セレコキシブ 臨床概要 個々の試験のまとめ アステラス製薬株式会社ファイザー株式会社 医薬品第一部会用資料

Size: px
Start display at page:

Download "セレコキシブ 臨床概要 個々の試験のまとめ アステラス製薬株式会社ファイザー株式会社 医薬品第一部会用資料"

Transcription

1 セレコキシブ 臨床概要 個々の試験のまとめ アステラス製薬株式会社ファイザー株式会社 医薬品第一部会用資料

2 2.7.6 個々の試験のまとめ 試験番号 試験名 頁 マスバランス試験 ( 外国 ) [ 14 C]Celecoxib ADME AKi3 錠剤の薬物動態試験 ( 食事の影響 ) AKi1 生物学的同等性試験 ( 錠剤及びカプセル剤 ) バイオアベイラビリティ比較試験 ( 外国, 懸濁液, 海外 PⅠ 及び海外市販カプセル ) 21 Capsule vs. Suspension BA 生物学的同等性試験 ( 外国, 海外 PⅡ 及び海外 PⅢカプセル ) PhaseⅡ vs. Phase Ⅲ 200mg Cap BE 生物学的同等性試験 ( 外国, 海外 PⅢ 及び海外市販カプセル ) PhaseⅢ vs. Commercial 200mg Cap BE 生物学的同等性試験 ( 外国,100 mg 海外 PⅢ,100,200 mg 海外市販カプセル ) 43 PhaseⅢ 100mg, Commercial 100mg, 200mg Cap BE 健常成人における血小板機能に及ぼす影響試験 ( 外国 ) Effect on Platelet Function 第 Ⅰ 相単回投与試験 ( 外国 ) PhaseⅠ single dose PK 第 Ⅰ 相反復投与試験 ( 外国 ) PhaseⅠ multiple dose PK 第 Ⅰ 相単回投与試験 第 Ⅰ 相反復投与試験 AKi2 錠剤の薬物動態試験 ( 単回投与 ) AKi4 錠剤の薬物動態試験 ( 反復投与,QD,BID) 健常高齢者及び健常非高齢者における薬物動態試験 ( 外国 ) PK/ Effect on Platelet Function in Elderly vs. Young 肝障害患者における薬物動態試験 ( 外国 ) PK in Hepatic Impairment 慢性腎障害患者における薬物動態試験 ( 外国 ) PK/Renal in Chronic Renal Insufficiency フルコナゾール及びケトコナゾールとの薬物相互作用試験 ( 外国 ) Fluconazole/Ketoconazole Interaction メトトレキサートとの薬物相互作用試験 ( 外国 ) Methotrexate Interaction リチウムとの薬物相互作用試験 ( 外国 ) Lithium Interaction グリベンクラミドとの薬物相互作用試験 ( 外国 ) Glyburide Interaction ワルファリンとの薬物相互作用試験 ( 外国 ) Warfarin Interaction フェニトインとの薬物相互作用試験 ( 外国 ) Phenytoin Interaction トルブタミドとの薬物相互作用試験 ( 外国 ) Tolbutamide Interaction 食事及び制酸剤の影響試験 ( 外国 ) Effect of Food and Antacid on PK メチルフェニデートとの薬物相互作用試験 ( 外国 ) Ritalin Interaction

3 試験番号 試験名 頁 フルバスタチンとの薬物相互作用試験 ( 外国 ) Fluvastatin Interaction デキストロメトルファンとの薬物相互作用試験 ( 外国 ) Dextromethorphan Interaction オメプラゾールとの薬物相互作用試験 ( 外国 ) Omeprazole Interaction パロキセチンとの薬物相互作用試験 ( 外国, パロキセチンの影響 ) Paroxetine Interaction パロキセチンとの薬物相互作用試験 ( 外国, セレコキシブの影響 ) Paroxetine Interaction 経口避妊薬との薬物相互作用試験 ( 外国 ) Oral Contraceptive Interaction RDS1 RA に対する後期第 Ⅱ 相試験 RCT1 RA に対する第 Ⅲ 相試験 ODS1 OA に対する後期第 Ⅱ 相試験 OA に対する第 Ⅲ 相試験 腰痛症に対する第 Ⅲ 相試験 RPi1 RA に対する初期第 Ⅱ 相試験 OPi1 OA に対する初期第 Ⅱ 相試験 POP1 肩関節周囲炎に対する一般臨床試験 COP1 頸肩腕症候群に対する一般臨床試験 TOP1 腱 腱鞘炎に対する一般臨床試験 RLN3 RA に対する長期投与試験 OLN2 OA に対する長期投与試験 RA 及び OA に対する長期投与試験 ( 外国 ) Longterm Safety in OA&RA DDS1 抜歯後疼痛に対する第 Ⅱ 相試験 ( 参考資料 ) 臨床成績概要 ( 外国 )( 参考資料 ) Clinical Data Summary 安全性概要 ( 外国 )( 参考資料 ) Integrated Summary of Safety Information _102 消化管安全性試験 ( 外国 )( 参考資料 ) CLASS Study APC 散発性大腸腺腫再発予防効果試験 ( 外国 )( 参考資料 ) APC Study PreSAP 大腸腺腫性ポリープ再発予防効果試験 ( 外国 )( 参考資料 ) PreSAP Study APC/PreSAP 安全性併合解析 ( 外国 )( 参考資料 ) Summary of Integrated Safety data from APC and PreSAP 572

4 マスバランス試験 ( 外国 )[006]1/6 治験依頼者名 : ファイザー社各試験の要約表旧米国サール社申請資料中の該当箇所商品名 : セレコックス添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (SC58635) ( 審査当局使用欄 ) 治験の標題 : 健常成人男性に [ 14 C] SC58635 及び非標識 SC58635 を単回経口投与後の薬物動態検討 試験 治験識別番号 :N 治験責任医師名 : 治験実施施設 : 公表文献 :Paulson SK, Hribar JD, Liu NWK, Hajdu E, Bible RH, Piergies A, et al., Metabolism and excretion of [ 14 C]celecoxib in healthy male volunteers. Drug Metab Dispos 2000;28(3): 治験期間 : 19 年 月 日 ~19 年 月 日 開発のフェーズ : 臨床薬理試験 目 的 主要目的 :[ 14 C] SC58635 懸濁液の経口からの吸収, 分布, 代謝及び排泄を検証する. 副次的目的 : 同量の SC58635 の経口カプセルと懸濁液のバイオアベイラビリティを推定する. 試験デザイン単一施設, 単回投与, 非盲検, 無作為化, クロスオーバー試験 被験者数 ( 計画時及び解析時 ) 診断及び主な組み入れ基準 計画時 : 男性 10 例,20~41 歳解析時 : 男性 10 例,20~41 歳 PK 解析 :8 例 ( 14 CSC58635;6 例,SC58635;8 例 ) 安全性解析 :10 例 ( 14 CSC58635;8 例,SC58635;10 例 ) 下記の選択基準を満たし, 除外基準に抵触しない健常成人を対象とした. 選択基準 (1) 18~50 歳の健常成人男性. (2) 観察期において身体検査で正常であった者. (3) 観察期において臨床検査値が正常であった者. (4) 観察期において 12 誘導心電図で正常であった者. (5) 治験前 6 ヶ月間から観察期までに胸部 X 線写真が正常であった者. (6) 治験薬投与前 24 時間以内の薬物スクリーンで陰性であり, 薬物スクリーンから治験薬投与まで治験実施施設内に拘束可能な者. (7) 体重 70~90 kg であるもの (85~115% を理想体重とする ) (8) 観察期における HBs 抗原テストが陰性であった者. (9) 本治験への参加前に文書同意の得られた者. 除外基準 (1) 何らかの慢性疾患の既往歴のある者. (2) 観察期 3 ヶ月以内に臨床的に重要な病歴のある者. (3) 心臓, 肝臓, 腎臓 及び小腸異常の既往歴がある者.( 潰瘍や吸収に関係する小腸の手術を受けた者も含む ) (4) これまでに薬物乱用, アルコール中毒の既往歴がある者. (5) 観察期にアセトアミノフェンを除く他の薬を服用した者. 又は治験中に服用が必要な者. (6) 治験参加前 2 週間以内に喫煙歴又は, たばこ製品の使用歴を有する者. (7) 入院前 30 日以内から治験期間中に他の治験薬の投与を受けた者. (8) 乳糖不耐性症の者. (9) シクロオキシゲナーゼ阻害剤やスルフォンアミド類に対する過敏症の既往歴がある者. (10) 51 Cr 試験に参加していた又は 12 ヶ月以内に放射線治療やテストに参加した者. (11) 一年以内に半減期 30 日又はそれ以上の 14 C で標識した化合物投与歴のある 1

5 マスバランス試験 ( 外国 )[006]2/6 治験依頼者名 : ファイザー社各試験の要約表旧米国サール社申請資料中の該当箇所商品名 : セレコックス添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (SC58635) 被験薬, 用量及び投与方法, ロット番号 治験実施計画書で規定された治験薬投与期間前治療薬 併用薬規定 ( 審査当局使用欄 ) 者, 又は蛍光透過診断, 大規模な X 線診断を行った者. (12) 過去に本治験に参加したことがある者. (13) 本治験の対象として好ましくないと治験担当医師が判断した者. SC mg カプセル剤 ( 包装ロット番号 RCT 07) 及び [ 14 C]SC mg (100 μci) を含むガラスバイアル ( 包装ロット番号 RCT 40) は旧米国サール社より入手した.[ 14 C]SC mg の懸濁液及び SC mg(3 100 mg カプセル ) の単回経口投与の各時期間には 15 日間の休薬期間を設けた. 観察期間 (21 日間以内 ) 投与期間 (1 日 ) ( 組み入れ基準の項に記載した ) 2

6 マスバランス試験 ( 外国 )[006]3/6 治験依頼者名 : ファイザー社各試験の要約表旧米国サール社申請資料中の該当箇所商品名 : セレコックス添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (SC58635) ( 審査当局使用欄 ) 1. 有効性薬物動態解析, 放射能分析各被験者から以下のパラメータを得た : AUC 48 :t=0,t=48 の時の血漿中濃度 時間曲線下面積 ( 線形台形法により算出した ) Cmax: 最大血漿中濃度 Tmax: 最大血漿中濃度到達時間 t 1/2 : 半減期 評価基準 2. 安全性診察 理学的検査, 臨床検査及び有害事象モニタリング有害事象は以下の基準で取り扱った. (1) 有害事象 1) 有害事象の定義 : 治験期間中に生じた, 又は重症度の増した以下の事象を有害事象とした. a. 治験との関連性の有無に関わらず, 治験期間中に生じた症状及び身体徴候 b. 臨床検査値異常変動 c. 診察の異常所見 2) 症状及び身体的徴候の重症度の定義 : a. Mild( 軽度 ): 日常の活動を全く妨げない b. Moderate( 中等度 ): 日常の活動をある程度妨げる c. Severe( 高度 ): 日常の活動が困難である 3) 治験薬との関連性判定 : None( 関連なし ) Uncertain( たぶん関連あり ) Probable( 関連あり ) 被験薬との因果関係が Uncertain( たぶん関連あり ) 又は Probable( 関連あり ) のいずれかに該当したものを 被験薬との関連性が否定できない有害事象 ( 副作用 ) と定義した. 治験薬との関連性 関連なしたぶん関連あり関連あり 治験薬との関連性が否定できない有害事象または臨床検査値異常変動を副作用として集計した. (2) 臨床検査値の異常変動臨床検査値異常変動については, 有害事象に含めて集計した. 統計手法カプセル錠と懸濁液の相対的なバイオアベイラビリティは症例ごとに分類した. (1) 有効性解析対象例 : 無作為に割り付けた全症例を PK 解析対象例とした. 無作為化試験を完了し症例の取り扱いた症例のみをバイオアベイラビリティの解析対象例とした. (2) 安全性解析対象例 : 被験薬投与例の全症例を対象とした. 報告書の日付 19 年月日 3

7 マスバランス試験 ( 外国 )[006]4/6 (1) 症例の内訳 組み入れ症例の内訳を以下に示す. 組み入れ症例数 ( 治験薬投与例数 ) 10 例 パイロット試験 2 例 無作為化試験 8 例 治験完了 2 例 治験完了 6 例 中止 脱落 2 例 中止理由有害事象 ( 発熱 ):1 例第 2 期不参加 :1 例 (2) 有効性の結果 SC58635 及び [ 14 C]SC58635 はいずれも速やかに吸収され, 投与後 2 時間以内に最高血漿中濃度 に到達した. 薬物動態パラメータ及びモデルで調整後のパラメータの比は以下のとおり : パラメータ 平均モデル調整後の比 90% CI [ 14 C]SC58635 SC58635 SC58635/[ 14 C]SC58635 AUC 48h (ng hr/ml) % (84.6%, 119.6%) Cmax (ng/ml) % (38.2%, 98.5%) Tmax (hr) % (58.0%, 224.4%) t 1/2 (hr) % (111.2%, 174.2%) [ 14 C]SC58635 はほとんどが代謝され, 尿中及び糞中に認められた SC58635 由来の放射能は 投与放射能の 2.56% のみであった. 3 種類の SC58635 代謝物 (SC60613,SC62807 及び SC62807 グルクロン酸抱合体 ) が認められた.SC60613 は SC58635 のメチル基が酸化され水酸基となった化合物であり,SC62807 は SC58635 のメチル基が完全酸化されカルボキシル基となった化合物である.[ 14 C]SC58635 の主要代謝物は SC62807 及び SC62807 グルクロン酸抱合体であり, これら代謝物は主に糞中 (52.1%) 及び尿中 (28.9%) に排泄された. 唾液及び糞清拭紙には, 極めて少量の放射能が検出された. 投与 1 及び 4 時間後において, 赤血球 (RBC) 中の [ 14 C]SC58635 の平均濃度はそれぞれ 2.38 及び 1.13 μg 当量 /g であった. 4

8 マスバランス試験 ( 外国 )[006]5/6 (3) 安全性の結果 1) 有害事象 SC58635 及び [ 14 C]SC58635 の忍容性は良好であった. 有害事象は [ 14 C]SC58635 投与中 5 例 (63%),SC58635 投与中 4 例 (40%) に報告された.2 件以上報告された有害事象は認められなかった. 有害事象の程度はほとんどが軽度であり, 治験担当医師により治験薬との関連ありと判断された有害事象は認められなかった. 有害事象一覧 投与群 懸濁液 カプセル WHO ART 器官別大分類基本語 すべての有害事象 関連性が否定できない有害事象 すべての有害事象 関連性が否定できない有害事象 安全性解析対象例数 8 例 10 例 全事象 5(62.5%)[8] 4(50.0%)[6] 4(40.0%)[13] 4(40.0%)[7] 一般的全身障害 1(12.5%)[1] 1(12.5%)[1] 1(10.0%)[2] 0 発熱 1(12.5%)[1] 1(12.5%)[1] 1(10.0%)[1] 0 悪寒 0 0 1(10.0%)[1] 0 中枢 抹消神経系障害 1(12.5%)[1] 0 1(10.0%)[1] 0 頭痛 1(12.5%)[1] 0 1(10.0%)[1] 0 消化管障害 0 0 1(10.0%)[1] 0 腹痛 0 0 1(10.0%)[1] 0 心拍数 心リズム障害 0 0 1(10.0%)[1] 0 頻脈 0 0 1(10.0%)[1] 0 代謝 栄養障害 1(12.5%)[1] 1(12.5%)[1] 1(10.0%)[2] 1(10.0%)[2] CPK 上昇 1(12.5%)[1] 1(12.5%)[1] 1(10.0%)[2] 1(10.0%)[2] 精神障害 1(12.5%)[1] 0 1(10.0%)[1] 1(10.0%)[1] 傾眠 1(12.5%)[1] 0 1(10.0%)[1] 1(10.0%)[1] 皮膚 皮膚付属器障害 1(12.5%)[2] 1(12.5%)[2] 0 0 皮膚乾燥 1(12.5%)[2] 1(12.5%)[2] 0 0 泌尿器系障害 1(12.5%)[2] 1(12.5%)[2] 2(20.0%)[4] 1(10.0%)[3] 蛋白尿 0 0 1(10.0%)[1] 0 膿尿 1(12.5%)[2] 1(12.5%)[2] 1(10.0%)[3] 1(10.0%)[3] 白血球 網内系障害 0 0 1(10.0%)[1] 1(10.0%)[1] 白血球減少 ( 症 ) 0 0 1(10.0%)[1] 1(10.0%)[1] 発現例数 ( 発現率 )[ 発現件数 ] 治験担当医師により有害事象として報告された臨床検査値異常変動も集計対象とした. 有害事象の発現件数の集計は, 総括報告書では実施していない. 2) 死亡及びその他の重篤な有害事象重篤な有害事象は報告されなかった. 3) 投与中止を引き起こした有害事象 1 例が発熱のため試験を中止した. この事象は治験薬と関連なしと判断された. 4) 臨床検査値臨床検査値異常変動については, 有害事象に含めて集計しているため, 有害事象参照. 5

9 マスバランス試験 ( 外国 )[006]6/6 (4) 結論 SC58635 及び [ 14 C]SC58635 は速やかに吸収され, 投与後 2 時間以内に最高血漿中濃度に達した. [ 14 C]SC58635 はほとんどが代謝され, 尿中及び糞中に認められた SC58635 由来の放射能は投与放射能の 2.56% のみであった. [ 14 C]SC58635 の主要代謝物は SC62807 及び SC62807 グルクロン酸抱合体であり, これら代謝物は主に糞中及び尿中に排泄される. 6

10 錠剤の薬物動態試験 ( 食事の影響 )[AKi3] 1/6 治験依頼者名 : アステラス製薬株式会社 各試験の要約表 ( 審査当局使用欄 ) 旧山之内製薬株式会社 申請資料中の該当箇所 商品名 : セレコックス 添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (YM177) 治験の標題 :YM177 薬物動態試験 薬物動態に及ぼす食事の影響の検討 治験識別番号 :41771/AKi3 治験責任医師名 : 治験実施施設 : 公表文献 : 未公表 治験期間 :20 年月日 ~20 年月 日 開発のフェーズ : 薬物動態試験 目 的 健常成人男子を対象に,2 群 2 時期のクロスオーバーデザインで YM177 を 200mg 単回経口投与したときの薬物動態に及ぼす食事の影響, 並びに安全性について検討することを目的とした. 試験デザイン非盲検無作為化クロスオーバー試験 被験者数 ( 計画時及び 30 例 ( 空腹下投与先行群 15 例, 食後投与先行群 15 例 ; 計画時及び解析時同数 ) 解析時 ) 診断及び主な組み入れ基準 被験薬, 用量及び投与方法, ロット番号 治験実施計画書で規定された治験薬投与期間前治療薬 併用薬規定 下記選択基準を満たし被験者候補として適切であると治験責任医師が判断した者. 選択基準 (1) 第 1 回目の入院前 1 カ月以内に実施された治験前健康診断 ( 以下, 前健診 ) 及び投与前における診察, 理学的検査, 臨床検査等の結果から治験責任医師が健常であると判断した者. (2) 第 1 回目の入院日の年齢が 20 歳以上 65 歳未満である男子. (3) 第 1 回目の入院日の BMI(= 体重 (kg)/( 身長 (m)) 2 ) が 17.6 以上 26.4 以下の者. (4) 本治験の目的 内容 予測される副作用等について説明を受け, それらについて十分理解した上で, 自発的に治験への参加を志願し, 文書同意の得られた者. 除外基準 以下の項目のいずれかに該当する者は被験者から除外することとした. (1) 本治験に不適当と考えられる既往歴 ( 胃潰瘍 十二指腸潰瘍の既往, 薬物中毒, 薬物アレルギー ( とくに NSAID), アルコール中毒等 ) のある者. (2) 1 日 20 本以上の喫煙習慣がある者. また入院日から退院までの期間, 禁酒 禁煙及びカフェインを摂取しないことが不可能である者. (3) 第 1 回目の入院前 4 カ月以内に別の治験に参加した者. ただし, 治験の予備の被験者として参加し, 治験薬の投与を受けなかった者は除く. (4) 第 1 回目の入院前 3 カ月以内に献血をした者. (5) 治験依頼者又は治験実施医療機関に雇用されている者. (6) YM177 の投与歴がある者. (7) 第 1 回目の入院 2 週間前から第 1 回目の入院までの間に, 他の薬剤を服用した者. (8) 投与日の朝食の食事メニューのすべてを摂食できない者. (9) その他, 本治験の対象として好ましくないと治験責任医師が判断した者. 治験薬 :YM177 錠 :1 錠中に YM177 を 100mg 含有する白色錠剤用量 :YM177 として 200mg を単回経口投与投与方法 :YM mg 錠 2 錠を, 投与前日の夕食以降空腹下又は朝食後 30 分以内に水 150mL とともに経口投与した. ロット番号 :HC1773T 単回経口投与を 7 日以上の休薬期間をおき 2 回行う. 該当せず 7

11 錠剤の薬物動態試験 ( 食事の影響 )[AKi3] 2/6 治験依頼者名 : アステラス製薬株式会社 各試験の要約表 ( 審査当局使用欄 ) 旧山之内製薬株式会社 申請資料中の該当箇所 商品名 : セレコックス 添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (YM177) 1. 有効性 (1) 各被験者から以下の PK パラメータを得た : 最高血漿中濃度 (Cmax); 実測値 Cmax 到達時間 (Tmax); 実測値 AUC t ; 台形法により求めた濃度測定が可能な最終時点までの血漿中濃度時間曲線下面積 AUC inf ;AUC inf = AUC t + C t / k el (C t は定量可能最終時点における血漿中濃度の実測値を表す ) 消失速度定数 (k el ); 片対数変換した最終消失相より線形最小二乗法を用いて算出 消失半減期 (T 1/2 );T 1/2 = ln (2) / k el 経口クリアランス (CL/F);CL/F= Dose / AUC inf 平均滞留時間 (MRT);MRT = AUMC inf / AUC inf (AUMC inf は血漿中濃度 時間曲線を無限時間に外挿したモーメント曲線下面積 ) 評価基準 (2) 薬物動態に及ぼす食事の影響 : Cmax 及び AUC t の対数変換値について分散分析を行い, 群 / 交互作用の効果, 時期差及び薬物動態に及ぼす食事の影響を検討した. 群 / 交互作用の効果, 時期差及び薬物動態に及ぼす食事の影響については, いずれも統計的な有意水準を 10% とした. また,Cmax 及び AUC t の空腹下に対する食後投与時の幾何平均値の比 (GMR) をそれぞれ計算し, この GMR の 90% 信頼区間 (CI) が,AUC t では 0.8~1.25 かつ Cmax では 0.7~1.43 の範囲内にあるとき, 薬物動態に及ぼす食事の影響はないと判定することとした. 2. 安全性自覚症状 他覚所見, 理学的検査 ( 坐位血圧, 坐位脈拍数, 腋窩体温 ),12 誘導心電図, 臨床検査 ( 血液学的検査, 血液生化学検査, 尿検査 ), 有害事象を安全性の指標とした. 有害事象は下記の基準で取り扱った. (1) 有害事象 : 1 有害事象の定義本治験への同意取得後から治験後健康診断 ( 以下, 後健診 ) の間に, 治験責任医師あるいは治験分担医師が臨床的に異常と判断した自覚症状及び他覚所見が発現した場合は有害事象として取り扱い, その内容, 発現日時, 消失日時, 重篤度, 重症度, 処置, 転帰 ( 転帰確認日時を含む ) 及び治験薬との関連性を症例報告書に記載した. なお, 同一の有害事象が複数回生じた場合, 同一事象であっても発現時期ごとに別々に記載した. 2 症状及び身体的徴候の重症度の定義重症度は以下の 3 段階にて判定した. a. 軽度 : 異常所見はあるが重症度が軽く, 処置を行わず治験の継続が可能であったもの. b. 中等度 : 異常所見のため治療処置を必要とする場合. c. 重度 : 異常所見のため治験薬の投与を中止しなければならない場合, また中止すべきであった場合. 8

12 錠剤の薬物動態試験 ( 食事の影響 )[AKi3] 3/6 治験依頼者名 : アステラス製薬株式会社 各試験の要約表 ( 審査当局使用欄 ) 旧山之内製薬株式会社 申請資料中の該当箇所 商品名 : セレコックス 添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (YM177) 評価基準 3 治験薬との関連性判定症状及び身体徴候におけるすべての有害事象及び臨床検査において治験薬投与後に 異常変動あり と判定された項目については, 被験者の状態, 合併症, 併用薬, 治験薬投与との時間的関係等を勘案して, 治験薬との関連性を以下の 4 段階 ( 関連なし, 関連ないともいえない, 多分関連あり, 明らかに関連あり ) で判定した. 治験薬との関連性が 関連ないともいえない, 多分関連あり 又は 明らかに関連あり のいずれかに該当したものを 治験薬との関連性が否定できない有害事象 ( 副作用 ) と定義した. 関連なし 治験薬との関連性関連ない多分関連ありともいえない 明らかに関連あり 治験薬との関連性が否定できない有害事象または臨床検査値異常変動を副作用として集計した. (2) 理学的検査, 臨床検査等各種検査の異常変動 : 本治験への同意取得後, 治験薬第 1 回目の投与前の検査から後健診までの間に, 治験責任医師あるいは治験分担医師が異常変動と判断した検査結果は, 治験薬との関連の有無に関わらず有害事象として取り扱った. 有害事象は, その内容, 発現日時 ( 各種検査値の異常変動については検査又は採血日時 ), 消失日時, 重篤度, 重症度, 処置, 転帰 [ 転帰確認日時 ( 各種検査値の異常変動については検査又は採血日時 ) を含む ] 及び治験薬との関連性を症例報告書に記載した. 重症度は 3 段階にて判定し, 治験薬との関連性を 4 段階基準で判定した. 関連性の否定できない (1. 関連ないともいえない,2. 多分関連あり,3. 明らかに関連あり ) 有害事象を副作用として取り扱った. なお, 同一の有害事象が複数回生じた場合, 同一事象であっても発現時期ごとに別々に記載した. 治験実施医療機関の基準値内から基準値外 ( 症例報告書では H 又は L として表記 ) への変動, あるいは治験薬投与前後で 20% 以上の変化を異常変動 有 判定の目安とした. 食事の影響 : AUC t 及び Cmax の対数変換値について分散分析を行い, 群 / 交互作用の効果, 時期差及び薬物動態に及ぼす食事の影響を検討した. 群 / 交互作用の効果, 時期差及び薬物動態に及ぼす食事の影響については, いずれも統計的な有意水準を 10% とした. 群 / 交互作用の効果及び時期差が有意でない場合に, 空腹下投与時の Cmax 及統計手法び AUC t に対する食後投与時のそれの幾何平均値の比 (GMR) をそれぞれ計算することとした. この GMR の 90% 信頼区間が,AUC t では 0.8~1.25 かつ Cmax では 0.7 ~1.43 の範囲内にあるとき, 薬物動態に及ぼす食事の影響はないと判定することとした. 中止例については安全性のみを解析の対象とし, 食事の影響の検討の判定には加えないこととした. (1) 有効性解析対象例 : 薬物動態パラメータの算出対象は, 血漿中未変化体濃度測定値がある全症例とした. 薬物動態に及ぼす食事の影響検討の解析対象は, 合計 2 回の投与に対してそれ症例の取扱いぞれ投与及び採血が完遂し, 薬物動態パラメータの算出された全症例とした. (2) 安全性解析対象例 : 治験薬投与例の全症例を対象とした. 報告書の日付 20 年月日 9

13 錠剤の薬物動態試験 ( 食事の影響 )[AKi3] 4/6 (1) 症例の内訳本治験の志願者に対して前健診を行った. 前健診の結果, 本治験に適格と考えられる被験者を選択し, 同意を取得の上治験を開始した. 本治験は健常成人男子を対象とした試験であるため, 第 1 回目の入院から治験薬投与までの間に何らかの臨床的な異常が認められ, 治験責任医師が不適格と判断した被験者は, 安全性を考慮し投薬せず, 予備被験者への交代を認めることとしたため, 予備被験者を含めて被験者を組み入れた. 治験途中での中止例はなかった. したがって, 治験を開始された 30 例にて, 安全性, 薬物動態の解析及び薬物動態に及ぼす食事の影響の検討を行った. 治験前健康診断を受診し, 被験者候補として問題ないと判断され, 本治験のため入院した健常成人男子 34 例 (30 例 + 予備被験者 4 例 ) 第 1 回投与前での予備被験者との交代 4 例理由 :WBC 高値のため 3 例頻脈のため 1 例 無作為化され治験開始された被験者 ( 治験薬の投与を受けた被験者 ) 30 例 空腹下投与先行群 15 例 食後投与先行群 15 例 治験完了 15 例 治験完了 15 例 治験完了例合計 30 例 組み入れ症例の内訳 10

14 錠剤の薬物動態試験 ( 食事の影響 )[AKi3] 5/6 (2) 有効性の結果 1) 薬物動態に及ぼす食事の影響の結果血漿中 YM177 濃度の Cmax の幾何平均値は空腹下で ng/mL, 食後で ng/mL, AUC t の幾何平均値は空腹下で ng hr/ml, 食後で ng hr/ml であった. 空腹下に対する食後投与時の GMR 及び 90% CI は,Cmax では 1.53 及び 1.39~1.69 と食事の影響の判定基準である 0.7~1.43 を逸脱していた. 一方,AUC t では 1.12 及び 1.08~1.17 であり, 判定基準である 0.80~1.25 の範囲内であった. 血漿中濃度 (ng/ml) YM mg, 食後投与 YM mg, 空腹下投与 時間 (hr) 血漿中濃度推移 (30 例の平均値 ± 標準偏差 ) (3) 安全性の結果 1) 有害事象治験責任医師により治験薬との関連性が否定されなかった有害事象 ( 自覚症状 他覚所見, 臨床検査値異常変動を含む ) を発現した症例は認められなかった. なお, 関連性の否定された有害事象を含め, 重篤な有害事象は認められず, 安全性には問題ないものと考えられた. 11

15 錠剤の薬物動態試験 ( 食事の影響 )[AKi3] 6/6 有害事象の発現率 投与群 YM177 空腹下投与 YM177 食後投与 WHO ART 器官別大分類基本語 すべての有害事象 関連性が否定できない有害事象 すべての有害事象 安全性解析対象例数 30 例 30 例 関連性が否定できない有害事象 全事象 8(26.7%)[8] 0 3(10.0%)[4] 0 肝臓 胆管系障害 1(3.3%)[1] 0 1(3.3%)[1] 0 GPT 上昇 1(3.3%)[1] ビリルビン血症 0 0 1(3.3%)[1] 0 代謝 栄養障害 3(10.0%)[3] 0 2(6.7%)[2] 0 高尿酸血症 0 0 1(3.3%)[1] 0 AlP 上昇 1(3.3%)[1] CPK 上昇 2(6.7%)[2] 0 1(3.3%)[1] 0 呼吸器系障害 4(13.3%)[4] 0 1(3.3%)[1] 0 咽頭炎 2(6.7%)[2] 鼻炎 2(6.7%)[2] 0 1(3.3%)[1] 0 本集計は, 総括報告書では実施していない発現例数 ( 発現率 )[ 発現件数 ] 臨床検査値異常変動については, 有害事象に含めて集計した. 2) 死亡及びその他の重篤な有害事象 本治験において死亡, その他の重篤な有害事象を発現した症例は認められなかった. 3) 投与中止を引き起こした有害事象 本治験では投与中止例はなかった. 4) 臨床検査値 臨床検査値異常変動については, 有害事象に含めて集計した. (4) 結論健常成人男子 ( 年齢 :20~30 歳, 体重 :51.9~75.0kg) に YM177 錠剤 200mg を単回経口投与したときの薬物動態に及ぼす食事の影響について検討した. 食後投与時のバイオアベイラビリティ (BA) は空腹下投与時に比して上昇するものの, 量的な BA は空腹下投与時と食後投与時で同等であると結論された. また, 臨床上問題となる有害事象は認められず, 安全性には問題ないものと考えられた. 12

16 生物学的同等性試験 ( 錠剤及びカプセル剤 )[AKi1] 1/8 治験依頼者名 : アステラス製薬株式会社 各試験の要約表 ( 審査当局使用欄 ) 旧山之内製薬株式会社 申請資料中の該当箇所 商品名 : セレコックス 添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (YM177) 治験の標題 :YM177 薬物動態試験 錠剤およびカプセル剤の生物学的同等性の検討 治験識別番号 :41771/AKi1 治験責任医師名 : 治験実施施設 : 公表文献 : 未公表 治験期間 :19 年 月日 ~19 年 月日 開発のフェーズ : 薬物動態試験 目 的 健常成人男子を対象に,YM177 の 100mg カプセル剤を対照製剤,YM177 の 100mg 錠剤を試験製剤として 2 群 2 時期のクロスオーバーデザインで単回経口投与したときの生物学的同等性を検証することを目的とした. 試験デザイン非盲検無作為化クロスオーバー試験 計画時 :48 名 (YM177 カプセル剤先行 24 名,YM177 錠剤先行 24 名 ) 解析時 : 安全性及び薬物動態 50 名 (YM177 カプセル剤先行 25 名,YM177 錠剤先行 25 名 ) 被験者数生物学的同等性 48 名 ( 計画時及び (YM177 カプセル剤先行 24 名,YM177 錠剤先行 24 名 ) 解析時 ) 本試験ではカプセル剤先行群及び錠剤先行群で各 1 例ずつが投与 1 回で治験を中止 した. 治験薬投与例すなわち安全性解析対象例数は 50 例となるが, カプセル剤及び 錠剤投与の用法ごとに集計したとき, 各用法における例数は各群 49 例ずつとなる. 診断及び主な組み入れ基準 被験薬, 用量及び投与方法, ロット番号 治験実施計画書で規定された治験薬投与期間 下記選択基準を満たし被験者候補として適切であると治験責任医師が判断した者. 選択基準 (1) 第 1 回目の入院前 1 カ月以内に実施された治験前健康診断 ( 以下, 前健診 ) 及び投与前における診察, 理学的検査, 臨床検査等の結果から治験責任医師が健常であると判断した者 (2) 第 1 回目の入院日の年齢が 20 歳以上 65 歳未満である男子 (3) 第 1 回目の入院日の体重が身長より求めた標準体重の ±20% 以内の者 (4) 本治験の目的 内容 予測される副作用等について説明を受け, それらについて十分理解した上で, 自発的に治験への参加を志願し, 文書同意の得られた者 除外基準 以下の項目のいずれかに該当する者を被験者から除外する. (1) 本治験に不適当と考えられる既往歴 ( 胃潰瘍 十二指腸潰瘍の既往, 薬物中毒, 薬物アレルギー ( とくに非ステロイド性抗炎症剤 (NSAID)), アルコール中毒等 ) のある者. (2) 入院日から退院までの期間, 禁酒 禁煙が不可能である者. (3) 第 1 回目の入院前 4 カ月以内に別の治験に参加した者. ただし, 治験の予備の被験者として参加し, 治験薬の投与を受けなかった者は除く. (4) 第 1 回目の入院前 3 カ月以内に献血をした者. (5) その他, 本治験の対象として好ましくないと治験責任医師が判断した者. 治験薬 :1YM177 カプセル剤 :1 カプセル中に YM177 を 100mg 含有する白色カプセル剤 2YM177 錠 :1 錠中に YM177 を 100mg 含有する白色錠剤用量 :YM177 として 200mg を単回経口投与投与方法 :YM mg カプセル 2 カプセル又は YM mg 錠 2 錠を, 投与前日の夕食以降絶食下に水 150mL とともに経口投与した. ロット番号 :1ES237( カプセル剤 ) 2ES1773T( 錠剤 ) 単回経口投与を 7 日以上の休薬期間をおき 2 回行う. 13

17 生物学的同等性試験 ( 錠剤及びカプセル剤 )[AKi1] 2/8 治験依頼者名 : アステラス製薬株式会社 各試験の要約表 ( 審査当局使用欄 ) 旧山之内製薬株式会社 申請資料中の該当箇所 商品名 : セレコックス 添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (YM177) 前治療薬 併用薬規定 該当せず 1. 有効性 (1) 各被験者から以下の PK パラメータを得た : 最高血漿中濃度 (Cmax); 実測値 Cmax 到達時間 (Tmax); 実測値 AUC t ; 台形法により求めた濃度測定が可能な最終時点までの血漿中濃度時間曲線下面積 AUC inf ;AUC inf = AUC t + C t / k el (C t は定量可能最終時点における血漿中濃度の実測値を表す ) 消失速度定数 (k el ); 片対数変換した最終消失相より線形最小二乗法を用いて算出 消失半減期 (T 1/2 );T 1/2 = ln (2) / k el 経口クリアランス (CL/F);CL/F= Dose / AUC inf 平均滞留時間 (MRT);MRT = AUMC inf / AUC inf (AUMC inf は血漿中濃度 時間曲線を無限時間に外挿したモーメント曲線下面積 ) 評価基準 (2) 生物学的同等性 : 最高血漿中濃度 (Cmax) 及び血中濃度時間曲線下面積 (AUC t ) の対数変換値についてクロスオーバー型の分散分析を行った後,Cmax 及び AUC t の幾何平均値の比 (GMR) 及び 90% 信頼区間 (CI) を算出して, この GMR の 90% CI が 0.80~1.25 の範囲にあるとき製剤間で生物学的利用率が同等であると判定した. なお,Cmax の差の 90% CI が上記の判定基準を満たさない場合は, より広い基準範囲についても検討することとした. 2. 安全性 自覚症状 他覚所見 理学的検査 ( 坐位血圧, 坐位脈拍数, 腋下体温 ) 心電図 (12 誘導 ) 臨床検査 ( 血液学的検査, 血液生化学検査, 尿検査 ) 有害事象 (1) 有害事象 : 1 有害事象の定義本治験への同意取得後に, 治験責任医師あるいは治験分担医師が臨床的に異常と判断した自覚症状及び他覚所見が発現した場合は有害事象として取り扱い, その内容, 発現日時, 消失日時, 重篤度, 重症度, 処置, 転帰 ( 転帰確認日時を含む ) 及び治験薬との関連性を症例報告書に記載し, 関連性に関する判断についてその理由をコメントした. なお, 同一の有害事象が複数回生じた場合, 同一事象であっても発現時期ごとに別々に記載した. 2 症状及び身体的徴候の重症度の定義重症度は以下の 3 段階にて判定した. a. 軽度 : 異常所見はあるが重症度が軽く, 処置を行わず治験の継続が可能であったもの. b. 中等度 : 異常所見のため治療処置を必要とする場合. c. 重度 : 異常所見のため治験薬の投与を中止しなければならない場合, また中止すべきであった場合. 14

18 生物学的同等性試験 ( 錠剤及びカプセル剤 )[AKi1] 3/8 治験依頼者名 : アステラス製薬株式会社 各試験の要約表 ( 審査当局使用欄 ) 旧山之内製薬株式会社 申請資料中の該当箇所 商品名 : セレコックス 添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (YM177) 3 治験薬との関連性判定症状及び身体徴候におけるすべての有害事象及び臨床検査において治験薬投与後に 異常変動あり と判定された項目については, 被験者の状態, 合併症, 併用薬, 治験薬投与との時間的関係等を勘案して, 治験薬との関連性を以下の 4 段階 ( 関連なし, 関連ないともいえない, 多分関連あり, 明らかに関連あり ) で判定した. 治験薬との関連性が 関連ないともいえない, 多分関連あり 又は 明らかに関連あり のいずれかに該当したものを 治験薬との関連性が否定できない有害事象 ( 副作用 ) と定義した. 関連なし 治験薬との関連性関連ない多分関連ありともいえない 明らかに関連あり 治験薬との関連性が否定できない有害事象または臨床検査値異常変動を副作用として集計した. 評価基準 統計手法 (2) 理学的検査, 臨床検査等各種検査の異常変動 : 本治験への同意取得後 ( 各時期の治験薬投与前の検査値に対して ), 治験責任医師あるいは治験分担医師が異常変動と判断した検査結果は, 治験薬との関連の有無に関わらず有害事象として取り扱った. 有害事象は, その内容, 発現日時 ( 各種検査値の異常変動については検査日時 ), 消失日時, 重篤度, 重症度, 処置, 転帰 ( 転帰確認日時を含む ) 及び治験薬との関連性を症例報告書に記載し, 重症度は (1. 軽度,2. 中等度,3. 重度 ) の 3 段階にて判定した. また, 治験薬との関連性を (0. 関連なし,1. 関連ないともいえない,2. 多分関連あり,3. 明らかに関連あり ) の旧山之内製薬の 4 段階基準で判定した. 関連性の否定できない (1. 関連ないともいえない,2. 多分関連あり,3. 明らかに関連あり ) 有害事象を副作用として取り扱った. 関連性に関する判断についてその理由をコメントした. なお, 同一の有害事象が複数回生じた場合, 同一事象であっても発現時期ごとに別々に記載した. 臨床的に意味のある変動 ( 目安 : 治験実施施設の基準値内から基準値外への変動, あるいは治験薬投与前後で 20% 以上の変化 ) については異常変動 有 と判定した. 臨床的に意味のある変動の目安を逸脱した場合, それが異常変動でないと判断された項目についてはその理由をコメントした. 生物学的同等性の検討 : Cmax 及び AUC t の対数変換値についてクロスオーバー型の分散分析を行った後, Cmax 及び AUC t の幾何平均値の比 (GMR) 及び 90% 信頼区間 (CI) を算出して, この GMR の 90% CI が 0.80~1.25 の範囲にあるとき製剤間で生物学的利用率が同等であると判定した. また, 群又は交互作用, 時期差, 群内個体差及び製剤間差についても検討した. 統計的な有意水準はすべて両側 10% とした. なお,Cmax の差の 90% CI が上記の判定基準を満たさない場合は, より広い基準範囲についても検討することとした. 中止例については安全性及び必要に応じて薬物動態を解析の対象とし, 生物学的同等性の解析には加えなかった. 15

19 生物学的同等性試験 ( 錠剤及びカプセル剤 )[AKi1] 4/8 治験依頼者名 : アステラス製薬株式会社 各試験の要約表 ( 審査当局使用欄 ) 旧山之内製薬株式会社 申請資料中の該当箇所 商品名 : セレコックス 添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (YM177) (1) 有効性解析対象例 : 薬物動態の解析対象は, 治験薬を服薬し薬物動態パラメータの算出に十分な血漿中濃度ポイント数が得られた全症例とした. 治験が完了した全症例を生物学的同症例の取扱い等性の解析対象とした. (2) 安全性解析対象例 : 治験薬投与例の全症例を対象とした. 報告書の日付 20 年月日 16

20 生物学的同等性試験 ( 錠剤及びカプセル剤 )[AKi1] 5/8 (1) 症例の内訳本治験は, 健常成人男子を対象とした試験であり, その性格上治験薬投与時に異常が認められる被験者は, 安全性を考慮し投薬せず, 被験者の交代を行うため, 予備被験者を含めて被験者を組み入れた. なお, 本治験において中止例は 2 例あり, 治験を開始された被験者 50 例にて, 安全性及び薬物動態の解析を行い, 治験が完了した 48 例にて生物学的同等性判定の解析を行った. 本治験に対する同意を取得した被験者 50 例 + 予備被験者 9 例 投与前の脱落 9 例 1. 予備被験者との入れ替え 6 例 理由 :WBC 高値 2 例 入院前にハ ファリンを服用 1 例 GPT 高値 1 例 γgtp 高値 1 例 同意撤回の申し出 1 例 2. 予備被験者としてそのまま退院 3 例 無作為化された被験者 50 例 治験薬の投与を受けた被験者 50 例 治験完了 48 例 途中中止 2 例理由 : 同意の撤回 1 例 ( カプセル剤先行群 ) GPT 高値 1 例 ( 錠剤先行群 ) 治験完了例合計 48 例 組み入れ症例の内訳 *: 本試験ではカプセル剤先行群及び錠剤先行群で各 1 例ずつが投与 1 回で治験を中止した. 治験薬投与例すなわち安全性解析対象例数は 50 例となるが, カプセル剤及び錠剤投与の用法ごとに集計したとき, 各用法における例数は各群 49 例ずつとなる. 17

21 生物学的同等性試験 ( 錠剤及びカプセル剤 )[AKi1] 6/8 (2) 有効性の結果 1) 生物学的同等性の結果血漿中 YM177 濃度の AUC t の幾何平均値は対照製剤で ng hr/ml, 試験製剤で ng hr/ml,cmax の幾何平均値は対照製剤で ng/ml, 試験製剤で ng/ml であった. 試験製剤の対照製剤に対する幾何平均値の比 (Geometric Mean Ratio,GMR) の 90% 信頼区間 (CI) は AUC t では 1.02~1.11 であり, 同等性の判定条件である 0.80~1.25 の範囲内であった. 一方,Cmax では GMR の比の 90% CI は 1.09~1.33 と同等性の条件を満たさなかったものの,0.7~1.43 の範囲内であった. 従って, 試験製剤の速度的なバイオアベイラビリティ ( 以下 BA) は対照製剤に比して改善され若干高い傾向を示すものの, 両製剤経口投与時の量的な BA は生物学的に同等であると結論された. 血漿中濃度 (ng/ml) YM mg 錠, 200 mg YM mgカプセル, 200 mg 時間 (h) 血漿中濃度推移 (48 例の平均値 ± 標準偏差 ) (3) 安全性の結果 1) 有害事象治験責任医師により治験薬との関連性が否定されなかった有害事象を発現した症例は TBil の上昇 ( ビリルビン血症 ) 2 例, 下痢 ( 下痢 ), 頭がふらつく, 頭がボーッとする ( めまい ) という自覚症状を認めた各 1 例の計 5 例であった. なお, 上記 5 例は無処置で経過観察することにより消失したことから, 被験者の安全性を損なうことなく, 治験は終了した. また, 治験薬との関連を否定できない臨床検査値異常変動は, 上述の TBil の上昇 ( ビ 18

22 生物学的同等性試験 ( 錠剤及びカプセル剤 )[AKi1] 7/8 リルビン血症 ) を除き, 認められなかった. :( ) 内は WHO ART 基本語の表記を示す. 有害事象の発現率 投与群 YM177 カプセル剤 YM177 錠剤 WHO ART 器官別大分類基本語 すべての有害事象 関連性が否定できない有害事象 すべての有害事象 安全性解析対象例数 49 例 49 例 関連性が否定できない有害事象 全事象 8(16.3%)[9] 4(8.2%)[5] 11(22.4%)[15] 2(4.1%)[2] 消化管障害 1(2.0%)[1] 1(2.0%)[1] 1(2.0%)[2] 0 下痢 1(2.0%)[1] 1(2.0%)[1] 0 0 嘔吐 0 0 1(2.0%)[1] 0 嘔気 0 0 1(2.0%)[1] 0 中枢 末梢神経系障害 1(2.0%)[1] 1(2.0%)[1] 2(4.1%)[2] 1(2.0%)[1] めまい 1(2.0%)[1] 1(2.0%)[1] 0 0 頭痛 0 0 1(2.0%)[1] 0 昏迷 0 0 1(2.0%)[1] 1(2.0%)[1] 肝臓 胆管系障害 2(4.1%)[3] 2(4.1%)[3] 3(6.1%)[3] 1(2.0%)[1] GPT 上昇 0 0 1(2.0%)[1] 0 GOT 上昇 0 0 1(2.0%)[1] 0 ビリルビン血症 2(4.1%)[3] 2(4.1%)[3] 1(2.0%)[1] 1(2.0%)[1] 代謝 栄養障害 0 0 6(12.2%)[7] 0 AlP 上昇 0 0 1(2.0%)[1] 0 CPK 上昇 0 0 6(12.2%)[6] 0 呼吸器系障害 2(4.1%)[2] 0 1(2.0%)[1] 0 咳 1(2.0%)[1] 咽頭炎 1(2.0%)[1] 鼻炎 0 0 1(2.0%)[1] 0 白血球 網内系障害 1(2.0%)[1] 白血球増多 ( 症 ) 1(2.0%)[1] 血小板 出血凝血障害 1(2.0%)[1] 鼻出血 1(2.0%)[1] 本集計は, 総括報告書では実施していない発現例数 ( 発現率 )[ 発現件数 ] 臨床検査値異常変動については, 有害事象に含めて集計した. *: 本試験ではカプセル剤先行群及び錠剤先行群で各 1 例ずつが投与 1 回で治験を中止した. 治験薬投与例すなわち安全性解析対象例数は 50 例となるが, カプセル剤及び錠剤投与の用法ごとに集計したとき, 各用法における例数は各群 49 例ずつとなる. 2) 死亡及びその他の重篤な有害事象 本治験において死亡, その他の重篤な有害事象を発現した症例は認められなかった. 3) 投与中止を引き起こした有害事象錠剤先行群の1 例 (0012) は第 2 回目の投与前の臨床検査で GPT が 47U/L と基準値外に上昇していたため, 治験責任医師の医学的判断で第 2 回目の投与は行わずに中止となった では第 1 回目の錠剤投与後, 第 2 回目投与前に軽度の GPT の検査値上昇 (47U/L) がみられたため, 治験責任医師の判断により第 2 回目の投与は行わなかった. 治験中止後, 計 3 回の追跡検査 ( 投与 9 日後 50U/L, 投与 14 日後 46U/L, 投与 27 日後 41U/L) で基準 19

23 生物学的同等性試験 ( 錠剤及びカプセル剤 )[AKi1] 8/8 値 (344U/L) 内に復した. 第 1 回目の錠剤投与後 48 時間まで本検査値の変動は認められておらず, 投与 7 日後に初めて変動がみられたため, 被験者の退院後の生活など他の要因の影響も考えられることから, 治験薬との関連性は 関連なし と判断された. この GPT の軽度の異常変動はそれ以上悪化することはなく, 無処置にて消失しており, 被験者の安全性に特に問題はないものと考えた. 投与群 WHO ART 器官別大分類基本語 安全性解析対象例数 投与中止を引き起こした有害事象 すべての投与中止を引き起こした有害事象 YM177 錠剤 49 例 関連性が否定できない投与中止を引き起こした有害事象 全事象 1(2.0%)[1] 0 肝臓 胆管系障害 1(2.0%)[1] 0 GPT 上昇 1(2.0%)[1] 0 本集計は, 総括報告書では実施していない発現例数 ( 発現率 )[ 発現件数 ] 4) 臨床検査値 臨床検査値異常変動については, 有害事象に含めて集計した. (4) 結論本邦で開発中の YM mg 錠 ( 試験製剤 ) の, 米国における市販品である 100 mg カプセル ( 対照製剤 ) との生物学的同等性を検証した. その結果, 試験製剤の速度的な BA は対照製剤に比して改善され若干高い傾向を示すものの, 両製剤経口投与時の量的な BA は生物学的に同等であると結論された. また, 自覚症状, 他覚所見, 血圧 脈拍数 体温及び臨床検査 ( 血液 尿 ) 結果並びに 12 誘導心電図所見に臨床上重篤なものは認められなかった. 20

24 バイオアベイラビリティ比較試験 ( 外国, 懸濁液, 海外 PⅠ 及び海外市販カプセル )[037]1/7 治験依頼者名 : ファイザー社各試験の要約表旧米国サール社申請資料中の該当箇所商品名 : セレコックス添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (SC58635) ( 審査当局使用欄 ) 治験の標題 : 健常成人における SC58635 の経口微細懸濁液及び 2 種類の経口カプセル剤の薬物動態及びバイオアベイラビリティの比較を目的とした非盲検, 無作為化, 単回投与, クロスオーバー試験治験識別番号 :N 治験責任医師名 : 治験実施施設 : 公表文献 : 未公表 治験期間 :19 年 月 日 ~19 年 月 日 開発のフェーズ : 臨床薬理試験 目 的 主要目的 :200 mg(2 100 mg)sc58635 第 I 相試験使用カプセル,200 mg SC58635 経口微細懸濁液,200 mg SC58635 カプセル ( 市販用カプセル ) のバイオアベイラビリティを評価すること. 副次的目的 :SC58635 の経口微細懸濁液と 2 種の経口カプセル ( 第 I 相試験, 市販品 ) の薬物動態を比較する. 試験デザイン非盲検, 無作為化, 単回投与,3 時期, クロスオーバーデザイン 被験者数 ( 計画時及び 計画時 :36 例解析時 :36 例 ( 男性 29 例 ; 女性 7 例 );19~52 歳 ( 平均 ±SD:30.4±8.96 歳 ) 解析時 ) 下記の選択基準を満たし, 除外基準に抵触しない健常成人を対象とした. 診断及び主な組み入れ基準 選択基準 (1) 18~55 歳の健常成人. (2) 妊娠可能な女性被験者においては, 本人から文書同意を取得し, 最終月経から治験参加期間中を通して適切な避妊法を用いること, 授乳中でないこと, 最初の治験薬投与 24 時間以内の血清妊娠テストが陰性であること. (3) 体重 >50 kg,metropolitan Life Insurance Height and Weight Chart による標準体重の ±20% 以内. (4) 観察期において病歴, 身体検査及び臨床検査値から医師が健常であると判した者. (5) 観察期における HBs 抗原テストが陰性であった者. (6) 観察期における薬物スクリーンで陰性であった者. (7) 本治験への参加前に文書同意の得られた者. 除外基準 (1) 病状, 健康状態又は臨床検査値異常などの既往又は既往歴があり, 医師が治験薬の吸収, 代謝又は排泄に影響を及ぼす可能性があると判断した者. (2) COX 阻害薬, スルフォンアミド, アルコール ( エタノール ) 又はりんごジュースに対するアレルギー反応又は薬物過敏症の既往歴を有する者. (3) 治験参加前 3 年以内に薬物乱用, 薬物中毒又はアルコール中毒の既往歴のある者. (4) 治験参加前 2 週間以内に喫煙暦又は, たばこ製品の使用暦を有する者. (5) 治験開始 48 時間前から治験期間中アルコール, カフェインを摂取しないことが不可能である者. (6) 治験前に他の薬剤を服用している又は治験中に他の薬剤を服用する予定がある者. (7) 治験前 30 日以内に他の治験薬の投与を受けた者. (8) 過去に本治験に参加したことがある者. 21

25 バイオアベイラビリティ比較試験 ( 外国, 懸濁液, 海外 PⅠ 及び海外市販カプセル )[037]2/7 治験依頼者名 : ファイザー社各試験の要約表旧米国サール社申請資料中の該当箇所商品名 : セレコックス添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (SC58635) 被験薬, 用量及び投与方法, ロット番号 治験実施計画書で規定された治験薬投与期間前治療薬 併用薬規定 ( 審査当局使用欄 ) 被験者 ( 計画書変更書 1 による ) は, 無作為化スケジュールに従って 1,8 及び 15 日目にそれぞれ A)~C) いずれかの投与を受けた : A). 200 mg(2 100 mg)sc58635 第 Ⅰ 相試験使用カプセル,B). 200 mg SC58635 経口微細懸濁液, あるいは C).200 mg SC58635 カプセル ( 市販用カプセル ). 各投与間には 7 日間の休薬期間を設けた. 治験薬はロット番号 RCT10541(SC mg 市販用カプセル剤 ),RCT10535 (SC58635 経口微細懸濁液 ) 及び RCT10558(SC mg 第 Ⅰ 相試験使用カプセル ) として包装した. 観察期間 (22 日以内 ) 被験薬投与期間 (3 日間 ) ( 組み入れ基準の項に記載した ) 22

26 バイオアベイラビリティ比較試験 ( 外国, 懸濁液, 海外 PⅠ 及び海外市販カプセル )[037]3/7 治験依頼者名 : ファイザー社各試験の要約表旧米国サール社申請資料中の該当箇所商品名 : セレコックス添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (SC58635) ( 審査当局使用欄 ) 1. 有効性各被験者について各投与時期における以下の薬物動態パラメータを算出した :1) AUC 72h (ng hr/ml) 時間 t=0 から t=72 までの血漿中濃度 時間曲線下面積 ;2) AUC inf (ng hr/ml) 時間 t=0 から無限大までの血漿中濃度 時間曲線下面積 ; 3) Cmax (ng/ml) 最高濃度 ; 4) Tmax (hr) Cmax 到達時間,5) t 1/2 (hr) 消失半減期 ;6) CL 72h (L/hr) クリアランス, 用量 /AUC 72h として算出, 及び ;7) Ur_Amt 各採取期間中に尿中に排泄された SC58635( 及び代謝物 SC62807) の総量. 評価基準 2. 安全性安全性は, 有害事象モニタリング, 臨床検査 ( 血液学的検査, 生化学検査及び尿検査 ), バイタルサイン及び診察 理学的検査のデータにより評価した. 有害事象は以下の基準で取り扱った. (1) 有害事象 1) 有害事象の定義 : 治験期間中に生じた, 又は重症度の増した以下の事象を有害事象とした. a. 治験との関連性の有無に関わらず, 治験期間中に生じた症状及び身体徴候 b. 臨床検査値異常変動 c. 診察の異常所見 2) 症状及び身体的徴候の重症度の定義 : a. Mild( 軽度 ): 日常の活動を全く妨げない b. Moderate( 中等度 ): 日常の活動をある程度妨げる c. Severe( 高度 ): 日常の活動が困難である 3) 治験薬との関連性判定 : None( 関連なし ) Uncertain( たぶん関連あり ) Probable( 関連あり ) 被験薬との因果関係が Uncertain( たぶん関連あり ) 又は Probable( 関連あり ) のいずれかに該当したものを 被験薬との関連性が否定できない有害事象 ( 副作用 ) と定義した. 治験薬との関連性 関連なしたぶん関連あり関連あり 治験薬との関連性が否定できない有害事象または臨床検査値異常変動を副作用として集計した. 統計手法 (2) 臨床検査値の異常変動臨床検査値異常変動については, 有害事象に含めて集計した. 製剤間のバイオアベイラビリティの比較.3 対の製剤間比較を以下のように行った. lncmax と lnauc 72h について,( 対数変換後の ) 平均値の差及び 90% 信頼区間 (CI) を算出した. これらの値を累乗し, 製剤間の平均の比及び 90%CI を算出した. 23

27 バイオアベイラビリティ比較試験 ( 外国, 懸濁液, 海外 PⅠ 及び海外市販カプセル )[037]4/7 治験依頼者名 : ファイザー社各試験の要約表旧米国サール社申請資料中の該当箇所商品名 : セレコックス添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (SC58635) ( 審査当局使用欄 ) (1) 有効性解析対象例 : 試験を完了した, 重大なプロトコール逸脱がなく, 治験薬の投与を 100% 受け, SC58635 の濃度 時間曲線を得るのに十分な血液試料が得られた症例を対象と症例の取り扱いした. (2) 安全性解析対象例 : 治験薬を少なくとも 1 回服用した被験者を対象とした. 報告書の日付 19 年月日 24

28 バイオアベイラビリティ比較試験 ( 外国, 懸濁液, 海外 PⅠ 及び海外市販カプセル )[037]5/7 (1) 症例の内訳 本治験において組み入れられた症例数は 36 例であった. 全症例が治験を完了した. 被験者は 以下の 6 用法順のいずれかに割り付けられた ( 各 6 例 ). 用法順 投与日第 1 日第 8 日第 15 日 1 A B C 2 B C A 3 C A B 4 A C B 5 B A C 6 C B A A) 200 mg(2 100 mg)sc58635 第 Ⅰ 相試験使用カプセル B) 200 mg SC58635 経口微細懸濁液 C) 200 mg SC58635 カプセル ( 市販用カプセル ) (2) 有効性の結果 薬物動態及びバイオアベイラビリティの結果 SC58635 の血漿薬物動態パラメータの平均 (SD) 及びその比, ならびに 90% 信頼区間 (C.I.) パラメータ 第 Ⅰ 相試験使用カプセル懸濁液市販用カプセル (N = 36) (N = 36) (N = 36) AUC 72h (ng hr/ml) (2427.5) (2488.2) (2412.1) Cmax(ng/mL) (249.4) (452.0) (265.7) Tmax(hr) 3.00 (0.99) 0.79 (0.32) 2.83 (1.06) t 1/2 (hr) (5.27) (6.69) (3.60) AUC inf (ng hr/ml) (2494.0) (2535.6) (2448.4) CL 72h (L/hr) 30.4 (9.8) 28.1 (7.8) 28.4 (7.8) パラメータ (a) 処方比較 (N = 36) 比 (%) (b) 平均の比の 90% C.I. AUC 72h (ng hr/ml) B vs. A Cmax(ng/mL) B vs. A AUC 72h (ng hr/ml) C vs. A Cmax(ng/mL) C vs. A AUC 72h (ng hr/ml) C vs. B Cmax(ng/mL) C vs. B (a) 処方 :A= 第 Ⅰ 相試験使用カプセル,B= 経口微細懸濁液,C= 市販用カプセル剤. (b) 処方 1 対処方 2 を比較する場合, 比 = 平均 ( 処方 1)/ 平均 ( 処方 2). SC58635 の尿中排泄量は極めて少量であり,0~72 時間における SC62807 の尿中排泄量は各処方 25

29 バイオアベイラビリティ比較試験 ( 外国, 懸濁液, 海外 PⅠ 及び海外市販カプセル )[037]6/7 について 40~50 mg の範囲であった. (3) 安全性の結果 1) 有害事象本試験の期間中には臨床的意義のある有害事象は認められなかった. 臨床検査値, バイタルサイン及び診察 理学的検査の評価において, 臨床的意義のある所見は認められなかった. 有害事象一覧 投与群第 Ⅰ 相試験使用カプセル懸濁液市販用カプセル WHO ART 器官別大分類基本語 すべての有害事象 関連性が否定できない有害事象 すべての有害事象 関連性が否定できない有害事象 すべての有害事象 関連性が否定できない有害事象 安全性解析対象例数 36 例 36 例 36 例 全事象 7(19.4%)[9] 7(19.4%)[9] 9(25.0%)[17] 9(25.0%)[17] 7(19.4%)[7] 6(16.7%)[6] 中枢 抹消神経系障害 2(5.6%)[2] 2(5.6%)[2] 4(11.1%)[6] 4(11.1%)[6] 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] めまい 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 3(8.3%)[3] 3(8.3%)[3] 0 0 頭痛 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 2(5.6%)[2] 2(5.6%)[2] 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 知覚減退 0 0 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 0 0 消化管障害 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 7(19.4%)[8] 7(19.4%)[8] 2(5.6%)[2] 2(5.6%)[2] 腹痛 0 0 3(8.3%)[3] 3(8.3%)[3] 0 0 便秘 0 0 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 0 0 下痢 (2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 消化不良 (2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 嘔気 0 0 1(2.8%)[2] 1(2.8%)[2] 0 0 口内炎 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 2(5.6%)[2] 2(5.6%)[2] 0 0 筋 骨格系障害 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 0 0 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 関節痛 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 0 0 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 女性生殖 ( 器 ) 障害 (2.8%)[1] 0 月経困難 (2.8%)[1] 0 呼吸器系障害 4(11.1%)[4] 4(11.1%)[4] 2(5.6%)[2] 2(5.6%)[2] 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 咽頭炎 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 鼻炎 3(8.3%)[3] 3(8.3%)[3] 2(5.6%)[2] 2(5.6%)[2] 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 皮膚 皮膚付属器障害 0 0 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 皮膚変色 0 0 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 0 0 多汗 (2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 視覚障害 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 流涙異常 1(2.8%)[1] 1(2.8%)[1] 発現例数 ( 発現率 )[ 発現件数 ] 治験担当医師により有害事象として報告された臨床検査値異常変動も集計対象とした. 有害事象の発現件数の集計は, 総括報告書では実施していない. 2) 死亡及びその他の重篤な有害事象 死亡及びその他の重篤な有害事象は認められなかった. 26

30 バイオアベイラビリティ比較試験 ( 外国, 懸濁液, 海外 PⅠ 及び海外市販カプセル )[037]7/7 3) 投与中止を引き起こした有害事象 投与中止を引き起こす有害事象は認められなかった. 4) 臨床検査値 臨床検査値異常変動については, 有害事象に含めて集計しているため, 有害事象を参照. (4) 結論本試験により, 第 Ⅰ 相試験使用カプセル剤又は市販用カプセル剤と比較すると経口微細懸濁液では SC58635 の吸収速度が速い (Cmax はより高く,Tmax はより短い ) ことが示された. しかし 2 種類のカプセル剤からの SC58635 の吸収量 (AUC 72h ) は経口微細懸濁液と同程度であった. 本試験で使用された SC58635 の全処方の忍容性は良好であった. 27

31 生物学的同等性試験 ( 外国, 海外 PⅡ 及び海外 PⅢ カプセル ) [018]1/7 治験依頼者名 : ファイザー社各試験の要約表旧米国サール社申請資料中の該当箇所商品名 : セレコックス添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (SC58635) ( 審査当局使用欄 ) 治験の標題 : 健常成人に 2 種の SC58635 カプセル剤を単回投与後のバイオアベイラビリティの比較, IND #48,395 治験識別番号 :N 治験責任医師名 : 治験実施施設 : 公表文献 : 未公表 治験期間 :19 年 月 日 ~19 年 月 日 開発のフェーズ : 臨床薬理試験 目 的 主要目的 :2 種の SC58635 カプセルの単回投与時のバイオアベイラビリティを比較するとともに, 安全性, 忍容性を評価すること. 副次的目的 :2 種のカプセルにおいて SC58635 の薬物動態パラメータの個体内変動を評価すること. 試験デザイン非盲検, 無作為化,4 期,2 治療, 繰り返しデザイン試験 被験者数 ( 計画時及び解析時 ) 診断及び主な組み入れ基準 計画時 :24 例解析時 : 24 例 ( 男性被験者 20 例,20~51 歳, 女性被験者 4 例,25~48 歳 ) 一部の薬物動態解析で 23 例下記の選択基準を満たし, 除外基準に抵触しない健常成人を対象とした. 選択基準 (1) 18~55 歳の健常成人. (2) 妊娠可能な女性被験者においては, 本人から文書同意を取得し, 最終月経から治験参加期間中を通して適切な避妊法を用いること, 授乳中でないこと, 最初の治験薬投与 24 時間以内の血清妊娠テストが陰性であること. (3) 体重 >50 kg,metropolitan Life Insurance Height and Weight Chart による標準体重の ±20% 以内. (4) 観察期において病歴, 身体的検査, 及び臨床検査値から治験担当医師が健常であると判した者. (5) 観察期における HBs 抗原テストが陰性であった者. (6) 観察期における薬物スクリーンで陰性であった者. (7) 本治験への参加前に文書同意の得られた者. 除外基準 (1) 病状, 健康状態又は臨床検査値異常などの既往又は既往歴があり, 治験担当医師が治験薬の吸収, 代謝又は排泄に影響を及ぼす可能性があると判断した者. (2) 特に COX 阻害薬, スルフォンアミドに対するアレルギー反応又は薬物過敏症の既往歴を有する者. (3) 治験参加前 3 年以内に薬物乱用, 薬物中毒又はアルコール中毒の既往歴のある者. (4) 治験参加前 2 週間以内に喫煙歴又は, たばこ製品の使用歴を有する者. (5) 治験開始 48 時間前から治験期間中アルコール, カフェインを摂取しないことが不可能である者. (6) 観察期中に他の薬剤を服用している又は治験中に他の薬剤を服用する予定がある者. (7) 治験薬の初回投与 30 日以内に他の治験薬の投与を受けた者. (8) 過去に本治験に参加したことがある者. 28

32 生物学的同等性試験 ( 外国, 海外 PⅡ 及び海外 PⅢ カプセル ) [018]2/7 治験依頼者名 : ファイザー社各試験の要約表旧米国サール社申請資料中の該当箇所商品名 : セレコックス添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (SC58635) 被験薬, 用量及び投与方法, ロット番号 治験実施計画書で規定された治験薬投与期間前治療薬 併用薬規定 ( 審査当局使用欄 ) SC mg カプセル剤の処方 A( 包装ロット番号 RCT10161) 又は処方 B( 包装ロット番号 RCT10163) は, 旧米国サール社が提供した. いずれの治験薬も, 約 180 ml の室温の水と共に投与された. 被験者を無作為化し,2 群のいずれかに割り付けた. 被験者全例に,SC mg を処方 A( 第 Ⅱ 相試験使用カプセル ) 又は処方 B( 第 Ⅲ 相試験使用カプセル ) として投与した. 系列 Ⅰ の被験者には, 時期 1 及び 4 に処方 A を, 時期 2 及び 3 において処方 B を投与した. 系列 Ⅱ の被験者には, 時期 1 及び 4 において処方 B を, 時期 2 及び 3 において処方 A を投与した. 観察期間 (22 日以内 ) 被験薬投与期間 (4 日間 ) 休薬期間 ( 各 6 日間 ) ( 組み入れ基準の項に記載した ) 1. 有効性薬物動態パラメータ AUC 72h : 治験薬投与から 72 時間までの血漿中濃度 時間曲線下面積 ( 台形法 ) Cmax: 最高血漿中濃度 Tmax: 最高血漿中濃度到達時間 t 1/2 : 半減期 AUC 72h 及び Cmax の個体内変動 評価基準 2. 安全性臨床検査, 有害事象モニタリング, バイタルサイン及び診察 理学的検査有害事象は以下の基準で取り扱った. (1) 有害事象 1) 有害事象の定義 : 治験期間中に生じた, 又は重症度の増した以下の事象を有害事象とした. a. 治験との関連性の有無に関わらず, 治験期間中に生じた症状及び身体徴候 b. 臨床検査値異常変動 c. 診察の異常所見 2) 症状及び身体的徴候の重症度の定義 : a. Mild( 軽度 ): 日常の活動を全く妨げない b. Moderate( 中等度 ): 日常の活動をある程度妨げる c. Severe( 高度 ): 日常の活動が困難である 3) 治験薬との関連性判定 : None( 関連なし ) Uncertain( たぶん関連あり ) Probable( 関連あり ) 被験薬との因果関係が Uncertain( たぶん関連あり ) 又は Probable( 関連あり ) のいずれかに該当したものを 被験薬との関連性が否定できない有害事象 ( 副作用 ) と定義した. 治験薬との関連性 関連なしたぶん関連あり関連あり 治験薬との関連性が否定できない有害事象または臨床検査値異常変動を副作用として集計した. 29

33 生物学的同等性試験 ( 外国, 海外 PⅡ 及び海外 PⅢ カプセル ) [018]3/7 治験依頼者名 : ファイザー社各試験の要約表旧米国サール社申請資料中の該当箇所商品名 : セレコックス添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (SC58635) ( 審査当局使用欄 ) (2) 臨床検査値の異常変動臨床検査値異常変動については, 有害事象に含めて集計した. 処方 A と処方 B の生物学的同等性について, 最小二乗平均の ( 処方 B/ 処方 A) 比の 90% 信頼区間 (CI) により評価した. 対数変換値の AUC 72h 及び Cmax の平均値の差 ( 処方 B 処方 A) を算出し, 累乗することにより幾何平均値の比の 90%CI を算統計手法出した. AUC 72h 及び Cmax の比の 90%CI が 80~125% の範囲内にあるとき, 処方 A と処方 B は生物学的に同等であると判定することとした. (1) 有効性解析対象例 : 治験実施計画書を遵守し, 試験を完了し 100% 治験薬投与を受け濃度 時間曲線症例の取り扱いが正確に得られる程度に血液検体を得られた症例を対象とした. (2) 安全性解析対象例 : 少なくとも 1 回治験薬を服用した症例を対象とした. 報告書の日付 19 年月日 30

34 生物学的同等性試験 ( 外国, 海外 PⅡ 及び海外 PⅢ カプセル ) [018]4/7 (1) 症例の内訳 本治験において組み入れられた症例数は 24 例であった. 用法順 Ⅰ に割り付けられた 1 例が第 3 期の投与後 ( 第 16 日 ) に同意撤回のため治験を中止した. 被験者は以下の 2 用法順のいずれかに割り付けられた ( 各 12 例 ). 用法順 時期 Ⅰ A B B A Ⅱ B A A B A) SC mg 処方 A( 第 Ⅱ 相試験使用カプセル ) B) SC mg 処方 B( 第 Ⅲ 相試験使用カプセル ) (2) 有効性の結果 SC58635 の生物学的同等性に関する結果を以下に示す. SC58635 薬物動態パラメータ SC58635 治療群平均 PK パラメータ処方 A 処方 B 比 :B/A 比の 90% 信頼区間 AUC 72h (ng hr /ml) % 103.0% 111.4% Cmax (ng/ml) % 100.4% 122.9% 処方 A = SC mg( 第 Ⅱ 相試験使用カプセル ) 処方 B = SC mg( 第 Ⅲ 相試験使用カプセル ) 注 :ANOVA から求めた対数変換値の幾何最小 2 乗平均 処方 A に対する個体内分散 (AUC 72h 及び Cmax) は, それぞれ 及び であった. 処方 B に対する個体内分散 (AUC 72h 及び Cmax) は, それぞれ 及び であった. 個体間の変動及び個体内の変動に関連した各処方の変動を分析するために, さらなる解析を実施した. 処方 A 及び処方 B に対する個体内及び個体間の変動を %CV として以下に示した. 個体内及び個体間変動 (%CV) 処方 A 処方 B lnauc 72h 個体内変動 (%CV) 10.02% 12.96% 個体間変動 (%CV) 33.5% 26.9% lncmax 個体内変動 (%CV) 29.97% 32.33% 個体間変動 (%CV) 32.58% 26.54% 処方 A = SC mg( 第 Ⅱ 相試験使用カプセル ) 処方 B = SC mg( 第 Ⅲ 相試験使用カプセル ) 注 : 対数変換データに関する ANOVA において,SAS PROC VARCOMP の REML オプションを用いた. 31

35 生物学的同等性試験 ( 外国, 海外 PⅡ 及び海外 PⅢ カプセル ) [018]5/7 (3) 安全性の結果 1) 有害事象 被験者 11 例に計 33 件の有害事象が報告された.8 件 (24%) が SC58635 の処方 A 投与群で報告 され,25 件 (76%) が SC58635 の処方 B 投与群で報告された. 有害事象の発現頻度は処方 A 投 与群よりも処方 B 投与群で高かったが, これら有害事象の程度は大部分が軽度であり, 治験薬と の関連性はたぶん関連ありと判断された. 両カプセル剤の有効成分は同一であり, また AUC 72h 及び Cmax には有意差が認められないことから, 有害事象の発現頻度の差は臨床的に有意なもの ではないと考えられた. 32

36 生物学的同等性試験 ( 外国, 海外 PⅡ 及び海外 PⅢ カプセル ) [018]6/7 有害事象一覧 投与群 処方 A(SC mg 第 Ⅱ 相試験使用カプセル ) 処方 B(SC mg 第 Ⅲ 相試験使用カプセル ) WHO ART 器官別大分類基本語 すべての有害事象 関連性が否定できない有害事象 すべての有害事象 関連性が否定できない有害事象 安全性解析対象例数 24 例 24 例 全事象 3(12.5%)[8] 3(12.5%)[6] 9(37.5%)[25] 8(33.3%)[22] 自律神経系障害 0 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 高血圧 0 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 一般的全身障害 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 0 0 背 ( 部 ) 痛 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 0 0 中枢 末梢神経系障害 3(12.5%)[4] 3(12.5%)[4] 1(4.2%)[4] 1(4.2%)[4] めまい 0 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 頭痛 3(12.5%)[4] 3(12.5%)[4] 1(4.2%)[3] 1(4.2%)[3] 消化管障害 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 5(20.8%)[6] 5(20.8%)[6] 腹痛 0 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 便秘 0 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 鼓腸放屁 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 嘔気 0 0 2(8.3%)[2] 2(8.3%)[2] 舌潰瘍形成 0 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 代謝 栄養障害 0 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 糖尿 0 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 筋 骨格系障害 0 0 3(12.5%)[3] 2(8.3%)[2] 関節痛 0 0 1(4.2%)[1] 0 関節症 0 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 筋 ( 肉 ) 痛 0 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 精神障害 0 0 1(4.2%)[2] 1(4.2%)[2] 不安 0 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 不眠 ( 症 ) 0 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 呼吸器系障害 2(8.3%)[2] 0 1(4.2%)[3] 1(4.2%)[3] 咳 0 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 咽頭炎 1(4.2%)[1] 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 鼻炎 1(4.2%)[1] 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 皮膚 皮膚付属器障害 0 0 2(8.3%)[2] 2(8.3%)[2] せつ ( 腫 ) 症 0 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 光線過敏症反応 0 0 1(4.2%)[1] 1(4.2%)[1] 視覚障害 0 0 3(12.5%)[3] 1(4.2%)[1] 結膜炎 0 0 1(4.2%)[1] 0 眼の異常 0 0 2(8.3%)[2] 1(4.2%)[1] 発現例数 ( 発現率 )[ 発現件数 ] 治験担当医師により有害事象として報告された臨床検査値異常変動も集計対象とした. 有害事象の発現件数の集計は, 総括報告書では実施していない. 2) 死亡及びその他の重篤な有害事象 本試験期間中に重篤な有害事象は認められなかった. 33

37 生物学的同等性試験 ( 外国, 海外 PⅡ 及び海外 PⅢ カプセル ) [018]7/7 3) 投与中止を引き起こした有害事象 本試験期間中に有害事象による中止例は報告されなかった. 4) 臨床検査値 臨床検査値異常変動については, 有害事象に含めて集計しているため, 有害事象参照. (4) 結論本試験の薬物動態及び安全性の解析結果から, 以下のことが示される : 200 mg 用量の処方 A( 第 Ⅱ 相試験使用カプセル ) 単回投与後における SC58635 のバイオアベイラビリティ (AUC 72h 及び Cmax) は,200 mg 用量の処方 B( 第 Ⅲ 相試験使用カプセル ) と同等であった. AUC 72h 及び Cmax に対する処方 A 及び B の個体内変動 (%CV) は同様であった (AUC 72h で約 %,Cmax で約 %). この Cmax に対する個体内変動の程度から,SC58635 は Cmax について highly variable drug に分類されると考えられる. SC mg 含有の処方 A( 第 Ⅱ 相試験使用カプセル ) 及び処方 B( 第 Ⅲ 相試験使用カプセル ) 単回経口投与後の忍容性は, 概ね良好であった. 34

生物学的同等性試験 ( 外国, 海外 P-Ⅲ 及び海外市販カプセル ) [044]1/8 治験依頼者名 : ファイザー社各試験の要約表旧米国サール社申請資料中の該当箇所商品名 : セレコックス添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (SC-58635) (

生物学的同等性試験 ( 外国, 海外 P-Ⅲ 及び海外市販カプセル ) [044]1/8 治験依頼者名 : ファイザー社各試験の要約表旧米国サール社申請資料中の該当箇所商品名 : セレコックス添付資料番号 : 有効成分名 : セレコキシブ (SC-58635) ( 2.7.6.6 生物学的同等性試験 ( 外国, 海外 PⅢ 及び海外市販カプセル ) [044]1/8 治験依頼者名 : ファイザー社各試験の要約表旧米国サール社申請資料中の該当箇所商品名 : セレコックス添付資料番号 :5.3.1.24 有効成分名 : セレコキシブ (SC58635) ( 審査当局使用欄 ) 治験の標題 :SC58635 の第 Ⅲ 相試験使用カプセル剤及び市販用カプセル剤の相対的バイオアベイラ

More information

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問 フェキソフェナジン塩酸塩錠 6mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにフェキソフェナジン塩酸塩は 第二世代抗ヒスタミン薬の一つであり 抗原抗体反応に伴って起こる肥満細胞からのヒスタミンなどのケミカルメディエーターの遊離を抑制すると共に ヒスタミンの H1 作用に拮抗することにより アレルギー症状を緩和する 今回 フェキソフェナジン塩酸塩錠 6mg

More information

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル 1mg は 1 カプセル中ロペラミド塩酸塩 1 mg を含有し消化管から吸収されて作用を発現する このことから

More information

シプロフロキサシン錠 100mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを

シプロフロキサシン錠 100mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを シプロフロキサシン錠 mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを有し 上気道感染症 尿路感染症 皮膚感染症などに有効なニューキノロン系の合成抗菌剤である シプロキサン 錠

More information

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2 ロスバスタチン錠 mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロスバスタチンは HMG-CoA 還元酵素を競合的に阻害することにより HMG-CoA のメバロン酸への変更を減少させ コレステロール生合成における早期の律速段階を抑制する高コレステロール血症治療剤である 今回 ロスバスタチン錠 mg TCK とクレストール 錠 mg の生物学的同等性を検討するため

More information

あった AUCtはで ± ng hr/ml で ± ng hr/ml であった 2. バイオアベイラビリティの比較およびの薬物動態パラメータにおける分散分析の結果を Table 4 に示した また 得られた AUCtおよび Cmaxについてとの対数値

あった AUCtはで ± ng hr/ml で ± ng hr/ml であった 2. バイオアベイラビリティの比較およびの薬物動態パラメータにおける分散分析の結果を Table 4 に示した また 得られた AUCtおよび Cmaxについてとの対数値 モンテルカストチュアブル錠 5mg TCK の生物学的同等性試験 ( 口中溶解後 水なし投与 ) バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにモンテルカストナトリウムは アレルギーのメディエーターの 1 つであるロイコトリエン (LT) の受容体の内 cyslt1 受容体を遮断する抗アレルギー薬である 今回 モンテルカストチュアブル錠 5mg TCK とキプレス チュアブル錠 5mg の生物学的同等性を検討するため

More information

ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに

ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに吸収され 体内でもほとんど代謝を受けない頻脈性不整脈 ( 心室性 ) に優れた有効性をもつ不整脈治療剤である

More information

2.0 概要治験情報 : 治験依頼者名 : 武田薬品工業株式会社 大阪市中央区道修町四丁目 1 番 1 号 治験課題名 : 健康成人男性を対象に TAK-536TCH の最終製剤を単回経口投与したときの食事の影響を検討する第 1 相無作為化非盲検クロスオーバー試験 治験課題名の短縮

2.0 概要治験情報 : 治験依頼者名 : 武田薬品工業株式会社 大阪市中央区道修町四丁目 1 番 1 号 治験課題名 : 健康成人男性を対象に TAK-536TCH の最終製剤を単回経口投与したときの食事の影響を検討する第 1 相無作為化非盲検クロスオーバー試験 治験課題名の短縮 この試験情報は一般公開のみを目的に作成されたものです この試験情報はあくまで単一の試験から得られた結果であり この試験の医薬品から得られるすべての情報を基にした全体的なベネフィットとリスクを反映したものではない可能性があります 医療関係者の皆様は 武田薬品の医薬品のご使用にあたり 必ずそれぞれの国または地域の添付文書の情報を必ず確認してください 2.0 概要治験情報 : 治験依頼者名 : 武田薬品工業株式会社

More information

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習 ABC-123 臨床試験進行または再発胃癌患者に対するプラセボを対照薬とした無作為化二重盲検比較試験症例報告書 治験実施計画書番号 P123-31-V01 被験者識別コード 割付番号 治験実施医療機関名 ご自分の医療機関 お名前を記載して下さい 症例報告書記載者名 症例報告書記載者名 治験責任医師 ( 署名又は記名 押印 ) 治験責任医師記載内容確認完了日 印 2 0 年 月 日 1 症例報告書の記入における注意点

More information

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社 オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社 Page 2 2.1 CTD の目次 ( 第 2 部から第 5 部 ) 第 2 部 :CTD の概要 ( サマリー ) 2.1 CTD の目次 ( 第 2 部から第 5 部 ) 2.2 諸言 2.3 品質に関する概括資料 2.3.I 諸言 2.3.S 原薬 ( オクスカルバゼピン,

More information

RA に対する長期投与試験 [RLN3] 13/26 投与群 WHO ART 器官別大分類基本語 有害事象の発現率 ( 安全性解析対象例 )(2) 全症例 YM mg BID 投与時 YM mg BID 以上増量時 自律神経系障害 8(5.1%)[8] 2(

RA に対する長期投与試験 [RLN3] 13/26 投与群 WHO ART 器官別大分類基本語 有害事象の発現率 ( 安全性解析対象例 )(2) 全症例 YM mg BID 投与時 YM mg BID 以上増量時 自律神経系障害 8(5.1%)[8] 2( 2.7.6.43 RA に対する長期投与試験 [RLN3] 12/26 投与群 WHO ART 器官別大分類基本語 有害事象の発現率 ( 安全性解析対象例 )(1) 全症例 YM177 200mg BID 投与時 関連性が否定できない害事象 YM177 300mg BID 以上増量時 安全性解析対象例数 156 156 45 全事象 135(86.5%)[412]37(23.7%)[50]122(78.2%)[325]31(19.9%)[41]

More information

2.0 概要 治験情報 : 治験依頼者名 : 武田薬品工業株式会社 (TPC) 大阪市中央区道修町四丁目 1 番 1 号 治験課題名 : びらん性食道炎の患者を対象にした TAK-438 の 20 mg を 1 日 1 回経口投与したときの有効性及び安全性を 1 日 1 回経口投与

2.0 概要 治験情報 : 治験依頼者名 : 武田薬品工業株式会社 (TPC) 大阪市中央区道修町四丁目 1 番 1 号 治験課題名 : びらん性食道炎の患者を対象にした TAK-438 の 20 mg を 1 日 1 回経口投与したときの有効性及び安全性を 1 日 1 回経口投与 この試験情報は一般公開のみを目的に作成されたものです この試験情報はあくまで単一の試験から得られた結果であり この試験の医薬品から得られるすべての情報を基にした全体的なベネフィットとリスクを反映したものではない可能性があります 医療関係者の皆様は 武田薬品の医薬品のご使用にあたり 必ずそれぞれの国または地域の添付文書の情報を必ず確認してください 2.0 概要 治験情報 : 治験依頼者名 : 武田薬品工業株式会社

More information

糖尿病経口薬 QOL 研究会研究 1 症例報告書 新規 2 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬クラス別の治療効果と QOL の相関についての臨床試験 施設名医師氏名割付群記入年月日 症例登録番号 / 被験者識別コード / 1/12

糖尿病経口薬 QOL 研究会研究 1 症例報告書 新規 2 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬クラス別の治療効果と QOL の相関についての臨床試験 施設名医師氏名割付群記入年月日 症例登録番号 / 被験者識別コード / 1/12 症例報告書 新規 2 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬クラス別の治療効果と QOL の相関についての臨床試験 施設名医師氏名割付群記入年月日 症例登録番号 / 被験者識別コード / 1/12 患者背景同意取得時から試験開始までの状況について記入 性別 男 女 年齢生年月日 歳 西暦年月日 身長. cm 体重. kg 腹囲. cm 糖尿病罹病期間 西暦年月 ~ 現在 喫煙 合併症 あり なし飲酒 あり

More information

Microsoft Word _2180AMY10104_K104_1.doc

Microsoft Word _2180AMY10104_K104_1.doc アボネックス 筋注用シリンジ ( インターフェロン β-1a) 第 2 部 CTD 概要 ジェンザイム ジャパン株式会社 目次 2.7.6.1 個々の試験の一覧... 1 2.7.6.2 個々の試験の概要 2.7.6.2.1 試験 C90-042 の概要外国人健康志願者における IFNβ-1a(XG90xx) の用量漸増試験 ( 試験報告書 5.3.1.1-1)... 7 2.7.6.2.2 試験

More information

減量・コース投与期間短縮の基準

減量・コース投与期間短縮の基準 用法 用量 通常 成人には初回投与量 (1 回量 ) を体表面積に合せて次の基準量とし 朝食後および夕食後の 1 日 2 回 28 日間連日経口投与し その後 14 日間休薬する これを 1 クールとして投与を繰り返す ただし 本剤の投与によると判断される臨床検査値異常 ( 血液検査 肝 腎機能検査 ) および消化器症状が発現せず 安全性に問題がない場合には休薬を短縮できるが その場合でも少なくとも

More information

この試験情報は一般公開のみを目的に作成されたものです この試験情報はあくまで単一の試験から得られた結果であり この試験の医薬品から得られるすべての情報を基にした全体的なベネフィットとリスクを反映したものではない可能性があります 医療関係者の皆様は 武田薬品の医薬品のご使用にあたり 必ずそれぞれの国ま

この試験情報は一般公開のみを目的に作成されたものです この試験情報はあくまで単一の試験から得られた結果であり この試験の医薬品から得られるすべての情報を基にした全体的なベネフィットとリスクを反映したものではない可能性があります 医療関係者の皆様は 武田薬品の医薬品のご使用にあたり 必ずそれぞれの国ま この試験情報は一般公開のみを目的に作成されたものです この試験情報はあくまで単一の試験から得られた結果であり この試験の医薬品から得られるすべての情報を基にした全体的なベネフィットとリスクを反映したものではない可能性があります 医療関係者の皆様は 武田薬品の医薬品のご使用にあたり 必ずそれぞれの国または地域の添付文書の情報を必ず確認してください AD-4833MET/CCT-001 治験総括報告書初版

More information

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として 第 2 部 CTD の概要 一般名 : エソメプラゾールマグネシウム水和物 版番号 : 2.2 緒言 ネキシウム カプセル ネキシウム 懸濁用顆粒分包 本資料に記載された情報に係る権利はアストラゼネカ株式会社に帰属します 弊社の事前の承諾なく本資料の内容を他に開示することは禁じられています D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体

More information

後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン

後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン AUC (ng hr/ml) C max (ng/ml) 333.47 70.72 324.49 66.82 46.28 11.53 45.61 13.44 AUC - C max 出典 : 厚生労働省医薬食品局審査管理課長通知より抜粋 ( 別添 ) 後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン 目 次 第 1 章緒言第 2 章用語第 3 章試験 A. 経口通常製剤及び腸溶性製剤 Ⅰ. 標準製剤と試験製剤

More information

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d 2015 5 7 201410 28 TNF 阻害薬 TNFFab シムジア 皮下注 200mg シリンジ Cimzia 200mg Syringe for S.C. Injection セルトリズマブペゴル ( 遺伝子組換え ) 製剤 873999 22400AMX01488000 20132 20133 20155 20079 警告 1. 2. 1 2 X - CT 3. TNF 4. 1 禁忌

More information

目次 生物薬剤学試験及び関連する分析法 背景及び概観 製剤開発過程 バイオアベイラビリティ メマンチン塩酸塩の絶対バイオアベイラビリティ メマン

目次 生物薬剤学試験及び関連する分析法 背景及び概観 製剤開発過程 バイオアベイラビリティ メマンチン塩酸塩の絶対バイオアベイラビリティ メマン メマリー錠 5 mg メマリー錠 10 mg メマリー錠 20 mg ( メマンチン塩酸塩 ) CTD 第 2 部 CTD の概要 2.7 臨床概要 2.7.1 生物薬剤学試験及び関連する分析法 第一三共株式会社 1 M2-GD-4-9912 目次 2.7.1 生物薬剤学試験及び関連する分析法...6 2.7.1.1 背景及び概観...6 2.7.1.1.1 製剤開発過程...6 2.7.1.1.2

More information

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容の責任はヤンセンファーマ株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません ヤンセンファーマ株式会社 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠

More information

モニタリング計画書・報告書

モニタリング計画書・報告書 0 ... 2... 2... 2... 3 4.1.... 3 4.1.1.... 3 4.1.2.... 4 4.1.3.... 4 4.1.4.... 5 4.2.... 5 4.3.... 6 4.4.... 6... 6 5.1.... 6 5.1.1.... 7 5.1.2.... 8 5.1.3.... 9 5.1.4.... 9 5.2.... 15 5.2.1.... 15 5.2.2....

More information

(3) 摂取する上での注意事項 ( 該当するものがあれば記載 ) 機能性関与成分と医薬品との相互作用に関する情報を国立健康 栄養研究所 健康食品 有効性 安全性データベース 城西大学食品 医薬品相互作用データベース CiNii Articles で検索しました その結果 検索した範囲内では 相互作用

(3) 摂取する上での注意事項 ( 該当するものがあれば記載 ) 機能性関与成分と医薬品との相互作用に関する情報を国立健康 栄養研究所 健康食品 有効性 安全性データベース 城西大学食品 医薬品相互作用データベース CiNii Articles で検索しました その結果 検索した範囲内では 相互作用 販売しようとする機能性表示食品の科学的根拠等に関する基本情報 ( 一般消費者向け ) 商品名蹴脂粒食品の区分 加工食品 ( サプリメント形状 その他 ) 生鮮食品機能性関与成分名キトグルカン ( エノキタケ抽出物 ) 表示しようとする機能性本品はキトグルカン ( エノキタケ抽出物 ) を配合しており 体脂肪 ( 内臓脂肪 ) を減少させる働きがあります 体脂肪が気になる方 肥満気味の方に適しています

More information

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全 モビコール配合内用剤 に係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任はEAファーマ株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません EA ファーマ株式会社 モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム

More information

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132>

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132> 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 効能 効果 用法 用量 使用上の注意 改訂のお知らせ 2013 年 12 月 東和薬品株式会社 このたび 平成 25 年 8 月に承認事項一部変更承認申請をしていました弊社上記製品の 効能 効果 用法 用量 追加が平成 25 年 11 月 29 日付にて 下記の内容で承認されました また 使用上の注意 を改訂致しましたので 併せてお知らせ申し上げます

More information

スライド 1

スライド 1 1/5 PMDA からの医薬品適正使用のお願い ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構 No.6 2012 年 1 月 ラミクタール錠 ( ラモトリギン ) の重篤皮膚障害と用法 用量遵守 早期発見について ラミクタール錠は 用法 用量 を遵守せず投与した場合に皮膚障害の発現率が高くなることが示されている ( 表 1 参照 ) ため 用法 用量 を遵守することが平成 20 年 10 月の承認時より注意喚起されています

More information

Microsoft Word - sa_niflec_ doc

Microsoft Word - sa_niflec_ doc 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 効能又は効果 用法及び用量 使用上の注意改訂のお知らせ 経口腸管洗浄剤 発売 2009 年 4 月 製造販売 この度 経口腸管洗浄剤ニフレック 内用において 効能又は効果 用法及び用量 の追加承認を取得したことに伴い 添付文書を以下のとおり改訂致しましたのでご案内申し上げます 今後のご使用につきましては 下記内容をご参照下さいますようお願い申し上げます

More information

この試験情報は一般公開のみを目的に作成されたものです この試験情報はあくまで単一の試験から得られた結果であり この試験の医薬品から得られるすべての情報を基にした全体的なベネフィットとリスクを反映したものではない可能性があります 医療関係者の皆様は 武田薬品の医薬品のご使用にあたり 必ずそれぞれの国ま

この試験情報は一般公開のみを目的に作成されたものです この試験情報はあくまで単一の試験から得られた結果であり この試験の医薬品から得られるすべての情報を基にした全体的なベネフィットとリスクを反映したものではない可能性があります 医療関係者の皆様は 武田薬品の医薬品のご使用にあたり 必ずそれぞれの国ま この試験情報は一般公開のみを目的に作成されたものです この試験情報はあくまで単一の試験から得られた結果であり この試験の医薬品から得られるすべての情報を基にした全体的なベネフィットとリスクを反映したものではない可能性があります 医療関係者の皆様は 武田薬品の医薬品のご使用にあたり 必ずそれぞれの国または地域の添付文書の情報を必ず確認してください 試験番号 :/CPH-001 2.0 概要 治験情報

More information

untitled

untitled 1 2 有害事象とは何ですか? 有害事象 (Adverse Event) 治験薬又は製造販売後臨床試験薬を投与された被験者に生じたすべての好ましくない又は意図しない疾病又はその徴候をいう 当該治験薬又は当該製造販売後臨床試験薬との因果関係の有無は問わない 副作用とは何ですか? 副作用 (Adverse Drug Reaction) 治験薬 ( 対象薬として用いられる市販薬を除く ) については以下のとおり

More information

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd 34 ビタミン主薬製剤 1 ビタミン A 主薬製剤 使用上の注意と記載条件 1. 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談することあ医師の治療を受けている人 い妊娠 3 ヵ月以内の妊婦, 妊娠していると思われる人又は妊娠を希望する人 ( 妊娠 3 ヵ月前から妊娠 3 ヵ月までの間にビタミン A を 1 日 10,000 国際単位以上摂取した妊婦から生まれた児に先天異常の割合が上昇したとの報告がある )

More information

(2) 健康成人の血漿中濃度 ( 反復経口投与 ) 9) 健康成人男子にスイニー 200mgを1 日 2 回 ( 朝夕食直前 ) 7 日間反復経口投与したとき 血漿中アナグリプチン濃度は投与 2 日目には定常状態に達した 投与 7 日目における C max 及びAUC 0-72hの累積係数はそれぞれ

(2) 健康成人の血漿中濃度 ( 反復経口投与 ) 9) 健康成人男子にスイニー 200mgを1 日 2 回 ( 朝夕食直前 ) 7 日間反復経口投与したとき 血漿中アナグリプチン濃度は投与 2 日目には定常状態に達した 投与 7 日目における C max 及びAUC 0-72hの累積係数はそれぞれ 1. 血漿中濃度 (1) 健康成人の血漿中濃度 ( 単回経口投与 ) 8) 健康成人男子にスイニー 100mg 又は200mgを空腹時に単回経口投与したときの血漿中アナグリプチン濃度は 投与後約 1~ 2 時間で C maxに達した後 二相性の消失を示し t 1/2αは約 2 時間 t 1/2βは約 6 時間であった C max 及びAUC0- は投与量の増加に伴って増加した 血漿中アナグリプチン濃度推移

More information

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され 添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示されます 検索条件設定時の注意 検索はテキスト文章 (SGML 又は XML) が対象となっており 画像及び

More information

腱 腱鞘炎に対する一般臨床試験 [TOP1] 2/10 治験依頼者名 : アステラス製薬株式会社旧山之内製薬株式会社商品名 : セレコックス有効成分名 : セレコキシブ (YM177) 診断及び主な組み入れ基準 治験薬, 用量, 投与方法及びロット番号治験実施計画書で規定された治験

腱 腱鞘炎に対する一般臨床試験 [TOP1] 2/10 治験依頼者名 : アステラス製薬株式会社旧山之内製薬株式会社商品名 : セレコックス有効成分名 : セレコキシブ (YM177) 診断及び主な組み入れ基準 治験薬, 用量, 投与方法及びロット番号治験実施計画書で規定された治験 2.7.6.42 腱 腱鞘炎に対する一般臨床試験 [TOP1] 1/10 治験依頼者名 : アステラス製薬株式会社旧山之内製薬株式会社商品名 : セレコックス有効成分名 : セレコキシブ (YM177) 各試験の要約表申請資料中の該当箇所添付資料番号 :5.3.5.2-5 ( 審査当局使用欄 ) 治験の標題 :YM177 臨床試験 - 腱 腱鞘炎 - 治験識別番号 :41771/TOP1 治験責任医師名

More information

テイカ製薬株式会社 社内資料

テイカ製薬株式会社 社内資料 テイカ製薬株式会社社内資料 アレルギー性結膜炎治療剤トラニラスト点眼液.5% TS TRANILAST Ophthalmic Solution.5% TS 生物学的同等性に関する資料 発売元 : 興和株式会社 製造販売元 : テイカ製薬株式会社 9 年 月作成 TSTR5BE9 ラット及びモルモットアレルギー性結膜炎モデルにおける生物学的同等性試験 Ⅰ. 試験の目的トラニラスト点眼液.5% TS および標準製剤の生物学的同等性をラット受動感作アレルギー性結膜炎モデル及びモルモット能動感作アレルギー性結膜炎モデルを用い薬力学的に検討した

More information

審査報告 (1) 別紙 平成 29 年 4 月 3 日 本申請において 申請者が提出した資料及び医薬品医療機器総合機構における審査の概略等は 以下 のとおりである 申請品目 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノ

審査報告 (1) 別紙 平成 29 年 4 月 3 日 本申請において 申請者が提出した資料及び医薬品医療機器総合機構における審査の概略等は 以下 のとおりである 申請品目 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノ 審査報告書 平成 29 年 5 月 17 日 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 る 承認申請のあった下記の医薬品にかかる医薬品医療機器総合機構での審査結果は 以下のとおりであ 記 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノバルティスファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 28 年 7 月 28 日 [ 剤形 含量

More information

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副 目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 3 1.1 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 5 1.2 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副作用発現状況 6 胃腸障害に関連する重篤な副作用発現症例 6 1.3 消化性潰瘍, 炎症性腸疾患等の胃腸疾患のある患者さんにおける安全性について

More information

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd L FO AT E VI TAMI NB12 医療関係者用 葉酸 とビタミンB ビタミンB12 アリムタ投与に際して 警告 1 本剤を含むがん化学療法に際しては 緊急時に十分対応できる医療施設において がん化学療 法に十分な知識 経験を持つ医師のもとで 本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投 与すること 適応患者の選択にあたっては 各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること また 治療開始に先立ち

More information

添付文書の薬物動態情報 ~基本となる3つの薬物動態パラメータを理解する~

添付文書の薬物動態情報 ~基本となる3つの薬物動態パラメータを理解する~ SAJP.SA.18.02.0496(2) 添付文書の薬物動態情報 基本となる 3 つの 薬物動態パラメータを理解する 城西国際大学薬学部 臨床統計学研究室山村重雄 医療用医薬品添付文書とは 目的 : 患者の安全を確保し 適正使用を図るために必要な情報を医師 歯科医師および薬剤師などの医療関係者に提供する 法的規制 : 医薬品医療機器等法第 52 条で記載内容が定められ 医薬品の製造販売業者は医薬品には情報を付与することが義務

More information

目次 2.5 臨床に関する概括評価 製品開発の根拠 生物薬剤学に関する概括評価 臨床薬理に関する概括評価 有効性の概括評価 安全性の概括評価 ベネフィットとリスクに関する結論 参

目次 2.5 臨床に関する概括評価 製品開発の根拠 生物薬剤学に関する概括評価 臨床薬理に関する概括評価 有効性の概括評価 安全性の概括評価 ベネフィットとリスクに関する結論 参 セレコキシブ 臨床に関する概括評価 アステラス製薬株式会社ファイザー株式会社 医薬品第一部会用資料 目次 2.5 臨床に関する概括評価 1 2.5.1 製品開発の根拠 1 2.5.2 生物薬剤学に関する概括評価 14 2.5.3 臨床薬理に関する概括評価 17 2.5.4 有効性の概括評価 23 2.5.5 安全性の概括評価 34 2.5.6 ベネフィットとリスクに関する結論 45 2.5.7 参考文献

More information

<4D F736F F D B A814089FC92F982CC82A8926D82E782B95F E31328C8E5F5F E646F63>

<4D F736F F D B A814089FC92F982CC82A8926D82E782B95F E31328C8E5F5F E646F63> - 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい - 効能 効果 用法 用量 使用上の注意 等改訂のお知らせ 抗悪性腫瘍剤 ( ブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤 ) ( 一般名 : イブルチニブ ) 2016 年 12 月 この度 抗悪性腫瘍剤 イムブルビカ カプセル 140 mg ( 以下標記製品 ) につきまして 再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫 の効能追加承認を取得したことに伴い

More information

Microsoft Word - LIA RMP_概要ver2.docx

Microsoft Word - LIA RMP_概要ver2.docx リアルダ錠 1200mg に係る 医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任は持田製薬株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません 持田製薬株式会社 リアルダ錠 1200mg に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名リアルダ錠 1200mg 有効成分メサラジン 製造販売業者持田製薬株式会社薬効分類 872399 提出年月

More information

Microsoft Word 各試験まとめ01赤.doc

Microsoft Word 各試験まとめ01赤.doc 選択基準 治験薬, 用量及び用法, ロット番号 投与期間評価項目 薬物動態の統計手法 安全性の評価項目薬物動態の評価項目統計及び解析計画 被験者数の設定根拠 予め実施した GA-test により低胃液酸性度を示したヒトの中から, 治験担当医師が下記の選択基準に基づき選択した (1) 健康成人男子 (2) 年齢 20 歳以上 ~55 歳未満 (3) 本治験に不適当と考えられる既往歴 ( 脳器質性疾患,

More information

スライド 1

スライド 1 薬生審査発 0328 第 1 号薬生安発 0328 第 2 号平成 28 年 3 月 28 日 都道府県各保健所設置市衛生主管部 ( 局 ) 長殿特別区 厚生労働省医薬 生活衛生局審査管理課長 ( 公印省略 ) 厚生労働省医薬 生活衛生局安全対策課長 ( 公印省略 ) ビガバトリン製剤の使用に当たっての留意事項について ビガバトリン製剤 ( 販売名 : サブリル散分包 500mg 以下 本剤 という

More information

記載データ一覧 品目名 製造販売業者 BE 品質再評価 1 マグミット錠 250mg 協和化学工業 2 酸化マグネシウム錠 250mg TX みらいファーマ 3 酸化マグネシウム錠 250mg モチダ 持田製薬販売 # 4 酸化マグネシウム錠 250mg マイラン マイラン製薬 # 5 酸化マグネシ

記載データ一覧 品目名 製造販売業者 BE 品質再評価 1 マグミット錠 250mg 協和化学工業 2 酸化マグネシウム錠 250mg TX みらいファーマ 3 酸化マグネシウム錠 250mg モチダ 持田製薬販売 # 4 酸化マグネシウム錠 250mg マイラン マイラン製薬 # 5 酸化マグネシ 医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 2017.7.7 初版 有効成分 酸化マグネシウム 品目名 ( 製造販売業者 ) 1 マグミット錠 250mg 協和化学工業 後発医薬品 2 酸化マグネシウム錠 250mg TX みらいファーマ 3 酸化マグネシウム錠 250mg モチダ 持田製薬販売 4 酸化マグネシウム錠 250mg マイラン マイラン製薬 5 酸化マグネシウム錠 250mg ケンエー

More information

一般名 : オファツムマブ ( 遺伝子組換え ) 製剤 はじめに ( 適正使用に関するお願い )4 治療スケジュール6 投与に際しての注意事項 7 7 8 8 9 1 1 11 12 13 14 15 重大な副作用とその対策 18 18 28 32 34 36 4 42 44 45 参考資料 5 付録 55 55 55 64 3 1 はじめに4 はじめ 5 に1 2 治療スケジュール6 対象患者の選択インフォームドコンセント投与準備

More information

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号 資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号 ;II-231) 1 医療上の必要性の基準に該当しないと考えられた品目 本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル

More information

‡BUNITE_Studyƒv?ƒgƒR??−iFinal_Ver_−j _docx

‡BUNITE_Studyƒv?ƒgƒR??−iFinal_Ver_−j _docx 調査実施計画書 経口糖尿病治療薬 ( インクレチン関連薬関連薬を含む ) 投与に関する実態調査研究 UNITE Study (Use of a New and Innovative Therapy for diabetes: Evaluation study) 社団法人日本糖尿病協会 第 1.0 版 2010 年 3 月作成 目次 1. 研究の概要 1 2. はじめに 3 3. 調査の目的 3 4.

More information

婦人科63巻6号/FUJ07‐01(報告)       M

婦人科63巻6号/FUJ07‐01(報告)       M 図 1 調査前年 1 年間の ART 実施周期数別施設数 図 4 ART 治療周期数別自己注射の導入施設数と導入率 図 2 自己注射の導入施設数と導入率 図 5 施設の自己注射の使用目的 図 3 導入していない理由 図 6 製剤種類別自己注射の導入施設数と施設率 図 7 リコンビナント FSH を自己注射された症例の治療成績は, 通院による注射症例と比較し, 差があるか 図 10 リコンビナント FSH

More information

国内及び外国で実施された慢性疼痛疾患患者を対象とした安全性検討試験の一覧を表 に示す. 慢性疼痛疾患患者を対象とした臨床試験は, 国内で実施した RA に対する短期投与試験 3 試験,OA に対する短期投与試験 3 試験, 腰痛症, 肩関節周囲炎, 頸肩腕症候群及び腱 腱鞘炎に対

国内及び外国で実施された慢性疼痛疾患患者を対象とした安全性検討試験の一覧を表 に示す. 慢性疼痛疾患患者を対象とした臨床試験は, 国内で実施した RA に対する短期投与試験 3 試験,OA に対する短期投与試験 3 試験, 腰痛症, 肩関節周囲炎, 頸肩腕症候群及び腱 腱鞘炎に対 2.7.4.1 医薬品への曝露 2.7.4.1.1 総括的安全性評価計画及び安全性試験の記述本剤の安全性に関する臨床データパッケージを表 2.7.4.1.1 に示す. 本剤の安全性に関する臨床データパッケージは, 国内で実施した健常成人を対象とした 6 試験及び慢性疼痛疾患 (RA,OA, 腰痛症, 肩関節周囲炎, 頸肩腕症候群及び腱 腱鞘炎 ) の患者を対象とした 12 試験のデータに, 外国で実施した特別な集団

More information

はじめに この 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 は を服用される患者さんが 服用状況 体調の変化 検査結果の経過などを記録するための冊子です は 催奇形性があり サリドマイドの同類薬です は 胎児 ( お腹の赤ちゃん ) に障害を起こす可能性があります 生まれてくる赤ちゃんに

はじめに この 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 は を服用される患者さんが 服用状況 体調の変化 検査結果の経過などを記録するための冊子です は 催奇形性があり サリドマイドの同類薬です は 胎児 ( お腹の赤ちゃん ) に障害を起こす可能性があります 生まれてくる赤ちゃんに を服用される方へ 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 使用開始日年月日 ( 冊目 ) はじめに この 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 は を服用される患者さんが 服用状況 体調の変化 検査結果の経過などを記録するための冊子です は 催奇形性があり サリドマイドの同類薬です は 胎児 ( お腹の赤ちゃん ) に障害を起こす可能性があります 生まれてくる赤ちゃんに被害を及ぼすことがないよう

More information

薬物動態開発の経緯 特性製品概要臨床成績副作用 mgを空腹時に単回経口投与副作用また 日本人及び白人健康成人男性において アピキサバン 薬物動態薬物動態非臨床試験に関する事項非臨床試験に関する事項1. 血中濃度 (1) 単回投与 (CV185013) 11) 日本人健康成人男性

薬物動態開発の経緯 特性製品概要臨床成績副作用 mgを空腹時に単回経口投与副作用また 日本人及び白人健康成人男性において アピキサバン 薬物動態薬物動態非臨床試験に関する事項非臨床試験に関する事項1. 血中濃度 (1) 単回投与 (CV185013) 11) 日本人健康成人男性 薬物動態開発の経緯 特性製品概要臨床成績副作用2.5 1 25 5mgを空腹時に単回経口投与副作用また 日本人及び白人健康成人男性において アピキサバン 薬物動態薬物動態非臨床試験に関する事項非臨床試験に関する事項1. 血中濃度 (1) 単回投与 (CV18513) 11) 日本人健康成人男性 12 例に アピキサバン 2.5 1mg を空腹時に単回経口投与 したとき 投与後 3 3.5 時間で最高血漿中濃度に達し

More information

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能 医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 1 2 3 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能 ) ( 医薬品の名称のみで検索する場合 34 の項目は未選択 未入力で可 ) 検索結果で表示したい文書を選択

More information

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを 薬生薬審発 0525 第 3 号薬生安発 0525 第 1 号平成 30 年 5 月 25 日 都道府県各保健所設置市衛生主管部 ( 局 ) 長殿特別区 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬品審査管理課長 ( 公印省略 ) 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課長 ( 公印省略 ) トファシチニブクエン酸塩製剤の使用に当たっての留意事項について トファシチニブクエン酸塩製剤 ( 販売名 : ゼルヤンツ錠

More information

Microsoft Word - 第14回定例会_平田様_final .doc

Microsoft Word - 第14回定例会_平田様_final .doc クロスオーバー実験のデザインと解析 - テレメトリー法によ る QT/QTc 試験の実データを用いた検討 - II. クロスオーバー実験の統計解析 4) 有意差検定と信頼区間方式の解析の比較 平田篤由 薬理統計グループ安全性薬理チーム 要約 : ヒトの QT/QTc 評価試験における判断基準は,QTc 間隔の 95% 信頼区間の上限が 10ms を越えるかどうかである. 一方, 非臨床試験のイヌを用いたテレメトリー

More information

別紙様式 (Ⅱ) 商品名 : 伝統にんにく卵黄 (31 粒入り 62 粒入り ) 食経験の評価 1 喫食実績による食経験の評価 安全性評価シート 喫食実績の有無 : あり なし ( あり の場合に実績に基づく安全性の評価を記載) 本製品 伝統にんにく卵黄 と同等の製品は 1993 年 11 月より日

別紙様式 (Ⅱ) 商品名 : 伝統にんにく卵黄 (31 粒入り 62 粒入り ) 食経験の評価 1 喫食実績による食経験の評価 安全性評価シート 喫食実績の有無 : あり なし ( あり の場合に実績に基づく安全性の評価を記載) 本製品 伝統にんにく卵黄 と同等の製品は 1993 年 11 月より日 商品名 : 伝統にんにく卵黄 (31 粒入り 62 粒入り ) 食経験の評価 1 喫食実績による食経験の評価 安全性評価シート 喫食実績の有無 : あり なし ( あり の場合に実績に基づく安全性の評価を記載) 本製品 伝統にんにく卵黄 と同等の製品は 1993 年 11 月より日本国内で全国規模の通信販売を開始し 現在まで全国 250 万人以上 累計 1 億 10 00 万袋を超える販売実績とともに幅広い層での食経験があります

More information

H26_大和証券_研究業績_C本文_p indd

H26_大和証券_研究業績_C本文_p indd インスリン非使用 2 型糖尿病患者における自己血糖測定の血糖コントロールへの影響 慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科 目黒周 はじめに現在わが国では簡易血糖測定器を用いた自己血糖測定 (Self monitoring of blood glucose 以下 SMBG) はインスリン治療を行っていない糖尿病患者において保険適用になっておらず ほとんど行われていない 非インスリン投与 2 型糖尿病患者におけるSMBGの意義は現在でも一致した見解が得られていないが

More information

た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている

た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている ( 別添 1) 平成 22 年 6 月 3 日薬事 食品衛生審議会医薬品第一部会資料 ( 抜粋 ) ストラテラカプセル 5mg 他の小児期 AD/HD 患者の成人期への 継続使用について 平成 22 年 6 月 3 日 医薬食品局審査管理課 1. 背景ストラテラカプセル 5mg 同 10mg 同 25mg( 以下 本剤 という ) は 小児期における注意欠陥 / 多動性障害 (AD/HD) の効能

More information

p

p 2016.9.1 p23-25 80 4 6 29 1 3 3 1 2 3 3 40 30 20 10 0 -- PIO-NET 54 4 282-289 2013 PIONET) BMJ Open. 5(11):e009038 2015 Highly probable, 9% probable, 28%, 22% Highly possible, 32% Possible, 9%,

More information

ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 特定使用成績調査

ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 特定使用成績調査 ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 ( サイビスクディスポ 関節注 2mL) 特定使用成績調査 (J-STEP/EL) 謹啓時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます 平素より格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます さて ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 ( サイビスクディスポ 関節注 2mL) は 保存的非薬物治療及び経口薬物治療が十分奏功しない疼痛を有する変形性膝関節症の患者を対象に 本剤の製造販売後の使用実態下における複数回使用を含めた安全性及び有効性について確認することを目的として

More information

トリアムシノロンアセトニド マキュエイド硝子体内注用 40mg 医薬品製造販売承認事項一部変更承認申請書 添付資料 CTD 第 2 部 ( 資料概要 ) 2.6 非臨床試験の概要文及び概要表 薬物動態試験の概要文 わかもと製薬株式会社 1

トリアムシノロンアセトニド マキュエイド硝子体内注用 40mg 医薬品製造販売承認事項一部変更承認申請書 添付資料 CTD 第 2 部 ( 資料概要 ) 2.6 非臨床試験の概要文及び概要表 薬物動態試験の概要文 わかもと製薬株式会社 1 トリアムシノロンアセトニド マキュエイド硝子体内注用 40mg 医薬品製造販売承認事項一部変更承認申請書 添付資料 CTD 第 2 部 ( 資料概要 ) 2.6 非臨床試験の概要文及び概要表 2.6.4 薬物動態試験の概要文 わかもと製薬株式会社 1 2.6.4 薬物動態試験の概要文マキュエイド硝子体内注用 目次 2.6.4 薬物動態試験の概要文... 4 2.6.4.1 まとめ... 4 2.6.4.2

More information

Microsoft PowerPoint - 薬物療法専門薬剤師制度_症例サマリー例_HP掲載用.pptx

Microsoft PowerPoint - 薬物療法専門薬剤師制度_症例サマリー例_HP掲載用.pptx 薬物療法専門薬剤師の申請 及び症例サマリーに関する Q&A 注意 : 本 Q&A の番号は独立したものであり 医療薬学会 HP にある 薬物療法専門薬剤師制度の Q&A の番号と関連性はありません 薬物療法専門薬剤師認定制度の目的 幅広い領域の薬物療法 高い水準の知識 技術及び臨床能力を駆使 他の医療従事者と協働して薬物療法を実践 患者に最大限の利益をもたらす 国民の保健 医療 福祉に貢献することを目的

More information

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています くすりのしおり内服剤 2014 年 6 月作成薬には効果 ( ベネフィット ) だけでなく副作用 ( リスク ) があります 副作用をなるべく抑え 効果を最大限に引き出すことが大切です そのために この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です 商品名 : バルサルタン錠 20mg AA 主成分 : バルサルタン (Valsartan) 剤形 : 淡黄色の錠剤 直径約 7.2mm 厚さ約 3.1mm

More information

試験実施者 ( 企業名 ) 商品名 試験結果の概要 武田薬品工業株式会社 インフルエンザワクチン ( 開発コード :TAK-850) 有効成分名 A/H1N1/California/07/ A/H3N2/Victoria/361/ 試験の名称 試験実施医療機関及び試験責任医師

試験実施者 ( 企業名 ) 商品名 試験結果の概要 武田薬品工業株式会社 インフルエンザワクチン ( 開発コード :TAK-850) 有効成分名 A/H1N1/California/07/ A/H3N2/Victoria/361/ 試験の名称 試験実施医療機関及び試験責任医師 試験実施者 ( 企業名 ) 商品名 試験結果の概要 武田薬品工業株式会社 インフルエンザワクチン ( 開発コード :TAK-850) 有効成分名 A/H1N1/California/07/2009 + A/H3N2/Victoria/361/2011 + 試験の名称 試験実施医療機関及び試験責任医師名 公表文献 ( 本試験結果の報告文献 ) 試験期間 ( 最初の被験者の同意取得日 ~ 最後の被験者の治療期終了日試験のフェーズ

More information

(別添様式)

(別添様式) 未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名 要望された医薬品 ユーシービージャパン株式会社要望番号 Ⅱ-254.2 成分名 Lacosamide ( 一般名 ) Vimpat 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類 ( 該当するものにチェックする ) 効能 効果 ( 要望された効能 効果について記載する ) 未承認薬 適応外薬 他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の部分発作

More information

佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医

佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医 佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生 住所 M T S H 西暦 電話番号 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 家族構成 情報 医療機関名 診療科 住所 電話番号 紹介医 計画策定病院 (A) 連携医療機関 (B) 疾患情報 組織型 遺伝子変異 臨床病期 病理病期 サイズ 手術 有 無 手術日 手術時年齢 手術 有 無 手術日

More information

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 使用上の注意 改訂のお知らせ 2006 年 1 月日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社 注 ) 処方せん医薬品 ( ジピリダモール製剤 ) = 登録商標注 ) 注意 - 医師等の処方せんにより使用すること 謹啓時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます 平素は弊社製品につきましてご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます さて, この度, 自主改訂によりペルサンチン

More information

<4D F736F F F696E74202D A975E82C982E682E992E188DD8E5F94ED8CB18ED282F096CD82B582BD97D58FB08E8E8CB18FF08C8F82CC8D5C927A2E707074>

<4D F736F F F696E74202D A975E82C982E682E992E188DD8E5F94ED8CB18ED282F096CD82B582BD97D58FB08E8E8CB18FF08C8F82CC8D5C927A2E707074> PPI 投与による低胃酸被験者を模した臨床試験条件の構築 ジェネリック製薬協会製剤研究会東和薬品株式会社研究開発本部立木秀尚 医薬品品質フォーラム第 10 回シンポジウム (2013.1.15 東京都 ) 概要 背景 : 低胃酸被験者について 経緯 : 低胃酸被験者でのBE 試験 事例紹介 :PPI 投与による低胃酸モデル構築 研究概要 実施内容 試験結果 ワーキンググループでの議論 課題 1/37

More information

日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI 関連の企業などはありません

日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI 関連の企業などはありません 医薬品副作用データベース (JADER) を用いた市販後の副作用発現状況の検討 加藤祐太 1)2) 岸達生 3) 高松昭司 2) 白石正 4) 1) 山形大学医学部医薬品医療機器評価学講座 2) 医薬品医療機器総合機構安全第二部 3) 医薬品医療機器総合機構信頼性保証部 4) 山形大学医学部附属病院薬剤部 日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI

More information

試験デザイン :n=152 試験開始前に第 VIII 因子製剤による出血時止血療法を受けていた患者群を 以下のい ずれかの群に 2:2:1 でランダム化 A 群 (n=36) (n=35) C 群 (n=18) ヘムライブラ 3 mg/kg を週 1 回 4 週間定期投与し その後 1.5 mg/k

試験デザイン :n=152 試験開始前に第 VIII 因子製剤による出血時止血療法を受けていた患者群を 以下のい ずれかの群に 2:2:1 でランダム化 A 群 (n=36) (n=35) C 群 (n=18) ヘムライブラ 3 mg/kg を週 1 回 4 週間定期投与し その後 1.5 mg/k 各位 2018 年 5 月 21 日 ヘムライブラ の 2 本の第 III 相国際共同治験の成績を世界血友病連盟 (WFH)2018 世界大会で発表 中外製薬株式会社 ( 本社 : 東京 代表取締役社長 CEO: 小坂達朗 ) は 血友病 A 治療薬ヘムライブラ [ 一般名 : エミシズマブ ( 遺伝子組換え )] について 第 III 相国際共同治験である HAVEN 3 試験 (NCT02847637)

More information

Microsoft Word - 2-① 補償ガイドライン平成27年版(本文)Ver3.1.1.do

Microsoft Word - 2-① 補償ガイドライン平成27年版(本文)Ver3.1.1.do 1. 総則 被験者の健康被害補償に関するガイドライン Ver. 3 Ver. 3. 1 Ver. 3. 1.1 : 2 0 1 5 ( 平成 2 7 ) 年 8 月 1 8 日 : 2 0 1 5 ( 平成 2 7 ) 年 1 2 月 2 1 日 : 2 0 1 6 ( 平成 2 8 ) 年 1 2 月 2 0 日 1-1 本ガイドラインは 医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令 ( 平成 9 年厚生省令第

More information

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた 適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 使用上の注意 改訂のお知らせ 注 1) 処方箋医薬品 ATORVASTATIN TABLETS AMALUET COMBINATION TABLETS 注 1) 処方箋医薬品 PRAVASTATIN SODIUM TABLETS 注 1) 注意 - 医師等の処方箋により使用すること PITAVASTATIN CALCIUM TABLETS 2016

More information

販売名 ベージニオ 錠に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 ベージニオ錠 50mg ベージニオ錠 100mg ベージニオ錠 150mg 有効成分 アベマシクリブ 製造販売業者 日本イーライリリー株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 9 月 ( 別紙様式 ) 1.1

販売名 ベージニオ 錠に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 ベージニオ錠 50mg ベージニオ錠 100mg ベージニオ錠 150mg 有効成分 アベマシクリブ 製造販売業者 日本イーライリリー株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 9 月 ( 別紙様式 ) 1.1 ベージニオ錠 50mg ベージニオ錠 100mg ベージニオ錠 150mg に係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任は日本イーライリリー株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません 日本イーライリリー株式会社 販売名 ベージニオ 錠に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 ベージニオ錠 50mg ベージニオ錠 100mg

More information

臨床試験の実施計画書作成の手引き

臨床試験の実施計画書作成の手引き 臨床試験実施計画書 汗中乳酸測定システムを用いた 組織酸素代謝評価の検討 聖マリアンナ医科大学救急医学 神奈川県川崎市宮前区菅生 2-16-1 電話 :044-977-8111( 医局内線 3931) 医局 FAX:044-979-1522 責任医師森澤健一郎 kmori0079@yahoo.co.jp 臨床試験実施予定期間 : 承認後 ~ 2018 年 6 月 30 日まで 作成日 :2016 年

More information

解析センターを知っていただく キャンペーン

解析センターを知っていただく キャンペーン 005..5 SAS 問題設定 目的 PKパラメータ (AUC,Cmax,Tmaxなど) の推定 PKパラメータの群間比較 PKパラメータのバラツキの評価! データの特徴 非反復測定値 個体につき 個の測定値しか得られない plasma concentration 非反復測定値のイメージ図 測定時点間で個体の対応がない 着目する状況 plasma concentration 経時反復測定値のイメージ図

More information

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について ( 別添様式 1-1) 未承認薬の要望 要望者 日本てんかん学会 優先順位 2 位 ( 全 12 要望中 ) 医薬品名 成分名 ルフィナマイド 販売名 Inovelon( 欧州 ) Banzel( 米国 ) 会社名 エーザイ 承認国 欧州 29 カ国 ( 英国 独国 仏国を含む ) 米国 効能 効果 レノックス ガストー症候群 (4 歳以上 ) に伴う発作に対する併用 療法 用法 用量 欧州 小児患者

More information

研究課題名 臨床研究実施計画書 研究責任者 : 独立行政法人地域医療推進機構群馬中央病院 群馬県前橋市紅雲町 1 丁目 7 番 13 号 Tel: ( 内線 )Fax: 臨床研究期間 : 年月 ~ 年月 作成日 : 年月日 ( 第 版

研究課題名 臨床研究実施計画書 研究責任者 : 独立行政法人地域医療推進機構群馬中央病院 群馬県前橋市紅雲町 1 丁目 7 番 13 号 Tel: ( 内線 )Fax: 臨床研究期間 : 年月 ~ 年月 作成日 : 年月日 ( 第 版 臨床研究実施計画書ひな型 第 1.1 版平成 28 年 4 月 28 日 黒字 : テンプレート部分 ( ほぼそのまま使用できるもの ) 赤字 : 解説部分 ( 手引きとしての説明であり 研究実施計画書完成時には削除されるもの ) 青字 : 記載例 ( 文章や表の例であり 修飾して使用が可能なもの ) 研究課題名 臨床研究実施計画書 研究責任者 : 独立行政法人地域医療推進機構群馬中央病院 370-0025

More information

薬物動態開発の経緯 特性製品情報(3) 薬物動態に対する食事の影響 ( 外国人データ )(B66119)12) 品情報臨床成績臨床成績薬物動態薬物動態薬効薬理薬効薬理一般薬理 毒性一般薬理 毒性(2) 反復投与 (CV18546) 11) 日本人健康成人男性 6 例に アピキサバン 1 回 2.5

薬物動態開発の経緯 特性製品情報(3) 薬物動態に対する食事の影響 ( 外国人データ )(B66119)12) 品情報臨床成績臨床成績薬物動態薬物動態薬効薬理薬効薬理一般薬理 毒性一般薬理 毒性(2) 反復投与 (CV18546) 11) 日本人健康成人男性 6 例に アピキサバン 1 回 2.5 薬物動態開発の経緯 特性製品情報2.5 1 25 5mgを空腹時に単回経口投与品情報また 日本人及び白人健康成人男性において アピキサバン 臨床成績臨床成績薬物動態薬物動態薬効薬理薬効薬理一般薬理 毒性一般薬理 毒性1. 血中濃度 (1) 単回投与 (CV18513) 1) 日本人健康成人男性 12 例に アピキサバン2.5 1mgを空腹時に単回経口投与 したとき 投与後 3 3.5 時間で最高血漿中濃度に達し

More information

<4D F736F F F696E74202D D95698EBF B C8B4B8A698E8E8CB181698D828BB4816A44325F D9770>

<4D F736F F F696E74202D D95698EBF B C8B4B8A698E8E8CB181698D828BB4816A44325F D9770> 第 10 回医薬品品質フォーラムシンポジウム生物学的同等性試験ガイドラインの改訂に向けて 医薬品品質フォーラム溶出試験 WG での議論から - 規格試験としての溶出試験 製薬協製剤研究部会アステラス製薬製剤研究所高橋豊 1 はじめに 議論に至った背景 溶出試験の規格試験設定については 各社が個別に当局と相談して設定しているが レビューアにより対応が異なるケースがある BE ガイドラインに関する議論から派生した課題も含めて

More information

レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特

レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特 レクタブル 2mg 注腸フォーム 14 回 に係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任はEAファーマ株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません EA ファーマ株式会社 レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14

More information

Page1 フマル酸ジメチル バイオジェン ジャパン株式会社 個々の試験のまとめ テクフィデラカプセル 120 mg テクフィデラカプセル 240 mg 第 2 部 CTD の概要 2.7 臨床概要 個々の試験のまとめ バイオジェン ジャパン株式会社

Page1 フマル酸ジメチル バイオジェン ジャパン株式会社 個々の試験のまとめ テクフィデラカプセル 120 mg テクフィデラカプセル 240 mg 第 2 部 CTD の概要 2.7 臨床概要 個々の試験のまとめ バイオジェン ジャパン株式会社 Page1 テクフィデラカプセル 120 mg テクフィデラカプセル 240 mg 第 2 部 CTD の概要 2.7 臨床概要 Page2 目次 2.7.6 見出し番号 2.7.6.1 試験番号 第 5 部目次番号 生物薬剤学試験 2.7.6.1.1 バイオアベイラビリティ BA 試験 2.7.6.1.1.1 109HV105 試験 5.3.1.1-1 2.7.6.1.1.2 C-1903 試験

More information

9 中止基準 ( 研究対象者の中止 研究全体の中止について ) 10 研究対象者への研究実施後の医療提供に関する対応 通常の診療を超える医療行為 を伴う研究を実施した場合 研究実施後において 研究対象者が研究の結果より得られた利用可能な最善の予防 診断及び治療が受けられるように努めること 11 研究

9 中止基準 ( 研究対象者の中止 研究全体の中止について ) 10 研究対象者への研究実施後の医療提供に関する対応 通常の診療を超える医療行為 を伴う研究を実施した場合 研究実施後において 研究対象者が研究の結果より得られた利用可能な最善の予防 診断及び治療が受けられるように努めること 11 研究 倫理審査書類 ( 研究計画書 ) チェックシート 研究計画書には 原則として以下の項目を含めてください 申請時 提出は不要です 2017.5.2 1 研究の名称 ( 標題 ) 2 研究の実施体制 ( 研究組織 ) 多施設共同研究の場合 共同研究機関の研究者名 役割も詳細に記載 3 研究の背景及び意義 研究を実施する意義 必要性に関して 文献等を用いて研究の 科学的合理性の根拠 と 本研究で得られる成果

More information

エムプリシティ点滴静注用 300 mg エムプリシティ点滴静注用 400 mg に係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任はブリストル マイヤーズスクイブ株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません ブリストル マイヤーズスクイブ株式会社 医薬品リスク管理計画書 平成 29 年 10 月 16 日 独立行政法人医薬品医療機器総合機構理事長殿

More information

静岡県立静岡がんセンター臨床研究事務局の業務手順書

静岡県立静岡がんセンター臨床研究事務局の業務手順書 治験薬管理者の業務手順書 更新履歴 版 承認日 承認者 1.0 平成 15 年 3 月 14 日 施行 経営戦略会議 2.0 平成 15 年 4 月 15 日 改正 経営戦略会議 3.0 平成 16 年 3 月 31 日 改正 経営戦略会議 4.0 平成 17 年 6 月 20 日 改正 経営戦略会議 5.0 平成 18 年 3 月 10 日 改正 経営戦略会議 6.0 平成 20 年 1 月 28

More information

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版有効成分リトドリン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 (25 ) 1) 溶解度 (37 ) 1 ウテロン錠 5mg サンド 2

医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 初版有効成分リトドリン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 (25 ) 1) 溶解度 (37 ) 1 ウテロン錠 5mg サンド 2 医療用医薬品最新品質情報集 ( ブルーブック ) 2018.7.13 初版有効成分リトドリン塩酸塩 品目名 ( 製造販売業者 ) 後発医薬品 品目名 ( 製造販売業者 ) 先発医薬品 効能 効果用法 用量添加物 1) 解離定数 (25 ) 1) 溶解度 (37 ) 1 ウテロン錠 5mg サンド 2 塩酸リトドリン錠 5mg YD 陽進堂 3 リトドリン錠 5mg PP ポーラファルマ 4 ルテオニン錠

More information

医療事故防止対策に関するワーキング・グループにおいて、下記の点につき協議検討する

医療事故防止対策に関するワーキング・グループにおいて、下記の点につき協議検討する 大阪府立病院機構医療事故公表基準 1 公表の目的この基準は 府立 5 病院における医療事故の公表に関する取り扱いについて必要な事項を定めるものとする 病院職員は 次に掲げる公表の意義を正しく認識し 医療事故防止に努めるものとする (1) 病院職員が事故原因の分析や再発防止への取組みなどの情報を共有化し 医療における安全管理の徹底を図るため 自発的に医療事故を公表していくことが求められていること (2)

More information

untitled

untitled 1 2 重要ポイント 臨床試験研究費 ( 治験薬管理費を含む ) は 試験デザイン 治験薬投与期間 検査項目数などの治験内容に基づき 各ポイントの合計により算出されます 以下について 事前に治験依頼者と協議し 契約書を締結する必要があります 各金額 支払い時期 支払方法 被験者負担軽減費 保険外併用療養費支給対象外費の適用範囲等併せて 各部門や他科へ研究費の配分がある場合 追加請求が発生しないよう契約締結までに確認が必要です

More information

Microsoft Word - CDDP+VNR患者用パンフレット doc

Microsoft Word - CDDP+VNR患者用パンフレット doc シスプラチン ( シスプラチン注 )+ ビノレルビン ( ロゼウス注 ) 併用療法を受けられるさま 四国がんセンター呼吸器科 2011.7.29 改訂 私たちは Ⅰ 化学療法に対する不安を軽減し安心して治療に望めるように お手伝いします Ⅱ 化学療法治療中の身体的 精神的苦痛を軽減し最良の状態で 治療が受けられるようにお手伝いします Ⅲ 化学療法後の副作用が最小限になるようにお手伝いします 化学療法をうける方へ

More information

抗菌薬の殺菌作用抗菌薬の殺菌作用には濃度依存性と時間依存性の 2 種類があり 抗菌薬の効果および用法 用量の設定に大きな影響を与えます 濃度依存性タイプでは 濃度を高めると濃度依存的に殺菌作用を示します 濃度依存性タイプの抗菌薬としては キノロン系薬やアミノ配糖体系薬が挙げられます 一方 時間依存性

抗菌薬の殺菌作用抗菌薬の殺菌作用には濃度依存性と時間依存性の 2 種類があり 抗菌薬の効果および用法 用量の設定に大きな影響を与えます 濃度依存性タイプでは 濃度を高めると濃度依存的に殺菌作用を示します 濃度依存性タイプの抗菌薬としては キノロン系薬やアミノ配糖体系薬が挙げられます 一方 時間依存性 2012 年 1 月 4 日放送 抗菌薬の PK-PD 愛知医科大学大学院感染制御学教授三鴨廣繁抗菌薬の PK-PD とは薬物動態を解析することにより抗菌薬の有効性と安全性を評価する考え方は アミノ配糖体系薬などの副作用を回避するための薬物血中濃度モニタリング (TDM) の分野で発達してきました 近年では 耐性菌の増加 コンプロマイズド ホストの増加 新規抗菌薬の開発の停滞などもあり 現存の抗菌薬をいかに科学的に使用するかが重要な課題となっており

More information

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類 未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類 ( 該当するものにチェックする ) 効能 効果 ( 要望された効能 効果について記載する ) ( 要望されたについて記載する

More information

審査結果 平成 21 年 5 月 13 日 [ 販 売 名 ] セレコックス錠 100 mg 同 200 mg [ 一 般 名 ] セレコキシブ [ 申請者名 ] アステラス製薬株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 19 年 2 月 19 日 [ 審査結果 ] 提出された資料から 腰痛症 肩関節周囲炎

審査結果 平成 21 年 5 月 13 日 [ 販 売 名 ] セレコックス錠 100 mg 同 200 mg [ 一 般 名 ] セレコキシブ [ 申請者名 ] アステラス製薬株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 19 年 2 月 19 日 [ 審査結果 ] 提出された資料から 腰痛症 肩関節周囲炎 審査報告書 平成 21 年 5 月 13 日 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 承認申請のあった下記の医薬品にかかる医薬品医療機器総合機構での審査結果は 以下のとおりである 記 [ 販 売 名 ] セレコックス錠 100 mg 同 200 mg [ 一 般 名 ] セレコキシブ [ 申請者名 ] アステラス製薬株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 19 年 2 月 19 日 [ 剤型 含量 ] 1

More information

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び - 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい - 使用上の注意改訂のお知らせ 2010 年 8 月 製造販売元 選択的セロトニン再取り込み阻害剤 ( 一般名 : パロキセチン塩酸塩水和物 ) 謹啓時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます 平素は 弊社医薬品につきまして格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます さて この度 の 使用上の注意 を改訂致しましたのでお知らせ申し上げます なお

More information

第 66 回厚生連病院共同治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時開催場所出席委員名 議題及び審議結果を含む主な議論の概要 2018 年 09 月 19 日 18 時 00 分 ~18 時 20 分日本文化厚生農業協同組合連合会 8 階中会議室高瀬浩造 西田博 板井勉 田中克巳 江口善美 山崎きよ

第 66 回厚生連病院共同治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時開催場所出席委員名 議題及び審議結果を含む主な議論の概要 2018 年 09 月 19 日 18 時 00 分 ~18 時 20 分日本文化厚生農業協同組合連合会 8 階中会議室高瀬浩造 西田博 板井勉 田中克巳 江口善美 山崎きよ 第 66 回厚生連病院共同治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時開催場所出席委員名 議題及び審議結果を含む主な議論の概要 2018 年 09 月 19 日 18 時 00 分 ~18 時 20 分日本文化厚生農業協同組合連合会 8 階中会議室高瀬浩造 西田博 板井勉 田中克巳 江口善美 山崎きよ子 松本恵美子 山田尚之議題 1. アステラス製薬株式会社の依頼によるリウマチ患者を対象としたASP015K

More information

12_モニタリングの実施に関する手順書 

12_モニタリングの実施に関する手順書  12_ モニタリングの実施に関する手順書 静岡県立大学大学院薬食生命科学総合学府薬学研究院薬食研究推進センター版数 :1.0 版作成年月日 :2014 月 8 月 1 日 ( 最終確定 :2015 年 1 月 14 日 ) 1. 目的と適用範囲 本手順書は 当該研究において モニターが モニタリングを適切に実施するための手順 その他必要な事項を定めるものである 2. 実施体制及び責務 2.1 研究責任者の責務研究責任者は

More information

95_財団ニュース.indd

95_財団ニュース.indd NO. 95 平成 21 年 7 月 1 日発行 No.95 日本リウマチ財団ニュース 表 1 ACR-EULAR 関節リウマチ診断基準 分類基準 試案 eular 2009, 岡田正人 訳 上を診断とするかはこれから決 score 0 22 34 定され また この項目と点数 0 6 印象も受けるが 時代とともに PIP,MCP,MTP, 手関節 4箇所以上非対称性 4箇所以上対称性 10

More information

添付文書がちゃんと読める 薬物動態学 著 山村重雄竹平理恵子城西国際大学薬学部臨床統計学

添付文書がちゃんと読める 薬物動態学 著 山村重雄竹平理恵子城西国際大学薬学部臨床統計学 添付文書がちゃんと読める 薬物動態学 著 山村重雄竹平理恵子城西国際大学薬学部臨床統計学 1 序章 吸収された薬物は, 体の中で ( distribution) します 分布 とは, 体の中で薬物がどのように存在しているかを示しています 体の中の薬物の 分布 には大きく 2 つの要素が関わっています 1 つは, 薬物の, もう 1 つは薬物のです 血液中では, 薬物の一部分は血液中のタンパク ( たとえばアルブミンや

More information

Page 1 レベチラセタム 個々の試験のまとめ 個々の試験のまとめ Page 1 目次 頁 個々の試験のまとめ... 4 臨床試験一覧表 ( 表 ) バイオアベイラビリティ (BA) 試験報告書

Page 1 レベチラセタム 個々の試験のまとめ 個々の試験のまとめ Page 1 目次 頁 個々の試験のまとめ... 4 臨床試験一覧表 ( 表 ) バイオアベイラビリティ (BA) 試験報告書 Page 1 レベチラセタム 2.7.6 個々の試験のまとめ 2.7.6 個々の試験のまとめ Page 1 目次 頁 2.7.6 個々の試験のまとめ... 4 臨床試験一覧表 ( 表 2.7.6-1)... 5 2.7.6.1 バイオアベイラビリティ (BA) 試験報告書... 6 2.7.6.1.1 N01377 試験 ( 単回静脈内持続投与時及び単回経口投与時の薬物動態の比 較 )(5.3.1.1.1:

More information

第1 総 括 的 事 項

第1 総 括 的 事 項 障害程度等級表級別じん臓機能障害 1 級じん臓の機能の障害により自己の身辺の日常生活活動が極度に制限されるもの 2 級 3 級じん臓の機能の障害により家庭内での日常生活活動が著しく制限されるもの 4 級じん臓の機能の障害により社会での日常生活活動が著しく制限されるもの 5 級 6 級 一身体障害認定基準 1 等級表 1 級に該当する障害は じん臓機能検査において 内因性クレアチニンクリアランス値が10ml/

More information

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件 保医発 0331 第 9 号 平成 29 年 3 月 31 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 抗 PCSK9 抗体製剤に係る最適使用推進ガイドラインの策定に伴う留意事項の 一部改正について 抗 PCSK9

More information

別紙様式 (Ⅱ)-1 添付ファイル用 商品名 : イチョウ葉脳内 α( アルファ ) 安全性評価シート 食経験の評価 1 喫食実績による食経験の評価 ( 喫食実績が あり の場合 : 実績に基づく安全性の評価を記載 ) 弊社では当該製品 イチョウ葉脳内 α( アルファ ) と同一処方の製品を 200

別紙様式 (Ⅱ)-1 添付ファイル用 商品名 : イチョウ葉脳内 α( アルファ ) 安全性評価シート 食経験の評価 1 喫食実績による食経験の評価 ( 喫食実績が あり の場合 : 実績に基づく安全性の評価を記載 ) 弊社では当該製品 イチョウ葉脳内 α( アルファ ) と同一処方の製品を 200 商品名 : イチョウ葉脳内 α( アルファ ) 安全性評価シート 食経験の評価 1 喫食実績による食経験の評価 ( 喫食実績が あり の場合 : 実績に基づく安全性の評価を記載 ) 弊社では当該製品 イチョウ葉脳内 α( アルファ ) と同一処方の製品を 2003 年 1 月より全国で販売しており これまでに累計 350 万袋以上の販売実績がある 健康被害情報について お客様より健康食品相談室に申告があった内容を解析したところ

More information

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品 薬食機参発 0918 第 4 号薬食安発 0918 第 1 号 ( 別記 ) 殿 テムセル HS 注については 本日 造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病 を効能 効果又は性能として承認したところですが 本品については 治験症例が限られていること 重篤な不具合が発現するリスクがあることから その 使用に当たっての留意事項について 御了知いただくとともに 貴会会員への周知方よろしくお願いします なお

More information