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3 プロジェクト研究 3 学校全体で組織的 計画的に取り組む情報モラル指導の在り方

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5 はじめに 生きる力 をはぐくむために, その具体的な手立てを確立するという観点から学習指導要領が改訂され, 今年度から幼稚園では全面実施, 小 中学校では一部の教科等での先行実施が始まりました 新学習指導要領の趣旨を学校教育に具体的に生かす段階に入った今, 各学校にとって, 新学習指導要領と各学校の教育課題を踏まえ, 創意あふれる教育活動を展開することが喫緊の課題となっております また, 教員一人一人には, 次代を担う人間を育てるために, 教育の新しい流れに柔軟に即応していくこと, そのために研究 研修を重ねて常に自己変革を図っていくことが求められております 秋田県総合教育センターでは, 時代や社会の要請を踏まえつつ, 本県の学校教育課題の解決に役立つ研究を目指して, 実践的研究を重ねております 本年度は, 当センターの基本研究課題 生きる力 をはぐくむ豊かで特色ある学校の創造 の下, 校内授業研修の在り方 (3 年研究の最終年次 ), 教員研修システムの構築, 情報モラル指導の在り方, 特別支援学校における授業改善の在り方の4つに視点を当てて, 各学校のニーズに応えるべくプロジェクト研究を進めて参りました ここに, それぞれのプロジェクト研究の成果を 研究紀要第 41 集 にまとめ, 皆様にお届けすることができました これらの研究が, 各学校の教育実践に生かされ, 充実した教育を展開するための一助となること, そして, そうした質の高い実践の積み重ねにより, 本県学校教育が一層充実発展していくことを願うものであります 末筆になりましたが, 本研究を推進するに当たり, 多大な御協力をいただきました潟上市教育委員会と関係各校の皆様, また秋田西高等学校, 金足農業高等学校, 天王みどり学園の皆様に衷心より感謝申し上げます 平成 22 年 3 月 秋田県総合教育センター所長熊谷曉

6 目 次 プロジェクト研究 3 学校全体で組織的 計画的に取り組む情報モラル指導の在り方 Ⅰ 研究の概要 1 はじめに 24 2 研究の背景とねらい 25 3 研究の内容 27 Ⅱ 学校における情報モラル指導の現状 1 アンケート調査の結果と分析 29 2 アンケート調査のまとめ 34 Ⅲ 校内研修会の実践例 1 校内研修会の概要 35 2 校内研修会の内容及び方法 39 3 校内研修会後のアンケート分析 47 4 校内研修会及びアンケートについての考察 50 Ⅳ 情報モラル指導参考資料 1 教員が把握しておくべき情報モラル 51 2 教科の中での情報モラル ( ダウンロードできる指導案, 資料等 ) 54 3 生徒指導の中での情報モラル 55 4 保護者との連携 57 5 情報モラル指導情報 59 6 あきたスクールサイトウオッチャー事業 (ASSW) 59 Ⅴ まとめ 1 成果 60 2 課題 60 3 おわりに 61 参考文献 62

7 Ⅰ 研究の概要 1 はじめに 近年, インターネット上の誹謗中傷やいじめ, 出会い系サイトなどの違法 有害情報に起因する被害, 子どもたちの携帯電話への依存などインターネットや携帯電話に関連した問題が多く報告されています インターネットの世界は, 公共性があることやインターネットの向こう側には人がいることを意識しなくてはなりません しかし, インターネットでは, 匿名だから何をしても分からないと考えたり, インターネットだから特別に許されるような錯覚に陥ったりもしています このような実態に即応して, 学校における情報モラル指導の充実が求められています 情報モラルとは, 情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度 であり, 日常生活におけるモラルが基盤になります 私たちの日常生活の中には様々なルールやマナーがあります インターネットの世界も社会の一部ですから, インターネットを利用する際も, 日常生活のモラルが大切であることは当然です ブログなどに人の悪口を書き込むことや迷惑メールを送信するといった行為は, インターネット利用の仕方の問題だけでなく, 日常生活のモラルに反する行為になります したがって, 情報モラルの育成は, 心の教育や生徒指導などすべての教育活動の中で行わなければならないのです 情報モラル指導は, 人間として社会で生きる正しい姿勢や態度を育成するためにきわめて大切な指導であるという認識のもとで, 学校全体で取り組んでいくことが必要です 学校においては, 各教科をはじめ, 道徳, 総合的な学習の時間, 特別活動など様々な場面で情報モラル指導が行われてきました また, 生徒指導や教育相談とも連携することでその事前指導や事後指導に取り組んできました しかし, 多くの学校における指導は, それぞれの担当教員の判断で独自に行われることが多く, 学校全体での取り組みには至っていません その理由としては, 情報モラル指導の必要性は分かっていても何をどう指導したらよいか分からないこと, 学校として必要性が分かっていても実践に結びつかないこと, 目に見える成果として現れないので消極的になりがちなこと, 教員の知識が不足していることなどがあげられます そこで, 本研究では, 各学校の情報モラルについて指導的立場にある教員を支援することで, 学校全体で組織的かつ計画的に情報モラル指導に取り組めるようになり, 教員が情報モラルについての指導力の向上を図るための方法を提案します

8 2 研究の背景とねらい < 情報モラル, 情報モラル教育, 情報モラル指導 > 平成 20 年に刊行された小学校と中学校の学習指導要領解説総則編では, 情報モラルについて 情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度 のことであると述べられています そこで, 本研究においても同様の扱いとします 本研究では, 前節で述べたようなインターネットや携帯電話での様々なトラブルについて, ネットトラブル と表記します また, このようなネットトラブル以外についても情報社会特有の問題は発生するため, 情報安全教育の必要性も重要視されています よって, 情報社会に生きるすべての人々が情報モラルを身に付ける必要があります そのための教育のことを情報モラル教育と言いますが, 児童生徒への指導については, 特に 情報モラル指導 と表記します (1) 主題設定の理由 < 国の施策 > 文部科学省では, 首相官邸の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部 ( 通称,IT 戦略本部 ) が平成 18 年 1 月に発表したIT 新改革戦略に基づき, 教員のICT 活用指導力の基準 を示し, すべての教員のICT 活用指導力の向上に取り組んでいます ここで示されている基準の一つとして 児童生徒に対して情報モラルなどを指導する能力 があげられています < 学習指導要領 > 平成 20 年に刊行された小学校と中学校の学習指導要領解説総則編では, 情報モラル指導の必要性が述べられています また, 同解説道徳編では, 児童生徒の発達の段階や特性等を考慮し, 道徳の内容との関連を踏まえて, 情報モラルに関する指導に留意するよう述べられています < 本県の実態と課題 > 義務教育課が平成 20 年 11 月に実施した 携帯電話, インターネット利用実態調査 ( 学校用調査 ) によると, インターネットやメールによるトラブルや被害が児童生徒に発生した学校は, 小学校で7.6%, 中学校で52.7% でした また, 平成 20 年度にインターネットやメールの利用に関する指導についての校内研修を実施した, または実施する予定の学校は, 小学校で48.1%, 中学校で57.2% とほぼ半数になっていました 秋田県総合教育センター ( 以下, 当センターとします ) が平成 20 年 5 月に実施した 情報モラル教育に関するアンケート調査 によると, 小学校における情報モラル教育実施上の課題として, 個人差がある, 危機意識が低い, 教員の知識や技能に習熟の差がある, 切迫感がない, 寝た子を起こさないか心配, などがあげられています さらに, 知識や有害サイトに対する対策の不足, 対策が後手になっている, なども指摘されています

9 < 学校教育の指針 > 本県教育委員会発行の平成 21 年度 学校教育の指針本年度の重点 パンフレット版の 10ページには, 全校体制で情報モラル教育を推進し, ネットトラブルの未然防止, 即時対応に努める と述べられています <あきたスクールサイトウオッチャー事業 > 本県教育委員会では, 平成 21 年度よりあきたスクールサイトウオッチャー事業 (ASS W) に取り組んでいます 本事業の目的は, 学校裏サイト等の検索や, 不適切な内容の削除依頼, 情報提供受付を行うことで, 関連するトラブルを防ぎ, 学校を支援することです < 研究主題 > このように, 国の施策や新学習指導要領及び本県の実態と課題, 学校教育の指針,AS SW 事業を踏まえ, 各校で組織的かつ計画的に情報モラル指導へ取り組んでいくべきと考え, 研究主題を次のように設定しました < 研究主題 > 学校全体で組織的 計画的に取り組む情報モラル指導の在り方 (2) この研究の目指すもの本研究では, 各校における情報モラル指導が改善され, 次のように学校が変容することを目指しています 1 すべての教員が情報モラル指導の必要性を感じている 2 各校で情報モラル指導の全体計画を作成し, 組織的かつ計画的に情報モラル指導に取り組む 3 各教科をはじめ, 道徳, 総合的な学習の時間, 特別活動などの年間指導計画の中に情報モラル指導の項目を加えている 4 すべての教員が情報モラル指導に必要な知識と指導法を身に付けており, 児童生徒の実態や場面に応じて, 授業の中に情報モラル指導を取り入れている 図 Ⅰ-1に本研究の構想図を示します 図 Ⅰ-1 本研究の構想図

10 3 研究の内容 (1) 学校の実態把握今年度当センター講座受講者を対象にアンケート調査を実施しました この調査結果を分析することで, 各学校における情報モラル指導の実態を把握し, 本研究の基礎資料としました (2) 情報モラル校内研修会プログラム の開発本研究では, 校内研修会で活用できるテキスト集を含む 情報モラル校内研修会プログラム ( 表 Ⅴ-1) を開発しました これは各校の担当者が情報モラル校内研修会を実施し, 全教職員が情報モラルについての知識を深め, 指導の必要性を共通理解し, 全体計画 年間指導計画の素案を作ることができるように考えたものです テキスト集は, 情報モラル自己点検シート, 自己点検シート解説, 情報モラル指導チェックリスト, 情報モラル指導全体計画 ( 例 ), 情報モラル指導年間指導計画 ( 例 ), その他資料からできています 印刷製本して, 全教員へ校内研修会の当日配布します 司会用台本は, 事前の準備からグループ編成の仕方, アンケート集計を含んでおり, 校内研修会で印刷して使用できるようにしてあります プレゼンテーション用スライドは, 校内研修会の全体の流れを示し, 情報モラル指導の必要性 では, 情報社会の問題点とそれに対する学校側の対応について 5 分でわかる情報モラル のビデオを視聴して理解することを目的としています (3) 調査協力校における実践本研究で開発した 情報モラル校内研修会プログラム の特徴は, 各学校の情報教育や生徒指導の担当者が, 自校の情報モラル指導の全体計画及び年間指導計画の素案づくりができる点です 本プログラムの主な内容を次に示します 情報モラル指導の必要性について共通理解を図るための自己点検シートへの記入情報モラル指導の必要性についてのプレゼンテーション自校の課題を把握するための情報モラル指導チェックシートへの記入情報モラル指導の全体計画作成のための協議 Ⅰ 情報モラル指導の年間指導計画作成のための協議 Ⅱ 本研究では, このプログラムの有効性を確認するため, 調査協力校の小学校と中学校の 各 1 校において, 本プログラムに沿った校内研修会を実施しました A 小学校では,120 分間の校内研修会を実施し, 情報モラル指導の全体計画と年間指導計画の作成について学

11 団ごとの協議を行いました B 中学校では,90 分間の研修会を実施し, 情報モラル指導の全体計画と年間指導計画の作成について校務分掌ごとの協議を行いました (4) 教員の情報モラル指導に役立つ知識と指導法に関するコンテンツの紹介教員の情報モラル指導においては, 政府のIT 新改革戦略, 情報モラル指導に関連した法令, 情報教育に関する学習指導要領の内容, 情報社会における問題点 ( 特にネットトラブル ) などの多岐にわたる知識だけでなく, 児童生徒の実態把握や, 保護者との連携なども必要となります また, 児童生徒に情報モラルを指導する場合には, 体験を通じて問題点に気付かせ, 自分で考える力をつけさせることが大切です そこで, 本研究では, 文部科学省等が公開している様々な事例に関する資料を紹介します 教員がこれらの資料を活用することによって, 情報モラル指導の指導案等を効率よく簡潔に作成することができます さらに, 情報モラル指導に役立つWebサイトなども紹介します

12 Ⅱ 学校における情報モラル指導の現状 1 アンケート調査の結果と分析 県内の学校において, 情報モラル指導の実施状況及びその内容を把握するため, 今年度 当センター講座受講者を対象に次のようなアンケート (1)~(16) を実施しました それぞれのアンケート結果に見られた特徴は次のとおりです [ 対象教員 ] 小学校 70 名, 中学校 44 名 [ 実施時期 ] 平成 21 年 5 月 ~6 月 [ 質問形式 ] 次の内容について学校全体で共通理解のもと, 指導を行っていますか ( 行っている 学年または個人的に行っている 行っていない ) (1) 教科等で, ネット社会のルールやマナーを守る態度を指導している 小学校 3% 中学校 7% 全体 行っている と回答した割合は小 中学校と 43% もに約半数であり, 教科 37% 48% 56% 48% 54% 等での指導はまだ十分に行われていないことがう図 Ⅱ-1 かがわれます 中学校でやや上回っているのは技術 家庭科で情報教育が行われていることと関連があると推察されます 4% (2) 児童生徒がインターネットを利用する際に, 情報の正しさや安全性などを理解し健康面に気を付けて活用できるように指導している 小学校 中学校 全体 中学校では72% が 行 1% 2% 2% っている と回答して 26% います これは1と同 39% 47% 52% 様に技術 家庭科で情 59% 72% 報教育が行われている図 Ⅱ-2 ことや実際にトラブルに巻き込まれるなど, ネット社会の危険性に現実味が加わることから生徒指導面での取り組みも増えていることが考えられます

13 (3) 学校全体で情報モラルの指導計画を策定し, 体系的に情報モラルを指導している 小学校 10% 中学校 21% 小 中学校どちらも 行っている や 学 年又は個人的に行って 28% 48% 57% 29% いる と回答した割合 62% 31% が低いことが分かりま図 Ⅱ-3 した このことから, どちらの校種においても多くの学校では, 学校全体で情報モラル指導に取り組む状態に至っていないことが推察されます 全体 14% (4) 調査活動などでWeb 検索を利用する際に, インターネット上には不適切な情報があることを指導している 小学校 中学校 全体 中学校で 行っている 1% 12% 0% 1% と回答した割合が高いの 37% は, 中学校になると授業 46% 53% の中でWeb 検索を行う頻 62% 88% 度が増すことや, 携帯電図 Ⅱ-4 話などで不適切な情報を目にする機会も増えてくるため, 指導する機会や頻度が増えると考えられます (5) 伝え合う力を指導する際に, 相手を思いやるコミュニケーションについて指導している 小学校 中学校 全体 行っている と回 1% 2% 2% 22% 21% 21% 答した割合が小 中学校ともに高いのは, 普段の生活の中で望まし い人間関係の確立を目 77% 77% 77% 図 Ⅱ-5 指した取り組みが行われていることを示しています 健全な人間関係の育成は情報モラルの基盤になりますので今後, 情報モラル指導と関連付けながら指導していく必要があります

14 (6) 児童生徒がパスワードや自他の情報の大切さなど, 情報セキュリティの基本的 な知識を身に付けるように指導している 小学校 13% 19% 中学校 9% 全体 中学校で 行っている と回答した割合が小学校 より高いのは, 情報機器 49% 42% の使用頻度が高くなるこ 58% 68% とによるものと推察され図 Ⅱ-6 ます しかし, それでも 49% であり, 必ずしも高いとは言えません 小学校では学年や学級独自に行っている割合が高く, 学校全体で指導する体制をつくる必要があります 12% 30% (7) コンピュータの置き場所や使い方, 履歴の管理などを保護者に指導し, 家庭でのルールづくりを勧めている 小学校 中学校全体 行っている と回答 17% 23% した割合が小 中学校と 30% 35% 33% 32% もに低く, 保護者に対し家庭でのルールづくり 53% 32% 45% が, 十分に勧められてい図 Ⅱ-7 ないことが分かります 学校での指導には限界があるので家庭でのルールづくりを推進する必要があります (8) 保護者懇談会で情報モラルについて取り上げ, 話題にするとともに啓発に努めている 小学校 21% 中学校 18% 全体 20% 中学校で 行っている と回答した割合が 33% 44% 高いのは, 携帯電話の 19% 所持率も上がりネット 63% 36% 46% トラブルに巻き込まれ 図 Ⅱ-8 る危険性も予想される ため, 予防的に取り組んでいることによるものと推察されます 一方, 小学校では学年ま たは学級独自に行っているケースが多いようですが, 今後は学校全体の取組が必要になり ます

15 (9) 保護者と連絡を密にして, コンピュータや携帯電話の使い方について児童生徒 の実態をよく知っている 小学校 11% 中学校 9% よく知っている と回答した割合が小 47% 中学校ともに半数で, 49% 48% 42% 学校全体での実態把握 42% 41% が十分ではないと言え図 Ⅱ-9 ます 適切な指導をするために, 今後各校では実態を十分に把握することが求められます 全体 11% (10) 校内に情報モラル指導を担当する教員がいる 小学校 40% 6% 54% 中学校 19% 21% 60% 図 Ⅱ-10 ラル指導を推進する教員が必要となります 全体 32% 11% 57% 担当者がいる と回答した割合が小 中学校ともに約 6 割です 今後学校全体で情報モラル指導を推進するためには, すべての学校に, 情報モ (11) 警察等の各関係機関から外部講師を依頼する予定がある 小学校中学校全体 予定がある と回答 26% した割合が小学校で低い 37% 38% のは, 喫緊の問題として 3% 58% 58% の意識が低いことに起因 71% していると思われます 5% 4% 図 Ⅱ-11 しかし, 予防策としての事前指導は大切ですので, 今後は小学校でも各関係機関と連携を図りながら積極的に取り組む必要があります

16 (12) ネットトラブルが起こったときの学校対応マニュアルがある 小学校 9% 3% 中学校 14% 全体 マニュアルがある 10% と回答した割合が小 中学校ともに低く, マニ 22% ュアルは無い と回答し 64% 88% た割合は非常に高くなっ 79% 図 Ⅱ-12 ています これはネット トラブルが実際に発生している学校がそれほど多くないことによるものと思われます し かし, ネットトラブルが発生した場合の対応には早急性が求められる場合が多いほか, 今 後はネットトラブルの低年齢化も予想されますので, 学校ごとに対応マニュアルを作成す る必要があります 11% (13) キックオフガイド や ネット上のいじめに関する対応マニュアル 事例集 等情報モラルに関わる資料を使用して指導を行っている 小学校 12% 中学校 14% 全体 13% 行っている と回答した割合は小 中学 44% 44% 55% 31% 48% 39% 校ともに低く, その理由は (12) と同様と考えられます 学年または 図 Ⅱ-13 個人的に行っている と回答した割合が3~4 割なので, 学校全体で取り組みを始めた場合, 情報モラルに関する資料の活用が推進されると思われます それぞれの学校に即した指導が望まれますが, 活用しやすい資料については今後も当センターから情報提供していく必要があります (14) 情報モラル指導についての校内研修会をどのように行っていますか 回 答 小学校 中学校 全体 行っていない 47% 32% 41% 職員会議 13% 21% 16% 研修会 情報担当 11% 16% 13% 研修会 生徒指導 研修会参加者 13% 4% 10% 研修会 外部やPTAと 9% 14% 10% 今後やる予定 7% 4% 6% その他 ( 記載なし等 ) 0% 9% 4% 図 Ⅱ-14 学校全体で情報モラル指導を行うには, 全職員が情報モラルについて理解していなければなりません また, そのためには全職員が情報モラル指導の必要性について理解する機

17 会が必要だと思われますが, この結果を見る限り, 全職員で校内研修会を実施している学校は少ないことが分かります (15) 情報モラル指導を行う上で困難だと感じている点はどういうことですか 回 答 小学校 中学校 全体 実態をつかめない 17% 16% 17% 学校 本人 家庭の認識の違い 23% 27% 25% 教員間の認識 技術の違い 17% 9% 14% どこまで指導すればよいか 17% 20% 18% 指導体制の確立 9% 5% 7% その他 ( 記載なし等 ) 17% 23% 19% 図 Ⅱ-15 情報モラル指導については, 現在, 様々な問題が発生しています また, その対応も今までの知識や生徒指導部による対応だけでは十分でない状況にあります 実際に多くの学校で困難を感じているという結果となりました (16) 児童生徒に情報モラルを指導する上で, 最も知りたいことは何ですか 回 答 小学校 中学校 全体 教師に必要な技術や知識 10% 36% 20% トラブル事例と対応策 19% 20% 19% 外部との連携 1% 9% 4% 発達段階に応じた指導法 6% 0% 4% 効果的な実践例 16% 0% 10% 実態の捉え方 10% 5% 8% その他 ( 記載なし等 ) 38% 30% 35% 図 Ⅱ-16 小 中学校ともに6~7 割の学校で, 情報モラルを指導するに当たって特に知りたい内容が複数あることが分かりました 今後は学校の実態や要望を踏まえながら, 教員が求めている内容について学ぶことができる, 校内外の研修機会を作る必要があります 2 アンケート調査のまとめ アンケート調査の結果と分析から, 個々の教員は, 情報モラル指導の必要性を理解し, 児童生徒への指導や保護者への啓発を試行錯誤しながら行っていますが, 学校全体で組織的かつ計画的に行うまでには至っていない状況であることが分かりました したがって, 学校全体で組織的かつ計画的に情報モラル指導を行うためには, 情報モラル指導の全体計画及び年間指導計画を早急に作成することが求められます

18 Ⅲ 校内研修会の実践例 本研究で開発した 情報モラル校内研修会プログラム を使って, 調査協力校 2 校で校内研修会を実施しました 第 1 節では校内研修会の概要, 第 2 節では校内研修会の内容及び方法, 第 3 節では校内研修会後のアンケート分析, 第 4 節では校内研修会についての考察を述べます 1 校内研修会の概要 本研究で開発した 情報モラル校内研修会プログラム の特徴は, 各学校において情報教育及び生徒指導の担当者が中心となり, 自校の情報モラル指導の全体計画及び年間指導計画の素案づくりができる点にあります ここでは校内研修会を実施するに当たり, その事前準備, 実際の校内研修会の概要, 校内研修会後のまとめを述べます (1) 校内研修会までの日程及び事前準備 校内研修会は表 Ⅲ-1 に示す日程で進めます 表 Ⅲ-1 校内研修会までの日程 日時項目内容 4 週間前 進行の立案 校内研修会の進め方 3 週間前 全体計画の立案 情報モラル指導全体計画 の立案 2 週間前 全体計画の起案 情報モラル指導全体計画 の起案 1 週間前 資料等準備 資料の印刷, 掲示用シートの準備, 付箋紙の準備 前 日 会場準備 机の配置, パソコン, プロジェクタ等の準備 事前準備に必要な事項を次に示します 1 校内研修会の目的を管理職と担当者で明らかにしておきます 2 校内研修会の目的, 内容, 日程等を早めに教員に周知しておきます 3 あらかじめ, 各協議におけるグループ編成や司会者等を決めておきます 4 担当者と司会者は, 事前に司会用台本を熟読しておきます

19 (2) 校内研修会の概要調査協力校における校内研修会の概要を表 Ⅲ-2に示します A 小学校では120 分間の校内研修会とし,B 中学校では90 分間の校内研修会として実施しました A 小学校,B 中学校ともに1~5までは共通で,2の自己点検では 情報モラル自己点検シート ( 図 Ⅲ-1) を使って各教員の情報モラルに関する知識をチェックし,4の課題の洗い出しでは 情報モラル指導チェックリスト ( 図 Ⅲ-2) を使って各教員の指導と学校全体での指導について振り返り, 自校の情報モラル指導の課題を把握し, 共通理解を図りました A 小学校では, 特に学団ごとに分かれて6の全体計画の 各学年の目標 めざす子ども像 の部分と7の年間指導計画の 各学年 の部分についての協議を行いました ( 図 Ⅲ -3, 図 Ⅲ-4) B 中学校では, 特に校務分掌ごとに分かれて6の全体計画の 校務分掌による取り組み の部分について協議を行いました 表 Ⅲ-2 情報モラル校内研修会の概要 内容 A 小学校 B 中学校 1 開会行事 ( 挨拶, 日程説明 ) 10 分 5 分 2 自己点検 10 分 10 分 3 情報モラル指導の必要性 ( プレゼン ) 20 分 20 分 4 課題の洗い出し 20 分 10 分 5 全体計画についての協議 Ⅰ 10 分 10 分 6 全体計画についての協議 Ⅱ 20 分 20 分 7 年間指導計画についての協議 25 分 10 分 8 閉会行事 ( 挨拶 ) 5 分 5 分 合計 120 分 90 分 (3) 校内研修会後のまとめ担当者は, 校内研修会後に, 協議内容を整理し, 次年度の情報モラル指導の全体計画 ( 案 ) 及び年間指導計画 ( 案 ) を作成し, 次年度に向けて協議を進めます

20 図 Ⅲ-1 情報モラル自己点検シート すべての先生のための 情報モラル 指導実践キックオフガイド参照 先生のための 情報モラル指導チェックシート 小学校版 次のチェックシートをご覧になって, 当てはまるものに 印をいれてください いくつ 印が入るでしょうか チェック内容児童生徒が発信する情報や情報社会での行動に責任をもち, インターネットの情報を集めて指導方法を検討している 教科や道徳, 特別活動 ( 学級活動 ), 総合的な学習の時間 で, 日常モラルや情報モラルを取り上げて相手のことを考えたりネット社会のルールやマナーを守る態度を指導したりしている児童生徒がインターネットを利用する際に, 情報の正しさや安全性などを理解し, 健康面に気をつけて活用できるように指導している 学校全体で情報モラルの指導計画を策定し, 体系的に情報モラルを指導している 調査活動などで Web 検索を利用する際にインターネット上には不適切な情報があることを指導している 伝え合う力を指導する際に, 相手を思いやるコミュニケーションについて指導している 児童生徒が自他の情報の大切さやパスワードなど, 情報セキュリティの基本的な知識を身に付けるように指導しているゲームやコンピュータ, 携帯電話の置き場所や使い方, 履歴の管理などを保護者に指導し, 家庭でのルール作りを勧めている 保護者懇談会では情報モラルについて取り上げ, 話題にすると共に啓発に努めている 保護者と連絡を密にして, ゲームやコンピュータ, 携帯電話の使い方について児童生徒の実態をよく知っている 印 の数 1~2 個 3~5 個 6~8 個 アドバイス 児童生徒の将来のために今のうちから情報モラルの指導に取り組みましょう キックオフガイドをよく読むことが最初の一歩です よく頑張っていますが, まだやるべきことはたくさんあります やらねばならないこと, やり残していることを, キックオフガイドから見つけましょう よくできています 教師としてやるべきことがしっかり見えているように思います チェックが入らなかった項目にチェックが入るように, さらに向上して下さい 図 Ⅲ-2 情報モラル指導チェックリスト

21 情報モラル指導全体計画 ( 例 : 小学校 ) 国 県 社会の要請 教員の ICT 活用指導力の基準 ( チェックリスト )(H19 年 2 月 ) H21 年度学校教育の指針 ( 本県学校教育が目指すもの ) ( 生徒指導 ) あきたスクールサイトウォッチャー事業 学習指導要領総則及び解説 (H20 年 8 月 ) 学校の教育目標 育てたい子ども像 友だちや自分のよいところを見つけ, ともに伸びていこうとする子ども 自分で考え, 常に学ぼうとする子ども 夢や目標に向かって, ねばり強くがんばろうとする子ども 教員 保護者の願い 情報を安全に賢く使う 危険な情報で, 傷ついたり傷つけたりしない 子どもの実態 携帯の使用状況 インターネットの使用状況 チャットやブログの認知度 5 全体計画につ いての協議 Ⅰ 道徳教育の目標思いやりの心を持ち, お互いのよさを認めながら, 自ら考え, よりよく生きようとする子どもを育てる 情報モラル指導の目標 情報社会において, 主体的に判断し, 正しく行動できる子どもの育成 情報モラルに関する知識を身につけ, 正しい判断と望ましい態度を身につけた子どもの育成 情報モラルを通して, 自分や周りの人を大切にし, 集団や社会に適切に関わっていこうとする子どもの育成 情報教育の目標情報活用の実践力 情報の科学的な理解 情報社会に参画する態度の 3 観点について, 相互の関係を考え 児童の発達段階に応じバランスよく身につけさせる 情報モラル指導でめざす子ども像 情報の大切さを知り, 情報社会のルールやマナーを守ることができる子ども 健康に気を付け, 協力してネットワークを利用できる子ども ネット上の適切, 不適切な情報を見分ける方法を知り, 危険を回避できる子ども 6 全体計画につ いての協議 Ⅱ (A 小学校 ) 自分や他人の情報を大切にし, 安全や健康目に気を付けて行動できる子どもを育てる標 めざす子どもの姿 各学年の目標 めざす子ども像低学年 (1 2 年生 ) 中学年 (3 4 年生 ) 約束や決まりを守る子ども 相手に温かい心で接する子ども 自分自身や他人の作ったものを大切にする子ども 自分の言葉で正しく伝えることができる子ども 危険なことに近づかない, 危険なことをしない子ども 生徒指導部 あいさつ運動, 声かけ運動をする 思いやりのある行動を称揚するような雰囲気づくりをする 学校生活においてルールやマナーを守ることを指導する 携帯電話の安全教室を開催する 自分や他人の情報を大切にするとともに, 情報社会でのルールやマナーを守り, 安全や健康に気を付けて行動できる子どもを育てる 相手への影響を考えて行動する子ども 自分の情報を正しく発信する子ども 他人の情報の内容を正しく理解する子ども 情報の受発信におけるルールやマナーを理解し, 守る子ども 健康のために利用時間や約束を守る子ども 校務分掌による取り組み情報教育部 各教科等における ICT 活用と, 情報モラルを指導する インターネットや携帯電話の利用実態を調査する 児童用 情報モラルチェックシート を全校で実施する 情報モラルに関する指導情報を収集する 情報モラルについての子ども向けの情報を校内に掲示する 研究部 各教科等で言語活動の充実を図る 道徳を中心とした日常モラルの指導の充実と情報モラルの指導の推進を図る 教職員の情報モラル指導力向上のための研修機会を設ける 高学年 (5 6 年生 ) 発信する情報や情報社会での行動に責任をもち, 情報社会でのルールやマナーを守って, 正しく行動できる子どもを育てる 他人や社会への影響を考えて行動する子ども 情報にも自他の権利があることを知り, 尊重する子ども ルールやマナーに反する行為について知り, 絶対に行わない子ども 不適切な情報を認識し, 対応できる子ども 自他の健康安全を脅かす行為を行わない子ども その他 PTA などの機会を利用して, 情報モラル指導について啓発を図る PTA 講演会で携帯電話の安全教室やネットトラブルに関する勉強会を開催する 学年や児童会で HP を運営し, 積極的に情報活用能力を育成する 7 年間指導計画についての協議 (A 小学校 ) 学年 分掌 1 2 年部 3 4 年部 5 6 年部 各教科 領域等における取り組み 各教科 道徳 総合的な学習の時間 特別活動 自分の考えや気持ち 思いやりの心をもっ 正しい情報収集の仕 よりよい学校生活の実 を正しく伝える方法を身に付ける 正しい情報収集の仕方を身に付けたり, たコミュニケーションの仕方を身に付ける 法律や人権, ルール 方や適切な情報の見分け方を身に付けることで情報活用能力を高める 現のために, 仲間と協力して活動に取り組む 色々な活動に主体的, 計画的に取り組む態度 図 Ⅲ-3 情報モラル指導全体計画 ( 例 ) 家庭 地域 関係諸機関との連携による取り組み PTA 等の機会をとらえて, 情報機器の利用の仕方について研修する機会を設ける 情報機器の安全な利用の仕方や家庭でのルールのもち方について, おたよ 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 じこしょうか なかよくあそ やくそくをま しらないひと ともだちがつ おじいちゃん おせわに ともだちがつ いをしよう ( 生 ぼう ( 特別活 もろう ( 道徳 ) にはなしかけら くったものをだ おばあちゃん なったひとにね くったものをだ 活科 国語 ) 動 ) れたらどうす いじにしよう におてがみを んがじょうをだ いじにしよう る?( 学級活 ( 学級活動 ) かこう ( 国語 ) そう ( 生活科 ( 学級活動 ) 動 ) 国語 ) 電子メール その情報, を気持ちよく使本当に正しい? うには ( 道徳 ) ( 総合 ) 情報モラル指導年間指導計画 ( 例 : 小学校 ) 電子メール 電子メール ルールやマ 相手に分かを使ってみようを気持ちよく使ナーに気を付りやすく伝えよ ( 総合 ) うには ( 道徳 ) けて取材しようう ( 国語 ) ( 総合 ) ルールやマ 個人情報っナーに気を付て何だろう ( 特けて取材しよう別活動 ) ( 総合 ) 人まねでは 自分の考えなく, 自分で考をはっきり伝ええた絵を描こうよう ( 国語 ) ( 図工 ) 携帯電話の落とし穴 ( 道徳 ) 正確な調査 楽曲と違法結果を伝えようコピー 情報と ( 総合 ) 社会 ( 社会 ) ホームページで私たちの県について調べよう ( 社会 ) 上手な掲示板の使い方 ( 総合 ) コンピュータ これもチェー 上手な掲示を使いすぎるとンメール ( 道板の使い方 ( 体育 ) 徳 ) ( 総合 ) 卒業に向けて今の自分を表現しよう ( 学級活動 ) 生徒指導 声かけ運動 思いやり強調月間 情報モラル講演会 思いやり強調月間 携帯電話の 思いやり強安全教室調月間 情報教育 情報モラル 利用実態調 情報モラル年間指導計画査の実施掲示板の作成の提案 情報モラル職員研修 情報モラル強調月間 利用実態調査の実施 研 究 道徳部で情 言語活動強報モラルの教調月間材を集める 情報モラル職員研修 言語活動強調月間 情報モラル職員研修 言語活動強調月間 あいさつ運動 児童会 1 年生を迎える会 6 年生を送る会 学校行事その他 PTA 入学式 運動会 夏休みの作品展 PTA 全体会 実態調査の 情報モラルにつ 講演会の感で実態調査の結果をしらせるいての講演会を開想を広報誌でお願いをする催をする紹介する 学習発表会 冬休みの作品展 携帯電話の安全教室を開催する 卒業式 他 図 Ⅲ-4 情報モラル指導年間指導計画 ( 例 )

22 2 校内研修会の内容及び方法 (1) A 小学校での校内研修会の実際 参 加 者 20 名 グループ構成 各学団ごと (1 2 年部,3 4 年部,5 6 年部 ) 管理職も各学団に分かれて参加 司 会 者 情報教育指導部主任 研修時間 120 分間 資 料 司会用台本, 校内研修会実施計画, テキスト集 ( 情報モラル自己点検シート 情報モラル自己点検シート解説 情報モラル指導チェックシート 情報モラル指導全体計画 ( 例 ) 情報モラル指導年間指導計画 ( 例 ) ) 全体計画 ( 案 )(A3 判 ), 年間指導計画 ( 案 )(A3 判 ) 情報モラル校内研修会プログラム については, ダウンロード可能 P60 参照 1 開会の挨拶, 日程説明 1) 研修会の趣旨説明 ( 司会者 ) 本校の情報教育の現状について説明します スキル面の指導計画はありましたが, 情報モラル指導の計画はありませんでした 今日は情報モラル指導の計画づくりを行います 2) 校長の挨拶 3) 日程説明 2 自己点検 情報モラル自己点検シート ( 参 加者全員 ) 1) 各自, 情報モラルについての考え方, 感じ方, 取り組み方がどんな状態になるのかを自分自身で振り返るために点検シートでチェックし, そのあと 情報モラル自己点検シート解説 を読みます 図 Ⅲ-5 進行している様子 2) 10 分後, 司会者が補足説明をします ( 図 Ⅲ-5) 例えば 情報モラル自己点検シート の5 番の項目 メールの返信のトラブルに ついては, 市のメディア教育部会でも話題になっていました 携帯電話の本校における所持率はこれから高くなることも考えられます その前 に我々が知識を蓄えておかなければと思っています

23 3 情報モラル指導の必要性についての説明 ( 司会者 ) 1) 映像資料 5 分でわかる情報モラル とプレゼン資料を使って説明します 4 学校の課題の洗い出し 情報モラル指導チェックリスト ( 参加者全員 ) 1) 各自, チェックリストでチェックします 2) 5 分後, 司会者がチェックリストに付けられたの数を確認します 3) その後, 司会者が補足説明をします 学校の経営要覧には, スキル面の指導計画のみを載せています チェックリストの4 番にもあるが, モラル面での指導計画づくりが本校のこれからの課題になると思います この後はこの点について進めていきます 5 全体計画についての協議 Ⅰ( 全体の 目標 と めざす子ども像 ) 1) 司会者が,A 校の 情報モラル指導の目標 と 情報モラル指導でめざす子ども像 を提案し, 設定理由を説明する ( 図 Ⅲ-6) 情報モラル指導全体計画 (A 小学校案 ) 国 県 社会の要請 教員の ICT 活用指導力の規準 ( チェックリスト )(H19 年 2 月 ) 新学習指導要領総則及び解説 (H20 年 8 月 ) H21 年度学校教育の指針 ( 本県学校教育が目指すもの ) ( 生徒指導 ) あきたスクールサイトウォッチャー事業 学校の教育目標 本校の情報教育の目標情報や情報取得手段についての理解を深め, コンピュータや視聴覚機器の操作になれ, 進んで活用しようとする子どもを育てる 教師 保護者の願い 情報を安全に賢く使って欲しい 危険な情報で, 傷ついたり傷つけたりしないで欲しい 子どもの実態 携帯の使用状況 インターネットの使用状況 チャットやブログの認知度 設定理由は, 情報モラルに関する知識が少ない 正しい判断力は普段の生活にも必要 本校の情報モラル指導の目標情報モラルに関する知識を身に付け, 正しい判断と望ましい態度を身に付けた子どもの育成 情報モラル指導でめざす子ども像情報の大切さを知り, 情報社会のルールやマナーを守ることができる子ども 図 Ⅲ-6 A 小学校で提案された全体計画 ( 一部抜粋 ) 設定理由は, 思いやりの心を育てたい 規範意識を高めていきたい 6 全体計画についての協議 Ⅱ( 学団ごとの 目標 と めざす子ども像 ) 1) 司会者から補足説明をします 学団ごとの系統性, 発展性の調整は後で行いますので, どんどんアイデアを出して欲しいと思います 2) 各学団に所属している情報教育指導部員の教員が司会をして話し合いを進め, 出された意見は付箋紙に書き出していきます ( 図 Ⅲ-7) 3) 付箋紙を使ったワークショップ型で協議を進めていきます

24 4) 話し合ったことを付箋紙に書いて, 掲示用のシートに貼っていきます ( 図 Ⅲ-8) 5) 貼り終わってから, 付箋紙に書いたことを発表し合い, 共有していきます ( 図 Ⅲ -9) 目標 めざす子どもの姿 図 Ⅲ-7 付箋紙を貼っている様子図 Ⅲ-8 掲示用シートの様子 情報モラル指導全体計画 (A 小学校案 ) 各学年の目標 めざす子ども像低学団 (1 2 年生 ) 中学団 (3 4 年生 ) 自分や他人の情報を大切にし, 安全や健康に気を付けて行動できる子どもを育てる 約束や決まりを守る子ども 相手に温かい心で接する子ども 自分自身や他人の作ったものを大切にする子ども 自分の言葉で正しく伝えることができる子ども 危険なことに近づかない, 危険なことをしない子ども 本校の情報モラル指導の目標情報モラルに関する知識を身に付け, 正しく判断する力と望ましい態度を身につけさせる 情報モラル指導でめざす子ども像情報の大切さを知り, 情報社会のルールやマナーを守ることができる子ども 自分や他人の情報を大切にするとともに, 情報社会でのルールやマナーを守り, 安全や健康に気を付けて行動できる子どもを育てる 相手への影響を考えて行動する子ども 自分の情報を正しく発信する子ども 他人の情報の内容を正しく理解する子ども 情報の受発信におけるルールやマナーを理解し, 守る子ども 健康のために利用時間や約束を守る子ども 図 Ⅲ-9 A 小学校で作成された全体計画 ( 一部抜粋 ) 高学団 (5 6 年生 ) 発信する情報や情報社会での行動に責任をもち, 情報社会でのルールやマナーを守って, 正しく行動できる子どもを育てる 他人や社会への影響を考えて行動する子ども 情報にも自他の権利があることを知り, 尊重する子ども ルールやマナーに反する行為について知り, 絶対に行わない子ども 7 年間指導計画についての協議 1) 教科 領域ごとの年間指導計画を参照するよう司会者が補足説明をします 2) 作業時間は, 約 25 分間です 3) 各学年部ごとに話し合いを進め, 出た意見は付箋紙に書き出していきます ( 図 Ⅲ -10) 4) 付箋紙を使ったワークショップ型で進めていきます 5) 話し合ったことを付箋紙に書いて, 掲示用のシートに貼っていきます ( 図 Ⅲ-11)

25 図 Ⅲ-10 付箋紙を掲示用の年間指導計画に貼っている様子 情報モラル指導年間指導計画 (A 小学校案 ) 学年 分掌 1 2 年部 3 4 年部 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 1 年 じこしょうかいをし 1 年 はなしたいなきき 1 年 うさぎのえんそく 1 年 みんなにしらせよ 1 2 年 よう ( 生活科 ) 2 年 なかよししゅう会 ( 生活科 ) たいな ( 国語 ) 1 年 なかよくあそぼう ( 生活科 ) 2 年 みんなの前で話そう ( 国語 ) 2 年 公園の花 ( 道徳 ) ( 道徳 ) 2 年 町たんけんおれいじょうを書こう ( 生活科 ) う ( 国語 ) 1 2 年 しらない人にはなしかけられたらどうする? ( 学級活動 ) 3 年 きまりじゃないか ( 道徳 ) 3 年 こん虫を調べよう ( 理科 ) 4 年 その情報, 本当に正しい? ( 総合 ) 4 年 電話で伝え合おう ( 国語 ) 4 年 人 5 6 年部 6 年 情報の大切さを知りながら, 人物 時代背景を調べよう ( 社会 ) 5 年 自分の考えを伝えるスピーチをしよう ( 国語 ) 5 年 会話をはずませよう ( 国語 ) 6 年 修学旅行正確な情報収集について ( 学級活動 ) 5 年 とことん追究! 追分の自然 ~ 松 ~ を追究しよう ( 総合 ) 6 年 病気の予防 ( エイズ等 ) 人権, 個人のプライバシーについて ( 体育 ) 図 Ⅲ-11 A 小学校で作成された年間指導計画 ( 一部抜粋 ) 8 閉会の挨拶 1) 教頭の挨拶 2) まとめ ( 司会者 ) 情報モラル指導の全体計画と年間指導計画の素案ができました この素案をもとに, 担当者で協議して, 改めて会議等で提案したいと思っています できあがった計画に従って, 来年度から情報モラル指導を全校体制で行っていきたいと思っています

26 (2)B 中学校での校内研修会の実際 参 加 者 22 名 グループ構成 各校務分掌ごと ( 生徒指導部, 情報教育部, 研究 学習部, 保健安全部 ) 司 会 者 生徒指導主事, 情報教育部主任 研修時間 90 分間 資 料 司会用台本, テキスト集 ( 情報モラル自己点検シート 情報モラル自己点検シート解説 情報モラル指導チェックシート 情報モラル指導全体計画 ( 例 ) 情報モラル指導年間指導計画 ( 例 ) ) 全体計画 ( 案 )(A3 判 ), 年間指導計画 ( 案 )(A3 判 ) 情報モラル校内研修会プログラム については, ダウンロード可能 P60 参照 1 開会の挨拶, 日程説明 1) 校長の挨拶 2) 研修会の趣旨説明 ( 司会者 ) 本校の情報教育の現状について説明します 今日は情報モラル指導の計画づくりを行います 3) 日程説明 ( 図 Ⅲ-12) 2 自己点検 情報モラル自己点検シート ( 参加者全員 ) 1) 各自, 情報モラルについての考え方, 感じ方, 取り組み方がどんな状態になるのかを自分自身で振り返るために点検シートでチェックし, そのあと 情報モラル自己点検シート解説 を読みます 2) 5 分後, 生徒指導主事がグループごとに自由に話し合いをもつように働きかけます 図 Ⅲ-12 日程説明をしている様子 3 情報モラル指導の必要性についての説明 ( 情報教育部主任 ) 1) 司会者が, 映像資料 5 分で分かる情報モラル と自作のプレゼン資料を使って説明します ( 図 Ⅲ-13) 4 学校の課題の洗い出し 情報モラル指導チェックリスト ( 参加者全員 ) 1) 各自, チェックリストでチェックします

27 2) 5 分後, 生徒指導主事がチェックリストに付けられた の数を確認します ( 図 Ⅲ -14) 図 Ⅲ-13 説明している様子図 Ⅲ-14 確認している様子 5 全体計画についての協議 Ⅰ( 全体の 目標 と めざす生徒像 ) 1) 情報教育部主任が,B 中学校の 情報モラル指導の目標 と 情報モラル指導でめざす生徒像 を提案し, 設定理由を説明します ( 図 Ⅲ-15) 情報モラル指導全体計画 (B 中学校案 ) 国 県 社会の要請 教員の ICT 活用指導力の規準 ( チェックリスト )(H19 年 2 月 ) 新学習指導要領総則及び解説 (H20 年 8 月 ) H21 年度学校教育の指針 ( 本県学校教育が目指すもの ) ( 生徒指導 ) あきたスクールサイトウォッチャー事業 学校の教育目標 本校の情報教育の目標 情報機器を学習や表現のための効果的な道具として積極的に活用しようとする生徒の育成 教師 保護者の願い 情報を安全に賢く使って欲しい 危険な情報で, 傷ついたり傷つけたりしないで欲しい 生徒の実態 携帯の使用状況 インターネットの使用状況 チャットやブログの認知度 本校の情報モラル指導の目標 1 課題や目的に応じて, 情報機器を適切に使い必要な情報を主体的に収集 判断 表現 処理 創造し, 発信 伝達できる能力を育成する 2 情報手段の特性を理解させ, 自らの情報活用を評価 改善するための基礎的な理論や方法を理解させる 3 情報や情報技術が果たしている役割とそれらが及ぼす影響を理解し, 情報モラルの必要性と情報に対する責任をについて考え, 望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度を養う 情報モラル指導でめざす生徒像人間性豊かな広い心で情報を活用し発信する生徒 図 Ⅲ-15 B 中学校で提案された全体計画 ( 一部抜粋 ) 2) その後,10 分間の校務分掌ごとの協議に入ります ( 図 Ⅲ-16) 3) 10 分後, 校務分掌ごとに話し合ったことを発表し合い, 共有します ( 図 Ⅲ-17) ( 生徒指導部 ) 望ましい情報社会の創造に参画しようとする という文

28 言はどういうことなのかイメージしにくいです ( 情報教育部 ) 目標の3は大事だと思います 2の 基礎的な理論や方法を理解させる は残したいです ( 研究 学習部 ) 1と2はモラルというよりは, 情報教育としての大きな目標なのではないかと思います ( 保健安全部 ) 1の 情報機器を適切に使い のあたりが, 保健安全に関わってくるところではないかと話し合いました 図 Ⅲ-16 協議している様子図 Ⅲ-17 発表している様子 6 全体計画についての協議 Ⅱ( 校務分掌による取り組み ) 1) 情報教育部主任が付箋紙の使い方について補足説明をします ( 黄色 今までも取り組んできたこと, ピンク 新しく取り組みたいこと ) 2) 各校務分掌代表の教員が司会をして話し合いを進め, 出た意見は付箋紙に書き出していくワークショップ型の研修スタイルで進めます ( 図 Ⅲ-18) 3) 時間の都合もあり, 約 10 分間の話し合いとします 4) 話し合ったことを付箋紙に書いて, 掲示用のシートに貼っていきます ( 図 Ⅲ-19, 20) 図 Ⅲ-20 中の の項目は黄色の付箋に書かれたもの,の項目はピンクの付箋に書かれたものです 5) 貼り終わってから, 付箋紙に書いたことを発表し合い, 共有します 図 Ⅲ-18 ワークショップ型の研修スタイルの様子

29 図 Ⅲ-19 掲示用シートに貼っている様子 情報モラル指導全体計画 (B 中学校案 ) 校務分掌による取り組み 生徒指導部 研究 学習部 生徒活動部 保健安全部 あいさつ運動, 声か 全教科でのコミュ 機器の取扱いの 長時間使用によ け運動ニケーション能力仕方の指導る健康面での害に 小学生の携帯電話の育成 セキュリティポリついて保健だより出前授業 携帯安全教室 全教科での相手シーの発行等で指導する プロフチェックと指導に配慮した伝え合 情報モラルにつ ネットトラブル等 月 1 回の学校生活う力の育成いての生徒向けのに巻き込まれた 調査 情報モラルに関 情報を校内に掲示 生徒の心のケア PTAと連携した活動する職員研修会のする ( 届け出も含む ) 実施 ネットトラブルに チェーンメールへの 道徳の時間にお関する情報やトラ指導 部活動における携ける日常モラルのブル事例の紹介を帯電話規則指導生徒向けに発信 携帯電話届け出名 特別活動での情する 簿の更新とチェック 報モラルの指導 生徒用情報モラ パソコンのプロフの ネットトラブルへルチェックシートの規制の対処の仕方の活用 動画対策指導 図 Ⅲ-20 B 中学校で作成された全体計画 ( 一部抜粋 ) 7 年間指導計画についての協議は時間の都合で取りやめました 8 閉会の挨拶 1) 教頭の挨拶 2) まとめ ( 司会者 ) この素案をもとに, 改めて会議等で提案したいと思っています その計画に従って, 来年度から情報モラル指導を全校体制で行っていきたいと思っています

30 3 校内研修会後のアンケート分析 本研究で開発した 情報モラル校内研修会プログラム を改善するため, 情報モラル校内研修会の実施後に調査協力校教員 (A 小学校 18 名,B 中学校 21 名 ) を対象にアンケート調査を実施しました アンケート結果とその分析内容を次に示します (1) 情報モラルについて今まで, 先生ご自身は情報モラルに今まで, 先生ご自身は情報モラルに関関して意識的に指導していましたか? しての知識を身に付けていましたか? A 小学校 0 B 中学校 0 AB 全体 0 指導していた時々指導していたほとんど指導していなかった指導していない A 小学校 0 B 中学校 5 AB 全体 3 身に付けていたある程度 身に付けていたほとんど身に付けていなかった % 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 図 Ⅲ-21 図 Ⅲ-22 図 Ⅲ-21のように多くの教員は情報モラルについて指導しなければいけないと感じていても, 情報モラルの指導の仕方がよく理解されていなかったことが図 Ⅲ-22から分かります (2) 研修会について 1 導入段階の 情報モラル自己点検シート について 自己点検シート で自分を振り返る ことができましたか? 自己点検シート解説 は分かりやす いものでしたか? A 小学校 B 中学校 AB 全体 できたまあまあできたあまりできなかったほとんどできなかった わかりやすいややわかりにくい A 小学校 50 B 中学校 43 AB 全体 46 まあまあわかりやすいわかりにくい % 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 図 Ⅲ-23 図 Ⅲ-24 図 Ⅲ-23では, 小 中学校ともに90% 以上が できた まあまあできた と答えていることから大半の教員は自分を振り返ることに役立ったと感じていることが分かります また, 図 Ⅲ-24からは 自己点検シート解説 をさらに分かりやすいものにする工夫が必要であると考えます

31 2 プレゼンテーションによる説明について か? 情報モラルの必要性が理解できました プレゼンテーションは, 分かりやすい 構成になっていましたか? 理解できたまあまあ理解できたあまり理解できなかった理解できなかった わかりやすかったややわかりにくい まあまあわかりやすいわかりにくい A 小学校 B 中学校 AB 全体 A 小学校 B 中学校 AB 全体 % 20% 40% 60% 80% 100% 図 Ⅲ-25 0% 20% 40% 60% 80% 100% 図 Ⅲ-26 図 Ⅲ-25では,B 中学校に比べてA 小学校が 理解できた まあまあ理解できた と答える割合が低かったことと, 図 Ⅲ-26のA 小学校が わかりやすかった と答えた割合が低かったことから, 小学校教員にとってより分かりやすい内容に改善する必要があることが分かります 3 キックオフガイドについて 情報モラル指導チェックシート で自分を振り返ることができましたか? これまでに 情報モラル指導チェックシート を活用したことがありますか? できたあまりできなかった まあまあできたほとんどできなかった あるないわからない A 小学校 B 中学校 AB 全体 A 小学校 6 B 中学校 0 AB 全体 % 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 図 Ⅲ-27 図 Ⅲ-28 図 Ⅲ-27では, 約 90% の教員が 自分を振り返ることができた と答えています しかし, 図 Ⅲ-28が示すとおり, 小 中学校のほとんどの教員がキックオフガイドの 情報モラル指導チェックシート を活用したことがないことから校内研修会等での活用が求められます

32 4 協議について 積極的に話合いに参加して自分の意見 を提案することができましたか? 全体計画 年間指導計画の枠や例など の資料は使いやすいものになっていまし たか? できたまあまあできたあまり提案できなかった提案できなかった 使いやすい少し使いにくい A 小学校 22 まあまあ使いやすい使いにくい A 小学校 B 中学校 AB 全体 B 中学校 AB 全体 % 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 図 Ⅲ-29 図 Ⅲ-30 図 Ⅲ-29, 図 Ⅲ-30では, 例があったので話しやすかった という感想があるものの, 20% 以上の教員が あまり提案できなかった と答えています このことから, 学校の実態にあったグループ編成や使いやすい全体計画枠, 参考資料の事前渡しなどが必要と考えます 5 シナリオについて司会用にシナリオを作成してあります シナリオの流れはどうだったでしょうか? 6 今後の実践について今後, 情報モラル指導に取り組もうと思いましたか? 現行で良い大幅に変更すべき 一部変更すべき 強く思った少し思った 思った思わない A 小学校 A 小学校 B 中学校 B 中学校 AB 全体 AB 全体 % 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 図 Ⅲ-31 図 Ⅲ-32 図 Ⅲ-31では,70% 以上の教員が今のままでよいと答えていますが, 協議と同様に学校の実態に合わせた修正が必要だと考えます 図 Ⅲ-32では, 思わない と答えた教員はいなかったことから, 情報モラル指導の必要性を感じていない教員はいないようです よいきっかけになった と答えている教員も多く校内研修会の成果が見られます

33 4 校内研修会及びアンケートについての考察 2 校においては, 校内研修会前は, あまり情報モラル指導に対する意識は高くなかったのですが ( 図 Ⅲ-17), 校内研修会後には, 取り組み意欲がとても高くなっています ( 図 Ⅲ-28) このことは, 情報モラル校内研修会プログラム の有効性の表れと言えます 一方で,(1) のような改善を要する事項が見つかりましたので, より学校現場で活用しやすい 情報モラル校内研修会プログラム にするため,(2) のような改善を加えました (1) 改善を要する事項 1 情報モラル指導チェックシート は, 小学校中学年以上を主として担当している教員向けになっているため, 小学校低学年を主として担当している教員には回答しにくい部分がありました 2 全体計画についての協議 Ⅰで, 担当者が情報モラル指導の目標を提案した後に協議を行いましたが, 設定時間内では十分な協議ができませんでした 3 情報モラル指導の必要性においてプレゼンを用いて説明をしましたが, スライドのコピー等があればもう少し理解を深めることができたという意見がありました 4 校内研修会の時間は, 学校により120 分と90 分の構成でしたが,90 分では時間不足で年間指導計画の協議ができませんでした 5 アンケートから,20% 以上の教員が協議の中であまり意見を提案できなかったと回答していることから, 協議を十分深めるまでには至りませんでした (2) 改善点 1 情報モラル指導チェックシート は, 指導内容や子どもの発達段階を考慮して, 小学校低学年版と小学校中学年 ~ 中学校版を準備しました 2 担当者が自校の課題を把握することができるように, 情報モラル指導チェックシート の活用を校内研修会前に行うように設定しました このことによって, 情報モラル指導の目標を事前に立案することができるとともに, 目標についての協議をより充実させることができるようになります 3 情報モラル指導の必要性について, より一層理解を深めるためにプレゼン資料をテキストに盛り込むことにしました 4 校内研修会の時間は,120 分間を標準として各学校に勧めていきます ただし, 活用する学校側が自校の実情に合わせて2 回に分けて行うこともできるようなプログラム構成にしました 5 あらかじめ情報教育の年間指導計画を点検したり, ネットトラブル等の現状を理解した上で情報モラル校内研修会に臨むように, 各教員に働きかけたりする必要があります このことを 司会用台本 の< 事前準備 > 3. 教員への周知 の項目の中に盛り込みました

34 Ⅳ 情報モラル指導参考資料 学校において情報モラル指導を適切に実施していくには, 常に変化していく子どもたちの実態を把握しておく必要があります インターネットや携帯電話では, 絶えず新しいサービスやサイトが登場しますが, 一部には興味をそそる無料コンテンツで子どもたちを集め, 子どもたちから利用料金や情報料金を得ようとするサイトもあります また, 利用者が提供する情報についての管理が不十分であるため, 結果的に不適切な情報や違法な情報を提供しているサイトもあります このような状況の中で子どもたちに, 学習指導要領で述べられているような 情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度 を育成していくには, 指導に当たる教員が常にその状況を把握した上で, 情報モラル指導に生かすことが大切です この章では, 学校で情報モラル指導を行うために教員に必要な知識や指導法について述べます 1 教員が把握しておくべき情報モラル ここでは, 教員が児童生徒に対して情報モラルを指導するに当たって把握しておくべき事項について述べます (1) インターネットや携帯電話でのネットトラブルの実態把握インターネットや携帯電話を利用すると様々な情報を得ることができますが, すべてが児童生徒にとって適切な情報とは限りません 合法的ではない情報や合法でも児童生徒にとっては有害な情報も含まれます また, ブログ, プロフ,SNS,BBSなどのコミュニケーションサイトでは, 誹謗中傷やいじめなどの問題も発生しています これからも, コミュニケーションサイトでは子どもたちが興味をもつような様々なサービスが提供され, 新たなネットトラブルも発生することでしょう そのため, 教員は児童生徒のインターネットや携帯電話での利用状況だけでなく, 常に変化し続けるネットトラブルの実態も把握して情報モラル指導に生かしていく必要があります (2) 学習指導要領解説総則編で示されている情報モラル平成 20 年に刊行された小学校と中学校の学習指導要領解説総則編では, その具体的な情報モラルや学習活動の例, 指導上の留意点などが次のように示されています 1 具体的な情報モラル 1) 他者への影響を考え, 人権, 知的財産権など自他の権利を尊重し情報社会での行動に責任をもつこと

35 2) 危険回避など情報を正しく安全に利用できること 3) コンピュータなどの情報機器の使用による健康とのかかわりを理解すること 2 学習活動の例 1) 情報発信による他人や社会への影響について考えさせる 2) ネットワーク上のルールやマナーを守ることの意味について考えさせる 3) 情報には自他の権利があることを考えさせる 4) 情報には誤ったものや危険なものがあることを考えさせる 5) 健康を害するような行動について考えさせる 3 指導上の留意点 1) 上で述べた学習活動を通じて, 情報モラルを確実に身に付けさせるようにすること 2) 情報の収集, 判断, 処理, 発信など情報を活用する各場面での情報モラルについて学習させること 3) 子どものインターネットの使い方の変化に伴い, 学校や教師はその実態や影響に係る最新の情報の入手に努め, それに基づいた適切な指導に配慮すること 4) 携帯電話の利用の問題に関しては, 学校においては, 家庭との連携を図りつつ, 情報モラルを身に付けさせる指導を適切に行うこと (3) 学習指導要領解説道徳編で示されている情報モラル具体的な改善事項の一つとして, 道徳の時間で情報モラルも扱うことが示されています 情報モラルの内容や, 指導上の留意点, 道徳の内容との関連を踏まえた題材の例については, 次のように述べられています < 情報モラルの内容 > 1 個人情報の保護, 人権侵害, 著作権等に対する対応 2 危険回避やネットワーク上のルール, マナーなど < 道徳の時間における情報モラル指導上の留意点 > 1 社会における情報化が急速に進展する中, インターネット上の 掲示板 への書き込みによる誹謗中傷やいじめといった情報化の影の部分に対応するため, 発達の段階に応じて情報モラルを取り扱うこと 2 情報モラルの問題に留意した指導として, 児童の発達の段階や特性等を考慮し, 道徳の内容との関連を踏まえ, 情報モラルに関する指導に留意すること 3 小学校の児童については, 学年が上がるにつれて, 次第にコンピュータや携帯電話等を日常的に用いる環境の中に入っており, 学校や児童の実態に応じた対応が学校教育の中で求められる 4 情報機器を使用する際には, 自分のことを明らかにしなくとも情報のやりとりができるという匿名性に伴って, 使い方によっては相手を傷つけるなど, 人間関係に負の

36 影響を及ぼすこともある 小学生の段階も少しずつそのような環境の中に入っていく時期であることを押さえて指導上の配慮をしていく必要がある 5 情報モラルに関する指導について, 道徳の時間では, その特質を生かした指導の中での配慮が求められる 6 指導に際しては, 情報モラルにかかわる題材を生かして話合いを深めたり, コンピュータによる疑似体験を授業の一部に取り入れたり, 児童の生活体験の中の情報モラルにかかわる体験を想起させたりする工夫などが考えられる < 道徳の時間の内容との関連を踏まえた題材の例 > 1 ネット上の書き込みのすれ違いなど他者への思いやりや礼儀の問題 2 友人関係の問題 3 情報を生かすときの法やきまりの遵守に伴う問題 (4) インターネットの匿名性と追跡性インターネットは, 匿名性と追跡性を兼ね備えています 例えば, インターネットで書き込みをする際に本名を隠すと誰が書き込んだか不明となります しかし, サーバのログには, 書き込んだ日時とIPアドレスが記録されているので, どのコンピュータから書き込まれたのかを追跡することができます このことを当センターでは, インターネットの匿名性と追跡性 と呼んでいます ただし, 海外の匿名サーバを経由して書き込まれると, そのサーバのログを閲覧することが難しくなります インターネットの匿名性は子どもたちでも簡単に理解できますが, インターネットの追跡性についてはサーバの特性についての知識がなければ理解することは難しくなります そこで, 教員もインターネットの特性を理解した上で, 事前に児童生徒に対してその追跡性についても伝えておくことが必要です (5) 情報モラルなどを指導する能力文部科学省では, 首相官邸の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部 ( 通称,IT 戦略本部 ) が平成 18 年 1 月に発表したIT 新改革戦略に基づき, 教員のICT 活用指導力の基準 を示しました その基準の中で, 児童生徒が情報社会で適正に行動するための基となる考え方や態度を育成するために教員がもつべき能力として4つのチェック項目が示されています これらのチェック項目を校種別に示します < 情報モラルなどを指導する能力についての小学校教員チェックリスト> 1 児童が発信する情報や情報社会での行動に責任をもち, 相手のことを考えた情報のやりとりができるように指導する 2 児童が情報社会の一員としてルールやマナーを守って, 情報を集めたり発信したりできるように指導する 3 児童がインターネットなどを利用する際に, 情報の正しさや安全性などを理解し,

37 健康面に気を付けて活用できるように指導する 4 児童がパスワードや自他の情報の大切さなど, 情報セキュリティの基本的な知識を身に付けることができるように指導する < 情報モラルなどを指導する能力についての中学校 高等学校教員チェックリスト> 1 生徒が情報社会への参画に当たって責任ある態度と義務を果たし, 情報に関する自分や他者の権利を理解し尊重できるように指導する 2 生徒が情報の保護や取り扱いに関する基本的なルールや法律の内容を理解し, 反社会的な行為や違法な行為などに対して適切に判断し行動できるように指導する 3 生徒がインターネットなどを利用する際に, 情報の信頼性やネット犯罪の危険性などを理解し, 情報を正しく安全に活用できるように指導する 4 生徒が情報セキュリティに関する基本的な知識を身に付け, コンピュータやインターネットを安全に使えるように指導する (6) 情報モラル指導に関するWebサイト情報モラル指導に関するWebサイトは多数ありますが, 特に学校で役立ちそうなWebサイトに関する情報を当センターのホームページ 花まるっ教育ネットkna の 情報モラル指導情報 にまとめてありますので, 校内研修会などで活用してください URL (7) 情報モラル指導に関連した法令近年, 情報社会に対応した法令の整備が進み, 以前からある著作権法なども情報社会に対応してその内容が何度も改正されていますので, これらの動向も把握しておきましょう 情報モラル指導に関連した主な法令を次に示します 1 青少年インターネット環境整備法 ( 略称 ) 2 著作権法 3 出会い系サイト規制法 ( 略称 ) 4 不正アクセス禁止法 ( 略称 ) 2 教科の中での情報モラル ( ダウンロードできる指導案, 資料等 ) Web 上には, 教科の中で展開できる情報モラルの実践例がたくさん紹介されています これらの実践事例を参考にして, どの教科でも, さまざまな工夫で情報モラル指導を実践できます これらの情報を当センターのホームページ 花まるっ教育ネットkna の 情報モラル指導情報 にまとめてありますので, 学校で活用してください URL

38 3 生徒指導の中での情報モラル 情報モラル指導は, 授業で年に 1 回行えばいいというわけではありません 日常の学校 生活の中で, 折りにふれて指導を継続することが必要です ここでは, 情報モラル指導実践キックオフガイド を参考に, 具体的な指導場面の例を示します (1) 携帯電話の使い方のマナーについての指導場面の例題材名 : 合い言葉は つ か も う ね 1 つ 使う場所や場面に気をつけよう! 静かにしなくてはいけない場所や使用に制限がある場所や, 心臓ペースメーカーに電波の影響を及ぼす可能性がある場所などでは電源を切ります 2 か 考えようメールの使い方! メールは気持ちがうまく伝わらないことが多いものです 腹が立つような文面でも冷静な対応を心がけましょう チェーンメールや迷惑メールは転送したり, 返信したりせずに, 削除してしまいましょう 3 も モラルが大切デジタルカメラ! 携帯電話のデジタルカメラを使用して許可なく写真を撮ってはいけません 写真を撮る相手や場面に配慮する必要があります 4 う うまい話とあやしいサイトに注意! 気付かないうちに危険なサイトにつながってしまい, 身に覚えのない請求をされることがあります このようなサイトは, ワンクリック詐欺と呼ばれ, 不当な請求であるため支払い義務は発生しません このような請求には返信したり, 電話連絡したりせずに, すぐに教員や保護者に相談しましょう 5 ね ネット料金高い使いすぎ! 長電話,Webサイトの見すぎ, メールの使いすぎ, 音楽データなどのダウンロードのしすぎで, 驚くほど高い利用料金が請求されることがあります 定額料金制でも条件付きの場合があり, 注意が必要です また, 通話や通信料金とは別に情報料が発生する場合があります 定額料金制であっても, ほとんどの場合, 情報料は全額支払い義務が発生します 特に, 無料と表示されているゲームサイトなどで, 有料オプションを利用してしまうと高額請求となることがあります どれが無料で, どれが有料なのかを事前に十分に確認しましょう < 指導上の留意点 > 携帯電話の使い方の悪い例を通して, ルールやマナーを考えることは効果的です 児童生徒に様々な場面を想定させ, どのように対処すべきかを考えさせることが大切です

39 (2) 掲示板やブログへの書き込みについての指導場面の例書き込んだ ( 加害者 ) 側は, あまり深く考えずに実名や悪口を書き込んでしまうことがあります しかし, 一度書き込んだ情報は, ネット上で次々にコピーされ, 完全に削除できないことがあります 写真やビデオも一度アップロードすると, 別のサイトに貼り付けられてしまうこともあり, インターネット上から完全に削除することは不可能と思った方が良いでしょう インターネットには, たくさんのサーバというコンピュータが存在し, アクセスの状況をログとして記録しています このログを調査することで, 掲示版やブログへ書き込んだコンピュータや携帯電話を特定できます また, 不当な書き込みをされるなど権利を侵害された人は, プロバイダ ( インターネット接続業者 ) に対し, 情報発信者の開示請求を行うことが, プロバイダー責任法 ( 特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律 ) で認められています < 指導上の留意点 > インターネット上の電子掲示板やブログなどに書き込まれた内容は, 世界中の人が見ることができます 他人を傷つけるような書き込みは, 人権を侵害することになり, 名誉毀損や侮辱罪で警察に訴えられる可能性があることも指導しましょう 書き込まれた ( 被害者 ) 側は, 実名や悪口を書き込まれて困ったと感じます このような場合は, 次のように対処しましょう 第 1 段階 軽度の場合は, 反論せずに無視します 第 2 段階 悪質な場合でも, 反論せずに画面を印刷したり保存したりしておきます 第 3 段階 サイトの管理者に削除依頼や閉鎖を依頼します < 指導上の留意点 > よく調べないで削除依頼すると, サイトの管理者が書き込んだ本人の場合もあります その場合は, さらに上位のサーバ管理者やプロバイダなどへ削除依頼をすることになります また, 削除依頼をしても必ず削除されるということでもありません その内容から, 判断が行われます サイトによっては, 削除依頼の内容を公開されてしまうこともあります これらのルールはサイトによって異なりますので, 注意書き等をよく見て判断することが大切です どんな場合でも, よく分からない時は一人で判断せず, 教員や保護者へ相談するということを指導してください

40 4 保護者との連携 インターネット白書 2007 によると, 世帯内において, 接続場所や機器を問わずインターネットを利用している人がいる比率 ( インターネット浸透率 ) は,2000 年では24.6% であったものが,2007 年には83.3% に達しています それに伴い, 児童生徒がネットトラブルに巻き込まれる事例が増加し, その対策が必要になってきました インターネットは学校だけでなく家庭でも利用しますが, 小 中学校の児童生徒による携帯電話の利用については家庭が中心となります よって, これらの指導は学校だけでなく, 保護者による家庭での指導も不可欠です その場合, 単に指導して下さいとお願いするだけでは効果がありません 具体的な方針や, 全体的な計画が必要です そこで, 保護者との連携を図る情報モラル指導についてのポイントを述べます (1) 保護者に伝えることネットトラブルには, 多人数が関わる大規模な事例から, だれにも相談できず一人で悩むケースなど多種多様です 原因や背景を考えてみると, ネットトラブル事例の多くは, 保護者が児童生徒にそれらを利用させる際に, 児童生徒がいつ, どこで, どのように利用するかを十分検討しなかったことに起因しています そこで, インターネットや携帯電話を児童生徒が利用する時に守るべきルール, マナー, 危険から身を守るための注意事項などを教える必要があることを保護者に理解してもらい, 具体的に教えるポイントを保護者に伝えることが大切です (2) 保護者との連携の時期と内容保護者との連携については, 学校の年間行事の中に位置付け, 全職員がかかわり毎年継続的に実施しましょう 保護者との連携の時期と内容についての例を示します 1 2~3 月中学校では, 入学予定の保護者に対して携帯電話に関する学校での指導方針や注意事項を資料にまとめて説明します また, 中学校 3 年生の保護者に対しては, 高校入試に関する様々な連絡の一つとして, 携帯電話の購入の際の注意事項についても説明します 小学校では,6 年生の保護者に対して, 学区内の中学校での指導方針や注意事項を伝えるとともに, 携帯電話の購入を検討している場合の注意事項についても説明します 2 4 月学年ごとに, インターネットや携帯電話に関する学校での指導方針や注意事項, 年間指導計画の概要などを資料にまとめて保護者へ説明します できれば, 資料配布だけでなく,PTA 総会やPTA 学年部会において口頭で説明すると同時に, 質問を受けたり, 相談に応じたりします 更に, 警察署の少年係などに依頼し, ネットトラブ

41 ルを含む未成年者の問題行動などについての講話を実施することで, その効果を高めることができます この時期は, 児童生徒の生活実態調査の一つの項目として, インターネットや携帯電話の利用やネットトラブル ( フィルタリング, 誹謗中傷, ネットいじめ, ワンクリック詐欺など ) に関しても調査しましょう そして, その結果を保護者へ公開し, 教員と保護者が一緒になって考えましょう, という姿勢を示すことが大切です 3 7 月夏休みを控えて, どの学校でも長期休業中の生活指導に関する連絡を行う時期ですが, その中にネットトラブルの事例を交えて, 危険性などを伝えます また, 実態に応じて, ゲームサイトや家出サイトから性犯罪に巻き込まれる可能性などについての具体例を挙げることで, その効果を高めることができます また, 保護者を対象にした家庭での学習や生活状況を含むインターネットや携帯電話の利用状況についてのアンケート調査を実施することで, 保護者の関心を高めることができます 4 12 月冬休みを控えて, 夏休みと同様の連携が必要でしょう 5 1 月児童生徒を対象とした生活実態調査の項目の一つとして, インターネットや携帯電話に関連したネットトラブルについても調査しましょう 年度当初の調査結果と比較することで, これからの指導の方向性も見えてきます また, 調査結果を保護者と共有することも大切です (3) 保護者と連携の継続このような保護者との連携は, すべての学年において継続して計画的に実施することが大切です 学年主任は,PTA 情報教育 生徒指導の担当者との連絡も密にし, 情報モラルに関するPTA 研修会の実施や, 実態調査による情報収集, 保護者への情報提供を進めましょう 児童生徒の学習や生活指導に関して保護者と連携を図るのは当然ですが, その項目の一つとして情報モラル指導は欠くことができないものです (4) 引き継ぎ年度末には, それまで取り組んできた経緯や各種資料をまとめて, 次の担当へ引き継ぐことで, 複数年度に渡って継続して取り組むことができ, 指導の効果をより高めることができます

42 5 情報モラル指導情報 当センターのホームページ 花まるっ教育ネットkna では, 情報モラル指導情報 を公開しています URL このページでは, 学校で情報モラル指導を推進する際に役立つ情報をまとめてあります 内容としては, 校内研修会用の教材や, 学校裏サイト ネットいじめの対処法など, 次に示す20 項目があります (1) 学校の情報モラル指導を充実させたい (2) 実態調査の結果を知りたい (3) 授業で使える情報モラル教材 携帯マナー教材や実践例が欲しい (4) 校内研修用の教材が欲しい (5) 家庭に配布できるパンフレットなどの資料が欲しい (6) 情報安全教育 有害情報対策 被害対策について知りたい (7) 学校裏サイト プロフ ブログ ネットいじめなどについて知りたい (8) 学校裏サイト ネットいじめなどの対処法について知りたい (9) 不適切な学校裏サイトなどを検索したい (10) 不適切な情報を削除請求したい (11) IPアドレスから組織名を検索したい (12) 不適切な書き込みなどから心をケアしたい (13) 不適切な書き込みや有害情報について通報 監視 削除したい (14) 著作権や個人情報保護について知りたい (15) 不適切な書き込み ネットいじめなどが発生しない学校経営を目指したい (16) 不適切な書き込み ネットいじめなどを早期に発見したい (17) チェーンメールについて知りたい (18) パソコンや携帯電話が発信する情報について知りたい (19) 関係する法令や違法行為について知りたい (20) 有害情報フィルターについて知りたい 6 あきたスクールサイトウオッチャー事業 (ASSW) 本県では, 平成 21 年 9 月より当センター内で あきたスクールサイトウオッチャー事業 (ASSW) を開始しました 民間の受託業者が学校裏サイト, プロフ, 掲示板などを検索し, 不適切な書き込みや, 画像, 動画, 個人情報などを発見した場合には, 削除依頼を行っています 本事業のホームページでは, 不適切な書き込み等についての情報提供も受け付けています URL

43 Ⅴ まとめ 本研究で開発した 情報モラル校内研修会プログラム を使って調査協力校で情報モ ラル校内研修会を実施し, その実践をもとにプログラムに改善を加えました ここでは, 本研究を通して得られた成果とその課題を述べます 1 成果 (1) 情報モラル指導に対する教員一人一人の意識の高揚と学校全体で組織的かつ計画的に指導を行うための情報モラル校内研修会を, 本研究で開発した 情報モラル校内研修会プログラム を使って調査協力校 2 校で実施しました しかし,Ⅲ 章第 4 節 校内研修会及びアンケートについての考察 で述べたように改善すべき点がいくつかありましたので, テキスト, 台本等に改善を加え, 情報モラル校内研修会プログラム ( 表 5-1) を完成させ, 当センターの Web ページ上に掲載しました これにより, 全県の小 中学校に対して, 情報モラル校内研修会を自校で実施するための 情報モラル校内研修会プログラム を提案することができるようになりました URL (2) 学校で情報モラル指導を行うために, 教員に必要な知識や指導法についてまとめることができました Ⅳ 情報モラル指導参考資料 には, 学習指導要領の中で示されている情報モラルの内容, インターネットの匿名性と追跡性, 保護者との連携の在り方などが述べられており, 情報モラル校内研修会に臨む前にぜひ読んでいただきたい内容です 2 課題 (1) 今年度開発した 情報モラル校内研修会プログラム は小 中学校向けのプログラムであり, 今後, 高等学校向けのプログラムを開発する必要があります (2) 情報モラル指導全体計画 及び 情報モラル指導年間指導計画 を作成するためのプログラムはできましたが, 授業における情報モラル指導の在り方まで踏み込んでおらず, 情報モラル指導年間指導計画 に基づいた学習指導案や教材の開発等は今後の研究となります

44 表 Ⅴ-1 情報モラル校内研修会プログラム 資料一覧 ( テキスト集, 台本, 掲示用シート他 ) 1 テキスト集 情報モラル自己点検シート, 自己点検シート解説, 情報モ ラル指導チェックシート, 情報モラル指導全体計画 ( 例 ), 情報モラル指導年間指導計画 ( 例 ), プレゼンスライドの資料 2 司会用台本 3 プレゼンテーション用スライド 4 校内研修会実施計画 5 情報モラル指導全体計画 ( 案 ) (A 3 判 ) 情報モラル指導年間指導計画 ( 案 ) (A 3 判 ) 6 掲示用シート 情報モラル指導全体計画 情報モラル指導年間指導計画 3 おわりに 本県の情報モラル指導に関する取り組みは, ほとんどの学校で始まったばかりであると言えます その最初の段階で, すべての教員が意見を出し合いながら共通理解を図り, 情報モラル指導の全体計画及び年間指導計画づくりを行うことは大きな意義があります ぜひ, 多くの学校で, 本研究で開発した 情報モラル校内研修会プログラム を活用して, 自校の情報モラル指導の全体計画や年間指導計画を作っていただくことを切に願っております なお, 本研究で調査協力いただいた2 校の先生方には心から感謝申し上げます

45 参考文献 IT 戦略本部.(2006.1). IT 新改革戦略. 東京 :IT 戦略本部財団法人インターネット協会 (2007.6) インターネット白書 東京都 : 財団法人インターネット協会日本教育工学振興会.(2007.3). 情報モラル 指導実践キックオフガイド. 東京都 : 社団法人日本教育工学振興会国立教育政策研究所生徒指導研究センター.(2009.6). いじめに関する校内研修ツール 東京 : 国立教育政策研究所文部科学省.(2008.6). 小学校学習指導要領解説総則編. 東京 : 文部科学省文部科学省.(2008.6). 小学校学習指導要領解説道徳編. 東京 : 文部科学省文部科学省委託事業 情報モラル等サポート事業 やってみよう情報モラル教育 神奈川県立総合教育センター. 学校教育のためのイラスト集. 神奈川県 : 神奈川県立総合教育センター川崎市総合教育センター.(2009.3). 5 分でわかる情報モラル教育 Q&A. 神奈川県 : 川崎市総合教育センター秋田県教育委員会.(2009.4). 学校教育の指針本年度の重点 パンフレット版. 秋田県 : 秋田県教育委員会秋田県教育委員会.(2009.3). 学校における携帯電話の取扱いに関する基本指針について. 秋田県 : 秋田県教育委員会秋田県教育庁義務教育課.( ). 携帯電話, インターネット利用実態調査 ( 学校用調査 ). 秋田県 : 秋田県教育庁義務教育課秋田県総合教育センター.(2008.5). 情報モラル教育に関するアンケート調査. 秋田県 : 秋田県総合教育センター 秋田県総合教育センタープロジェクト研究 3 副主幹 ( 兼 ) グループリーダー 徳 原 雅 彦 主任指導主事 ( 兼 ) グループリーダー 武 藤 正 則 主任指導主事 平 川 信 重 鈴 木 修 一 指導主事 永 田 司 嵯 峨 康 弘 小 山 昌 岐 安 田 和 人 ( 研究チーフ ) 渡 部 剛 大 石 照 彦 鈴 木 鉄 美

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