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1 ケアマネジャーのための リハビリテーションガイド Q&A よりよい連携のために 2010 年 3 月 日本リハビリテーション病院 施設協会 地域リハビリテーション推進委員会

2 はじめに 介護保険制度も施行後 10 年の節目を迎えて新たな段階に入りました 走りながら考える といわれた制度は今後どのように変容していくのでしょうか 高齢者 障害者や社会にとって良い方向へ向かうことを願うばかりですが 財政面や適正なサービス提供と利用など課題は山積しています リハビリテーション ( 以下リハ ) においても 在宅支援の維持期リハの質を問い直し 通所リハや訪問リハが利用者の生活の再建のためによりよい働きができるように努力しているところです 中でも訪問リハは在宅ケアの起点となるリハサービスとして重要視されていますが そのニーズの大きさに比して 利用は訪問看護 7を除くと介護サービス受給者数の2% 程度の利用にとどまっており 改めて訪問リハサービスの効果的な関わりと 何よりケアマネジャー ( 以下ケアマネ ) のリハに対する適切な理解と活用が望まれます 本冊子は 在宅支援のためのケアマネとリハの 連携 をキーワードに編まれたものです 教科書的な記述や制度的なものは極力省き 特に介護職を資格とするケアマネにリハを正しく理解し 利用者の生活に身近なものとして各リハサービスを積極的に活用して頂くべく解説されています 質問内容は ケアマネからみたリハサービス活用の課題 についてのアンケート等から抽出しました 体裁は Q&A の形をとっていますがコラム解説として通読していただくと ケアマネだけでなくリハサービスを提供する側への双方向のメッセージであることがわかります もとより 連携 はケアマネだけにかかるものではありません 急性期 回復期リハの病院や維持期リハを担う施設など利用者を在宅に送り出す立場の者も その後の利用者 家族の在宅 地域での生活を忖度し ケアマネと連携して適切な情報交換を行う責務があります 医療の現場の皆さんにも在宅支援のあり方 連携の大切さを再考する糸口になればと思います 本冊子が利用者 家族の生活支援のために ケアマネとリハがコミュニケーションを深め合い 連携と協働に少しでも役立つことと 併せて協会会員病院 施設のリハ機能の向上に資することができれば幸いです 林拓男 1

3 目次 はじめに 1 頁 Q1 リハビリテーションとは何ですか? 3 頁 Q2 リハビリテーションと機能訓練の違いは? 4 頁 Q3 なぜリハサービスが必要ですか? 6 頁 Q4 維持期 ( リハサービス ) って何ですか? 7 頁 Q5 維持期のリハサービスで大切なことは? 8 頁 Q6 訪問リハの具体的な内容は? 10 頁 Q7 通所リハの具体的な内容は? 11 頁 Q8 短期入所でもリハができるの? 12 頁 Q9 リハサービスにおける評価とは? 13 頁 Q10 ケアマネから見るリハサービスの評価のポイントは? 14 頁 Q11 連携に関して病院リハからのアドバイスがありますか? 16 頁 Q12 サービス担当者会議での情報交換のポイントは何ですか? 17 頁 Q13 PT はどんなことができますか? 18 頁 Q14 OT はどんなことができますか? 19 頁 Q15 ST はどんなことができますか? 20 頁 Q16 リハサービスに代替するものがありますか? 21 頁 Q17 多職種協働 の利点にはどんなことがありますか? 24 頁 2

4 Q1 リハビリテーションとは何ですか? リハビリテーションを機能訓練のことだと思っている方は多いかもしれません しかしリハビリテーションにはもう少し深い意味があります それは 障害があっても 自分らしく生き甲斐を持って暮らせるようにすること という捉え方です たとえ機能訓練を行ったとしても治らない障害はあり 障害を持ったまま生活せざるを得ない人は多くいます もし機能訓練だけがリハビリテーションだとすると リハビリを受けたにもかかわらず結果 生き甲斐を持って暮らせない障害者 が多く自宅や施設で生活することになります しかし 障害があっても 自分らしく生き甲斐を持って暮らせるようにする ためのいろんな活動を進めていけば 年齢を問わず また障害の種類や重症度にも関係なく 障害者が自分らしく生き甲斐を持って暮らせるという例は身近にも沢山ご存知だと思います ただその実現には 理学療法士 (PT) や作業療法士 (OT) 言語聴覚士(S T) のようなリハビリ専門職だけでなく さまざまなスタッフが関与し ボランティアや家族の方々の支え そして 障害者同士の支え合いがとても大切になります そのとき その支援のプランニングをする人 コーディネーター役が必要になるのですが 介護保険下ではケアマネジャーが適任者ということになります ケアマネジャーの皆さんには 障害があっても 自分らしく生き甲斐を持って暮らせるようにする というリハビリテーションの良き理解者であって欲しいと思います ( 逢坂 ) 3

5 Q2 リハビリテーションと機能訓練の違いは? 障害があっても 自分らしく生き甲斐を持って暮らせるための条件には 1 自分の生活や生き方を自分の意志で選択できること 2 社会の一部として人の役に立っていることが実感できること などが重要である (WHO1999 厚生省 2000 より一部改定 ) とされています これは 障害の有無に関係なく 人が幸福に暮らせる条件 とも言えます 現在 この条件が満たされている高齢障害者は限られていると考えられます 例えば 自分の意思とは関係なく決められた日時に通所サービスや訪問リハ ショートステイを利用し サービス利用時には担当者の言うとおりに過ごしている方は 自分の生活や生き方を自分の意志で選択 できていないことになります 楽しくなさそうですね 同時に この方が自宅ではテレビの番をしているだけであれば 社会の一部として人の役に立っていることが実感 が持てないという二重苦となります では どうすれば障害者が幸福に暮らせる条件を少しでも実現できるのでしょう まず 1 自分の生活や生き方を自分の意志で選択できること については 少なくとも要介護者といえども 生き方や利用する介護サービスの内容を自分の意思で決定できるように 家族 ケアマネジャーなどの配慮が必要です これは 家族の意思でサービスが決まる という声の多い現状からは困難なことは承知の上でのお話ですが それでも実現する努力をしていかないと 障害者は幸せになれないのです ついで 2 人の役に立っていることが実感できること はどうすれば実現できるのでしょう 自宅に閉じこもっていて何もしない状況では難しいでしょうし 通所サービスに出かけても 消極的にサービスを受けているだけでは 自分の役割 は実感できないでしょう そのような方でも 勇気を出して脳卒中の患者会に参加し その後 役員をするようになったことで それまでとは見違えるように生き生きとされることがあります 役割を持つということは 要介護者のみの努力では難しいことが多く ケアマネジャー 家族 周囲のスタッフの協力が不可欠です 以上が 前述のリハビリテーションをもう少し詳しく説明したものです では 機能訓練はそのなかでどのような位置づけになるのでしょうか 4

6 維持期での機能訓練は 筋力を強くしたり しっかり歩けるように鍛えたり 食事が飲み込みやすくなる方法や言葉の障害への指導を行います ご本人にあわせて家屋改修の指導もします どれも 前述の障害者が幸福に暮らせる条件を満たすためには大切なものですが 機能訓練だけでは 障害があっても 自分らしく生き甲斐を持って暮らせるための条件 には程遠いことは すでに皆さんにご理解いただけたことでしょう 機能訓練は あくまで障害者が幸福に暮らすための一手段に過ぎません この手段を上手に使いながら 障害者が幸福に暮らせる条件 1 2 を実現するためのいろんな努力をすることが大切です ( 逢坂 ) 5

7 Q3 なぜリハサービスが必要ですか? 退院後ねたきりに? 病院でのリハを終えて在宅へ帰られても 中には徐々に閉じこもりがちとなり 臥床時間が長くなることがあります 家族からは病院で習ったリハビリをするように言われるのですが 次第にやりたがらなくなっていきます こうやって廃用症候群は進みねたきり状態に陥っていきます 在宅でのリハには楽しい 目的 が必要前項のように リハとは 自分らしく生きがいを持って暮らす ことです 例えば関節可動域運動など病院で習った訓練をそのまま自宅で継続することで生きがいが生まれるでしょうか? 答えはノーです それではどのようなリハサービスが必要なのでしょうか? 体を動かすことで何かが達成できる目的がなければなりません 例えば旅行に行く為に下肢の機能を高めるとか パチンコに行く為に長く座れるようにするなどです これを 目的指向的 と言ったりします 運動にはその先にある具体的な目標がなければ長続きしません リハ効果とは何か? リハサービスの効果は趣味やご近所づきあいなど生活範囲が広がり 自然と活動量が増えることと言えます 活動量の増加に伴い基礎代謝のみならず筋力や耐久性が増し 何よりも生きがいを持てるといった精神的な効果が得られると言えるでしょう そして自分は家族の中での価値ある一員なのだと実感することが生きがいにつながっていきます 訪問リハ 通所リハ等で期待できること訪問リハでは介助量を減らすための家族指導のみならず 日々の介護での家族の悩みやご本人の不満 どの様な生活を望んでいるかなど聞くことが出来ます 日々の生活に追われるのではなく 人として尊厳のある暮らしを模索することが必要です また通所リハなど集団の中に入るのが苦手な方は 先ず訪問リハできっかけをつかみます 外出することの楽しさや もしトイレが心配ならいつでもスタッフが支援するなど 通所リハを利用することへの不安を軽減させます また初期は家族と同伴での参加も良いかもしれません 通所リハでは集団力動がはたらき 他の利用者に刺激されて活動が増えることが期待できます そして障害を持ちながらも活き活きと暮らす利用者に出会えば 良い人生のモデルとなる可能性もあります またリハでの色々な創作活動などを体験することで 在宅での余暇時間を有効に使うこともできます ( 中島 ) 6

8 Q4 維持期 ( リハサービス ) って何ですか? 現在リハビリテーションは 発症からの期間や病状や障害の回復状態により急性期 回復期 維持期というように流れが整理されています 維持期は病状も比較的安定しているいわゆる慢性期にあたり 多くの場合退院 ( 退所 ) 後 在宅や施設で生活をする人が対象になるので 生活期 ともいわれます 維持期リハは厳密には医療機関で適切なリハビリを受けたあとの医療的なリハである とされますが 一般的には 維持期のリハサービス は外来リハや通所リハ ( デイケア ) や訪問リハ等のほかにデイサービス 入所施設で行うリハサービスも含まれるでしょう 急性期や回復期リハはそれぞれの時期で大事な役割 機能がありますが 維持期のリハサービスの利用者の多くは在宅の生活者です 従ってその目的は単に手足の機能回復を狙うのではなく 日常生活を活性化し生活機能を維持 向上することが目標となります できるだけ安定した円満な在宅生活の継続を支援すること これはケアマネが行うケアマネジメントの目的と同じです 訪問リハやデイケアの場面で歩行訓練や関節可動域運動を あるいは筋力向上トレーニングなどを見ることが多いと思いますが これらは個別の評価に基づくリハメニューの一つであり リハビリの実施計画書にはその先に例えば トイレに自力で行く 仲間と小旅行をする など 自立生活を高める QOL 向上にかかる目標があります それを現実化していくにはケアマネ 看護や介護あるいはボランティアなどの協力が必要なのはいうまでもありません 目的に向けて皆で協働してどう工夫をしていくか その支援の方法をケアマネと一緒に考えるのも通所や訪問リハなど維持期リハサービスを提供する者の仕事です 他方 もはや生活機能の維持が適わない 重度な障害の人たちはリハサービスを受けられないのかというと決してそうではありません 痛みや拘縮 変形予防などの廃用症候群の予防 呼吸管理等のリハサービスはなお維持期のリハサービスとして提供されなければなりません 在宅でのそうしたニーズに気づくためにもサービス担当者会議は欠かせないものだといえます ( 村上 ) 7

9 Q5 維持期のリハサービスで大切なことは? 1) こころ を推しはかろう病院を退院したはいいものの それまでとの生活とは大きく変わり 行動範囲は狭まり 家事や畑仕事など家庭内での役割りまで取られてしまいます からだそこそこ こころうつうつ という言葉があります それは身体は そこそこ 動くのだけれど 気持ちは うつうつ として生きがいを感じない状況を表現しています このような人こそリハサービスで うつうつ から脱却することが必要です 2) 人はADLだけで生きてるの? また ADL 主体の生活は次第に生きがいも失われ 単調な生活は認知機能にも悪影響です そのためにはリハサービスで生活のリズムをつけ 目的を持った行動を起こすことで主体的な生活へと変わることができます ある 80 代後半の男性は昼間のテレビと晩酌以外は殆ど何もせず過ごす毎日でした そこで これまでの人生の回顧録を書きましょう とすすめました 最初は聞き取りでセラピストが文書を書き 後日内容を確認してもらいました そのうち自らペンを握るようになり 時間があれば辞書を片手に回顧録の執筆に取り組むようになりました それをワープロで清書することで次第に執筆意欲も湧いていきました 始めは判読も難しかった文字が次第にしっかりとした文字へと変わっていきました このようにリハサービスでの主体的に行動する仕掛けで生き方が変化していきます 3) リハサービス導入のタイミング気力 体力の低下は徐々に進むため 気づかないこともあるようです うつうつ ともなれば自然と活動量も減っていきます 臥床時間が長くなった 最近好きな読書もしなくなった 介助量が少し増えたなど変化がみられた時が導入のタイミングといえます 訪問看護からの情報も導入のきっかけとなります 例えば体重が増加傾向にあるとか昼夜逆転傾向にあるなどです 初回にはじっくりと家族や本人の悩みやニーズを聴き どのようなリハサービスがいいか戦略を立てることが必要です ケアマネには リハサービスの活用は早期に なおかつ導入に大事なタイミングがあることを理解いただきたいと思います 8

10 4) 維持期のリハサービスの目標短期的な目標は通所 訪問にかかわらず リハサービスを継続して受けることだと思います 次の目標は障害を持ちながらでもこんなことまで出来るのかといった自信をつけることです そして最終的な目標は家族や近所の人を巻き込んだコミュニティ作りです たとえば近所の馴染みの人で時々声掛けをしてもらえるような人は居ないか 近所に親類は居ないかなど人的な資源を確認し サービスの入っていない日に訪ねてもらう様な依頼をします このような人的資源の情報は配偶者や同居する家族から得ることが出来ます 介護保険の限られたプランの隙間を埋める為には こういったインフォーマルなサービスは不可欠です このように周囲が見守る事で気力 体力の低下をきたすことなく生きがいを持って過ごすことができます ( 中島 ) 9

11 Q6 訪問リハの具体的な内容は? 訪問リハの目的は先の維持期リハの目的と同じです 自立や QOL を支え 生活機能の維持 向上や介護負担の軽減などにつとめ できるだけ安定した円満な在宅生活の継続を支援することです このことを前提にして解説します 一般的なリハの内容や疾患や障害に対するPT,OT,STの実際は Q13~15 の項を参考にしてください 訪問リハは病院や訪問看護ステーション ( 訪看 7) 老健などから実施されます また退院 ( 退所 ) 前後などの時期もあり 訪問リハは上記の内容すべてではなく その時々で目的をしぼり 優先順位をとりながら行われることになります ここでは訪問看護ステーションからの訪問リハを考えて見ます 依頼された訪問リハの内容は ご本人 家族の要望とかかりつけ医からの指示書の内容がまず優先されます たとえば ご家族は 寝たきりになるので歩かせて かかりつけ医の指示は 歩行訓練 であるとします このときの訪問リハの内容 ( プログラム ) はなんでしょうか まず評価を行い ADLの実際を見 歩行の安定 確保のためのプログラムを考えます それは起立やバランスの練習からか 歩行器や特殊な杖を利用しての歩行練習かもしれませんが 大事なことは歩くことによって生活の自立度が高まることです トイレに歩いていく 公園に歩いていくという生活上の目的を持つことです ある事例です Aさんは歩行能力は悪くはないのですがベッド上の生活でした 家族関係はよく 介護力も介護意欲もありましたが 入浴については介助が大変だからということで清拭程度ですませていました 訪問リハサービスでは歩行の練習と平行して 入浴の確保を図ることにしました 入浴台とてすりの設置で介助が楽になり もともと風呂好きだったAさんは毎日のように風呂に入ることができるようになったのですが ここである相乗効果があらわれました じいちゃん くさいよ と言って敬遠していた孫さんたちがAさんの部屋で遊ぶようになったのです これを契機にAさんの歩行は一段と安定性を増し あとはデイケアでの機能維持で十分との判断で訪問リハはとりあえず終了となりました このように訪問リハは 指示 を得てサービスを提供しますが その関わりは広く生活支援の視点で行います 環境評価や介護機器の適応の時など間歇的 目的的な活用も効果的だと思います ( 村上 ) 10

12 Q7 通所リハの具体的な内容は? 通所リハは 老健 病院 診療所などで行われます 通所リハの活用は 主治医からの診療情報提供書をもとに施設担当医が診察を行い指示が出されます 医療連携という点からもこれは大事なところです それを踏まえリハマネジメントの視点から 本人 家族 ケアマネの意向にリハスタッフ 看護 介護等多職種の評価をまじえてリハの目標を立て 実施計画書が作成されます 在宅支援のケアマネの参加 介入は欠かせないポイントです 医療でのリハの期限が制限されるようになっていることから 通所リハはリハサービスを継続するための重要な役割を担っています 通所リハは一般的に心身の機能の維持 改善を図り ADLの自立や要介護状態の重症化予防を目標に行われますが 個別に短期集中リハといわれるリハサービスを受けることができます 個別のニーズに合わせた実施計画書に則って起居動作や歩行の練習 調理など ADL の練習 創作 陶芸などの趣味活動 嚥下機能や認知症の改善への取り組みなどが 個別に または小グループで行われます あるいは買い物など IADL の練習と気晴らし 社会交流を目的に外出プログラムやレクリエーションなどが実施されます また訪問も行い環境整備を実施したり ご家族へのアドバイス等も行います ここでケアマネが再認識しておかないといけないことは 通所はリハの提供のみではなく 食事や入浴といった支援を得ること また人が家から出かけて一定の時間多くの人 仲間と触れ合う機会を得ることができるという特性を持っていることです これは通所の基本機能と呼ばれるものですが それだけで家族は介護から開放され 自由な時間を得 ストレスを解消できます 利用者は基礎体力がつき 身体機能もあがり 仲間との交流のなかで生活意欲や楽しみを得ていきます 加えてデイケアからの訪問で住宅改修や福祉用具の調整がされれば 生活機能はおのずと維持されるでしょう このように通所リハは健康管理 ADL 介護負担 ストレス 社会交流という 在宅ケアマネジメントにおける生活ニーズに効果的に活用できるリハサービスです 利用者 家族の在宅支援のために早期に 適切に通所リハを活用すること また効果的な連携のために 利用施設の窓口や担当療法士と普段から十分にコミュニケーションをとることを心がけていただきたいと思います ( 林 ) 11

13 Q8 短期入所でもリハができるの? 短期入所は 老健施設や病院 診療所 あるいは特養などで利用が可能です 一般的に短期入所を利用する場合 介護疲れをとるためのレスパイト目的や家族の病気療養 冠婚葬祭の都合などで利用することが多いようです そのため利用者自身も短期入所の間漫然と施設生活を送り 受け手である施設側も健康管理のほかは積極的にリハを施行することは少ない傾向にありました しかし現在は個別のリハサービスを選択することが可能になっていますので 生活機能の向上に向けて短期入所は十分に活用できるリハサービスといえるでしょう リハマネジメントで情報共有を短期入所療養介護でのリハ開始までの流れは通所リハと同じです 主治医からの診療情報提供書をもとに施設担当医が診察を行い リハの指示が出されます そしてカンファレンスにてリハ目標が設定され 医師 PT OT STその他の職種が共同してリハビリ実施計画を作成するわけですが このとき本人 家族の意向はもちろん ケアマネの意見も十分に加味されなくてはなりません 在宅での生活の様子 健康度 生活リズム 睡眠 食事や排泄などのAD L 等の情報や 困ってること 改善したいこと など 積極的に施設に出かけて情報交換を行っていただきたいと思います 起居動作や歩行といった運動面だけでなく 食事の際飲みこみが悪いようだ 体重も減ってきた などの心配があれば言語聴覚士に 口腔ケアにかかることは歯科衛生士に指導を受けることができます また短期入所の間に訪問を受けることもできるでしょう その際あらためて住環境をチェックしたり 福祉用具を適切に選択し 生活場面での実際の動作指導を受けることも可能です 短期入所でもリハメニューの指導 他の在宅サービス提供者への情報提供なども行います 生活の建て直しのよい機会として活用できるリハサービスです ( 林 ) 12

14 Q9 リハサービスにおける評価とは? リハビリにとって評価は欠かせない作業の一つです 評価にはいろんな種類と目的があります 療法士は運動機能の評価を行いますが これは身体の障害の質と量を把握して 今後のケアを検討する 転倒など生活の中でのリスクを回避する 予後予測をするなどの目的があります また残された機能を評価します 潜在能力をはかり 引き出すのはリハサービスの仕事です 食べる 排泄する 着替えるなどの日常生活行為 (ADL) 調理をする 外出するなどの IADL も評価します 在宅の高齢者は 力があるのに自分では行っていないことが多いものです できる ADL を している ADL に変えていくことが生活支援になっていきます 1) 小さな効果でも喜ぶ ADL 評価には評価様式があります リハはこれらを使用することが多いのですが これは実際の生活行為の変化が点数化して表されるため いわゆる効果をみるためによいのです 痛みや生活満足度をイラストの顔の表情ではかる評価もあります 写真で記録する場合もあります ただ 重度な障害を負っている人の場合は いくら頑張っても ADL の数値はあがってきません 例えば トイレで介助でしか座位がとれなかった人が 3 分間自力で座れるようになった またはベッド上での食事だったのが 居間での食事になったことなどはたいへん大きな変化ですが 評価の数字は変わらないでしょう リハサービスの評価で大切なことは 小さなことでもできるようになったこと よかったことを ご本人と家族 療法士 ケアマネの3 者が 目で見えるもので共有し互いに動機付けを図ることです 2) 生活障害 の評価評価の中で在宅リハに欠かせないものが 生活障害 の評価です 生活障害は 家族を含めた生活共同体全体の障害 といわれています 障害を持つ人の在宅生活を困難にしているのは単に心身の障害にとどまりません 社会の障害への偏見や誤解などからくる障害へのこだわり 家族間の役割の変化 ライフスタイルの変容 介護負担による軋轢など 家族ゆえの生活の困難さが生じてきます 従ってリハのアセスメントには 経済面や生活環境 生活の仕方 介護の仕方 家族関係 介護力など 生活支援の適切な方法を見つけるための評価も必要になるのです ( 村上 ) 13

15 Q10 ケアマネから見るリハサービスの評価のポイントは? ケアマネにとってモニタリングは大事な仕事です 利用者の生活支援のために導入した介護保険サービスについて プランどおりきちんと行われているか 本人 家族の満足度はどうかの他に リハサービスが本当に効果をあげているのかを見る必要があります つまりケアマネとして 導入したリハサービスのメニューが良質のものであるか評価し そのことについてフィードバックする必要があります 提供されているリハサービスのどんなところをチェックすればいいのでしょうか? どんな人に なぜリハサービスが必要なのかはQ3 の項でお話しましたが ではどのようなリハサービスが必要なのでしょうか? 閉じこもりがちな生活をしている方への訪問リハサービスを例にとってみます 家族は 家に帰った最初の頃は病院で教えてもらったリハビリをしていたけど 最近は何もしなくって 少しは身体を動かせばいいのに いつも寝てばっかり などと不満を言われます 私達もその言葉につい同調してしまいがちとなりますが 果たして正しいでしょうか? 利用者の方がどのような気持ちで日々過ごしているかも理解する必要があります 尋ねれば どうせしても治らん などといわれるかも知れません しかしその言葉の裏には もしよくなれば が出来るのに などと本来のニーズがあるはずです そのニーズを満たす方策を立てればおのずと身体は動いていくでしょう 一方 家族の視点からは日頃の介護の負担を減らすための工夫や支援が必要な時もリハサービスの適応となります 最近は老老介護で介護者も高齢の場合があるので 身体的負担を減らすための支援が欠かせません 気持ちと生活を動かす工夫 プランつまり この場合の訪問リハサービスは 歩行訓練など短時間の運動処方と 意欲を持ってください 規則正しい生活を 体操のやり方の表を見て日課にしてください などの生活指導では効果は期待できない ということになります 維持期のリハは 治ってから生活する ではなく 治らなくても生活できる です 身体を動かすことと同時に うまく心を動かし 生活を動かす それも介護負担の軽減につながります そのような工夫が必要です 良いリハサービスメニューは1ご本人のニーズを満たしているか2ご家族も受け入れ易いものか3その人らしさが生かせているか などをあげることが出来ます 14

16 例を挙げてみます ニーズ 戦 略 具体的方法 次の戦略 昔の友人 ( 戦 先ずは手紙を 文章を書く ( 又 遠くに住む息 友 ) に会いたい 書く ( 書けない は書き取りで 子 ( 娘 孫 ) に ときは代筆 写 代筆 ) 手紙を出す 真も添える ) 写真は自分で 写真は時間の 撮る ( テ シ カメ ) ある時に撮っ て貰う こんな場合 連絡相手から返事があるなど 上手く行けば自分からも積極的に行動されようとするでしょう ひょっとすると会いに行くという目的ができて 歩行や体力のこと 身だしなみのことを気遣うようになるかもしれません 家族もうまくサポートしてもらうようになると尚いいでしょう このように 同じ訪問リハでも ただ訓練的なものを施行して終わり ではなく どのようなアプローチを行えば自発的な行動が起こるかを考えた関わりのほうが良いリハメニューといえるでしょう もう 1 つは その実施リハメニューが ケアプラン全体のなかで整合性が取れているのかが大切です 訪問看護や訪問介護 通所介護などどのようなサービス内容で どのような面で困っているかなど把握し リハの視点でプランが立てられているかを評価します いずれにしても導入したサービスを傍観することなく 特にリハサービスについては同行するなどしてコミュニケーションを深めることが大事です ( 中島 ) 15

17 Q11 連携に関して病院リハからのアドバイスがありますか? 在宅ケアへのバトンタッチがたいせつ医療機関からご自宅に退院される場合 ケアマネに対する情報提供は医療スタッフ側からの一方向的な内容になることがあります 本来であれば時間をかけて協議するところでしょうが この点十分なされていない状況とも推察されますで つまり 連携のスタート時点からうまくいっていないということです これには医療スタッフやケアマネ双方に言い分 ( 問題 ) があると思われます ケアマネは連携をしようにも病院の窓口がわからなかったり 医療側も多忙にかまけて在宅調整が中途のまま送り出すことが見られます しかし医療スタッフは 入院中に行った各専門職の支援が本当によかったのかどうか あるいは在宅生活につながっているのかどうか を非常に気にしています 例えば ケアマネから退院後の生活状況をフィードバックしていただくことは 医療スタッフにとっては入院中の大切な振り返りにつながるでしょう 事前のサービス担当者会議は相互に大事なものになります フットワーク ネットワークをそれではその情報を医療機関のどこの誰に話をもってくれば? という窓口のことになりますが 窓口となれば地域連携室 職種となれば病棟の師長やソーシャルワーカーではないでしょうか 担当療法士に尋ねてもらっても結構です そこからの情報の広がりがあってもいいと感じます また病院以外で行われている地域の勉強会 ( ケース検討会等 ) の情報であったり あるいは医療 ( リハビリ ) 関係の勉強会でケアマネに情報提供することもあってもいいと思います 連携をとるには双方の顔が見える関係づくりに向けて 身近な職種からはじめてもいいのではないでしょうか ( 井手 ) 16

18 Q12 サービス担当者会議での情報交換のポイントは何ですか? 病院のリハスタッフの立場から 総じて このような情報が在宅生活には必 要では? という観点から 脳卒中片麻痺の患者さんの場合をイメージして以 下にまとめてみました 本人や家族の在宅生活に対する気持ちの在りよう : 今後の治療方針とともに障害に対する受け止め方についてまずは確認が必要です 病前の生活状況 : 住環境や地理的状況等を踏まえた日常生活の状況を把握することであり 身体的な能力とあわせて自宅のみならず自宅外の生活範囲までをとらえておくことは 後で述べる在宅での生活目標を設定する上での大切な要因となります 高次脳機能障害の状況 : 日常生活を身体的に遂行する上で コミュニケーションや記憶や注意の散漫さなどといった高次の問題に関する この点の情報収集は必要です 基本動作と日常生活活動 : 寝た状態から起き上がり 座って立って移動する能力が在宅における実際の日常生活 ( 食事やトイレ等々 ) においてどの程度自分でできるものなのか あるいはどの程度介助を要するのかといった状況を今後の見通しも合わせて把握することです ここで重要なことは 今後の生活状況を医療スタッフがどの程度のレベルに設定しているかということです この点は在宅で閉じこもり生活あるいは廃用症候群に陥らないためにとても大切なことと考えます 入院中に実施した様々な指導の状況 : 本人や家族に対して 介護指導 服薬指導 栄養指導などといった指導が多くの専門職から行われることもあります どのような指導が行われ さらには本人やご家族が指導内容をどの程度まで理解し実践できるのかは 指導する側からの一方通行になりがちですので この点の把握もまた大切になります 住環境の整備 ( 改修 ): 入院中に行われる場合やそうでない場合もありますが これからの身体状況の状況や本人 家族の意向を踏まえた改修が必要です ただ 手すり設置にしても 必ず必要 から できれば設置したほうがよい といった優先順位を明確にし 拙速な設置を避ける場面もあっていいと思います 退院時に使用するリハサービス : 今後の本人の身体的な能力の向上が明らかに示されている場合 あるいは退院直後といった在宅生活が十分に安定していない場合などは 訪問あるいは通所リハサービスによって専門的なアドバイスも必要と思われます ( 井手 ) 17

19 Q13 PT はどんなことができますか? PT,OT,STはそれぞれ専門的な技術 手法を持っていますが 図のように多くは共通の部分を共有しています 例えば機能評価や ADL 評価 環境整備 ( 住宅改修や福祉用具の適合など ) 拘縮予防や ADL で入浴や排泄など基本的な動作の指導や体操指導はPT,OTはどちらも適任といえるでしょう 自立支援介護負担の軽減 QOL 向上 運動療法呼吸訓練補装具など ADL 訓練 IADL 訓練趣味の拡大高次脳機能障害訓練生活機能向上自助具 福祉用具 住宅改修 基本動作訓練 歩行訓練 体操指導 言語訓練嚥下訓練福祉用具 ( コミュニケーションエイド ) 社会参加 ( 当事者の会 ) 高次脳機能障害訓練 評価 アドバイス 社会資源の紹介 情緒的支援 動機づけ 生活リハビリ ( 廃用症候群 閉じこもり予防 ) PTは運動療法を主体として関わります 多くの整形疾患 膝関節症 腰痛 疼痛などの改善 生活指導やまたその運動プログラムの作成 指導を行います また脳卒中 脊髄損傷 難病等の療養者に対し 寝返りや座位保持などの基本動作訓練 歩行訓練 関連の義肢装具の適合を行います あるいは在宅酸素療法を行う呼吸器疾患の利用者には 呼吸法 や 排痰法 などの指導により ADL や生活機能の向上をはかります いずれにしてもPTやOT,STはひとりの利用者の担当はしますが お互いに情報交換や知恵を出しあって活動しますので 専門性に偏った支援にとどまることはありません ( 村上 ) 18

20 Q14 OT はどんなことができますか? まず了解していただきたいのは 作業療法の作業とは 手工芸を表しているのではありません 日常生活で行われる動作や仕事や学習 遊びや趣味などを含め 人間の関わるすべての活動を作業活動と言います 作業療法士はそれらの作業活動を利用して からだ と こころ を動かし 生活機能を高め Q OL 向上を支援します その意味でOTの関わるリハサービスは生活や こころ により密着したものになります 例えば散歩は歩行訓練や気晴らしの目的がありますが OTの散歩は共に話しながら景色や季節を楽しむことで 心を 人の五感を動かす目的もあるのです OTでは 脳卒中やリウマチなどの障害の特性や 利用者の生活に合わせた日常生活の支援をおこないます 食事や家事や調理に必要な自助具などの工夫をします 障害があっても できること はたくさんあります できるように援助します 利用者の趣味や意向に添いながら創作を行ったり パソコンの活用などを行います 作品を利用して他者と交流をした展覧会に行ったりします 知らずしらずに生活が動き出します また認知症やうつ病 高次脳機能障害といった精神機能の障害についても理解の深い職種です 閉じこもりは多くは孤立した生活が 障害へのこだわりが一因です 意欲 がないのはその人のせいではありません 例えば 1 年間も閉じこもりの人がいました その人は脳卒中で左方麻痺 昼間も夜着のままで部屋を閉め切って生活していました おむつをして 入浴もしていませんでした 当然介護する奥さんも疲れていました 看護師とOTが関わることになりましたが 朝は着替えをして 体操をしてみましょう などの生活指導が何の効果もないことはおわかりでしょう このままではだめになる ことは本人が一番知っているのです にもかかわらず が閉じこもりなのです OTと看護師は訪問しても特別指導はせず関係作りに時間を割きました あなたはあなたのままでいい というメッセージを送りました その関係が利用者の気持ちを少しずつ解きほぐしたのでしょう やがて車いすでの散歩などをするようになりました 体力がついたら 次はデイサービスへの参加です 同じ様な悩みを持つ者同士の交流の場は本人に心地の良い居場所 行き場所を提供することになりました デイに通うようになってからオムツはとれ 身だしなみにも気をつかうようになりました OTは利用者の機能評価や環境の評価はしましたが 殆ど身体には触れていません こうしたことも作業療法の手法のひとつです ( 林 ) 19

21 Q15 ST はどんなことができますか? 言語聴覚士は 主に言葉と飲み込み ( 嚥下 ) の問題に関わります 失語症や構音障害などの言語障害によって 言葉がうまく使えない はっきり話せないなどのことから会話に困難が生じ 他者とのコミュニケーションが上手く図れない方のリハビリを行います コミュニケーション機器を利用したり ALSの方などの場合意思伝達装置の活用もお手伝いします 失語症は長期間に渡って改善の可能性がありますが それは多くの方との関わりの中で回復することが多いものです そのため 維持期のリハビリでは必要に応じて言語機能を高めるための練習をすると共に 言葉が話せないことによって起こる関係障害の改善を図り 家庭内外での意思疎通や仲間作りへの働きかけを行います 失語症友の会 の活用や インフォーマルな小さなグループをつくることもたいせつな取り組みだと思います 嚥下の問題については 食事中や食後にむせることが多くなった 飲み込みが難しい などの相談に応じます また 最近ではやむを得ず食事を胃瘻などの経腸栄養で摂る方が増えています 中には 楽しみとしてのみ僅かに口から食べられる方もあります 少しだけでも食べられないだろうか 他のものも食べてみたい などの要望に対してもその可能性を検討します 状態に合わせて嚥下スクリーニング検査を実施することもあります 実際の食事場面を見るなどして対処法の提案や嚥下体操の指導を行います また 客観的な評価や継続的な治療 訓練が必要と思われる場合には 専門の検査機関及び対応施設への紹介を行います 現在は訪問リハに関わるSTはまだ少ない状況ですが 老人保健施設などには配置されてきましたので デイケアや短期入所などを活用して相談されるとよいと思います ( 林 ) 20

22 Q16 リハサービスに代替するものがありますか? 理想的なリハサービスの説明を聞いたケアマネが いいお話だけど 私の地 域にはそんなサービスはないわ とおっしゃることがあります そこで そん なケアマネさんおよび地域の人々のヒントとなるお話です 1) デイケア 訪問リハがなくても体力強化はできる対象としている地域にデイケア 訪問リハなどが存在せず 機能訓練すら提供できないということも全国的には珍しくないでしょう リハサービスに何を求めるかにもよるでしょうが 目的が筋力 持久力など体力の維持 向上の場合には 別の方法でかなりの効果が期待できます 筋肉を鍛えるためには ある程度の重さの抵抗に対し ご本人が筋肉に力を入れるような運動を繰り返す必要があります その方法と力の入れ方さえ分かれば 横にいるのがPTであろうとボランティアさんであろうと効果に変わりはなく 体力の維持 向上はできます 幸いなことに 最近 介護予防を目的に高齢者用のご当地体操が普及しています ( 例 : 高知いきいき百歳体操 大東元気でまっせ体操 茨城県シルバーリハビリ体操 カジュアルリハビリテーションなど ) これを活用する方法が現実的でしょう このような体操をきっかけに公民館などで自主運動クラブを育成すれば 参加する高齢障害者にはそれぞれの役割ができ 社会の一部として人の役に立っていることが実感できること につながるかもしれません また デイサービスでも活用できます 自主運動クラブをデイのなかで育成すれば 同様の効果があります このように PTなどのリハ専門職がいなくても体力の維持 向上は可能なのですが 高齢者は腰痛や膝痛など様々な問題を抱えていますので 理想を言えば 運動の開始時とその後も1ヶ月に一回くらいはリハ専門職のチェックを受けておくと 安心して運動を続けることができます 2) 在宅サービスにSTがいない地域でも嚥下障害対策はできる在宅サービスにSTがいないか ほとんどいない地域は全国的にも少なくありません しかし 最近 嚥下障害でいつもむせながら食事をしている方や胃ろうから栄養を入れている方が在宅で暮らすことが珍しくなくなりました こんなときに 定期的にSTが評価してくれ 状態にあわせて食事内容のアドバイスをし ついでに嚥下訓練もしてくれたらいいですよね でも STがいない場合はどうしたらいいのでしょう 21

23 実際にあった話です ある病院に嚥下障害に詳しい医師がいて 周辺の訪問看護師をたくさん集めて 嚥下障害の勉強会を続けました 病院でしている嚥下障害の評価法や対応法 ( 食事の合わせ方 調子の悪いときの対処法など ) について講習をしたそうです そして しだいに訪問看護師がこの技術を身につけ 利用者の自宅で活用するようになり 利用者の食事場面でむせの程度などを観察し 食事内容を変更することができるようになりました また 彼らが対応できない嚥下障害者については かかりつけ医と相談の上 前述の病院での評価を受けるというシステムが自然にできていったとのことです これは訪問看護師が判断し 家族 ヘルパーが継続し かかりつけ医が全体を承認し 困ったときには嚥下障害を専門とする病院が診るというシステムです これなら STが在宅にいなくてもなんとかなります どの地域でも職種を問わず 嚥下障害について詳しい という専門家はいるものです その人を囲むように嚥下障害に対応できるシステムを作るようにすると このようなシステムができる可能性があります 3) 在宅サービスにSTがいない地域でも失語の対応はできる失語症が残ったままで自宅に退院する方は 会話が不自由なため家族内 周辺地域において大きな精神的ストレスを抱えて生活することになります 退院直後は本人 家族とも混乱することも多く また その時期が過ぎても自宅に閉じこもり気味となることは少なくありません そんなとき ケアマネジャーとして リハサービスを利用してST 訓練を受ければ問題は解決するのではないか と考えることがあると思います また 最近の研究から 失語症は会話など言葉を使うことを繰り返し継続していれば 年単位で徐々に改善することが分かって来たので なおさらのことです では STがいない地域ではどのように対応すればいいのでしょう 最も簡単で効果的なのは 失語症の患者会を育成することでしょう 前述のように 失語症は会話など言葉を使うことが大切 なので 患者同士の会話や家族も含めた会話を定期的に行えば一定の効果が期待できます しかも 閉じこもりではなくなりますし 障害者同士の語らいから 悩んでいるのは自分だけではない ことが理解できます また 上手に対処している失語の先輩から学ぶことも少なくはないでしょう 失語症への対応に悩んでいるご家族同士の語らいも 同様に重要な意味を持ちます 失語症の患者会の育成時に 自主グループ的な運営を行えば 参加者は役割を再発見でき 社会の一部として人の役に立っていることが実感できること につながるかもしれません 22

24 4) 患者会 ( 脳卒中ゴルフ ) で 体力も失語も役割もこれも実話です ある病院の医師とリハ専門職がサポーターをする形で 脳卒中後遺症者の自主ゴルフクラブが発足しました 杖歩行がやっとの方や車いすの方も含めて2 0 名くらいの会員がいました 病院の敷地で行うので本当のゴルフはできず バドミントンの羽のようなプラスティックの球をピッチングアイアン ( 短いクラブ ) で打つターゲットバードゴルフというものです それでも かなりゴルフに近い感触で サポーターも一緒に楽しくラウンドしていました 自主ということで 理事会では脳卒中者から会長 副会長 書記 会計 会計監査などの役職が選出されました 皆さん それぞれ現役の時代には社会人としてバリバリ頑張っていたことが伺われ 座って理事会をしていると まるで本当の役員会をしているようでした また 通院訓練に通っていた頃の自信のない様子とは別人のようで驚かされました ゴルフ大会は2ヶ月に1 回くらい開催されました 最初は 片麻痺の方々は片手でスイングするので 両手で打つサポーターがずっといいスコアで上がりました ところが 1 年ほど経過した頃に両者のスコアに大差がなくなってきたのです もちろん 片麻痺の方々のスコアがすごく良くなったのです それとともに 歩行能力も確実に改善していくのを感じました ある時 片麻痺は軽いものの失語が重く 自宅に閉じこもりがちな方が参加されました 初めてなので ゴルフ自体はうまくできなかったのですが すごく気に入ったようでした その日から 彼は毎日 自宅の部屋で障子の格子を一つ一つ狙って ボールを打つ練習を続けたそうです 奥さんはあきれていましたが これほど熱心に打ち込む姿を発病後はじめて見たと喜んでいました そして 2ヶ月後のゴルフ大会では 彼は見違えるようなスコアで堂々の優勝を遂げました 失語症の方を見ると つい言語療法 失語症友の会と考えがちですが 彼の姿を見て 私は 人間は本当にやりたいことを思いっきりしているときに 幸せを感じるんだ と思いました この自主ゴルフクラブのあり方には 障害があっても 自分らしく生き甲斐を持って暮らせるための条件 1 自分の生活や生き方を自分の意志で選択できること 2 社会の一部として人の役に立っていることが実感できること などが重要である の両者が含まれているように思います ( 逢坂 ) 23

25 Q17 多職種協働 の利点にはどんなことがありますか? 利用者の目標を実現するためにいろんな職種の者が協働して関わることで 多くの困難を解決できるアイデアが生まれ 様々な場面で実践練習を行っていくことができます そのようにして目標を次々と実現化していくことで 自然と生活が広がっていった方がおられます 事例を紹介します Bさんは脳内出血による麻痺のため 歩行障害 嚥下障害 構音障害があり病院を退院後 ケアマネのすすめで対人交流と生活空間の拡大のため デイケアと訪問リハビリを利用されていました 訪問リハビリでは 歩行能力の向上とあわせ電動車いす ( セニアカー ) 操作を練習し やがて外出がひとりで可能になり いつかは一人で旅がしたいと思われるようになりました 旅行先の目標は別府温泉でした ケアマネと訪問リハの担当者は デイケア等サービス提供者と計画をたてました まず 訪問リハビリの時に車いすでも安全に行くことができる方法を調べ 予定を組んでみました デイケアでは プログラムである買い物外出 ( デパート ) の機会を利用して JRの駅などで利用するためにエスカレーターの練習をしました Nさんには嚥下障害がありましたので 外出先の食事で困らないように病院の言語聴覚士が水の飲み方を工夫し 歯科ではより咀嚼が上手くできるように専用のマウスピースを作製され練習しました そして 無事に一人旅という目標を実現されました このことは B さんに大きな自信をもたらせました それから 今度はデイケアで知り合った同年代の二人の仲間と旅行に行きたいという目標が立ち上がりました 週 1 回のデイケアで仲間同士が会う時に打ち合わせをして計画を練りました このときもデイケアや訪問リハ 主治医 ケアマネや家族と共に相談し合って準備をしていきました そして その時も 1 泊旅行が実現しています そうした旅行が契機となって Bさんはデイケアの他利用者と一緒に しあわせ会 という名の会を作られ 家族ぐるみの交流をされており 今では専ら忘年会や旅行 野球観戦などを計画 実行して楽しんでおられます ひとりの利用者に関わる多くの人のアイデアと専門性を引き出し その人の生活を 人生を支援する ケアマネの醍醐味ではないでしょうか ( 林 ) 24

26 ケアマネジャーのための リハビリテーションガイド Q&A よりよい連携のために 発行 2010 年 3 月監修浜村明徳編集日本リハビリテーション病院 施設協会執筆地域リハビリテーション推進委員会 ( 井手伸二 逢坂悟郎 中島雪彦 橋本務 長谷川幹 林拓男 松坂誠應 皆川晃慶 村上重紀 )50 音順イラスト緒方博子 25

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