サクラマスの生態と山形県における現状
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- ゆりか さかど
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1 サクラマスの生態と山形県における現状 山形県内水面水産試験場 皆さんは川でサクラマスを見たことがありますか? この写真の魚がサクラマスの親ですが これらは平成 17 年の秋につかまえました 上の濃いピンク色のものがオス 下の薄いピンク色のものがメスです
2 サクラマスの一生 春夏秋冬 河川生活期 ふ化 稚魚 幼魚 降河 海洋生活期 そ上 産卵 これはサクラマスの一生をまとめた絵です サクラマスの一生は不思議なもので 川で生まれ 海に行き 生まれた川に戻って来て 子孫を残します 秋から冬にかけて川で卵からかえった ( この卵からかえることをふ化といいます ) サクラマスの赤ちゃんは 春 夏 秋 冬 春と1 年以上川で生活し その1 年が過ぎた春に銀色になったサクラマス ( この銀色になったサクラマスをスモルトと呼んでいます ) は川を下り海へと旅立ちます 一部のスモルトになれなかったサクラマスは川に残ります 海へと出たサクラマスは次の年の春に生まれた川に戻って来ます この川に戻って来て川の上流へと上る時期が桜の咲く時期なので サクラマス と呼ばれるようになったという説があります そして 夏を川で過ごし 秋に卵を生んで子孫を残し サクラマスはその一生を終えます
3 サクラマスが海へ行く前に川で食べているもの 川を流れてくる昆虫 ( 流下昆虫 ) を食べています サクラマスが食べている主な流下昆虫 カゲロウの幼虫 トンボ チョウの仲間 サクラマスは川で何を食べているのでしょうか 川には川に棲んでいる水生昆虫と森林から落ちてきた落下昆虫とが流れています これらを流下昆虫と呼んでいて この流下昆虫を食べています ですから 川辺の森林は サクラマスを始めとする様々な魚の餌となる落下昆虫を供給してくれる非常に重要なものなのです サクラマスが食べている主な流下昆虫として 左の写真のカゲロウの幼虫 真ん中の写真のトンボ 右の写真のチョウの仲間などがいます
4 稚魚期 : 春 ~ 夏 6~7 月 3~5 月 淵 産卵床 最上川の中流域や河川支流に生息 植物群落 カバー ( 河畔植生の被い ) 瀬 岸側の流域からカバーの少ない流心域へと分散します 大きい昆虫を好んでたべるようになります 産卵床から下流の流れの緩やかな植物群落やカバーに生息します 主に流下昆虫を食べます 100m 以上移動する個体はほとんどいません さて 詳しくサクラマスの生活をみてみましょう 秋に生まれたサクラマスの赤ちゃん ( 仔魚といいます ) は次の年の春にはヒレが完成され ( 稚魚といいます ) 3 月 ~5 月には川岸の流れがほとんどない 水深の浅い 草などのカバーのある場所で生活します 流下昆虫を食べながら段々大きくなり 6 月 ~7 月には川の真ん中の流れの速い場所に生活する場所が変わってきます これは 大きくなるにつれて段々泳ぐ力が強くなってきたので もっと多くのエサを食べるために もっと多くのエサが流れてくる場所が必要になるからです さて 実際にどんな場所か写真で見てみましょう
5 3 月 まだ雪が残っている3 月の写真です 赤い矢印で指してある場所で実際に稚魚がみつかりました この場所が 川岸の流れがほとんどなく 水深が浅く 草などでカバーがある場所です
6 5 月 7 月 雪も溶け 新緑の季節になった5 月 まだ小さいサクラマスの稚魚が 赤い矢印で指してある場所で実際にみつかりました 3 月と同じように 川岸の流れがほとんどなく 水深が浅く 草などでカバーのある場所に稚魚はいました 7 月にはピンクの矢印で指してある 場所に生活場所をかえていました この場所は流れが速く水深が深い場所です
7 稚魚期 : 秋 ~ 冬 冬 秋 深い淵 淵 石の下 抽水植物群落 ( ツル ヨシなど ) 瀬 深い淵 石の下 抽水植物群落の根元などの流れが穏やかな場所に生息しています ユスリカ カゲロウなどを食べています 河川に広く生息しています さて 秋になると サクラマスの生活場所は 右の図のように 川全体に広がります 冬は 左の図のように 深い場所や石の下や植物の根元に 春になるまで隠れています
8 幼魚期 : 冬 ~ 春 河川残留 ( ヤマメ ) スモルト化 ( 体表が銀色化 ) 最小サイズは 11~12cm 以上です 稚魚の成長速度 水温 光条件が影響します 降河 海水適応能が発達します 脂肪量が減少します 春になる頃 スモルト化したサクラマスが海へと向かい 川を下り始めます このことを降河すると言います この時のサイズはおおよそ11~12cm 以上です 山形県では メスの大部分 (7~9 割 ) とオスの一部 (2~4 割 ) が降河すると言われています 海で獲れるサクラマスにメスが多いのはこのためです 川に残ったものは ヤマメ と呼ばれています つまり サクラマスとヤマメは同じ種なのです
9 幼魚 : 降河期 山形県での降河盛期は 4 月中旬 ~5 月上旬です 沿岸で幼魚は 12~6 月 ( 水温 :8~15 ) に現れます 海域 河川 降河サイズは 11~12cm 以上です 雌雄とも大型個体から降河します 降河するのは山形県ではメスの大部分とオスの一部です 融雪による増水などが降河に関与していると言われています 水温 15 前後の頃に岸を離れ 北上します 山形県で サクラマスが最も降河するのは 4 月中旬から 5 月上旬です この降河行動は.. 新月の夜に あるホルモンの分泌が急激に上昇し さらに 雪解けで川の水が増え濁ることが 引き金になって起こると言われています 海へとたどり着いたサクラマスは 海の水温が 15 になった頃に岸を離れ 北に向かいます ( 北上すると言います )
10 北上 越夏 越夏域 ( オホーツク海 ) 5 月中旬 ( 函館付近 ) 6 月上旬 ( 太平洋岸 ) 山形県の沿岸を離れたサクラマスは沿岸沿いに北上し 5 月中旬には津軽海峡 6 月上旬には北海道南部の沿岸 7 月には北海道オホーツク海沿岸に到達します 夏を過ごす場所 ( 越夏域 ) はオホーツク海西部であると言われています なお 一部は北海道の日本海側の沿岸を北上して 宗谷海峡を通って オホーツク海に到達するものもあります
11 南下 越冬 10 月頃 ( 日本海 ) 9 月下旬 ( 沿岸に接岸 ) 温暖化により越冬域が北上? 越冬域 越冬域 オホーツク海で夏を過ごしたサクラマスは 秋になると 生まれ故郷へと向かい南へ向かい始めます 日本海側では 能登半島沖や北海道の積丹半島周辺が冬を越す場所です 近年では 地球温暖化で海水の水温が上がっており その影響で冬を越す場所が北上しているのではないか と言われています
12 親魚 : 遡上期 増水期に遡上盛期をむかえるとの報告もあり 河川水量の適当な増加が入河を促している可能性があります 海域 河川 河川水影響域では 5m 以浅 臭覚から河川を識別します 臭覚識別閾値は低く 河口に近づかないと識別できません 通常 10m 程度の水深層を遊泳 遡上時期は南が早く 北が遅いです ( 富山県では 2 月から 北海道では 9 月の河川もあります ) 山形県の遡上盛期は 3~4 月です 遡上サイズは 1~6kg( 平均 2.4kg) です 春が近づくと サクラマスは生まれた川に戻るために岸へと近づいてきます 雪解け水で川の水が増えると サクラマスは川に戻り 一気に川を上ります これを遡上すると言います 山形県で 最もサクラマスが遡上するのは3 月 ~4 月です また 生まれた川は 匂いでわかると言われています
13 親魚 : 越夏期 冷たい湧き水が流れ込む 流れの緩やかな本流の淵などで休息し 餌はほとんど食べません 越夏期までに産卵場となる支流へ移動するものと 産卵直前に移動するものがいます こうして春に川に戻ってきたサクラマスは 卵を産む時期 ( 産卵期と言います ) である秋まで川にいます 冷たい湧き水が流れ込む 流れの緩やかな本流の淵などで休息し 夏を過ごします この間 餌はほとんど食べないと言われています 越夏期までに産卵場となる支流へ移動するものと 産卵直前に産卵場となる支流へ移動するものがいます
14 親魚 : 産卵期 山形県の産卵期は 9 月下旬 ~10 月中旬です 卵 産卵床の特徴 大きな淵の淵尻や平瀬に作る 長円形または円形 ( 長軸 1.6~3.4m 短軸 0.8~1.4m) 塚の深さ 9~39cm 山形県のサクラマスの産卵期は9 月下旬から10 月の中旬です 産卵場所にたどりついたサクラマスは メスがしっぽで淵尻の石を堀り 産卵床を作りそこに卵を産みます 卵の数は1 尾当たり約 4000 個です オスは 受精のときだけ関与します オスは 海から戻ってきたサクラマスの場合と河川に残っていたヤマメの場合があります
15 産卵期に川で見たサクラマスのオスとメスの写真です このように 降河するときは 12cm ほどのサイズであったサクラマスは 海で 5 倍の 60cm くらいのサイズになって川に戻ってきます
16 サクラマスの産卵床 サクラマスの産卵床の写真です サクラマスが石を掘ったために 白っぽくなっているのがわかると思います
17 サクラマスの卵の写真です やや楕円形をしており 長い方の直径は約 7mm です
18 こうして 子孫を残したサクラマスは この写真のようにその一生を終えてしまいます このサクラマスは 産卵床の少し下流で見つけたものです 以上で サクラマスの生態についての話は終わりです
19 サクラマス放流数の推移 ( 最上川水系 ) 県の魚 に指定 古寺さくらますふ化場稼働 さて ここからは山形県におけるサクラマスの現状について少しだけ述べたいと思います これは サクラマスの放流数の推移を示したグラフです 昭和 50 年代の半ばから放流数が増加していますが サクラマスが県の魚に指定された平成 4 年以降 そして古寺さくらますふ化場が稼働した平成 8 年以降 50~80 万尾台の放流がされてきました 近年は減少傾向にあります
20 サクラマス ヤマメ採捕量の推移 ( 最上川 ) 35 トン サクラマスヤマメ S39 S41 S43 S45 S47 S49 S51 S53 S55 S57 S59 S61 S63 H2 H4 H6 H8 H10 H12 H14 H16 H18 昭和 40 年頃からのサクラマスとヤマメの採捕量の推移を示したグラフです 放流数の増加に伴いヤマメの採捕量が増えていますが サクラマスの採捕量は減少しています その要因として 堰堤など 河川の分断による産卵場所の減少 河川の改修工事による仔魚や稚魚の生息場所の減少 降河中の幼魚がヤマメとして釣られてしまうこと ( 釣りによる圧力 ) そして 降海した後も北上回遊の途中で網にかかってしまうこと ( 混獲 ) などが考えられます
21 サクラマスの今後の取り組み 疾病対策の実施 遡上系への転換 ふ化 飼育場 稚魚放流主体 春稚魚 ( 環境が良好な河川 ) 河川環境に応じた放流 秋幼魚 ( 越冬環境が良好な河川 ) 河 自然再生産の助長 スモルト ( 環境が不良な河川 ) 川 広域連携の推進 ( 国 関係県等 ) 人為的減耗要因の除去 ( 禁漁期間 区域等 ) 釣獲 混獲 海 現在 サクラマスには様々な困難が待ち受けています 海から戻ってきたサクラマスには 堰堤などによる河川の分断によって 産卵場所が減少しています このようなところには 産卵を助けるため産卵場を作ってやることが有効でしょう また 卵の放流によって少ない産卵量を補充してやることも有効でしょう また 河川の改修工事により 仔魚や稚魚が生息する流れの緩やかな場所や淵などが減少しています 生息環境が良好な河川では春稚魚放流 越冬環境が良好な河川では秋幼魚放流 環境が良くない河川ではスモルト放流といったようなその河川に合わせた放流による増殖方法が有効でしょう また 釣りによる圧力もあります 禁漁期間や禁漁区域を作ってやることが有効でしょう さらに せっかく海に行っても 網が待ち構えてます 国 関係道県や海面漁業者が一緒になって 網の目を大きくし 幼魚の混獲を防止するといったような対策を検討していく必要があります 現在 山形県ではこのような対策がとれるように 研究を行っています
22 おわり サクラマスは平成 4 年に山形県の魚に選ばれました この話でサクラマスに興味を持ってもらい サクラマスのために何ができるのかみんなで考えてもらえるとありがたいです
さけますセンターでは 前身である旧北海道さけ ますふ化場等の組織も含め 明治 21 年から石狩川水系千歳川においてサケの人工ふ化放流を実施しており 昭和 11 年からはサクラマスの人工ふ化放流にも取組んでいます 千歳川では 大正 9 年に王子製紙第四ダムが完成して以降 海から約 80 km 上流に位
さけますセンターでは 天然魚と共存可能な資源増殖 管理方策の開発を目的とした 河川生態系と調和したさけ ます資源の保全技術の開発 に取り組んでおり 千歳川上流域においては 今後のサクラマスの望ましい管理方策等を検討するため (1) サクラマスの自然再生産の実態 (2) 外来種ブラウントラウトがサクラマスに及ぼす影響 を把握する調査研究を平成 19 年度から 3 ヵ年計画で進めてきました 以下 当該区域で行ったこの
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 種の盛漁期である 3~ 5 月には, 丹後半島東岸の鷲 ~90m の海域に主漁場が形成されていた ( 京都府立 1990 年 1 月 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 1997 年には 76 ~93 トンの高水準を維持し, ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 獲量は 3~5 月および 11 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 獲量は 0.4 ~1 1. 8 トンで,
01-01-05海洋_野崎.indd
56!"#!"#!$%&'()*+,--...$/ "01!21!3..."45"4 第 5 節 海洋生物の分布とその特殊性 日本海岸 満潮線 干潮線 潮位 平均潮位 太平洋 満潮線 平均潮位 干潮線 図 1 日本近海の海流 黒矢線は暖流 細破線は寒流の流路を示す 色域は表層において暖流系の水の卓越する範囲 色域は寒流 系の水の卓越する範囲 文献 1 をもとに作図 図 2 非調和型 上 金沢 と調和型
CSRコミュニケーションブック
地域との 地域とともに 森を育て守っています 共生を目指して 全国に広がる森林保全活動 JTの森 JTグループは 事業活動において葉たばこ 紙 野菜 茶葉などを原材料として使用しており 事業を支える自然の恵みに 対する感謝の想いと企業の社会的責任の観点から 森林保全活動 JTの森 に取り組んでいます JTの森 は国内各地の森林 を一定期間借り受け 専門家や地元の方々との対話を重ねながら 森づくりに必要な手入れを支援するしくみです
1 巡目調査 ( 平成 3~7 年度 ) 2 巡目調査 ( 平成 8~12 年度 ) ゲンジボタルの確認された調査地区 (1 巡目調査 2 巡目調査 ) 6-61
6.5 注目すべき種の分布状況ここでは私たちにとって馴染み深い昆虫類の確認状況や 水域と陸域との接点である水際域に特徴的な種の確認状況を整理しました なお 前回 前々回調査との比較は 調査の範囲や時期 回数などの条件が必ずしも同一ではありません また 移動性の高い種や 限られた季節にしかみられない種もあることから 比較結果は同一河川での消長を示すものではなく 全国的な傾向を示したものです ゲンジボタルとヘイケボタルの確認状況
2. 外来魚に係わる現状 ( 調査の経緯 ) と対応方針平成 17 年度から実態把握のため外来魚調査を開始し 平成 20 年度から平成 27 年度にかけて防除対策を含む調査を実施した その結果をもとに今後の外来魚対策 手法検討を行った 一連の調査は 刺し網による捕獲 産卵床の除去 といった作業を基に
宮ヶ瀬ダム版 外来魚簡易防除方法マニュアル 岡﨑均 関東地方整備局相模川水系広域ダム管理事務所広域水管理課 ( 252-0156 神奈川県相模原市緑区青山字南山 2145-50) ダム湖内に生息する特定外来生物 ( コクチバス オオクチバス ) の個体数の増加抑止 低減のため 現状に即し経済性 作業性等の面から 実質的な防除方法を検討しマニュアルを作成した キーワード : 特定外来生物防除マニュアル刺し網産卵床
Microsoft Word - 資料2-2
) 底質中の有機物の増加主要な要因を中心とした連関図における現状の確認結果を表.. に示す その結果をまとめて図.. に示す 表及び図中の表記は ) 底質の泥化と同様である 表.. 底質中の有機物の増加についての現状の確認結果 ( 案 ) ノリの生産活動 底質中の有機物の増加 検討中である 栄養塩の流入 有機物の流入 底質中の有機物の増加 ベントスの減少 底質中の有機物の増加 堆積物食者である底生生物が減少することで底質中の有機物が多くなると考えられる
<4D F736F F D DC58F4994C5817A C8E89D495B294F28E558C588CFC82DC82C682DF8251>
NEWS RELEASE ウェザーニューズ 2~3 月の花粉飛散傾向のまとめ発表 2012 年 4 月 12 日 花粉飛散量 例年の 9 割の飛散を確認 シーズン終了までこれまでと同程度の飛散に ~ 4 月中旬現在 近畿 関東はヒノキ花粉 北陸 東北はスギ花粉のピークに北海道のシラカバ花粉は 4 月下旬から飛散開始 ~ 株式会社ウェザーニューズ ( 本社 : 東京都港区 代表取締役社長 : 草開千仁
180 140 22
21 180 140 22 23 25 50 1 3 350 140 500cm 600 140 24 25 26 27 28 29 30 31 1/12 8.3 1/15 6.7 10 1/8 12.5 1/20 140 90 75 150 60 150 10 30 15 35 2,000 30 32 1 1 1 2 1 3 1 4 1 5 1 6 1 7 1 8 1 9 % 100 50 33.3
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1 2 (90cm 70cm 2015) 3 (68cm 28cm 30cm 12kg 2015) (77.5 109.5cm 2015) 4 (22cm 50cm 50cm 4.6kg 2015) (45cm 62.5cm 2015) (47.4cm 62.5cm 2014) 5 (28.5cm 23.5cm) (45cm 62cm 2015) (97cm 107cm 2015) 6 7 8 9
6 12 10661 93100 227213202 222208197 85kg cm 20 64.521 106856142 2 1 4 3 9767 100 35 cm 7747 208198 90kg 23 5828 10661 93100 cm 227213202 10639 61 64.521 85kg 78kg 70kg 61 100 197204.5 cm 15 61
プログラム.indd
完全養殖への挑戦その 1 田中秀樹 ( 養殖研究所生産技術部繁殖研究グループ ) 1. はじめに今から6 年前 水産総合研究センター第 1 回成果発表会で 私たちは 40 年来の夢,30 年間の奮闘 -ウナギ人工種苗生産技術の開発- と題して 世界で初めてウナギの稚魚 を飼育下で作り出すことに成功した成果を発表しました ( 図 1) 日本でウナギ人工種苗生産研究が始められてからおよそ 40 年 北海道大学で人工ふ化に成功してからおよそ
Microsoft PowerPoint - H23.4,22資源説明(サンマ)
サンマ太平洋北西部系群 -1 資料 2 サンマ太平洋北西部系群 サンマ太平洋北西部系群の生活史と漁場形成模式図 調査海域図 中層トロール 1 区北側 1 区南側 2 区南側 2 区北側 3 区北側 億尾トロ 3 区南側 60 分曳網当たり漁獲尾数 幼魚ネット 西区東区億尾 20 分曳網当たり漁獲尾数 公海を含めた広範囲を調査 解析 サンマ太平洋北西部系群 -2 漁獲量および CPUE の推移 資源量および漁獲割合
<4D F736F F D208BD98B7D92B28DB88EC08E7B95F18D908F915F96788CA42E646F63>
1 平成 23 年 6 月 30 日 平成 23 年度東日本大震災に関する緊急調査実施報告書 (1) 実施課題名 : 東北地方太平洋沖地震による河川管理施設の被災状況調査 (2) 調査代表者 ( 氏名, 所属, 職名 ): 堀智晴, 防災研究所 地球水動態研究領域, 教授 (3) 調査組織 ( 氏名, 所属, 職名, 役割分担 ): 堀智晴, 防災研究所 地球水動態研究領域, 教授, 総括 調査野原大督,
0.45m1.00m 1.00m 1.00m 0.33m 0.33m 0.33m 0.45m 1.00m 2
24 11 10 24 12 10 30 1 0.45m1.00m 1.00m 1.00m 0.33m 0.33m 0.33m 0.45m 1.00m 2 23% 29% 71% 67% 6% 4% n=1525 n=1137 6% +6% -4% -2% 21% 30% 5% 35% 6% 6% 11% 40% 37% 36 172 166 371 213 226 177 54 382 704 216
Microsoft Word - 12 モクズガニ.doc
モクズガニ < モクズガニ種苗 > - 88 - 1 生態 (1) 分布北海道 本州 四国 琉球列島 小笠原諸島に渡る日本全土およびロシアのウラジオストックから香港 台湾にかけて広く分布する 山口県においても 瀬戸内海側 日本海側の主な河川で分布が確認されている (2) 生活史モクズガニは海域で生まれ 川を上って淡水域で成長し 成熟すると産卵のため川を下る降河回遊型の通し回遊を行う 海域で抱卵した親ガニからふ化
10 117 5 1 121841 4 15 12 7 27 12 6 31856 8 21 1983-2 - 321899 12 21656 2 45 9 2 131816 4 91812 11 20 1887 461971 11 3 2 161703 11 13 98 3 16201700-3 - 2 35 6 7 8 9 12 13 12 481973 12 2 571982 161703 11
緑化計画作成の手引き 26年4月版
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/env/en_eventact/midori_ryokka.html 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 P10 P10 1 P12 2635 Fax (1) 47 03-5388-3554 http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/sizen/sinseisyo/e2/tebiki.htm
Microsoft Word - 1-1要旨 永沢
平成 20 年度のサケ来遊数の減少をどのように考えるか? さけますセンターさけます研究部永沢亨 北海道を中心とした平成 20(2008) 年漁期のサケ来遊数減少は4 年魚として回帰した 2004 年級, 中でも早期に回帰する 前期群 の大幅な減少による結果だと考えられてきました 要因としては, 低水温で降海直後の沿岸での減耗( 特にオホーツク沿岸 ), 初回越冬期をはじめとする沖合生活期の減耗, ベーリングから沿岸への回遊時に減耗
表 (2) カワラハンミョウ成虫 ヤマトバッタ調査ラインの状況 区域ライン設置場所植生の状況 4 不安定帯 ~ 半安定帯 コウボウムギ群落 植被率 5% 程度 2 5 半安定帯コウボウムギ群落 植被率 10% 程度 6 半安定帯 ~ 安定帯 ビロードテンツキが混じるコウボウムギ群落 植被
表 3.2-36(2) カワラハンミョウ成虫 ヤマトバッタ調査ラインの状況 区域ライン設置場所植生の状況 4 不安定帯 ~ 半安定帯 コウボウムギ群落 植被率 5% 程度 2 5 半安定帯コウボウムギ群落 植被率 10% 程度 6 半安定帯 ~ 安定帯 ビロードテンツキが混じるコウボウムギ群落 植被率 50% 程度 7 不安定帯 植生はみられない 全面にわたって打ち上げられたゴミが多い 3 8 不安定帯
北水試研報 92,65-77(2017) Sci. Rep. Hokkaido Fish. Res. Inst. 北海道の 10 河川におけるブラウントラウトの成長と性成熟 ( 資料 ) 下田和孝 *, 青山智哉, 坂本博幸, 大久保進一, 畑山誠, 竹内勝巳 北海道立総合研究機構さけます 内水面水
北水試研報 92,65-77(17) Sci. Rep. Hokkaido Fish. Res. Inst. 北海道の 河川におけるブラウントラウトの成長と性成熟 ( 資料 ) 下田和孝 *, 青山智哉, 坂本博幸, 大久保進一, 畑山誠, 竹内勝巳 北海道立総合研究機構さけます 内水面水産試験場 Growth and sexual maturity of brown trout in ten rivers
Microsoft Word - 松野先生講演要旨
講演オオサンショウウオと自然保護 島根大学名誉教授副会長松野煒 ( あきら ) 私 この度島根大学を定年退職し 郷里の愛媛県に帰り 父が植えて栽培していてその後荒れているミカン畑を再興し ミカン作りに専念することとしました 長年 島根自然保護協会の副会長としてお世話になっていましたこの職もこの際辞職させてもらいます 本当に永らくお世話様になりました さて 本題に移りますが オオサンショウウオ (Andrias
Taro-40-11[15号p86-84]気候変動
資 料 鹿児島県における気候変動に関する考察 1 福田哲也仮屋園広幸肥後さより東小薗卓志四元聡美満留裕己 1 はじめに近年地球上では気候変動, とりわけ気温上昇が多くの地域で観測されている その現象は我が国においても例外ではなく, 具体的に取りまとめたレポートとして, 文部科学省 気象庁 環境省が, 日本における地球温暖化の影響について現在までの観測結果や将来予測を2013 年に, 日本の気候変動とその影響
07.報文_及川ら-二校目.indd
8 01 01 4 4 1 5 16 18 6 006 H 18 4 011 H 6 4 1 5 1 5 007 H 19 5 009 1 5 006 007 009 011 9 10 4 000 H 1 4 5 004 H 16 4 004 009 H 1 5 4 4 5 1 4 006 011 1 1 4m 5m 10m 007 1 7 009 009 1 5 10 1 000kg 10a 006
Microsoft Word - 7 キジハタ
栽培てびき ( 改訂版 ) 平成 24 年 3 月山口県 キジハタ < キジハタ種苗 > - 44 - 1 生態 (1) 分布キジハタは青森県以南の日本沿岸 朝鮮半島南部 台湾および中国の岩礁地帯に生息する 山口県においては県下全域の岩礁帯に生息しているがその数は少ない (2) 生活史キジハタの産卵は夏季に行われ ふ化仔魚の全長は約 1.7mm と他魚種に比べて小さく 暫くの間 浮遊生活を送る 全長約
本文(横組)2/YAX334AU
群馬県赤城山大沼における湖沼学的研究 日あたりの集水量 B A A B 基底流量 mm d A 湖面を含む集水域の面積 km A 湖水面積 km このとき 上記の値は 地下水流入と考えられる また 漏水は 下記の式で求めた G out B G out 地下水流出量 mm d B 基底流量 mm d 表 9年月日 研究結果 m 湖水面標高 m 最 大 深 度 6 m 最 大 深 度 m 平 均 深 度
資料 -5 第 5 回岩木川魚がすみやすい川づくり検討委員会現地説明資料 平成 28 年 12 月 2 日 東北地方整備局青森河川国道事務所
資料 -5 第 5 回岩木川魚がすみやすい川づくり検討委員会現地説明資料 平成 28 年 月 2 日 東北地方整備局青森河川国道事務所 現地説明資料 富士見橋 経年変化 富士見橋は 51.8k 付近に H7~H22 の河川水辺の国勢調査で早瀬が確認しており H5~ で近傍で最深河床高の低下したことで 平水流量時の水深が 0.2~0.4m の浅場 ( 瀬 ) が減少したと推定されるが その後も早瀬が確認されている
平成23年度西大滝ダム減水区間 モニタリング調査結果の概要
第 4 回西大滝ダム下流水環境調査検討会資料 1 西大滝ダム減水区間における 平成 29 年度モニタリング調査結果 平成 30 年 2 月 2 日 西大滝ダム下流水環境調査検討会 目 次 1. 平成 29 年度西大滝ダム減水区間の概況 1 2. 平成 29 年度西大滝ダム減水区間モニタリング調査の実施内容 3 3. 河川水温調査 4 4. 魚類の生息及び遡上 降下調査 7 6. 平成 27 年度モニタリング調査結果のまとめ
(c) (d) (e) 図 及び付表地域別の平均気温の変化 ( 将来気候の現在気候との差 ) 棒グラフが現在気候との差 縦棒は年々変動の標準偏差 ( 左 : 現在気候 右 : 将来気候 ) を示す : 年間 : 春 (3~5 月 ) (c): 夏 (6~8 月 ) (d): 秋 (9~1
第 2 章気温の将来予測 ポイント 年平均気温は 全国的に 2.5~3.5 の上昇が予測される 低緯度より高緯度 夏季より冬季の気温上昇が大きい (2.1.1) 夏季の極端な高温の日の最高気温は 2~3 の上昇が予測される 冬季の極端な低温の日の最低気温は 2.5~4 の上昇が予測される (2.2.2) 冬日 真冬日の日数は北日本を中心に減少し 熱帯夜 猛暑日の日数は東日本 西日本 沖縄 奄美で増加が予測される
41号PDF用台紙
生 涯 学 習 情 報 誌 第 41 号 2008年 7 月25日 発 行 常陸太田市フォンズ ネットワーク 事務局 常陸太田市生涯学習センター内 313 0061 茨城県常陸太田市中城町3280番地 72 8888 TEL 0294 FAX 0294 72 8880 2007太田まつりフォトコンテスト 特選 輝祭 平澤 一彦さん 今から30年以上も昔 鯨ヶ丘から東を望むと眼下には一面の 水田地帯が広がっていた
(3)TAC 制度 IQ ITQ 方式について 資料 4-3
(3)TAC 制度 IQ ITQ 方式について 資料 4-3 TAC 決定プロセスの透明性向上 TAC の設定にあたっては 漁業者 加工流通業者等を交えた公開の事前説明会を開催し パブリックコメントを行った上で水産政策審議会に諮っている TAC 設定の基本フロー ( 独 ) 水産総合研究センターが資源評価を行い ABC を算出 公開の事前説明会を開催 農水省ホームページを通じてパブリックコメントを受付
2. 燧灘カタクチイワシ資源状況 (1) 燧灘カタクチイワシの漁獲量の動向 ( 資料 ) カタクチイワシ瀬戸内海系群 ( 燧灘 ) の資源評価より (2) 燧灘カタクチイワシの初期資源尾数の動向 ( 資料 ) カタクチイワシ瀬戸内海系群 ( 燧灘 ) の資源評価より (3) 資源状況考察 広島 香川
資料 3 平成 29 年度燧灘カタクチイワシ資源管理の取組 1. 操業状況 早期産卵の推測指標 伯方島における1 月 ~3 月の積算水温 1050 未満 1050 以上 早期産卵なしと推測燧灘カタクチイワシ資源管理協議会操業開始については 6 月 10 日以降 年別移動平均による伯方島積算水温 (1 月 ~3 月 ) 平成 29 年漁期 早期産卵の傾向が推測される 平成 29 年春の燧灘の海水温は例年より高く推移したため
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安心 安全な養殖魚生産技術開発事業 -Ⅶ ( ウナギ親魚養成技術開発試験 ) 柳宗悦 外薗博人 松原中 神野芳久 松元則男 池田祐介 井上慶幸 目的 ウナギ親魚 ( 天然ウナギ : 雌親魚候補, 養殖ウナギ : 雄親魚候補 ) の養成手法の調査 研究を行い, 安定的な人工種苗生産技術の開発に供する 方 法 当試験はウナギの人工種苗生産技術の開発を図ることを目的に, 本水産株式会社中央研究所と 共同試験で実施した内容である
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32 SALMON 情報 No. 8 2014 年 3 月 会議報告平成 25 年度さけます資源部第 1 回連絡会議ワークショップ さけます資源の現状 : 想定される減少要因と今後の対応 さいとう斎藤 としひこあずまや寿彦 *1 東屋 とものりさとう知範 *2 佐藤 きゅうじもりたけんたろうあだち久爾 *1 森田健太郎 *1 安達ゆうたはがまさとあべ佑太 *6 羽賀正人 *7 阿部 しゅんぺいおかもと俊平
4平成13年度複合的資源管理型漁業促進対策事業
魚と水 Uo to Mizu(47-4): 8-13, 2011 のぼ札幌の川にもアユは溯る 都市河川の意外な住民琴似発寒川のアユ 内藤一明 琴似発寒川でアユが産卵している! 今年 2 月中旬 新年度から始まるアユに関する新規研究課題の情報収集のため札幌市豊平川さけ科学館に赴いた際 筆者は同館の有賀学芸員から上記の意外な情報を得ました 当日の聞き取り内容は以下の様です 琴似発寒川で天然アユの遡上を確認している
環境科学部年報(第16号)-04本文-学位論文の概要.indd
琵琶湖におけるケイ素画分の特徴とそれに影響を及ぼす要因 安積寿幸 環境動態学専攻 はじめに近年 人間活動の増大が 陸水や海洋において栄養塩 ( 窒素 リン ケイ素 ) の循環に影響を与えている この人間活動の増大は 河川や湖沼 海洋の富栄養化を引き起こすだけでなく ケイ素循環にも影響をおよぼす 特に陸水域における富栄養化やダムの建造は 珪藻生産 珪藻の沈降 堆積を増加させ 陸域から海洋へのケイ素の輸送を減少させる
Microsoft Word - ホタテガイ外海採苗2013
別冊 2 平成 25 年外海採苗調査報告書 平成 25 年 月 サロマ湖養殖漁業協同組合 (1) 外海採苗関係調査 Ⅰ 調査概要 1. 調査目的 概要採苗関係の調査及び採苗予報はサロマ湖におけるホタテガイの採苗事業を安定化することを目的として 大別して次の3 項目の調査を実施している イ ) 浮遊幼生調査産卵した浮遊幼生の出現個体数及び成長状況を確認して採苗器投入時期を予報する ロ ) 付着状況調査採苗器に付着したホタテ稚貝状況の確認
