スライド 1

Size: px
Start display at page:

Download "スライド 1"

Transcription

1 介護予防 日常生活支援総合事業の 推進に向けて 平成 27 年 10 月 8 日 厚生労働省老健局総務課 介護保険計画課 振興課併任課長補佐服部真治 0

2 地域包括ケアシステムの構築 1

3 地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らし い暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される 体制 地域包括ケアシステム の構築を実現 今後 認知症高齢者の増加が見込まれることから 認知症高齢者の地域での生活を支えるためにも 地域 包括ケアシステムの構築が重要 人口が横ばいで75歳以上人口が急増する大都市部 75歳以上人口の増加は緩やかだが人口は減少する 町村部等 高齢化の進展状況には大きな地域差 地域包括ケアシステムは 保険者である市町村や都道府県が 地域の自主性や主体性に基づき 地域の 特性に応じて作り上げていくことが必要 地域包括ケアシステムの姿 病気になったら 医 療 介護が必要になったら 介 護 病院 急性期 回復期 慢性期 日常の医療 かかりつけ医 有床診療所 地域の連携病院 歯科医療 薬局 通院 入院 通所 入所 住まい 地域包括支援センター ケアマネジャー 在宅系サービス 訪問介護 訪問看護 通所介護 小規模多機能型居宅介護 短期入所生活介護 福祉用具 24時間対応の訪問サービス 複合型サービス 小規模多機能型居宅介護 訪問看護 等 介護予防サービス 自宅 サービス付き高齢者向け住宅等 相談業務やサービスの コーディネートを行います いつまでも元気に暮らすために 生活支援 介護予防 老人クラブ 自治会 ボランティア NPO 等 施設 居住系サービス 介護老人福祉施設 介護老人保健施設 認知症共同生活介護 特定施設入所者生活介護 等 地域包括ケアシステムは おおむね30 分以内に必要なサービスが提供される日 常生活圏域 具体的には中学校区 を単 位として想定 2

4 人口ピラミッドの変化 (1990~2060 年 ) 日本の人口構造の変化を見ると 現在 1 人の高齢者を 2.6 人で支えている社会構造になっており 少子高齢化が一層進行する 2060 年には 1 人の高齢者を 1.2 人で支える社会構造になると想定 1990 年 ( 実績 ) 2010 年 ( 実績 ) 2025 年 2060 年 歳歳歳歳 100 総人口 1 億 2,361 万人 100 総人口 1 億 2,806 万人 100 総人口 1 億 2,066 万人 100 総人口 8,674 万人 歳 ~ 597( 5%) 65~74 歳 892( 7%) 歳 ~ 1,407(11%) 65~74 歳 1,517(12%) 団塊世代 (1947~49 年生まれ ) 歳 ~ 2,179(18%) 65~74 歳 1,479(12%) 歳 ~ 2,336(27%) 65~74 歳 1,128(13%) ~64 歳 7,590(61%) 40 20~64 歳 7,497(59%) 40 20~64 歳 6,559(54%) 40 20~64 歳 4,105(47%) 万人万人万人万人 65 歳 ~ 人口 20~64 歳人口 ~19 歳 3,249(26%) 1 人 5.1 人 団塊ジュニア世代 (1971~74 年生まれ ) ~19 歳 2,287(18%) 1 人 2.6 人 ( 出所 ) 総務省 国勢調査 及び 人口推計 国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 24 年 1 月推計 ): 出生中位 死亡中位推計 ( 各年 10 月 1 日現在人口 ) ~19 歳 1,849(15%) 1 人 1.8 人 ~19 歳 1,104(13%) 1 人 1.2 人 3

5 第 109 回市町村セミナー三菱 UFJ リサーチ & コンサルティング資料 1. 地域包括ケアシステム構築に向けた介護予防 生活支援の充実 今後の生活支援ニーズの拡大と人材不足 今後 生活支援ニーズは拡大していく 予防給付の対象者は 身体介護ではなく 調理 買い物 洗濯 掃除等の生活支援を必要とするケースが大半 今後 高齢者の単身 夫婦のみ世帯が増加するのに伴い 生活支援ニーズはこれまで以上に拡大していく 生活支援ニーズの増加に対してホームヘルパーを中心に介護人材が不足する 今後 認定者が増加する一方で 担い手である生産年齢人口は減少していく 増大する生活支援ニーズに対し その大部分を従来通りホームヘルパーが担っていくことは人材面で立ち行かない状況になっていくことが予想される 中重度の在宅要介護者を支える人材も強化が必要 ホームヘルパーはより専門性の高い 身体介護 へ 中重度になっても住み慣れた地域で生活を継続するためには 身体介護 の提供を強化していく必要がある すでに在宅の人材不足が叫ばれる中 ホームヘルパーが身体介護に重点的に取組んでいくためには 生活援助を担う高齢者等の新たな担い手が必要となる < 生産年齢人口の減少と後期高齢者 > ~64 歳 歳以上 年 2015 年 2020 年 2025 年 2030 年 2035 年 2040 年 2045 年 出所 ) 国立社会保障人口問題研究所のデータをもとに三菱 UFJ リサーチ & コンサルティングが作成 2010 年を 100 とした場合の 2045 年までの推計値 4

6 介護サービス量と給付費の将来見通し 現状の年齢階級別のサービス利用状況が続いたと仮定した場合 ( 現状投影シナリオ ) に比べ 改革シナリオでは在宅 居住系サービスを拡充 2025 年度は社会保障に係る費用の将来推計について ( 平成 24 年 3 月 ) 利用者数人 在宅介護 うち小規模多機能うち定期巡回 随時対応型サービス 居住系サービス 特定施設グループホーム 介護施設 特養 老健 (+ 介護療養 ) 2012 年度 452 万 320 万人分 5 万人分 33 万人分 16 万人分 17 万人分 98 万人分 52 万人分 ( うちユニット 13 万人 (26%)) 47 万人分 ( うちユニット 2 万人 (4%)) 2025 年度 ( 現状投影シナリオ ) 663 万人 (1.5 倍 ) 447 万人分 (1.4 倍 ) 8 万人分 (1.5 倍 ) 52 万人分 (1.6 倍 ) 25 万人分 (1.6 倍 ) 27 万人分 (1.6 倍 ) 164 万人分 (1.7 倍 ) 87 万人分 (1.7 倍 ) ( うちユニット 22 万人分 (26%)) 76 万人分 (1.6 倍 ) ( うちユニット 4 万人分 (5%)) 2025 年度 ( 改革シナリオ ) 657 万人 (1.5 倍 ) 介護予防 重度化予防により全体として 3% 減 入院の減少 ( 介護への移行 ):14 万人増 463 万人分 (1.5 倍 ) 40 万人分 (7.6 倍 ) 15 万人分 (-) 62 万人分 (1.9 倍 ) 24 万人分 (1.5 倍 ) 37 万人分 (2.2 倍 ) 133 万人分 (1.4 倍 ) 73 万人分 (1.4 倍 ) ( うちユニット 51 万人分 (70%)) 60 万人分 (1.3 倍 ) ( うちユニット 29 万人部 (50%) 介護職員 149 万人 237~249 万人 介護費用 8.9 兆円 21 兆円 第 1 号保険料 ( 月額 ) 約 4,972 円約 8,200 円 5

7 支え合いによる地域包括ケアシステムの構築について 6 地域包括ケアシステムの構築に当たっては 介護 医療 予防 といった専門的サービスの前提として 住まい と 生活支援 福祉 といった分野が重要である 自助 共助 互助 公助をつなぎあわせる ( 体系化 組織化する ) 役割が必要 とりわけ 都市部では 意識的に 互助 の強化を行わなければ 強い 互助 を期待できない 自助 : 介護保険 医療保険の自己負担部分 市場サービスの購入 自身や家族による対応 互助 : 費用負担が制度的に保障されていないボランティアなどの支援 地域住民の取組み 共助 : 介護保険 医療保険制度による給付 公助 : 介護保険 医療保険の公費 ( 税金 ) 部分 自治体等が提供するサービス 地域包括ケア研究会 地域包括ケアシステムの構築における今後の検討のための論点 ( 平成 25 年 3 月 ) より

8 社会全体で認知症の人びとを支える 社会全体で認知症の人びとを支えるため 介護サービスだけでなく 地域の自助 互助を最大限活用することが必要 ( イメージ ) 地域では多様な主体 機関が連携して認知症の人びとを含めた高齢者を支えていくことが必要 スーパー コンビニ 商店宅配 新聞配達 薬局 交通機関 見守り 配食 見守り 買い物支援 認知症疾患医療センター 認知症教育 ( 小 中 高 大 ) 交通手段の確保 認知症サホ ート医かかりつけ医 生涯学習 金融機関 認知症になっても安心して暮らせる地域 交番 地域包括支援センター 役所 見守り ICT を活用した見守り 見守り 認知症サポーター 民生委員 ボランティアなど 関係府省と連携し 地域の取組を最大限支援 成年後見 市町村が中心となって日常生活圏域等で認知症の人びとの見守り等を含めた自助 互助のネットワークを作る 介護サービス事業者 ( デイサービス グループホーム等 ) 関係団体や民間企業などの協力も得て 社会全体で認知症の人びとを支える取組を展開 7

9 介護保険制度の基本理念 第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり 入浴 排せつ 食事等の介護 機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について これらの者が尊厳を保持し その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため 国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け その行う保険給付等に関して必要な事項を定め もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする ( 国民の努力及び義務 ) 第四条国民は 自ら要介護状態となることを予防するため 加齢に伴って生じる心身の変化を自覚して常に健康の保持増進に努めるとともに 要介護状態となった場合においても 進んでリハビリテーションその他適切な保健医療サービス及び福祉サービスを利用することにより その有する能力の維持向上に努めるものとする 2 国民は 共同連帯の理念に基づき 介護保険事業に要する費用を公平に負担するものとする 8

10 市町村は 3 年を 1 期 (2005 年度までは 5 年を 1 期 ) とする介護保険事業計画を策定し 3 年ごとに見直しを行う 保険料は 3 年ごとに 事業計画に定めるサービス費用見込額等に基づき 3 年間を通じて財政の均衡を保つよう設定 高齢化の進展により 保険料が 2020 年には 6,771 円 2025 年には 8,165 円に上昇することが見込まれており 地域包括ケアシステムの構築を図る一方 介護保険制度の持続可能性の確保のための重点化 効率化も必要となっている 事業運営期間事業計画給付 ( 総費用額 ) 第 3.6 兆円第一 4.6 兆円期一 5.2 兆円 2000 年度 2001 年度 2002 年度 2003 年度 2004 年度 2005 年度 2006 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2017 年度 2020 年度 2025 年度 第二期 第三期 第四期 第五期 第六期 期 第 二 期 介護給付と保険料の推移 第三期 第四期 第五期 第六期 5.7 兆円 6.2 兆円 6.4 兆円 6.4 兆円 6.7 兆円 6.9 兆円 7.4 兆円 7.8 兆円 8.2 兆円 8.8 兆円 9.4 兆円 10.0 兆円 保険料 2,911 円 ( 全国平均 ) 3,293 円 ( 全国平均 ) 4,090 円 ( 全国平均 ) 4,160 円 ( 全国平均 ) 4,972 円 ( 全国平均 ) 介護報酬の改定率 H15 年度改定 2.3% H17 年度改定 1.9% H18 年度改定 0.5% H21 年度改定 +3.0% H24 年度改定 +1.2% 消費税率引上げに伴う H26 年度改定 +0.63% 10.1 兆円 H27 年改定 2.27% 2012 年度までは実績であり 2013~2015 年度は当初予算である 2020 年度及び 2025 年度の保険料は全国の保険者が作成した第 6 期介護保険事業計画における推計値 5,514 円 ( 全国平均 ) 6,771 円 ( 全国平均 ) 8,165 円 ( 全国平均 ) 9

11 第 6 期保険料基準額 ( 月額 ) の保険者分布 第 6 期保険料基準額 ( 月額 ) 8,001 円以上 7,501 円以上 7,001 円以上 6,501 円以上 6,001 円以上 5,501 円以上 5,001 円以上 4,501 円以上 4,001 円以上 3,501 円以上 3,001 円以上 2,501 円以上 最高額 8,686 円 91 最低額 2,800 円 全国保険者平均 5,514 円 保険者数 75 歳以上高齢者の認定率の保険者分布 7 5 歳以上高齢者の認定率 44%~ 42%~ 40%~ 38%~ 36%~ 34%~ 32%~ 30%~ 28%~ 26%~ 24%~ 22%~ 20%~ 18%~ ~17% 最高 : 45.2% 最低 : 10.2% 保険者数 1)75 歳以上高齢者の認定率 = 要介護 ( 要支援 ) 認定者数 (75 歳以上 )/ 第 1 号被保険者数 (75 歳以上 ) 2) 出典 : 介護保険事業状況報告 ( 平成 26 年 4 月分 ) 全国計の認定率 : 32.2%

12 介護保険制度の改正の経緯 第 1 期 ( 平成 12 年度 ~) 第 2 期 ( 平成 15 年度 ~) 第 3 期 ( 平成 18 年度 ~) 第 4 期 ( 平成 21 年 ~) 第 5 期 ( 平成 24 年 ~) 第 6 期 ( 平成 27 年 ~) 平成 12 年 4 月介護保険法施行 平成 17 年改正 ( 平成 18 年 4 月等施行 ) 介護予防の重視 ( 要支援者への給付を介護予防給付に 介護予防ケアマネジメントは地域包括支援センターが実施 介護予防事業 包括的支援事業などの地域支援事業の実施 ) 施設給付の見直し ( 食費 居住費を保険給付の対象外に 所得の低い方への補足給付 )( 平成 17 年 10 月 ) 地域密着サービスの創設 介護サービス情報の公表 負担能力をきめ細かく反映した第 1 号保険料の設定など 平成 20 年改正 ( 平成 21 年 5 月施行 ) 介護サービス事業者の法令遵守等の業務管理体制の整備 休止 廃止の事前届出制 休止 廃止時のサービス確保の義務化など 平成 23 年改正 ( 平成 24 年 4 月等施行 ) 地域包括ケアの推進 24 時間対応の定期巡回 随時対応サービスや複合型サービスの創設 介護予防 日常生活支援総合事業の創設 介護療養病床の廃止期限の猶予 ( 公布日 ) 介護職員によるたんの吸引等 有料老人ホーム等における前払金の返還に関する利用者保護 介護保険事業計画と医療サービス 住まいに関する計画との調和 地域密着型サービスの公募 選考による指定を可能に 各都道府県の財政安定化基金の取り崩しなど 平成 26 年改正 ( 平成 27 年 4 月等施行 ) 地域包括ケアシステムの構築に向けた地域支援事業の充実 ( 在宅医療 介護連携 認知症施策の推進等 ) 全国一律の予防給付 ( 訪問介護 通所介護 ) を市町村が取り組む地域支援事業に移行し 多様化 低所得の第一号被保険者の保険料の軽減割合を拡大 一定以上の所得のある利用者の自己負担を引上げ ( 平成 27 年 8 月 ) など 11

13 改正前の介護保険制度の仕組み 介護保険制度の中には 1 要介護者 (1~5) に対する介護給付 2 要支援者 (1 2) に対する予防給付のほか 保険者である市町村が 事業 という形で 要介護 要支援認定者のみならず 地域の高齢者全般を対象に 地域で必要とされているサービスを提供する 地域支援事業 という仕組みがある ( 平成 17 年改正で導入 平成 18 年度から施行 ) 介護保険制度内でのサービスの提供であり 財源構成は変わらない 要介護者 要支援者以外の高齢者 (2 次予防事業対象者など ) への介護予防事業は 地域支援事業 で実施 市町村の選択により 地域支援事業 において 要支援者 2 次予防事業対象者向けの介護予防 日常生活支援に資するサービスを総合的に実施できる事業 ( 総合事業 ) を創設 ( 平成 23 年改正で導入 平成 24 年度から施行 ) 介護保険制度 介護給付 ( 要介護者 ) 約 7 兆 1000 億円 ( 平成 23 年度 )* 予防給付 ( 要支援者 ) 約 4100 億円 ( 平成 23 年度 )* 地域支援事業約 1570 億円 ( 平成 23 年度 ) 個別給付 法定のサービス類型 ( 特養 訪問介護 通所介護等 ) 全国一律の人員基準 運営基準 個別給付 法定のサービス類型 ( 訪問介護 通所介護等 ) 全国一律の人員基準 運営基準 介護予防事業 総合事業 内容は市町村の裁量 全国一律の人員基準 運営基準なし 包括的支援事業 任意事業 地域包括支援センターの運営等 財源構成 ( 国 )25% : ( 都道府県 / 市町村 )12.5%: (1 号保険料 )21%: (2 号保険料 )29% 財源構成 ( 国 )39.5% : ( 都道府県 / 市町村 )19.75%: (1 号保険料 )21% 12

14 介護保険制度の改正の主な内容について 1 地域包括ケアシステムの構築 高齢者が住み慣れた地域で生活を継続できるようにするため 介護 医療 生活支援 介護予防を充実 サービスの充実 地域包括ケアシステムの構築に向けた地域支援事業の充実 1 在宅医療 介護連携の推進 2 認知症施策の推進 3 地域ケア会議の推進 4 生活支援サービスの充実 強化 * 介護サービスの充実は 前回改正による 24 時間対応の定期巡回サービスを含めた介護サービスの普及を推進 * 介護職員の処遇改善は 27 年度介護報酬改定で検討 重点化 効率化 1 全国一律の予防給付 ( 訪問介護 通所介護 ) を市町村が取り組む地域支援事業に移行し 多様化 * 段階的に移行 (~29 年度 ) * 介護保険制度内でのサービス提供であり 財源構成も変わらない * 見直しにより 既存の介護事業所による既存サービスに加え NPO 民間企業 住民ボランティア 協同組合等による多様なサービスの提供が可能 これにより 効果的 効率的な事業も実施可能 2 特別養護老人ホームの新規入所者を 原則 要介護 3 以上に重点化 ( 既入所者は除く ) * 要介護 1 2 でも一定の場合には入所可能 2 費用負担の公平化 低所得者の保険料軽減を拡充 また 保険料上昇をできる限り抑えるため 所得や資産のある人の利用者負担を見直す 低所得者の保険料軽減を拡充 低所得者の保険料の軽減割合を拡大 給付費の 5 割の公費に加えて別枠で公費を投入し 低所得者の保険料の軽減割合を拡大 ( 軽減例 対象は完全実施時のイメージ ) * 保険料見通し : 現在 5,000 円程度 2025 年度 8,200 円程度 * 軽減例 : 年金収入 80 万円以下 5 割軽減 7 割軽減に拡大 * 軽減対象 : 市町村民税非課税世帯 (65 歳以上の約 3 割 ) 重点化 効率化 1 一定以上の所得のある利用者の自己負担を引上げ 2 割負担とする所得水準は 65 歳以上高齢者の上位 20% に該当する合計所得金額 160 万円以上 ( 単身で年金収入のみの場合 280 万円以上 ) ただし 月額上限があるため 見直し対象の全員の負担が2 倍になるわけではない 医療保険の現役並み所得相当の人は 月額上限を37,200 円から 44,400 円に引上げ 2 低所得の施設利用者の食費 居住費を補填する 補足給付 の要件に資産などを追加 預貯金等が単身 1000 万円超 夫婦 2000 万円超の場合は対象外 世帯分離した場合でも 配偶者が課税されている場合は対象外 給付額の決定に当たり 非課税年金( 遺族年金 障害年金 ) を収入として勘案 * 不動産を勘案することは 引き続きの検討課題 このほか 2025 年を見据えた介護保険事業計画の策定 サービス付高齢者向け住宅への住所地特例の適用 居宅介護支援事業所の指定権限の市町村への移譲 小規模通所介護の地域密着型サービスへの移行 等を実施 13

15 地域支援事業の全体像 < 改正前 > 介護保険制度 < 改正後 > 財源構成 介護給付 ( 要介護 1~5) 介護給付 ( 要介護 1~5) 改正前と同様 国 25% 都道府県 12.5% 市町村 12.5% 1 号保険料 22% 2 号保険料 28% 財源構成 国 39.0% 都道府県 19.5% 市町村 19.5% 1 号保険料 22% 地域支援事業 予防給付 ( 要支援 1~2) 介護予防事業又は介護予防 日常生活支援総合事業 二次予防事業 一次予防事業介護予防 日常生活支援総合事業の場合は 上記の他 生活支援サービスを含む要支援者向け事業 介護予防支援事業 包括的支援事業 地域包括支援センターの運営 介護予防ケアマネジメント 総合相談支援業務 権利擁護業務 ケアマネジメント支援 任意事業 介護給付費適正化事業 家族介護支援事業 その他の事業 訪問看護 福祉用具等 訪問介護 通所介護 事業に移行 全市町村で実施 多様化 充実 新しい介護予防 日常生活支援総合事業 ( 要支援 1~2 それ以外の者 ) 介護予防 生活支援サービス事業 訪問型サービス 通所型サービス 生活支援サービス ( 配食等 ) 介護予防支援事業 ( ケアマネジメント ) 一般介護予防事業 包括的支援事業 地域包括支援センターの運営 ( 左記に加え 地域ケア会議の充実 ) 在宅医療 介護連携推進事業 認知症施策推進事業 予防給付 ( 要支援 1~2) ( 認知症初期集中支援チーム 認知症地域支援推進員等 ) 生活支援体制整備事業 ( コーディネーターの配置 協議体の設置等 ) 任意事業 介護給付費適正化事業 家族介護支援事業 その他の事業 厚生労働省資料を一部改変 14 地域支援事業

16 生活支援 介護予防サービスの充実と高齢者の社会参加 単身世帯等が増加し 支援を必要とする軽度の高齢者が増加する中 生活支援の必要性が増加 ボランティア NPO 民間企業 協同組合等の多様な主体が生活支援 介護予防サービスを提供することが必要 高齢者の介護予防が求められているが 社会参加 社会的役割を持つことが生きがいや介護予防につながる 多様な生活支援 介護予防サービスが利用できるような地域づくりを市町村が支援することについて 制度的な位置づけの強化を図る 具体的には 生活支援 介護予防サービスの充実に向けて ボランティア等の生活支援の担い手の養成 発掘等の地域資源の開発やそのネットワーク化などを行う 生活支援コーディネーター ( 地域支え合い推進員 ) の配置などについて 介護保険法の地域支援事業に位置づける 生活支援 介護予防サービス 地域住民の参加 高齢者の社会参加 ニーズに合った多様なサービス種別 住民主体 NPO 民間企業等多様な主体によるサービス提供 地域サロンの開催 見守り 安否確認 外出支援 買い物 調理 掃除などの家事支援 介護者支援等 生活支援の担い手としての社会参加 現役時代の能力を活かした活動 興味関心がある活動 新たにチャレンジする活動 一般就労 起業 趣味活動 健康づくり活動 地域活動 介護 福祉以外のボランティア活動等 バックアップ 市町村を核とした支援体制の充実 強化 バックアップ 都道府県等による後方支援体制の充実 15

17 社会参加と介護予防効果の関係について 1 スポーツ関係 ボランティア 趣味関係のグループ等への社会参加の割合が高い地域ほど 転倒や認知症やうつのリスクが低い傾向がみられる 調査方法 2010 年 8 月 ~2012 年 1 月にかけて, 北海道, 東北, 関東, 東海, 関西, 中国, 九州, 沖縄地方に分布する 31 自治体に居住する高齢者のうち, 要介護認定を受けていない高齢者 169,201 人を対象に, 郵送調査 ( 一部の自治体は訪問調査 ) を実施 112,123 人から回答 ( 回収率 66.3%) スポーツ組織への参加割合が高い地域ほど 過去 1 年間に転倒したことのある前期高齢者が少ない相関が認められた 研究デザインと分析方法 研究デザイン : 横断研究分析方法 : 地域相関分析 JAGES( 日本老年学的評価研究 ) プロジェクト 趣味関係のグループへの参加割合が高い地域ほど うつ得点 ( 低いほど良い ) の平均点が低い相関が認められた ボランティアグループ等の地域組織への参加割合が高い地域ほど 認知症リスクを有する後期高齢者の割合が少ない相関が認められた 図表については 厚生労働科学研究班 ( 研究代表者 : 近藤克則氏 ) からの提供 16

18 社会参加と介護予防効果の関係について 2 高齢者では 同居以外の他者との交流が 毎日頻繁 な人と比べて 月 1~ 週 1 回未満 の人は 1.3~1.4 倍その後の要介護認定や認知症に至りやすく 月 1 回未満 の人はそれらに加えて 1.3 倍早期死亡にも至りやすい 調査方法 2003 年 10 月に愛知県下 6 市町村において要介護認定を受けていない 65 歳以上の高齢者 14,804 人を対象に 郵送調査を実施し ( 回収率 50.4%) 調査時点で歩行 入浴 排泄が自立していた 12,085 人について 調査後の約 10 年間を追跡し 要介護状態への移行 認知症の発症と死亡状況を把握 研究デザインと分析方法 研究デザイン : 分析方法 : AGES( 愛知老年学的評価研究 ) プロジェクト 同居者以外の他者との交流頻度と健康指標との関係 性別 年齢 世帯構成 就学年数 婚姻状態 等価所得 資料疾患の有無 物忘れの有無 居住地域を調整した結果 17

19 一般介護予防事業

20 介護予防導入の経緯 ( 平成 18 年度創設 ) 要支援 要介護 1 の認定者 ( 軽度者 ) の大幅な増加 軽度者の原因疾患の約半数は 体を動かさないことによる心身の機能低下 定期的に体を動かすことなどにより予防が可能! 予防重視型システムの確立へ ( 万人 ) H12 年 4 月末 要介護度別認定者数の推移 軽度 ( 要支援 ~ 要介護 1) 中重度 ( 要介護 2~ 要介護 5) H14 年 4 月末 全体 H16 年 4 月末 H18 年 4 月末 99% 増 中重度者 64% 増 軽度者 155% 増 ' H27 年 H37 年 H47 年 推計 全体 中重度 軽度 33% 26% 47% 要介護度別の原因疾患 0% 20% 40% 60% 80% 100% 14% 18% 30% 36% 5% 17% 9% 6% 18% 5% 16% 22% 関節疾患 骨折 転倒 高齢による衰弱認知症脳血管疾患心臓病 糖尿病その他 不明厚生労働省 平成 16 年国民生活基礎調査 介護予防事業 ( 地域支援事業 ) 非該当者 予防給付 重度化防止 要支援者 重度化防止 改善促進 改善促進 介護給付 要介護者 19

21 介護予防事業の概要 介護予防事業は介護保険法第 115 条の 45 の規定により 市町村に実施が義務付けられている 要介護状態等ではない高齢者に対して 心身の機能や生活機能の低下の予防又は悪化の防止のために必要な事業として 各市町村が実施 介護予防事業は介護給付見込み額の 2% 以内の額で実施 ( 介護保険法施行令第 37 条の 13) 平成 25 年度国費 :124 億円総事業費 :496 億円 ( 介護保険法第 122 条の 2) ( 国 1/4 都道府県 1/8 市町村 1/8 保険料 (1 号 2/10 2 号 3/10)) 一次予防事業 ( 旧 : 一般高齢者施策 ) 対象者 高齢者全般 事業内容 介護予防普及啓発事業 講演会 介護予防教室等の開催 啓発資材等の作成 配布等 地域介護予防支援事業ボランティア育成 自主グループ活動支援等 二次予防事業 ( 旧 : 特定高齢者施策 ) 第 2 号保険料 (40~64 歳 ) 29% 第 1 号保険料 (65 歳以上 ) 21% 国 25% 市町村 12.5% 都道府県 12.5% 対象者 要介護状態等となるおそれのある高齢者 ( 生活機能の低下等がみられる高齢者 ) 事業内容 通所型介護予防事業運動器の機能向上プログラム 栄養改善プログラム 口腔機能の向上プログラム 複合プログラム等 訪問型介護予防事業閉じこもり うつ 認知機能低下への対応 通所が困難な高齢者への対応等 20 20

22 二次予防事業の実績の推移 二次予防事業への参加者数の目標を高齢者人口の 5% を目安として取り組んできたが 平成 25 年度の実績は 0.7% と低調である 高齢者人口に対する割合 年度 高齢者人口 ( 人 ) 各年度末の高齢者人口を計上 基本チェックリスト配布者 ( 配布者数 ) 基本チェックリスト回収者 ( 回収者数 ) 基本チェックリスト回収率 回収者数 / 配布者数 (%) H18 26,761, H19 27,487, H20 28,291,360 H21 28,933,063 H22 29,066,130 H23 29,748,674 H24 30,949,615 H25 31,720, % (14,827,663 人 ) 52.2% (15,098,378 人 ) 54.2% (15,754,629 人 ) 55.8% (16,586,054 人 ) 48.6% (15,047,457 人 ) 49.0% (15,538,760 人 ) 30.7% ( 8,694,702 人 ) 30.1% ( 8,715,167 人 ) 29.7% ( 8,627,751 人 ) 34.9% (10,391,259 人 ) 31.7% (9,798,950 人 ) 31.0% (9,837,661 人 ) 58.6% 57.7% 54.8% 62.6% 65.1% 63.3% 二次予防事業対象者 *1 ( 対象者数 ) 0.6% ( 157,518 人 ) 3.3% ( 898,404 人 ) 3.7% (1,052,195 人 ) 3.4% ( 984,795 人 ) 4.2% (1,227,956 人 ) 9.4% (2,806,685 人 ) 9.6% (2,962,006 人 ) 9.5% (3,014,017 人 ) 二次予防事業参加者 *2 ( 参加者数 ) 0.2% (50,965 人 ) 0.4% (109,356 人 ) 0.5% (128,253 人 ) 0.5% (143,205 人 ) 0.5% (155,044 人 ) 0.8% (225,667 人 ) 0.7% (225,761 人 ) 0.7% (234,673 人 ) *1 二次予防事業対象者 : 当該年度に新たに決定した二次予防事業の対象者と前年度より継続している二次予防事業者の総数を計上している *2 二次予防事業参加者 平成 18~19 年度は 通所型介護予防事業及び訪問型介護予防事業の参加者を計上している 平成 21~23 年度は 通所型介護予防事業 訪問型介護予防事業及び通所型 訪問型以外で介護予防に相当する事業の参加者を計上している 平成 24,25 年度は 介護予防事業における二次予防事業の参加者と 介護予防 日常生活支援総合事業における要支援 二次予防事業の予防サービス事業の利用者のうち二次予防事業対象者の合計数を計上している 出典 : 介護予防事業報告 21

23 平成 23 年度の介護予防事業の実績 二次予防事業 一次予防事業 内容 実施保険者数 対象経費実支出額 二次予防事業の対象者把握事業 1,550 15,009,789,382 円 通所型介護予防事業 訪問型介護予防事業 運動器機能向上 1,137 栄養改善 285 口腔機能向上 595 認知機能低下予防 支援 214 複合 816 その他 119 運動器機能向上 212 栄養改善 224 口腔機能向上 192 認知機能低下予防 支援 142 閉じこもり予防 支援 202 うつ予防 支援 176 複合 ,467,101,458 円 894,200,888 円 二次予防事業評価事業 ,221,350 円 介護予防普及啓発事業 地域介護予防活動支援事業 パンフレット等の作成 配布 1,270 講演会 相談会 1,187 介護予防教室等 1,467 介護予防事業の記録等管理媒 493 体の配布 その他 254 ボランティア等の人材育成 872 地域活動組織への支援 協力等 955 その他 ,566,271,561 円 5,573,533,569 円 一次予防事業評価事業 ,152,153 円 合計 1,594 43,941,270,361 円 二次予防事業の対象者把握事業 が全体の 3 割強を占める 二次予防事業評価事業 1% 介護予防事業費の内訳 一次予防事業評価事業 0% 地域介護予防活動支援事業 13% 介護予防普及啓発事業 24% 通所型介護予防事業 26% 訪問型介護予防事業 2% 二次予防事業の対象者把握事業 34% H23 年度介護予防事業実施状況調査 22

24 介護予防の取組 1 大阪府大東市 ~ 住民主体の介護予防 ~ 住民が主体となって取り組む介護予防事業を市内全域で展開している 虚弱高齢者が元気高齢者の支えで元気を取り戻し 小学校の下校時の見守り隊に参加するなど社会活動が広がっている 介護予防活動を通して 見守りや助け合い等地域の互助の力が育っている 基本情報 ( 平成 25 年 4 月 1 日現在 ) 人口は平成 25 年 3 月 31 日 地域包括支援センター設置数 直営 0 カ所 委託 3 カ所 総人口 125,150 人 65 歳以上高齢者人口 75 歳以上高齢者人口 28, , 人 % 人 % 第 5 期 1 号保険料 4,980 円 兵庫県 大東市 大阪府 奈良県 介護予防の取組の変遷 平成 16 年度に地域ケア会議で町ぐるみの介護予防の必要性を提言 平成 17 年度に虚弱者も参加できる 大東元気でまっせ体操 を開発し 一次 二次予防対象者の枠組みにとらわれず 自治会 町内会単位で住民主体での活動の場の普及に取り組む 老人会のイベント等で介護予防について普及啓発 住民主体の活動の場の育成及び世話役を養成 体操教室後に民生委員 校区福祉委員 世話役が集合 地域の虚弱高齢者情報を共有し 具体的な対策を検討する 65 才以上高齢者のうち毎月参加している者の割合 9.3 % 第 1 号被保険者における要介護認定率の推移 24.0% 22.0% 20.0% 18.0% 16.0% 14.0% 12.0% 10.0% 8.0% 全国大阪府大東市 19.7% 17.6% 13.4% 16.7% 12.4% 12.4% H13 年 14 年 15 年 16 年 17 年 18 年 19 年 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 65 才以上高齢者のうち二次予防事業対象者である参加者の割合 2.7 % 要支援 1~ 要介護 5 の高齢者 163 人が含まれる 専門職の関与の仕方 介護予防の啓発は保健師とリハ職のペアで行う 体操教室の立ち上げの際には体操指導と体操ビデオの提供及び世話役の育成を保健師 理学療法士 作業療法士 管理栄養士が行った 身体障害や関節痛により体操を同じようにできない方に対しては 市のリハ職が訪問し 痛みがでない運動法を指導した 認知症や高次脳機能障害 精神障害などで集団活動に不具合が生じた時には地域包括支援センター職員が出向いて 認知症の方への対応方法等を世話役に指導した 世話役から活動の脱落者について地域包括支援センター職員に連絡が入った場合には 職員はその原因を明確にした上で個別に対応する ( 例 : 認知症の方への対応 不仲の場合には教室の変更 ) 23

25 2 岡山県総社市 ~ 徒歩圏内に住民運営の体操の集い ~ 元気な高齢者と要支援 要介護認定を受けている高齢者が一緒に行う住民運営の体操の集いが 公民館や個人宅で 毎週 1 回開催されており 平成 25 年現在 市内全域に 110 会場が誕生し 徒歩圏内で参加できるようになっている 基本情報 ( 平成 25 年 4 月 1 日現在 ) 人口は平成 25 年 3 月 31 日 地域包括支援センター設置数 直営 0 カ所 委託 6 カ所 総人口 67,637 人 65 歳以上高齢者人口 75 歳以上高齢者人口 16, , 人 % 人 % 第 5 期 1 号保険料 4,700 円 第 1 号被保険者における要介護認定率の推移 24.0% 22.0% 20.0% 18.0% 16.0% 14.0% 12.0% 10.0% 8.0% 15.2% 14.9% 12.4% 全国 岡山県 総社市 広島県 鳥取県 岡山県 総社市 20.3% 兵庫県 18.6% 17.6% H13 年 14 年 15 年 16 年 17 年 18 年 19 年 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 介護予防の取組の変遷 平成 12 年 要介護認定の非該当者の受け皿として 健康づくりの集い を介護予防教室として実施 ( 作業療法士 理学療法士 保健師主導 月 1 回 17 会場 ) 平成 17 年 小学校区単位で小地域ケア会議を開始 住民 社協 ケアマネ 保険者等の意見交換の場として定着 平成 20 年 地域包括支援センター ( 当時直営 ) が 小地域ケア会議に働きかけ 各地区で週 1 回の体操の集いが始まる 平成 24 年 ケーブルテレビ等の各種媒体で市民に広報した結果 100 会場まで増える H24 年度参加実人数 高齢者人口に占める割合 1,535 人 9.6% 要支援 1~ 要介護 4 の高齢者 88 人が含まれる 個人宅での体操の集い 専門職の関与の仕方 地域包括支援センターの3 職種が事務局 (H24.4より委託) 行政の保健師 理学療法士は一委員として 市内 21 地区で1~2ヶ月に1 回開催される小地域ケア会議に参加し 一緒に地域の課題を話し合う 体操の集いの立ち上げ時には 行政もしくは地域包括支援センターの専門職が体操を具体的に指導 集いの全ての会場で年 1 回体力測定を実施 随時 利用者の変調について住民から情報が入るので 専門職がアセスメントと助言指導を行う 24

26 介護予防の理念 介護予防の推進 介護予防は 高齢者が要介護状態等となることの予防又は要介護状態等の軽減若しくは悪化の防止を目的として行うものである 生活機能 ( ) の低下した高齢者に対しては リハビリテーションの理念を踏まえて 心身機能 活動 参加 のそれぞれの要素にバランスよく働きかけることが重要であり 単に高齢者の運動機能や栄養状態といった心身機能の改善だけを目指すものではなく 日常生活の活動を高め 家庭や社会への参加を促し それによって一人ひとりの生きがいや自己実現のための取組を支援して QOL の向上を目指すものである 生活機能 ICF では 人が生きていくための機能全体を 生活機能 としてとらえ 1 体の働きや精神の働きである 心身機能 2ADL 家事 職業能力や屋外歩行といった生活行為全般である 活動 3 家庭や社会生活で役割を果たすことである 参加 の 3 つの要素から構成される これまでの介護予防の問題点 介護予防の手法が 心身機能を改善することを目的とした機能回復訓練に偏りがちであった 介護予防終了後の活動的な状態を維持するための多様な通いの場を創出することが必ずしも十分でなかった 介護予防の利用者の多くは 機能回復を中心とした訓練の継続こそが有効だと理解し また 介護予防の提供者も 活動 や 参加 に焦点をあててこなかったのではないか これからの介護予防の考え方 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割をもって生活できるような居場所と出番づくり等 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めたバランスのとれたアプローチが重要であり 地域においてリハビリテーション専門職等を活かした自立支援に資する取組を推進し 要介護状態になっても 生きがい 役割を持って生活できる地域の実現を目指す 高齢者を生活支援サービスの担い手であると捉えることにより 支援を必要とする高齢者の多様な生活支援ニーズに応えるとともに 担い手にとっても地域の中で新たな社会的役割を有することにより 結果として介護予防にもつながるという相乗効果をもたらす 住民自身が運営する体操の集いなどの活動を地域に展開し 人と人とのつながりを通じて参加者や通いの場が継続的に拡大していくような地域づくりを推進する このような介護予防を推進するためには 地域の実情をよく把握し かつ 地域づくりの中心である市町村が主体的に取り組むことが不可欠である 25

27 これからの介護予防の具体的アプローチについて リハ職等を活かした介護予防の機能強化 リハ職等が ケアカンファレンス等に参加することにより 疾病の特徴を踏まえた生活行為の改善の見通しを立てることが可能となり 要支援者等の有する能力を最大限に引き出すための方法を検討しやすくなる リハ職等が 通所と訪問の双方に一貫して集中的に関わることで 居宅や地域での生活環境を踏まえた適切なアセスメントに基づく ADL 訓練や IADL 訓練を提供することにより 活動 を高めることができる リハ職等が 住民運営の通いの場において 参加者の状態に応じて 安全な動き方等 適切な助言を行うことにより 生活機能の低下の程度にかかわらず 様々な状態の高齢者の参加が可能となる 住民運営の通いの場の充実 市町村が住民に対し強い動機付けを行い 住民主体の活動的な通いの場を創出する 住民主体の体操教室などの通いの場は 高齢者自身が一定の知識を取得した上で指導役を担うことにより役割や生きがいを認識するとともに 幅広い年齢や状態の高齢者が参加することにより 高齢者同士の助け合いや学びの場として魅力的な場になる また 参加している高齢者も指導者として通いの場の運営に参加するという動機づけにもつながっていく 市町村の積極的な広報により 生活機能の改善効果が住民に理解され 更に 実際に生活機能の改善した参加者の声が口コミ等により拡がることで 住民主体の通いの場が新たに展開されるようになる このような好循環が生まれると 住民主体の活動的な通いの場が持続的に拡大していく 高齢者の社会参加を通じた介護予防の推進 定年後の社会参加を支援する等を通じて シニア世代に担い手になってもらうことにより 社会的役割や自己実現を果たすことが 介護予防にもつながる 26

28 新しい介護予防事業 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 地域づくりなどの高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めたバランスのとれたアプローチができるように介護予防事業を見直す 年齢や心身の状況等によって分け隔てることなく 住民運営の通いの場を充実させ 人と人とのつながりを通じて 参加者や通いの場が継続的に拡大していくような地域づくりを推進する リハ職等を活かした自立支援に資する取組を推進し 介護予防を機能強化する 現行の介護予防事業 一般介護予防事業 一次予防事業 介護予防普及啓発事業 地域介護予防活動支援事業 一次予防事業評価事業二次予防事業 二次予防事業対象者の把握事業 通所型介護予防事業 訪問型介護予防事業 二次予防事業評価事業 一次予防事業と二次予防事業を区別せずに 地域の実情に応じた効果的 効率的な介護予防の取組を推進する観点から見直す 介護予防を機能強化する観点から新事業を追加 介護予防把握事業地域の実情に応じて収集した情報等の活用により 閉じこもり等の何らかの支援を要する者を把握し 介護予防活動へつなげる 介護予防普及啓発事業介護予防活動の普及 啓発を行う 地域介護予防活動支援事業地域における住民主体の介護予防活動の育成 支援を行う 一般介護予防事業評価事業介護保険事業計画に定める目標値の達成状況等の検証を行い 一般介護予防事業の事業評価を行う ( 新 ) 地域リハビリテーション活動支援事業地域における介護予防の取組を機能強化するために 通所 訪問 地域ケア会議 サービス担当者会議 住民運営の通いの場等へのリハビリテーション専門職等の関与を促進する 介護予防 日常生活支援総合事業 介護予防 生活支援サービス事業 従来 二次予防事業で実施していた運動器の機能向上プログラム 口腔機能の向上プログラムなどに相当する介護予防については 介護予防 生活支援サービス事業として介護予防ケアマネジメントに基づき実施 27

29 地域づくりによる介護予防とは 住民運営の通いの場の充実プログラム <コンセプト> 市町村の全域で 高齢者が容易に通える範囲に通いの場を住民主体で展開 前期高齢者のみならず 後期高齢者や閉じこもり等何らかの支援を要する者の参加を促す 住民自身の積極的な参加と運営による自律的な拡大を目指す 後期高齢者 要支援者でも行えるレベルの体操などを実施 体操などは週 1 回以上の実施を原則 28

30 リハビリテーション専門職等を活かした介護予防の機能強化 市町村 地域支援事業 <H27 年度 ~ 地域リハビリテーション活動支援事業 > 地域における介護予防の取組を機能強化するために 通所 訪問 地域ケア会議 サービス担当者会議 住民運営の通いの場等へのリハビリテーション専門職等の関与を促進する バックアップ 都道府県 介護予防市町村支援事業 <H26 年度 ~ リハビリテーション専門職等の広域派遣調整 > リハビリテーション専門職等の広域的な派遣調整 派遣にあたり 市町村事業等に必要な知識( 活動と参加に焦点を当てたアプローチ ) を習得させるための研修地域医療介護総合確保基金 <H27 年度 ~ 介護予防の推進に資するOT PT ST 指導者育成事業 > 都道府県単位のリハビリテーション関連団体が OT PT STに対して研修等を実施することにより 介護予防の推進に資する指導者を育成する 連携 関連団体 ( 医師会 PT 協会 OT 協会 ST 協会等 ) バックアップ 国 介護予防の推進 好事例の収集 提供 29

31 地域リハビリテーション活動支援事業の概要 地域における介護予防の取組を機能強化するために 通所 訪問 地域ケア会議 サービス担当者会議 住民運営の通いの場等へのリハビリテーション専門職等の関与を促進する 訪問 定期的に関与することにより 介護職員等への助言などを実施することで 通所や訪問における自立支援に資する取組を促す 通所 地域ケア会議 等 住民運営の通いの場 定期的に関与することにより 自立支援のプロセスを参加者全員で共有し 個々人の介護予防ケアマネジメント力の向上につなげる 定期的に関与することにより 要介護状態になっても参加し続けることのできる通いの場を地域に展開する 連携 リハビリテーション専門職等 地域包括支援センター リハビリテーション専門職等は 通所 訪問 地域ケア会議 サービス担当者会議 住民運営の通いの場等の介護予防の取組を地域包括支援センターと連携しながら総合的に支援する 30

32 介護予防 生活支援サービス事業

33 要支援者の訪問介護 通所介護の総合事業への移行 ( 介護予防 生活支援サービス事業 ) 多様な主体による柔軟な取り組みにより効果的かつ効率的にサービスを提供できるよう 予防給付の訪問介護 通所介護は 事業にすべて移行 ( 平成 29 年度末まで ) その他のサービスは 予防給付によるサービスを利用 予防給付によるサービス 新しい総合事業によるサービス ( 介護予防 生活支援サービス事業 ) 訪問介護 訪問型サービス 通所型サービス 多様な担い手による生活支援 ミニデイなどの通いの場 運動 栄養 口腔ケア等の教室 通所介護 訪問介護 通所介護について事業へ移行 生活支援サービス ( 配食 見守り等 ) 介護事業所による訪問型 通所型サービス 訪問看護 訪問リハビリテーション 通所リハビリテーション 短期入所療養介護 居宅療養管理指導 特定施設入所者生活介護 短期入所者生活介護 訪問入浴介護 認知症対応型通所介護 小規模多機能型居宅介護 認知症対応型共同生活介護 福祉用具貸与 福祉用具販売 住宅改修など 従来通り予防給付で行う 多様な主体による多様なサービスの提供を推進 総合事業のみ利用の場合は 基本チェックリスト該当で利用可 32

34 予防給付の見直しと生活支援サービスの充実 予防給付のうち訪問介護 通所介護について 市町村が地域の実情に応じた取組ができる介護保険制度の地域支援事業へ移行 (29 年度末まで ) 財源構成は給付と同じ ( 国 都道府県 市町村 1 号保険料 2 号保険料 ) 既存の介護事業所による既存のサービスに加えて NPO 民間企業 ボランティアなど地域の多様な主体を活用して高齢者を支援 高齢者は支え手側に回ることも 予防給付 ( 全国一律の基準 ) 訪問介護 通所介護 移行 移行 介護予防 生活支援の充実 地域支援事業 既存の訪問介護事業所による身体介護 生活援助の訪問介護 NPO 民間事業者等による掃除 洗濯等の生活支援サービス 住民ボランティアによるゴミ出し等の生活支援サービス 既存の通所介護事業所による機能訓練等の通所介護 NPO 民間事業者等によるミニテ イサーヒ ス コミュニティサロン 住民主体の運動 交流の場 リハビリ 栄養 口腔ケア等の専門職等関与する教室 住民主体で参加しやすく 地域に根ざした介護予防活動の推進 元気な時からの切れ目ない介護予防の継続 リハビリテーション専門職等の関与による介護予防の取組 見守り等生活支援の担い手として 生きがいと役割づくりによる互助の推進 専門的なサービスを必要とする人には専門的サービスの提供 ( 専門サービスにふさわしい単価 ) 多様な担い手による多様なサービス ( 多様な単価 住民主体による低廉な単価の設定 単価が低い場合には利用料も低減 ) 支援する側とされる側という画一的な関係性ではなく サービスを利用しながら地域とのつながりを維持できる 能力に応じた柔軟な支援により 介護サービスからの自立意欲が向上 サービスの充実 多様なニーズに対するサービスの拡がりにより 在宅生活の安心確保 同時に実現 費用の効率化 住民主体のサービス利用の拡充 認定に至らない高齢者の増加 重度化予防の推進 33

35 参考 総合事業の概要 訪問介護 通所介護以外のサービス ( 訪問看護 福祉用具等 ) は 引き続き介護予防給付によるサービス提供を継続 地域包括支援センターによる介護予防ケアマネジメントに基づき 総合事業 ( 介護予防 生活支援サービス事業及び一般介護予防事業 ) のサービスと介護予防給付のサービス ( 要支援者のみ ) を組み合わせる 介護予防 生活支援サービス事業によるサービスのみ利用する場合は 要介護認定等を省略して 介護予防 生活支援サービス事業対象者 とし 迅速なサービス利用を可能に ( 基本チェックリストで判断 ) 第 2 号被保険者は 基本チェックリストではなく 要介護認定等申請を行う 要支援認定 要支援者 従来の要支援者 基本チェックリスト で判断介護予防 生活支援サービス事業対象者 2 次予防事業対象者把握のための基本チェックリストの配布は行わない 一般高齢者等 地域包括支援センターが介護予防ケアマネジメントを実施 介護予防給付 訪問看護 福祉用具等 全国一律の人員基準 運営基準 総合事業 介護予防 生活支援サービス事業 1 訪問型 通所型サービス 2 その他の生活支援サービス ( 栄養改善を目的とした配食 定期的な安否確認 緊急時の対応等 ) 事業内容は 市町村の裁量を拡大 柔軟な人員基準 運営基準 一般介護予防事業 ( 要支援者等も参加できる住民運営の通いの場の充実等 全ての高齢者が対象 ) 34

36 サービスの利用の流れ 周知 総合事業の目的 内容 サービスメニュー 手続方法等について十分に周知 その際 パンフレット等の使用などにより 被保険者やその家族などにわかりやすく説明 1 相談 被保険者からの相談を受け 窓口担当者より総合事業等を説明 ( サービス事業は 目的や内容 手続き等を十分説明 ) その際 1 事業のみ利用する場合は 基本チェックリストで迅速なサービス利用が可能であること 2 事業対象者となった後も要介護認定等の申請が可能であることを説明 予防給付 ( 訪問看護や福祉用具貸与等 ) を希望している場合等は 要介護認定等の申請につなぐ 第 2 号被保険者は 要介護認定等申請を行う 2 基本チェックリストの活用 実施 窓口で相談をした被保険者に対して 基本チェックリストを活用 実施し 利用すべきサービスの区分 ( 一般介護予防事業 サービス事業及び給付 ) の振り分けを実施 3 介護予防ケアマネジメントの実施 サービスの利用開始 利用者に対して 介護予防 生活支援を目的に その心身の状況等に応じて その選択に基づき 適切な事業が包括的かつ効率的に提供されるよう 専門的視点から必要な援助を行う 利用者が居住する地域包括支援センターが実施するが 居宅介護支援事業所への委託も可能 介護予防ケアマネジメントは 利用者の状態像 意向等を踏まえ 3 パターンに分けて行う 1 原則的な介護予防ケアマネジメント 2 簡略化した介護予防ケアマネジメント ( サービス担当者会議やモニタリングを適宜省略 ) 3 初回のみの介護予防ケアマネジメント ( アセスメントを行い サービスの利用につなげるところまで ) 35

37 総合事業に関する総則的な事項 1 事業の目的 考え方 (1) 総合事業の趣旨 総合事業は 市町村が中心となって 地域の実情に応じて 住民等の多様な主体が参画し 多様なサービスを充実することで 地域の支え合い体制づくりを推進し 要支援者等に対する効果的かつ効率的な支援等を可能とすることを目指すもの (2) 背景 基本的考え方 イ多様な生活支援の充実住民主体の多様なサービスを支援の対象とするとともに NPO ボランティア等によるサービスの開発を進める 併せて サービスにアクセスしやすい環境の整備も進めていく ロ高齢者の社会参加と地域における支え合い体制づくり高齢者の社会参加のニーズは高く 高齢者の地域の社会的な活動への参加は 活動を行う高齢者自身の生きがいや介護予防等ともなるため 積極的な取組を推進する ハ介護予防の推進生活環境の調整や居場所と出番づくりなどの環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要 そのため リハビリ専門職等を活かした自立支援に資する取組を推進する ニ市町村 住民等の関係者間における意識の共有と自立支援に向けたサービス等の展開地域の関係者間で 自立支援 介護予防といった理念や 高齢者自らが介護予防に取り組むといった基本的な考え方 地域づくりの方向性等を共有するとともに 多職種によるケアマネジメント支援を行う ホ認知症施策の推進ボランティア活動に参加する高齢者等に研修を実施するなど 認知症の人に対して適切な支援が行われるようにするとともに 認知症サポーターの養成等により 認知症にやさしいまちづくりに積極的に取り組む へ共生社会の推進地域のニーズが要支援者等だけではなく また 多様な人との関わりが高齢者の支援にも有効で 豊かな地域づくりにつながっていくため 要支援者等以外の高齢者 障害者 児童等がともに集える環境づくりに心がけることが重要 36

38 サービスの類型 要支援者等の多様な生活支援のニーズに対して 総合事業で多様なサービスを提供していくため 市町村は サービスを類型化し それに併せた基準や単価等を定めることが必要 そこで 地域における好事例を踏まえ 以下のとおり 多様化するサービスの典型的な例を参考として示す 1 訪問型サービス 市町村はこの例を踏まえて 地域の実情に応じた サービス内容を検討する 訪問型サービスは 現行の訪問介護に相当するものと それ以外の多様なサービスからなる 多様なサービスについては 雇用労働者が行う緩和した基準によるサービスと 住民主体による支援 保健 医療の専門職が短期集中で行うサービス 移動支援を想定 基準現行の訪問介護相当多様なサービス サービス種別 サービス内容 対象者とサービス提供の考え方 1 訪問介護 訪問介護員による身体介護 生活援助 2 訪問型サービス A ( 緩和した基準によるサービス ) 生活援助等 3 訪問型サービス B ( 住民主体による支援 ) 住民主体の自主活動として行う生活援助等 既にサービスを利用しているケースで サービスの利用の継続が必要なケース 以下のような訪問介護員によるサービスが必要なケース ( 例 ) 状態等を踏まえながら 住民主体による支援等 認知機能の低下により日常生活に支障がある 多様なサービス の利用を促進症状 行動を伴う者 退院直後で状態が変化しやすく 専門的サービスが特に必要な者等 状態等を踏まえながら 多様なサービスの利用を促進していくことが重要 4 訪問型サービス C ( 短期集中予防サービス ) 保健師等による居宅での相談指導等 体力の改善に向けた支援が必要なケース ADL IADL の改善に向けた支援が必要なケース 実施方法事業者指定事業者指定 / 委託補助 ( 助成 ) 直接実施 / 委託 基準予防給付の基準を基本人員等を緩和した基準 サービス提供者 ( 例 ) 個人情報の保護等の最低限の基準 訪問介護員 ( 訪問介護事業者 ) 主に雇用労働者ボランティア主体 5 訪問型サービス D ( 移動支援 ) 移送前後の生活支援 3~6 ケ月の短期間で行う訪問型サービス B に準じる 内容に応じた独自の基準 保健 医療の専門職 ( 市町村 ) 37

39 Ⅲ 総合事業に向けて準備すべきことは何か 第111回市町村セミナー 三菱UFJリサーチ コンサルティング資料 6 総合事業 整備事業への移行 参考 大和高田市のケアプラン分析の例 介護予防訪問介護の利用者に占める各サービス内容の提供割合 要支援者全体 n= 更 献 水 衣 立 分 指 補 導 給 調 爪 衣 通 部 リ 理 切 服 院 分 ハ 指 り の 等 浴 ビ 整 乗 リ 導 理 降 手 運 浴 動 介 護 足 の 浴 声 等 掛 け 洗 髪 軟 膏 塗 布 薬 の 受 け 取 り ポ ー タ ブ ル ト イ レ の 掃 除 バ イ タ ル サ イ ン の チ ェ ッ ク 洗 濯 機 を 回 す 服 薬 確 認 洗 濯 物 の 取 り 入 れ ベ ッ ド メ イ キ ン グ 食 器 洗 い 布 団 干 し 調 理 の 下 ご し ら え 入 浴 介 助 ゴ ミ だ し 洗 濯 物 を 干 す 一 般 食 調 理 日 用 品 の 買 物 食 材 の 買 物 風 呂 掃 除 拭 き 掃 除 ト イ レ 掃 除 資料 大和高田市提供資料に基づき三菱UFJリサーチ コンサルティングがグラフ化 集計項目のうち 上位30項目をグラフ化した 掃 除 機 を か け る 38/ 38

40 2 通所型サービス 市町村はこの例を踏まえて 地域の実情に応じた サービス内容を検討する 通所型サービスは 現行の通所介護に相当するものと それ以外の多様なサービスからなる 多様なサービスについては 雇用労働者が行う緩和した基準によるサービスと 住民主体による支援 保健 医療の専門職により短期集中で行うサービスを想定 基準現行の通所介護相当多様なサービス サービス種別 サービス内容 対象者とサービス提供の考え方 1 通所介護 通所介護と同様のサービス生活機能の向上のための機能訓練 既にサービスを利用しており サービスの利用の継続が必要なケース 多様なサービス の利用が難しいケース 集中的に生活機能の向上のトレーニングを行うことで改善 維持が見込まれるケース 状態等を踏まえながら 多様なサービスの利用を促進していくことが重要 2 通所型サービス A ( 緩和した基準によるサービス ) ミニデイサービス運動 レクリエーション等 3 通所型サービス B ( 住民主体による支援 ) 体操 運動等の活動など 自主的な通いの場 状態等を踏まえながら 住民主体による支援等 多様なサービス の利用を促進 4 通所型サービス C ( 短期集中予防サービス ) 生活機能を改善するための運動器の機能向上や栄養改善等のプログラム ADL や IADL の改善に向けた支援が必要なケース等 3~6 ケ月の短期間で実施 実施方法事業者指定事業者指定 / 委託補助 ( 助成 ) 直接実施 / 委託 基準予防給付の基準を基本人員等を緩和した基準 サービス提供者 ( 例 ) 通所介護事業者の従事者 主に雇用労働者 + ボランティア 個人情報の保護等の最低限の基準 ボランティア主体 内容に応じた独自の基準 保健 医療の専門職 ( 市町村 ) 3 その他の生活支援サービス その他の生活支援サービスは 1 栄養改善を目的とした配食や 2 住民ボランティア等が行う見守り 3 訪問型サービス 通所型サービスに準じる自立支援に資する生活支援 ( 訪問型サービス 通所型サービスの一体的提供等 ) からなる 39

41 生駒市の事業体系図のイメージ図 第 111 回市町村セミナー奈良県生駒市資料 40

42 第111回市町村セミナー 奈良県生駒市資料 新しく創出した事業の紹介 現在は地域支援事業で実施 集中介入期 通所型事業 OT PT NS 運動指導員 介護職 ボラン ティア等 移行期 転倒予防教室 保健師 介護予防運動指導員 生活期 ひまわりの集い 生駒市健康づくり推進員 集中介入期 訪問型事業 OT PT 保健師 包括職員 等 集中介入期 生活期 生活支援サービス シルバー人材 41

43 参考 通所型サービス B と 地域介護予防活動支援事業 の比較 事業介護予防 生活支援サービス事業一般介護予防事業 サービス種別 サービス内容 対象者とサービス提供の考え方 通所型サービス B ( 住民主体による支援 ) 住民主体による要支援者を中心とする自主的な通いの場づくり 体操 運動等の活動 趣味活動等を通じた日中の居場所づくり 定期的な交流会 サロン 会食等 要支援者等 地域介護予防活動支援事業 ( 通いの場関係 ) 介護予防に資する住民運営の通いの場づくり 体操 運動等の活動 趣味活動等を通じた日中の居場所づくり 交流会 サロン等 主に日常生活に支障のない者であって 通いの場に行くことにより介護予防が見込まれるケース 実施方法運営費補助 / その他補助や助成委託 / 運営費補助 / その他補助や助成 市町村の負担方法 運営のための事業経費を補助 / 家賃 光熱水費 年定額等 人数等に応じて月 年ごとの包括払い / 運営のための間接経費を補助 / 家賃 光熱水費 年定額等 ケアマネジメントありなし 利用者負担額 サービス提供主体が設定 ( 補助の条件で 市町村が設定することも可 ) 市町村が適切に設定 ( 補助の場合はサービス提供主体が設定することも可 ) サービス提供者 ( 例 ) ボランティア主体地域住民主体 備考 食事代などの実費は報酬の対象外 ( 利用者負担 ) 一般介護予防事業等で行うサロンと異なり 要支援者等を中心に定期的な利用が可能な形態を想定 通いの場には 障害者や子ども 要支援者以外の高齢者なども加わることができる ( 共生型 ) 食事代などの実費は報酬の対象外 ( 利用者負担 ) 通いの場には 障害者や子どもなども加わることができる ( 共生型 ) 42

44 生活支援体制整備事業

45 市町村による在宅医療 介護連携 認知症施策など地域支援事業の充実 118 億円 ( 公費 :236 億円 ) 地域包括ケア実現に向けた 充実 強化の取組を地域支援事業の枠組みを活用し 市町村が推進 あわせて要支援者に対するサービスの提供の方法を給付から事業へ見直し サービスの多様化を図る これらを市町村が中心となって総合的に取り組むことで地域で高齢者を支える社会が実現 医療 介護連携強化 認知症施策の推進 生活支援体制整備 に係る事業については 地域包括支援センター以外の実施主体に事業を委託することも可能 平成 30 年度までに全市町村が地域支援事業として以下の事業に取り組めるよう 必要な財源を確保し 市町村の取組を支援する 在宅医療 介護連携 13 億円 ( 公費 :26 億円 ) 認知症施策 28 億円 ( 公費 :56 億円 ) 地域ケア会議 24 億円 ( 公費 :47 億円 ) 生活支援の充実 強化 54 億円 ( 公費 :107 億円 ) 地域の医療 介護関係者による会議の開催 在宅医療 介護関係者の研修等を行い 在宅医療と介護サービスを一体的に提供する体制の構築を推進 初期集中支援チームの関与による認知症の早期診断 早期対応や 地域支援推進員による相談対応等を行い 認知症の人本人の意思が尊重され できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる地域の構築を推進 地域包括支援センター等において 多職種協働による個別事例の検討等を行い 地域のネットワーク構築 ケアマネジメント支援 地域課題の把握等を推進 生活支援コーディネーターの配置や協議体の設置等により 担い手やサービスの開発等を行い 高齢者の社会参加及び生活支援の充実を推進 1 平成 30 年度からの完全実施に向けて段階的に予算を拡充 ( 財源は 消費税の増収分を活用 ) 2 上記の地域支援事業 ( 包括的支援事業 ) の負担割合は 国 39% 都道府県 19.5% 市町村 19.5% 1 号保険料 22% 3 金額は四捨五入により 億円単位にまとめているため 合計額は一致していない 44

46 新しい包括的支援事業 ( 新規 4 事業 ) の 標準額 について 以下の 1~4 の算定式の合計額を 標準額 とし これを基本として 各市町村の実情に応じて算定した額とする 平成 29 年度まで ( 実施の猶予期間 ) においては 1 から 4 の実施する事業に係る算定式の合計額とする 4 事業の合計額 ( 標準額 ) の範囲内で柔軟に実施ができる 市町村の日常生活圏域の設定状況 地域包括支援センターの整備状況及び事業の進捗等を踏まえて 必要に応じて 標準額 を超えることも可能であり その場合は厚生労働省に追加額を協議して定めた額まで事業を実施することを可能とする ( 次項に追加協議の参考例 ) 1 生活支援体制整備事業 第 1 層 8,000 千円 指定都市の場合は 行政区の数を乗じる 第 2 層 4,000 千円 日常生活圏域の数 日常生活圏域が一つの市町村は 第 1 層分のみを算定 3 在宅医療 介護連携推進事業 基礎事業分 1,058 千円 規模連動分 3,761 千円 地域包括支援センター数 2 認知症施策推進事業 認知症初期集中支援事業 10,266 千円 指定都市の場合は 行政区の数を乗じる 4 地域ケア会議推進事業 1,272 千円 地域包括支援センター数 認知症地域支援 ケア向上推進事業 6,802 千円 45

47 < 標準額を超える協議の例 > 生活支援体制整備事業 日常生活圏域の中にサブセンターやブランチなどを設置した小圏域を設定しており 生活支援コーディネーターや協議体を当該小圏域単位に配置 第 2 層における生活支援コーディネーターに 専門職などを配置 1 つの日常生活圏域に生活支援コーディネーターや協議体を複数配置 認知症施策推進事業 認知症初期集中支援チームについて 市町村の規模が大きく かつ 施策の対象となる者が多く見込まれることが明らかな場合 認知症地域支援推進員について 市町村の規模が大きく かつ 地域での相談件数やサービス事業所等の数も多い場合 在宅医療 介護連携推進事業 医療機関数 介護事業者数が多いため 資源把握にかかる調査を重点的に実施 医療ニーズの高い要介護者が多く 在宅医療 介護連携に関する相談窓口を複数設置する必要がある 多職種研修や普及啓発事業などについて 山間部や離島等 会場へのアクセスが難しいために 通常以上に開催しなければならない 地域ケア会議推進事業 通常の地域ケア会議に加え 地域包括支援センターの後方支援等を行う基幹的機能を有するセンター等が 自らの担当地区以外の支援困難事例を検討する会議や多数の専門職が必要な会議を開催する場合 46

48 多様な主体による生活支援 介護予防サービスの重層的な提供 高齢者の在宅生活を支えるため ボランティア NPO 民間企業 社会福祉法人 協同組合等の多様 な事業主体による重層的な生活支援 介護予防サービスの提供体制の構築を支援 介護支援ボランティアポイント等を組み込んだ地域の自助 互助の好取組を全国展開 生活支援コーディネーター 地域支え合い推進員 の配置や協議体の設置などに対する支援 生活支援 介護予防サービスの提供イメージ 市 町 村 単 位 の 圏 域 主事 体業 外出支援 介護者支援 小 学 校 区 単 位 の 圏 域 自 治 会 単 位 の 圏 域 民間 企業 食材配達 安否確認 家事援助 交流サロン コミュニティ カフェ 声かけ NPO 権利擁護 配食 見守り 協同 組合 移動販売 社会福祉 法人 ボランティア 等 バックアップ 市町村を核とした支援体制の充実 強化 コーディネーターの配置 協議体の設置等を通じた住民ニーズとサービス資源のマッチング 情報集約等 民間とも協働して支援体制を構築 47

49 生活支援 介護予防の体制整備におけるコーディネーター 協議体の役割 生 活 支 援 介 護 予 防 の 基 盤 整 備 に 向 け た 取 組 1 生活支援コーディネーター 地域支え合い推進員 の配置 多様な主体による多様な取組のコーディネート 機能を担い 一体的な活動を推進 コーディネート機能は 以下のA Cの機能があるが 当面AとBの機能を 中心に充実 A 資 源 開 発 B ネットワーク構築 地域に不足するサービスの創出 サービスの担い手の養成 元気な高齢者などが担い手として活動す る場の確保 など C ニーズと取組のマッチング 関係者間の情報共有 サービス提供主体間の連携の体制づくり など 地域の支援ニーズとサービス提供主体の 活動をマッチング など エリアとしては 第1層の市町村区域 第2層の日常生活圏域 中学校区域等 があり 平成26年度は第1 層 平成29年度までの間に第2層の充実を目指す ① 第1層 市町村区域で 主に資源開発 不足するサービスや担い手の創出 養成 活動する場の確保 中心 ② 第2層 日常生活圏域 中学校区域等 で 第1層の機能の下で具体的な活動を展開 コーディネート機能には 第3層として 個々の生活支援 介護予防サービスの事業主体で 利用者と提供者をマッチング する機能があるが これは本事業の対象外 2 協議体の設置 多様な関係主体間の定期的な情報共有及び連携 協働による取組を推進 生活支援 介護予防サービスの多様な関係主体の参画例 NPO 民間企業 協同組合 ボランティア 社会福祉法人 1 これらの取組については 平成26年度予算においても先行的に取り組めるよう5億円を計上 2 コーディネーターの職種や配置場所については 一律には限定せず 地域の実情に応じて多様な主体が活用でき る仕組みとする予定であるが 市町村や地域包括支援センターと連携しながら活動することが重要 等 48

50 コーディネーター 協議体の配置 構成のイメージ コーディネーターとして適切な者を選出するには 特定の団体における特定の役職の者 のような充て職による任用ではなく 例えば 先に協議体を設置し サービス創出に係る議論を行う中で コーディネーターにふさわしい者を協議体から選出するような方法で人物像を見極めたうえで選出することが望ましい 協議体は必ずしも当初から全ての構成メンバーを揃える必要はなく まずは最低限必要なメンバーで協議体を立ち上げ 徐々にメンバーを増やす方法も有効 住民主体の活動を広める観点から 特に第 2 層の協議体には 地区社協 町内会 地域協議会等地域で活動する地縁組織や意欲ある住民が構成メンバーとして加わることが望ましい 第 3 層のコーディネーターは サービス提供主体に置かれるため その提供主体の活動圏域によっては 第 2 層の圏域を複数にまたがって活動が行われたり 時には第 1 層の圏域を超えた活動が行われたりすることも想定される 第 1 層コーディネーター 第 1 層市町村全域 中間支援組織 市町村 第 3 層コーディネーター 社協 NPO 地縁組織 協議体 民間企業 包括 ボランティア団体 第 2 層コーディネーター 第 2 層日常生活圏域 ( 中学校区等 ) 第 2 層日常生活圏域 ( 中学校区等 ) NPO 協議体 包括 町内会 協議体 包括 地区社協 意欲ある住民 介護サービス事業所 意欲ある住民 49

51 < 地域資源の整理イメージ ( 例 )> 5 つのこと 日常的な家事 安心 外出 交流 非日常的な家事 ちょこっとしたこと 区分 買物 掃除 調理 布団干しなど 自分の存在を気にかけてくれている人がいる 通院や買物 友人 知人等 大掃除や家電製品の買物 雪片付けなど 蛍光灯の交換や硬いふたの開け閉めなど 市福祉サービス ( 地域支援事業含む ) 事業名 : 生活支援ホームヘルパー派遣内容 : 日常の家事支援料金 :1 時間 200 円 1 回 2 時間迄 週 2 回迄要件等 : 一人暮らし 高齢夫婦世帯 介護保険サービス社会福祉協議会介護事業所 NPO 法人シルバー人材センター農業協同組合生活協同組合地縁団体等 訪問介護事業所 (8 事業所 ) 1 事業名 : 安心訪問サービス訪問介護事業所内容 : ヤクルト届け安否確認 (8 事業所 ) 料金 : 無料要件 : 一人暮らし 2 事業名 : 配食サービス内容 : 月 水 金の昼食を届け安否確認を行う 料金 :400 円又は300 円要件 : 一人暮らし 高齢夫婦世帯 3 事業名 : 緊急通報装置貸し出し内容 :3 件までの緊急時連絡先を予め登録した緊急通報装置を貸し出す 料金 : 無料要件 : 一人暮らし 1 事業名 : 福祉タクシー利用助成訪問介護事業所内容 : 福祉タクシー利用券 600 円年間 18 枚迄 (8 事業所 ) 助成 2 事業名 : 移送サービス内容 : ストレッチャーでの移送が必要な方に利用券 12 枚迄助成 所得制限あり 3デマンドタクシー内容 : 市内交通空白地帯から公共施設 病院等へのタクシー車両による移動支援 料金 : 地区により300 円又は500 円 事業名 : 介護予防生きがい活動事業 ( ミニデイ ) 内容 : 各地区公民館等での交流活動料金 :1800 円 ( 食費含む ) ふれあい元気サロン 資料 ) 寒河江市役所提供 公的サービス保険外サービス ( 非営利 福祉組織など ) 通所介護 ( デイサービス )16 事業所 訪問介護事業所 1 一人暮らしサロン 2 民生委員の訪問 介護サービス ( 訪問介護 乗降介助 ) 1 一人暮らしサロン 2 一人暮らしの集い 除雪ボランティア内容 : 単身か高齢世帯 低所得 近くに親族居ない世帯の除雪料金 : 無料 よろずやボランティア内容 : 高齢単身世帯への 30 分程度の支援料金 : 無料 A 事業所介護保険外自費サービス 1 時間 2000 円 B 介護事業所家事代行サービス 1 時間 2625 円 ~( スポットサービス ) C 介護事業所支援 1 時間 1500 円 安否確認話し相手など A 事業所介護保険外自費サービス 1 時間 2000 円 B 事業所家事代行サービス 1 時間 2625 円 ~( スポットサービス ) C 介護事業所支援 1 時間 1500 円 通院買い物付き添いなど A 事業所介護保険外自費サービス 1 時間 2000 円 B 事業所家事代行サービス 1 時間 2625 円 ~( スポットサービス ) C 事業所支援 1 時間 1500 円 大掃除 保険対象外の支援など A 介護事業所介護保険外自費サービス 1 時間 2000 円 B 事業所家事代行サービス 1 時間 2625 円 ~( スポットサービス ) C 介護事業所支援 1 時間 1500 円 A 事業所有償ボランティアサービス 1 時間 950 円 A 事業所安否確認話し相手など A 事業所通院買い物付き添いなど B 事業所福祉有償運送サービス内容 : 介助なしでは公共交通機関の利用が困難な方の自家用車を使用しての移動支援 料金 :2 キロ以内 400 円要件 : 介護度 自立度基準あり A 事業所 OC サロン 家事支援掃除 1 時間 791 円 ~ 調理 1 時間 904 円 ~ 安否確認話し相手など家事支援掃除 1 時間 791 円 ~ 調理 1 時間 904 円 ~ 通院買い物付き添い 1 時間 904 円 A 事業所庭木の手入れ 大掃除 保険対象外の大掃除支援など雪片付け1 時間 1244 円 ~ 訪問介護事業所食材宅配サービス 通所介護事業所自費通所介護 ( デイサービス ) 料金 : 2600 円 1 生協くらしのたすけあい ( 家事支援 1 時間 650 円 ) 2 食材宅配サービス 3 弁当宅配 安否確認話し相手など生協くらしのたすけあい ( 家事支援 1 時間 650 円 ) 福祉有償運送サービス 1 老人クラブ活動 2 地域サロンや公民館活動 1 老人クラブ活動 2 地域サロンや公民館活動 市場分野 ( 民間企業 ) A 社 ( 家事支援 1 時間 2100 円 ~ ) B 社 ( 弁当 食品配達 ) C 社 ( 弁当 食材宅配 ) D 社 ( 弁当宅配 )( 山形市 ) E 社 ( 弁当宅配 ) ( 山形市 ) F 社 ( 冷凍弁当宅配 ) ( 河北町 ) G 社 ( 冷凍弁当配達 ) 食材宅配 H 店内で買い物をしたものを送料 324 円 ~ 発送 J 社 ( 緊急時ブザーを押すことで 24 時間セコムにつながり現場駆けつけや相談可能 基本料金 1890 円 / 月 ) J 社 ( 通報ボタンを押すと J 社へつながる 見守りシステム 安心入浴システム他あり ) K 社 ( モバイル版緊急通報システム ) L タクシー ( 福祉車両 ) M タクシー ( 福祉車両 ) N 社 ( 福祉タクシー ) 朝日町 50

52 前提 生活支援 介護予防サービスの基盤整備事業の活用例 ( 案 ) 市町村全域において実施する必要はなく 地域を限定してモデル的に取り組むことも可能 当初はコーディネーターや協議体が配置 設置されていなくとも 活用が可能 協議体の機能を有するような既存の会議等も積極的に活用しつつ 最低限必要なメンバーで協議体を立ち上げ 徐々にメンバーを増やしていくなどといった方法も有効 活用例 協議体の設置に向けた生活支援 介護予防サービスの充実に関する研究会等の立ち上げや開催に係る経費 研究会等出席に係る謝金 ( 報償費 ) 開催調整に係る旅費 資料印刷費 ( 印刷製本費 ) 会場借上料 ( 使用料及び賃借料 ) 等 研究会や協議体等が中心となって実施する地域資源の実態調査等の情報収集に係る経費 調査様式印刷費 ( 印刷製本費 ) 調査様式郵送料 ( 通信運搬費 ) 調査に係る委託料等 生活支援 介護予防サービスに係るボランティア等の担い手に対する研修等実施に係る経費 研修の講師謝金 ( 報償費 ) 研修調整に係る旅費 資料印刷費 ( 印刷製本費 ) 会場借上料 ( 使用料及び賃借料 ) 等 コーディネーターの配置及び活動に係る経費や協議体の開催に係る経費 51

53 生活支援 介護予防サービスの分類と活用例 サービスの分類サービス事業一般介護予防任意事業市町村実施民間市場 地域の助け合い 備考 1 介護者支援 総合事業の対象外であり 任意事業 市町村の独自事業での実施を想定 介護者の集い 介護教室等 2 家事援助 訪問型サービスで実施 NPO ボランティアを主に活用 要介護者の生活支援は任意事業で実施可能 一般財源化された軽度生活支援は市町村独自で実施可能 3 交流サロン 要支援者を中心に定期的な利用が可能な形態は総合事業の通所型サービス その他の地域住民の通いの場は一般介護予防事業を主に想定 住民 ボランティア等を中心に実施 4 外出支援 訪問型サービス D で実施 担い手は NPO ボランティア 左記以外は 市町村 民間事業者が独自に実施 5 配食 + 見守り 6 見守り 安否確認 その他の生活支援サービスを活用可 担い手は NPO 民間事業者等 その他の生活支援サービスを活用 担い手は住民 ボランティア等 左記以外は 任意事業又は市町村 民間事業者が独自に実施 左記以外は 地域の地縁組織 民間事業者等による緩やかな見守り サービス事業では 民間市場で提供されないサービスを提供 上表中 地縁組織は地区社会福祉協議会 自治会 町内会 地域協議会等を意味する 52

54 コーディネーター及び協議体設置に係る参考事例 1 地域包括支援センター型 佐々町地域包括支援センター ( 長崎県佐々町 ) の取組事例 地域包括支援センターの 3 職種 ( 保健師 社会福祉士 主任介護支援専門員 ) が中核となって設置した事例 2 住民 行政等協働型 神奈川県平塚市 ( 町内福祉村事業 ) の取組事例 行政が仕組みづくり ( 制度化 ) を実施し 住民と協働して設置した事例 3 社会福祉協議会型 伊賀市社会福祉協議会 ( 三重県伊賀市 ) の取組事例 社会福祉協議会が中核となり 市町村と協働して設置した事例 4NPO 型 NPO 法人ふらっとステーション ドリーム ( 神奈川県横浜市 ) の取組事例 NPO 法人介護者サポートネットワークセンターアラジン ( 東京都杉並区 ) の取組事例 テーマ型の活動を行う NPO が中核となり 市町村と協働して設置した事例 5 中間支援組織型 NPO 法人コミュニティ サポートセンター神戸 ( 兵庫県神戸市 ) の取組事例 自らが事業を実施せず 事業を行う NPO を側面から支援する NPO のような組織のはたらきかけ等により設置した事例 53

55 神奈川県平塚市提供資料

56 神奈川県平塚市提供資料

57 神奈川県平塚市提供資料

58 神奈川県平塚市提供資料

59 神奈川県平塚市提供資料

60 神奈川県平塚市提供資料

61 総合事業への円滑な移行

62 総合事業への円滑な移行 市町村が条例で定める場合は 総合事業の実施を平成 29 年 4 月まで猶予可能 市町村は できる限り早期から新しい総合事業に取り組む 一方で 受け皿の整備等のため 一定の時間をかけて 総合事業を開始することも選択肢 総合事業の実施を猶予する場合も 総合事業の実施猶予の趣旨を踏まえ 現在から着実に受け皿の整備を行うよう努めることが適当 < 段階的な実施例 > 1 エリアごとに予防給付を継続 ( 例 広域連合の市町村ごと ) 2 初年度は総合事業によるサービスの利用を希望する者以外は予防給付を継続 3 既に給付によるサービスを利用している者は 初年度は予防給付とし 翌年度当初からすべての者を総合事業に移行 法改正 保 訪問介護 通所介護 ( 予防給付 ) から訪問型サービス 通所型サービスへの移行 ( イメージ ) 経過措置期間 : 予防給付 ( 訪問介護 通所介護 ) : 新しい総合事業 30 険 既にサービスを受けている者については事業移行後も必要に応じて既存サービス相当のサービスを利用可能とする 者 新しくサービスを受ける者については多様なサービスの利用を促進 ( 必要に応じて既存サービス相当のサービスを利用可能とする ) 数 要支援認定期間 最大 12 か月 年度は市町村の選択で移行 ( エリアごとも可 ) 全ての保険者 エリアで導入 61

63 ( 参考 ) 要介護認定に係る有効期間の見直しについて ( 案 ) 基本的な考え方 介護保険制度の見直しに関する意見 ( 第 54 回社会保障審議会介護保険部会 ) を踏まえ 介護予防 日常生活支援総合事業の実施に当たり 市町村の事務負担を軽減するため 当該事業を実施している市町村について 更新申請時の要介護認定に係る有効期間を 一律に原則 12 か月 上限 24 か月に延長し 簡素化する 2. 具体的内容介護保険法施行規則 ( 平成 11 年厚生労働省令第 36 号 ) に規定する有効期間について 以下の通り改正する なお 介護予防 日常生活支援総合事業を市町村全域で実施している場合に限り 改正内容を適用することとする 現行 改正案 申請区分等 原則の認定有効期間 設定可能な認定有効期間の範囲 原則の認定有効期間 設定可能な認定有効期間の範囲 新規申請 6 か月 3 か月 ~12 か月 6 か月 3 か月 ~12 か月 区分変更申請 6 か月 3 か月 ~12 か月 6 か月 3 か月 ~12 か月 更新申請 前回要支援 今回要支援 12か月 3か月 ~12か月 12か月 3か月 ~24か月 前回要支援 今回要介護 6か月 3か月 ~12か月 12か月 3か月 ~24か月 前回要介護 今回要支援 6か月 3か月 ~12か月 12か月 3か月 ~24か月 前回要介護 今回要介護 12か月 3か月 ~24か月 12か月 3か月 ~24か月

64 総合事業の現行の訪問 ( 通所 ) 介護相当サービス利用予定者数の有効期限毎見込数 区分 要支援 1 2 認定者数 ( 人 ) A 有効期限 27 年 28 年 合計 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 現行の訪問介護相当サービス利用者数 ( 人 ) B うち当該サービスのみ利用者数 ( 人 ) 現行の通所介護相当サービス利用者数 ( 人 ) C うち当該サービスのみ利用者数 ( 人 ) 現行の訪問 ( 通所 ) 介護相当サービス利用者数 ( 人 ) D=B+C- 重複者数 上記のサービス以外のみ利用者数 ( 人 ) E 上記サービス利用者数 F=D+E 要支援 1 2 認定者のうち未利用者数 ( 人 ) G=A-F 介護予防訪問介護利用事業者数 10( 市内 8 市外 2) 介護予防通所介護利用事業者数 15( 市内 11 市外 4) 要支援認定者数は寒河江市介護保険事務処理システムの受給者台帳平成 26 年 10 月分によるサービス利用者数 事業者数は平成 26 年 11 月審査分給付管理票による 27 年 11 月以降の認定有効期限の者は 更新の結果変更がありえる基本チェックリストによる事業対象者数は見込んでいない 資料 ) 寒河江市役所提供 63

65 総合事業へのサービス移行の推進等による費用の効率化 ( イメージ ) 総合事業への移行により住民主体の地域づくりを推進 住民主体のサービス利用を拡充し 効率的に事業実施 機能が強化された新しい総合事業を利用することで 支援を必要とする高齢者が要支援認定を受けなくても地域で暮らせる社会を実現 リハ職等が積極的に関与しケアマネジメントを機能強化 重度化予防をこれまで以上に推進 予防給付介護予防事業 予防給付 + 新しい総合事業 費用額 25 制度改正 介護予防事業 ( 総合事業含む ) 予防給付 総合事業へのサービス移行の推進 介護予防の強化等 住民主体のサービス利用の拡充 認定に至らない高齢者の増加 重度化予防の推進 制度見直し後の費用 現行制度を維持した場合 第 6 期計画期間中 ( 平成 29 年 4 月まで ) に すべての市町村で 総合事業を開始 中長期的には費用の伸びが 効率的なサービス提供を通じて 後期高齢者の伸び (3~4%) 程度となることを目安として努力 短期的には 生活支援 介護予防の基盤整備の支援充実にあわせ より大きな費用の効率化 64

66 事業項目と取組例 在宅医療 介護連携推進事業 ( 介護保険の地域支援事業 平成 27 年度 ~) 在宅医療 介護の連携推進については これまで医政局施策の在宅医療連携拠点事業 ( 平成 年度 ) 在宅医療推進事業 ( 平成 25 年度 ~) により一定の成果 それを踏まえ 介護保険法の中で制度化 介護保険法の地域支援事業に位置づけ 市区町村が主体となり 郡市区医師会等と連携しつつ取り組む 実施可能な市区町村は平成 27 年 4 月から取組を開始し 平成 30 年 4 月には全ての市区町村で実施 各市区町村は 原則として ( ア )~( ク ) の全ての事業項目を実施 事業項目の一部を郡市区医師会等 ( 地域の中核的医療機関や他の団体を含む ) に委託することも可能 都道府県 保健所は 市区町村と都道府県医師会等の関係団体 病院等との協議の支援や 都道府県レベルでの研修等により支援 国 は 事業実施関連の資料や事例集の整備等により支援するとともに 都道府県を通じて実施状況を把握 ( ア ) 地域の医療 介護サービス資源の把握 地域の医療機関の分布 医療機能を把握し リスト マップ化 必要に応じて 連携に有用な項目 ( 在宅医療の取組状況 医師の相談対応が可能な日時等 ) を調査 結果を関係者間で共有 ( イ ) 在宅医療 介護連携の課題の抽出と対応策の検討 地域の医療 介護関係者等が参画する会議を開催し 在宅医療 介護連携の現状を把握し 課題の抽出 対応策を検討 ( ウ ) 切れ目のない在宅医療と介護サービスの提供体制の構築推進 地域の医療 介護関係者の協力を得て 在宅医療 介護サービスの提供体制の構築を推進 ( エ ) 医療 介護関係者の情報共有の支援 情報共有シート 地域連携パス等の活用により 医療 介護関係者の情報共有を支援 在宅での看取り 急変時の情報共有にも活用 ( オ ) 在宅医療 介護連携に関する相談支援 医療 介護関係者の連携を支援するコーディネーターの配置等による 在宅医療 介護連携に関する相談窓口の設置 運営により 連携の取組を支援 ( カ ) 医療 介護関係者の研修 地域の医療 介護関係者がグループワーク等を通じ 多職種連携の実際を習得 介護職を対象とした医療関連の研修会を開催等 ( キ ) 地域住民への普及啓発 地域住民を対象にしたシンポジウム等の開催 パンフレット チラシ 区報 HP 等を活用した 在宅医療 介護サービスに関する普及啓発 在宅での看取りについての講演会の開催等 ( ク ) 在宅医療 介護連携に関する関係市区町村の連携 同一の二次医療圏内にある市区町村や隣接する市区町村等が連携して 広域連携が必要な事項について検討例 ) 二次医療圏内の病院から退院する事例等に関して 都道府県 保健所等の支援の下 医療 介護関係者間で情報共有の方法等について協議等 65

67 認知症初期集中支援チームと認知症地域支援推進員について 認知症専門医による指導の下 ( 司令塔機能 ) に早期診断 早期対応に向けて以下の体制を地域包括支援センター等に整備 認知症初期集中支援チーム- 複数の専門職が認知症が疑われる人 認知症の人とその家族を訪問 ( アウトリーチ ) し 認知症の専門医による鑑別診断等を ( 個別の訪問支援 ) 認知症地域支援推進員 ( 専任の連携支援 相談等 ) ふまえて 観察 評価を行い 本人や家族支援などの初期の支援を包括的 集中的に行い 自立生活のサポートを行う - 認知症の人ができる限り住み慣れた良い環境で暮らし続けることができるよう 地域の実情に応じて医療機関 介護サービス事業所や地域の支援機関をつなぐ連携支援や認知症の人やその家族を支援する相談業務等を行う 地域包括支援センター 認知症疾患医療センター等に設置 認知症初期集中支援チーム 助指言導 複数の専門職による個別の訪問支援 ( 受診勧奨や本人 家族へのサポート等 ) 情相報談提供 訪問担当者 助指言導 認知症地域支援推進員 認知症サポート医である専門医 ( 嘱託 ) 情相報談提供 医療系 + 介護系職員 ( 保健師 看護師 介護福祉士 社会福祉士 精神保健福祉士等 ) 連携 相談 紹介 訪問 ( 観察 評価 ) 本人 近隣地域 派遣 診断 指導 専門医療機関 ( 認知症疾患医療センター等 ) 家族 診療 相談 日常診療 相談 専門医 専門的な鑑別診断 定期的なアセスメント 行動 心理症状外来対応 地域連携 診断 指導 紹介 かかりつけ医 歯科医 保健師 看護師等 地域の実態に応じた認知症施策の推進 ( 医療 介護 地域資源と専門相談等 ) 情報提供 相談 指導 助言 認知症初期集中支援チームの主な業務の流れ 1 訪問支援対象者の把握 2 情報収集 ( 本人の生活情報や家族の状況など ) 3 初回訪問時の支援 ( 認知症への理解 専門的医療機関等の利用の説明 介護保 険サービス利用の説明 本人 家族への心理的サポート ) 4 観察 評価 ( 認知機能 生活機能 行動 心理症状 家族の介護負担度 身体の様子のチェック ) 5 専門医を含めたチーム員会議の開催 ( 観察 評価内容の確認 支援の方針 内容 頻度等の検討 ) 6 初期集中支援の実施 ( 専門的医療機関等への受診勧奨 本人への助言 身体を整えるケア 生活環境の改善など ) 7 引き継ぎ後のモニタリング 66

68 医療 介護サービス提供体制の一体的な確保について 医療 介護サービスについては 2025 年 ( 平成 37 年 ) に向け 高度急性期から在宅医療 介護までの一連のサービス提供体制の一体的な確保を行い 医療 介護の総合的な確保を図るため 以下の見直しを行う 1 都道府県が策定する医療計画と介護保険事業支援計画を 一体的 強い整合性を持った形で策定 1-1 医療計画と介護保険事業支援計画を包括する基本的な方針を策定 1-2 医療計画の策定サイクル ( 現在 5 年 ) の見直し ( 医療法改正 ) 平成 30 年度以降 介護と揃うよう 6 年に 在宅医療など介護と関係する部分は 中間年 (3 年 ) で必要な見直し 1-3 医療計画での在宅医療 介護との連携に関する記載の充実 ( 医療法改正 ) 医療計画に在宅医療の目標等を記載 市町村の介護保険事業計画に記載された在宅医療 介護の連携の推進に係る目標を達成できるよう 医療計画 地域医療構想 ( ビジョン ) においても 在宅医療の必要量の推計や 目標達成のための施策等の推進体制について記載 2 病床の機能分化 連携 医療従事者の確保 養成 在宅医療 介護の推進のため 消費税増収分を活用した新たな財政支援制度 ( 各都道府県に基金を設置 ) を法定化する * 地域介護 福祉空間整備交付金の根拠法である 地域における公的介護施設等の計画的な整備等の促進に関する法律 ( 地域介護施設整備促進法 ) を発展的に改組 67

69 国 医療 介護提供体制の見直しに係る今後のスケジュール 平成 25 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度平成 26 年度 第 5 期介護保険事業計画 医療介護総合確保促進法 改正医療法 改正介護保険法 総合確保方針策定 基金 基金造成 執行 第 6 次医療計画 第 6 期介護保険事業計画 基金 ( 介護基盤 人材の事業を追加 ) 基金 基金 介護報酬改定 ( 予定 ) 診療報酬改定 ( 予定 ) 総合確保方針改定 平成 30 年度 第 7 次医療計画第 7 期介護保険事業計画 同時改定 ( 予定 ) 地域医療構想のガイドライン ( 年度末 ) 医療計画基本方針 介護保険事業計画基本指針 介護保険事業計画基本指針 地方自治体 療保部健局医 連携 祉介部護局福 病床機能報告 介護保険事業 ( 支援 ) 計画策定 2025 年度までの将来見通しの策定 地域医療構想 ( ビジョン ) の策定 2025 年の医療需要と 目指すべき医療提供体制 目指すべき医療提供体制を実現するための施策 第 6 期介護保険事業 ( 支援 ) 計画に位置付けた施策の実施 介護サービスの拡充 地域支援事業による在宅医療 介護連携 地域ケア会議 認知症施策 生活支援 介護予防等の推進 医療計画策定 ( 支介援護 ) 保計険画事策業定 病床機能分化 連携の影響を両計画に反映 68

70 参考 経済財政運営と改革の基本方針 ( 骨太 )2015 財政制度等審議会建議における 軽度者に対する生活援助サービス の記載事項 指摘事項 平成 27 年 6 月 1 日財政制度等審議会建議 平成 27 年 6 月 30 日経済財政運営と改革の基本方針 ( 骨太 ) 2015 軽度者に対する掃除 調理などの生活援助サービスや 福祉用具貸与等は 日常生活で通常負担するサービス 物品であり また 原則 1 割負担の下で単価が高止まりしている可能性がある 公的保険給付の重点化 競争を通じたサービスの効率化と質の向上を促す観点から 原則自己負担 ( 一部補助 ) の仕組みに切り替えるべきである 公的保険給付の範囲や内容について検討した上で適正化し 保険料負担の上昇等を抑制する このため 次期介護保険制度改革に向けて 高齢者の有する能力に応じ自立した生活を目指すという制度の趣旨や制度改正の施行状況を踏まえつつ 軽度者に対する生活援助サービス 福祉用具貸与等やその他の給付について 給付の見直しや地域支援事業への移行を含め検討を行う 69

71 制度改正後の地域支援事業の上限

72 制度改正後の地域支援事業の上限 ( 平成 27 年度以降の全体像 ) 地域支援事業は法律及び政令に規定される上限額の範囲内で 市町村が事業を実施することとされている 平成 27 年度以降は 新しい総合事業及び新しい包括的支援事業の創設に伴い 上限の取扱いを見直す 現行の上限 介護予防事業 ( 上限 1) と 包括的支援事業 ( 地域包括支援センターの運営 ) 任意事業 ( 上限 2) の 2 つの区分で設定 上限 1 と上限 2 の それぞれの上限を超えることはできない さらに 地域支援事業全体の上限を超えることはできない 平成 27 年度以降の上限 新しい総合事業 ( 新上限 1) と 包括的支援事業 任意事業 ( 新上限 2) の 2 つの区分で設定 包括的支援事業は 地域包括支援センターの運営に加え 新しく包括的支援事業に制度化された 4 つの事業を含む 新上限 1 と新上限 2 の それぞれの上限を超えることはできない 新上限 2 については 既存事業分 と 新しい包括的支援事業分 の合計額とする 新上限 1 と新上限 2 の新しい包括的支援事業分については個別協議の枠組みも設けられている また 地域支援事業全体の上限は廃止 上限 1 上限 2 新上限 1 既存事業分 新上限 2 新しい包括的支援事業分 ( 現介行護 総予合防事事業業 ) 任意事 業 ( 地域包括支援センター ) 包括的支援事業 ( 介新護し予い防総事合業事等業 ) 任意事業 ( 地域包括支援センター ) 包括的支援事業 + 生活支援体制整備 + 認知症施策推進 + 在宅医療介護連携 + 地域ケア会議推進 介護給付費見込額の 2% 以内 介護給付費見込額の 2% 以内 さらに 事業全体で 介護給付費見込額の 3% 以内 移行前年度の予防給付等実績額 75 歳以上高齢者の伸び率など ( 別添 1) 平成 26 年度の上限 65 歳以上高齢者の伸び率など ( 別添 2) 新規 4 事業の合計額 ( 標準額 ) 個別協議により当該標準額を超えることも可能 ( 次項 ) 71

73 < 新しい包括的支援事業の考え方 > 新しい包括的支援事業 ( 新規 4 事業 ) については 各事業ごとに算定した合計額を 標準額 とし その範囲内で柔軟に 4 事業を実施 地域の実情や取組の進捗度等にあわせて 標準額を超えることも可能 ( 個別協議 ) 注上限 2 において 既存事業分 と 新しい包括的支援事業分 ( 新規 4 事業 ) は それぞれに定められる算定式の範囲内で実施することとするが 例えば地域包括支援センター職員との兼務や会議費など 両事業に共通する経費を弾力的に計上することが可能 新上限 2 既存事業分 新しい包括的支援事業分 ( 新規 4 事業 ) 任意事業 ( 地域包括支 援センター ) 包括的支援事業 + 生活支援体制整備 + 認知症施策推進 + 在宅医療介護連携 + 地域ケア会議推進 4 事業の合計額 ( 標準額 ) の範囲内で柔軟に実施ができる 両事業に共通する経費を弾力的に計上することが可能 72

74 新しい包括的支援事業 ( 新規 4 事業 ) の 標準額 について 以下の 1~4 の算定式の合計額を 標準額 とし これを基本として 各市町村の実情に応じて算定した額とする 平成 29 年度まで ( 実施の猶予期間 ) においては 1 から 4 の実施する事業に係る算定式の合計額とする 4 事業の合計額 ( 標準額 ) の範囲内で柔軟に実施ができる 市町村の日常生活圏域の設定状況 地域包括支援センターの整備状況及び事業の進捗等を踏まえて 必要に応じて 標準額 を超えることも可能であり その場合は厚生労働省に追加額を協議して定めた額まで事業を実施することを可能とする ( 次項に追加協議の参考例 ) 1 生活支援体制整備事業 第 1 層 8,000 千円 指定都市の場合は 行政区の数を乗じる 第 2 層 4,000 千円 日常生活圏域の数 日常生活圏域が一つの市町村は 第 1 層分のみを算定 3 在宅医療 介護連携推進事業 基礎事業分 1,058 千円 規模連動分 3,761 千円 地域包括支援センター数 2 認知症施策推進事業 認知症初期集中支援事業 10,266 千円 指定都市の場合は 行政区の数を乗じる 4 地域ケア会議推進事業 1,272 千円 地域包括支援センター数 認知症地域支援 ケア向上推進事業 6,802 千円 73

75 < 標準額を超える協議の例 > 生活支援体制整備事業 日常生活圏域の中にサブセンターやブランチなどを設置した小圏域を設定しており 生活支援コーディネーターや協議体を当該小圏域単位に配置 第 2 層における生活支援コーディネーターに 専門職などを配置 1 つの日常生活圏域に生活支援コーディネーターや協議体を複数配置 認知症施策推進事業 認知症初期集中支援チームについて 市町村の規模が大きく かつ 施策の対象となる者が多く見込まれることが明らかな場合 認知症地域支援推進員について 市町村の規模が大きく かつ 地域での相談件数やサービス事業所等の数も多い場合 在宅医療 介護連携推進事業 医療機関数 介護事業者数が多いため 資源把握にかかる調査を重点的に実施 医療ニーズの高い要介護者が多く 在宅医療 介護連携に関する相談窓口を複数設置する必要がある 多職種研修や普及啓発事業などについて 山間部や離島等 会場へのアクセスが難しいために 通常以上に開催しなければならない 地域ケア会議推進事業 通常の地域ケア会議に加え 地域包括支援センターの後方支援等を行う基幹的機能を有するセンター等が 自らの担当地区以外の支援困難事例を検討する会議や多数の専門職が必要な会議を開催する場合 74

76 平成 27 年度 28 年度において新しい総合事業を実施しない場合の上限 既存事業については 現行の上限の枠組みを基本とする具体的には 既存事業全体として介護給付費見込額の 3% 以内 介護予防事業 は従来どおり介護給付費見込額の 2% 以内 包括的支援事業 任意事業 については 新しい上限を適用することとする 上記に加えて 新しい包括的支援事業の新規 4 事業に係る額 標準額 等の考え方は 新しい総合事業を実施する場合と同様 既存事業分 新しい包括的支援事業分 ( 新規 4 事業 ) ( 現介行護 総予合防事事業業 ) 任意事業 ( 地域包括支援センター ) 包括的支援事業 + 生活支援体制整備 + 認知症施策推進 + 在宅医療介護連携 + 地域ケア会議推進 介護給付費見込額の 2% 以内 平成 26 年度の上限 65 歳以上高齢者の伸び率 ( 別添 2) 地域支援事業全体で 介護給付費見込額の 3% 以内 標準額 等の考え方は 新しい総合事業を実施する場合と同じ 75

77 包括的支援事業 ( 地域包括支援センター運営分 ) 任意事業の上限の見直し 2025 年を目途とした地域包括ケアシステム構築に向けて 高齢化の進展や地域の実情に応じた地域包括支援センターの体制整備を図っていけるよう 現行の上限 ( 介護給付費見込額の 2%) を以下のとおり見直す 1 考え方 ( 現行上限の制度的な課題 ) 現行制度は介護給付費の高さに連動する仕組みであることから 仮に高齢者人口が同程度の自治体でも 介護予防事業の推進や介護給付の適正化に積極的に取組む自治体は介護給付費が相対的に低く 結果として包括的支援事業 任意事業の上限額も低くなることから 人口規模に応じたセンターの体制確保に支障 制度的に介護予防や介護給付の適正化に取り組むほど 地域包括支援センターの体制が縮小されうる関係となっている 介護給付費の規模が小さい小規模な自治体では 専門職の配置に最低限必要な費用の確保に支障 ( 現行制度の上限額の下限は 3,000 千円 ) ( 見直し方針 ) 介護予防や介護給付費の適正化に取り組む自治体や小規模な自治体においても 高齢者の人口規模や増加等に応じてセンターの体制整備を行うことができる仕組みへと見直しつつ 中長期的には効率化を図る 具体的には 当該市町村の介護給付費に連動する上限から 高齢者人口に連動する仕組みとする この他 小規模自治体や 介護予防及び介護給付の適正化を推進する自治体に対する特例を設定 76

78 2 平成 27 年度以降の上限の計算式 高齢者人口の増加を踏まえた必要な体制を確保するため 平成 26 年度の上限額 ( 介護給付費見込額の 2%) に当該市町村の 65 歳以上高齢者数の伸び率 を乗じた額を基本とする ( 現行制度 ) ( 平成 27 年度以降 ) 当該年度の介護給付費見込額の 2% 平成 26 年度の上限額 当該市町村の 65 歳以上高齢者数の伸び率 65 歳以上高齢者数の伸び率は 直近の 10 月 1 日時点における住民基本台帳上の人数から 3 年間で増減した人数の伸び率を 3 で除したものを 直近 3 か年平均とする 但し 一定の要件を満たす場合には 上記の計算式に代えて特例の計算式を上限額とすることも可能とする ( 平成 27 年度から 29 年度までに選択が可能 ) 要件 介護給付の適正化及び介護予防に係る取組を推進する自治体 ( 以下の ( ア ) と ( イ ) の両方の取組を推進する自治体 ) ( ア ) 少なくとも介護給付適正化の主要 5 事業 ( 要介護認定の適正化 ケアプラン点検 住宅改修等の点検 医療情報との突合 縦覧点検 介護給付費通知 ) を全て実施していること ( イ ) 新しい介護予防 日常生活支援総合事業を実施していること 注 ) 現行制度に基づき算出した 26 年度の包括的支援事業 任意事業の上限額が 12,500 千円未満の自治体は ( ア ) の要件を満たさなくても可 計算式 以下 1 及び 2 の合計額 ( 注 1) 1 地域包括支援センターの運営 25,000 千円 ( 基準単価 ) 当該市町村の 65 歳以上高齢者数を 4,500 で除した値 小規模自治体にも基礎的な費用を確保するため下限は 1/2(12,500 千円 ) 2 任意事業の実施 930 円 ( 基準単価 ) 当該市町村の 65 歳以上高齢者数 ( 注 2) 注 1) 1 及び 2 の合計額の範囲内であれば 地域包括支援センターの運営に係る費用は 1 により算出される額を超えても差し支えない 一方 任意事業の実施に係る費用は 以下の (a) 又は (b) のいずれか高い金額を超えてはならない (a) 2 により算出される額 (b) 1 及び 2 の合計額を上限額として選択した年度 (= 移行年度 ) の前年度の任意事業実績額 当該市町村の 65 歳以上高齢者数の伸び率注 2) 各年度の 10 月 1 日現在の高齢者人口 77

79 包括的支援事業 任意事業の新上限イメージ 1( 基本上限 ) 平成 26 年度の上限 ( 介護給付費見込額の 2%) に 当該市町村の 65 歳以上高齢者数の伸び率 を乗じた額 65 歳以上高齢者数の伸び率は 直近 3 か年の平均伸び率とする イメージ図では高齢者人口が平均 3% で伸びると仮定 < 平成 27 年度からの算定イメージ > 平成 27 年度 : 平成 26 年度の上限 103%(=a) 平成 28 年度 : (a) 103%(=b) 平成 29 年度 : (b) 103%(=c) ( 介護給付 費見込額の 2 % ) 平成 26 年度の上限 112% 109% 106% 103% 100 3,376 万 3,278 万 3,183 万 3,090 万 3,000 万 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 ~ 78

80 包括的支援事業 任意事業の新上限イメージ 2( 特例上限 ) 小規模自治体や 介護予防及び介護給付の適正化を推進する自治体に対する特例を設定 ( 平成 27 年度から 29 年度まで選択が可能 ) イメージ図は 高齢者人口 5,000 人の市町村が 介護給付費適正化主要 5 事業に取り組み 27 年度から新しい総合事業を実施する場合 高齢者人口は 3% で伸びると仮定 3,000 円 5,000 人 ( 介護給 付費見込額の 2 % ) 平成 26 年度の上限 3,090 円 5,150 人 3,243 万 465 任意 + 2,778 万円 (5,000 人 4,500) 3,183 万 3,340 万 万円 (5,150 人 円 5,305 人 3,278 万 3,440 万 万円 (5,305 人 円 5,464 人 3,376 万 3,544 万 万円 (5,464 人 4,500) 基本上限 特例上限 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 総合事業開始 30 年度 ~ 79

81 新しい総合事業の上限について 新しい総合事業の上限設定については 市町村が円滑に事業を実施できるように 原則の上限のほか 選択可能な計算式 移行期間中における 10% の特例 さらにそれを活用してもなお上限を超える見込みである場合についても 個別判断 の仕組み を設け 特殊事情にも配慮しながら 新しい制度への早期の移行を円滑に進められるように設定 80

82 原則の上限 1 当該市町村の事業開始の前年度の ( 予防給付 ( 介護予防訪問介護 介護予防通所介護 介護予防支援 )+ 介護予防事業 ) の総額 2 当該市町村の 75 歳以上高齢者の伸び 平成 27 年度から平成 29 年度まで = 上記計算式 - 当該年度の予防給付 ( 介護予防訪問介護 介護予防通所介護 介護予防支援 ) の総額 選択可能な上限 予防給付全体での費用効率化の取組を評価し 以下の計算式による上限を選択可能とする = 1 当該市町村の事業開始の前年度の ( 予防給付全体 + 介護予防事業 ) の総額 2 当該市町村の 75 歳以上高齢者の伸び - 当該市町村の当該年度の予防給付の総額 予防給付として残る給付 ( 訪問看護 リハビリ等 ) の費用の伸び率が 75 歳以上高齢者数の伸び率 ( 自然増 ) を下回る場合に 原則の上限で算定された額を超える 移行期間における 10% の特例 平成 27 年度から平成 29 年度までについては 事業開始の前年度の費用額に 10% を乗じた額の範囲内で 個別判断を不要とし 翌年度以降は原則の上限の 1 をその実績額に置き換える 個別判断 市町村における総合事業の円滑な実施に配慮し 計算式による上限を超える場合について 個別に判断する枠組みを設ける 個別判断は 事前の判断と事後の判断に分けて行う 81

83 新しい総合事業の上限 1 ( 原則の上限 ) 平成 27 年度から移行し 28 年度当初から全て総合事業に切り替わる場合のイメージ 平成 26 年度の予防給付 ( 訪問介護 通所介護 介護予防支援 ) 及び介護予防事業の実績額に 直近 3 か年平均の 75 歳以上高齢者数の伸び率を乗じて平成 27 年度の上限を設定 平成 28 年度以降は 前年度の上限額に 直近 3 か年平均の 75 歳以上高齢者数の伸び率を乗じて上限管理を行う 但し 移行期である平成 27 年度から 29 年度は 予防給付と総合事業によるサービス提供が混在するため 算定された上限から予防給付で対応する費用を除いた額を 当該年度の総合事業の上限とする 下図は平成 26 年度実績を 100 とし 以降を 5% の伸び率で上限管理する場合のイメージ ( 便宜上 各年度の伸び率を一定としている ) 予護予防 防事介給業護付の予 ( 実防訪績支問額援介 ) 及護び 通介所護介 100 予防給付 訪問介護 通所介護 介護予防支援 介護予防事業 ( 一次 二次 ) 又は現行総合事業 ( 差し引く ) 当該年度に総合事業で実施する分 当該年度に予防給付で実施する分 総合事業の原則の上限 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 ~ ( 移行年度 ) 給付と事業が混在 ( 全て移行 ) 平成 29 年度までは 当該年度に予防給付で実施する 介護予防支援 の費用を上限の計算式から除く必要があるが イメージ図では便宜上割愛 以降の資料について同じ 82

84 移行期間における 10% の特例 ( 原則の上限 に適用する場合 ) 平成 27 年度から 29 年度の移行期においては 事業開始の前年度の予防給付 ( 訪問介護 通所介護 介護予防支援 ) 及び介護予防事業の実績額に 110% を乗じた額の範囲内で 個別判断を不要とし 翌年度はその実績額を基本とした額に上限を置き換えることができる < 平成 27 年度から総合事業を開始する場合の算定イメージ> 平成 27 年度 : 平成 26 年度の費用額の実績 110%(=a) 算定された額の範囲内で 平成 28 年度 : (a) 直近 3カ年平均の75 歳高齢者の伸び率 (=b) 原則の上限 を置き換えることが可能 平成 29 年度 : (b) 直近 3カ年平均の75 歳高齢者の伸び率 (=c) 平成 30 年度 : 平成 29 年度の費用額の実績 直近 3カ年平均の75 歳以上高齢者数の伸び率 下図は平成 27 年度から事業を開始し 28 年度当初から全て総合事業に切り替わる場合のイメージ 27 年度から 29 年度の棒グラフ左 ( 青色 ) は平成 26 年度を 100 とし 以降を 5% の伸び率で管理を行う原則の上限同様に 棒グラフ右 ( 緑色 ) は 原則の上限 を超え 10% の特例 を使用する場合の上限 ( 最大値 ) 10% の特例 による上限は 棒グラフ右 ( 緑色 ) の範囲内で設定 10% の特例を使う場合 30 年度以降は 29 年度の実績額に基づき上限管理 予護予防 介防事護給業予付の ( 実防訪績支問額援介 ) 及護び 通介所護介 110% 予防給付 訪問介護 通所介護 介護予防支援 介護予防事業 ( 一次 二次 ) 又は現行総合事業 当該年度に総合事業で実施する分 当該年度に予防給付で実施する分 ( 差し引く ) 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 30 年度 ~ ( 移行年度 ) 給付と事業が混在 ( 全て移行 ) 原則の上限 % の特例

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 平成 26 年 8 月 21 日高齢者福祉計画 第 6 期介護保険事業計画策定委員会資料 2 新しい介護予防 日常生活支援 総合事業について 平成 26 年 7 月 28 日厚生労働省老健局開催 全国介護保険担当課長会議 資料より抜粋 財源構成 国 25% 都道府県 12.5% 市町村 12.5% 1 号保険料 21% 2 号保険料 29% 財源構成 国 39.5% 都道府県 19.75% 市町村

More information

スライド 1

スライド 1 地域ケア会議の推進 地域ケア会議 ( 地域包括支援センター及び市町村レベルの会議 ) については 地域包括ケアシステムの実現のための有効なツールであり 更に取組を進めることが必要 具体的には 個別事例の検討を通じて 多職種協働によるケアマネジメント支援を行うとともに 地域のネットワーク構築につなげるなど 実効性あるものとして定着 普及させる このため これまで通知に位置づけられていた地域ケア会議について

More information

区分

区分 計画推進協議会資料平成 26 年 11 月 21 日健康福祉部長寿支援課 介護保険課 別紙 1 新しく始まる地域支援事業の開始時期について ( 骨子 ( 案 )P7 関係 ) 区分 事業概要 事業開始時期 介護予防 日常生活支援総合事業 予防給付から移行してくる訪問介護や通所介護を含む 介護予防 生活支援サービス事業 については 現行のサービス事業所だけでなく NPO やボランティア等の多様な主体を活用しながら実施する

More information

2017介護保険制度改正.pptx

2017介護保険制度改正.pptx 30 28129 市町村における地域包括ケアシステム構築のプロセス ( 概念図 ) 地域の課題の把握と社会資源の発掘 地域の関係者による対応策の検討 対応策の決定 実行 日常生活圏域ニーズ調査等介護保険事業計画の策定のため日常生活圏域ニーズ調査を実施し 地域の実態を把握 地域ケア会議の実施 地域包括支援センター等で個別事例の検討を通じ地域のニーズや社会資源を把握 地域包括支援センターでは総合相談も実施

More information

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的 介護予防の推進について 1. 基本的な考え方 介護予防は 高齢者が要介護状態等となることの予防や要介護状態等の軽減 悪化の防止を目的として行うものである 特に 生活機能の低下した高齢者に対しては リハビリテーションの理念を踏まえて 心身機能 活動 参加 のそれぞれの要素にバランスよく働きかけることが重要であり 単に高齢者の運動機能や栄養状態といった心身機能の改善だけを目指すものではなく 日常生活の活動を高め

More information

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後 資料 4 介護保険の第 6 期計画 ( 平成 27 年 ~29 年度 ) 及び平成 37 年 (2025 年 ) における第一号保険料及びサービス見込み量について 平成 27 年 8 月 3 日 ( 月 ) 厚生労働省老健局 地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう

More information

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を 資料 3-1 介護予防 日常生活支援総合事業の実施について 1 介護予防 日常生活支援総合事業の概要団塊の世代が75 歳以上となる2025 年に向けて 単身高齢者世帯や高齢者夫婦のみ世帯 認知症高齢者の増加が予想される中で 介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるようにするため 介護だけではなく 医療や予防 生活支援 住まいを包括的に提供する地域包括ケアシステムの構築が求められております

More information

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らし い暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が一体的に提供される 地域包括ケアシステムの構築を実現 今後 認知症高齢者の増加が

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らし い暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が一体的に提供される 地域包括ケアシステムの構築を実現 今後 認知症高齢者の増加が 新しい総合事業のイメージと移行プロセス 地域包括ケアへの挑戦 セミナー 介護予防 日常生活支援総合事業の 基本的な考え方 厚生労働省老健局振興課 0 地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らし い暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が一体的に提供される 地域包括ケアシステムの構築を実現

More information

計画の今後の方向性

計画の今後の方向性 第 3 章計画の基本理念及び基本目標 19 1 計画の基本理念 すべての高齢者が人としての尊厳をもって 住み慣れた家庭や地域で生き生きと自分らしい生活が送れる 活力ある 健康長寿のまち の実現 新座市は 昭和 40 年代以降 首都近郊のベッドタウンとして 働き盛り世代の流入により急速に都市化が進展してきました そしていま 人口の高齢化が急速に進展していく中 定年退職等によって多くの団塊世代が地域社会に戻ってきています

More information

<4D F736F F D20CADFCCDEBAD D9595B68E9A816A8AEC91BD95FB8E735F5F91E682558AFA89EE8CEC95DB8CAF8E968BC68C7689E >

<4D F736F F D20CADFCCDEBAD D9595B68E9A816A8AEC91BD95FB8E735F5F91E682558AFA89EE8CEC95DB8CAF8E968BC68C7689E > 第 3 章 計画の基本理念等と 重点的な取り組み 第 3 章計画の基本的な考え方 第 3 章計画の基本的な考え方 1 計画の基本理念 地域包括ケアシステムの構築高齢者が住み慣れた地域で可能な限り継続して生活できるよう 個々の高齢者の状態やその変化に応じ 医療 介護 予防 住まい 生活支援が一体的かつ継続的に提供できる体制を構築します 病院 急性期 回復期 慢性期 病気になったら 医療 介護が必要になったら

More information

スライド 1

スライド 1 資料 9 大阪市介護予防 日常生活支援総合事業 ( 案 ) 平成 28 年 1 月 介護予防 日常生活支援総合事業の概要 ( 背景 ) 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年 ( 平成 37 年 ) に向け 高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される 地域包括ケアシステム の構築が重要な政策課題となっている 介護保険料の上昇を極力抑制しつつ

More information

高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8 1 高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8期 第9期 資料 実績値は住民基本台帳 各年9月末 2017年以降の推計値は 性別 1歳別のコーホート変化率法による

More information

居宅介護支援事業者向け説明会

居宅介護支援事業者向け説明会 介護予防ケアマネジメントの類型 介護予防サービス計画 ( 現行プラン ) ケアマネジメント A ( 原則的プラン ) ケアマネジメント B ( 簡略化プラン ) ケアマネジメント C ( 初回のみプラン ) 予防給付のみ予防給付と総合事業 総合事業のみ総合事業のみ総合事業のみ 介護予防サービス 介護予防サービスに相当事業 訪問型 (A B C) 通所型 (A B C) 一般介護予防事業を組みあわせて使う場合

More information

別紙2

別紙2 介護保険制度の改正事項に関する考え方 別紙 2 1 一定以上の所得のある利用者の自己負担の引上げ なぜ 一定以上の所得のある方の利用者負担を 2 割とするのか 保険料の上昇を可能な限り抑えつつ 現役世代の過度な負担を避けるとともに 高齢者世代内で負担の公平化を図っていくためには 65 歳以上の被保険者のうち 一定以上の所得のある方に 2 割の利用者負担をしていただくことが必要 介護保険制度の創設以来

More information

地域包括ケアシステムの構築に向けた取組み 平成 30 年 3 月 30 日 ( 金 ) 厚生労働省老健局振興課

地域包括ケアシステムの構築に向けた取組み 平成 30 年 3 月 30 日 ( 金 ) 厚生労働省老健局振興課 地域包括ケアシステムの構築に向けた取組み 平成 30 年 3 月 30 日 ( 金 ) 厚生労働省老健局振興課 地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現

More information

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予防ケアマネジメント 総合相談 支援 権利擁護 虐待早期発見 防止 地域の介護支援専門員などの支援 被保険者 65 歳以上の人 ( 第

More information

1 策定にあたって 本県の現状と課題 1 策定の趣旨 団塊の世代の高齢化を契機として 高齢化が一層 進行し 要介護者 認知症高齢者 単独 夫婦のみ の世帯の高齢者が増加する一方で 現役世代人口は 減少していきます 都市部と過疎地域では高齢化率が 2 倍以上の開き のある地域もありますが 10 年後には都市部での急 激な高齢化が見込まれます 高齢化の進展に伴う医療 介護サービス利用者の 増加等により

More information

3 高齢者 介護保険を取り巻く現状 1 人口 高齢化率本市は高齢化率が 45% を超えており 本計画の最終年度である 2020( 平成 32) 年度には 高齢化率 48.0% 2025( 平成 37) 年度には高齢化率 49.7% まで増加することが推計されます また 2018( 平成 30) 年以

3 高齢者 介護保険を取り巻く現状 1 人口 高齢化率本市は高齢化率が 45% を超えており 本計画の最終年度である 2020( 平成 32) 年度には 高齢化率 48.0% 2025( 平成 37) 年度には高齢化率 49.7% まで増加することが推計されます また 2018( 平成 30) 年以 概要版 土佐清水市 高齢者福祉計画 第 7 期介護保険事業計画 2018( 平成 30)~2020( 平成 32) 年度 1 計画の趣旨 本市の高齢化は 全国平均を 20 年以上先行して進んでおり すでに市全体で 45% を超える状況となっています こうした状況の中 本市がこれまで取組んできた 地域包括ケアシステム をさらに深化 推進していくことを目的に 2018( 平成 30) 年度から 2020(

More information

通所型サービスの例 ( 典型例として整理したもの ) 現行の通所介護相当 市場 ( 地域支援事業の外 ) で提供されるサービス Ⅰ 通所介護 Ⅱ 通所介護 Ⅲ 通所型サービス A ( 緩和したによるサービス ) Ⅳ 通所型サービス B ( 住民主体による支援 ) Ⅴ 通所型サービス C ( 短期集中

通所型サービスの例 ( 典型例として整理したもの ) 現行の通所介護相当 市場 ( 地域支援事業の外 ) で提供されるサービス Ⅰ 通所介護 Ⅱ 通所介護 Ⅲ 通所型サービス A ( 緩和したによるサービス ) Ⅳ 通所型サービス B ( 住民主体による支援 ) Ⅴ 通所型サービス C ( 短期集中 7 訪問型サービスの例 ( 典型例として整理したもの ) 現行の訪問介護相当 市場 ( 地域支援事業の外 ) で提供されるサービス Ⅰ 訪問介護 Ⅱ 短時間サービス Ⅲ 訪問型サービス A ( 緩和したによるサービス ) Ⅳ 訪問型サービス B ( 住民主体による支援 ) Ⅴ 訪問型サービス C ( 短期集中予防サービス ) Ⅵ 訪問型サービス D ( 移動支援 ) 訪問介護員による身体介護 生活援助

More information

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が 選択式 対策編 平成 28 年厚生労働白書 問 1 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している 1 国民医療費とは 医療機関等における保険診療の対象となり得る傷病の治療に要した費用を推計したものであり 具体的には 医療保険制度等による給付 後期高齢者医療制度や公費負担医療制度による給付 これに伴う患者の一部負担などによって支払われた医療費を合算したものである

More information

地域包括ケアシステム

地域包括ケアシステム 資料 3 第 2 回生活支援 介護予防サービス等協議体 H28.1.28 協議体 生活支援コーディネーター の活動理念及び役割について 2016 年 1 月 28 日 清瀬市地域包括ケア推進課 1 介護予防 日常生活支援総合事業 ガイドラインにおける位置づけ 2 介護予防 日常生活支援総合事業 ガイドラインにおける位置づけ 生活支援コーディネーター ( 地域支え合い推進員 ) 高齢者の生活支援 介護予防の基盤整備を推進していくことを目的とし

More information

2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民

2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民 第 4 章計画の基本的考え方 1 本計画の目指す方向 ( 地域包括ケアシステムの深化 推進 ) 本市の高齢化率は 平成 29 年 9 月末現在で37.4% となっており 県内でも高齢化率は高く 超高齢社会 と言えます 将来人口の推計によると 高齢化率は今後緩やかに上昇しながら 平成 37 年には4 割近くに達する見込みです 高齢化が進む中で 医療 介護を必要とする高齢者の増加 ひとり暮らし高齢者や高齢者のみ世帯の増加による家庭における介護力の低下

More information

01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課 事務連絡 平成 28 年 4 月 14 日 各都道府県介護保険担当主管課 ( 室 ) 御中 厚生労働省老健局介護保険計画課 平成 27 年度介護保険事務調査の集計結果について 介護保険制度の円滑な推進について 種々ご尽力いただき厚くお礼申し上げます さて 平成 27 年度介護保険事務調査につきまして 集計作業が終了しましたので 情報提供させていただきます < 照会先 > 厚生労働省老健局介護保険計画課計画係飯野

More information

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体 点検項目 107 通所リハビリテーション費 点検事項 点検結果 大規模事業所 (Ⅰ) 前年度 1 月当たり平均延べ利用者数 750 人を超え 900 人以内 大規模事業所 (Ⅱ) 前年度 1 月当たり平均延べ利用者数 900 人超 理学療法士等体制強化加算 6~8 時間の前後に行う日常生活上の世話 1 時間以上 2 時間未満の通所リハビリテーション 理学療法士等を専従かつ常勤で2 名以上 配置 6

More information

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実 第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実 1 高齢者福祉サービスの充実 施策の方向性 一人暮らし高齢者や介護 支援を必要とする高齢者などが, できる限り住み慣れた地域において安心して自立した生活が送れるよう, 介護保険サービスの他にも日常生活の支援に努めます また, 家族介護者に対しても安心して在宅介護を継続できるよう, 支援の充実を図ります そのほか, 高齢者やその家族, サービス提供事業者等に対し高齢者虐待に対する問題意識を高めるとともに,

More information

<4D F736F F F696E74202D20332E8CFA90B6984A93AD8FC E18F8A93BE8D8297EE8ED293998F5A82DC82A B68A888E B8E968BC682CC8D6C82A695FB B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D20332E8CFA90B6984A93AD8FC E18F8A93BE8D8297EE8ED293998F5A82DC82A B68A888E B8E968BC682CC8D6C82A695FB B8CDD8AB B83685D> 低所得高齢者等住まい 生活支援モデル事業について 平成 26 年 3 月 5 日 厚生労働省老健局高齢者支援課 低所得高齢者等住まい 生活支援モデル事業について 平成 26 年度予算案において 自立した生活を送ることが困難な低所得 低資産の高齢者を対象に 空家等を活用した住まいの支援や見守りなどの生活支援を行う事業 さらに これらの取組みを広域的に行うための仕組み作りを支援するための事業を 低所得高齢者等住まい

More information

Microsoft PowerPoint - これからの介護予防

Microsoft PowerPoint - これからの介護予防 これからの介護予防 地域包括ケアシステム 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を実現していきます 今後 認知症高齢者の増加が見込まれることから 認知症高齢者の地域での生活を支えるためにも 地域包括ケアシステムの構築が重要です

More information

【最終版】医療経営学会議配付資料20150613.pptx

【最終版】医療経営学会議配付資料20150613.pptx 27613 7 2012 2015 2025 H20.11 3 H25.8.6 H25.12.13 H25.8.6 2 3 5 6 1 H24643 2() 2025 1106030 10 30 43 10512 生 支 老老 人 自 病気になったら 医 療 地域包括ケアシステムの姿 介護が必要になったら 介 護 病院 急性期 回復期 慢性期 通院 入院 日常の医療 かかりつけ医 有床診療所

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 平成 27 年度介護報酬改定の概要 ( リハビリテーション関連 ) 詳細情報の収集や正確な解釈にあたっては 必ず厚生労働省が公開する資料等を参照ください 第 113 回 114 回 115 回 119 回社会保障審議会介護給付費分科会資料を参考に作成 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000063844.html http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000065063.html

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案のポイント 高齢者の自立支援と要介護状態の重度化防止 地域共生社会の実現を図るとともに 制度の持続可能性を確保することに配慮し サービスを必要とする方に必要なサービスが提供されるようにする Ⅰ 地域包括ケアシステムの深化 推進 1 自立支援 重度化防止に向けた保険者機能の強化等の取組の推進 ( 介護保険法 ) 全市町村が保険者機能を発揮し

More information

負担割合の引き上げ 一定以上所得者の利用者負担の見直し 保険料の上昇を可能な限り抑えつつ 制度の持続可能性を高めるため これまで一律 1 割に据え置いている利用者負担について 相対的に負担能力のある一定以上の所得の方の自己負担割合を 2 割とする ただし 月額上限があるため 見直し対象者の負担が必ず

負担割合の引き上げ 一定以上所得者の利用者負担の見直し 保険料の上昇を可能な限り抑えつつ 制度の持続可能性を高めるため これまで一律 1 割に据え置いている利用者負担について 相対的に負担能力のある一定以上の所得の方の自己負担割合を 2 割とする ただし 月額上限があるため 見直し対象者の負担が必ず 負担割合の引き上げ 一定以上所得者の利用者負担の見直し 保険料の上昇を可能な限り抑えつつ 制度の持続可能性を高めるため これまで一律 1 割に据え置いている利用者負担について 相対的に負担能力のある一定以上の所得の方の自己負担割合を 2 割とする ただし 月額上限があるため 見直し対象者の負担が必ず 2 倍になるわけではない 自己負担 2 割とする水準は モデル年金や平均的消費支出の水準を上回り かつ負担可能な水準として

More information

Microsoft Word - 単純集計_センター長.docx

Microsoft Word - 単純集計_センター長.docx 認知症高齢者を支える地域づくり に向けた業務環境改善に関する調査 _ 単純集計結果 ( センター長 管理者用調査 ) 地域包括 援センター ( 以下 センター ) の概要 - センター管轄地域の および 齢化率について 問 1 センター管轄地域の人口 1 万人 ~2 万人未満 20 11.5 2 万人 ~3 万人未満 65 37.4 3 万人 ~4 万人未満 37 21.3 4 万人 ~5 万人未満

More information

上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業 上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業 という ) の実施に関し 法 介護保険法施行令 ( 平成 10 年政令第 412 号 以下 令 という

More information

第 2 章垂水市地域包括ケアシステムの概要 1 垂水市の地域包括ケアシステムの考え方地域包括ケアシステムとは 高齢者等に関わる様々な人や社会資源が 地域の中でつながりを持って高齢者等の生活を支える仕組みです 高齢者については 介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう 医

第 2 章垂水市地域包括ケアシステムの概要 1 垂水市の地域包括ケアシステムの考え方地域包括ケアシステムとは 高齢者等に関わる様々な人や社会資源が 地域の中でつながりを持って高齢者等の生活を支える仕組みです 高齢者については 介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう 医 第 2 章垂水市地域包括ケアシステム の概要 17 第 2 章垂水市地域包括ケアシステムの概要 1 垂水市の地域包括ケアシステムの考え方地域包括ケアシステムとは 高齢者等に関わる様々な人や社会資源が 地域の中でつながりを持って高齢者等の生活を支える仕組みです 高齢者については 介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援の一体的な提供が必要となりますが

More information

現状 課題 福祉用具貸与 特定福祉用具販売について ( 福祉用具貸与 特定福祉用具販売の価格 ) 福祉用具貸与 特定福祉用具販売の価格は 貸与 販売事業者がその運営規程において定めているが 価格の設定に当たっては 通常 製品価格のほか 計画書の作成や保守点検などの諸経費が含まれている しかしながら

現状 課題 福祉用具貸与 特定福祉用具販売について ( 福祉用具貸与 特定福祉用具販売の価格 ) 福祉用具貸与 特定福祉用具販売の価格は 貸与 販売事業者がその運営規程において定めているが 価格の設定に当たっては 通常 製品価格のほか 計画書の作成や保守点検などの諸経費が含まれている しかしながら 社会保障審議会介護保険部会 ( 第 66 回 ) 資料 2 平成 28 年 10 月 12 日 福祉用具 住宅改修 現状 課題 福祉用具貸与 特定福祉用具販売について ( 福祉用具貸与 特定福祉用具販売の価格 ) 福祉用具貸与 特定福祉用具販売の価格は 貸与 販売事業者がその運営規程において定めているが 価格の設定に当たっては 通常 製品価格のほか 計画書の作成や保守点検などの諸経費が含まれている

More information

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当 総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当課長会議資料 ) 3 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 平成 27 年

More information

Microsoft PowerPoint - (参考資料1)介護保険サービスに関する消費税の取扱い等について

Microsoft PowerPoint - (参考資料1)介護保険サービスに関する消費税の取扱い等について 社保審 - 介護給付費分科会 第 97 回 (H25.12.10) 参考資料 1 介護給付費分科会 - 介護事業経営調査委員会 第 9 回 (H25.12.4) 資料 2 介護保険サービスに関する消費税の取扱い等について 1 1. 介護報酬における対応について 基本的な考え方 消費税 8% 引上げ時の介護報酬改定については 基本単位数への上乗せを基本としつつ 消費税負担が相当程度見込まれる加算についても

More information

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」 社会の理解 5 地方自治法に基づく法的な権利のうち, 市町村の区域内に住所があれば日 本国民でなくても有する権利として, 適切なものを 1つ選びなさい 1 市町村からサービスを受ける権利 2 市町村の選挙に参加する権利 3 市町村の条例の制定を請求する権利 4 市町村の事務の監査を請求する権利 5 市町村議会の解散を請求する権利 6 日本の人口に関する次の記述のうち, 適切なものを 1 つ選びなさい

More information

第7期豊田市高齢者保健福祉計画 介護保険事業計画 素案 豊 田 市 目 次 第1章 計画の策定にあたって... 1 I 計画策定の背景... 1 1 進展する超高齢社会の中での新たな社会モデルの構築に向けて... 1 2 共生社会の実現 地域包括ケアシステムの深化に向けて... 3 3 計画の位置づけ... 4 4 計画の対象... 4 5 計画の期間... 4 II 計画の策定方法... 5 1

More information

多様な主体の創出に向けて

多様な主体の創出に向けて 資料 2 生活支援体制整備事業について 平成 27 年度第 1 回佐倉市高齢者福祉 介護計画推進懇話会 ( 介護保険検討会 ) 平成 27 年 10 月 2 日開催 介護予防 日常生活支援総合事業の構成 < 現行 > 介護保険制度 < 見直し後 > 財源構成 国 25% 都道府県 12.5% 市町村 12.5% 1 号保険料 22% 2 号保険料 28% 財源構成 国 39% 都道府県 19.5%

More information

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又 2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又は栄養士による栄養管理及 び言語聴覚士又は看護職員による支援が行われた場合 1 日につき算定 栄養マネジメント加算を算定していない場合は算定しない

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 平成 30 年介護保険制度改定に関する 基本報酬と加算の解説 対象サービス : 居宅介護支援 日時 :2018 年 2 月 21 日 ( 水 )10:00~11:00 場所 : 江戸川区総合文化センター会議室 日時 :2018 年 2 月 26 日 ( 月 )10:00~11:00 場所 : 神戸産業振興センター会議室 :901 1 平成 30 年介護保険制度改定に関する 基本報酬と加算の解説 ~

More information

平成 28 年 2 月以降に認定更新等により要支援認定を受けた方が介護予防訪問介護 介護予防通所介護を利用される場合 これまでの予防給付サービスから総合事業のサービスに変わります 要支援者の認定有効期間は現在最長 12か月ですので 大川市は平成 28 年 2 月から1 年かけて移行します 更新の場合

平成 28 年 2 月以降に認定更新等により要支援認定を受けた方が介護予防訪問介護 介護予防通所介護を利用される場合 これまでの予防給付サービスから総合事業のサービスに変わります 要支援者の認定有効期間は現在最長 12か月ですので 大川市は平成 28 年 2 月から1 年かけて移行します 更新の場合 平成 28 年 2 月からの総合事業移行に伴う事業者の対応について ( 一部委託先指定居宅介護支援事業所分 ) 1. 概要 大川市では 要介護状態の予防と自立に向けた支援 多様で柔軟な生活支援のある地域づくりをできるだけ早期に推進していくために 平成 28 年 2 月から介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業 という ) を実施します 円滑な移行を図るため 移行当初は現行相当サービス等を実施し

More information

< F2D D8791CC817995D28F578CE B38CEB94BD8966>

< F2D D8791CC817995D28F578CE B38CEB94BD8966> 2 介護予防支援関係 1 委託について ( 問 1) 地域包括支援センターは 担当区域外 ( 例えば 別の市町村 ) の居宅介護支援事業所に 新予防給付のマネジメントを委託することができるのか 利用者が地域包括支援センターの担当区域外の居宅介護支援事業所を選択する場合もあることから 地域包括支援センターは 担当区域外の居宅介護支援事業所にもマネジメントを委託することができる ( 問 2) 新予防給付のマネジメントを委託する場合の委託費用は介護予防サービス計画費のどの程度の割合とするべきか

More information

概要版 大阪市高齢者保健福祉計画 介護保険事業計画 (2018( 平成 30) 年度 ~2020( 平成 32) 年度 ) 2018( 平成 30) 年 3 月 大阪市 * 目 次 * 高齢者保健福祉計画 介護保険事業計画について 1 第 7 期計画における計画の位置づけ 計画の期間 2 大阪市の高齢化の現状と将来推計 3 高齢者施策推進の基本方針 6 第 7 期計画の取組み方針 7 重点的な課題と取組み

More information

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔 介護サービス事業に係る事務手続 書類等の見直しについて 厚生労働省からの各基準 通知等の改正内容 ( 新旧対照表 ) は神戸市ホームページ 神戸ケアネット 国等からの通知 文 (http://www.city.kobe.jp/cityoffice/18/carenet/hiroba/tsuchi-index.html) を参照すること リハビリテーション 個別機能訓練関係 1. リハビリテーションマネジメント加算

More information

千葉県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 1 市区町村名 銚子市 2 人口 ( 1) 68,930 人平成 25 年 4 月 1 日現在 ( ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上人口 20,936 人 ( 高齢化率 30.37%) ( ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれについて記載

千葉県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 1 市区町村名 銚子市 2 人口 ( 1) 68,930 人平成 25 年 4 月 1 日現在 ( ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上人口 20,936 人 ( 高齢化率 30.37%) ( ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれについて記載 認知症高齢者見守り SOS ネットワーク ( 千葉県銚子市 ) 徘徊等で行方不明になる可能性のある認知症高齢者を事前に登録 行方不明になった際に協力団体や防災メールを通じて捜索依頼 認知症高齢者の事前登録 認知症高齢者が行方不明 市役所からの捜索依頼 防災メールを登録した市民 協定締結団体の役割 メール配信 通常業務の範囲内での捜索 職員等に対する啓発 家族等からの捜索依頼 学 校 銚子警察署 協力要請

More information

01 【北海道】

01 【北海道】 平成 28 年度第 2 回精神障害者の地域移行担当者等会議 事前課題 シート における地域移行推進とは ~ その取組みについて が実施する地域移行推進と地域包括ケアシステムへの取組みについて紹介します 1 1 県又は政令市の基礎情報 障がい保健福祉圏域 (21 圏域 ) 取組内容 精神障がい者の地域移行推進等に関する取組み 精神障がい者地域生活支援事業 精神障がい者地域生活支援センター事業の実施 精神障がい者地域移行研修事業の実施

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 沖縄市介護予防 日常生活支援総合事業 沖縄市の高齢者の状況 2 沖縄市の高齢化率について 35.0% 30.0% 25.0% 20.0% 15.0% 10.0% 22.8% 17.1% 高齢化率の比較 ( 沖縄市 沖縄県 全国 ) 22.1% 18.5% 15.2% 16.4% 推計値 推計値 26.8% 29.1% 推計値 19.8% 17.7% H27.10.1 現在 推計値 22.9% 20.4%

More information

Microsoft PowerPoint 訪問サービス事業所向け研修会資料

Microsoft PowerPoint 訪問サービス事業所向け研修会資料 2016 年 2 月 23 日訪問サービス事業所向け研修会 大東市の新総合事業について 平成 28 年 4 月 1 日移行決定 大東市公認キャラクターダイトン 大東市保健医療部高齢支援課 1. 新総合事業に移行する目的は何? 3 年間介護予防通所 訪問介護利用者の変化 通所のみ利用者 訪問のみ利用者 このような状況を生んでしまったのは みんなが 介護保険の正しい使い方を知らなかったのかも??? 利用者

More information

資料 平成 29 年 12 月 8 日 厚生労働省老健局振興課

資料 平成 29 年 12 月 8 日 厚生労働省老健局振興課 資料 平成 29 年 12 月 8 日 厚生労働省老健局振興課 本日の説明事項 アクションプラン2017( 抜粋 ) (5) 情報の壁 を超えるためのアクション 1 地域関係者への公的保険外サービスに係る情報提供による活用促進 Ⅰ. 地域の高齢者の多様なニーズを満たす健康 生活支援等サービスの普及 促進地域資源を活用した地域包括ケアシステムの構築を促進するため 利用者 保険者 ケアマネジャー等がアクセスしやすい環境の整備に関する取組を推進する等

More information

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです 第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです 高齢化率を国 愛知県と比較すると 2025 年時点で国から約 8.3 ポイント 愛知県から約 4.5

More information

介護予防ケアマネジメントについて

介護予防ケアマネジメントについて 介護予防ケアマネジメントについて 福祉部介護保険課給付担当 2017 年 2 月 1 これまでの経緯 平成 28 年 3 月総合事業開始 予防訪問介護相当 予防通所介護相当の開始介護予防ケアマネジメントの開始 平成 28 年 5 月 ~11 月 介護予防ケアマネジメント検討会の開催 平成 29 年 2 月 介護予防ケアマネジメントガイドラインの発行 2 介護予防ケアマネジメントガイドライン 掲載内容

More information

( 参考 ) 平成 29 年度予算編成にあたっての財務大臣 厚生労働大臣の合意事項 ( 平成 29 年 12 月 19 日大臣折衝事項の別紙 ) < 医療制度改革 > 別紙 (1) 高額療養費制度の見直し 1 現役並み所得者 - 外来上限特例の上限額を 44,400 円から 57,600 円に引き上

( 参考 ) 平成 29 年度予算編成にあたっての財務大臣 厚生労働大臣の合意事項 ( 平成 29 年 12 月 19 日大臣折衝事項の別紙 ) < 医療制度改革 > 別紙 (1) 高額療養費制度の見直し 1 現役並み所得者 - 外来上限特例の上限額を 44,400 円から 57,600 円に引き上 今後の社会保障改革の実施について 平成 28 年 12 月 22 日 社会保障制度改革推進本部決定 医療保険制度改革骨子 ( 平成 27 年 1 月 13 日社会保障制度改革推進本部決定 以下 改革骨子 という ) における制度改革の実施については 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の一部を改正する法律 ( 平成 28 年法律第 85 号

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 平成 27 年度地域づくりによる介護予防推進支援事業 第 1 回都道府県介護予防担当者 アドバイザー合同会議 (H27.5.19) 資料 2 介護予防 日常生活支援総合事業と 生活支援体制整備事業について 厚生労働省老健局総務課 介護保険計画課 振興課併任課長補佐服部真治 0 地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らし

More information

Microsoft Word - 4㕕H30 �践蕖㕕管璃蕖㕕㇫ㅪ�ㅥㅩㅀ.docx

Microsoft Word - 4ã••H30 å®�践蕖㕕管璃蕖㕕㇫ㅪã‡�ㅥㅩㅀ.docx :31.5 時間 (1,890 分 ) 実習 : 課題設定 240 分 他施設実習 1 日 職場実習 4 週間 実習のまとめ 180 分 第 1 日目 オリエンテーション 9:30~9:40(10 分 ) ( 第 2 回旭川 9:45~9:55) 1 認知症ケアの基本的理解 認知症ケアの基本的視点と理念 9:40~12:40(180 分 ) ( 第 2 回旭川 9:55~12:55) 高齢者施策における認知症ケアの方向性と位置づけを理解し

More information

( ) 要介護1 5の人が利用できるサービスです 自宅でリハビリを受けたい 訪問リハビリテーション 介護保険で利用できるサービス 介護サービス 在宅サービス 理学療法士や作業療法士 言語聴覚士が居宅を 訪問し リハビリテーションを行います 在宅サービスには 居宅を訪問してもらう訪問系サービスや施設に通って受ける通所系サー ビスなどがあります サービスは組み合わせて利用することができます 変わりました

More information

地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者

地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者 地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H25.2.16 福祉を考える集会 ( 住民 関係者 ) H25 年度 H25.5 月 ~ 地域包括ケア会議研修会 ( 関係者 ) H25.6 月 ~ 地域包括ケア会議

More information

基本理念 第 6 期計画では 高齢者が住み慣れた地域で健康でいきいきと充実した生活を送ることができる地域社会の構築をめざしてきました 第 7 期計画においても 第 6 期計画の基本理念を継承し 総合計画における高齢者福祉の施策の実現をめざして 住んでよかった亀岡 老後も楽しい亀岡 を本計画の基本理念

基本理念 第 6 期計画では 高齢者が住み慣れた地域で健康でいきいきと充実した生活を送ることができる地域社会の構築をめざしてきました 第 7 期計画においても 第 6 期計画の基本理念を継承し 総合計画における高齢者福祉の施策の実現をめざして 住んでよかった亀岡 老後も楽しい亀岡 を本計画の基本理念 亀岡市高齢者福祉計画 第 7 期亀岡市介護保険事業計画 ( 30~32 年度 ) 概要版 30 年 3 月亀岡市 国はこれまで 介護保険法の改正を断続的に行い 高齢者が可能な限り住み慣れた地域でその有する能力に応じて自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 住まい及び自立した日常生活の支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) を構築することを示してきました 今回

More information

本来目指すべき療養病棟の転換の方向性 ( イメージ ) 一般病床 医療療養病床 (5:) 介護療養病床 H9 年度末で廃止 (6 年間の経過期間 ) 地域医療構想の推進と療養病床の再編 現行の介護療養病床は平成 9 年度末で廃止 ( 経過措置あり ) となり 新たな類型として介護医療院が設置され こ

本来目指すべき療養病棟の転換の方向性 ( イメージ ) 一般病床 医療療養病床 (5:) 介護療養病床 H9 年度末で廃止 (6 年間の経過期間 ) 地域医療構想の推進と療養病床の再編 現行の介護療養病床は平成 9 年度末で廃止 ( 経過措置あり ) となり 新たな類型として介護医療院が設置され こ 通所介護サービスについて ③ 通所介護サービスを提供する事業所のうち 個別機能訓練加算 1を取得し リハ職 PT OT STなど の配置を行っている 事業所については 他の事業所と比べて 利用者の日常生活自立度の改善 維持率が高くなっている 一方で 事業所の規模が小さいほど 個別機能訓練加算の取得率が低くなる一方で サービス提供1回当たりの単位数は高く なる傾向にあり 2 規模が小さい事業所に通う利用者にとっては

More information

住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ

住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ 住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサービス付き高齢者向け住宅を含む改正が行われた ( 法第 13 条 ) 改正で対象となるのは 平成 27

More information

第1章 計画の基本的考え方 態を改善して地域社会への参加等を通じ 生きがいや役割を持てるようにすることが 重要です 4 住まい 持ち家や賃貸住宅だけでなく 有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など 多様な形態の住まいを含みます 生活の基盤である住まいは 高齢者のプライバシー と尊厳が十分に守ら

第1章 計画の基本的考え方 態を改善して地域社会への参加等を通じ 生きがいや役割を持てるようにすることが 重要です 4 住まい 持ち家や賃貸住宅だけでなく 有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など 多様な形態の住まいを含みます 生活の基盤である住まいは 高齢者のプライバシー と尊厳が十分に守ら 第 1 章計画の基本的考え方 Ⅰ 基本理念 1 地域包括ケアシステムの構築 いわゆる 団塊の世代 ( 昭和 22 年 24 年生まれ ) が75 歳以上となる平成 37 年 (2025 年 ) までに 市町村が設定する日常生活圏域ごとに 地域の実情に応じて 高齢者が可能な限り住み慣れた地域でその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 住まい 生活支援 ( 自立した日常生活の支援

More information

区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 1,000百万円未満 500百人未満 居住系 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 施設 19% 施設 36% 凡例 円グラフの大きさ 小 東京都 1,000百万円以上 10,000百万円未満 10,000百万円以上 500百人以上 1,00

区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 1,000百万円未満 500百人未満 居住系 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 施設 19% 施設 36% 凡例 円グラフの大きさ 小 東京都 1,000百万円以上 10,000百万円未満 10,000百万円以上 500百人以上 1,00 区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 365 365 区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 1,000百万円未満 500百人未満 居住系 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 施設 19% 施設 36% 凡例 円グラフの大きさ 小 東京都 1,000百万円以上 10,000百万円未満 10,000百万円以上 500百人以上 1,000百人未満 1,000百人以上 589,175百万円

More information

北多摩南部圏域 東京都 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 施設 36% 小金井市 狛江市 凡例 円グラフの大きさ 1,百万円未満 延べ 5百人未満 施設 居住系 1% 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 小 1,百万円以上 1,百万円未満 1,百万円以上 5百人以上 1,百人未満 1

北多摩南部圏域 東京都 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 施設 36% 小金井市 狛江市 凡例 円グラフの大きさ 1,百万円未満 延べ 5百人未満 施設 居住系 1% 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 小 1,百万円以上 1,百万円未満 1,百万円以上 5百人以上 1,百人未満 1 北多摩南部圏域 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 小金井市 狛江市 47 47 北多摩南部圏域 東京都 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 施設 36% 小金井市 狛江市 凡例 円グラフの大きさ 1,百万円未満 延べ 5百人未満 施設 居住系 1% 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 小 1,百万円以上 1,百万円未満 1,百万円以上 5百人以上 1,百人未満 1,百人以上 589,175百万円

More information

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医 1 下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医療 介護の連携を司る医師会等による在宅医療連携拠点機能施設を 市町村がコーディネートし これを都道府県が後方支援する形が提唱されている

More information

スライド 1

スライド 1 介護人材の確保 国 都道府県 市町村 事業者の主な役割 国 介護報酬改定等を通じた処遇改善の取組等 4 つの視点に基づき総合的に施策を推進 介護保険事業 ( 支援 ) 計画の基本指針と連動した福祉人材確保指針や介護雇用管理改善等計画の見直し 介護人材の需給推計ツールの提供など都道府県への支援 都道府県 介護保険事業支援計画等に基づき 介護職員の研修など 4 つの視点からの取組 必要となる介護人材の需給推計の実施

More information

板橋区版 AIP の構築に向けた取組に関する検討報告書 < 概要版 > 平成 28 年 2 月 板橋区

板橋区版 AIP の構築に向けた取組に関する検討報告書 < 概要版 > 平成 28 年 2 月 板橋区 板橋区版 AIP の構築に向けた取組に関する検討書 < 概要版 > 平成 28 年 2 月 板橋区 第 1 章地域包括ケアをめぐる背景 (P1~9) 地域包括ケアシステムの構築 高齢化の急速な進行に伴い 地域社会において 一人暮らし高齢者 高齢者のみ世帯の孤立や認知症高齢者の増加 介護家族の負担増や医療 介護業種の人材不足などの多くの問題に社会全体でどのように取り組んでいくのかが大きな課題となっています

More information

Microsoft Word - ●【本編】おおた高齢者施策推進プラン180313 《最終校正》

Microsoft Word - ●【本編】おおた高齢者施策推進プラン180313 《最終校正》 第 1 章計画の策定にあたって 本計画策定時点においてに代わる新元号が未定であるため 本書では 2020 年以降についても元号表記をのまま用いています 計画書中に (*) で表示しているものについては 資料編に用語解説があります 計画書中に ( ) で表示しているものについては 同頁に説明があります 障害 の表記について 法令等に基づくもの 名詞や一般的に漢字で表記したほうがわかりやすいものは 障害

More information

< 国が示す新しい総合事業の構成例 > ( 以下はサービスの典型例を示しているため, 市町村はこれらの例を踏まえて, 地域の実情に応じたサービス容を検討 ) 1 訪問介護 訪問型サービス ( 第 1 号訪問事業 ) 現行の訪問介護相当 多様なサービス 2 訪問型サービス A( 緩和した基準によるサー

< 国が示す新しい総合事業の構成例 > ( 以下はサービスの典型例を示しているため, 市町村はこれらの例を踏まえて, 地域の実情に応じたサービス容を検討 ) 1 訪問介護 訪問型サービス ( 第 1 号訪問事業 ) 現行の訪問介護相当 多様なサービス 2 訪問型サービス A( 緩和した基準によるサー 新しい介護予防 日常生活支援総合事業の実施 ( 案 ) について 1 新しい介護予防 日常生活支援総合事業の趣旨 ( 国のガイドラインから引用 ) 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025( 平成 37) 年に向け, 単身高齢者世帯や高齢者夫婦のみ世帯, 認知症高齢者の増加が予想されるなか, 介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるようにするため, 市町村が中心となって,

More information

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整 地域包括支援センター事業評価票 隠岐の島町 1. 組織 運営体制 職員の適正配置 社会福祉士 1.0 人保健師 2.0 人主任ケアマネ 1.0 人事務 0.0 人合計 4.0 人人員基準第 1 号被保険者数 評価項目 配置を義務付けられている 3 職種の人員を センターに配置できている 1000 人未満 1000 人以上 2000 人未満 2000 人以上 3000 人未満 3000 人以上 配置すべき人員

More information

第 6 期ひろしま高齢者プランにおける介護サービス基盤整備について 介護保険課 1 目指す方向 高齢者が介護や支援が必要になっても, できる限り住み慣れた地域で自立した生活が継続できるよう, 必要に応じ適切なサービスが提供できる地域包括ケアに対応した介護サービス基盤が, 市町の方針や地域の実情に応じ

第 6 期ひろしま高齢者プランにおける介護サービス基盤整備について 介護保険課 1 目指す方向 高齢者が介護や支援が必要になっても, できる限り住み慣れた地域で自立した生活が継続できるよう, 必要に応じ適切なサービスが提供できる地域包括ケアに対応した介護サービス基盤が, 市町の方針や地域の実情に応じ 1 広島県の高齢者人口の動向 65 歳以上人口は, 平成 22 年 ~ 平成 27 年まで団塊の世代の高齢化により大幅に増加, 平成 37 年まで増加する見込み 総人口に占める割合は, 増加する見込み ( 単位 : 人 ) 区分 平成 22 年平成 27 年平成 32 年平成 37 年平成 42 年平成 47 年平成 52 年 (2010) (2015) (2020) (2025) (2030) (2035)

More information

Microsoft Word - 22™²“¸−TŠv†i‘C’³1124†j.doc

Microsoft Word - 22™²“¸−TŠv†i‘C’³1124†j.doc 平成 21 年度高齢者虐待の防止 高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果 ( 東京都 ) 1 養介護施設従事者による高齢者虐待についての対応状況 (1) 相談 通報対応件数 ( 表 1) 平成 21 年度 都内で受け付けた養介護施設従事者等による高齢者虐待に関する相談 通報件数は 30 件であった 平成 20 年度は 44 件であり 14 件減少した 表 1 相談

More information

<4D F736F F F696E74202D DB92B789EF8B638E9197BF C CA8F8A8E7B90DD81458DDD91EE B ED2816A817989DB92B789EF8B638CE38A6D92E894C5817A2E707074>

<4D F736F F F696E74202D DB92B789EF8B638E9197BF C CA8F8A8E7B90DD81458DDD91EE B ED2816A817989DB92B789EF8B638CE38A6D92E894C5817A2E707074> 利用者負担の更なる軽減 通所施設 在宅サービス利用者 通所施設 在宅サービス利用者の負担軽減措置の拡充について 通所施設 在宅サービス利用者に対する負担軽減措置について 在宅の方の場合 稼得能力のある家族と同居していることが多く 軽減の適用が少ないといった課題や 授産施設など工賃収入のある通所者について 工賃より利用料が大きい との指摘があることを踏まえ 次の措置を講じる 平成 19 年度実施 1

More information

人口構造の変化 1

人口構造の変化 1 日本の介護保険制度について 2018 年 10 月 厚生労働省老健局総務課 人口構造の変化 1 45% 諸外国の 65 歳以上人口の割合の推移 40% 38.1% 35% 日本 30% 26.7% 65 歳以上人口の割合 25% 20% 15% 10% 中国 5% 0% 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010 2020 2030 2040 2050 2060 日本フランスドイツイギリススウェーデン韓国アメリカ中国

More information

<4D F736F F D C605F937393B9957B8CA781418E7392AC91BA81418AD68C CC816A C95DB8C9289DB2E646F63>

<4D F736F F D C605F937393B9957B8CA781418E7392AC91BA81418AD68C CC816A C95DB8C9289DB2E646F63> 各都道府県介護保険担当課 ( 室 ) 各市町村介護保険担当課 ( 室 ) 各介護保険関係団体御中 厚生労働省老健局老人保健課ほか 介護保険最新情報 今回の内容 平成 24 年度介護報酬改定に関する Q&A(vol.3) ( 平成 24 年 4 月 25 日 ) について 計 8 枚 ( 本紙を除く ) Vol.284 平成 24 年 4 月 25 日 厚生労働省老健局老人保健課ほか 貴関係諸団体に速やかに送信いただきますようよろしくお願いいたします

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 第 1 5 回地域医療構想に関する W G 平成 3 0 年 7 月 2 0 日 資料 2-1 1. 地域医療構想調整会議の活性化に向けた方策 ( その 3) 1 公立 公的病院等を中心とした機能分化 連携の推進について 2 地元に密着した 地域医療構想アドバイザー について 1 経済財政運営と改革の基本方針 2018 ( 平成 30 年 6 月 15 日閣議決定 )[ 抜粋 ] 4. 主要分野ごとの計画の基本方針と重要課題

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 平成 27 年 12 月 22 日 事業者説明会資料 1 三鷹市健康福祉部高齢者支援課 介護予防 日常生活支援総合事業の 実施について 厚生労働省資料を一部改変 地域支援事業の全体像 < 改正前 > 介護保険制度 < 改正後 > 財源構成 介護給付 ( 要介護 1~5) 介護給付 ( 要介護 1~5) 改正前と同様 国 25% 都道府県 12.5% 市町村 12.5% 1 号保険料 22% 2 号保険料

More information

介護保険制度の改正について (地域包括ケアシステムの構築関連)

介護保険制度の改正について  (地域包括ケアシステムの構築関連) 機密性 情報 限り 資料 2 介護保険制度の改正について ( 地域包括ケアシステムの構築関連 ) 平成 26 年 9 月 2 日 厚生労働省老健局総務課 165 歳以上被保険者の増加 2000 年 4 月末 2013 年 4 月末 第 1 号被保険者数 2,165 万人 3,103 万人 1.43 倍 2 要介護 ( 要支援 ) 認定者の増加 介護保険制度の現状と今後 (1) これまでの 14 年間の対象者

More information

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万 (2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万 7 千人と約 2.2 倍に増加しており これは第 1 号被保険者の約 38% 増の伸びと比較して高くなっており

More information

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月 平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月 地域ケア会議開催計画について 地域ケア会議の実施地域ケア会議は 支援が必要な高齢者等への適切な支援を行うための検討を多様な関係者で行うとともに 個別ケースの検討等によって共有された地域課題を地域づくりや政策形成に結び付けていくことで 地域包括ケアを推進する一つの手段です 魚津市地域包括支援センターは ( 以下

More information

平成 27 年度介護保険制度改正について ( 保険料 ) 第 1 号保険料の多段階化 軽減強化 (から ) 第 6 期保険料については 国の標準段階が 6 段階から 9 段階 ( 第 1 段階 第 2 段階の統合 ) に見直されますが 横浜市においては 第 5 期同様に第 1 段階 第 2 段階を区

平成 27 年度介護保険制度改正について ( 保険料 ) 第 1 号保険料の多段階化 軽減強化 (から ) 第 6 期保険料については 国の標準段階が 6 段階から 9 段階 ( 第 1 段階 第 2 段階の統合 ) に見直されますが 横浜市においては 第 5 期同様に第 1 段階 第 2 段階を区 平成 27 年度の介護保険制度改正 資料 3 平成 2 6 年度第 5 回横浜市介護保険運営協議会 ( 平成 27 年 3 月 19 日 ) 国制度は政省令等の公布 市制度は議会議決等を経て今後確定されるものがあります 第 6 期計画 保険料 項目 主な内容 開始年月 第 6 期計画 第 6 期 (27~29 年度 ) 計画期間中の取組を定めるとともに 2025 年を見据えた よこはま地域包括ケア計画

More information

11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当

11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当 11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当 平成 21 年度介護予防事業報告 1 特定高齢者施策 (1) 特定高齢者把握及び介護予防事業実績 ( 概要 ) 区名及び包括名 北 19,264 660 347 93 254 305 88 217 42 106 30.5% 16.1% 293 49 9 1 8 67 226 54 39 都島

More information

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家 人員基準減算 定員超過減算 点検項目 407 介護予防通所リハビリテーション費 点検事項 点検結果 同一建物減算事業所と同一建物 ( 構造上 外形上一体的な建物をいう ) に居住又は同一建物から通所 若年性認知症利用者受入加算 若年性認知症利用者ごとに個別に担当者定める 利用者に応じた適切なサービス提供 運動器機能向上加算専ら職務に従事する理学療法士等を 1 人以上配置 配置 理学療法士 介護職員等が共同して

More information

Microsoft Word - 調査結果

Microsoft Word - 調査結果 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 に基づく自立支援給付と介護保険制度の適用関係等についての 運用等実態調査結果 平成 27 年 2 月 厚生労働省社会 援護局 障害保健福祉部障害福祉課 調査の概要 調査の目的 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく自立支援給付と介護保険制度との適用関係については その基本的な考え方 優先される介護保険サービス 介護保険サービス優先の捉え方

More information

01_協議体及びコーディネーター【9人Ver.】-2.xdw

01_協議体及びコーディネーター【9人Ver.】-2.xdw みんなの夢まちの魅力ともにつくる伊丹 資料 1 協議体及び生活支援コーディネーターについて 平成 28 年 8 月 8 日 健康福祉部地域福祉室介護保険課 1 国のガイドラインに基づく協議体及びコーディネーターの目的 役割について 国のガイドラインに基づくコーディネーター 協議体の役割 生活支援 介護予防の基盤整備に向けた取組 (1) 生活支援コーディネーター ( 地域支え合い推進員 ) の配置 多様な主体による多様な取組のコーディネート機能を担い

More information

(頭紙)公布通知

(頭紙)公布通知 各都道府県介護保険担当課 ( 室 ) 各市町村介護保険担当課 ( 室 ) 各介護保険関係団体御中 厚生労働省老健局介護保険計画課 振興課 老人保健課 介護保険最新情報 今回の内容 地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の一部の施行に伴う関係政令の整備等及び経過措置に関する政令等の公布について 計 47 枚 ( 本紙を除く ) Vol.440 平成 27 年

More information

事務連絡

事務連絡 各都道府県介護保険担当課 ( 室 ) 各市町村介護保険担当課 ( 室 ) 各介護保険関係団体御中 厚生労働省介護保険計画課 介護保険最新情報 今回の容 平成 29 年度介護保険事務調査の集計結果について 計 8 枚 ( 本紙を除く ) Vol.668 平成 30 年 7 月 25 日 厚生労働省老健局介護保険計画課 各都道府県におかれましては 貴関係諸団体に速やかに送信いただきますよう御願いいたします

More information

函館市のこれから 計 (2015 年比 ) 265, ,794 6% 232,635 13% 215,148 19% 197,467 26% 179,807 32% 0~14 歳 (2015 年比 ) 27,134 24,208

函館市のこれから 計 (2015 年比 ) 265, ,794 6% 232,635 13% 215,148 19% 197,467 26% 179,807 32% 0~14 歳 (2015 年比 ) 27,134 24,208 資料 1 住民主体の活動と協議体 生活支援コーディネーター (1 層 ) 丸藤 競 函館市のこれから 2015 2020 2025 2030 2035 2040 計 (2015 年比 ) 265,979 249,794 6% 232,635 13% 215,148 19% 197,467 26% 179,807 32% 0~14 歳 (2015 年比 ) 27,134 24,208 11% 21,390

More information

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案) 平成 27 年度社会福祉法人多花楽会事業計画 1. 基本計画社会福祉法人多花楽会は 高齢化社会及び多様化する福祉ニーズに対応するため 指定介護保険適用事業所 指定介護予防サービス 指定障害サービス事業者として地域社会において社会福祉法人の理念に基づき 地域に根ざした各種福祉サービス事業を行う また 要介護状態もしくは要支援状態の高齢者や障害者等に健康増進のために保健事業等や障害サービス事業を行い 介護保険の予防に努めその家族の介護負担の軽減と援助を図る

More information

サービス推計に必要な調査項目(案)

サービス推計に必要な調査項目(案) 平成 27 年度第 1 回 H27.7.30 総合介護市民協議会資料 資料 5 今後の日程等について 近江八幡市福祉子ども部高齢福祉介護課 1. 法改正の主な施行期日 ( 厚労省資料改変 ) 施行期日 改正事項 H26.6.25 1 地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律 ( 平成 26 年法律第 83 号 )( 医療介護総合 確保推進法 ) 2 地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う厚生労働省関係省令の整

More information

第3節 重点的な取り組み

第3節 重点的な取り組み 第 4 節 高齢者の生きがいづくりと社会参加の促進 1 生きがいづくり活動等への参加促進現状と課題 団塊の世代が定年退職し さまざまな価値観を持った高齢者が増えてきました 社会の中で高齢者の占める割合が高くなるにつれて 高齢者が社会的弱者であるというイメージは徐々に変わりつつあり 第二の現役世代 として さまざまな形で地域で活躍していくことが 特別なことではなく高齢者の普通の姿になろうとしています

More information

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ 周南市版地域ケア会議 運用マニュアル改訂版 平成 28 年 6 月 周南市地域福祉課 地域包括支援センター 周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービス事業者

More information

06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について 17. 居宅介護支援 159 17. 居宅介護支援 改定事項 基本報酬 1 医療と介護の連携の強化 2 末期の悪性腫瘍の利用者に対するケアマネジメント 3 質の高いケアマネジメントの推進 4 公正中立なケアマネジメントの確保 5 訪問回数の多い利用者への対応 6 障害福祉制度の相談支援専門員との密接な連携 160 17. 居宅介護支援基本報酬 居宅介護支援 (Ⅰ) ケアマネジャー 1 人当たりの取扱件数が

More information

2 居宅サービス事業所の状況

2 居宅サービス事業所の状況 2 居宅サービス事業所の状況 (1) 利用人員階級別事業所数の構成割合 中の利用人員階級別に事業所数の構成割合をみると 介護予防サービスでは 1~9 人 が多くなっており 介護サービスでは 1~19 人 20~39 人 が多くなっている 1 事業所当たりの利用者数をみると 介護予防サービスでは介護予防支援事業所 ( 地域包括支援センタ ー ) が 214.3 人 介護予防通所リハビリテーションが 18.7

More information

医療 回復支援 在宅 見附市の地域包括ケアシステム 介護体制と支援の拡大 資料 1 病院 ( 救急 基幹病院等 ) 早期退院 回復期 ( 市外 ) リハビリ病院 見附市立病院 保健福祉センター 特養ほか 医療 救急 手術など高度医療 集中リハビリ 早期回復 見附市医療の里 老健施設ケアプラザ見附 か

医療 回復支援 在宅 見附市の地域包括ケアシステム 介護体制と支援の拡大 資料 1 病院 ( 救急 基幹病院等 ) 早期退院 回復期 ( 市外 ) リハビリ病院 見附市立病院 保健福祉センター 特養ほか 医療 救急 手術など高度医療 集中リハビリ 早期回復 見附市医療の里 老健施設ケアプラザ見附 か 医療 回復支援 在宅 見附市の地域包括ケアシステム 介護体制と支援の拡大 資料 1 病院 ( 救急 基幹病院等 ) 早期退院 回復期 ( 市外 ) リハビリ病院 見附市立病院 保健福祉センター 特養ほか 医療 救急 手術など高度医療 集中リハビリ 早期回復 見附市医療の里 老健施設ケアプラザ見附 かかりつけ医 14 医院 在宅医療 訪問看護 3 事業所 元気でうちに帰れたよ 連携 住まいの選択ケア付き高齢者住宅

More information

Microsoft PowerPoint - (HP掲載用)270820定期巡回.pptx

Microsoft PowerPoint - (HP掲載用)270820定期巡回.pptx 24 時間対応の定期巡回 随時対応サービスの創設 訪問介護などの在宅サービスが増加しているものの 重度者を始めとした要介護高齢者の在宅生活を 24 時間支える仕組みが不足していることに加え 医療ニーズが高い高齢者に対して医療と介護との連携が不足しているとの問題がある このため 1 日中 夜間を通じて 2 訪問介護と訪問看護の両方を提供し 3 定期巡回と随時の対応を行う 定期巡回 随時対応型訪問介護看護

More information

Microsoft Word - 3

Microsoft Word - 3 第 Ⅱ 章基本的方針 らしと住まいづくりる暮ふれ 1. 基本理念と基本目標 高齢者の増加と高齢者を支える人口の減少が見込まれる中で 地域性や高齢者の価値観やライ フスタイルの多様化 身体機能の状態など様々な要因によって 高齢者の住まいに対するニーズ は多様化してきています そうした中 多くの高齢者が住み慣れたまちでの居住 介護を望まれ ています よって 今後は 住み慣れたまちで住居 見守り 食事

More information

【1117修正原稿】説明会資料

【1117修正原稿】説明会資料 1 西和 7 町の総合事業について 総合事業の基本事項について 2 介護予防 日常生活支援総合事業 ( 総合事業 ) の概要について すべての市町村が H29.4 迄に実施 介護予防給付のうち介護予防訪問介護及び介護予防通所介護は 新たに訪問型サービス 通所型サービスとして 介護予防 生活支援総合事業 ( 総合事業 ) に位置付けられます 介護給付 ( 要介護 1-5) 介護給付 ( 要介護 1-5)

More information

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推 18. 特定施設入居者生活介護 地域密着型特定施設入居者生活介護 171 改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推進会議の開催方法の緩和 (

More information

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用 通所リハビリテーション事業所における リハ部門の業務手順書 一般社団法人 京都府理学療法士会 社会局保険部 Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ

More information