平成 30 年度北条旧市街地空き家等活用モデル事業委託業務 公募型プロポーザル実施要領 1 事業の趣旨加西市の中心市街地である北条旧市街地の賑わいづくりとまちなか居住を図るため 北条旧市街地リノベーション計画に基づき 地域の資源である空き家 空き店舗を活用した滞在施設として起業支援にもつながる場を地

Transcription

1 平成 30 年度北条旧市街地空き家等活用モデル事業委託業務 公募型プロポーザル実施要領 1 事業の趣旨加西市の中心市街地である北条旧市街地の賑わいづくりとまちなか居住を図るため 北条旧市街地リノベーション計画に基づき 地域の資源である空き家 空き店舗を活用した滞在施設として起業支援にもつながる場を地域の活動団体等と市とが協働して整備 運営することにより 北条旧市街地への移住 定住の促進をめざす 2 公募の概要 (1) 企画提案による選定平成 30 年度北条旧市街地空き家等活用モデル事業委託業務に係る事業者の選定にあたり 効果的な事業を実現するため 旺盛な意欲と高い専門知識を有する事業者から提案された企画等を総合的に評価し選定する 公募型プロポーザル を実施する (2) 市との委託契約による改修整備及び建物所有者との賃貸借契約本プロポーザルによって選定した優先交渉権者は 本市と建物改修に係るハード及びソフト整備委託契約を締結の後 建物所有者と賃貸借契約を締結した上 火災等に備えた保険を付し提案内容に基づいて 耐震性の向上にも配慮した建物改修を受託する (3) 改修整備後の運営建物改修完了後の平成 31 年度以降については 本市との協定に基づき 受託者は平成 30 年度に整備した内装設備等の無償貸付を受け 提案者としての責任と費用負担のもと 主体的に 10 年以上改修建物を継続運営していく意思があることを条件としている 3 対象建物の概要市では 以下の建物を想定して所有者と活用について事前協議している 対象建物に関する具体の場所や賃貸借の金額等の条件等を提示するので 事前予約の上 必ず加西市地域振興部きてみて住んで課と打ち合わせの後 応募書類を作成して提出のこと (1) 所在地加西市北条町北条地内 ( 本町十字路南付近 ) (2) 建物面積木造瓦葺 2 階建店舗兼居宅 1F m2 2F m2 (3) 所有者個人 (4) 交通アクセス北条鉄道北条町駅から徒歩 7 分高速バス中国道北条バス停留所から徒歩 10 分路線バスイオンモール加西北条停留所から徒歩 3 分 4 応募要件 (1) 先進的なモデル事業 1

2 北条旧市街地の空き家 空き店舗のリノベーション活用を通して 地域の活性化によりまちの再生をめざす公益性があり モデル事業として地域の特性を考慮しながら自主的 主体的かつ継続的に実施される先進的な事例となるものであること (2) 運営体制の確保等リノベーションにあたっては 運営者独自のアイデアを活かした運営と必要に応じて 宿泊関係 食品衛生関係 消防関係の基準等に適合した環境の提供 事業 PRのための情報発信を継続的に行うものであること 5 改修整備の仕様 (1) 改修施設の利用イメージ活用するために相応しい建物の内装設備の充実を図った上 お試し居住 宿泊者のコミュニケーション等を図るための滞在施設 ( ゲストハウス ) と カフェやギャラリー等の組合せを想定している (2) ハード事業ア概要受託者において賃貸借を受けた物件について 滞在の場として活用するにあたり必要となる機能の整備を図るため 内装及び機器 什器等の設備整備を行うとともに 本格運営に備えた試行運営を行うほか 適切な運営体制として法人化 (NPO 一般社団 株式会社 LLC 等 ) の検討を行い 必要な準備を進めるものとする なお 平成 31 年度の本格運用開始後の賃料 光熱水費等のランニング経費は 受託者において負担するものとする イ内容 1 詳細検討及び整備の実施 詳細設計 金額積算 DIYとの切り分け 業者への発注 片付けや塗装等について 受託者の呼びかけによって地域住民や学生等が参加する DIYワークショップの企画と実施 必要となる備品 什器等の選定 業者への発注 建物改修整備の実施( 一部 DIY) 施工監理 2 運営計画の検討 ソフト事業と連携して検討のこと 利用ルールの検討( 通常営業日 時間 利用申込方法 利用条件等 ) 貸しスペース料金の検討( 年間登録会員 一般利用者 販売利用者等 ) 利用者の費用負担 イベント開催計画( 年数回 ~ 月 1 回程度 ) 運営体制の検討及びスタッフの確保 オープニング等のイベント ホームページ リーフレット等作成の計画及び準備 2

3 法人化の検討 準備 3 プレオープン 試行運営 (~ 平成 31 年 3 月 ) 建物改修の工程設定によるが 任意で組入れることが可能である 試行運営ウ成果物 1 設備整備の図面 図書及び写真 2 備品等の一覧表及び取扱説明書 3 運営計画検討書 ( 利用者アンケート様式等を含む ) (3) ソフト事業ア概要滞在施設の開設に必要な準備を行い 利用者への周知を図るとともに プレ オープニングイベント等による利用促進のための事業など 施設の運営全般について企画 実施する 様々な地域活動の支援を図るため 受託者において賃貸借を受けた物件について 内装設備の充実を図った上 必要となる整備支援 利用促進のための周知 イベント開催等のソフト事業を行う イ内容 1 整備のDIY 活動のPR 滞在施設の整備にあたり 古民家改修に興味を持っている方々の片付けや仕上げ作業等の参画を得るためのホームページ ブログ等 市のホームページとリンクした情報発信のしくみを構築する 対象古民家の改修内容 募集日程や対象作業 DIY 活動の記録など 2 プレ オープニングイベント等の検討 実施滞在施設の試行運営開始を広く周知するために イベント等による広報を行う 建物改修の工程設定によるが 任意で開催又は実施まで組入れることが可能である プレ オープニングイベント等の計画及び開催 地域住民や関係団体等への開設広報の実施 月例イベント等の計画及び開催 3 利用案内のPR 滞在施設の利用の促進と効率的な運営のため リーフレット及び案内ページを作成するとともに ブログ等によるイベントの開催や記録情報を発信できるようにするほか インターネットから利用の予約ができるしくみを構築する 滞在施設紹介リーフレット作成(A4 判カラー裏表 ) 3

4 滞在の場の情報発信 イベントの情報発信及び利用の予約管理のシステムなど 4 試行期間の運営実施 ( プレ オープン~ 平成 31 年 3 月 ) 円滑な本格運営に備えて試行を行い 運営ルール等の詳細を整備する 建物改修の工程設定によるが 任意で組入れることが可能である 日常運営管理( 受付対応人員配置 鍵の管理 利用受付及び料金の徴収を含む ) ホームページ ブログ等での活動情報発信 運営のために必要な事務用品等を整備する 5 整備 運営の全体進行管理ハード事業との調整 地元自治会等の関係団体との連携協議を行うとともに 利用規約案 利用促進のための事業方針案を明らかにする 安定的 継続的な運営のため 利用者数の見込み等に基づき事業収支試算 資金計画をまとめるほか 運営体制の充実を検討し必要な準備を進める 施設の立ち上げ 運営について ハード整備との調整など全体の企画管理を行う 利用規約や事業方針の案の作成 事業収支や資金計画の案の作成( 賃借料 光熱水費 保険料 修繕費 管理費等 ) 運営団体の法人化の手続き 6 初度事務用品等の準備滞在施設の運営のために必要な事務用品等を整備する 事務用品等の必要物の準備ウ成果物 1 ソフト事業の実施記録 写真 利用予約管理システムの説明書 2 利用計画書 ( 利用見込者数等を含む ) 6 改修整備の履行期限 平成 31 年 3 月 31 日 ( 日 ) まで 7 予算額 ( 消費税及び地方消費税を含む ) (1) ハード事業 3,942,000 円 ( うち消費税及び地方消費税 292,000 円 ) ( 対象経費 ) 改修工事 DIY 指導 材料 什器備品 設計 監理費等 (2) ソフト事業 2,160,000 円 ( うち消費税及び地方消費税 160,000 円 ) ( 対象経費 ) PR イベント 試行運営費等 8 プロポーザル参加者に要求される資格 4

5 次に掲げる条件をすべて満たしている事業者であること 地域活動の団体又は法人若しくは組合登記されており 政治を目的としない団体等であること 設立 登記済みでない場合は 契約締結日までに法人等の登記 ( 新たに設立する任意団体の場合は発足 ) される見込みであること 地方自治法施行令第 167 条の4に該当しない者であること 提案書を提出する日以降に加西市工事請負等契約に係る指名停止の措置要領に基づく指名停止を受けている期間がないこと 加西市暴力団排除条例第 2 条第 1 号の暴力団及び同条第 2 号の暴力団員並びに同条第 3 号の暴力団密接関係者に該当しないこと 9 プロポーザル実施スケジュール別紙 1 平成 30 年度北条旧市街地空き家等活用モデル事業委託業務 に係る事業者選定スケジュールのとおり なお 提案説明 ( プレゼンテーション ) の日時 場所等の詳細は 該当者に別途通知する 10 参加表明書の提出期限 提出先及び方法 参加表明書 ( 様式第 1 号 ) に必要事項を明記のうえ提出するものとする 提出期限 : 平成 30 年 9 月 20 日 ( 木 ) 提出先 : 加西市地域振興部きてみて住んで課まで郵送にて提出 ( 提出期限必着 ) Eメール FAXでの提出も可とするが 必ず受理確認をすること 11 質問の受付及び回答 質問は質問書の提出により行うこととし 電話 来庁等口頭による質問は受け付けないも のとする (1) 質問の受付ア提出書類 質問書 ( 様式第 2 号 ) イ提出期限平成 30 年 9 月 10 日 ( 月 ) 午後 5 時ウ提出場所末尾記載のとおりエ提出方法 Eメールで提出すること なお 必ず受理確認をすること (2) 質問の回答質問に対する回答は 質問者には質問書又は参加表明書に記載されたメールアドレス宛にすみやかに通知する また 平成 30 年 9 月 20 日 ( 木 ) 以降に 参加表明者全員に対し 全ての質問に対する回答を通知する 5

6 12 企画提案書等の提出プロポーザルに参加を表明した者は 必要書類を定められた部数まとめて作成し 期限までに提出することとする ただし 期限までに提案書の提出がなかった事業者については 以降の審査について辞退したものとみなす (1) 提出書類以下の書類を 原則としてA4 縦 横書き 左とじで作成すること 1 提案書様式別添の提案書様式に採点基準表の評価項目にある項目等を記入のこと 2 見積書委託業務の一切の経費を含む内訳を明示のこと 3 添付書類 12を補足する書類や図面 (2) 提出部数 7 部 ( 正本 :1 部副本 :6 部 ) (3) 提出期限平成 30 年 10 月 1 日 ( 月 ) 午後 5 時 (4) 提出場所末尾記載のとおり (5) 提出方法持参又は郵送による 持参の場合は土 日 祝日を除く日の午前 9 時 ~ 午後 5 時まで受け付ける 郵送の場合は郵便書留により提出期限までに必着とする 13 審査 (1) 審査基準別紙 2 採点基準表 のとおり (2) 審査方法本市が設置する 北条旧市街地空き家等活用モデル事業委託業務プロポーザル審査委員会 により (1) に定める審査基準に基づき提案書及び提案説明 ( プレゼンテーション ) を審査し 優先交渉権者を選定する (3) 審査結果審査結果は 提案書の提出があった全事業者に対して 参加表明書また提案書に記載のメールアドレス宛に通知する 14 契約の締結 審査により優先交渉権者に選定された者について 契約締結の交渉を行う ただし 当該 交渉が不調のときは 審査の採点結果が上位の者から順に契約締結の交渉を行うものとする 15 参加者の失格参加事業者が次のいずれかに該当する場合は 失格とする 前記 8の3 番目の要件を満たさなくなった場合 提出書類に虚偽の記載があった場合 公平な審査を阻害する行為があった場合 見積額( 税込 ) が前記 7の予算額のハード ソフトいずれかを超えている場合 6

7 16 その他留意事項 (1) プロポーザルの費用負担本プロポーザルに係る費用は すべて参加事業者の負担とする (2) 提出書類の修正等提出期限後の提出書類の加除修正は認めない (3) 提出書類の返却提出書類は返却しない (4) 採択後の条件採択された場合は 市のホームページや広報紙掲載 取材 事例発表等に協力すること 17 書類の提出場所及び照会 問合せ先 兵庫県加西市北条町横尾 1000 番地加西市地域振興部きてみて住んで課 ( 本庁舎 4 階南側 ) 担当 : 小林電話 : ( 直通 ) F a x: Eメールアドレス :kiteka@city.kasai.lg.jp 7

8 別紙 1 平成 30 年度北条旧市街地空き家等活用モデル事業委託業務 に係る 事業者選定スケジュール 平成 30 年 8 月 28 日 ( 火 ) 公告 平成 30 年 8 月 28 日 ( 火 ) 公募開始 平成 30 年 9 月 10 日 ( 月 ) 質問書の受付期限 平成 30 年 9 月 20 日 ( 木 )~ 質問に対する回答 平成 30 年 9 月 20 日 ( 木 ) 参加表明書の提出期限 平成 30 年 10 月 1 日 ( 月 ) 企画提案書の提出期限 平成 30 年 10 月 3 日 ( 水 )~ 審査委員会 ( 書面審査 ) 平成 30 年 10 月 4 日 ( 木 ) 予定審査委員会 ( 提案説明 ) 平成 30 年 10 月 5 日 ( 金 ) 審査結果の通知 平成 30 年 10 月中旬 ~ 契約締結 8

9 別紙 2 採点基準表 採点基準は下記の 10 項目 評価点数は審査員の平均点 ( 小数点以下第 4 位を四捨五入とする ) とする 評価点 評価項目評価基準配点 A B C D E (10) (8) (6) (4) (2) 1 提案のねらいの性 事業目的を十分理解した提案がなされているか 2 提案の独自性 経験に基づいた工夫や独自提案がされているか 3 事業コンセプト 地域に相応しいモデルとして先進性 発展性あるコンセプトか 4 外観等 近隣の景観への配慮 事業のわかりやすいPRになっているか 5 レイアウト 設備 事業内容を考慮し実現性のあるものになっているか 6 資金計画 資金調達計画が 具体的で実現性の高いものとなっているか 7 スケジュール 業務のスケジュール 実施フローは具体的で実現性は高いか 8 地域貢献 地域活性化への寄与の具体内容や経済効果を示しているか 9 事業実施体制 事業継続のための団体等の実施体制 知識 経験の質量は十分か 10 総合評価提案書 提案説明及び金額を含 め 総合的に評価し加点する 合計 100 点 100 点満点 各評価項目に対応する記述がない場合は評価しない (0 点とする ) 9