Microsoft Word - 04三宅2012.doc

Size: px
Start display at page:

Download "Microsoft Word - 04三宅2012.doc"

Transcription

1 臨床検査の精度管理事業 三宅一徳 ( 順天堂大学臨床検査医学 ) はじめに臨床検査は極めて客観的な情報として診療に不可欠のものとなっている 信頼性が高い検査結果を適宜迅速に提供することは検査施設の使命であり その質 (quality) の確保は検査施設管理者の最重要の職務といえる 従来 検査値の質を確保し 維持するための業務を 精度管理 Quality Control と呼び 施設内部で行う内部精度管理 (Internal Quality Control) と施設間で測定値を比較する外部精度管理 (External Quality Control) が古くから行われており 分析前後課程を含めた総合的精度管理 (Total Quality Control) ないし精度保証 (Quality Assurance; QA) という概念が定着した さらに近年では 施設としての検査への取り組み方 設備や機器 人員の配置 教育などを含め 検査の信頼性に影響を与えうるすべての要因を対象とし 有効な臨床検査サービスをいつも安定に供給でき さらには改善をする体制 をシステムとして確立していく精度マネジメント (Quality Management) という概念へと再構成されている 図 1 臨床検査の精度マネジメント 本講では 臨床検査の外部精度管理 ( 評価 ) 事業の現状を中心として その精度マネジメントへの活用 に不可欠な事項について概説する 23

2 1. 精度管理の基礎 1) 精度管理に用いられる用語 Accuracy 正確さ : 真値 にいかに近いか 真度 (Trueness) バイアス (Bias) 偏りの小ささ Precision 精密さ ( 精度 ) : 測定を繰り返したときのバラツキの大きさ coefficient of variation(cv) 変動係数 ; 精度の指標として用いる SD 変動係数 CV(%)= m 100% m 平均値 注 )JIS Z (ISO/TS 21748:2004) では Accuracy( 正確さ )= 真度 + 精度と定義している Traceability トレーサビリティー : 測定値が標準測定法の値へと紐づけできること Uncertainty 不確かさ : 測定値からどの範囲に真の値があるかを確率的に示したもの 図 2 正確さと精密さ 図 3 正規分布と確率 2) 臨床検査の精度管理 標準化に関わる機関 団体 AACC(American Association for Clinical Chemistry): 米国臨床化学会 CAP(Colleague of American Pathologists): 米国病理同学院 CLSI(Clinical Laboratory Standards Institute)=NCCLS: 米国臨床検査標準協議会 ICSH(International Council for Standardization in Haematology): 国際血液学標準協議会 IFCC(International federation of Clinical Chemistry): 国際生化学連合 ISO(International Organization for Standardization): 国際標準機構 ISO15189: 臨床検査室の国際規格 JAB(Japan Accreditation Board): 日本適合性認定協会 JCCLS(Japanese Committee for Clinical Laboratory Standards): 日本臨床検査標準協議会 JSCC(Japanese Society of Clinical Chemistry): 日本臨床化学会 JSLM(Japanese Society of Laboratory Medicine): 日本臨床検査医学会 24

3 図 4 臨床検査における標準化連携の例 ( 臨床化学検査 ) 3) 臨床検査のトレーサビリティーと標準化臨床検査を効率よく利用するためにはいつでもどこの施設でも一定の検査結果が得られることが必要である このため 個々の検査施設で用いる測定法は上位測定法へのトレーサビリティー ( 上位測定系 ( 標準法 ) への校正経路が確立されていること ) が確保されていること そして用いる分析手法が妥当なものであることが必要である 特に平成 20 年度より開始された特定健診 特定保健指導ではさまざまな施設から得られた測定値を判定値として同等に扱う ( 互換性がある ) ものとしており 標準測定法 (JSCC 標準化対応法 ) の採用とトレーサビリティーの確認が必要とされている 度量衡協議会 SI 単位国際標準物質日常 常用酵素標準物質 JC ERM 日常検査用キャリブレーター患者試料 測定値 国際標準法 JSCC/JCCLS 常用基準法製造業者社内標準法日常検査法校正値付け 図 5 臨床検査値のトレーサビリティー連鎖 25

4 2. 外部精度管理 ( 評価 ) の基本 1) 外部精度評価の目的外部精度評価の主な目的は検査施設相互で測定値を比較することにより測定値の真度と固有誤差を知ることにある しかし 単純に正確さが反映されるわけではなく 日常検査の管理状態によっては精度の低下がこれに加わる したがって 内部精度管理における管理幅の妥当性もある程度反映される ( 表 1) 表 1 検査誤差の要因による分類と精度管理手法との関係 長期持続性要因 permanent factor 正確さ 変動要因 variable factor 偏り+ 誤差の増大 ( 精密さの低下 ) 検査室外要因 分析手法 ( 分析原理 機器 試薬 ) 標準化 ( トレーサビリティー ) 外部精度評価 試薬 キャリブレーターのバイアル ロット間差と安定性消耗品内部精度管理 / 外部精度評価 検査室内要因 実施方法 ( 検査条件の選択 内部試薬 温度 時間など ) 標準化 ( 校正 ) 外部精度評価 / 内部精度管理 実施方法の変化性能 ( 試薬調整 保存 訓練 メインテンナンス トラブル対応など ) 内部精度管理 2) 外部精度評価の種類 最も単純な外部精度評価は施設間で同じ検体 ( 患者試料など ) を用いて相互に値を比較するいわゆるクロスチェックである しかし この場合には判定基準とする目標値の設定が困難なため ある程度以上の数の施設を対象とした精度管理調査 ( コントロールサーベイ ) が外部精度管理の主体となる 各施設に配布される試料は患者試料と同等のものが望ましいが 多数の施設に配布する場合には限界がある したがって 動物血清や動物由来蛋白の添加など人工的に合成した試料がしばしば用いられる また 保存性の向上のため凍結乾燥処理や防腐剤の添加などが行われることがある このため調査用試料が患者試料と異なった反応性を示すことがあり これをマトリックス効果と呼ぶ その防止のためにヒト血清ベースの試料を用いたり ヒト型組み替え酵素を用いたりするなどの工夫がなされているが 現在でもドライケミストリー法ではしばしば問題となっている 3) 外部精度評価で得られる情報と評価法サーベイで得られる情報は表 2 に示すように多彩である 表 2 外部精度管理サーベイで得られる情報 1. 当該施設の正確さ ( 多くは相対的 ) 2. 当該施設の精度 直線性 ( 多試料分析 ) 3. 検査法 装置 試薬 標準物質毎利用頻度 4. 検査法 ( 装置 試薬 標準物質 ) 間変動 5. 検査法 ( 装置 試薬 標準物質 ) 内変動 6. 検査法別正確さ ( 多くは相対的 ) 7. 検査法別直線性 ( 多試料分析 ) 8. 方法別マトリックス効果 ( 試料マトリックスの異なる多試料分析 ) 26

5 このように自施設の成績のみでなく 調査報告書に集計される情報も重要なので十分評価しておく必要がある 外部精度管理サーベイの結果は 本来はトレーサビリティーの確保された基準分析法で得られた目標値を用い医学的に妥当性のある一定の許容限界を設定して行うのが理想である しかし 現在行われているサーベイの大部分は 同一の測定法 機器 試薬を用いる集団 (peer group) の平均値を目標値に設定している 各施設の測定値は極端値除外後の施設間での標準偏差 (SD) を指標として次の SDI(standard deviation index) により評価される SDI=( 各施設の測定値 - 平均値 )/SD したがって 結果として得られる正確さは相対的な評価となる 一般に ±2SDI 以内の成績は良好とされるが 施設間のバラツキを評価指標とするため臨床的に必要な精度と SDI 値による評価とは一致しない場合もある 4) 外部精度評価試料の測定時の注意点外部精度評価ではその名の通り施設毎に測定結果が比較 評価される このため 良好な成績を得るために通常検体と異なる測定を行う施設がしばしば認められる また 時には測定値を機器 試薬メーカーや他の検査室に問い合わせる ( いわゆるカンニング ) が行われる場合もある これは極めて不適切な対応である 仮に多くの施設が行うと その結果は当該施設の成績を正しく反映しないばかりか 見かけのバラツキ (SD) の減少によってかえって SDI 値が大きくなり 成績不良の施設が増加することになる 調査試料は必ず日常業務の間に入れて患者試料と同様の分析を行い 特別扱いの測定は行うべきではない また 配付試料の調整 溶解などを指示通り行う 成績の報告は誤りのないように 2 人以上の目で記載 入力をチェックする 前述のように多くのサーベイは peer group で評価されるので 使用している機器 試薬についても正しく報告する 5) 外部精度管理調査結果の解析と対策外部精度管理の評価は ±2SDI 内にあるかどうかを基準にしている 評価がこの範囲内であっても peer group 分析値分布の 95% の範囲に入っていることを示すにすぎない 2 濃度試料の場合双値法 (Twin Plot, 図 6) を利用して誤差要因を系統誤差とランダム誤差に 多試料分析の場合は直線性評価グラフを作成して結果を自己評価しておくことが望ましい 許容できない結果であった場合 記入ミスを確認し 双値法や直線性評価グラフを用いて誤差要因の切り分けを行う 多項目に同時に異常がある場合には評価用試料の調整や保存のミスを確認する 比例系統誤差では標準液の劣化 濃縮など 固有系統誤差では試薬ブランクのズレ 共存物質の影響を確認する ランダム誤差ではその試料のみに特定の特徴 ( 黄疸 混濁など ) が存在するか確認する 存在すれば測定系に対する混在物質の影響を検討する また 他検体との差が 2SDI 以上の結果が存在する場合には精密さの不良が示唆される いずれも内部精度管理の結果 分析時の記録と照合して判断する必要がある 血清検査では報告まで評価用試料を保存しておくと参考になる また試料自体が有する特性 ( 粘度やマトリックス効果 成分の反応性 ) による変動は調査集計の時点で多くは判明しているので報告書の記載が参考になる 27

6 重要なのは 検出された問題で患者データが影響を受けたかどうかを確認することである 影響があ ると考えられれば適切な follow up を行う また適切な対策を立て 是正と予防を行う 図 6 双値法による解析 ( 低濃度試料 1QL-111 と高濃度試料 2QL-211 の SDI 値をプロット ) 双値法 (Twin Plot) では測定値の目標値からの SDI 値を横軸に低濃度試料 縦軸に高濃度試料をとってプロットする 2 濃度試料がいずれも ±2SDI 内にあれば誤差は許容できるが 2 濃度が同時に高値側あるいは低値側にズレている場合には系統誤差が生じている可能性がある 3. わが国における臨床検査外部精度管理事業の現状 1) わが国で実施される主な外部精度評価広域外部精度管理調査としては日本医師会 日本臨床衛生検査技師会 日本総合健診学会 ( 参加施設約 400) 全衛連( 全国労働衛生団体連合会 同約 350) などがあり 他に各種学術団体や日本臨床衛生検査所協会が実施するものなどがある また 各地の自治体 医師会 臨床検査技師会や機器 試薬メーカーが独自に主催するものなど多様な外部精度管理調査が実施されている わが国の広域精度管理調査は年度単位で年 1 回実施されるため実施時期が集中し 集計にも時間を要している また 項目にも重複が多い一方で 日常検査項目を包括的に網羅できないなどの問題点が指摘されている 加えて 外部精度管理への参加は 検体管理加算 の算定要件には上げられているが 保険点数上の優遇措置はなく いずれの調査に参加するかは検査施設の自主性に任されている 国際的には CAP の実施する精度管理調査が最も大規模であり 約 21,500 程度の検査室が参加している CAP サーベイは特殊検査 遺伝子検査 病理 細胞診などを含め 700 以上の検査項目を包括的に網羅したものとなっている さらに 多くの項目が年 2~3 回以上実施され比較的短期間で結果が返却されている 米国では CAP サーベイに参加し 一定の成績 (±2SDI ではない ) を上げることが 公的保険からの医療費支払い条件 (CLIA'88) となっており 参加が実質的に義務化されている なお わが国から CAP サーベイに参加する施設は 110~120 施設程度であり およそ半数が大学付属病院で占められる 2) 広域外部精度管理調査におけるわが国の臨床検査精度広域外部精度管理調査である日本医師会精度管理調査と日本臨床衛生検査技師会精度管理調査の比較を表 3 に示した 28

7 日本医師会サーベイに用いられる共通 CV とは 方法別 CV が上位 80% の測定法について分散分析で方法内標準偏差を求め それを総平均で除して算出したものである なお 日本医師会サーベイではこの算出法でも CV 値が非常に小さくなる項目も多いため 平成 18 年度より一部の項目で絶対的基準としてのコンセンサス CV を用いた SDI 評価を混用している ( 章末付表 1 2) 日本医師会サーベイ評価の最大の特徴は ±1SDI 以内を A 評価 (5 点 ) ±2SDI 以内 B 評価 (4 点 ) ± 3SDI 以内を C 評価 (2 点 ) ±3SDI を越えるものを D 評価 (0 点 ) とする点数評価を行って 100 点満点による評価を行っていることである 表 3 広域精度管理調査の比較 参加数回数項目数配布物質評価法 日本医師会 日本衛生検査技師会 3,168 施設 3,650 施設 年 1 回 (10 月 ) 年 1 回 (6 月 ) 48 項目 60 項目 ( 輸血, 生理, 病理, 細胞診あり ) 調整法が異なる共通 CV およびコ SDI 評価およびンセンサス CV を絶対評価用いた SDI 評価 点数化 一方 日本衛生検査技師会精度管理調査では通常の SDI 評価に加え 一定の絶対的基準を設定して項 目別に評価を実施している 以下では日本医師会サーベイ調査報告書を例に調査書から得られる情報について概説する 図 7 グルコース測定値分布図 29

8 図 8 グルコース双値図 図 9 総コレステロール分布図 図 10 HDL コレステロール分布図 30

9 図 11 LDL コレステロール分布図 図 12 CA19-9 双値図 おわりに外部精度管理調査はコンテストではなく 日常検査の正確さを確認 保証するための手法の一つに過ぎない 適切に利用して正確さの改善 維持に生かすことが重要である 点数化を行うサーベイでは 検査担当者は良い点を採りたいという意識をいだくのは当然ともいえる しかし あくまで日常検査と同じ分析を行ってこそ その成績は意味があるものとなることを改めて強調したい 31

10 付表1 日本医師会精度管理調査 項目別CV値(平成22年精度管理調査報告書より引用) 32

11 付表2 日本医師会精度管理調査 項目別CV値(平成22年精度管理調査報告書より引用) 33

Microsoft PowerPoint - 当日H3001標準化報告会用hiramitu.pptx

Microsoft PowerPoint - 当日H3001標準化報告会用hiramitu.pptx 平成 29 年度社団法人岐阜県臨床検査技師会精度管理報告会 標準化事業総括 平光幹彦 ( 岐阜市民病院 ) 精度管理調査結果報告 ( 標準化事業総括 ) 岐阜県総参加施設数 病院 診療所 51 検査センター 9 試薬メーカー 20 昨年より 病院 診療所で 4 施設増 日臨技の精度管理事業昭和 45 年から外部精度管理調査を開始全国参加施設 3800 施設以上現在 742 施設認証 1 項目 29

More information

C1,C2 血液凝固 (PT APTT フィブリノーゲン ) はじめに 血液凝固検査は 昨年同様 日臨技の精度管理調査に倣い PT,APTT, フィブリノーゲンの 3 項目のみの調査を実施した 同一地域内で ほぼ例年参加施設 ( 母集団 ) が一定である点を生かし 出来るだけ経年的な変化を施設毎にモ

C1,C2 血液凝固 (PT APTT フィブリノーゲン ) はじめに 血液凝固検査は 昨年同様 日臨技の精度管理調査に倣い PT,APTT, フィブリノーゲンの 3 項目のみの調査を実施した 同一地域内で ほぼ例年参加施設 ( 母集団 ) が一定である点を生かし 出来るだけ経年的な変化を施設毎にモ (PT APTT フィブリノーゲン ) はじめに 血液凝固検査は 昨年同様 日臨技の精度管理調査に倣い PT,APTT, フィブリノーゲンの 3 項目のみの調査を実施した 同一地域内で ほぼ例年参加施設 ( 母集団 ) が一定である点を生かし 出来るだけ経年的な変化を施設毎にモニターすることを主眼におき 例年同様 血液凝固のデータは 自施設データの全体としての分布を 基礎データ *1 と SDI *2

More information

る試薬間差を認めた ±3SD で 2 回棄却後の変動係数 (CV) は 正常域試料 C1 は 4.2 % で昨年度 (4.2 %) 同様であったが 異常域試料 C2 は 13.7 %( 同 17.9 %) と改善が認められた C1 C2 共に C 評価 (±3SDI 以上 ) の施設は 3 施設で

る試薬間差を認めた ±3SD で 2 回棄却後の変動係数 (CV) は 正常域試料 C1 は 4.2 % で昨年度 (4.2 %) 同様であったが 異常域試料 C2 は 13.7 %( 同 17.9 %) と改善が認められた C1 C2 共に C 評価 (±3SDI 以上 ) の施設は 3 施設で 血液凝固 (PT,APTT, フィブリノーゲン ) はじめに 血液凝固検査は 昨年同様 日臨技の精度管理調査に倣い PT,APTT, フィブリノーゲンの 3 項目のみの調査を実施し, トロンボテスト, ヘパプラスチンテストの調査を取り止めた 同一地域内で ほぼ例年参加施設 ( 母集団 ) が一定である点を生かし 出来るだけ経年的な変化を施設毎にモニターすることを主眼におき 例年同様 血液凝固のデータは

More information

血球数算定 ( 血算 ) NTT 東日本関東病院臨床検査部 栗原正博

血球数算定 ( 血算 ) NTT 東日本関東病院臨床検査部 栗原正博 血球数算定 ( 血算 ) NTT 東日本関東病院臨床検査部 栗原正博 実施方法 配布試料 K-1 K-2 単一ヒト新鮮血液試料 (ACD EDTA-2K 加血液 ) 測定項目 ヘモグロビン濃度 (Hgb) 赤血球数 (RBC) 白血球数 (WBC) 血小板数 (PLT) 平均赤血球容積 (MCV) 白血球 5 分類 参考調査 ( 好中球 リンパ球 単球 好酸球 好塩基球 ) 試料作製方法 1ACD

More information

H23_精度管理調査_臨床化学検査

H23_精度管理調査_臨床化学検査 平成 24 年 3 月 17 日平成 23 年度愛知県臨床検査精度管理調査報告会 平成 23 年度精度管理調査報告 臨床化学検査部門 藤田保健衛生大学病院 齊藤翠 調査項目および試料 o 参加施設 102 施設 ( 昨年度 :104 施設 ) o 調査項目全 29 項目 グルコース 血清鉄 中性脂肪 γ-gt 総ビリルビン マグネシウム HDL-コレステロール AMY 直接ビリルビン 総蛋白 LDL-コレステロール

More information

生化学的検査 はじめに 平成 27 年度の生化学検査精度管理調査は 登録衛生検査所 17 施設と一般病院等 85 施設の計 102 施設を対象に実施した 参加施設の内訳は下表の通りである 昨年度に比較して 生化学部門では 一般病院の参加施設が 5 施設増加し HbA1c においては登録衛生検査所で

生化学的検査 はじめに 平成 27 年度の生化学検査精度管理調査は 登録衛生検査所 17 施設と一般病院等 85 施設の計 102 施設を対象に実施した 参加施設の内訳は下表の通りである 昨年度に比較して 生化学部門では 一般病院の参加施設が 5 施設増加し HbA1c においては登録衛生検査所で 生化学的検査 はじめに 平成 27 年度の生化学検査精度管理調査は 登録衛生検査所 17 施設と一般病院等 85 施設の計 102 施設を対象に実施した 参加施設の内訳は下表の通りである 昨年度に比較して 生化学部門では 一般病院の参加施設が 5 施設増加し HbA1c においては登録衛生検査所で 2 施設 一般病院で 8 施設の増加を認めた 表 1 参加施設数 登録衛生検査所 一般病院等 全体 生化学検査

More information

免疫血清

免疫血清 免疫血清 - 131 - 免疫血清分野 はじめに 平成 28 年度の精度管理調査は CEA AFP CA19-9 PSA FreeT4 TSH の 6 項目を対象 に実施した 集計方法 1 各項目の測定結果の分布状況をグラフに示した 2 分析試薬別に値 標準偏差 変動係数を算出し評価した (CEA AFP CA19-9) 3 分析試薬別の評価は 参加施設が 5 施設以上の試薬を対象とした 4 全試薬で値

More information

医学教育用基準範囲 JCCLS 共用基準範囲に基づく 医学部学生用基準範囲設定についてのパブリックコメント公募 JCCLS 基準範囲共用化委員会 JCCLS 共用基準範囲は一般的な臨床検査 40 項目の基準範囲であり 日本臨床検査医学会 日本臨床化学会 日本臨床衛生検査技師会 日本検査血液学会の共同

医学教育用基準範囲 JCCLS 共用基準範囲に基づく 医学部学生用基準範囲設定についてのパブリックコメント公募 JCCLS 基準範囲共用化委員会 JCCLS 共用基準範囲は一般的な臨床検査 40 項目の基準範囲であり 日本臨床検査医学会 日本臨床化学会 日本臨床衛生検査技師会 日本検査血液学会の共同 医学教育用基準範囲 JCCLS 共用基準範囲に基づく 医学部学生用基準範囲設定についてのパブリックコメント公募 JCCLS 基準範囲共用化委員会 JCCLS 共用基準範囲は一般的な臨床検査 40 項目の基準範囲であり 日本臨床検査医学会 日本臨床化学会 日本臨床衛生検査技師会 日本検査血液学会の共同作業として 最新の統計手法を用いて設定された 2014 年年 3 月に公表され 4 年間に及ぶ普及 浸透の取り組みの結果

More information

<4D F736F F F696E74202D F835D815B DA7926B89EF816990E797748B5A8E7492B781478AAE915394C5816A2E707074>

<4D F736F F F696E74202D F835D815B DA7926B89EF816990E797748B5A8E7492B781478AAE915394C5816A2E707074> 血液学分野の個別結果検証 ( 出現実績ゾーン法 ) 東京都立墨東病院千葉正志 検査前精度管理 検査中精度管理 検査後精度管理 精度管理の時間差 1 標準法との比較 2 キャリフ レーションや正確さおよび精密さの検定 3 管理血清による確認 (X-Bar-R,X-Bar-Rs-R,Youden-plotなど) 1 個別結果管理 ( 異常値管理 相関管理 前回値管理など ) 1 外部精度管理 ( 日本医師会精度管理

More information

<4D F736F F D AA90CD939D8C7692C789C C F33816A8A6D92E894C52E646F63>

<4D F736F F D AA90CD939D8C7692C789C C F33816A8A6D92E894C52E646F63> 分析統計概論の参考資料 初心者のための統計学 追加テキスト 精度管理に用いる用語 基本知識 2008 年 6 月 社団法人におい かおり環境協会 1. はじめに臭気に関連する諸データを統計学的に取り扱うための基礎知識の解説書として 初心者のための統計学 が当協会から刊行されている この本は 統計学の基礎的な知識を網羅するとともに 臭気データを統計学的に取り扱うための考え方や事例を解説したもので 臭気データに限らず

More information

H23臨床検査精度管理総括集_内部精度管理

H23臨床検査精度管理総括集_内部精度管理 内部精度管理アンケート 精度管理事業部員 : 蜂須賀靖宏 ( 安城更生病院 :TEL:66-7-) Ⅰ. 方法 愛知県臨床衛生検査技師会が主催するでは 実施時に各施設の内部精度管理実態を 内部精度管理アンケート として調査している 平成 年度も参加施設における日常の内部精度管理状況を調査するため 管理試料の種類 測定回数 日常測定件数 管理目標値設定方法 管理許容幅等のアンケートを実施した また 昨年度より内部精度管理調査の集計データと精度管理調査の項目別評価の関連性についての検討を行っており

More information

AST, ALT, LD, ALP γ ー GT, CK, AMY, ChE 日大練馬光が丘病院臨床検査部 竹島秀美

AST, ALT, LD, ALP γ ー GT, CK, AMY, ChE 日大練馬光が丘病院臨床検査部 竹島秀美 AST, ALT, LD, ALP γ ー GT, CK, AMY, ChE 日大練馬光が丘病院臨床検査部 竹島秀美 酵素項目新評価幅一覧 項目 昨年度〇評価幅 今年度 A 評価幅 今年度 C 評価幅 AST ±% ±5% ±7.5% ALT ±% ±5% ±7.5% LD ±% ±3.9% ±7.5% ALP ±% ±5% ±7.64% γ-gt ±% ±5% ±7.5% CK ±% ±5% ±7.64%

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション H3 年度. Na, K, Cl, Ca, P 報告 ( ドライ含む ) NTT 東日本関東病院 臨床検査部 岡村邦彦 ナトリウム ナトリウム ( 方法別 ) 名称 N 数平均 SD CV N 数平均 SD CV 希釈法 83 3.3..8 84 4.9..7 非希釈法 / 常光 非希釈法 / テクノメディカ 3 3...8 3 43... 3.5.7.5 45..8. 8 6 4 ナトリウム 74

More information

と 測定を繰り返した時のばらつき の和が 全体のばらつき () に対して どれくらいの割合となるかがわかり 測定システムを評価することができる MSA 第 4 版スタディガイド ジャパン プレクサス (010)p.104 では % GRR の値が10% 未満であれば 一般に受容れられる測定システムと

と 測定を繰り返した時のばらつき の和が 全体のばらつき () に対して どれくらいの割合となるかがわかり 測定システムを評価することができる MSA 第 4 版スタディガイド ジャパン プレクサス (010)p.104 では % GRR の値が10% 未満であれば 一般に受容れられる測定システムと .5 Gage R&R による解析.5.1 Gage R&Rとは Gage R&R(Gage Repeatability and Reproducibility ) とは 測定システム分析 (MSA: Measurement System Analysis) ともいわれ 測定プロセスを管理または審査するための手法である MSAでは ばらつきの大きさを 変動 という尺度で表し 測定システムのどこに原因があるのか

More information

TC TG HDL-C LDL-C GLU HbA1c 慶應義塾大学病院早川富夫

TC TG HDL-C LDL-C GLU HbA1c 慶應義塾大学病院早川富夫 TC TG HDL-C LDL-C GLU HbA1c 慶應義塾大学病院早川富夫 総コレステロール 測定法の変遷 28 年 29 年 21 年 211 年 コレステロール酸化酵素法 141 (91.6%) 126 (92.6%) 121 (91.7%) 142 (91.%) コレステロール脱水素酵素法 1 (6.5%) 9 (6.6%) 1 (7.6%) 14 (9.%) その他の分類 3 (1.9%)

More information

強度のメカニズム コンクリートは 骨材同士をセメントペーストで結合したものです したがって コンクリート強度は セメントペーストの接着力に支配されます セメントペーストの接着力は 水セメント比 (W/C 質量比 ) によって決められます 水セメント比が小さいほど 高濃度のセメントペーストとなり 接着

強度のメカニズム コンクリートは 骨材同士をセメントペーストで結合したものです したがって コンクリート強度は セメントペーストの接着力に支配されます セメントペーストの接着力は 水セメント比 (W/C 質量比 ) によって決められます 水セメント比が小さいほど 高濃度のセメントペーストとなり 接着 コンクリートの強度 コンクリートの最も重要な特性は強度です ここでは まず コンクリート強度の基本的特性について解説し 次に 呼び強度および配合強度がどのように設定されるか について説明します 強度のメカニズム 強度の影響要因 強度性状 構造物の強度と供試体強度 配合 ( 調合 ) 強度と呼び強度の算定 材料強度のばらつき 配合強度の設定 呼び強度の割増し 構造体強度補正値 舞鶴市および周辺部における構造体強度補正値

More information

【資料1-2】脳神経外科手術用ナビゲーションユニット基準案あ

【資料1-2】脳神経外科手術用ナビゲーションユニット基準案あ 脳神経外科手術用ナビゲーションユニット認証基準 ( 案 ) 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 以下 法 という ) 第二十三条の二の二十三第一項の規定により厚生労働大臣が基準を定めて指定する高度管理医療機器は 別表第一の下欄に掲げる基準に適合する同表の中欄に掲げるもの ( 専ら動物のために使用されることが目的とされているものを除く ) であって 次に掲げる要件の全てに適合するものとする

More information

スライド 1

スライド 1 Flow PRA 法の検査状況の解析 福岡赤十字病院 検査部 移植検査課 / 輸血細胞治療部 金本人美 参加施設数 -Flow PRA- Screening ClassⅠ 25 施設 ClassⅡ 24 施設 Single antigen ClassⅠ 2 施設 ClassⅡ 2 施設 18th 17th Screening ClassⅠ 22 施設 ClassⅡ 20 施設 Single antigen

More information

<4D F736F F F696E74202D208E8E8CB18F8A944692E88D918DDB93AE8CFC E616C E B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D208E8E8CB18F8A944692E88D918DDB93AE8CFC E616C E B8CDD8AB B83685D> JNLA 技能試験要求事項説明会平成 24 年 8 月 22 日 ( 水 ) 29 日 ( 水 ): 東京会場平成 24 年 8 月 24 日 ( 金 ) 30 日 ( 木 ): 大阪会場 ) 1 試験所認定に係る国際動向目次 の動向 ILAC( 国際試験所認定協力機構 ) の動向 - 計量計測トレーサビリティ - 技能試験 - 測定不確かさ 技能試験提供者の認定について 全体のまとめ 2 の動向

More information

血清学的検査 Ⅰ. はじめに 平成 27 年度の免疫血清学的検査部門精度管理調査として下記の要領でサーベイを実施し たので報告する 登録衛生検査所 10 施設と一般病院等 60 施設の計 70 施設を対象に実施し た 試料を配布した全 70 施設中 69 施設より回答があり 全体の回収率は 98.6

血清学的検査 Ⅰ. はじめに 平成 27 年度の免疫血清学的検査部門精度管理調査として下記の要領でサーベイを実施し たので報告する 登録衛生検査所 10 施設と一般病院等 60 施設の計 70 施設を対象に実施し た 試料を配布した全 70 施設中 69 施設より回答があり 全体の回収率は 98.6 血清学的検査 Ⅰ. はじめに 平成 27 年度の免疫血清学的検査部門精度管理調査として下記の要領でサーベイを実施し たので報告する 登録衛生検査所 10 施設と一般病院等 60 施設の計 70 施設を対象に実施し た 試料を配布した全 70 施設中 69 施設より回答があり 全体の回収率は 98.6% であった ( 表 Ⅰ-1 Ⅰ-2) 表 Ⅰ-1 感染症項目 (HBs 抗原 HBs 抗体 HCV

More information

Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc

Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc Q&A( 訪問リハビリテーション 介護予防訪問リハビリテーション ) ( 目次 ) 運営基準 1 別の医療機関の医師からの情報提供に基づく実施 2 老健施設が行う訪問リハ 3 リハビリテーション実施計画書 報酬 1 医療保険の訪問看護との関係 2 入院患者の外泊中のサービス提供 3 短期集中リハビリテーション実施加算 4 短期集中リハビリテーション実施加算 5 短期集中リハビリテーション実施加算 6

More information

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル 1mg は 1 カプセル中ロペラミド塩酸塩 1 mg を含有し消化管から吸収されて作用を発現する このことから

More information

Microsoft PowerPoint  税-1(平成28年度補てん状況把握)

Microsoft PowerPoint  税-1(平成28年度補てん状況把握) 診調組税 - 1 3 0. 7. 2 5 控除対象外消費税の診療報酬による 補てん状況把握 平成 28 年度 1 補てん状況調査の目的 補てん状況調査の目的 医療 ( 社会保険診療 ) は非課税となっており 医療機関 ( 病院 一般診療所 歯科診療所 保険薬局 ) の仕入れにかかる消費税については 診療報酬で補てんしている 平成 26 年 4 月改定では消費税 3% 分を初再診料や入院基本料等で補てんしており

More information

AMYガイド R-008a

AMYガイド R-008a Amylase AMY 測定法のガイド 反応性の評価 目次 I. α-アミラーゼ (AMY) について... 2 1. α-アミラーゼ (AMY)... 2 2. AMY の代謝... 2 3. AMY 測定の臨床的意義... 2 4. AMY 測定上の注意... 3 II. AMY 活性測定法... 4 1. AMY 活性測定法... 4 2. 日本臨床化学会による AMY 標準化... 5 3.

More information

ASNITE 試験事業者認定の一般要求事項 (TERP21) ASNITE 校正事業者認定の一般要求事項 (CARP21) ASNITE 試験事業者 IT 認定の一般要求事項 (TIRP21) ASNITE 標準物質生産者認定の一般要求事項 (RMRP21) ASNITE 試験事業者認定の一般要求事

ASNITE 試験事業者認定の一般要求事項 (TERP21) ASNITE 校正事業者認定の一般要求事項 (CARP21) ASNITE 試験事業者 IT 認定の一般要求事項 (TIRP21) ASNITE 標準物質生産者認定の一般要求事項 (RMRP21) ASNITE 試験事業者認定の一般要求事 IAJapan 測定のトレーサビリティに関する方針 (URP23) 改正案新旧対照表 1. 目的 ~2. 適用範囲略 改正案 1. 目的 ~2. 適用範囲略 現行 ( 下太線部分は改正部分 ) 3. 引用法令 規格 規程等 ISO 11843-1 Capability of detection -- Part 1: Terms and definitions (JIS Z 8462-1 測定方法の検出能力

More information

検査項目情報 γ-gtp ( ガンマ-グルタミルトランスペプチダーゼ ) [ 血清 ] gamma glutamyl transpeptidase 連絡先 : 3487 基本情報 ( 標準コード (JLAC10) ) 基本情報 ( 診療報酬 ) 標準コード (JLAC10) 3B090 分析物 γ-

検査項目情報 γ-gtp ( ガンマ-グルタミルトランスペプチダーゼ ) [ 血清 ] gamma glutamyl transpeptidase 連絡先 : 3487 基本情報 ( 標準コード (JLAC10) ) 基本情報 ( 診療報酬 ) 標準コード (JLAC10) 3B090 分析物 γ- gamma glutamyl transpeptidase 連絡先 : 3487 基本情報 ( 標準コード (JLAC10) ) 基本情報 ( 診療報酬 ) 標準コード (JLAC10) 3B090 分析物 γ-gtp ( ガンマ - グルタミルトランスペプチダーゼ ) 0462 3. 生化学的検査 >> 3B. 酵素および関連物質 >> 3B090. Ver.6 診療報酬 特掲診療料 >> 検査

More information

臨床評価とは何か ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構医療機器審査第一部方眞美

臨床評価とは何か ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構医療機器審査第一部方眞美 臨床評価とは何か ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構医療機器審査第一部方眞美 本日の Agenda 1. 臨床評価とは 2. 医療機器の特性を踏まえた有効性 安全性評価 3. 各国の規制の違い 4. 臨床評価報告書について 5. 臨床評価報告書の概念 6. 臨床研究と治験の違いは? 7. 文献評価の問題点 8. 治験活性化にむけて 臨床評価 とは そのものの有効性と安全性をヒトで評価すること 自己認証の欧州から出てきた概念

More information

解析センターを知っていただく キャンペーン

解析センターを知っていただく キャンペーン 005..5 SAS 問題設定 目的 PKパラメータ (AUC,Cmax,Tmaxなど) の推定 PKパラメータの群間比較 PKパラメータのバラツキの評価! データの特徴 非反復測定値 個体につき 個の測定値しか得られない plasma concentration 非反復測定値のイメージ図 測定時点間で個体の対応がない 着目する状況 plasma concentration 経時反復測定値のイメージ図

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション JAIMA セミナー (2018/09/05) これであなたも専門家 - 不確かさ編 不確かさを巡るガイド 規格について 産業技術総合研究所 榎原研正 1 1. 不確かさの規範文書 勧告 INC-1, GUM 概要 2. JCGM の活動と発行文書 GUM 補完文書 周辺文書 GUM 改訂の動き 3. ISO/TC69 による不確かさ関係文書 ISO 21748 ISO/TS 21749 ) GUM:

More information

国立感染症研究所血液 安全性研究部 HBV-DNA 国内標準品及び HIV-RNA 国内標準品の力価の再評価のための共同研究 1. 背景と目的血液製剤のウイルス安全性の確保対策として実施されている原料血漿と輸血用血液のウイルス核酸増幅試験 (NAT) のための HCV HBV 及び HIV の国内標

国立感染症研究所血液 安全性研究部 HBV-DNA 国内標準品及び HIV-RNA 国内標準品の力価の再評価のための共同研究 1. 背景と目的血液製剤のウイルス安全性の確保対策として実施されている原料血漿と輸血用血液のウイルス核酸増幅試験 (NAT) のための HCV HBV 及び HIV の国内標 血液事業部会安全技術調査会 平成 28 年 8 月 日国立感染症研究所血液 安全性研究部 HBV-DNA 国内標準品及び HIV-RNA 国内標準品の力価の再評価 血液製剤のウイルス安全性の確保対策として実施されている原料血漿と輸血用血液のウイルス核酸増幅試験 (NAT) のための HCV HBV 及び HIV の国内標準品が製造されてから 10 年以上が経過した これらの国内標準品は当時の WHO

More information

多変量解析 ~ 重回帰分析 ~ 2006 年 4 月 21 日 ( 金 ) 南慶典

多変量解析 ~ 重回帰分析 ~ 2006 年 4 月 21 日 ( 金 ) 南慶典 多変量解析 ~ 重回帰分析 ~ 2006 年 4 月 21 日 ( 金 ) 南慶典 重回帰分析とは? 重回帰分析とは複数の説明変数から目的変数との関係性を予測 評価説明変数 ( 数量データ ) は目的変数を説明するのに有効であるか得られた関係性より未知のデータの妥当性を判断する これを重回帰分析という つまり どんなことをするのか? 1 最小 2 乗法により重回帰モデルを想定 2 自由度調整済寄与率を求め

More information

Microsoft Word - Validation-Support/Excelの解説書V9

Microsoft Word - Validation-Support/Excelの解説書V9 バリデーション算出用プログラム Validation-Support/Excel V2.0 の操作方法 第 9 版 2014.04.18 両面印刷で綴じるとシートの解説と表示が見やすくなります 目次 1. Validation-Support/Excel について... 3 (1) Validation-Support/Excel の特徴... 3 (2) Validation-Support/Excel

More information

大規模精度管理調査から見えてくる免疫検査項目の現状と課題

大規模精度管理調査から見えてくる免疫検査項目の現状と課題 特集 : ワークショップ 2 第 26 回年次学術集会 大規模精度管理調査から見えてくる免疫検査項目の現状と課題 鈴木美穂 Current status and problems with immunological test items in large-scale accuracy control survey Miho Suzuki Summary This survey revealed differences

More information

サマリー記載について

サマリー記載について 第 64 回 HL7 セミナー HL7 標準規格 退院時サマリー のご紹介 退院時サマリー標準規格 開発検討の経緯 平成 30 年 3 月 豊田建日本 HL7 協会 ( 株式会社 HCI) HL7 CDA について HL7 Clinical Document Architecture (CDA) 文書構造を有する診療情報を記述するためのXMLによる言語 2009 年 11 月 ISO 規格 ISO/HL7

More information

Microsoft Word - cjs63B9_ docx

Microsoft Word - cjs63B9_ docx 日本人の年齢別推算糸球体濾過量 (egfr) の検討 ~ 協会けんぽ東京支部 76 万人の健診データから ~ 渋谷区医師会 望星新宿南口クリニック院長高橋俊雅 協会けんぽ東京支部保健グループ岡本康子 尾川朋子 目的 企画総務グループ馬場武彦 概要 推算糸球体濾過量 (egfr) は 慢性腎臓病 (CKD) の診断 治療に広く利用さ れているが 個々人の egfr を比較できる年齢別 egfr( 標準値

More information

本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因

本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因 HbA1c 測定系について ~ 原理と特徴 ~ 一般社団法人日本臨床検査薬協会 技術運営委員会副委員長 安部正義 本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因 HPLC 法 HPLC 法原理 高速液体クロマトグラフィー 混合物の分析法の一つ 固体または液体の固定相 ( 吸着剤 ) 中で 液体または気体の移動相 ( 展開剤 ) に試料を加えて移動させ

More information

スライド 1

スライド 1 第 2 回検体検査の精度管理等に関する検討会 Nov/20/2017 厚生労働省専用第 21 会議室 日本医師会臨床検査精度管理調査 の現状 臨床検査精度管理検討委員会羽鳥裕 高木康 1 施設数 調査回数 ( 年度 ) 参加施設の施設分類 154(4.8%) 138(4.3%) 167(5.2%) 270(8.4%) 339(10.5%) 132(4.1%) 3,223 849(26.3%) 64(2.0%)

More information

<4D F736F F D2097D58FB08C9F8DB890B893788AC7979D92B28DB882CC92E897CA8C9F8DB8955D89BF964082C68E8E97BF82C98AD682B782E993FA97D58B5A8E77906A2E646F63>

<4D F736F F D2097D58FB08C9F8DB890B893788AC7979D92B28DB882CC92E897CA8C9F8DB8955D89BF964082C68E8E97BF82C98AD682B782E993FA97D58B5A8E77906A2E646F63> 臨床検査精度管理調査の定量検査評価法と試料に関する日臨技指針 Guideline of evaluation methods and control materials for external quality assessment by interlaboratory comparisons 社団法人日本臨床衛生検査技師会精度管理調査評価法検討 試料検討ワーキンググループ 背景臨床検査の 質 は

More information

提言171121

提言171121 2017 年 11 月 ゲノム医療における検体検査の品質確保に関する提言 ( がんゲノム医療推進を踏まえて ) 日本臨床検査医学会 今日 ゲノム医療実現推進のため 国レベルで 研究基盤整備に続き 医療サービス環境や社会環境の整備が図られています 検体検査の精度 品質確保に関する医療法等の改正が 2017 年 6 月 14 日に公布され 施行まで 1 年となりました この度 2017 年 6 月 27

More information

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家 人員基準減算 定員超過減算 点検項目 407 介護予防通所リハビリテーション費 点検事項 点検結果 同一建物減算事業所と同一建物 ( 構造上 外形上一体的な建物をいう ) に居住又は同一建物から通所 若年性認知症利用者受入加算 若年性認知症利用者ごとに個別に担当者定める 利用者に応じた適切なサービス提供 運動器機能向上加算専ら職務に従事する理学療法士等を 1 人以上配置 配置 理学療法士 介護職員等が共同して

More information

不確かさ 資料 1/8

不確かさ 資料 1/8 不確かさ 資料 /8 天びんの校正の不確かさの目安 表 に 代表的な電子天びんの校正の不確かさ ( 目安 ) 示します 表 校正の不確かさ ( 目安 ) 最小表示 機種 校正ポイント拡張不確かさ ( 風袋なし ) (k=2) 0.00mg BM-20 g 0.09 mg GH-202 50 g 0.7 mg 0.0mg GH-252 00 g 0.3 mg BM-252 00 g 0.29 mg GR-20/GH-20

More information

B. モル濃度 速度定数と化学反応の速さ 1.1 段階反応 ( 単純反応 ): + I HI を例に H ヨウ化水素 HI が生成する速さ は,H と I のモル濃度をそれぞれ [ ], [ I ] [ H ] [ I ] に比例することが, 実験により, わかっている したがって, 比例定数を k

B. モル濃度 速度定数と化学反応の速さ 1.1 段階反応 ( 単純反応 ): + I HI を例に H ヨウ化水素 HI が生成する速さ は,H と I のモル濃度をそれぞれ [ ], [ I ] [ H ] [ I ] に比例することが, 実験により, わかっている したがって, 比例定数を k 反応速度 触媒 速度定数 反応次数について. 化学反応の速さの表し方 速さとは単位時間あたりの変化の大きさである 大きさの値は 0 以上ですから, 速さは 0 以上の値をとる 化学反応の速さは単位時間あたりの物質のモル濃度変化の大きさで表すのが一般的 たとえば, a + bb c (, B, は物質, a, b, c は係数 ) という反応において,, B, それぞれの反応の速さを, B, とし,

More information

4 月 17 日 4 医療制度 2( 医療計画 ) GIO: 医療計画 地域連携 へき地医療について理解する SBO: 1. 医療計画について説明できる 2. 医療圏と基準病床数について説明できる 3. 在宅医療と地域連携について説明できる 4. 救急医療体制について説明できる 5. へき地医療につ

4 月 17 日 4 医療制度 2( 医療計画 ) GIO: 医療計画 地域連携 へき地医療について理解する SBO: 1. 医療計画について説明できる 2. 医療圏と基準病床数について説明できる 3. 在宅医療と地域連携について説明できる 4. 救急医療体制について説明できる 5. へき地医療につ 日付 時限 4 月 3 日 4 医療と社会ガイダンス GIO: 社会と医療の関係について理解する 内 容 SBO: 1. 医師としての公衆衛生の必要性を説明できる 2. 社会医学の概念について説明できる 3. 健康 疾病 障害の概念を説明できる 4. 社会構造 環境要因と健康 疾病との関連を説明できる 5. 予防医学について説明できる 4 月 4 日 5 医療制度 1( 医療施設 ) GIO: 医療施設について理解する

More information

JAB RM300:2014 JAB RM300: /

JAB RM300:2014 JAB RM300: / 20140901 20081011 2008-10-01-1/26-3 2014-09-01 目次序文...3 JAB 指針...4 4. マネジメント要求事項...4 4.1 組織及び管理主体責務...4 4.3 文書管理...5 4.4 サービスの合意事項...6 4.5 委託検査室による検査...6 4.6 外部からのサービス及び供給品...7 4.11 予防処置...7 4.13 記録の管理...8

More information

JUSE-StatWorks/V5 活用ガイドブック

JUSE-StatWorks/V5 活用ガイドブック 4.6 薄膜金属材料の表面加工 ( 直積法 ) 直積法では, 内側に直交配列表または要因配置計画の M 個の実験, 外側に直交配列表または要因配置計画の N 個の実験をわりつけ, その組み合わせの M N のデータを解析します. 直積法を用いることにより, 内側計画の各列と全ての外側因子との交互作用を求めることができます. よって, 環境条件や使用条件のように制御が難しい ( 水準を指定できない )

More information

平成 23 年 10 月 13 日第 5 回保険者による健診 保健指導等に関する検討会 資料 1 HbA1c 表記見直しへの対応について HbA1c 表記の国際標準化に向けて 関係者間での調整状況を踏まえ 本検討会としては 以下の方針を基本として 詳細な事項については 実務担当者によるワーキンググル

平成 23 年 10 月 13 日第 5 回保険者による健診 保健指導等に関する検討会 資料 1 HbA1c 表記見直しへの対応について HbA1c 表記の国際標準化に向けて 関係者間での調整状況を踏まえ 本検討会としては 以下の方針を基本として 詳細な事項については 実務担当者によるワーキンググル 資料 3 HbA1c 表記見直しへの対応について 平成 23 年 10 月 13 日第 5 回保険者による健診 保健指導等に関する検討会 資料 1 HbA1c 表記見直しへの対応について HbA1c 表記の国際標準化に向けて 関係者間での調整状況を踏まえ 本検討会としては 以下の方針を基本として 詳細な事項については 実務担当者によるワーキンググループにおいて検討することとしたい また その検討の結果

More information

各研究班精度管理調査結果報告 ( 臨床化学検査 2 ) 平成 25 年度社団法人岐阜県臨床検査技師会精度管理報告会 各研究班精度管理調査結果報告 臨床化学検査 (1) 渡辺景介 ( 東海中央病院 ) 評価方法日臨技の評価方法に準拠した Mg は参考調査 項目評価方法 A B C GLU 項目一括評価

各研究班精度管理調査結果報告 ( 臨床化学検査 2 ) 平成 25 年度社団法人岐阜県臨床検査技師会精度管理報告会 各研究班精度管理調査結果報告 臨床化学検査 (1) 渡辺景介 ( 東海中央病院 ) 評価方法日臨技の評価方法に準拠した Mg は参考調査 項目評価方法 A B C GLU 項目一括評価 検査 () 渡辺景介 ( 東海中央病院 ) 評価方法日臨技の評価方法に準拠した Mg は参考調査 項目評価方法 A B C GLU 項目一括評価.% 5.0% 7.5% T-BIL 項目一括評価 5.0% 7.5% 0.0% NA 項目一括評価 ±mm ±mm ±4mm K 項目一括評価 ±0.mm ±0.mm ±0.mm CL 項目一括評価 ±mm ±mm ±4mm CA 項目一括評価.0% 4.0%

More information

目次 表紙... 1 目次... 2 改訂記録 目的 対象 製造部門 品質部門組織 PET 薬剤製造施設 ( 施設長 ) の責務 製造管理者の責務 各責任者の責務... 7 ( 別紙 1) (

目次 表紙... 1 目次... 2 改訂記録 目的 対象 製造部門 品質部門組織 PET 薬剤製造施設 ( 施設長 ) の責務 製造管理者の責務 各責任者の責務... 7 ( 別紙 1) ( ヘッダーも自施設用に書き換えてください PET 薬剤製造管理総則 施設長 : 印年月日承認 登録 発行日 : 年月日 V 大学 PET 薬剤製造施設 自施設に合わせて記載してくださ い フッターも自施設用に書き換えてください 目次は更新した後で必ず 最後に各項目名を確認し てください 独立行政法人放射線医学総合研究所 1 目次 表紙... 1 目次... 2 改訂記録... 3 1. 目的... 4

More information

14551 フェノール ( チアゾール誘導体法 ) 測定範囲 : 0.10~2.50 mg/l C 6H 5OH 結果は mmol/l 単位でも表示できます 1. 試料の ph が ph 2~11 であるかチェックします 必要な場合 水酸化ナトリウム水溶液または硫酸を 1 滴ずつ加えて ph を調整

14551 フェノール ( チアゾール誘導体法 ) 測定範囲 : 0.10~2.50 mg/l C 6H 5OH 結果は mmol/l 単位でも表示できます 1. 試料の ph が ph 2~11 であるかチェックします 必要な場合 水酸化ナトリウム水溶液または硫酸を 1 滴ずつ加えて ph を調整 14551 フェノール ( チアゾール誘導体法 ) 0.10~2.50 mg/l C 6H 5OH 結果は mmol/l 単位でも表示できます 2. ピペットで 10 ml の試料を反応セルに取り ねじぶたで閉じて攪拌します 3. グレーのミクロスプーンで 1 回分の試薬 Ph-1K を加えて ねじぶたでセルを閉じます 4. セルをよく振とうして 固体物を溶かします 5. 緑のミクロスプーンで 1

More information

質の高い病理診断のために 病理技術 診断基準の標準化を 目指した精度評価を実現します

質の高い病理診断のために 病理技術 診断基準の標準化を 目指した精度評価を実現します 質の高い病理診断のために 病理技術 診断基準の標準化を 目指した精度評価を実現します 理事長挨拶 理事長白石泰三 日本病理精度保証機構は 病理診断の精度管理の向上を目指して設立され 平成 26 年 3 月に認証された特定非営利活動法人 (NPO 法人 ) です 病理診断は がんなど多くの疾患の確定診断に不可欠であるばかりではなく 近年 は治療方針決定などにも大きく寄与しています このため 質の高い病理診断が行われることは

More information

Microsoft Word - Validation-Support/Excelの解説書V35.docx

Microsoft Word - Validation-Support/Excelの解説書V35.docx バリデーション算出用プログラム Validation-Support/Excel Ver3.5 の操作方法 Validation-Support/Excel を Ver.3.5 にバージョンアップしました Ver3.5 では 併 精度のカーネル曲線表 の不具合修正および直線性の乖離率グラフで 0.0 表示の改善を いました 第 13 版 2017.09.18 両面印刷で綴じると表示が見やすくなります

More information

検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク ) 血液 6 ml 血清 I 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 茶色 )

検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク ) 血液 6 ml 血清 I 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 茶色 ) 6649 5. 免疫学的検査 >> 5G. 自己免疫関連検査 >> 5G176. 抗ミトコンドリアM2 抗体 anti mitochondria M2 antibody 連絡先 : 3764 基本情報 5G176 抗ミトコンドリアM2 抗体分析物 JLAC10 診療報酬 識別材料 023 血清 測定法 052 化学 生物発光イムノアッセイ (CLEIA) 結果識別 第 2 章 特掲診療料 D014

More information

【資料3-1】認証基準_認証基準改正の概要

【資料3-1】認証基準_認証基準改正の概要 資料 3-1 認証基準の改正の概要 1. 概要次に掲げる医療機器の認証基準について 資料 3-2 のとおり 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律第二十三条の二の二十三第一項の規定により厚生労働大臣が基準を定めて指定する医療機器 ( 平成 17 年厚生労働省告示第 112 号 以下 認証基準告示 という ) の一部を改正する 頭蓋計測用 X 線診断装置 ( 改正内容 ) 頭蓋計測用

More information

評価項目 A Bともすべての項目に を入れてください 評価項目 A 宣言内容 ( 共通項目 ) チェック項目 取り組み結果 出来た概ね出来た出来なかった 1 経営者が率先し 健康づくりに取り組みます 健康宣言証の社内掲示など 健康づくりに関する企業方針について 従業員へ周知していますか? 経営者自身

評価項目 A Bともすべての項目に を入れてください 評価項目 A 宣言内容 ( 共通項目 ) チェック項目 取り組み結果 出来た概ね出来た出来なかった 1 経営者が率先し 健康づくりに取り組みます 健康宣言証の社内掲示など 健康づくりに関する企業方針について 従業員へ周知していますか? 経営者自身 認定 報告いただいた内容を健康保険組合で審査します 審査は項目別に実施結果を点数化して評価し 一定の点数を超えた企業様を 健康優良企業 として認定します 認定証 認定企業様に 認定証を送付します 認定期間 認定された月より 1 年間 報告にあたっての注意点 宣言以降の貴社の取り組みについてご報告をお願いします 評価項目 A B ともすべての項目に を入れてください チェック項目以外の具体的な取り組み内容や健康保険組合へのご意見等ございましたら

More information

<4D F736F F F696E74202D D95698EBF B C8B4B8A698E8E8CB181698D828BB4816A44325F D9770>

<4D F736F F F696E74202D D95698EBF B C8B4B8A698E8E8CB181698D828BB4816A44325F D9770> 第 10 回医薬品品質フォーラムシンポジウム生物学的同等性試験ガイドラインの改訂に向けて 医薬品品質フォーラム溶出試験 WG での議論から - 規格試験としての溶出試験 製薬協製剤研究部会アステラス製薬製剤研究所高橋豊 1 はじめに 議論に至った背景 溶出試験の規格試験設定については 各社が個別に当局と相談して設定しているが レビューアにより対応が異なるケースがある BE ガイドラインに関する議論から派生した課題も含めて

More information

< F2D816995BD90AC E30398C8E303493FA88EA959489FC90B3>

< F2D816995BD90AC E30398C8E303493FA88EA959489FC90B3> 別添 1 医薬品 GLPチェックリスト ( 共通事項 ) [1] 職員 組織目的 試験施設が適切にして十分な人材を有しており また医薬品 GLPに沿った試験が行われるように組織されているか 1 試験施設全体の組織とGLP 適用試験の組織との関係 2 試験施設全体の組織と信頼性保証部門の組織との関係 3 運営管理者の氏名 職名 履歴及び運営管理者の試験施設に対する把握状況 4 試験責任者 信頼性保証部門責任者及び資料保存施設管理責任者等の指定の方法は適切か

More information

その人工知能は本当に信頼できるのか? 人工知能の性能を正確に評価する方法を開発 概要人工知能 (AI) によるビッグデータ解析は 医療現場や市場分析など社会のさまざまな分野での活用が進み 今後さらなる普及が予想されています また 創薬研究などで分子モデルの有効性を予測する場合にも AI は主要な検証

その人工知能は本当に信頼できるのか? 人工知能の性能を正確に評価する方法を開発 概要人工知能 (AI) によるビッグデータ解析は 医療現場や市場分析など社会のさまざまな分野での活用が進み 今後さらなる普及が予想されています また 創薬研究などで分子モデルの有効性を予測する場合にも AI は主要な検証 その人工知能は本当に信頼できるのか? 人工知能の性能を正確に評価する方法を開発 概要人工知能 (AI) によるビッグデータ解析は 医療現場や市場分析など社会のさまざまな分野での活用が進み 今後さらなる普及が予想されています また 創薬研究などで分子モデルの有効性を予測する場合にも AI は主要な検証手段として重視されています ところが 私たちは肝心の AI の性能を正しく評価できているのでしょうか?

More information

参考1中酪(H23.11)

参考1中酪(H23.11) - 1- 参考 1 - 2- - 3- - 4- - 5- - 6- - 7- - 8- 別添 1 牛乳の比重増加要因の解析 国立大学法人帯広畜産大学畜産フィールド科学センター准教授木田克弥 背景 乳および乳製品の成分規格等に関する省令 ( 乳等省令 ) において 生乳の比重は 1.28-1.34 に規定されている 一方 乳牛の遺伝的改良 ( 乳量および乳成分率の向上 ) に成果として 昨今の生乳の比重は増加傾向にあり

More information

【○資料1-2】①アナログ式口外汎用歯科X線診断装置等基準

【○資料1-2】①アナログ式口外汎用歯科X線診断装置等基準 アナログ式口外汎用歯科 X 線診断装置等認証基準 ( 案 ) 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 以下 法 という ) 第二十三条の二の二十三第一項の規定により厚生労働大臣が基準を定めて指定する管理医療機器は 別表第二の下欄に掲げる基準に適合する同表の中欄に掲げるもの ( 専ら動物のために使用されることが目的とされているものを除く ) であって 法第四十一条第三項の規定により厚生労働大臣が定める医療機器の基準

More information

008: GUM が JCGM 書として, インターネット上で無料公開 内容は同じ 現在 : 幾つかの GUM 補足 書 周辺 書が作成され,JCGM 書として順次インターネット上で公開 JCGM 101 ( モンテカルロ法 ),JCGM 10 ( 複数の出 量 ),JCGM 104 (

008: GUM が JCGM 書として, インターネット上で無料公開 内容は同じ 現在 : 幾つかの GUM 補足 書 周辺 書が作成され,JCGM 書として順次インターネット上で公開 JCGM 101 ( モンテカルロ法 ),JCGM 10 ( 複数の出 量 ),JCGM 104 ( GUM とその関連ガイドの動き 産業技術総合研究所榎原研正 第 1 回不確かさ総会 018/01/ 今井秀孝 JCGM の役割と最近の活動状況 : GUM と VIM の位置付け 標準化と品質管理,Vol. 71, No., -18 (018) 1. まえがき. 計量計測分野の主要な国際 書の概要 3. JCGM の設置以前の状況 4. JCGM の設置とその役割 5. GUM とは? 6. VIM

More information

バリデーション基準 1. 医薬品 医薬部外品 GMP 省令に規定するバリデーションについては 品質リスクを考慮し 以下の バリデーション基準 に基づいて実施すること 2. バリデーション基準 (1) バリデーションの目的バリデーションは 製造所の構造設備並びに手順 工程その他の製造管理及び品質管理の

バリデーション基準 1. 医薬品 医薬部外品 GMP 省令に規定するバリデーションについては 品質リスクを考慮し 以下の バリデーション基準 に基づいて実施すること 2. バリデーション基準 (1) バリデーションの目的バリデーションは 製造所の構造設備並びに手順 工程その他の製造管理及び品質管理の バリデーション基準 1. 医薬品 医薬部外品 GMP 省令に規定するバリデーションについては 品質リスクを考慮し 以下の バリデーション基準 に基づいて実施すること 2. バリデーション基準 (1) バリデーションの目的バリデーションは 製造所の構造設備並びに手順 工程その他の製造管理及び品質管理の方法 ( 以下この基準において 製造手順等 という ) が期待される結果を与えることを検証し これを文書とすることによって

More information

Microsoft PowerPoint - 1.プロセス制御の概要.pptx

Microsoft PowerPoint - 1.プロセス制御の概要.pptx プロセス制御工学 1. プロセス制御の概要 京都大学 加納学 Division of Process Control & Process Systems Engineering Department of Chemical Engineering, Kyoto University manabu@cheme.kyoto-u.ac.jp http://www-pse.cheme.kyoto-u.ac.jp/~kano/

More information

する 研究実施施設の環境 ( プライバシーの保護状態 ) について記載する < 実施方法 > どのような手順で研究を実施するのかを具体的に記載する アンケート等を用いる場合は 事前にそれらに要する時間を測定し 調査による患者への負担の度合いがわかるように記載する 調査手順で担当が複数名いる場合には

する 研究実施施設の環境 ( プライバシーの保護状態 ) について記載する < 実施方法 > どのような手順で研究を実施するのかを具体的に記載する アンケート等を用いる場合は 事前にそれらに要する時間を測定し 調査による患者への負担の度合いがわかるように記載する 調査手順で担当が複数名いる場合には 参考 : 様式 2( 記載例 ) ( 研究責任者 ) ( 本会倫理審査委員会 ) 西暦年月日 研究計画書 ( 第版 ) 公益社団法人富山県薬剤師会倫理審査委員会委員長様 計画者 ( 研究責任者 ) 所属 : 職名 : 氏名 : 印 1. 研究の名称 : 2. 研究の実施体制 研究責任者名所属職名役割及び責任 薬局管理薬剤師 研究分担者名 所属 職名 役割及び責任 薬局 薬剤師 病院 科 病院薬剤部

More information

<4D F736F F D BD8A7091AA97CA8AED8B4082CC90AB945C8DB782C982E682E98CEB8DB782C982C282A E646F6378>

<4D F736F F D BD8A7091AA97CA8AED8B4082CC90AB945C8DB782C982E682E98CEB8DB782C982C282A E646F6378> (2) 測量器機の性能差による誤差につい (1) 多角 ( 混合 ) 測量における誤差について,(2) 測量器機の性能差による誤差につい, (3) 多角 ( 混合 ) 測量の計算方式による誤差について,(4) 多角 ( 混合 ) 測量における相対誤差についてのなかの (2) です 現在, 境界測量に使われている測量器機はトータルステーション (TS) と言いまして距離と角度を同じ器機で測定出来るものです,

More information

Microsoft Word - JCCLS会誌(1)認証評価委員会報告

Microsoft Word - JCCLS会誌(1)認証評価委員会報告 平成 30 年度認証委員会 認証評価委員会報告 常用参照標準物質 :JSCC 常用酵素のロット更新概要 Report of JCCLS Certification Committee for Reference Materials and Committee for Certification Assessment in 2018 Outline of New Lot of Reference Standard

More information

<95BD90AC E FA97D58B5A97D58FB08C9F8DB890B893788AC7979D92B28DB82090BB956988EA C2E786477>

<95BD90AC E FA97D58B5A97D58FB08C9F8DB890B893788AC7979D92B28DB82090BB956988EA C2E786477> 平成 24 年度 日臨技臨床検査精度管理調査 製品一覧表 株式会社シノテスト安全管理部サービスチーム作成 2012 年 5 月 23 日 平成 24 年度日臨技臨床検査精度管理調査について 日臨技臨床検査精度管理調査は Web による参加のみとなっております 測定装置 試薬 基準値などの施設ごとの検査項目属性の入力は Web 上の入力ガイドに従って行ってください 弊社から販売している試薬 標準液の一覧表を作成しました

More information

EBNと疫学

EBNと疫学 推定と検定 57 ( 復習 ) 記述統計と推測統計 統計解析は大きく 2 つに分けられる 記述統計 推測統計 記述統計 観察集団の特性を示すもの 代表値 ( 平均値や中央値 ) や ばらつきの指標 ( 標準偏差など ) 図表を効果的に使う 推測統計 観察集団のデータから母集団の特性を 推定 する 平均 / 分散 / 係数値などの推定 ( 点推定 ) 点推定値のばらつきを調べる ( 区間推定 ) 検定統計量を用いた検定

More information

ISO 9001:2015 改定セミナー (JIS Q 9001:2015 準拠 ) 第 4.2 版 株式会社 TBC ソリューションズ プログラム 年版改定の概要 年版の6 大重点ポイントと対策 年版と2008 年版の相違 年版への移行の実務

ISO 9001:2015 改定セミナー (JIS Q 9001:2015 準拠 ) 第 4.2 版 株式会社 TBC ソリューションズ プログラム 年版改定の概要 年版の6 大重点ポイントと対策 年版と2008 年版の相違 年版への移行の実務 ISO 9001:2015 改定セミナー (JIS Q 9001:2015 準拠 ) 第 4.2 版 株式会社 TBC ソリューションズ プログラム 1.2015 年版改定の概要 2.2015 年版の6 大重点ポイントと対策 3.2015 年版と2008 年版の相違 4.2015 年版への移行の実務 TBC Solutions Co.Ltd. 2 1.1 改定の背景 ISO 9001(QMS) ISO

More information

JCG201S101-03(HP)

JCG201S101-03(HP) JCG01S101 不確かさ見積もりに関するガイド長さ ( 伸び計 ) 1/11 JCSS 不確かさ見積もりに関するガイド 登録に係る区分 : 長さ校正手法の区分の呼称 : 一次元寸法測定器計量器等の種類 : 伸び計 ( 第 3 版 ) (JCG01S101-03) 改正 : 平成 9 年 3 月 30 日 独立行政法人製品評価技術基盤機構認定センター JCG01S101 不確かさ見積もりに関するガイド長さ

More information

パナテスト ラットβ2マイクログロブリン

パナテスト ラットβ2マイクログロブリン 研究用試薬 2014 年 4 月作成 EIA 法ラット β 2 マイクログロブリン測定キット PRH111 パナテスト A シリーズラット β 2- マイクロク ロフ リン 1. はじめに β 2 - マイクログロブリンは, 血液, 尿, および体液中に存在し, ヒトでは腎糸球体障害, 自己免疫疾患, 悪性腫瘍, 肝疾患などによって血中濃度が変化するといわれています. また,β 2 - マイクログロブリンの尿中濃度は,

More information

Microsoft Word - JSQC-STD21-001表紙.doc

Microsoft Word - JSQC-STD21-001表紙.doc 日本品質管理学会規格 プロセス保証の指針 JSQC-Std 21-001:2015 2015.12.16 制定 一般社団法人日本品質管理学会発行 目次 序文 3 1. 適用範囲 3 2. 引用規格 3 3. 用語と定義 4 3.1 品質保証 4 3.2 プロセス 4 3.3 プロセス保証 4 3.4 標準 4 3.5 標準化 5 3.6 工程能力 5 3.7 未然防止 / 予防処置 5 3.8 検査

More information

Microsoft Word - JSQC-Std 目次.doc

Microsoft Word - JSQC-Std 目次.doc 日本品質管理学会規格 品質管理用語 JSQC-Std 00-001:2011 2011.10.29 制定 社団法人日本品質管理学会発行 目次 序文 3 1. 品質管理と品質保証 3 2. 製品と顧客と品質 5 3. 品質要素と品質特性と品質水準 6 4. 8 5. システム 9 6. 管理 9 7. 問題解決と課題達成 11 8. 開発管理 13 9. 調達 生産 サービス提供 14 10. 検査

More information

<4D F736F F F696E74202D208CB48E7197CD8A7789EF F4882CC91E589EF8AE989E A2E B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D208CB48E7197CD8A7789EF F4882CC91E589EF8AE989E A2E B8CDD8AB B83685D> 数値解析技術と標準 (3) 数値解析の信頼性に関する標準 平成 24 年 9 月 21 日原子力学会 2012 秋の大会標準委員会セッション5( 基盤 応用専門部会 ) 独立行政法人原子力安全基盤機構原子力システム安全部堀田亮年 AESJ MTG 2012 Autumn @Hiroshima 1 シミュレーションの信頼性 WG 報告書の構成 本文 (118 頁 ):V&Vの構造案解説 A) V&V

More information

検査項目情報 6475 ヒト TARC 一次サンプル採取マニュアル 5. 免疫学的検査 >> 5J. サイトカイン >> 5J228. ヒトTARC Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital Ver.6 thymus a

検査項目情報 6475 ヒト TARC 一次サンプル採取マニュアル 5. 免疫学的検査 >> 5J. サイトカイン >> 5J228. ヒトTARC Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital Ver.6 thymus a thymus and activation-regulated chemokine 連絡先 : 3764 基本情報 5J228 ヒトTARC 分析物 JLAC10 診療報酬 識別 材料 023 血清 測定法 052 化学 生物発光イムノアッセイ (CLEIA) 結果識別 第 2 章 特掲診療料 D015 19 TARC 第 3 部 検査 第 1 節 検体検査料 第 1 款 検体検査実施料 ( 免疫学的検査

More information

(案とれ) 通知案1

(案とれ) 通知案1 薬生発 1219 第 11 号 平成 30 年 12 月 19 日 各都道府県知事殿 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) 管理医療機器の認証基準に関する取扱いについて ( その 2) 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律第 23 条の2の 23 第 1 項の規定により厚生労働大臣が基準を定めて指定する医療機器 ( 平成 17 年厚生労働省告示第 112 号 以下

More information

JAB の認定 ~ 最新情報 公益財団法人日本適合性認定協会認定センター

JAB の認定 ~ 最新情報 公益財団法人日本適合性認定協会認定センター JAB の認定 ~ 最新情報 公益財団法人日本適合性認定協会認定センター JAB のマネジメントシステムと認定システム 地域社会 国際社会 17011 JAB MS 認定システム 認定サービス実現プロセス 規制当局 顧客 MS 認証機関要員認証機関製品認証機関 GHG 妥当性確認 検証機関 試験所臨床検査室検査機関校正機関 組織 産業界 利害関係者ニーズ CB 2 適合性評価の機能と 文書 機関 機能

More information

1. 測定原理 弱酸性溶液中で 遊離塩素はジエチル p フェニレンジアミンと反応して赤紫色の色素を形成し これを光学的に測定します 本法は EPA330.5 および US Standard Methods 4500-Cl₂ G EN ISO7393 に準拠しています 2. アプリケーション サンプル

1. 測定原理 弱酸性溶液中で 遊離塩素はジエチル p フェニレンジアミンと反応して赤紫色の色素を形成し これを光学的に測定します 本法は EPA330.5 および US Standard Methods 4500-Cl₂ G EN ISO7393 に準拠しています 2. アプリケーション サンプル 00595 塩素 (DPD 法 ) 遊離塩素の測定 測定範囲 : 0.03~6.00mg/l Cl 2 結果は mmol/l 単位でも表示できます 2. ピペットで 5.0ml の試料を丸セルに取ります 3. 青のミクロスプーンで 1 回分の試薬 Cl 1 を加えて ねじぶたで閉じます 4. セルをよく振とうして 固体物を溶かします 5. 反応時間 :1 分間 6. 各セルをセルコンパートメントにセットし

More information

地区別参加推移 平成 25 年度社団法人岐阜県臨床検査技師会精度管理報告会 精度管理総括 多和田嘉明 ( 東海中央病院 ) 1 医療施設数 ( 病院 ) 保健所 市町村別 ( 平成 22 年 ) 試料別参加推移 2 3 参加費推移 点数分布推移 コース名 H19 H20 H21 H22 H23 H2

地区別参加推移 平成 25 年度社団法人岐阜県臨床検査技師会精度管理報告会 精度管理総括 多和田嘉明 ( 東海中央病院 ) 1 医療施設数 ( 病院 ) 保健所 市町村別 ( 平成 22 年 ) 試料別参加推移 2 3 参加費推移 点数分布推移 コース名 H19 H20 H21 H22 H23 H2 地区別参加推移 平成 25 年度社団法人岐阜県臨床検査技師会精度管理報告会 精度管理総括 多和田嘉明 ( 東海中央病院 ) 1 医療施設数 ( 病院 ) 保健所 市町村別 ( 平成 22 年 ) 試料別参加推移 2 3 参加費推移 点数分布推移 コース名 H19 H20 H21 H22 H23 H2 4 H2 5 H2 6 臨床化学 3,000 20,000 20,000 20,000 22,000

More information

Microsoft Word - StssV_Excel解説書V5

Microsoft Word - StssV_Excel解説書V5 StssV/Excel の操作方法 第五版 2012.09.21 目次 1 StssV/Excel について...3 (1) StssV/Excel の特徴...3 (2) 使用方法...3 (3) 注意...4 (4) 必要システムとマクロの利用方法...4 (5) 免責 転載 配布について...4 (6) セキュリティレベルの変更方法...4 2 各分析シートの使用方法...6 (1) 各シートの共通仕様...6

More information

負荷試験 検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク ) 血液 6 ml 血清 検体ラベル ( 単項目オーダー時 )

負荷試験 検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク ) 血液 6 ml 血清 検体ラベル ( 単項目オーダー時 ) 1081000 8. その他の検体検査 >> 8A. 負荷試験 機能検査 >> 負荷試験 parathyroid hormone intact 連絡先 : 3495 基本情報 4C025 PTH-I(PTH-INTACT) 分析物 JLAC10 診療報酬 識別材料 023 血清 測定法 052 化学 生物発光イムノアッセイ (CLEIA) 結果識別 第 2 章 特掲診療料 D287 内分泌負荷試験

More information

(b) 精密さ 精密度 * precision 測定値のばらつきの程度 標準偏差の大きさに相当する (c) 精度 accuracy 測定結果の正確さと精密さを含めた 測定量の真の値との一致の度合い 補正 correction は 正確さを期すために行われる ( 系統誤差を打ち消すために行われる )

(b) 精密さ 精密度 * precision 測定値のばらつきの程度 標準偏差の大きさに相当する (c) 精度 accuracy 測定結果の正確さと精密さを含めた 測定量の真の値との一致の度合い 補正 correction は 正確さを期すために行われる ( 系統誤差を打ち消すために行われる ) 誤差の話 014.4.4. 内容 誤差の話... 1 正確さ 精密さ 精度... 1 不確かさの表示... 誤差のモデル... 誤差の伝播則... 3 測定の際の注意点 独立でかたよりのない測定の実現... 4 容量分析に見る誤差... 4 問題... 6 誤差の話 正確さ 精密さ 精度 測定値の精確さあるいは不確かさをめぐっては 品質工学の長足の進歩なども背景に この0 年余りの間にさまざまな概念の整理が行われてきた

More information

資料4-3 木酢液の検討状況について

資料4-3 木酢液の検討状況について 資料 -3 木酢液の論点整理 < これまでの合同会合の審議における論点 > 木酢液には 高濃度のホルムアルデヒドが含まれる可能性がある ( 実際に 3,ppm のホルムアルデヒドが検出されたサンプルがあった ) ホルムアルデヒドを含む物質の安全性については慎重に審議するべきであり ホルムアルデヒド低減化のための木酢液の製造方法等を検討する必要がある 今回関係団体からホルムアルデヒドを低減化するための木酢液の製造方法が提案されているが

More information

株式会社佐藤計量器製作所宮城工場校正技術課は 認定基準として ISO/IEC (JIS Q 17025) を用い 認定スキームを ISO/IEC に従って運営されている JCSS の下で認定されています JCSS を運営している認定機関 (IAJapan) は アジア太平洋試

株式会社佐藤計量器製作所宮城工場校正技術課は 認定基準として ISO/IEC (JIS Q 17025) を用い 認定スキームを ISO/IEC に従って運営されている JCSS の下で認定されています JCSS を運営している認定機関 (IAJapan) は アジア太平洋試 株式会社佐藤計量器製作所 株式会社佐藤計量器製作所宮城工場校正技術課は 認定基準として ISO/IEC 17025 (JIS Q 17025) を用い 認定スキームを ISO/IEC 17011 に従って運営されている JCSS の下で認定されています JCSS を運営している認定機関 (IAJapan) は アジア太平洋試験所認定協力機構 (APLAC) 及び国際試験所認定協力機構 (ILAC)

More information

<4D F736F F D208A658EED B834A838A A834A94BD899E90AB8E8E8CB182C982E682E98D9C8DDE8B7982D E838A815B836782CC94BD899E90AB955D89BF C668DDA816A2E646F63>

<4D F736F F D208A658EED B834A838A A834A94BD899E90AB8E8E8CB182C982E682E98D9C8DDE8B7982D E838A815B836782CC94BD899E90AB955D89BF C668DDA816A2E646F63> 各種アルカリシリカ反応性試験による骨材及びコンクリートの反応性評価 愛知県生コンクリート工業組合技術委員会 1. 試験目的骨材のアルカリシリカ反応性を判定するために化学法 (JIS A 1145) 及びモルタルバー法 (JIS A 1146) が使用されてきたが これら以外にモルタルバー迅速法 (JIS A 1804) 及びコンクリート自体の反応性を調べる迅速試験法 (ZKT 206) も導入されている

More information

O-27567

O-27567 そこに そこがあるのか? 自明性 (Obviousness) における固有性 (Inherency) と 機能的クレーム (Functional Claiming) 最近の判決において 連邦巡回裁判所は 当事者系レビューにおける電気ケーブルの製造を対象とする特許について その無効を支持した この支持は 特許審判部 (Patent and Trial and Appeal Board (PTAB))

More information

医療機関群の具体的な設定について (1) 診調組 D 基礎係数に係る医療機関群の設定方針 ( 平成 23 年 9 月 7 日中医協総会承認 ) 平成 23 年 9 月 7 日の中医協総会において DPC/PDPS 調整係数の見直し 基礎係数の導入に伴い設定する医

医療機関群の具体的な設定について (1) 診調組 D 基礎係数に係る医療機関群の設定方針 ( 平成 23 年 9 月 7 日中医協総会承認 ) 平成 23 年 9 月 7 日の中医協総会において DPC/PDPS 調整係数の見直し 基礎係数の導入に伴い設定する医 医療機関群の具体的な設定について () 診調組 D-3 2 3. 0. 4. 基礎係数に係る医療機関群の設定方針 ( 平成 23 年 9 月 7 日中医協総会承認 ) 平成 23 年 9 月 7 日の中医協総会において DPC/PDPS 調整係数の見直し 基礎係数の導入に伴い設定する医療機関群は 当面 次の3つとする方向で検討を進めることとされた ( この場合 最終的に医療機関群 と2を別々の群とするか

More information

豚丹毒 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 23 年 2 月 8 日 ( 告示第 358 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した豚丹毒菌の培養菌液を不活化し アルミニウムゲルアジュバントを添加したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 名称豚丹

豚丹毒 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 23 年 2 月 8 日 ( 告示第 358 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した豚丹毒菌の培養菌液を不活化し アルミニウムゲルアジュバントを添加したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 名称豚丹 豚丹毒 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 23 年 2 月 8 日 ( 告示第 358 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した豚丹毒菌の培養菌液を不活化し アルミニウムゲルアジュバントを添加したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 2.1.1 名称豚丹毒菌多摩 96 株 ( 血清型 2 型 ) 又はこれと同等と認められた株 2.1.2 性状感受性豚に接種すると

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 一般的衛生管理プログラム コース確認テスト Q1 次のうち正しいものはどれか 1. 毛髪は 1 日に 20~30 本抜けると言われている 2. 家族がノロウイルスに感染していても 本人に症状が出ていなければ職場への報告は不要である 3. 直接食品に触れる作業を担当しているが 指に傷があったので 自分の判断で絆創膏を貼って手袋を着用して作業に入った 4. 健康チェックは 工場で働く従業員だけでなく お客様や取引先にも協力してもらう

More information

14 化学実験法 II( 吉村 ( 洋 mmol/l の半分だったから さんの測定値は くんの測定値の 4 倍の重みがあり 推定値 としては 0.68 mmol/l その標準偏差は mmol/l 程度ということになる 測定値を 特徴づけるパラメータ t を推定するこの手

14 化学実験法 II( 吉村 ( 洋 mmol/l の半分だったから さんの測定値は くんの測定値の 4 倍の重みがあり 推定値 としては 0.68 mmol/l その標準偏差は mmol/l 程度ということになる 測定値を 特徴づけるパラメータ t を推定するこの手 14 化学実験法 II( 吉村 ( 洋 014.6.1. 最小 乗法のはなし 014.6.1. 内容 最小 乗法のはなし...1 最小 乗法の考え方...1 最小 乗法によるパラメータの決定... パラメータの信頼区間...3 重みの異なるデータの取扱い...4 相関係数 決定係数 ( 最小 乗法を語るもう一つの立場...5 実験条件の誤差の影響...5 問題...6 最小 乗法の考え方 飲料水中のカルシウム濃度を

More information

Application Note 光束の評価方法に関して Light Emitting Diode 目次 1. 概要 2. 評価方法 3. 注意事項 4. まとめ This document contains tentative information; the contents may chang

Application Note 光束の評価方法に関して Light Emitting Diode 目次 1. 概要 2. 評価方法 3. 注意事項 4. まとめ This document contains tentative information; the contents may chang 光束の評価方法に関して 目次 1. 概要 2. 評価方法 3. 注意事項 4. まとめ 1/6 1. 概要 本書では 日亜化学工業株式会社製 LED について積分球にて光束を評価する上での評価方法と注意事項を示します 2. 評価方法 通常 LED の光束を評価する際は積分球を用いて評価を行います 積分球のサイズも数 inch クラスのものから 1inch クラスまでの様々なサイズのものがありますが

More information

Microsoft Word - 02__⁄T_ŒÚ”�.doc

Microsoft Word - 02__⁄T_ŒÚ”�.doc 目 次 はじめに 目次 1. 目的 1 2. 適用範囲 1 3. 参照文書 1 4. 定義 2 5. 略語 6 6. 構成 7 7. 共通事項 8 7.1 適用範囲 8 7.2 送信ネットワーク 8 7.2.1 送信ネットワークの分類 8 7.2.2 送信ネットワークの定義 10 7.3 取り扱う主な信号の形式 12 7.3.1 放送 TS 信号形式 12 7.3.2 OFDM 信号形式 14 7.4

More information

どのような便益があり得るか? より重要な ( ハイリスクの ) プロセス及びそれらのアウトプットに焦点が当たる 相互に依存するプロセスについての理解 定義及び統合が改善される プロセス及びマネジメントシステム全体の計画策定 実施 確認及び改善の体系的なマネジメント 資源の有効利用及び説明責任の強化

どのような便益があり得るか? より重要な ( ハイリスクの ) プロセス及びそれらのアウトプットに焦点が当たる 相互に依存するプロセスについての理解 定義及び統合が改善される プロセス及びマネジメントシステム全体の計画策定 実施 確認及び改善の体系的なマネジメント 資源の有効利用及び説明責任の強化 ISO 9001:2015 におけるプロセスアプローチ この文書の目的 : この文書の目的は ISO 9001:2015 におけるプロセスアプローチについて説明することである プロセスアプローチは 業種 形態 規模又は複雑さに関わらず あらゆる組織及びマネジメントシステムに適用することができる プロセスアプローチとは何か? 全ての組織が目標達成のためにプロセスを用いている プロセスとは : インプットを使用して意図した結果を生み出す

More information

Microsoft Word - 1 color Normalization Document _Agilent version_ .doc

Microsoft Word - 1 color Normalization Document _Agilent version_ .doc color 実験の Normalization color 実験で得られた複数のアレイデータを相互比較するためには Normalization( 正規化 ) が必要です 2 つのサンプルを異なる色素でラベル化し 競合ハイブリダイゼーションさせる 2color 実験では 基本的に Dye Normalization( 色素補正 ) が適用されますが color 実験では データの特徴と実験の目的 (

More information

Microsoft Word - Validation-Support/Excelの解説書V82

Microsoft Word - Validation-Support/Excelの解説書V82 バリデーション算出用プログラム Validation-Support/Excel V1.8 の操作方法 第 8.2 版 2013.10.14 目次 1 Validation-Support/Excel について... 3 (1) Validation-Support/Excel の特徴... 3 (2) Validation-Support/Excel の使用方法... 3 (3) 使用上の注意点...

More information

平成18年度教員勤務実態調査報告書(第1部 調査の目的および設計)

平成18年度教員勤務実態調査報告書(第1部 調査の目的および設計) 教員勤務実態調査 小 中学校 報告書 教員勤務実態調査 小 中学校 報告書 第1部 調査の目的および設計 図1-3-1 無作為抽出の場合 単純に考えると 学校は全国に多数存在しているのだから 目をつぶりながらダーツの矢を日本地図 に当てるかのように学校を選んでいけばよいと思うのは自然だろう このような抽出法を無作為抽出と いう 目をつぶってダーツの矢を当てるのであれば 当然その矢はどこに飛んでいくのかわからない

More information

質量計の管理におけるはかり・分銅の不確かさの求め方について

質量計の管理におけるはかり・分銅の不確かさの求め方について 質量計の管理における はかり 分銅の 不確かさ の求め方について 村上衡器製作所技術開発部伊藤登. 不確かさとは ISO ガイド Gde o he Expeon of Unceany n Meaemen 通称 GUM ( ガム ) 和文訳 計測における不確かさの表現のガイド ( 日本規格協会 ) 不確かさの定義測定の結果に付随した 合理的な測定量に結びつけられ得る値のばらつきを特徴づけるパラメータ.

More information

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社 オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社 Page 2 2.1 CTD の目次 ( 第 2 部から第 5 部 ) 第 2 部 :CTD の概要 ( サマリー ) 2.1 CTD の目次 ( 第 2 部から第 5 部 ) 2.2 諸言 2.3 品質に関する概括資料 2.3.I 諸言 2.3.S 原薬 ( オクスカルバゼピン,

More information

Microsoft PowerPoint - 多核NMRへの応用_提出版.pptx

Microsoft PowerPoint - 多核NMRへの応用_提出版.pptx 多核 NMR の応用 ~ 19 F NMRを用いた定量分析 ~ 第 1 回定量 NMRクラブ (2012/12/4) 産業技術総合研究所計測標準研究部門有機分析科バイオディカル標準研究室山﨑太一 1 定量 19 FNMR 法の開発目的 フッ素化合物は生化学におけるスクリーニングや材料科学におけるポリマー分析等幅広く用いられている 分子構造解析や酵素活性等の速度論解析に使用 19 FNMR を用いた高精度な定量法開発は重要!

More information

講義「○○○○」

講義「○○○○」 講義 信頼度の推定と立証 内容. 点推定と区間推定. 指数分布の点推定 区間推定 3. 指数分布 正規分布の信頼度推定 担当 : 倉敷哲生 ( ビジネスエンジニアリング専攻 ) 統計的推測 標本から得られる情報を基に 母集団に関する結論の導出が目的 測定値 x x x 3 : x 母集団 (populaio) 母集団の特性値 統計的推測 標本 (sample) 標本の特性値 分布のパラメータ ( 母数

More information

最小分散制御をベンチマークとする手法

最小分散制御をベンチマークとする手法 第 1 章 最小分散制御をベンチマークとする手法 最小分散制御をベンチマークとする制御性能監視手法についての解説と 実プラント運転データへの適用結果 執筆者丸田浩加納学喰田秀樹樋口文孝栗原久光 京都大学大学院工学研究科化学工学専攻京都大学大学院工学研究科化学工学専攻出光石油化学 ( 株 ) 技術部総括課出光石油化学 ( 株 ) 千葉工場管理課出光興産 ( 株 ) 製造部プロセスシステムセンター 224

More information