生産性の向上平成 28 年度東海環状高富 IC 道路建設工事工事場所岐阜県山県市工期平成 28 年 9 月 21 日 ~ 平成 30 年 3 月 21 日 (18 ケ月 ) 発注者国土交通省中部地方整備局 ICT の活用東海環状高富 IC 道路建設工事では大規模な掘削部分にICT を全面活用して

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きのこいざわ
5 years ago
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i-construction 大賞を創設し初めての受賞者となる計 12 団体 (

表彰の種類優秀賞 ( 港湾 ) 須崎港湾口地区防波堤築造工事工事場所高知県須崎市

洗掘防止マット A=4,581m 2 被覆根固工被覆ブロック 1 据付仮置 864

根固工においてブロック据付システムを導入しました効果海中部施工箇所を可視化できる

1 生産性の向上29 CSR Report 2018 i-construction 大賞優秀賞の受賞国土交通省は建設現場の生産性向上に係る優れた取組を表彰するため i-construction 大賞を創設し初めての受賞者となる計 12 団体 ( 国土交通大臣賞 2 団体優秀賞 10 団体 ) を決定しました被覆ブロック据付状況表彰の種類優秀賞 ( 港湾 ) 須崎港湾口地区防波堤築造工事工事場所高知県須崎市工期平成 27 年 9 月 30 日 ~ 平成 28 年 4 月 28 日 (7 ケ月 ) 発注者国土交通省四国地方整備局業者名若築あおみ特定建設工事共同企業体工事概要須崎港湾口地区防波堤の基礎工被覆根固工消波工構造物撤去工工事延長 L=182.7m 基礎工腹付石 V=27,555m 3 腹付石荒均しA=8,396m 2 洗掘防止マット A=4,581m 2 被覆根固工被覆ブロック 1 据付仮置 864 個被覆ブロック 2 据付仮置 1,956 個被覆ブロック据付 19 個システム構成船位誘導消波工消波ブロック据付 340 個構造物撤去工 : 被覆ブロック 3 撤去仮置 19 個本工事の ICT 施工として被覆根固工においてブロック据付システムを導入しました効果海中部施工箇所を可視化できるブロック据付けシステムを導入し潜水士との連絡が必要となるブロックの据付位置確認等を的確迅速に実施することにより被覆ブロック据付を通常の38 日から30 日に短縮することができ 2 割以上の能率向上を達成できましたシステムの主な機能

2 生産性の向上平成 28 年度東海環状高富 IC 道路建設工事工事場所岐阜県山県市工期平成 28 年 9 月 21 日 ~ 平成 30 年 3 月 21 日 (18 ケ月 ) 発注者国土交通省中部地方整備局 ICT の活用東海環状高富 IC 道路建設工事では大規模な掘削部分にICT を全面活用しています 3D 設計データは伐採作業の期間を利用し約 2カ月かけて作成しました山頂から掘削底部の高低差が45m あり施工現場の上空には高圧線が通っているため起工測量はドローン ( 小型無人機 ) ではなく3D レーザースキャナーを使用しました掘削および法面整形作業はマシンガイダンス (MG) バックホウにより施工し出来形測量も3D レーザースキャナーを使用しました i-construction の推進国土交通省では ICT の全面的な活用等の施策を建設現場に導入することによって建設生産システム全体の生産性向上を図り魅力ある建設現場を目指す取組であるi-Construction( アイコンストラクション ) を進めています 3D 設計データの作成モニタマシンガイダンス (MG) バックホウ GPS アンテナ ICT アドバイザー認定証ひとこと統括所長越智聖剛岩盤を有する切土施工箇所に丁張りを立てることは非常に困難で時間がかかります ICT を活用し丁張作業を無くすことで工期を短縮できましたまた過掘りが少なくなるため法面がきれいに仕上がりました 3D データの処理作成は福井コンピュータ株式会社の TREND-POINT を使用しました適切な指導を受ければ短期間で十分成果を上げることは可能であると感じました監理技術者の渡部が中部地方整備局が創設した ICT アドバイザーにも登録されておりこの現場をもとに ICT 活用工事の普及促進を図っています CSR Report

生産性の向上31 CSR Report 2018 i-construction の推進那覇空港滑走路増設 4 工区埋立工事

月 31 日 (7 ケ月 ) 発注者内閣府沖縄総合事務局現在の那覇空港滑走路 : 長さ3,000m 幅 45m 空港面積 : 約

平成 28 年度現在過去最高 ) ICT の活用滑走路下への岩ずりの埋立について効率的かつ確実な締固めを目的として以下の建設 ICT

締固め管理システムを使用して転圧位置回数締固め度を管理するマシンガイダンス搭載のバックホウで法肩を成形する

工事場所沖縄県那覇市那覇空港工期平成 29 年 10 月 24 日 ~ 平成 30 年 9 月 28 日 (11ケ月)

: 約 160ha 発着回数 : 年間約 5 万回増加 (13.5 万回 / 年 18.

3 生産性の向上31 CSR Report 2018 i-construction の推進那覇空港滑走路増設 4 工区埋立工事那覇空港滑走路増設 1 工区埋立工事 (2 次 ) 工事場所沖縄県那覇市那覇空港工期平成 30 年 2 月 7 日 ~ 平成 30 年 8 月 31 日 (7 ケ月 ) 発注者内閣府沖縄総合事務局現在の那覇空港滑走路 : 長さ3,000m 幅 45m 空港面積 : 約 330ha 種別 : 拠点空港 ( 国管理空港 ) 運用時間 :24 時間乗降客数 : 国内 1,695 万人国際 308 万人 ( 平成 28 年度現在過去最高 ) ICT の活用滑走路下への岩ずりの埋立について効率的かつ確実な締固めを目的として以下の建設 ICT を導入しましたグレードコントロールシステムを搭載したモーターグレーダーで敷均しを行い 1 層毎の厚さ =20cm を管理する締固め管理システムを使用して転圧位置回数締固め度を管理するマシンガイダンス搭載のバックホウで法肩を成形するグレードコントロールシステムを搭載したモーターグレーダーモーターグレーダー基本施設盛土部大型振動ローラー工事場所沖縄県那覇市那覇空港工期平成 29 年 10 月 24 日 ~ 平成 30 年 9 月 28 日 (11ケ月) 発注者内閣府沖縄総合事務局第 2 滑走路計画概要滑走路 : 長さ 2,700m 幅 60m( 現滑走路の1,310m 沖合 ) 埋立面積 : 約 160ha 発着回数 : 年間約 5 万回増加 (13.5 万回 / 年 18.5 万回 / 年 ) ヘリコプター及び深夜離発着機は含まず供用開始 :2020 年 ( 平成 32 年 )3 月末予定敷均し管理システムを搭載した大型振動ローラー 1 敷均し (t=20cm) 2 転圧 (2 回以上 ) 3 法面整形バックホウマシンガイダンスシステムを搭載したバックホウ

生産性の向上那覇空港滑走路埋立工事の施工状況工事箇所那覇空港滑走路 1 工区 2 工区 3 工区 4 工区バイタルセンシングバンドの活用作業員の事故発生

バイタルセンシングバンドバイタルセンシングバンドには各種センサーが内蔵されており温湿度やパルス数から熱ストレスの推定やパルス数を加味した運動強度を検知し身体負荷を推定できます各自のデータは

気圧と加速度の変化から転倒や転落なども検知し迅速に救護人員が駆けつけたりといった対処をすることも可能ですひとこと統括所長山本暢之現在 1 工区と 4 工区で埋立工事をしており 1

滑走路下および誘導路下への岩ずりの埋立については建設 ICT を導入しましたこれにより測量や丁張等の作業を簡略化できまた各施工機械は単独 ( 測量者や管理者なし ) で施工できるため

4 生産性の向上那覇空港滑走路埋立工事の施工状況工事箇所那覇空港滑走路 1 工区 2 工区 3 工区 4 工区バイタルセンシングバンドの活用作業員の事故発生管理者にアラーム通知現場の状況を把握し対処現場作業員クラウド休憩支持リアルタイム通知救護指示作業管理者現場責任者支援警告バイタルセンシングバンドバイタルセンシングバンドには各種センサーが内蔵されており温湿度やパルス数から熱ストレスの推定やパルス数を加味した運動強度を検知し身体負荷を推定できます各自のデータはスマートフォンを通じてクラウドに送信され事前に設定した通知条件に該当した場合には即座に管理者および作業者本人のスマートフォンにアラートを通知しますさらに気圧と加速度の変化から転倒や転落なども検知し迅速に救護人員が駆けつけたりといった対処をすることも可能ですひとこと統括所長山本暢之現在 1 工区と 4 工区で埋立工事をしており 1 工区を優先して土砂を運搬しています第 2 滑走路の供用開始は平成 32 年 3 月末を予定していますが工事が全体的に遅れているため少しでも工期を短縮することが命題になっています当工区では滑走路下および誘導路下への岩ずりの埋立については建設 ICT を導入しましたこれにより測量や丁張等の作業を簡略化できまた各施工機械は単独 ( 測量者や管理者なし ) で施工できるため埋立作業を効率的に進めています作業員の安全管理については富士通株式会社の安全管理支援ソリューションを使用しました作業員にバイタルセンシングバンドを付けさせることで遠隔で作業員の身体状況や位置情報を確認することができ通知された情報をもとに休憩の指示や対処ができるため熱中症が発生するリスクを低減できました CSR Report

生産性の向上33 CSR Report 2018 港湾工事における浚渫 ICT への取り組み国土交通省では

建設業における業態改革 (i-construction) を推進しています国土交通省港湾局では 2017

掘り後を随時モニタリングすることで掘り残しや余掘の少ない効率的な浚渫作業が可能です *)

エンジンのみで行っています若鷲丸はグラブバケットの巻下げ時に発生するエネルギーを電気エネルギーに変換 ( 回生

若鷲丸荒掘仕上げ掘りモニター画面施工管理システムのモニタリング浚渫の掘り跡 ( ナローマルチビーム測量による )

5 生産性の向上33 CSR Report 2018 港湾工事における浚渫 ICT への取り組み国土交通省では建設現場における ICTの全面的な活用によって建設生産システム全体の生産性向上を図るなど建設業における業態改革 (i-construction) を推進しています国土交通省港湾局では 2017 年度に港湾の航路泊地浚渫工事でICTを活用する試行工事を開始し 2018 年度からはICT 浚渫を本格運用しています当社では清水港や堺泉北港宇部港における浚渫工事でその施工管理にICTを十二分に活用し良好な品質出来形を確保することができました若鷲丸 ( ハイブリッド式グラブ浚渫船 ) 当社保有の若鷲丸はナローマルチビーム測深機による事前測量で得られた施工前の三次元海底地形図を施工管理システムに取り込み浚渫施工中は掘り後を随時モニタリングすることで掘り残しや余掘の少ない効率的な浚渫作業が可能です *) ハイブリッド式グラブ浚渫船 : 一般的なグラブ浚渫船はグラブバケットの巻下げ巻上げの駆動はエンジンのみで行っています若鷲丸はグラブバケットの巻下げ時に発生するエネルギーを電気エネルギーに変換 ( 回生 ) して蓄電しグラブバケット巻上げ時に蓄電した電気でモーターを駆動しエンジン駆動をアシストします若鷲丸荒掘仕上げ掘りモニター画面施工管理システムのモニタリング浚渫の掘り跡 ( ナローマルチビーム測量による ) 若鷲丸模型の展示 2014 年夏に竣工したグラブ浚渫船兼全旋回式起重機船若鷲丸の1/75 模型を製作しました電動で浚渫作業を再現し特徴である回生エネルギーを利用したハイブリッドシステムも示しています既に複数の展示会に出展し発注者や学生一般の方など多数の方々からご好評をいただいています関東技術事務所にて EE 東北 18にて

生産性の向上平成 29 年度清水港富士見航路泊地浚渫工事工事場所静岡県清水市工期平成 29 年 9 月 8 日 ~ 平成 30 年 3 月

を全面的に導入する IC T 浚渫を平成 29 年度より取り組んでいます清水港富士見航路泊地浚渫工事では当社で開発した3D

を活かした直感的な画面表示により 3 次元での掘進状況の把握が容易となりました概要 3D 作業船位置管理支援システム浚渫 ICT

Barge Depth 3D Systemは浚渫 ICTへの対応を想定し Barge Depth Systemに 3 次元鳥瞰図表示機能

施工内容に応じた様々な背景図にGNSS 位置方位情報をもった作業船舶を表示 ) はそのままに 3

掘削直後の地形がリアルタイムに変わります 2 バケット状態監視機能グラブバケットの深度開閉状態をリアルタイム表示します

次元鳥瞰図が表示されます位置深度グラブバケットの状態を一目で視認できるので作業状況を直感的に把握しやすくなります

掘削箇所グラブバケット正面正面側面 3 次元鳥瞰図堺泉北港助松地区航路 (-14m) 浚渫工事工事場所阪府市阪府岸和市

6 生産性の向上平成 29 年度清水港富士見航路泊地浚渫工事工事場所静岡県清水市工期平成 29 年 9 月 8 日 ~ 平成 30 年 3 月 30 日 (7ケ月) 発注者国土交通省中部地方整備局 ICT の活用国土交通省では港湾工事の生産性向上を目指して浚渫工にICT を全面的に導入する IC T 浚渫を平成 29 年度より取り組んでいます清水港富士見航路泊地浚渫工事では当社で開発した3D 作業船位置管理支援システム (Barge Depth 3D System) を試験導入することで 3 次元鳥瞰図表示機能を活かした直感的な画面表示により 3 次元での掘進状況の把握が容易となりました概要 3D 作業船位置管理支援システム浚渫 ICT 対応版拡張システム Wakachiku Intelligence Technology - Barge Depth 3D System Barge Depth 3D Systemは浚渫 ICTへの対応を想定し Barge Depth Systemに 3 次元鳥瞰図表示機能およびバケット状態監視機能を加えた拡張システムです Barge Depth Systemの持つ機能 ( 施工内容に応じた様々な背景図にGNSS 位置方位情報をもった作業船舶を表示 ) はそのままに 3 次元データ処理機能を活かした直感的な管理画面が追加されます主な拡張機能 1 3 次元鳥瞰図表示機能 Barge Depth Systemで表示されるデータを3 次元鳥瞰図化して表示しますグラブ浚渫船およびバケットは地形の視認性を阻害しないワイヤーフレームで表示されます SeaVisionデータを取り込めるため掘削直後の地形がリアルタイムに変わります 2 バケット状態監視機能グラブバケットの深度開閉状態をリアルタイム表示しますバケット形状は自由に作成可能で法面バケット等の特殊バケットも適切な表示ができます 13 次元鳥瞰図表示 2 バケット状態監視 3 次元鳥瞰図が表示されます位置深度グラブバケットの状態を一目で視認できるので作業状況を直感的に把握しやすくなりますグラブバケットの動きをリアルタイム表示しますバケット形状と掘削目標深度を表す線を併せて表示します浚渫船通常のバケット法面バケット掘削箇所グラブバケット正面正面側面 3 次元鳥瞰図堺泉北港助松地区航路 (-14m) 浚渫工事工事場所阪府市阪府岸和市工期平成 29 年 8 月 10 日 ~ 平成 30 年 3 月 16 日 (7 ケ月 ) 発注者国土交通省近畿地方整備局 ICT の活用堺泉北港助松地区航路 (-14m) 浚渫工事は国土交通省近畿地方整備局で初の ICT 活用工事 ( 浚渫工 ) となり 3D 作業船位置管理支援システム (Barge Depth 3D System ) を採用しました作業船位置およびバケット状態の可視化 CSR Report

生産性の向上35 CSR Report 2018 技術開発コンクリート締固め管理システム概要コンクリートの出荷から締固め完了までの品質施工情報を1 台のパソコンに集約することで一元管理し施工計画に基づいた高度な品質管理および効率的な打設作業を実現できるICT システムを構築しました本システムの適用により従来慣習的に管理

現着で入力締固め情報を管理者に提供締固完了で入力打設完了時刻打設現場主な特徴 1 高度な品質管理 : コンクリートの締固め時間打重ね時間および可使時間 ( 施工が可能な流動性を保つ時間 ) をシステマチックに管理して密実で耐久性の高いコンクリート構造物を構築しコールドジョイントや廃棄コンクリートを未然に防止します 2 進捗の見える化 :

システム上でその記録を即座に抽出することが可能です特徴 1 締固め時間の管理特徴 2 打設進捗の可視化特徴 3 コンクリート品質情報の抽出適用実績工事名称発注者工種平成 30 年度敦賀港 ( 鞠山南地区 ) 岸壁 (-14m) 本体工事国土交通省北陸地方整備局コンクリート工 ( 試験運用 ) 平成 30 年度秋田港外港地区防波堤 (

7 生産性の向上35 CSR Report 2018 技術開発コンクリート締固め管理システム概要コンクリートの出荷から締固め完了までの品質施工情報を1 台のパソコンに集約することで一元管理し施工計画に基づいた高度な品質管理および効率的な打設作業を実現できるICT システムを構築しました本システムの適用により従来慣習的に管理されることが多かった施工現場におけるコンクリート打設の規範事項を電子データで記録して包括的に管理することで高品質なコンクリート構造物の構築と生産性向上を図ることが可能になります今後は国土交通省が推進する i-constructionの方向性に沿う形で本システムを積極的に施工現場へ展開していきます施工情報の一元管理出荷受入時刻生コン工場現着で入力締固め情報を管理者に提供締固完了で入力打設完了時刻打設現場主な特徴 1 高度な品質管理 : コンクリートの締固め時間打重ね時間および可使時間 ( 施工が可能な流動性を保つ時間 ) をシステマチックに管理して密実で耐久性の高いコンクリート構造物を構築しコールドジョイントや廃棄コンクリートを未然に防止します 2 進捗の見える化 : 構造物を3 次元要素でモデル化してネットワークを構築することによりコンクリート打設の進捗を視覚的に表示し打設現場から離れた事務所においてもリアルタイムで進捗を把握できます 3 品質情報の活用 : 可使時間等は電子データで保存でき日報管理の簡素化により生産性が向上しますさらに構造物の要素毎で品質情報を管理することでシステム上でその記録を即座に抽出することが可能です特徴 1 締固め時間の管理特徴 2 打設進捗の可視化特徴 3 コンクリート品質情報の抽出適用実績工事名称発注者工種平成 30 年度敦賀港 ( 鞠山南地区 ) 岸壁 (-14m) 本体工事国土交通省北陸地方整備局コンクリート工 ( 試験運用 ) 平成 30 年度秋田港外港地区防波堤 ( 第二南 ) 本体工事高度な品質管理を ICT で実現する技術研究所コンクリート構造グループリーダー秋山哲治国土交通省東北地方整備局コンクリート構造物の 3 次元モデルに本システムの管理情報を属性情報として紐付けすることで CIM による維持管理にも活用できます今後は現場での実績を積み重ねまた先端技術等を駆使してシステムのさらなる高度化に対応していきますコンクリート工

生産性の向上水中可視化技術 (3D ソナー ) の運用概要港湾工事は海上や海中での作業が主となり工事の出来形や作業の進捗状況の視認が困難であるため作業効率や施工精度が陸上工事に比べ低下しますまたブロックの設置撤去作業等では吊り荷や重機と潜水士の接触の危険性が考えられます

本 = 合計 16,384 本 ) の音波を同時に送受信することで受信した信号より水中画像 (3D 画像 ) を作成しモニタに表示できます信号は最大で 1 秒間に12 回更新されますリアルタイムに水中画像が得られるため水中部の作業状況を確認しながらの施工が可能になります

年度和歌山港本港地区泊地 (-13m) 拡幅工事平成 29 年度鹿島港外港地区中央防波堤付帯施設築造工事 ( その 2) 国土交通省近畿地方整備局国土交通省近畿地方整備局国土交通省関東地方整備局ブロック撤去ブロック撤去捨石均し可視化による生産性安全性の向上

8 生産性の向上水中可視化技術 (3D ソナー ) の運用概要港湾工事は海上や海中での作業が主となり工事の出来形や作業の進捗状況の視認が困難であるため作業効率や施工精度が陸上工事に比べ低下しますまたブロックの設置撤去作業等では吊り荷や重機と潜水士の接触の危険性が考えられますそこで水中施工における作業効率施工精度および安全性を向上させるため水中部の構造物形状や工事の状況また潜水士の位置等をリアルタイムで表示可視化させるため 3Dソナー (Echoscope) を導入しましたソナーヘッドからの範囲 ( 縦 128 本横 128 本 = 合計 16,384 本 ) の音波を同時に送受信することで受信した信号より水中画像 (3D 画像 ) を作成しモニタに表示できます信号は最大で 1 秒間に12 回更新されますリアルタイムに水中画像が得られるため水中部の作業状況を確認しながらの施工が可能になります既設ケーソン既設ケーソンブロック潜水士潜水士ブロック和歌山本港地区拡幅工事での取得画像作業状況 ( イメージ ) 適用実績工事名称発注者工種平成 29 年度神戸港ポートアイランド ( 第 2 期 ) 地区航路 (-16m) 第六南防波堤撤去工事平成 29 年度和歌山港本港地区泊地 (-13m) 拡幅工事平成 29 年度鹿島港外港地区中央防波堤付帯施設築造工事 ( その 2) 国土交通省近畿地方整備局国土交通省近畿地方整備局国土交通省関東地方整備局ブロック撤去ブロック撤去捨石均し可視化による生産性安全性の向上技術研究所施工制御グループリーダー吉住雄二 3D ソナーと従来より開発しているブロック据付支援システム等を組合せることにより直観的に水中部の状況を把握した上で高精度かつ安全な施工ができるようになりました今後は実績を積上げ様々な工種に対応したいと考えています CSR Report

i-Construction型工事の概要（素案）

i-Construction型工事の概要（素案） ICT 活用工事の概要説明項目 ICT 活用工事の発注方式 ICT 技術の全面的な活用 ( 土工 ) の概要 ICT 活用工事 ( 土工 ) の実施方針施工者希望 Ⅰ 型における別記様式 (ICT 活用工事計画書 ) 1 ICT 活用工事の発注方式 ~ 土工工事の全てを ICT 活用施工対応工事へ ~ 基本的考え方大企業を対象とする工事では ICT 活用施工を標準化地域企業を対象とする工事では