300 日小外会誌第 42 巻 2 号 2006 年 4 月 GER と臨床症状との関連付け,GERD に対する治療効果の判定や他疾患の除外に有用である, ただし, ある一 つの検査からは限られた情報しか得られないので, 複数 の検査法を組み合わせて GERD 要である の診断をすることが必 A ヒ

Size: px
Start display at page:

Download "300 日小外会誌第 42 巻 2 号 2006 年 4 月 GER と臨床症状との関連付け,GERD に対する治療効果の判定や他疾患の除外に有用である, ただし, ある一 つの検査からは限られた情報しか得られないので, 複数 の検査法を組み合わせて GERD 要である の診断をすることが必 A ヒ"

Transcription

1 H 小外会誌第 42 巻ビ写 20CS 年 4 月 299 II IIIIIIIIIII 研究会ト I IIIIIIIIIIIIIII トIIIIIIIIIIIIIIIII II IIIII1 dl IMIIilll llldlll 1 ト II IIIIIIIIIIII IIIIIIIIIIIII IIIIII lmm II IIL 日本小児消化管機能研究会 小児胃食道逆流症診断治療指針 日本小児消化管機能研究会ワーキンググループ 大浜川克 神奈川県立こども医療センター外科 ) 鈴木則夫 ( 群馬県立小児医療センター外科 生野猛 ( 九州大学大学院医学系小児外科 ) 岩井潤 (T 葉県こども病院外科 ) 内山昌則 ( 新潟県立中央病院小児外科 ) 岡田和子 ( 岡田小児科クリニック ) 神 [1 [ 隆道 ( いわき市立総合磐城共立病院小児外科 ) 川原央好 ( 大阪府立母子保健総合医療センター * )E / 亅 夕墨考斗 ) 友政剛 ( パルこどもクリニック ) 松藤凡 ( 聖路加国際病院小児外科 > Ll 木和典 ( 市立伊丹病院小児科 ) 渡邉芳夫 ( あいち小児保健医療総合センター小児外科 ) 位田 囗本小児栄養消化器肝臓学会ワーキンググループ 友政 剛 * ( パルこどもクリニック ) 忍 ( 大阪府立母子保健総合医療センター小児科 ) 岡田和子 ** ( 岡田小児科クリニック ) 佐々木美香 ( 岩手医科大学医学部小児科 ) 清水俊明 ( 順天堂大学医学部小児科 ) 赫三木和典 ( 市立伊丹病院小児科 ) 1 はじめに 胃食道逆流現象 (GER : gastroesophageai reflux ) は 乳児期によくみられ, 成長とともに軽快することも多い, GER により何らかの症状を呈し積極的な治療を が 1 ) 必要とする例も稀ではない そこで GER が小児を診察 する医師に広く理解され, 正しく診療されることを目的 として, 小児胃食道逆流症診断治療指針 の作成が計 画された 指針の作成は日本小児消化管機能研究会と日 本小児栄養消化器肝臓学会が中心になり, 第 32 回日本 小児消化管機能研究会 ( 於鹿児島,2002 年 3 月 ) のワ ークショップで討議した内容をもとに作成したのがこの ガイドラインである 尚, この指針の作成にあたって, 既に発表されてい る ESPGAN2 ) と NASPGAN ドラインの内容も参考にした i, のガイ * 本稿は小児外科 ( 37 巻, 頁,2005 年 ), 日本小児 科学会雑誌 (llo 巻,87 94 貞,2006 年 ) に掲載されたものを両誌の許可を得て, 再掲載するものである 日本小児消化管機能研究会ワーキンググループメンバー II GERD の定義 概念 胃内容物が食道に逆流するこ とを胃食道逆流現象 (GER ) という 従来, 小児期の GER はド部食道括約 筋 (LES ) の未熟性により起こると考えられていたが, LES が一過性に弛緩する (transient lower esophageal sphincter relaxation ) ことによって, あるいは腹腔内 圧の変化にド部食道括約筋圧が適切に反応できない時な どに起こると考えられている 4 )5) GER は健康入にも生理的に認められる しかし, GER に何らかの症状や合併症を伴う場合は胃食道逆流 症 (GERD ;gastr (>esophageal reflux disease) と定義さ れる 合併症として, 逆流した胃酸が食道粘膜を障害し た結果起こる食道炎, 逆流物の気管へ 性肺炎, の流人による誤嚥 迷走神経反射を介した喘息発作や無呼吸などが あり, それらが更に多彩な症状や病態をつくる その他, ALTE (apparent lifethreatening event : 突発性危急 事態 ) との関連性が示唆されている 6 ) lll GERD の診断手技 表 1 に GERD の症状を列挙した いずれもすべての 患者に認められるものではなく, また GERD の患者に 特異的なものではない, しかし,GERD を診断するた めにはその原因や GER による合併症を知ることは必須 であり, その最大の情報は症状から得られる GERD の診断は, 患者の卞症状から後述の図に従っ て, 治療と平行して進めていくのが実践的である 本症 を症状のみで診断することは困難であり, その際に役に 立つ検査として, 上部消化管造影, 食道 ph モニタリン グ, 食道内視鏡 生検, 食道内圧測定検査, 超音波検 査, 食道シンチグラフィーなどが挙げられる, これらは GER の程度, 原因,GER に起因した合併症の診断, 表 1 胃食道逆流症 (GERD ) の症状 1 ) 消化器症状 嘔吐, 吐血, 下血, 哺乳不良, 反芻運動 ll) 呼吸器症状 慢性咳嗽, 喘鳴, 反復性呼吸器感染 ALTE (apparent life threatening events ) 無呼吸 皿 ) その他 胸痛 腹痛, 貧血, 体重増加不良, 不機嫌, 咽頭痛姿勢異常 ( 首を横に傾げたような姿勢をとる Sandifer 症候群 )

2 300 日小外会誌第 42 巻 2 号 2006 年 4 月 GER と臨床症状との関連付け,GERD に対する治療効果の判定や他疾患の除外に有用である, ただし, ある一 つの検査からは限られた情報しか得られないので, 複数 の検査法を組み合わせて GERD 要である の診断をすることが必 A ヒ部消化管造影 E 部消化管造影検査は, ヒ部消化管の形態異常の検索 に重要であるが, 咽頭から食道, 胃, 卜二指腸への造影 剤の流れや逆流を観察することにも有用である 7 ) ただ し GERD の症例でも造影上必ずしも GER を証明でき るとは限らない また, 乳児期には, [1{ 常児でも透視ヒ GER を認めることがあるため, その評価は慎重にしな ければならない GERD の原因または増悪因子となる 食道胃接合部の解剖学的異常 (His 角の開大, 腹部食道 長の短縮など ), 胃軸捻転, 食道裂孔ヘルニアのような 異常, および GER の合併症としての食道潰瘍やそれに よる瘢痕狭窄などが診断できる 肥厚性幽門狭窄症, 腸 回転異常症, 十二指腸狭窄症, ヒ腸間膜動脈症候群など を鑑別することも重要で,T 一術適応を検討する場合には 必須の検査である B 食道 ph モニタリング 食道 ph モニタリングは, 微小電極を用いて下部食道 内の pll を持続的に記録し, ph の低卜 を胃酸の逆流と して評価する方法である 本検査法は逆流そのものの客 観的評価指標として従来最も重要視されてきた 欧米で 食道 ph モニタリングの適応や方法に関する勧告が出さ れていたが S )!) ), 本邦でも工 997 年に口本小児消化管機能 研究会からガイドラインが提唱され 総記録時問に対す る ph 4,0 未満の時間率 (ph index ) での判定が採用さ れ, 止常児 04 人 ) における逆流時間率の 95 パーセ ンタイルが 395% であることから,4,0% がカットオフ 川値とされた ph モニタリングの記録を分析する際に はコンピューターによる自動分析に頼るだけでなく, 食 道内 ph の推移に関する質的分析も重要である ll 呼吸 器症状や無呼吸発作などを旱する症例では,pH 40 未 満の峙間率のみでなく, 症状と胃酸の逆流との時間関係 を検討することも重要である Y +]L ) 本検査からは GERD の原因についての情報を得るこ とはできず, また食道内 ph の低下を伴わない GER (non acidic reflux ) の口季貪索も不 r 能である H2 受容体拮抗剤やプロトンポンプ阻害剤を使用して いる場合, 食道内 ph の低ドが抑制されているかを測定 し, 薬物の効果や適正な薬物量を決定する助けになる C 食道内視鏡検査 生検 吐血, 下血, 貧血を伴う嘔吐を認めた際には,GERD による逆流性食道炎を考慮すべ きで, その診断には内視 鏡検査が必要である, 内視鏡による肉眼的所見や食道粘 膜生検による組織診断により, 食道炎の存在およびその 重症度の評価, 更に, 食道狭窄や Barrett 食道の診断を するとともに, Crohn 病, 好酸球性胃腸炎, 感染性食道炎など上部消化管出血をきたす他の疾患を鑑別する ESPGAN から小児の食道炎の肉眼的及び組織学的重症 ] 度分類 3) に関する指針が提案されているが, 内外ともに 小児の食道炎の評価基準は未だ確立したものはない, 近年, 本邦でも成人の食道炎で用いられる Los Angdes 分 if14 ) が小児でも用いられることがあるが, 小児におけ る軽微な食道炎の評価には適しているとはいえない D 食道内圧測定検査 内圧測定検査は, 水を持続的に流しながら, ない しは solid state sensor のついたカテーテルを経鼻的に挿入 し, 食道体部, 下部食道括約筋, 胃の運動を測定するも のである GERD の診断における臨床的有用性は低い が,GER の要因となる食道及び LES の運動障害を検索 する場合 5) や, 噴門形成術前後の LES の機能評価など においては有用な情報を提供する場合もある 15)1{i ) E 超音 波 貪査 超斤波検査は噴門の形態や GER を非侵襲的かつ比較 的生埋的条件下で観察することがでぎ 71, 肥厚性幽門狭 窄症や腸同転異常などの消化器疾患のみならず, 水腎症 や腹腔内の他の異常も精査で きる しかし, 超音波検査 による GERD の診断基準がまだ確立していないことや, 験者間での判定に差もあり,GERD の検査としては晋及していない F シンチグーラフィ 食道シンチグラフィーは, 腸管から吸収されにくい放 射性物質をミルクや食事に混ぜて胃内に投与し, シンチ グラムで経時的に放射活性の分布を観察する方法で, 道部分にカウン トされれば逆流とみなされる この方法 では胃内容物の ph にかかわらず逆流が証明できる 肺野内にカウントされれば誤嚥の直接的証明にもなる GERD の小児では胃排出はしばしば遅延しているが, シンチグラフィーを用いて胃排出の評価も可能である しかし, 食道 ph モニタリングに比べて感度が低く, 逆 流の定量が不可能で, 測定時間が 1 2 時間と短時間 であるなど検査としての限界がある 且 S) iv GERD の治療 : 表 2 ) GERD が考えられる場合, 過度の検査を行わないた めに診断と治療を組み合わせて進める その具体例は後 述のフローチャート ( 図 1 TTI ) に示すが, ここでは 食

3 冂小外会誌第 42 巻 2 号 2 06 f4 4 月 301 表 2 GERD の治療 phase 1 : へ家族の説明および生活指導 ( 家庭での体位療法を含む ) 疾患の概念 治療法および予後の説明 ( 家族の不安を取り除く ) 授乳後のおくびの励行 便秘に対する治療 便通を整える 肥満児での減量 食事直後に臥位をとらない 刺激物 ( カフェイン, 香辛料 ) 除去 phase 2 : 授乳 少量, 頻回授乳 治療乳 : いずれも 1 2 週間試験的に投与し, 効果を判定 ( 1) 増晋占ミルク : 現時点 (2003 年 7 月 ) で本邦では未販 コーンスターチや市販の増粘物質 ( トロミアップ, トロメリン, スルーソフト ) などを添加 アレルギー疾患用ミルク ( 加水分解乳 : エピトレス, ペプディエット, ニュー MA 1) 1 ミルクア レルギーの疑われる例 phase 3 : 薬物療法 H2 受容体拮抗剤 : シメチジン ( タガメット ) (40mg /kg/ 日 : 成人量 800 1,200 mg / 日 ; 分 3 4 ) ラニ チジン ( ザン タッ ク ) (5 10mg /kg / 日 : 成入量 300mg 〆日 ; 分 2 3 ) ファモチ ジン ( ガスター ) lmg!kg! 日 : 成人量 20 mg! 日 ; 分 2 ) プロトンポンプ阻害剤 : オメプラゾール オメプラール ) ( 成人量 20mg 〆冂 ; 分 1 2 ) ランソプラゾール ( タケプロン ) ( 成人量 15 30mg f 日 ; 分ユ ) phase 4 : 入院保存療法での体位療法 仰臥位での頭挙上 ( 椅子による 60 度頭位挙上, 坐位の保持 腹臥位の phase 5 : 外科治療 30 度頭位挙上は乳児突然死症候群との関係が示唆され勧められない 表 3 GERD 以外の疾患を示唆する項目 2 歳以ヒ (1 歳 6 カ月という意見もある ) 続く嘔吐 6 カ月以降発症の嘔吐 胆汁性嘔吐 噴水状嘔吐 下痢 便秘 発熱 傾眠 肝脾腫 大泉門膨隆 大 小頭症 けいれん 腹部圧痛 膨満 遺伝子異常 その他の慢性疾患 (HIV など ) そこに示された治療の選択肢を説明する phase l : 家族への説明および生活指導 ( 家庭での体 位療法を含む ) 体重増加不良や吐血などの合併症がなく溢乳のみの場 合は, 成長とともに 1 歳頃までに症状が軽快する可能性 が高い である ことを説明し, 家族の不安を取り除くことが重要 日常生活指導としては, 腹圧上昇の原因になるものを 排除することが勧められる 乳児では, 授乳後のおくび ( げっぷ ) の励行やだっこの姿勢を保持すること, 排便 排ガスを促進することによって, 症状が緩和することが ある 年長児では便通を整えること, ベルトをきつくし ないこと, 食後しばらくは臥位にさせないこと, 肥満児 では減量させることが効果的な場合がある 食事療法と しては, カフェイン, チョコレート, 香辛料などの刺激 物を避けることが有効とされている phase 2 二授孚 L 少量, 頻回授乳が嘔吐回数を減少させることがある ただし, 予間が多くかかること, 患児が満足感を得られ ないロ 能性があることが問題である 人工乳の場合は, 増粘ミルクやアレルギー疾患用ミル クに変更することで, 嘔吐の頻度を低下させることがで きる場合がある 19 増粘ミルクは現時点 (2003 年 で 本邦では市販されていないため, コーンスターチや市販 の増粘物質などを加えて増粘ミルクに代用する アレル ギー疾患用ミルクは, GERD 児の約 % において

4 302 凵小外会誌第 42 巻 2 号 2006 年 4 月 嘔吐の頻度を低ドさせると報告されている ミルクアレ ルギーを疑われる例が投与の対象である どちらの クも約 2 週間投与し, 症状が改善すれば継続する phase 3 : 薬物療法 ミル 酸分泌抑制剤として H2 受容体拮抗剤やプロトンポ ンプ阻害剤があり, 食道炎の治療として有効性が高い プロトンポンプ阻害剤は H2 受容体拮抗剤よりも酸分 泌抑制効果が強く逆流性食道炎に対する治療効果も高 い 20) ただし, プロトンポンプ阻害剤の小児への使川経 験は少なく, オメプラゾール以外は小児の至適投与量は 不明である Ll ), 消化管運動改善薬は, 下部食道括約筋圧 の 上昇, 食道収縮力の向上による食道クリアランスの改 善, 胃排出の促進などにより,GERD の治療に対する 有効性が期待された しかし,cisapride の販売中止に より 小児の GERD に対する有効性が立証された消化管運動機能改善薬は現在のところ市販されていない 3, 制吐剤として用いられるメトクロプラミドは, 小児では 副作用としての錐体外路症状がでやすいので注意が必要である phase 4 : 入院, 保存療法での体位療法 仰臥位での頭挙上 ( 椅子による 60 度頭位挙ヒ, 坐位 の保持 ) ないしはだっこの姿勢を保つ 腹臥位の 30 度 頭位挙 L は逆流の頻度を低ドさせ逆流防止における内圧 学的利点が証明されているため GERD の治療として勧 められてい た しかし, 腹臥位と乳児突然死症候群 (SIDS :sudden infant death syndrome ) との関係が強く示峻され, 現在は SIDS の危険性より GERD による 危険性の方が高いと考えられる場合を除いては勧められ ない 3 腹臥位の頭位挙上による体位療法を行う際には, 家族のト分なインフォームドコンセントを得たうえで, モニターを装着するなど適切な監視が必要である phase 5 : タト科 治療 1 予術適応 継続的な内科治療にもかかわらず GERD によると考 えられる症状が続いている場合や, 内科治療からの離脱 が困難な例に外科治療が検副 される 特に, 発育障害, 慢性の貧血, 瘢痕性食道狭窄, 反復性肺炎, ALTE 様 あるため, 習熟した技術と経験を要する Nissen 噴門 形成術が国内外ともに最もよく採用されている術式であ る しかし, 施設によっては別の術式が採用されている が (Thal 法,Boerema Filler 法,Toupet 法など ), 術 式による明らかな成績の差はみられない 近年, 多くの 施設が腹腔鏡ド噴門形成術を取り入れ, 従来の開腹式手 術に比べて患者への侵襲が少なく同等の手術効果が得ら れることを報告してい る LL )LIS ) 小児でも成人と同様に噴 門形成術は腹腔鏡ド手術が卞流となる卩 能性があるが, 選択肢としてこの両術式があるこ とを家族に説明する必 要がある しかし, 術者の鏡視下于術の技術, 気腹によ る呼吸循環への影響,GERD の術後再発, 各症例にお ける背景因子 ( 体重, 側弯, 心疾患など 1 を考慮して両 術式の適応をよく検討する必要がある 術後成績や合併症 0 ) 発生率は, 術式や対象患者背景も 定でないため報告によって異なる NASPGAN の指 3 針 ) で示された外科治療の結果を参考のために引用す る 手術で症状が完全に消失する率は % で, 死 L 率は 0 47% であった 術後合併症は 22 45% にみ られた 代表的な術後合併症の発生率は, カブがはずれ ることによる GERD の再発 (O9 13,0% ), 術後の腸閉 塞 13 ユ 10% ),gas bloat 症候群 19 80% ), 感染 症 {12 9O %, 無気肺あるいは肺炎 (43 13 % ), 穿 孔 (20 40% ), 食道狭窄の無改善 (14 9, 0% 1 およ び F 部食道閉塞 (14 90% ) であった ダンピング症 候群, 腹壁瘢痕ヘルニアの発生率は不明である 再手術 は 3 1&9 % に施行されてい た 外科治療の多くを占 める重症心身障害児は, 術後合併症や GERD の術後再 発率が高く 患児の quality of life の向上 1 こむけて適応 の検討や術式の工夫など更なる検討が必要である 24 闘 V 診断 治療の進め方 GERD 患者は,1 反復する嘔吐,2 吐血 ( 卜血 ), 3 反復性肺炎 喘鳴 無呼吸発作 ALTE 様症状等 の呼吸器症状のいずれかを主症状とする群に大別され る 症状別の診断 治療の進め方を図 1 ITT に示した フローチャートに小し, 以ドに解説を加える, 一人の患 症状のように生命を脅かす症状を呈する場合, 重度心身 者が複数の これらの症状を示すこともあるが, その場合 障害児例などでは内科治療が困難との考えも示されている しかし, 外科治療の手術リスク, 術後合併症, GERD の冉発などの問題は看過できず, 手術適応を決定する際は, 手術により患児の quality of lifcの向上がどの程度期待されるかを考慮する必要がある 2,GERD の手術 GERD の外科治療は噴門の機能向上を口指すもので は, il と摎えられる症状により診断を進める ただし, ここに示す診療パターンは, 神経学的異常や消化管奇形 などの某礎疾患をもたない GERD 患者に適応する, 1 反復する嘔吐を t 症状とする患児 ( 図 D 反復する嘔吐を認める患児では図 1 に示す予順で診療 の対象とする ただし 6 カ月以内の乳児では, 生理的に溢乳が頻繁にみられ, それらには病的意味は乏しい,

5 日小外会誌第 42 巻 2 弓 2ee6 年 4 月 303 ] 耽 あり十 1; 蕚 なし 韈戀 靉 謝 図 1 反復する嘔吐を主症状とする診断 治療の進め方 1 A : 他疾患 ( 消化管外の疾患または消化管の解剖学的異常 ) を示す代表的徴候を表 3 に示す 1 B : 他疾患の精査は, 各種代謝疾患 中枢神経疾患 先天性心疾患 先天性消化管奇形等を疑い, 面 L 液 尿検査, 頭部 心臓 腹部超音波検査,X 線 CT (MRD, 上部消化管造影等を必要に応じて行う 1 C :GERD を示す徴候とは, 表 1 に示した症状のうち嘔吐以外のものをさす 1 D :GER の確定診断と重症度および合併症の評価のために, 食道 ph モニタリング 食道内視鏡および牛検 食 道内圧検査 食道シンチグラーフ 超音波検査等ィを適宜組み合わせて行う その評価基準については, 検査の説明の項を参照のこと 1 E : 人工乳の場合は, 少量 頻回授乳の励行や治療乳 ( 増粘ミルクやアレルギー疾患用ミルク ) の使用により, 嘔吐 溢乳の頻度が低下する場合がある 1 F : 有効性の評価は,2 週問程度の使用のあと, 臨床症状の変化により行う, 1 G : 本図でここに至るものは, 体重増加不良など, 食道炎以外の合併症がある例である 治療は症例ごとにその合併症や重症度によって決定されるべきであるが, 一般的には phase 1,2, 3 を順次加える それでも改善が不十分であれば SIDS の危険性を治療の必要性が上回ると判断した場合に限り, 専門医がその旨を家族に十分に説明し了一解を得たうえで, モニター装着など監視ドに phase 4 を行うことを考慮する 哺乳不良, 体重増加不良, 呼吸器症状がみられず, 溢乳 のみの児には, 過剰な検査が行われないようにし, 家族 の理解を得ながら経過観察する 治療乳 ( 増粘ミルク, 抗アレルギーミルク の投与を行って経過をみてもよい 表 3 に示したような症状のある児は,GERD 疾患をまず考えて精査する この 以外の ような症状がなく, 嘔 吐以外に表ユに示す症状がみられる場合は GERD の精 査を必要とする可能性があるため, 専門医の診療が勧められる 2 吐血 ( 下血 ) を主症状とする患者 ( 図 ID この群では, 食道炎を疑わせる症状をもつ患者を, 嘔吐 溢乳の有無にかかわらず対象にする まず, 逆流性食道炎の存在を食道内視鏡検査及び生検によって確定する 次に, 他の疾患の存在を否定し, 食道 ph モニタリ

6 The Japanese Society Soolety of Pedlatrlo Pediatric Surgeons (JSPS) 304 日小外会誌第 42 巻 2 号 2006 年 4 月 鼕羅難麟鼕, 麟繞雛簾囃翻鬱髦 l 靉滋鑞 な L 他疾患の精査 GERD 症状をもつ児, 腹満時に喘息発 f ケを起こしやす い児などを対象とすべきとの意見がある GER と喘鳴 の因果関係は, 食道 ph モニタリングやシンチグラフィーで症状と逆流の時間的関係が証明できる場合や, バー ンスタインテスト陽性 ( 食道ド部に酸を沖人した際に, 症状が誘発される ) により僻認される 3 }, なお, 診断的 治療として,1 2 カ月間,phase 2,3 の治療を行い, その効果から因果関係を疑う場合もある, 反復性肺炎の場合も同様に, 疔状から GER の関与か 考えられる例や, 反復性肺炎の原因が他に求められない 例を GERD の診断 治療の対象とする ALTE については, GER との関係がト分に訂明され ていない ため, 他疾患のロ亅能性が十分否定された例につ いて, 食道 pll モニタリングなどで GER の存在を検討 し, 陽性例を治療対象にする意見がある 4, その他 表 1 で rll) その他に挙げた症状が単独で認められる 場合に,GER を疑うべきか否かについては, 律に決 められないので症例ごとに判断する GER を疑う場合, まず食道 ph モニタリングを施行して GER の存在を確 図 II lllln い 断 治療の進め方 ( ド血 ) を t 症状とする患者における診 II A : 食道炎の評価は内視鏡所見または生検により行う II B :Crohn 病 好酸球性胃腸炎 カンジダ件食道 炎など他疾患の存在を台定する 食道 ph モニタリング を含む諸検合にて GERD の診断を行い, 食道裂孔ヘル ニア 胃排出遅延など逆流性食道炎の原囚または増悪因 r 一となるものの精査も行う II C : 逆流性食道炎が冉燃を繰り返し, 酸分泌抑制薬の投ワから離脱できない場合は外科的適応も検討する ングなどで GERD と診断したうえでその治療を行う 治療は逆流そのものを減少させる治療 (phase 2,4,5 ) と食道炎 潰揚に対する治療 phase 3 を組み合わせ る 酸分泌抑制薬を長期に必要とする症例や瘢痕忸食道 狭窄疔を里する井例については, 外科的治療の適応を検 討する必要があると考えられる 2a) 3 喘鳴 反復件肺炎 無呼吸 ALTE 様 Vfi 状等の 呼吸器症状を呈する患者 ( 図 IID 喘息児では一般の児に 匕較して GER が多くみられ, GERD の治療によって喘鳴が軽快する場合があると報 告されている 27[ どのような喘息児を GERD の治療の 対象とすべきかについては明らかにされていないが, 通 認するか, 診断的治療を行って判断することが適当と考えられる 5 重症心身障害児の GER 重ゴ r ト心身障告児の GER は難治であることが多く ま た自然治癒が見込みにくいなどの特徴があるため, 強力な治療を必要とする場合が少なくない しかし, 慢性上気道閉塞症状を 7 している症例の巾には, 気道閉塞改善策 ( 下咽頭チーブュの使用 気管切開, 喉頭気管分離術など ) が着効することがある, 重症心身障害児においても基本的な治療方針は図 1 IIIを参考にするとよいが, 自覚症状の訴えがないため, 嘔叫,nll![t, 反復性呼吸器感染などがみられる場合は GERD を疑い, 積極的に検査を行うことが勧められる 重症心身障害児の GERD に対して } 期の外科治療を勧める意見もあるが, 術後合併症や再発率が高いことも考慮し, 外科治療の適応の判断に際しては, 患者の qua1 il } of!ifeを重要視して慎重に判断する 6, 小児外科疾患術後の GERD 症例先天性食道閉鎖症, 横隔膜ヘルニァ, 新牛児胃破裂術後など下部食道や噴門, 食道裂孔に手術操作が加えられる疾患で術後の GERD 発症が問題となる 特に食道閉鎖症の術後には食道運動異常と GER が多くみられ, 術後には GER の評価を行うことが勧められる 2s ) 最近では先天性横隔膜ヘルニア重症型での術後 GERD も注目 常の喘息治療に抵抗性である児, 嘔吐, 胸痛など他の され, 高度の肺低形成による胸腔内圧陰性, 横隔膜欠損 NII-Electronic N 工工一 Eleotronlo Llbrary Library

7 日小外会誌窮 42 巻 2 号 2006 年 4 目 305 反復性肺炎, A 型食道閉鎖症術後の嘔吐, 吻合部狭窄 などの合併例では丁術適応となる症例が多い 文 献 飜 _ 靉靉覊鑢獵饑攤 申 磯靆靉鰯 撰 あり 鑾灘はい 十 なし いいえ 他の原因精査 懿靉 図 lll 喘鳴 反復性肺炎 無呼吸 ALTE 様症状等の 呼吸器症状を呈する患者における診断 治療の め方 III A : 呼吸器疾患としての精査をしてこれらの症状の原因があきらかでないものを対象とする IH B : 診断を兼ねて,phase 3 の治療を行う III C : 食道 ph モニタリングや, 必要に応じて GER の原因になりうる疾患や病態, すなわち食道裂孔ヘ 進 ルニ アや胃排出遅延の有無などをヒ部消化管造影などで検査する III D : 呼吸器症状から必要性に応じて治療を進める 治療効果がない場合には, 呼吸器症状と GER との因果関係について再度確認をすることが望ましい III E : 誤嚥がみられる場合は, GER がみられても噴門形成術によって必ずしも呼吸器症状が軽快しないため, 外科治療の方法と適応は慎重に検討する必要がある 部が食道裂孔を含むことによる横隔膜修復操作, 欠損腔 の直接閉鎖による横隔膜の緊張などが要因として考えら れてい る z9 )li ) また, 新生児胃破裂でも噴門部から胃体 部前壁に及ぶ広範な筋層欠損の修復で His 角が消失し, 術後 GER の原因になる, 小児外科疾患術後の GER 発 症例では保存療法で軽快するものもあり, 基本的には一 般の GERD 例に準じて手術適応を決定するが, ALTE, 1 ) Miyazawa R,ToInomasa T,Kaneko H,et al : Prevalence of gastro esophageal reflux related symptoms in Japaneseinf 乱 1ts,Pediatr Int,44 : , )Vandenptas Y,Ashkenazi A,Belli D,et al ; A propositionfor し he diagnosisand treatment of gas tro oesophageat reflux diseaseinchildren :Areport from a working group on gastro oesophageal reflux diseaseeur J Pediatr,152 : , )Rudotph CD,Mazur LJ,LiptakGS,et al:guide lines for evaluation and treatment of gastroe sophageal re 且 ux in infantsand children,j Pediatr Gastroenterol Nutr,32 suppl,2:sl S31, ) Kawahara H,Dent J,Davidson G : Mechanisms responsible for gastroesophageal refiux in chi 旦一 drengastroenterology,113: , ) Kawahara H,Dent J,Davidson G,et al :Relatk)n ship between straining,transientlower esophageal sphincter relaxation and gastroesophageal reflux in children Am J Gastroenterol,96 : , )Okada K,Miyako M,Honma S,et al :Discharge diagnoses ininfadtswith apparent life threatening event Pediatr Int,45: , )McCauley RGK,Daring DB,LeonidaseJC,et al : Gastroesophageal reflux ininfantsand chilclren :A useful classification and rehable physiologic tech nique for itsdeinonstrationam J RoentgenoLl30: 47 50, )Working Groupof the European Societyof Pedi atric Gastroenterology and Nutrition;Astandard izedprotocol for the methodology of esophageal ph monitoring and interpretation of the datafor the diagnosisof gastroesophageal reflux J Pediatr Gastroenterol Nutr,14: , )CollettiRB,ChristieDL,OrensteinSR :Indica tions forpediatric esophageal ph monitoring J PediatrGastroenterol Nutr,21 : ,1995 ユ 0) 日本小児消化管機能研究会 :24 時間食道 ph ニタリングのガイドラインー検査法とその評価の標準化一 小児外科, 29: ,1997 モ

8 TheJapaneseSociety Society of Pediatric Surgeons (JSPS) {JSPS) 306 FI 1ieF ",E, S/ ag42ts2 :- 20U6" 4 H 11) Watanabe Y, Catto-SmilhAG: The clinical significance of a prolonged stable ph around 40 in 24-h ph monitoring J Pediatr GastrocnterolNutr 19:50-57, ) Andze GO, Brandt ML, St Vil D, et al:diagnosis and treatment of gastroesophageal reflux in 500 children with respiratory symptoms: The vatue of ph monitoring J Pediatr Surg 26:295'300, ) VandenplasY: Refluxesophagitis in infantsand children: A report from the working group on gastro-oesophageal reflux diseuseof the European society of paediatric gastroenterology and iiutritionj PediatrGastroenterolNutr, 18: , 1994,14) Armstrong D, BenllettJR,BIum AL, et al:the endoscopic assessment of esophagitis/ A progress report on observer agreement, Gastroenterology, 11]: ) GilgerMA, Boyle JT, Sondheimer JM, et alt Indications for pediatric esophageal manometry J PediatrGastroenterol Nutr, 24:616'618,1997, 16) Kawahara H, Imura K, Yagi M, et al: Mechanisms underlying the antireflux effect of Nissen fundeplicationin children J PediatrSurg, 33: , ) Westra SJ, Derkx HHF, TarniniauJAJrvl: Symp- ' tomatic gastro-esophageal reflux: Diagnosiswith ultrasound, J Pediatr Gastroentero] Nutr 19:58'61, ]994,18) JenkinsAF, Cowan RJ RichterJKi Gastroesophageal scintigraphy: Isita sensitive screening test for gastro-esophageal reflux disease?j CIin GastroenteroL7:127n131, ) V'andenp[asY, BelliD, Cadranel S et al:dietarv treatment forregurgitation-recommendatioi]s from a working party Acta Pediatr, 87: , 1998ZO) Cucchiara S, Minella R, Iervolino MR, et al: Omeprazole and high doseranitidine inthe treat- rnent of refractory reflux oesophagitis Arch Dis Child,69: , ) Gunasekaran TS, HassaH EG: Efficacy and safety of omeprazole forsevere gastroesophageal refiux in children J Pediatr, 123:148'154, ) Rothenberg SS:Experiencc with 220 consccutive [aparoscopic:nissenfundoplicationsin infants aiid childrcn, J PediatrSurg33i274'278,1998, 23) Iwanaka T, Arai M, Ito M, et al: Laparoscopic surgery in neonates aiid infants weighing less than 5 kgpediatrint,42: 608'612,ZOOO 24) Smith CD OthersenHB Jr, Gogan NJ, et al: Nissen fundoplication in children with profound neurologic disabiljty, High risks and unmet goals, Ann Surg,215: , ) Kawahara H, Nakajima K, Yagi M, et al: Mechanisms responsib]e forrecurrent gastroesophageal reflux in nettrelogically impaired chitdren who underwenr laparoscopic Nissen fundoplication Surg Endosc, 16: , ) Ohhama Y, TsunodiiA, Nishi T, et al: Surgical treatment of refiux stricture of the esephagus J Pediatr Surg,25:758'761, ) MitsuhashiM, Tomomasa T Tokuyama K, et al: The evaluation of gastroesophageal reflllx symptoms in patients with bronchial asthma Ann Allergy,54:317'320,1985, 28) Takano K, iwafuchi)vl,uchivama M, et al: Evaluation of loweresophageal sphincter functionin infantsand chi]dren follewing esophageal surgery J PediatrSurg,23/410-4]4, 1988, 29) Nagaya M, Akatsuka H, Kato J: Gastroesophageal reflux occurring after repair of eongenitaldiaphragmatic he-iiaj PediatrSurg,29: 1447' 1451, ) Kamiyaina M, Kawahara H, Okuyama }I,et al: Gastroesophageal rcflux after repair of congenital diaphragmatic herniaj Pediatr Surg, 37: 1681' 1684,2002 NII-Electronic Library

小児耳 2014; 35(3): 第 9 回 日本小児耳鼻咽喉科学会 シンポジウム 1 小児胃食道逆流症をめぐって 小児の胃食道逆流症に対する診断 治療方針と治療経験 漆原直人 1), 矢野正幸 2) 1) 静岡県立こども病院小児外科 2) 静岡県立こども病院元放射線科技師長 小児の

小児耳 2014; 35(3): 第 9 回 日本小児耳鼻咽喉科学会 シンポジウム 1 小児胃食道逆流症をめぐって 小児の胃食道逆流症に対する診断 治療方針と治療経験 漆原直人 1), 矢野正幸 2) 1) 静岡県立こども病院小児外科 2) 静岡県立こども病院元放射線科技師長 小児の : 207 211 第 9 回 日本小児耳鼻咽喉科学会 シンポジウム 1 小児胃食道逆流症をめぐって 小児の胃食道逆流症に対する診断 治療方針と治療経験 漆原直人 1), 矢野正幸 2) 1) 静岡県立こども病院小児外科 2) 静岡県立こども病院元放射線科技師長 小児の胃食道逆流症の当科での診断手順, 治療方針と外科的治療経験などについて報告した 当科では外科治療として腹腔鏡下の Toupet 法による噴門形成術を標準術式としており

More information

スライド 1

スライド 1 1. 胃の構造 胃の構造 胃底部 胃底部 胃体部 幽門部 胃液の成分ペプシン胃酸粘液 1. 胃の構造 胃の構造と役割 噴門胃底部胃体部幽門部 粘液を分泌胃酸 ( 塩酸 ) ペプシンを分泌胃酸 ( 塩酸 ) ペプシンを分泌ガストリンを血液中に分泌 ペプシン 胃酸 粘液 タンパク質を分解 病原菌の殺菌やペプシノーゲンの活性化 ペプシンや胃酸から胃粘膜を保護 1. 復習 胃の構造と役割 噴門 胃底部 胃体部

More information

医療連携ガイドライン改

医療連携ガイドライン改 睡眠医療入門キットのご紹介 厚生労働省委託研究 睡眠医療における医療機関連携ガイドラインの有効性検証に関する研究 班主任研究者 : 清水徹男 ( 秋田大学教授 日本睡眠学会理事長 ) 睡眠医療入門キット ( 入門キット ) の目的は 睡眠医療の専門家ではない医師が睡眠障害の初期診断を行い 適切な医療連携を行うための指針を提供することです このキットは スクリーニングガイドライン と 医療連携ガイドライン

More information

減量・コース投与期間短縮の基準

減量・コース投与期間短縮の基準 用法 用量 通常 成人には初回投与量 (1 回量 ) を体表面積に合せて次の基準量とし 朝食後および夕食後の 1 日 2 回 28 日間連日経口投与し その後 14 日間休薬する これを 1 クールとして投与を繰り返す ただし 本剤の投与によると判断される臨床検査値異常 ( 血液検査 肝 腎機能検査 ) および消化器症状が発現せず 安全性に問題がない場合には休薬を短縮できるが その場合でも少なくとも

More information

小児外科学 (-Pediatric Surgery-) Ⅰ 教育の基本方針小児外科は 子供 (16 歳未満 ) の一般外科と消化器外科を扱う科です 消化器 一般外科学並びに小児外科学に対する基礎医学から臨床にわたる幅広い知識をあらゆる診断 治療技術を習得し 高い技術力と探究心及び倫理観を兼ね備えた小

小児外科学 (-Pediatric Surgery-) Ⅰ 教育の基本方針小児外科は 子供 (16 歳未満 ) の一般外科と消化器外科を扱う科です 消化器 一般外科学並びに小児外科学に対する基礎医学から臨床にわたる幅広い知識をあらゆる診断 治療技術を習得し 高い技術力と探究心及び倫理観を兼ね備えた小 小児外科学 (-Pediatric Surgery-) Ⅰ 小児外科は 子供 (16 歳未満 ) の一般外科と消化器外科を扱う科です 消化器 一般外科学並びに小児外科学に対する基礎医学から臨床にわたる幅広い知識をあらゆる診断 治療技術を習得し 高い技術力と探究心及び倫理観を兼ねえた小児外科医の養成 Ⅱ 年次毎の 小児の外科的疾患の診断に必要な問診および身体診察を行うことができる 小児の外科的疾患の診断計画をたてることができる

More information

1)表紙14年v0

1)表紙14年v0 NHO µ 医師が治療により回復が期待できないと判断する 終末期 であると医療チームおよび本人 家族が判断する 患者の意志表明は明確であるか? いいえ はい 意思は文書化されているか? はい 患者には判断能力があるか? 医療チームと患者家族で治療方針を相談する 患者の意思を推量できる場合には それを尊重する はい はい 患者の意思を再確認する はい 合意が得られたか? はい いいえ 倫理委員会などで議論する

More information

頭頚部がん1部[ ].indd

頭頚部がん1部[ ].indd 1 1 がん化学療法を始める前に がん化学療法を行うときは, その目的を伝え なぜ, 化学療法を行うか について患者の理解と同意を得ること ( インフォームド コンセント ) が必要である. 病理組織, 病期が決定したら治療計画を立てるが, がん化学療法を治療計画に含める場合は以下の場合である. 切除可能であるが, 何らかの理由で手術を行わない場合. これには, 導入として行う場合と放射線療法との併用で化学療法を施行する場合がある.

More information

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号 資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号 ;II-231) 1 医療上の必要性の基準に該当しないと考えられた品目 本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル

More information

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」 2017 年 2 月 1 日 作成者 : 山田さおり 慢性心不全看護エキスパートナース育成コース 1. 目的江南厚生病院に通院あるいは入院している心不全患者に質の高いケアを提供できるようになるために 看護師が慢性心不全看護分野の知識や技術を習得することを目的とする 2. 対象レベルⅡ 以上で各分野の知識と技術習得を希望する者 ( 今年度は院内スタッフを対象にしています ) 期間中 80% 以上参加できる者

More information

h29c04

h29c04 総数 第 1 位第 2 位第 3 位第 4 位第 5 位 総数 悪性新生物 25,916 心疾患 14,133 肺炎 7,239 脳血管疾患 5,782 老衰 4,483 ( 29.8) ( 16.2) ( 8.3) ( 6.6) ( 5.1) PAGE - 1 0 歳 先天奇形 変形及び染色体異 38 胎児及び新生児の出血性障害 10 周産期に特異的な呼吸障害及 9 不慮の事故 9 妊娠期間及び胎児発育に関連

More information

7 1 2 7 1 15 1 2 (12 7 1 )15 6 42 21 17 15 21 26 16 22 20 20 16 27 14 23 8 19 4 12 6 23 86 / 230) 63 / 356 / 91 / 11.7 22 / 18.4 16 / 17 48 12 PTSD 57 9 97 23 13 20 2 25 2 12 5

More information

通常の市中肺炎の原因菌である肺炎球菌やインフルエンザ菌に加えて 誤嚥を考慮して口腔内連鎖球菌 嫌気性菌や腸管内のグラム陰性桿菌を考慮する必要があります また 緑膿菌や MRSA などの耐性菌も高齢者肺炎の患者ではしばしば検出されるため これらの菌をカバーするために広域の抗菌薬による治療が選択されるこ

通常の市中肺炎の原因菌である肺炎球菌やインフルエンザ菌に加えて 誤嚥を考慮して口腔内連鎖球菌 嫌気性菌や腸管内のグラム陰性桿菌を考慮する必要があります また 緑膿菌や MRSA などの耐性菌も高齢者肺炎の患者ではしばしば検出されるため これらの菌をカバーするために広域の抗菌薬による治療が選択されるこ 2014 年 12 月 3 日放送 高齢者肺炎の診療マネジメント 大分大学呼吸器 感染症内科教授門田淳一はじめに今回は高齢者肺炎の診療マネジメントについて考えてみたいと思います およそ 4 人に 1 人が 65 歳以上である超高齢社会の我が国において 高齢者肺炎は日常診療において最も頻繁に遭遇する疾患の一つです 我が国の死因の第 3 位は肺炎ですが そのうち約 96% は65 歳以上の高齢者が占めています

More information

330 先天性気管狭窄症 / 先天性声門下狭窄症 概要 1. 概要気道は上気道 ( 鼻咽頭腔から喉頭 ) と下気道 ( 気管 気管支 ) に大別される 指定難病の対象となるものは声門下腔や気管に先天的な狭窄や閉塞症状を来す疾患で その中でも先天性気管狭窄症や先天性声門下狭窄症が代表的な疾病である 多

330 先天性気管狭窄症 / 先天性声門下狭窄症 概要 1. 概要気道は上気道 ( 鼻咽頭腔から喉頭 ) と下気道 ( 気管 気管支 ) に大別される 指定難病の対象となるものは声門下腔や気管に先天的な狭窄や閉塞症状を来す疾患で その中でも先天性気管狭窄症や先天性声門下狭窄症が代表的な疾病である 多 330 先天性気管狭窄症 / 先天性声門下狭窄症 概要 1. 概要気道は上気道 ( 鼻咽頭腔から喉頭 ) と下気道 ( 気管 気管支 ) に大別される 指定難病の対象となるものは声門下腔や気管に先天的な狭窄や閉塞症状を来す疾患で その中でも先天性気管狭窄症や先天性声門下狭窄症が代表的な疾病である 多くが救命のため緊急の診断 処置 治療を要する 外傷や長期挿管後の二次性のものは除く 2. 原因原因は不明で

More information

33 NCCN Guidelines Version NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guidelines ) (NCCN 腫瘍学臨床診療ガイドライン ) 非ホジキンリンパ腫 2015 年第 2 版 NCCN.or

33 NCCN Guidelines Version NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guidelines ) (NCCN 腫瘍学臨床診療ガイドライン ) 非ホジキンリンパ腫 2015 年第 2 版 NCCN.or 33 NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guidelines ) (NCCN 腫瘍学臨床診療ガイドライン ) 2015 年第 2 版 NCCN.org NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guidelines ) (NCCN 腫瘍学臨床診療ガイドライン ) の Lugano

More information

Taro-01 胃がん内視鏡検診手引き

Taro-01 胃がん内視鏡検診手引き 鳥取県胃がん内視鏡検診実施に係る手引き 1 目的 胃がんの死亡率は全国的に減少傾向にあるが 依然として非常に高い状況にある このような中で 早期の胃がん発見に努めるため 胃がん内視鏡検診を実施することとする 2 実施主体 県内市町村 3 検診の対象者当該市町村の区域内に居住地を有する40 歳以上の者 ( 被用者職域等において事業主または保険者が実施する検診で この事業に相当する検診を受けることができる者を除く

More information

P01-16

P01-16 脳波検査とは 脳はその活動にともない常に微 わず 動を頭部に付けた電極で捉え 増 は準備を含めて約1時間ですが の刺激を与えた時などの脳波を調 じた時 深呼吸をした時 光や音 ていただき目を開いた時 目を閉 糊 で 取 り 付 け ま す 安 静 に し が改善するように手術を希望され ている場合は 少しでもその症状 運動麻痺などの症状が出てしまっ す 術後の日常生活は 術前に を最小限に抑えるための検査で

More information

患者 ID: 氏名 : ピロリ菌外来説明文書 1. ピロリ菌はいつ誰によって発見されたのでしょうかピロリ菌はオーストラリアのウォレンとマーシャルによって 1983 年ヒトの胃の中から発見されました その後 ピロリ菌がヒトの胃に与える様々な影響が解明

患者 ID: 氏名 : ピロリ菌外来説明文書 1. ピロリ菌はいつ誰によって発見されたのでしょうかピロリ菌はオーストラリアのウォレンとマーシャルによって 1983 年ヒトの胃の中から発見されました その後 ピロリ菌がヒトの胃に与える様々な影響が解明 ピロリ菌外来 についてのお知らせ ( 平成 21 年 11 月開設 ) 平成 21 年 11 月より当院消化器内科外来において 保険適応のない方についてピロリ菌の判定 除菌を目的とする ピロリ菌外来を実施してきましたが 平成 26 年 4 月からは 内視鏡検査を 6 ヶ月以内に行った方については 原則すべての患者において保険診療でピロリ菌の除菌ができるようになりました しかしながら 保険診療では除菌治療は

More information

日本内科学会雑誌第98巻第12号

日本内科学会雑誌第98巻第12号 表 1. 喘息の長期管理における重症度対応段階的薬物療法 重症度 長期管理薬 : 連用 : 考慮 発作時 ステップ 1 軽症間欠型 喘息症状がやや多い時 ( 例えば 1 月に 1 ~2 回 ), 血中 喀痰中に好酸球増加のある時は下記のいずれか 1 つの投与を考慮 吸入ステロイド薬 ( 最低用量 ) テオフィリン徐放製剤 ロイコトリエン拮抗薬 抗アレルギー薬 短時間作用性吸入 β2 刺激薬または短時間作用性経口

More information

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350 5. 死亡 () 死因順位の推移 ( 人口 0 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 328.4 悪性新生物 337.0 悪性新生物 286.6 25 悪性新生物 377.8 悪性新生物 354. 悪性新生物 290.3 位 26 悪性新生物 350.3 悪性新生物 355.7 悪性新生物 290.3 27 悪性新生物 332.4 悪性新生物 35. 悪性新生物

More information

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として 第 2 部 CTD の概要 一般名 : エソメプラゾールマグネシウム水和物 版番号 : 2.2 緒言 ネキシウム カプセル ネキシウム 懸濁用顆粒分包 本資料に記載された情報に係る権利はアストラゼネカ株式会社に帰属します 弊社の事前の承諾なく本資料の内容を他に開示することは禁じられています D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体

More information

5 月 18 日 5 新生児の呼吸障害 GIO: 新生児期に生じる呼吸障害の病態の特徴を説明でき 胸部 XPから診断できる SBO: 1. 新生児呼吸障害の病態に基づく症状の特徴を説明できる 2. RDSの病態を知り 診断でき その治療法について説明できる 3. 新生児一過性多呼吸の特徴を説明できる

5 月 18 日 5 新生児の呼吸障害 GIO: 新生児期に生じる呼吸障害の病態の特徴を説明でき 胸部 XPから診断できる SBO: 1. 新生児呼吸障害の病態に基づく症状の特徴を説明できる 2. RDSの病態を知り 診断でき その治療法について説明できる 3. 新生児一過性多呼吸の特徴を説明できる 日付 時限 4 月 6 日 5 小児医療 GIO: 小児科学 とは何か を学ぶ SBO: 1. 小児疾病の特徴について概説できる 内 容 2. 新生児 幼児 学童 思春期 青年期の発育 発達を説明できる 3. 発育過程の各年齢におけるエネルギー 蛋白質所要量を説明できる 小児薬用量について概説できる 4 月 13 日 5 周産期医療概論 GIO: 周産期医療について理解する SBO: 1. 周産期医療とは何かを概説できる

More information

64 は認められなかった 術前に施行したIVIgの効 きた 特に 小児例では血漿交換は肉体的侵襲が 果が明らかでなかったため 2月20日より単純血 大きく Blood Accessも難iしいことから1 IVIg 漿交換を施行した 第1回施行直後より 開瞼3 mmまで可能となり 眼球運動も改善 3回目終了 が推奨されてきている11 12 後より水分経口摂取開始 4回目終了後には人工 呼吸器から離脱が可能となり著明な改善効果を認

More information

2009年8月17日

2009年8月17日 医師 2,000 人超の調査結果を多数掲載中です https://www.facebook.com/medpeer 2013 年 8 月 1 日 メドピア株式会社 マイコプラズマ感染症診断における迅速診断キットの使用状況 について 半数以上はキットを使用していない 医師約 6 万人が参加する医師専用サイト MedPeer ( メドピア https://medpeer.jp/) を運営するメドピア 株式会社

More information

消化性潰瘍(扉ページ)

消化性潰瘍(扉ページ) 患者さんと家族のための 消化性潰瘍 ガイドブック 編集 日本消化器病学会 Copyright C THE JAPANESE SOCIETY OF GASTROENTEROLOGY. d 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 1 消化性潰瘍の理解のために 2 消化性潰瘍の原因は 日本での消化性潰瘍の原因は

More information

13120701PDF_Œ{Ł¶PDF.pdf

13120701PDF_Œ{Ł¶PDF.pdf 北勤医誌第 35巻 2013年 12月 1Y 2Y8M 図 1 ストーマの経時変化 直後から 2Y8M まで) こで低侵襲で 余剰腸管の切除とメッシュによ 術後経過 数日して腹痛を訴え CT をとった る補強とストーマ孔の拡大防止をストーマ孔か ところイレウスはないがストーマ孔に小腸が陥 らのアプローチで行なう術式を計画した 入していると診断し再手術を行った 前回腹腔 術式 2層メッシュComposix

More information

糖尿病診療における早期からの厳格な血糖コントロールの重要性

糖尿病診療における早期からの厳格な血糖コントロールの重要性 2018 年 10 月 31 日放送 成人 RS ウイルス感染症 坂総合病院副院長高橋洋はじめに RS ウイルスは小児科領域ではよく知られた重要な病原体ですが 成人例の病像に関しては未だ不明の点も多いのが現状です しかし近年のいくつかの報告を契機として この病原体の成人領域での疫学や臨床像 とくに高齢者における重要性が少しずつ明らかになってきています 今回は成人における RS ウイルス肺炎の病像を当施設の成績を踏まえてお話しさせていただきます

More information

本文/開催および演題募集のお知らせ

本文/開催および演題募集のお知らせ 86 QOL S Masson Irritable Bowel Syndrome IBS Visual Analog Scale VAS IBS MRI S pelvic side wall W pelvic side wall PDS figure 過敏性腸炎様の症状を呈した直腸子宮内膜症の症例 87 図1 術前 MRI ゼリー法の結果 1 症例1の術前所見 症例の術前所見では に直腸子宮内膜症を疑う

More information

佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医

佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医 佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生 住所 M T S H 西暦 電話番号 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 家族構成 情報 医療機関名 診療科 住所 電話番号 紹介医 計画策定病院 (A) 連携医療機関 (B) 疾患情報 組織型 遺伝子変異 臨床病期 病理病期 サイズ 手術 有 無 手術日 手術時年齢 手術 有 無 手術日

More information

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd L FO AT E VI TAMI NB12 医療関係者用 葉酸 とビタミンB ビタミンB12 アリムタ投与に際して 警告 1 本剤を含むがん化学療法に際しては 緊急時に十分対応できる医療施設において がん化学療 法に十分な知識 経験を持つ医師のもとで 本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投 与すること 適応患者の選択にあたっては 各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること また 治療開始に先立ち

More information

330 先天性気管狭窄症 概要 1. 概要気道は上気道 ( 鼻咽頭腔から声門 ) と狭義の気道 ( 声門下腔 気管 気管支 ) に大別される 呼吸障害を来し外科的治療の対象となるものは主に狭窄や閉塞症状を来す疾患で その中でも気管狭窄症が代表的であり 多くが緊急の診断 処置 治療を要する 外科治療を

330 先天性気管狭窄症 概要 1. 概要気道は上気道 ( 鼻咽頭腔から声門 ) と狭義の気道 ( 声門下腔 気管 気管支 ) に大別される 呼吸障害を来し外科的治療の対象となるものは主に狭窄や閉塞症状を来す疾患で その中でも気管狭窄症が代表的であり 多くが緊急の診断 処置 治療を要する 外科治療を 330 先天性気管狭窄症 概要 1. 概要気道は上気道 ( 鼻咽頭腔から声門 ) と狭義の気道 ( 声門下腔 気管 気管支 ) に大別される 呼吸障害を来し外科的治療の対象となるものは主に狭窄や閉塞症状を来す疾患で その中でも気管狭窄症が代表的であり 多くが緊急の診断 処置 治療を要する 外科治療を要するもののほとんどは先天性の狭窄であり 外傷や長期挿管後の二次性のものは除く 喉頭に病変を有する声門下狭窄症とは全く異なる疾患である

More information

研究成果報告書

研究成果報告書 様式 C-19 科学研究費補助金研究成果報告書 平成 22 年 5 月 17 日現在 研究種目 : 基盤研究 (C) 研究期間 :2007~2009 課題番号 :19590713 研究課題名 ( 和文 ) 24 時間咽頭食道内 ph インピーダンスモニタリングによる食道咽頭逆流の解析 研究課題名 ( 英文 ) Analysis of esophagopharyngeal reflux using 24-hr

More information

外来在宅化学療法の実際

外来在宅化学療法の実際 平成20年度第1回高知医療センター 地域がん診療連携拠点病院 公開講座 食道がんの放射線 化学療法について 高知医療センター 腫瘍内科 辻 晃仁 がん薬物療法専門医 がん治療認定医 2008.7.19. 高知市 ウエルサンピア高知 レインボーホール 食道の構造 食道がんの進行 食道の内面の粘膜から発生したがんは 大きくなると粘膜下層に広がり さらにその下の筋層に入り込みます もっと大きくなると食道の壁を貫いて食道の外まで広がっていきます

More information

スライド 1

スライド 1 感染と CRP 感染と CRP メニュー 1.Sepsis 1 診断的 価値 Intensive Care Med 2002 2 重症度 3 治療効果 予後判定 判定 Crit Care 2011 Infection 2008 2.ICU Patients 3.VAP Crit Care 2006 Chest 2003 Crit Care Med 2002 Heart & Lung 2011

More information

遠隔転移 M0: 領域リンパ節以外の転移を認めない M1: 領域リンパ節以外の転移を認める 病期 (Stage) 胃がんの治療について胃がんの治療は 病期によって異なります 胃癌治療ガイドラインによる日常診療で推奨される治療選択アルゴリズム (2014 年日本胃癌学会編 : 胃癌治療ガイドライン第

遠隔転移 M0: 領域リンパ節以外の転移を認めない M1: 領域リンパ節以外の転移を認める 病期 (Stage) 胃がんの治療について胃がんの治療は 病期によって異なります 胃癌治療ガイドラインによる日常診療で推奨される治療選択アルゴリズム (2014 年日本胃癌学会編 : 胃癌治療ガイドライン第 胃がんとは 胃がんの発生 進行について胃がんは胃の粘膜から発生し 年月をかけて診断可能な大きさになるといわれています 胃の壁は 粘膜 粘膜下層 筋層 漿膜 ( しょうまく ) にわかれています 胃壁におけるがんの浸潤の程度を深達度と呼びます 粘膜下層までの浸潤でとどまっているものを早期胃がんとし 筋層まで浸潤しているものを 進行がんとしています 早期がんであっても 粘膜下層まで浸潤すると血管やリンパ管から転移していく可能性があります

More information

本文/開催および演題募集のお知らせ

本文/開催および演題募集のお知らせ 80 QOL QOL VAS Score MRI MRI MRI Ra Rb MRI 81 お 名 前 VAS VAS Score 82 奥ほか 症例 手術時間 出血量 食事開始日 術後入院期間 分 ml 日 日 平均 SD 9 備考 排尿障害 創部感染 図 直腸子宮内膜症症例の MRI ゼリー法によ る画像所見 図 当院で直腸子宮内膜症に対して直腸低位前方切 除術を施行した症例の内訳 子宮内膜症では

More information

日本消化器外科学会教育集会

日本消化器外科学会教育集会 図 1 健常人における消化管の働き 図 2 胃の運動機能 図 3 胃切除術 ( 幽門側胃切除 Roux-en-Y 再建 ) が消化管機能に及ぼす影響 図 4 胃切除術が他の消化器に及ぼす影響 I. 病因論的 1) ダンピング症候群 2) 術後吻合部潰瘍 3) 貧血 4) 栄養障害 5) 下痢 6) 乳糖不耐症 7) 骨代謝障害 8) 残胃胃炎 9) 逆流性食道炎 10) 輸入脚症候群 11) 胃切除後胆石

More information

医療事故防止対策に関するワーキング・グループにおいて、下記の点につき協議検討する

医療事故防止対策に関するワーキング・グループにおいて、下記の点につき協議検討する 大阪府立病院機構医療事故公表基準 1 公表の目的この基準は 府立 5 病院における医療事故の公表に関する取り扱いについて必要な事項を定めるものとする 病院職員は 次に掲げる公表の意義を正しく認識し 医療事故防止に努めるものとする (1) 病院職員が事故原因の分析や再発防止への取組みなどの情報を共有化し 医療における安全管理の徹底を図るため 自発的に医療事故を公表していくことが求められていること (2)

More information

4 月 20 日 2 胃癌の内視鏡診断と治療 GIO: 胃癌の内視鏡診断と内視鏡治療について理解する SBO: 1. 胃癌の肉眼的分類を列記できる 2. 胃癌の内視鏡的診断を説明できる 3. 内視鏡治療の適応基準とその根拠を理解する 4. 内視鏡治療の方法 合併症を理解する 4 月 27 日 1 胃

4 月 20 日 2 胃癌の内視鏡診断と治療 GIO: 胃癌の内視鏡診断と内視鏡治療について理解する SBO: 1. 胃癌の肉眼的分類を列記できる 2. 胃癌の内視鏡的診断を説明できる 3. 内視鏡治療の適応基準とその根拠を理解する 4. 内視鏡治療の方法 合併症を理解する 4 月 27 日 1 胃 日付 時限 4 月 6 日 1 食道腫瘍の病理 GIO: 食道腫瘍の病理学的所見を理解する SBO: 1. 食道の構造を説明できる 内 容 2. 食道の良性上皮性腫瘍の分類と病理所見を説明できる 3. 食道の悪性上皮性腫瘍の分類と病理所見 ( 肉眼所見 組織所見 ) を説明できる 4. バレット食道 バレット腺癌について説明できる 5. 食道の非上皮性腫瘍を良性病変と悪性病変と分けて説明できる 4

More information

患者さんへの説明書

患者さんへの説明書 難治性 Clostridium difficile 関連下痢症 腸炎に対する糞便細菌叢移植 につきまして 1. はじめに本研究は 臨床試験のなかでも 医師主導臨床試験 に該当する試験になります 医師主導臨床試験とは医療現場でのニーズが高い医薬品や医療機器 治療法を医師が自ら医療機関の倫理委員会などに申請し 承認を受けることにより実施が可能となった試験です 本試験は滋賀医科大学消化器内科が主体となり臨床試験の計画

More information

乳がん術後連携パス

乳がん術後連携パス 私の治療カルテ 大腸連携パス ( 術後フォローアップ ) 堺市立総合医療センター はじめに 連携パス とは 地域のと堺市立総合医療センターの医師が あなたの治療経過を共有できる 治療計画表 のことです 連携パス を活用し と堺市立総合医療センターの医師が協力して あなたの治療を行います 病状が落ち着いているときの投薬や日常の診療はが行い 専門的な治療や定期的な検査は堺市立総合医療センターが行いますので

More information

別紙 1 新型インフルエンザ (1) 定義新型インフルエンザウイルスの感染による感染症である (2) 臨床的特徴咳 鼻汁又は咽頭痛等の気道の炎症に伴う症状に加えて 高熱 (38 以上 ) 熱感 全身倦怠感などがみられる また 消化器症状 ( 下痢 嘔吐 ) を伴うこともある なお 国際的連携のもとに

別紙 1 新型インフルエンザ (1) 定義新型インフルエンザウイルスの感染による感染症である (2) 臨床的特徴咳 鼻汁又は咽頭痛等の気道の炎症に伴う症状に加えて 高熱 (38 以上 ) 熱感 全身倦怠感などがみられる また 消化器症状 ( 下痢 嘔吐 ) を伴うこともある なお 国際的連携のもとに 別紙 1 新型インフルエンザ (1) 定義新型インフルエンザウイルスの感染による感染症である (2) 臨床的特徴咳 鼻汁又は咽頭痛等の気道の炎症に伴う症状に加えて 高熱 (38 以上 ) 熱感 全身倦怠感などがみられる また 消化器症状 ( 下痢 嘔吐 ) を伴うこともある なお 国際的連携のもとに最新の知見を集約し 変更される可能性がある (3) 届出基準ア患者 ( 確定例 ) 患者 ( 確定例

More information

saisyuu2-1

saisyuu2-1 母斑の例 早期発見対象疾患 専門機関への 紹介ポイント る 1歳頃の始語 ママ マンマ等のことばの出始め を経て 有意味語が増えているか 早い児であれ ば 二語文 パパ カイシャ等 が出てくる 簡単ないいつけ ことばでの指示 に従えるか 平成16年度に 1歳6か月児健診から二次精査を経て三次精査機関に紹介された38例のうち 両 側に中等度以上の難聴は3例 7.9 滲出性中耳炎も3例 7.9 聴力正常22例

More information

がん登録実務について

がん登録実務について 平成 28 年度東京都がん登録説明会資料 2-1 がん登録届出実務について (1) 1. 届出対象 2. 届出候補見つけ出し 3. 診断日 4. 届出票の作成例示 東京都地域がん登録室 1 1. 届出対象 1 原発部位で届出 2 入院 外来を問わず 当該腫瘍に対して 自施設を初診し 診断あるいは治療の対象 ( 経過観察を含む ) となった腫瘍を届出 3 届出対象となった腫瘍を 1 腫瘍 1 届出の形で届出

More information

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d 2015 5 7 201410 28 TNF 阻害薬 TNFFab シムジア 皮下注 200mg シリンジ Cimzia 200mg Syringe for S.C. Injection セルトリズマブペゴル ( 遺伝子組換え ) 製剤 873999 22400AMX01488000 20132 20133 20155 20079 警告 1. 2. 1 2 X - CT 3. TNF 4. 1 禁忌

More information

イルスが存在しており このウイルスの存在を確認することが診断につながります ウ イルス性発疹症 についての詳細は他稿を参照していただき 今回は 局所感染疾患 と 腫瘍性疾患 のウイルス感染検査と読み方について解説します 皮膚病変におけるウイルス感染検査 ( 図 2, 表 ) 表 皮膚病変におけるウイ

イルスが存在しており このウイルスの存在を確認することが診断につながります ウ イルス性発疹症 についての詳細は他稿を参照していただき 今回は 局所感染疾患 と 腫瘍性疾患 のウイルス感染検査と読み方について解説します 皮膚病変におけるウイルス感染検査 ( 図 2, 表 ) 表 皮膚病変におけるウイ 2012 年 12 月 13 日放送 第 111 回日本皮膚科学会総会 6 教育講演 26-3 皮膚病変におけるウイルス感染検査と読み方 川崎医科大学皮膚科 講師山本剛伸 はじめにウイルス性皮膚疾患は 臨床症状から視診のみで診断がつく例もありますが ウイルス感染検査が必要となる症例も日常多く遭遇します ウイルス感染検査法は多種類存在し それぞれに利点 欠点があります 今回は それぞれのウイルス感染検査について

More information

3. 本事業の詳細 3.1. 運営形態手術 治療に関する情報の登録は, 本事業に参加する施設の診療科でおこなわれます. 登録されたデータは一般社団法人 National Clinical Database ( 以下,NCD) 図 1 参照 がとりまとめます.NCD は下記の学会 専門医制度と連携して

3. 本事業の詳細 3.1. 運営形態手術 治療に関する情報の登録は, 本事業に参加する施設の診療科でおこなわれます. 登録されたデータは一般社団法人 National Clinical Database ( 以下,NCD) 図 1 参照 がとりまとめます.NCD は下記の学会 専門医制度と連携して 資料 1 事業実施計画書 事業実施計画書 平成 22 年 9 月 1 日 一般社団法人 National Clinical Database 100-0005 東京都千代田区丸の内 1-8-3 丸の内トラストタワー本館 20 階電話 : 03-5614-1119 FAX: 03-6269-3418 e-mail: office@ncd-core.jp 1. 事業の名称 一般社団法人 National

More information

2017 年 8 月 9 日放送 結核診療における QFT-3G と T-SPOT 日本赤十字社長崎原爆諫早病院副院長福島喜代康はじめに 2015 年の本邦の新登録結核患者は 18,820 人で 前年より 1,335 人減少しました 新登録結核患者数も人口 10 万対 14.4 と減少傾向にあります

2017 年 8 月 9 日放送 結核診療における QFT-3G と T-SPOT 日本赤十字社長崎原爆諫早病院副院長福島喜代康はじめに 2015 年の本邦の新登録結核患者は 18,820 人で 前年より 1,335 人減少しました 新登録結核患者数も人口 10 万対 14.4 と減少傾向にあります 2017 年 8 月 9 日放送 結核診療における QFT-3G と T-SPOT 日本赤十字社長崎原爆諫早病院副院長福島喜代康はじめに 2015 年の本邦の新登録結核患者は 18,820 人で 前年より 1,335 人減少しました 新登録結核患者数も人口 10 万対 14.4 と減少傾向にありますが 本邦の結核では高齢者結核が多いのが特徴です 結核診療における主な検査法を示します ( 図 1) 従来の細菌学的な抗酸菌の塗抹

More information

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類 未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類 ( 該当するものにチェックする ) 効能 効果 ( 要望された効能 効果について記載する ) ( 要望されたについて記載する

More information

第1回肝炎診療ガイドライン作成委員会議事要旨(案)

第1回肝炎診療ガイドライン作成委員会議事要旨(案) 資料 1 C 型慢性肝疾患 ( ゲノタイプ 1 型 2 型 ) に対する治療フローチャート ダクラタスビル + アスナプレビル併用療法 ソホスブビル + リバビリン併用療法 ソホスブビル / レジパスビル併用療法 オムビタスビル / パリタプレビル / リトナビル併用療法 (± リバビリン ) エルバスビル + グラゾプレビル併用療法 ダクラタスビル / アスナプレビル / ベクラブビル 3 剤併用療法による抗ウイルス治療に当たっては

More information

平成6年2月1日 597 87 とか 看護婦や医療ソシアルワーカーによる面接で概 どの措置をとることなどが義務付けられている なお 要をチェックし それを基にして主治医が最も重要な これらの措置は法ないし規則の定めるところであり 問題点を確かめるのがよい その通知は文書の形で行われるのが望ましい 精神衛生問題や教育問題などの援助機関として利用 前記の学校の法的義務に対する責任は 当然学校に 可能なものを準備しておき

More information

3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し 個人精神療法を適切に用い 集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法 精神科リハビリテーションを行い 早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し 精神症状を把握し 病型の把握 診断 鑑別診断ができる 3) 人格特徴

3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し 個人精神療法を適切に用い 集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法 精神科リハビリテーションを行い 早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し 精神症状を把握し 病型の把握 診断 鑑別診断ができる 3) 人格特徴 専門研修プログラム整備基準項目 5 別紙 1 専門技能 ( 診療 検査 診断 処置 手術など ) 1 年目 1 患者及び家族との面接 : 面接によって情報を抽出し診断に結びつけるとともに 良好な治療関係を維持する 2. 診断と治療計画 : 精神 身体症状を的確に把握して診断し 適切な治療を選択するとともに 経過に応じて診断と治療を見直す 3. 疾患の概念と病態の理解 : 疾患の概念および病態を理解し

More information

外科領域の専門医共通 領域講習の開催一覧 (2018 年 5 月現在 ) ( 現行制度下の外科専門医更新の研修実績としては 一律 1 回あたり 3 単位を算定します ) 開催日 主催学会 講習会名称 開催地 種別 単位 2016 年 4 月 14 日日本外科学会 特別企画 外科医に求められる医療安全

外科領域の専門医共通 領域講習の開催一覧 (2018 年 5 月現在 ) ( 現行制度下の外科専門医更新の研修実績としては 一律 1 回あたり 3 単位を算定します ) 開催日 主催学会 講習会名称 開催地 種別 単位 2016 年 4 月 14 日日本外科学会 特別企画 外科医に求められる医療安全 2016 年 4 月 14 日日本外科学会 特別企画 外科医に求められる医療安全 大阪府 共通 ( 医療安全 ) 2 2016 年 4 月 14 日日本外科学会 ワークショップ 多発外傷に対する集学的外科治療 大阪府 領域 2 2016 年 4 月 14 日日本外科学会 ワークショップ 中心静脈カテーテル管理における安全対策 大阪府 領域 2 2016 年 4 月 14 日日本外科学会 シンポジウム

More information

NCDデータを用いた全国消化器外科領域内視鏡手術の現況に関する調査結果(速報)

NCDデータを用いた全国消化器外科領域内視鏡手術の現況に関する調査結果(速報) 2014.12 NCD データを用いた全国消化器外 科領域腹腔鏡手術の現況に関する 緊急調査結果 ( 速報 ) 日本外科学会 日本消化器外科学会 Na&onal Clinical Database 1 目的 腹腔鏡手術を受けた患者が合併症などにより残念な結果となったという昨今の報道を受け わが国の腹腔鏡消化器外科手術の症例数の現状と安全性を緊急調査する 2 方法 2011-2013 年の 3 年間に

More information

学位論文の要旨 Impact of endoscopic duodenitis on functional dyspepsia: quantitative analysis of duodenal endoscopic images and medical multimodal data minin

学位論文の要旨 Impact of endoscopic duodenitis on functional dyspepsia: quantitative analysis of duodenal endoscopic images and medical multimodal data minin 学位論文の要旨 Impact of endoscopic duodenitis on functional dyspepsia: quantitative analysis of duodenal endoscopic images and medical multimodal data mining ( 機能性ディスペプシアにおける内視鏡的十二指腸炎のインパ クト : 内視鏡画像の定量的評価とメディカル

More information

平成 29 年度九段坂病院病院指標 年齢階級別退院患者数 年代 10 代未満 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 代 90 代以上 総計 平成 29 年度 ,034 平成 28 年度 -

平成 29 年度九段坂病院病院指標 年齢階級別退院患者数 年代 10 代未満 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 代 90 代以上 総計 平成 29 年度 ,034 平成 28 年度 - 平成 29 年度九段坂病院病院指標 年齢階級別退院患者数 年代 10 代未満 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 代 90 代以上 総計 平成 29 年度 - 23 45 113 265 358 597 977 585 71 3,034 平成 28 年度 - 31 53 123 272 369 657 963 550 67 3,085 平成 27 年度 - 16

More information

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副 目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 3 1.1 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 5 1.2 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副作用発現状況 6 胃腸障害に関連する重篤な副作用発現症例 6 1.3 消化性潰瘍, 炎症性腸疾患等の胃腸疾患のある患者さんにおける安全性について

More information

2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果

2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果 2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果汁飲料 ) の飲用試験を実施した結果 アトピー性皮膚炎症状を改善する効果が確認されました なお 本研究成果は

More information

Microsoft PowerPoint - 薬物療法専門薬剤師制度_症例サマリー例_HP掲載用.pptx

Microsoft PowerPoint - 薬物療法専門薬剤師制度_症例サマリー例_HP掲載用.pptx 薬物療法専門薬剤師の申請 及び症例サマリーに関する Q&A 注意 : 本 Q&A の番号は独立したものであり 医療薬学会 HP にある 薬物療法専門薬剤師制度の Q&A の番号と関連性はありません 薬物療法専門薬剤師認定制度の目的 幅広い領域の薬物療法 高い水準の知識 技術及び臨床能力を駆使 他の医療従事者と協働して薬物療法を実践 患者に最大限の利益をもたらす 国民の保健 医療 福祉に貢献することを目的

More information

< F2D C D838A8BDB92CA926D2E6A7464>

< F2D C D838A8BDB92CA926D2E6A7464> 保医発 0221 第 31 号平成 25 年 2 月 21 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ヘリコバクター ピロリ感染の診断及び治療に関する取扱いについて の一部改正について 今般 ヘリコバクター ピロリ感染の診断及び治療に使用する医薬品の効能

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 消化器疾患食道 穂の香看護専門学校 1 胃食道逆流症 (gastro-esophageal reflux disease;gerd) 欧米では以前から多くの胃食道逆流症患者がいることが知られており その有病率は 10~20% とされてきた 国内では 1990 年代には 16% と報告されており 増加傾向にある [ 疾病の概念 ] 胃内容物の食道への逆流によって不快な症状や合併症を起こしている状態を胃食道逆流症

More information

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」 周術期看護エキスパートナース育成計画 作成者 : 高橋育代 1. 目的江南厚生病院に通院あるいは入院している手術を受ける患者に質の高いケアを提供できるようになるために 看護師が周術期看護分野の知識や技術を習得することを目的とする 2. 対象者 1) レベル Ⅱ 以上で手術看護分野の知識と技術習得を希望する者 2) 期間中 80% 以上参加できる者 3. 教育期間 時間 1 年間の継続教育とする 10

More information

P001~017 1-1.indd

P001~017 1-1.indd 1 クリアランスギャップの理論 透析量の質的管理法 クリアランスギャップ の基礎 はじめに標準化透析量 : Kt /V は, 尿素窒素クリアランス : K(mL/min), 透析時間 : t(min),urea 分布容積 体液量 (ml) から構成される指標であり, 慢性維持透析患者の長期予後規定因子であることが広く認識されている 1-3). しかし, 一方で Kt /V はバスキュラーアクセス (VA)

More information

抗ヒスタミン薬の比較では 抗ヒスタミン薬は どれが優れているのでしょう? あるいはどの薬が良く効くのでしょうか? 我が国で市販されている主たる第二世代の抗ヒスタミン薬の臨床治験成績に基づき 慢性蕁麻疹に対する投与 2 週間後の効果を比較検討すると いずれの薬剤も高い効果を示し 中でもエピナスチンなら

抗ヒスタミン薬の比較では 抗ヒスタミン薬は どれが優れているのでしょう? あるいはどの薬が良く効くのでしょうか? 我が国で市販されている主たる第二世代の抗ヒスタミン薬の臨床治験成績に基づき 慢性蕁麻疹に対する投与 2 週間後の効果を比較検討すると いずれの薬剤も高い効果を示し 中でもエピナスチンなら 2011 年 3 月 3 日放送第 26 回日本臨床皮膚科医会総会 3 主催セミナー 5より 皮膚科診療における抗ヒスタミン薬の限界と可能性 広島大学大学院皮膚科教授秀道弘はじめに皮膚科診療において 痒みを伴う疾患の数は多く 本邦における皮膚科患者数の上位 20 疾患のうち 9 疾患が痒みを伴い それらの疾患患者数は全体の 56.6% に該当します 中でも蕁麻疹 アトピー性皮膚炎は患者数が多く その病態ではヒスタミンが重要な役割を果たします

More information

は減少しています 膠原病による肺病変のなかで 関節リウマチに合併する気道病変としての細気管支炎も DPB と類似した病像を呈するため 鑑別疾患として加えておく必要があります また稀ではありますが 造血幹細胞移植後などに併発する移植後閉塞性細気管支炎も重要な疾患として知っておくといいかと思います 慢性

は減少しています 膠原病による肺病変のなかで 関節リウマチに合併する気道病変としての細気管支炎も DPB と類似した病像を呈するため 鑑別疾患として加えておく必要があります また稀ではありますが 造血幹細胞移植後などに併発する移植後閉塞性細気管支炎も重要な疾患として知っておくといいかと思います 慢性 2012 年 9 月 5 放送 慢性気道感染症の管理 マクロライドを中心に 大分大学総合内科学第二教授門田淳一今回は 慢性気道感染症の管理について マクロライド系抗菌薬の有用性を中心にお話しいたします 慢性気道感染症の病態最初に慢性気道感染症の病態についてお話ししたいと思います 気道は上気道と下気道に分けられます 上気道とは解剖学的に鼻前庭に始まり 鼻腔 咽頭 喉頭を経て気管までの空気の通り道を指し

More information

(別添様式1)

(別添様式1) 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本呼吸器学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 2 位 ( 全 6 要望中 ) 要望する医薬品 成 分 名 ( 一般名 ) 販 売 名 会 社 名 国内関連学会 シクロスポリンネオーラルノバルテイス ファーマ ( 選定理由 )

More information

<4D F736F F D2089BB8A7797C C B B835888E790AC8C7689E6>

<4D F736F F D2089BB8A7797C C B B835888E790AC8C7689E6> 2012 年 4 月更新作成者 : 宇根底亜希子 化学療法看護エキスパートナース育成計画 1. 目的江南厚生病院に通院あるいは入院しているがん患者に質の高いケアを提供できるようになるために 看護師が化学療法分野の知識や技術を習得することを目的とする 2. 対象者 1 ) レベル Ⅱ 以上で各分野の知識と技術習得を希望する者 2 ) 期間中 80% 以上参加できる者 3. 教育期間 時間間 1 年間の継続教育とする

More information

情報提供の例

情報提供の例 145 ヒアルロン酸 2( 肝硬変 ) 平成 22 年 6 月 21 日新規 平成 26 年 9 月 22 日更新 平成 30 年 2 月 26 日更新 取扱い原則として 肝硬変に対するヒアルロン酸は認められない 取扱いを定めた理由 肝硬変 では 既に肝の線維化が認められるものであり ヒアルロン酸の測定は 疾患の経過観察の参考とならない 39 リウマトイド因子 (RF)

More information

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習 ABC-123 臨床試験進行または再発胃癌患者に対するプラセボを対照薬とした無作為化二重盲検比較試験症例報告書 治験実施計画書番号 P123-31-V01 被験者識別コード 割付番号 治験実施医療機関名 ご自分の医療機関 お名前を記載して下さい 症例報告書記載者名 症例報告書記載者名 治験責任医師 ( 署名又は記名 押印 ) 治験責任医師記載内容確認完了日 印 2 0 年 月 日 1 症例報告書の記入における注意点

More information

10,000 L 30,000 50,000 L 30,000 50,000 L 図 1 白血球増加の主な初期対応 表 1 好中球増加 ( 好中球 >8,000/μL) の疾患 1 CML 2 / G CSF 太字は頻度の高い疾患 32

10,000 L 30,000 50,000 L 30,000 50,000 L 図 1 白血球増加の主な初期対応 表 1 好中球増加 ( 好中球 >8,000/μL) の疾患 1 CML 2 / G CSF 太字は頻度の高い疾患 32 白血球増加の初期対応 白血球増加が 30,000~50,000/μL 以上と著明であれば, 白血病の可能性が高い すぐに専門施設 ( ) に紹介しよう ( 図 1) 白血球増加があれば, まず発熱など感染症を疑う症状 所見に注目しよう ( 図 1) 白血球増加があれば, 白血球分画を必ずチェックしよう 成熟好中球 ( 分葉核球や桿状核球 ) 主体の増加なら, 反応性好中球増加として対応しよう ( 図

More information

5 がん化学療法に附随する消化器症状への対応 下痢, 便秘および 重篤な消化管症状への対応 後藤歩, 小栗千里, 光永幸代, 市川靖史 小林規俊, 前田愼, 遠藤格

5 がん化学療法に附随する消化器症状への対応 下痢, 便秘および 重篤な消化管症状への対応 後藤歩, 小栗千里, 光永幸代, 市川靖史 小林規俊, 前田愼, 遠藤格 5 がん化学療法に附随する消化器症状への対応 下痢, 便秘および 重篤な消化管症状への対応 後藤歩, 小栗千里, 光永幸代, 市川靖史 小林規俊, 前田愼, 遠藤格 フローチャート 1: 下痢の対応 88 89 90 91 フローチャート 2: 便秘 フローチャート 3: 口内炎 92 93 フローチャート 4: 消化管穿孔, 腸閉塞の診断の流れ 94 95 はじめにがん化学療法における悪心 嘔吐以外の消化器症状として,

More information

スイッチ OTC 医薬品の候補となる成分についての要望 に対する見解 1. 要望内容に関連する事項 組織名日本消化器病学会 要望番号 H28-11 H28-12 H28-16 成分名 ( 一般名 ) オメプラゾール ランソプラゾール ラベプラゾールオメプラゾール : 胸やけ ( 胃酸の逆流 ) 胃痛

スイッチ OTC 医薬品の候補となる成分についての要望 に対する見解 1. 要望内容に関連する事項 組織名日本消化器病学会 要望番号 H28-11 H28-12 H28-16 成分名 ( 一般名 ) オメプラゾール ランソプラゾール ラベプラゾールオメプラゾール : 胸やけ ( 胃酸の逆流 ) 胃痛 スイッチ OTC 医薬品の候補となる成分についての要望 に対する見解 1. 要望内容に関連する事項 組織名日本消化器病学会 要望番号 H28-11 H28-12 H28-16 成分名 ( 一般名 ) オメプラゾール ランソプラゾール ラベプラゾールオメプラゾール : 胸やけ ( 胃酸の逆流 ) 胃痛 もたれ むかつき 要望内容 効能 効果 ランソプラゾール : 繰り返しおこる胸やけ ( 食道への胃酸の逆流

More information

<4D F736F F D20926E C5E B8FC797E192E88B CC8DC489FC92E88E9696B D2E646F63>

<4D F736F F D20926E C5E B8FC797E192E88B CC8DC489FC92E88E9696B D2E646F63> 都道府県医師会感染症危機管理担当理事殿 ( 地 Ⅲ53F) 平成 21 年 5 月 25 日 日本医師会感染症危機管理対策室長飯沼雅朗 新型インフルエンザに係る症例定義及び届出様式の再改定に係る事務連絡の送信について 標記の件につきましては 5 月 22 日付 ( 地 Ⅲ50F) をもってご連絡申し上げたところですが 本件に関連して 厚生労働省健康局結核感染症課から各都道府県 政令市 特別区の新型インフルエンザ担当部局に対し

More information

untitled

untitled twatanab@oncoloplan.com http://www.oncoloplan.com I II - III IV Fig 3. Survival curves overall and according to response Bruzzi, P. et al. J Clin Oncol; 23:5117-5125 25 Copyright merican Society of Clinical

More information

094.原発性硬化性胆管炎[診断基準]

094.原発性硬化性胆管炎[診断基準] 94 原発性硬化性胆管炎 概要 1. 概要原発性硬化性胆管炎 (PSC) は 肝内外の胆管の線維性狭窄を生じる進行性の慢性炎症疾患である 胆管炎 AIDS の胆管障害 胆管悪性腫瘍 (PSC 診断後及び早期癌は例外 ) 胆道の手術や外傷 総胆管結石 先天性胆道異常 腐食性硬化性胆管炎 胆管の虚血性狭窄 floxuridine 動注による胆管障害や狭窄に伴うものは 2 次性硬化性胆管炎として除外される

More information

150800247.indd

150800247.indd ヘリコバクター ピロリ ピロリ菌 感染症について 消化器内科 藤澤 聖 1983 年に胃の粘膜からピロリ菌が発見されて以来様々な研究がなされ ピロリ菌と胃の関係や 種々の病気との関連について明らかになってきました ピロリ菌が胃に感染すると長い年月をかけて 萎縮性胃炎 腸上皮化生という状態を惹き起こし そこから大部分の胃癌が発生すると言われてい ます また胃潰瘍 十二指腸潰瘍や胃 MALT リンパ腫など胃腸疾患のみならず

More information

‘ÇŠáŁñ“’-„FŒì’æ’¶.ec9

‘ÇŠáŁñ“’-„FŒì’æ’¶.ec9 京府医大誌 15(4),79~84,016. 胆管炎で発症した巨大食道裂孔ヘルニア 79 症例報告 胆管炎で発症した巨大食道裂孔ヘルニアに対するメッシュ修復術の 1 例 熊野小西 *1, 達也 啓夫, 木村雄, 小見山聡介, 金修一, 川上定男 1 京都第一赤十字病院外科 市立福知山市民病院外科 ACaseofMeshRepairforGiantHiatalHernia DevelopedforCholangitis

More information

はじめに 連携パス とは 地域のと大阪市立総合医療センターの医師が あなたの治療経過を共有できる 治療計画表 のことです 連携パス を活用し と総合医療センターの医師が協力して あなたの治療を行います 病状が落ち着いているときの投薬や日常の診療はが行い 専門的な治療や定期的な検査は総合医療センターが

はじめに 連携パス とは 地域のと大阪市立総合医療センターの医師が あなたの治療経過を共有できる 治療計画表 のことです 連携パス を活用し と総合医療センターの医師が協力して あなたの治療を行います 病状が落ち着いているときの投薬や日常の診療はが行い 専門的な治療や定期的な検査は総合医療センターが 大腸がん術後連携パス 大阪市立総合医療センター 大阪府がん診療連携協議会 はじめに 連携パス とは 地域のと大阪市立総合医療センターの医師が あなたの治療経過を共有できる 治療計画表 のことです 連携パス を活用し と総合医療センターの医師が協力して あなたの治療を行います 病状が落ち着いているときの投薬や日常の診療はが行い 専門的な治療や定期的な検査は総合医療センターが行いますので ちょっとしたケガや日常の相談は

More information

【1

【1 輸血拒否患者に対するマニュアル はじめに 2008 年 2 月 日本輸血 細胞治療学会 日本麻酔科学会 日本小児科学会 日本産婦人科学会および日本外科学会の輸血治療に関与する 5 学会合同で 宗教的輸血拒否に関するガイドライン が示された 本ガイドラインは過去の宗教的輸血拒否に関係する判例等を考慮しつつ 年齢や医療に対する判断能力等を考慮したものである 特に 15 歳未満または医療に対する判断能力がない場合に

More information

要望番号 ;Ⅱ-286 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 33 位 ( 全 33 要望

要望番号 ;Ⅱ-286 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 33 位 ( 全 33 要望 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 33 位 ( 全 33 要望中 ) 要望する医薬品 成 分 名 ( 一般名 ) 販 売 名 会 社 名 国内関連学会 ロペラミドロペミンヤンセンファーマ株式会社

More information

ROCKY NOTE 食物アレルギー ( ) 症例目を追加記載 食物アレルギー関連の 2 例をもとに考察 1 例目 30 代男性 アレルギーについて調べてほしいというこ

ROCKY NOTE   食物アレルギー ( ) 症例目を追加記載 食物アレルギー関連の 2 例をもとに考察 1 例目 30 代男性 アレルギーについて調べてほしいというこ 食物アレルギー (100909 101214) 101214 2 症例目を追加記載 食物アレルギー関連の 2 例をもとに考察 1 例目 30 代男性 アレルギーについて調べてほしいということで来院 ( 患者 ) エビやカニを食べると唇が腫れるんです 多分アレルギーだと思うんですが 検査は出来ますか? ( 私 ) 検査は出来ますが おそらく検査をするまでも無く アレルギーだと思いますよ ( 患者 )

More information

標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会

標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会 第 3 章保健指導対象者の選定と階層化 (1) 保健指導対象者の選定と階層化の基準 1) 基本的考え方生活習慣病の予防を期待できる内臓脂肪症候群 ( メタボリックシンドローム ) の選定及び階層化や 生活習慣病の有病者 予備群を適切に減少させることができたかを的確に評価するために 保健指導対象者の選定及び階層化の標準的な数値基準が必要となる 2) 具体的な選定 階層化の基準 1 内臓脂肪型肥満を伴う場合の選定内臓脂肪蓄積の程度を判定するため

More information

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 庄司仁孝 論文審査担当者 主査深山治久副査倉林亨, 鈴木哲也 論文題目 The prognosis of dysphagia patients over 100 years old ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 日本人の平均寿命は世界で最も高い水準であり

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 庄司仁孝 論文審査担当者 主査深山治久副査倉林亨, 鈴木哲也 論文題目 The prognosis of dysphagia patients over 100 years old ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 日本人の平均寿命は世界で最も高い水準であり 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 庄司仁孝 論文審査担当者 主査深山治久副査倉林亨, 鈴木哲也 論文題目 The prognosis of dysphagia patients over 100 years old ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 日本人の平均寿命は世界で最も高い水準であり, 高齢者の人口は全人口の約 25% を占め, 介護の問題なども含め, 高齢化は深刻な問題である. 平均寿命の延伸とともに,100

More information

Microsoft Word - 新生児部門統計.docx

Microsoft Word - 新生児部門統計.docx 新生児部門統計 1. 入院依頼の受け入れ率 新生児搬送 年 新生児搬送入院依頼数 受け入れ数 受け入れできず 受け入れ率 2009 76 58 18 76% 2010 93 90 3 97% 2011 106 96 10 91% 2012 91 89 2 98% 2013 79 69 10 87% 新生児搬送入院は 2010 年以降 依頼の 90% 前後を受け入れることができています 受け入れることができなかった症例は

More information

仙台市立病院医誌 索引用語 小児気管支喘息 19 3 8 1999 喘息管理ガイドライン 重症度分類 原 著 当科における気管支喘息治療の現況 第2報 柳 一 二 亜 紀 川 敏 中 村 伐 伐 祐 雅 一 紀 克 加奈子 勝 島山本洋 古 同 木古山 俊 恵田 関 小 正 条沼二 竹 島口 大 己 子 哉 行った1 427名を対象とした 経過観察例にっい はじめに ては1994年1月の時点で経過観察中の患者およ

More information

<955C8E862E657073>

<955C8E862E657073> メ モ 目次 地域連携クリテイカルパスについて手帳の使い方定期検診の検査と必要性術後の注意患者さん基本情報診療計画表 役割分担表診療経過 ( 連携医情報 ) 診療経過 ( 専門病院情報 ) 2 3 4 5 6 8 12 32 ー 1 ー 地域連携クリテイカルパスについて 地域連携クリテイカルパスは がんの診断 治療 定期的な検査などの診療を 複数の医療機関 ( 専門病院と地域のかかりつけ連携診療所

More information

(別添様式)

(別添様式) 未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会協和発酵キリン株式会社 要要望番号望成分名さ ( 一般名 ) れ販売名た未承認薬 適応医薬品 外薬の分類 ( 該当するものにチェックする ) 効能 効果 ( 要望された効能 効果について記載する ) II-23 アモキシシリン水和物パセトシン細粒 10% 未承認薬適応外薬胃潰瘍又は十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター

More information

188-189

188-189 概要 188 多脾症候群 189 無脾症候群 1. 概要内臓が左右対称性に形成される臓器錯位症候群のうち右側相同または左側相同を呈する症候群 それぞれを無脾症候群または多脾症候群という ここでは 内臓が左右反転する内臓逆位は含まないものとする 無脾症候群では 通常脾臓は欠損している 50-90% に先天性心疾患を合併する 合併心奇形は 単心房 共通房室弁 単心室 総肺静脈還流異常 肺動脈閉鎖 ( 狭窄

More information

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132>

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132> 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 効能 効果 用法 用量 使用上の注意 改訂のお知らせ 2013 年 12 月 東和薬品株式会社 このたび 平成 25 年 8 月に承認事項一部変更承認申請をしていました弊社上記製品の 効能 効果 用法 用量 追加が平成 25 年 11 月 29 日付にて 下記の内容で承認されました また 使用上の注意 を改訂致しましたので 併せてお知らせ申し上げます

More information

2005年 vol.17-2/1     目次・広告

2005年 vol.17-2/1     目次・広告 2 0 0 5年1 2月2 5日 総 7 丸井 外来における心不全診療とそのピットフォール 説 外来における心不全診療とそのピットフォール 丸 井 伸 行 はじめに るいは左心あるいは右心不全を判別する事が心不 外来における心不全診療は急性期の初期診療と 全の病状の理解に役立つ 実際の臨床の現場では 慢性期心不全管理の二面から理解する必要があ 症状を時系列にとらえ 身体所見を系統的にとら る 循環器

More information

「             」  説明および同意書

「             」  説明および同意書 EDP( エトポシド + ドキソルビシン + シスプラチン ) 療法 説明および同意書 四国がんセンター泌尿器科 患者氏名 ( ) さん 御本人さんのみへの説明でよろしいですか? ( 同席者の氏名をすべて記載 ) ( ( はい ) ) < 病名 > 副腎がん 転移部位 ( ) < 治療 > EDP 療法 (E: エトポシド D: ドキソルビシン P: シスプラチン ) < 治療開始予定日 > 平成

More information

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F C D815B838B43505F4F E31302E646F63>

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F C D815B838B43505F4F E31302E646F63> 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 効能 効果 用法 用量 追加に伴う 使用上の注意 改訂のお知らせ 2010 年 11 月 東和薬品株式会社 このたび 平成 22 年 6 月に承認事項一部変更承認申請をしていました弊社製品のランソプラゾールカプセル15mg/30mg トーワ ランソプラゾールOD 錠 15mg/30mg トーワ の 効能 効果 用法 用量 追加が平成 22 年

More information

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件 保医発 0331 第 9 号 平成 29 年 3 月 31 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 抗 PCSK9 抗体製剤に係る最適使用推進ガイドラインの策定に伴う留意事項の 一部改正について 抗 PCSK9

More information

要望番号 ;Ⅱ 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本ペインクリニック学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 2 位 ( 全 4 要望中 )

要望番号 ;Ⅱ 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本ペインクリニック学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 2 位 ( 全 4 要望中 ) 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本ペインクリニック学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 2 位 ( 全 4 要望中 ) 成分名 ( 一般名 ) 塩酸リドカイン 販売名 0.5%/1%/2% キシロカイン 要望する医薬品要望内容 会社名 国内関連学会

More information

別紙様式 (Ⅱ)-1 添付ファイル用 本資料の作成日 :2016 年 10 月 12 日商品名 : ビフィズス菌 BB( ビービー ) 12 安全性評価シート 食経験の評価 1 喫食実績 ( 喫食実績が あり の場合 : 実績に基づく安全性の評価を記載 ) による食経験の評価ビフィズス菌 BB-12

別紙様式 (Ⅱ)-1 添付ファイル用 本資料の作成日 :2016 年 10 月 12 日商品名 : ビフィズス菌 BB( ビービー ) 12 安全性評価シート 食経験の評価 1 喫食実績 ( 喫食実績が あり の場合 : 実績に基づく安全性の評価を記載 ) による食経験の評価ビフィズス菌 BB-12 本資料の作成日 :2016 年 10 月 12 日商品名 : ビフィズス菌 BB( ビービー ) 12 安全性評価シート 食経験の評価 1 喫食実績 ( 喫食実績が あり の場合 : 実績に基づく安全性の評価を記載 ) による食経験の評価ビフィズス菌 BB-12(B. lactis)( 以下 当該成分 ) を含む当社製品 ビフィズス菌 BB( ビービー ) 12 ( 以下 当該製品 ) に関する評価

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション NIPT の概要 この検査は臨床研究の一環として行われ 研究参加には一定の条件が あります 妊婦さんから 20mL の血液を採取し 血液中を浮遊している DNA 断片を 分析することで 赤ちゃんが 3 つの染色体疾患かどうかを検査します 赤ちゃんの染色体疾患を確定診断する検査ではありません ( 非確定的 検査という位置づけの検査です ) 妊娠 10 週以降の妊婦さんが対象です 検査結果はおよそ 2~3

More information

スライド 1

スライド 1 日経メディカル開発では 日経メディカル ON LINE の登録医師を対象に 漢方薬の使用実態と漢方医学教育に関する考え方を把握するため 漢方薬使用実態及び漢方医学教育に関する意識調査 2012 を実施 その調査結果がまとまった 調査実施概要は 以下の通り 調査概要 調査対象 : 日経メディカル ON LINE 登録医師 調査主体 : 日経メディカル開発 調査機関 : 日経 BP コンサルティング 調査期間

More information

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について ( 別添様式 1-1) 未承認薬の要望 要望者 日本てんかん学会 優先順位 2 位 ( 全 12 要望中 ) 医薬品名 成分名 ルフィナマイド 販売名 Inovelon( 欧州 ) Banzel( 米国 ) 会社名 エーザイ 承認国 欧州 29 カ国 ( 英国 独国 仏国を含む ) 米国 効能 効果 レノックス ガストー症候群 (4 歳以上 ) に伴う発作に対する併用 療法 用法 用量 欧州 小児患者

More information

Drug Infomation

Drug Infomation PPI と 今日のお話 H2 ブロッカーの特徴 何のために処方していますか? 胃酸分泌抑制薬 ( 特に PPI ) について 薬剤部医薬品情報課 松本早苗 2016 年 10 月 21 日救急部カンファレンス 胃酸分泌抑制薬 ( 特に PPI) の落とし穴 (*_*;) ストレスや敗血症による潰瘍予防の適正使用 NST の立場から PPI と H2 ブロッカーの比較 PPI と H2 ブロッカーの特徴

More information

要望番号 ;Ⅱ-183 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者学会 ( 該当する ( 学会名 ; 日本感染症学会 ) ものにチェックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 1 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品

要望番号 ;Ⅱ-183 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者学会 ( 該当する ( 学会名 ; 日本感染症学会 ) ものにチェックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 1 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者学会 ( 該当する ( 学会名 ; 日本感染症学会 ) ものにチェックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 1 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品 要望内容 成分名 ( 一般名 ) 販売名 会社名 国内関連学会 未承認薬 適応 外薬の分類 ( 該当するものにチェックする )

More information

( 7 5) 虫垂粘液嚢胞腺癌の 1切除例 F g 5 H s t l g lf d g sshwdm s y s t d r m ( H E s t ) 考 型度粘液腫蕩で再発リスクが低い ) C I低異型度を示 察 す粘液産生腫蕩で 腫蕩成分を含む粘液が虫垂以外に 原発性虫垂癌は全大腸癌手術件数の 8 3 %で 大 存在する群(低異型度粘液腫蕩で再発リスクが高い ) 腸癌取扱い規約 却によると

More information