博士学位請求論文 審査報告書 2015 年 1 月 23 日 審査委員 ( 主査 ) 明治大学文学部専任教授佐々木憲一 ( 副査 ) 明治大学大学院文学研究科特任教授井上和人 ( 副査 ) 京都府立大学文学部専任教授菱田哲郎 1 論文提出者中島正 2 論文題名 ( 邦文題 ) 氏族仏教と国家仏教の相

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1 博士学位請求論文 審査報告書 2015 年 1 月 23 日 審査委員 ( 主査 ) 明治大学文学部専任教授佐々木憲一 ( 副査 ) 明治大学大学院文学研究科特任教授井上和人 ( 副査 ) 京都府立大学文学部専任教授菱田哲郎 1 論文提出者中島正 2 論文題名 ( 邦文題 ) 氏族仏教と国家仏教の相克 南山城における仏教の受容と展開 ( 欧文題 ) Rivalry between Clan Buddhism and State Buddhism Acceptance and Development of Buddhism in Southern Yamashiro Province of Ancient Japan-- 3 論文の構成序章第 1 節国家仏教の内実と問題の所在第 2 節南山城における仏教文化の概要 第 1 部仏教の受容とその主体 南山城における古墳と寺院 第 1 章仏教の受容と南山城の前方後円墳 第 1 節 椿井大塚山古墳と三角縁神獣鏡 第 2 節 椿井大塚山古墳の被葬者像 第 3 節 椿井大塚山古墳での二つの墓前祭祀 第 2 章歴史認識の成立と横穴式石室の導入 第 1 節 南山城における横穴式石室の導入と展開 第 2 節 南山城の古代氏族 第 3 節 南山城における古墳と寺院 第 3 章仏教の受容と渡来人 第 1 節 高麗寺と推古朝の寺四十六所 第 2 節 高句麗移民の痕跡 第 3 節 山背絵師と高麗寺跡出土観音菩薩像線刻平瓦

2 第 2 部国家仏教の完成と在地寺院 南山城における古代寺院と出土瓦 第 1 章飛鳥白鳳寺院の創建第 1 節 7 世紀の伽藍配置第 2 節南山城における伽藍造営の伝播第 3 節南山城における古瓦の特質第 4 節蟹満寺と丈六金銅仏の謎第 5 節白鳳の山林寺院第 2 章二つの都城と古代寺院第 1 節恭仁宮と京の実態第 2 節恭仁宮大極殿施入前の山背国分寺第 3 節橘諸兄と井手寺の造営第 4 節平城京の造営と奈良山瓦窯跡群第 3 章国家仏教の完成と崩壊第 1 節日本霊異記と山寺第 2 節山背における播磨国府系瓦出土の背景第 3 節南山城における平安初期古瓦の様相第 4 節神仏習合の寺院 終章 4 論文の概要本論文は 南山城地域 ( 現在の京都府南部 ) を対象として 古墳時代の在地豪族の動向から説き起こして 7~9 世紀における在地豪族と中央が建立した複数の寺院の背景に迫り 当時の中央による仏教を通した支配政策に迫ろうとしたものである その目的を達するため 自身が携わった木津川市内の古墳 寺院跡 宮殿跡の調査成果を十分取り込んで 議論を進める 以下 目次に従って本論文の概要を説明する 序章序章 氏族仏教徒国家仏教 は 第 1 節 国家仏教の内実と問題の所在 と第 2 節 南山城における仏教文化の概要 から構成される 第 1 節では 国家仏教 の定義の曖昧さを指摘したうえで 本論文の目的を明らかにする すなわち 南山城における仏教遺跡を対象として 国家仏教 と 氏族仏教 の相克を視点とする仏教文化の受容と伝播の過程を追うことで 南山城地域の 7~9 世紀仏教史の特異性と普遍性を論述する 第 2 節において 南山城における古代寺院遺跡を紹介したうえで 当該地域の仏教文化

3 導入の先取性を指摘する またその先取性の背景として 交通の要衝としての木津川の存 在と 渡来人を介した複数の在地勢力の モザイク状 社会構造を指摘する 第 1 部仏教の受容とその主体第 1 章仏教の受容と南山城の前方後円墳本章では 南山城において仏教を受容した在地勢力の動向を 3 世紀後半に築造された椿井大塚山古墳にさかのぼって検討する 第 1 節ではその古墳の発掘調査成果を紹介し 第 2 節ではその被葬者像に迫る 7~9 世紀を対象とする本論文で 古墳時代前期の古墳に注目するのは 第 3 節で明らかにしたように 5 世紀後半に この 3 世紀後半の前方後円墳の墓前で祭祀がおこなわれていたからである つまり 5 世紀後半には 王統譜 のような歴史認識 ( 伝承 ) を必要とする時代に突入していた可能性があり 6 世紀以降の地域史の前史として 伝承にも注目する必要があるのである 第 2 章歴史認識の成立と横穴式石室の導入古代寺院の近隣には大型の古墳が立地するケースが多いことは古くから考古学者の間で認識されており また日本最古の寺院である飛鳥寺の塔心礎の周辺には古墳の副葬品と同じものが埋納されていた 南山城における古代寺院の背景を理解する一助として 本章では南山城における 6 世紀の横穴式石室古墳 ( 第 1 節 ) 古代氏族( 第 2 節 ) 寺院の近隣に立地する古墳の在り方 ( 第 3 節 ) について論述する 第 1 節では 南山城に卓越した首長墳が存在しないことに注目する 第 2 節では 南山城のなかでも 横穴式石室が早くから導入された地域は 高句麗系渡来氏族である高麗 ( 狛 ) 氏を中心とする渡来系氏族が多く居住した地域であるのに対し 横穴式石室の導入が遅れる地域は 横穴墓を墓制とする氏族が居住していたこともあり 複雑な様相を呈することを指摘し この複雑な在り方は 後の仏教の受容に反映されると主張する 第 3 節では 南山城における古代寺院造営の過程を軒瓦の様相から概観し 渡来系氏族に関わる特色を抽出 その上で 寺院周辺に所在する後期古墳の在り方を検討し 古代寺院建立の背景を探る 横穴式石室をいち早く導入した相楽郡の高麗寺は飛鳥寺の創建瓦の同笵瓦が使われており 中央の蘇我氏との関係は明白であると同時に 横穴式石室の導入を拒否したような久世郡に建立された久世廃寺も飛鳥の奥山廃寺を通して蘇我氏や上宮王家とのつながりがあったことを指摘する 結論として 南山城においては弱体化した旧豪族と高麗氏のような渡来系氏族が混在しており そのモザイク構造が仏教文化導入の背景であると提起する つまり 南山城の古代豪族は 時の中央政権の新たな政治秩序を柔軟に受け入れる素地を有していたと中島は考える 第 3 章仏教の受容と渡来人

4 飛鳥時代の仏教の担い手として 渡来系の人々の存在が大きいことは すでに学界で広く受け入れられているところである 本章では 南山城最古の寺院として高麗寺をあげ ( 第 1 節 ) その発掘成果を概観し( 第 2 節 ) 特にそのなかでも学界の注目を集めた観世音菩薩像線刻平瓦を紹介する ( 第 3 節 ) 中島による発掘成果のおかげで 高麗寺は 7 世紀初頭には築造が始まり 7 世紀後半には七堂伽藍が整備されることが判明した その段階で法起寺式の伽藍配置を備えるが 南門 中門 金堂が南北一直線に並ぶ点で特異である また観世音菩薩像線刻平瓦は 8 世紀末 ~9 世紀初頭の塔の修復事業に関わるものと考えられるが 同時に 専門的な画工の存在も推測できる 第 2 部国家仏教の完成と在地寺院第 1 章飛鳥白鳳寺院の創建本章では 南山城における古代寺院を伽藍配置 ( 第 1 節 ) 軒丸瓦( 第 2, 3 節 ) の観点から概観し 高麗寺と並ぶ南山城古代寺院である蟹満寺を紹介する ( 第 4 節 ) 最後に 後代の山岳寺院としての性格付けが課題として残るものの 山中に立地する白鳳寺院である山瀧寺にも触れる ( 第 5 節 ) 第 1 節では 法起寺式伽藍配置の高麗寺と法隆寺式伽藍配置の平川廃寺 平川廃寺とペアを成すが法起寺式伽藍配置の久世廃寺をとりあげ 伽藍が整備された 7 世紀後半における寺院造営の拡散は一律な系統論では律しきれないと主張する 第 2 節では 高麗寺と蟹満寺から出土する川原寺式軒丸瓦の検討に基づき 山城 ( 北山城も含む ) における七堂伽藍の造営は 高麗寺の伽藍整備をもって開始され 南山城における伽藍造営の伝播は 高麗寺伽藍造営中に創出された 高麗寺 B 系列 軒丸瓦の普及とともに起こったと想定する その普及の定点となるのが 高麗寺同笵瓦が出土した 近接する蟹満寺と位置付ける 蟹満寺は 高麗寺の伽藍整備が終盤に差し掛かった頃の創建と想定する 第 3 節では 蟹満寺以外の高麗寺 B 系列軒丸瓦の南山城における拡散を跡付け 第 4 節では 7 回の発掘調査を経ても判然としない 創建当初の蟹満寺の伽藍配置に迫る 第 2 章二つの都城と古代寺院藤原京 平城京の造営のための大量の材木は木津川を遡上させて泉津 ( 現在の木津 ) に集められ そこから奈良山を超えて奈良盆地へ運ばれたことがわかっている また 740 年から 744 年には恭仁京が南山城に営まれる 本章では 都城周辺における都市的景観のなかで 南山城の古代寺院を捉えることを目的とする 第 1 節では これまで 40 年近い発掘調査成果に基づき恭仁京の実態に迫る 第 2 節では 高麗寺 平川廃寺など 恭仁宮大極殿が山背国分寺に施入される前の南山城の寺院がすでに公的な性格を帯びていたことを主張し 特に 8 世紀になって恭仁京付近に創建された井手寺が 単なる地方寺院とは考えられない格式を備えていることに注意を喚起する 第 3 節では その井手寺の最新の発掘調査成果を紹介する 最後に 南山城の南端に位置し 8

5 世紀の官営瓦工房であり 平城京へ瓦を供給した奈良山瓦窯跡群を概観する ( 第 4 節 ) 第 3 章国家仏教の完成と崩壊本章では 諸国国分寺体制の成立と中央政権の意思を介した山背国衙の影響増大の結果生じた 南山城の寺院ネットワークの変化について論じる 特に 山間部の立地する境界の寺に広がる 新たなネットワークの形成である 第 1 節では 考古学的な調査成果の乏しい奈良時代のそういった山間部に立地する 初期山岳寺院 跡について 日本霊異記 に登場する 山寺 の記述に基づいて考察する 第 4 節では初期山岳寺院の例として神雄寺跡 ( 馬場南遺跡 ) をとり上げ 日常的な湧水の祀りと共に 特別な儀礼の様相が明らかとなり 仏堂からは大量の塑像片が出土した発掘調査成果を概観する また南山城には山陽道が通っており 大和への玄関口であったため 8 9 世紀の古瓦の様相が複雑である 第 2 節では 山背地域での平城宮式軒丸瓦 播磨国府系瓦の搬入の背景に迫る 第 3 節では 平城宮所用軒丸 軒平瓦を祖形とし 南山城で生産された瓦が広く南山城地域に分布している事実に注目し その分布の背景を 続日本紀 延暦 10 年 (791 年 )4 月 18 日の条にみる 山背国内諸寺の塔修理令 と想定した 終章考古学から見た国家仏教の本質以上 2 部 6 章の議論を踏まえ 南山城における古代寺院の特性を次のように結論付ける 従来は 大化改新から平安仏教成立までの仏教を 国家仏教 とし それ以前を 氏族仏教 と捉える傾向が強かった しかしながら 高麗寺など南山城の古代寺院は創建当初から公的性格を帯びていた 氏族仏教 と 国家仏教 の違いは 古代寺院における公的要素の軽重であり 地域の拠点寺院であるか否かの差でもある 氏族仏教 から 国家仏教 への変革とは 古代寺院において公的側面が表面化していく過程と捉えなおすことを提言する また その提言の根拠としての南山城における古代寺院の特異性と また他地域でも類似のケースがみられることから 普遍性の両方があるのである 5 論文の特質古代寺院の研究は日本考古学における大きな柱のひとつで これまで数え切れぬほど多くの研究が発表されてきた 本論文もそのひとつであるが 次の点において古代寺院の考古学的研究に重要な貢献を果たしている すなわち 氏族仏教 と 国家仏教 という単純な二者択一的な解釈の枠組みに疑義を呈し 南山城の古代寺院跡の詳細な分析に基づき 古代寺院において公的側面が表面化していく過程とその両者を捉えなおしたことである 本論文は発掘調査成果に基づく 記述中心の論文ではあるが 歴史学の一般理論へ迫る可能性を秘めており 大きな貢献である 次に本論文は 椿井大塚山古墳 高麗寺 馬場南遺跡など著者自身が発掘調査を実施した遺跡の成果に基づいているため ここで展開される議論は説得力に富む さらに 一地

6 域を対象としているが 古墳 集落跡 寺院跡 都城遺跡など性格の異なる遺跡の発掘成 果を総合的に解釈し 文献史料に依拠していないとはいえ 当該地域の 6~9 世紀史の全体 的再構築にも成功していると言える 6 論文の評価上記の特質が示すように 本論文は理論研究においては新しい概念提起を行い 同時に地域史研究においては総合的な 6~9 世紀史像の再構築に取り組み その目的をよく達成していると評価できる しかしながら 本論文にはまったく問題がないわけではない その最たるものは 氏族仏教と国家仏教の相克 というタイトルが誤解を招いていることである 本論文のテーマは 相克 ではなく 氏族仏教 と 国家仏教 の二者択一では説明できない現象を示すことであった むしろ 古代寺院にあらわれた 私 的要素と 公 的要素 とでもすべきであった 比較的大きな弱点として 律令国家成立と仏教導入とのかかわりをもっと明確にしてほしかった また仏教を国家鎮護に持たせた機能についても 国家仏教 をタイトルに入れる限りは議論してほしかった 細かい部分では 高麗寺の造営に渡来系氏族の高麗氏が関与したことは明白にしても 本国から渡来したばかりの人々が関わったのかが見えなかった 同時に 渡来系豪族が寺院建立をリードしただけでなく 旧来の豪族も寺院建立から排除されなかったことも事実である また 著者は 大津宮遷都 (667) と前後して 高麗寺の大規模な伽藍整備が実施されたと記すが 同笵瓦の分析に基づき 本論文では大津宮遷都以前であることを示唆しているわけであるから そのように明言した方がわかりやすい つまり 大津宮遷都を見越した高麗寺の造営 整備と位置付けた方が 朝鮮式山城などこの時期の国を守るための一連の大規模工事の一環として 高麗寺の造営工事 ( 仏教を通して国を守る ) も素直に解釈できるのである しかし これらはいずれも本論文の貢献に比べてマイナーな点であり 本論文の価値を減ずるものではない 本論文は今後の研鑽によってさらなる向上が期待できるものと高く評価する 7 判定 本論文は 本学学位規定の手続きに従い 審査委員全員による所定の審査および試験に 合格したので 博士 ( 史学 ) の学位を授与するに値するものと判定する

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