Microsoft PowerPoint - H23.4,22資源説明(サンマ)

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1 サンマ太平洋北西部系群 -1 資料 2 サンマ太平洋北西部系群 サンマ太平洋北西部系群の生活史と漁場形成模式図 調査海域図 中層トロール 1 区北側 1 区南側 2 区南側 2 区北側 3 区北側 億尾トロ 3 区南側 60 分曳網当たり漁獲尾数 幼魚ネット 西区東区億尾 20 分曳網当たり漁獲尾数 公海を含めた広範囲を調査 解析

2 サンマ太平洋北西部系群 -2 漁獲量および CPUE の推移 資源量および漁獲割合 2009 年の漁獲量は 30.8 万トンで 2 年連続 30 万トンを超えた CPUE は高い水準 資源量は 2009 年から減少傾向で 2010 年は 221 万トン 漁獲割合は比較的低い 資源水準中位 資源結果 資源動向減少 2011 年の資源量は2,218 千トンと推測されるが 資源は現状の漁獲圧に対し余裕のある状態 資源管理基準としてFcurrent F50%~F70%SPRを採用しABCを算定しているが いずれも親魚量に悪影響を与えないと考えられる漁獲圧 2011 年漁獲量 ( 千トン ) 現状親魚量を維持 Blimit を維持 *1 現状の漁獲圧の維持 (Fcurrent) 231(139) - - *2 *3 *4 親魚量に悪影響を与えないと考えられる漁獲圧 (0.9F70%SPR) 親魚量に悪影響を与えないと考えられる漁獲圧 (0.9F60%SPR) 親魚量に悪影響を与えないと考えられる漁獲圧 (0.9F50%SPR) 387(233) (324) (423) 年漁獲量の ( ) 内は 日本該当分の漁獲量 再生産が明らかでないのでは行えなかった 中期的管理方針では 漁獲量の増大により漁獲金額が減少する傾向が顕著であることから 将来に向けて安定的な供給を確保する観点から 資源に悪影響を与えない範囲において 漁獲可能量を安定的に設定する とされており * のついたがこれに合致する

3 マサバ太平洋系群 -1 マサバ太平洋系群 マサバ太平洋系群の生活史と漁場形成模式図 漁獲量の推移 2004 年以降 加入水準の高い 年級群に支えられて 13~24 万トンと比較的高い水準で推移 年齢別漁獲尾数 漁獲獲尾数 ( 億尾 ) 年以降 0 歳魚と 1 歳魚が主体 2004 年級群は 1996 年の卓越年級群とは異なり 良好な生き残り

4 マサバ太平洋系群 -2 資源量および漁獲割合 再生産関係 近年は 加入量水準の高い 年級群に支えられ 資源量は 1990~2000 年代前半の最低水準を脱しつつある 2009 年資源量は 68 万トン 2009 年の親魚量 (23 万トン ) は Blimit(45 万トン ) を下回る 資源結果 資源水準低位 資源動向横ばい 再生産成功率の年変動が大きい状態が依然続いている 2004 年級群は加入量水準の高い年級群で 生き残りもよく 親魚量の増加につながった 年級群は2004 年級群の半分程度だが 高い加入量水準 2011 年漁期漁獲量 ( 千トン ) 5 年後 (10 年後 ) に Blimit へ回復する確率 5 年間に過去最低親魚量を下回る確率 *1 親魚量の増大 (B/Blimit Fcurrent)(Frec) %(97%) 0% *2 漁獲圧の維持 (Fcurrent) %(60%) 4% 親魚量の増大 (5 年でBlimitへ回 *3 復 )(Frec1) %(43%) 9% 親魚量の増大 (10 年でBlimitへ回 *4 復 )(Frec2) %(29%) 13% 参考値 親魚量の維持 (Fmed) %(21%) 16% 中期的管理方針では 近年の海洋環境が当該資源の増大に不適な状況にあると認められないことから 資源回復計画に基づき優先的に資源の回復を図るよう 管理を行う とされており * のついたがこれに合致する

5 マサバ対馬暖流系群 -1 マサバ対馬暖流系群 マサバ対馬暖流系群の生活史と漁場形成模式図 漁獲量及び CPUE の推移 2009 年の漁獲量は 13 万トン CPUE は近年 増加傾向

6 マサバ対馬暖流系群 -2 資源量および漁獲割合 再生産関係 2009 年の資源量は 84 万トン 漁獲割合は 近年 高い水準で推移していたが 2008 年 2009 年はやや低い値となった 親魚量が少ない場合には高い加入量が出現しない傾向 2009 年親魚量は 31.8 万トンで Blimit(24.7 万トン ) を上回る 資源結果 資源水準中位 資源動向増加 現状の漁獲圧は持続的と考えられるが 現状の漁獲圧で漁獲を続けると資源は緩やかに増加 2009 年の親魚量水準を維持すれば特に問題はない 2011 年漁期漁獲量 ( 千トン ) 5 年後に現状親魚量を維持する確率 5 年後に Blimit を維持する確率 *1 親魚量の増大 (F30%SPR) 244(117) 100% 100% *2 現状の漁獲圧維持 (Fcurrent) 329(158) 70% 73% *3 現状の親魚量維持 (Fmed) 350(168) 50% 53% 2011 年漁期漁獲量の ( ) 内は我が国 200 海里の値 中期的管理方針では 大韓民国等と我が国の水域にまたがって分布し 外国漁船によっても採捕が行われていて我が国のみの管理では限界があることから 関係国との協調した管理に向けて取り組みつつ 当面は資源を減少させないようにすることを基本に 我が国水域への来遊量の年変動も配慮しながら 管理を行う とされており * のついたがこれに合致する

7 ゴマサバ太平洋系群 -1 ゴマサバ太平洋系群 ゴマサバ太平洋系群の生活史と漁場形成模式図 漁獲量の推移 1995 年以降高い水準 2009 年の漁獲量は 177 千トン

8 ゴマサバ太平洋系群 -2 資源量および漁獲割合 再生産関係 2009 年の資源量は 52.9 万トン 2009 年親魚量は 19.6 万トンで Blimit(3.8 万トン ) を上回る 2006 年は親魚量が多かったが加入量は少なかった 資源結果 資源水準高位 資源動向減少 現状の漁獲圧で親魚量は高い水準で維持される 漁獲圧を過大でない程度で高めた場合 (F30~20%SPR) Blimit 以上の親魚量維持と漁獲量増加の両立が見込まれる 2011 年漁期漁獲量 ( 千トン ) 5 年後に現状親魚量を維持する確率 5 年後に Blimit を維持する確率 *1 漁獲圧を低減し資源の増加を図る (F0.1) % 100% *2 現状の漁獲圧の維持 (Fcurrent) % 100% *3 *4 5 親魚量を高水準で維持 漁獲量増加 (F30%SPR) 親魚量 ( Blimt) の維持 漁獲量増加 (0.8F20%SPR) 親魚量 ( Blimt) の維持 漁獲量増加 (F20%SPR) % 100% % 100% 254 2% 92% 中期的管理方針では 資源を中位水準以上に維持することを基本方向として管理を行う とされており * のついたがこれに合致する

9 ゴマサバ東シナ海系群 -1 ゴマサバ東シナ海系群 ゴマサバ東シナ海系群の生活史と漁場形成模式図 漁獲量の推移 長期間にわたって 5 万トン前後で推移 2009 年の漁獲量は 3.6 万トン

10 ゴマサバ東シナ海系群 -2 資源量および漁獲割合 再生産関係 2009 年の資源量は 13.4 万トン 資源量は 1992~2008 年に比較的安定して同程度の水準を保っている 漁獲割合は 2009 年に低下 2009 年親魚量 (50 千トン ) であり Blimit(39 千トン ) を上回っている 資源結果 資源水準中位 資源動向減少 Blimit は 1992 年以降で最低であった 2004 年の親魚量水準 (39 千トン ) であり 2009 年の親魚量 (50 千トン ) はこれを上回っている 現状の漁獲係数を少し下げれば 親魚量の維持が期待できる 2011 年漁期漁獲量 ( 千トン ) 5 年後に現状親魚量を維持する確率 5 年後に Blimit を維持する確率 *1 親魚量の増大 (F30%SPR) 48(47) 99% 100% *2 現状の親魚量維持 (Fmed) 61(60) 59% 82% 3 現状の漁獲圧の維持 (Fcurrent) 61(60) 58% 78% 2011 年漁期漁獲量の ( ) 内は我が国 200 海里の値 中期的管理方針では 大韓民国等と我が国の水域にまたがって分布し 外国漁船によっても採捕が行われていて我が国のみの管理では限界があることから 関係国との協調した管理に向けて取り組みつつ 当面は資源を減少させないようにすることを基本に 我が国水域への来遊量の年変動も配慮しながら 管理を行う とされており * のついたがこれに合致する

11 ズワイガニ日本海系群 -1 ズワイガニ日本海系群 ズワイガニ日本海系群の分布図 漁獲量の推移 2009 年の漁獲量は 4,000 トン 韓国の漁獲量は 2008 年以降 減少傾向 資源量及び資源密度指数

12 ズワイガニ日本海系群 -2 資源結果 (A 海域 ) 資源水準中位資源動向横ばい 漁獲努力量は長期的に減少傾向 現状の漁獲圧でも資源の現状維持 もしくは若干の増加が期待でき 2011 年漁期後にBimit(2,400トン ) を下回る可能性は低い 2011 年漁期漁獲量 ( トン ) 5 年後に現状親魚量を維持 5 年後に Blimit を維持 *1 親魚量の増大 (0.61Fsus2) 4, % 100% *2 現状の漁獲圧維持 (Fcurrent) 5,000 92% 100% *3 直近の親魚量の増大 (0.9Fsus2) 5,800 45% 100% *4 直近の親魚量の維持 (Fsus2) 6,300 25% 100% は 雄の暫定水域内の韓国漁獲量が不明のため 雌のみで行った 中期的管理方針では 資源の維持若しくは増大を基本方向として 安定的な漁獲量を継続できるよう管理を行う とされており * のついたがこれに合致する 資源水準中位 資源結果 (B 海域 ) 資源動向横ばい 漁獲努力量は長期的に減少傾向 近年の漁獲圧は資源に悪影響を与える水準にはない 2011 年漁期漁獲量 ( トン ) 5 年後に現状親魚量を維持 5 年後に Blimit を維持 *1 現状の漁獲圧の維持 (Fcurrent) *2 親魚量の確保 (F40%SPR) *3 適度な漁獲圧による漁獲 (F0.1) *4 親魚量の確保 (F30%SPR) は 加入資源量及び再生産関係が推定できないので行えない 中期的管理方針で 資源の維持若しくは増大を基本方向として 安定的な漁獲量を継続できるよう管理を行う とされており * のついたがこれに合致する

13 ズワイガニ太平洋北部系群 ズワイガニ太平洋北部系群 漁獲量及び CPUE の推移 ズワイガニ太平洋北部系群の分布図 2009 年の漁獲量は 219 トン 資源量及び漁獲割合 2009 年の資源量は 2,000 トン 資源結果資源水準中位資源動向横ばい 2011 年の加入量は 2010 年より増加 高水準を維持 雌ガニの資源量を減少させないことが重要 2011 年漁期漁獲量 ( トン ) 5 年後に現状親魚量を維持 5 年後に Blimit を維持 *1 雌漁獲量を 2 割削減しつつ現状の雌雄込平均漁獲量を維持 (Ccurrent) 現状の雌雄別平均漁獲量の維持 *2 (Ccurrent) *3 雌 F を 2 割削減しつつ現状の雌雄込漁獲圧を維持 (Fcurrent) % 99.6% % 98.8% % 99.3% *4 現状の雌雄別漁獲圧の維持 (Fcurrent) % 97.7% *5 現状の親魚量の維持 (Fsus) % 91.7% 中期的管理方針では 資源の維持若しくは増大を基本方向として 安定的な漁獲量を継続できるよう管理を行う とされており * のついたがこれに合致する

14 ズワイガニオホーツク海系群 ズワイガニオホーツク海系群 ズワイガニオホーツク海系群の分布図 漁獲量の推移 2009 年の漁獲量は 124 トン 資源水準低位 資源結果 資源動向増加 日本水域内で繁殖しているので 再生産を促し 資源の維持 利用を図るため 資源状態にあわせて漁獲を継続する必要がある 資源水準は低位であるが 分布密度が増加していることから 現状の漁獲量は資源を持続的に利用可能な範囲に抑えられている 2011 年漁期漁獲量 ( トン ) *1 現状の漁獲量の維持 (Ccurrent) 310 シナリオ間の相対的なリスク : 小 *2 資源の動向に合わせた漁獲の継続 (1.34Ccurrent) 420 シナリオ間の相対的なリスク : 中 は 既存の情報からは資源量の算定が困難なことから 定量的なは行っていない 中期的管理方針では オホーツク海系群については ロシア共和国連邦の水域と我が国の水域にまたがって分布し 同国漁船によっても採捕が行われていて我が国のみの管理では限界があることから 同国との協調した管理に向けて取り組みつつ 当面は資源を減少させないようにすることを基本に 我が国水域への来遊量の年変動にも配慮しながら 管理を行うものとする こととされており * のついてシナリオがこれに該当する

15 ズワイガニ北海道西部系群 ズワイガニ北海道西部系群 ズワイガニ北海道西部系群の分布図 漁獲量の推移 1997~2007 年は 30~40 トンで比較的安定していたが 2008 年から減少傾向 資源水準中位 資源結果 資源動向横ばい 近年の低い漁獲努力量のもとで 中位水準以上のCPUEが維持されている 1997 年以降 10 年以上にわたり19~43トンの安定した漁獲量が維持されている 2011 年漁期漁獲量 ( トン ) 5 年後に現状親魚量を維持 5 年後に Blimit を維持 * 現状の漁獲量の維持 (C1997) は 既存の情報からは資源量の算定が困難なことから 定量的なは行っていない 中期的管理方針では 資源の維持若しくは増大を基本方向として 安定的な漁獲量を維持できるよう 管理を行うものとする とされており * のついてシナリオがこれに該当する

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