まれています 正しいテキストが確実に表示されるようにするに は パーソナライズマイ設定を選択します オンスクリーンヘルプを選択し 国で 中国を選択します 設定を保存し これらの変更が確実に加えられるように ログアウトします SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 143

144 4.1.3 顧客からの前受 / 前払金 概要 前受金請求は 製品の出荷やサービスの提供の前にそれらに前受 / 前払金を適用する契約が顧客との間で結ばれている場合に登録されます 顧客は 購買時または出荷前に合計金額の一部を支払います 請求が発生したときに この前受 / 前払金は請求書から控除されます 顧客は残高を支払います プロセスフロー 1. ユーザは システムに受注またはサービスオーダーを登録し 受注の場合には出荷ブロック項目で サービス オーダーの場合には実行ブロック項目で前受 / 前払金必須を選択します 受注がリリースされます 2. 顧客請求ワークセンタの主要タスクで ユーザは 1 つまたは複数の前受金請求を登録します ユーザは総額または正味額を前受 / 前払金として更新します ユーザはまた 顧客が行った前受 / 前払金に使用する統制勘定を指定することもできます ( このためには すべて表示をクリックし 一般タブの会計管理にある統制勘定コード項目で統制勘定を選択します ) 前受 / 前払金について更新することができる税率は 1 つのみです 複数の税率が必要な場合は 税率ごとに前受金請求を登録します 3. ユーザは 契約タブの内容説明項目で受注 ID を入力することによって 前受金請求に受注 ID またはサービスオーダー ID を割り当てます たとえば 受注 の 10% の前受 / 前払金と入力します この情報により 顧客では 前受金請求がどの取引に基づいているかが明確になります また この情報を使用して プロセスの後の段階で前受金請求を検索することができます 4. ユーザが前受金請求をリリースします 前受金請求は自動的に印刷されます 関連する受注またはサービスオーダーの注文請書を印刷します これらを両方とも顧客に送信します 5. キャッシュフロー管理に未消込債権明細が登録されます 顧客の支払時に 債権ワークセンタでこの未消込債権明細を消し込むことができます 6. 一定の間隔で ユーザは顧客請求ワークセンタの請求書伝票ビューで未処理前受金請求を選択します ユーザは一覧に沿って作業し その際に 前受金請求をチェックして受注 ID またはサービスオーダー ID ( ステップ 3 で説明したテキストから ) をメモしたり 受注 ID またはサービスオーダー ID を使用して特定の前受金請求を検索したりすることができます 次にユーザは 出荷ブロックが該当する受注から削除されること および実行ブロックが該当するサービスオーダーから削除されることを確認します 7. 次のステップで 従業員責任者は必要なすべての後続ステップ ( 商品の出荷 サービスの提供 プロジェクト作業など ) が実行されたこと および請求書依頼が登録されたことを確認します 8. 製品が出荷されるか またはサービスが提供された後 前受 / 前払金をそれに応じて差し引くことができるように 前受金請求を関連する請求書依頼に割り当てる必要があります これを行うには 顧客請求ワークセンタの請求書依頼ビューで 対応する受注番号が前伝票 ID として含まれているすべての請求書依頼を検索します 請求書依頼を選択し 編集をクリックします これにより ユーザは必要な前受金請求を参照伝票で割り当てることができます 9. ここで ユーザは請求書依頼の顧客請求書を登録します 請求書を登録するには 3 つの方法があります 請求書依頼から直接 リリースをクリックします ( ステップ 6 の直後 ) 請求書依頼で 請求書 - 簡易入力をクリックします 前受 / 前払金転送チェックボックスが選択されてい ることを確認してください このチェックボックスは単純な請求書登録で自動的に選択されます 請求書実行を使用します 前受 / 前払金転送チェックボックスが選択されていることを確認してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

145 前受 / 前払金転送チェックボックスが選択されていないと 請求書が登録される際に 前受 / 前払金が割当済であるか または割当可能だった請求書依頼は考慮されません 請求書の 3 つの登録方法の中では 最初の方法をお奨めします この方法を使用した場合 割り当てられた前受 / 前払金と 後で登録された請求書との関係が明確になります 10. 前のステップで登録された顧客請求書で 前受 / 前払金の金額が差し引かれます ユーザは 請求書金額 税 割当済の前受 / 前払金 および支払金額をチェックできるようになります 登録された請求伝票を顧客に送信することができ この請求伝票には合計請求書金額 支払われた前受 / 前払金 および残りの支払金額が表示されます 11. 残りの支払金額の支払時に 顧客請求書の対応する未消込明細が自動的に消し込まれます これは 債権ワークセンタで確認することができます フレキシブル伝票採番 - インド 概要 フレキシブル伝票採番機能により 販売伝票タイプに基づく請求伝票に関して採番規則を選択することができます 微調整アクティビティの際に 拡張採番設定 - インドテーブルで税イベントの販売伝票タイプを設定することができます 販売伝票タイプの決定 伝票採番規則を請求伝票に適用するには パラメータとして 会社 ID 課税国 伝票タイプ 税番号 税レポート単位 日付 および請求伝票の販売伝票タイプが必要です 販売伝票タイプ以外のパラメータはすべて 請求伝票に記載されます 販売伝票タイプは 請求伝票の税イベントに基づいて決定されます ただし 請求伝票に税コードが異なる複数の明細が含まれる場合であっても 請求伝票には複数の税イベントを含めることができます そのため 各請求伝票のすべての明細が 1 つの販売伝票タイプに対応するように請求書が分割されます 販売伝票タイプに応じて 個別請求伝票の採番が行われます 販売伝票タイプがこの税イベントに割り当てられているかどうか Advanced Numbering Configuration - India テーブルがチェックされます 販売伝票タイプが割り当てられている場合は インド固有の伝票採番書式テーブルのこの販売伝票タイプに割り当てられている採番規則が適用されます それ以外の場合は 以下のテーブルに基づいて販売伝票タイプが決定されます 販売伝票タイプの決定 税コード 税コードテキスト 税イベント 税イベントテキスト 販売伝票タイプ 501 非課税販売 ( サービス ) 301 非課税販売 ( サービス ) サービス請求書 500 非課税販売 ( 製品 ) 302 非課税販売 ( 他の理由 ) 売渡証書 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 145

146 531 国内での販売 - 物品 (VAT) 314 州内販売 ( 消費税のみ ) 税額票 534 国内での販売 - 物品 (CST) 315 C フォームありの州際販売 (CST のみ ) 売渡証書 536 国内での販売 - 物品 (CST C フォームな し ) 316 C フォームなしの州際販売 (CST のみ ) 売渡 証書 541 国内での販売 - サービス (ST) 351 国内でのサービス販売 サービス請求書 546 免税販売 - サービス ( ゼロ ) 371 サービスの免税販売 サービス請求書 545 販売 (VAT および ST) 391 VAT およびサービス税が課される販売 税額票 547 免税販売 - サービス ( 標準 ) 392 免税販売 - サービス ( 標準 ) サービス請求書 548 CST およびサービス税が課される販売 (C フォームあり ) 549 CST およびサービス税が課される販売 (C フォームなし ) 393 CST およびサービス税が課される販売 (C フォームあり ) 394 CST およびサービス税が課される販売 (C フォームなし ) 売渡証書売渡証書 550 サービス税が課される販売 ( 軽減税率 ) 395 サービス税が課される販売 ( 軽減税率 ) サービス請求書 535 輸出販売 - 物品 (VAT) 502 輸出販売 (VAT) 売渡証書 543 輸出販売 - サービス (ST) 551 サービスの輸出 サービス請求書 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

147 例 : 1 つの請求書に税コードが異なる 2 つの明細が含まれています 1 つ目の明細は 税コードとして国内での販売 - 物品 (VAT) を使用しており 2 つ目の明細は 税コードとして国内での販売 - サービス (ST) を使用しています この請求書が以下のようにして 2 つに分割されます 販売伝票タイプとして税額票が割り当てられている請求書 税額票の採番規則に準拠されます 販売伝票タイプとしてサービス請求書が割り当てられている請求書 サービス請求書の採番規則に準拠されます ただし 1 つ目の請求書に関して売渡証書の採番規則に準拠させる場合は 微調整アクティビティの際に 拡張採番設定 - インドテーブルで 対応する税イベントの販売伝票タイプとして売渡証書を割り当てる必要があります 同様に 2 つ目の請求書に関して税額票の採番ルールを適用する場合は 微調整アクティビティの際に 同じテーブルで 対応する税イベントの販売伝票タイプとして税額票を割り当てる必要があります 参照 顧客請求の伝票採番書式 - コンフィグレーションガイド 請求書の処理 - メキシコ この文書にはメキシコを対象としたテキストが含まれています 正しいテキストが確実に表示されるようにす るには パーソナライズマイ設定を選択します オンスクリーンヘルプを選択し 国で メキシコを選択します 設定を保存し これらの変更が確実に加えられるように ログアウトします 一括データ実行 (MDR) 概要 一括データ実行 (MDR) とは タスクまたは取引の自動一括処理です MDR はビジネスデータの一括処理を可能にし 請求書実行 支払権限実行 残高確認実行などのビジネスプロセスで使用されます ユーザが MDR をスケジュールする際には MDR はバックグラウンドジョブとして提示されます スコーピング中に MDR のデフォルトバリアントを指定することができます MDR の登録と更新はワークセンタで行います ユーザは ジョブスケジューラを使用して 1 回または指定した時刻に定期的に実行されるように実行をスケジュールします アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタのバックグラウンドジョブビューで 他のワークセンタでユーザが登録した MDR ジョブを監視および再スケジュールすることができます 少量のビジネスデータのバックグラウンド処理は BTM 自動タスクを介して管理されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 147

148 一括データ実行機能 MDR は エンドユーザが登録 更新 およびスケジュールすることができます 日程計画を 1 回作成し ( 稼働日カレンダサポートによる ) 繰返パターンとしたり 他の MDR 後の後続活動としてイベントベースにしたりすることができます ワークセンタから即時に実行を開始することもできます MDR を使用すると 繰返ビジネスタスクや活動 ( システムの活動が低下する夜間に実行されるバッチジョブなど ) を自動化することができます MDR は 夜間の実行や大量印刷など リソースを消費する非同期で長時間のジョブを定義する場合に役立ちます MDR では 管理および自動化の程度を定義することができます たとえば 特定の顧客に関しては出荷依頼を自動的にリリースし その他の場合は リリース前に情報をマニュアルでチェックするようにする場合があります MDR の処理時間を高速化するために 並行作業パッケージが自動的にスケジュールされます 一括データ実行プロセスフロー 一括データ実行は エンドユーザーが個々のワークセンタで登録することができます 以下のステップでは MDR を 登録し ジョブとしてスケジュールする通常のプロセスについて説明します このプロセス中 ワークセンタおよびジョブスケジューラにアクセスします 1. ユーザは 一括データ実行 ID 項目に一意の名称を入力し 実行のパラメータを定義して ワークセンタで新しい MDR を登録またはスケジュールします たとえば 出荷ロジスティクスワークセンタで ユーザは自動承認を選択し 新しい MDR を登録します 2. 汎用的なジョブスケジューラでは ユーザは MDR を即時開始したり 特定の時間に実行されるようにスケジュールしたり 特定のイベントによってトリガされるようにしたりすることができます 時間ベース : MDR は バックグラウンドで即時実行または特定の日時に 1 回実行されるようにスケジュ ールしたり 繰返イベントとしてスケジュールしたりすることができます バックグラウンドでの一括データ実行により システムのパフォーマンスが低下する可能性があることに注意してください SAP では MDR を 4 時間以上に 1 回の頻度でスケジュールすることをお奨めします どうしても必要な場合は 実行の頻度を 1 時間に 1 回まで上げることができます 1 時間に 1 回よりも高い頻度で一括データ実行をスケジュールすることはお奨めしません イベントベース : MDR は 別のジョブの完了後にトリガされて実行されます 3. アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタのバックグラウンドジョブビューで MDR に関連するバックグラウンドジョブをいつでも監視 再スケジュール および取り消すことができます バックグラウンドジョブビューでは システム内のすべてのジョブを表示することができます 4. ユーザは MD 実行のアプリケーションログに移動して 各実行の時間とステータスを表示して エラー 警告 およびメッセージを確認することができます 一括データ実行の実行中にエラーが発生した場合 業務に影響する場合があります ユーザは アプリケーションログメッセージを参照して エラーの正確な原因を見つけることができます 一括データ実行 以下の表に システムで定義できるさまざまな MDR の一部 およびそれらが定義されるワークセンタを示します ワークセンタワークセンタビューサブビュー一括データ実行 アプリケーション / ユーザ管理ビジネスデータ整合性データフローチェック実行データフローチェック実行 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

149 ワークセンタワークセンタビューサブビュー一括データ実行 アプリケーション / ユーザ管理入出力管理ファイルインプットファイルインプット実行 資金および流動性管理 資金管理ポジションおよび予 流動性予測実行 流動性予測実行 測 原価および収益定期タスク間接費付替付替実行 原価および収益 定期タスク 直接費プロジェクト - 間接費配分 原価および収益 定期タスク 間接費プロジェクト - 間接費 配分 原価および収益 定期タスク サービスオーダー - 間接費配 分 直接費プロジェクトの間接費配分実行間接費プロジェクトの間接費配分実行サービスオーダーの間接費配分実行 原価および収益 定期タスク 収益認識 収益認識実行 顧客請求書 請求書実行 請求書実行 顧客請求書 クレジットカード承認実行 クレジットカード承認実行 需要計画 自動アクション 需要予測実行 需要予測実行 需要計画 自動アクション 準備実行 準備実行 需要計画 自動アクション リリース実行 リリース実行 需要計画 自動アクション ローリング実行 ローリング実行 E-Commerce アカウントエクスポート実行 アカウントエクスポート実行 E-Commerce インターネット受注削除実行 インターネット受注削除実行 固定資産 定期タスク 減価償却 減価償却実行 総勘定元帳 定期タスク 残高繰越 繰越実行 総勘定元帳 定期タスク 繰返仕訳伝票転記 繰返仕訳伝票実行 総勘定元帳 定期タスク 法定レポート 仕訳レポート実行 内部ロジスティクス 自動アクション 在庫レベル調整実行 在庫レベル調整実行 棚卸資産評価 定期タスク 入庫 / 請求仮勘定消込 入庫 / 請求仮勘定消込実行 棚卸資産評価 定期タスク 生産ロットの間接費配分 生産ロットの間接費配分実行 棚卸資産評価 定期タスク 仕掛品消込 仕掛品消込実行 棚卸資産評価 在庫費用単位変更実行 出荷ロジスティクス管理 自動アクション 確認更新実行 出荷ロジスティクス管理 自動アクション 納入日程のリリース実行 債務 定期タスク 残高確認実行 残高確認実行 債務 定期タスク 外貨再評価 外貨再評価実行 債務 定期タスク 支払処理実行 支払処理実行 債務 定期タスク 債務の再分類 債務の再分類実行 支払管理 定期タスク クレジットカード決済実行 クレジットカード決済実行 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 149

150 ワークセンタ ワークセンタビュー サブビュー 一括データ実行 支払管理 定期タスク 外貨再評価 現金の外貨再評価 支払管理 定期タスク 支払媒体 支払媒体処理実行 生産管理 自動アクション 一括ロットクローズ実行 生産管理 自動アクション 一括指図登録実行 生産管理 自動アクション 一括指図リリース実行 プロジェクト管理 変更管理 スナップショット実行定義 スナップショット実行定義 プロジェクト管理 プロジェクト プロジェクト購買依頼実行 プロジェクト購買依頼実行 債権 定期タスク 残高確認実行 残高確認実行 債権 定期タスク 督促処理実行 督促処理実行 債権 定期タスク 外貨再評価 債権の外貨再評価実行 債権 定期タスク 支払処理実行 支払処理実行 債権 定期タスク 債権の再分類 債権の再分類実行 サプライヤ請求 ERS ( 入庫 / 請求自動決済 ) ERS ( 入庫 / 請求自動決済 ) サプライヤ請求 定期請求書ビュー 定期請求書 定期請求書実行 供給管理 自動承認 生産提案実行 生産提案リリース実行 供給管理 自動承認 購買提案実行 購買提案リリース実行 供給計画 自動計画 確認更新実行 確認更新実行 供給計画 自動計画 計画実行 新規計画実行 税管理 定期タスク EC 売上一覧レポート実行 EC 売上一覧レポート実行 税管理定期タスク売上税および使用税申告書実 行 売上税および使用税申告書実 行 税管理 定期タスク 消費税申告実行 消費税申告実行 税管理 定期タスク 源泉徴収税申告書 源泉徴収税申告書実行 税管理 主要タスク 新規納税申告書実行 納税申告書実行 勤怠管理 日次終了処理 日次終了処理実行 従業員勤務時間評価期間終了処理実行 複数の税登録 - インド 概要 インドでは 会社の本社所在地に基づき 複数の税登録を行うことができます SAP Business ByDesign システムでは 税務当局に登録されている本社所在地を税レポート単位 (TRU) と呼びます 会社は商品およびサービスに基づいて各種税を支払う義務があります 税はタイプ別に 異なる税務当局によって管理されています 消費税は商品に適用され 州政府によって管理されます サービス税および源泉徴収税はサービスに適用され 中央政府によって管理されます インドでは 以下の税タイプに複数の登録を行うことができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

151 消費税の場合 会社は州に存在するすべての本社所在地に対して同じ登録番号を取得します 消費税に関して会社を州政府に登録すると その州にある会社のすべてのロケーションに対して一意の税 ID 番号 (TIN) が割り当てられます サービス税の場合 会社は複数の登録番号を持つことができます サービス税に関して中央政府に会社を登録すると 会社に対して一意のサービス税コード (STC) が割り当てられます 源泉徴収税の場合 会社は複数の登録番号を持つことができます 源泉徴収税に関して中央政府に会社を登録すると 会社に一意の税控除および回収勘定コード (TAN) が割り当てられます 会社の組織ユニットがバンガロール マイソール ムンバイにあるとします 以下のように 異なる組織ユニットに対して 同じ税タイプの税登録を複数行うことができます 消費税の場合 マイソールとバンガロールには同じ TIN を ムンバイには別の TIN を登録します サービス税の場合 マイソール ムンバイ バンガロールの組織ユニットに同じ STC を登録することができます 源泉徴収税の場合 マイソール ムンバイ バンガロールの組織ユニットに同じ TAN を登録することができます 前提条件 以下を行っておく必要があります スコーピングでビジネスの国としてインドを選択する システムに組織ユニットを登録する際に 本社所在地としてその組織ユニットをマークしておく 詳細につい ては 組織構造の登録および編集を参照してください 会社の税務規定を登録する際に その会社の税務規定に関連する税レポート単位を割り当てておく 詳細につ いては 会社の税務規定の登録 インドを参照してください 税レポート単位の決定 異なる税を税務当局にレポートするには TRU を決定する必要があります アイテムが商品かサービスかに基づいて TRU が誘導されます 販売プロセス 商品の場合 出荷元ロケーションから TRU が決定されます サービスの場合 請求元 / 請求単位から TRU が決定されます プロジェクトおよびサードパーティの出荷の場合 TRU は請求元 / 請求単位から決定されます 購入プロセス 商品の場合 出荷先ロケーションから TRU が決定されます サービスの場合 請求先から TRU が決定されます これで TRU が財務会計に送信され 各税務当局に対する未払税を決定するために使用されます 顧客請求伝票の採番 概要 顧客請求伝票 ( 顧客請求書 クレジットメモ 前受金請求など ) には 一意の識別番号が必要です 伝票採番プロセスによって 欠落がなく連続した採番など 各国の法的要件に確実に従うことができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 151

152 システムでの伝票番号の書式は 接頭辞 伝票番号の数字部分 および ( 一部の国での ) 接尾辞で構成されます こ れらの書式を定義するルールを設定して 会社 課税国 および伝票タイプによって異なる書式が伝票番号に適用さ れるようにすることができます 特定の国では 以下のような追加基準に従って伝票の採番規則を定義する必要があります フランスでは 顧客ロケーション別にも採番規則を定義する必要があります インドでは 販売伝票タイプ 税番号 および税レポート単位によっても採番規則を定義する必要があります 一部の状況では 連続して採番された伝票が発行されないため システムで伝票採番欠落レポートを生成する こともできます これらのレポートは 採番順序の欠落を報告するために一部の国で法的に必要です 前提条件 微調整プロセス中に 伝票採番書式の規則を設定しておきます 詳細については 顧客請求の伝票採番書式 - コンフィグレーションガイドを参照してください プロセスフロー 請求伝票の伝票採番書式のプロセスフローについて 概要を以下に示します 1. 請求書 クレジットメモ 前受金請求などの顧客請求伝票を登録します 2. 請求伝票を保存します すでに定義されている書式設定ルールに従って一意の番号が生成され 請求伝票に適用されます この番号が画面上に表示されます インドでは 異なる税タイプの明細を含む前伝票に対して 税タイプごとに個別の顧客請求伝票が生成されます 伝票採番書式の設定に従って これらの請求伝票に個別の伝票番号が割り当てられます たとえば サービス税 消費税 および中央売上税が個別に適用される個別の明細を含む受注があります 請求実行を行うと この受注からサービス請求書 税額票 および売渡証書という 3 つの個別の請求書がそれぞれ登録されます 各請求書には 税タイプに従って受注からの関連する明細があり 請 求書タイプごとに設定したルールに従って個別の伝票番号があります 3. リリースボタンをクリックして請求伝票を転記します 採番された請求伝票が総勘定元帳に転送されます Customer Relationship Management での価格設定 概要 価格設定は価格リストや割引一覧といった価格マスタデータに基づいて行われます 価格マスタデータは 販売プロセスおよびサービスプロセスのすべての業務伝票内で価格設定を自動的に計算するために使用されます 特定の場所で特定の日に受け取りが行われる特定の製品やサービスに顧客が支払わなければならない総額を決定するには 事前定義された価格決定表を使用します 価格決定表は リスト価格 割引 追加料金 運賃 税 原価といった価格要素から構成されています 合計値の計算には これらの価格要素の整合性が不可欠です SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

153 価格要素 SAP Business ByDesign には 事前定義された一連の価格要素が含まれており それらのほとんどはビジネスコンフィグレーションによって有効化することができます 価格要素には 次のようなものがあります システムで自動的に決定され 編集できないもの 税など システムで自動的に決定され ユーザが上書きできるもの リスト価格 自動的に決定される製品割引など ユーザがマニュアル入力するもの 返品再入庫手数料 マニュアル入力される製品割引など マニュアル動作は 価格設定のビジネスコンフィグレーションのマニュアルフラグの影響を受けます マニュアルフラグが設定されている場合 価格要素はシステムで自動的に特定されず ユーザがマニュアル追加する必要があります 以下のセクションでは コンフィグレーションに応じて表示される一連の価格要素を示します リスト価格 この価格要素は 割引や追加料金などの数多くの価格要素の基礎になるため 必然的に価格決定表の最初のステップ となります 正味リスト価格を決定するために 販売伝票またはサービス伝票から渡されたパラメータに適合するす べての価格リストがチェックされます これらのパラメータは 顧客 顧客グループ 流通チェーン および日付で す 価格リストには 顧客別価格リスト 流通チェーン別価格リスト および基準価格リストがあります 価格リストは価格マスタデータとして更新される有効期間が設定されたリストであり リリースして有効化する必要があります 顧客には特別価格がある場合があるため 最初に顧客別価格リストがチェックされます 顧客別価格が見つからない場合は 流通チェーン別価格リストがチェックされます 最後に 流通チェーン別価格がない場合は 基準価格リストがチェックされます 少なくとも基準価格リストで 販売するすべての製品またはサービスの価格が見つかるようにする必要があります 価格は販売伝票またはサービス伝票でマニュアルで改訂できるため 正味価格を柔軟に調整することができます 価格リストおよび割引一覧について承認手順を有効化することができます これは ビジネスコンフィグレー ションのスコーピングで行います ( 一般ビジネスデータ製品およびサービス価格設定 ) この設定が有効である場合 従業員が価格リストまたは割引一覧をリリースしようとすると ラインマネージャは自動的に承認タスクを受け取ります ラインマネージャ ( または代理人 ) が価格リストまたは割引一覧を承認するまで 価格リストまたは割引一覧はリリースされず いかなる販売業務伝票およびサービスプロセスでも使用さ れません 価格リストおよび割引一覧を承認する権限がマネージャに与えられている場合 マネージャは価格 マスタデータビューで価格リストまたは割引一覧を直接リリースすることができます マネージャ自身が価格 をリリースする場合は ビジネスタスクを登録しなくてもこの自動承認が行われます ビジネスタスク管理のより一般的な情報については ビジネスタスク管理を参照してください 製品割引 (%) 割引を決定するために 販売伝票またはサービス伝票から渡されたパラメータに適合するすべての割引一覧がチェックされます これらのパラメータは 顧客 流通チェーン 顧客グループ 製品 および日付です 見つかったすべての割引が価格計算で考慮されます 割引一覧は 顧客別割引製品 一般顧客割引 全体顧客グループ割引 および顧客別割引製品カテゴリの割引一覧です 顧客には特定の製品の特別割引がある場合があるため 顧客製品割引を含む割引一覧がチェックされます 割引は常時販売伝票またはサービス伝票でマニュアルで改訂できるため 割引を柔軟に調整することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 153

154 価格リストおよび割引一覧について承認手順を有効化することができます これは ビジネスコンフィグレー ションのスコーピングで行います ( 一般ビジネスデータ製品およびサービス価格設定 ) この設定が有効である場合 従業員が価格リストまたは割引一覧をリリースしようとすると ラインマネージャは自動的 に承認タスクを受け取ります ラインマネージャ ( または代理人 ) が価格リストまたは割引一覧を承認するま で 価格リストまたは割引一覧はリリースされず いかなる販売業務伝票およびサービスプロセスでも使用さ れません 価格リストおよび割引一覧を承認する権限がマネージャに与えられている場合 マネージャは価格 マスタデータビューで価格リストまたは割引一覧を直接リリースすることができます マネージャ自身が価格 をリリースする場合は ビジネスタスクを登録しなくてもこの自動承認が行われます ビジネスタスク管理のより一般的な情報については ビジネスタスク管理を参照してください 勤務条件 (%) この価格要素はサービスシナリオで重要になります サービス実施担当者が夜間 週末 または祝日に勤務する場 合 顧客に追加料金を請求できます 追加料金 追加料金には 2 つの異なる価格要素を使用することができます 追加料金は 必要に応じてパーセントまたは固定 金額として定義することができます すべての追加料金は並行して使用することができます 保証 / 特別保証 これらの価格要素はサービスシナリオ内で重要になります たとえば サービス伝票では サービスまたはスペアパーツが保証の対象となる場合があります 保証または特別保証の割引は サービス伝票の保証範囲項目に基づいて計算されます 品質低下に関する費用 この価格要素は返品シナリオで使用されます この要素は ビジネスコンフィグレーションに返品ビジネストピックが含まれている場合にのみ表示されます 顧客が損傷または開封した商品を返却した場合 控除を明細レベルでマニュアル定義することができます 返品再入庫手数料 この価格要素は返品シナリオで使用されます この要素は ビジネスコンフィグレーションに返品ビジネストピックが含まれている場合にのみ表示されます 顧客が商品を返却した場合 返品伝票ごとに返品再入庫手数料をマニュアル定義することができます 移行価格 移行価格は レガシシステムから SAP Business ByDesign に移行された未処理の販売伝票およびサービス伝票で必 要になります 価格が両方のシステムで同一であるようにするため この価格の追加計算は行われません 全明細正味額 これは すべての明細正味額を加算することによって計算されます この値を編集することはできません 運賃 この価格要素は 自動決定またはマニュアル入力された運賃金額が対象となっています ビジネスコンフィグレーションの設定によって 固定運賃金額を決定するか または販売する商品の正味重量に応じた運賃にすることができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

155 原価および利益マージン 原価は 利益マージンがビジネスコンフィグレーションに含まれている場合にのみ表示されます 原価は 基本的に 財務会計から導出されます 原価によって 利益マージンの計算が可能になります 全体割引 (%) 全体割引 (%) は 合計明細正味額に追加適用される一般割引です これはマニュアルでのみ適用することができま す 総正味額 これは 税を考慮しないで すべての明細正味額と運賃を加算することによって計算されます この値を編集するこ とはできません 指定合計割引 これは 関連するすべての製品割引を加算することによって計算されます この値をユーザが直接編集することはで きません 明細レベルで製品割引を編集することによって これに影響を及ぼすことができます 丸め差異 これは 丸めによって失われた または得られた値です この値は 1 セントや 2 セントなどの小さい単位の硬貨がない通貨 ( スイスフランやオーストラリアドルなど ) に対してのみ使用されます これらの通貨については 0 セントや 5 セントなど 使用できる最も近い値に価格を丸める必要があります 税 この価格要素は 課税に関するすべての要件に対応します すべての税は法的要件に従って計算され この計算の結果はこの価格要素に格納されます 合計 これは 総正味額と税を加算することによって計算されます 価格計算 価格設定は SAP Business ByDesign で一元的に実装され 関連するすべてのビジネスプロセスにリンクされます 手順は事前定義されており 手順を変更することも 新しい手順を登録することもできません 価格決定表によって 販売見積 受注 サービスオーダーなどの関連する業務伝票に対して自動的に計算される価格要素が制御されます これには 製品価格 割引 追加料金 税など 最も一般的に使用される価格要素が含まれています これらのさまざまな種類の価格要素を組み合わせて価格計算プロセスを制御することができます 価格決定表には 価格設定中にこれらの価格要素が考慮される順序も含まれています 総額 正味価格 および税が計算されます また 以下も決定されます 価格設定中に考慮される小計 価格設定をマニュアル処理することができる範囲 パーセント割引および追加料金の計算に使用される方法 特定の価格要素が考慮される前に その価格要素が満たす必要のある要件 たとえば サービス明細について 運賃は考慮されないなど 通貨換算および数量換算 価格計算中に 価格マスタデータの通貨が伝票通貨と異なる場合は マスタデータとして更新されている換算レートに応じて通貨換算が行われます 伝票通貨は アカウントマスタ販売データからデフォルト設定されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 155

156 また 価格計算中に 伝票で要求される数量単位が価格リストに更新されている価格単位と異なる場合は 数量換算も行われます 前提条件は 数量換算が製品マスタデータまたはサービスマスタデータで更新されていることです たとえば 製品マスタデータで数量換算 "1 パレット = 20 個 " が更新され 価格リストで価格単位 "$50/1 個 " が指定され 受注で 5 パレットが依頼されます この場合 5 パレットは 100 単位に換算され 価格は $5000 で計算されます スケールさまざまな数量に応じた価格のスケールを定義することができます 使用するスケールによって 金額の計算方法が決まります たとえば スケールを使用し 1 台のボイラーは $500 であっても 10 台以上のボイラーを購入する場合に価格を 1 台あたり $450 に引き下げるように定義することができます 受注額などに応じた運賃のスケールを定義することもできます 製品割引のスケールも定義することができます また スケールの更新中にユーザが追加するすべての追加行についてスケールの値が提示される追加の機能もあります 以下の例では 提示されたスケール値を計算するロジックについて説明します 価格または割引スケールの更新中に提示されるスケール値を決定するためのロジック スケール値割合 割合の計算 % 1 1 / 1 0 = % 1 1 / 1 0 = *1.1 = 11 11*1.1 = SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

157 スケール値割合割合の計算 % / 1 1 = *1.1 = % / = *1.1 = % / = *1.1 = SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 157

158 スケール値割合 割合の計算 % / = *1.1 = 参照 価格方針設定 [ ページ 331] 顧客契約に対する価格契約 [ ページ 322] 総額設定 [ ページ 322] リバースチャージ制度による税決定 概要 消費税 (VAT) は 商品およびサービスの売上に対して課されます そのため事業者は 顧客 ( サービス受領者 ) に対して消費税込みの請求書を発行し 管轄の税務当局へ消費税を納付します 結果的に事業者は 消費税の支払義務を負う納税者となります ただし場合によっては 顧客が消費税の支払義務を負い それを該当する税務当局に納付することが法的に義務付けられることもあります この場合 事業者が発行する請求書には 消費税が含まれない代わりに 納税義務が顧客に移し替えられる旨が記載されます その顧客は 消費税を計算して税務当局に納付する必要があり 通常はそれと同時に仮払消費税控除を申請します 納税義務をサービス受領者に移し替えることをリバースチャージ制度といい これにより納税義務の対象者が入れ替わります リバースチャージ制度による自動税決定 ドイツの国依存機能 国外の会社によって提供されるサービスや国外のサービス受領者に対して提供されるサービスなど一部のサービスは リバースチャージ制度に従って課税されます 販売者側としては 取引をレポートする必要はあるものの 納税義務はアカウントに移し替えられます 2010 年 1 月 1 日に 2009 年度税法 (Annual Tax Act 2009) で施行された Directive 2008/8/EC に基づき 国外の会社に提供するサービスに対してはこの制度が基本ルールとなっていま SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

159 す 商品およびサービスを提供する会社の本社所在国が EU 加盟国である場合は この基本ルールが自動的に指定さ れます サービスマスタには非課税理由コードを入力しません ドイツの場合 国外の事業者が提供するその他のサービスについて 現在システムにより納税義務の移し替えが行わ れるのは それらのサービスがドイツ国内で提供される場合 ( 売上税法第 13b 条第 1 項第 1 号 ) またはドイツの 会社がそれらのサービスを国外のサービス受領者に提供する場合に限ります 税決定に関する以下のプロセスフローには 税イベント リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 1 号 UStG に関する決定と 税イベント サービスの輸出 リバースチャージに関する決定 および考慮すべき変則事項 についての説明が記載されています 1. 受注 購買発注 または請求書を登録します 2. 伝票の処理中に 税関連データが税決定へ転送されます 以下は リバースチャージ制度の税関連データの一 例です サプライヤおよび購買者の所在地 サービス売上 販売会社の所在地はドイツ国内となっている必要があります 販売会社の住所が使用されますが 受注の関係者タブで住所を上書きしていない限り 通常は自分の会社の標準住所が使用されます サービス受領者の所在地は国外となっている必要があります サービスの提供地が使用されますが これをドイツ国内にすることはできません 受領者が個 人である場合 そのサービスは EU 圏内で提供される場合にのみリバースチャージ制度の対象にすることができます ( 関係者タブに指定されているサービスまたは商品の受領者の住所に従って ) 請求書の明細に別の場所で提供されたサービスが記載されている場合は それらの住所が最初に使用されます サービス仕入 サプライヤの所在地は国外となっている必要があります サプライヤの住所が原則として使用されますが システムでは標準住所が使用されます サービス受領者の所在地はドイツ国内となっている必要があります サービスの提供地が使用されます 個々の請求書明細には ( 商品受領者の住所に従い ) サービスの提供地として異なる場所を記載することも可能です この場合は その住所が優先的に使用されます 製品の税属性税率タイプおよび非課税理由は 国 地域 および税タイプごとに異なる場合があります 米国を例に挙げると サービスは通常は課税対象とならないため 非課税理由は製品マスタデータに割り当てる必要があります サービスのマスタデータにある売上 > 税のタブおよび仕入 > 税のタブで リバースチャージ制度に関する以下の設定項目を入力します 非課税理由 : 購買者が消費税を納付 仕向地での課税対象チェックボックスは選択しないでください 3. 税決定における税関連データがすべて処理されます 4. 以下の要素に基づいて税の計算が行われます 税イベント ( 仕入に対する リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 1 号 UStG または売上に 対する サービスの輸出 リバースチャージなど ) 税コード 税タイプ 税率タイプ (19% などのパーセンテージとして税率を決定する際に使用する全体の消費税率 ) 課税対象額 5. 現在処理中の伝票に税決定および税計算の結果が入力されます 計算された税額は 価格設定タブに表示されます 課税国や課税国の税コードなど システムにより決定された税の詳細は 税詳細タブにすべて表示されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 159

160 受注またはマニュアル請求書に対してリバースチャージが決定された場合 出力される請求書には顧客 が納税することが注記されます 税決定の一般的なプロセスの詳細については 税決定 [ ページ 9] を参照してください その他のリバースチャージ制度に関するシナリオについては 自動税決定で処理することはできないため マニュア ルでチェックする必要があります リバースチャージ制度のマニュアル制御 一部の国では その他の売上プロセスや仕入プロセスの中にもリバースチャージの対象となるものが存在しますが 自動的に決定させることはできません ドイツを例に取れば 売上税法第 13b 条第 5 項に基づく売上や 売上税法第 13b 条第 2 項に基づく仕入がこれに該当します ドイツの国依存機能 税日付が 2011 年 7 月 1 日 請求金額が 5000 ユーロ以上の移動式無線装置および集積回路に対しては 売上税法第 13b 条第 2 項第 10 号に基づいてリバースチャージが適用されます この場合 税コードを以下のいずれかにマニュアルで変更する必要があります 15 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 10 号 UStG リバースチャージ供給 : 第 13b 条 II 1 項 10 号 UStG これらのプロセスに対しては リバースチャージ供給 : 第 13b 条 V 項 UStG 50 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 号 UStG 11 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 2 号 UStG 12 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 3 号 UStG 13 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 5 号 UStG および リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 1 号 UStG の各税イベントを使用することができます ただし システム内で独自の税コードを登録する必要があります 売上税法第 13b 条第 5 項に従って売上を取得する場合は 税コードをマニュアルで入力する必要がありま す システムに用意されている税イベント ドイツの国依存機能現在はシステムに以下の税イベントが用意されており ドイツの税コードを登録する際に使用することができます 仕入 : 11 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 2 号 UStG 12 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 3 号 UStG 13 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 5 号 UStG 50 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 号 UStG リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 1 号 UStG 15 - リバースチャージ取得 : 第 13b 条 II 1 項 10 号 UStG 売上 : サービスの輸出 リバースチャージ リバースチャージ供給 : 第 13b 条 V 項 UStG リバースチャージ供給 : 第 13b 条 II 1 項 10 号 UStG 以下の税コードおよび税イベントの組合せは システムで用意され自動的に決定されるものです 税コード 不課税 ( リバースチャージ制度 ) は 税イベント サービスの輸出 リバースチャージ とリンク SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

161 税コード EU でのサービス売上 リバースチャージは 税イベント EU でのサービス売上 リバースチャージとリンク仕入に対しては 税コード EU でのサービス仕入 リバースチャージ 標準税率 全額控除可能と税イベント 155 の組合せを使用できます 税コードがさらに必要な場合は ビジネスコンフィグレーション導入プロジェクトアクティビティ一 覧 微調整にある商品とサービスの税アクティビティの税コードの定義で登録することができます 税コードを登録した場合は 必ず詳細で税タイプを指定してください Microsoft Excel を使用した請求伝票の承認情報のアップロード - メキシコ この文書にはメキシコを対象としたテキストが含まれています 正しいテキストが確実に表示されるようにす るには パーソナライズマイ設定を選択します オンスクリーンヘルプを選択し 国で メキシコを選択します 設定を保存し これらの変更が確実に加えられるように ログアウトします 請求書伝票の印刷書式におけるバーコードの使用 - メキシコ 概要 メキシコでは 印刷された請求書伝票に以下の情報がバーコードイメージで表示されることが法的要件となっています 会社の証明書 : このバーコードには 会社の税番号が含まれており 請求書伝票のすべてのページにこのバー コードが表示される必要があります 請求書承認情報 : このバーコードには メキシコの税務当局である Servicio de Administración Tributária (SAT) によって付与された承認番号が含まれており 請求書の最終ページにこのバーコードが表示される必要があります スコーピングで請求書ハードコピー処理方法を選択した場合は 印刷書式のバーコードイメージをマニュアルで更新し 印刷された請求書またはクレジットメモがこの国の法的要件に従って表示されるようにする必要があります メキシコで使用可能なすべての請求書処理方法の詳細については 請求書処理 - メキシコ [ ページ 147] を参照してください 従来の書面による方法で生成された請求書伝票は SAP から会社に付与された公式番号範囲に含まれる番号のいずれかを使用して発行される必要があります この公式番号範囲は 2 年間有効であり 会社が生成するすべての請求書でこの番号のいずれかが使用されるように システムで公式番号範囲を更新する必要があります メキシコ固有の伝票採番の詳細については 顧客請求の伝票採番書式 - コンフィグレーションガイドのメキシコの伝票採番書式セクションを参照してください SAT から会社に付与されるのは 公式番号範囲だけではありません 上述のバーコードイメージも SAT によって付与されます バーコードイメージは 同じ公式番号範囲を使用するすべての請求書に有効です これは SAT に対して新しい番号範囲の付与を依頼し それを自社システムで設定するたび それに応じて印刷書式のバーコードを交換する必要があることを意味します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 161

162 システムで一度に有効となる印刷書式は 1 つのみです 請求書伝票情報とバーコードイメージが相互に対応するかどうかをチェックして 請求書伝票に不適切なイメージが添付されないようにするチェック機能がないため 新しい公式番号範囲のバーコードイメージを印刷書式に挿入する前に 古い公式番号範囲で生成された請求書伝票をすべてリリースする必要があります 前提条件 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してください スコーピング時に 以下を選択しておきます メキシコ ( 事業を行う国の 1 つとして ) 顧客請求書事業領域 請求書ハードコピー ( 会社で請求書を発行するための処理方法として ) 請求書ハードコピーを発行するための公式番号範囲を SAT に依頼し 各バーコードイメージをローカルシステムに保存しておきます さらに SAP Business ByDesign ソフトウェア用に Adobe LiveCycle Designer をローカルシステムにインストールしておく必要があります アプリケーション / ユーザ管理ビジネスフレキシビリティダウンロードセン タ 追加ソフトウェアインストールからダウンロードします これは 印刷書式の編集に使用するツールです プロセスフロー 1. 従来の書面形式で請求書を発行する際に使用する必要がある公式番号範囲を SAT に依頼します 2. SAT から公式番号範囲と対応するバーコードイメージ (PNG 形式 ) が送付されます 3. 顧客請求の伝票採番書式微調整アクティビティで設定を行います このアクティビティでは 自社で生成した請求書ハードコピーはこの公式番号範囲内で発行する必要があることを定義します 4. アプリケーション / ユーザ管理ビジネスフレキシビリティフォームテンプレート更新で テンプレートグループ c41 および国メキシコを選択して印刷書式テンプレートを検索し ダウンロードをクリックして ZIP ファイルをローカルシステムに保存します クレジットメモおよび顧客請求書向けの各種印刷書式テンプレートがあります これは 両方のテンプレートでバーコードイメージを更新する必要があることを意味します 5. ZIP ファイルをローカルシステムに解凍し xdp 拡張子のファイルを開きます Adobe LiveCycle Designer ツールが開きます このツールを使用して イメージが保存されているパス ( または URL) を指定し 以下のイメージをブラウズして更新する必要があります 会社の証明書 : pic_tax_id_certificate イメージを次の手順で 2 回更新する必要があります 請求書の 第一ページの情報を表示するため FormInvoiceRequest.mstPage1.pic_Tax_ID_Certificate でバーコードイメージを更新します 請求書の第二ページおよび次ページの情報を表示するため FormInvoiceRequest.mstPage2.pic_Tax_ID_Certificate でバーコードイメージを更新します 請求書承認情報 : FormInvoiceRequest.bdyMain.frmInfoTermsConditions.pic_Paper_Inv_BarCode で pic_paper_inv_barcode イメージを更新する必要があります SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

163 新しい公式番号範囲に対応する請求書に合わせてバーコードイメージを交換する場合は 先に前の 公式番号範囲で生成された請求書をすべてリリースする必要があります 新しいバーコードイメージを含む書式を保存します バーコードイメージのアップロード中に問題が発生した場合は Adobe LiveCycle Designer ツールのヘルプ情報を参照してください これ以降にシステムに生成されるすべての請求書伝票には 現在の公式番号範囲のバーコードイメージが表示されます 顧客請求ワークセンタで請求書伝票を表示し 画面ヘッダのプレビューをクリックするたびに 印刷書式に保存されている現在のバーコードイメージがリトリーブされ これらのイメージを含む請求書が表示されます 前の公式番号範囲で生成された請求書 すなわち以前のバーコードイメージを含む請求書のバーコードイメージとしては正しくない可能性があります 正しいバーコードイメージをプレビューするには 請求書を開き 出力履歴に移動します ここに提供されている PDF 添付文書には 請求書生成時点で現行イメージとして使用されていたバーコードイメージが表示されています 通関伝票の追跡 - メキシコ この文書にはメキシコを対象としたテキストが含まれています 正しいテキストが確実に表示されるようにす るには パーソナライズマイ設定を選択します オンスクリーンヘルプを選択し 国で メキシコを選択します 設定を保存し これらの変更が確実に加えられるように ログアウトします 4.2 クレジットカード承認実行ビュー クレジットカード承認実行のクイックガイド 顧客請求ワークセンタのクレジットカード承認実行ビューでは 受注またはサービスオーダーに対するクレジットカード承認実行のステータスをスケジュールおよび監視し 必要に応じてスケジュール時間の前に実行を開始することができます クレジットカード承認実行中に クレジットカードの詳細が決済代行会社に送信され 決済代行会社がカードを承認または拒否します カードが承認されると 支払が保証されます ジョブログには クレジットカード承認実行中に発生したトランザクションが正確に記録され ジョブログを使用して 処理されたクレジットカード承認依頼を追跡することができます クレジットカード承認実行は受注またはサービスオーダーに対して登録されるため 承認実行はできるだけ早 く実行されます 会社が購入 販売 および管理導入フォーカスを選択したため ソリューションと以下で説明されている標準には若干の差異があります 詳細については 購入 販売 および管理で異なる機能を参照してください システムが配置されていない場合は スコーピング関連のフィルタが存在しないため すべての情報が表示されます ビジネスバックグラウンド SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 163

164 顧客請求書処理 請求書は 製品の納入またはサービスの提供に対し マニュアルまたは請求書実行の一部で登録され 顧客への請求 に使用されます 請求書は 受注 サービスオーダー サービス確認などの前伝票から生成されます また 顧客請求外の前業務トランザクション伝票を参照せず マニュアル請求書 クレジットメモ 前受金請求などのマニュアル 請求伝票を登録することもできます 詳細については 顧客請求書の処理 [ ページ 138] を参照してください 一括データ実行 一括データ実行の一般情報については 一括データ実行 [ ページ 147] を参照してください タスク クレジットカード承認実行の登録 1. クレジットカード承認実行を登録するには 以下の方法があります クレジットカード承認実行ビューで新規登録をクリックし クレジットカード 承認実行を選択します 主要タスクで 新規クレジットカード承認実行を選択します 2. 一般データで クレジットカード承認実行の識別に使用する一般情報を入力します 実行 ID 項目に実行 ID を入力します 実行定義項目に実行定義を入力します 3. 元伝票項目に 実行に含める伝票タイプ ( 受注やサービスオーダーなど ) を入力しま す 4. クレジットカード承認実行に含めるビジネスパートナのビジネスパートナ選択パラメー タを入力します 5. 保存をクリックします 6. アクションをクリックし 有効に設定を選択して 新規クレジットカード承認実行を有効化します 新規クレジットカード承認実行が保存され 有効化され クレジットカード承認実行ビューの一覧に追加されます 一覧からクレジットカード承認実行を開くには 適切なクレジットカード承認実行 ID リンクをクリックします タスク 通知 アラートの登録 このタスクの詳細については ここを参照してください 主要タスクの実行 マニュアル請求書の登録 1. 主要タスクで 新規マニュアル請求書を選択すると 新規マニュアル請求書依頼が開きます 2. アカウントの詳細を入力します アカウント項目に アカウント番号を入力します 関連するマスタデータがアカウント 主要取引先担当者 従業員責任者 および支払条件に自動的に表示されます これを参照するには すべて表示をクリックする必要があります 必要に応じて 選択ダイアログを開くアイコンをクリックしてアカウントを検索します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

165 請求書が新規アカウントに関連する場合は 新規登録をクリックしてアカウント番号を生成し 関連データを入力します 現在の日付が自動的に入力されます 会計期間がオープンしており 他の制限が満たされている場合は この日付を変更することができます 請求書を保存すると 新しい日付が請求書に表示され 財務会計で使用されます 請求書日付は納税期日で取得されます 異なる期間の税を申告する場合は 請求書日付とは異なる日付を差異納税期日に入力することができます 納税期日の詳細については 納税期日を参照してください 口座振替などのアカウントの支払の詳細が利用可能な場合は 対応する支払の詳細が表示され それらを必要に応じて変更することができます 口座振替の詳細については SEPA 口座振替による入金を参照してください 3. 製品の詳細を入力します 明細で 請求書に関連付けられた製品の詳細を入力します 1. 行追加をクリックして テーブルに新しい行を登録します 2. 製品 ID を入力します 関連する製品テキストおよびカテゴリが表示されます 3. 製品の必要な数量を入力します 予測値が計算されて表示されます 上記のステッ プを繰り返して その他の製品の情報を追加します 税は常に正味価格に基づいて計算されます 正味価格には 運賃も含まれます 税の計算時に除外されるよう 非課税運賃はサービス明細として前伝票に入力する必要があります 請求書の非課税運賃に関する詳細については 顧客請求書処理 [ ページ 138] で請求書における課税対象運賃および非課税運賃の処理を参照してください 4. 新規マニュアル請求書依頼の上部で リリース 保存または請求書として保存をクリックできます 請求書を財務会計および顧客にリリースする場合 リリースをクリックします マニュアル請求書は保存され 財務会計にリリースされ 請求書伝票ビューの一覧にステータスリリース済で追加されます この一覧から請求書を開くには 適切な請求書 ID リンクをクリックします 定義されたしきい値があり 請求書がそのしきい値を超えている場合 ビジネスコンフィグレーションに応じて 承認プロセスが開始されます この場合 請求書がリリースされると 請求書伝票は請求書伝票ビューに保存され ステータスは承認中となります 承認プロセスが完了すると 請求書が自動的にリリースされます 伝票をリリースして顧客に送信する前に PDF としてプレビューする場合は 保存 をクリックします マニュアル請求書には公式の伝票番号が付けられ 請求書依頼ビューにステータス請求予定で保存されます マニュアル請求書をドラフトとして保存する場合は 請求書として保存をクリックします 顧客請求書伝票には伝票番号が付けられ 請求書伝票ビューにステータス未リリースで保存されます マニュアルクレジットメモの登録 ( 参照ありまたは参照なし ) 1. マニュアルクレジットメモを登録するには 以下の方法があります 主要タスクで 新規マニュアルクレジットメモを選択します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 165

166 請求書伝票ビューで 既存のクレジットメモをテンプレートとしてコピーすることができます 元のクレジットメモから値および内容が自動的に取得され 新規マニ ュアルクレジットメモ依頼が開きます すべての項目の入力された値を変更するこ とができます 既存の請求書に基づいてマニュアルクレジットメモを登録します 請求書伝票ビューで クレジットメモを登録する対象の請求書を選択し フォローアップをクリックしてマニュアルクレジットメモを選択します 新規マニュアルクレジットメモ依頼画面のすべての内容が自動的に入力されます 2. これで 必要に応じてデータを入力または変更することができます 1. すべて表示をクリックして 前受金請求についてさらに詳細な情報を表示します 2. 一般画面で アカウントを入力します 会社の住所と アカウントの通貨 支払条件 および従業員責任者が表示されま す 必要に応じて これらの項目を変更することができます 3. クレジットメモの理由を内部コメントに入力します または この情報をクレジッ トメモに印刷する場合は 顧客情報セクションに入力します 4. 必要に応じて マニュアルクレジットメモに添付文書を追加します これらは 後 で印刷して マニュアルクレジットメモフォームとともに送付することができま す 5. 明細画面で 製品 ID を 1 つ以上入力するか クレジットメモに関連しない明細を選択して削除をクリックします 入力した製品のデータ ( 内容説明 リスト価格 通貨など ) が取得されます この情報は必要に応じて上書きすることができ 割引を追加することもできます 6. システムで提案された税コードが必要なものかどうかを確認します 7. 関係者画面で 請求先や出荷先などの組織割当を確認します 3. リリース 保存 またはクレジットメモとして保存をクリックすることができます マニュアルクレジットメモをリリースして顧客および債権管理にただちに送信する場合は リリースをクリックします マニュアルクレジットメモは保存され 顧客および債権管理に送信されます 請求書伝票ビューには ステータスリリース済で表示されます 定義されたしきい値があり クレジットメモがそのしきい値を超えている場合 ビジネスコンフィグレーションに応じて 承認プロセスが開始されます 承認プロセスが完了すると クレジットメモが自動的にリリースされます 伝票をリリースして顧客に送信する前に PDF としてプレビューする場合は 保存 をクリックします マニュアルクレジットメモには公式の伝票番号が付けられ 請求書依頼ビューにステータス請求予定で保存されます クレジットメモをドラフトとして保存する場合は クレジットメモとして保存をクリックします マニュアルクレジットメモには一時的な伝票番号が付けられ 請求書伝票ビューにステータス未リリースで保存されます 前受金請求の登録 1. 主要タスクで 新規前受金請求を選択します 2. すべて表示をクリックして 前受金請求についてさらに詳細な情報を表示します 3. アカウントを入力します 一般データ 税の詳細 および支払条件が入力されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

167 前受金に対して入力することができる税率は 1 つのみです 複数の税率が必要 な場合は 税率ごとに前受金請求を登録します 4. 一般タブで 請求先や出荷先などの組織割当に関する情報を確認します 5. 顧客から支払われる前受金に使用される統制勘定を指定できます そのためには 会計管理の統制勘定項目でその統制勘定を選択します 6. 内部コメントまたは顧客情報を入力します 顧客情報セクションに入力した情報は 顧客への前受金請求フォームに表示されます 7. 前受金請求に添付文書を追加します これらは 印刷して 前受金請求フォームとともに送付することができます 8. 契約タブで 受注またはサービスオーダー ID をテキスト項目に入力し 受注またはサービスオーダー ID を前受金請求に割り当てます たとえば 受注 の 10% の前受金と入力できます この情報により 前受金請求の基準となる取引が顧客に対して明確化されます また この情報を使用し 後で請求書伝票ビューにおいて前受金請求を検索することもできます 9. 金額を入力し この金額が正味額か総額かを指定します 10. システムで提案された税コードが必要なものかどうかを確認します 必要に応じて 変更することができます 11. 前受金請求をリリースします 前受金請求フォームが自動的に印刷されます 前受金が関連する受注またはサービスオーダーの注文確認を印刷します それらを両方とも顧客に送付します 請求書実行の登録 1. 請求書実行を登録するには 以下の方法があります 請求書実行ビューで 新規登録をクリックし 請求書実行を選択します 主要タスクで 新規請求書実行をクリックします 2. 一般データで 請求書実行を識別するために使用する一般データを入力します 1. 実行 ID 項目に実行 ID を入力します 2. 実行内容説明項目に 実行の内容説明を入力します 3. 分割基準で 請求書伝票の分割方法を選択することができます 4. 請求書プロパティで 請求書伝票の処理方法を定義することができます 1. 請求書日付オフセットを入力して 請求書伝票の日付を計算します 2. 自動リリースチェックボックスを選択して 請求書伝票を財務会計に自動的にリリースします 5. 選択基準で 日付オフセットを設定し 検索パターンを使用してアカウント 販売者 および前伝票のフィルタを設定することができます 6. 新規請求書実行の上部で 保存をクリックします 7. 請求書実行を有効化するには アクションをクリックし 有効に設定を選択します 実行詳細で 登録された請求書および請求書実行で生成された例外を表示することができます 定期請求書テンプレートの登録 1. 定期請求書テンプレートを登録するには 以下の方法があります SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 167

168 定期請求書テンプレートビューで 新規登録をクリックし 定期請求書テンプ レートを選択します 主要タスクで 新規定期請求書テンプレートをクリックします 2. アカウントおよび製品関連データを入力します アカウントの名称項目に アカウント名を入力します アドレス 通貨 支払条件 およびアカウントの従業員責任者は 自動的に表示されます 必要に応じて これらの項目を変更することができます 必要に応じて 選択ダイアログを開くアイコンをクリックしてアカウントを検索します 一般のテキスト項目に 定期請求書のテキストを入力します 明細に 1 つ以上の製品 ID を入力します 製品データ ( テキストとリスト価格 ) は自動的に取得されます 必要に応じて これらの項目をどちらも変更することができます 必要に応じ 数量と割引を入力します 正味価格と総正味額が適宜調整されます 製品 ID のない明細を含む定期請求書を更新することもできます この場合 以下の項目を更新する必要があります テキスト ( 月次リースレートなど ) リスト価格 ( 月次リースレートの金額 ) 税コード G/L 勘定 3. 繰返詳細を入力します 繰返で繰返パターンまたは個別日付を選択し 繰返タイプを指定します 選択内容に応じて 追加項目が動的に表示されます 繰返パターンを選択する場合 繰返パターンでパターンの詳細 ( 開始日付と終了日 付 繰返 月の日付など ) を入力します 個別日付を選択する場合 個別日付で定期請求書の特定の日付を入力します 4. 定期請求書テンプレートを保存します a. 保存をクリックして 定期請求書を保存します 定期請求書のステータスが準備中に設定されます b. リリースをクリックします 定期請求書のステータスがリリース済に設定され 終了日付またはユーザが定義した最大回数に達するまで 請求書依頼が登録されます c. 閉じるをクリックして 定期請求書テンプレートビューに戻ります 新規定期請求書がシステムに保存され 定期請求書テンプレートビューの一覧に追加されます この一覧から定期請求書を開くには 適切な定期請求書テンプレート ID リンクをクリックします これにより 定期請求書テンプレート概要が開かれます ここでは すでに請求済の依頼および予測である依頼が表示されます 定期請求書依頼が請求書依頼ビューに表示されます ここで一覧にされる請求書依頼の数は システムで定義された期間によって制限されます 一覧の最後の依頼に対する請求が行われると 他の依頼が自動的に表示されます 1 年よりも先の請求書依頼は登録されません 請求書依頼ビューで定期請求書テンプレート ID を基本検索に入力することで 特定の請求書に関連する依頼を検索することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

169 4.3 Golden Tax 請求書ビュー Golden Tax 請求書クイックガイド - 中国 この文書には 中国のみに関連するテキストが含まれています 正しいテキストが表示されるようにするに は パーソナライズ マイ設定の順に選択します オンスクリーンヘルプを選択し 国で中国を選択します 設定を保存してログアウトし 確実に変更が行われるようにします 4.4 請求書実行ビュー 請求書実行クイックガイド 顧客請求ワークセンタの請求書実行ビューでは 請求書実行のステータスを監視し 必要に応じてスケジュール時間の前に実行を開始することができます ジョブログには 請求書実行中に発生したトランザクションが正確に記録され ジョブログを使用して 登録された請求書を追跡することができます また 分析ビュー機能を使用して 請求書実行ワークリストのデータをチャートとして表示することもできます この機能は ワークリストのすべてのデータの簡単な概要を把握する上で役立ちます 会社が購入 販売 および管理導入フォーカスを選択したため ソリューションと以下で説明されている標準には若干の差異があります 詳細については 購入 販売 および管理で異なる機能を参照してください システムが配置されていない場合は スコーピング関連のフィルタが存在しないため すべての情報が表示されます ビジネスバックグラウンド 顧客請求書処理 請求書は 製品の納入またはサービスの提供に対し マニュアルまたは請求書実行の一部で登録され 顧客への請求に使用されます 請求書は 受注 サービスオーダー サービス確認などの前伝票から生成されます また 顧客請求外の前業務トランザクション伝票を参照せず マニュアル請求書 クレジットメモ 前受金請求などのマニュアル請求伝票を登録することもできます 詳細については 顧客請求書の処理 [ ページ 138] を参照してください 一括データ実行 一括データ実行の一般情報については 一括データ実行 [ ページ 147] を参照してください SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 169

170 タスク 請求書実行の登録 1. 請求書実行を登録するには 以下の方法があります 請求書実行ビューで 新規登録をクリックし 請求書実行を選択します 主要タスクで 新規請求書実行をクリックします 2. 一般データで 請求書実行を識別するために使用する一般データを入力します 1. 実行 ID 項目に実行 ID を入力します 2. 実行内容説明項目に 実行の内容説明を入力します 3. 分割基準で 請求書伝票の分割方法を選択することができます 4. 請求書プロパティで 請求書伝票の処理方法を定義することができます 1. 請求書日付オフセットを入力して 請求書伝票の日付を計算します 2. 自動リリースチェックボックスを選択して 請求書伝票を財務会計に自動的にリリ ースします 5. 選択基準で 日付オフセットを設定し 検索パターンを使用してアカウント 販売者 および前伝票のフィルタを設定することができます 6. 新規請求書実行の上部で 保存をクリックします 7. 請求書実行を有効化するには アクションをクリックし 有効に設定を選択します 実行詳細で 登録された請求書および請求書実行で生成された例外を表示することができます 請求書実行ワークリストのグラフィック分析の表示 1. ワークリストで グループ別ドロップダウンリストから データをグループ化する基準を選択します 2. 分析ビューセクションにワークリストのデータすべてのデータが表示されるようにするには フィルタアイコンの横にあるチャートアイコンをクリックします 3. 分析ビューセクションで データが表示されるグラフタイプを選択します 4. チャートのデータセクションをダブルクリックして 元のワークリストをフィルタリングします 分析ビューセクションのチャート全体に戻るをクリックするか またはワークリストのフィルタ内容を削除して フィルタを消去することができます 新規ビジネスワークセンタの案件一覧ビューにある案件ワークリストなどの一部のワークリストでは さまざまな基準 ( 予測値など ) を使用して グループ化されたデータを集約することができます その後 さまざまな分析方法 ( たとえば 回数 合計 平均 最大 最小 ) を選択してデータをソートしたり ワークリストのデータを提示するためのさまざまなグラフタイプを選択したりすることができます タスク 通知 アラートの登録 このタスクの詳細については ここを参照してください Microsoft Excel への請求書実行のエクスポート このタスクの詳細については ここ [ ページ 80] を参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

171 主要タスクの実行 マニュアル請求書の登録 1. 主要タスクで 新規マニュアル請求書を選択すると 新規マニュアル請求書依頼が開きます 2. アカウントの詳細を入力します アカウント項目に アカウント番号を入力します 関連するマスタデータがアカウン ト 主要取引先担当者 従業員責任者 および支払条件に自動的に表示されます これを参照するには すべて表示をクリックする必要があります 必要に応じて 選択ダイアログを開くアイコンをクリックしてアカウントを検索します 請求書が新規アカウントに関連する場合は 新規登録をクリックしてアカ ウント番号を生成し 関連データを入力します 現在の日付が自動的に入力されます 会計期間がオープンしており 他の 制限が満たされている場合は この日付を変更することができます 請求書を保存すると 新しい日付が請求書に表示され 財務会計で使用されま す 請求書日付は納税期日で取得されます 異なる期間の税を申告する場 合は 請求書日付とは異なる日付を差異納税期日に入力することができま す 納税期日の詳細については 納税期日を参照してください 口座振替などのアカウントの支払の詳細が利用可能な場合は 対応する支 払の詳細が表示され それらを必要に応じて変更することができます 口 座振替の詳細については SEPA 口座振替による入金を参照してください 3. 製品の詳細を入力します 明細で 請求書に関連付けられた製品の詳細を入力します 1. 行追加をクリックして テーブルに新しい行を登録します 2. 製品 ID を入力します 関連する製品テキストおよびカテゴリが表示されます 3. 製品の必要な数量を入力します 予測値が計算されて表示されます 上記のステップを繰り返して その他の製品の情報を追加します 税は常に正味価格に基づいて計算されます 正味価格には 運賃も含まれます 税の計算時に除外されるよう 非課税運賃はサービス明細として前伝票に入力する必要があります 請求書の非課税運賃に関する詳細については 顧客請求書処理 [ ページ 138] で請求書における課税対象運賃および非課税運賃の処理を参照してください 4. 新規マニュアル請求書依頼の上部で リリース 保存または請求書として保存をクリックできます 請求書を財務会計および顧客にリリースする場合 リリースをクリックします マニュアル請求書は保存され 財務会計にリリースされ 請求書伝票ビューの一覧にステータスリリース済で追加されます この一覧から請求書を開くには 適切な請求書 ID リンクをクリックします 定義されたしきい値があり 請求書がそのしきい値を超えている場合 ビジネスコンフィグレーションに応じて 承認プロセスが開始されます この場合 請求書がリリースされると 請求書伝票は請求書伝票ビューに保存され ステータスは承認中となります 承認プロセスが完了すると 請求書が自動的にリリースされます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 171

172 伝票をリリースして顧客に送信する前に PDF としてプレビューする場合は 保存をクリックします マニュアル請求書には公式の伝票番号が付けられ 請求書依頼ビューにステータス請求予定で保存されます マニュアル請求書をドラフトとして保存する場合は 請求書として保存をクリックします 顧客請求書伝票には伝票番号が付けられ 請求書伝票ビューにステータス未リリースで保存されます マニュアルクレジットメモの登録 ( 参照ありまたは参照なし ) 1. マニュアルクレジットメモを登録するには 以下の方法があります 主要タスクで 新規マニュアルクレジットメモを選択します 請求書伝票ビューで 既存のクレジットメモをテンプレートとしてコピーすることができます 元のクレジットメモから値および内容が自動的に取得され 新規マニ ュアルクレジットメモ依頼が開きます すべての項目の入力された値を変更するこ とができます 既存の請求書に基づいてマニュアルクレジットメモを登録します 請求書伝票ビューで クレジットメモを登録する対象の請求書を選択し フォローアップ をクリックしてマニュアルクレジットメモを選択します 新規マニュアルクレジットメモ依頼画面のすべての内容が自動的に入力されます 2. これで 必要に応じてデータを入力または変更することができます 1. すべて表示をクリックして 前受金請求についてさらに詳細な情報を表示します 2. 一般画面で アカウントを入力します 会社の住所と アカウントの通貨 支払条件 および従業員責任者が表示されます 必要に応じて これらの項目を変更することができます 3. クレジットメモの理由を内部コメントに入力します または この情報をクレジットメモに印刷する場合は 顧客情報セクションに入力します 4. 必要に応じて マニュアルクレジットメモに添付文書を追加します これらは 後で印刷して マニュアルクレジットメモフォームとともに送付することができます 5. 明細画面で 製品 ID を 1 つ以上入力するか クレジットメモに関連しない明細を選択して削除をクリックします 入力した製品のデータ ( 内容説明 リスト価格 通貨など ) が取得されます この情報は必要に応じて上書きすることができ 割引を追加することもできます 6. システムで提案された税コードが必要なものかどうかを確認します 7. 関係者画面で 請求先や出荷先などの組織割当を確認します 3. リリース 保存 またはクレジットメモとして保存をクリックすることができます マニュアルクレジットメモをリリースして顧客および債権管理にただちに送信する場合は リリースをクリックします マニュアルクレジットメモは保存され 顧客および債権管理に送信されます 請求書伝票ビューには ステータスリリース済で表示されます 定義されたしきい値があり クレジットメモがそのしきい値を超えている場合 ビジネスコンフィグレーションに応じて 承認プロセスが開始されます 承認プロセスが完了すると クレジットメモが自動的にリリースされます 伝票をリリースして顧客に送信する前に PDF としてプレビューする場合は 保存 をクリックします マニュアルクレジットメモには公式の伝票番号が付けられ 請求書依頼ビューにステータス請求予定で保存されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

173 クレジットメモをドラフトとして保存する場合は クレジットメモとして保存をクリックします マニュアルクレジットメモには一時的な伝票番号が付けられ 請求 書伝票ビューにステータス未リリースで保存されます 前受金請求の登録 1. 主要タスクで 新規前受金請求を選択します 2. すべて表示をクリックして 前受金請求についてさらに詳細な情報を表示します 3. アカウントを入力します 一般データ 税の詳細 および支払条件が入力されます 前受金に対して入力することができる税率は 1 つのみです 複数の税率が必要な場合は 税率ごとに前受金請求を登録します 4. 一般タブで 請求先や出荷先などの組織割当に関する情報を確認します 5. 顧客から支払われる前受金に使用される統制勘定を指定できます そのためには 会計 管理の統制勘定項目でその統制勘定を選択します 6. 内部コメントまたは顧客情報を入力します 顧客情報セクションに入力した情報は 顧 客への前受金請求フォームに表示されます 7. 前受金請求に添付文書を追加します これらは 印刷して 前受金請求フォームとともに送付することができます 8. 契約タブで 受注またはサービスオーダー ID をテキスト項目に入力し 受注またはサービスオーダー ID を前受金請求に割り当てます たとえば 受注 の 10% の前受金と入力できます この情報により 前受金請求の基準となる取引が顧客に対して明確化されます また この情報を使用し 後で請求書伝票ビューにおいて前受金請求を検索することもできます 9. 金額を入力し この金額が正味額か総額かを指定します 10. システムで提案された税コードが必要なものかどうかを確認します 必要に応じて 変更することができます 11. 前受金請求をリリースします 前受金請求フォームが自動的に印刷されます 前受金が関連する受注またはサービスオーダーの注文確認を印刷します それらを両方とも顧客に送付します 定期請求書テンプレートの登録 1. 定期請求書テンプレートを登録するには 以下の方法があります 定期請求書テンプレートビューで 新規登録をクリックし 定期請求書テンプレートを選択します 主要タスクで 新規定期請求書テンプレートをクリックします 2. アカウントおよび製品関連データを入力します アカウントの名称項目に アカウント名を入力します アドレス 通貨 支払条件 およびアカウントの従業員責任者は 自動的に表示されます 必要に応じて これらの項目を変更することができます 必要に応じて 選択ダイアログを開くアイコンをクリックしてアカウントを検索します 一般のテキスト項目に 定期請求書のテキストを入力します 明細に 1 つ以上の製品 ID を入力します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 173

174 製品データ ( テキストとリスト価格 ) は自動的に取得されます 必要に応じて こ れらの項目をどちらも変更することができます 必要に応じ 数量と割引を入力します 正味価格と総正味額が適宜調整されます 製品 ID のない明細を含む定期請求書を更新することもできます この場合 以下の項目を更新する必要があります テキスト ( 月次リースレートなど ) リスト価格 ( 月次リースレートの金額 ) 税コード G/L 勘定 3. 繰返詳細を入力します 繰返で繰返パターンまたは個別日付を選択し 繰返タイプを指定します 選択内容に応じて 追加項目が動的に表示されます 繰返パターンを選択する場合 繰返パターンでパターンの詳細 ( 開始日付と終了日 付 繰返 月の日付など ) を入力します 個別日付を選択する場合 個別日付で定期請求書の特定の日付を入力します 4. 定期請求書テンプレートを保存します a. 保存をクリックして 定期請求書を保存します 定期請求書のステータスが準備中に設定されます b. リリースをクリックします 定期請求書のステータスがリリース済に設定され 終了日付またはユーザが定義した最大回数に達するまで 請求書依頼が登録されます c. 閉じるをクリックして 定期請求書テンプレートビューに戻ります 新規定期請求書がシステムに保存され 定期請求書テンプレートビューの一覧に追加されます この一覧から定期請求書を開くには 適切な定期請求書テンプレート ID リンクをクリックします これにより 定期請求書テンプレート概要が開かれます ここでは すでに請求済の依頼および予測である依頼が表示されます 定期請求書依頼が請求書依頼ビューに表示されます ここで一覧にされる請求書依頼の数は システムで定義された期間によって制限されます 一覧の最後の依頼に対する請求が行われると 他の依頼が自動的に表示されます 1 年よりも先の請求書依頼は登録されません 請求書依頼ビューで定期請求書テンプレート ID を基本検索に入力することで 特定の請求書に関連する依頼を検索することができます クレジットカード承認実行の登録 1. クレジットカード承認実行を登録するには 以下の方法があります クレジットカード承認実行ビューで新規登録をクリックし クレジットカード 承認実行を選択します 主要タスクで 新規クレジットカード承認実行を選択します 2. 一般データで クレジットカード承認実行の識別に使用する一般情報を入力します 実行 ID 項目に実行 ID を入力します 実行定義項目に実行定義を入力します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

175 3. 元伝票項目に 実行に含める伝票タイプ ( 受注やサービスオーダーなど ) を入力します 4. クレジットカード承認実行に含めるビジネスパートナのビジネスパートナ選択パラメータを入力します 5. 保存をクリックします 6. アクションをクリックし 有効に設定を選択して 新規クレジットカード承認実行を有効化します 新規クレジットカード承認実行が保存され 有効化され クレジットカード承認実行ビューの一覧に追加されます 一覧からクレジットカード承認実行を開くには 適切なクレジットカード承認実行 ID リンクをクリックします 4.5 請求書伝票 請求書伝票のクイックガイド 顧客請求ワークセンタの請求書伝票ビューでは リリース済および未リリースのすべての請求書にアクセスし 未リリースの請求書をリリースすることができます このビューで請求書を取り消すこともできます フィルタを使用し 表示する請求書伝票を指定し その伝票をソートし グループ化することでワークリストを整理することができます 特にデンマーク オランダ メキシコ およびスイスに関連するこのトピックについて 文書が用意されてい ます 関連する国依存の文書バージョンが確実に表示されるようにするには パーソナライズマイ設 定を選択します オンスクリーンヘルプを選択し 国で 関連する国を選択します 設定を保存します ビジネスバックグラウンド 顧客請求書の処理 請求書は 製品の納入またはサービスの提供に対し マニュアルまたは請求書実行の一部で登録され 顧客への請求に使用されます 請求書は 受注 サービスオーダー サービス確認などの前伝票から生成されます また 顧客請求外の前業務トランザクション伝票を参照せず マニュアル請求書 クレジットメモ 前受金請求などのマニュアル請求伝票を登録することもできます 詳細については 顧客請求書の処理 [ ページ 138] を参照してください ISR 処理 - スイス 参照番号付支払依頼 (ISR) は スイスにおける主要支払方法の 1 つです ユーザが ISR 関連データが含まれるマニュアル請求書を登録して これをリリースすると 新規請求書に ISR 支払票が含まれます 詳細については ISR 支払 - スイス [ ページ 49] を参照してください 顧客請求伝票の採番 詳細については 以下を参照してください 顧客請求伝票の採番 [ ページ 151] SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 175

176 税決定 一般に 会社は法律上 購入または販売する製品の税を計算し これらの税を顧客に課す必要があります 製品の提 供後 各税務当局に対して税の申告および支払を行う必要があります 消費税 (VAT) 売上税および使用税 源泉徴収税の税タイプについては 大部分が自動化された税計算によるサポートが提供されます また これらの税の申告 義務を効果的に管理するためのレポートツールも提供されます 詳細については 税決定 [ ページ 9] を参照してください タスク 訂正請求書の登録 ここには ドイツ固有のテキストが含まれています 1. 訂正するリリース済請求書を選択します 2. フォローアップをクリックし 訂正請求書をクリックします リリース済請求書の明細 が新規訂正請求書依頼に転送されます 元の請求書に存在する明細ごとに 行が追加登録されます 最初の明細には 元の請求書データが 貸方転記されるマイナスの正味額とともに表示されます 2 番目の明細は編集可能であり 請求する新しい金額です 3. エラーがある明細を訂正します 4. 必要な各明細の数量 リスト価格 割引 または税コードを変更することができます 5. リリース 訂正請求書として保存 または保存をクリックすることができます 訂正請求書依頼をリリースして顧客および債権管理にただちに送信する場合は リリースをクリックします 訂正請求書は自動的に保存され 顧客および債権管理にただちに送信されます 請求書伝票ビューには ステータスリリース済で表示されます 訂正請求書依頼を請求書として保存する場合は 訂正請求書として保存をクリックします 訂正請求書には一時的な伝票番号が付けられ 請求書伝票ビューにステータス未リリースで保存されます 訂正請求書依頼を保存する場合は 保存をクリックします 訂正請求書依頼は 請求書依頼ビューにステータス請求予定で表示されます 顧客請求書の価格の変更 1. 更新する請求書を選択し 編集をクリックします SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

177 更新できるのは ステータスが未リリースで 承認ステータスが未開始の請求書の価格のみです ( 承認ステータスを使用するのは 政府の法的承認を必要とする国で登録される請求書伝票に対してだけです ) 決済済請求書の価格を変更する必要がある場合は 元の請求書を取り消し 同じ金額のクレジットメモを登録し 新しい価格で新規請求書を登録する必要があります または たとえばすでに請求済で請求書が転記された受注またはサービスオーダーについて 請求書を追加登録することができます これは追加料金と呼ばれます この追加料金が財務会計に転記されると 転記伝票も登録されます この転記伝票の伝票フローでは 受注などの関連伝票での追加料金の参照 および転記済請求書の参照が明確に示されます 追加料金は 伝票フローでは支払請求書として表示されます 2. 価格設定タブで 価格を変更する必要がある項目の隣にある をクリックします 3. 金額項目に新しい価格または新しい割引を入力します 4. 請求書の詳細が正しいことを確認します 5. 保存をクリックします 請求書伝票の取消 1. 取り消す請求書伝票を選択し 取消をクリックして取消請求書概要を開きます 以下のタイプの請求書伝票を取り消すことができます 顧客請求書 顧客訂正請求書 顧客クレジットメモ 顧客前受 / 前払金 2. すべて表示をクリックして取消請求書エディタを開きます 3. 取消請求書の詳細が正しいかどうかを確認し 必要な変更を行います 4. 保存をクリックして変更を保存し 取消請求書をリリースします 新規取消請求書が固有の ID で登録されます 請求書伝票は取り消され 新規取消請求書が固有の伝票番号で登録されます 元の請求書伝票はステータス取消済で請求書伝票ワークリストに表示され 取消請求書は請求書伝票ワークリストに追加されます 取消請求書をリリースした場合 元の請求伝票のステータスはリリース取消済に変更されます 伝票フローを確認し 取消請求書伝票番号を参照します 取消請求書のステータスはリリース済になっています 取消請求書をリリースしない場合 元の請求伝票および取消請求書のステータスは リリース破棄済に変更されます すでに支払われた請求書を取り消す場合は 対応する消込を最初に取り消す必要があり ます これを実行するには 債権ワークセンタに移動し 顧客顧客勘定 ( 顧客勘 定モニタ ) をクリックします 取り消す請求書に該当する消込を選択し それを取り消します この後で 上記のように請求書を取り消すことができます 詳細については 顧客請求書の取消を参照してください 前受金請求の処理 このタスクは 顧客が購入時またはオーダーフルフィルメントの前に合計金額の一部を支払うことを顧客と合意しており そのために前受金請求が登録されている場合に関連します 顧客から前受金が支払われ 未消込債権明細が消し込まれた後 前受金請求が請求書伝票ビューの未処理前受金請求でここに一覧表示されます 関連する受注の出荷ブロックまたは関連するサ SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 177

178 ービスオーダーの実行ブロックを解除することで フルフィルメントプロセスを続行できるよ う この一覧をチェックする必要があります 受注番号またはサービスオーダー番号が 事前に前受金請求の契約タブにおけるテ キスト項目に入力されている必要があります 1. 請求書伝票ビューのドロップダウンリストボックスで 未処理前受金請求を選択します 2. 前受 / 前払金ステータス列ヘッダをクリックし 伝票をソートします 前受 / 前払金ステータスが計画なしまたは一部計画済であるこれらの伝票を確認できます 3. 伝票を選択し 編集をクリックします 4. すべて表示をクリックし 契約タブにジャンプします テキスト項目の受注またはサービスオーダー ID をメモします 5. 受注またはサービスオーダーワークセンタにジャンプしてオーダーを編集し 出荷ブロックまたは実行ブロックを解除して オーダーフルフィルメントを可能にします また このワークリストを使用し 特定の前受金請求を検索することもできます そのためには をクリックし 前受 / 前払金テキスト項目に受注またはサービスオーダー ID を入力します 前受 / 前払金の処理に関する詳細については 顧客からの前受 / 前払金 [ ページ 56] を参照してください タスク 通知 警告の登録 このタスクの詳細については ここを参照してください Microsoft Excel への請求書伝票のエクスポート このタスクの詳細については ここ [ ページ 80] を参照してください 主要タスクの実行 請求書の比較 分割分析を使用して 単一の請求書伝票を登録する前に 分割基準に基づいて選択した請求書の差異を表示することができます マニュアル請求書の登録 1. 主要タスクで 新規マニュアル請求書を選択すると 新規マニュアル請求書依頼が開きます 2. アカウントの詳細を入力します アカウント項目に アカウント番号を入力します 関連するマスタデータがアカウント 主要取引先担当者 従業員責任者 および支払条件に自動的に表示されます これを参照するには すべて表示をクリックする必要があります 必要に応じて 選択ダイアログを開くアイコンをクリックしてアカウントを検索します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

179 請求書が新規アカウントに関連する場合は 新規登録をクリックしてアカウント番号を生成し 関連データを入力します 現在の日付が自動的に入力されます 会計期間がオープンしており 他の制限が満たされている場合は この日付を変更することができます 請求書を保存すると 新しい日付が請求書に表示され 財務会計で使用されます 請求書日付は納税期日で取得されます 異なる期間の税を申告する場合は 請求書日付とは異なる日付を差異納税期日に入力することができます 納税期日の詳細については 納税期日を参照してください 口座振替などのアカウントの支払の詳細が利用可能な場合は 対応する支払の詳細が表示され それらを必要に応じて変更することができます 口座振替の詳細については SEPA 口座振替による入金を参照してください 3. 製品の詳細を入力します 明細で 請求書に関連付けられた製品の詳細を入力します 1. 行追加をクリックして テーブルに新しい行を登録します 2. 製品 ID を入力します 関連する製品テキストおよびカテゴリが表示されます 3. 製品の必要な数量を入力します 予測値が計算されて表示されます 上記のステッ プを繰り返して その他の製品の情報を追加します 税は常に正味価格に基づいて計算されます 正味価格には 運賃も含まれます 税の計算時に除外されるよう 非課税運賃はサービス明細として前伝票に入力する必要があります 請求書の非課税運賃に関する詳細については 顧客請求書処理 [ ページ 138] で請求書における課税対象運賃および非課税運賃の処理を参照してください 4. 新規マニュアル請求書依頼の上部で リリース 保存または請求書として保存をクリックできます 請求書を財務会計および顧客にリリースする場合 リリースをクリックします マニュアル請求書は保存され 財務会計にリリースされ 請求書伝票ビューの一覧にステータスリリース済で追加されます この一覧から請求書を開くには 適切な請求書 ID リンクをクリックします 定義されたしきい値があり 請求書がそのしきい値を超えている場合 ビジネスコンフィグレーションに応じて 承認プロセスが開始されます この場合 請求書がリリースされると 請求書伝票は請求書伝票ビューに保存され ステータスは承認中となります 承認プロセスが完了すると 請求書が自動的にリリースされます 伝票をリリースして顧客に送信する前に PDF としてプレビューする場合は 保存 をクリックします マニュアル請求書には公式の伝票番号が付けられ 請求書依頼ビューにステータス請求予定で保存されます マニュアル請求書をドラフトとして保存する場合は 請求書として保存をクリックします 顧客請求書伝票には伝票番号が付けられ 請求書伝票ビューにステータス未リリースで保存されます マニュアルクレジットメモの登録 ( 参照ありまたは参照なし ) 1. マニュアルクレジットメモを登録するには 以下の方法があります 主要タスクで 新規マニュアルクレジットメモを選択します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 179

180 請求書伝票ビューで 既存のクレジットメモをテンプレートとしてコピーすることができます 元のクレジットメモから値および内容が自動的に取得され 新規マニ ュアルクレジットメモ依頼が開きます すべての項目の入力された値を変更するこ とができます 既存の請求書に基づいてマニュアルクレジットメモを登録します 請求書伝票ビューで クレジットメモを登録する対象の請求書を選択し フォローアップをクリックしてマニュアルクレジットメモを選択します 新規マニュアルクレジットメモ依頼画面のすべての内容が自動的に入力されます 2. これで 必要に応じてデータを入力または変更することができます 1. すべて表示をクリックして 前受金請求についてさらに詳細な情報を表示します 2. 一般画面で アカウントを入力します 会社の住所と アカウントの通貨 支払条件 および従業員責任者が表示されま す 必要に応じて これらの項目を変更することができます 3. クレジットメモの理由を内部コメントに入力します または この情報をクレジッ トメモに印刷する場合は 顧客情報セクションに入力します 4. 必要に応じて マニュアルクレジットメモに添付文書を追加します これらは 後 で印刷して マニュアルクレジットメモフォームとともに送付することができま す 5. 明細画面で 製品 ID を 1 つ以上入力するか クレジットメモに関連しない明細を選択して削除をクリックします 入力した製品のデータ ( 内容説明 リスト価格 通貨など ) が取得されます この情報は必要に応じて上書きすることができ 割引を追加することもできます 6. システムで提案された税コードが必要なものかどうかを確認します 7. 関係者画面で 請求先や出荷先などの組織割当を確認します 3. リリース 保存 またはクレジットメモとして保存をクリックすることができます マニュアルクレジットメモをリリースして顧客および債権管理にただちに送信する場合は リリースをクリックします マニュアルクレジットメモは保存され 顧客および債権管理に送信されます 請求書伝票ビューには ステータスリリース済で表示されます 定義されたしきい値があり クレジットメモがそのしきい値を超えている場合 ビジネスコンフィグレーションに応じて 承認プロセスが開始されます 承認プロセスが完了すると クレジットメモが自動的にリリースされます 伝票をリリースして顧客に送信する前に PDF としてプレビューする場合は 保存 をクリックします マニュアルクレジットメモには公式の伝票番号が付けられ 請求書依頼ビューにステータス請求予定で保存されます クレジットメモをドラフトとして保存する場合は クレジットメモとして保存をクリックします マニュアルクレジットメモには一時的な伝票番号が付けられ 請求書伝票ビューにステータス未リリースで保存されます 前受金請求の登録 1. 主要タスクで 新規前受金請求を選択します 2. すべて表示をクリックして 前受金請求についてさらに詳細な情報を表示します 3. アカウントを入力します 一般データ 税の詳細 および支払条件が入力されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

181 前受金に対して入力することができる税率は 1 つのみです 複数の税率が必要 な場合は 税率ごとに前受金請求を登録します 4. 一般タブで 請求先や出荷先などの組織割当に関する情報を確認します 5. 顧客から支払われる前受金に使用される統制勘定を指定できます そのためには 会計管理の統制勘定項目でその統制勘定を選択します 6. 内部コメントまたは顧客情報を入力します 顧客情報セクションに入力した情報は 顧客への前受金請求フォームに表示されます 7. 前受金請求に添付文書を追加します これらは 印刷して 前受金請求フォームとともに送付することができます 8. 契約タブで 受注またはサービスオーダー ID をテキスト項目に入力し 受注またはサービスオーダー ID を前受金請求に割り当てます たとえば 受注 の 10% の前受金と入力できます この情報により 前受金請求の基準となる取引が顧客に対して明確化されます また この情報を使用し 後で請求書伝票ビューにおいて前受金請求を検索することもできます 9. 金額を入力し この金額が正味額か総額かを指定します 10. システムで提案された税コードが必要なものかどうかを確認します 必要に応じて 変更することができます 11. 前受金請求をリリースします 前受金請求フォームが自動的に印刷されます 前受金が関連する受注またはサービスオーダーの注文確認を印刷します それらを両方とも顧客に送付します 請求書実行の登録 1. 請求書実行を登録するには 以下の方法があります 請求書実行ビューで 新規登録をクリックし 請求書実行を選択します 主要タスクで 新規請求書実行をクリックします 2. 一般データで 請求書実行を識別するために使用する一般データを入力します 1. 実行 ID 項目に実行 ID を入力します 2. 実行内容説明項目に 実行の内容説明を入力します 3. 分割基準で 請求書伝票の分割方法を選択することができます 4. 請求書プロパティで 請求書伝票の処理方法を定義することができます 1. 請求書日付オフセットを入力して 請求書伝票の日付を計算します 2. 自動リリースチェックボックスを選択して 請求書伝票を財務会計に自動的にリリースします 5. 選択基準で 日付オフセットを設定し 検索パターンを使用してアカウント 販売者 および前伝票のフィルタを設定することができます 6. 新規請求書実行の上部で 保存をクリックします 7. 請求書実行を有効化するには アクションをクリックし 有効に設定を選択します 実行詳細で 登録された請求書および請求書実行で生成された例外を表示することができます 定期請求書テンプレートの登録 1. 定期請求書テンプレートを登録するには 以下の方法があります SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 181

182 定期請求書テンプレートビューで 新規登録をクリックし 定期請求書テンプ レートを選択します 主要タスクで 新規定期請求書テンプレートをクリックします 2. アカウントおよび製品関連データを入力します アカウントの名称項目に アカウント名を入力します アドレス 通貨 支払条件 およびアカウントの従業員責任者は 自動的に表示されます 必要に応じて これらの項目を変更することができます 必要に応じて 選択ダイアログを開くアイコンをクリックしてアカウントを検索します 一般のテキスト項目に 定期請求書のテキストを入力します 明細に 1 つ以上の製品 ID を入力します 製品データ ( テキストとリスト価格 ) は自動的に取得されます 必要に応じて これらの項目をどちらも変更することができます 必要に応じ 数量と割引を入力します 正味価格と総正味額が適宜調整されます 製品 ID のない明細を含む定期請求書を更新することもできます この場合 以下の項目を更新する必要があります テキスト ( 月次リースレートなど ) リスト価格 ( 月次リースレートの金額 ) 税コード G/L 勘定 3. 繰返詳細を入力します 繰返で繰返パターンまたは個別日付を選択し 繰返タイプを指定します 選択内容に応じて 追加項目が動的に表示されます 繰返パターンを選択する場合 繰返パターンでパターンの詳細 ( 開始日付と終了日 付 繰返 月の日付など ) を入力します 個別日付を選択する場合 個別日付で定期請求書の特定の日付を入力します 4. 定期請求書テンプレートを保存します a. 保存をクリックして 定期請求書を保存します 定期請求書のステータスが準備中に設定されます b. リリースをクリックします 定期請求書のステータスがリリース済に設定され 終了日付またはユーザが定義した最大回数に達するまで 請求書依頼が登録されます c. 閉じるをクリックして 定期請求書テンプレートビューに戻ります 新規定期請求書がシステムに保存され 定期請求書テンプレートビューの一覧に追加されます この一覧から定期請求書を開くには 適切な定期請求書テンプレート ID リンクをクリックします これにより 定期請求書テンプレート概要が開かれます ここでは すでに請求済の依頼および予測である依頼が表示されます 定期請求書依頼が請求書依頼ビューに表示されます ここで一覧にされる請求書依頼の数は システムで定義された期間によって制限されます 一覧の最後の依頼に対する請求が行われると 他の依頼が自動的に表示されます 1 年よりも先の請求書依頼は登録されません 請求書依頼ビューで定期請求書テンプレート ID を基本検索に入力することで 特定の請求書に関連する依頼を検索することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

183 クレジットカード承認実行の登録 1. クレジットカード承認実行を登録するには 以下の方法があります クレジットカード承認実行ビューで新規登録をクリックし クレジットカード 承認実行を選択します 主要タスクで 新規クレジットカード承認実行を選択します 2. 一般データで クレジットカード承認実行の識別に使用する一般情報を入力します 実行 ID 項目に実行 ID を入力します 実行定義項目に実行定義を入力します 3. 元伝票項目に 実行に含める伝票タイプ ( 受注やサービスオーダーなど ) を入力しま す 4. クレジットカード承認実行に含めるビジネスパートナのビジネスパートナ選択パラメー タを入力します 5. 保存をクリックします 6. アクションをクリックし 有効に設定を選択して 新規クレジットカード承認実行を 有効化します 新規クレジットカード承認実行が保存され 有効化され クレジットカード承認実行ビューの一覧に追加されます 一覧からクレジットカード承認実行を開くには 適切なクレジットカード承認実行 ID リンクをクリックします 4.6 請求書依頼ビュー 請求書依頼のクイックガイド 顧客請求ワークセンタの請求書依頼ビューでは 注意が必要な明細をすべて表示することができます これには 自動処理によって処理できる明細や 個別の注意が必要な明細が含まれます また 各依頼の発生元を追跡することもできます 請求可能なすべての依頼を処理し 簡易な登録機能または高度な登録機能を使用して請求伝票を登録します また 分析ビュー機能を使用して 請求書依頼ワークリストのデータをチャートとして表示することができます この機能は ワークリストのすべてのデータの概要を素早く把握する上で役立ちます 会社が購入 販売 および管理導入フォーカスを選択したため ソリューションと以下で説明されている標準には若干の差異があります 詳細については 購入 販売 および管理で異なる機能を参照してください システムが配置されていない場合は スコーピング関連のフィルタが存在しないため すべての情報が表示されます この文書には メキシコのみに関連するテキストが含まれています 正しいテキストが表示されるようにするに は パーソナライズマイ設定の順に選択します オンスクリーンヘルプを選択し 国ドロップダウンメニューからメキシコを選択します 設定を保存し 変更を反映させるためにログアウトします ビジネスバックグラウンド SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 183

184 顧客請求書の処理 請求書は 製品の納入またはサービスの提供に対し マニュアルまたは請求書実行の一部で登録され 顧客への請求 に使用されます 請求書は 受注 サービスオーダー サービス確認などの前伝票から生成されます また 顧客請求外の前業務トランザクション伝票を参照せず マニュアル請求書 クレジットメモ 前受金請求などのマニュアル 請求伝票を登録することもできます 詳細については 顧客請求書の処理 [ ページ 138] を参照してください キットのプロセスフロー 詳細については キットのプロセスフロー [ ページ 46] を参照してください マニュアル顧客請求書およびクレジットメモの承認マニュアル顧客請求書およびクレジットメモ伝票の承認プロセスは有効化および定義することができます マニュアル顧客請求書およびクレジットメモがリリースされると 承認のために送信されます 詳細については マニュアル顧客請求書およびクレジットメモの承認 [ ページ 50] を参照してください 顧客からの前受 / 前払金 顧客からの前受 / 前払金 [ ページ 56] 顧客請求伝票の採番 詳細については 以下を参照してください 顧客請求伝票の採番 [ ページ 151] 税決定 一般に 会社は法律上 購入または販売する製品の税を計算し これらの税を顧客に課す必要があります 製品の提供後 各税務当局に対して税の申告および支払を行う必要があります 消費税 (VAT) 売上税および使用税 源泉徴収税の税タイプについては 大部分が自動化された税計算によるサポートが提供されます また これらの税の申告義務を効果的に管理するためのレポートツールも提供されます 詳細については 税決定 [ ページ 9] を参照してください タスク顧客請求書の登録 1. 請求書依頼ビューを選択します 2. 請求書依頼を選択します 請求に複数の請求書依頼を選択することもできます 3. 請求書をクリックします 高度な調整を使用する場合は 請求 - オプションをクリックすることもできます た とえば 複数の請求書依頼を選択し 共通の請求書日付を更新した上で 関連する受注 別またはサービスオーダー別に請求書を分割する場合に 高度な調整を使用することが できます 新規請求書画面が表示され 請求書分割によって登録された新規請求書伝票または請求 書伝票の一覧が表示されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

185 選択した請求書依頼と異なる値の分割パラメータが 1 つでもあり SAP 提供の分割基準およびカスタマイズされた分割規則の両方に基づいている 場合 請求書依頼の分割が行われます カスタマイズされた分割規則は ビジネスコンフィグレーションワークセ ンタの微調整アクティビティを使用して登録できます このアクティビティを見つけるには ビジネスコンフィグレーションワー クセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し アクティビティ一覧を開くをクリックします 微調整フェーズを選択し アクティビティ一覧から顧客請求書分割規則アクティビテ ィを選択します 1 つまたは複数の分割パラメータを含む分割規則を登録 できますが 同じ分割パラメータのセットを含むことができるのは 1 つ の規則までです 請求書依頼ワークセンタビューの請求書依頼明細に追加 された拡張項目は カスタマイズされた分割規則の分割パラメータとして 使用することもできます 請求書依頼明細の拡張項目は 顧客請求書分割 規則アクティビティの分割パラメータ一覧に表示されます 有効に設定で きる分割規則は常に 1 つのみであり この有効な分割規則が新規請求書 画面に表示され これに基づいて請求書分割が行われます また 分割分析を使用して 分割基準に基づいて選択した請求書依頼の 差異を表示することができます 異なる値を持つパラメータが表示されます このパラメータに基づいて 請求書依頼が複数の請求書に分割されます このボタンは 選択した請求書依頼に差異がある場合のみ表示されます SAP 提供の分割基準およびカスタマイズされた分割規則に固有の分割パラメータの一覧の詳細については 顧客請求書処理 [ ページ 138] を参照してください 4. キット明細については 明細タブをチェックして 親行および製品 ID が記入されているかどうかを確認し すべて表示をクリックします キット構成品目を編集することはできません 明細表の非表示列親行 は パーソナライズこの画面から表示して キット階層を表示できます ( キットとその構成品目の関係 ) 価格設定および税はキットヘッダのみ該当します 受注 サービスオーダー サービス確認などの前伝票が請求先住所のマス タデータ変更よりも前に登録された場合 変更が請求書で反映されませ ん 変更は スコーピングされている場合は表示されます 5. 必要に応じて 請求書の請求書日付を将来日付に変更します 請求書日付を変更するには 請求書日付項目の右にあるボタンをクリックし カレンダから新しい日付を選択します 変更納税期日を変更する場合は すべて表示をクリックします 変更納税期日項目のロジックは 以下のとおりです この項目に日付を入力した場合は この日付が納税期日として使用されます この項目が空のままの場合は 請求書日付が納税期日として使用されます 会計年度の変更時の見越および繰延の例 : 2008 年 12 月 28 日にサービスが提供され 2009 年 1 月 5 日に顧客請求書が発行されました 変更納税期日を入力しない場合 税は 1 月に申告されます 税を 12 月に申告する場合は 変更納税期日を入力する必要があります 納税期日の詳細については 納税期日を参照してください SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 185

186 6. 新規請求書の上部でリリースをクリックして 新規請求書をリリースします 保存をクリックして 新規請求書を保存することもできます これにより 請 求書はシステムに保存されますが 顧客にはリリースされません 7. 請求書依頼は処理され 新規請求書はシステムに保存され 財務会計にリリースされて 請求伝票ビューの一覧に追加されます この一覧から請求書を開くには 適切な請求書 ID リンクをクリックします キットの請求書依頼がリリースされると 財務転記がキットヘッダでのみ行われます すなわちヘッダ価格が転記されます マニュアル顧客請求書では 定義されたしきい値があり 請求書がそのしきい値を超えている場合 ビジネスコンフィグレーションに応じて 承認プロセスが開始されます この場合 請求書がリリースされると 請求書伝票は請求書伝票ビューに保存され ステータスは承認中となります 承認プロセスが完了すると 請求書が自動的にリリースされます マニュアル登録済請求書依頼の削除 1. 請求書依頼ビューを選択します 2. マニュアル請求書 マニュアルクレジットメモ 前受 / 前払金請求書依頼など 削除するマニュアル登録済請求書依頼を選択します 3. 削除をクリックします 請求書依頼のステータスは処理済に変わり 画面をリフレッシュすると依頼は表示されなくなります 請求書依頼ワークリストのグラフィック分析の表示 1. ワークリストで グループ別ドロップダウンリストから データをグループ化する基準を選択します 2. 分析ビューセクションにワークリストのデータすべてのデータが表示されるようにするには フィルタアイコンの横にあるチャートアイコンをクリックします 3. 分析ビューセクションで データが表示されるグラフタイプを選択します 4. チャートのデータセクションをダブルクリックして 元のワークリストをフィルタリングします 分析ビューセクションのチャート全体に戻るをクリックするか またはワークリストのフィルタ内容を削除して フィルタを消去することができます 新規ビジネスワークセンタの案件一覧ビューにある案件ワークリストなどの一部のワークリストでは さまざまな基準 ( 予測値など ) を使用して グループ化されたデータを集約することができます その後 さまざまな分析方法 ( たとえば 回数 合計 平均 最大 最小 ) を選択してデータをソートしたり ワークリストのデータを提示するためのさまざまなグラフタイプを選択したりすることができます タスク 通知 警告の登録 このタスクの詳細については ここを参照してください Microsoft Excel への請求書依頼のエクスポート このタスクの詳細については ここ [ ページ 80] を参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

187 主要タスクの実行 請求書のプレビュー ステータスが請求予定のすべての請求書依頼タイプに対して プレビューを使用することができます この請求書のプレビューでは 顧客請求書のシミュレーションのみが可能です マニュアル請求書の登録 1. 主要タスクで 新規マニュアル請求書を選択すると 新規マニュアル請求書依頼が開き ます 2. アカウントの詳細を入力します アカウント項目に アカウント番号を入力します 関連するマスタデータがアカウン ト 主要取引先担当者 従業員責任者 および支払条件に自動的に表示されます これを参照するには すべて表示をクリックする必要があります 必要に応じて 選択ダ イアログを開くアイコンをクリックしてアカウントを検索します 請求書が新規アカウントに関連する場合は 新規登録をクリックしてアカ ウント番号を生成し 関連データを入力します 現在の日付が自動的に入力されます 会計期間がオープンしており 他の制限が満たされている場合は この日付を変更することができます 請求書を保存すると 新しい日付が請求書に表示され 財務会計で使用されま す 請求書日付は納税期日で取得されます 異なる期間の税を申告する場 合は 請求書日付とは異なる日付を差異納税期日に入力することができま す 納税期日の詳細については 納税期日を参照してください 口座振替などのアカウントの支払の詳細が利用可能な場合は 対応する支 払の詳細が表示され それらを必要に応じて変更することができます 口 座振替の詳細については SEPA 口座振替による入金を参照してください 3. 製品の詳細を入力します 明細で 請求書に関連付けられた製品の詳細を入力します 1. 行追加をクリックして テーブルに新しい行を登録します 2. 製品 ID を入力します 関連する製品テキストおよびカテゴリが表示されます 3. 製品の必要な数量を入力します 予測値が計算されて表示されます 上記のステップを繰り返して その他の製品の情報を追加します 税は常に正味価格に基づいて計算されます 正味価格には 運賃も含まれます 税の計算時に除外されるよう 非課税運賃はサービス明細として前伝票に入力する必要があります 請求書の非課税運賃に関する詳細については 顧客請求書処理 [ ページ 138] で請求書における課税対象運賃および非課税運賃の処理を参照してください 4. 新規マニュアル請求書依頼の上部で リリース 保存または請求書として保存をクリックできます 請求書を財務会計および顧客にリリースする場合 リリースをクリックします マニュアル請求書は保存され 財務会計にリリースされ 請求書伝票ビューの一覧にステータスリリース済で追加されます この一覧から請求書を開くには 適切な請求書 ID リンクをクリックします SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 187

188 定義されたしきい値があり 請求書がそのしきい値を超えている場合 ビジネスコンフィグレーションに応じて 承認プロセスが開始されます この場合 請求書がリリースされると 請求書伝票は請求書伝票ビューに保存され ステータスは承認中となります 承認プロセスが完了すると 請求書が自動的にリリースされます 伝票をリリースして顧客に送信する前に PDF としてプレビューする場合は 保存をクリックします マニュアル請求書には公式の伝票番号が付けられ 請求書依頼ビューにステータス請求予定で保存されます マニュアル請求書をドラフトとして保存する場合は 請求書として保存をクリックします 顧客請求書伝票には伝票番号が付けられ 請求書伝票ビューにステータス未リリースで保存されます 請求書明細およびクレジットメモ明細を含む請求書依頼の登録 請求書依頼には請求書明細とクレジットメモ明細の両方を含めることができます これは 請求書依頼の登録中にタイプ項目で 明細タイプを請求書明細またはクレジットメ モ明細に指定して行います タイプ項目は パーソナライズ >> この画面の明細セクションで有効化することができます 請求書分割パラメータが一致する場合は 顧客請求書依頼とクレジットメモ依頼を 1 つの請求書伝票に結合することができます これを行うには 請求書依頼ビューの請求予定ステータスで請求書依頼およびクレジットメモ依頼を選択して 請求書をクリックします この機能は ビジネスコンフィグレーションワークセンタの導入プロジェクトビューの販売で 顧客請求のスコーピングエレメント雑費請求のビジネスオプション顧客請求書依頼の請求書およびクレジットメモ明細をスコーピングして有効化できます 通常 コンフィグレーション設定は管理者が実行します 必要な権限がない場合は 管理者に連絡してください 請求書明細とクレジットメモ明細の両方が含まれる顧客請求書依頼または請求書には 以下の制約があります 請求書明細およびクレジットメモ明細が含まれる請求書伝票の支払に 現金割引 は許可されません フォローアップ伝票の登録は許可されません コピー操作は許可されません マニュアルクレジットメモの登録 ( 参照ありまたは参照なし ) 1. マニュアルクレジットメモを登録するには 以下の方法があります 主要タスクで 新規マニュアルクレジットメモを選択します 請求書伝票ビューで 既存のクレジットメモをテンプレートとしてコピーすることができます 元のクレジットメモから値および内容が自動的に取得され 新規マニュアルクレジットメモ依頼が開きます すべての項目の入力された値を変更することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

189 既存の請求書に基づいてマニュアルクレジットメモを登録します 請求書伝票ビューで クレジットメモを登録する対象の請求書を選択し フォローアップ をクリックしてマニュアルクレジットメモを選択します 新規マニュアルクレジットメモ依頼画面のすべての内容が自動的に入力されます 2. これで 必要に応じてデータを入力または変更することができます 1. すべて表示をクリックして 前受金請求についてさらに詳細な情報を表示します 2. 一般画面で アカウントを入力します 会社の住所と アカウントの通貨 支払条件 および従業員責任者が表示されま す 必要に応じて これらの項目を変更することができます 3. クレジットメモの理由を内部コメントに入力します または この情報をクレジッ トメモに印刷する場合は 顧客情報セクションに入力します 4. 必要に応じて マニュアルクレジットメモに添付文書を追加します これらは 後 で印刷して マニュアルクレジットメモフォームとともに送付することができま す 5. 明細画面で 製品 ID を 1 つ以上入力するか クレジットメモに関連しない 明細を選択して削除をクリックします 入力した製品のデータ ( 内容説明 リスト価格 通貨など ) が取得されます この 情報は必要に応じて上書きすることができ 割引を追加することもできます 6. システムで提案された税コードが必要なものかどうかを確認します 7. 関係者画面で 請求先や出荷先などの組織割当を確認します 3. リリース 保存 またはクレジットメモとして保存をクリックすることができます マニュアルクレジットメモをリリースして顧客および債権管理にただちに送信する場合は リリースをクリックします マニュアルクレジットメモは保存され 顧客および債権管理に送信されます 請求書伝票ビューには ステータスリリース済で表示されます 定義されたしきい値があり クレジットメモがそのしきい値を超えている場合 ビジネスコンフィグレーションに応じて 承認プロセスが開始されます 承認プロセスが完了すると クレジットメモが自動的にリリースされます 伝票をリリースして顧客に送信する前に PDF としてプレビューする場合は 保存 をクリックします マニュアルクレジットメモには公式の伝票番号が付けられ 請求書依頼ビューにステータス請求予定で保存されます クレジットメモをドラフトとして保存する場合は クレジットメモとして保存をクリックします マニュアルクレジットメモには一時的な伝票番号が付けられ 請求書伝票ビューにステータス未リリースで保存されます 前受金請求の登録 1. 主要タスクで 新規前受金請求を選択します 2. すべて表示をクリックして 前受金請求についてさらに詳細な情報を表示します 3. アカウントを入力します 一般データ 税の詳細 および支払条件が入力されます 前受金に対して入力することができる税率は 1 つのみです 複数の税率が必要な場合は 税率ごとに前受金請求を登録します 4. 一般タブで 請求先や出荷先などの組織割当に関する情報を確認します 5. 顧客から支払われる前受金に使用される統制勘定を指定できます そのためには 会計管理の統制勘定項目でその統制勘定を選択します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 189

190 6. 内部コメントまたは顧客情報を入力します 顧客情報セクションに入力した情報は 顧客への前受金請求フォームに表示されます 7. 前受金請求に添付文書を追加します これらは 印刷して 前受金請求フォームとともに送付することができます 8. 契約タブで 受注またはサービスオーダー ID をテキスト項目に入力し 受注またはサービスオーダー ID を前受金請求に割り当てます たとえば 受注 の 10% の前受金と入力できます この情報により 前受金請求の基準となる取引が顧客に対して明確化されます また この情報を使用し 後で請求書伝票ビューにおいて前受金請求を検索することもできます 9. 金額を入力し この金額が正味額か総額かを指定します 10. システムで提案された税コードが必要なものかどうかを確認します 必要に応じて 変更することができます 11. 前受金請求をリリースします 前受金請求フォームが自動的に印刷されます 前受金が関連する受注またはサービスオーダーの注文確認を印刷します それらを両方とも顧客に送付します 請求書実行の登録 1. 請求書実行を登録するには 以下の方法があります 請求書実行ビューで 新規登録をクリックし 請求書実行を選択します 主要タスクで 新規請求書実行をクリックします 2. 一般データで 請求書実行を識別するために使用する一般データを入力します 1. 実行 ID 項目に実行 ID を入力します 2. 実行内容説明項目に 実行の内容説明を入力します 3. 分割基準で 請求書伝票の分割方法を選択することができます 4. 請求書プロパティで 請求書伝票の処理方法を定義することができます 1. 請求書日付オフセットを入力して 請求書伝票の日付を計算します 2. 自動リリースチェックボックスを選択して 請求書伝票を財務会計に自動的にリリースします 5. 選択基準で 日付オフセットを設定し 検索パターンを使用してアカウント 販売者 および前伝票のフィルタを設定することができます 6. 新規請求書実行の上部で 保存をクリックします 7. 請求書実行を有効化するには アクションをクリックし 有効に設定を選択します 実行詳細で 登録された請求書および請求書実行で生成された例外を表示することができます 定期請求書テンプレートの登録 1. 定期請求書テンプレートを登録するには 以下の方法があります 定期請求書テンプレートビューで 新規登録をクリックし 定期請求書テンプレートを選択します 主要タスクで 新規定期請求書テンプレートをクリックします 2. アカウントおよび製品関連データを入力します アカウントの名称項目に アカウント名を入力します アドレス 通貨 支払条件 およびアカウントの従業員責任者は 自動的に表示されます 必要に応じて SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

191 これらの項目を変更することができます 必要に応じて 選択ダイアログを開くア イコンをクリックしてアカウントを検索します 一般のテキスト項目に 定期請求書のテキストを入力します 明細に 1 つ以上の製品 ID を入力します 製品データ ( テキストとリスト価格 ) は自動的に取得されます 必要に応じて こ れらの項目をどちらも変更することができます 必要に応じ 数量と割引を入力します 正味価格と総正味額が適宜調整されます 製品 ID のない明細を含む定期請求書を更新することもできます この場合 以下の項目を更新する必要があります テキスト ( 月次リースレートなど ) リスト価格 ( 月次リースレートの金額 ) 税コード G/L 勘定 3. 繰返詳細を入力します 繰返で繰返パターンまたは個別日付を選択し 繰返タイプを指定します 選択内容に応じて 追加項目が動的に表示されます 繰返パターンを選択する場合 繰返パターンでパターンの詳細 ( 開始日付と終了日 付 繰返 月の日付など ) を入力します 個別日付を選択する場合 個別日付で定期請求書の特定の日付を入力します 4. 定期請求書テンプレートを保存します a. 保存をクリックして 定期請求書を保存します 定期請求書のステータスが準備中に設定されます b. リリースをクリックします 定期請求書のステータスがリリース済に設定され 終了日付またはユーザが定義した最大回数に達するまで 請求書依頼が登録されます c. 閉じるをクリックして 定期請求書テンプレートビューに戻ります 新規定期請求書がシステムに保存され 定期請求書テンプレートビューの一覧に追加されます この一覧から定期請求書を開くには 適切な定期請求書テンプレート ID リンクをクリックします これにより 定期請求書テンプレート概要が開かれます ここでは すでに請求済の依頼および予測である依頼が表示されます 定期請求書依頼が請求書依頼ビューに表示されます ここで一覧にされる請求書依頼の数は システムで定義された期間によって制限されます 一覧の最後の依頼に対する請求が行われると 他の依頼が自動的に表示されます 1 年よりも先の請求書依頼は登録されません 請求書依頼ビューで定期請求書テンプレート ID を基本検索に入力することで 特定の請求書に関連する依頼を検索することができます クレジットカード承認実行の登録 1. クレジットカード承認実行を登録するには 以下の方法があります クレジットカード承認実行ビューで新規登録をクリックし クレジットカード承認実行を選択します 主要タスクで 新規クレジットカード承認実行を選択します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 191

192 2. 一般データで クレジットカード承認実行の識別に使用する一般情報を入力します 実行 ID 項目に実行 ID を入力します 実行定義項目に実行定義を入力します 3. 元伝票項目に 実行に含める伝票タイプ ( 受注やサービスオーダーなど ) を入力します 4. クレジットカード承認実行に含めるビジネスパートナのビジネスパートナ選択パラメータを入力します 5. 保存をクリックします 6. アクションをクリックし 有効に設定を選択して 新規クレジットカード承認実行を有効化します 新規クレジットカード承認実行が保存され 有効化され クレジットカード承認実行ビューの一覧に追加されます 一覧からクレジットカード承認実行を開くには 適切なクレジットカード承認実行 ID リンクをクリックします 顧客請求書の登録 - メキシコ 概要 この文書にはメキシコを対象としたテキストが含まれています 正しいテキストが確実に表示されるようにす るには パーソナライズマイ設定を選択します オンスクリーンヘルプを選択し 国で メキシコを選択します 設定を保存し これらの変更が確実に加えられるように ログアウトします 4.7 POS トランザクションビュー POS トランザクションクイックガイド POS トランザクションビューによって 外部の製品販売および現金トランザクションを処理することができます POS トランザクションビューには 顧客請求ワークセンタからアクセスすることができます POS トランザクションビューには 以下のサブビューが含まれます 販売取引 販売取引サブビューを使用すると 個別の販売取引の整合性をチェックし 必要に応じて それらを訂正して在庫管理および財務管理にリリースすることができます 必要な場合は 販売取引を取り消すこともできます 販売サマリ 販売サマリサブビューでは 特定のサマリ取引に一覧表示されている販売取引の合計を実際に受け取った個別販売取引の合計と比較して 不足している販売取引をチェックすることができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

193 現金トランザクション 現金トランザクションサブビューでは 送金または現金残高照合トランザクションなどの個別現金トランザクション の整合性をチェックし 必要に応じてそれらを訂正して財務管理にリリースすることができます 必要な場合は 現金トランザクションを取り消すこともできます ビジネスバックグラウンド Point-of-Sale トランザクションの処理 POS トランザクションビューでは 外部システムの販売取引および現金トランザクション ( 送金や現金残高照合トランザクションなど ) を処理できます 通常 POS トランザクションは販売の時点で実行され その後 SAP Business ByDesign システムに転送される前に外部 ( リモート ) システムに入力される業務トランザクションです 完全で不整合がない販売取引または現金トランザクションは システムで自動処理され 財務管理および在庫管理に転送されます ただし 不完全であるか または不整合がある販売取引または現金トランザクションについては 販売取引および現金トランザクションビューを使用して 販売取引または現金トランザクションデータを受信 分析 および処理することができます それにより 財務管理および在庫管理にリリースされる前のデータを表示および修正できるようになります 詳細については POS トランザクションの処理 [ ページ 194] を参照してください タスク 販売取引の修正およびリリース このタスクの詳細については ここ [ ページ 196] を参照してください 現金トランザクションの訂正およびリリース このタスクの詳細については ここ [ ページ 198] を参照してください 一括変更の実行 このタスクの詳細については ここ [ ページ 199] を参照してください 販売サマリのチェック このタスクの詳細については ここ [ ページ 200] を参照してください Microsoft Excel を使用したビジネスデータのエクスポート このタスクの詳細については ここ [ ページ 80] を参照してください SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 193

194 4.7.2 ビジネスバックグラウンド POS トランザクションの処理 概要 POS トランザクションビューでは 外部システムの販売取引および現金トランザクション ( 送金や現金残高照合トラ ンザクションなど ) を処理できます 通常 POS トランザクションは販売の時点で実行され その後 SAP Business ByDesign システムに転送される前に外部 ( リモート ) システムに入力される業務トランザクションです 完全で不整合がない販売取引または現金トランザクションは システムで自動処理され 財務管理および在庫管理に 転送されます ただし 不完全であるか または不整合がある販売取引または現金トランザクションについては 販 売取引および現金トランザクションビューを使用して 販売取引または現金トランザクションデータを受信 分析 および処理することができます それにより 財務管理および在庫管理にリリースされる前のデータを表示および修 正できるようになります 必要に応じて 販売サマリサブビューを使用し 外部システムによって定期的に送信される販売サマリを表示することで 不足している販売取引を確認することができます 顧客請求ワークセンタの販売サマリで 販売サマリサブビューにアクセスすることができます 顧客は現金 クレジットカード または請求書を使用して販売トランザクション ( 購買 ) の支払を行うことができることに注意してください ( 顧客は 外部システムで登録される請求書を受領します ) 顧客が販売済のアイテムを POS に返品する場合 関連する返品理由コードとマイナスの金額および数量が記載された販売明細を含む新規販売トランザクションが送信されます 販売トランザクションの処理に使用される手順は プラスの金額および数量が含まれる販売トランザクションに使用される手順と同じです POS トランザクション処理では ギフト券の販売および引換がサポートされます 前提条件 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してく ださい この特定の機能は SAP Business ByDesign ライセンスに含まれていないため この機能に関して SAP との書面による契約 または顧客と SAP が承認したサードパーティソリューションプロバイダとの間の書面による契約を結んでおきます POS トランザクションはソリューション設定で有効化されます このビジネスオプションを見つけるには ビジネスコンフィグレーションに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップで 顧客請求内で POS が選 択されていることを確認します 質問ステップで 販売スコーピング要素を展開し 顧客請求を選択します POS を選択して POS 統合に関連する質問に回答します 必要なマスタデータがすべて登録されていることを確認します たとえば 以下のようなデータがあります SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

195 アカウントデータ アカウントデータは 外部 ( リモート ) システムと SAP Business ByDesign システムとの間で定期的に同期される必要があります ( 在庫管理商品の販売に関する ) 品目データ 品目データは 外部 ( リモート ) システムと SAP Business ByDesign システムとの間で定期的に 同期される必要があります 小口現金決済代行会社決済代行会社勘定収益の G/L 勘定外部システムによってマップされるイベントのプロジェクトおよび対応するタスク ( 在庫管理商品の販売に関する ) 所在地 ( 在庫管理商品の販売に関する ) ロジスティクスエリア支払条件 顧客のクレジットカードデータ ( 必要な場合 ) オンライン支払サービスを使用するアカウントの表示用銀行口座データ ( 必要な場合 ) プロセスフロー シナリオ 1: 販売トランザクション 1. 顧客が外部流通チャネルから購入を行います 以下の標準購入バリアントが使用できます 現金支払による購入 クレジットカードによる購入 請求書による購入 顧客データのないクレジットカードおよびその他支払カードによる購入 オンライン支払サービスによる購入 組み合わせた購入 たとえば クレジットカードと現金支払の組合せ 2. 外部システムはバッチアップロードを開始し データを POS トランザクション処理に送信します 3. POS トランザクション処理は以下のいずれかを行います 販売トランザクションデータに不整合がある場合 販売トランザクションは自動的にリリースされず 財 務管理および在庫管理にリリースする前にデータをマニュアルで修正する必要があります 販売トランザクションデータに整合性がある場合は 自動的に財務管理および在庫管理にリリースされま す シナリオ 2: 現金トランザクション 送金 1. キャッシャは小口現金間 ( レジから主要金庫など ) で送金を行い POS デバイスに振替額を入力します 2. 外部システムはバッチアップロードを開始し データを POS トランザクション処理に送信します 3. POS トランザクション処理は以下のいずれかを行います 送金のトランザクションデータに不整合がある場合 トランザクションは自動的にリリースされず 財務 管理にリリースする前にデータをマニュアルで修正する必要があります SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 195

196 マニュアル修正の詳細については 現金トランザクションの訂正およびリリース [ ページ 198] を参照してください 送金のトランザクションデータに整合性がある場合は 自動的に財務管理にリリースされます シナリオ 3: 現金トランザクション 現金残高照合 1. キャッシャは小口現金の現金の額を数え POS デバイスに入力します これは通常 一定期間 ( 一日など ) の 終了時に 定期的に発生します 2. 外部システムは計上額と見込額の差異を計算して POS トランザクション処理に転送します 絶対額 ( 計上および見込 ) は POS トランザクション処理に転送されません 3. POS トランザクション処理は以下のいずれかを行います 現金残高照合のトランザクションデータに不整合がある場合 トランザクションは自動的にリリースされず 財務管理にリリースする前にデータをマニュアルで修正する必要があります マニュアル修正の詳細については 現金トランザクションの訂正およびリリース [ ページ 198] を参照してください 現金残高照合のトランザクションデータに整合性がある場合は 自動的に財務管理にリリースされます 参照 POS トランザクションクイックガイド [ ページ 192] 財務管理の POS トランザクション処理 タスク 販売トランザクションの修正およびリリース 概要 不完全な販売トランザクションまたは不整合がある販売トランザクションを表示してマニュアルで修正してから 財務管理にリリースすることができます 顧客が販売済のアイテムを POS に返品する場合 販売トランザクションには 返品された特定のアイテムに 対してマイナスの金額および数量が含まれることになります このトランザクションの処理に使用される手順は プラスの金額および数量が含まれるトランザクションに使用される手順と同じです 販売トランザクションには 次のうちいずれかのステータスが設定されます 整合性あり 販売トランザクションを財務管理および在庫管理にリリース可能 不整合 販売トランザクションの分析および処理が必要 取消済 販売トランザクションの処理は不可能 リリース済 販売トランザクションが財務管理および在庫管理にリリース済 手順 1. 顧客請求 POS トランザクション販売トランザクションの順に選択します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

197 2. 表示リストボックスで処理の必要な販売トランザクション ( デフォルト ) を選択し 実行をクリックします 3. 処理する販売トランザクションを選択し 編集をクリックします 販売トランザクションエディタ画面が表示されます 4. チェックをクリックして販売トランザクションの整合性をチェックします 販売トランザクションのエラーが表示されます 複数の販売トランザクションを同時にチェックするには 一覧からチェック対象の販売トランザクショ ンを選択し チェックをクリックします 選択したすべてのトランザクションに関するエラーが表示 され 一括変更によってそれらを修正できます 5. すべての不整合 ( 無効なプロジェクト ID または無効な G/L 勘定など ) をチェックし 必要に応じて修正し ます a. 一般タブをクリックし 一般詳細の不整合すべてをレビューして修正します b. 以下の明細タイプタブをクリックし 関連の明細詳細をレビューして修正します 売上明細 請求書明細 税明細 c. 必要に応じて変更タブをクリックし 販売トランザクションに関するマニュアル変更履歴をレビューします 変更は 変更済フラグがはいに設定されている場合のみ表示されることに注意してください 画面に表示されていない特定の項目が必要な場合は パーソナライズこの画面の順にクリックします 開いたサイドパネルで 項目が必要なセクションを選択して 必要な項目を選択します 選択した項目が特定在庫テキストなどのテキストに使用され テキスト自体が画面に表示されない場合は ログオンした言語のマスタデータレコードでテキストが更新されていることを確認してください パーソナライゼーションの詳細については パーソナライゼーションについてを参照してください 6. チェックをクリックして販売トランザクションの整合性を再チェックします 何らかの理由で特定の不整合を解決できない場合は 販売トランザクションの取消をクリックします 販売トランザクションを取り消す場合 外部システム管理者に取消を通知する必要があります その後 外部システム管理者が不整合を解決し 販売トランザクションを再送信する必要があります 7. 販売トランザクションがエラーなしで整合性チェックに合格したら 保存 リリースの順にクリックします 結果 販売トランザクションの修正と財務管理へのリリースが正常に完了したか トランザクションの取消と外部システム管理者への取消の通知が完了しました 販売トランザクションをリリースすると 必要に応じて在庫管理で商品および活動確認が登録され 財務管理で出庫の転記と該当する仕訳の登録が行われます 財務管理の伝票が登録されたかどうかを確認するには すべての販売トランザクションビューで販売トランザクションを検索し 販売トランザクションを開いて伝票フローをチェックします 財務管理での処理中にエラーが発生した場合は 総勘定元帳ワークセンタ ( 作業ビュー ) でタスクが登録され ます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 197

198 参照 Point-of-Sale トランザクションの処理 [ ページ 194] 現金トランザクションの訂正およびリリース 概要 不完全であるか または不整合がある現金トランザクション ( 送金や現金残高照合トランザクションなど ) を財務管理にリリースする前に表示し マニュアルで修正することができます 現金トランザクションには 次のうちいずれかのステータスが設定されます 整合性あり 現金トランザクションを財務管理にリリース可能 不整合 現金トランザクションの分析および処理が必要 取消済 現金トランザクションの処理は不可能 リリース済 現金トランザクションが財務管理にリリース済 手順 1. 顧客請求 POS トランザクション 現金トランザクションの順に選択します 2. 表示リストボックスで処理を必要とする現金トランザクションを選択し 実行をクリックします 3. 処理する現金トランザクションを選択し 編集をクリックします 4. チェックをクリックして現金トランザクションの整合性をチェックします 現金トランザクションのエラーが表示されます 複数の現金トランザクションを同時にチェックするには 一覧から現金トランザクションを選択し チェックをクリックします 選択したすべての取引に関するエラーが表示され 一括変更によってそ れらを修正できます 5. 不整合をチェックし それらを適宜修正します 画面に表示されていない特定の項目が必要な場合は パーソナライズこの画面の順にクリックします 開いたサイドパネルで 項目が必要なセクションを選択して 必要な項目を選択します 選択した項目が特定在庫テキストなどのテキストに使用され テキスト自体が画面に表示されない場合は ログオンした言語のマスタデータレコードでテキストが更新されていることを確認してください パーソナライゼーションの詳細については パーソナライゼーションについてを参照してください 6. チェックをクリックして現金トランザクションの整合性を再チェックします 何らかの理由で特定の不整合を解決できない場合 取消をクリックして現金トランザクションを取り消すことができます 現金トランザクションを取り消す場合 外部システム管理者に取消を通知する必要があります その後 外部システム管理者が不整合を解決し 現金トランザクションを再送信する必要があります 7. 現金トランザクションがエラーなしで整合性チェックに合格したら 保存をクリックし リリースをクリックして トランザクションを財務管理に送信します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

199 8. 閉じるをクリックします 結果 現金トランザクションを正常に修正し 財務管理にリリースしたか またはトランザクションを取り消し 外部シス テム管理者に取消を通知しました 参照 POS トランザクションの処理 [ ページ 194] 一括変更の実行 概要 必要に応じて 複数の販売取引または現金トランザクションを選択して適宜一括変更を行うことができます 手順 1. 顧客請求 POS トランザクションの順に選択します 2. 一括変更を行う対象に応じて 販売トランザクションまたは現金トランザクションを選択します 3. 表示リストボックスで 処理の必要な販売トランザクション ( または処理を必要とする現金トランザクション ) を選択し ジャンプをクリックします 4. 一括変更するトランザクションのグループを選択します 5. 一括変更をクリックします 一括変更エディタ画面が表示されます 6. 表示リストボックスで以下のタブ名から選択し テーブル上部にある該当する空の項目に変更を入力します 一般 - 以下の項目を変更できます 販売単位 ID 伝票ヘッダテキスト サイト ID 流通チャネル 売上明細 - 以下の項目を変更できます プロジェクトタスク ID G/L 勘定受注明細テキストロジスティクスエリア ID 製品 ID 返品理由 売上明細価格コンポーネント - 以下の項目を変更できます 目的 支払明細 - 以下の項目を変更できます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 199

200 支払明細テキスト 小口現金 ID 外部支払銀行口座 ID 請求書明細 - 以下の項目を変更できます 支払ブロック理由コード 請求書明細テキスト 通貨明細 - 以下の項目を変更できます 小口現金 ID 支払明細テキスト G/L 勘定 テーブルに含まれている編集可能な項目に 直接変更を入力することもできます 7. 変更を適用するトランザクションを選択します 8. 一括変更適用をクリックし 選択済エントリに対するを選択します 9. 保存して終了をクリックします 結果 選択した販売取引または現金トランザクションに対する一連の一括変更が適用されました 販売サマリのチェック 概要 販売サマリの不整合および差異をチェックし 販売サマリを承認するか または必要に応じて取り消すことができます 不整合のある販売サマリを受信した場合 取消が唯一のオプションです その場合 外部システム管理者に取 消を通知する必要があります 販売サマリには 次のうちいずれかのステータスが設定されます 差異 差異の原因をチェックする必要があります 差異承認済 販売サマリに承認可能な差異が含まれています 差異なし 販売サマリデータがシステムの販売取引と一致しています 不整合 販売サマリを取り消して再送信する必要があります 取消済 販売サマリをこれ以上処理できません 手順 1. 顧客請求 POS トランザクション 販売サマリの順に選択します 2. 表示リストボックスで処理を必要とする販売サマリを選択し ジャンプをクリックします 3. チェックする販売サマリを選択し 編集をクリックします SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

201 販売サマリエディタ画面が表示されます 販売サマリを詳細にレビューしない場合は 一覧から販売サマリを選択し 差異受入または販売サマリの取消をクリックすることもできます 4. 以下の手順で 販売サマリの差異をチェックします 一般タブで システムで利用できる受信済およびリリース済の販売取引に関する差異があるかどうかをチェックします 受信済タブでは 受信済販売取引に関する追加の詳細を確認できます 未リリースタブでは リリースされていない販売取引が一覧にされます 修正が行われたか 新規販売取引が受信された場合 販売サマリの結果が異なることがあります 販売 サマリの差異ステータスをリフレッシュするには チェックをクリックします 販売取引テーブルを 更新するには リフレッシュをクリックします 5. 可能な場合 販売サマリの差異を修正します たとえば 以下を実行します 保留販売取引をチェックし 必要に応じて修正します 欠落販売取引をチェックし 必要に応じて再送信を依頼します 未リリース販売取引をチェックし 必要に応じてリリースまたは取消を行います 何らかの理由で特定の差異を解決できない場合は 以下を実行できます 差異受入をクリックして特定の差異を受け入れる 販売サマリの取消をクリックして販売サマリを取り消す販売サマリを取り消す場合 外部システム管理者に取消を通知する必要があります その後 外部システム管理者が差異を解決し 販売サマリを再送信する必要があります 6. 閉じるをクリックします 結果 販売サマリをチェックし 必要に応じて差異を修正するか 受け入れるか または却下しておきます Microsoft Excel を使用したビジネスデータのエクスポート 概要 レポートおよびワークリストを Microsoft Excel 文書にエクスポートすることができます これらの文書を使用してさらに分析を進め 場合によっては 編集してソリューションにアップロードすることができます レポートまたはワークリストのデータをエクスポートすることができます 前提条件 最新の Microsoft Excel のアドインをインストールしておきます このことは ソリューションの設定に応 じて以下から行うことができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 201

202 ホームワークセンタのセルフサービス概要 アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタのダウンロードセンタ ユーザインタフェースで直接使用可能なダウンロードリンク ブラウザの設定が正しく設定されている必要があります コンピュータ設定に関する情報は ログオン画面の マイコンピュータの設定チェックをクリックすることによって確認することができます Microsoft Excel へのエクスポートを実行する権限を持っている必要があります 手順 1. エクスポートするデータが表示されている画面に移動します 2. データのタイプに応じて 以下のいずれかのオプションを選択します レポートの場合は チャートまたは表をエクスポートすることができます このためには レポートを 選択し チャートに切替またはテーブルに切替をクリックします ワークリストの場合は ワークリストを選択し 実行をクリックします 3. エクスポートをクリックし Microsoft Excel へを選択します 4. オプション : Excel エクスポートのパーソナライズ 1. エクスポートした Excel の列を選択するには 以下の手順を実行します a. タイトルバーで パーソナライズこの画面をクリックします b. サイドパネルで設定照会を選択します c. 設定照会ダイアログボックスで 列エクスポート項目のすべてを選択することにより ビュー内のすべての列をエクスポートすることができます この項目のデフォルト値は表示で 現在表示されている列のみがエクスポートされます 2. Excel エクスポートの言語を選択するには 以下の手順を実行します a. 設定照会ダイアログボックスで 言語選択項目を表示に設定し OK をクリックします b. 保存をクリックします c. エクスポート をクリックし Microsoft Excel へを選択します d. 表示されたダイアログボックスで言語を選択します このダイアログボックスの列選択設定により パーソナライズ設定を上書きすることがで きます この選択は現在のエクスポートでのみ有効です 5. 表示されたダイアログボックスでテンプレートを選択します ログイン言語バリアントを持つテンプレートが 1 つのみである場合 エクスポートはログイン言語で実行され ユーザインタラクションは必要ありません システムにこのエクスポートシナリオのテンプレートが 1 つのみあり ログイン言語バリアントを使用することができない場合 エクスポートは英語で実行されます システムにこのエクスポートシナリオのテンプレートが複数ある場合は テンプレート一覧ダイアログボックスが表示されます このダイアログで エクスポートに使用する Microsoft Excel テンプレートを選択することができます このテンプレートによって エクスポートされたデータの書式が決定されます 各テンプレートに関連する Microsoft Excel バージョンが表示されます 6. ダウンロードをクリックします SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

203 7. メッセージによって ソリューションからエクスポートしたデータが含まれているファイルを開くか または 保存することができることが示されます エクスポートしたデータの処理内容に応じて 開くまたは保存をク リックします 開くまたは保存のいずれをクリックしたかに応じて 考えられる結果は以下の 2 つです 開くをクリックすると データが含まれているワークシートが Microsoft Excel で開きます このフ ァイルには仮の名称がありますが ファイルは保存されていません Microsoft Excel のすべての機能 を使用して データを編成し ワークシートを保存することができます 保存をクリックすると 名前を付けて保存ダイアログボックスが開きます 適切なファイル名およびエクスポートされた Microsoft Excel ファイルの保存ロケーションを指定することができます メッセ ージによって ダウンロードが正常に完了したことが通知されます 後で テンプレートを保存したロケーションにナビゲートし このテンプレートを開くことができま す 4.8 プロジェクト請求ビュー プロジェクト請求クイックガイド 顧客請求ワークセンタのプロジェクト請求ビューで 顧客プロジェクトで発生した勤怠および経費に対するプロジェクト請求依頼を登録および編集することができます 顧客プロジェクトに割り当てられた受注から または顧客プロジェクトから直接 プロジェクト請求依頼を登録することができます また すべてのプロジェクト請求依頼を表示および編集することができます このビューには 以下のサブビューがあります 受注サブビュー 受注サブビューでは 選択した受注のプロジェクト請求依頼を登録することができます 受注サブビューには 顧客プロジェクトタスクに割り当てられた明細を少なくとも 1 つ含み そのため請求関連となっているリリース済受注がすべて表示されます 受注での作業の一部またはすべてについて プロジェクト請求依頼がすでに登録およびリリースされている場合は 最終請求日列で前のプロジェクト請求依頼の請求書日付を確認することができます 受注の請求ステータスには 以下があります 処理中この受注に対して 1 つ以上のプロジェクト請求依頼が登録されています このステータスは 受注の最初のプロジェクト請求依頼を登録したときにシステムで設定されます 未着手この受注に対してプロジェクト請求依頼が登録されていません 終了この受注に対してプロジェクト請求依頼はこれ以上予定されていません この受注について請求が完了したことを示すために 受注の請求ステータスを完了に設定することができます ただし ステータスが終了の受注に対して 引き続きプロジェクト請求依頼を登録することができます また ステータス変更メニューから終了の取消を選択して ステータスを処理中に戻すこともできます プロジェクトサブビュー プロジェクトサブビューでは 選択したプロジェクトのプロジェクト請求依頼を登録することができます プロジェクトサブビューには 請求可能であり そのため請求関連となっているプロジェクトがすべて表示されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 203

204 プロジェクト請求依頼サブビュー プロジェクト請求依頼サブビューでは プロジェクトのすべてのプロジェクト請求依頼の概要を取得することができ ます プロジェクト請求依頼を編集 リリース 取消 および削除することができます プロジェクト請求依頼のステータスには 以下があります 準備中 プロジェクト請求依頼は登録されましたが まだリリースされていません プロジェクト請求依頼を編集およ びリリースすることができます リリース済 プロジェクト請求依頼は顧客請求に対してリリースされました プロジェクト請求依頼を取り消すことができ ます 請求済 顧客請求書がプロジェクト請求依頼に対して登録されました プロジェクト請求依頼を取り消すことができま す 取消済 プロジェクト請求依頼は取り消されました 承認中 プロジェクト請求依頼は承認待ちです 改訂中プロジェクト請求依頼は 承認者によって訂正のために返送されました 承認済プロジェクト請求依頼は承認されました 承認却下済プロジェクト請求依頼は承認者によって却下されました 承認撤回プロジェクト請求依頼は 承認のために送信されましたが撤回されました ビジネスバックグラウンド プロジェクト請求 プロジェクト請求は プロジェクトベースの勤怠および経費 または定額料金サービスに関して顧客に請求することができるプロセスです このプロセスは 以下のステップで構成されます プロジェクト請求書の準備 プロジェクト請求依頼の登録 プロジェクト請求依頼のリリース 詳細については プロジェクト請求を参照してください 受注から入金 ( プロジェクトベースサービス ) 受注から入金 ( プロジェクトベース製品およびサービス ) ビジネスシナリオは プロジェクトベース製品およびサービスを顧客に販売するエンドツーエンドプロセス全体を管理するために使用されます このシナリオは 販売見積および受注をプロジェクト管理と統合することによって プロジェクトに対して記録された勤怠および経費の顧客請求書の登録を可能にします 実費精算 定額料金 またはこれら両方を組み合わせて請求書を登録することができます 顧客請求書の発行後 顧客支払を監視することができます このシナリオは プロジェクト原価およびプロジェクト収益に基づくプロジェクト収益性の分析もサポートします 詳細については 受注から入金 ( プロジェクトベースサービス ) を参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

205 タスク マニュアルプロジェクト請求依頼の登録 受注およびプロジェクトの未リリースのプロジェクト請求依頼は 1 つのみ保持することができます 未リリースのプロジェクト請求依頼がある場合 トランザクション新規登録プロジェクト請求依頼は使用することができません 代わりに プロジェクト請求依頼編集ボタンを使用して 既存のプロジェクト請求依頼を編集することができます このタスクの詳細については 顧客プロジェクトのプロジェクト請求依頼の登録を参照してく ださい 自動プロジェクト請求依頼の登録 自動プロジェクト請求依頼には 固定価格明細の請求書明細が自動的に含まれます 自動プロ ジェクト請求依頼を登録した後で それをレビューして 勤怠および経費明細の請求書明細を マニュアルで追加することができます 以下のいずれかのビューで 自動プロジェクト請求依頼を登録することができます 顧客請求 プロジェクト請求 受注 顧客請求 プロジェクト請求 プロジェクト プロジェクト管理 プロジェクト このアクティビティを開始するビューにナビゲートし プロジェクト請求依頼を登録する受注またはプロジェクトを選択して 新規登録をクリックし 自動プロジェクト請求依頼を選択します これにより 新規プロジェクト請求依頼ガイド付アクティビティと同じ入力項目があるエディタ画面が表示されます プロジェクト請求依頼の項目の詳細については 顧客プロジェクトのプロジェクト請求依頼の登録の手順を参照してください 受注およびプロジェクトの未リリースのプロジェクト請求依頼は 1 つのみ保持することができます 未リリースのプロジェクト請求依頼がある場合 トランザクション新規登録自動プロジェクト請求依頼は使用することができません 代わりに プロジェクト請求依頼編集ボタンを使用して 既存のプロジェクト請求依頼を編集することができます プロジェクト請求依頼のリリース 1. プロジェクト請求依頼サブビューで ステータスが処理中のプロジェクト請求依頼を選択します 2. リリースをクリックします プロジェクト請求依頼は請求に対してリリースされます 請求書明細が 後続の顧客請求書を登録する請求書依頼 [ ページ 183] ビューに表示されます 後続の顧客請求書を登録して顧客に送信した後 プロジェクト請求依頼のステータスは請求済に設定されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 205

206 プロジェクト請求依頼の編集 未リリースのプロジェクト請求依頼のみを編集することができます 未リリースのプロジェク ト請求依頼がある場合は 以下のビューから開始して編集することができます 顧客請求 プロジェクト請求 受注 顧客請求 プロジェクト請求 プロジェクト 顧客請求 プロジェクト請求 プロジェクト請求依頼 プロジェクト管理 プロジェクト プロジェクト管理 請求準備 未請求勤怠および経費 プロジェクト管理 請求準備 プロジェクト請求依頼 プロジェクト請求依頼を編集するには 以下を実行します プロジェクト請求依頼ビューのいずれかで ステータスが処理中のプロジェクト請求依 頼を選択し 編集を選択します その他のビューのいずれかで 未リリースのプロジェクト請求依頼がある受注またはプ ロジェクトを選択し プロジェクト請求依頼編集を選択します これにより 新規プロジェクト請求依頼ガイド付アクティビティと同じ入力項目があるエディタ画面が表示されます プロジェクト請求依頼がリリース済または請求済の場合 項目は表示専用です プロジェクト請求依頼の項目の詳細については 顧客プロジェクトのプロジェクト請求依頼の登録の手順を参照してください プロジェクト請求依頼のプレビューの表示 1. 受注サブビューで ステータスが準備中 リリース済 または請求済のプロジェクト請求依頼を選択します 2. 新規登録 自動プロジェクト請求依頼をクリックします プロジェクト請求依頼画面が表示されます 3. プレビューをクリックします 請求書がまだ存在しない場合は 請求書伝票 ID 項目は空のままであり 現在のデータでシミュレーションが実行されます 4. 請求書を選択します 請求書 ( またはシミュレーション ) が表示されます プロジェクト請求依頼の取消 1. プロジェクト請求依頼サブビューで ステータスがリリース済または請求済のプロジェクト請求依頼を選択します 2. 取消をクリックします プロジェクト請求依頼は取り消され 請求書依頼明細は顧客請求ワークセンタの請求書依頼ビューから削除されます プロジェクト請求依頼に割り当てられたすべての勤怠および経費明細は 次にそのプロジェクトのプロジェクト請求依頼を登録するときに請求で使用できるようになります 顧客請求書がすでに登録されているプロジェクト請求依頼を取り消す場合 顧客請求書は取り消され クレジットメモが顧客に送信されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

207 プロジェクト請求依頼の中止およびコピー 1. プロジェクト請求依頼サブビューで ステータスがリリース済のプロジェクト請求依頼 を選択します 2. 中止してコピーをクリックします プロジェクト請求依頼を中止してコピーすると 選択した請求依頼の請求書明細が新規 のプロジェクト請求依頼にコピーされ 古いプロジェクト請求依頼が中止されます プロジェクト請求依頼ビューの中止してコピー機能には プロジェクト管理とプロジェク ト請求の両方のワークセンタからアクセスできます 中止してコピーは ステータスがリリース済の顧客のプロジェクト請求依頼に対しての み有効です 新規のプロジェクト請求依頼の請求対象数量は 請求対象数量と以前のプ ロジェクト請求依頼から繰り延べられた数量の合計になります 一方 償 却済数量は同じままになります たとえば 請求対象数量の合計が 5 時間であり 2 時間が以前のプロジ ェクト請求依頼から繰り延べられた数量とします ここで 中止してコピ ーをクリックすると 繰り延べられた数量 つまり 2 時間を新規のプロ ジェクト請求依頼で請求対象数量に追加することが提案されます 中止してコピーによって 新規のプロジェクト請求依頼と中止されたプロ ジェクト請求依頼が保存されます プロジェクト請求依頼の削除 1. プロジェクト請求依頼サブビューで ステータスが処理中のプロジェクト請求依頼を選択します 2. 削除をクリックします プロジェクト請求依頼は削除され プロジェクト請求依頼に割り当てられたすべての勤怠および経費明細は 次にそのプロジェクトのプロジェクト請求依頼を登録するときに請求で使用できるようになります 受注の請求ステータスの変更 受注ビューでは 受注のすべての明細の請求ステータスをマニュアルで変更することができます ただし 変更できるのは これらの明細に未処理の後続伝票が存在しない場合に限ります 請求書スケジュールが存在する場合は 請求書スケジュールのステータスが請求済 取消済 または未処理である必要があります 請求ステータスをマニュアル変更することができる場合 ステータス変更す それ以外の場合は グレー表示されます ボタンが有効で 請求ステータスをマニュアルで変更するには 以下を実行します 1. 受注サブビューで ステータスが処理中または未着手の受注を選択します 2. ステータス変更メニューから 終了を選択します 請求ステータスは終了に設定されます これは この受注に対して請求書の登録がこれ以上予定されていないことを示します 後でこの受注に対してプロジェクト請求依頼をさらに登録する場合は 受注を選択し ステータス変更メニューから終了の取消を選択して ステータスを処理 中に戻すことができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 207

208 個別受注明細の請求ステータスの変更 受注ビューでは 受注の個別明細の請求ステータスをマニュアルで変更することができます ただし 変更できるのは これらの明細に未処理の後続伝票が存在しない場合に限ります 請求書スケジュールが存在する場合は 請求書スケジュールのステータスが請求済 取消済 ま たは未処理である必要があります 請求ステータスを変更するには 以下を実行します 1. 受注サブビューで 必要な受注を選択します 2. 詳細セクションの明細タブを選択すると このタブに 指定した受注に含まれてい るさまざまな明細が一覧で表示されています 3. ステータスを変更する受注明細を選択します 4. ステータス変更メニューから 請求終了を選択します 受注明細の請求ステータスをマニュアルで変更できる場合は ステータス変更ボタンが有効に なっています 変更できない場合は グレー表示されています 請求ステータスが終了に設定されます これは この受注明細に対して請求書の登録がこれ以 上予定されていないことを示します 後でこの受注明細に対してプロジェクト請求依頼をさらに登録する場合は 受注明細を選択し ステータス変更メニューから請求終了の取消を選択して ステータスを処理中に戻すことができます 個別受注明細のフルフィルメントステータスの変更 受注ビューで 受注内の個別の明細に対するフルフィルメントステータスをマニュアルで変更することができます 受注明細のフルフィルメントステータスは リンクされているプロジェクトタスク ( この受注明細による請求が予定されているタスク ) に対してそれ以上実行される作業がない場合に終了に設定することができます ( 別の受注明細により請求される作業がある場合もあります ) フルフィルメントステータスを変更するには 以下を実行します 1. 受注サブビューで 必要な受注を選択します 2. 詳細セクションの明細タブを選択すると このタブに 指定した受注に含まれているさまざまな明細が一覧で表示されています 3. ステータスを変更する受注明細を選択します 4. ステータス変更メニューから フルフィルメント終了を選択します フルフィルメントステータスが終了に設定されます この受注明細にリンクされているプロジェクトタスク ( この受注明細により請求される タスク ) に対する追加作業の実施を後で決定した場合は ステータス変更メニューから調達終了の取消を選択して ステータスを処理中に戻すことができます ただし リンクされているプロジェクトタスクが完了になっている間は フルフィルメント終了を取り消すことはできません 必要な場合は プロジェクトタスクの完了を取り消します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

209 4.9 定期請求書テンプレートビュー 定期請求書テンプレートのクイックガイド 顧客請求ワークセンタの定期請求書テンプレートビューでは 定期請求書を登録し 定期請求書にアクセスすることができます また これらの定期請求書テンプレートのステータスを確認し どの請求依頼と請求書が現在までに登録されたかを確認することができます 分析ビュー機能を使用して 定期請求書テンプレートワークリストのデータをチャートとして表示することもできます この機能は ワークリストのすべてのデータの簡単な概要を把握する上で役立ちます 会社が購入 販売 および管理導入フォーカスを選択したため ソリューションと以下で説明されている標準には若干の差異があります 詳細については 購入 販売 および管理で異なる機能を参照してくだ さい システムが配置されていない場合は スコーピング関連のフィルタが存在しないため すべての情報が表示されます ビジネスバックグラウンド 顧客請求書処理 請求書は 製品の納入またはサービスの提供に対し マニュアルまたは請求書実行の一部で登録され 顧客への請求に使用されます 請求書は 受注 サービスオーダー サービス確認などの前伝票から生成されます また 顧客請求外の前業務トランザクション伝票を参照せず マニュアル請求書 クレジットメモ 前受金請求などのマニュアル請求伝票を登録することもできます 詳細については 顧客請求書の処理 [ ページ 138] を参照してください タスク定期請求書テンプレートの登録 1. 定期請求書テンプレートを登録するには 以下の方法があります 定期請求書テンプレートビューで 新規登録をクリックし 定期請求書テンプレートを選択します 主要タスクで 新規定期請求書テンプレートをクリックします 2. アカウントおよび製品関連データを入力します アカウントの名称項目に アカウント名を入力します アドレス 通貨 支払条件 およびアカウントの従業員責任者は 自動的に表示されます 必要に応じて これらの項目を変更することができます 必要に応じて 選択ダイアログを開くアイコンをクリックしてアカウントを検索します 一般のテキスト項目に 定期請求書のテキストを入力します 明細に 1 つ以上の製品 ID を入力します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 209

210 製品データ ( テキストとリスト価格 ) は自動的に取得されます 必要に応じて こ れらの項目をどちらも変更することができます 必要に応じ 数量と割引を入力します 正味価格と総正味額が適宜調整されます 製品 ID のない明細を含む定期請求書を更新することもできます この場合 以下の項目を更新する必要があります テキスト ( 月次リースレートなど ) リスト価格 ( 月次リースレートの金額 ) 税コード G/L 勘定 3. 繰返詳細を入力します 繰返で繰返パターンまたは個別日付を選択し 繰返タイプを指定します 選択内容に応じて 追加項目が動的に表示されます 繰返パターンを選択する場合 繰返パターンでパターンの詳細 ( 開始日付と終了日 付 繰返 月の日付など ) を入力します 個別日付を選択する場合 個別日付で定期請求書の特定の日付を入力します 4. 定期請求書テンプレートを保存します a. 保存をクリックして 定期請求書を保存します 定期請求書のステータスが準備中に設定されます b. リリースをクリックします 定期請求書のステータスがリリース済に設定され 終了日付またはユーザが定義した最大回数に達するまで 請求書依頼が登録されます c. 閉じるをクリックして 定期請求書テンプレートビューに戻ります 新規定期請求書がシステムに保存され 定期請求書テンプレートビューの一覧に追加されます この一覧から定期請求書を開くには 適切な定期請求書テンプレート ID リンクをクリックします これにより 定期請求書テンプレート概要が開かれます ここでは すでに請求済の依頼および予測である依頼が表示されます 定期請求書依頼が請求書依頼ビューに表示されます ここで一覧にされる請求書依頼の数は システムで定義された期間によって制限されます 一覧の最後の依頼に対する請求が行われると 他の依頼が自動的に表示されます 1 年よりも先の請求書依頼は登録されません 請求書依頼ビューで定期請求書テンプレート ID を基本検索に入力することで 特定の請求書に関連する依頼を検索することができます 定期請求書テンプレートワークリストのグラフィック分析の表示 1. ワークリストで グループ別ドロップダウンリストから データをグループ化する基準を選択します 2. 分析ビューセクションにワークリストのデータすべてのデータが表示されるようにするには フィルタアイコンの横にあるチャートアイコンをクリックします 3. 分析ビューセクションで データが表示されるグラフタイプを選択します 4. チャートのデータセクションをダブルクリックして 元のワークリストをフィルタリングします SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

211 分析ビューセクションのチャート全体に戻るをクリックするか またはワーク リストのフィルタ内容を削除して フィルタを消去することができます 新規ビジネスワークセンタの案件一覧ビューにある案件ワークリストなどの一部のワークリストでは さまざまな基準 ( 予測値など ) を使用して グループ化されたデータを 集約することができます その後 さまざまな分析方法 ( たとえば 回数 合計 平均 最大 最小 ) を選択してデータをソートしたり ワークリストのデータを提示するため のさまざまなグラフタイプを選択したりすることができます タスク 通知 アラートの登録 このタスクの詳細については ここを参照してください Microsoft Excel への定期請求書テンプレートのエクスポート このタスクの詳細については ここ [ ページ 80] を参照してください 主要タスクの実行 マニュアル請求書の登録 1. 主要タスクで 新規マニュアル請求書を選択すると 新規マニュアル請求書依頼が開きます 2. アカウントの詳細を入力します アカウント項目に アカウント番号を入力します 関連するマスタデータがアカウント 主要取引先担当者 従業員責任者 および支払条件に自動的に表示されます これを参照するには すべて表示をクリックする必要があります 必要に応じて 選択ダイアログを開くアイコンをクリックしてアカウントを検索します 請求書が新規アカウントに関連する場合は 新規登録をクリックしてアカ ウント番号を生成し 関連データを入力します 現在の日付が自動的に入力されます 会計期間がオープンしており 他の制限が満たされている場合は この日付を変更することができます 請求書を保存すると 新しい日付が請求書に表示され 財務会計で使用されま す 請求書日付は納税期日で取得されます 異なる期間の税を申告する場 合は 請求書日付とは異なる日付を差異納税期日に入力することができま す 納税期日の詳細については 納税期日を参照してください 口座振替などのアカウントの支払の詳細が利用可能な場合は 対応する支 払の詳細が表示され それらを必要に応じて変更することができます 口 座振替の詳細については SEPA 口座振替による入金を参照してください 3. 製品の詳細を入力します 明細で 請求書に関連付けられた製品の詳細を入力します 1. 行追加をクリックして テーブルに新しい行を登録します 2. 製品 ID を入力します 関連する製品テキストおよびカテゴリが表示されます 3. 製品の必要な数量を入力します 予測値が計算されて表示されます 上記のステップを繰り返して その他の製品の情報を追加します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 211

212 税は常に正味価格に基づいて計算されます 正味価格には 運賃も含まれま す 税の計算時に除外されるよう 非課税運賃はサービス明細として前伝票 に入力する必要があります 請求書の非課税運賃に関する詳細については 顧客請求書処理 [ ページ 138] で請求書における課税対象運賃および非課税運賃の処理を参照してください 4. 新規マニュアル請求書依頼の上部で リリース 保存または請求書として保存をク リックできます 請求書を財務会計および顧客にリリースする場合 リリースをクリックします マニュアル請求書は保存され 財務会計にリリースされ 請求書伝票ビューの一覧 にステータスリリース済で追加されます この一覧から請求書を開くには 適切な 請求書 ID リンクをクリックします 定義されたしきい値があり 請求書がそのしきい値を超えている場合 ビジネスコンフィグレーションに応じて 承認プロセスが開始されます この場 合 請求書がリリースされると 請求書伝票は請求書伝票ビューに保存さ れ ステータスは承認中となります 承認プロセスが完了すると 請求書が 自動的にリリースされます 伝票をリリースして顧客に送信する前に PDF としてプレビューする場合は 保存 をクリックします マニュアル請求書には公式の伝票番号が付けられ 請求書依頼ビューにステータス請求予定で保存されます マニュアル請求書をドラフトとして保存する場合は 請求書として保存をクリックします 顧客請求書伝票には伝票番号が付けられ 請求書伝票ビューにステータス未リリースで保存されます マニュアルクレジットメモの登録 ( 参照ありまたは参照なし ) 1. マニュアルクレジットメモを登録するには 以下の方法があります 主要タスクで 新規マニュアルクレジットメモを選択します 請求書伝票ビューで 既存のクレジットメモをテンプレートとしてコピーすることができます 元のクレジットメモから値および内容が自動的に取得され 新規マニュアルクレジットメモ依頼が開きます すべての項目の入力された値を変更することができます 既存の請求書に基づいてマニュアルクレジットメモを登録します 請求書伝票ビューで クレジットメモを登録する対象の請求書を選択し フォローアップをクリックしてマニュアルクレジットメモを選択します 新規マニュアルクレジットメモ依頼画面のすべての内容が自動的に入力されます 2. これで 必要に応じてデータを入力または変更することができます 1. すべて表示をクリックして 前受金請求についてさらに詳細な情報を表示します 2. 一般画面で アカウントを入力します 会社の住所と アカウントの通貨 支払条件 および従業員責任者が表示されます 必要に応じて これらの項目を変更することができます 3. クレジットメモの理由を内部コメントに入力します または この情報をクレジットメモに印刷する場合は 顧客情報セクションに入力します 4. 必要に応じて マニュアルクレジットメモに添付文書を追加します これらは 後で印刷して マニュアルクレジットメモフォームとともに送付することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

213 5. 明細画面で 製品 ID を 1 つ以上入力するか クレジットメモに関連しない明細を選択して削除をクリックします 入力した製品のデータ ( 内容説明 リスト価格 通貨など ) が取得されます この情報は必要に応じて上書きすることができ 割引を追加することもできます 6. システムで提案された税コードが必要なものかどうかを確認します 7. 関係者画面で 請求先や出荷先などの組織割当を確認します 3. リリース 保存 またはクレジットメモとして保存をクリックすることができます マニュアルクレジットメモをリリースして顧客および債権管理にただちに送信する場合は リリースをクリックします マニュアルクレジットメモは保存され 顧客および債権管理に送信されます 請求書伝票ビューには ステータスリリース済で表示されます 定義されたしきい値があり クレジットメモがそのしきい値を超えている場合 ビジネスコンフィグレーションに応じて 承認プロセスが開始されます 承認プロセスが完了すると クレジットメモが自動的にリリースされます 伝票をリリースして顧客に送信する前に PDF としてプレビューする場合は 保存 をクリックします マニュアルクレジットメモには公式の伝票番号が付けられ 請 求書依頼ビューにステータス請求予定で保存されます クレジットメモをドラフトとして保存する場合は クレジットメモとして保存をクリックします マニュアルクレジットメモには一時的な伝票番号が付けられ 請求書伝票ビューにステータス未リリースで保存されます 前受金請求の登録 1. 主要タスクで 新規前受金請求を選択します 2. すべて表示をクリックして 前受金請求についてさらに詳細な情報を表示します 3. アカウントを入力します 一般データ 税の詳細 および支払条件が入力されます 前受金に対して入力することができる税率は 1 つのみです 複数の税率が必要な場合は 税率ごとに前受金請求を登録します 4. 一般タブで 請求先や出荷先などの組織割当に関する情報を確認します 5. 顧客から支払われる前受金に使用される統制勘定を指定できます そのためには 会計管理の統制勘定項目でその統制勘定を選択します 6. 内部コメントまたは顧客情報を入力します 顧客情報セクションに入力した情報は 顧客への前受金請求フォームに表示されます 7. 前受金請求に添付文書を追加します これらは 印刷して 前受金請求フォームとともに送付することができます 8. 契約タブで 受注またはサービスオーダー ID をテキスト項目に入力し 受注またはサービスオーダー ID を前受金請求に割り当てます たとえば 受注 の 10% の前受金と入力できます この情報により 前受金請求の基準となる取引が顧客に対して明確化されます また この情報を使用し 後で請求書伝票ビューにおいて前受金請求を検索することもできます 9. 金額を入力し この金額が正味額か総額かを指定します 10. システムで提案された税コードが必要なものかどうかを確認します 必要に応じて 変更することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 213

214 11. 前受金請求をリリースします 前受金請求フォームが自動的に印刷されます 前受金が関連する受注またはサービスオ ーダーの注文確認を印刷します それらを両方とも顧客に送付します 請求書実行の登録 1. 請求書実行を登録するには 以下の方法があります 請求書実行ビューで 新規登録をクリックし 請求書実行を選択します 主要タスクで 新規請求書実行をクリックします 2. 一般データで 請求書実行を識別するために使用する一般データを入力します 1. 実行 ID 項目に実行 ID を入力します 2. 実行内容説明項目に 実行の内容説明を入力します 3. 分割基準で 請求書伝票の分割方法を選択することができます 4. 請求書プロパティで 請求書伝票の処理方法を定義することができます 1. 請求書日付オフセットを入力して 請求書伝票の日付を計算します 2. 自動リリースチェックボックスを選択して 請求書伝票を財務会計に自動的にリリ ースします 5. 選択基準で 日付オフセットを設定し 検索パターンを使用してアカウント 販売者 および前伝票のフィルタを設定することができます 6. 新規請求書実行の上部で 保存をクリックします 7. 請求書実行を有効化するには アクションをクリックし 有効に設定を選択します 実行詳細で 登録された請求書および請求書実行で生成された例外を表示することができます クレジットカード承認実行の登録 1. クレジットカード承認実行を登録するには 以下の方法があります クレジットカード承認実行ビューで新規登録をクリックし クレジットカード 承認実行を選択します 主要タスクで 新規クレジットカード承認実行を選択します 2. 一般データで クレジットカード承認実行の識別に使用する一般情報を入力します 実行 ID 項目に実行 ID を入力します 実行定義項目に実行定義を入力します 3. 元伝票項目に 実行に含める伝票タイプ ( 受注やサービスオーダーなど ) を入力します 4. クレジットカード承認実行に含めるビジネスパートナのビジネスパートナ選択パラメータを入力します 5. 保存をクリックします 6. アクションをクリックし 有効に設定を選択して 新規クレジットカード承認実行を有効化します 新規クレジットカード承認実行が保存され 有効化され クレジットカード承認実行ビューの一覧に追加されます 一覧からクレジットカード承認実行を開くには 適切なクレジットカード承認実行 ID リンクをクリックします SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

215 4.10 レポートビュー 顧客請求の未処理伝票 概要 このレポートには ステータスが未リリースか一部リリース済の顧客請求書 クレジットメモ および訂正請求書の 金額と数量が表示されます 機能レポートの実行 レポートを実行する前に 特定の変数を選択することで 照会するデータを指定することができます 必須変数すべてについて値を指定する必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます レポートの分析このレポートのデータを分析するには : フィルタを使用して コンテンツペインでのデータの表示を操作します このレポートでは 以下のキー数値を追加することができます 訂正請求書数量 請求正味額クレジットメモ数量請求書数量訂正請求書の総額クレジットメモの総額請求書の総額訂正請求書の正味額クレジットメモの正味額請求書の正味額税 以下のキー数値は 以下のように計算されます 請求正味額 = 請求書の正味額 + クレジットメモの正味額 + 訂正請求書の正味額 総額 = 正味額 + 税取消請求書はマイナス値でカウントされます このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます アカウント 請求書 ID 販売組織 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 215

216 販売単位 販売者 参照 レポートビュー Customer Relationship Management のレポートの概要 請求書金額 概要 このレポートには ステータスがリリース済かリリース中止の請求書 クレジットメモ および訂正請求書の金額と数量が表示されます このレポートは モバイルレポートとして利用することもできます 詳細については モバイルレポートの使用に関する文書を参照してください 機能 レポートの実行 レポートを実行する前に 変数の値選択を行うことで 表示するデータを指定することができます すべての必須変数について値選択を行う必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます レポートの分析 このレポートのデータを分析するには 以下の手順に従います フィルタを使用して コンテンツペインでのデータの表示を操作します コンテンツペインに表示されている初期フィルタにキー数値を追加することができます このレポートでは 以下のキー数値を追加することができます 訂正請求書数量 請求正味額クレジットメモ数量請求書数量訂正請求書の総額クレジットメモの総額請求書の総額訂正請求書の正味額クレジットメモの正味額請求書の正味額税 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

217 以下のキー数値は 以下のように計算されます 請求正味額 = 請求書の正味額 + クレジットメモの正味額 + 訂正請求書の正味額 総額 = 正味額 + 税 別の顧客請求書を参照しないマニュアルクレジットメモ : 数量はマイナスで抽出されます たとえば 数量 = 数量 *(-1) です 別の顧客請求書を参照するマニュアル請求書 / マニュアルクレジットメモ : 数量 = 0 が抽出されます 訂正請求書 : 取り消された明細の場合は数量はマイナスで抽出され それ以外の場合はプラスです それ自体が別の顧客請求書を参照する請求書またはクレジットメモの取消 : 数量 = 0 が抽出されます 別の顧客請求書を参照しない請求書の取消 : 数量はマイナスで抽出されます 取消請求書はマイナス値でカウントされます このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます アカウント 請求先 請求書 請求単位 プロジェクト プロジェクトタスク 受注 販売組織 販売単位 販売者 参照 レポートビュー Customer Relationship Management のレポートの概要 顧客プロジェクトの概要 概要 数量 正味額など 受注および請求書からの顧客プロジェクト関連のキー数値が提供されます 前提条件 このレポートは 顧客プロジェクトに関してのみ使用することができます 以下の条件を 1 つ以上満たす必要があります 勤怠および経費がプロジェクトに記録されていること SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 顧客請求 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 217

218 プロジェクトに関連した請求書依頼または請求書が登録されていること ビュー このレポートでは 以下のビューを使用することができます 受注およびプロジェクト請求書からの正味額 受注およびプロジェクト請求書からの数量 機能レポートの実行 レポートを実行する前に 変数の値選択を行うことで 照会するデータを指定することができます すべての必須変数について値選択を行う必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます レポートの分析 このレポートには 発注済数量または請求数量および正味額の分析がプロジェクトごとに表示されます 以下の追加情報を使用することができます 正味額 - 受注済プロジェクトまたはプロジェクトタスクに割り当てられているすべての受注の正味額が表示されます 正味額 - 請求済請求正味額が表示されます 数量 - 受注済プロジェクトまたはプロジェクトタスクに割り当てられているすべての受注の数量が表示されます 数量 - 請求済サービスおよび品目の請求数量が表示されます 数量 - 償却済償却されたサービスまたは品目の数量が表示されます 数量 - 未請求確認されたが 請求または償却されていないサービスまたは品目の数量が表示されます このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます プロジェクト概要 プロジェクト構造別プロジェクト原価および収益 プロジェクト原価 - 明細 プロジェクト構造別のプロジェクト収益性 プロジェクト構造ごとのプロジェクトパフォーマンス SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月顧客請求

219 5 新規ビジネス 5.1 ビジネスバックグラウンド Customer Relationship Management での価格設定 概要 価格設定は価格リストや割引一覧といった価格マスタデータに基づいて行われます 価格マスタデータは 販売プロセスおよびサービスプロセスのすべての業務伝票内で価格設定を自動的に計算するために使用されます 特定の場所で特定の日に受け取りが行われる特定の製品やサービスに顧客が支払わなければならない総額を決定するには 事前定義された価格決定表を使用します 価格決定表は リスト価格 割引 追加料金 運賃 税 原価といった価格要素から構成されています 合計値の計算には これらの価格要素の整合性が不可欠です 価格要素 SAP Business ByDesign には 事前定義された一連の価格要素が含まれており それらのほとんどはビジネスコンフィグレーションによって有効化することができます 価格要素には 次のようなものがあります システムで自動的に決定され 編集できないもの 税など システムで自動的に決定され ユーザが上書きできるもの リスト価格 自動的に決定される製品割引など ユーザがマニュアル入力するもの 返品再入庫手数料 マニュアル入力される製品割引など マニュアル動作は 価格設定のビジネスコンフィグレーションのマニュアルフラグの影響を受けます マニュアルフラグが設定されている場合 価格要素はシステムで自動的に特定されず ユーザがマニュアル追加する必要があります 以下のセクションでは コンフィグレーションに応じて表示される一連の価格要素を示します リスト価格 この価格要素は 割引や追加料金などの数多くの価格要素の基礎になるため 必然的に価格決定表の最初のステップとなります 正味リスト価格を決定するために 販売伝票またはサービス伝票から渡されたパラメータに適合するすべての価格リストがチェックされます これらのパラメータは 顧客 顧客グループ 流通チェーン および日付です 価格リストには 顧客別価格リスト 流通チェーン別価格リスト および基準価格リストがあります 価格リストは価格マスタデータとして更新される有効期間が設定されたリストであり リリースして有効化する必要があります 顧客には特別価格がある場合があるため 最初に顧客別価格リストがチェックされます 顧客別価格が見つからない場合は 流通チェーン別価格リストがチェックされます 最後に 流通チェーン別価格がない場合は 基準価格リストがチェックされます 少なくとも基準価格リストで 販売するすべての製品またはサービスの価格が見つかるようにする必要があります 価格は販売伝票またはサービス伝票でマニュアルで改訂できるため 正味価格を柔軟に調整することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 219

220 価格リストおよび割引一覧について承認手順を有効化することができます これは ビジネスコンフィグレー ションのスコーピングで行います ( 一般ビジネスデータ製品およびサービス価格設定 ) この設定が有効である場合 従業員が価格リストまたは割引一覧をリリースしようとすると ラインマネージャは自動的 に承認タスクを受け取ります ラインマネージャ ( または代理人 ) が価格リストまたは割引一覧を承認するま で 価格リストまたは割引一覧はリリースされず いかなる販売業務伝票およびサービスプロセスでも使用さ れません 価格リストおよび割引一覧を承認する権限がマネージャに与えられている場合 マネージャは価格 マスタデータビューで価格リストまたは割引一覧を直接リリースすることができます マネージャ自身が価格 をリリースする場合は ビジネスタスクを登録しなくてもこの自動承認が行われます ビジネスタスク管理のより一般的な情報については ビジネスタスク管理を参照してください 製品割引 (%) 割引を決定するために 販売伝票またはサービス伝票から渡されたパラメータに適合するすべての割引一覧がチェックされます これらのパラメータは 顧客 流通チェーン 顧客グループ 製品 および日付です 見つかったすべての割引が価格計算で考慮されます 割引一覧は 顧客別割引製品 一般顧客割引 全体顧客グループ割引 および顧客別割引製品カテゴリの割引一覧です 顧客には特定の製品の特別割引がある場合があるため 顧客製品割引を含む割引一覧がチェックされます 割引は常時販売伝票またはサービス伝票でマニュアルで改訂できるため 割引を柔軟に調整することができます 価格リストおよび割引一覧について承認手順を有効化することができます これは ビジネスコンフィグレー ションのスコーピングで行います ( 一般ビジネスデータ製品およびサービス価格設定 ) この設定が有効である場合 従業員が価格リストまたは割引一覧をリリースしようとすると ラインマネージャは自動的に承認タスクを受け取ります ラインマネージャ ( または代理人 ) が価格リストまたは割引一覧を承認するまで 価格リストまたは割引一覧はリリースされず いかなる販売業務伝票およびサービスプロセスでも使用さ れません 価格リストおよび割引一覧を承認する権限がマネージャに与えられている場合 マネージャは価格 マスタデータビューで価格リストまたは割引一覧を直接リリースすることができます マネージャ自身が価格 をリリースする場合は ビジネスタスクを登録しなくてもこの自動承認が行われます ビジネスタスク管理のより一般的な情報については ビジネスタスク管理を参照してください 勤務条件 (%) この価格要素はサービスシナリオで重要になります サービス実施担当者が夜間 週末 または祝日に勤務する場合 顧客に追加料金を請求できます 追加料金 追加料金には 2 つの異なる価格要素を使用することができます 追加料金は 必要に応じてパーセントまたは固定金額として定義することができます すべての追加料金は並行して使用することができます 保証 / 特別保証 これらの価格要素はサービスシナリオ内で重要になります たとえば サービス伝票では サービスまたはスペアパーツが保証の対象となる場合があります 保証または特別保証の割引は サービス伝票の保証範囲項目に基づいて計算されます 品質低下に関する費用 この価格要素は返品シナリオで使用されます この要素は ビジネスコンフィグレーションに返品ビジネストピックが含まれている場合にのみ表示されます 顧客が損傷または開封した商品を返却した場合 控除を明細レベルでマニュアル定義することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

221 返品再入庫手数料 この価格要素は返品シナリオで使用されます この要素は ビジネスコンフィグレーションに返品ビジネストピック が含まれている場合にのみ表示されます 顧客が商品を返却した場合 返品伝票ごとに返品再入庫手数料をマニュアル定義することができます 移行価格 移行価格は レガシシステムから SAP Business ByDesign に移行された未処理の販売伝票およびサービス伝票で必 要になります 価格が両方のシステムで同一であるようにするため この価格の追加計算は行われません 全明細正味額 これは すべての明細正味額を加算することによって計算されます この値を編集することはできません 運賃この価格要素は 自動決定またはマニュアル入力された運賃金額が対象となっています ビジネスコンフィグレーションの設定によって 固定運賃金額を決定するか または販売する商品の正味重量に応じた運賃にすることができます 原価および利益マージン 原価は 利益マージンがビジネスコンフィグレーションに含まれている場合にのみ表示されます 原価は 基本的に財務会計から導出されます 原価によって 利益マージンの計算が可能になります 全体割引 (%) 全体割引 (%) は 合計明細正味額に追加適用される一般割引です これはマニュアルでのみ適用することができます 総正味額 これは 税を考慮しないで すべての明細正味額と運賃を加算することによって計算されます この値を編集することはできません 指定合計割引 これは 関連するすべての製品割引を加算することによって計算されます この値をユーザが直接編集することはできません 明細レベルで製品割引を編集することによって これに影響を及ぼすことができます 丸め差異 これは 丸めによって失われた または得られた値です この値は 1 セントや 2 セントなどの小さい単位の硬貨がない通貨 ( スイスフランやオーストラリアドルなど ) に対してのみ使用されます これらの通貨については 0 セントや 5 セントなど 使用できる最も近い値に価格を丸める必要があります 税 この価格要素は 課税に関するすべての要件に対応します すべての税は法的要件に従って計算され この計算の結果はこの価格要素に格納されます 合計 これは 総正味額と税を加算することによって計算されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 221

222 価格計算 価格設定は SAP Business ByDesign で一元的に実装され 関連するすべてのビジネスプロセスにリンクされます 手順は事前定義されており 手順を変更することも 新しい手順を登録することもできません 価格決定表によって 販売見積 受注 サービスオーダーなどの関連する業務伝票に対して自動的に計算される価格要素が制御されます これには 製品価格 割引 追加料金 税など 最も一般的に使用される価格要素が含まれています これらのさまざまな種類の価格要素を組み合わせて価格計算プロセスを制御することができます 価格決定表には 価格設定中にこれらの価格要素が考慮される順序も含まれています 総額 正味価格 および税が計算されます また 以下も決定されます 価格設定中に考慮される小計 価格設定をマニュアル処理することができる範囲 パーセント割引および追加料金の計算に使用される方法 特定の価格要素が考慮される前に その価格要素が満たす必要のある要件 たとえば サービス明細について運賃は考慮されないなど 通貨換算および数量換算 価格計算中に 価格マスタデータの通貨が伝票通貨と異なる場合は マスタデータとして更新されている換算レートに応じて通貨換算が行われます 伝票通貨は アカウントマスタ販売データからデフォルト設定されます また 価格計算中に 伝票で要求される数量単位が価格リストに更新されている価格単位と異なる場合は 数量換算も行われます 前提条件は 数量換算が製品マスタデータまたはサービスマスタデータで更新されていることです たとえば 製品マスタデータで数量換算 "1 パレット = 20 個 " が更新され 価格リストで価格単位 "$50/1 個 " が指定され 受注で 5 パレットが依頼されます この場合 5 パレットは 100 単位に換算され 価格は $5000 で計算されます スケール さまざまな数量に応じた価格のスケールを定義することができます 使用するスケールによって 金額の計算方法が決まります たとえば スケールを使用し 1 台のボイラーは $500 であっても 10 台以上のボイラーを購入する場合に価格を 1 台あたり $450 に引き下げるように定義することができます 受注額などに応じた運賃のスケールを定義することもできます 製品割引のスケールも定義することができます また スケールの更新中にユーザが追加するすべての追加行についてスケールの値が提示される追加の機能もあります 以下の例では 提示されたスケール値を計算するロジックについて説明します 価格または割引スケールの更新中に提示されるスケール値を決定するためのロジック スケール値割合 割合の計算 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

223 スケール値割合割合の計算 % 1 1 / 1 0 = *1.1 = % 1 1 / 1 0 = *1.1 = % / 1 1 = *1.1 = % / = *1.1 = SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 223

224 スケール値割合 割合の計算 % / = % / = *1.1 = *1.1 = 参照 価格方針設定 [ ページ 331] 顧客契約に対する価格契約 [ ページ 322] 総額設定 [ ページ 322] SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

225 5.1.2 利益マージン 概要 販売見積 受注 およびサービスオーダーでは 利益マージンを計算することができます 各製品およびサービス そして合計伝票の利益マージンは 価格設定タブ ( サービスオーダーの場合は価格設定および請求タブ ) に表示 することができます 従業員は この情報を使用して 価格および割引の調整に関する決定を行うことができます 利益マージンおよび収益性に関する情報は 管理決定にも非常に有用な場合があります 販売見積を承認するとき に 担当マネージャは販売見積を承認するためのしきい値として利益マージンを使用することができます 前提条件 販売伝票およびサービス伝票での利益マージンの計算および表示は ビジネスコンフィグレーションワークセ ンタのスコーピング質問一般ビジネスデータ製品およびサービス価格設定で有効化すること ができます また ビジネスコンフィグレーションワークセンタの微調整の価格方針設定アクティビティで 関連するすべ ての伝票の利益マージンおよび原価の表示を定義することができます 販売見積の場合 : 微調整アクティビティ販売見積の承認で 利益マージンのしきい値を更新することができま す 受注の場合 : アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタで 利益マージンのしきい値を更新することができ ます 原価および収益ワークセンタで 顧客 顧客グループ 国 製品などのさまざまな基準に基づいて 利益マージンデータを分析 監視 および評価することができます これは ビジネスコンフィグレーションワークセ ンタのスコーピングの財務会計 / 管理会計管理会計販売および利益分析のレポートおよび分析で有効化することができます 計算 販売伝票の総利益マージンは システムで次のように計算されます 製品またはサービスごとの正味価格に基づく総正味額と 製品またはサービスごとの製品評価に基づく総原価との差額です 販売見積と受注の一方または両方の承認プロセスがシステムで設定されている場合 担当マネージャは しき い値に近い利益マージンに基づいて 顧客への連絡の前に販売見積と受注の一方または両方を承認するタスクを受け取ることができます この情報に基づいて マネージャは以下のステップのいずれかを実行することができます 販売見積 / 受注を承認する 手直しのため 販売見積 / 受注を従業員責任者に戻す 例 Kate Jacob は顧客から 5 台の貯湯槽と 1 台のヒーターを依頼する連絡を受け 新規ビジネスワークセンタに販売見積を入力しました 販売見積に製品を入力すると アイテムごとに製品販売価格および製品評価が表示されます Kate は必要に応じて 販売価格を調整したり 割引を提供したりすることができます 利益マージンは販売見積のアイテムごとの正味価格 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 225

226 から製品評価を差し引くことで自動的に計算され 価格設定タブに表示されます Kate は顧客の 5 台の貯湯槽に対して 5% の製品割引をすることにしました Kate のマネージャである Bob Menson は販売見積を顧客に発行する前にチェックを行います Bob はマイエリアの管理ワークセンタを選択して承認タスクを開き 利益マージンを含むリンクした販売見積のデータをチェックします これで販売見積はマネージャに承認され 顧客に送信されます 5.2 リードビュー リードのクイックガイド ( 新規ビジネス ) 新規ビジネスワークセンタのリードビューによって 営業員はリードを効率的に管理することができ 顧客および見 込顧客との関係を更新し 販売を終了することができます リードがマーケティングによって登録された場合は これらのリードが選定されて引き継がれた後に リードを表示 することができます その際に これらのリードを受け入れるか拒否することができます リードを受け入れた後 に 案件または別のフォローアップ伝票 ( 販売見積 契約の見積 サービス見積 または受注など ) を登録することができます また リードの成功を一定の時間枠で追跡および分析することもできます さらに 分析ビュー機能を使用して ワークリストのデータをチャートとして表示することもできます この機能は ワークリストのすべてのデータの簡易概要を取得する上で役立ちます マーケティング部門がリードを登録しない場合は 新規ビジネスワークセンタのこのビューを使用してリードを登録 管理 および選定することができます 電話やキャンペーンレスポンスなどに基づいて リードを登録することができます 事前定義済 Microsoft Excel テンプレートを使用してリードを登録し それらを SAP Business ByDesign システムにアップロードすることもできます さらに リードのソースを指定して 特定の関心に応じてそれらを分類し 低 中 または高として選定することができます その後 それらを表示して 特定の時間枠でそれらの成功を追跡および分析することができます マーケティングからの引渡ありのリード処理ビジネスオプションがソリューションに対して選択されている場合 マーケティング部門の従業員がリードをマーケティングワークセンタのリードビューで登録し その後それを販売に引き渡します 販売部門の従業員は 新規ビジネスワークセンタのリードビューでリードの追加処理を行います この場合 新規ビジネスワークセンタでリードを登録することはできません マーケティングからの引渡なしのリード処理ビジネスオプションがソリューションに対して選択されている場 合 販売部門の従業員がリードを新規ビジネスワークセンタのリードビューで登録します この場合 リード ビューはマーケティングワークセンタに表示されません ビジネスバックグラウンド リード処理 リード処理は 特定の製品またはサービスに対するビジネスパートナの潜在的な関心を記述 保存 更新 管理 および選定するために使用されます また これを使用して 製品またはサービスに対するビジネスパートナの関心に基づき ビジネスパートナとのすべてのインタラクションを長期間に渡って処理および記録します リード伝票の登録は リードを案件に変換することを目的とする " マーケティングから案件 " シナリオ内の開始ポイントとなる場合があります 詳細については リード処理 [ ページ 230] を参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

227 ターゲットグループとキャンペーン管理 ターゲットグループおよびキャンペーン管理では 新規ビジネスを生み出すため または関係を強化するために 会 社内の販売およびマーケティングのプロフェッショナルに対して 特定の見込顧客または顧客グループを目標とする効果的な方法を提供しています 詳細については ターゲットグループとキャンペーン管理 [ ページ 232] を参照してください 案件処理案件処理では 特定の顧客に商品やサービスを販売する可能性を判断し 実現に至るまで処理することができます 案件には アカウントと関連するすべての通信 製品と価格 案件で作業している販売チームと販売パートナのメンバー この案件に対する競合他社など 受注に役立つすべての関連情報を保存できます さらに 優先度を設定し ソース ( 例 : 展示会 ) を指定することで 案件を分類することもできます 詳細については 案件処理 [ ページ 246] を参照してください 活動管理 日次処理の一部として タスク アポイントメント 電話 レター FAX または電子メールなど 1 日を通じてさま ざまな活動に従事する必要があります 生産性および効率性を確保するため 活動管理では Customer Relationship Management に関連するすべての活動を最適化することができ 日次タスクや活動を調整するために貴重な営業時間を費やす必要がなくなります 詳細については 活動管理 [ ページ 44] を参照してください ビジネスシナリオ : マーケティングから案件 マーケティングから案件ビジネスシナリオでは 顧客および見込顧客の新規ビジネスの生成を目的とし マーケティングおよびプリセールス活動を管理できます キャンペーンの実行 応答の記録 リードの生成 案件の管理 および関連する営業活動の開始と追跡が可能です また このビジネスシナリオはキャンペーンなしでも使用できます つまり マーケティング部門が関与することなく キャンペーンを使用せずにリードおよび案件を登録できます Microsoft Outlook の統合に関する拡張機能もあります この機能を使用して 電子メールを Outlook で特定のキャンペーンに直接割り当て この情報を SAP Business ByDesign システムと同期することができます また パイプラインシミュレーション機能では 案件の対話型のグラフィック一覧とテーブル一覧の組合せが提供されます What-If 分析では 変更がパイプラインにどのように影響するのかをシミュレートします 詳細については マーケティングから案件を参照してください タスク リードの登録 1. 新規登録をクリックし リードを選択します また タスクバーで主要タスクをクリックし 新規リードを選択することもできます 2. アカウントで リードに関連するアカウントの詳細を入力します 名称項目で アカウ ント名または ID を入力します 必要に応じて アカウントを検索するか または新規登録をクリックして新規アカウントを登録することができます 関連するマスタデータが自動的に表示されます アドレス詳細をクリックして アカウントのないリードのアドレス詳細を更新すること ができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 227

228 3. 内容説明などのリードの詳細を入力し 必要に応じて開始日付および終了日付を上書きします ノートに見込顧客の関心を入力できます 具体的には リード選定項目 カテゴリ項目 およびソース項目で適切なエントリを選択することで リードを選定および分類します 従業員責任者 マーケティングおよび従業員責任者 販売は システム設定に基づいて自動的に提案されます 4. 取引先担当者では リードに関連する取引先担当者を以下のように入力します リードに既存の取引先担当者を割り当てるには 行追加をクリックします 取引先担当者を入力または検索します 関連する取引先担当者情報が 自動的に表示されます 新規取引先担当者を登録する必要がある場合は 新規登録をクリックします 新規取引先担当者エディタで 取引先担当者詳細をすべて入力し 保存して閉じるをクリックします 新規取引先担当者がリードに自動的に割り当てられます 5. リードを保存します 新しいリードがシステムに保存され リードビューの一覧に追加されます この一覧からリードを開くには 関連するリードのリンクをクリックします 事前定義済の Microsoft Excel テンプレートにリードを入力し それを SAP Business ByDesign システムにアップロードすることで リードを登録することもできます 詳細については Microsoft Excel を使用したリードの登録 [ ページ 238] を参照してください Microsoft Excel を使用したリードの登録 事前定義済 Microsoft Excel テンプレートにリードを入力し それを SAP Business ByDesign システムにアップロードすることで リードを登録することができます このタスクの詳細については ここ [ ページ 238] を参照してください リードの編集 担当しているすべてのリードを表示し 処理することができます 新規ビジネスワークセンタで作業しており 同僚に割り当てられているリードを処理する必要がある場合は 管理者に権限を要求する必要があります 承認または却下されたリードの編集時には 特定の制約が適用されます 新規ビジネスワークセンタで営業員によって承認または却下されたリードは マーケティングワークセンタでマーケティング担当者が編集できなくなります ただし 必要に応じ 営業員が新規ビジネスワークセンタでこのようなリードを編集することはできます マーケティングワークセンタでマーケティング担当者によって却下されたリード は 編集できなくなります 1. リードビューで 変更するリードを選択し 編集をクリックします 2. 次に 以下を実行することができます リードの詳細を変更します 引継をクリックしてリードを販売に引き継ぎます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

229 受入をクリックしてリードを受け入れます 拒否をクリックしてリードを拒否します 3. 変更内容を保存します 伝票フローなどの詳細を表示するには すべて表示を選択します リードの受入または拒否 1. 表示で 未処理タスクを選択します 2. 一覧で 作業するリードを選択します 画面の下半分に 最も重要な詳細を表示することができます 詳細をすべて表示するには 編集をクリックします 3. 受入または拒否をクリックします 以下の画面でリードを受け入れることもできます 編集をクリックしてリードを編集するとき リードワークリストでリードを選択するとき さらに リードを受け入れてフォローアップ見積または案件を 1 つのステップで登録することができます これを行うには 受入をクリックし 次に案件 の受入およびフォローアップまたは販売見積の受入およびフォローアップをクリ ックします この機能は マイリードまたはすべてのリードを表示項目で選択す ると使用できますが 未処理タスクを選択しても使用できません ステータス理由設定ダイアログボックスが開きます 4. ステータス理由項目で リードの受入または拒否の理由を選択します 5. OK をクリックして変更を保存します 承認または却下されたリードの編集時には 特定の制約が適用されます 新規ビジネスワークセンタで営業員によって承認または却下されたリードは マーケティングワークセンタでマーケティング担当者が編集できなくなります ただし 必要に応じ 営業員が新規ビジネスワークセンタでこのようなリードを編集することはできます マーケティングワークセンタでマーケティング担当者によって却下されたリード は 編集できなくなります リードの削除 1. リードの一覧で 削除対象のリードを選択します 2. 削除をクリックします リードワークリストのグラフィック分析の表示 1. ワークリストで グループ別ドロップダウンリストから データをグループ化する基準を選択します 2. 分析ビューセクションにワークリストのデータすべてのデータが表示されるようにするには フィルタアイコンの横にあるチャートアイコンをクリックします 3. 分析ビューセクションで データが表示されるグラフタイプを選択します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 229

230 4. チャートのデータセクションをダブルクリックして 元のワークリストをフィルタリングします 分析ビューセクションのチャート全体に戻るをクリックするか またはワークリストのフィルタ内容を削除して フィルタを消去することができます 新規ビジネスワークセンタの案件一覧ビューにある案件ワークリストなどの一部のワークリストでは さまざまな基準 ( 予測値など ) を使用して グループ化されたデータを 集約することができます その後 さまざまな分析方法 ( たとえば 回数 合計 平均 最大 最小 ) を選択してデータをソートしたり ワークリストのデータを提示するため のさまざまなグラフタイプを選択したりすることができます リードワークリストからのターゲットグループの登録 マーケティング目的で ワークリストで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録 できます そのためには 以下の手順に従います 1. 必要なワークリストを呼び出し ニーズに応じて変更します 2. エクスポートをクリックしてから ターゲットグループへをクリックします 新規ターゲットグループ画面が開きます 3. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します キャンペーンレスポンスアップロードテンプレートからのリードの自動生成 キャンペーンレスポンスアップロードテンプレートを使用して キャンペーンからリードを自動生成することができます レスポンスオプション ID がリード生成に有効化されたとき またはレスポンスタイプがテンプレートでリードのときに リードは自動生成されます 詳細については Microsoft Excel を使用したキャンペーンレスポンスのインポートおよびレスポンスオプションクイックガイドを参照してください ビジネスバックグラウンド リード処理 概要 リード処理は 特定の製品またはサービスに対するビジネスパートナの潜在的な関心を記述 保存 更新 管理 および選定するために使用されます また これを使用して 製品またはサービスに対するビジネスパートナの関心に基づき ビジネスパートナとのすべてのインタラクションを長期間に渡って処理および記録します リード伝票の登録は リードを案件に変換することを目的とする " マーケティングから案件 " シナリオ内の開始ポイントとなる場合があります リードは 展示会に参加する場合や電子メールマーケティングを行う場合などに登録することができます リード処理は プリセールスプロセスの自動化に効果を発揮し 営業員は特に有望な見込顧客や案件に的を絞ることができます また ビジネスパートナが製品またはサービスに最初に関心を持ってから その製品またはサービスを販売するまでの段階を加速します ビジネスの業態に応じて マーケティング部門がリードを登録した後に販売部門に引き継いで追加処理を行うか またはリードの登録も処理も販売部門だけで行うかをスコーピングで指定します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

231 関連 リード処理が確立し その後 製品またはサービスで 販売に発展する可能性のあるビジネスパートナの関心事項に影響します また 選定されたリードは案件に変換できるようになるため 会社の収益に直接影響があります 営業員には事前にフィルタされている未処理リードのデータベースが提供されます リードの生成および選定は セールスサイクルを構造化し 明確に定義するための最初のステップです 前提条件 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してください マーケティングまたは販売でリードを登録するかどうかに基づいて リード生成および / またはリード管理がソリュ ーションコンフィグレーションで有効化されます これらのビジネスオプションを見つけるには ビジネスコンフィ グレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップで 以下のビジネスパッケージの 1 つが選択されている必要があります マーケティングでリードを登録し 販売に引き継ぐ方法 : キャンペーン管理がマーケティング内で選択されていることを確認します 次に リード生成を選択します リード管理ビジネストピックが販売新規ビジネスで自動的に選択されます 販売でリードを登録する方法 ( リードの引継なし ): 新規ビジネスが販売内で選択されていることを確認します 次に リード管理を選択します リード生成ビジネストピックが マーケティング キャンペーン管理で選択されていない ことが必要です 質問で リード処理がマーケティングから販売への引継あり または引継なしで選択されているかどうかを確 認することができます これを行うには 表示項目で全要素を選択し 次に 販売 新規ビジネス リー ド管理の順に選択します 以下のビジネスオプションが表示されます 引継のあるリード処理 ( マーケティングより ) マーケティングからの引継のないリード処理有効なビジネスオプションについては はいが自動的に選択されています 担当しているすべてのリードを表示し 処理することができます 新規ビジネスワークセンタで作業しており 同僚に割り当てられているリードを処理する必要がある場合は 管理者に権限を要求する必要があります 機能 ソリューションのスコーピングに応じて 以下のようにリードが登録され 処理されます ソリューションのスコーピングが引継のあるリード処理 ( マーケティングより ) の場合 リードがマーケティングワークセンタに登録されます このリードはマーケティング部門によって低 中 高に選定されます リードが中または高に選定されると 販売部門に引き継ぐことができます これで タスクは自動的に営業員に送信されます 担当の営業員は自分に引き継がれたリードを受け入れるか 却下します リードを受け入れた SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 231

232 場合 営業員は案件または別のフォローアップ伝票 ( 販売見積 契約の見積 サービス見積 または受注など ) を登録することができます ソリューションのスコーピングがマーケティングからの引継のないリード処理の場合 リードが新規ビジネスワークセンタに登録されます 担当の営業員がリードを選定して受入または却下し 受け入れられたリードに対しては案件または別のフォローアップ伝票 ( 販売見積 契約の見積 サービス見積 または受注など ) を登録することができます リードを登録する際に カテゴリ項目でカテゴリを選択して分類し その発生源をソース項目で指定します リードがキャンペーンに対するフォローアップ伝票として登録されると ソース項目に値キャンペーンが自動入力されます リード選定項目でリード選定を選択して分類することもできます リードが実行された後に リードを受入または却下して その受入または却下理由を入力します 標準システムにはソース リード選定 カテゴリ および理由が事前設定されていますが リードで独自に定義し微調整することができます リードの登録は マニュアルで行うだけでなく Microsoft Excel テンプレートを使用してリードをアップロードすることもできます プロセスフロー 以下のステップは 案件管理に段階的に進む 標準プロセスに基づいた一般的なプロセスフローを説明したもので す ただし 異なる標準プロセスもあります 1. リードが会社のマーケティング戦略の結果として認定されます たとえば 営業員またはマーケティングの従業員はマーケティングキャンペーンや展示会からリードを生成することができます 2. 何度か取引を行った後で 営業員が関心のあるビジネスパートナについて詳細なリードを登録します ビジネスパートナのアカウントを登録しないで リードの詳細を登録および更新することもできます 3. 関心のレベルを設定し 向上させることを目的として 一定期間リードが繰り返しフォローされます リードが低 中 高のいずれかで選定されます 4. リードが中や高などの特定の選定レベルに達すると 後続のビジネス活動のため 販売部門に引き継ぐことができます 5. 営業員はリードから得られた情報を使用して 案件または別のフォローアップ伝票 ( 販売見積 契約の見積 サービス見積 または受注など ) を生成するかどうかを決定します 参照 リードのクイックガイド ( マーケティング ) リードのクイックガイド ( 新規ビジネス ) [ ページ 226] リード - コンフィグレーションガイド ターゲットグループとキャンペーン管理 概要 ターゲットグループおよびキャンペーン管理では 新規ビジネスを生み出すため または関係を強化するために 会社内の販売およびマーケティングのプロフェッショナルに対して 特定の見込顧客または顧客グループを目標とする効果的な方法を提供しています 成功するマーケティングでキーとなる戦略は 顧客データベースにクエリを行い さまざまなターゲットグループを登録する能力です それにより マーケティングキャンペーン中に対象となる顧客をより効果的に絞り込むことができます ターゲットグループは 共通する 1 つ以上の検索パラメータを持つアカウントおよび取引先担当者の一覧です また 検索パラメータと一致しないもののターゲットグループに含める必要があるアカウントおよび取引先担当者をマニュアルで追加することもできます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

233 その後 SAP Business ByDesign からキャンペーンの結果を計画 実行 および測定するために 会社がターゲットグループをキャンペーンに割り当てることができます キャンペーンを実行すると ターゲットグループメンバーに連絡するマーケティング代理店に配布するか または Microsoft 差し込み印刷やその他のメーリングシステムで入力ソースとして使用することができる Microsoft Excel テンプレートが生成されます 利点 ターゲットグループとキャンペーン管理は すべての販売およびマーケティング会社に関連します 従業員は この機能を使用して市場を分類し 適切な顧客または見込顧客をターゲットとすることができます ターゲットグループとキャンペーン管理では 以下を実行することができます さまざまな検索パラメータやレスポンス情報に基づいてアカウントおよび取引先担当者を選択することで 新規ターゲットグループを簡単な段階的アプローチで登録する さまざまな通信チャネルに対応したターゲットグループメンバーのアドレサビリティをチェックする キャンペーンを検索 表示 登録 編集 および実行する キャンペーンからアカウントおよび取引先担当者の履歴に対応する活動を自動的に登録する キャンペーンにレスポンスを登録および追加するか またはレスポンスコードを使用して簡単にキャンペーンレスポンスを取得する キャンペーンの主要業績指標 (KPI) を監視し 誰が連絡を受けて誰が連絡を受けていないのか どのチャネルを使って誰が対応して誰がまだ対応していないのか およびその理由を一目で確認する 前提条件 以下の前提条件が適用されます ソリューションコンフィグレーションでキャンペーン管理が有効化されている必要があります 電子メール同期を介した自動キャンペーンレスポンスを登録する場合は Office およびデスクトップ統合を有効化する必要があります 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してく ださい これらのビジネスオプションを見つけるには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップで 以下のパッケージが選択されていることを確認します マーケティング内のキャンペーン管理 通信および情報交換内の Office およびデスクトップ統合 機能 ターゲットグループとキャンペーン管理は以下のステップで構成されます キャンペーンの計画 一般に キャンペーンを登録する前に キャンペーン中に取引先担当者にターゲットグループを定義します マーケティングワークセンタのターゲットグループビューで または主要タスクの新規ターゲットグループを選択して ターゲットグループを登録します ターゲットグループは さまざまな選択基準を使用した SAP Business ByDesign の既存の顧客および見込顧客データベースを利用して登録されます メンバー更新をクリックし 表示項目で関連するクエリを選択し 必要な選択基準を入力して ターゲットグループメンバーを指定します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 233

234 標準 SAP Business ByDesign システムでは使用できない選択基準に基づいてアカウントのターゲットグループまた は取引先担当者を含むアカウントを登録する場合は 拡張項目を登録して それをアカウントまたは取引先担当者の 画面に追加することができます たとえば 法人アカウントの従業員数に基づいてターゲットグループを登録すると します これを行うには 管理者はまず 会社が使用するアカウント画面 ( 新規法人アカウント 法人アカウント概 要など ) に拡張項目従業員数を登録します その後 管理者は ターゲットグループの登録時に使用される選択基準 でもこの拡張項目を使用できるようにします 以下のステップは 管理者が特定のクエリの選択基準に拡張項目を表 示する方法の概要を示します 1. ターゲットグループビューで 新規登録をクリックし ターゲットグループを選択します 2. アダプテーションメニューで アダプテーションモード開始を選択します 3. ガイド付アクティビティで 進むをクリックしてステップ 2: メンバー選択に進みます 4. メンバー選択画面の表示項目で この拡張項目が含まれるクエリを選択します 5. アダプテーションをクリックし 画面編集を選択します 6. 開いたアダプテーションパネルで 拡張項目をクリックします 7. 拡張項目が関連しているセクションを選択します 8. 従業員数拡張項目の横の表示チェックボックスを選択し 現在の画面に表示されるようにします 9. アダプテーションモードのままで 項目を試してみることができます 問題がなければ 変更をすべてのユー ザに公開します 10. 新規ターゲットグループを作成する際に使用されるその他のクエリでこの項目が必要な場合は これらのステップを繰り返します 詳細については 拡張項目クイックガイド文書を参照してください 以下の方法でターゲットグループを登録することもできます Microsoft Excel を使用して新規ターゲットグループをアップロードする事前定義された Microsoft Excel テンプレートにアカウントおよび取引先担当者を入力し この一覧を SAP Business ByDesign システムにアップロードすることで ターゲットグループを登録することができます ワークリストに基づく一部のワークセンタビューでは ワークリストに基づいてターゲットグループを登録できます たとえば 提供されたサービスの満足状況を尋ねる電子メールをターゲットグループメンバーに送信するために 完了済のサービスオーダーのワークリストに基づいてターゲットグループを登録することができます 以下のワークセンタビューでは ワークリストからターゲットグループを登録できます ワークセンタビューアカウントアクティビティ取引先担当者リード案件販売見積受注返品登録製品契約 ワークセンタアカウント管理アカウント管理アカウント管理マーケティング新規ビジネス新規ビジネス新規ビジネス受注受注サービス権サービス権 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

235 ワークセンタビュー サービス依頼 サービスオーダー処理 ワークセンタ サービスデスク サービスオーダー まず 表示項目で関連するクエリを選択するか または検索オプションをクリックして関連する検索基準を入 力して ワークリストを準備します 次に エクスポート に続いてターゲットグループへをクリックして このワークリストからターゲットグループを登録します これにより ターゲットグループには この検索に 一致し ワークリストの検索結果として表示されるすべてのアカウントおよび取引先担当者が含まれます レポートに基づく 一部のレポートでは レポートの結果に基づいてターゲットグループを登録することができます たとえば 過去 6 カ月以内に特定の製品で $50,000 を超える収益を達成したすべてのアカウントを含むターゲットグル ープを登録することができます ターゲットグループは以下のレポートから登録することができます 活動履歴 リード数 案件パイプライン 案件金額 受注 / 失注案件 販売見積金額 受注金額 販売パイプライン サービスオーダー統計 サービスカテゴリ分析 売上返品率 まず レポートを呼び出して アカウント特性を行または列に追加します 次に アカウント ID またはアカウント名をクリックし ID または名称の隣に表示される矢印をクリックして ドロップダウンメニューで新規ターゲットグループへのすべてのアカウントのエクスポートを選択します これにより ターゲットグループにはレポートに表示されるすべてのアカウントが含まれます また アカウントマスタデータに基づいてこれらのアカウントの主要取引先担当者が自動決定され それらがターゲットグループに含まれます 特定のアカウントのマスタデータに主要取引先担当者がない場合 アカウントのみがターゲットグループに含まれます アカウントのマスタデータに現在入力されている主要取引先担当者が決定されることに注意してくださ い そのため ターゲットグループの一部の取引先担当者がレポートに表示される取引先担当者と異なる場合があります レスポンスオプションに基づく特定のレスポンスオプションを使用してキャンペーンに対応したすべてのアカウントおよび取引先担当者の新規ターゲットグループを登録することができます ターゲットグループのメンバーを選択するときに 表示項目でキャンペーンレスポンスを選択します レスポンスオプションの詳細については 以下を参照してください キャンペーンを登録する前に ターゲットグループ自体で すべてのメンバーが特定の通信チャネルで連絡を受けることができるかどうかを確認することができます ターゲットグループの取引先担当者概要画面では 取引先担当者がメンバーであるターゲットグループを確認することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 235

236 新規キャンペーンの登録 キャンペーン管理 キャンペーンに移動するか 主要タスクをクリックして新規キャンペーンを選択すると キャンペーンを登録することができます また フォローアップアクションとして特定のターゲットグループから直接キャンペーンを登録することもできます この方法では このターゲットグループが自動的にキャンペーンに割り 当てられます その後 キャンペーンテキストを入力し キャンペーンタイプを指定することができます 使用可能なキャンペーン タイプは電子メール レター 電話 FAX のキャンペーンです また キャンペーンが有効になる予定日を示す開始日付と キャンペーンが終了する予定日を示す終了日付を入力す ることもできます これらの日付は キャンペーンの計画に役立ちます その後 このキャンペーンの対象である既存のターゲットグループを割り当てたり 新規ターゲットグループを登録 したりできます オプションで アカウントおよび取引先担当者の履歴に対応したキャンペーン自体からの活動の自動登録を有効化す るかどうか ブロックされたアカウントまたは取引先担当者を含めるかどうか またはレターキャンペーンで取引先 担当者の個人アドレスを使用するかどうかを決定することができます ターゲットグループメンバーがキャンペーンに対応する方法を指定する必要がある場合は これにレスポンスオプションを割り当てることができます まず 以下のいすれかの画面で新規登録をクリックして キャンペーン管理ビューでレスポンスオプションを定義します ワークリスト内のレスポンスオプションビュー キャンペーンのレスポンスオプションタブのキャンペーン自体に直接あるキャンペーンビュー その後 これらのレスポンスオプションは自動的にキャンペーンに割り当てられます たとえば 以下のレスポンスオプションを定義することができます はい いいえ 不明 以下のようなより具体的なレスポンスオプションを定義することもできます 参加 2 名で参加 不参加 レスポンスオプションをポジティブ ネガティブ または中立なレスポンスに分類することができます レスポンスオプションの定義が完了すると キャンペーンのレスポンスオプションタブで それらのオプションをキャンペーンに割り当てることができます キャンペーンの実行 キャンペーンを実行する前に ターゲットグループをキャンペーンに割り当て キャンペーンタイプを選択する必要があります キャンペーン実行により アドレス可能なすべてのターゲットグループメンバーを含む Microsoft Excel テンプレートが生成されます この Microsoft Excel ファイルは ターゲットグループメンバーにコンタクトするマーケティング代理店に配布するか または Microsoft の差し込み印刷やその他のメーリングシステムで入力ソースとして使用することができます キャンペーンに割り当てられたキャンペーンタイプに応じて アドレス可能なすべてのターゲットグループメンバーが Microsoft Excel ファイルにエクスポートされます 以下の条件が満たされているメンバーは アドレス可能です SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

237 メンバーに 選択したキャンペーンタイプによってコンタクトできます たとえば 電子メールキャンペーンタイプの場合 電子メールアドレスが更新されているすべてのターゲットグループメンバーが電子メールによってアドレス可能であるため Microsoft Excel ファイルにエクスポートされます ターゲットグループメンバーのステータスが有効に設定されています メンバーへのコンタクトが許可されています つまり コンタクト許可項目が許可または空白に設定されています Microsoft Excel ファイルには メンバーのアドレスデータに加えて レスポンスコードが含まれます これらは 各ターゲットグループメンバーに対して自動生成された一意のコードです レスポンスコードを使用すると キャンペーンレスポンスのマニュアル登録を迅速化できます レスポンスコードによって 応答したアカウント / 取引先担当者 および応答されたキャンペーンが特定されます キャンペーンを実行した後 コンタクトできたメンバーを即時にチェックできます また コンタクトできなかったメンバーとその理由もチェックできます ここでのコンタクトできるメンバーとは キャンペーン実行に使用される Microsoft Excel ファイルにエクスポートされており そのため 選択した通信チャネルを問わずコンタクトできるメンバーを意味します キャンペーンレスポンスの管理 電子メール レター FAX または電話タイプの活動を登録し それらにキャンペーンを割り当てて レスポンスを取得します SAP Business ByDesign では 主にマーケティングの従業員が登録するのか販売の従業員が登録するのかに応じて いくつかの方法でレスポンスを登録することができます マーケティングの従業員は以下の方法でレスポンスを登録できます マニュアルで キャンペーンワークリストでキャンペーンを選択し レスポンス追加をクリックしてから電 子メール FAX レター または電話をクリックする キャンペーン自体にレスポンスをマニュアルで追加する どちらの場合でも 関連する活動が開きます キャンペーンテキストは キャンペーン項目に自動的に提示されます 必要な操作は 対応した個人を入力するだけです 販売またはその他の従業員は以下の方法でレスポンスを登録できます マニュアルで 活動ビューで電子メール FAX レター または電話タイプの活動を登録し キャンペーンを 割り当てる Microsoft Outlook 統合を使用して自動処理する 個人の受信ボックス内の電子メール経由で受信したレス ポンスはキャンペーンに割り当てて SAP Business ByDesign と同期することができます レスポンスをマニュアルで登録すると 以下のいずれかを入力することができます キャンペーン ID その後 対応した個人をマニュアルで追加する必要があります レスポンスコードキャンペーンおよび対応した個人は自動的に決定されます レスポンスオプションをキャンペーンに割り当てた場合は 活動のレスポンスオプション項目のドロップダウンリストから適切なレスポンスを選択することができます この項目は キャンペーン項目に有効なキャンペーンが入力されている場合に表示されます キャンペーン概要画面には キャンペーンの実行日付 キャンペーンの主要業績指標 (KPI) 連絡を受けたメンバーの数 非対応担当者の数などの重要な情報がすべて表示されます キャンペーン概要画面から 対応した担当者と対応しなかった担当者など 実行およびレスポンスの詳細に直接移動することができます たとえば この情報を使用すると 新規キャンペーンを介してすべての対応担当者に連絡するなどのフォローアップアクションを簡単にトリガすることができます このような情報に素早くアクセスするために キャンペーンの検索オプションを使用して検索することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 237

238 連絡を受けていないキャンペーンのメンバー その後 検索結果を新規ターゲットグループまたはキャンペーンにエクスポートしたり 追加処理で使用した りすることができます 実行詳細をクリックし 表示項目で連絡を受けていないメンバーを選択します キャンペーンへの特定のレスポンスたとえば 今後のイベントに参加する人を確認するとします レスポンス詳細をクリックし 表示項目でレ スポンスを選択します アカウント概要および取引先担当者概要画面には アカウントまたは取引先担当者が連絡を受けたすべてのキャンペ ーンを表示することができます 取引先担当者概要画面には 取引先担当者が特定のキャンペーンに割り当てたレス ポンスおよびレスポンスの分類を表示することもできます この情報は アカウント管理ワークセンタで表示するこ とができます アカウントを選択して アカウントを開きます アカウント概要画面で販売をクリックします 取引先担当者を選択して 取引先担当者を開きます 詳細はキャンペーンの下に表示されます 参照 ターゲットグループクイックガイドキャンペーンクイックガイドレスポンスオプションクイックガイド タスク Microsoft Excel を使用したリードの登録 概要 事前定義済 Microsoft Excel テンプレートにリードを入力し それを SAP Business ByDesign システムにアップロードすることで リードを登録することができます 前提条件 最新の Microsoft Excel 用アドインをインストールしておきます これは 設定したソリューションに応じて ホームワークセンタのセルフサービス概要 アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタのダウンロードセンタ またはユーザインタフェースで直接使用可能なダウンロードリンクから行うことができます また ブラウザの設定が正しく設定されていることも必要となります このことは ログオン画面のマイコンピュータの設定チェックをクリックすることによって確認することができます マーケティングからの引渡ありのリード処理ビジネスオプションがソリューションに対して選択されている場合 マーケティング部門の従業員がリードをマーケティングワークセンタのリードビューで登録し その後それを販売に引き渡します 販売部門の従業員は 新規ビジネスワークセンタのリードビューでリードの追加処理を行います この場合 新規ビジネスワークセンタでリードを登録することはできません マーケティングからの引渡なしのリード処理ビジネスオプションがソリューションに対して選択されている場 合 販売部門の従業員がリードを新規ビジネスワークセンタのリードビューで登録します この場合 リード ビューはマーケティングワークセンタに表示されません SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

239 ステップ SAP Business ByDesign システムのマーケティングまたは新規ビジネスワークセンタのリードビューで 新規登録および Microsoft Excel からのリードをクリックします テンプレートの取得 1. テンプレートを選択します 必要な言語のテンプレートを選択し ダウンロードをクリックします スコーピング中に選択した言語を選択することができます スコーピング中に選択した言語が 1 つのみである場合は 選択元となる言語バージョンの選択肢は表示されません 2. テンプレートの処理方法を決定します 以下のオプションのいずれかを選択します テンプレートを 1 度しか使用しない場合は 保存せずにテンプレートを開くことができます 開くをクリックします 再利用できるようにテンプレートを保存する場合は ファイルを保存する場所を選択し 適切なファイル名を入力し 保存をクリックします 次に 開くをクリックします このテンプレートを前にダウンロードし コンピュータ上に保存している場合は テンプレートを保存した場所にナビゲートして開きます Microsoft Excel からソリューションへのログオン 1. Microsoft Excel の SAP アドインリボンで ログオンをクリックします SAP アドインリボンが表示されない場合は Microsoft Excel のアドインが適切にインストールされていることをチェックします ( この文書の前提条件を参照 ) ダイアログボックスが開き そこにログオン詳細を入力することができます システム URL が自動的に提案されます システム URL は 作業しているシステムの URL です 2. ユーザ ID およびパスワードを入力し ログオンをクリックします システムへの最初のログオン後 リボンテキストが SAP アドインから自分のソリューションの名前に変更されます Microsoft Excel テンプレートでの詳細の入力 以下のことに注意してください Microsoft Excel テンプレートには 複数の行が表示され そこにデータを入力またはコピーすることができます さらに必要な場合は データを入力またはコピーする前に 必要な行数を追加します 必須項目 ( アスタリスクのマークが付いた項目 ) が入力されていることを確認します 詳細の入力に役立つ機能 : 一部の項目にはドロップダウンリストが用意されています 一部の項目では 国などのデータをシステムで検索することができます 項目の上にカーソルを置き ソリューションのツールバーまたはリボンのルックアップをクリックして システムを検索します 表示されたルックアップダイアログボックスで 検索項目を使用することができます 検索項目へのテキストの入力を開始すると 関連エントリが ID 列とテキスト列でフィルタリングされるため 一覧全体をスクロールする必要がなくなります ルックアップボタンがリボンまたはツールバーで有効になっていない場合 検索を実行することはできません リードを行および適切な列に入力します アカウントのないリードも入力できます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 239

240 データの保存 1. すべてのデータの入力が完了したら Microsoft Excel ファイルを保存します 2. データ保存先をクリックします ダイアログボックスが開き データがソリューションに保存されることが通知されます アップロード後 メッセージが表示され データがソリューションに保存されたことが通知されます 必須情報の一部を提供しなかった場合 または誤った情報を提供した場合は 一部のレコードが保存されなくなります エラーメッセージで問題が強調表示されるため 問題を修正してデータを再度保存することができます 3. 次に ログオフをクリックしてログオフすることができます 結果 新規リードが SAP Business ByDesign システムに保存され リードビューの一覧に追加されます これらのリードを変更する必要がある場合は システムで直接変更する必要があります 5.3 案件ビュー 案件クイックガイド 案件ビューで 案件を登録 編集 および分析することができます このビューには 新規ビジネスワークセンタからアクセスできます サブビューは 2 つあります 案件一覧 案件一覧では 1 つのセントラルロケーションから案件および関連する情報を登録 編集 および表示することができます 案件を登録する場合 通常はアカウントおよび製品またはサービスを指定し 予測の詳細を入力して 分析するために分類することができます 販売アシスタントがソリューションで範囲設定されている場合 各フェーズで推奨されるアクティビティおよびタスクのセットが提供されています そこで この案件の受注見込を増加させるために実行する必要のあるアクティビティを選択することができます 詳細については 販売アシスタント [ ページ 249] を参照してください さらに 競合他社を案件に追加できます この情報は 後でレポートに使用できます 信号によって 案件の進捗がわかります 案件の受注または失注を確定したら 適切なステータスを設定し 案件の受注または失注の理由を提供します この情報は案件の成功または失敗の分析に使用することができます 分析ビュー機能を使用して 案件ワークリストのデータをチャートとして表示することもできます この機能は ワークリストのすべてのデータの簡単な概要を把握する上で役立ちます 案件パイプライン 案件パイプラインによって インタラクティブなテーブルと組み合わせたグラフで案件を分析することができます 案件の変更がパイプラインに及ぼす影響をシミュレーションすることもできます 以下の分析が提供されます 受注 / 予測案件この分析では 四半期の観点から受注案件の金額を予測案件の金額と比較します パイプライン棒グラフ SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

241 この分析では 販売フェーズ別の金額ならびに滞留 遅い 進行中であるかに応じて未処理または処理中のすべての案件が表示されます パイプラインバブルグラフこの分析はパイプライン棒グラフに似ていますが 形式がバブルグラフです バブルのサイズは案件の予測値に関連します Y 軸の位置は受注見込を表します ビジネスバックグラウンド案件処理 案件処理では 特定の顧客に商品やサービスを販売する可能性を判断し 実現に至るまで処理することができます 案件には アカウントと関連するすべての通信 製品と価格 案件で作業している販売チームと販売パートナのメンバー この案件に対する競合他社など 受注に役立つすべての関連情報を保存できます さらに 優先度を設定し ソース ( 例 : 展示会 ) を指定することで 案件を分類することもできます 詳細については 案件処理 [ ページ 246] を参照してください 販売アシスタント 販売アシスタントは 営業員が案件を処理する際に 構造化された販売プロセスを確立するために役立ちます 従業員はこれを活用して 案件セールスサイクルで実行する必要のある営業活動を定義することができます 詳細については 販売アシスタント [ ページ 249] を参照してください ビジネスシナリオ : マーケティングから案件 マーケティングから案件ビジネスシナリオでは 顧客および見込顧客の新規ビジネスの生成を目的とし マーケティングおよびプリセールス活動を管理できます キャンペーンの実行 応答の記録 リードの生成 案件の管理 および関連する営業活動の開始と追跡が可能です また このビジネスシナリオはキャンペーンなしでも使用できます つまり マーケティング部門が関与することなく キャンペーンを使用せずにリードおよび案件を登録できます Microsoft Outlook の統合に関する拡張機能もあります この機能を使用して 電子メールを Outlook で特定のキャンペーンに直接割り当て この情報を SAP Business ByDesign システムと同期することができます また パイプラインシミュレーション機能では 案件の対話型のグラフィック一覧とテーブル一覧の組合せが提供されます What-If 分析では 変更がパイプラインにどのように影響するのかをシミュレートします 詳細については マーケティングから案件を参照してください タスク 案件の登録 1. 新規登録をクリックし 案件を選択します また タスクバーで主要タスクをクリックし 新規案件を選択することもできます 2. アカウントの一般タブで 案件に関連するアカウントを入力します 名称項目で アカウント名または ID を入力します 必要に応じて アカウントを検索するか または新規登録をクリックして新規法人または個人アカウントを登録することができます 関連するマスタデータが自動的に表示されます 3. 内容説明などの案件の詳細を入力し 必要に応じて開始日付および終了日付を上書きします SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 241

242 受注 / 失注案件または案件パイプラインなどの案件のレポートは案件の終了日付 に基づいていることに注意してください 以下の詳細も入力することができます 販売アシスタントが正しく設定されている場合 セールスサイクルおよび販売フェーズが提案されます 必要に応じて 別のセールスサイクルまたは販売フェーズを選択することができます 予測では 受注見込および予測値を入力し 案件が予測に関連しているかどうか指定することができます 受注見込は 現在の販売フェーズに基づいて提案されます 受注見込は上書きできます ただし 受注見込を上書きし その後で新規販売フェーズを選択した場合 新規受注見込は新規販売フェーズに基づいて提案されません そのため 必要に応じて受注見込をマニュアルで変更する必要があります 分類で 案件を分類し優先順位をつけることができます 4. 明細をクリックし 以下のように案件に関連する製品またはサービスの詳細を入力 します a. 行追加をクリックして テーブルに新しい行を登録します b. 製品またはサービスを入力または選択します 関連するテキストおよびカテゴリが自動的に表示されます 入力する必要のある製品またはサービスがシステムにまだ存在しない場合 製品テキストでテキストを入力します 製品カテゴリのみ入力する場合は 適切な項目で製品カテゴリを選択または入力することができます c. 必要な数量および数量単位を入力します 明細額が計算されます 製品テキストまたは製品カテゴリのみ入力した場合 明細額を入力することができます d. これらのステップを繰り返して この案件に関連する他の製品またはサービスの情報を追加します 5. ここで この案件に実行する必要がある営業活動を指定することができます これを実行するには 営業活動をクリックします 販売アシスタントがシステムで範囲設定されている場合 提案活動に可能な活動の一覧が表示されます 6. 必要な活動 (1 つまたは複数 ) を提案活動で選択し 追加をクリックします 選択した活動は営業活動に追加され 実行することができます 7. 必要に応じて 新規登録をクリックし 次に適切な活動タイプを選択して 追加の営業活動を登録することができます このボタンを有効化するには まず案件を保存します 販売アシスタントがシステムで設定されていない場合 営業活動は提案活動で表示されません ただし 営業活動にマニュアルで営業活動を入力することができます 8. この案件の競合他社を競合他社タブで入力することができます 関連する競合他社の主要チェックボックスを選択して 主要な競合他社として扱いレポートで使用する競合他社を指定することができます 9. この案件に関与する外部関係者を次のように追加することができます a. すべて表示をクリックし 関係者を選択します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

243 b. 外部関係者タブで 行追加をクリックします c. 関係者ロール列で たとえば販売パートナを選択し 販売パートナを入力します 内部営業チームのメンバーを営業チームタブで表示または変更することもできます 10. 案件を保存します 案件のステータスは未処理に自動的に設定されます 事前定義された Microsoft Excel テンプレートに入力し SAP Business ByDesign シ ステムにアップロードすることで 案件を登録することもできます 詳細については Microsoft Excel を使用した案件の登録 [ ページ 251] を参照してください Microsoft Excel を使用した案件の登録 事前定義された Microsoft Excel テンプレートに入力し SAP Business ByDesign システム にアップロードすることで 案件を登録することができます このタスクの詳細については ここ [ ページ 251] を参照してください 案件の編集 担当しているすべての案件を表示し 処理することができます 同僚に割り当てられている案件を処理する必要がある場合 管理者に権限の付与を依頼する必要があります 案件を編集するには ワークリストで選択し 編集をクリックします このライフサイクル中に案件を扱っている場合 通常以下のように実行します 一般タブで詳細を変更します たとえば 販売フェーズはパイプラインステータスで変更することができます 信号アイコンで 案件が進行中 遅い または滞留であるかどうかわかります 販売フェーズを変更すると 信号アイコンは緑色に変更され 案件は進行中と表示されます また フェーズ日数項目の値は 0 にリセットされます 次の販売フェーズを選択するたびに 受注見込項目のパーセントの値は自動的に大きくなります 受注見込は 現在の販売フェーズに基づいて提案されます 受注見込は上書きできます ただし 受注見込を上書きし その後で新規販売フェーズを選択した場合 新規受注見込は新規販売フェーズに基づいて提案されません そのため 必要に応じて受注見込をマニュアルで変更する必要があります 予測の予想値は変更することもできます または 案件が予測に関連しているかどうか指定します 明細タブで製品を変更します 営業活動タブで以下のように活動をチェックおよび処理します 1. 営業活動の表題をクリックし 活動を開くか編集します 2. この活動の詳細を必要に応じて入力します 活動の処理を追跡するには ステータス変更の次に適切なステータスをクリックしてステータスを指定することができます 3. 活動を保存して閉じます 4. 営業活動のリフレッシュをクリックし 活動データを更新することができます 必要ではない営業活動は それを選択して削除をクリックすることで削除 することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 243

244 この案件の競合他社を競合他社タブで 追加または削除します 営業チームまたは外部関係者を関係者タブで追加または変更します 変更した後で案件を保存します 案件の終了 案件は そのステータスを受注 失注 または停止済に変更して終了します 案件がステータス処理中でない限り 受注または失注のステータスに変更することはできません 停止済のステータスを持つ案件は 案件パイプラインまたは受注 / 失注案件レポートには 表示されず 予測では考慮されません 1. ワークリストで案件を選択し ステータス変更をクリックしてから 適切なステータ スをクリックします まず詳細を表示するために 案件を編集することができます ステータス受注または失注を選択した場合 ダイアログボックスが表示されます 2. ダイアログボックスで 案件が受注または失注した理由を選択して OK をクリックします この理由は 案件のパイプラインステータスのステータス理由に表示され 追加分析のレポートでも使用されます 案件の削除 ステータスにかかわらず 案件を削除することができます ただし 活動や販売見積などのフォローアップ伝票が存在する場合は案件の削除はできません 1. 案件ワークリストで 案件を選択し 削除をクリックします メッセージが表示され 選択したレコードを削除するかどうかを確認されます 2. 削除をクリックしてメッセージを確認します 案件がワークリストから削除され システムメッセージによってエントリが保存されたことが確認されます 案件ワークリストのグラフィック分析の表示 1. ワークリストで グループ別ドロップダウンリストから データをグループ化する基準を選択します 2. 分析ビューセクションにワークリストのデータすべてのデータが表示されるようにするには フィルタアイコンの横にあるチャートアイコンをクリックします 3. 分析ビューセクションで データが表示されるグラフタイプを選択します 4. チャートのデータセクションをダブルクリックして 元のワークリストをフィルタリングします 分析ビューセクションのチャート全体に戻るをクリックするか またはワークリストのフィルタ内容を削除して フィルタを消去することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

245 新規ビジネスワークセンタの案件一覧ビューにある案件ワークリストなどの一部のワークリストでは さまざまな基準 ( 予測値など ) を使用して グループ化されたデータを集約することができます その後 さまざまな分析方法 ( たとえば 回数 合計 平均 最大 最小 ) を選択してデータをソートしたり ワークリストのデータを提示するためのさまざまなグラフタイプを選択したりすることができます 案件パイプラインを含む案件の分析 現在の状況に基づいて案件パイプラインを分析することができます または 特定のパラメー タを変更してシミュレーションを実行し この変更が案件パイプラインに及ぼす影響を分析す ることができます 次にシミュレーションを中止するか または案件の変更を保存するかを選 択することができます 案件パイプラインの分析 1. 案件分析の表示にはデフォルトの選択基準が使用されます 分析を別の選択基準に基づ いて行うためには 検索オプションをクリックします 2. 表示項目で選択した分析に応じて 以下のようにさまざまな選択基準を指定することが できます データで表示される通貨 四半期 月 または年に応じたデータの集計 案件が終了する時間枠 表示される値 ( 予測値 明細額 または加重値 ) 案件が予測に関連するかどうか 案件のカテゴリ ソース または優先度 3. 整合性のある会社全体のレポートを確保するために 会社全体で使用される販売フェーズをレポート専用に使用されている分析フェーズに割り当てることができます 分析フェーズに応じたパイプラインを表示する場合 分析フェーズ表示チェックボックスを選択します 4. 実行をクリックします グラフはこの選択基準に基づいて作成され 関連案件を含む一覧がグラフの下に表示されます 5. グラフの要素をクリックして 案件の一覧を以下のようにフィルタします 凡例の要素たとえば 凡例の受注をクリックして 受注した案件のみ表示することができます グラフ自体の棒またはバブル たとえば 案件認識販売フェーズの赤い棒をクリックして 滞留状態の案件を表示することができます 受注 / 予測およびパイプライン棒グラフ分析 : グラフの X 軸の要素たとえば 案件選定をクリックして 現在案件選定販売フェーズの案件のみ表示することができます 案件パイプラインのシミュレーション 以下のパラメータを変更して 案件パイプラインをシミュレーションすることができます 受注見込 予測の関連性 予測値 販売フェーズ SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 245

246 終了日付 優先度 1. シミュレーション開始をクリックして 変更を行います 変更は即時にグラフにも反映されます 2. 結果を分析した後で 以下のいずれかのアクションを実行できます シミュレーション中止をクリックしてシミュレーションを中止します 変更は保存されません 変更済案件の保存をクリックして 案件に変更を組み込んで保存します Microsoft Excel への案件のエクスポート Microsoft Excel に案件をエクスポートすることができます 詳細については Microsoft Excel を使用したビジネスデータのエクスポート [ ページ 80] を参照してください 案件ワークリストからのターゲットグループの登録 マーケティング目的で ワークリストで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録 できます そのためには 以下の手順に従います 1. 必要なワークリストを呼び出し ニーズに応じて変更します 2. エクスポートをクリックしてから ターゲットグループへをクリックします 新規ターゲットグループ画面が開きます 3. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します ビジネスバックグラウンド 案件処理 概要 案件処理では 特定の顧客に商品やサービスを販売する可能性を判断し 実現に至るまで処理することができます 案件には アカウントと関連するすべての通信 製品と価格 案件で作業している販売チームと販売パートナのメンバー この案件に対する競合他社など 受注に役立つすべての関連情報を保存できます さらに 優先度を設定し ソース ( 例 : 展示会 ) を指定することで 案件を分類することもできます 関連 案件処理は 以下に該当する場合に関連します セールスサイクルが長い 予想販売額が大きい セールスサイクルを監視し 滞留案件を追跡する必要がある SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

247 前提条件 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してく ださい システム設定で案件を有効化しておきます このビジネスオプションを見つけるには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップで 販売内で新規ビジネスが選択されていることを確認します 質問ステップで 販売スコーピング要素を展開し 新規ビジネスを選択します 案件を選択し セールスメソドロジーに関連する質問に回答します 案件 セールスサイクル および販売フェーズの設定を定義できます 導入プロジェクトに対し アクティビティ一覧を開くをクリックします 微調整フェーズを選択し アクティビティ一覧から案件およびセールスサイクルおよび販売フェーズアクティビティを選択します 担当しているすべての案件を表示し 処理することができます 同僚に割り当てられている案件を処理する必要がある場合 管理者に権限の付与を依頼する必要があります 機能 案件はリードまたはキャンペーンの参照ありまたは参照なしで登録でき サービス見積 販売見積 受注または契約の販売見積によってフォローアップできます 関連する関係者および明細は案件からサービス見積 販売見積 受注または契約の販売見積にコピーされます 案件がキャンペーンに対するフォローアップ伝票として登録されると ソース項目に値キャンペーンが自動入力されます 価格リストが存在する製品を案件に入力すると 価格リストマスタデータに基づいて価格が自動決定されます マスタデータとして定義された割引一覧および追加料金も 価格決定で考慮されます 必要に応じ 決定された価格を上書きできます ただし 案件からのフォローアップ伝票として登録した場合 販売見積または受注に価格設定情報はコピーされないことに注意してください その代わり 価格設定は販売見積または受注で再実行されます 案件には システムにマスタデータとして存在しない製品も入力できます その場合 製品テキストのテキストを入力するだけです 必要に応じ 価格を入力することもできます ただし これらの製品テキストおよび価格は フォローアップ販売見積または受注にはコピーされません 他の業務伝票と同様に 案件では関係者が自動提案されます 案件の微調整では 新規関係者ロールを定義し 案件における一部の関係者ロールの決定方法を制御できます 詳細については 関係者処理 [ ページ 28] を参照してください 案件は セールスサイクルを通して続きます セールスサイクルは 通常 特定の営業活動が実行される販売フェーズに分類されます 整合性のある会社全体のレポートを確保するために 会社全体で使用される販売フェーズをレポート専用に使用されている分析フェーズに割り当てることができます セールスサイクルは 販売フェーズに分割されます 標準システムでは 一般案件セールスサイクルは以下の販売フェーズで構成されます 販売フェーズ 001 案件認識 002 案件選定 003 バリュープロポジション開発 004 見積 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 247

248 005 決定 006 終了 案件が特定のフェーズにある日数が追跡されます セールスサイクルおよび販売フェーズの微調整では 各販売フェ ーズに対し 案件の進捗が遅いと判断されるまでの日数 または案件で更新が保存されていない場合に案件が滞留案 件と判断されるまでの日数を指定できます それにより 案件が進行中 遅い または滞留のうちどれに該当するか が決定されます これは 信号アイコンで表示されます また 案件が特定のフェーズにとどまった日数がフェーズ 日数項目に表示されます 案件で販売フェーズを変更すると フェーズ日数項目の値がゼロにリセットされます 案件が滞留している場合 こ の案件を担当する従業員責任者のマネージャに通知を自動送信できます また 案件の次の販売フェーズを選択すると この案件の受注見込が増加します つまり 微調整の設定に応じて 受注見込項目のパーセント値が自動で増加します 微調整では 受注見込として案件で提案されるデフォルト値を指定することもできます また それが予測で考慮さ れるかどうかも案件で指定できます この案件に対して実行する必要がある活動を入力できます アポイントメントについては 事前定義済のテンプレー トを使用して訪問レポートを入力できます ソリューションのスコープに販売アシスタントが含まれている場合 提 案された活動のセットが案件の各フェーズに対して提案されます それにより 特定の案件に対して必要な活動を選択し それらを実行することができます 詳細については 販売アシスタント [ ページ 249] を参照してください 案件のステータスを設定し その進捗を追跡できます 標準システムでは 以下のステータスが提供されます ステータス 未処理処理中受注失注停止 このステータスは 案件の登録時に提案されます このステータスは マニュアルで設定する必要があります それにより すべての後続ステータスを設定できるようになります このステータスはマニュアルで設定し 案件の受注理由を入力する必要があります このステータスはマニュアルで設定し 案件の失注理由を入力する必要があります このステータスは マニュアルで設定する必要があります これらのステータスは事前設定されており 変更はできません 受注したか 失注したかを指定し その理由を入力することで 案件を終了します たとえば 案件を失注し その理由が競合他社がより安い価格を提示したことであると判明したとします その場合 案件のステータスを失注に変更し 理由項目を価格による失注に設定します 案件の微調整で 独自の理由を定義し それらを必要に応じて受注または失注ステータスに割り当てることができます 案件パイプラインでは 受注した案件が まだ受注していない案件と比較してグラフィック表示されます 受注見込や予測値など 案件に対する特定の変更を案件パイプラインで直接シミュレートし これらの変更を保存するのか 取り消すのかを決定することができます プロセスフロー 以下のステップで 一般的なプロセスフローを説明します 1. 新規ビジネスワークセンタで 次のうちいずれかの方法で案件を登録します リードビューで リードに対するフォローアップとして登録します 詳細がリードから新規案件にコピーされます 案件ビューで リードの参照なしで登録します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

249 2. セールスサイクルと販売フェーズは 微調整の設定に応じて自動で提案されます セールスサイクルに応じて 受注見込も自動で提案されます これらの詳細は 必要に応じて上書きできます 3. アカウント 製品または製品テキスト 予想値 予測における案件の考慮の有無などの詳細を入力します 4. 関係者タブにナビゲートし 案件を処理している営業チームおよび外部関係者を表示できます 5. システムで販売アシスタントが設定されている場合 営業活動タブにナビゲートし 各フェーズで実行される活動を選択することができます 6. 案件を保存すると ステータスは未処理になります 案件の実際の進捗に応じて このステータスを処理中 停止 受注 または失注に変更できます 案件のステータスを受注または失注に設定した場合 受注または失注の理由を入力できます 7. 案件が成功した場合は フォローアップサービス見積 販売見積 受注または契約の販売見積を登録できます 参照 案件クイックガイド [ ページ 240] 案件 - コンフィグレーションガイドセールスサイクルおよび販売フェーズ - コンフィグレーションガイドセールスサイクルおよび販売フェーズ販売アシスタント [ ページ 249] 関係者処理 [ ページ 28] 販売アシスタント 概要 販売アシスタントは 営業員が案件を処理する際に 構造化された販売プロセスを確立するために役立ちます 従業員はこれを活用して 案件セールスサイクルで実行する必要のある営業活動を定義することができます 販売アシスタントにより セールスサイクル別に編成された構造化セールスメソドロジーが提供されます 各セールスサイクルは 販売フェーズで構成されます 活動は 販売フェーズごとに微調整で定義することができます これらの活動で 販売プロセスを制御 文書化 および監視します 案件のすべてのフェーズについて 受注見込を増やすための一連の提案活動およびタスクが販売アシスタントによってユーザに提供されます 販売の従業員責任者として案件を登録すると 販売アシスタントの営業活動タブに提案活動が表示されます これにより この案件に必要な活動を選択することができます 案件には販売フェーズの必須活動をすべて包含し それらの活動を適宜実行することをお奨めします ただし 活動が必須であったとしても 必須活動を実行せずに次の販売フェーズに移動することができます 追加活動をマニュアルで入力することもできます さらに 活動が完了していなくても 案件を次のフェーズに移動して フォローアップ販売見積や受注を登録することができます 案件を保存すると 販売アシスタントから個別活動が生成されます これらの活動は 従業員責任者に割り当てられ 案件に自動的にリンクされます 案件で有効化されるすべての提案活動には 以下のデータが自動的に入力されます 活動で提案されるデータ 活動タイプ パートナ ( アカウント 取引先担当者 および従業員責任者 ) 微調整で指定 案件からコピー SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 249

250 表題 詳細テキスト 開始 / 終了日付 微調整で指定 微調整で指定 システムにより自動的に提案 販売アシスタントの使用は任意です 販売アシスタントは 特に 受注見込 すなわち 案件が販売見積または受注 に変換される見込が実行および監視を必要とする多数の活動に依存する長期の販売プロセスを持つ組織に関連しま す コンテンツは 組織固有の販売プロセスに合わせて調整することができます 前提条件 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してください 販売アシスタントは ソリューションコンフィグレーションで有効化します このビジネスオプションを見つけるに は ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップで 以下のビジネスパッケージおよびビジネストピックが販売事業領域で選択されていることを確認します アカウントおよび活動管理活動管理 新規ビジネス案件 質問ステップで 販売スコーピング要素を展開し 新規ビジネスを選択します 案件を選択して セールスメソドロジーの販売アシスタントに関連する質問に回答します これにより 販売アシスタント微調整アクティビティが有効化されます このアクティビティを見つけるには 導入プロジェクトでアクティビティ一覧を開くをクリックします 微調整フェーズを選択し アクティビティ一覧から販売アシスタントアクティビティを選択します これにより 設定を以下のように指定することができます アクティビティ標準システムに提供されているアクティビティを使用することも 定義済の案件販売フェーズに合う新規アクティビティを登録することもできます これらのアクティビティは その後 営業活動タブの案件に提案され 販売プロセス全体を通じてガイダンスとして使用することができます 追加アシスタンスを提供するには 詳細テキストを更新し 微調整でアクティビティごとにアクティビティタイプを割り当てます 販売フェーズへの活動の割当案件セールスサイクルとその販売フェーズを選択して 事前定義された活動を販売フェーズに割り当てることができます 提案活動を案件に表示する際の順序を定義することもできます さらに 活動が必須であるかどうかを指定することができます これらは 案件に対して実行する必要がある活動です ただし 案件の従業員責任者は 必須活動を実行しないことを決定することができます 以下の表は 標準システムに提供されている販売フェーズ案件認識の活動の例を示しています 案件認識販売フェーズの活動 順序 アクティビティ 必須 1 顧客に関する情報収集 はい 2 最適エントリポイントの識別 はい 3 訪問の確約および準備 はい 4 初回要求分析 はい SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

251 プロセスフロー 以下のステップで 一般的なプロセスフローを説明します 1. 従業員責任者として 案件を登録し アカウント 製品 予測値 受注見込などの必要な詳細を入力します 2. 営業活動をクリックします 3. 提案活動で フェーズごとに必要な活動を選択し それらを営業活動に追加します 必須活動を含めることを お奨めします 4. 案件を保存すると 活動が登録されます 活動がユーザに割り当てられ この案件にリンクされます 参照 案件処理 [ ページ 246] 活動管理 [ ページ 44] タスク Microsoft Excel を使用した案件の登録 概要 事前定義された Microsoft Excel テンプレートに入力し SAP Business ByDesign システムにアップロードすることで 案件を登録することができます 前提条件 最新の Microsoft Excel 用アドインをインストールしておきます これは 設定したソリューションに応じて ホームワークセンタのセルフサービス概要 アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタのダウンロードセンタ またはユーザインタフェースで直接使用可能なダウンロードリンクから行うことができます また ブラウザの設定が正しく設定されていることも必要となります このことは ログオン画面のマイコンピュータの設定チェックをクリックすることによって確認することができます ステップ SAP Business ByDesign システムで 新規ビジネス 案件にジャンプし 新規登録 および Microsoft Excel からの案件をクリックします テンプレートの取得 1. テンプレートを選択します 必要な言語のテンプレートを選択し ダウンロードをクリックします スコーピング中に選択した言語を選択することができます スコーピング中に選択した言語が 1 つの みである場合は 選択元となる言語バージョンの選択肢は表示されません 2. テンプレートの処理方法を決定します 以下のオプションのいずれかを選択します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 251

252 テンプレートを 1 度しか使用しない場合は 保存せずにテンプレートを開くことができます 開くをクリックします 再利用できるようにテンプレートを保存する場合は ファイルを保存する場所を選択し 適切なファイル名を入力し 保存をクリックします 次に 開くをクリックします このテンプレートを前にダウンロードし コンピュータ上に保存している場合は テンプレートを保存した場 所にナビゲートして開きます Microsoft Excel からソリューションへのログオン 1. Microsoft Excel の SAP アドインリボンで ログオンをクリックします SAP アドインリボンが表示されない場合は Microsoft Excel のアドインが適切にインストールされていることをチェックします ( この文書の前提条件を参照 ) ダイアログボックスが開き そこにログオン詳細を入力することができます システム URL が自動的に提案 されます システム URL は 作業しているシステムの URL です 2. ユーザ ID およびパスワードを入力し ログオンをクリックします システムへの最初のログオン後 リボンテキストが SAP アドインから自分のソリューションの名前に変更されます Microsoft Excel テンプレートでの詳細の入力 以下のことに注意してください Microsoft Excel テンプレートには 複数の行が表示され そこにデータを入力またはコピーすることができます さらに必要な場合は データを入力またはコピーする前に 必要な行数を追加します 必須項目 ( アスタリスクのマークが付いた項目 ) が入力されていることを確認します 詳細の入力に役立つ機能 : 一部の項目にはドロップダウンリストが用意されています 一部の項目では 国などのデータをシステムで検索することができます 項目の上にカーソルを置き ソリューションのツールバーまたはリボンのルックアップをクリックして システムを検索します 表示されたルックアップダイアログボックスで 検索項目を使用することができます 検索項目へのテキストの入力を開始すると 関連エントリが ID 列とテキスト列でフィルタリングされるため 一覧全体をスクロールする必要がなくなります ルックアップボタンがリボンまたはツールバーで有効になっていない場合 検索を実行することはできません 案件を行および適切な列に入力します データの保存 1. すべてのデータの入力が完了したら Microsoft Excel ファイルを保存します 2. データ保存先をクリックします ダイアログボックスが開き データがソリューションに保存されることが通知されます アップロード後 メッセージが表示され データがソリューションに保存されたことが通知されます 必須情報の一部を提供しなかった場合 または誤った情報を提供した場合は 一部のレコードが保 存されなくなります エラーメッセージで問題が強調表示されるため 問題を修正してデータを再度保存することができます 3. 次に ログオフをクリックしてログオフすることができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

253 結果 新規案件が SAP Business ByDesign システムに保存され 案件ビューの一覧に追加されます これらの案件を変更する必要がある場合は システムで直接変更する必要があります Microsoft Excel を使用したビジネスデータのエクスポート 概要 レポートおよびワークリストを Microsoft Excel 文書にエクスポートすることができます これらの文書を使用してさらに分析を進め 場合によっては 編集してソリューションにアップロードすることができます レポートまたはワークリストのデータをエクスポートすることができます 前提条件 最新の Microsoft Excel のアドインをインストールしておきます このことは ソリューションの設定に応じて以下から行うことができます ホームワークセンタのセルフサービス概要 アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタのダウンロードセンタ ユーザインタフェースで直接使用可能なダウンロードリンク ブラウザの設定が正しく設定されている必要があります コンピュータ設定に関する情報は ログオン画面の マイコンピュータの設定チェックをクリックすることによって確認することができます Microsoft Excel へのエクスポートを実行する権限を持っている必要があります 手順 1. エクスポートするデータが表示されている画面に移動します 2. データのタイプに応じて 以下のいずれかのオプションを選択します レポートの場合は チャートまたは表をエクスポートすることができます このためには レポートを 選択し チャートに切替またはテーブルに切替をクリックします ワークリストの場合は ワークリストを選択し 実行をクリックします 3. エクスポートをクリックし Microsoft Excel へを選択します 4. オプション : Excel エクスポートのパーソナライズ 1. エクスポートした Excel の列を選択するには 以下の手順を実行します a. タイトルバーで パーソナライズこの画面をクリックします b. サイドパネルで設定照会を選択します c. 設定照会ダイアログボックスで 列エクスポート項目のすべてを選択することにより ビュー内のすべての列をエクスポートすることができます この項目のデフォルト値は表示で 現在表示されている列のみがエクスポートされます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 253

254 2. Excel エクスポートの言語を選択するには 以下の手順を実行します a. 設定照会ダイアログボックスで 言語選択項目を表示に設定し OK をクリックします b. 保存をクリックします c. エクスポート をクリックし Microsoft Excel へを選択します d. 表示されたダイアログボックスで言語を選択します このダイアログボックスの列選択設定により パーソナライズ設定を上書きすることがで きます この選択は現在のエクスポートでのみ有効です 5. 表示されたダイアログボックスでテンプレートを選択します ログイン言語バリアントを持つテンプレートが 1 つのみである場合 エクスポートはログイン言語で実行され ユーザインタラクションは必要ありません システムにこのエクスポートシナリオのテンプレートが 1 つのみあり ログイン言語バリアントを使用することができない場合 エクスポートは英語で実行されます システムにこのエクスポートシナリオのテンプレートが複数ある場合は テンプレート一覧ダイアログボックスが表示されます このダイアログで エクスポートに使用する Microsoft Excel テンプレートを選択することができます このテンプレートによって エクスポートされたデータの書式が決定されます 各テンプレートに関連する Microsoft Excel バージョンが表示されます 6. ダウンロードをクリックします 7. メッセージによって ソリューションからエクスポートしたデータが含まれているファイルを開くか または保存することができることが示されます エクスポートしたデータの処理内容に応じて 開くまたは保存をクリックします 開くまたは保存のいずれをクリックしたかに応じて 考えられる結果は以下の 2 つです 開くをクリックすると データが含まれているワークシートが Microsoft Excel で開きます このファイルには仮の名称がありますが ファイルは保存されていません Microsoft Excel のすべての機能を使用して データを編成し ワークシートを保存することができます 保存をクリックすると 名前を付けて保存ダイアログボックスが開きます 適切なファイル名およびエクスポートされた Microsoft Excel ファイルの保存ロケーションを指定することができます メッセージによって ダウンロードが正常に完了したことが通知されます 後で テンプレートを保存したロケーションにナビゲートし このテンプレートを開くことができます 5.4 販売見積ビュー 販売見積クイックガイド 競争力が高く業績優秀な販売のプロフェッショナルとして 効果的な見積管理システムの利点を理解している必要があります 新規ビジネスワークセンタの 販売見積ビューで 販売見積 ( 品目およびサービス ) および契約の見積 ( 品目のみ ) を登録することができます これによって 潜在顧客の希望する製品またはサービス依頼をシステムで取得することができ 会社の競争力を高めます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

255 会社が購入 販売 および管理導入フォーカスを選択したため ソリューションと以下で説明されている標準には若干の差異があります 詳細については 購入 販売 および管理で異なる機能を参照してください システムが配置されていない場合は スコーピング関連のフィルタが存在しないため すべての情報が表示されます 会社がプロジェクトの管理および制御導入フォーカスを選択しているため ソリューションと以下に概説される標準には少し差異があります 詳細については プロジェクトの管理および制御で異なる機能を参照してください システムが配置されていない場合は スコーピング関連のフィルタが存在しないため すべての情報が表示されます ビジネスバックグラウンド 販売見積の処理 販売見積処理は 固定条件のある特定の契約条件に従って製品またはサービスを顧客に提供するために使用します 販売者は 一定の期間 販売見積により拘束されます 販売見積は 通常その会社の営業員により登録されます 価格決定機能およびオプションの商品利用可能在庫確認がサポートされます 販売見積処理を使用して 製品に対する有効な価格および魅力的な割引を提供できます これは 顧客に製品またはサービスの購入を促し ビジネスを成長させる一般的な方法です 顧客が販売見積を受け入れた場合 販売見積から受注を生成できます また 販売契約を登録するための前伝票として使用できる契約固有販売見積を登録することもできます 詳細については 販売見積の処理 [ ページ 267] を参照してください 見積の承認 詳細については 見積の承認 [ ページ 268] を参照してください 価格設定 価格設定は価格リストや割引一覧といった価格マスタデータに基づいて行われます 価格マスタデータは 販売プロセスおよびサービスプロセスのすべての業務伝票内で価格設定を自動的に計算するために使用されます 特定の場所で特定の日に受け取りが行われる特定の製品やサービスに顧客が支払わなければならない総額を決定するには 事前定義された価格決定表を使用します 価格決定表は リスト価格 割引 追加料金 運賃 税 原価といった価格要素から構成されています 合計値の計算には これらの価格要素の整合性が不可欠です 詳細については Customer Relationship Management での価格設定 [ ページ 152] を参照してください 価格設定の使用 販売伝票およびサービス伝票には 価格設定または価格設定および請求というタブがあります 関連する価格要素がすべて表示されます 必要に応じて これらの価格要素を変更することができます 詳細については 販売伝票およびサービス伝票での価格設定の使用 [ ページ 290] を参照してください 利益マージン 利益マージンおよび収益性に関する情報は 管理上の決定に非常に有用な場合があります そのため 販売伝票およびサービス伝票で利益マージンを計算することができます 詳細については 利益マージン [ ページ 225] を参照してください SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 255

256 税決定 一般に 会社は法律上 購入または販売する製品の税を計算し これらの税を顧客に課す必要があります 製品の提 供後 各税務当局に対して税の申告および支払を行う必要があります 消費税 (VAT) 売上税および使用税 源泉徴収税の税タイプについては 大部分が自動化された税計算によるサポートが提供されます また これらの税の申告 義務を効果的に管理するためのレポートツールも提供されます 詳細については 税決定 [ ページ 9] を参照してください 受注から入金 ( 在庫販売 ) 受注から入金 ( 在庫販売 ) ビジネスシナリオでは 販売見積 受注 出荷 顧客請求書 および支払を処理する幅広い標準機能を使用して 在庫販売を行うことができます このシナリオには 利用可能在庫確認 価格設定 クレジットカード 与信限度チェック 自動オーダー登録などの機能が含まれます 詳細については 受注から入金 ( 在庫販売 ) を参照してください 受注から入金 ( 標準化サービス ) 受注から入金 ( 標準化サービス ) ビジネスシナリオを使用すると 見積の処理 サービス明細を含む受注の登録 サービス実行の計画 および販売されたサービスの実現 確認 請求を行う機能とともにサービスを販売することができます サービスの販売は 主要な業務ラインや物理的な商品の付加価値サービスとなる可能性があります 詳細については 受注から入金 ( 標準化サービス ) を参照してください 受注から入金 ( プロジェクトベース製品およびサービス ) 受注から入金 ( プロジェクトベースの製品およびサービス ) ビジネスシナリオを使用して プロジェクトベースの製品およびサービスの顧客への販売におけるすべてのエンドツーエンドプロセスを管理します このシナリオでは プロジェクト管理により販売見積および受注が統合され 顧客のプロジェクトに対して記録された時間および経費の顧客請求書を登録することが可能になります 請求書は 実費精算基準 定額料金基準 またはその両方の組合せで登録することができます 顧客請求書が発行されると 顧客支払がモニタできます このシナリオでは プロジェクト原価および収益に基づいてプロジェクト収益性の分析もサポートされます 詳細については 受注から入金 ( プロジェクトベース製品およびサービス ) を参照してください 受注から入金 ( 仕入先直送発注処理 品目 ) 受注から入金 ( 仕入先直送発注処理 - 品目 ) ビジネスシナリオを使用すると 会社は 自社からではなくサプライヤから直接顧客に製品 ( 製品仕様書あり または製品仕様書なし ) を出荷するために使用される受注を登録することができます システムで購買契約とリスト価格の一方または両方が割り当てられている製品の受注をリリースすると 仕入先直送購買依頼が自動的に登録されます 仕入先直送購買発注は自動またはマニュアルで登録することができます 納入通知が送信されてきたら サプライヤの確認データをシステムに入力することができます この仕入先直送に基づいて サプライヤ請求および顧客請求がトリガされます 受注から入金 ( 仕入先直送発注処理 - 品目 ) シナリオは 常にサプライヤから直接出荷する場合 または例外的な場合にのみサプライヤから直接出荷する場合に使用することができます 詳細については 受注から入金 ( 仕入先直送発注処理 品目 ) を参照してください 受注から入金 ( 受注生産 ) 会社は 受注から入金 ( 指定製品 ) ビジネスシナリオを使用して 特定の顧客需要に対応する製品を生産および販売することができます 顧客固有の所要量を含む製品仕様書とともに販売見積または受注を登録し 受注明細の多段階需要を計画して 必要な製品の供給を登録することができます 顧客の所要量に基づいて品目をオーダーして受け取り 製造指図をリリースして 生産タスクを登録することができます タスク確認時に 特定の顧客需要のために補充された品目のみが消費されたことが確認されます アウトプット製品は 常に 特定の在庫として確認されます 最終検査によって 顧客所要量に準拠していない単位があるかどうかが識別されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

257 出庫を転記することができます 出荷が登録され 製品が顧客に出荷されます 出荷に基づいて請求書が登録され 財務会計が更新されます 詳細については 受注から入金 ( 受注生産 ) を参照してください タスク 販売見積の登録 1. 販売見積ビューを選択します 2. 新規登録をクリックして販売見積をクリックするか 主要タスクの新規販売見積をク リックします 新規販売見積クイックアクティビティが開きます 3. 販売見積に関連するアカウントの詳細 ( アカウント ID やアカウント名など ) をアカウ ント項目に入力します 必要に応じて 選択ダイアログを開くアイコンをクリックして アカウントを検索します 関連するマスタデータがアカウント 主要担当者 出荷先 / サービス受領者 請求先 従業員責任者 およびすべてのデフォルト販売データに自動 的に表示されます 販売見積をフォローアップ伝票として次の中から登録することもできます 案件ビューにある案件 リードビューにあるリード 販売見積ビューの販売見積 アカウントの支払および出荷の詳細が利用可能な場合は 対応するデータが販売見積に自動的にコピーされます データは 販売見積で決定される関連流通チェーンに応じて アカウントの販売ビューからコピーされます 販売見積でこれらの詳細に対して行う変更は その販売見積のみに影響し アカウントの詳細には影響しません または 参照がある場合 参照して登録をクリックして追加することができます 参照ソースとしては リード 案件 プロジェクト 販売見積 または受注があります すべてのアクションで 元伝票を表示する伝票フローが提供されます プロジェクトへの参照による販売見積の登録の詳細については プロジェクトの参照による販売見積の登録を参照してください さらに 販売見積をコピーして アカウントや他のデータを必要に応じて変更することができます コピーアクションで伝票フローはトリガされません 4. 販売見積が新規アカウントに関連する場合は 新規登録をクリックして一意のアカウント番号を生成し 必要に応じて追加詳細を入力します 5. 一般で 販売見積を識別するための詳細をさらに入力します 内容説明項目に 販売見積の内容説明を入力します 必要に応じて 外部参照項目に 顧客が見積を識別するために使用する ID を入力 します 6. 明細で製品またはサービスの詳細を入力します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 257

258 ビジネスコンフィグレーションに応じて 次の機能が利用可能です 製品の ATP チェック : 緑の信号は 依頼数量が要求日付に利用可能であることを確認します 赤の信号は 依頼数量が要求日付にまったく利用可能でないことを示します 黄の信号は 遅延納入または利用可能な依頼製品の確認済数量の不足のどちらかを示します オプションで 販売見積の総合計金額が変更された場合 アカウントの与 信限度チェックが実行されます 与信限度チェックの詳細については 与 信限度チェック [ ページ 357] を参照してください a. 製品 ID 項目に 製品またはサービス ID を入力します 必要に応じて 選択ダイ アログを開くアイコンをクリックして製品またはサービスを検索します 内容説明 とリスト価格が自動的に表示されます b. 必要な数量を入力します 金額が自動的に計算されて表示されます オプション で 製品が要求日付に利用可能であるかどうかをチェックできます c. また 顧客に対する追加または代替購買を提案することができます 明細を追加するときに オプションチェックボックスを選択します この明細の金額は従来どおり表示されますが この見積の合計額には追加されません 顧客がこの明細の購買に合意する場合は チェックボックスを選択解除します その後で 明細額が合計額に追加されます 明細はオプションとしてマークされて販売見積出力形式に印刷されますが 受注にコピーされないか または販売見積レポートに表示されません d. 上記のステップを繰り返して追加の明細を入力します e. 必要に応じて テキスト明細を入力したり明細の順序を変更したりして 販売見積の明細を構成できます テキスト明細の登録 テキスト明細を登録して 下の明細のヘッダとして使用したり 販売見積や受注確認への追加テキストの印刷に使用できます 製品 ID の入力は不要で テキストを入力するだけです テキスト明細は価格設定や出荷に関係しません テキスト明細は コピーおよびフォローアップシナリオで販売見積および受注にコピーされます 明細の順序変更または再採番販売見積や受注の明細の順序を変更し 販売見積や受注確認で明細が論理的な順序で表示されるようにすることができます たとえば 通常の明細 と関連するテキスト明細がまとまるようにします これは次の方法で実行できます 明細を選択し をクリックして上に移動するか またはをクリッ クして下に移動します 既存の 2 つの明細の行番号の間になる行番号をマニュアルで入力し それらの明細の間に明細を配置します これを行った後 システムで行番号をリセットして 販売見積や受注確認で行番号が連続して表示されるようにすることができます これを実行するには 再採番をクリックします 明細の順序は 設定時のまま保持されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

259 明細の順序は以下の条件の場合に変更できます 販売見積または受注が 先行する販売伝票に基づいていない 販売見積または受注に 後続する販売伝票がない 明細の順序は販売見積や受注を提出した後でも変更できます これらの機能は以下の場合は使用できません 移行された販売見積および受注の場合 契約の見積の場合ソース項目が A2A B2B またはインターネットになっている販売見積および受注の場合 ATP チェックに関係する明細を 1 つ以上含む受注の場合リリースされた受注の場合 7. 次に 販売見積を送信します 8. これで 新規販売見積が送信され システムに保存され 販売見積ビューの一覧に追加 されます この一覧から販売見積を開くには 適切な販売見積 ID リンクをクリックし ます 定義されたしきい値があり 見積がそのしきい値を超えている場合 ビジネスコンフィグレーションに応じて 販売見積が送信されて承認プロセスが開始されます Microsoft Excel を使用した販売見積の登録 事前定義された Microsoft Excel テンプレートに販売見積の詳細を入力し それを SAP Business ByDesign システムにアップロードすることで 販売見積を登録することができます このタスクの詳細については ここ [ ページ 264] を参照してください 契約の見積の登録 1. 新規ビジネスワークセンタで 販売見積ビューを選択します 2. 新規登録をクリックし 契約の見積を選択します また 主要タスクで契約の新規見積を選択することもできます 契約の新規見積クイックアクティビティが開きます 通常 コンフィグレーション設定は管理者が実行します 必要な権限がない場合は 管理者に連絡してください 契約の見積を登録できるのは ビジネスコンフィグレーションで契約を範囲設定している場合のみです このビジネスオプションにアクセスするには ビジネスコンフィグレーションワ ークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップで 販売内で製品およびサービス販売が選択されていることを確認し ます 質問ステップで 販売スコーピング要素を展開し 製品およびサービス販売を選 択します 顧客契約を選択し 顧客契約の品目に関連する質問に回答します 3. 見積に関連するアカウントの詳細 ( アカウント名など ) をアカウント項目に入力します 選択ダイアログを開くアイコンをクリックしてアカウントを検索することができます アカウント 所属の関連するマスタデータ およびその他のデフォルト販売データが自動的に表示されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 259

260 4. 見積が新規アカウントに関連する場合は 新規登録 をクリックして アカウントの 関連タイプを選択して一意のアカウント番号を生成し 必要に応じて追加詳細を入力し ます 5. 一般で 見積の内容説明 外部参照 ID 契約開始/ 終了日付 転記日付 および他 の必要なデータを入力します 6. 明細には 次の製品詳細を入力します 製品 ID 選択ダイアログを開くアイコンをクリックして製品を検索することがで きます 関連する製品テキストおよび製品のリスト価格が自動的に表示されます 製品の所要量 値が計算され 表示されます オプションで 製品が要求日付に利 用可能かどうかチェックすることができます 7. すべて表示 明細タブをクリックします 詳細で関連する価格契約を入力します 8. 契約の見積を送信します 契約の新規見積が送信され システムに保存され 販売見積ビューの一覧に追加されます 定義されたしきい値があり 見積がそのしきい値を超えている場合 ビジネスコンフィグレーションに応じて 見積が送信されて承認プロセスが開始されます この一覧から販売見積を開くには 適切な販売見積 ID リンクを選択します 契約の見積を一度登録すると 他のタスク ( 例 : 見積の更新 または取消 ) はすべて同じままとなります Microsoft Excel を使用した契約の見積の登録 事前定義された Microsoft Excel テンプレートに契約の見積の詳細を入力し それを SAP Business ByDesign システムにアップロードすることで 契約の見積を登録することができます このタスクの詳細については ここ [ ページ 266] を参照してください 案件からの販売見積登録 1. 案件ビューを選択します 2. 案件を選択し フォローアップをクリックして販売見積を選択します 3. 新規販売見積クイックアクティビティで システムで入力された案件の詳細を確認します 必要に応じてさらに情報を入力します 4. 明細タブビューで 案件からコピーされる製品を確認します 新規価格決定が現在の価格を含む販売見積でトリガされます 5. 新規販売見積クイックアクティビティの上部で 保存をクリックします 6. または 顧客に販売見積を送信するために 送信をクリックします その後 案件ビューに戻ります 販売見積の承認が必要な場合 承認プロセスは販売見積を送信すると開始されます 7. 案件に関連する新規販売見積は販売見積ビューの一覧に追加されます この一覧から販売見積を開くには 適切な販売見積 ID リンクをクリックします 販売見積の取消 1. 販売見積ビューを選択します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

261 2. 一覧から取り消す販売見積を選択し 編集をクリックして 販売見積クイックアクティビティを開きます すべて表示をクリックします 3. 販売見積を取り消すには 以下のオプションがあります 見積全体を取り消すことができます 1. これを実行するには 一般タブページを選択し 拒否理由から値を選択します これは 販売見積全体が成約しなかったことを表します フォローアップ受注は失注販売見積には登録できません 2. 拒否理由が まだ個別に取り消されていない全明細にコピーされます 部分的に販売見積を取り消すことができます 1. これを実行するには 明細タブページを選択し 取り消す明細を選択します 2. 明細の詳細タブページで 拒否理由を選択します 3. 取り消す他の明細についてこのステップを繰り返し 販売見積を保存します 見積が部分的に取り消されても 取り消されていない明細のフォローアップ受注を登録することができます 1 つまたは複数の受注を参照する見積は受注したと 見なされさます 拒否理由を一般タブで削除することができます そこで 同じ拒否理由を含む取消済明細について取消も明細から削除されます 明細の個別取消は影響を受 けませんが ヘッダ取消が削除されると個別取消も削除されます 販売見積の更新 1. 販売見積ビューを選択します 2. 販売見積を編集します 見積を一覧で選択し 編集をクリックして販売見積クイックアクティビティを開 きます 一覧で販売見積 ID を選択して販売見積ファクトシートを開き すべて表示をク リックして販売見積エディタを開きます 3. 一般タブページで販売見積の詳細を変更します 内部コメントおよび顧客情報を表示および変更することができます 販売見積の内部コメント項目および顧客情報項目のノートは マスタデータからコピーされます ヘッダレベルでは ノートはアカウントマスタデータから以下のようにコピーされます 内部販売ノートで入力されたテキストは 内部コメントにコピーされます 外部販売ノートで入力されたテキストは 顧客情報にコピーされます 明細レベルでは ノートは製品またはサービスマスタデータから以下のようにコピーされます 販売ノートで入力されたテキストは 顧客情報にコピーされます 販売見積のすべてのテキスト項目を変更することができますが ヘッダレベルでアカウントを変更すると ノートは新しいアカウント 製品 またはサービスのテキストで上書きされます 4. 明細を編集するか 新しい製品を見積に追加するには 明細タブページを選択します 1. 行追加をクリックして テーブルに新しい明細を登録します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 261

262 2. 製品 ID 項目に 製品 ID を入力します 必要に応じて 選択ダイアログを開くア イコンをクリックして製品を検索します 関連する製品テキストおよび価格が自動 的に表示されます オプションで 価格または割引を入力または変更することがで きます 3. 製品の必要な数量を入力します 予測値が計算されて表示されます 4. 明細テーブル自体で 製品仕様書列をテーブルに追加し 定義済の製品仕様書を各 明細に割り当てることもできます 5. 上記のステップを繰り返して追加の明細を入力します 6. 明細の価格履歴にアクセスする場合は 一覧で明細を選択して価格履歴をクリック します 対応するアカウント 製品 および製品仕様書を使用して 他の販売見積 または受注の価格履歴が表示されます また 検索オプションを使用して 他の製品またはアカウントの価格履歴を調べる ことができます 5. 見積の進捗を追跡し 案件 受注などの関連する伝票すべてにアクセスするには 伝票 フロータブページを選択します 伝票フローの拡張ビューで アポイントメントまたは アクティビティタスクなどの関連アクティビティも参照することができます 詳細につ いては 伝票フローを参照してください 6. 販売見積エディタの上部で 保存をクリックして更新した販売見積を保存し 閉じる をクリックして販売見積ビューに戻ります 更新した販売見積がシステムに保存され 販売見積ビューの販売見積の一覧からアクセスすることができます この一覧から販売見積を開くには 適切な販売見積 ID リンクをクリックします 販売見積が正しくない場合 販売見積ワークリストで削除することができます ライフサイクルステータスおよび進捗の追跡 1. 販売見積ビューを選択します 2. 表示項目の事前定義済検索のいずれかを選択し 実行をクリックします 3. これで 販売見積のステータスを追跡することができます 有効なステータスタイプは以下のとおりです 未処理 処理中 : 見積が部分的に取り消された場合 または部分的に受注を参照する場合 処理中となります この場合に提供された数量は 発注済数量よりも多くなっています 完了済 : 見積が完全に拒否される場合 または完全に受注を参照する場合 完了しています 提供数量は発注済数量と同じか 少なくなっています もう 1 つのオプションとして 見積が受注を参照せずに発注されたことを示すステータスアクションによって 販売見積をマニュアルで完了にします 4. 進捗の追跡も可能です 進捗アイコンは以下のように表示されます 灰色は関連なしを表し 見積が承認中または顧客にまだ送信されていないことを意 味します 黄色は保留を表し 見積が顧客に送信されていることを意味します 緑色は受注を表し 最低 1 つの明細が受注を参照したか または見積がステータ スアクションによりマニュアルで完了していることを意味します 赤色は失注を表し 拒否理由が販売見積全体のヘッダレベルに設定されています SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

263 5. 見積の進捗を追跡し 案件や受注などの関連伝票すべてにアクセスするには 販売見積 ID をクリックし 次にすべて表示をクリックします 伝票フロータブページでは 関連伝票フローを確認できます 伝票フローの拡張ビューにより アポイントメントまたはアクティビティタスクなどの関連アクティビティも参照することができます 詳細については 伝票フローを参照してください 伝票フローは販売見積概要でも表示されます 伝票フローを表示するには 販売見積 ID をクリックし 詳細タブを選択します 販売見積ワークリストのグラフィック分析の表示 1. ワークリストで グループ別ドロップダウンリストから データをグループ化する基準 を選択します 2. 分析ビューセクションにワークリストのデータすべてのデータが表示されるようにする には フィルタアイコンの横にあるチャートアイコンをクリックします 3. 分析ビューセクションで データが表示されるグラフタイプを選択します 4. チャートのデータセクションをダブルクリックして 元のワークリストをフィルタリン グします 分析ビューセクションのチャート全体に戻るをクリックするか またはワークリストのフィルタ内容を削除して フィルタを消去することができます 新規ビジネスワークセンタの案件一覧ビューにある案件ワークリストなどの一部のワークリストでは さまざまな基準 ( 予測値など ) を使用して グループ化されたデータを集約することができます その後 さまざまな分析方法 ( たとえば 回数 合計 平均 最大 最小 ) を選択してデータをソートしたり ワークリストのデータを提示するためのさまざまなグラフタイプを選択したりすることができます 販売見積ワークリストからのターゲットグループの登録 マーケティング目的で ワークリストで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのためには 以下の手順に従います 1. 必要なワークリストを呼び出し ニーズに応じて変更します 2. エクスポートをクリックしてから ターゲットグループへをクリックします 新規ターゲットグループ画面が開きます 3. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します 請求書スケジュールの登録 請求時間枠を使用して 伝票の請求書スケジュールを登録することができます 1. 価格設定および請求で 請求書スケジュールを選択します 2. 請求時間枠編集をクリックします これで たとえば当年の月次の繰返パターンを使用して 新規時間枠を編集するか既存の時間枠を表示することができます 選択した請求時間枠を明細に割り当てるには 適用済チェックボックスを選択します 3. 以下をクリックします OK 適用された明細の月次の請求書日付が登録されます 請求書スケジュールを順を追って登録することもできます 1. 価格設定および請求で 請求書スケジュールを選択します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 263

264 2. 明細追加をクリックします これで 複数の請求日付を登録する明細を選択することができます 3. 以下をクリックします 日付追加選択した明細に対して複数の請求書日付を更新します 請求書スケジュールの詳細については 請求書スケジュール [ ページ 358] を参照してください Microsoft Excel を使用した販売見積の登録 概要 事前定義済 Microsoft Excel テンプレートに販売見積を入力し それを SAP Business ByDesign システムにアップ ロードすることで 販売見積を登録することができます 前提条件 最新の Microsoft Excel 用アドインをインストールしておきます これは 設定したソリューションに応じて ホームワークセンタのセルフサービス概要 アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタのダウンロードセンタ またはユーザインタフェースで直接使用可能なダウンロードリンクから行うことができます また ブラウザの設定が正しく設定されていることも必要となります このことは ログオン画面のマイコンピュータの設定チェックをクリックすることによって確認することができます ステップ テンプレートにアクセスするには 新規ビジネスワークセンタの販売見積に移動します 新規登録 Microsoft Excel からの販売見積をクリックします をクリックし 次に テンプレートの取得 1. テンプレートを選択します 必要な言語のテンプレートを選択し ダウンロードをクリックします スコーピング中に選択した言語を選択することができます スコーピング中に選択した言語が 1 つの みである場合は 選択元となる言語バージョンの選択肢は表示されません 2. テンプレートの処理方法を決定します 以下のオプションのいずれかを選択します テンプレートを 1 度しか使用しない場合は 保存せずにテンプレートを開くことができます 開くをクリックします 再利用できるようにテンプレートを保存する場合は ファイルを保存する場所を選択し 適切なファイル名を入力し 保存をクリックします 次に 開くをクリックします このテンプレートを前にダウンロードし コンピュータ上に保存している場合は テンプレートを保存した場 所にナビゲートして開きます Microsoft Excel からソリューションへのログオン 1. Microsoft Excel の SAP アドインリボンで ログオンをクリックします SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

265 SAP アドインリボンが表示されない場合は Microsoft Excel のアドインが適切にインストールされて いることをチェックします ( この文書の前提条件を参照 ) ダイアログボックスが開き そこにログオン詳細を入力することができます システム URL が自動的に提案 されます システム URL は 作業しているシステムの URL です 2. ユーザ ID およびパスワードを入力し ログオンをクリックします システムへの最初のログオン後 リボンテキストが SAP アドインから自分のソリューションの名前に変更されます Microsoft Excel テンプレートでの詳細の入力 以下のことに注意してください Microsoft Excel テンプレートには 複数の行が表示され そこにデータを入力またはコピーすることができます さらに必要な場合は データを入力またはコピーする前に 必要な行数を追加します 必須項目 ( アスタリスクのマークが付いた項目 ) が入力されていることを確認します 詳細の入力に役立つ機能 : 一部の項目にはドロップダウンリストが用意されています 一部の項目では 国などのデータをシステムで検索することができます 項目の上にカーソルを置き ソリューションのツールバーまたはリボンのルックアップをクリックして システムを検索します 表示されたルックアップダイアログボックスで 検索項目を使用することができます 検索項目へのテキストの入力を開始すると 関連エントリが ID 列とテキスト列でフィルタリングされるため 一覧全体をスクロールする必要がなくなります ルックアップボタンがリボンまたはツールバーで有効になっていない場合 検索を実行することはできません 販売見積詳細を行および適切な列に入力します データの保存 1. すべてのデータの入力が完了したら Microsoft Excel ファイルを保存します 2. データ保存先をクリックします ダイアログボックスが開き データがソリューションに保存されることが通知されます アップロード後 メッセージが表示され データがソリューションに保存されたことが通知されます 必須情報の一部を提供しなかった場合 または誤った情報を提供した場合は 一部のレコードが保 存されなくなります エラーメッセージで問題が強調表示されるため 問題を修正してデータを再度保存することができます 3. 次に ログオフをクリックしてログオフすることができます 結果 新規販売見積が SAP Business ByDesign システムに保存され 販売見積ビューの一覧に追加されます これらの見積を変更する必要がある場合は システムで直接変更する必要があります SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 265

266 5.4.3 Microsoft Excel を使用した契約の見積の登録 概要 事前定義された Microsoft Excel テンプレートに契約の見積を入力し それを SAP Business ByDesign システムに アップロードすることで 契約の見積を登録することができます 前提条件 最新の Microsoft Excel 用アドインをインストールしておきます これは 設定したソリューションに応じて ホームワークセンタのセルフサービス概要 アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタのダウンロードセンタ またはユーザインタフェースで直接使用可能なダウンロードリンクから行うことができます また ブラウザの設定が正しく設定されていることも必要となります このことは ログオン画面のマイコンピュータの設定チェックをクリックすることによって確認することができます ステップ テンプレートにアクセスするには 新規ビジネスワークセンタの販売見積に移動します 新規登録 Microsoft Excel からの契約の見積をクリックします をクリックし 次に テンプレートの取得 1. テンプレートを選択します 必要な言語のテンプレートを選択し ダウンロードをクリックします スコーピング中に選択した言語を選択することができます スコーピング中に選択した言語が 1 つの みである場合は 選択元となる言語バージョンの選択肢は表示されません 2. テンプレートの処理方法を決定します 以下のオプションのいずれかを選択します テンプレートを 1 度しか使用しない場合は 保存せずにテンプレートを開くことができます 開くをクリックします 再利用できるようにテンプレートを保存する場合は ファイルを保存する場所を選択し 適切なファイル名を入力し 保存をクリックします 次に 開くをクリックします このテンプレートを前にダウンロードし コンピュータ上に保存している場合は テンプレートを保存した場 所にナビゲートして開きます Microsoft Excel からソリューションへのログオン 1. Microsoft Excel の SAP アドインリボンで ログオンをクリックします SAP アドインリボンが表示されない場合は Microsoft Excel のアドインが適切にインストールされていることをチェックします ( この文書の前提条件を参照 ) ダイアログボックスが開き そこにログオン詳細を入力することができます システム URL が自動的に提案されます システム URL は 作業しているシステムの URL です 2. ユーザ ID およびパスワードを入力し ログオンをクリックします SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

267 システムへの最初のログオン後 リボンテキストが SAP アドインから自分のソリューションの名前に 変更されます Microsoft Excel テンプレートでの詳細の入力 以下のことに注意してください Microsoft Excel テンプレートには 複数の行が表示され そこにデータを入力またはコピーすることができます さらに必要な場合は データを入力またはコピーする前に 必要な行数を追加します 必須項目 ( アスタリスクのマークが付いた項目 ) が入力されていることを確認します 詳細の入力に役立つ機能 : 一部の項目にはドロップダウンリストが用意されています 一部の項目では 国などのデータをシステムで検索することができます 項目の上にカーソルを置き ソリューションのツールバーまたはリボンのルックアップをクリックして システムを検索します 表示されたルックアップダイアログボックスで 検索項目を使用することができます 検索項目へのテキストの入力を開始すると 関連エントリが ID 列とテキスト列でフィルタリングされるため 一覧全体をスクロールする必要がなくなります ルックアップボタンがリボンまたはツールバーで有効になっていない場合 検索を実行することはできません 契約の見積詳細を行および適切な列に入力します データの保存 1. すべてのデータの入力が完了したら Microsoft Excel ファイルを保存します 2. データ保存先をクリックします ダイアログボックスが開き データがソリューションに保存されることが通知されます アップロード後 メッセージが表示され データがソリューションに保存されたことが通知されます 必須情報の一部を提供しなかった場合 または誤った情報を提供した場合は 一部のレコードが保 存されなくなります エラーメッセージで問題が強調表示されるため 問題を修正してデータを再度保存することができます 3. 次に ログオフをクリックしてログオフすることができます 結果 新規契約の見積が SAP Business ByDesign システムに保存され 販売見積ビューの一覧に追加されます これらの見積を変更する必要がある場合は システムで直接変更する必要があります ビジネスバックグラウンド 販売見積の処理 概要 販売見積処理は 固定条件のある特定の契約条件に従って製品またはサービスを顧客に提供するために使用します 販売者は 一定の期間 販売見積により拘束されます 販売見積は 通常その会社の営業員により登録されます 価格決定機能およびオプションの商品利用可能在庫確認がサポートされます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 267

268 販売見積処理を使用して 製品に対する有効な価格および魅力的な割引を提供できます これは 顧客に製品またはサービスの購入を促し ビジネスを成長させる一般的な方法です 顧客が販売見積を受け入れた場合 販売見積から受注を生成できます また 販売契約を登録するための前伝票として使用できる契約固有販売見積を登録することもできます プロセスフロー 以下のステップでは 販売見積処理の一般的なプロセスフローについて説明します このプロセスでは 新規ビジネ スワークセンタにアクセスします 1. 営業員が販売見積または契約の見積を登録し アカウントを登録してから その顧客に提供する製品を入力し ます 2. アカウント 製品 日付 顧客などの詳細情報を使用して正味額が計算されます 営業員は自動的に設定され た価格と割引を上書きすることも 割引や追加料金を上乗せすることもできます 3. 総正味額や特定の割引合計などのしきい値を超過した場合 任意ですが 承認者による販売見積または契約の 見積の承認が必要になることもあります ビジネスコンフィグレーションワークセンタの導入プロジェクトビューで承認詳細を定義します 導入プロジェクトを選択し アクティビティ一覧を開くをクリックします プロジェクトの微調整ステップで 見積の承認を選択します 4. 販売見積または契約の見積が 顧客に送信されます 顧客が販売見積を受け入れた場合 フォローアップとして受注を生成できます 契約の見積の場合は 承認後 フォローアップとして販売契約を登録することができます 見積の承認 概要 販売見積 サービス見積および契約の見積などのすべてのタイプの見積に適用される見積の承認プロセスを有効化および定義することができます 各タイプの見積に対して承認プロセス内でステップおよび条件を明示的に定義し 異なる見積のタイプに応じて承認プロセスの動作が異なることを確認します 承認プロセスの有効化 ビジネスコンフィグレーションのビジネスオプションをスコーピングして 見積の承認プロセスを有効化することが できます この作業はキーユーザが行います このビジネスオプションにアクセスするには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップで 販売内で新規ビジネスが選択されていることを確認します 質問ステップで 販売スコーピング要素を展開し 新規ビジネスを選択します 見積を選択し 見積の承認に関連する質問に回答します 技術的な理由で AtoA または BtoB プロセスで登録された見積の承認プロセスはサポートされていません SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

269 承認プロセスの定義 アプリケーション / ユーザ管理で 見積の承認プロセスを定義することができます 以下のことが可能です 以下のような複数の承認関係者を考慮した複数ステップ承認 レポートラインマネージャ 販売見積および契約の見積の場合にレポートラインマネージャが従業員責任者のマネージャであるのに対し サービス見積のマネージャは処理者のマネージャです 直接承認者 担当プロジェクトマネージャ 担当プロジェクトマネージャは 販売見積および契約の見積に対してのみ有効です これをサービス見積に対して選択すると 未割当の BTM タスクという結果となります 以下のような特定の値に対する条件の定義 利益マージン 値引合計ソース見積タイプ販売単位合計正味額 ABC 層別プロジェクトベース与信ステータス 見積の承認の条件設定中に 承認者としてプロジェクトマネージャを選択した場合 プロジェクトベースの属性を真に設定する必要があります 詳細については 承認プロセスの登録および編集に関する文書を参照してください 承認者が以下のワークセンタおよびビューにアクセスできる場合にのみ 承認タスクを表示できます 新規ビジネスワークセンタ マイエリアの管理ワークセンタ 承認ビュー マイエリアの管理ワークセンタ MMA_Sales ビュー (MMA_Sales オプションは 承認者にワークセンタを割り当てるときに選択する必要があります ) SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 269

270 5.5 レポートビュー リードファネル 概要 このレポートにはユーザが担当するリードと これらのリードから直接または間接的に発生する案件 見積および受注が表示されます このレポートは モバイルレポートとして利用することもできます 詳細については モバイルレポートの使用に関する文書を参照してください ビュー このレポートでは 以下のビューを使用することができます ソース別のリードファネルソース別のリードファネルが表示されます ソース別のリードファネル金額ソース別のリードファネルの金額が表示されます 番号別のリードファネル番号別のリードファネルが表示されます 機能 レポートの実行 レポートを実行する前に 特定の変数を選択することで 表示するデータを指定することができます 必須変数すべてについて値を指定する必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます レポートの分析 デフォルトのレポートには すべてのリードのソースおよび数と それらのリードに基づいて登録された案件 見積 および受注の数が表示されます このレポートのデータは 初期設定では 表形式で表示されます このレポートは チャートでも表示することができます このレポートのデータを分析するには 以下の手順に従います フィルタを使用して コンテンツペインでのデータの表示を操作します このレポートでは 以下のキー数値を追加することができます 案件の明細額 案件の予測値受注の正味額リード数案件数販売見積明細の数 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

271 販売見積の数受注明細の数受注の数受注の正味額 特性をドラッグ & ドロップして コンテンツペインにデータを追加 またはコンテンツペインからデータを削除します このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます カレンダ年やカレンダ年 / 月などの期間を示す特性が リード開始日付別に集計されます このレポートから アカウントにナビゲートすることができます 参照 レポートビュー Customer Relationship Management のレポートの概要 リード数 概要 このレポートには 販売で受け入れられたリードの数と マーケティングまたは販売で拒否されたリードの数が表示されます このレポートでは ユーザが従業員責任者であるリードが一覧にされます このレポートは モバイルレポートとして利用することもできます 詳細については モバイルレポートの使用に関する文書を参照してください ビュー このレポートでは 以下のビューを使用することができます リード数リードの数が表示されます ソース別のリード数リードの数がソース別に表示されます 機能 レポートの実行 レポートを実行する前に 特定の変数を選択することで 表示するデータを指定することができます 必須変数すべてについて値を指定する必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます レポートの分析 このレポートのデータを分析するには 以下の手順に従います フィルタを使用して コンテンツペインでのデータの表示を操作します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 271

272 このレポートでは 以下のキー数値を追加することができます 販売で受け入れられたリードの数 販売で拒否されたリードの数 マーケティングで拒否されたリードの数 成約リードの合計数 成約リードの数 = 受け入れられたリードの数 + 拒否されたリードの数 このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます カレンダ年やカレンダ年 / 月などの期間を示す特性が リード開始日付別に集計されます このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます アカウント リード ID マーケティング目的で このレポートで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのためには 以下の手順に従います 1. レポートを呼び出し ニーズに応じて基準を選択します 2. アカウント特性を行に追加します 3. アカウント ID またはアカウント名をクリックし ID または名称の隣に表示される矢印をクリックして ドロップダウンメニューで新規ターゲットグループへのすべてのアカウントのエクスポートを選択します ターゲットグループ画面が開きます ターゲットグループには レポートに表示されるすべてのアカウントが含まれます また アカウントマスタデータに基づいてこれらのアカウントの主要担当者が自動決定され それらがターゲットグループに含まれます 特定のアカウントのマスタデータに主要担当者がない場合 アカウントのみがターゲットグループに含まれます アカウントのマスタデータに現在入力されている主要担当者が決定されることに注意してください そのため ターゲットグループの一部の取引先担当者がレポートに表示される取引先担当者と異なる場合があります 4. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します レポートをコピーする場合 新規レポートに基づいてターゲットグループを登録できないことに注意してくだ さい 参照 レポートビュー Customer Relationship Management のレポートの概要 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

273 5.5.3 案件ファネル 概要 このレポートには 案件と これらの案件から直接または間接的に発生する見積および受注が表示されます このレポートは モバイルレポートとして利用することもできます 詳細については モバイルレポートの使用に関する文書を参照してください 機能レポートの実行 レポートを実行する前に 特定の変数を選択することで 表示するデータを指定することができます 必須変数すべてについて値を指定する必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます デフォルトでは 変数時間枠は当年の初日から本日までに設定されていることに注意してください 時間枠は 案件の終了日付に基づいています 終了日付が本日の日付より後の受注案件または失注案件は このレポートに表示されません この案件をこのレポートに表示するには たとえば 当年の初日から本日までから当年度に時間枠を変更する必要があります レポートの分析 デフォルトのレポートには これらの案件の後続活動である見積および受注が表示されます この情報は 案件の予測値および見積と受注の正味額で表示されます このレポートは 初期設定では表形式で表示されます このレポートは チャートでも表示することができます このレポートのデータを分析するには フィルタを使用して コンテンツペインでのデータの表示を操作します このレポートでは 以下のキー数値を追加することができます 案件の明細額 案件の予測値 販売見積の正味額 案件数 ( ヘッダ ) 販売見積の数 ( 明細 ) 受注の数 ( 明細 ) 受注の正味額 このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます アカウント 販売単位 参照 Customer Relationship Management のレポートの概要 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 273

274 5.5.4 案件パイプライン 概要 このレポートには 未処理と処理中の案件が その番号 金額 および製品別に表示されます 潜在的な販売額を示すために 予測対象でフィルタリングを行うことができます このレポートは モバイルレポートとして利用することもできます 詳細については モバイルレポートの使用に関する文書を参照してください ビュー このレポートでは 以下のビューを使用することができます 案件パイプライン進捗案件パイプラインの進捗を示します 製品別の案件パイプライン進捗製品別の案件パイプラインの進捗を示します 機能 レポートの実行 レポートを実行する前に 特定の変数を選択することで 表示するデータを指定することができます 必須変数すべてについて値を指定する必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます デフォルトでは 変数時間枠は当年の初日から本日までに設定されていることに注意してください 時間枠は 案件の終了日付に基づいています 受注案件または失注案件があり 終了日付が本日の日付より後の日付である場合 この案件はこのレポートに表示されません この案件をこのレポートに表示するには たとえば 当年の初日から本日までから当年度に時間枠を変更する必要があります レポートの分析 デフォルトのレポートには 案件フェーズ別の案件の予測値とその進捗が表示されます このレポートは 初期設定では表形式で表示されます このレポートは チャートでも表示することができます このレポートのデータを分析するには 以下の手順に従います フィルタを使用して コンテンツペインでのデータの表示を操作します このレポートでは 以下のキー数値を追加することができます 加重値 予測値 明細額 明細合計額 ( ヘッダ ) 数量 受注見込 (%) 案件数 案件明細の数 このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

275 このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます アカウント 案件 ID 販売単位 販売組織 マーケティング目的で このレポートで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのために は 以下の手順に従います 1. レポートを呼び出し ニーズに応じて基準を選択します 2. アカウント特性を行に追加します 3. アカウント ID またはアカウント名をクリックし ID または名称の隣に表示される矢印をクリックして ド ロップダウンメニューで新規ターゲットグループへのすべてのアカウントのエクスポートを選択します ターゲットグループ画面が開きます ターゲットグループには レポートに表示されるすべてのアカウントが 含まれます また アカウントマスタデータに基づいてこれらのアカウントの主要担当者が自動決定され そ れらがターゲットグループに含まれます 特定のアカウントのマスタデータに主要担当者がない場合 アカウ ントのみがターゲットグループに含まれます アカウントのマスタデータに現在入力されている主要担当者が決定されることに注意してください そのため ターゲットグループの一部の取引先担当者がレポートに表示される取引先担当者と異なる場合があります 4. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します レポートをコピーする場合 新規レポートに基づいてターゲットグループを登録できないことに注意してくだ さい 参照 レポートビュー Customer Relationship Management のレポートの概要 案件金額 概要 このレポートでは 案件数および案件金額が表示されます このレポートは モバイルレポートとして利用することもできます 詳細については モバイルレポートの使用に関する文書を参照してください 機能 レポートの実行 レポートを実行する前に 特定の変数を選択することで 照会するデータを指定することができます 必須変数すべてについて値を指定する必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 275

276 デフォルトでは 変数時間枠は当年の初日から本日までに設定されていることに注意してください 時間枠は 案件の終了日付に基づいています 受注案件または失注案件があり 終了日付が本日の日付より後の日付である場合 この案件はこのレポートに表示されません この案件をこのレポートに表示するには たとえば 当年の初日から本日までから当年度に時間枠を変更する必要があります レポートの分析デフォルトのレポートには 当年度の各月の案件数が表示されます このレポートは 初期設定では表形式で表示されます このレポートは チャートでも表示することができます このレポートのデータを分析するには : フィルタを使用して コンテンツペインでのデータの表示を操作します このレポートでは 以下のキー数値を追加することができます 予測値 加重値 明細合計値 案件数 このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます アカウント 案件 ID 販売組織 販売単位 マーケティング目的で このレポートで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのためには 以下の手順に従います 1. レポートを呼び出し ニーズに応じて基準を選択します 2. アカウント特性を行に追加します 3. アカウント ID またはアカウント名をクリックし ID または名称の隣に表示される矢印をクリックして ドロップダウンメニューで新規ターゲットグループへのすべてのアカウントのエクスポートを選択します ターゲットグループ画面が開きます ターゲットグループには レポートに表示されるすべてのアカウントが含まれます また アカウントマスタデータに基づいてこれらのアカウントの主要担当者が自動決定され それらがターゲットグループに含まれます 特定のアカウントのマスタデータに主要担当者がない場合 アカウントのみがターゲットグループに含まれます アカウントのマスタデータに現在入力されている主要担当者が決定されることに注意してください そのため ターゲットグループの一部の取引先担当者がレポートに表示される取引先担当者と異なる場合があります 4. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します レポートをコピーする場合 新規レポートに基づいてターゲットグループを登録できないことに注意してくだ さい 参照 Customer Relationship Management のレポートの概要 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

277 5.5.6 販売パイプライン 概要 このレポートには 未処理と処理中の案件が その番号 金額 および製品別に表示されます 潜在的な収益を示すため 販売見積も分析できます このレポートは モバイルレポートとして利用することもできます 詳細については モバイルレポートの使用に関する文書を参照してください 機能レポートの実行 レポートを実行する前に 特定の変数を選択することで 表示するデータを指定することができます 必須変数すべてについて値を指定する必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます レポートの分析 デフォルトレポートでは 加重値と見積の正味額が比較されます このレポートのデータは 初期設定では 表形式で表示されます このレポートは チャートでも表示することができます このレポートのデータを分析するには 以下の手順に従います フィルタを使用して コンテンツペインでのデータの表示を操作します このレポートでは 以下のキー数値を追加することができます 案件の予測値 案件の加重値案件の明細合計額案件の明細数量案件の明細額案件の算出値販売見積の合計販売見積の正味額販売見積の依頼数量 このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます カレンダ年やカレンダ年 / 月などの期間を示す特性が 転記日付別に集計されます このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます アカウント 販売単位 マーケティング目的で このレポートで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのためには 以下の手順に従います 1. レポートを呼び出し ニーズに応じて基準を選択します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 277

278 2. アカウント特性を行に追加します 3. アカウント ID またはアカウント名をクリックし ID または名称の隣に表示される矢印をクリックして ドロップダウンメニューで新規ターゲットグループへのすべてのアカウントのエクスポートを選択します ターゲットグループ画面が開きます ターゲットグループには レポートに表示されるすべてのアカウントが含まれます また アカウントマスタデータに基づいてこれらのアカウントの主要担当者が自動決定され それらがターゲットグループに含まれます 特定のアカウントのマスタデータに主要担当者がない場合 アカウントのみがターゲットグループに含まれます アカウントのマスタデータに現在入力されている主要担当者が決定されることに注意してください そのため ターゲットグループの一部の取引先担当者がレポートに表示される取引先担当者と異なる場合があります 4. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します レポートをコピーする場合 新規レポートに基づいてターゲットグループを登録できないことに注意してください 参照 Customer Relationship Management のレポートの概要 販売見積ファネルおよび受注率 概要 このレポートは 販売見積およびこれらの見積から発生する受注を示します このレポートは モバイルレポートとして利用することもできます 詳細については モバイルレポートの使用に関する文書を参照してください ビュー このレポートでは 以下のビューを使用することができます 販売見積ファネル販売見積ファネルを表示します 受注率受注率 ( 承認済見積明細の正味額 (%)) を表示します 機能 レポートの実行 レポートを実行する前に 特定の変数を選択することで 照会するデータを指定することができます 必須変数すべてについて値を指定する必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

279 レポートの分析 デフォルトレポートでは 見積の正味額と 現カレンダ年におけるこれらの見積に続く受注の正味額が表示されま す このレポートは 初期設定では表形式で表示されます このレポートは チャートでも表示することができます このレポートのデータを分析するには : フィルタを使用して コンテンツペインでのデータの表示を操作します このレポートでは 以下のキー数値を追加することができます 見込正味額 承認済見積明細の正味額 見積明細の正味額 受注の正味額 受注率 承認済見積明細の数 (%) 受注率 承認済見積明細の正味額 (%) 承認済見積明細の数 見積明細の数 受注の参照額 見込正味額に対する受注率 (%) 正味額に対する受注率 (%) このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます カレンダ年やカレンダ年 / 月などの期間を示す特性が 見積の転記日付別に集計されます このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます アカウント 参照 Customer Relationship Management のレポートの概要 販売見積金額 概要 このレポートには 販売見積の金額および受注率が表示されます このレポートは モバイルレポートとして利用することもできます 詳細については モバイルレポートの使用に関する文書を参照してください ビュー このレポートでは 以下のビューを使用することができます 販売見積金額販売見積金額を表示します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 279

280 顧客別の販売見積金額 アカウント別の販売見積金額を表示します 機能レポートの実行 レポートを実行する前に 特定の変数を選択することで 表示するデータを指定することができます 必須変数すべてについて値を指定する必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます レポートの分析デフォルトレポートには 当年度の見積正味額が表示されます このレポートのデータを分析するには : フィルタを使用して コンテンツペインでのデータの表示を操作します このレポートでは 以下の追加キー数値を追加することができます 販売見積の正味額 確認済数量 確認済数量 ( 販売数量単位 ) 運賃 ( 取引通貨 ) 運賃 合計 ( 取引通貨 ) 販売見積の総額 正味額 ( 取引通貨 ) 販売見積の数 受注数量 受注数量 ( 販売数量単位 ) 依頼数量 依頼数量 ( 販売数量単位 ) 税 ( 取引通貨 ) 税 見込正味額 運賃抜きの正味額 ( 取引通貨 ) 運賃抜きの正味額 このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます カレンダ年やカレンダ年 / 月などの期間を示す特性が 見積の転記日付別に集計されます このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます アカウント 販売単位 マーケティング目的で このレポートで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのためには 以下の手順に従います 1. レポートを呼び出し ニーズに応じて基準を選択します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

281 2. アカウント特性を行に追加します 3. アカウント ID またはアカウント名をクリックし ID または名称の隣に表示される矢印をクリックして ドロップダウンメニューで新規ターゲットグループへのすべてのアカウントのエクスポートを選択します ターゲットグループ画面が開きます ターゲットグループには レポートに表示されるすべてのアカウントが含まれます また アカウントマスタデータに基づいてこれらのアカウントの主要担当者が自動決定され それらがターゲットグループに含まれます 特定のアカウントのマスタデータに主要担当者がない場合 アカウントのみがターゲットグループに含まれます アカウントのマスタデータに現在入力されている主要担当者が決定されることに注意してください そのため ターゲットグループの一部の取引先担当者がレポートに表示される取引先担当者と異なる場合があります 4. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します レポートをコピーする場合 新規レポートに基づいてターゲットグループを登録できないことに注意してください 参照 レポートビュー Customer Relationship Management のレポートの概要 受注 / 失注案件 概要 このレポートには 受注案件と失注案件の比率が表示されます ビュー このレポートでは 以下のビューを使用することができます % 別受注 / 失注案件 % 別受注 / 失注案件の表示 アカウント別受注 / 失注案件アカウント別受注 / 失注案件の表示 製品別受注 / 失注案件製品別受注 / 失注案件の表示 ステータス理由の別受注 / 失注案件ステータス理由別の受注 / 失注案件の表示 機能 レポートの実行 レポートを実行する前に 特定の変数を選択することで 表示するデータを指定することができます 必須変数すべてについて値を指定する必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 281

282 デフォルトでは 変数時間枠は当年の初日から本日までに設定されていることに注意してください 時間枠は 案件の終了日付に基づいています 受注案件または失注案件があり 終了日付が本日の日付より後の日付である場合 この案件はこのレポートに表示されません この案件をこのレポートに表示するには たとえば 当年の初日から本日までから当年度に時間枠を変更する必要があります レポートの分析このレポートのデータを分析するには : フィルタを使用して コンテンツペインでのデータの表示を操作します このレポートでは 以下のキー数値を追加することができます 明細合計額 ( ヘッダ ) 受注案件の明細合計額 (%) ( ヘッダ ) 予測値 予測値別の受注案件 予測値別の失注案件 予測値別の受注案件 (%) 受注案件の明細額 失注案件の明細額 受注案件の明細額 (%) 失注案件の明細額 (%) % 別の受注案件明細 % 別の失注案件明細受注案件明細の数失注案件明細の数案件明細の数算出値失注案件の算出値受注案件の算出値 予測値別の失注案件 (%) 失注案件の明細額 (%) ( ヘッダ ) 受注案件率 (%) 失注案件率 (%) 失注案件の数 受注案件の数 案件数 このレポートでデータをさらに分析するには 現在非表示一覧から特性をドラッグ & ドロップします このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます アカウント 案件 ID マーケティング目的で このレポートで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのためには 以下の手順に従います 1. レポートを呼び出し ニーズに応じて基準を選択します 2. アカウント特性を行に追加します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月新規ビジネス

283 3. アカウント ID またはアカウント名をクリックし ID または名称の隣に表示される矢印をクリックして ド ロップダウンメニューで新規ターゲットグループへのすべてのアカウントのエクスポートを選択します ターゲットグループ画面が開きます ターゲットグループには レポートに表示されるすべてのアカウントが 含まれます また アカウントマスタデータに基づいてこれらのアカウントの主要担当者が自動決定され そ れらがターゲットグループに含まれます 特定のアカウントのマスタデータに主要担当者がない場合 アカウ ントのみがターゲットグループに含まれます アカウントのマスタデータに現在入力されている主要担当者が決定されることに注意してください そのため ターゲットグループの一部の取引先担当者がレポートに表示される取引先担当者と異なる場合 があります 4. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します レポートをコピーする場合 新規レポートに基づいてターゲットグループを登録できないことに注意してくだ さい 参照 レポートビュー Customer Relationship Management のレポートの概要 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 新規ビジネス P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 283

284 6 製品およびサービスポートフォリオ 6.1 ビジネスバックグラウンド Customer Relationship Management での価格設定 概要 価格設定は価格リストや割引一覧といった価格マスタデータに基づいて行われます 価格マスタデータは 販売プロセスおよびサービスプロセスのすべての業務伝票内で価格設定を自動的に計算するために使用されます 特定の場所で特定の日に受け取りが行われる特定の製品やサービスに顧客が支払わなければならない総額を決定するには 事前定義された価格決定表を使用します 価格決定表は リスト価格 割引 追加料金 運賃 税 原価といった価格要素から構成されています 合計値の計算には これらの価格要素の整合性が不可欠です 価格要素 SAP Business ByDesign には 事前定義された一連の価格要素が含まれており それらのほとんどはビジネスコンフィグレーションによって有効化することができます 価格要素には 次のようなものがあります システムで自動的に決定され 編集できないもの 税など システムで自動的に決定され ユーザが上書きできるもの リスト価格 自動的に決定される製品割引など ユーザがマニュアル入力するもの 返品再入庫手数料 マニュアル入力される製品割引など マニュアル動作は 価格設定のビジネスコンフィグレーションのマニュアルフラグの影響を受けます マニュアルフラグが設定されている場合 価格要素はシステムで自動的に特定されず ユーザがマニュアル追加する必要があります 以下のセクションでは コンフィグレーションに応じて表示される一連の価格要素を示します リスト価格 この価格要素は 割引や追加料金などの数多くの価格要素の基礎になるため 必然的に価格決定表の最初のステップとなります 正味リスト価格を決定するために 販売伝票またはサービス伝票から渡されたパラメータに適合するすべての価格リストがチェックされます これらのパラメータは 顧客 顧客グループ 流通チェーン および日付です 価格リストには 顧客別価格リスト 流通チェーン別価格リスト および基準価格リストがあります 価格リストは価格マスタデータとして更新される有効期間が設定されたリストであり リリースして有効化する必要があります 顧客には特別価格がある場合があるため 最初に顧客別価格リストがチェックされます 顧客別価格が見つからない場合は 流通チェーン別価格リストがチェックされます 最後に 流通チェーン別価格がない場合は 基準価格リストがチェックされます 少なくとも基準価格リストで 販売するすべての製品またはサービスの価格が見つかるようにする必要があります 価格は販売伝票またはサービス伝票でマニュアルで改訂できるため 正味価格を柔軟に調整することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

285 価格リストおよび割引一覧について承認手順を有効化することができます これは ビジネスコンフィグレー ションのスコーピングで行います ( 一般ビジネスデータ製品およびサービス価格設定 ) この設定が有効である場合 従業員が価格リストまたは割引一覧をリリースしようとすると ラインマネージャは自動的 に承認タスクを受け取ります ラインマネージャ ( または代理人 ) が価格リストまたは割引一覧を承認するま で 価格リストまたは割引一覧はリリースされず いかなる販売業務伝票およびサービスプロセスでも使用さ れません 価格リストおよび割引一覧を承認する権限がマネージャに与えられている場合 マネージャは価格 マスタデータビューで価格リストまたは割引一覧を直接リリースすることができます マネージャ自身が価格 をリリースする場合は ビジネスタスクを登録しなくてもこの自動承認が行われます ビジネスタスク管理のより一般的な情報については ビジネスタスク管理を参照してください 製品割引 (%) 割引を決定するために 販売伝票またはサービス伝票から渡されたパラメータに適合するすべての割引一覧がチェックされます これらのパラメータは 顧客 流通チェーン 顧客グループ 製品 および日付です 見つかったすべての割引が価格計算で考慮されます 割引一覧は 顧客別割引製品 一般顧客割引 全体顧客グループ割引 および顧客別割引製品カテゴリの割引一覧です 顧客には特定の製品の特別割引がある場合があるため 顧客製品割引を含む割引一覧がチェックされます 割引は常時販売伝票またはサービス伝票でマニュアルで改訂できるため 割引を柔軟に調整することができます 価格リストおよび割引一覧について承認手順を有効化することができます これは ビジネスコンフィグレー ションのスコーピングで行います ( 一般ビジネスデータ製品およびサービス価格設定 ) この設定が有効である場合 従業員が価格リストまたは割引一覧をリリースしようとすると ラインマネージャは自動的に承認タスクを受け取ります ラインマネージャ ( または代理人 ) が価格リストまたは割引一覧を承認するまで 価格リストまたは割引一覧はリリースされず いかなる販売業務伝票およびサービスプロセスでも使用さ れません 価格リストおよび割引一覧を承認する権限がマネージャに与えられている場合 マネージャは価格 マスタデータビューで価格リストまたは割引一覧を直接リリースすることができます マネージャ自身が価格 をリリースする場合は ビジネスタスクを登録しなくてもこの自動承認が行われます ビジネスタスク管理のより一般的な情報については ビジネスタスク管理を参照してください 勤務条件 (%) この価格要素はサービスシナリオで重要になります サービス実施担当者が夜間 週末 または祝日に勤務する場合 顧客に追加料金を請求できます 追加料金 追加料金には 2 つの異なる価格要素を使用することができます 追加料金は 必要に応じてパーセントまたは固定金額として定義することができます すべての追加料金は並行して使用することができます 保証 / 特別保証 これらの価格要素はサービスシナリオ内で重要になります たとえば サービス伝票では サービスまたはスペアパーツが保証の対象となる場合があります 保証または特別保証の割引は サービス伝票の保証範囲項目に基づいて計算されます 品質低下に関する費用 この価格要素は返品シナリオで使用されます この要素は ビジネスコンフィグレーションに返品ビジネストピックが含まれている場合にのみ表示されます 顧客が損傷または開封した商品を返却した場合 控除を明細レベルでマニュアル定義することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 285

286 返品再入庫手数料 この価格要素は返品シナリオで使用されます この要素は ビジネスコンフィグレーションに返品ビジネストピック が含まれている場合にのみ表示されます 顧客が商品を返却した場合 返品伝票ごとに返品再入庫手数料をマニュアル定義することができます 移行価格 移行価格は レガシシステムから SAP Business ByDesign に移行された未処理の販売伝票およびサービス伝票で必 要になります 価格が両方のシステムで同一であるようにするため この価格の追加計算は行われません 全明細正味額 これは すべての明細正味額を加算することによって計算されます この値を編集することはできません 運賃この価格要素は 自動決定またはマニュアル入力された運賃金額が対象となっています ビジネスコンフィグレーションの設定によって 固定運賃金額を決定するか または販売する商品の正味重量に応じた運賃にすることができます 原価および利益マージン 原価は 利益マージンがビジネスコンフィグレーションに含まれている場合にのみ表示されます 原価は 基本的に財務会計から導出されます 原価によって 利益マージンの計算が可能になります 全体割引 (%) 全体割引 (%) は 合計明細正味額に追加適用される一般割引です これはマニュアルでのみ適用することができます 総正味額 これは 税を考慮しないで すべての明細正味額と運賃を加算することによって計算されます この値を編集することはできません 指定合計割引 これは 関連するすべての製品割引を加算することによって計算されます この値をユーザが直接編集することはできません 明細レベルで製品割引を編集することによって これに影響を及ぼすことができます 丸め差異 これは 丸めによって失われた または得られた値です この値は 1 セントや 2 セントなどの小さい単位の硬貨がない通貨 ( スイスフランやオーストラリアドルなど ) に対してのみ使用されます これらの通貨については 0 セントや 5 セントなど 使用できる最も近い値に価格を丸める必要があります 税 この価格要素は 課税に関するすべての要件に対応します すべての税は法的要件に従って計算され この計算の結果はこの価格要素に格納されます 合計 これは 総正味額と税を加算することによって計算されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

287 価格計算 価格設定は SAP Business ByDesign で一元的に実装され 関連するすべてのビジネスプロセスにリンクされます 手順は事前定義されており 手順を変更することも 新しい手順を登録することもできません 価格決定表によって 販売見積 受注 サービスオーダーなどの関連する業務伝票に対して自動的に計算される価格要素が制御されます これには 製品価格 割引 追加料金 税など 最も一般的に使用される価格要素が含まれています これらのさまざまな種類の価格要素を組み合わせて価格計算プロセスを制御することができます 価格決定表には 価格設定中にこれらの価格要素が考慮される順序も含まれています 総額 正味価格 および税が計算されます また 以下も決定されます 価格設定中に考慮される小計 価格設定をマニュアル処理することができる範囲 パーセント割引および追加料金の計算に使用される方法 特定の価格要素が考慮される前に その価格要素が満たす必要のある要件 たとえば サービス明細について運賃は考慮されないなど 通貨換算および数量換算 価格計算中に 価格マスタデータの通貨が伝票通貨と異なる場合は マスタデータとして更新されている換算レートに応じて通貨換算が行われます 伝票通貨は アカウントマスタ販売データからデフォルト設定されます また 価格計算中に 伝票で要求される数量単位が価格リストに更新されている価格単位と異なる場合は 数量換算も行われます 前提条件は 数量換算が製品マスタデータまたはサービスマスタデータで更新されていることです たとえば 製品マスタデータで数量換算 "1 パレット = 20 個 " が更新され 価格リストで価格単位 "$50/1 個 " が指定され 受注で 5 パレットが依頼されます この場合 5 パレットは 100 単位に換算され 価格は $5000 で計算されます スケール さまざまな数量に応じた価格のスケールを定義することができます 使用するスケールによって 金額の計算方法が決まります たとえば スケールを使用し 1 台のボイラーは $500 であっても 10 台以上のボイラーを購入する場合に価格を 1 台あたり $450 に引き下げるように定義することができます 受注額などに応じた運賃のスケールを定義することもできます 製品割引のスケールも定義することができます また スケールの更新中にユーザが追加するすべての追加行についてスケールの値が提示される追加の機能もあります 以下の例では 提示されたスケール値を計算するロジックについて説明します 価格または割引スケールの更新中に提示されるスケール値を決定するためのロジック スケール値割合 割合の計算 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 287

288 スケール値割合 割合の計算 % 1 1 / 1 0 = % 1 1 / 1 0 = % / 1 1 = % / = *1.1 = 11 11*1.1 = *1.1 = *1.1 = SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

289 スケール値割合 割合の計算 % / = % / = *1.1 = *1.1 = 参照 価格方針設定 [ ページ 331] 顧客契約に対する価格契約 [ ページ 322] 総額設定 [ ページ 322] SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 289

290 6.1.2 販売伝票およびサービス伝票での価格設定の使用 概要 受注 販売見積 顧客請求書 返品 サービスオーダー およびサービス確認エディタには 価格設定 ( サービスオーダーおよびサービス確認の価格設定および請求 ) という名称のタブが含まれています このビューでは 販売伝票およびサービス伝票での価格計算を柔軟に定義することができます リスト価格や製品割引 (%) オプションで原価や利益マージンなど 関連する価格要素がすべて表示されます これらの要素の一部 ( 利益マージンや原価など ) は参照専用ですが 他の要素 ( 明細レベルのリスト価格 製品割引 (%) 追加料金や 合計レベルの全体割引 (%) など ) は変更することができます 明細レベルの価格要素の編集 明細価格設定で 販売伝票またはサービス伝票の各明細の詳細を表示することができます 明細の価格要素を表示す るには 明細列で展開アイコンをクリックします 一部の価格要素を編集するか 行を追加して別の価格要素を定義 することができます 価格要素の内容説明をマニュアル変更することができます このような内容説明を変更すると この内容説明はフォームの出力で考慮され 後続伝票にもコピーされます また 価格設定ビューでの内容説明のロールオーバーテキストには 価格マスタデータに基づく 価格リストまたは割引一覧の名称が示されます ビジネスコンフィグレーションおよび設定に応じて 明細の価格要素には以下の項目があります リスト価格 : 基準価格リスト 流通チェーン別価格リスト または顧客別価格リストから決定されます 製品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューの価格リストサブビューで 価格リストを登録することができます 製品割引 (%): 関連するすべての割引一覧から自動的に計算されるか または製品割引としてマニュアル追加されます マニュアル割引を追加する場合 マニュアル入力した割引は 割引一覧から自動的に決定された割引に追加されます 製品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューの割引一覧サブビューで 割引をマスタデータとして登録することができます 原価 : 製品評価から取得されます この値を価格設定ビューで編集することはできません 原価見積 : プロジェクトベースのサービスおよび受領権の利益分析のために この価格要素を価格設定ビュー でマニュアル編集することができます 利益マージン : 収益から原価を引いて計算されます この値を編集することはできません 税 : たとえば 州売上税です これらの値を価格設定ビューで編集することはできません 明細ビューの税タ ブで税区分を変更することによって 間接的に税を編集することはできます 運賃 : 明細の輸送費 運賃は ビジネスコンフィグレーションに応じて 製品の正味重量によって または受 注全体の固定金額として計算することができます 移行価格 : レガシシステムからの未処理の販売伝票およびサービス伝票の移行でのみ必要となります 品質低下に関する費用 : 返品シナリオで使用されます 顧客から商品が返送されて返金を請求される場合は 損傷品や開封済商品などの過失に対する控除を明細レベルでマニュアル定義することができます この価格要素はマニュアルでのみ適用することができます 追加料金 : 固定金額またはパーセントとして定義されます 製品およびサービスポートフォリオワークセンタ の価格設定ビューの追加料金サブビューで 追加料金をマスタデータとして登録することができます 保証 (%): 金額の一部が保証の対象となることを指定するためにサービス伝票内で主に使用される割引 製品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューの特別追加料金 特別割引サブビューで 保証をマスタデータとして登録することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

291 のれん (%): 金額の一部が特別保証により保証されることを指定するためにサービス伝票内で主に使用される割引製品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューの特別追加料金 特別割引サブビュー で のれんをマスタデータとして登録することができます 勤務条件 (%): 従業員が週末など通常の営業時間外で勤務する場合のサービス明細に適用される追加料金 製 品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューの特別追加料金 特別割引サブビューで 勤 務条件をマスタデータとして登録することができます 顧客希望価格 : これは A2A または B2B メッセージ (XML データ転送 ) を介して登録された受注にのみ関連 します 価格は外部システムから通知され SAP Business ByDesign システムで計算された正味価格と比較さ れます 合計レベルの価格要素の編集 合計価格設定セクションには 受注または販売見積全体に有効な価格設定に関する詳細が含まれています ビジネスコンフィグレーションおよび設定に応じて 合計の価格要素には以下の項目があります 合計明細正味額 : すべての明細正味額を加算することによって計算されます この値を編集することはできま せん 全体割引 (%): 合計明細正味額に適用される追加のマニュアル割引 返品再入庫手数料 : 製品の返品費用をカバーするためにかかる料金 この価格要素はマニュアルでのみ適用す ることができます 運賃 : 合計輸送費用 運賃は ビジネスコンフィグレーションに応じて 正味重量によって または受注全体 の固定金額として計算することができます 利益マージン : 合計収益から総原価を引いて計算されます この値を編集することはできません 税 : たとえば 州売上税です これらの値を価格設定ビューで編集することはできません 明細ビューの税タ ブで税区分を変更することによって 間接的に税を編集することはできます 合計 : 総正味額と税を加算することによって計算されます この値を編集することはできません 指定合計割引 : すべての関連する一定の製品割引を加算することによって計算されます この値を合計価格設定セクションで編集することはできません この値は 明細レベルの製品割引または合計レベルの全体割引を編集することによって編集できます 丸め差異 : 丸めによって切り捨てまたは切り上げられた値 この値は 1 セントや 2 セントなどの小さい単位の硬貨がない通貨 ( スイスフランやオーストラリアドルなど ) に対してのみ使用されます これらの通貨については 0 セントや 5 セントなど 使用できる最も近い値に価格を丸める必要があります 価格設定の更新以下のオプションを使用して 価格設定を更新することができます 全体 マニュアル変更はすべて削除されます マニュアル変更保持 行った変更は削除されません どちらの場合も 価格設定の更新がチェックされ 合計が再計算されます 参照 総額設定 [ ページ 322] SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 291

292 6.1.3 税決定 概要 Business ByDesign では 税イベントが用意され その結果の数値を使用して税レポートが生成されます ただしこの自動生成レポートは 顧客独自またはユーザ独自の税評価に優先して使用するものではありま せん SAP は 自動生成レポートまたは生成される税レポートの正確性に関しては 一切責任を負いませ ん 通常 各企業には 売買した製品や利用したサービスについて税を計算すること およびその顧客に対してそれらの 税を課すことが法的に義務付けられています 製品またはサービスが提供されたら 該当する税務当局にそれらの税 を申告して納付する必要があります 税の計算は 受注伝票 請求書 クレジットメモ 前受 / 前払金伝票などの業務伝票に対して行います 国によって税法は異なるため 特定の取引について正しい税額を計算しようとすると煩雑さは避けられません 以下 の税タイプについては 税の計算が自動的に行われます 消費税 (VAT) この税は 欧州連合加盟国をはじめ多くの国で導入されていますが 各国間で多くの違いが見られます たとえば カナダやオーストラリアなど一部の国では 消費税は物品サービス税として導入されています 売上税および使用税この税は米国で導入されているほか カナダでも類似の税方式 ( 州売上税 ) が導入されています 源泉徴収税この税は各国で導入されており その方式もさまざまです 米国の源泉徴収税を計算することができます また これらの税の強制申告を効率的に管理できるレポートツールが用意されています 前提条件 税決定に関するマスタデータ [ ページ 14] を登録しておきます 課税に関するソリューションスコープの定義課税に関するソリューションスコープを定義するためには 以下の処理が必要です ビジネスコンフィグレーションのビルトインサービスおよびサポートで 課税に関するソリューションスコープを指定します 税計算ビジネストピックは ビジネス環境ビジネスパッケージに存在します 見積でも税を計算する必要がある場合は スコーピングで該当するオプションを有効化します 質問ステップで 販売事業領域にナビゲートし 新規ビジネス > 税計算を伴う見積を選択します 要素 適用されうる税を正しく計算するため 利用可能な業務伝票から該当するデータが収集されます ユーザは ビジネスケースに必要な情報を使用してシステムの設定を行う必要があります 多くのビジネスケースは事前に設定されていますが 一部のケースではユーザ自身がシステムを拡張する必要があります 税決定に関する詳細 およびシステムによるデータのマージ方法や分類方法に関する詳細については 税決定の要素 [ ページ 16] を参照してください 税番号の決定 以下のような場合には 税番号が再度決定されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

293 税日付が変更された場合 購買者 販売者 または税レポートグループが変更された場合 税番号が間違っている場合 課税国が変更された場合 消費税 (VAT) 番号 輸出出荷の場合域内出荷に対して税額免除を受けるためには 入庫の際に使用されるサービス受領者の消費税番号を記録する必要があります 1 つの顧客マスタレコードに複数の消費税番号が割り当てられている場合は 以下の基準に従って消費税番号が選択されます 納入先の所在国 ( 仕向国 ) の消費税番号 仕向国の消費税番号がマスタデータに入力されていない場合は マスタデータに入力されているその他の番号を検索し 商品の発送国の番号とは異なる番号を選択 商品輸送の起点となる国の消費税番号のみ存在する場合 または消費税番号がまったく存在しない場合は 域内出荷に関する前提条件が満たされていないため その出荷に対しては該当する税率で課税 マスタデータに入力されている消費税番号は 請求書に自動で表示されます この番号は 伝票の税タブ上で上書きできます ただし 上書きに使用できるのは アカウントマスタレコードに入力済の消費税番号のみです 海外で実施されるその他のサービスの場合 サービスの実施場所に関連する BtoB コミッションについては EU 指令 2008/8/EG および各国固有の課税法案に基づいて新たな規制が設けられています 通常 サービスが提供される場所は サービス受領者の住所として扱われます 納入先住所の所在国がアカウントの住所と異なる場合は その納入先住所がサービスの実施場所と見なされます この場合 サービスの課税地は納入先住所に基づいて決定されるため 税の決定方法に直接的な影響が及びます このような規制は たとえばドイツの売上税法第 3a 条 2 項に定められています もし税の決定方法がケースごとに異なれば 課税国や税コードなど該当する税データはマニュアルで適応させなければなりません サービス受領者が会社であるか個人であるかを区別するため システム ( 税のデシジョンツリー ) によって アカウントマスタデータに消費税番号が入力されているかどうかのチェックが行われます 消費税番号が見つからない場合 そのビジネスケースは 個人に対して実施されたサービスと見なされます そのためアカウントマスタデータを入力する際は 消費税番号を確実に入力することが重要です リバースチャージ制度 リバースチャージ制度とは 場合により顧客が消費税の支払義務を負い それを該当する税務当局に納付することが法的に義務付けられた制度です これに該当する場合 事業者が発行する請求書には 消費税は含まれない代わりに 税債務が顧客に移し替えられる旨が記載されます その顧客は 消費税を計算して税務当局に納付する必要があり 通常はそれと同時に仮払消費税控除を申請します 税債務をサービス受領者に移し替えることを リバースチャージ制度と呼びます 詳細については リバースチャージ制度による税決定 [ ページ 22] を参照してください SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 293

294 仕入先直送受注処理での課税 通常の販売シナリオにおいては 会社とアカウントとの間に直接取引が発生し 双方のビジネスパートナはその所在地が同一国内にあり 会社は生産した物品やサービスをアカウントに直接提供します こうしたシナリオでは 税に関する特別な規制は必要ありません しかし このビジネスシナリオに通常の状態とは異なるパラメータが 1 つ以上存在し なおかつアカウントの住所と納入先住所が同じでない場合などには そのシナリオの複雑度に応じて特別な規制が適用されます 詳細については 仕入先直送受注処理およびチェーントランザクションの課税 [ ページ 25] を参照してください 消費税納税申告書に使用する基準日 消費税納税申告書に使用する日付は 業務伝票によって異なります たとえば サプライヤ請求書には領収書日付が使用され 顧客請求書には転記日付が使用されます ただし必要であれば 納税期日を入力することもできます 納税期日の詳細については 税明細の納税期日を参照してください 仕訳伝票内の税コードの入力または変更 仕訳伝票内の税コードを入力または変更する手順は以下のとおりです 受注受注ワークセンタにジャンプし 新規受注を選択するか 編集する既存の受注を選択します すべて表示を選択します 明細タブページにジャンプし そこからさらに税タブページにジャンプします 税コードで選択した受注明細に対する適切なエントリを選択します 請求書またはクレジットメモ顧客請求ワークセンタにジャンプし 新規マニュアル請求書を選択するか 編集する既存の請求書またはクレジットメモを選択します 明細タブページにジャンプし そこからさらに税タブページにジャンプします 税コードで選択した請求書明細に対する適切なエントリを選択します 購買発注購買依頼および購買発注ワークセンタにジャンプし 新規購買発注を選択するか 編集する既存の購買発注を 選択します すべて表示明細を選択します 基本データタブページの税で 選択した購買発注明細に対する適切な税コードを選択します サプライヤ請求書サプライヤ請求書ワークセンタにジャンプし 購買発注なしの新規請求書を選択するか 編集する既存の請求書を選択します 概要タブページで 選択した請求書明細に対する適切な税コードを選択します 税のデシジョンツリー 税のデシジョンツリーを使用することで 税イベントが正しく決定されます 税のデシジョンツリーは 論理的に関連する一連の質問事項で構成されており それらの質問と伝票に入力されているデータとを見比べながら質問内容の真偽が判定されます こうして実態が絞り込まれ 最終的に税イベントおよび適正な課税方式が決定されます 質問には その内容と伝票に入力されているデータとを見比べながら回答します 基本的なプロセスはプロセスフローとして表すことができます 以下の例は ドイツに拠点を置く会社の税イベント " 第三国への輸出 " を決定するために使用される質問です SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

295 税のデシジョンツリーは 各国にそれぞれ割り当てられます プロセスフロー この税決定のプロセスフローではサンプルとして 請求書に対する税イベントの決定方法について説明します 1. 営業員がマニュアル請求書を登録して保存します 2. 必要なデータが入力されると 以下のような税関連データが税決定へ転送されます サプライヤおよび購買者の所在地 ビジネスパートナの税属性各国独自の法律に基づく非課税理由もこうした属性の 1 つです SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 295

296 製品の税属性税率タイプおよび非課税理由は 国 地域 および税タイプごとに異なる場合があります たとえば米国の場合 サービスは通常 課税対象ではないため 非課税理由は製品マスタデータに割り当てる必要があります 製品は通常 標準税率で課税されるため その他のエントリは不要です 3. 税関連データを使用して税決定が有効化され 税のデシジョンツリーで自動的にデータが処理されます 4. 以下の要素に基づいて税の計算が行われます 税イベント 税タイプ 標準消費税率などの税率タイプ 税率 (%) 課税対象額 5. 税決定の結果および計算の結果が受注に反映されます 計算された税が 価格設定タブ および明細タブの税タブに表示されます 決定された以下のような税詳細がすべて 税タブに表示されます 課税国 税コード 税管轄コード ( 課税国が米国の場合に使用 ) 税地域 ( 課税国がカナダの場合に使用 ) 税日付 税タイプごとに以下の項目が 1 行で列記されたテーブル 課税基準 税率タイプ 税率 非課税理由 ( 必要に応じて ) 税額 控除タイプ ( 購買伝票にのみ使用 ) 繰延税金フラグ ( フランスまたはインド ) 税管轄コードフラグ ( 米国 ) 地域フラグ ( カナダ ) などの国依存パラメータ ( 必要な場合 ) ただし 税関連の取引すべてを正しく自動認識できるわけではありません そのため 取引の正しい課税国や税コードが決定されない場合に備えて 伝票内のデータはマニュアルで上書きすることが推奨されます 伝票内の課税国をマニュアルで変更する場合 入力ヘルプには税務当局が登録されている国のみが表示され それぞれの会社の課税方式は更新されます ただし 税務上売上をレポートする必要がある他の課税国を入力することもできます この場合 その国に対する個別 の税コードが表示されます また その国の税務当局を登録する必要があります さらに 取引に対し て会社の正しい税番号が特定されるように 伝票で税決定を再度トリガすることも必要です 税率が複 数ある国に対しては 税基準をマニュアルで入力することができます 取引のフォローアップ伝票内で サービス提供地のある国や受領者の所在国などの税関連データが変更 されても 課税国および税コードの決定が再度行われることはありません これは たとえばサービス オーダーに対して登録されているサービス確認や 受注に対して登録されているプロジェクト請求書の 住所データにおける変更に影響します 参照 関係者処理 [ ページ 28] SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

297 税決定 米国 [ ページ 28] ( この文書には テキサス州およびカリフォルニア州における納入時の課税や Nexus など 米国に特化したトピックが記載されています ) 6.2 製品ビュー 製品のクイックガイド ( 製品およびサービスポートフォリオ ) 会社が提供するすべての製品について 完全かつ正確な情報を把握しておくことは重要です 製品およびサービスポ ートフォリオワークセンタの製品ビューでは システム内のすべての製品の表示 新しい製品の登録 およびそれら の製品のライフサイクル全体にわたって更新を行う集中エントリポイントが提供されます Customer Relationship Management の製品ビューでは 用語製品が使用されていますが 多くの場合 一般 的に用語品目が使用されるマスタデータの機能を参照しています これらの用語には互換性があります ビジネスバックグラウンド 品目へのステータスの割当 品目は さまざまなビジネスプロセスに関与していることがあります たとえば 釘は別の製品の製造で使用される場合がありますが 最終製品そのものとして販売される場合もあります そのため 品目は購買管理 ロジスティクス 供給計画 利用可能在庫確認 販売 および評価のセクションに分けられます 各セクションには ビジネスプロセスに固有の詳細と そのプロセスの品目が完全な状態であるのか 準備状態であるのかを示す 1 つ以上のステータスが含まれています このため 新規品目を登録するときには 該当するプロセスが確実に割り当てられて これらの領域のデータが最新の状態に保たれるように 正しいステータスを適用することが重要です 詳細については 品目へのステータスの割当 [ ページ 300] を参照してください 価格設定 価格設定は価格リストや割引一覧といった価格マスタデータに基づいて行われます 価格マスタデータは 販売プロセスおよびサービスプロセスのすべての業務伝票内で価格設定を自動的に計算するために使用されます 特定の場所で特定の日に受け取りが行われる特定の製品やサービスに顧客が支払わなければならない総額を決定するには 事前定義された価格決定表を使用します 価格決定表は リスト価格 割引 追加料金 運賃 税 原価といった価格要素から構成されています 合計値の計算には これらの価格要素の整合性が不可欠です 詳細については Customer Relationship Management での価格設定 [ ページ 152] を参照してください 税決定 一般に 会社は法律上 購入または販売する製品の税を計算し これらの税を顧客に課す必要があります 製品の提供後 各税務当局に対して税の申告および支払を行う必要があります 消費税 (VAT) 売上税および使用税 源泉徴収税の税タイプについては 大部分が自動化された税計算によるサポートが提供されます また これらの税の申告義務を効果的に管理するためのレポートツールも提供されます 詳細については 税決定 [ ページ 9] を参照してください 品目クイックガイド 品目管理の詳細については 品目クイックガイド [ ページ 302] を参照してください SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 297

298 タスク品目の登録 1. 製品データワークセンタの品目ビューの品目サブビューを選択します 2. 新規登録 品目の順にクリックして 新規品目クイックアクティビティを開きます 3. 品目 ID を入力します 品目に対して内部番号範囲が設定されている場合は 品目 ID をマニュアル入力することはできません 品目を保存すると 次に使用可能な ID が自動的に割り当てられます 詳細については コンフィグレーション : 番号範囲を参照してください 4. 品目内容説明を入力します 他の言語での内容説明については 以下の他言語での品目内容説明の追加を参照してください 5. 新規品目を割り当てる製品カテゴリを選択します 6. 基本数量単位項目に 品目のデフォルトの数量単位を入力します 購買 ロジスティクス 計画 利用可能在 庫確認 販売 および評価において これらのプロセスに対して別の数量単位がマニュアルで選択されている 場合を除き この数量単位が使用されます 基本数量単位は その品目で最も小さい数量単位にする必要があります したがって プロセスに別の数量単位を選択する場合は 常に基本数量単位が小さいことを確認してください 7. オプション : 一般タブで 基本数量単位の正味重量 総重量 正味容積 総容積を入力します たとえば 基本数量単位がボックスの場合 1 ボックスの物理特性を定義します 追加特性の定義の詳細については 下記の品目への数量単位特性および GTIN の追加を参照してください 8. 品目の特定在庫タイプを入力します a. すべて表示をクリックします b. 一般タブで 一般をクリックします c. 特定在庫のグループに品目を割り当てるには 特定在庫タイプを選択します 選択した特定在庫タイプに応じて 以下のことが決定されます 1. 品目がロット管理であるかどうか 品目がロット管理である場合 システムでこの品目の在庫を取得するため特定在庫の登録が必須です 2. 品目で製品仕様書の使用が有効であるかどうか 品目で製品仕様書の使用が有効な場合 登録された製品仕様書を特定在庫にリンクすることができます この情報は ロット管理チェックボックスと製品仕様書有効チェックボックスを表示して確認することができます これらのチェックボックスは読込専用で 編集することはできません 特定在庫タイプによって 品目の管理方法が決まります 特定在庫タイプ ロット管理 製品仕様書有効 必須指定在庫 はい はい バッチまたはロット はい いいえ 任意指定在庫 いいえ はい 詳細については 特定在庫タイプの変更を参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

299 製品がロット管理の場合で 主に在庫用に生産 ( 見込生産 ) され 受注生産シナリオで使用されることがまったくない場合 その品目の特定在庫タイプはバッチまたはロットのいずれかにする必要があります 製品がロット管理の場合で 在庫用に生産 ( 見込生産 ) されるか 製品仕様書を使用した顧客受注専用に生産 ( 受注生産 ) されるかのいずれかである場合 特定在庫タイプは必須指定在庫にする必要があります 製品がロット管理ではない場合で 在庫用に生産 ( 見込生産 ) されるか 製品仕様書を使用した顧客受注専用に生産 ( 受注生産 ) されるかのいずれかである場合 特定在庫タイプは任意指定在庫にする必要があります 品目をすでに登録し 使用した後に特定在庫タイプを変更すると 関連するロジスティクスプロセスは失われます たとえば 品目を登録し 特定在庫タイプを必須指定在庫として定義した場合 ロット管理と製品仕様書の両方が有効になります しかし 品目を使用した後に 特定在庫タイプ を任意指定在庫に変更した場合 品目のロット管理機能は失われます 9. オプション : 品目の追加の一般詳細を入力します a. すべて表示をクリックします b. シリアル番号割当のプロファイルを選択するには シリアル番号プロファイルを選択します c. 品目の製品イメージを追加 削除 または置き換えるには イメージ をクリックし 適切なオプショ ンを選択します d. 在庫の有効期間を指定するには 計画タブの最小必須有効期間項目に該当する日数を入力します 入力した日数が経過すると 在庫を計画および実行できなくなります 10. 保存をクリックします この文書には インドのみに関係するテキストが含まれています システムで正しいテキストが表示さ れるようにするには パーソナライズ マイ設定の順に選択します オンスクリーンヘルプを選択し 国でインドを選択します これらの変更を適用するため 設定を保存してログアウトします 品目への利用可能在庫確認詳細の割当 このタスクの詳細については ここを参照してください 品目への販売詳細の割当 このタスクの詳細については ここを参照してください 品目への評価詳細の割当 このタスクの詳細については ここを参照してください 品目の一括変更 このタスクの詳細については ここを参照してください 品目への数量換算の追加 このタスクの詳細については ここを参照してください 品目への数量単位特性および GTIN の追加 1. 製品データワークセンタの品目ビューの品目サブビューを選択します 2. 品目を選択して編集をクリックし 品目クイックアクティビティを開きます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 299

300 3. 一般タブで 基本数量単位の正味重量 総重量 正味容積 総容積を入力します たとえば 基本数量単位がボックスの場合 1 ボックスの特性を定義します 4. オプション : 基本数量単位およびその他の数量単位の追加特性と GTIN ( 国際取引商品番号 ) を定義します a. すべて表示をクリックします b. 一般タブの最上部にある数量単位特性をクリックします テーブルの先頭行に 基本数量単位に対してすでに入力した物理特性が表示されます c. 基本数量単位の長さ 幅 高さ GTIN ( 国際取引商品番号 ) を入力します GTIN は 世界中の製品を一意に識別するために使用される または 14 桁の番号です GTIN はそれぞれ国際標準に準拠し 一意である必要があります d. 別の数量単位の特性および GTIN を定義するには 行追加をクリックします e. 新規行で 数量単位を選択し 関連する特性と GTIN を入力します f. 保存をクリックして 変更内容を保存します 他言語での品目内容説明の追加 1. 製品データワークセンタの品目ビューの品目サブビューを選択します 2. 品目を選択して編集をクリックし 品目クイックアクティビティを開きます 品目テキスト項目には 品目の内容説明がログオン言語で表示されます 3. すべて表示をクリックします 4. 一般タブの最上部にある他の言語をクリックします 5. 別の言語での品目の内容説明を追加するには 行追加をクリックします ある言語の品目テキストを更新しない場合 業務伝票にその言語での内容説明が表示されません 6. 新規行で 言語を選択し 品目テキストを入力します 7. 詳細セクションで 品目に関する追加情報を入力し 保存をクリックします Microsoft Excel を使用した品目の登録 事前定義された Microsoft Excel テンプレートを使用して品目を登録することができます このタスクの詳細については ここを参照してください Microsoft Excel への品目のエクスポート Microsoft Excel に品目をエクスポートすることができます このタスクの詳細については ここ [ ページ 80] を参照してください ビジネスバックグラウンド 品目へのステータスの割当 概要 品目は さまざまなビジネスプロセスに関与していることがあります たとえば 釘は別の製品の製造で使用される場合がありますが 最終製品そのものとして販売される場合もあります そのため 品目は購買管理 ロジスティクス 供給計画 利用可能在庫確認 販売 および評価のセクションに分けられます 各セクションには ビジネスプ SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

301 ロセスに固有の詳細と そのプロセスの品目が完全な状態であるのか 準備状態であるのかを示す 1 つ以上のステ ータスが含まれています このため 新規品目を登録するときには 該当するプロセスが確実に割り当てられて こ れらの領域のデータが最新の状態に保たれるように 正しいステータスを適用することが重要です 機能ステータスの変更 プロセスの最初のステータスは常に初期値です その後 品目を保存する前に ステータスに以下の変更を加えることができます 初期値から準備中へ または準備中から初期値へ 準備中から有効へ 有効からブロック済へ またはブロック済から有効へ 有効から初期値へ品目を保存した後 ステータスに以下の変更を加えることができます 初期値から準備中へ または準備中から初期値へ 準備中から有効へ 有効からブロック済へ またはブロック済から有効へ有効からブロック済への変更は 購買管理および販売に対してのみ可能です 全体ステータス 1 つのプロセスに複数のステータスがある場合は 最も優先度が高いステータスが常にそのプロセスの全体ステータスとなります ステータス優先度の階層は 有効 ブロック済 準備中 初期値となります たとえば 有効とマークされたステータスが 1 つあり 準備中とマークされたステータスが複数ある場合 全体ステータスは有効となります ロジスティクスプロセスおよび購買管理プロセスはそれぞれステータスが 1 つのみですが その他すべてのプロセスはステータスが複数存在することがあります ステータスがブロック済になるプロセスは 購買管理と販売の 2 つのみです プロセスのステータスは以下のとおりです プロセスのステータス 全体ステー ステータス 有効なステータスの組合せ タス アイコン 初期値 初期値 灰色 購買管理 ロジスティクス 計画 利用可能在庫確認 販売 評価 準備中 準備中 黄色 購買管理 ロジスティクス 計画 利用可能在庫確認 販売 評価 ブロック済 ブロック済 赤色 購買管理および販売 有効 有効 緑色 購買管理 ロジスティクス 計画 利用可能在庫確認 販売 評価 初期値および準備中 準備中 黄色 計画 利用可能在庫確認 販売 評価 初期値およびブロック済 ブロック済 赤色 販売 初期値 準備中 およびブロッ ク済 ブロック済赤色販売 初期値 準備中 および有効有効緑色計画 利用可能在庫確認 販売 評価 初期値 準備中 ブロック済 および有効 有効緑色販売 準備中およびブロック済ブロック済赤色販売 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 301

302 準備中および有効有効緑色計画 利用可能在庫確認 販売 評価 準備中 ブロック済 および有 効 有効緑色販売 ブロック済および有効有効緑色販売 品目クイックガイド 製品データワークセンタの品目ビューには 2 つのサブビューがあります 品目サブビューと品目テンプレートサブ ビューです 品目ビューは システム内のすべての品目を参照し 新しい品目を登録し 製品ライフサイクル全体を通して品目を 更新して会社が提供するすべての品目について漏れのない正確な情報を確保するためのセントラルエントリポイント となるものです 品目テンプレートサブビューでは 異なる製品カテゴリの品目テンプレートを登録し これらのテンプレートに基づ いて複数の品目を登録および変更することができます 品目ビューには 以下の場所からアクセスできます 製品データワークセンタ 製品開発ワークセンタ 品目ビューの一部の機能には 製品およびサービスポートフォリオワークセンタの製品ビューからもアクセスできます ビジネスバックグラウンド 品目へのステータスの割当 品目は さまざまなビジネスプロセスに関与していることがあります たとえば 釘は別の製品の製造で使用される場合がありますが 最終製品そのものとして販売される場合もあります そのため 品目は購買管理 ロジスティクス 供給計画 利用可能在庫確認 販売 および評価のセクションに分けられます 各セクションには ビジネスプロセスに固有の詳細と そのプロセスの品目が完全な状態であるのか 準備状態であるのかを示す 1 つ以上のステータスが含まれています このため 新規品目を登録するときには 該当するプロセスが確実に割り当てられて これらの領域のデータが最新の状態に保たれるように 正しいステータスを適用することが重要です 詳細については 品目へのステータスの割当 [ ページ 300] を参照してください 特定在庫タイプの変更 製品が使用されるプロセスに関係なく 製品の特定在庫タイプを変更することができます 特定在庫タイプが存在していない場合に新しい特定在庫タイプを指定したり タイプを完全に削除したり あるタイプから別のタイプに変更したりすることができます 製品がロジスティクスで有効化された後であっても 製品の特定在庫タイプを変更することができます プロセスで製品の使用開始後に特定在庫タイプを変更する必要が発生した場合に備えて この柔軟性が許可されています ただし 特定在庫タイプを変更すると 影響を受ける製品が使用されるプロセスのステータスに応じて プロセスへの影響およびフォローアップアクションが発生する可能性があります 特定在庫タイプの変更を実行する前に これらの影響を認識する必要があります 製品のプロセスを開始する前に 正しい特定在庫タイプを使用して製品の指定を完了することをお奨めします SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

303 特定在庫タイプは 製品データワークセンタの品目エディタの一般タブで変更することができます 一般タブにアクセスするには すべて表示をクリックします 製品が有効化されているかどうかをロジスティクスタブで確認することもできます 詳細については 特定在庫タイプの変更を参照してください Customer Relationship Management での価格設定価格設定は価格リストや割引一覧といった価格マスタデータに基づいて行われます 価格マスタデータは 販売プロセスおよびサービスプロセスのすべての業務伝票内で価格設定を自動的に計算するために使用されます 特定の場所で特定の日に受け取りが行われる特定の製品やサービスに顧客が支払わなければならない総額を決定するには 事前定義された価格決定表を使用します 価格決定表は リスト価格 割引 追加料金 運賃 税 原価といった価格要素から構成されています 合計値の計算には これらの価格要素の整合性が不可欠です 詳細については Customer Relationship Management での価格設定 [ ページ 152] を参照してください 税決定一般に 会社は法律上 購入または販売する製品の税を計算し これらの税を顧客に課す必要があります 製品の提供後 各税務当局に対して税の申告および支払を行う必要があります 消費税 (VAT) 売上税および使用税 源泉徴収税の税タイプについては 大部分が自動化された税計算によるサポートが提供されます また これらの税の申告義務を効果的に管理するためのレポートツールも提供されます 詳細については 税決定 [ ページ 9] を参照してください 利用可能在庫確認 利用可能在庫確認によって 供給計画担当者は 依頼された数量の製品が特定の時点および特定の場所で利用可能かどうかという質問に答えることができます この利用可能在庫確認の結果としての確認は この質問に対する信頼性のある答えを提供するだけでなく ロジスティクス実行での後続処理にも必要となります 見積またはオーダーがシステムに入力された時点で信頼性のある納入期日がわかるため 顧客の満足度の向上に役立ちます 受注 サービスオーダー 在庫転送オーダー プロジェクト在庫オーダー および販売見積の利用可能在庫を確認することができます 詳細については 利用可能在庫確認を参照してください シリアル番号プロファイル シリアル番号は 有形製品の単一アイテムに割り当てられる一意の ID です SAP Business ByDesign のシリアル番号は 登録製品によって表されます これらは 保証処理などの後続サービスシナリオに統合されます シリアル番号プロファイルを使用して シリアル番号の入力が必須のプロセスまたは任意のプロセスを定義できます このプロファイルにより 異なる業務伝票におけるシリアル番号記録の条件が決定されます 詳細については シリアル番号の処理を参照してください タスク 品目の登録 1. 製品データワークセンタの品目ビューの品目サブビューを選択します 2. 新規登録 品目の順にクリックして 新規品目クイックアクティビティを開きます 3. 品目 ID を入力します 品目に対して内部番号範囲が設定されている場合は 品目 ID をマニュアル入力することはできませ ん 品目を保存すると 次に使用可能な ID が自動的に割り当てられます 詳細については コンフィグレーション : 番号範囲を参照してください SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 303

304 4. 品目内容説明を入力します 他の言語での内容説明については 以下の他言語での品目内容説明の追加を参照してください 5. 新規品目を割り当てる製品カテゴリを選択します 6. 基本数量単位項目に 品目のデフォルトの数量単位を入力します 購買 ロジスティクス 計画 利用可能在 庫確認 販売 および評価において これらのプロセスに対して別の数量単位がマニュアルで選択されている 場合を除き この数量単位が使用されます 基本数量単位は その品目で最も小さい数量単位にする必要があります したがって プロセスに別の数量単位を選択する場合は 常に基本数量単位が小さいことを確認してください 7. オプション : 一般タブで 基本数量単位の正味重量 総重量 正味容積 総容積を入力します たとえば 基本数量単位がボックスの場合 1 ボックスの物理特性を定義します 追加特性の定義の詳細については 下記の品目への数量単位特性および GTIN の追加を参照してください 8. 品目の特定在庫タイプを入力します a. すべて表示をクリックします b. 一般タブで 一般をクリックします c. 特定在庫のグループに品目を割り当てるには 特定在庫タイプを選択します 選択した特定在庫タイプに応じて 以下のことが決定されます 1. 品目がロット管理であるかどうか 品目がロット管理である場合 システムでこの品目の在庫を取得するため特定在庫の登録が必須です 2. 品目で製品仕様書の使用が有効であるかどうか 品目で製品仕様書の使用が有効な場合 登録された製品仕様書を特定在庫にリンクすることができます この情報は ロット管理チェックボックスと製品仕様書有効チェックボックスを表示して確認することができます これらのチェックボックスは読込専用で 編集することはできません 特定在庫タイプによって 品目の管理方法が決まります 特定在庫タイプ ロット管理 製品仕様書有効 必須指定在庫 はい はい バッチまたはロット はい いいえ 任意指定在庫 いいえ はい 詳細については 特定在庫タイプの変更を参照してください 製品がロット管理の場合で 主に在庫用に生産 ( 見込生産 ) され 受注生産シナリオで使用されることがまったくない場合 その品目の特定在庫タイプはバッチまたはロットのいずれかにする必要があります 製品がロット管理の場合で 在庫用に生産 ( 見込生産 ) されるか 製品仕様書を使用した顧客受注専用に生産 ( 受注生産 ) されるかのいずれかである場合 特定在庫タイプは必須 指定在庫にする必要があります 製品がロット管理ではない場合で 在庫用に生産 ( 見込生産 ) されるか 製品仕様書を使 用した顧客受注専用に生産 ( 受注生産 ) されるかのいずれかである場合 特定在庫タイプ は任意指定在庫にする必要があります 品目をすでに登録し 使用した後に特定在庫タイプを変更すると 関連するロジスティクスプロセ スは失われます たとえば 品目を登録し 特定在庫タイプを必須指定在庫として定義した場合 ロット管理と製品仕様書の両方が有効になります しかし 品目を使用した後に 特定在庫タイプを任意指定在庫に変更した場合 品目のロット管理機能は失われます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

305 9. オプション : 品目の追加の一般詳細を入力します a. すべて表示をクリックします b. シリアル番号割当のプロファイルを選択するには シリアル番号プロファイルを選択します c. 品目の製品イメージを追加 削除 または置き換えるには イメージをクリックし 適切なオプショ ンを選択します d. 在庫の有効期間を指定するには 計画タブの最小必須有効期間項目に該当する日数を入力します 入 力した日数が経過すると 在庫を計画および実行できなくなります 10. 保存をクリックします この文書には インドのみに関係するテキストが含まれています システムで正しいテキストが表示されるようにするには パーソナライズ マイ設定の順に選択します オンスクリーンヘルプを選択 し 国でインドを選択します これらの変更を適用するため 設定を保存してログアウトします 品目テンプレートの登録とテンプレートからの品目の登録 このタスクの詳細については ここを参照してください 品目への購買詳細の割当 このタスクの詳細については ここを参照してください 品目へのロジスティクス詳細の割当 このタスクの詳細については ここを参照してください 品目への供給計画詳細の割当 このタスクの詳細については ここを参照してください 品目への利用可能在庫確認詳細の割当 このタスクの詳細については ここを参照してください 品目への販売詳細の割当 このタスクの詳細については ここを参照してください 品目への評価詳細の割当 このタスクの詳細については ここを参照してください 品目への数量換算の追加 このタスクの詳細については ここを参照してください 品目への数量単位特性および GTIN の追加 1. 製品データワークセンタの品目ビューの品目サブビューを選択します 2. 品目を選択して編集をクリックし 品目クイックアクティビティを開きます 3. 一般タブで 基本数量単位の正味重量 総重量 正味容積 総容積を入力します たとえば 基本数量単位がボックスの場合 1 ボックスの特性を定義します 4. オプション : 基本数量単位およびその他の数量単位の追加特性と GTIN ( 国際取引商品番号 ) を定義します a. すべて表示をクリックします b. 一般タブの最上部にある数量単位特性をクリックします SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 305

306 テーブルの先頭行に 基本数量単位に対してすでに入力した物理特性が表示されます c. 基本数量単位の長さ 幅 高さ GTIN ( 国際取引商品番号 ) を入力します GTIN は 世界中の製品を一意に識別するために使用される または 14 桁の番号です GTIN はそれぞれ国際標準に準拠し 一意である必要があります d. 別の数量単位の特性および GTIN を定義するには 行追加をクリックします e. 新規行で 数量単位を選択し 関連する特性と GTIN を入力します f. 保存をクリックして 変更内容を保存します 他言語での品目内容説明の追加 1. 製品データワークセンタの品目ビューの品目サブビューを選択します 2. 品目を選択して編集をクリックし 品目クイックアクティビティを開きます 品目テキスト項目には 品目の内容説明がログオン言語で表示されます 3. すべて表示をクリックします 4. 一般タブの最上部にある他の言語をクリックします 5. 別の言語での品目の内容説明を追加するには 行追加をクリックします ある言語の品目テキストを更新しない場合 業務伝票にその言語での内容説明が表示されません 6. 新規行で 言語を選択し 品目テキストを入力します 7. 詳細セクションで 品目に関する追加情報を入力し 保存をクリックします 品目の一括変更 複数の品目の一般および事業領域詳細を一度にすばやく更新することができます このタスクの詳細については ここを参照してください Microsoft Excel を使用した品目の登録 事前定義の Microsoft Excel テンプレートを使用して 品目を登録することができます このタスクの詳細については ここを参照してください Microsoft Excel への品目のエクスポート Microsoft Excel に品目をエクスポートすることができます このタスクの詳細については ここ [ ページ 80] を参照してください 参照 商品カタログクイックガイド SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

307 6.3 サービスビュー サービスのクイックガイド ( 製品およびサービスポートフォリオ ) 会社が提供しているすべてのサービスについて 深く理解していることが重要です 製品およびサービスポートフォ リオワークセンタのサービスビューでは システム内のすべてのサービスの表示 新しいサービスの登録 および重 要なサービス関連情報の更新を行う集中エントリポイントが提供されます ビジネスバックグラウンド サービスへのステータスの割当 サービスは さまざまなビジネスプロセスに関与していることがあります そのため サービスは購買管理 販売 および評価のセクションに分けられます 各セクションには ビジネスプロセスに固有の詳細と そのプロセスのサービスが完全な状態であるのか 準備状態であるのかを示す 1 つ以上のステータスが含まれています このため 新規サービスを登録するときには 該当するプロセスが確実に割り当てられて これらの領域のデータが最新の状態に保たれるように 正しいステータスを適用することが重要です 詳細については サービスへのステータスの割当 [ ページ 309] を参照してください 価格設定 価格設定は価格リストや割引一覧といった価格マスタデータに基づいて行われます 価格マスタデータは 販売プロセスおよびサービスプロセスのすべての業務伝票内で価格設定を自動的に計算するために使用されます 特定の場所で特定の日に受け取りが行われる特定の製品やサービスに顧客が支払わなければならない総額を決定するには 事前定義された価格決定表を使用します 価格決定表は リスト価格 割引 追加料金 運賃 税 原価といった価格要素から構成されています 合計値の計算には これらの価格要素の整合性が不可欠です 詳細については Customer Relationship Management での価格設定 [ ページ 152] を参照してください 税決定 一般に 会社は法律上 購入または販売する製品の税を計算し これらの税を顧客に課す必要があります 製品の提供後 各税務当局に対して税の申告および支払を行う必要があります 消費税 (VAT) 売上税および使用税 源泉徴収税の税タイプについては 大部分が自動化された税計算によるサポートが提供されます また これらの税の申告義務を効果的に管理するためのレポートツールも提供されます 詳細については 税決定 [ ページ 9] を参照してください サービスクイックガイド ( マスタデータ ) マスタデータでのサービス管理の詳細については サービスクイックガイド [ ページ 310] を参照してください タスク サービスの登録 1. 製品データワークセンタのサービスビューのサービスサブビューを選択します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 307

308 2. 新規登録 サービスの順にクリックして 新規サービスクイックアクティビティを開きます 3. サービス ID を入力します サービスに対して内部番号範囲が設定されている場合は サービス ID をマニュアル入力することはできません サービスを保存すると 次に使用可能な ID が自動的に割り当てられます 詳細については コンフィグレーション : 番号範囲を参照してください 4. サービステキストを入力します 他の言語での内容説明については 以下の他言語でのサービス内容説明の追加を参照してください 5. 新規サービスを割り当てる製品カテゴリを選択します 6. 基本数量単位項目に サービスのデフォルトの数量単位を入力します マニュアルで別の数量単位を選択する 場合を除いて 購買管理 販売 および評価にこの単位が使用されます 基本数量単位は そのサービスで最も小さな数量単位にします したがって プロセスに別の数量単位を選択する場合は 常に小さい方の基本数量単位を選択するようにしてください 7. オプション : サービスの詳しい一般詳細を入力します a. すべて表示をクリックします b. 財務上の目的でサービスを経費として扱う必要があることを示すには 経費区分チェックボックスを選択します チェックボックスは サービスを保存するとすぐにグレー表示になります c. サービスの製品イメージを追加 削除 または置き換えるには イメージ をクリックし 適切なオプ ションを選択します 8. 保存をクリックして 変更内容を保存します サービスへの販売詳細の割当 このタスクの詳細については ここを参照してください サービスへの評価詳細の割当 このタスクの詳細については ここを参照してください サービスへの数量換算の追加 このタスクの詳細については ここを参照してください 他言語でのサービス内容説明の追加 1. 製品データワークセンタのサービスビューのサービスサブビューを選択します 2. サービスを選択し 編集をクリックしてサービスクイックアクティビティを開きます サービステキスト項目には サービスの内容説明がログオン言語で表示されます 3. すべて表示をクリックします 4. 一般タブの最上部にある他の言語をクリックします 5. 別の言語でのサービスの内容説明を追加するには 行追加をクリックします ある言語のサービス内容説明を更新しない場合 業務伝票に その言語での内容説明が表示されませ ん 6. 新規行で 言語を選択し サービステキストを入力します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

309 7. 詳細セクションで サービスに関する追加情報を入力し 保存をクリックします Microsoft Excel を使用したサービスの登録 事前定義された Microsoft Excel テンプレートを使用してサービスを登録することができます このタスクの詳細については ここを参照してください Microsoft Excel へのサービスのエクスポート Microsoft Excel にサービスをエクスポートすることができます このタスクの詳細については ここ [ ページ 80] を参照してください ビジネスバックグラウンド サービスへのステータスの割当 概要 サービスは さまざまなビジネスプロセスに関与していることがあります そのため サービスは購買管理 販売 および評価のセクションに分けられます 各セクションには ビジネスプロセスに固有の詳細と そのプロセスのサービスが完全な状態であるのか 準備状態であるのかを示す 1 つ以上のステータスが含まれています このため 新規サービスを登録するときには 該当するプロセスが確実に割り当てられて これらの領域のデータが最新の状態に保たれるように 正しいステータスを適用することが重要です 機能 ステータスの変更 プロセスの最初のステータスは常に初期値です その後 サービスを保存する前に ステータスに以下の変更を加えることができます 初期値から準備中へ または準備中から初期値へ 準備中から有効へ 有効からブロック済へ またはブロック済から有効へ 有効から初期値へ サービスを保存した後 ステータスに以下の変更を加えることができます 初期値から準備中へ または準備中から初期値へ 準備中から有効へ 有効からブロック済へ またはブロック済から有効へ 有効からブロック済への変更は 購買管理および販売に対してのみ可能です 全体ステータス 1 つのプロセスに複数のステータスがある場合は 最も優先度が高いステータスが常にそのプロセスの全体ステータスとなります ステータス優先度の階層は 有効 ブロック済 準備中 初期値となります たとえば 有効とマークされたステータスが 1 つあり 準備中とマークされたステータスが複数ある場合 全体ステータスは有効となります 購買管理プロセスには全体ステータスが 1 つのみですが 他のプロセスにはステータスが複数存在することがあります ステータスがブロック済になるプロセスは 購買管理と販売の 2 つのみです SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 309

310 プロセスのステータスは以下のとおりです プロセスのステータス 全体ステータス ステータスアイコン 有効なステータスの組合せ 初期値 初期値 灰色 購買管理 販売 および評価 準備中 準備中 黄色 購買管理 販売 および評価 ブロック済 ブロック済 購買管理および販売 有効 有効 緑色 購買管理 販売 および評価 初期値および準備中 準備中 黄色 販売および評価 初期値およびブロック済 ブロック済 赤色 販売 初期値 準備中 およびブロック済 ブロック済 赤色 販売 初期値 準備中 および有効 有効 緑色 販売および評価 初期値 準備中 ブロック済 および有効 有効 緑色 販売 準備中およびブロック済 ブロック済 赤色 販売 準備中および有効 有効 緑色 販売および評価 準備中 ブロック済 および有効 有効 緑色 販売 ブロック済および有効 有効 緑色 販売 サービス ( 製品データ ) のクイックガイド 会社が提供するすべてのサービスを深く理解することが重要です このために サービスビューはシステム内のすべてのサービスを参照し 新しいサービスを登録し 重要なサービス関連情報を更新するためのセントラルエントリポイントとなるものです このビューには 製品データワークセンタからアクセスできます ビジネスバックグラウンド サービスへのステータスの割当 サービスは さまざまなビジネスプロセスに関与していることがあります そのため サービスは購買管理 販売 および評価のセクションに分けられます 各セクションには ビジネスプロセスに固有の詳細と そのプロセスのサービスが完全な状態であるのか 準備状態であるのかを示す 1 つ以上のステータスが含まれています このため 新規サービスを登録するときには 該当するプロセスが確実に割り当てられて これらの領域のデータが最新の状態に保たれるように 正しいステータスを適用することが重要です 詳細については サービスへのステータスの割当 [ ページ 309] を参照してください 原価センタ管理会計 原価センタ管理会計では 間接費を管理および配分する機能が提供されています 一般に間接費に分類される原価には 消耗品 賃金および給与 社会保障負担額 および減価償却などが含まれます 直接費とは対照的に 間接費は原価対象まで直接トレースできず まずサービスを依頼した原価センタに累積する必要があります 各期間の最後に 間接費付替機能および間接費配分機能を使用して 累計した間接費の原価センタを貸方処理し 原価対象に配分します 詳細については 原価センタ管理会計を参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

311 原価対象へのサービス原価配分製品が製造され顧客に出荷されると 作業の実行に必要なサービスおよびリソースに対応する原価が原価センタで発生します リソースは 労働力 設備 車両などの生産要素で サービスはリソースによって実行される活動です 製造作業者は サービスとリソースの消費量を活動確認によってシステムに入力します 確認によって 直接費が原価センタから 作業を依頼した受注 サービスオーダー プロジェクト または生産ロットに配分されます サービス原価配分は リソースおよびサービスの原価率に基づきます これは 原価および収益ワークセンタのリソース原価率ビューおよびサービス原価率ビューで定義されます 詳細については 原価対象へのサービス原価配分を参照してください Customer Relationship Management での価格設定価格設定は価格リストや割引一覧といった価格マスタデータに基づいて行われます 価格マスタデータは 販売プロセスおよびサービスプロセスのすべての業務伝票内で価格設定を自動的に計算するために使用されます 特定の場所で特定の日に受け取りが行われる特定の製品やサービスに顧客が支払わなければならない総額を決定するには 事前定義された価格決定表を使用します 価格決定表は リスト価格 割引 追加料金 運賃 税 原価といった価格要素から構成されています 合計値の計算には これらの価格要素の整合性が不可欠です 詳細については Customer Relationship Management での価格設定 [ ページ 152] を参照してください 税決定 一般に 会社は法律上 購入または販売する製品の税を計算し これらの税を顧客に課す必要があります 製品の提供後 各税務当局に対して税の申告および支払を行う必要があります 消費税 (VAT) 売上税および使用税 源泉徴収税の税タイプについては 大部分が自動化された税計算によるサポートが提供されます また これらの税の申告義務を効果的に管理するためのレポートツールも提供されます 詳細については 税決定 [ ページ 9] を参照してください タスク サービスの登録 1. 製品データワークセンタのサービスビューのサービスサブビューを選択します 2. 新規登録 サービスの順にクリックして 新規サービスクイックアクティビティを開きます 3. サービス ID を入力します サービスに対して内部番号範囲が設定されている場合は サービス ID をマニュアル入力することはできません サービスを保存すると 次に使用可能な ID が自動的に割り当てられます 詳細については コンフィグレーション : 番号範囲を参照してください 4. サービステキストを入力します 他の言語での内容説明については 以下の他言語でのサービス内容説明の追加を参照してください 5. 新規サービスを割り当てる製品カテゴリを選択します 6. 基本数量単位項目に サービスのデフォルトの数量単位を入力します マニュアルで別の数量単位を選択する 場合を除いて 購買管理 販売 および評価にこの単位が使用されます 基本数量単位は そのサービスで最も小さな数量単位にします したがって プロセスに別の数量単位を選択する場合は 常に小さい方の基本数量単位を選択するようにしてください 7. オプション : サービスの詳しい一般詳細を入力します a. すべて表示をクリックします SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 311

312 b. 財務上の目的でサービスを経費として扱う必要があることを示すには 経費区分チェックボックスを選択 します チェックボックスは サービスを保存するとすぐにグレー表示になります c. サービスの製品イメージを追加 削除 または置き換えるには イメージをクリックし 適切なオプ ションを選択します 8. 保存をクリックして 変更内容を保存します サービステンプレートの登録とテンプレートからのサービスの登録 このタスクの詳細については ここを参照してください サービスへの購買管理詳細の割当 このタスクの詳細については ここを参照してください サービスへの販売詳細の割当 このタスクの詳細については ここを参照してください サービスへの評価詳細の割当 このタスクの詳細については ここを参照してください サービスへの数量換算の追加 このタスクの詳細については ここを参照してください 他言語でのサービス内容説明の追加 1. 製品データワークセンタのサービスビューのサービスサブビューを選択します 2. サービスを選択し 編集をクリックしてサービスクイックアクティビティを開きます サービステキスト項目には サービスの内容説明がログオン言語で表示されます 3. すべて表示をクリックします 4. 一般タブの最上部にある他の言語をクリックします 5. 別の言語でのサービスの内容説明を追加するには 行追加をクリックします ある言語のサービス内容説明を更新しない場合 業務伝票に その言語での内容説明が表示されませ ん 6. 新規行で 言語を選択し サービステキストを入力します 7. 詳細セクションで サービスに関する追加情報を入力し 保存をクリックします サービスの一括変更 複数のサービスの一般および事業領域詳細を一度にすばやく更新することができます このタスクの詳細については ここを参照してください Microsoft Excel を使用したサービスの登録 事前定義の Microsoft Excel テンプレートを使用して サービスを登録することができます このタスクの詳細については ここを参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

313 Microsoft Excel へのサービスのエクスポート Microsoft Excel にサービスをエクスポートすることができます このタスクの詳細については ここ [ ページ 80] を参照してください 6.4 製品カタログビュー 製品カタログクイックガイド 製品およびサービスポートフォリオワークセンタの製品カタログビューでは 製品カタログを管理するための 1 つのセントラルロケーションが提供されます すべての国のさまざまな言語のカタログに無制限にアクセスでき 新規製品カタログを登録するか または製品カタログ情報を表示および更新することができます 外部 E-ショップと通信できるようシステムが設定されている場合は カタログを E-ショップにインポートできます また 価格設定などを目的とし 製品の一覧をカタログ形式で外部プロバイダに送信できます Customer Relationship Management の製品カタログビューでは 用語製品が使用されていますが 一般的に用語品目が使用されるマスタデータの機能を参照している場合があります これらの用語には互換性があります ビジネスバックグラウンド 製品のクイックガイド 製品管理の詳細については 製品のクイックガイド ( 製品およびサービスポートフォリオ ) [ ページ 297] を参照してください タスク 製品カタログの登録 1. 新規登録をクリックします 2. 一般に 新しい製品カタログの固有の特徴を入力します これには 名称 販売組織 流通チャネル 通 貨 言語 および国が含まれます これらは必須項目です 今日の日付がカタログの有効開始日付として提案されます 有効終了日付を入力しない場合 カタログは無期 限で有効です 3. カテゴリで 製品を選択して製品カタログの更新を続行します カテゴリセクションで クリックして階層を開きます カテゴリを選択し 選択チェックボックスをクリック します 関連する製品がカテゴリの製品セクションに表示されます 製品カタログの必要性に応じて これら の製品を選択または選択解除します マスタデータから詳細な製品データおよびイメージがカタログに自動的 に追加されます 階層に入ることなく製品の検索を迅速に行うには 製品検索を使用します 検索結果から製品を直接選択して製品カタログに追加することができます 製品カタログのすべての製品を表示するには 選択済製品を使用します 4. 保存をクリックして新しい製品カタログを保存し 次にカタログ公開をクリックしてカタログを公開します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 313

314 カタログ公開をクリックした後に カタログの公開ステータスが処理中のままになってしまった場合は 公開ロールバックをクリックしてカタログのステータスをリセットすることができます これにより カタログのロック状態がすべて解除されて カタログの公開ステータスが公開でエラーに変わります 公開されたカタログには 2 つの xml ファイルが含まれます 1 つにはカタログデータが含まれ もう 1 つには関連イメージが含まれます また すでに公開されたカタログを変更しても既存のカタログファイルは更新されません その代わり カタログ全体が再度公開され 新しいファイルが登録されます 5. エクスポート用に結果の xml ファイルを表示してダウンロードするには 閉じるをクリックして主要一覧か らカタログを再度開きます ファイルは一般の添付文書セクションで確認することができます 6.5 価格設定ビュー Customer Relationship Management での価格設定のクイックガイド 製品価格設定の効果的な管理は 会社の財務パフォーマンスを向上させる上での重要な要素です 価格設定ビューは 価格要素を管理するための集中化された場所となるもので 価格設定プロセスを効率化することができます これらの価格要素は システム全体で使用されます たとえば 受注に製品を追加すると 関連する価格リストと関連するすべての割引一覧が使用され 顧客向けの価格が決定されます 価格設定ビューは以下の価格マスタデータで構成されています 価格リスト価格リストは リスト価格を決定するために販売伝票およびサービス伝票で使用されます コンフィグレーションに応じて 基準価格リスト 流通チェーン別価格リスト および顧客別価格リストを登録および更新することができます 顧客に販売する製品またはサービスについて 少なくとも基準価格リストを登録することをお奨めします 割引一覧割引一覧は 適用されるすべての割引を決定するために販売伝票およびサービス伝票で使用されます コンフィグレーションに応じて 全顧客 全顧客グループ 顧客製品 顧客製品カテゴリ別の割引一覧など 複数の割引一覧を登録および更新することができます 運賃 運賃はビジネスニーズに応じて ヘッダレベルまたは明細レベルで定義することができます コンフィグレーションに応じて 運賃は製品の正味重量に応じて または固定金額として計算することができます 追加料金コンフィグレーションに応じて パレットまたは貴金属追加費用などの追加料金を柔軟に定義することができます これらの追加料金は パーセントまたは固定金額として定義することができます 特別追加料金および特別割引特別追加料金および特別割引を使用して サービスオーダーの保証依存価格設定 または受注およびサービスオーダーでの勤務条件などの特定のプロセスの費用を負担することができます さまざまな数量に応じた価格のスケールを定義することができます 使用するスケールによって 金額の計算方法が決まります たとえば スケールを使用して ボイラーの単価を $500 とし 10 台以上購入する場合には単価を $450 に引き下げるように定義することができます 受注額などに応じた運賃のスケールを定義することもできます 製品割引のスケールも定義することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

315 数量と正味重量のさまざまな組み合わせに応じた価格のスケールを定義することもできます これを行うに は ソリューションコンフィグレーションで販売価格リストおよび割引一覧を選択しておく必要があります このビジネスオプションを見つけるには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップで 一般ビジネスデータ内で製品およびサービス価格設定が選択されていること を確認します 質問ステップで 一般ビジネスデータスコーピングエレメントを展開し 製品およびサー ビス価格設定を選択し 販売価格リストおよび割引一覧関連の質問 価格を 2 つの次元で更新しますか ( 数 量と正味重量の組合せがサポートされています ) に回答します すべての価格マスタデータは総額として定義することもできます そのために 価格設定 ( 総額 ) ビューを選 択します 総額設定の詳細については 総額設定 [ ページ 322] を参照してください 価格マスタデータへのアクセス権を制限する場合 : ユーザが正味および総額の両方のビューを利用できる場合は 同じアクセス制限が総額および正味価格リスト さらに割引一覧にも適用されるようにしてください そうでない場合 アクセス権は機能しません 販売組織に基づく価格マスタデータのアクセス制限のみが可能であることを考慮します このことは追加料金 運賃 および特別追加料金 特別割引のような価格設定にも当てはまります 販売組織に基づいて追加料金へのアクセスが制限される場合には 運賃ビューおよび特別追加料金 特別割引ビューについても ( 総額と正味を利用できるときは ) 制限する必要があります アクセス制限についての詳細は ビジネスユーザの文書を参照してください ビジネスバックグラウンド 価格設定 価格設定は価格リストや割引一覧といった価格マスタデータに基づいて行われます 価格マスタデータは 販売プロセスおよびサービスプロセスのすべての業務伝票内で価格設定を自動的に計算するために使用されます 特定の場所で特定の日に受け取りが行われる特定の製品やサービスに顧客が支払わなければならない総額を決定するには 事前定義された価格決定表を使用します 価格決定表は リスト価格 割引 追加料金 運賃 税 原価といった価格要素から構成されています 合計値の計算には これらの価格要素の整合性が不可欠です 詳細については 価格設定 [ ページ 152] を参照してください 利益マージン 利益マージンおよび収益性に関する情報は 管理上の決定に非常に有用な場合があります そのため 販売伝票およびサービス伝票で利益マージンを計算することができます 詳細については 利益マージン [ ページ 225] を参照してください 販売伝票およびサービス伝票での価格設定の使用 販売伝票およびサービス伝票には 価格設定または価格設定および請求というタブがあります 関連する価格要素がすべて表示されます 必要に応じて これらの価格要素を変更することができます 詳細については 販売伝票およびサービス伝票での価格設定の使用 [ ページ 290] を参照してください SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 315

316 タスク価格リストの登録 1. 製品およびサービスポートフォリオワークセンタに移動し 価格設定ビュー および価格リストサブビューの順に選択します 2. 新規登録をクリックし 基準価格リストを選択します 3. 一般ビューで 名称 通貨 および有効開始 / 終了日付を入力します 無制限の値の場合は 有効終了項目に無制限と入力します 同時に存在することができるリリース済の基準価格リストは 1 つのみです そ のため 新しい製品価格がある場合は 新しい製品価格の新しい明細で現在の基 準価格リストを更新する必要があります 4. 明細ビューで 必要に応じて価格リストの明細を編集します 1. 新しい明細を価格リストに追加するには 単一明細追加または複数明細追加をクリックします 新しい行で 製品 ID 金額 および価格単位を入力します 複数の行を選択した場合は 製品の一覧を表示することができます システムコンフィグレーションに応じて 製品カテゴリ番号をフィルタとして使用することができます 結果一覧で 一部またはすべての製品を選択することができます 2. 価格リストから明細を削除するには 行を選択して削除をクリックします 3. 複数の価格を同じ固定金額またはパーセントで変更するには 一括変更をクリックし 価格変更ガイド付アクティビティのステップに従います 4. 単価を購買数量に応じて変えるには 関連する明細を選択し スケールテーブルに行を追加します 行ごとに 単位数を開始列に 価格を金額列に入力します 少なくとも 1 つのスケールを 0 単位から定義することをお奨めします これにより これが基準価格になります 通常 スケールは降順に定義します たとえば 1 つのスケールを 0 単位から $100 で 別のスケールを 50 単位から $95 で 3 つ目のスケールを 50 単位から $90 で定義します 購入した数量と正味重量のさまざまな組合せに基づいて単価を決定するスケ ールを定義することもできます これを行うには ソリューションコンフィグレーションで販売価格リストおよび割引一覧をスコープに含めておく必要があります 5. これで 価格リストを保存してリリースすることができます 1. 保存をクリックして 更新した基準価格リストを保存します 2. 価格リストをシステムで利用可能にする場合は リリースをクリックします コンフィグレーションに応じて 価格リストは承認されるまでリリースされない場合があります 3. 閉じるをクリックして 価格リストサブビューに戻ります 6. 新しい基準価格リストがシステムに保存され 価格リストサブビューの一覧に追加されます この一覧から基準価格リストを開くには 適切な価格リスト ID リンクをクリックします SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

317 Microsoft Excel を使用した価格リストまたは割引一覧のアップロード 価格リストまたは割引一覧テンプレートを使用して Business ByDesign システムに価格また は割引情報を保存することができます 詳細については Microsoft Excel を使用した価格リストまたは割引一覧のアップロードを参照してください 価格リストの更新 新しい期間用に既存の価格リストをコピーし 新しい価格リストで変更を行うこともで きます 1. 製品およびサービスポートフォリオワークセンタに移動し 価格設定ビュー および価 格リストサブビューの順に選択します 2. 価格リストサブビューで 更新する価格リストを選択し 編集をクリックして価格リ スト詳細ビューを開きます 3. 一般ビューで 必要に応じて有効日付およびテキストを編集することができます 4. 明細ビューで 必要に応じて価格リストの明細を編集します 1. 新しい明細を価格リストに追加するには 単一行追加または複数行追加をクリッ クします 新しい行で 製品 ID 金額 および価格単位を入力します 複数の行を選択した場合は 製品の一覧を表示することができます システムコンフィグレーションに応じて 製品カテゴリ番号をフィルタとして使用することができます 結果一覧で 一部またはすべての製品を選択することができます 2. 価格リストから明細を削除するには 行を選択して削除をクリックします 3. 明細テーブルで価格を直接変更するか 一括変更機能を使用して複数の明細の価格を適応させることができます 固定金額またはパーセントベースによる一括変更機能で価格変更を実行することができます 一括変更の場合 一括変更をクリックし 一括変更ガイド付アクティビティのステップに従います SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 317

318 一括変更する複数の明細を選択するには Shift キーを使用して選択します 一括変更の結果は ガイド付アクティビティを終了して価格リストを保存するまで更新されません 丸め規則によって 一括変更の結果に影響を与える可能性があります 丸め規則直近の 10c: 金額は次の 10 セントに切り捨てられるか切り上げられます 例 : 価格 USD を 1% 変更する 丸め規則を使用しない新価格 : USD 丸め規則直近の 10c を使用した新価格 : USD 丸め規則直近の 10c または 5c: この規則は 特に スイスフランなどのように 1 セントや 2 セントの硬貨を考慮しない通貨に適用されます 金額は 10 セントまたは 5 セントの直近の値に丸められます 例 : 価格 CHF を 1% 変更する 丸め規則を使用しない新価格 : CHF 丸め規則直近の 10c または 5c を使用した新価格 : CHF 丸め規則直近の 99c: 金額は次の 99 セントに切り捨てられるか切り上げられます 例 : 価格 を 1% 変更する 丸め規則を使用しない新価格 : USD 丸め規則直近の 99c を使用した新価格 : USD 丸め規則直近の 9c: 金額は次の 9 セントに切り捨てられるか切り上げられます 例 : 価格 を 1% 変更する 丸め規則を使用しない新価格 : USD 丸め規則直近の 9c を使用した新価格 : USD 4. 単価を購買数量に応じて変えるには 関連する明細を選択し スケールテーブルに行を追加します 行ごとに 単位数を開始列に 価格を金額列に入力します 少な くとも 1 つのスケールを 0 単位から定義することをお奨めします これにより これが基準価格になります 通常 スケールは降順に定義します たとえば 1 つのスケールを 0 単位から $100 で 別のスケールを 50 単位から $95 で 3 つ目のスケールを 50 単位から $90 で定義します 5. これで 価格リストを保存してリリースすることができます 1. 保存をクリックして 更新した基準価格リストを保存します 2. 価格リストをシステムで利用可能にする場合は リリースをクリックします コンフィグレーションに応じて 価格リストは承認されるまでは部分的にのみリリースされる ( 変更のない明細はリリースされ 変更された明細はリリースされない ) 場合があります 未リリースの明細については ロールオーバーテキストのヘルプで リリース済の金額が表示されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

319 3. 閉じるをクリックして 価格リストサブビューに戻ります 6. 更新された基準価格リストがシステムに保存され 価格リストサブビューの一覧に追加されます この一覧から基準価格リストを開くには 適切な価格リスト ID リンクをクリックします 割引一覧の登録 1. 製品およびサービスポートフォリオワークセンタに移動し 価格設定ビュー および割引一覧サブビューの順に選択します 2. 新規登録をクリックし 顧客別割引製品を選択します 3. 一般ビューで 名称 開始 / 終了日付 およびアカウント ID を入力します 無制限の値の場合は 有効終了項目に無制限と入力します 4. 明細ビューで 必要に応じて顧客別割引製品を編集します 1. 新しい明細を割引一覧に追加するには 単一明細追加または複数明細追加をクリ ックします 新しい行で 製品 ID 金額 および価格単位を入力します 複数の 行を選択した場合は 製品の一覧を表示することができます システムコンフィグレーションに応じて 製品カテゴリ番号をフィルタとして使用することができます 結果一覧で 一部またはすべての製品を選択することができます 2. 割引一覧から明細を削除するには 行を選択して削除をクリックします 3. 複数の価格を同じ固定金額またはパーセントで変更するには 一括変更をクリックし 価格変更ガイド付アクティビティのステップに従います 4. 明細にスケールを追加するには スケール追加をクリックして パーセント割引を入力します また スケール削除をクリックして スケールを削除することもできます 5. これで 割引一覧を保存してリリースすることができます 1. 保存をクリックして 更新した割引一覧を保存します 2. 割引一覧をシステムで利用可能にする場合は リリースをクリックします コンフィグレーションに応じて 価格リストは承認されるまでリリースされない場合があります 3. 閉じるをクリックして 割引一覧サブビューに戻ります 6. 新しい割引一覧がシステムに保存され 割引一覧サブビューの一覧に追加されます この一覧から割引一覧を開くには 適切な割引一覧 ID リンクをクリックします 運賃の登録 1. 製品およびサービスポートフォリオワークセンタに移動し 価格設定ビュー および運賃サブビューの順に選択します 運賃は ビジネスコンフィグレーションに応じて 製品の正味重量に応じて または受注全体の固定金額として計算することができます 2. 新規登録をクリックします 3. 一般ビューで以下を入力します a. 処理タイプ b. インコタームズ c. インコタームズロケーション SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 319

320 d. 有効開始 / 終了 e. 内容説明 f. 金額 4. これで 運賃を保存してリリースすることができます 追加料金の登録 1. 製品およびサービスポートフォリオワークセンタに移動し 価格設定ビュー および追加料金サブビューの順に選択します 2. さまざまな追加料金を選択することができます 追加料金は 固定金額またはパーセントのどちらかとして定義します 特別追加料金および特別割引の登録 1. 製品およびサービスポートフォリオワークセンタに移動し 価格設定ビュー および特 別追加料金 特別割引サブビューの順に選択します 2. 以下の内容を選択できます 勤務条件 従業員が週末など通常の営業時間外で勤務する場合のサービス明細に適用される追加料金 (%) 保証範囲金額の一部が保証の対象となることを指定するためにサービス伝票内で主に使用される割引 (%) 特別保証範囲金額の一部が特別保証により保証されることを指定するためにサービス伝票内で主に使用される割引 パーセントが 選択された保証範囲区分または勤務条件に適合しているようにしてください ビジネスバックグラウンド 利益マージン 概要 販売見積 受注 およびサービスオーダーでは 利益マージンを計算することができます 各製品およびサービス そして合計伝票の利益マージンは 価格設定タブ ( サービスオーダーの場合は価格設定および請求タブ ) に表示することができます 従業員は この情報を使用して 価格および割引の調整に関する決定を行うことができます 利益マージンおよび収益性に関する情報は 管理決定にも非常に有用な場合があります 販売見積を承認するときに 担当マネージャは販売見積を承認するためのしきい値として利益マージンを使用することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

321 前提条件 販売伝票およびサービス伝票での利益マージンの計算および表示は ビジネスコンフィグレーションワークセンタのスコーピング質問一般ビジネスデータ製品およびサービス価格設定で有効化することができます また ビジネスコンフィグレーションワークセンタの微調整の価格方針設定アクティビティで 関連するすべての伝票の利益マージンおよび原価の表示を定義することができます 販売見積の場合 : 微調整アクティビティ販売見積の承認で 利益マージンのしきい値を更新することができます 受注の場合 : アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタで 利益マージンのしきい値を更新することができます 原価および収益ワークセンタで 顧客 顧客グループ 国 製品などのさまざまな基準に基づいて 利益マージンデータを分析 監視 および評価することができます これは ビジネスコンフィグレーションワークセンタのスコーピングの財務会計 / 管理会計管理会計販売および利益分析のレポートおよび分析で有効化することができます 計算 販売伝票の総利益マージンは システムで次のように計算されます 製品またはサービスごとの正味価格に基づく総正味額と 製品またはサービスごとの製品評価に基づく総原価との差額です 販売見積と受注の一方または両方の承認プロセスがシステムで設定されている場合 担当マネージャは しき い値に近い利益マージンに基づいて 顧客への連絡の前に販売見積と受注の一方または両方を承認するタスクを受け取ることができます この情報に基づいて マネージャは以下のステップのいずれかを実行することができます 販売見積 / 受注を承認する 手直しのため 販売見積 / 受注を従業員責任者に戻す 例 Kate Jacob は顧客から 5 台の貯湯槽と 1 台のヒーターを依頼する連絡を受け 新規ビジネスワークセンタに販売見積を入力しました 販売見積に製品を入力すると アイテムごとに製品販売価格および製品評価が表示されます Kate は必要に応じて 販売価格を調整したり 割引を提供したりすることができます 利益マージンは販売見積のアイテムごとの正味価格から製品評価を差し引くことで自動的に計算され 価格設定タブに表示されます Kate は顧客の 5 台の貯湯槽に対して 5% の製品割引をすることにしました Kate のマネージャである Bob Menson は販売見積を顧客に発行する前にチェックを行います Bob はマイエリアの管理ワークセンタを選択して承認タスクを開き 利益マージンを含むリンクした販売見積のデータをチェックします これで販売見積はマネージャに承認され 顧客に送信されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 321

322 総額設定 概要 総額設定は製品および標準化サービスの受注または販売見積のどちらかで使用することができます 以下の手順で 受注または販売見積の総額設定を有効化します 受注または販売見積の一般 価格 総額をクリックする価格は非表示の項目です これらは一般タブのパーソナライズおよび明細レベルの価格履歴画面で選択する必要があります 微調整アクティビティ価格方針設定で 流通チャネルに基づいた価格決定表のデフォルトを正味からグロスに 設定することができます 総額設定の場合は マスタデータを使用した自動価格決定が行われます 総額のマスタデータは 製品およびサービスポートフォリオワークセンタの総額設定で更新することができます 価格決定表は流通チャネルに応じて正味額から総額に設定することができます 明細が入力されると 価格設定方針の変更はできなくなります 財務会計で元帳を更新する場合 明細の合計総額 合計税額 合計正味額のみを配賦することができま す そのため 収益控除として指定された割引に関するデータは財務会計に配賦することができません 請求された運送費に関するデータも レポートで分析することができません 価格マスタデータへのアクセス権を制限する場合 : 同じアクセス制限が総額および正味価格リストに適用されるようにしてください 同様に ユーザが正味額および総額の両方のビューを利用できる場合は割引一覧にも適用されるようにしてください そうでない場合は アクセス権は機能しません 販売組織に基づいて価格マスタデータへのアクセスのみ制限できるようにすることを考慮してください このことは追加料金 運賃 および特別追加料金 特別割引のような価格指定に も有効です アクセスが販売組織に基づいて追加料金に対して制限されるケースでは 総額および正味額に利 用できる場合はさらにビュー運賃および特別追加料金 特別割引も制限する必要があります 顧客契約に対する価格契約 概要 顧客契約では 以下に対する契約固有の価格契約を編集できます サービス - 実費精算 受領権の権利製品 - 実費精算 費用 - 実費精算価格契約では 以下を編集できます 時間依存リスト価格 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

323 請求方法の実費精算を含む契約明細で価格契約を更新する際に 行追加ボタンをクリックするとリスト価格が自動的に提示されます 次のようにリスト価格が提示されます 1. タイプ受領権 実費精算の明細では 対応するサービスまたは経費のリスト価格が提示されます 2. タイプサービス 実費精算および費用 実費精算の明細では 明細のリスト価格が提示されます 同じ製品に対し 期間が異なる複数のリスト価格または割引を編集する場合 期間が重複しないように します 製品または製品カテゴリ ( この製品カテゴリに属するすべての製品に対して有効 ) の製品パーセント割引 リスト価格のスケール これらの価格契約により 契約を参照して登録されたサービス確認に対する価格および割引が定義されます 契約を参照して登録されたサービス確認には 価格リスト ( 製品およびサービスポートフォリオワークセンタ ) ではなく 価格契約のリスト価格が適用されます サービス確認には 割引一覧 ( 製品およびサービスポートフォリオワークセンタ ) および契約の価格契約の製品パーセント割引が適用されます 価格設定は 各サービス確認に対してのみ実行されます スケール価格は 複数のサービス確認に対して累計的に決定されません Customer Relationship Management での価格設定 概要 価格設定は価格リストや割引一覧といった価格マスタデータに基づいて行われます 価格マスタデータは 販売プロセスおよびサービスプロセスのすべての業務伝票内で価格設定を自動的に計算するために使用されます 特定の場所で特定の日に受け取りが行われる特定の製品やサービスに顧客が支払わなければならない総額を決定するには 事前定義された価格決定表を使用します 価格決定表は リスト価格 割引 追加料金 運賃 税 原価といった価格要素から構成されています 合計値の計算には これらの価格要素の整合性が不可欠です 価格要素 SAP Business ByDesign には 事前定義された一連の価格要素が含まれており それらのほとんどはビジネスコンフィグレーションによって有効化することができます 価格要素には 次のようなものがあります システムで自動的に決定され 編集できないもの 税など システムで自動的に決定され ユーザが上書きできるもの リスト価格 自動的に決定される製品割引など ユーザがマニュアル入力するもの 返品再入庫手数料 マニュアル入力される製品割引など マニュアル動作は 価格設定のビジネスコンフィグレーションのマニュアルフラグの影響を受けます マニュアルフラグが設定されている場合 価格要素はシステムで自動的に特定されず ユーザがマニュアル追加する必要があります 以下のセクションでは コンフィグレーションに応じて表示される一連の価格要素を示します リスト価格 この価格要素は 割引や追加料金などの数多くの価格要素の基礎になるため 必然的に価格決定表の最初のステップとなります 正味リスト価格を決定するために 販売伝票またはサービス伝票から渡されたパラメータに適合するす SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 323

324 べての価格リストがチェックされます これらのパラメータは 顧客 顧客グループ 流通チェーン および日付です 価格リストには 顧客別価格リスト 流通チェーン別価格リスト および基準価格リストがあります 価格リストは価格マスタデータとして更新される有効期間が設定されたリストであり リリースして有効化する必要があります 顧客には特別価格がある場合があるため 最初に顧客別価格リストがチェックされます 顧客別価格が見つからない場合は 流通チェーン別価格リストがチェックされます 最後に 流通チェーン別価格がない場合は 基準価格リストがチェックされます 少なくとも基準価格リストで 販売するすべての製品またはサービスの価格が見つかるようにする必要があります 価格は販売伝票またはサービス伝票でマニュアルで改訂できるため 正味価格を柔軟に調整することができます 価格リストおよび割引一覧について承認手順を有効化することができます これは ビジネスコンフィグレーションのスコーピングで行います ( 一般ビジネスデータ製品およびサービス価格設定 ) この設定が有効である場合 従業員が価格リストまたは割引一覧をリリースしようとすると ラインマネージャは自動的に承認タスクを受け取ります ラインマネージャ ( または代理人 ) が価格リストまたは割引一覧を承認するまで 価格リストまたは割引一覧はリリースされず いかなる販売業務伝票およびサービスプロセスでも使用されません 価格リストおよび割引一覧を承認する権限がマネージャに与えられている場合 マネージャは価格マスタデータビューで価格リストまたは割引一覧を直接リリースすることができます マネージャ自身が価格をリリースする場合は ビジネスタスクを登録しなくてもこの自動承認が行われます ビジネスタスク管理のより一般的な情報については ビジネスタスク管理を参照してください 製品割引 (%) 割引を決定するために 販売伝票またはサービス伝票から渡されたパラメータに適合するすべての割引一覧がチェックされます これらのパラメータは 顧客 流通チェーン 顧客グループ 製品 および日付です 見つかったすべての割引が価格計算で考慮されます 割引一覧は 顧客別割引製品 一般顧客割引 全体顧客グループ割引 および顧客別割引製品カテゴリの割引一覧です 顧客には特定の製品の特別割引がある場合があるため 顧客製品割引を含む割引一覧がチェックされます 割引は常時販売伝票またはサービス伝票でマニュアルで改訂できるため 割引を柔軟に調整することができます 価格リストおよび割引一覧について承認手順を有効化することができます これは ビジネスコンフィグレー ションのスコーピングで行います ( 一般ビジネスデータ製品およびサービス価格設定 ) この設定が有効である場合 従業員が価格リストまたは割引一覧をリリースしようとすると ラインマネージャは自動的に承認タスクを受け取ります ラインマネージャ ( または代理人 ) が価格リストまたは割引一覧を承認するまで 価格リストまたは割引一覧はリリースされず いかなる販売業務伝票およびサービスプロセスでも使用さ れません 価格リストおよび割引一覧を承認する権限がマネージャに与えられている場合 マネージャは価格 マスタデータビューで価格リストまたは割引一覧を直接リリースすることができます マネージャ自身が価格 をリリースする場合は ビジネスタスクを登録しなくてもこの自動承認が行われます ビジネスタスク管理のより一般的な情報については ビジネスタスク管理を参照してください 勤務条件 (%) この価格要素はサービスシナリオで重要になります サービス実施担当者が夜間 週末 または祝日に勤務する場合 顧客に追加料金を請求できます 追加料金 追加料金には 2 つの異なる価格要素を使用することができます 追加料金は 必要に応じてパーセントまたは固定金額として定義することができます すべての追加料金は並行して使用することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

325 保証 / 特別保証 これらの価格要素はサービスシナリオ内で重要になります たとえば サービス伝票では サービスまたはスペアパ ーツが保証の対象となる場合があります 保証または特別保証の割引は サービス伝票の保証範囲項目に基づいて計算されます 品質低下に関する費用この価格要素は返品シナリオで使用されます この要素は ビジネスコンフィグレーションに返品ビジネストピックが含まれている場合にのみ表示されます 顧客が損傷または開封した商品を返却した場合 控除を明細レベルでマニュアル定義することができます 返品再入庫手数料この価格要素は返品シナリオで使用されます この要素は ビジネスコンフィグレーションに返品ビジネストピックが含まれている場合にのみ表示されます 顧客が商品を返却した場合 返品伝票ごとに返品再入庫手数料をマニュアル定義することができます 移行価格 移行価格は レガシシステムから SAP Business ByDesign に移行された未処理の販売伝票およびサービス伝票で必要になります 価格が両方のシステムで同一であるようにするため この価格の追加計算は行われません 全明細正味額 これは すべての明細正味額を加算することによって計算されます この値を編集することはできません 運賃 この価格要素は 自動決定またはマニュアル入力された運賃金額が対象となっています ビジネスコンフィグレーションの設定によって 固定運賃金額を決定するか または販売する商品の正味重量に応じた運賃にすることができます 原価および利益マージン 原価は 利益マージンがビジネスコンフィグレーションに含まれている場合にのみ表示されます 原価は 基本的に財務会計から導出されます 原価によって 利益マージンの計算が可能になります 全体割引 (%) 全体割引 (%) は 合計明細正味額に追加適用される一般割引です これはマニュアルでのみ適用することができます 総正味額 これは 税を考慮しないで すべての明細正味額と運賃を加算することによって計算されます この値を編集することはできません 指定合計割引 これは 関連するすべての製品割引を加算することによって計算されます この値をユーザが直接編集することはできません 明細レベルで製品割引を編集することによって これに影響を及ぼすことができます 丸め差異 これは 丸めによって失われた または得られた値です この値は 1 セントや 2 セントなどの小さい単位の硬貨がない通貨 ( スイスフランやオーストラリアドルなど ) に対してのみ使用されます これらの通貨については 0 セントや 5 セントなど 使用できる最も近い値に価格を丸める必要があります SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 325

326 税 この価格要素は 課税に関するすべての要件に対応します すべての税は法的要件に従って計算され この計算の結 果はこの価格要素に格納されます 合計 これは 総正味額と税を加算することによって計算されます 価格計算 価格設定は SAP Business ByDesign で一元的に実装され 関連するすべてのビジネスプロセスにリンクされます 手順は事前定義されており 手順を変更することも 新しい手順を登録することもできません 価格決定表によって 販売見積 受注 サービスオーダーなどの関連する業務伝票に対して自動的に計算される価格要素が制御されます これには 製品価格 割引 追加料金 税など 最も一般的に使用される価格要素が含まれています これらのさまざまな種類の価格要素を組み合わせて価格計算プロセスを制御することができます 価格決定表には 価格設定中にこれらの価格要素が考慮される順序も含まれています 総額 正味価格 および税が計算されます また 以下も決定されます 価格設定中に考慮される小計 価格設定をマニュアル処理することができる範囲 パーセント割引および追加料金の計算に使用される方法 特定の価格要素が考慮される前に その価格要素が満たす必要のある要件 たとえば サービス明細について運賃は考慮されないなど 通貨換算および数量換算 価格計算中に 価格マスタデータの通貨が伝票通貨と異なる場合は マスタデータとして更新されている換算レートに応じて通貨換算が行われます 伝票通貨は アカウントマスタ販売データからデフォルト設定されます また 価格計算中に 伝票で要求される数量単位が価格リストに更新されている価格単位と異なる場合は 数量換算も行われます 前提条件は 数量換算が製品マスタデータまたはサービスマスタデータで更新されていることです たとえば 製品マスタデータで数量換算 "1 パレット = 20 個 " が更新され 価格リストで価格単位 "$50/1 個 " が指定され 受注で 5 パレットが依頼されます この場合 5 パレットは 100 単位に換算され 価格は $5000 で計算されます スケール さまざまな数量に応じた価格のスケールを定義することができます 使用するスケールによって 金額の計算方法が決まります たとえば スケールを使用し 1 台のボイラーは $500 であっても 10 台以上のボイラーを購入する 場合に価格を 1 台あたり $450 に引き下げるように定義することができます 受注額などに応じた運賃のスケールを定義することもできます 製品割引のスケールも定義することができます また スケールの更新中にユーザが追加するすべての追加行についてスケールの値が提示される追加の機能もあります 以下の例では 提示されたスケール値を計算するロジックについて説明します 価格または割引スケールの更新中に提示されるスケール値を決定するためのロジック SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

327 スケール値割合 割合の計算 % 1 1 / 1 0 = % 1 1 / 1 0 = % / 1 1 = % / = *1.1 = 11 11*1.1 = *1.1 = *1.1 = SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 327

328 スケール値割合 割合の計算 % / = % / = *1.1 = *1.1 = 参照 価格方針設定 [ ページ 331] 顧客契約に対する価格契約 [ ページ 322] 総額設定 [ ページ 322] SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

329 販売伝票およびサービス伝票での価格設定の使用 概要 受注 販売見積 顧客請求書 返品 サービスオーダー およびサービス確認エディタには 価格設定 ( サービスオーダーおよびサービス確認の価格設定および請求 ) という名称のタブが含まれています このビューでは 販売伝票およびサービス伝票での価格計算を柔軟に定義することができます リスト価格や製品割引 (%) オプションで原価や利益マージンなど 関連する価格要素がすべて表示されます これらの要素の一部 ( 利益マージンや原価など ) は参照専用ですが 他の要素 ( 明細レベルのリスト価格 製品割引 (%) 追加料金や 合計レベルの全体割引 (%) など ) は変更することができます 明細レベルの価格要素の編集 明細価格設定で 販売伝票またはサービス伝票の各明細の詳細を表示することができます 明細の価格要素を表示す るには 明細列で展開アイコンをクリックします 一部の価格要素を編集するか 行を追加して別の価格要素を定義 することができます 価格要素の内容説明をマニュアル変更することができます このような内容説明を変更すると この内容説明はフォームの出力で考慮され 後続伝票にもコピーされます また 価格設定ビューでの内容説明のロールオーバーテキストには 価格マスタデータに基づく 価格リストまたは割引一覧の名称が示されます ビジネスコンフィグレーションおよび設定に応じて 明細の価格要素には以下の項目があります リスト価格 : 基準価格リスト 流通チェーン別価格リスト または顧客別価格リストから決定されます 製品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューの価格リストサブビューで 価格リストを登録することができます 製品割引 (%): 関連するすべての割引一覧から自動的に計算されるか または製品割引としてマニュアル追加されます マニュアル割引を追加する場合 マニュアル入力した割引は 割引一覧から自動的に決定された割引に追加されます 製品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューの割引一覧サブビューで 割引をマスタデータとして登録することができます 原価 : 製品評価から取得されます この値を価格設定ビューで編集することはできません 原価見積 : プロジェクトベースのサービスおよび受領権の利益分析のために この価格要素を価格設定ビュー でマニュアル編集することができます 利益マージン : 収益から原価を引いて計算されます この値を編集することはできません 税 : たとえば 州売上税です これらの値を価格設定ビューで編集することはできません 明細ビューの税タ ブで税区分を変更することによって 間接的に税を編集することはできます 運賃 : 明細の輸送費 運賃は ビジネスコンフィグレーションに応じて 製品の正味重量によって または受 注全体の固定金額として計算することができます 移行価格 : レガシシステムからの未処理の販売伝票およびサービス伝票の移行でのみ必要となります 品質低下に関する費用 : 返品シナリオで使用されます 顧客から商品が返送されて返金を請求される場合は 損傷品や開封済商品などの過失に対する控除を明細レベルでマニュアル定義することができます この価格要素はマニュアルでのみ適用することができます 追加料金 : 固定金額またはパーセントとして定義されます 製品およびサービスポートフォリオワークセンタ の価格設定ビューの追加料金サブビューで 追加料金をマスタデータとして登録することができます 保証 (%): 金額の一部が保証の対象となることを指定するためにサービス伝票内で主に使用される割引 製品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューの特別追加料金 特別割引サブビューで 保証をマスタデータとして登録することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 329

330 のれん (%): 金額の一部が特別保証により保証されることを指定するためにサービス伝票内で主に使用される割引製品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューの特別追加料金 特別割引サブビュー で のれんをマスタデータとして登録することができます 勤務条件 (%): 従業員が週末など通常の営業時間外で勤務する場合のサービス明細に適用される追加料金 製 品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューの特別追加料金 特別割引サブビューで 勤 務条件をマスタデータとして登録することができます 顧客希望価格 : これは A2A または B2B メッセージ (XML データ転送 ) を介して登録された受注にのみ関連 します 価格は外部システムから通知され SAP Business ByDesign システムで計算された正味価格と比較さ れます 合計レベルの価格要素の編集 合計価格設定セクションには 受注または販売見積全体に有効な価格設定に関する詳細が含まれています ビジネスコンフィグレーションおよび設定に応じて 合計の価格要素には以下の項目があります 合計明細正味額 : すべての明細正味額を加算することによって計算されます この値を編集することはできま せん 全体割引 (%): 合計明細正味額に適用される追加のマニュアル割引 返品再入庫手数料 : 製品の返品費用をカバーするためにかかる料金 この価格要素はマニュアルでのみ適用す ることができます 運賃 : 合計輸送費用 運賃は ビジネスコンフィグレーションに応じて 正味重量によって または受注全体 の固定金額として計算することができます 利益マージン : 合計収益から総原価を引いて計算されます この値を編集することはできません 税 : たとえば 州売上税です これらの値を価格設定ビューで編集することはできません 明細ビューの税タ ブで税区分を変更することによって 間接的に税を編集することはできます 合計 : 総正味額と税を加算することによって計算されます この値を編集することはできません 指定合計割引 : すべての関連する一定の製品割引を加算することによって計算されます この値を合計価格設定セクションで編集することはできません この値は 明細レベルの製品割引または合計レベルの全体割引を編集することによって編集できます 丸め差異 : 丸めによって切り捨てまたは切り上げられた値 この値は 1 セントや 2 セントなどの小さい単位の硬貨がない通貨 ( スイスフランやオーストラリアドルなど ) に対してのみ使用されます これらの通貨については 0 セントや 5 セントなど 使用できる最も近い値に価格を丸める必要があります 価格設定の更新以下のオプションを使用して 価格設定を更新することができます 全体 マニュアル変更はすべて削除されます マニュアル変更保持 行った変更は削除されません どちらの場合も 価格設定の更新がチェックされ 合計が再計算されます 参照 総額設定 [ ページ 322] SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

331 コンフィグレーション : 価格方針設定 概要 この文書では 設定に関する詳細および指示について説明します 通常 このような設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合は 管理者に問い合わせてください このアクティビティを検索するには ビジネスコンフィグレーション導入プロジェクトビューに移動します 導入プロジェクトを選択し アクティビティ一覧を開くをクリックします 微調整フェーズを選択して アクテ ィビティ一覧からアクティビティを選択します 会社は製品やサービスの価格設定においてさまざまな方針を使用します 価格方針は 生産 労働 宣伝費などに応 じて異なります 会社は製品の価格を必要に応じて変更することができます SAP Business ByDesign システムでは 標準決定表価格方針 および標準総額決定表価格方針を定義することができ ます リスト価格 製品割引 税 追加料金などの各種の価格要素が 価格計算に特定の順序で配置されます これ により 会社全体で整合性のある価格設定が行われます 流通チャネルに応じて 価格決定表を正味または総額のいずれかにマニュアルで初期設定することができます それ以外の場合は 自動的に正味価格決定表が初期設定されます 前提条件 スコーピング時に一般ビジネスデータの製品およびサービス価格設定を選択しておきます 例 スポーツ用品の小売店で働いている従業員で 100 本のクリケットバットの一括注文の受注を登録していると想定します また 顧客にバットの合計金額に対する追加の割引をしています 受注および出力書式で リスト価格の合計金額は確認しますが 価格要素の詳細な明細は確認しません また 100 本すべてのバットの合計リスト価格に対して 500 ルピーの追加割引を行います 価格方針を設定する際に 以下を変更することができます 受注および出力書式で取引の合計額を表示し 合計印刷および合計表示をはいに設定します 受注または出力書式で価格要素の明細レベル額の表示を無効化し 明細印刷および明細表示をいいえに設定し ます 500 ルピーの追加割引を行うために 計算が終了している場合でもリスト価格合計の値を変更し マニュアル 変更管理をマニュアルエントリ優先に設定します プロセスフロー 下記で説明されているように 価格計算に使用される価格要素の特定のプロパティを表示または変更することができます タイトル内容説明アクション条件 / 制限例 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 331

332 ステップ 各価格要素のステップ番 NA ステップ番号は事前定義 10 リスト価格 号を表示します されており 編集するこ 11 製品割引 (%) とはできません 価格要素 さまざまな価格要素を表 価格要素の内容説明を変 価格要素の内容説明を編 追加料金を割増料金に名 示します 更することができ 同じ 集することができます 称変更することができま 変更が出力書式や受注お す よび販売見積などの後続 の取引伝票にコピーされ ます 開始ステップ... 終了ス 特定の価格要素の計算に NA 開始ステップ... 終了ス 特別保証を計算するに テップ 含まれるステップを表示 テップ列は 情報目的で は ステップ 10 リス します のみ表示されます 表示 ト価格からステップ 14 されないステップは 価 追加料金までの価格要 格設定の柔軟性を提供す 素が使用されます るために 将来の使用向 詳細については 1.1 開 けに保持されます 始ステップから終了ステ ップの計算の例を参照し てください マニュアルのみ 価格要素を取引伝票にマ NA この区分は情報目的のみ 全体割引については マ ニュアルで追加する必要 で 編集することはでき ニュアルのみ区分が選択 があるかどうかを表示し ません されます これは 取引 ます 伝票には価格要素をマニ ュアルでのみ追加できる ことを示します 合計表示 価格要素の合計額が取引 以下のいずれかを選択す 必要に応じて区分を変更 NA 伝票に表示されるかどう ることができます することができます かを定義することができ はい 取引伝票 ます に価格要素の値 が表示されます いいえ 取引伝 票に価格要素の 値は表示されま せん 合計印刷 価格要素の合計額が出力 必要に応じて区分を変更 必要に応じて区分を変更 NA 書式に印刷されるかどう することができます することができます かを定義することができ はい 出力書式 ます に価格要素の値 が印刷されます いいえ 出力書 式に価格要素の 値は印刷されま せん SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

333 明細表示 価格要素が配信され 取 以下のいずれかを選択す 必要に応じて区分を変更 NA 引伝票の明細ヘッダレベ ることができます することができます ルに表示されるかどうか はい 取引伝票 を定義することができま の明細レベルに す 価格要素の値が 表示されます いいえ 取引伝 票の明細レベル に価格要素の値 は表示されませ ん 明細印刷 価格要素が配信され 出 以下のいずれかを選択す 必要に応じて区分を変更 NA 力書式の明細ヘッダレベ ることができます することができます ルに印刷されるかどうか はい 出力書式 を定義することができま の明細レベルに す 価格要素の値が 表示されます いいえ 出力書 式の明細レベル に価格要素の値 は表示されませ ん SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 333

334 マニュアル変更管理 価格要素の価格の柔軟性 以下のいずれかを選択す このオプションは 標準 NA を定義することができま ることができます 価格決定表にのみ使用す す 自動エントリ優 ることができます 先 - 価格要素の 値がすでにシス テムで定義され ていない場合の み価格要素を変 更することがで きます マニュアルエン トリ優先 - 価格 要素の値がすで にシステムで定 義されている場 合でも 価格要 素の値を変更す ることができま す 制限なし 価格 要素の値を そ れが定義済かど うかにかかわら ず変更すること ができます マニュアル処理 不可 価格要素 の値をシステム のマスタデータ で定義しておく 必要があります 値をマニュアル で変更すること はできません スケール基準タイプ 価格要素のスケール基準 NA この項目は情報目的のみ 運賃については 重量ス タイプを表示します で 編集することはでき ケールに基づいて固定運 ません 賃を計算する重量依存の スケール基準タイプを使 用することができます 計算ルール 価格要素の計算ルールを 必要に基づいて 適切な このオプションは 標準 追加料金については 計 定義することができま 計算ルールを選択するこ 価格決定表にのみ使用す 算ルールが数量として設 す とができます ることができます 定されている場合 価格 ここでの変更は 価格マ 要素の値は受注した数量 スタデータの更新に影響 に基づいて計算されま を与えます す 異なるマスタデータがす でに存在する場合は 整 合性チェックによって計 算ルールの変更が禁止さ れる場合があります SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

335 特別機能 価格要素の割引オプショ 以下のいずれかを選択す このオプションは 標準 詳細については 1.2 価 ンを定義することができ ることができます 価格決定表にのみ使用す 格要素の割引の計算の例 ます チェーン割引 ることができます を参照してください 割引価格に基づ いた後続割引の 計算が許可され ます 加法割引 元の 価格に基づいた 後続割引の計算 が許可されます 1.1 開始ステップから終了ステップの計算特別保証 % は ステップ 10 からステップ 15 までの合計に基づいて計算されます 同様に 保証 % は ステップ 10 からステップ 15 までの合計に基づいて計算されます ただし 保証の計算にはステップ 20 で計算された値が除外されます ステップ 価格要素 開始ステップ 終了ステップ 10 リスト価格 11 製品割引 % 12 勤務条件 % 13 追加料金 14 追加料金 % 20 特別保証 % 保証 % 開始ステップ 終了ステップ項目が空白の場合 前のステップで計算された値が次のステップの計算で考慮されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 335

336 1.2 価格要素の割引の計算 割 リスト価格 最初の割 2 番目の割 最初の割引後の価格 2 番目の割引後の価格 最終価格 引 (USD) 引 (%) 引 (%) (USD) (USD) (USD) タ イ プ チ の 10% = の 10% = 9 81 ェ = = 81 ー ン 割 引 加 100 の 10% = の 10% = 法 = (10+10) = 80 割 引 6.6 レポートビュー 変更済品目 概要 変更済品目レポートには 登録以降に変更されたすべての品目の概要が示されます すべての変更済品目を表示するか 最近 30 日以内 60 日以内 または 90 日以内に変更された品目のみを表示することができます ビュー このレポートでは 以下のビューを使用することができます 変更済品目登録後に変更された品目がすべて表示されます 変更済品目 ( 過去 30 日 ) この 30 日のうちに変更された品目がすべて表示されます 変更済品目 ( 過去 60 日 ) この 60 日のうちに変更された品目がすべて表示されます 変更済品目 ( 過去 90 日 ) この 90 日のうちに変更された品目がすべて表示されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

337 機能レポート内容 このレポートのデフォルトビューには 変更済品目がすべて表示されます また この 30 日 60 日 または 90 日以内に変更された品目のみを照会することもできます レポートには 品目の ID と説明 基本数量単位 (UoM) 製品カテゴリの ID と説明 登録の日付 および各品目の最終変更日付が含まれています このレポートのデータは当初 テーブル書式で表示されます レポートをチャートとして表示することもできます レポートの分析 このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます 品目 ID 基本数量単位 製品カテゴリ 登録日付 変更日付 このレポートから 品目の概要詳細にナビゲートすることができます 品目概要を開くには 品目 ID または説明のコンテキストメニューから品目概要の表示を選択します 参照 レポートビュー一般ビジネスデータにおけるレポートの概要一般ビジネスデータにおけるデータソースの概要 変更済サービス 概要 変更済サービスレポートには 登録以降に変更されたすべてのサービスの概要が示されます すべての変更済サービスを表示するか 最近 30 日以内 60 日以内 または 90 日以内に変更されたサービスのみを表示することができます ビュー 変更済サービス登録後に変更されたサービスがすべて表示されます 変更済サービス ( 過去 30 日 ) この 30 日のうちに変更されたサービスがすべて表示されます 変更済サービス ( 過去 60 日 ) この 60 日のうちに変更されたサービスがすべて表示されます 変更済サービス ( 過去 90 日 ) この 90 日のうちに変更されたサービスがすべて表示されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 337

338 機能レポート内容 このレポートのデフォルトビューには 変更済サービスがすべて表示されます また この 30 日 60 日 または 90 日以内に変更されたサービスのみを表示することもできます レポートには サービスの ID と内容説明 基本数量単位 (UoM) 製品カテゴリの ID と内容説明 登録日付 および各サービスの最終変更日付が含まれています このレポートのデータは当初 テーブル書式で表示されます レポートをチャートとして表示することもできます レポートの分析 このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます サービス ID 基本数量単位 製品カテゴリ 登録日付 変更日付 このレポートから サービスの概要詳細にナビゲートすることができます サービス概要を開くには サービス ID または内容説明のコンテキストメニューからサービス概要の表示を選択します 参照 レポートビュー一般ビジネスデータにおけるレポートの概要一般ビジネスデータにおけるデータソースの概要 新規品目 概要 新規品目レポートには 登録以降に変更されていないすべての品目の概要が示されます すべての新規品目を表示するか 最近 30 日以内 60 日以内 または 90 日以内に登録された新規品目のみを表示することができます ビュー このレポートでは 以下のビューを使用することができます 新規品目登録後まだ変更されていない品目がすべて表示されます 新規品目 ( 過去 30 日 ) 登録済で この 30 日のうちに変更されていない品目がすべて表示されます 新規品目 ( 過去 60 日 ) 登録済で この 60 日のうちに変更されていない品目がすべて表示されます 新規品目 ( 過去 90 日 ) 登録済で この 90 日のうちに変更されていない品目がすべて表示されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

339 機能レポート内容 このレポートのデフォルトビューには まだ変更されていない新しい品目がすべて表示されます また 登録されたものの この 30 日 60 日 または 90 日以内にまだ変更されていない新しい品目のみの表示を選択することもできます レポートには 品目 ID と内容説明 基本数量単位 (UoM) 製品カテゴリ ID と内容説明 登録日付 および各品目の最終変更日付が含まれています このレポートのデータは当初 テーブル書式で表示されます レポートをチャートとして表示することもできます レポートの分析 このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます 品目 ID 基本数量単位 製品カテゴリ 登録日付 変更日付 このレポートから 品目の概要詳細にナビゲートすることができます 品目概要を開くには 品目 ID または内容説明のコンテキストメニューから品目概要の表示を選択します 参照 レポートビュー一般ビジネスデータにおけるレポートの概要一般ビジネスデータにおけるデータソースの概要 新規サービス 概要 新規サービスレポートには 登録以降に変更されていないすべてのサービスの概要が示されます すべての新規サービスを表示するか 最近 30 日以内 60 日以内 または 90 日以内に登録された新規サービスのみを表示することができます ビュー 新規サービス登録後にまだ変更されていないサービスがすべて表示されます 新規サービス ( 過去 30 日 ) 登録済で この 30 日のうちに変更されていないサービスがすべて表示されます 新規サービス ( 過去 60 日 ) 登録済で この 60 日のうちに変更されていないサービスがすべて表示されます 新規サービス ( 過去 90 日 ) SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 339

340 登録済で この 90 日のうちに変更されていないサービスがすべて表示されます 機能レポート内容 このレポートのデフォルトビューには まだ変更されていない新規サービスがすべて表示されます また 登録されたものの この 30 日 60 日 または 90 日以内にまだ変更されていない新規サービスのみを表示することもできます レポートには サービスの ID と内容説明 基本数量単位 (UoM) 製品カテゴリの ID と内容説明 登録の日付 および各サービスの最終変更日付が含まれています このレポートのデータは当初 テーブル書式で表示されます レポートをチャートとして表示することもできます レポートの分析 このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます サービス ID 基本数量単位 製品カテゴリ 登録日付 変更日付 このレポートから サービスの概要詳細にナビゲートすることができます サービス概要を開くには サービス ID または内容説明のコンテキストメニューからサービス概要の表示を選択します 参照 レポートビュー一般ビジネスデータにおけるレポートの概要一般ビジネスデータにおけるデータソースの概要 6.7 タスク Microsoft Excel を使用した換算レートの登録 概要 事前定義された Microsoft Excel テンプレートに入力し SAP ソリューションにアップロードすることにより 換算レートを登録することができます 前提条件 最新の Microsoft Excel 用アドインをインストールしておきます これは 設定したソリューションに応じて ホームワークセンタのセルフサービス概要 アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタのダウンロードセンタ またはユーザインタフェースで直接使用可能なダウンロードリンクから行うことができます また ブラウザの設定が正しく設定されていることも必要となります このことは ログオン画面のマイコンピュータの設定チェックをクリックすることによって確認することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

341 ステップ SAP ソリューションに応じて Microsoft Excel を使用して以下のように換算レートを登録することができます 製品およびサービスポートフォリオワークセンタの外貨換算レート主要タスク 製品ワークセンタの外貨換算レート共通タスク 総勘定元帳ワークセンタの換算レート編集主要タスク 旅費管理担当者ワークセンタの換算レートの更新主要タスク インポート Microsoft Excel からの順にクリックします テンプレートの取得 1. テンプレートを選択します 必要な言語のテンプレートを選択し ダウンロードをクリックします スコーピング中に選択した言語を選択することができます スコーピング中に選択した言語が 1 つのみである場合は 選択元となる言語バージョンの選択肢は表示されません 2. テンプレートの処理方法を決定します 以下のオプションのいずれかを選択します テンプレートを 1 度しか使用しない場合は 保存せずにテンプレートを開くことができます 開くをクリックします 再利用できるようにテンプレートを保存する場合は ファイルを保存する場所を選択し 適切なファイル名を入力し 保存をクリックします 次に 開くをクリックします このテンプレートを前にダウンロードし コンピュータ上に保存している場合は テンプレートを保存した場 所にナビゲートして開きます Microsoft Excel からソリューションへのログオン 1. Microsoft Excel の SAP アドインリボンで ログオンをクリックします SAP アドインリボンが表示されない場合は Microsoft Excel のアドインが適切にインストールされていることをチェックします ( この文書の前提条件を参照 ) ダイアログボックスが開き そこにログオン詳細を入力することができます システム URL が自動的に提案されます システム URL は 作業しているシステムの URL です 2. ユーザ ID およびパスワードを入力し ログオンをクリックします システムへの最初のログオン後 リボンテキストが SAP アドインから自分のソリューションの名前に変更されます Microsoft Excel テンプレートでの詳細の入力 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 製品およびサービスポートフォリオ P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 341

342 以下のことに注意してください Microsoft Excel テンプレートには 複数の行が表示され そこにデータを入力またはコピーすることができます さらに必要な場合は データを入力またはコピーする前に 必要な行数を追加します 必須項目 ( アスタリスクのマークが付いた項目 ) が入力されていることを確認します 詳細の入力に役立つ機能 : 一部の項目にはドロップダウンリストが用意されています 一部の項目では 国などのデータをシステムで検索することができます 項目の上にカーソルを置き ソリューションのツールバーまたはリボンのルックアップをクリックして システムを検索します 表示されたルックアップダイアログボックスで 検索項目を使用することができます 検索項目へのテキストの入力を開始すると 関連エントリが ID 列とテキスト列でフィルタリングされるため 一覧全体をスクロールする必要がなくなります ルックアップボタンがリボンまたはツールバーで有効になっていない場合 検索を実行することはできません 換算レートを入力します レートタイプ 元通貨と目標通貨 ならびに仲値やその他のオプションデータなど 必須情報を入力します 有効開 始日付項目に 有効日時を入力します 以前に Microsoft Excel を使用して登録したレコードを削除するには 削除済項目ではいを選択します データの保存 1. すべてのデータの入力が完了したら Microsoft Excel ファイルを保存します 2. データ保存先をクリックします ダイアログボックスが開き データがソリューションに保存されることが通知されます アップロード後 メッセージが表示され データがソリューションに保存されたことが通知されます 必須情報の一部を提供しなかった場合 または誤った情報を提供した場合は 一部のレコードが保 存されなくなります エラーメッセージで問題が強調表示されるため 問題を修正してデータを再度保存することができます 3. 次に ログオフをクリックしてログオフすることができます 結果 新しい換算レートがソリューションに保存され 関連ビューの一覧に追加されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月製品およびサービスポートフォリオ

343 7 受注 7.1 ビジネスバックグラウンド 返品処理 概要 返品処理は顧客により返品された製品の管理です 顧客は標準顧客販売プロセスまたは仕入先直送プロセスまたは店 頭販売を通じて 購入済の製品を返品することができます これらのすべての返品は 返品ビューと同じ方法で処理 されます 製品は クレジット 交換 または修理に対して返品可能です 倉庫で返品の入庫が登録された場合 自 動的に返品が登録されます 修理または仕入先直送プロセスのどちらかで登録された返品に関しては 製品は社外所 有在庫に配置されます 受注ワークセンタでは クレジットまたは交換のために登録されたすべての返品にアクセスできます 返品がクレジットまたは交換のために登録されると 以下の処理が行われます 交換 - 受注を返品からフォローアップ活動として登録できます クレジット - 通常 製品は入荷処理の中で検査されます 次に Customer Relationship Management でクレジットメモが登録され 返金がトリガされます 財務会計は プロセス全体に完全に統合されます 仕入先直送発注プロセスに基づいて返品された製品の場合 サプライヤ返品活動は出荷ロジスティクスワークセンタで実行できます 詳細については 仕入先直送発注処理 - 返品を参照してください ロジスティクスモデルの設定に基づき 品質検査を自動で登録できます ただし 仕入先直送発注プロセスなどにおいて 社外所有在庫に転記された返品は除きます 入庫商品は 特別に指定されたエリア ( 品質検査在庫など ) に保管できます 仕入先直送発注処理のコンテキストでは 返品は サプライヤ サプライヤ通知 購買発注 および現在の社外所有在庫数量を割り当てることによって示されます サービスオーダーワークセンタでは 修理のために登録されたすべての返品にアクセスできます これらの返品には 自社サービスセンタにおける標準製品修理プロセスが適用されます 製品が修理されたら サービスオーダーを参照伝票として割り当て 顧客に返送するための出荷をトリガすることができます また 仕入先直送発注プロセスを使用して購入された製品も修理できます 詳細については ビジネスシナリオ " サービスおよび修理 " を参照してください ログインしているユーザが受注ワークセンタとサービスオーダーワークセンタの両方にアクセスできる場合 このユーザは以下を実行できます 受注ワークセンタで クレジット 交換 および修理のために登録された返品を表示する サービスオーダーワークセンタで クレジット 交換 および修理のために登録された返品を表示する 参照伝票および価格決定 顧客から返送された商品が倉庫に到着したら 在庫担当者が納入に関する情報をシステムに入力します 在庫担当者は 商品とともに送られた伝票を 参照として返品通知に入力します このビューには 受注ワークセンタの返品からアクセスできます 使用できる参照伝票は 以下のとおりです SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 343

344 受注 顧客請求書 オリジナル請求書 : 顧客に送信された請求書 訂正請求書 : オリジナル請求書が変更された場合に登録される伝票 下の表は 参照として入力された伝票と価格決定に使用された伝票の組合せを示しています 受注 請求書 入荷通知で入力された参照 オリジナル請求書の取消 訂正請求書 返品価格決定の参照 あり なし 受注 なし なし 受注 あり あり 受注 なし なし オリジナル請求書 あり あり オリジナル請求書 なし なし オリジナル請求書 あり あり 受注 あり なし 参照なし (*) あり あり オリジナル請求書 あり なし オリジナル請求書 あり あり 受注 あり あり 訂正請求書 あり あり オリジナル請求書 あり あり オリジナル請求書 あり あり 訂正請求書 あり あり 訂正請求書 あり あり 受注 なし あり 訂正請求書 あり あり オリジナル請求書 なし あり オリジナル請求書 あり あり 訂正請求書 なし あり 訂正請求書 (* この場合 返品に不整合があるため 返品ビューでタスクをチェックする必要があります 参照がない伝票の処理に関する詳細については 返品クイックガイドを参照してください 取消済請求書 ID またはフォローアップクレジットメモ ID が参照として返品通知に入力された場合 返品の参照および価格決定がなくなり 営業員は追加処理を行うため適切な参照をマニュアルで入力する必要があります フォローアップ請求書 ID が返品通知で入力されている場合 返品参照および価格決定はこのフォローアップ 請求書に関連します 訂正請求書を処理している場合 参照として受注 ID または訂正請求書 ID のみを返品通知に入力することをお奨めします 受注処理で請求書の取消またはフォローアップ請求書を処理している場合 返品の参照および価格決定に対する影響について オーダー伝票フローをチェックする必要があります 上の表の 2 行目では 受注が登録されており ( 列受注 ) 関連する請求書がシステムに存在します ( 列請求書 ) この請求書は取り消されてはおらず ( 列オリジナル請求書の取消 ) 訂正請求書は顧客に送信されませんでした ( 列訂正請求書 ) 顧客は 倉庫で入荷通知に入力された参照として受注を返信します ( 列入荷通知で入力された参照 ) この場合 最新の価格を適用するため オリジナル請求書が返品価格決定の参照に決定されます ( 列返品 価格決定の参照 ) 前提条件 返品伝票の前伝票として 顧客請求書または受注を利用できる必要があります SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

345 プロセスフロー 返品された製品に対するクレジットまたは交換を処理するこのプロセスでは 入荷ロジスティクス 受注 顧客請求 支払 およびアカウント管理の各ワークセンタにアクセスします 以下では 返品のエンドツーエンド処理に関連 するさまざまなステップについて説明しています 1. 顧客から返品された製品が 関連伝票とともに最初に製品を販売した会社に送られます 従業員は 入荷通知 を返品として処理します 2. 入荷ロジスティクスワークセンタで 返品再入庫タスクが表示されます 在庫担当者は 製品の在庫受入を行 ってこのタスクを処理します これにより 製品は再び会社の資産になります 入庫が財務会計に自動で通知 され 評価入庫が転記されます これにより 在庫勘定および売上原価勘定が更新されます 3. 入荷を登録すると 受注ワークセンタの返品ビューで 関連する返品伝票が登録されるメッセージがトリガさ れます すべての関連伝票が返品に正しく割り当てられているかどうかが自動でチェックされ 必要なすべて のデータが受注および顧客請求書伝票から誘導されます このデータには 元伝票に基づく返品に対して有効 な価格や税などが含まれます 4. 営業員は 顧客への確認フォームを使用して 入庫 参照 および取引先担当者に関する情報を顧客に提供で きます 返品確認フォームには 個別のユーザ定義テキストを含めることができます ユーザ定義テキストは 返品 の一般顧客情報に入力できます. このテキストは返品確認フォームにコピーされ 顧客は追加情報をフォームに直接印刷できます 5. 返品では 営業員が条件を調整できます ( 返品理由 内部コメント 返品再入庫手数料 品質低下に関する費用 支払方法など ) 6. 営業員はレポートされた値をチェックし 顧客がクレジットメモを受け取る必要があるかどうかを決定します 受注またはビジネスパートナアカウントに対して請求書ブロックが設定されている場合は 対応する返品に自動的にクレジットメモブロックが設定されます 必要応じてクレジットメモブロックを解除し クレジットメモを発行することができます ブロックが関連する受注または顧客 ( もしくはその両方 ) で設定されていなかった場合 返品で [ クレジットメモの理由を割り当てることで ] クレジットメモブロックを設定することもできます 関連する受注やアカウントに請求書ブロックが設定されていない場合は 返品にクレジットメモブロッ クの理由を割り当てることで クレジットメモブロックを設定することができます 顧客にクレジットが与えられる場合 営業員はクレジットメモありのリリースを選択してクレジットメモ依頼を登録します クレジットメモの登録後 顧客補助元帳がシステムによって自動調整されます 顧客への債務および税務当局からの債権 ( 売上税および源泉徴収税 ) が 適切な中央台帳に保存されます 従業員は クレジットメモで元の販売取引から得られた収益を修正します 減額または修正は 収益性レポートの場合は適用されません 返品に海外に居住する顧客からの請求書が関連する場合 外貨支払管理の残高が自動で通知されます 転送されたデータは 中央銀行レポートに対して保存されます 顧客にクレジットが与えられない場合 営業員は返品の総額をゼロに変更する必要があり クレジットメモなしのリリースを選択することでクレジットメモが不要であると決定することができます これは 以下のようにプロセスに影響します 承認プロセスが無効化され 承認ステータスは未開始のままになります 顧客請求書依頼が登録されず 請求書ステータスが関連なしに設定されます 入荷処理が終了した場合 返品ステータスが完了に設定されます 7. 支払処理者がシステムで支払処理実行を登録すると クレジットメモに基づく未消込債務明細が支払提案一覧に含まれます この債務明細は 支払方法がマスタデータに入力されると顧客に返金されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 345

346 8. 与えられたクレジットメモに基づく未消込債務明細は 顧客勘定の未消込債権明細を使用してマニュアルで消し込む必要があります 9. 支払提案が承認およびリリースされると 未消込債務明細が消し込まれます 10. 支払依頼は自動的に登録されます ( 銀行振込など ) 該当する支払媒体を登録し 銀行振込の場合は銀行へ 支払小切手の場合は顧客へ送信することができます 11. クレジットメモ処理に加えて またはクレジットメモ処理の代わりに 営業員は顧客を満足させるための代替出荷を処理するフォローアップ受注を登録することができます 製品やアカウントなど 返品の関連データが新規受注にコピーされます 参照 返品処理 ( 入荷ロジスティクス ) 返品のクイックガイド ( 受注 ) [ ページ 404] 返品のクイックガイド ( サービスオーダー ) 仕入先直送発注処理 - 返品ビジネスシナリオ : サービスおよび修理 受注処理 概要 受注プロセスには 固定条件を含む特定の条件に従った製品またはサービスに対する受注の登録が含まれます 通常 受注は営業員によって登録され 販売見積 販売契約 または案件から生成することができます 製品の価格設定機能および利用可能在庫確認がサポートされています 売上原価は 製品評価を使用して決定できます 製品評価により 販売者が受注の収益性を評価することができます 受注を履行するためにサービスが必要な場合は サービス明細を追加できます 必要に応じ サービス依頼をオーダーから直接登録できます また 受注処理では 製品に対する顧客固有の価格および割引を指定できます 受注は システムにマニュアルで登録するか 外部システムからの BtoB メッセージによって自動的に登録されるかのいずれかです 受注は データ移行時 すなわち ターゲットシステムのゴーライブ前にレガシシステムから未処理オーダーを移行する際にも登録することができます 受注が登録された時点で 顧客は合意条件の記載されたオーダーを任意で受け取ることができます 関連する販売データが同時に以下の領域に配信されます 元帳の更新を目的とする財務会計 顧客需要の更新および出荷の登録を目的とするロジスティクス 請求書登録を目的とする顧客請求 出荷実施および請求書登録は再度受注に報告され 受注における出荷および請求書のステータスがそれに応じて更新されます プロセスフロー 以下のステップでは 受注処理の一般的なプロセスフローについて説明します この処理では 受注ワークセンタにアクセスします 1. 営業員が受注を登録し まずアカウントと顧客が発注した製品を入力します 受注は 販売見積 販売契約 案件 またはリードからも生成することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

347 さらに 新規受注画面から参照して登録契約をクリックすることで 契約を参照しながら 受注を登録することもできます 2. アカウント 製品 日付などの詳細を使用して 受注の合計額が計算されます 営業員は自動的に設定された 価格と割引を上書きすることも 追加割引や追加料金を上乗せすることもできます タイプサービス - 定額料金 ( 実績なし ) のサービス明細の製品 ID を入力し 受注を複数顧客プロジェクトに割り当てた場合は 原価および収益割当の下にプロジェクトによるサービスフルフィルメント が表示されます この区分は デフォルトでは選択が解除されています このチェックボックスを選択 すると 以下の処理が実行されます 受注からではなく プロジェクトからの原価計画 受注明細レベルの必須項目労務リソースおよび期間の非必須項目への変更 受注と同じアカウント ID および製品 ID を使用している既存の契約が存在する場合は 参照契約 ID - 契約明細 ID 項目に入力できる利用可能な契約の一覧が提案されます 3. 利用可能在庫確認がトリガされ 依頼日付および受注で更新された数量に応じて 製品利用可能在庫ステータ スが返されます 受注がリリースされると 製品がロジスティクスで予約され 各製品の確認済納入日付が受注に表示されます ただし 倉庫マネージャが利用可能在庫確認を却下することもできます これにより 顧客需要処理によって受注の実際の調達と出荷がトリガされます さらに ロジスティクスでは 利用可能在庫状況が変更されると 受注処理が通知されます 4. 総正味額や特定の割引合計などのしきい値を超過した場合 任意ですが ラインマネージャなどによる受注の承認が必要になることもあります アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタの承認プロセスで承認詳細を定義します 5. 関連する販売データが 請求書登録を目的とする請求および元帳の更新を目的とする財務会計に同時に配信されます 6. 任意ですが 送信アクションをトリガすると オーダー確認が顧客に送信されます 7. 出荷実施により 顧客請求書依頼がトリガされます 出荷実施および出荷に基づく請求書登録は再度受注に報告され 受注における出荷および請求書のステータスがそれに応じて更新されます 機能 以下の機能が提供されています 受注の承認 受注の承認プロセスを定義することができます 詳細については 受注の承認 [ ページ 356] を参照してください 供給元の割当 受注明細に対して供給元が自動的に提案されます 必要に応じて 供給元を変更することができます 受注で供給元割当ボタンをクリックすると 受注明細の有効な出荷元ロケーションまたは有効なサプライヤを見つけることができます 詳細については 供給元の割当を参照してください SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 347

348 労働リソースの変更サービス明細の労働リソースが自動的に提案されます 必要に応じてこの明細の労働リソースを変更することができます 詳細については 労働リソースを参照してください 受注からのプロジェクトの登録 顧客に販売するサービスの作業は 受注から直接登録される顧客プロジェクトで内部的に追跡することができます 詳細については 受注からのプロジェクトの登録を参照してください 請求書スケジュールの編集請求書日付および金額に関する設定を使用して 請求書を処理するための請求書スケジュールを編集することができます 詳細については 請求書スケジュール [ ページ 358] を参照してください Customer Relationship Management での価格設定 概要 価格設定は価格リストや割引一覧といった価格マスタデータに基づいて行われます 価格マスタデータは 販売プロセスおよびサービスプロセスのすべての業務伝票内で価格設定を自動的に計算するために使用されます 特定の場所で特定の日に受け取りが行われる特定の製品やサービスに顧客が支払わなければならない総額を決定するには 事前定義された価格決定表を使用します 価格決定表は リスト価格 割引 追加料金 運賃 税 原価といった価格要素から構成されています 合計値の計算には これらの価格要素の整合性が不可欠です 価格要素 SAP Business ByDesign には 事前定義された一連の価格要素が含まれており それらのほとんどはビジネスコンフィグレーションによって有効化することができます 価格要素には 次のようなものがあります システムで自動的に決定され 編集できないもの 税など システムで自動的に決定され ユーザが上書きできるもの リスト価格 自動的に決定される製品割引など ユーザがマニュアル入力するもの 返品再入庫手数料 マニュアル入力される製品割引など マニュアル動作は 価格設定のビジネスコンフィグレーションのマニュアルフラグの影響を受けます マニュアルフラグが設定されている場合 価格要素はシステムで自動的に特定されず ユーザがマニュアル追加する必要があります 以下のセクションでは コンフィグレーションに応じて表示される一連の価格要素を示します リスト価格 この価格要素は 割引や追加料金などの数多くの価格要素の基礎になるため 必然的に価格決定表の最初のステップとなります 正味リスト価格を決定するために 販売伝票またはサービス伝票から渡されたパラメータに適合するすべての価格リストがチェックされます これらのパラメータは 顧客 顧客グループ 流通チェーン および日付です 価格リストには 顧客別価格リスト 流通チェーン別価格リスト および基準価格リストがあります 価格リストは価格マスタデータとして更新される有効期間が設定されたリストであり リリースして有効化する必要があります SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

349 顧客には特別価格がある場合があるため 最初に顧客別価格リストがチェックされます 顧客別価格が見つからない場合は 流通チェーン別価格リストがチェックされます 最後に 流通チェーン別価格がない場合は 基準価格リストがチェックされます 少なくとも基準価格リストで 販売するすべての製品またはサービスの価格が見つかるようにする必要があります 価格は販売伝票またはサービス伝票でマニュアルで改訂できるため 正味価格を柔軟に調整することができます 価格リストおよび割引一覧について承認手順を有効化することができます これは ビジネスコンフィグレーションのスコーピングで行います ( 一般ビジネスデータ製品およびサービス価格設定 ) この設定が有効である場合 従業員が価格リストまたは割引一覧をリリースしようとすると ラインマネージャは自動的に承認タスクを受け取ります ラインマネージャ ( または代理人 ) が価格リストまたは割引一覧を承認するまで 価格リストまたは割引一覧はリリースされず いかなる販売業務伝票およびサービスプロセスでも使用されません 価格リストおよび割引一覧を承認する権限がマネージャに与えられている場合 マネージャは価格マスタデータビューで価格リストまたは割引一覧を直接リリースすることができます マネージャ自身が価格をリリースする場合は ビジネスタスクを登録しなくてもこの自動承認が行われます ビジネスタスク管理のより一般的な情報については ビジネスタスク管理を参照してください 製品割引 (%) 割引を決定するために 販売伝票またはサービス伝票から渡されたパラメータに適合するすべての割引一覧がチェッ クされます これらのパラメータは 顧客 流通チェーン 顧客グループ 製品 および日付です 見つかったすべての割引が価格計算で考慮されます 割引一覧は 顧客別割引製品 一般顧客割引 全体顧客グループ割引 および顧客別割引製品カテゴリの割引一覧です 顧客には特定の製品の特別割引がある場合があるため 顧客製品割引を含む割引一覧がチェックされます 割引は常時販売伝票またはサービス伝票でマニュアルで改訂できるため 割引を柔軟に調整することができます 価格リストおよび割引一覧について承認手順を有効化することができます これは ビジネスコンフィグレー ションのスコーピングで行います ( 一般ビジネスデータ製品およびサービス価格設定 ) この設定が有効である場合 従業員が価格リストまたは割引一覧をリリースしようとすると ラインマネージャは自動的に承認タスクを受け取ります ラインマネージャ ( または代理人 ) が価格リストまたは割引一覧を承認するまで 価格リストまたは割引一覧はリリースされず いかなる販売業務伝票およびサービスプロセスでも使用さ れません 価格リストおよび割引一覧を承認する権限がマネージャに与えられている場合 マネージャは価格 マスタデータビューで価格リストまたは割引一覧を直接リリースすることができます マネージャ自身が価格 をリリースする場合は ビジネスタスクを登録しなくてもこの自動承認が行われます ビジネスタスク管理のより一般的な情報については ビジネスタスク管理を参照してください 勤務条件 (%) この価格要素はサービスシナリオで重要になります サービス実施担当者が夜間 週末 または祝日に勤務する場合 顧客に追加料金を請求できます 追加料金 追加料金には 2 つの異なる価格要素を使用することができます 追加料金は 必要に応じてパーセントまたは固定金額として定義することができます すべての追加料金は並行して使用することができます 保証 / 特別保証 これらの価格要素はサービスシナリオ内で重要になります たとえば サービス伝票では サービスまたはスペアパーツが保証の対象となる場合があります 保証または特別保証の割引は サービス伝票の保証範囲項目に基づいて計算されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 349

350 品質低下に関する費用 この価格要素は返品シナリオで使用されます この要素は ビジネスコンフィグレーションに返品ビジネストピック が含まれている場合にのみ表示されます 顧客が損傷または開封した商品を返却した場合 控除を明細レベルでマニュアル定義することができます 返品再入庫手数料この価格要素は返品シナリオで使用されます この要素は ビジネスコンフィグレーションに返品ビジネストピックが含まれている場合にのみ表示されます 顧客が商品を返却した場合 返品伝票ごとに返品再入庫手数料をマニュアル定義することができます 移行価格 移行価格は レガシシステムから SAP Business ByDesign に移行された未処理の販売伝票およびサービス伝票で必 要になります 価格が両方のシステムで同一であるようにするため この価格の追加計算は行われません 全明細正味額 これは すべての明細正味額を加算することによって計算されます この値を編集することはできません 運賃 この価格要素は 自動決定またはマニュアル入力された運賃金額が対象となっています ビジネスコンフィグレーションの設定によって 固定運賃金額を決定するか または販売する商品の正味重量に応じた運賃にすることができます 原価および利益マージン 原価は 利益マージンがビジネスコンフィグレーションに含まれている場合にのみ表示されます 原価は 基本的に財務会計から導出されます 原価によって 利益マージンの計算が可能になります 全体割引 (%) 全体割引 (%) は 合計明細正味額に追加適用される一般割引です これはマニュアルでのみ適用することができます 総正味額 これは 税を考慮しないで すべての明細正味額と運賃を加算することによって計算されます この値を編集することはできません 指定合計割引 これは 関連するすべての製品割引を加算することによって計算されます この値をユーザが直接編集することはできません 明細レベルで製品割引を編集することによって これに影響を及ぼすことができます 丸め差異 これは 丸めによって失われた または得られた値です この値は 1 セントや 2 セントなどの小さい単位の硬貨がない通貨 ( スイスフランやオーストラリアドルなど ) に対してのみ使用されます これらの通貨については 0 セントや 5 セントなど 使用できる最も近い値に価格を丸める必要があります 税 この価格要素は 課税に関するすべての要件に対応します すべての税は法的要件に従って計算され この計算の結果はこの価格要素に格納されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

351 合計 これは 総正味額と税を加算することによって計算されます 価格計算 価格設定は SAP Business ByDesign で一元的に実装され 関連するすべてのビジネスプロセスにリンクされます 手順は事前定義されており 手順を変更することも 新しい手順を登録することもできません 価格決定表によって 販売見積 受注 サービスオーダーなどの関連する業務伝票に対して自動的に計算される価格要素が制御されます これには 製品価格 割引 追加料金 税など 最も一般的に使用される価格要素が含まれています これらのさまざまな種類の価格要素を組み合わせて価格計算プロセスを制御することができます 価格決定表には 価格設定中にこれらの価格要素が考慮される順序も含まれています 総額 正味価格 および税が計算されます また 以下も決定されます 価格設定中に考慮される小計 価格設定をマニュアル処理することができる範囲 パーセント割引および追加料金の計算に使用される方法 特定の価格要素が考慮される前に その価格要素が満たす必要のある要件 たとえば サービス明細について運賃は考慮されないなど 通貨換算および数量換算 価格計算中に 価格マスタデータの通貨が伝票通貨と異なる場合は マスタデータとして更新されている換算レートに応じて通貨換算が行われます 伝票通貨は アカウントマスタ販売データからデフォルト設定されます また 価格計算中に 伝票で要求される数量単位が価格リストに更新されている価格単位と異なる場合は 数量換算も行われます 前提条件は 数量換算が製品マスタデータまたはサービスマスタデータで更新されていることです たとえば 製品マスタデータで数量換算 "1 パレット = 20 個 " が更新され 価格リストで価格単位 "$50/1 個 " が指定され 受注で 5 パレットが依頼されます この場合 5 パレットは 100 単位に換算され 価格は $5000 で計算されます スケール さまざまな数量に応じた価格のスケールを定義することができます 使用するスケールによって 金額の計算方法が決まります たとえば スケールを使用し 1 台のボイラーは $500 であっても 10 台以上のボイラーを購入する場合に価格を 1 台あたり $450 に引き下げるように定義することができます 受注額などに応じた運賃のスケールを定義することもできます 製品割引のスケールも定義することができます また スケールの更新中にユーザが追加するすべての追加行についてスケールの値が提示される追加の機能もありま す 以下の例では 提示されたスケール値を計算するロジックについて説明します 価格または割引スケールの更新中に提示されるスケール値を決定するためのロジック スケール値割合 割合の計算 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 351

352 スケール値割合 割合の計算 % 1 1 / 1 0 = % 1 1 / 1 0 = % / 1 1 = % / = *1.1 = 11 11*1.1 = *1.1 = *1.1 = SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

353 スケール値割合 割合の計算 % / = % / = *1.1 = *1.1 = 参照 価格方針設定 [ ページ 331] 顧客契約に対する価格契約 [ ページ 322] 総額設定 [ ページ 322] SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 353

354 7.1.4 販売伝票およびサービス伝票での価格設定の使用 概要 受注 販売見積 顧客請求書 返品 サービスオーダー およびサービス確認エディタには 価格設定 ( サービスオーダーおよびサービス確認の価格設定および請求 ) という名称のタブが含まれています このビューでは 販売伝票およびサービス伝票での価格計算を柔軟に定義することができます リスト価格や製品割引 (%) オプションで原価や利益マージンなど 関連する価格要素がすべて表示されます これらの要素の一部 ( 利益マージンや原価など ) は参照専用ですが 他の要素 ( 明細レベルのリスト価格 製品割引 (%) 追加料金や 合計レベルの全体割引 (%) など ) は変更することができます 明細レベルの価格要素の編集 明細価格設定で 販売伝票またはサービス伝票の各明細の詳細を表示することができます 明細の価格要素を表示す るには 明細列で展開アイコンをクリックします 一部の価格要素を編集するか 行を追加して別の価格要素を定義 することができます 価格要素の内容説明をマニュアル変更することができます このような内容説明を変更すると この内容説明はフォームの出力で考慮され 後続伝票にもコピーされます また 価格設定ビューでの内容説明のロールオーバーテキストには 価格マスタデータに基づく 価格リストまたは割引一覧の名称が示されます ビジネスコンフィグレーションおよび設定に応じて 明細の価格要素には以下の項目があります リスト価格 : 基準価格リスト 流通チェーン別価格リスト または顧客別価格リストから決定されます 製品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューの価格リストサブビューで 価格リストを登録することができます 製品割引 (%): 関連するすべての割引一覧から自動的に計算されるか または製品割引としてマニュアル追加されます マニュアル割引を追加する場合 マニュアル入力した割引は 割引一覧から自動的に決定された割引に追加されます 製品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューの割引一覧サブビューで 割引をマスタデータとして登録することができます 原価 : 製品評価から取得されます この値を価格設定ビューで編集することはできません 原価見積 : プロジェクトベースのサービスおよび受領権の利益分析のために この価格要素を価格設定ビュー でマニュアル編集することができます 利益マージン : 収益から原価を引いて計算されます この値を編集することはできません 税 : たとえば 州売上税です これらの値を価格設定ビューで編集することはできません 明細ビューの税タ ブで税区分を変更することによって 間接的に税を編集することはできます 運賃 : 明細の輸送費 運賃は ビジネスコンフィグレーションに応じて 製品の正味重量によって または受 注全体の固定金額として計算することができます 移行価格 : レガシシステムからの未処理の販売伝票およびサービス伝票の移行でのみ必要となります 品質低下に関する費用 : 返品シナリオで使用されます 顧客から商品が返送されて返金を請求される場合は 損傷品や開封済商品などの過失に対する控除を明細レベルでマニュアル定義することができます この価格要素はマニュアルでのみ適用することができます 追加料金 : 固定金額またはパーセントとして定義されます 製品およびサービスポートフォリオワークセンタ の価格設定ビューの追加料金サブビューで 追加料金をマスタデータとして登録することができます 保証 (%): 金額の一部が保証の対象となることを指定するためにサービス伝票内で主に使用される割引 製品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューの特別追加料金 特別割引サブビューで 保証をマスタデータとして登録することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

355 のれん (%): 金額の一部が特別保証により保証されることを指定するためにサービス伝票内で主に使用される割引製品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューの特別追加料金 特別割引サブビュー で のれんをマスタデータとして登録することができます 勤務条件 (%): 従業員が週末など通常の営業時間外で勤務する場合のサービス明細に適用される追加料金 製 品およびサービスポートフォリオワークセンタの価格設定ビューの特別追加料金 特別割引サブビューで 勤 務条件をマスタデータとして登録することができます 顧客希望価格 : これは A2A または B2B メッセージ (XML データ転送 ) を介して登録された受注にのみ関連 します 価格は外部システムから通知され SAP Business ByDesign システムで計算された正味価格と比較さ れます 合計レベルの価格要素の編集 合計価格設定セクションには 受注または販売見積全体に有効な価格設定に関する詳細が含まれています ビジネスコンフィグレーションおよび設定に応じて 合計の価格要素には以下の項目があります 合計明細正味額 : すべての明細正味額を加算することによって計算されます この値を編集することはできま せん 全体割引 (%): 合計明細正味額に適用される追加のマニュアル割引 返品再入庫手数料 : 製品の返品費用をカバーするためにかかる料金 この価格要素はマニュアルでのみ適用す ることができます 運賃 : 合計輸送費用 運賃は ビジネスコンフィグレーションに応じて 正味重量によって または受注全体 の固定金額として計算することができます 利益マージン : 合計収益から総原価を引いて計算されます この値を編集することはできません 税 : たとえば 州売上税です これらの値を価格設定ビューで編集することはできません 明細ビューの税タ ブで税区分を変更することによって 間接的に税を編集することはできます 合計 : 総正味額と税を加算することによって計算されます この値を編集することはできません 指定合計割引 : すべての関連する一定の製品割引を加算することによって計算されます この値を合計価格設定セクションで編集することはできません この値は 明細レベルの製品割引または合計レベルの全体割引を編集することによって編集できます 丸め差異 : 丸めによって切り捨てまたは切り上げられた値 この値は 1 セントや 2 セントなどの小さい単位の硬貨がない通貨 ( スイスフランやオーストラリアドルなど ) に対してのみ使用されます これらの通貨については 0 セントや 5 セントなど 使用できる最も近い値に価格を丸める必要があります 価格設定の更新以下のオプションを使用して 価格設定を更新することができます 全体 マニュアル変更はすべて削除されます マニュアル変更保持 行った変更は削除されません どちらの場合も 価格設定の更新がチェックされ 合計が再計算されます 参照 総額設定 [ ページ 322] SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 355

356 7.1.5 受注の承認 概要 受注の承認プロセスを有効化および定義することができます 承認プロセスの有効化 スコーピングで 受注の承認プロセスを有効化することができます 技術的な理由で A2A または B2B プロセスで登録された受注の承認プロセスはサポートされていません 承認プロセスの定義 アプリケーション / ユーザ管理で 受注の承認プロセスを定義することができます 以下のことが可能です 複数の承認関係者を考慮した複数ステップ承認 以下のような特定の値に対する条件の定義 利益マージン 値引合計合計正味額 ABC 層別プロジェクトベース与信ステータス 詳細については 承認プロセスの登録および編集に関する文書を参照してください すでに定義および有効化された受注の承認プロセスを変更すると 承認ステータスが未開始に設定されます また 承認のオーダーを送信するまで 対応する請求書依頼および顧客需要はブロックされます これを実行 するには リリース承認のために送信をクリックして さらに受注を処理します 承認者が以下のワークセンタおよびビューにアクセスできる場合にのみ 承認タスクを表示できます 受注ワークセンタ マイエリアの管理ワークセンタ 承認ビュー マイエリアの管理ワークセンタ MMA_Sales ビュー (MMA_Sales オプションは 承認者にワークセンタを割り当てるときに選択する必要があります ) SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

357 7.1.6 与信限度チェック 概要 オプションの与信限度チェックでは アカウントのマスタデータに顧客の与信限度を指定することで 信用リスクを 最小限に抑えることができます このチェックは顧客残高や受注 サービスオーダー 販売見積 顧客契約などの伝 票の未消込明細に基づいています 与信限度チェックは 伝票の金額が変更されたときや アクション与信限度確認がトリガされると実行されます たとえば 顧客の与信限度が USD 10,000 で 債権および債務を考慮する勘定残高が USD 5,000 であるとします 合計 USD 6,000 の受注を登録すると 他に未消込明細が存在しない場合 与信限度が USD 1,000 超過します 与信 限度の超過を示すメッセージが表示され オーダーの出荷ブロックが設定されます このブロックによって 出荷依頼またはサービス確認がリリースされなくなります 勘定残高が決済されると アクション与信限度確認を再度実行することができます 与信限度の超過がなくなると 出荷ブロックが自動的に解除されます 与信限度を超過してい ても処理を続行する場合は マニュアルで出荷ブロックを解除することもできます 販売見積では 与信限度が超過 したことを示す警告メッセージのみが表示されることに注意してください 顧客がサプライヤでもある場合 与信限度を計算するためにこのチェックでサプライヤ残高も考慮されます サービスオーダーの場合 与信限度確認ボタンはありません このチェックは以下で説明するビジネスコンフィグレーション設定に応じて バックグラウンドで自動的に行われます サービスオーダーの場合 与信限度が超過すると 実行ブロック ( 受注の場合は出荷ブロック ) が設定されます 受注の承認プロセスでは マニュアル承認の条件として与信ステータスを追加することができます この場は 与信ステータスが与信限度超過を示すと マネージャが受注を承認することができます 承認プロセスで受注を編集することはできません 承認後 編集のためにロックが解除され リリースされます この受注のステータスは未処理に変更されます 承認後も 出荷ブロックは自動的には解除されないことに注意してください そのため 後続処理を行うには マニュアルで解除する必要があります 承認プロセスの詳細について は 受注の承認 [ ページ 356] を参照してください 前提条件 会社依存の与信限度額を ワークセンタのアカウント管理アカウント財務データ : 支払データの法人アカウントおよび個人アカウントで更新しておきます アカウントマスタに与信限度を指定していない場合は そのアカウントの伝票での与信限度チェックは実行されません コンフィグレーション設定 通常 コンフィグレーション設定は管理者によって行われます 必要な権限がない場合 管理者に連絡してく ださい 与信限度チェックはソリューションコンフィグレーションで有効になっています このビジネスオプションにアクセスするには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し プロジェクト範囲編集をクリックします プロジェクトのスコーピングステップの販売内で アカウントおよび活動管理が選択されていることを確認します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 357

358 質問ステップで 販売スコーピング要素を展開し アカウントおよび活動管理を選択します アカウント管理 を選択し 与信限度チェックに関する質問に答えます 与信限度チェックのスコープは微調整フェーズで定義されています このビジネスオプションにアクセスする には ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択します 導入プロジェクトを選択し アクティビティ一覧を開くをクリックします 微調整フェーズを選択し アクティビティ一覧から与信限度チェックアクティビティを選択します 後続の画面で以下の 3 つのオプションのいずれ かを選択することができます 現在の伝票をチェック ( このチェックでは 現在の伝票の値のみが考慮されます ) 現在の伝票および他の未処理オーダーをチェック ( このチェックでは 請求されていない 他の未処理の受注およびサービスオーダー明細が考慮されます ) " 準備中 " の伝票を含めた現在の伝票および他の未処理オーダーをチェック ( このチェックでは ステータスが準備中の受注およびサービスオーダーが追加で考慮されます ) 新規登録された伝票の初期ステータスは 準備中です このステータスの伝票は制限なく編集したり削 除したりできますが 未処理オーダーはすでにリリースされているため このオーダーの明細は削除す ることができません 請求書スケジュール 概要 請求書スケジュールは 請求書の登録に使用される請求書日付と金額で構成されます 請求書スケジュールをマニュアル編集するか 請求時間枠を定義することができます これは 顧客契約 受注および販売見積に対して行うことができます 伝票に対して使用できる請求書スケジュールは 1 つのみですが 各明細には複数の請求書スケジュールがあります 請求書スケジュールでは 指定された請求書日付は伝票明細に割り当てられます また 日付ビューと明細ビューを切り替えることができます 請求書スケジュールの請求書日付には 3 つの異なるスケジュールタイプがあります 部分固定価格 定期的固定価格および実費精算の 3 つです スケジュ ールタイ プ 定義 例 部分固定 価格 総正味額は固定であり 定義された日付で特 定の金額に配分されます ソフトウェア導入の価格は $400 で固定です 最初の請求書日付に $200 (50%) 2 番目の請求書日付に $100 (25%) 3 番目の請求書日付に $100 (25%) 定期的固定価格 ( 顧客契約のみで可能 ) 価格が期間別に固定されます 請求額は 請 求期間に基づいて計算されます 合計請求額 は 契約の期間に依存します レンタルソフトウェアの価格が 月額 100 ドルに固定されています 四半期請求書日付については 各請求書日付に対して金額 300 ドル が計算されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

359 スケジュ ールタイ プ 定義 例 実費精算 請求日付に 請求に対するサービス確認の実 績値に基づいて顧客請求書依頼が自動的に有 効化されます ソフトウェアの顧客固有の拡張で 月次請求が合意されます 各月末 に 月全体のサービス確認から実績値が請求されます 請求書スケジュールは サービス 費用 および受領権のみに対して登録できます 受領権は契約のみで使用 でき 出荷される製品に対しては使用できず プロジェクトベース明細タイプの製品のみに対して使用できま す 前提条件 契約 受注 および販売見積のスコーピングで 請求書スケジュールの使用を有効化する必要があります 販売 製品およびサービス販売 顧客契約の顧客契約に対するスコープ質問 販売 製品およびサービス販売 受注の受注に対するスコープ質問 販売 新規ビジネス 販売見積の販売見積に対するスコープ質問 請求書スケジュールがスコーピングで有効化されている場合にのみ 影響を受ける伝票でタブ請求書スケジュールが表示されます 明細タイプに応じて 明細の請求書スケジュールを登録することができます 混合シナリオが可能であることに注意してください つまり 一部の明細にのみ請求書スケジュールがあり 他の明細にはないということが可能です 以下の明細タイプについて 請求書スケジュールを登録することができます 明細タイプ期間別価格 ( 契約明細のフラグ ) スケジュールタイプ サービス - 固定価格サービス - 固定価格 ( 実績なし ) サービス - 固定価格 ( プロジェクト ) 費用 - 定額料金 ( 実績なし ) 費用 - 固定価格 ( プロジェクト ) 受領権 - 固定価格受領権 - 固定価格 ( 実績なし ) サービス - 固定価格サービス - 固定価格 ( 実績なし ) 費用 - 定額料金 ( 実績なし ) 受領権 - 固定価格受領権 - 固定価格 ( 実績なし ) サービス - 実費精算サービス - 実費精算 ( プロジェクト ) 費用 - 実費精算受領権 - 実費精算製品 - プロジェクトベース いいえ はい 関連なし 部分固定価格 定期的固定価格 実費精算 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 359

360 請求書日付の登録 日付追加をクリックすることによって または請求時間枠編集をクリックして請求時間枠を使用することによって 請求書スケジュールを順を追って編集することができます スケジュールタイプ部分固定価格の請求書日付の場合 請求書日付を金額または割合とともに編集することができます スケジュールタイプ定期的固定価格の請求書日付の場合 請求書日付を金額または時間単位の数量とともに編集することができます スケジュールタイプ実費精算の請求書日付の場合 請求書日付のみを編集することができます 金額は 実績サービス確認値に基づきます 請求時間枠の編集 請求時間枠を編集する場合は 以下のことができます 開始日付および終了日付を編集します たとえば 年初と年末とします または 開始日付および頻度を編集 します たとえば 年初から 8 回とします 繰返パターンを編集します たとえば 月次 隔月 週次 四半期ごととします 曜日を編集します たとえば 隔週の火曜日とします 特定の日を編集します たとえば 毎月 3 日とします 複数の請求時間枠を定義することができます 請求時間枠は 異なる明細に適用することができます これらの明細は それぞれの請求時間枠を使用して請求されます 請求時間枠を変更する場合 最初に該当する明細に対して適用をリセットする必要があります 請求時間枠は 伝票に保存されます 請求時間枠での繰返パターンの使用 スケジュールタイプ定期的固定価格または実費精算について請求時間枠で繰返パターンを使用する場合 請求書日付は時間枠内に自動的に登録されます ただし 以下の最大日数があります 年次の繰返パターンの場合 : 10 個の請求書日付 月次の繰返パターンの場合 : 24 個の請求書日付 週次の繰返パターンの場合 : 26 個の請求書日付 日次の繰返パターンの場合 : 31 個の請求書日付 スケジュールタイプ部分固定価格の場合は 日付追加を使用し 割合または金額を更新します 請求時間枠を使用する場合 すべての日付が時間枠内に自動的に登録され 最大日数はありません 合計は常に 100 パーセントです 最後の請求書日付に丸め差異が含まれます 請求書スケジュールのコピー 伝票をコピーすると 請求書スケジュールもコピーされます 以下のような請求書スケジュールコピーを実行できます 販売見積から受注または販売見積へ 受注から受注または販売見積へ 顧客契約から顧客契約へ 対応する請求書スケジュール日付は 元伝票と対象伝票の転記日付の差異を使用してすべての日付をシフトすることによって更新されます 契約では 元伝票と対象伝票の契約開始日付の差異が取得されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

361 請求 契約または受注がリリースされると 契約または受注請求書依頼が登録されます この請求書依頼には 請求書スケジュール日付が含まれています 毎晩 通常のジョブが自動的に実行され 請求書日付がチェックされます 請求書日付の 3 日前に ジョブによってスケジュール済請求書日付のスケジュール済請求書依頼が登録されます スケジュールタイプ実費精算については ステータス保留がサービス確認請求書依頼に設定されることに注意 してください 次の請求書スケジュール日付の 3 日前に 夜の通常ジョブにより サービス確認請求書依頼 のステータス保留が請求予定にリセットされます 例外的なケース ( 次のジョブ実行を待てない場合など ) では マニュアル介入によって請求を強制実行できます 受注または契約請求書依頼では 編集 -> 関連処理 -> 計画済請求書依頼の登録を選択します サービス確認請求書依頼では 編集 -> 関連処理 -> 請求の有効化を選択します 請求書日付になると 請求書実行によって請求書依頼から請求書が処理されます 請求書スケジュール日付のステータスは請求済に設定されます 請求書スケジュールの最初の日付が請求された後は 伝票の明細を変更できなくなります 請求されたスケジュール済請求書日付を取り消す場合は 最初に請求書を取り消す必要があります その後で 請求書スケジュール日付を取り消すことができます スケジュール済請求書日付のステータス概要 : 未処理 - 請求書スケジュール日付が登録された 請求済 - 請求書がリリースされた 請求書取消済 - 請求書が取り消された 取消済 - 請求書スケジュール日付が取り消された ( マニュアルアクションのみ ) スケジュールタイプ部分固定価格での請求書日付の登録 1. ソフトウェア導入などのサービス ( 明細タイプサービス - 固定価格 ) に対する契約または受注明細を登録します 金額を請求書日付に配賦できるよう 期間別価格のフラグが設定されていないことを確認します 2. 価格設定および請求で 請求書スケジュールを選択します 3. 明細追加をクリックします 請求書日付を編集する明細を選択するには 行項目にある値選択を開くアイコンをクリックします 4. 日付追加をクリックします デフォルトは 受注および販売見積の転記日付または契約の契約開始日です 請求書日付の変更または金額および割合の編集を行うことができます 最初の請求書日付のデフォルトは 100% です たとえば 最初の請求書日付を 40% に変更することができます 1 カ月後に 2 つ目の請求書日付を追加します デフォルトは 60% です これを 30% に変更します 2 カ月後に 3 つ目の日付を 30% で追加します 5. 毎晩 通常のジョブが自動的に実行されます このジョブによって 請求書日付の 3 日前に 請求書依頼タイプスケジュール済請求書依頼で請求書依頼が登録されます ジョブでスケジュール済請求書依頼を登録できない場合 ( たとえば 不整合のある受注依頼の場合 ) 処理ログおよびアプリケーションログエントリが顧客請求ワークセンタの請求書スケジュール処理ログワークセンタビューで登録されます ここで問題を分析することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 361

362 問題が 不整合のある受注請求書依頼である場合があります 受注請求書依頼が不整合である理由は 顧客請求ワークセンタの請求書依頼ビューで見つけることができます 不整合のある請求書依頼を選択 して チェックをクリックします 6. 請求書日付になると 請求書実行によって請求書依頼に基づいて請求書が処理されます 請求書スケジュール 日付のステータスは請求済に設定されます 請求書日付の合計が明細の正味額の 100 % を超えた場合は エラーが発行されます 100 % に達しない場合にも 警告が発行されます プロジェクト請求依頼 請求書依頼 請求書 および請求書の印刷書式には 全体の数量が割合ととも に常に表示されます ただし 正味額はすでに部分的な金額と一致しています アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタの顧客請求書に対するフォームテンプレート更新で 分割数量 ( 調整数量 ) を表 示するように印刷書式を変更することができます プロジェクトベースサービスのスケジュールタイプ部分固定価格での請求書日付の登録 前提条件 : 受注がプロジェクトに割り当てられています 1. プロジェクトベースのソフトウェア導入などのサービス ( 明細タイプサービス - 固定価格 ( プロジェクト )) の受注明細を登録します 2. 価格設定および請求で 請求書スケジュールを選択します 3. 明細追加をクリックし 請求書日付を編集する明細を選択します 4. 日付追加をクリックし 金額および割合で請求書日付を編集します 適用されるプロジェクトからマイルストーンを選択することもできます そうすると 請求書日付にマイルストーンの日付 ( 計画日の最早日付 ) が設定されます この場合 マイルストーンの完了によってプロジェクト請求依頼の登録がトリガされます たとえば マイルストーンブループリントの完了日に 50% の最初の請求書日付 半年後に 25% の 2 つ目の請求書日付 および 3 カ月後に 25% の 3 つ目の請求書日付を編集することができます 5. プロジェクト請求依頼は 次の方法で登録されます プロジェクト関連受注の登録時に プロジェクト請求依頼を登録する必要がある日付を定義できます 定 義済の日付が 登録された伝票の請求書日付として使用されます 日付を定義した後 ビジネスシナリオに応じ プロジェクト請求依頼を登録する必要がある定義済請求書日付の前後の日数をより詳細に定義できます この処理は 微調整アクティビティ請求書スケジュールありのプロジェクト請求依頼登録設定から実行できます この微調整アクティビティで選択した日数に基づき プロジェクト請求依頼が登録されます プロジェクト請求依頼のデフォルト登録日付は 受注の定義済日付の 3 日前に設定されています この微調整アクティビティを見つけるには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入プロジェクトビューを選択して アクティビティ一覧を開くをクリックします アクティビティ一覧で 微調整に移動し 請求書スケジュールありのプロジェクト請求依頼登録設定を選択します 請求書日付にマイルストーンが割り当てられた場合は マイルストーンの完了時にジョブによってプロジ ェクト請求依頼が登録されます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

363 次のジョブ実行を待てない場合は プロジェクト請求依頼のマニュアル登録のためにジョブをトリガすることもできます ワークセンタ顧客請求 : プロジェクト請求受注 : 受注を選択し コンテキストメニューで計画済プロジェクト請求依頼の登録を選択します ワークセンタプロジェクト管理 : プロジェクト : プロジェクトを選択し コンテキストメニューで計画済プロジェクト請求依頼の登録を選択します 6. プロジェクト請求依頼ごとに 顧客請求書ワークセンタの作業ビューに対して業務タスクが登録されます ( 別の未処理のプロジェクト請求依頼が存在するなどの理由で ) システムでプロジェクト請求依頼を登録することができない場合があります この場合は 顧客請求書ワークセンタの作業ビューにエラー業 務タスクが登録されます 理由をアプリケーションログでチェックし 解決する必要があります 7. プロジェクト請求依頼をマニュアルでレビューしてリリースします プロジェクト請求セクションの一般で 受注において自動リリースフラグを設定した場合に プロジェクト請求依頼に対して自動リリースを使用できます 8. プロジェクト請求依頼がリリースされると 請求書依頼タイププロジェクト請求依頼で請求書依頼が登録されます 9. 請求書日付になると 請求書実行によって請求書依頼に基づいて請求書が処理されます 請求書スケジュール日付のステータスは請求済に設定されます 請求書がリリースされると 受注の請求書スケジュール日付のステータスは請求済に設定されます 請求書スケジュールの日付は ステータスが請求済に設定されるまではいつでも変更することができます 請求書スケジュールの日付または割合 / 金額が変更された場合 : ステータスが準備中の既存のプロジェクト請求依頼は 削除されます 更新されたプロジェクト請求依 頼が次の夜間ジョブ実行で登録されます ステータスがリリース済の既存のプロジェクト請求依頼は 取り消されます 更新されたプロジェクト 請求依頼が次の夜間ジョブ実行で登録されます この請求書スケジュールの未処理の業務タスクは すべて削除されます スケジュールタイプ定期的固定価格での請求書日付の登録 定期的固定価格スケジュールタイプは 契約のみで使用できます 1. 受領権を含む契約明細 ( 明細タイプ受領権 - 固定価格 ) を登録します ( レンタルソフトウェアなど ) 明細に期間別価格フラグが設定されていることを確認します つまり スケジュールタイプが定期的固定価格です SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 363

364 フラグ期間別価格は 価格が時間単位の数量に関連することを意味します 請求時間枠が使用される場合 金額は価格によって乗算された請求期間 (2 つの請求書日付の差異 ) から提案されます 特に最初または最後 ( もしくはその両方 ) の請求書日付については 金額をマニュアルで上書きできます 例 : レンタルソフトウェアの価格が 月額 100 ドルです フラグ期間別価格が明細で設定されています 四半期請求書日付については 各請求書日付に対して金額 300 ドルが計算されます 年次請求書日付については 各請求書日付に対して金額 1,200 ドルが計算されます 2. 価格設定および請求で 請求書スケジュールを選択します 3. たとえば 請求時間枠編集をクリックし 現年度の月次繰返パターンを含む時間枠を編集します 選択した請求時間枠を明細に割り当てるには 適用済チェックボックスを選択します 4. OK をクリックします レンタルソフトウェアの月次請求書日付が月別価格とともに登録されます 請求時間枠を変更する場合 最初に該当する明細に対して適用をリセットする必要があります 5. 毎晩 通常のジョブが自動的に実行されます このジョブによって 請求書日付の 3 日前に 請求書依頼タ イプスケジュール済請求書依頼で請求書依頼が自動的に登録されます 6. 請求書日付になると 請求書実行によって請求書依頼に基づいて請求書が処理されます 請求書スケジュール日付のステータスは請求済に設定されます スケジュールタイプ実費精算の請求書日付登録 1. ソフトウェアの顧客固有拡張などのサービスに対する契約または受注明細 ( 明細タイプサービス - 実費精算 ) を登録します つまり スケジュールタイプが実費精算です 2. 価格設定および請求で 請求書スケジュールを選択します 3. たとえば 請求時間枠編集をクリックし 実年度の四半期繰返パターンを含む時間枠を編集します 選択した請求時間枠を明細に割り当てるには 適用済チェックボックスを選択します 4. OK をクリックします 四半期請求書日付が自動的に登録されます スケジュールタイプ実費精算の請求書日付は 受注または契約のみで編集します 請求書日付に達すると サービス確認の実績額が請求されます 5. サービス確認がリリースされると サービス確認請求書依頼がステータス保留で登録されます 6. 毎晩 通常のジョブが自動的に実行されます ジョブにより 請求書日付の 3 日前に サービス確認請求書依頼のステータス保留がステータス請求予定にリセットされます サービス確認請求書依頼の請求書日付が次の 3 日以内である場合 ステータス請求予定が自動的に割り当てられます 7. 請求書日付になると 請求書実行により サービス確認請求書依頼に基づいて請求書が処理されます 契約の請求書スケジュール日付のステータスは 請求済に設定されます プロジェクトベースサービスのスケジュールタイプ実費精算での請求書日付の登録 前提条件 : 受注がプロジェクトに割り当てられています 1. 顧客固有のソフトウェア統合などのサービス ( 明細タイプサービス - 実費精算 ( プロジェクト )) の受注明細を登録します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

365 2. 価格設定および請求で 請求書スケジュールを選択します 3. 明細追加をクリックし 請求書日付を編集する明細を選択します 4. 日付追加をクリックし 請求書日付を編集します 適用されるプロジェクトからマイルストーンを選択することもできます そうすると 請求書日付にマイルストーンの日付 ( 計画日の最早日付 ) が設定されます この場合 マイルストーンの完了によってプロジェクト請求依頼の登録がトリガされます たとえば マイルストーンブループリントの完了で最初の請求書日付 半年後に 2 つ目の請求書日付 3 カ月後に 3 つ目の請求書日付を編集することができます 5. プロジェクト請求依頼は 次の方法で登録されます プロジェクト関連受注の登録時に プロジェクト請求依頼を登録する必要がある日付を定義できます 定 義済の日付が 登録された伝票の請求書日付として使用されます 日付を定義した後 ビジネスシナリオに応じ プロジェクト請求依頼を登録する必要がある定義済日付の 前後の日数をより詳細に定義できます この処理は 微調整アクティビティ請求書スケジュールありのプ ロジェクト請求依頼登録設定から実行できます この微調整アクティビティで選択した日数に基づき プ ロジェクト請求依頼が登録されます デフォルトでは プロジェクト請求依頼は指定された請求書日付 の 1 日後に登録されます この微調整アクティビティを見つけるには ビジネスコンフィグレーションワークセンタに移動し 導入 プロジェクトビューを選択して アクティビティ一覧を開くをクリックします アクティビティ一覧で 微調整に移動し 請求書スケジュールありのプロジェクト請求依頼登録設定を選択します 請求書日付にマイルストーンが割り当てられた場合は マイルストーンの完了時にジョブによってプロジ ェクト請求依頼が登録されます 6. プロジェクト請求依頼ごとに 顧客請求書ワークセンタの作業ビューに対して業務タスクが登録されます ( 別の未処理のプロジェクト請求依頼が存在するなどの理由で ) システムでプロジェクト請求依頼を登 録することができない場合があります この場合は 顧客請求書ワークセンタの作業ビューにエラー業務タスクが登録されます 理由をアプリケーションログでチェックし 解決する必要があります 7. プロジェクト請求依頼をマニュアルでレビューしてリリースします プロジェクト請求セクションの一般で 受注において自動リリースフラグを設定した場合に プロジェクト請求依頼に対して自動リリースを使用できます 8. プロジェクト請求依頼がリリースされると 請求書依頼タイププロジェクト請求依頼で請求書依頼が登録されます 9. 請求書日付になると 請求書実行によって請求書依頼に基づいて請求書が処理されます 請求書スケジュール日付のステータスは請求済に設定されます 請求書がリリースされると 受注の請求書スケジュール日付のステータスは請求済に設定されます 請求書スケジュールの日付は ステータスが請求済に設定されるまではいつでも変更することができます 参照 顧客プロジェクトのマイルストーン請求 複数顧客プロジェクトのマイルストーン請求 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 365

366 7.1.8 関係者処理 ビジネスパートナおよび関係者 ビジネスパートナ ビジネスパートナは 日々のビジネスで連絡を取るすべての会社および人です 作業を開始する場合 最初に 日々の作業に必要なビジネスパートナを入力することでマスタデータをシステムに登録します ビジネスでの用途に応じ て これらのビジネスパートナはシステムで 1 つ以上のビジネスパートナロールを持つことができます ビジネスパートナロール ( ビジネスパートナロールアカウント サプライヤ 取引先担当者など ) は ワークセンタ ビューのコンテキストでビジネスパートナを登録するときに自動的に割り当てられます ワークセンタによっては マニュアルで追加することもできます ビジネスパートナデータの入力の例 : アカウント管理ワークセンタで ロールアカウント 取引先担当者 またはパートナを使用してビジネスパートナを登録することができます これを実行するには 対応するクイックアクティビティ ( 取引先担当者登録 など ) をクリックします アカウント登録または取引先担当者登録クイックアクティビティを使用して 新規のアカウントまたは取引先 担当者を登録することもできます ビジネスパートナのデータをマスタデータに入力することは 以下を意味します このビジネスパートナの各新規伝票について データを入力する必要があるのは 1 回のみです 伝票の登録時に その伝票における関係者の自動提案をマスタデータから誘導することができます 伝票での用途がマスタデータと整合しているかどうかを確認することができます ビジネスプロセスが 会社の構造に応じて円滑に実行されています たとえば 新規受注の従業員責任者とし て 特定の従業員が自動的に提案されるように マスタデータで設定することができます マスタデータをレポートに使用することもできます たとえば アカウントを顧客として分類する場合 この マスタデータに基づいてレポート結果をクラスタ化することができます ビジネスパートナの詳細については ビジネスパートナを参照してください ビジネスパートナは 以下の目的で使用することもできます 業務トランザクションの情報の保管と表示 ビジネスパートナおよびビジネスパートナロールから収集された 情報は システムの動作に影響しません ビジネスプロセスでの関連性 ビジネスプロセスの実行方法は ビジネスパートナによって異なります つま り 選択したビジネスパートナに応じて システムの動作が異なるか 異なるデータが使用されます アカウントまたはアカウントの地域に応じて 異なる販売単位が関連します 異なる価格が設定される場合があります 他の支払条件および納入条件がデフォルトとして使用されます 別の出荷先ロケーションまたは出荷元ロケーションがシステムによって設定されます 異なる税が計算されます 分析とレポート 複数のビジネスパートナ属性および関係者ロールにドリルダウンすることができます たとえば 営業マネージャ Bob Menson がレポートで営業所あたりの販売をドリルダウンします 関係者ロール販売単位を各受注に割り当てて ドリルダウンを有効にします SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

367 ビジネスパートナロール通常 顧客は会社の外部ビジネスパートナです たとえば 暖房設備の購入の希望があった ( 受注 ) ため Silverstar Wholesales Inc. をアカウントとして入力します 最初に ビジネスパートナ Silverstar Wholesales Inc. をアカウントロールを使用して登録し クイックアクティビティ法人アカウント登録を選択してアカウントを指定します これにより Silverstar Wholesales Inc. が個人アカウント ( 個人 ) か法人アカウント ( 組織 ) かが明確になります ビジネスパートナロールには 以下があります アカウント ( 個人アカウントまたは法人アカウント ) 取引先担当者 パートナ サプライヤ 従業員他のアプリケーションエリアで使用するために他の外部ビジネスパートナを入力することもできます ( サプライヤなど ) 登録したビジネスパートナには追加ビジネスパートナロールが与えられ いくつかの追加項目が必要になります あるビジネスパートナは法人アカウントとサプライヤの両方であるなど 現実の世界と同じ状況をマスタデータに設定することができます 関係者 受注 サービスオーダー 顧客請求書などの伝票を登録する場合 マスタデータに登録したビジネスパートナがこの特定の伝票の関係者であることを指定することができます 関係者は 伝票で特別の目的を持つビジネスパートナを使用します 関係者の目的を定義するために 各関係者には関係者ロールが割り当てられます Silverstar Wholesales Inc. は ビジネスパートナロール " アカウント " を持つビジネスパートナです ただし このアカウントは 受注 サービスオーダーなど数多くの異なる伝票で使用することができます それらの伝票で Silverstar は 1 つ以上の関係者ロールを持つことができます たとえば Silverstar Wholesales Inc. が 100 本のチューブを購入する場合 対応する受注で関係者ロール " アカウント " が与えられます Silverstar Wholesales Inc. は たとえば請求を受け取ったり支払ったりする場合に 同じ 伝票で複数の関係者ロールを持つこともできます Silverstar Wholeales Inc. には この受注について 関係者ロール " 請求先 " および " 支払人 " が与えられます 関係者ロール ビジネスパートナは 業務伝票受注またはサービスオーダーなどの業務伝票で複数の関係者ロールを担当することがあります ビジネスパートナは 特定の伝票で関係者ロールに割り当てられて その伝票でビジネスパートナが果たす目的が示されます たとえば 受注では アカウント 出荷先 請求先 および支払人が同じであることがよくあります Silverstar Wholesales Inc. が暖房設備を購入し 商品を受け取り 請求書を受領して支払う場合 その受注における 4 つの関係者ロールすべてに該当します 関係者ロールの一般的な例は 以下のとおりです アカウント 出荷先 支払人 運送業者 従業員責任者 販売単位 販売者 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 367

368 サービスおよび実行チーム関連する関係者ロールと必要なビジネスパートナロールの詳細については 関係者ロールに関連するビジネスパートナロールの用途の章を参照してください 従業員の関係者ロール従業員責任者ロールを使用して 組織内のどの従業員が個別伝票の責任者であるかを定義することができます この従業員が 実行するタスクも持つか または 問題が発生した場合に伝票の更新も担当することがよくあります つまり どの従業員が " ジョブを実行し " 業務伝票でのその従業員のロールは何かを定義することが重要です 従業員は常に個人です 業務伝票で特定のロールを従業員に割り当てることは 以下のために重要となります 従業員の責任を示すため ( 例 : 受注の従業員責任者 ) この業務伝票に関連する特定のタスクの実行者 (" 誰がジョブを実行するか ") を示すため ( 例 : サービスオーダーにおける暖房設備の修理担当者 ) レポートのため ( 例 : 営業員 Kate Jacob の販売額 ) 従業員は 会社と雇用契約を結んでいる人員 (" 内部 " 従業員 ) だけでなく 契約に基づいて働く 別のサプライヤのサービス業者である場合もあります 従業員関係者ロールの例として 以下のものを挙げることができます 従業員責任者 営業員 : 通常 マーケティング部門の従業員 Angela Baines が特定のリードに対する従業員責任者です しかし このリードに対する営業員としての関係者ロールを Kate Jacob が引き継ぎます サービスオーダーまたは受注のサービス実施担当者 これは サービスを実際に実行する従業員です 組織ユニットの関係者ロール 組織ユニットは 会社の組織構造を反映します 組織ユニットは 会社 販売組織 および原価センタを定義することができます 販売またはサービスという機能を持つ組織ユニットは 以下の理由から 業務伝票の関係者ロールを引き継ぐことができます 法的な理由で情報が必要な場合 ( 例 : 受注に会社が必要とされる場合 ) この特定のビジネスプロセスでの組織センタ その従業員 およびそのマネージャの責任を示すため ( 例 : あ るサービスプロセスに責任を持つサービス実行チーム ) レポートのため ( 例 : 販売単位あたりの販売額を集計するため ) 組織ユニットは 組織管理ワークセンタに登録されます 組織ユニットの関係者ロールの例として 以下のものを挙げることができます 受注での販売単位関係者ロール サービスオーダーのサービス実行チーム関係者ロール 受注での販売者 ( 会社 ) 関係者ロール ( 販売者関係者ロールは会社を表します ) 特殊なケース : 会社 会社は特殊なケースです それは 内部ビジネスパートナと外部ビジネスパートナの両方として 現実の世界と同じ状況がマスタデータで発生するためです 会社を組織階層に入力すると ビジネスパートナロールとしてアカウントとサプライヤを持つ対応するビジネスパートナが自動的に登録されます これは特に 企業内ビジネスで必要です 会社に割り当てられるロールに応じて 異なるデータが必要であるためです SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

369 組織管理での会社 ID は マスタデータのアカウント ID と同じである必要はありません 伝票で 会社の関連する関係者ロールは販売者です このロールは 常に組織ユニットに割り当てられます Akron heating Inc. には 組織センタ ID MC10000 がありますが アカウント ID は 101 です 注記 : 会社データを変更してもビジネスパートナデータには反映されません (DUNS ナンバーを除く ) 伝票およびマスタデータでの取引先担当者ロール法人アカウントに対して 1 人以上の取引先担当者をマスタデータに入力することができます これにより たとえば 共通の会社電話番号を使用する代わりに 特定の会社の適切な個人を直接呼び出すことができます ただし 関係者の取引先担当者を伝票に直接入力することも役立つ場合があります Silverstar Heating Inc. では Susan Manson と Bill Taylor が購買管理を担当する取引先担当者です この 2 人を Silverstar Heating Inc. の取引先担当者としてマスタデータに入力しました ただし Susan からの電話で受注した場合は Susan をその受注に関連する取引先担当者にします 取引先担当者は 伝票において常に関係者に関連付けられます つまり この個人が 関係者ロールのこの関係者について質問がある場合に連絡する相手です 異なる関係者ロールの関係者ビューで 複数の取引先担当者を追加することができます 前述したように Susan Manson は Silverstar Heating Inc. の購買管理取引先担当者です Susan が Silverstar Heating Inc. の発注を行った場合 Susan をロールアカウントに割り当てられた Silverstar Heating Inc. の取引先担当者にします また 商品の出荷先も Silverstar Warehouse となります ただし Susan は商品の入荷の責任者にはなりません Silverstar Warehouse での商品の入荷に関する質問について連絡する最適な個人は Jim Jason であるため Jim を関係者ロール出荷先に割り当てられた Silverstar Warehouse の取引先担当者として入力します マスタデータでは 法人アカウントに対して複数の取引先担当者を入力し そのうちの 1 人を主要担当者として指定することができます この主要担当者は 新規業務トランザクション伝票が登録されたときに 自動的にアカウントのデフォルトの取引先担当者になります 取引先担当者の自動決定は 現在は伝票のアカウント関係者ロールに制限されています ただし 他の関係者について取引先担当者をマニュアル入力することもできます アカウントマスタデータで主要担当者として指定されていなくても 担当者は販売見積などの特定の伝票の主要担当者になれます 伝票での関係者 通常 一般ビューには特定の伝票の最も重要な関係者のみが表示されます たとえば アカウントおよび取引先担当者ロールは それらがアカウント 出荷先 および請求先とは異なる場合に表示されます 伝票内の特別な関係者ロールの関係者を変更することができます たとえば Silverstar Wholesales Inc. の代わりに Silverstar Logistics が商品を入荷する場合 Silverstar Logistics を " 出荷先 " 項目に直接入力するか このビジネスパートナを入力ヘルプから選択することによって 出荷先を変更することができます 伝票についてすべての関係者をその関係者ロールとともに表示する場合は " すべて表示 " をクリックしてエディタを開き ( 注記 : リードに対するエディタはありません ) " 関係者 " タブにナビゲートします ここでは以下を実行することができます すべての関係者とその関係者ロールの完全な概要の取得 関係者および関係者ロールの変更 追加 または削除 詳細なアドレス情報についての関係者の選択 関係者ロールまたは取引先担当者についての 別のマスタデータアドレスの割当 この伝票についてのみ有効であり マスタデータの一部ではない伝票固有のアドレスの追加 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 369

370 特定の伝票についてデフォルトのアドレスが適しておらず マスタデータアドレスを追加しない場合に必要と なる アドレスの変更または伝票固有のアドレスの入力 この伝票の関係者ロールの取引先担当者の追加 変更 または削除 Silverstar Wholesales Inc. には New York に 2 つのアドレスがあり 1 つは Kingston Road 1 つは Circus Drive にあります Kingston Road のアドレスが主要なアドレスであり Silverstar Wholesales Inc. のアカウントマスタデータで標準アドレスとしてもマークされています つまり Silverstar Wholesales Inc. を出荷先として新規受注が行われた場合 Kingston Road にあるアドレスがデフォルトになります ただし この特定の受注について商品を Circus Drive に出荷する場合は これを " 関係者 " タブで変更することができます 伝票で使用される関係者の整合性チェックビジネスパートナが伝票の関係者ロールで使用されるとき 複数の整合性チェックが実行されます これらのチェックによって 登録される伝票は正しく 整合性が保たれるようになります チェックは以下の理由で実行されます チェックによって 完全なビジネスプロセスがデータ不足などによって中断されることなく円滑に実行されることが保証されます 法人アカウントの法的なコンプライアンス チェックは 従業員が伝票を登録する場合に マスタデータに入力されたビジネスルールに従う上で役立ちます 営業員 Kate が受注を登録し Yellowstone Supermarket をアカウントとして入力します ただし Yellowstone Supermarket は別の会社の子会社であり 法的な観点から購買担当者として活動することは許可されません つまり 財務記帳が間違ったものになります そのため Yellow Supermarket に " 法的能力 " としてフラグを設定しないとエラーメッセージが表示されます 営業員 Kate は CarDealers Inc. には財務上の重大な問題があると聞きました Kate は アカウントマ スタデータで出荷ブロックを設定することによって このアカウントには新たに商品を出荷しないように します 翌日 Steve Miller が CarDealers Inc. から 暖房設備 10 個の追加注文の連絡を受けます Steve が受注を登録すると CarDealers は出荷された商品の受取をブロックされているというメッセージ が表示されます 関係者ロールを変更できるかどうかに影響する その他のチェックがあります 一部の関係者は常に変更不可です つまり 項目は常に参照専用であるか 特定の条件または特定の伝票ステータスで参照専用になります たとえば 変更が元に戻された場合などに 参照専用であった関係者が編集可能になる場合があります ビジネスプロセスの整合性を保証するために 関係者は参照専用に設定されます 整合性チェックからのエラーおよび警告メッセージ チェックによって 1 つ以上のエラーまたは警告メッセージが生成され UI に表示される場合があります 以下のタイプのメッセージを区別することができます 警告メッセージは 1 回のみ表示されるメッセージです これらは通常 問題の可能性を示すか チェックのヒントを提供する警告です たとえば 製品の重量が存在しないと 運賃が製品の重量に基づく場合は運賃を決定できません ただし 変更しなくても伝票を続行することができます エラーメッセージは 問題が解決されるまで残されるメッセージです ほとんどすべての場合 少なくとも現在の伝票ステータスが保存されるように伝票を保存することができます ただし 問題を解決するまでは伝票は間違ったままです このことは 業務トランザクション伝票自体を変更するか マスタデータを適応させることによって実行することができます サービスオーダーにサービス実施担当者がない場合 マニュアルでサービス実施担当者を入力できます 伝票が間違っている場合 出荷などの後続処理はトリガされません 関係者の決定 受注などの新規伝票を登録する場合 最初は伝票に関係者は割り当てられません アカウント関係者が入力されると 従業員責任者 出荷先 請求先などの他の関係者ロールが自動的に決定されます 自動的に決定されるこれらの関係者は単に提案であり その伝票のステータスで許可される場合は 変更することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

371 伝票が変更されると 関係者は自動的に再決定されます 再決定は 関係者ロール内の関係者がすでに見つかってい ることを意味します ユーザが特定のデータを変更すると この関係者ロールには別の関係者がより適していること がシステムによって決定されます 関係者の自動再決定は 以下の場合は無効になります この関係者ロールの関係者をこれ以上変更できない場合 たとえば 出荷プロセスが開始されると 出荷先を 変更することはできなくなります 関係者ロールをユーザがマニュアル変更した場合 これは以下のことに基づきます ユーザがデータをマニュアルで変更した場合 透明性を維持するには それを自動で再変更することを避ける必要があります したが って ユーザがマニュアル変更した関係者ロールの関係者はシステムによって変更されません この決定には 以下の利点があります データを何度も要求および変更する必要がなくなります マスタデータには 1 回データを入力するだけです データをマニュアルで再入力する際のエラーを防止します コピーされた伝票をテンプレートとして使用できるため たとえば アカウント関係者ロールが変更されたと きに 他の関係者が再決定されることで 時間を節約できます 日々の作業で従業員をサポートします 伝票を入力する従業員が どの関係者を入力する必要があるかを実際には知らない場合があります たとえ ば 販売または組織データがアカウントに依存しているかどうかなどです どのサービス実施担当者が実際にサービスタスクを担当するかは Susan Miller には決定しにくい場合があります サービスマネージャ Barbara Smith がこのことを一元的に責任に定義している場合 電話で注文を受ける Susan には この情報が必要ありません 従業員が伝票を登録する場合に マスタデータに入力されたビジネスルールに従う上で役立ちます Kate が California のすべてのアカウントに対する従業員責任者として設定されている場合は California のアカウントの受注が登録されると システムによって Kate が検索されます また 責任を定義するマネージャも コールセンタで受けた注文が正しく割り当てられることを希望します エラー処理 システムで不適切な関係者が見つかった または何も見つからないという問題がたびたび発生する場合のいくつかの提案を以下に示します 関係者決定ステップの設定が ビジネスケースに対して適切ではありません この場合は 関係者決定規則を 有効および無効にすることができます 詳細については 取引先決定表の定義を参照してください 伝票を入力する従業員を 自動的に受注の従業員責任者にはしません 受注はシェアードサービス センタ従業員が入力し その従業員がその受注を担当することはありません 責任を介して従業員が見つからない場合は システムで従業員は見つかりません つまり 注文を受けるシェアードサービスセンタ従業員がマニュアル入力する必要があります 関係者を自動的に決定するために必要なマスタデータがないか 不十分か または不整合です 対応するビジ ネスコンフィグレーションで特定の伝票タイプの関係者ロールを決定するためのさまざまなステップを確認し さまざまな決定規則について記述されているように マスタデータを拡張または修正します 以下の 2 つの方法で 既存の伝票に基づいて新規伝票を登録することができます フォローアップ伝票 : 販売見積から受注を登録します この機能を使用すると 伝票フローでフォローアップ 伝票を表示することができます 同じ機能が " 参照して登録 " アクションを選択した場合に提供されます 伝票のコピー : 既存の受注を新規受注にコピーします この機能では 伝票フローはサポートされません どちらの場合も 既存の伝票の関係者を含むデータが新規伝票にコピーされます ただし 伝票間での関係者のコピーには固定のルールがあります ルールを変更することはできません これらは 以下に依存します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 371

372 元伝票はどのような種類の伝票か ( 受注 サービス依頼 案件や電子メール活動など ) 対象伝票はどのような種類の伝票か 元伝票にどの関係者ロールが存在するか たとえば 電子メール活動にはコピーされる請求先はありません 対象伝票にどの関係者ロールが存在するか 対象伝票に請求先はないか ルールは以下のとおりです 関係者ロールは 元伝票から対象伝票に 1 対 1 でコピーされます たとえば 販売見積の出荷先は受注の出 荷先にコピーされます 組織の再割当のため 関係者ロールは対象伝票にコピーされません 基本的に これは関係者ロールが従業員 責任者または販売単位の場合です 販売見積の従業員責任者または販売単位は フォローアップまたはコピー された受注にコピーされません それらのロールの新規関係者決定がトリガされます ヘッダおよび明細レベルでの関係者 ヘッダおよび明細情報を持つ複数の伝票タイプがあります たとえば 受注またはサービスオーダーはヘッダ関係者 で構成され 1 つ以上の明細を持つことができます 明細関係者はヘッダ関係者からデフォルト設定されます 一部の明細の出荷先またはサービス実施担当者が異なる場合があります この場合は 関係者ロールも明細レベルの ユーザインタフェースで指定されます ほとんどの場合 明細に関連する関係者はヘッダの関係者と一致します この点で これらの関係者はユーザインタ フェースに単純には表示されません 基本ルールとして 明細に表示されない関係者は ヘッダ関係者からコピーされたと見なされます たとえば 受注では運送業者関係者または請求先関係者はすべての明細に対して有効になります 関係者は ヘッダに入力された関係者からコピーされ 関係者タブに表示されます アドレスの用途 アドレスがどのように使用されるかを記述するには 3 つのグループのアドレスを区別すると便利です このビジネスパートナについてのみ有効なビジネスパートナのアドレス 2 つのビジネスパートナ間の関係において意味を持つリレーションシップアドレス 個別の伝票の特定の関係者ロールに固有の伝票アドレス アドレスのタイプ 関係者のアドレス関係者のアドレスは このアドレスが 1 つの関係者にのみ関連することを意味します このアドレスには 第二の関係者への関係はありません アドレスに複数の目的がある場合があります たとえば あるアドレスは商品の出荷に適しており また 顧客への請求書の送付に関連しているアドレスである場合があります また アドレスが同時に複数の用途を持つ場合もあります リレーションシップアドレスリレーションシップアドレスは 1 つの関係者専用ではなく 2 つの関係者間のリレーションシップ用のアドレスを示します リレーションシップアドレスデータは 両方の関係者から発生します 以下の 2 種類のリレーションシップアドレスがあります 従業員リレーションシップアドレスこれは 従業員が作業する場所であるアドレスを示します 関係の最初の関係者は組織ユニットであり 会社 販売単位 サービスユニットなどです 2 番目の関係者は従業員です 国 市区町村 郵便番号などのアドレスデータは 組織ユニットから導出されます 建物 電子メールアドレス 直通電話番号などのアドレスデータは 従業員に属します これらが一緒になって この組織ユニットでの従業員のリレーションシップアドレスが構成されます 取引先担当者リレーションシップアドレス SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

373 これは従業員リレーションシップアドレスと似ていますが 外部ビューを表します つまり 関係におけ 伝票アドレス る個人は 別の会社の取引先担当者です 最初の関係者は 通常はアカウントまたはサプライヤです 2 番目の関係者は取引先担当者です 取引先担当者リレーションシップアドレスは この会社内で取引先担 当者が作業する場所と この取引先担当者と連絡を取る方法を示します アカウントおよび取引先担当者 には 別の関係者との複数のリレーションシップアドレスがある場合があることに注意してください た とえば あるコンサルタントは複数のアカウントのために作業し それらの会社で複数の作業場所があり ます あるアカウントまたはサプライヤには 複数の取引先担当者がいる場合があります 伝票アドレスは 再利用の見込みがない またはマスタデータに表示されないなどの理由からマスタデータに は入力しない 一種の " ワンタイムアドレス " です アカウント Silverstar Wholesales Inc. から Greenhill ゴルフクラブでのサマーパーティへの案内が送られてきました このゴルフクラブに冷凍冷蔵庫を 1 台出荷する必要があります ただ し Greenhill への出荷について Silverstar からフォローアップ受注がある見込みはありませ ん そのため 営業員 Kate Jacob は 別のマスタデータアドレスを入力するのではなく この 1 回の受注用の出荷先アドレスを伝票アドレスとして入力することにします 伝票アドレスは 伝票 エディタに表示される関係者タブで入力することができます 複数の伝票の伝票アドレスとして同じアドレスを頻繁に入力する場合は たとえば アカウントのマスタデー タのビジネスパートナにこのアドレスを追加すると有益です これにより 複数の伝票で同じアドレスを再利用することができます ビジネスパートナに対して 複数のアドレスがマスタデータに入力されており 使用するアドレスが システムによって決定されるものと異なる場合は マスタデータのデフォルトのアドレス設定を変更することができます このことは 標準アドレスと出荷先または請求先アドレスの両方について有効です 伝票アドレスは 外部関係者ロールを持つ関係者についてのみ入力できます 出荷先 アカウント または請求先の伝票アドレスを入力することができます 従業員責任者や販売単位などの内部関係者について伝票アドレスを入力することはできません 伝票内のロケーション ロケーションは 供給または出荷の場所またはサービスが実行される場所です ロケーションは常にアドレスを参照します ロケーションは 課税にも関連し 出荷またはサービスが課税対象になる場所を決定します ロケーションは 出荷元ロケーション 出荷先ロケーション サービスロケーションなど ビジネスプロセスにおいてさまざまなロールを持つ場合があります ロールも 業務伝票ごとに変化する場合があります デフォルトでは 出荷先ロケーションは出荷先アドレスから誘導されることに注意してください 関係者の自動的にデフォルト設定されるアドレス 関係者を伝票に入力するか 関係者が自動的に決定される場合は常に 一般的には最も適している標準アドレスがデ フォルト設定されます このアドレスは 伝票内の関係者の関係者ロールによって異なります システムでは マスタデータにあるビジネスパートナの使用可能なアドレスに応じて 関係者のアドレスを決定しようとします SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 373

374 Fred Miller が受注の商品を受け取ります この人が出荷先を表します 最初に Fred が関連会社の 1 つの従業員であるかどうかがシステムでチェックされます これに該当する場合 従業員のワークプレイスアドレスがデフォルトとして使用されます つまり デフォルトでは商品は Fred の職場 ( 関連会社の 1 つ ) のアドレスに出荷されます 通常 このようなシナリオは企業内プロセスの一部として発生します ( 関連会社間での売買など ) Fred が従業員ではない場合は Fred にアカウントの取引先担当者リレーションシップアドレスがあるかどうかがシステムでチェックされます たとえば 商品が Silverstar Wholesales Inc. によって発注され Fred に Silverstar の New York Blueberry Road の取引先担当者リレーションシップアドレスがあります この場合 このリレーションシップアドレスがデフォルトのアドレスになります リレーションシップアドレスがこのアカウントにはなく 別のアカウントにある場合 要件と合わないため そのアドレスはデフォルトになりません Fred が従業員ではなく 適切な取引先担当者リレーションシップアドレスもない場合 Fred 自身のアドレスがデフォルトとして使用されます システムによって決定されるアドレスは単に提案であり 以下のように変更することができます この関係者に対してマスタデータに入力された他の代替アドレスのいずれかを選択します これは アドレス またはリレーションシップアドレスです 伝票のアドレス項目の入力ヘルプをクリックすることにより 選択 した関係者の関係者タブで対応するアドレスを変更することによって 関係者の代替アドレスを選択することができます 伝票アドレスを入力します 伝票アドレスは この 1 つの伝票にのみ有効です ビジネスパートナに対してマスタデータにアドレスが入力されていないか どのアドレスも適切ではない場合は 伝票で関係者に対してアドレスは使用されません この場合 伝票では名称のみが使用されます 伝票に関係者のアドレスを追加する場合は 以下のことができます ビジネスパートナのアドレスをマスタデータに入力します このアドレスを伝票で関係者に追加するには 項 目をクリアして関係者を再入力します この関係者のマスタデータにすでにアドレスがあるものの 通常は適切でないためにシステムで見つからなかった場合 関係者のアドレスをマニュアルで選択できます これを実行するには 伝票のアドレス項目の入力ヘルプをクリックすることにより 選択した関係者の関係者タブで対応するアドレスを変更します 関係者の伝票固有のアドレスをこの伝票に入力します 新規関係者ロールの登録および用途 新規関係者ロールの登録 新規関係者ロールの定義微調整アクティビティによって 内部および外部の関係者などの新規関係者ロールを定義す ることができます これらの新規ロールは 追加関係者として 販売見積または案件などの特定の伝票に対して使用することができます 関係者ロールは 特定のトランザクションに関係する個人または組織を示します コンフィグレーションでは 事前定義された関係者ロールが提供され これらは責任ロールとしてマークされます これには従業員責任者やサービス実施担当者など 頻繁に使用される内部関係者ロールが含まれています 設定 以下では このアクティビティのコントロールおよび可能な設定について説明します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

375 設 定 説明 タスク 関係者ロールコード内容説明責任ロール コード 最大 10 桁で 関係者ロールを識別するために使用されます 伝票およびアカウント割当で使用される関係者ロールを説明するテキスト フラグによって アカウントへの従業員割当に内部関係者ロールを使用できることが示されます 責任ロールフラグでマークされた SAP によって事前定義された関係者ロールは 削除または名前変更することはできません これらの関係者ロールは 従業員の責任割当に使用することができます 事前定義されたロールは 関係者スキーマでもすでに定義されており 追加または変更することはできません また 責任ロールの割当は 2 つの方法で定義できます アカウントマスタデータでのマニュアル割当によって直接的に行うか ルールベースの定義 ( たとえば 郵便番号などの地域属性 ) によって間接的に行います 関係者ロールを識別するコードを入力します このコードは Z で始める必要があります (Z など ) 関係者ロールを説明するテキストを入力します 従業員をアカウントに割り当てるために関係者ロールを使用する必要があるかどうかを指定します フラグは 従業員などの内部関係者ロールについてのみ使用する必要があります 関係者スキーマで使用される責任ロールは アカウント割当に基づいて決定されます フォローアップタスク 関係者スキーマでの関係者ロールの自動決定をサポートするには : 1. 新規関係者ロールを定義します 2. これらの関係者ロールを関係者スキーマに追加します たとえば 微調整オプション販売見積の関係者で 関係者ロールを販売見積に追加します 3. フラグ責任ロールを使用する場合は マスタデータで従業員のアカウント割当を更新します 通常は Kate Jacob が Silverstar Inc. アカウントの責任者であるため 責任ロール従業員責任者を割り当てます この割当を行うと 新規の販売見積または受注が登録されるたびに 販売伝票ではロール従業員責任者が Kate に自動的に割り当てられます ただし 新規関係者ロールを登録することができます 新規ロールを顧客サービス担当者として定義し 責任ロールとしてフラグを設定します 微調整オプション販売見積の関係者で 関係者ロールを関係者ス キーマに追加します 次に Silverstar の追加アカウント割当を登録します たとえば Jack Sigo を顧 客サービス担当者として割り当てると その後は Silverstar アカウントに対して登録される見積につい ては すべての新規販売見積伝票に顧客サービス担当者として Jack Sigo が自動的に表示されます 顧客サービス担当者ロールを責任ロールとしてフラグ設定しない場合 新規関係者ロールが関係者スキー マに割り当てられている場合には 販売見積の関係者画面の販売見積でロールをマニュアル更新すること ができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 375

376 関係者としての関係者ロールの伝票への割当 関係者ロールは 特定のトランザクションに関係する個人または組織を示し 伝票の関係者タブで表示および選択す ることができます 関係者ロールは 内部および外部の関係者に対して使用することができます 設定では 以下の伝票で頻繁に必要とされるか使用される標準関係者ロールを含む 事前定義済関係者スキーマが提供されます 受注 販売見積 返品 サービス確認 サービスオーダー 案件 この関係者スキーマは 以下のように 一定の制限付きで変更することができます 関係者ロール割当で 特定の関係者ロールが伝票内で発生する可能性があるか またはその必要があるかを指 定します 伝票またはアカウントにマニュアル追加することができる独自の関係者ロールを登録します これを実行する には 新規関係者ロールの定義をクリックします 伝票で関係者が自動的に決定される順序を指定します これを実行するには 決定を更新をクリックします 前提条件 独自の関係者ロールを関係者スキーマに追加する前に 新規関係者ロールの定義をクリックし 関係者ロールを登録して名称を付ける必要があります このような関係者ロールを定義すると その他の設定可能な関係者スキーマ ( 販売見積の関係者やサービスオーダー関係者など ) にも追加することができます SAP によって事前提供されている関係者ロールは 名称変更したり他の関係者スキーマに割り当てたりするこ とはできません 設定 以下では このアクティビティのコントロールおよび可能な設定について説明します 一部の関係者ロールには標準設定が指定されています これらの設定を変更することはできません 関係者ロール割当 設 定 説明 タスク 有効関係者ロール 関係者ロールが伝票で使用されるかどうかを示すフラグ 伝票で使用される関係者ロールの名称 SAP によって事前定義された関係者ロールを削除または名称変更することはできません 関係者ロールを関係者タブ ( このタブを表示するにはすべて表示をクリック ) に表示するには 有効項目を選択します 追加をクリックして 新規関係者ロールを追加します 関係者ロールは 標準の事前定義済関係者ロールであるか または新規関係者ロールの定義をクリックして最初に定義する必要があります 必 須 関係者ロールが必須関係者ロールかどうかを示すフラ関係者ロールを必須にする場合は 必須チェックボックスを選択グ この関係者ロールを使用しないで伝票が保存されします ると 不整合であることがシステムから通知されます このチェックボックスがデフォルトで選択されている場合 選択解除することはできません SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

377 設 定 説明 タスク 一意マニュアル変更禁止 伝票で更新することができる関係者ロールは 1 つのみであることを示すフラグ 複数の関係者を使用して伝票が保存されると 整合していないことがシステムから通知されます 関係者ロールを伝票で変更することができるかどうかを示すフラグ 伝票で更新することができる関係者ロールを 1 つのみにする場合は 一意チェックボックスを選択します 伝票での関係者ロールの変更を禁止する場合は マニュアル変更禁止チェックボックスを選択します 新規関係者ロールの定義 設定説明タスク 関係者ロールコード内容説明責任ロール 関係者スキーマに追加する関係者ロールのコード 関係者ロールの内容説明 責任の更新に関連するフラグ 関係者ロールの関係者ロールコードを入力します このコードは文字 Z で始める必要があります (Z01 など ) 関係者ロールの内容説明を入力します これが必要な場合は このチェックボックスを選択します 責任ロールフラグが選択されている場合は この関係者ロールの 2 つのタイプの責任を以下のように更新することができます アカウントの直接的な責任を更新します 関係者ロールは アカウントマスタデータの責任のドロップダウン リストで提案されます たとえば 従業員 Kate Jacob は アカウント Silverstar Wholesale Corp の関係者ロールで直接的に責任を負います アカウントの間接的な責任を更新します たとえば 従業員 Susan Thomas は米国ネバダ州のすべてのアカウ ントの責任を負います これは アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタ ユーティリティビュー 従業員作業配分サブビューで行います Silverstar Wholesale Corp の代表住所が米国ネバダ州にある場合 Kate Jacob と Susan Thomas の両方がアカウントマスタデータの責任に以下のように表示されます Kate Jacob: 直接責任が選択されています 必要に応じて このエントリを変更または削除することができま す Susan Thomas: 直接責任は選択されていません このエントリを変更または削除することはできません この関係者ロールについて責任ロールフラグが選択されており この関係者ロールが関係者スキーマに割り当てられている場合 関係者タブで関係者ロールは自動的に決定されます 最初にアカウントの直接責任が決定されます 直接責任が更新されていない場合 間接責任が存在するときはそれが決定されます 上記の例では Kate Jacob が決定されます 責任ロールフラグは 従業員の関係者ロールにのみ適用されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 377

378 決定を更新関係者の決定は 複数のステップで構成することができます この関係者ロールの関係者を自動的に見つける際に あるステップが成功すると後続のステップは実行されません 必要のないステップは無効化することができますが ステップの順序を変更したり ステップ自体を設定したりすることはできません 設定説明タスク 有効 ステ ップ 決定ステップが有効化されていることを示すフラグ 有効化された決定ステップは 伝票の関係者がシステムで決定されるときに考慮されます 決定ステップの順序を指定するために使用される番号 小さい番号が先に考慮されます この決定ステップが考慮されるようにするに は 有効チェックボックスを選択します ステップ番号はシステムで指定されます 決定関係者ロールの決定方法を指定するテキスト テキストはシステムで指定されます 詳細については 作業配分を参照してください この例では 伝票に対して関係者ロールを設定する方法を示します 伝票の標準の関係者スキーマには 以下の関係者ロールが含まれています 関係者ロール : アカウント 必須 : はい 一意 : はい 関係者ロール : 販売パートナ 必須 : いいえ 一意 : はい 伝票の関係者ロールは以下のように定義されます アカウント 伝票にはアカウントが含まれている必要があります 伝票内のアカウントは 1 つのみです 販売パートナ 伝票には販売パートナが含まれている場合があります 伝票内の販売パートナは 1 つのみです この例では 伝票に対して従業員責任者の決定を設定する方法を示します 関係者ロール : 従業員責任者 有効 : はい ステップ : 10; 決定 : アカウントの責任 関係者ロール : 従業員責任者 有効 : いいえ ステップ : 20; 決定 : 責任アカウントの地域 - 販 売別従業員責任者 関係者ロール : 従業員責任者 有効 : はい ステップ : 30; 決定 : ログオンユーザ この例では システムはステップ 10 を実行して アカウントに入力された従業員責任者を決定しようと します アカウントに対して従業員責任者が更新されていない場合 ステップ 20 はスキップします ( 有 効でないため ) 次に ステップ 30 に進み 伝票の従業員責任者としてログオンユーザを決定します つまり 実際に伝票を登録するユーザです 決定規則 前のセクションで説明されているように 伝票の決定規則を対応する微調整アクティビティで表示することができます さまざまな規則について以降の章で説明します これらの章では 適用可能な場合に決定規則のマスタデータを入力することによって決定に影響を及ぼす方法についても説明します ' 関係者ロール ' のビジネスパートナ関係例 : アカウントのビジネスパートナ関係アカウントのマスタデータの取引先担当者ビューで 他のビジネスパートナについてさまざまな関係タイプ ( 出荷先ありなど ) を入力することができます これで 伝票の登録時に 関連するビジネスパートナを自動的に決定するために関係が使用されます このステップで不適切な関係者が見つかったか 関係者が見つからなかった場合に実行すること : アカウントのマスタデータで関係を追加または削除します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

379 アカウントのマスタデータでデフォルトの関係を変更します ' 関係者ロール ' のビジネスパートナ関係微調整アクティビティで決定規則を無効にします ' 関係者ロール ' の機能組織ユニット 例 : 従業員責任者の機能組織ユニット伝票の従業員責任者に割り当てられた販売単位によって 販売単位を決定することができます たとえば Kate Jacob はレポートラインユニット "Sales Office New York" に割り当てられています このステップで は 関係者ロール " 販売単位 " が従業員責任者に対してあらかじめ設定されます ' 組織関係者ロール ' の会社 例 : 販売単位の会社 入力またはシステムで決定された販売単位の会社を割り当てることによって 販売者関係者ロールを決定する ことができます 各販売単位が属すことができる会社は 1 つのみです 販売単位が伝票に入力されている場 合 この販売単位に関連する会社がデフォルトの販売者になります ' 関係者ロール ' からのコピー 例 : アカウントからのコピー この決定ステップによって ビジネスパートナは 1 つの関係者ロールから別の関係者ロールに必要に応じて コピーされます たとえば 出荷先 Bill-to または支払人関係者は アカウント関係者から自動的に導出 されます ログオンユーザ この決定は 従業員ロールに関連します 伝票を最初に登録するログオンユーザがこの決定ステップを実行する場合 関係者ロールはデフォルトになります たとえば Kate Jacob が受注を登録します この決定ステップでは この人が従業員責任者関係者ロールに割り当てられます ' 関係者ロール ' からの責任 " 従業員 ( 直接アカウント )" この決定ステップでは 従業員ロールのデフォルトは アカウントマスタデータの取引先担当者 > 関係および責任で直接入力された従業員に設定されます 責任 " 責任の名称 " 例 : 責任 " 販売の従業員責任者 " この決定ステップでは 従業員および組織ユニットの責任で定義されたルールに従って 組織ユニットまたは従業員ロールのデフォルトが設定されます たとえば New York の顧客に対して地域による決定規則を定義しました これらの顧客についてのみ 特定の販売単位または特定の従業員が責任を負います これで アドレスが "New York" のアカウントのすべての伝票は 前に入力した決定規則に従って この販売単位または従業員責任者に割り当てられます 詳細については 従業員責任者の決定責任 販売を参照してください 適切な機能ユニットが 1 つのみ存在する場合の組織モデルからの組織ユニット関連する機能ユニットを含む組織管理で設定されている組織ユニットが 1 つのみの場合 その組織ユニットが関連する関係者として選択されます 例 : 組織モデルで販売単位が 1 つのみ設定されています この販売単位が 受注における関連する販売単位として自動的に決定されます 伝票での新規関係者ロールの使用 伝票で関係者ロールを使用するための前提条件は この伝票タイプに関連する関係者に関係者ロールを追加することです そうすると 対応する伝票の関係者タブで 新規登録した関係者ロールで関係者を追加することができます 自動決定は 関係者ロールでフラグ責任が設定されている場合に行われます 責任は以下のように更新する必要があります アカウントマスタデータでの直接的に責任を負う関係者の更新 間接的に責任を負う関係者の更新 : これは 従業員がアカウントに対して直接的に責任を負う ( マニュアル割当 ) わけではない場合に実行することができます 責任は 国 地域 郵便番号などの顧客属性によって異なります 地域などの従業員関係者ロールの責任を入力します この責任と一致する地域で受注が登録されると 対応する従業員がデフォルトになります SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 379

380 直接的な責任は 間接的な関係よりも重要です つまり 対応する関係者ロールでアカウントに対して入力された直 接的な責任がある場合 間接的な責任は関連しなくなります 詳細については 作業配分を参照してください コピーされた伝票またはフォローアップ伝票での新規関係者ロール導入する新規関係者ロールを 伝票間でコピーすることができます これは 伝票のコピーおよびフォローアップ伝票の登録に有効であり コピーされた伝票およびフォローアップ伝票での関係者と同様です 前提条件は 定義した新規関係者ロールが元伝票と対象伝票の両方に追加されていることのみです 関係者ロールに関連するビジネスパートナロールの用途 以下の表は どの関係者ロールをどのビジネスパートナロールと組み合わせることができるか および関係者ロール の意味を示しています 関係者ロール 関係者ロールの内容説明 ビジネスパートナロール アカウント 商品またはサービスを購入する関係者 アカウント 販売者 商品またはサービスを販売する関係者 会社 出荷先 商品またはサービスの出荷先の関係者 ビジネスパートナ サプライヤ 商品またはサービスを供給する関係者 会社またはサプライヤ 支払人 商品またはサービスに対して支払う関係者 ビジネスパートナ 受取人 供給した商品またはサービスに対する支払を受け取る関係者 ビジネスパートナ 請求先 供給した商品またはサービスに対する請求を受け取る関係者 ビジネスパートナ 受信者 (CC) メッセージのコピーを受信する関係者 ビジネスパートナ 受信者 (BCC) サービス / サポートチーム 他の受信者に知られることなくメッセージのコピーを受信する関係者サービス依頼と顧客クレームの処理 およびサービスオーダーの計画と準備に責任を持つ関係者 ビジネスパートナ 機能 ' サービス ' を持つ組織セン タ 販売パートナ 別の会社の業務トランザクションを開始および実行する関係者 ビジネスパートナ 競合他社 会社にとってビジネスの競争相手となる関係者 ' 競合他社 ' として入力されたビジネスパートナ 受信者 メッセージを受信する関係者 ビジネスパートナ 送信者 メッセージの発生元の関係者 ビジネスパートナ アカウント 活動が割り当てられる関係者 ビジネスパートナ オーガナイザ アポイントメントの構成に責任を負う関係者 ビジネスパートナ 参加者 アポイントメントの参加者として必要とされる関係者 ビジネスパートナ 従業員責任者 何かの責任を負う関係者 この関係者は内部従業員または外部 従業員 従業員 処理者 何かを処理する関係者 従業員 活動担当者 現在の活動を参照する関係者 ビジネスパートナ サービス実行チーム サービスオーダーの実行責任を負う関係者 機能 ' サービス ' を持つ組織センタ SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

381 関係者ロール 関係者ロールの内容説明 ビジネスパートナロール サービス実施担当者 サービスを実施する関係者 従業員 販売単位 ビジネスプロセスで製品の販売管理に責任を負う組織ユニット 機能 ' サービス ' を持つ組織センタ コール参加者 営業員 運送業者 電話やインターネットチャットなどのリアルタイムコミュニケーションに参加する関係者企業の販売部門に属するか または販売タスクを実行する関係者輸送やその他の関連サービスを外注することで自社のサービスを補い 複合サービスを単一パッケージで顧客に提供する関係者 ビジネスパートナ 従業員 ビジネスパートナ 組織ユニット活動に割り当てられる組織ユニット組織センタ 取引先担当者伝票において取引先担当者である関係者取引先担当者 7.2 受注ビュー 受注クイックガイド 受注のステータスを把握することは 顧客の要件を適切に処理していることを示し 会社について好印象を顧客に与えます 顧客からの問合せに素早く正確に対応するためには すべての受注に関する正確で完全な情報にアクセスできるシステムが必要となります 会社がプロジェクトの管理および制御導入フォーカスを選択しているため ソリューションと以下に概説される標準には少し差異があります 詳細については プロジェクトの管理および制御で異なる機能を参照してください システムが配置されていない場合は スコーピング関連のフィルタが存在しないため すべての情報が表示されます 会社が購入 販売 および管理導入フォーカスを選択したため ソリューションと以下で説明されている標準には若干の差異があります 詳細については 購入 販売 および管理で異なる機能を参照してください システムが配置されていない場合は スコーピング関連のフィルタが存在しないため すべての情報が表示されます ビジネスバックグラウンド 受注処理 受注プロセスには 固定条件を含む特定の条件に従った製品またはサービスに対する受注の登録が含まれます 通常 受注は営業員によって登録され 販売見積 販売契約 または案件から生成することができます 製品の価格設定機能および利用可能在庫確認がサポートされています 売上原価は 製品評価を使用して決定できます 製品評価により 販売者が受注の収益性を評価することができます 受注を履行するためにサービスが必要な場合は サービ SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 381

382 ス明細を追加できます 必要に応じ サービス依頼をオーダーから直接登録できます また 受注処理では 製品に 対する顧客固有の価格および割引を指定できます 詳細については 受注処理 [ ページ 346] を参照してください キットのプロセスフロー 詳細については キットのプロセスフロー [ ページ 46] を参照してください 受注の承認受注プロセスには 固定条件を含む特定の条件に従った製品またはサービスに対する受注の登録が含まれます 通常 受注は営業員によって登録され 販売見積 販売契約 または案件から生成することができます 製品の価格設定機能および利用可能在庫確認がサポートされています 売上原価は 製品評価を使用して決定できます 製品評価により 販売者が受注の収益性を評価することができます 受注を履行するためにサービスが必要な場合は サービス明細を追加できます 必要に応じ サービス依頼をオーダーから直接登録できます また 受注処理では 製品に対する顧客固有の価格および割引を指定できます 詳細については 受注の承認 [ ページ 356] を参照してください 価格設定 価格設定は価格リストや割引一覧といった価格マスタデータに基づいて行われます 価格マスタデータは 販売プロセスおよびサービスプロセスのすべての業務伝票内で価格設定を自動的に計算するために使用されます 特定の場所で特定の日に受け取りが行われる特定の製品やサービスに顧客が支払わなければならない総額を決定するには 事前定義された価格決定表を使用します 価格決定表は リスト価格 割引 追加料金 運賃 税 原価といった価格要素から構成されています 合計値の計算には これらの価格要素の整合性が不可欠です 詳細については Customer Relationship Management での価格設定 [ ページ 152] を参照してください 価格設定の使用 販売伝票およびサービス伝票には 価格設定または価格設定および請求というタブがあります 関連する価格要素がすべて表示されます 必要に応じて これらの価格要素を変更することができます 詳細については 販売伝票およびサービス伝票での価格設定の使用 [ ページ 290] を参照してください 利益マージン 利益マージンおよび収益性に関する情報は 管理上の決定に非常に有用な場合があります そのため 販売伝票およびサービス伝票で利益マージンを計算することができます 詳細については 利益マージン [ ページ 225] を参照してください 税決定 一般に 会社は法律上 購入または販売する製品の税を計算し これらの税を顧客に課す必要があります 製品の提供後 各税務当局に対して税の申告および支払を行う必要があります 消費税 (VAT) 売上税および使用税 源泉徴収税の税タイプについては 大部分が自動化された税計算によるサポートが提供されます また これらの税の申告義務を効果的に管理するためのレポートツールも提供されます 詳細については 税決定 [ ページ 9] を参照してください 与信限度チェック 一般に 会社は法律上 購入または販売する製品の税を計算し これらの税を顧客に課す必要があります 製品の提供後 各税務当局に対して税の申告および支払を行う必要があります 消費税 (VAT) 売上税および使用税 源泉徴収税の税タイプについては 大部分が自動化された税計算によるサポートが提供されます また これらの税の申告義務を効果的に管理するためのレポートツールも提供されます 詳細については 与信限度チェック [ ページ 357] を参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

383 受注から入金 ( 在庫販売 ) 受注から入金 ( 在庫販売 ) ビジネスシナリオでは 販売見積 受注 出荷 顧客請求書 および支払を処理する幅広 い標準機能を使用して 在庫販売を行うことができます このシナリオには 利用可能在庫確認 価格設定 クレジットカード 与信限度チェック 自動オーダー登録などの機能が含まれます 詳細については 受注から入金 ( 在庫販売 ) を参照してください 受注から入金 ( 標準化サービス ) 受注から入金 ( 標準化サービス ) ビジネスシナリオを使用すると 見積の処理 サービス明細を含む受注の登録 サービス実行の計画 および販売されたサービスの実現 確認 請求を行う機能とともにサービスを販売することができます サービスの販売は 主要な業務ラインや物理的な商品の付加価値サービスとなる可能性があります 詳細については 受注から入金 ( 標準化サービス ) を参照してください 受注から入金 ( プロジェクトベース製品およびサービス ) 受注から入金 ( プロジェクトベースの製品およびサービス ) ビジネスシナリオを使用して プロジェクトベースの製 品およびサービスの顧客への販売におけるすべてのエンドツーエンドプロセスを管理します このシナリオでは プ ロジェクト管理により販売見積および受注が統合され 顧客のプロジェクトに対して記録された時間および経費の顧 客請求書を登録することが可能になります 請求書は 実費精算基準 定額料金基準 またはその両方の組合せで登録することができます 顧客請求書が発行されると 顧客支払がモニタできます このシナリオでは プロジェクト原価および収益に基づいてプロジェクト収益性の分析もサポートされます 詳細については 受注から入金 ( プロジェクトベース製品およびサービス ) を参照してください 受注から入金 ( 仕入先直送発注処理 品目 ) 受注から入金 ( 仕入先直送発注処理 - 品目 ) ビジネスシナリオを使用すると 会社は 自社からではなくサプライヤから直接顧客に製品 ( 製品仕様書あり または製品仕様書なし ) を出荷するために使用される受注を登録することができます システムで購買契約とリスト価格の一方または両方が割り当てられている製品の受注をリリースすると 仕入先直送購買依頼が自動的に登録されます 仕入先直送購買発注は自動またはマニュアルで登録することができます 納入通知が送信されてきたら サプライヤの確認データをシステムに入力することができます この仕入先直送に基づいて サプライヤ請求および顧客請求がトリガされます 受注から入金 ( 仕入先直送発注処理 - 品目 ) シナリオは 常にサプライヤから直接出荷する場合 または例外的な場合にのみサプライヤから直接出荷する場合に使用することができます 詳細については 受注から入金 ( 仕入先直送発注処理 品目 ) を参照してください 受注から入金 ( 受注生産 ) 会社は 受注から入金 ( 指定製品 ) ビジネスシナリオを使用して 特定の顧客需要に対応する製品を生産および販売することができます 顧客固有の所要量を含む製品仕様書とともに販売見積または受注を登録し 受注明細の多段階需要を計画して 必要な製品の供給を登録することができます 顧客の所要量に基づいて品目をオーダーして受け取り 製造指図をリリースして 生産タスクを登録することができます タスク確認時に 特定の顧客需要のために補充された品目のみが消費されたことが確認されます アウトプット製品は 常に 特定の在庫として確認されます 最終検査によって 顧客所要量に準拠していない単位があるかどうかが識別されます 出庫を転記することができます 出荷が登録され 製品が顧客に出荷されます 出荷に基づいて請求書が登録され 財務会計が更新されます 詳細については 受注から入金 ( 受注生産 ) を参照してください 顧客契約管理 顧客契約管理ビジネスシナリオでは サポート受領権または管理対象サービスのフレームワーク内で サービスに関連する契約を登録および管理できます また 以下の機能も提供されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 383

384 契約に対して実行されるサービスの履行および確認を可能にする サービス依頼とサービス確認処理のシームレスな統合 契約明細の請求書スケジュール 契約テンプレートを使用した受注からの ( 標準 ) 契約の生成 実費精算ベースで販売される明細に対する価格契約このシナリオでは 契約に対するサービスの提供を直接サポートする関連領域からのビジネス機能 ( 財務管理における支払期日明細および支払の処理など ) が統合されます 詳細については 顧客契約管理を参照してください タスク受注の登録 1. 受注ビューを選択します 2. 新規登録をクリックして受注を選択するか 主要タスクの新規受注をクリックします 新規受注クイックアクティビティが開きます また 以下から受注を登録することもできます 販売見積ビューにある販売見積または契約の販売見積 リードビューにあるリード 案件ビューにある案件 サービス依頼ビューにあるサービス依頼 受注 ( キットを含む ) をコピーするには 各明細を選択し コピーをクリックします また 新規受注画面から参照して登録をクリックすることで 受注 ( キットを含む ) を参照して受注を登録することもできます さらに 新規受注画面から参照して登録契約をクリックすることで 契約を参照して受注を登録することもできます アカウント ID 製品 ID 価格契約などの詳細は 契約から受注に自動的にコピーされます 3. 受注に関連するアカウントの詳細をアカウント項目に入力します アカウント ID やアカウント名などです 関連するマスタデータがアカウント 主要担当者 出荷先またはサービス受領者 請求先 従業員責任者 およびすべてのデフォルト販売データに自動的に表示されます 必要に応じて 選択ダイアログを開くアイコンをクリックしてアカウントを検索します 受注が新規アカウントに関連する場合は 新規登録をクリックして一意のアカウント番号を生成します 4. 一般で 受注を識別するための詳細をさらに入力します 内容説明項目に 受注の内容説明を入力します 必要に応じて 外部参照項目に 顧客が自分の受注を識別するために使用する ID を入力します アカウントの支払および出荷の詳細が利用可能な場合は 対応するデータが受注に自動的にコピーされます データはアカウントの販売ビューからコピ ーされ 受注で決定される関連流通チェーンによって異なります SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

385 5. 出荷またはフルフィルメントでは 受注の出荷 / フルフィルメント優先度を定義することができます 関連流通チェーン ( 販売組織と流通チャネルの組合せ ) のアカウント販売データで 出荷 / フルフィルメント優先度が更新されている場合 この項目にはすでにデフォルト値が含まれている可能性があります このデフォルト値は 必要に応じて変更することができます 出荷優先度で即時を選択すると 受注は緊急受注として処理され 実行部門に自動的にリリースされます これにより 出荷ロジスティクス管理ワークセンタの顧客需要ビューでは この受注は自動的にリリース済に設定され 出荷ロジスティクスワークセンタの出荷管理ビューに即時に表示されます 6. 明細で製品またはサービスの詳細を入力します アイテムとしてキットも入力することができます 1. 製品 ID 項目に 製品またはサービス ID を入力します 必要に応じて 選択ダイ アログを開くアイコンをクリックして製品またはサービスを検索します 内容説明 とリスト価格が自動的に表示されます タイプサービス - 定額料金 ( 実績なし ) のサービス明細の製品 ID を入力し 受注を複数顧客プロジェクトに割り当てた場合は 原価および収益割当の下にプロジェクトによるサービスフルフィルメントが表示されます この区分は デフォルトでは選択が解除されています このチェックボックスを選択すると 以下のステップが実行されます 受注からではなく プロジェクトからの原価計画 受注明細レベルの必須項目労務リソースおよび期間の非必須項目への 変更 これにより 販売実行用のサービス明細のリリースと請求書の生成が可能に なります 受注で使用されているものと同じアカウント ID および製品 ID を持つ既存の契約がある場合は 参照契約 ID - 契約明細 ID 項目に入力できる利用可能な契約の一覧が提案されます 2. 必要な数量を入力します 金額が自動的に計算されて表示されます 製品が要求日付に利用可能であるかどうかもチェックされます キットには キットヘッダで数量を入力でき キット構成品目の数量がそれに応じて調整されます キット構成品目の数量を編集することはできません 明細のリスト価格は 更新されていれば自動的に取得されます リスト価格が更新されていない場合 マニュアルでリスト価格を入力でき ます キットには 価格設定はキットヘッダレベルでのみ適用できる ため キットヘッダでリスト価格を入力できます フルフィルメントを外部または内部として選択できますが キットで はキットヘッダレベルでのみ行うことができます 3. 上記のステップを繰り返して追加の明細を入力します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 385

386 簡易入力を使用して複数の明細を入力することもできます 簡易入力をクリックして 価格設定のトリガや製品利用可能在庫をチェックせずに 複数の明細を入力します 空白行が 10 行生成されます 5 行入力すると 新たに空白行が 10 行自動的に追加されます また コピー フォローアップ または送信などの一部の機能は無効になります 明細をすべて更新した後で 簡易入力チェックまたは保存をクリックします 登録したすべてのデータがチェックされ 価格設定および製品利用可能在庫確認が実行されます 4. 必要に応じて テキスト明細を入力したり明細の順序を変更したりして 受注の明 細を構成できます テキスト明細の登録 テキスト明細を登録して 下の明細のヘッダとして使用したり 販売見積 や受注確認への追加テキストの印刷に使用できます 製品 ID の入力は不 要で テキストを入力するだけです テキスト明細は価格設定や出荷に関 係しません テキスト明細は コピーおよびフォローアップシナリオで販 売見積および受注にコピーされます 明細の順序変更または再採番販売見積や受注の明細の順序を変更し 販売見積や受注確認で明細が論理的な順序で表示されるようにすることができます たとえば 通常の明細と関連するテキスト明細がまとまるようにします これは次の方法で実行できます 明細を選択し をクリックして上に移動するか またはをクリッ クして下に移動します 既存の 2 つの明細の行番号の間になる行番号をマニュアルで入力し それらの明細の間に明細を配置します これを行った後 システムで行番号をリセットして 販売見積や受注確認で行番号が連続して表示されるようにすることができます これを実行するには 再採番をクリックします 明細の順序は 設定時のまま保持されます 明細の順序は以下の条件の場合に変更できます 販売見積または受注が 先行する販売伝票に基づいていない 販売見積または受注に 後続する販売伝票がない 明細の順序は販売見積や受注を提出した後でも変更できます これらの機能は以下の場合は使用できません 移行された販売見積および受注の場合 契約の見積の場合 ソース項目が A2A B2B またはインターネットになっている販売見積および受注の場合 ATP チェックに関係する明細を 1 つ以上含む受注の場合 リリースされた受注の場合 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

387 ビジネスコンフィグレーションに基づいて 以下のチェックが実行されます 製品の利用可能在庫確認 : 即時に実行されるか 受注の利用確認在庫確認ボタンをクリックすると実行されます 緑信号は 要求日付で依頼数量を利用できることを示します 赤信号は 要求日付で依頼数量をまったく利用できないことを示します 黄信号は 遅延納入であるか または利用可能な依頼製品の確認済数量が不足していることを示します 製品を利用できない場合は 予測製品数量に基づいて選択した明細を置換するため 製品交換を選択して 代替製品 製品仕様 書 または出荷元ロケーションを検索します この検索では 予測製品数量が計算される時間枠を示す期間を更 新することができます 予測数量は 設定された期間を考慮し て ( 輸送時間および補充リードタイムは考慮されません ) 利用 可能在庫に供給を足したものから需要を引いて計算されます 伝票のアカウント ( 債務者 ) または合計総額が変更された場合は 与信限 度がチェックされます 与信限度チェックの詳細については 与信限度チェック [ ページ 357] を参照してください 7. 次に 受注を送信します 受注の送信には 以下のオプションを使用することができます オーダーリリースは 受注のリリース用です 受注のステータスは 準備中から未処理に変わります 受注は 供給計画 出荷ロジスティクス管理 プロジェクト請求で有効になります ATP の結果は 品目明細に対してバインドされます プロジェクトベース明細は 請求および受注完了が実行されるプロジェクト請求に転送されます 詳細については プロジェクト請求 [ ページ 203] を参照してください 受注の承認プロセスを有効化した場合は 最初に承認プロセスが開始され このプロセスが終了すると 受注が自動的にリリースされます オーダー確認をアカウントに送信は 出力設定 ( アカウントへの電子メールまたは FAX の送信 プリンタへの受注の送信など ) に基づいて 受注確認を送信し まだリリースされていない受注をリリースします 以下のオプションは 標準化サービス明細のみで使用することができます サービス実行へのリリースは サービス実行のオーダーパイプラインビューにすべ てのサービス明細を送信し まだリリースされていない受注をリリースします サービス実行確認は 実行のためにすでにリリースされている確認に関連するサー ビス明細のサービス確認画面を開きます サービス実行完了は すべてのサービス明細を請求書提案プロセス ( サービス確認 を必要としない請求書用 ) に送信します 8. これで 新規受注がシステムに保存され 受注ビューの一覧に追加されます この一覧から受注を開くには 適切な受注 ID リンクをクリックします SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 387

388 前受 / 前払金登録をクリックすると 受注ビューの一覧から選択した受注に対する前受金請求を登録することができます 該当する前受 / 前払金は その後自動的にリリースされます この前受 / 前払金は 消込処理の後 特定の受注に関連する請求伝票で考慮されるようになります 受注が準備中であり 受注を保存しただけである場合 利用可能在庫確認はバイ ンドされません 一括納入受注の登録 1. 受注の一般で 一括納入をクリックします 2. 出荷規則の値 ( 単独納入 - 全量など ) を選択することができます この値は すべての製品明細にコピーされます 3. 同じ要求日付 出荷先住所 および出荷規則を持つすべての製品は 自動的に同じ出荷グループを取得するため まとめて出荷されます 出荷グループの納入期日が遅すぎる場合は オプションで非表示項目シミュレーション納入日程行を使用して 明細テーブルのシミュレーション納入期日を表示することができます これは 製品ごとの最早納入期日および数量をシミュレートし 可能なより早い納入期日を表示します 1 つの製品のみが遅延納入の原因である場合は この製品の出荷規則複数の出荷 / 納入を選択して 出荷グループからこの製品を削除す ることができます ( これにより すべての明細に対して新たに利用可能在庫確認がト リガされます ) この場合 この製品は後で出荷されます 詳細については 一括納入受注を参照してください Microsoft Excel を使用した受注の登録 事前定義された Microsoft Excel テンプレートに受注を入力し それを SAP Business ByDesign システムにアップロードすることで 受注を登録することができます このタスクの詳細については ここを参照してください 受注における契約の販売 契約テンプレートを参照する権利製品を受注明細に入力すると 受注をリリースした後で 契約が自動的に生成されて受注にリンクされます このタスクの詳細については ここを参照してください 供給元の割当 詳細については ここを参照してください 受注からのプロジェクトの登録 顧客に販売するサービスの作業は 受注から直接登録される顧客プロジェクトで内部的に追跡することができます 詳細については ここを参照してください 請求書スケジュールの登録 請求時間枠を使用して 伝票の請求書スケジュールを登録することができます 1. 価格設定および請求で 請求書スケジュールを選択します SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

389 2. 請求時間枠編集をクリックします これで たとえば当年の月次の繰返パターンを使用して 新規時間枠を編集するか既存の時間枠を表示することができます 選択した請求時間枠を明細に割り当てるには 適用済チェックボックスを選択します 3. OK をクリックします 適用された明細の月次の請求書日付が登録されます 請求書スケジュールを順を追って登録することもできます 1. 価格設定および請求で 請求書スケジュールを選択します 2. 明細追加をクリックします これで 複数の請求日付を登録する明細を選択することができます 3. 日付追加をクリックし 選択した明細の複数の請求書日付を更新します 請求書スケジュールの詳細については 請求書スケジュール [ ページ 358] を参照してください 免税証明書の登録 このタスクの詳細については ここを参照してください 受注の更新 1. 受注ビューを選択します 2. 受注を編集するには 以下の方法があります 一覧で受注を選択し 編集をクリックして受注クイックアクティビティを開きま す 一覧で受注 ID を選択して受注ファクトシートを開き すべて表示をクリックし て受注エディタを開きます 3. 一般タブページで受注の詳細を変更します 製品の場合 出荷で 受注の出荷優先度 必要なインコタームズ および受注のインコタームズロケーションを選択します 出荷プロセスを一時的にブロックすることもできます サービスの場合 フルフィルメントでフルフィルメント優先度を選択します 支払で 支払条件を選択します 支払方法一覧からクレジットカードを選択した場合は 追加項目が表示されます クレジットカード情報は 関係者ロール支払人マスタデータからデフォルト設定されます 複数のクレジットカードが更新されている場合は 支払人からのクレジットカードトークンが選択可能になります 受注に新しいクレジットカードを割り当てる必要がある場合は 最初に クレジットカードをアカウントマスタデータに登録する必要があります 承認詳細をチェックするには 承認ステータスをクリックします 内部コメントおよび顧客情報を表示および変更することができます 受注の内部コメントおよび顧客情報項目のノートは マスタデータからコピーされます ヘッダレベルでは ノートはアカウントマスタデータから以下のようにコピーされます 内部販売ノートで入力されたテキストは 内部コメントにコピーされます 外部販売ノートで入力されたテキストは 顧客情報にコピーされます 明細レベルでは ノートは製品またはサービスマスタデータから以下のようにコピーされます 販売ノートで入力されたテキストは 顧客情報にコピーされます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 389

390 受注のすべてのテキスト項目を変更することができますが ヘッダレベルでアカウ ントを変更すると ノートは新しいアカウント 製品 またはサービスのテキスト で上書きされます 必要に応じて 情報をさらに入力または変更します アカウントの支払および出荷の詳細を利用できる場合は 対応するデータが 受注に自動的にコピーされます データは 受注で決定される関連流通チェ ーンに応じて アカウントの販売ビューからコピーされます 受注でこれら の詳細に対して行う変更は その受注のみに影響し アカウントの詳細には影響しません 4. 明細を編集するか 新しい製品またはサービスを受注に追加するには 明細を選択 します 1. 行追加をクリックして テーブルに新しい行を登録します 2. 製品 ID 項目に 製品またはサービス ID を入力します 必要に応じて 選択ダイアログを開くアイコンをクリックして製品またはサービスを検索します 内容説明と価格が自動的に表示されます オプションで 価格をマニュアルで入力 または変更することができます 3. 必要な数量を入力します 予測値が計算されて表示されます 製品が要求日付に依頼数量で利用可能であるかどうかもチェックされます 4. 明細テーブル自体のオプションとして 製品仕様書列をテーブルに追加し 定義済の製品仕様書を各明細に割り当てることができます 5. 上記のステップを繰り返して追加の明細を入力します 要求日付で製品を利用できる場合は緑信号 製品をまったく利用できない場合は赤信号 いくつか在庫があっても 受注を満たすだけの在庫がない場合は黄信号が表示されます 要求日付に半分の製品を出荷し 残りの製品を後で出荷したり 製品の全数量を要求日付以降に出荷したりする代替オプションが提供されます 6. 明細の価格履歴にアクセスする場合は 一覧で明細を選択して価格履歴をクリックします 対応するアカウント 製品 および製品仕様書を使用して 他の販売見積または受注の価格履歴が表示されます また オプション検索を使用して 他の製品の価格履歴を参照することができます 5. 受注の進捗状況を追跡し 販売見積 サービス依頼 顧客請求書 または出荷などのすべての関連伝票にアクセスするには 伝票フロータブページを選択します 伝票フローの拡張ビューでは アポイントメントや活動タスクなどの関連活動も参照することができます 詳細については 伝票フローを参照してください 6. 受注エディタの上部で保存をクリックして更新した受注を保存し 閉じるをクリックして受注ビューに戻ります 更新した受注がシステムに保存され 受注ビューの受注の一覧からアクセスすることができます この一覧から受注を開くには 適切な受注 ID リンクを選択します 受注の取消 1. 受注ビューを選択します 2. 取り消す受注を一覧で選択し 編集をクリックして受注クイックアクティビティを開き すべて表示をクリックします 3. 受注を取り消すには 以下のオプションがあります SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

391 ヘッダで受注全体を取り消すことができます 1. これを実行するには 一般タブページを選択し 拒否理由から値を選択します 2. 受注を保存した後 拒否理由は まだ個別に取り消されていない明細にコピーされます 個別の明細を取り消すことができます 1. これを実行するには 明細を選択し 取り消す明細を選択します 2. 明細の詳細タブページで 拒否理由から値を選択します 3. 取り消す明細すべてについてこのステップを繰り返し 受注を保存します 明細の出荷ステータスが処理中である場合は 明細がすでに顧客に送信され ている可能性があるため 明細を取り消す前に倉庫に連絡してください 個別の明細をすでに取り消している場合 残りの明細について 一般タブで受注全体を取り消すことができます 一般タブで設定した取消理 由が残りの明細にも適用されます ヘッダで拒否理由を削除することができます その場合は ヘッダおよびヘッダで取り消されるすべての明細で取消が削除されます 明細での個別 の取消は影響を受けずに残ります 受注のステータスが準備中の場合は 受注ビューで受注を削除することも できます 受注の実行がリリースされ ステータスが処理中の場合は 倉庫に連絡し て取消が受け入れられたことを確認する必要があります 取り消した受注にプロジェクトが割り当てられている場合は プロジェク トをマニュアルで終了または停止することができます 取り消した受注明細にプロジェクトタスクが割り当てられている場合 プ ロジェクトタスクのステータスが計画中の場合はプロジェクトタスクを削 除することができます それ以外の場合は このプロジェクトタスクへの 割当は伝票用に残されます 受注の削除 1. 受注ビューを選択します 2. 削除する受注を一覧で選択して 削除をクリックします 明細がない会社間プロセスで登録された受注か 外部システムから取得した受注のみを 削除できます 受注の取消 いくつかの理由で 受注を取り消すことができます たとえば 顧客が発注した製品を必要としなくなった場合や 実行部門で問題が発生し 製品を出荷できなくなった場合に受注が取り消されます 詳細については ここを参照してください SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 391

392 ライフサイクルステータスの追跡 1. 受注ビューを選択します 2. 表示 : 項目の事前定義済検索のいずれかを選択し 実行をクリックします 3. これで 受注のステータスを追跡することができます オーダーのライフサイクルステータスは 以下のとおりです 準備中これは初期ステータスです アカウントおよび関係者を制限なしに編集することができます このステータスのオーダーは削除することができます BtoB から発生したオーダーまたはフォローアップ活動があるオーダーを削除することはできません 未処理 このステータスは オーダーがリリースされていることを示します 受注した製 品はロジスティクスに転送され オーダーから削除できなくなります 処理中 このステータスは 少なくとも 1 つの明細の実行がリリースされていることを 示します 以下の項目は参照専用になります 明細レベルでは数量 出荷先 および要求日付 および一般タブビューからコピーされたインコタームズです 完了済このステータスは オーダーが請求済であるか 一般ビューで拒否理由を入力することによって取り消されたことを示します 受注のステータスを完了済に変更するには 明細が正しく取り消されているか 少なくとも 1 つの明細の出荷ステータスが終了済になっていることを確認してください 4. 販売見積 サービス依頼 顧客請求書 または出荷などの関連伝票を詳しく調べる場合は 受注ファクトシートでそれらにアクセスすることもできます これを実行するには 受注 ID をクリックし 詳細タブを選択します 受注ワークリストからのターゲットグループの登録 マーケティング目的で ワークリストで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのためには 以下の手順に従います 1. 必要なワークリストを呼び出し ニーズに応じて変更します 2. エクスポートをクリックしてから ターゲットグループへをクリックします 新規ターゲットグループ画面が開きます 3. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します 受注与信実行 この文書について 受注与信実行では スケジュールされた時刻に選択基準を満たす受注の与信限度チェックを自動で実行できます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

393 一括データ実行 (MDR) 一括データ実行 (MDR) とは タスクまたは取引の自動一括処理です MDR はビジネスデータの一括処理を可能にし 請求書実行 支払権限実行 残高確認実行などのビジネスプロセスで使用されます ユーザが MDR をスケジュールする際には MDR はバックグラウンドジョブとして提示されます スコーピング中に MDR のデフォルトバリアントを指定することができます MDR の登録と更新はワークセンタで行います ユーザは ジョブスケジューラを使用して 1 回または指定した時刻に定期的に実行されるように実行をスケジュールします アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタのバックグラウンドジョブビューで 他のワークセンタでユーザが登録した MDR ジョブを監視および再スケジュールすることができます 詳細については 一括データ実行 (MDR) [ ページ 147] を参照してください 受注与信実行の登録 1. 受注ワークセンタの受注与信実行ビューで 新規登録をクリックし 新規受注与信実行画面を開きます 2. パラメータの選択実行 ID を入力し 必要な場合は 実行のテキストを入力します 以下の制御パラメータは 実行を登録するために必要です アプリケーションログコンテンツ : 以下を選択できます 全詳細 詳細なし強制終了強制終了とエラー強制終了 エラー 警告 3. レビュー受注与信実行の詳細をレビューし 保存をクリックします 有効に設定をクリックして 実行を有効化します 4. 確認必要に応じて 次のうちいずれかのオプションを選択します 即時に実行をスケジュールしない場合は 閉じるをクリックします 即時に実行を実行する場合は 即時実行スケジュールを選択します 実行の日付と時刻を定義する場合は 個別実行スケジュールを選択します 実行ステータスの設定プロジェクト購買依頼実行ビューのアクションで ステータスを以下に設定できます 無効に設定を選択すると 有効な実行が無効ステータスに設定されます 無効取消を選択すると 無効な実行が改訂中ステータスに設定されます 有効ステータスに設定するには 再有効化する必要があります プロジェクト購買依頼実行のスケジュール 1. 受注ワークセンタの受注与信実行ビューで 実行を選択し スケジュールをクリックしてジョブをスケジュール画面を開きます 2. 必要に応じて 次のうちいずれかのオプションを選択します 即時に実行を実行する場合は 即時開始を選択します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 393

394 ジョブ後に実行を選択し ジョブを選択します 実行は 指定したジョブの直後に実行されます 実行の日付と時刻を定義する場合は 個別実行を選択します 定期的に実行を実行する場合は 繰返を選択して 実行の繰返 ( 日次 週次 月次など ) を選択します 3. 実行を保存して受注与信実行ビューに戻るには 保存して閉じるをクリックします 実行のスケジュールが完了し 指定したとおりに実行されます 4. 各実行の詳細を知るには 受注与信実行画面で実行を選択します 実行の情報が詳細タブに表示されます 7.3 顧客契約ビュー 顧客契約クイックガイド 契約は日々の業務に欠かせないもので サプライヤと顧客は契約に基づいて定期的に合意について交渉し 請求と支 払を調整します 契約ビューでは 品目とサービスに関連する契約を登録および管理することができます 契約は受注 サービス依頼およびサービス確認処理にシームレスに統合されています 契約に対して実行された品目とサービスの販売を履行し 確認することができます 定額料金の販売済契約明細の請求書スケジュールを更新したり 実費精算ベースで販売済明細の価格契約を設定したりすることができます 会社が導入フォーカス購入 販売 および管理を選択した場合 ソリューションと以下に概説される標準には少し差異があります 詳細については 購入 販売 および管理の販売で異なる機能を参照してください ビジネスバックグラウンド 顧客契約テンプレートクイックガイド 契約テンプレートビューによって 顧客契約を迅速かつ効率的に登録するために営業員が使用する契約テンプレートを一覧化および処理することができます ここでは 契約テンプレートを設定し 受領権にリンクすることができます 詳細については 顧客契約テンプレートクイックガイドを参照してください サービス依頼処理 サービス依頼処理は サービス依頼の登録から始まり サービスデスク担当者が依頼の解決を確認した時点で終了します サービス依頼は 顧客が電話でサービスデスクに ( 製品などに関する ) 問題の解決を依頼した時点で登録されます サービス依頼には 問題のテキストおよび分類に加えて 解決の文書および結果が含まれます サービス依頼処理の目的は 顧客満足度を最大限に高めるため これらの依頼をできるだけ効率的に解決することです 特定フェーズでは 顧客から提供された情報をシステムの既存の顧客データおよび製品データと容易にマッチングできます 特定後 顧客は過去 処理中 または計画済の活動またはインタラクション ( 過去の依頼や電話など ) を参照できます 最適化されたノート 選定 および分類機能により 顧客の問題をより迅速に記録できるようになります 詳細については サービス依頼処理を参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

395 サービスビジネスバックグラウンドサービスビジネスバックグラウンドでは サービスプロセスを含む 3 つのビジネスシナリオとそのバリアントの詳細なレビュー およびこれらのシナリオの設定に必要なシステムアクティビティの詳細な説明が提供されます 依頼から解決ビジネスシナリオは 主にサービスを提供する会社に関連します このビジネスシナリオは コミュニケーションからサービス依頼の管理 そしてナレッジデータベースの管理と更新まで 顧客サービス活動のすべての要素をカバーします フィールドサービス / 修理ビジネスシナリオは 主に製造会社または 1 つ以上の製造業者に対してアフターサービスを実行するサービスプロバイダに関連します このビジネスシナリオは サービスおよび修理活動のすべての要素をカバーします 受注から入金 ( サービス ) は 製品とともに販売される製品関連サービス ( トレーニングパッケージなど ) や 個別の業務ラインとしてのサービス ( 独立した構築サービスを提供するビルダなど ) を提供する会社に特化した販売シナリオです このビジネスシナリオは サービス販売の受注から請求書およびその他の財務伝票まで 受注から入金の処理のすべての要素をカバーします 詳細については サービスを参照してください 依頼から解決 依頼から解決ビジネスシナリオでは サービス部門が顧客サービスを提供し 見込顧客および既存顧客にサポートを提供することができます このビジネスシナリオでは 複数の入力チャネルから問合せを受信し サービス依頼を登録および処理することができます さまざまな出力チャネルを使用して顧客にソリューションを提供し フィールドサービスなどの適切なフォローアップ活動をトリガすることができます また 以下に関する拡張機能もあります サービス依頼を効率的に解決するためのナレッジベースサポート 法的要件を満たし 製品の欠陥および不良に対する権利を管理するための顧客保証 パフォーマンス目標および期日を監視するためのサービスレベル 詳細については 依頼から解決を参照してください 顧客契約管理 顧客契約管理ビジネスシナリオでは サポート受領権または管理対象サービスのフレームワーク内で サービスに関連する契約を登録および管理できます また 以下の機能も提供されます 契約に対して実行されるサービスの履行および確認を可能にする サービス依頼とサービス確認処理のシーム レスな統合 契約明細の請求書スケジュール 契約テンプレートを使用した受注からの ( 標準 ) 契約の生成 実費精算ベースで販売される明細に対する価格契約 このシナリオでは 契約に対するサービスの提供を直接サポートする関連領域からのビジネス機能 ( 財務管理における支払期日明細および支払の処理など ) が統合されます 詳細については 顧客契約管理を参照してください 顧客契約の移行 移行テンプレートを使用し レガシシステムから SAP Business ByDesign に顧客契約を移行することができます 詳細については コンフィグレーションガイド : 顧客契約の移行を参照してください SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 395

396 タスク契約の登録 1. 新規登録をクリックし 契約を選択して 新規契約エディタを開きます または 主要タスクで新規契約を選択します 契約の見積からのフォローアップとして販売契約を登録することもできます 2. 一般タブの 主要情報で関連する契約情報を入力します a. 契約開始日付および契約終了日付と 契約が調印された時を文書化している契約日付を入力します 契約ヘッダ日付にはすべての明細開始日付および終了日付が含まれている必要があります 特にヘッダ開始日付はすべての明細開始日付より前で ヘッダ終了日付はすべての明細終了日付より後である必要があります コピーおよび拡張機能を使用して明細を更新する場合 契約終了日付は 明細の新規終了日付に適合するように自動的に拡張されます この変更を通知するメッセージが表示されます b. 正式な契約更新処理が業務に関連する場合 更新および解約タブの更新契約セクションで更新ルールを入力することができます この項目は情報目的のみで 空白のままでもかまいません さらに リマインダ項目で たとえば 1 カ月と期間を入力すると 契約終了の 1 カ月前に更新が間近であることを知らせるアラートが自動的に送信されます 契約上残っている日数も 契約終了前に必要なアクションを実行できるようにリマインダとして表示されます 更新設定は契約のすべての明細について有効です c. 正式な解約処理を使用する場合 解約契約セクションで解約規則を入力してください この項目は情報目的のみで 空白のままでもかまいません この規則は 詳細に注記を入力したり 契約最小有効期間を設定したりすることで追加説明をすることができます これは 1 年などの期間で その期間にアカウントは契約を守る必要があり 解約依頼があっても拒否されることがあります この解約規則および関連項目は一度ヘッダレベルに設定され 契約全体に対して有効となります 詳細については 以下の契約または契約明細の取消タスクを参照してください d. サービスレベルを入力してください ここで更新されるサービスレベルは サービス依頼が契約に準拠して登録される際に自動的に決定され 適用されます 明細タイプ品目を含む契約では サービスレベル項目は無効化されます 3. 明細タブでは 販売している製品を入力します これは 品目 サービス 経費 または受領権となります 行追加をクリックして 明細情報をさまざまなタブの詳細セクションに入力します 明細の追加処理を管理する明細タイプを指定します 契約を保存した後でも 明細タイプを変更することができます ただし 明細がすでにリリースされている場合は 明細タイプを変更することはできません SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

397 正味価格が価格単位項目で入力された期間 ( 例 : 1 カ月 ) を対象とする必要がある場合は 期間別価格チェックボックスをチェックします このチェックボックスを 設定する場合 数量単位は時間基準である必要があります 請求書スケジュール日付が明細数量に基づくようにする場合は このチェ ックボックスはチェックしないでください 期間別価格の明細には 請求書スケジュールを使用することをお奨めします ここ では 数量は文字の参考情報であり 正味額の計算にのみ使用されます これは 請求時間枠編集ボタンを使用して請求書スケジュールを更新する場合は 数量は関 連しないということです 正味額の計算には単価および 2 つの請求日付の間の期 間のみが使用されます 請求書スケジュールをマニュアルで登録する場合 やはりマニュアルで調整する必要のある数量が提示されます 数量および単価は同じに保 持 たとえば 両方とも 1 カ月などと指定することをお奨めします レンタルソフトウェアの価格は 1 日あたり 10 ドルです 契約の有効 期間は 1 年です 期間別価格が明細に対してチェックされます 総予想正味額は 10 ドルを 365 日で乗算し 3,650 ドルとなります 実行詳細で明細が内部で履行されるか 外部で履行されるかを指定し 請求 取 消 および原価および収益割当に関係のある追加情報を更新します 明細の原価および収益をプロジェクトタスクに割り当てる場合 これを直接費プロジェクトに関係させることができますが 複数顧客プロジェクトタスクを使用することをお奨めします 明細を顧客プロジェクトまたは間接費プロジェクトに割り当てることはできません またプロジェクト請求はここでは使用できません 権利付き製品タブで 受領権明細に含まれ アカウントの特権がある製品または製品カテゴリを一覧表示します このタブは受領権にのみ有効で 品目 サービス または経費には有効ではありません 価格契約タブで 契約固有のリスト価格および品目とサービスの割引をレビューし 更新します このタブは実費精算明細に対してのみ有効です 定額料金明細には表示されません たとえば タイプ実費精算の受領権明細の場合は 空白のままとなるリスト価格は更新しません これは 明細自体は請求されず 権利付き製品タブで更新される基本サービスが請求されるためです この権利付き製品の割引およびリスト価格を価格契約タブで更新します 請求方法の実費精算を含む契約明細で価格契約を更新する際に 行追加ボタンをクリックするとリスト価格が自動的に提示されます 次のようにリスト価格が提示されます 1. タイプ受領権 実費精算の明細では 対応するサービスまたは経費のリスト価格が提示されます 2. タイプサービス 実費精算および費用 実費精算の明細では 明細のリスト価格が提示されます 3. タイプ品目 製品 - 契約の明細では 対応する品目のリスト価格が提示されます 4. 対象製品タブで 契約で合意されている製品を入力します SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 397

398 ここでは 製品カテゴリ 製品 または登録された製品レベルで契約の保証範囲を指定 することができます または 不要な更新を回避して 単に全対象製品チェックボック スを設定することができます この場合 このアカウントの現在と将来の製品すべてが 契約の対象となります 明細タイプ品目 製品 契約を含む契約では 対象製品タブで情報を入力することはできません 5. 価格設定および請求情報を関連タブに入力します たとえば 請求書日付および請求対 象金額に関する詳細を含む請求書処理の請求書スケジュールを登録することができま す 詳細については 以下の請求書スケジュール登録タスクを参照してください 明細タイプ品目 製品 - 契約を含む契約では 請求書スケジュールを登録することはできません 6. 契約の明細を有効化するためには 明細レベルでリリースをクリックするか または ヘッダレベルで送信 リリースをクリックします 明細がリリースされると 有効と なりビジネスプロセスで適用可能となります たとえば 定額料金明細を直ちに請求す ることができます ヘッダレベルで複数の契約を一度にリリースする場合は 契約ビューからリリースする各種契約を選択し アクションをクリックし リリースを選択します 選択した契約に不整合のある契約またはリリース済の契約が含まれている場合 リリースアクションはすべての契約に対して実行されません 7. 新規契約をシステムに保存するには 保存をクリックします 8. 送信アカウントへの契約確認送信をクリックします 確認は印刷 FAX が可能です または電子メールで PDF 添付文書として顧客に送信することができます 米国 メキシコ およびカナダではローカルのレター形式がサポートされて いますが 他の国の特性は考慮されていません ドイツ スイス および中国では 制限はありません 他のすべての国は ドイツと同じページサイズです 9. 閉じるをクリックして 契約ビューに戻ります 新規契約は契約ビューの一覧に追加されます 契約を再度開くには 契約 ID をクリックします これで契約はフォローアップ品目およびサービス処理に使用することができます サービス依頼の契約決定に関する詳細については ここを参照してください 契約のライフサイクルステータスは 履行と請求が終了し 契約明細の期限が切れたときにのみ完了に設定されます 権利製品は契約で販売可能な製品のタイプの 1 つです 権利付き製品は権利製品の内訳または詳細である製品の一覧です 対象製品は契約によって合意されている製品です SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

399 プリンタの購入には プリンタにまつわる技術的な問題が発生した場合に年中無休のサポートが保証される関連保証プランが伴っています このサポートには 電子メールや電話によるリモートサポートとオンサイトサービスの両方が含まれています ここで 権利製品は年中無休のサポート 権利付き製品はリモートサポートとオンサイトサービス 対象製品はプリンタです 顧客固有拡張項目は アカウントまたは製品 ( もしくはその両方 ) のマスタデータから顧客契約へ および顧客契約からサービス確認および顧客請求書へ転送することが できます 契約ヘッダのセクション対象製品 および契約明細レベルの権利付き製品セクション も顧客固有項目で拡張可能です 契約のフォローアップ リリースオーダーは顧客契約処理では現時点でサポートされていません 標準の伝票フローは契約サービス依頼サービス確認請求書です ただし 契約 サービス依頼 そしてサービスオーダーにフォローアップとして登録することはできます この場合 サービスオーダーは契約から直接明細を取り消すリリースオーダーではないことに注意してください サービスオーダーは契約とは別の追加オーダーで 契約の対象とされていない顧客からの依頼に応える場合などが該当します 契約のフォローアップとして契約の見積を登録することもできます 契約テンプレートからの契約登録 詳細については ここを参照してください Microsoft Excel を使用した契約の登録 事前定義された Microsoft Excel テンプレートに契約詳細を入力し それを SAP Business ByDesign システムにアップロードすることで 契約を登録することができます このタスクの詳細については ここを参照してください 契約または契約明細の取消 1. アカウントが契約を解約することができる時期および条件を規定するためには 一般タブの更新および解約で解約規則を入力します この項目は情報目的のみで 空白でもかまいません この規則は 詳細に注記を入力したり 契約最小有効期間を設定したりすることで追加 説明をすることができます これは 1 年などの期間で その期間にアカウントは契約を守る必要があり 解約依頼があっても拒否されることがあります この解約規則および関連項目は一度ヘッダレベルにのみ設定され 契約のすべての明細に対して有効となります 2. 契約がリリースされると 関連する解約項目は有効化されます これによって 受信解約依頼をレビューし それが有効であるかとそれを発効させる時期を決定することができます 解約受信日付 解約依頼対象 解約理由 解約有効開始日付 SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 399

400 請求書取消 取消ステータス これらの項目はステータスリリース済または処理中の個別明細の取消について明 細レベルでも利用可能です 3. アカウントが電話 書面 FAX または訪問により契約の解約または明細の取消を行う 場合 この通信の日付と時刻を解約受信日付項目に入力します 4. アカウントが有効な解約日付 即時解約日付 または解約規則に合致しない日付を依頼 しているかどうかについて この情報を解約依頼対象項目に入力します 5. 解約理由を選択します 6. この情報に照らして 依頼された解約日付を解約規則と契約最小有効期間終了日付に対 して比較し いつ契約が解約されるべきかを決定することができます 解約有効開始日付を解約有効開始日付項目に入力します 7. 解約された契約に対する請求書の処理方法を決定します 請求書取消項目で 請求書依頼保持を選択し 既存請求書の処理を進めます つまり 請求書の取消は行われません または保留請求書依頼取消を選択して 予定されていた 請求書を取り消します 保留請求書依頼取消は たとえば 料金が発生しない 2 週間の取消期間を顧客に許可する場合などに関連します この 2 週間後に予定していた請求書は この方法で取り消すことができます 8. 保存します 取消ステータスは取消依頼済に更新されます 契約終了日付は即時には変更されません 上記の解約有効開始日付が監視され その日付に達するとステータスが取消済に更新され 契約終了日付が解約有効開始日付の 1 日前に設定されます たとえば 指定された解約有効開始日付が 2017/3/31 である場合 契約終了日付は 2017/3/30 に設定されます これは 解約有効開始日付は契約が指定された日付の開始時に有効でなくなることを意味し 契約終了日付は指定された解約有効開始日付の前日であることを示すためです 解約有効開始日付に達するまで 契約は有効であり 解約はいつでも取り消すことができます たとえば ステータスが取消依頼済の契約すべてをクエリし 一覧を顧客担当者に送信することで顧客の変心を試みることができます それが成功すれば 解約理由を削除するだけで解約を中止することができます 解約は中止され 前の契約終了日付が復元されます 契約明細のフルフィルメントの取消 明細で明細を選択し 取消フルフィルメントをクリックして契約の明細のフ ルフィルメントを取り消すことができます これは フルフィルメントステータスが終了の 契約のすべてのタイプの明細に適用されます 明細のフルフィルメントの取消によって フルフィルメントステータスが処理中に設定され 明細の取消オプションが有効になります 契約または契約明細の更新 1. アカウントが契約を更新することができる時期および条件を規定するためには 一般タブの更新および解約で更新ルールを入力します この項目は情報目的のみで 空白でもかまいません このルールは詳細に注記を入力することで追加で説明することができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

401 契約更新ルールは ビジネスコンフィグレーションワークセンタから 顧客契約の更新および解約の更新ルールの更新で登録できます 更新ルールを指定して有効に設定すると そのルールは契約ビューの一般の下にある更新および解約で使用可能になります 更新ルールを適用するには 更新ルールを有効に設定する必要があります ビジネスコンフィグレーションワークセンタで 更新ルールに対して以下の条件を設定することもできます 自動更新 : 自動更新を選択することで 契約の自動更新を有効化することができます 更新ルールステータス : ルールを準備中 有効 または無効に設定できます 更新時の契約または契約の販売見積は 更新登録時で契約または契約の販売見積を選択して登録することができます 契約を選択すると 以下の条件から選択することができます 新規契約の登録 : 新規契約は 新規契約登録を選択して登録できます これが選択されていない場合は 同じ契約内の明細のみが更新されます 自動リリース : これによって更新された契約または明細を自動的にリリースできます 契約の販売見積を選択すると 以下の条件から選択することができます 契約の販売見積の自動送信 : 自動送信見積を選択することで 顧客に契約の販売見積の提出を自動的に行うことができます 拡張見積登録期間 : その日までに契約の販売見積が登録される 契約終了日より前の期間を入力することができます ヘッダ取消時の更新の停止 : ヘッダ取消時の更新の停止を選択すると 契約が取り 消された場合に契約は更新されません この項目は新規契約登録が選択されていない場合は該当しません 明細取消時の更新の停止 : この条件は 文書の更新と明細レベルの更新両方に適用されます 明細取消時の更新の停止を選択した場合は 新規契約登録が選択されているかどうかに応じて 以下のように処理が行われます 1. 新規契約登録が選択されている場合 契約の更新時には 取り消されていない明細のみがコピーされます 2. 新規契約登録が選択されていない場合は 既存の契約の取り消されていない明細のみが更新されます 更新期間 : 更新期間を指定すると 契約 / 明細は指定した期間で更新されます 指定 しない場合は 前の契約 / 明細の期間がコピーされます 価格の再決定 : 価格の再決定を選択すると 更新された契約または契約明細の明細価格が製品マスタデータから取得されます そうでない場合 明細価格は以前の契約または契約明細からコピーされます 2. ここに入力する期間に応じて 契約終了日付が監視され 契約の期限が切れる前にアラートが自動的に送信されるようにする場合は リマインダを設定します アラートを無効化するには リマインダ項目を空白のままにします 残日数項目を定期的にレビューすることで 契約日付を監視することができます この更新ルールおよび関連項目は一度ヘッダレベルにのみ設定され 契約のすべての明細に対して有効となります SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 401

402 3. 契約を更新するには 次のいずれかを実行します フォローアップ契約の登録 フォローアップをクリックし 契約を選択することで 既存の契約に準拠した新規 契約を登録することができます 契約データは新規契約にコピーされ 契約日付を 調整することができます 伝票フローにはこれらの契約間の関係が表示されます 契約のコピーおよび新規バージョンの設定 項目拡張性では 契約に 2 つの項目を設定します 外部契約番号とバージョン番 号です コピーをクリックして 契約をコピーします 新規契約は前の契約と同じ 外部契約番号で バージョン番号は 1 つ大きくするようにしてください 4. 契約内の個別明細を更新するには コピーおよび拡張ボタンを明細レベルで使用しま す すべてのデータが新規明細にコピーされます 新規明細は指定した有効日付内でのみリリースできることに注意してください 明細終了日付を延長すると 契約終了日付が明細終了日付に合致するように自動的に調整され これを通知するメッセージが表示されます すでにリリースされている既存明細の日付を延長することはできません 既 存明細の変更は過去日付となることがあるため 不整合な請求につながりま す サービス依頼での契約の特定 アカウントに対してサポートおよびサービス依頼を登録する必要がある場合 そのサービス依頼に含まれている影響を受ける製品が契約の対象となっているかどうかがチェックされます 詳細については ここを参照してください サービス確認の登録 確認関連サービス 経費 または 実費精算または定額料金に基づいて販売される受領権明細を扱っている場合 標準のサービス確認機能で契約明細を処理することができます オーダーとは違い サービス実行を確認できる契約パイプラインはありません 契約か ら直接にのみサービス確認を登録することができます 契約に基づいて登録された確認では 明細のリリースはその完了の有無にかかわらず 標準のサービス確認としては実行することはできません 完了していない場合 暗黙的リリースのみ存在します 契約自体で履行を終了する必要があります また 契約に基づいて登録されたサービス確認では 確認された製品は消費品目として 扱われます 原価または在庫変更の転記はありません タイプ直接出庫 (DIGI) の確認 された製品では ロジスティクスエリアを示す必要があり 在庫変更になります 契約は通常長期間に渡って有効であり 1 人の従業員が確認を登録するのは 1 つの明細 だけで 契約の明細すべてには及びません このため 契約明細はサービス確認で自動 的に提示されません 契約明細はマニュアルで追加する必要があります 関連する契約 からの明細のみを提示する製品項目で特別な入力ヘルプを使用してください サービス確認の登録方法についての段階的な説明については ここを参照してください 契約の請求契約明細を請求する方法は複数あります 定額料金明細の請求書依頼の登録 ( ワンタイム請求書の基盤 ) 詳細については ここ [ ページ 183] を参照してください 請求時間枠を使用する請求書スケジュールによる 定額料金明細と実費精算ベース明細 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

403 1. 価格設定および請求で 請求書スケジュールを選択します 2. 請求時間枠編集をクリックします これで たとえば当年の月次の繰返パターン を使用して 新規時間枠を編集するか既存の時間枠を表示することができます 選択した請求時間枠を明細に割り当てるには 適用済チェックボックスを選択しま す 3. 以下をクリックします OK 適用された明細の月次の請求書日付が登録されます 4. 定額料金明細では 請求書スケジュール日付になる 3 日前に自動的にスケジュー ル済請求依頼が登録されます 次のジョブ実行まで待たない場合は この請求書依 頼をマニュアルでトリガすることができます 実費精算明細に対するサービス確認請求書依頼が登録されます 段階的請求書スケジュールによる定額料金明細および実費精算ベース明細 1. 価格設定および請求で 請求書スケジュールを選択します 2. 明細追加をクリックします これで 複数の請求日付を登録する明細を選択する ことができます 3. 以下をクリックします 日付追加 選択した明細に対して複数の請求書日付を更新します 4. 定額料金明細では 請求書スケジュール日付になる 3 日前に自動的にスケジュール済請求依頼が登録されます 次のジョブ実行まで待たない場合は この請求書依頼をマニュアルでトリガすることができます 実費精算明細に対するサービス確認請求書依頼が登録されます 請求書スケジュールのない定額料金明細定額料金明細をリリースした後で 契約請求書依頼が登録されます この請求書依頼は 伝票の請求書日付が本日の日付であれば本日の請求書依頼にあります そうでない場合は 請求予定の請求書依頼にあります 請求書スケジュールの詳細については ここ [ ページ 358] を参照してください 管理サービスに対する契約の請求 : 明細 10 初回設定 5,000 USD 明細 20 定期サービス 1,000 サービス単位まで / 月 10,000 USD/ 月明細 30 サービス制限超 3 USD/ サービス単位上記契約では 明細 10 定額料金明細は 請求書依頼を使用して請求されます 明細 20 定額料金明細は 請求書スケジュールを使用して請求されます 明細 30 は 1,000 サービス単位を超える場合にのみ請求されます たとえば 1 カ月に 1,337 サービス単位が実行された場合 サービス確認では請求書依頼を使用して請求することができる数量 337 が確認されます 顧客契約明細の請求取消 契約の明細の請求を取り消すには 明細で明細を選択し 取消 請求をクリッ クして行うことができます 以下の基準にすべて合致していれば 明細の請求を取り消すことができます 定額料金としての明細タイプ 実績のない定額料金または実績のない費用定額料金 請求ステータスが終了である 請求書スケジュールに関連付けられている SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 403

404 請求書の取消を行うと 明細の請求ステータスが処理中に変わり その明細の請求スケジュールに日付を追加することができるようになります 契約の前受金請求の登録 1. 一覧から契約を選択し 契約ビューの前受 / 前払金登録をクリックします 2. 前受金請求ポップアップの必要な情報をすべて入力し OK をクリックします これにより 顧客請求ワークセンタの請求書依頼ビューに前受金請求書依頼が登録され 必須情報がすべて含まれている場合は請求対象ステータス または情報に不一致がある場合は不整合ステータスとなります 前受金請求の詳細については 請求書依頼のクイックガイド [ ページ 183] を参照してください 契約に対する価格契約の理解 価格契約の詳細については ここ [ ページ 322] を参照してください 受注における契約の販売 契約の販売の詳細については ここを参照してください 7.4 返品ビュー 返品のクイックガイド ( 受注 ) 返品ビューでは 新規返品の登録および追跡 自分の返品に関連のある未処理タスクの把握 不適切な返品の調査および変更を行うためのツールを使用し 返品プロセスを管理することができます このビューには 受注ワークセンタからアクセスできます 顧客は 標準の顧客販売プロセス 仕入先直送発注プロセス または店頭販売を通じて購入した製品を返品することができます 与信または交換のために登録した返品はすべて このビューに表示されます ログインしているユーザが受注ワークセンタとサービスオーダーワークセンタの両方にアクセスできる場合 このユーザは以下を実行できます 受注ワークセンタで クレジット 交換 および修理のために登録された返品を表示する サービスオーダーワークセンタで クレジット 交換 および修理のために登録された返品を表示する ビジネスバックグラウンド 返品処理 返品処理は顧客により返品された製品の管理です 顧客は標準顧客販売プロセスまたは仕入先直送プロセスまたは店頭販売を通じて 購入済の製品を返品することができます これらのすべての返品は 返品ビューと同じ方法で処理されます 製品は クレジット 交換 または修理に対して返品可能です 倉庫で返品の入庫が登録された場合 自動的に返品が登録されます 修理または仕入先直送プロセスのどちらかで登録された返品に関しては 製品は社外所有在庫に配置されます 詳細については 返品 [ ページ 343] を参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

405 仕入先直送発注処理 - 返品 納入した商品が損傷している 品質標準を満たしていないなどの理由で 仕入先直送処理での商品を顧客が受け入れ ない場合 顧客から販売会社に商品が返品されることがあります 入荷ロジスティクスで返品商品を入庫するとき 倉庫管理責任者がフォローアップ活動をトリガすると それに応じて返品商品が自社在庫または社外所有在庫に転記 されます 社外所有在庫内の商品は 物理的に自社の敷地に保管されていても まだ顧客が所有しています 社外所 有在庫に保管されている返品商品は サプライヤに返送されるものです 詳細については 仕入先直送発注処理 - 返品を参照してください ビジネスシナリオ : 返品管理返品管理ビジネスシナリオでは 交換 返品商品に対する与信 または修理のため顧客から返品された物理的商品の入荷を処理できます 以下の機能もあります 倉庫と販売または顧客サービス間のコラボレーション 自社サービスセンタで修理のために返品を受領した場合の出荷 顧客への確認フォームの返送 クレジットメモの登録および承認 価格設定詳細については 返品管理を参照してください タスク 未処理返品のチェック 1. 概要ビューのマイ未完了返品リンクをクリックし 未処理の返品すべてが表示されてい る一覧を開きます 2. 一覧で返品を選択すると プレビューペインにその返品の詳細が表示されます 3. 編集をクリックして 返品を編集します 4. 未完了の返品の詳細を表示することができます 表示された詳細は ここでチェックし て更新できます 受注またはビジネスパートナアカウントに対して請求書ブロックが設定されている場合は 対応する返品に自動的にクレジットメモブロックが設定されます 必要応じてクレジットメモブロックを解除し クレジットメモを発行することができます 関連する受注やアカウントに請求書ブロックが設定されていない場合は 返品に クレジットメモブロックの理由を割り当てることで クレジットメモブロックを 設定することができます 5. 返品確認フォーム ( 出力設定に依存 ) をプリンタや電子メールを介して関連のアカウントに送信する場合は 送信をクリックします 6. リリースをクリックして クレジットメモ依頼を登録するか クレジットメモ金額の承認のためにタスクを送信します この機能の使用方法によって 承認者決定は以下のように機能します この返品の従業員責任者についてレポートラインマネージャと追加承認者の一方または両方が登録されている場合 承認タスクは以下に送信されます マイエリアの管理ワークセンタと販売ビューに割り当てられている該当ユーザ SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 405

406 返品の下部にあるタスクメッセージには 依頼されたすべての承認者の名前が含まれます 管理者 ( マイエリアの管理ワークセンタと販売ビューが担当レポートラインマネージャと追加承認者の一方または両方に割り当てられていない場合 ) 管理者は アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタでタスクを該当するユーザにマニュアルでディスパッチする必要があります 返品の下部にあるタスクメッセージには 承認者の名前が含まれません この返品の従業員責任者についてレポートラインマネージャと追加承認者のいずれも登録されていない場合 承認タスクは以下に送信されます マイエリアの管理ワークセンタと販売ビューが割り当てられているすべてのユーザ 返品の下部にあるタスクメッセージには 承認者の名前が含まれません 管理者 ( マイエリアの管理ワークセンタと販売ビューがユーザに割り当てられていない場合 ) 管理者は 該当するユーザにこのワークセンタ ( ビューを含む ) を割り当て アプリケーション / ユーザ管理ワークセンタでタスクをマニュアルでディスパッチする必要があります 返品の下部にあるタスクメッセージには 承認者の名前が含まれません 返品の更新 1. 返品ビューを選択し 一覧で返品を選択してから編集をクリックしてエディタを開きます 2. 一般タブで 支払方法をチェックし 必要に応じて更新します 元の受注または請求書の支払方法がクレジットカードに設定されている場合は 返品および後続のクレジットメモで 同じ支払方法と同じクレジットカード番号が提案されます 支払方法が表示されていない場合は 銀行口座および支払方法決定ならびに自動支払の優先順位付け微調整アクティビティの設定に従って自動的に方法が決定されます ただし 以下の処理が可能です 支払方法をクレジットカードに変更する クレジットカードトークン項目で別のクレジットカードを選択する 顧客が複数のクレジットカードを保有している場合に 別のクレジットカードトー クンを選択する 新規登録をクリックして新しいクレジットカードを割り当てる 上記のケースすべてにおいて 金額は選択したクレジットカードの口座に払い戻されます 3. 明細タブでデータをチェックします 1. 編集する行を選択します 2. 請求書数量項目に クレジットメモの計算で使用する数値を入力します 3. 必要に応じて 品質低下に関する費用項目に 破損した製品や不足している製品など クレジットメモから控除する金額を入力します 4. 伝票フロータブを開き 返品の参照と返品プロセスに関連のある伝票すべてをチェックします 5. 価格設定タブで価格設定の詳細を調整します 価格設定タブから 返品費用をカバーするための返品再入庫手数料や運賃などの追加料金を顧客に追加することもできます 価格決定は 前伝票に従って計算されます 詳細については 返品 [ ページ 343] を参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

407 処理を行っている間に この返品の入荷が変更されている可能性もあります その場合は 該当の変更が行われる前に発行されていたクレジットメモまたはクレジットメモ依頼をレビューし 顧客に対して不適切な支払が行われないようにするために必要な調整を行います 6. 次に 返品を保存してリリースします クレジットメモを使用して返品をリリースする場合は 請求書数量 返品再入庫手数 料 品質低下に関する費用 運賃などの価格設定パラメータを調整することで返品の金 額を平準化する必要があります これには リリース モありを選択します をクリックしてクレジットメ 顧客に不良品の無料交換品を送るケースなど クレジットメモなしで返品をリリースす る場合は 返品の総額がゼロになるようにする必要があります この場合は リリースをクリックしてクレジットメモなしを選択します 参照が不足している伝票のチェック 1. 返品ビューを選択します 2. 不適切な返品または未処理タスクを選択し 参照が不足している返品をフィルタリング します 3. 一覧で返品を選択し 編集をクリックして返品エディタを開き その返品に参照がないのか または倉庫から提供された参照が適切でないのかを確認します 4. 明細タブで 明細を選択して参照割当をクリックします アクションダイアログが開きます 5. 参照タイプを選択し 適切な参照 ID と参照行を入力します 6. システムに登録されていない伝票を参照する場合は 外部指標チェックボックスを選択し 参照伝票が現在のシステム内にないことを示します これには たとえば参照伝票がレガシシステム内にあるケースなどがあります 7. 編集が終了したら OK をクリックします 価格決定時の参照と依存に関する詳細については 返品 [ ページ 343] を参照してください 未処理タスクのチェック 1. 返品ビューを選択し 次に未処理タスククエリを選択します 2. 担当マネージャによる改訂が完了している返品については 返品ビューの未処理タスククエリで特定できます ここでは 承認済の返品やデータが不足している返品を特定することもできま す 3. タスクを完了するには 対応する行を選択して編集をクリックします 4. タスクの完了に関する詳細については ビジネスタスク管理を参照してください 返品の取消 返品は取り消すことができます この場合は 倉庫において入荷を取り消すと 該当する返品の拒否理由項目に値入荷伝票からの取消が表示されます 返品ワークリストからのターゲットグループの登録 マーケティング目的で ワークリストで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのためには 以下の手順に従います SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 407

408 1. 必要なワークリストを呼び出し ニーズに応じて変更します 2. エクスポートをクリックしてから ターゲットグループへをクリックします 新規ターゲットグループ画面が開きます 3. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します 7.5 レポートビュー 受注金額 概要 このレポートには 受注の金額が表示されます デフォルトでは 当年の年初から本日までの正味額が表示されます このレポートは モバイルレポートとして利用することもできます 詳細については モバイルレポートの使用に関する文書を参照してください ビュー このレポートでは 以下のビューを使用することができます 顧客別の受注金額顧客別の受注金額を表示します ソース別の受注金額ソース別の受注金額を表示します 表示される受注の正味額には リリース済受注のみが含まれます 機能 レポートの実行 レポートを実行する前に 特定の変数を選択することで 表示するデータを指定することができます 必須変数すべてについて値を指定する必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます レポートの分析このレポートのデータを分析するには 以下の手順に従います フィルタを使用して コンテンツペインでのデータの表示を操作します このレポートでは 以下のキー数値を追加することができます 受注の依頼数量 受注の合計額 このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

409 カレンダ年やカレンダ年 / 月などの期間を示す特性が 受注の転記日付によって集計されます このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます アカウント 受注 ID マーケティング目的で このレポートで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのために は 以下の手順に従います 1. レポートを呼び出し ニーズに応じて基準を選択します 2. アカウント特性を行に追加します 3. アカウント ID またはアカウント名をクリックし ID または名称の隣に表示される矢印をクリックして ド ロップダウンメニューで新規ターゲットグループへのすべてのアカウントのエクスポートを選択します ターゲットグループ画面が開きます ターゲットグループには レポートに表示されるすべてのアカウントが 含まれます また アカウントマスタデータに基づいてこれらのアカウントの主要担当者が自動決定され そ れらがターゲットグループに含まれます 特定のアカウントのマスタデータに主要担当者がない場合 アカウ ントのみがターゲットグループに含まれます アカウントのマスタデータに現在入力されている主要担当者が決定されることに注意してください そのため ターゲットグループの一部の取引先担当者がレポートに表示される取引先担当者と異なる場合があります 4. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します レポートをコピーする場合 新規レポートに基づいてターゲットグループを登録できないことに注意してくだ さい 上位製品列をチェックすることで 受注 ( と受注キット ) もチェックすることができます 入力されている場合 受注の明細に販売キット製品が含まれていることになります 値が # の場合は 非売キット製品であることを示しています 各受注伝票にナビゲートし ナビゲーションアイコン受注の表示を選択すると 受注ビューに表示されているデータを確認することができます 参照 Customer Relationship Management のレポートの概要 受注金額履歴 概要 このレポートには 指定したキー日付の履歴受注金額が表示されます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 409

410 機能レポートの実行 レポートを実行する前に 特定の変数を選択することで 照会するデータを指定することができます 必須変数すべてについて値を指定する必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます このレポートでは 以下の変数を指定する必要があります キー日付該当する日付にシステムで表示された 指定の時間枠内における受注金額を分析する日付 時間枠指定された日付にシステムで表示された受注金額を分析する時間枠このレポートには 指定されたキー日付にシステムに表示された 指定の時間枠に対する受注金額が表示されます キー日付 :3 月 15 日 時間枠 :3 月 1 日から 3 月 15 日まで 時間枠 3 月 1 日から 3 月 15 日までについて 3 月 15 日にシステムに表示された受注金額が表示されます 3 月の各日付をキー日付としてレポートを実行すると 3 月の受注金額の経過を正確に表示できます レポートの分析このレポートのデータを分析するには 以下の手順に従います フィルタを使用して コンテンツペインでのデータの表示を操作します このレポートでは 以下のキー数値を追加することができます 依頼数量 調達済数量正味額合計請求書金額請求数量確認済数量確認済調達数量ノードインスタンスの有効期間カウンタ このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます カレンダ年やカレンダ年 / 月などの期間を示す特性が 受注の転記日付によって集計されます このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます アカウント 受注 ID SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

411 参照 レポートビュー Customer Relationship Management のレポートの概要 受注返品率 概要 受注の返品率が表示され 製品の品質と営業員のパフォーマンスを監視することができます このレポートは モバイルレポートとして利用することもできます 詳細については モバイルレポートの使用に関する文書を参照してください 機能 レポートの実行 レポートを実行する前に 特定の変数を選択することで 表示するデータを指定することができます 必須変数すべてについて値を指定する必要があります システムでは 必須変数はアスタリスク (*) で示されます レポートの分析このレポートのデータを分析するには 以下の手順に従います フィルタを使用して コンテンツペインでのデータの表示を操作します このレポートでは 以下のキー数値を追加することができます 返品明細の数 受注明細の数 返品の請求済数量 受注の請求済数量 返品の正味額 (= (-) 合計明細正味額 + 比例全体割引 + 比例返品再入庫手数料 - 比例運賃 ) 受注の正味額 (= 合計明細正味額 - 比例全体割引 - 比例返品再入庫手数料 + 比例運賃 ) 受注明細数に対する返品明細数 (%) 受注正味額に対する返品正味額 (%) 受注の請求済数量に対する返品数量 (%) このレポートのデータをさらに分析するために 特性を行および列にドラッグすることができます カレンダ年やカレンダ年 / 月などの期間を示す特性が 転記日付別に集計されます このレポートから 以下の内容にナビゲートすることができます アカウント 販売単位 マーケティング目的で このレポートで一覧にされるアカウントのターゲットグループを登録できます そのためには 以下の手順に従います SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 受注 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 411

412 1. レポートを呼び出し ニーズに応じて基準を選択します 2. アカウント特性を行に追加します 3. アカウント ID またはアカウント名をクリックし ID または名称の隣に表示される矢印をクリックして ド ロップダウンメニューで新規ターゲットグループへのすべてのアカウントのエクスポートを選択します ターゲットグループ画面が開きます ターゲットグループには レポートに表示されるすべてのアカウントが 含まれます また アカウントマスタデータに基づいてこれらのアカウントの主要担当者が自動決定され そ れらがターゲットグループに含まれます 特定のアカウントのマスタデータに主要担当者がない場合 アカウ ントのみがターゲットグループに含まれます アカウントのマスタデータに現在入力されている主要担当者が決定されることに注意してください そのため ターゲットグループの一部の取引先担当者がレポートに表示される取引先担当者と異なる場合 があります 4. 詳細をチェックし ターゲットグループを保存します レポートをコピーする場合 新規レポートに基づいてターゲットグループを登録できないことに注意してくだ さい 参照 Customer Relationship Management のレポートの概要 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月受注

413 8 販売計画 8.1 ビジネスバックグラウンド 販売計画 概要 販売計画は 販売目標を定義し 監視するためのソリューションを提供します これにより 販売目標 予測 およ び収益のシームレスな監視が促進され 簡単に新規計画を登録することもできます 営業員は今年度の販売データを更新して 前年度の販売データと比較することができます 営業マネージャは計画の 期間を選択して 個別の直属従業員の目標を入力することができます 営業マネージャはすべての組織階層の販売計 画を使用して 目標 受注 案件パイプライン 予測売上 および前年の受注の集計が含まれる計画額および実績額 をレポートすることもできます 営業員はソリューションを使用して 目標額と実績額を簡易レポートおよび完全なレポートにより比較することができます 詳細 販売計画を使用するには マイエリアの管理ワークセンタを選択してチームの目標を設定します レポートビューからチームの年次および月次目標へアクセスすることができます 以下のセクションでは システムで販売計画を使用する方法の詳細が提供されています トップダウン計画 トップダウンアプローチでは 合計販売目標を入力すると 各従業員の前の目標に基づいて 各従業員に新規目標が自動的に配分されます 以前に目標が割り当てられていない場合は 各従業員に目標全体の均等分が配分されます ステータスおよび可視性 販売計画の登録および編集時には ステータスが計画および計画データの可視性に直接の影響を与えることに留意してください 各販売計画では 1 つのバージョンのみを有効にすることができます 有効な計画バージョンのデータは 全体の販売計画が有効な場合にのみ表示されます 販売計画が有効な場合は 他の従業員に表示されます ステータスが準備中の販売計画は 登録者のみに表示されます 販売目標データの監視販売目標達成データを監視することができます マネージャと従業員向けに異なるレポートが用意されています 未処理受注の販売目標 ( マネージャ ) 未処理受注の販売目標 ( 従業員 ) 請求済受注の販売目標 ( マネージャ ) 請求済受注の販売目標 ( 従業員 ) また 販売計画ビューでは 販売計画の目標および直属のマネージャの目標を確認することができます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 販売計画 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 413

414 計画次元計画次元を使用して 計画自体の詳細レベルを指定することができます 目標の分類方法を指定することができます アカウント 従業員 製品 製品カテゴリ 販売単位 一般データおよび計画次元の販売単位および従業員販売計画では販売単位および従業員は別のコンテキストで使用されるため これらの用語の意味もコンテキストに応じて変更されます 一般データ 販売単位 : 販売目標を定義する単位 従業員 : ログインした従業員責任者 計画次元 販売単位 従業員 8.2 販売計画クイックガイド 販売計画は 販売目標を定義し 監視するためのソリューションを提供します これにより 販売目標 予測 および収益のシームレスな監視が促進され 簡単に新規計画を登録することもできます ビジネスバックグラウンド 事業計画 事業計画には 戦略的計画 財務計画 作業計画の 3 つの異なる要素が関連します 戦略的計画は上位管理タスクであるためシステム外で行われるのに対し 財務計画と作業計画は ユーザが会社の計画および予算策定タスクを掌握できるように手引きしサポートすることを意図したツールおよびアプリケーションによってサポートされます 従来のスプレッドシートベースのアプローチと比較すると システムの計画機能では 計画担当者間のコラボレーショ ンの強化 計画データの整合性の確保 異なるデータ次元へのドリルダウンの有効化などの方法によって 計画プロセスの効率と品質が向上します 詳細については 事業計画を参照してください 販売計画 販売計画は 販売目標を定義し 監視するためのソリューションを提供します これにより 販売目標 予測 および収益のシームレスな監視が促進され 簡単に新規計画を登録することもできます 詳細については 販売計画 [ ページ 413] を参照してください SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月販売計画

415 タスク計画の登録 1. 新規販売目標計画ガイド付アクティビティを開くには 新規登録をクリックします 2. 販売単位 期間開始 / 終了 計画名 および通貨などのデータを一般プロパティ設定画面で入力し 進むをクリックします 特定の販売単位および期間に対して 1 つの計画を登録することが可能です 同じ販売単位に対して期間を重複することはできません デフォルトでは 販売単位の会社の通貨が使用されます ただし これは販売計画が準備中である限り変更することができます 3. 計画次元選択画面で計画の粒度を指定します 計画に含めるアカウント 従業員 製品 カテゴリ 製品 および販売単位を選択することができます さらに 特定の従業員 アカウント または製品など 計画対象の明細を選択します 特定の明細を選択しない 場合は 未割当をプレースホルダとして選択することも可能です また たとえば Jim Carl Frank 未割当のように 未割当を特定の明細と組み合わせることもできます 進むをクリックします 4. 計画バージョン管理画面で 有効バージョンの内容説明の入力 または新規バージョンの登録ができます 進むをクリックします 5. 実績データコピー画面で 計画の基となるデータを選択し そのコピー先を選択することができます 最初に 一般データで対応する販売単位に対する登録済の既存の販売計画から計画データを選択し 選択された考慮すべき計画次元と期間を選択します 次に データをコピーする計画バージョンを選択します 6. レビュー画面でエントリをレビューすることができます 7. 変更を確認するには 終了をクリックします 8. 確認画面で Microsoft Excel で計画データを開くか またはガイド付アクティビティを終了することができます 計画構造の編集 1. 計画を編集するには 計画を選択し 編集をクリックして計画構造をクリックします 販売目標計画のガイド付アクティビティが開きます 2. ガイド付アクティビティに従って計画を編集することができます Microsoft Excel での計画データの編集 1. Microsoft Excel で計画データを編集するには 計画を選択して編集をクリックし 計画データ (Excel) を選択します 計画データを開くには Microsoft Excel アドインをインストールする必要があ ります アドインは ホームワークセンタでセルフサービスセルフサー ビス概要コンピュータ追加ソフトウェアインストールの順に選択し Microsoft Excel のアドインを選択して取得することができます 2. Microsoft Excel で目標を開きます ここで 計画期間に対する目標を調整することができます 3. 次元を表示または非表示にするには Microsoft Excel のリボンにある SAP Business ByDesign タブのビューの矢印をクリックして ビューペインを右側で開きます SAP Business ByDesign 2017 年 8 月 販売計画 P U B L I C 2017 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 415

416 このパネルでは異なる次元と設定のビューを開き 保存することもできます 4. 目的の次元を選択し それを必要に応じて行および列にドラッグ & ドロップすること ができます 5. パネルの行または列のラベルを選択し 下部の選択を変更することによって 各計画次 元に対するユーザインタフェースでのデータの表示方法を定義することもできます 6. 計画に目標を入力することができます 7. 計画終了後 ワークブックの計画データを再計算するには Microsoft Excel リボンで SAP Business ByDesign タブのリフレッシュをクリックします 次元の合計目標を入力すると 変更されていない明細に合計が配賦されます 変更され た明細は リフレッシュ時にはそのまま維持されます 8. 計画を終了するには Microsoft Excel リボンの SAP Business ByDesign タブですべて保存をクリックしてデータを保存します 詳細については Microsoft Excel でのレポートおよび計画の作業に関する文書を参照して ください 計画の有効化 1. 計画 ID をクリックすると販売計画画面が開きます 2. ステータス変更をクリックし 有効を選択して選択した販売計画をリリースします 有効化された販売計画のみが他のユーザに表示されます 販売目標データの監視 販売目標達成データを監視することができます マネージャと従業員向けに異なるレポートが用意されています 未処理受注の販売目標 ( マネージャ ) 未処理受注の販売目標 ( 従業員 ) 請求済受注の販売目標 ( マネージャ ) 請求済受注の販売目標 ( 従業員 ) SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. PU B LI C SAP Business ByDesign 2017 年 8 月販売計画

417 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 本書のいかなる部分も SAP SE または SAP 関連会社の明示的許可なしに いかなる形式 目的を問わず 複写 または送信することを禁じます 本書に記載された情報は 予告なしに変更されることがあります SAP SE がライセンスする またはその頒布業者が頒布するソフトウェア製品には 他のソフトウェア会社の専有ソフトウェアコンポーネントが含まれています 製品仕様は 国ごとに変わる場合があります これらの文書は SAP SE または SAP 関連会社が情報提供のためにのみ提供するもので いかなる種類の表明および保証を伴うものではなく SAP またはその関連会社は文書に関する誤記 脱落等の過失に対する責任を負うものではありません SAP または SAP 関連会社の製品およびサービスに対する唯一の保証は 当該製品およびサービスに伴う明示的保証がある場合に これに規定されたものに限られます 本書のいかなる記述も 追加の保証となるものではありません SAP および本書で言及されるその他 SAP の製品およびサービス ならびにそれらのロゴは ドイツおよびその他諸国における SAP SE ( または SAP 関連会社 ) の商標または登録商標です 記載されたその他すべての製品およびサービスはそれぞれの会社の商標です 商標に関する追加情報と注意事項については index.epx をご覧ください W3C によるアイコンの提供に関する詳細については をご覧ください

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