年中期経営計画

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1 協和発酵キリングループ 年年中期経営計画 Leaping Forward グローバル スペシャリティファーマへの 飛躍 協和発酵キリン株式会社 代表取締役社 長花井陳雄 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd.

2 将来の 見見通しに関する注意事項 本資料料には 当社 ( 国内外の連結 子会社を含む ) の 見見通し 目標 計画などの将来に関する記述が含まれています これらの将来に関する記述は 当社が現時点において 入 手している情報 予測をもとになされた当社の合理理的な判断に基づくものですが 実質的にこれら記述とは 大きく異異なる結果を招く不不確実性を含んでいます これら不不確実性には 国内外製薬業界の事業活動に潜在するリスク 知的財産権にかかるリスク 副作 用に関するリスク 法的規制リスク 製品の 欠陥等の発 生リスク 原燃料料価格の変動リスク 製品市況価格の変動リスク 為替 金金融市場の変動リスクなどが含まれますが これらに限定されるものではありません 本資料料には 医薬品 ( 開発中の製品を含む ) に関する情報が含まれておりますが その内容は宣伝広告 医学的アドバイスを 目的としているものではありません 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 2

3 Agenda 年年中期経営計画の振り返り 年年中期経営計画 定性計画 1 グローバル競争 力力の向上 2 イノベーションへの挑戦 3 卓越した業務プロセスの追求 4 健康と豊かさの実現 財務戦略略 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 3

4 年年 中期経営計画の振り返り 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd.

5 年年中期経営計画における 2015 年年末のありたい姿 医薬事業 協和発酵キリン グループ経営理理念念 事業ビジョン 協和発酵キリングループは ライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し 新しい価値の創造により 世界の 人々の健康と豊かさに貢献します がん 腎 免疫疾患を中 心とした領領域で 抗体技術を核にした最先端のバイオテクノロジーを駆使して 画期的な新薬を継続的に創出し 開発 販売をグローバルに展開することにより 世界の 人々の健康と豊かさに貢献する 日本発のグローバル スペシャリティファーマとなる 2015 年年末の ありたい姿 カテゴリー戦略略 海外戦略略 コンプライアンス 組織 生産性 カテゴリーでのメジャープレイヤーになることにより 競争優位性が加速している 地域別 / 国別の事業戦略略に従い グローバル展開が進展している GSP にふさわしい組織体制が構築できている 個 人の能 力力と組織 力力が発揮された 生産性の 高い環境が実現できている 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 5

6 年年中期経営計画の振り返り 定性サマリー カテゴリー戦略略による国内競争 力力のさらなる強化 腎 がん 免疫 アレルギー 中枢神経の 4 つのカテゴリーチームを発 足し 研究開発から 生産 販売 導 入戦略略 立立案も含めたカテゴリーごとのプロダクトポートフォリオマネジメントを推進 主 力力製品 ネスプ が堅調に推移したことに加え ジーラスタ ドボベット オングリザ ノウリアスト などの新薬も順調に市場に浸透 医薬 グローバル スペシャリティファーマへ向けた欧 米 アジアでの事業基盤拡充 グローバル戦略略 3 品 * の欧 米での開発を推進 がん免疫領領域での期待が 高まる KW では戦略略的なパー トナリングも追求 ProStrakan 社による Archimedes 社買収を通じて欧州販売インフラを補強 アジア国別戦略略に沿った開発 商業化の推進により製品ラインナップを拡充 * グローバル戦略略 3 品 KW KRN23 KW 生産性向上 収益 力力の強化に向けて 生産拠点の再編を推進中 ( 四 日市 工場 堺 工場閉鎖 ) バイオ ケミカル バイオケミカル事業の収益基盤強化 旺盛な 高付加価値アミノ酸需要に応える為 海外 工場への投資 ( タイ 上海 ) を着実に実 行行 国内事業所再編 生産効率率率化は 新技術導 入によるコストダウンを含め ほぼ順調に推移 原薬製造事業は不不採算品の整理理が進み 高収益品が伸張して収益改善 ヘルスケア事業は 積極的な媒体投資によるオルニチン認知度度の向上にリンクして拡 大 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 6

7 年年中期経営計画の振り返り 定量量 目標 連結売上 高 * 2013 年年 1 月 31 日公表値 連結営業利利益 * 2013 年年 1 月 31 日公表値 ( 億円 ) ( 億円 ) 4, ,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 : 計画値 * : 実績値 : 計画値 * : 実績値 ( 年年 ) ( 年年 ) 連結 医薬 バイオケミカル 連結 医薬 バイオケミカル グループ連結 計画実績計画 ( 未開 示 ) 実績計画実績 売上 高 3,380 3,406 3,290 3,334 3,580 3,643 営業利利益 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 7

8 年年 中期経営計画 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd.

9 年年中期経営計画事業を取り巻く環境の分析 国内からグローバル展開へ 長期収載品から新薬へ 事業モデルの転換スピードを早めていく必要がある 外部 環境 新薬成功確率率率の低下 開発費の 高騰 医療療費抑制施策の強まり 医療療ニーズの多様化と 高度度専 門化 予防医療療 未病への期待 再 生医療療 遺伝 子診断 治療療 内部 環境 新薬やバイオシミラーによる豊富な 後期開発パイプライン グループが有する多彩な事業基盤 主 力力製品の特許切切れ 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 9

10 5 ヵ年年中期経営計画 (2016 年年 年年 ) グローバル スペシャリティファーマへの 飛躍 Leaping Forward for Global Specialty Pharmaceutical Company 4 本の戦略略の柱 を実施することで 飛躍的な成 長を実現させます グローバル 競争 力力の向上 ( 欧 米市場への 飛躍 ) 卓越した業務 プロセスの追求 ( グループ経営 ) イノベーション への挑戦 ( 積極的研究開発投資 ) 健康と豊かさ の実現 (CSV 経営 ) 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 10

11 年年中期経営計画 グローバル スペシャリティファーマへの 飛躍 グループ連結コア営業利利益 * 投資フェイズ [ ] Approaching Taking o 飛躍フェイズ [ ] ROE 10% 更更なる 飛躍へ 1,000 Soaring 億円 海外事業 535 億円 海外事業 国内事業 薬価改定 長期収載品 新製品 390 億円 技術収 入他 海外事業 国内事業 欧 米市場への 飛躍 成 長への投資 卓越した業務プロセス 海外事業 国内事業 がん免疫における成功 海外製品の価値最 大化 国内事業 * 営業利利益 + のれん償却額 + 持分法投資損益 (2017 年年より IFRS 基準に移 行行 ) 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 11

12 グローバル 競争 力力の向上 ( 欧 米市場への 飛躍 ) イノベーション への挑戦 ( 積極的研究開発投資 ) 卓越した業務 プロセスの追求 ( グループ経営 ) 健康と豊かさ の実現 (CSV 経営 ) 第 一の戦略略の柱 : グローバル競争 力力の向上 ( 欧 米市場への 飛躍 ) 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd.

13 第 一の戦略略の柱 : グローバル競争 力力の向上 グローバル戦略略 3 品の欧 米上市を達成し グローバル化に対応した組織の構築と販売インフラの整備により 海外における 飛躍的な成 長を実現する 優れた医薬品の継続的創出 欧 米市場への 飛躍 バイオケミカル事業 診断薬事業の海外展開強化 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 13

14 第 一の戦略略の柱 : グローバル競争 力力の向上 優れた医薬品の継続的創出 主な承認予定ラインナップ 地域拡 大 新規製品 適応拡 大 2020 KW ATL( 欧 米 ) KW-0761 CTCL( 欧 米 ) ARQ197 肝細胞がん KRN23 XLH KHK7580 SHPT KHK4827 乾癬 KHK4563 気管 支喘息 KHK4563 COPD KW パーキンソン病 ( 米国 ) 2016 ATL: 成 人T 細胞 白 血病リンパ腫 CTCL: 皮膚 T 細胞リンパ腫 XLH: X 染 色体遺伝性低リン 血症くる病 骨軟化症 SHPT: 二次性副甲状腺機能亢進症 COPD: 慢性閉塞塞性肺疾患 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 14

15 第一の戦略の柱 : グローバル競争力の向上 GSP の実現を牽引する KRN23 グローバル展開に向けた準備欧米販売開始に向けて準備を加速 ProStrakanが中心となり 欧州での販売体制を構築 Ultragenyx 社と共同して 米国での販売体制を準備中 成長の期待と将来目標 2018 年欧州承認と 2020 年売上高 600 億円を目指す 将来売上高 1,500 億円を達成する期待の新製品として育成する 目標売上高 600 億円 ピーク時期待売上高 1,500 億円 XX 注 : 上記の売上高予測は当社が独自に試算したものです 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 15

16 第 一の戦略略の柱 : グローバル競争 力力の向上 がん免疫への展開 KW (Mogamulizumab) 制御性 T 細胞に 対する作 用検証 医師主導治験 アカデミアとの共同研究 Innovative Science CCR4 発現腫瘍に対する臨臨床開発 戦略略的提携を通した がん免疫薬としての 薬効ポテンシャルの検証 固形がんに対する共同開発 Collaboration 強 ADCC 活性 / ポテリジェント技術の応 用 血液がん (ATL, CTCL) に対するグローバル開発 & 国内上市 がん免疫における 基本併 用薬剤 としての ポジショニング Standard of Care Chemotherapy Value maximization Value maximization Strategic Partnership KW Regulatory T- cell Depletion Anti- 4-1BB Novel KHK Pipeline Drugs Anti- CTLA- 4 Anti- PD- 1 Anti- PD- L Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 16

17 第 一の戦略略の柱 : グローバル競争 力力の向上 米国における 自社販売体制の構築 2 つの マーケットアクセス体制 KW-6002 MR によるプロモーションを推進 主要施設への重点的なプロモーションにより 少ないリソースで効率率率的な市場浸透が可能 KW-0761 MSL による学術情報の交換 ( KRN23:Ultragenyx 社との コラボレーション ) サプライチェーンの強化 製品の安定供給に向けて グローバルな 生産 物流流 品質保証体制の整備を推進 MSL KW-0761 MR KW-0761 KRN23 KW-6002 Fareston/ Sancuso ProStrakan 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 17

18 第 一の戦略略の柱 : グローバル競争 力力の向上 医薬事業の欧 米 子会社の社名変更更 欧 米 子会社社名を Kyowa Kirin の統 一ブランドに変更更 グローバル新薬メーカーとしてブランド浸透やマーケティング展開を図る < 主な社名変更更会社 > ProStrakan(PSK) グループ各社 欧州 Kyowa Hakko Kirin America, Inc. (KKA) Kyowa Hakko Kirin Pharma, Inc.(KKP) Kyowa Hakko Kirin California, Inc.(KKC) KYOWA KIRIN Network アジア 日本 米国 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 18

19 グローバル 競争 力力の向上 ( 欧 米市場への 飛躍 ) イノベーション への挑戦 ( 積極的研究開発投資 ) 卓越した業務 プロセスの追求 ( グループ経営 ) 健康と豊かさ の実現 (CSV 経営 ) 第 二の戦略略の柱 : イノベーションへの挑戦 ( 積極的研究開発投資 ) 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd.

20 第 二の戦略略の柱 : イノベーションへの挑戦 重点カテゴリー * における疾患への深い理理解と 先端の技術との結びつきにより 新しい価値の創造に挑戦 新しい 価値の創造 パイプラインの充実 Global Development トランスレーショナルリサーチ *4 つの重点カテゴリー 腎 がん 免疫 アレルギー 中枢神経 重点疾患領領域の深耕 カテゴリー戦略略を通じた医療療ニーズの把握 治療療トレンドに応じた開発戦略略の策定 + 先端技術の追求 創薬モダリティの進化と拡張 オープンイノベーションの活 用 イノベーションを産み出す組織 風 土の醸成 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 20

21 第 二の戦略略の柱 : イノベーションへの挑戦 がん免疫パイプラインの充実 モガムリズマブ (KW- 0761) PD- 1/PD- L1/CTLA4/ 4-1BB/ 化学療療法併 用 パートナリング戦略略促進 Expedited Review Programs の積極活 用 対象がん種拡 大による価値最 大化 早期承認へ 開発候補品 パートナリング含む価値最 大化 非臨臨床フェーズの加速 早期臨臨床 入り 新規標的探索索 オープンイノベーションの加速 新プラットフォーム 継続した技術 革新とパイプライン創出への貢献 リポジショニング 可能性の追求 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 21

22 第 二の戦略略の柱 : イノベーションへの挑戦 創薬モダリティの進化と拡張 強みの技術とオープンイノーベションを活 用した Technology- driven 創薬 4 大モダリティの展開 次世代 さらなる技術の進化 抗体医薬 免疫賦活化抗体 組織指向性抗体 新たな 低分 子創薬 バイオ医薬品研究との融合 標的構造の活 用を含む精密分 子設計 合成技術 バイオ医薬品で培った 研究開発 力力と製造技術 力力 遺伝 子 工学技術 タンパク質 抗体 工学技術 糖鎖分析 制御技術 細胞培養 分化制御技術 バイオ医薬品製造技術 核酸医薬 核酸機能増強技術 脂質ナノ粒粒 子を中 心とした DDS 技術 再 生医療療 ips- T 細胞技術 ( 京都 大学共同研究 ) 幹細胞培養 分化制御技術 新しい技術の確 立立 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 22

23 グローバル 競争 力力の向上 ( 欧 米市場への 飛躍 ) イノベーション への挑戦 ( 積極的研究開発投資 ) 卓越した業務 プロセスの追求 ( グループ経営 ) 健康と豊かさ の実現 (CSV 経営 ) 第三の戦略略の柱 : 卓越した業務プロセスの追求 ( グループ経営 ) 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd.

24 第三の戦略略の柱 : 卓越した業務プロセスの追求 継続的な業務プロセスの改善により効率率率的な資産運 用を実現し 積極的な戦略略投資を 行行うことのできるキャッシュフローを確保 継続的な 業務効率率率の改善 国内事業環境に則した 組織 機能の強化 生産技術の 革新による製造コストの低減 ROA を指標とした業務改善への取り組み グループ連携による経営資源の効率率率的活 用 信頼される業務プロセスの展開 エリア戦略略の実 行行と営業資源の戦略略的活 用 カテゴリー戦略略の推進 MSL による適切切なエビデンス創出 提供 コンプライアンスの徹底とリスク感性の 高い組織 風 土の醸成 コーポレートガバナンス コードへの対応 KENKO 企業会への参画 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 24

25 第三の戦略略の柱 : 卓越した業務プロセスの追求 国内事業環境に則した組織 機能の強化 GSP の基盤となる国内事業への焦点を絞った投資の継続 1 エリア戦略略の実 行行 地域医療療構想へ対応したエリア戦略略を推進し 従来の開業医担当や病院担当の営業所から 2 次医療療圏をベースとしたエリアを担当する営業所への移 行行を進める 営業所が担当する 2 次医療療圏 2 営業資源の戦略略的活 用 新製品に重点を置いた営業資源の有効活 用により 適正な情報提供活動を通じて市場浸透を図る ジーラスタ オングリザ ノウリアスト ドボベット 中期経営計画期間中に上市される新製品など 3 カテゴリー戦略略の推進 第 2 回社会保障制度度改 革国 民会議資料料を改変 自社製品の育薬活動に加え 製品導 入の機会を積極的に模索索し 強みのある疾患領領域の更更なる強化を図る 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 25

26 第三の戦略略の柱 : 卓越した業務プロセスの追求 バイオシミラー医薬品事業 協和キリン富 士フイルムバイオロジクス 革新的な 生産技術により 低コストかつ 高品質なバイオシミラー医薬品の安定 生産を実現し 医療療費抑制に対する社会的要請に貢献する 中期経営計画期間中に上市予定のバイオシミラー医薬品 開発番号 一般名 開発段階 国 / 地域 FKB327 アダリムマブ PhⅢ 米国 その他 FKB238 * ベバシズマブ PhⅠ 英国 * FKB238 の国際開発にあたりパートナー会社と緊密で強固な開発体制を築くため 2015 年年に英国アストラゼネカ社と FKB238 の開発 販売で提携し 両社折半出資による合弁会社センタスバイオセラピューティクス社を設 立立しました 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 26

27 第三の戦略略の柱 : 卓越した業務プロセスの追求 バイオケミカル事業 : 世界最強の 生産 供給体制に向けて 協和発酵バイオ 海外 生産拠点の拡充 タイ協和 (TK) 粗結晶 上海協和 (SK) 最終精製 海外 工場への設備投資を継続し 輸液 医薬 用アミノ酸をコストダウンして欧州他 世界市場へ 山 口事業所 (YPC) 防府 ペプチド 核酸等の 高付加価値品を新製法で世界へ バイオ協和 (BK) 健康 食品 用アミノ酸を機能 効果の証明をつけて北北 米市場へ コストダウン 為替影響の軽減 適地 生産による付加価値最 大化を図る 高付加価値 アミノ酸市場は 年年率率率 6% で成 長 2010 当社シェア 35% 約 30,000 トン 2020 ( 予想 ) 50,000 トン超 うち 医療療 用アミノ酸 16,500 トン 当社シェア 50% 40% 当社シェア 40% を 目標 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 27

28 グローバル 競争 力力の向上 ( 欧 米市場への 飛躍 ) イノベーション への挑戦 ( 積極的研究開発投資 ) 卓越した業務 プロセスの追求 ( グループ経営 ) 健康と豊かさ の実現 (CSV 経営 ) 第四の戦略略の柱 : 健康と豊かさの実現 (CSV 経営 ) 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd.

29 第四の戦略略の柱 : 健康と豊かさの実現 グループが有する多彩な事業基盤を活かして 多様な医療療ニーズに対応したソリューションを提供する 健康 を基軸とした 顧客価値の提供 アンメットメディカルニーズを充 足する 革新的医薬品の創出 適応拡 大 剤形追加 高品質な製品の安定供給 独 自の事業基盤による CSV 経営 医療療費抑制に対する 社会的要請への対応 ネスプ オーソライズドジェネリックの検討 バイオシミラー医薬品の 生産 供給 FKB327( アダリムマブ BS) FKB238( ベバシズマブ BS) リツキシマブ BS 予防医療療 未病への貢献 キリングループの 目指す CSV に貢献 Evidenced Nutrition を軸とする健康 食品ビジネスの伸 長 診断薬フランチャイズを 活 用したセルフケア事業の 推進 (POCT *1, OTC *2 等 ) * 1 POCT: Point of Care Testing * 2 OTC: Over the Counter 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 29

30 第四の戦略略の柱 : 健康と豊かさの実現 バイオケミカル事業 : 予防医療療 未病への貢献 既存製品の価値最 大化 新ビジネスにも果敢に挑戦 1 製品付加価値増 大へ 素材の販売から 製品とサービスの提供へ * ** 2 研究開発の動向 アカデミア 異異業種 医薬事業との連携による新ビジネスへの挑戦 再 生医療療に貢献する培地開発 医薬 Nutrition 領領域の新素材開発 ブランディング *: 当社が供給する成分の商標を飲料料等の最終製品に許諾諾 商標と有効性データで他社の同じ成分と差別化 機能性表 示 : 国内機能性表 示制度度 知的財産権積極活 用 Evidenced Nutrition: 素材の機能や有効性データを取得し 顧客企業に提供 通信販売 **: 予防 未病に有効な製品の拡販 認知度度向上 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 30

31 第四の戦略略の柱 : 健康と豊かさの実現 診断薬事業 : 予防医療療 未病への貢献 中期経営期間中の最重要課題として 2 つのテーマに挑戦 1 海外市場の開拓拓 海外開発を加速させ 2020 年年までに 米国での上市を実現 FGF23 (XLH, CKD *1 ) 米国 大 手検査ラボとの協業による LDT *2 事業 を踏まえた 自社での IVD *3 開発 (CKD 適応 ) ヘモグロビン A1c (1step 酵素法 ) 新規な測定 方法を 用いた A1c 診断キットを 開発し 従前製品との差別化を図る 2 ヘルスケア全体を俯瞰した 事業機会の創出 各国での医療療費抑制トレンドを 踏まえた新たな健康関連事業を創 生 予防医療療 他分野企業との協業 先制医療療 POCT 事業の拡 大 新規バイオマーカーの探索索 個別化医療療 コンパニオン診断薬 コンプリメント診断薬 セルフメディケーション OTC 事業化 * 1 CKD: Chronic Kidney Disease( 慢性腎臓病 ) * 2 LDT: Laboratory Developed Test * 3 IVD: In- vitro Diagnostics 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 31

32 年年中期経営計画 財務戦略略 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd.

33 財務戦略略 2020 年年経営 目標 2015 年年対 比において 大幅な成 長を 目指す 持続的成 長の指標 GSP への 飛躍の指標 株主価値向上の指標 コア営業利利益 * 海外売上 高 比率率率 ROE * 1,000 億円 以上 50% 10% 以上 * 営業利利益 + のれん償却額 + 持分法投資損益 * ( 当期純利利益 + のれん償却額 ) 自 己資本 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 33

34 財務戦略略 ROE 10% 以上達成のための施策 ROE= ROA マネジメント 利利益 (R) 資産 (A) 財務レバレッジ 負債 (D)+ 自 己資本 (E) 自 己資本 (E) 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 34

35 財務戦略略 ROE 10% 以上達成のための施策 ROA マネジメント R A コア営業利利益 1,000 億円達成 欧 米市場 資産の効率率率的活 用 海外事業の 大幅拡 大 グローバル戦略略 3 品 (KW KRN23 KW- 6002) 欧 米上市 KHK ブランド早期確 立立 バイオシミラー事業 事業の収益化 / 投資回収 資 金金効率率率 戦略略投資 CCC * の短縮化 * Cash Conversion Cycle: 在庫 日数 + 回収 日数 - 支払 日数 棚卸資産圧縮 / 売上債権サイト短縮 継続的な成 長投資 抗体製造設備増強 ( 医薬 ) アミノ酸製造設備増強 ( バイオケミカル ) M&A を含むアライアンス / 未来資産への投資 がん免疫等への追加 R&D 投資 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 35

36 財務戦略略 ROE 10% 以上達成のための施策 財務レバレッジ D+E E 資 金金調達 方針 資 金金調達 自 己資 金金を上回る投資は借 入 金金等を活 用 株主還元 方針 配当 方針 安定的な配当 2016 年年 ~ 2018 年年は のれん償却前当期純利利益 * の 40% を 目処 * 当期純利利益 + のれん償却額 自 己株取得 市場状況等を総合的に勘案して機動的に実施 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 36

37 ビジョン実現へのロードマップ 日本発の世界トップクラスの研究開発型ライフサイエンス企業へ STEP GSP への 飛躍 STEP STEP GSP への挑戦 グローバル競争 力力の向上 イノベーションへの挑戦 卓越した業務プロセスの追求 健康と豊かさの実現 STEP 強みの融合 選択と集中 持続的成 長の指標 コア営業利利益 億円以上 GSP の指標 海外売上 高 比率率率 50 % 株主価値向上の指標 ROE 10% 以上 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. 37

38 2016 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd.

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