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こうたむこやま
5 years ago
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1 長期財政収支の見通しと財政運営の基本的な考え方長期財政収支見通し : 平成 27 年度 ~ 平成 36 年度長期財政収支見通しの大前提長期財政収支見通しの試算は現時点での税制度地方財政制度及び本市の財政運営を基に行っており今後の制度改正や事業計画の変更に応じて変更が生じるものです本試算は現行の建設事業や事務事業を大きく変更することなく現状のまま推移するなど一定の仮定に基づいて機械的に推計したものであり将来の予算編成を拘束するものではありませんまた本市のあるべき姿を示したものではありません財政収支見通しの試算は試算後の状況の変化を反映するため定期的な見直し ( ローリング ) を行い期間の延伸をしていきます収支均衡の取り組み市ではこの長期財政収支見通しに基づいて収支均衡に向けた取り組みの実施など行財政改革の加速化を図り将来にわたって持続可能な規律ある財政を確保していきます平成 27 年 10 月市原市財政部財政課

2 << 目次 >> Ⅰ はじめに 1 ヘーシ (1) 本市の財政状況 1 Ⅱ 長期財政収支見通し 2 (1) 長期財政収支見通しの大前提 2 (2) 長期財政収支見通しの前提条件 2 (3) 長期財政収支見通し ( 平成 27 年度 ~ 平成 36 年度 ) 4 (4) 長期財政収支見通しの概要 5 1 歳入歳出の見通し 5 2 歳入の見通し 5 3 歳出の見通し 6 4 財政調整基金残高の推移 6 5 市債残高の見通し 7 6 経常収支比率の見通し 7 (5) 長期財政収支見通しのポイント 8 (6) 長期財政収支見通しのリスク 9 Ⅲ 財政運営の基本的な考え方 10 (1) 財政運営の基本的な考え方 10 (2) 収支均衡に向けた取り組み 11 1 歳入の確保と適正化 11 2 歳出の抑制と適正化 11 3その他財政健全化に向けた取り組み 12

3 Ⅰ はじめに (1) 本市の財政状況現在の本市の財政状況は市税等の経常収入は低迷し一方扶助費等経常支出が伸びる中で財政構造の弾力性を示す経常収支比率は年々悪化し平成 26 年度決算では過去最悪の 95.0% となり財政の硬直化が急速に進行する状況となっています ( グラフ 1 参照 ) また当初予算編成段階においては大幅な財源不足が常態化しており 9 年連続で財政調整基金を取り崩した予算編成となり貯金に頼った財政運営となっています ( 表 1 参照 ) このような状況の中公共施設老朽化への対応人口減少抑制等に向けた地方創生の取り組みなど新たな財政需要が顕在化しており継続的かつ安定的に市民ニーズに対応した行政サービスを提供し基礎的自治体としての責務を遂行していくためにはさらなる健全な財政運営と財政基盤の確立が不可欠となっていますそのためには市財政の現状や人口動態などを的確に認識し現状分析に基づいた中長期での財政収支を見通し持続可能な規律ある財政運営を実現するために必要な方向性や方策を定め取り組むことが必要となりますグラフ 1 決算額等の推移 ( 普通会計 ) ( 億円 ) 市税経常的経費扶助費経常収支比率 ( 右目盛り ) (%) 経常的経費には経常経費分析の繰出金貸付金を含みます表 1 財政調整基金繰入金当初予算計上額の推移 ( 単位 : 億円 ) 年度 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 当初予算計上額

4 Ⅱ 期財政収通し (1) 長期財政収支見通しの大前提長期財政収支見通しの試算は現時点での税制度地方財政制度及び本市の財政運営を基に行っており今後の制度改正や事業計画の変更に応じて変更が生じるものです本試算は現行の建設事業や事務事業を大きく変更することなく現状のまま推移するなど一定の仮定に基づいて機械的に推計したものであり将来の予算編成を拘束するものではありませんまた本市のあるべき姿を示したものではありません財政収支見通しの試算は試算後の状況の変化を反映するため定期的な見直し ( ローリング ) を行い期間の延伸をしていきます (2) 長期財政収支見通しの前提条件基本事項期間は平成 27 年度から平成 36 年度までの 10 年間会計は各種財政指標の基礎となる普通会計ベース経済成長による変動は考慮しない消費税率は平成 29 年 4 月から 10% に引き上げられるものとして試算平成 27 年度決算見込みは 9 月補正のほか現時点で見込める内容を反映試算の前提条件個人市民税は納税者の人口動態を勘案法人市民税は過去 5 年間の実績平均 (42 億円 ) に H26 年度税制改正による税率変更 ( 2.6%) と H27 年度税制改正の法人税率の引き下げ ( 1.6%) を反映したものを横ばい固定資産税は 3 年ごとの評価替えを勘案その他の税目は H26 年度及び H27 年度の税制改正を反映普通交付税は税収見込み等を勘案し推計 (H28 年度は見込まない ) 特別交付税は 1 億円で固定地方消費税交付金は H29 年 4 月からの税率引き上げを反映自動車取得税交付金は消費増税に合わせ廃止その他の譲与税交付金は H28 年度当初見込みを横ばい扶助費及び普通建設事業費などの歳出に連動建設事業債は H29 年度までは現時点で確定している事業に係る分を反映し H30 年度以降は過去の実績から 30 億円に固定臨時財政対策債は地方交付税の試算から H28=0 億円 H29=5 億円 H30 ~H32=10 億円 H33~H35=15 億円 H36=20 億円で設定繰入金は H28 年度 H29 年度は市債の満期一括償還に対応するため市債管理基金から所要額を繰入 H28 年度以降財政調整基金繰入金は見込まないその他の歳入 ( 使用料手数料等 ) は H27 年度決算見込みを横ばい歳入区分市税譲与税交付金交付税国県支出金市債その他 -2-

5 歳出区分試算の前提条件人件費経常分は H28 年度当初見込みを横ばい ( 職員人件費は人勧を考慮 ) 臨時分は選挙等を加算扶助費 H27 年度決算見込みを基礎として年 2.5% 増で見込む公債費既発債は公債台帳による新規発行分は政府資金 = 償還 ( 据置 ) 期間 15(2) 年利率 =1.0% 民間資金 = 償還 ( 据置 ) 期間 10(0) 年利率 =0.4% で推計物件費経常分は H27 年度決算見込みを基礎として年 1.7% の増を見込む臨時分は過去の決算の平均額 12 億円で固定繰出金国民健康保険事業特別会計は H27 年度決算見込みを横ばい介護会計後期高齢者医療事業特別会計は過去の決算を踏まえ伸び率をそれぞれ年 5.4% 5.0% で見込む下水道事業特別会計は汚水未普及解消の取り組みを反映普通建設事業費 H28 年度以降は現時点で確定している事業は反映しその他は各種施設の長寿命化計画事業毎年経常的に実施する区画整理事業等の平均額を積上げその他維持補修費 : 施設の老朽化に伴い H27 年度決算見込みを基礎として年 5.0% 増で見込む補助費等 :H27 年度決算見込みを横ばい ( 水道事業会計への補助金負担金含む ) 貸付金 : は H27 年度決算見込みを横ばい人口推計 ( 千人 ) 65 歳以上 15~64 歳 0~14 歳 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 それぞれの年齢階層ごとに四捨五入して表示しているため合計と一致しない場合があります推計方法コーホート要因法基準人口平成 22 年国勢調査人口仮定値 ( 子ども女性比生存率純移動率 0~4 歳性比 ) 国立社会保障人口問題研究所の日本の地域別将来推計人口 ( 平成 25 年 3 月推計 ) で使用している市原市の仮定値をもとに近年の市原市の人口動向を踏まえ設定推計ケース中位 : 純移動率を平成 15 年 ~24 年の純移動数の実績値で設定 -3-

6 (3) 長期財政収支見通し ( 平成 27 年度 ~ 平成 36 年度 ) 平成 26 年度決算及び平成 27 年度決算見込みを踏まえた財政収支見通しは平成 27 年度から平成 36 年度までの 10 年間でおよそ 381 億円の収支不足が見込まれます長期財政収支見通し ( 普通会計 )(H27.10 月時点 ) ( 単位 : 百万円 ) 歳入 H27 ( 決算見込み ) H28 H29 H30 H31 市税 46,663 46,339 46,258 45,523 45,349 譲与税交付金交付税 7,178 7,415 7,731 8,785 8,937 国県支出金 21,473 19,327 18,911 19,357 19,731 市債 5,575 6,100 5,500 4,000 4,000 その他 10,793 8,385 8,194 7,952 7,952 歳入計 (A) 91,682 87,566 86,594 85,617 85,969 歳出 H27 ( 決算見込み ) H28 H29 H30 H31 人件費 17,396 17,291 17,218 17,270 17,334 扶助費 23,165 23,744 24,338 24,946 25,570 公債費 6,733 6,862 6,696 6,762 6,613 物件費 14,995 14,805 14,890 15,122 15,358 繰出金 9,972 10,068 10,262 10,538 10,801 普通建設事業費 11,908 9,969 8,101 6,036 5,831 その他 7,513 7,685 7,698 7,761 7,827 歳出計 (B) 91,682 90,424 89,203 88,435 89,334 収支差 (A-B) 0 2,858 2,609 2,818 3,365 ( 単位 : 百万円 ) 歳入 H32 H33 H34 H35 H36 市税 45,272 44,450 44,464 44,354 43,598 譲与税交付金交付税 8,937 9,005 9,072 9,070 9,088 国県支出金 20,178 20,410 20,989 21,345 21,797 市債 4,000 4,500 4,500 4,500 5,000 その他 7,952 7,952 7,952 7,952 7,952 歳入計 (A) 86,339 86,317 86,977 87,221 87,435 歳出 H32 H33 H34 H35 H36 人件費 17,353 17,218 17,317 17,288 17,250 扶助費 26,209 26,864 27,536 28,224 28,930 公債費 6,455 5,982 5,974 5,750 5,482 物件費 15,598 15,842 16,091 16,343 16,600 繰出金 10,977 11,203 11,483 11,715 12,070 普通建設事業費 5,770 5,715 5,769 5,760 5,760 その他 7,896 7,967 8,043 8,124 8,209 歳出計 (B) 90,258 90,791 92,213 93,204 94,301 収支差 (A-B) 3,919 4,474 5,236 5,983 6,866-4-

7 (4) 長期財政収支見通しの概要 ( 億円 ) 歳入歳出の見通し歳入歳出平成 36 年度までの収支不足はおよそ 381 億円 ( 億円 ) その他市債国県支出金譲与税交付金交付税市税 1, 主億円に達することとなります 0 2 歳入の見通し臨時財政対策債を除いた主要一般財源である市税及び譲与税交付金交付税は 10 年間でおよそ 12 億円減少します市債は防災庁舎建設事業と福増クリーンセンター第二工場基幹改良事業の実施に伴い平成 29 年度まで毎年 50 億円を超える発行を見込みます平成 30 年度以降は 40 億円 ~ 50 億円の発行を見込みます推計 943 要一般財源平成 28 年度以降各年度において歳出に対し歳入が不足しその額は平成 36 年度ではそれぞれの歳入区分ごとに四捨五入して表示しているため合計と一致しない場合があります -5-

8 ( 億円 ) 1, 歳出の見通し義務的経費は公債費が減少するものの扶助費の増大により 10 年間でおよそ 44 億円の増となります歳出全体では義務的経費に加え物件費や繰出金などの増大により 10 年間でおよそ 26 億円の増となりますその他普通建設事業費繰出金物件費公債費扶助費人件費義務的経費26.7 それぞれの歳出ごとに四捨五入して表示しているため合計と一致しない場合があります 4 財政調整基金残高の推移仮に長期財政収支見通しの収支不足を補うために取り崩しを進めた場合財政調整基金は枯渇することとなります ( 億円 ) 財政調整基金残高財政調整基金取崩額平成 27 年度末見込みは平成 26 年度決算による剰余金積立 (14.0 億円 ) と平成 27 年度中の財源不足による取崩し見込み額を反映しています平成 28 年度以降の財政見通しでは財政調整基金の取り崩しは見込んでいません -6-

9 700 5 市債残高の見通し財政見通しでの市債発行額を踏まえた今後の市債残高の見込みは逓減していくものと考えられます ( 億円 ) 新発債 ( 残高 ) 既発債 ( 残高 ) H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 (%) 経常収支比率の見通し長期財政収支見通しを踏まえた比率は年々悪化の傾向にありますこれは扶助費等経常経費が増大する一方で市税をはじめとする経常収入が年々減少していることによるものです現状のまま推移した場合平成 34 年度には 100% を超えることとなりますこのことは経常的な支出を経常的な収入で賄えないことになり言い換えれば基金 ( 貯金 ) の取崩しなどの臨時的な収入で人件費などの経常的な支出を賄わざるを得ないことを表しています現時点において平成 28 年度は普通交付税と臨時財政対策債は見込んでいないため比率が急激に上昇しています -7-

10 (5) 長期財政収支見通しのポイント歳入面市税は年々減少個人市民税は生産年齢人口の減で減少法人市民税は税制改正による税率引き下げを反映しながら横ばい固定資産税は設備投資の抑制により減少使用料等自主財源は横ばい使用料等の改定による増収は見込まない歳出面職員人件費は横ばい現時点では定員管理に関する計画が無いことから横ばい扶助費は 10 年間で 58 億円 25% 増大人口は減少するものの高齢者人口は 1 万人増え生活保護障害福祉を中心に増大を見込む普通交付税臨時財政対策債は増大市税収入の減経常支出の増に合わせ普通交付税及び普通交付税の代替財源である臨時財政対策債は年々増大平成 36 年度 : 普通交付税 = 約 6 億 8 千万円臨時財政対策債 = 約 23 億 4 千万円公債費は逓減発行額の抑制で逓減傾向であり 10 年間で 13 億円 19% の減市債残高も逓減繰出金は 10 年間で 21 億円 21% 増大高齢者数の増大により医療介護の特別会計繰出金が増加普通建設事業費は一定政策的な経費であり経常的に実施している事業量で固定 -8-

11 (6) 長期財政収支見通しのリスク長期財政収支見通しは今後の制度改正や事業計画の変更などに応じて変更が生じるものであり今後の見通しについては下記のリスクが考えられます歳入面のリスク歳出面のリスクゴルフ場利用税廃止の動きがあります ( 参考 : ゴルフ場利用税交付金 H27 決算見込み額 7.0 億円 ) 国による石油化学産業の競争力強化施策の推進に伴う臨海部企業の設備統廃合による規模縮小などによる影響を考慮していません法人市民税は消費税率の再引き上げに合わせ国税化割合をさらに引き上げるなどの抜本的な見直しが予定されています国において法人実効税率の引き下げが進められており法人税率が下がる場合は市民税法人税割が連動して減収となります ( 今回の長期財政収支見通しでは H27 年度税制改正による法人税率の引き下げ ( 現行 25.5% H27 年度以降 23.9%) を反映しています ) 扶助費は高齢者人口が増大するものの年少人口の減少を踏まえ伸び率を年 2.5% と設定としていますが過去 10 年 (H17 決算 ~H26 決算 ) の平均伸び率は 9.3% となります介護保険事業後期高齢者医療事業特別会計への繰出額は過去の伸び率の実績で推計していますが対象者となる高齢者人口の伸び率は鈍化してきているものの一人当たりの保険給付費医療費は年々増大しており推計以上に増大する恐れがあります維持補修費は年 5% の伸び率普通建設事業費は各種施設の長寿命化計画事業毎年経常的に実施する区画整理事業等の平均額を積上げ推計していますが公共施設の老朽化の進行により大幅に増大する恐れがあります地方交付税は国の中期財政計画では今後縮小の方向にあります ( 臨時財政対策債発行枠にも大きく影響します ) -9-

12 Ⅲ 財政運営の基本的な考え方 (1) 財政運営の基本的な考え方平成 27 年度から平成 36 年度までの 10 年間の収支見通しではおよそ 381 億円の収支不足が見込まれ単年度平均では 38 億円の赤字が見込まれます平成 27 年度当初予算では最終的な財源対策として財政調整基金から 10 億 9 千万円を取り崩して収支均衡を図りましたがこの方法には限界がありますさらに歳出の抑制についても予算編成での枠配分方式や要求上限額の設定だけでの対応は困難であり抜本的な対策が必要となっています少子高齢化人口減少により市税をはじめとする経常一般財源の伸びが見込めない一方で義務的支出である扶助費 ( 社会保障関係経費 ) 等の増加により収支不足額は年々拡大傾向にあり財政構造の見直しが急務となっていますこのため財政運営にあたっては次の基本指針を踏まえ (2) に定める収支均衡に向けた取り組みを推進することで収支不足の解消を図り将来にわたって持続可能な規律ある財政を確保していきます基本指針各年度における市債の発行額は 50 億円を上限とするとともに基礎的財政収支 ( プライマリーバランス ) の黒字維持に努めますなお大規模事業への対応により一時的に 50 億円を超える発行額とならざるを得ない場合には後年度の発行額の抑制により恒常化しないよう努めます ( ただし災害への対応及び地方交付税の振り替わりである臨時財政対策債の発行を除く ) 財政調整基金は恒常的な取り崩しを抑制し 40 億円以上の残高を確保するよう努めます ( ただし災害への対応を除く ) 市民に市政への関心理解を深めてもらい市民との協働を推進するため財政状況財政運営の透明性の確保に努めます -10-

13 (2) 収支均衡に向けた取り組み 1 歳入の確保と適正化市税等徴収率の向上と未収債権 ( 滞納額 ) の回収促進給与所得者に係る市民税特別徴収の原則化統合型滞納管理システムによる効果的効率的な滞納整理市税収入の増大に向けた税源の涵養市内産業の育成人口維持拡大企業立地促進交流人口の拡大特別企業会計を含む使用料等の受益者負担の適正化施設維持管理費に加え人件費や減価償却費などフルコストでの原価計算による使用料の見直しと的確な運用減免制度の適正化未利用資産の売払い貸付等による有効活用全庁的な土地台帳の一元管理による未利用資産の把握と売却を含めた活用方針の策定民間ノウハウ等を活用した資産の有効活用広告料収入やネーミングライツの拡大公共施設リーフレット等あらゆる資源を活用した効果的な募集方法の導入財政調整基金ほか積立基金の残高の確保残高目標額の設定と決算剰余金の 2 分の 1 以上積立ルールの厳守有利な資金の最大限の活用交付税措置のある市債やより低利な貸付金など有利な資金を最大限活用 2 歳出の抑制と適正化人件費扶助費公債費ほか経常的経費の抑制職員数や給与の見直しによる人件費適正化市単独扶助費の抑制内部管理経費や補助金等をはじめとする事務事業の徹底した見直し窓口事業をはじめとする事務事業の民間委託推進 -11-

14 特別会計の繰出金適正化の推進基準外繰出しの縮小に向けた保険料や使用料の的確な改定と保険給付費維持管理費の抑制将来負担を含めた費用対効果の検証による事業の選択新規事業はもちろん継続的に実施する事業について人件費や資本費を含めたトータルコストによる費用対効果の検証建設事業の選択と集中による重点化と効率化の推進公共施設統廃合の推進公共施設の適正配置による管理運営経費の抑制 3 その他財政健全化に向けた取り組みスクラップアンドビルドの徹底事業の廃止統廃合を含めた一層の重点化新規事業の創設にあたっては既存事業の廃止縮小新たな歳入確保等による財源確保を原則化分かりやすい財政情報の提供財務書類の整備を含む分かりやすい財政情報の作成と公表による財政状況の透明化の推進 -12-

15 長期財政収支の見通しと財政運営の基本的な考え方長期財政収支見通し : 平成 27 年度 ~ 平成 36 年度平成 27 年 10 月市原市財政部財政課電話 : ( 財政課直通 ) zaisei@city.ichihara.chiba.jp

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