2. 外来魚に係わる現状 ( 調査の経緯 ) と対応方針平成 17 年度から実態把握のため外来魚調査を開始し 平成 20 年度から平成 27 年度にかけて防除対策を含む調査を実施した その結果をもとに今後の外来魚対策 手法検討を行った 一連の調査は 刺し網による捕獲 産卵床の除去 といった作業を基に

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1 宮ヶ瀬ダム版 外来魚簡易防除方法マニュアル 岡﨑均 関東地方整備局相模川水系広域ダム管理事務所広域水管理課 ( 神奈川県相模原市緑区青山字南山 ) ダム湖内に生息する特定外来生物 ( コクチバス オオクチバス ) の個体数の増加抑止 低減のため 現状に即し経済性 作業性等の面から 実質的な防除方法を検討しマニュアルを作成した キーワード : 特定外来生物防除マニュアル刺し網産卵床 1. はじめに宮ヶ瀬ダムは平成 2001 年 3 月に完成した首都圏最大級の重力式コンクリートダム ( 流域面積 4.6 km2 総貯水量 1 億 9300 万m3 堤体積 200 万m3は日本一の規模 ) で 同年 4 月に運用を開始した 湖内にとどまらず ダム下流 ( 中津川 ) へ流出するなど下流域の河川環境への影響も憂慮され 下流域の関係者 ( 神奈川県 漁協など ) からも対応を求められた これらを契機に現状把握及び防除対策の検討等を目的として外来魚調査に着手した 図 -1 宮ヶ瀬ダムの位置 ( 神奈川県 ) 写真 -1 宮ヶ瀬ダムサイト観光放流 ダム建設計画時より周辺流域の魚類をはじめとする環境調査を実施しているが 試験湛水中の 2000 年の調査時より特定外来種であるオオクチバス コクチバス ブル-ギルの生息が継続的に確認されるようになった このような状況の中 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律 が 2005 年 6 月 1 日から施行となった 更に 特定外来種の生息範囲がダム 写真 -2 観光放流 写真 -3 特定外来種

2 2. 外来魚に係わる現状 ( 調査の経緯 ) と対応方針平成 17 年度から実態把握のため外来魚調査を開始し 平成 20 年度から平成 27 年度にかけて防除対策を含む調査を実施した その結果をもとに今後の外来魚対策 手法検討を行った 一連の調査は 刺し網による捕獲 産卵床の除去 といった作業を基に実施するもので 個体数の削減効果としては防除作業とほぼ同等の内容であり 完全駆除には至らないまでも大幅な成体数の減少という成果をあげることができた 現時点で 相応の成果を得ることができたため外来魚調査は終了となる 一方 十余年に渡り実施してきた防除作業 ( 外来魚調査 ) を中断すれば 個体数は再び増加するであろうことは自明である そこで 現在の個体数の減少 ( 又は現状維持 ) を目的として 低予算 簡易かつ魚類調査等専門的な技術を要しない 通常の維持管理の範囲で継続可能な防除作業の手法を検討し 外来魚の防除方法マニュアルを作成することとした まず 平成 27 年度の調査対象範囲 ( 地点 ) と地点毎の実施内容を図 -2 に示す 経年の調査結果から 宮ヶ瀬湖全体を対象として調査項目ごとにブラックバスの好みそうな場所を選出し実施した 次に 経年の外来魚調査 ( 防除作業含む ) の結果について 概要を図 -3 に示す 上段は刺網と釣獲による個体捕獲数 ( 調査年度毎の捕獲実数 ) 中段はジョリーセーバー法( 捕獲したコクチバスにタグを付け再放流し 再度捕獲された個体数から全体量を推定する手法 ) で推測した個体数の推移で いずれも顕著な減少傾向を示している なお 下段の努力量の表は項目毎にどれだけ手厚く作業したかを数値で表したもので 調査に伴い生息数が減少していくため 年々努力量に対して捕獲数が減少し 1 個体あたりに要する労力が増大していることがわかる 3. 既往調査の内容及び結果の概要 図 -3 捕獲個体数 推定現存数 努力量経年比較 4. マニュアルの作成 内容 図 -2 平成 27 年度調査地点 宮ヶ瀬ダムに適した簡易な防除方法マニュアルの作成にあたり 防除方法の検討を (1) 設置 ( 地形的 ) 条件

3 (2) 作業性 ( 簡易性 ) (3) 作業頻度と効率の観点から行った 防除 ( 駆除 ) 方法には 主に成魚の捕獲を目的とするものと産卵の阻害を目的とするものに分けられ 前者は各種網による捕獲 釣獲 ヤスで刺したりする方法などがあり 後者は 産卵床の除去 人工産卵床による除去 産卵床を守る親魚の捕獲 水位低下幅の調整による産卵床の干し上げなどの方法があげられる それらを簡易防除方法の検討候補とした なお 宮ヶ瀬ダム周辺の地理 ( 地形 ) 的環境としては 宮ヶ瀬湖の全周が急峻な斜面囲まれており 一般の人が安全に湖面にアクセスするための整備がなされていないといった状況がある 写真 -3 宮ヶ瀬湖外周 (1) 設置 ( 地形的 ) 条件による検討前出の防除方法の中から宮ヶ瀬ダム ( 湖 ) の設置条件に適したものを検討した 結果を表 -3 に示す 表 -3 防除方法比較表 (1) 地引網 袋網は水位変動に合せて移動させることが難しく 投網は仕掛ける場所がない 産卵床干し上げは以下に記す理由で実施しないこととし 刺し網 釣り ヤス 電気ショッカーボート産卵床の確認及び破壊 人工産卵床の設置を簡易防除の候補とした a) 産卵床干し上げについて三春ダムなどでの事例を参考に ダム水位低下幅の調整による産卵床の干し上げを検討した ダムのドローダウンとブラックバスの産卵の時期が重なることを利用し 段階的に水位低下を図り卵がふ化する前に干し上げるもので 宮ヶ瀬ダムでの水位低下 (2mあたり) に必要な低下速度 ( 放流量 ) を試算し 有効性を検討した 宮ヶ瀬ダムにおけるブラックバスの産卵からふ化までの時間を 5 日間 平均的産卵水深を2mと想定すると 産卵床の干し上げに必要となる水位低下量及び放流量は以下のとおりとなる 5 日間に2m 水位を低下させるための放流量の試算 5 日間たりの総放流量 = ダム湖面積 2m = 4.6km2 2m=9,200,000m3 1 秒あたり放流量 = 9,200,000/5 日 /24 時間 /60 分 /60 秒 =21.3m3/s 22m3/s( 洪水注意体制レヘ ル ) よって 宮ヶ瀬ダムでは容量 ( 面積 ) 及び下流放流量などを考慮すると 水位低下速度に対する放流量が大き過ぎるため 実施に至っていない (2) 作業性の ( 簡易性 ) 検討 (1) で絞り込んだ5 項目を以下の条件のもと 比較検討し更に絞り込みを行った 1 魚類調査のような専門的技術を要さないこと 2 防除効果 ( 駆除効率 ) 3 簡易性 ( 作業性 ) 表 -4 は防除方法毎に効率 作業性の観点からの評価をまとめたもので 検討の5 項目のうち 刺し網 船上からの産卵床の除去 人工産卵床設置の3 項目を簡易防除方法として採用することとした

4 表 -4 防除方法比較検討表 (2) 図 -4 個体数推定グラフ 表 -5 個体数推定のためのシナリオ比較 (3) 作業頻度と効率の検討この3 項目について最適な簡易防除の頻度 作業量を検討した 図 -4 は刺し網と人工産卵床の設置を対象にそれぞれ頻度 作業量を変えて将来のブラックバス個体数をシミュレーションしたものである ( ただし 船上からの産卵床除去は作業的には簡易だが 産卵床発見頻度のばらつきが大きく パラメータ化することが難しいためシミュレーション項目からは除外した ) シミュレーションにあたっては 刺し網及び人工産卵床設置の作業量 ( 努力量 ) を変数として実施箇所数 頻度 ( 期間 ) をそれぞれに組み合わせてシナリオを6パターン作成 ( 表 -5) し 20 年後の個体数を推定した ( 図 -4) なお 実施箇所数については平成 27 年度に実施した 11 箇所を基に 効率が良いと想定される3 箇所を抽出し簡易案とした グラフの中で最も大きい数値が予想されるシナリオA は 今後対策を一切取らなかった場合を想定したもので ほぼ調査前と同じ状態に戻ってしまうと推測され 最小値のシナリオBは H27 年度外来魚調査と同等の作業 ( 努力 ) 量のもので 僅かながら個体数が減少傾向となる グラフから 防除作業を手厚くすれば生息数の削減を期待出来るが 費用の工面 作業量の過大化等 防除

5 作業を継続していくためのハードルは高くなるといった傾向がみてとれる 更に 全体の個体数が減少していくと作業量に対する個体数の削減効率は低下していく ( 作業量と個体数の削減効率は正比例的な関係にはならない ) 沢 墓地対岸の 3 地点とする これらを踏まえ 作業の簡素化 を図りつつ より 個体数を抑制 のできる理想ポイント ( 落としどころ ) を検討した 結果としては 若干の個体数の増加はあるものの 簡易防除としてはシナリオEI( 地点数 3 箇所に刺し網 2 反 人工産卵床 3 個のケース ) が最適で これを簡易防除方法の目安とした なお シナリオCⅠは EⅠと予想される個体数はほぼ同じだが 刺し網にかかる作業量 ( 負担 ) が約 3 倍となり労力の割に削減効率が低いため採用しなかった 5. まとめ ( 宮ヶ瀬ダム版簡易防除方法マニュアル ) 図 -5 対象地点 (3) 作業内容 刺し網設置 産卵床破壊 ( 船上作業 小型三枚網設置 ) 人工産卵床設置 ( 定置型 吊り下げ型 ) 上記の項目について必要機材 作業手順を具体的に写真 図解等を添付し わかりやすく記載する 4. の検討結果から以下の項目 条件をとりまとめそれを基に簡易防除マニュアルを作成した 宮ヶ瀬ダム版外来魚簡易防除方法マニュアル の主な内容を以下に記す (1) 対象魚種対象魚種は特定外来生物である コクチバス オオクチバス ( ブルーギル ) を対象とする 写真 -4 コクチバス ( 左 ) オオクチバス( 右 ) (2) 対象地点対象地点は効率が高いと推測される虹橋上湾 東 (4) 河川水辺の国勢調査結果( 魚類 ) による宮ヶ瀬ダム湖内のコクチバス個体数の推測本マニュアルに沿った防除対策を継続的に実施しても 長期的にはダム湖内に生息するバス類の個体数は緩やかに増加していくと予測されている また 不測の環境変化によって急激に個体数が増加する可能性もある そこで 個体数増減の把握の目安として 5 年ごとに実施される 河川水辺の国勢調査 魚類 の調査結果を用いて ダム湖内に生息するバス類の個体数の概数 ( 増減傾向 ) を以下の基準 ( 目安 ) を基に推測することとした なお 基準は過去の河川水辺の国勢調査と外来魚調査の結果を照合し推定した (a) バス類の個体数推測の基準 ( 目安 ) 河川水辺の国勢調査の調査地点のうち ダム湖内の調査地点で捕獲された体長 20cm 以上のコクチバス成

6 魚の個体数合計が 10 個体以上となった場合は ダム湖内に生息しているコクチバスの個体数が概ね 1,000 個体以上と推測される その結果 個体数が1000 個体以上 (10 個体以上捕獲 ) に増加していると推測される場合は 本マニュアル ( 案 ) による簡易防除方法から 平成 27 年度に実施した規模の本格的な 採捕 と 産卵床除去 による防除対策への移行を検討する 以上をとりまとめ 冊子に収めた 6. 今後の課題 簡易防除方法 の継続のみでは将来的にはコクチバスの個体数は緩やかに増加していくと予測されている 現状維持又はそれ以上の個体数抑制を目標に 簡易駆除方法 と手厚い 本格防除 ( 平成 27 年度調査時に行った規模の防除対策 ) を組み合わせることで現状維持以上の成果が得られるかを4.(3) と同様の手法でシミュレーションした これにより 作業性 防除効率 費用面の観点で優劣を検討 考慮した 総合的な判定から 簡易防除方法 2 年 + 本格防除 1 年 のスケジュールが最適との結果を得ている 今後は これに伴う業務の準備が必要となってくると思われるが 河川管理者は 公共事業としての外来魚対策を継続的に実施していく上で 予算の確保等をどのように位置づけるべきかということが問題である 簡易防除等を河川管理者がやるべきことなのか 河川整備計画で言う河川環境の保全ということで総括できるものかなどの問題を適切に整理 調整を図り 継続的な外来魚防除を円滑に進めていきたい 図 -6 簡易防除方法マニュアル ( 抜粋 )

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