グラフで見る2019年1~3月の中国経済動向

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1 中国 最終号 1 19 年 4 月 23 日全 13 頁 グラフで見る 19 年 1~3 月の中国経済動向 低空飛行が続く消費と減速する輸出 固定資産投資は加速 GDP 経済調査部主席研究員齋藤尚登 19 年 1 月 ~3 月の実質 GDP 成長率は前年同期比 6.4%( 以下 変化率は前年比 前年同期比 前年同月比 ) と 前期から横ばいとなった 18 年 1 月 ~3 月の 6.8% を直近のピークとする成長率の低下に 取り敢えず歯止めがかかったことになる 1 月 ~3 月の 6.4% 成長に対する需要項目別寄与度は 最終消費支出が 4.2%pt 総資本形成が.8%pt 純輸出が 1.%pt であった 18 年の 6.6% 成長に対する寄与度は それぞれ.% pt 2.1%pt.6%pt であり 1 月 ~3 月は内需の寄与度の低下 (18 年の 7.1%pt 1 月 ~3 月は.%pt) を 純輸出の寄与度の大幅なプラス転換が相殺した 1 月 ~3 月の産業別成長率は 第一次産業が 2.7%(18 年は 3.%) 第二次産業は 6.1%( 同.8%) 第三次産業は 7.%( 同 7.6%) であった 実質 GDP 成長率 需要項目別寄与度 実質 GDP 成長率 ( 四半期 ) の推移 11.. 前年同期比 前期比年率 需要項目別実質 GDP 成長率寄与度 成長率 ( 累計 ) 最終消費支出総資本形成純輸出 % %pt %pt %pt 11 年 1-3 月 年 1-3 月 年 1-3 月 年 1-3 月 年 1-3 月 年 1-3 月 年 1-3 月 年 1-3 月 年 1-3 月 ( 出所 ) 中国国家統計局 CEICより大和総研作成 1 グラフで見る中国経済動向 のレポートは今回が最終号となります 今後は 中国経済に関連するトピックスレポートを充実させていく所存です 各種レポートは大和総研のウェブサイトでご覧いただけます 株式会社大和総研丸の内オフィス -676 東京都千代田区丸の内一丁目 9 番 1 号グラントウキョウノースタワー このレポートは投資勧誘を意図して提供するものではありません このレポートの掲載情報は信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが その正確性 完全性を保証するものではありません また 記載された意見や予測等は作成時点のものであり今後予告なく変更されることがあります 大和総研の親会社である 大和総研ホールディングスと大和証券 は 大和証券グループ本社を親会社とする大和証券グループの会社です 内容に関する一切の権利は 大和総研にあります 無断での複製 転載 転送等はご遠慮ください

2 2 / 13 産業別成長率 産業別実質 GDP 成長率 (1 月から累計の前年同期比 単位 :%) 実質 GDP 成長率 第一次産業 第二次産業 工業 建設業 第三次産業 交通運輸等 卸売 小売等 ホテル 飲食業 金融業 不動産業 その他サーヒ ス業 11 年 1-3 月 年 1-3 月 年 1-3 月 年 1-3 月 年 1-3 月 年 1-3 月 年 1-3 月 年 1-3 月 年 1-3 月 参考 18 年構成比

3 3 / 13 景況感 中国国家統計局が発表した 19 年 3 月の製造業購買担当者景気指数 (PMI) は.(2 月は 49.2) と 拡大と縮小の分岐点である. を 4 ヵ月ぶりに上回った グローバル景気の減速と米中貿易摩擦問題を受けて 新規輸出受注は 18 年 6 月以降 ヵ月連続で を下回り 3 月は 47.1(2 月は 4.2) となった 3 月の非製造業 PMI は 4.8(2 月は 4.3) であった 上記製造業 PMI を企業規模別に見ると 大型企業は 1.1(2 月は 1.) 中型企業は 49.9( 同 46.9) 小型企業は 49.3( 同 4.3) となった 大型企業は を上回っているが若干低下した 一方 中型企業は 7 ヵ月連続 小型企業は 6 ヵ月連続で を割り込んだが 3 月に前者は 3pt 後者は 4pt の改善を見せた 昨年夏場以降相次いで発表された中小 零細企業向けのサポート強化策の効果がようやく出始めた可能性があり 今後の動きが注目される 各種 PMI 製造業 非製造業購買担当者景気指数 (PMI) の推移 8 製造業 7 非製造業 6 景気拡大と縮小の分岐点 企業規模別製造業 PMIの推移 4 大型企業 中型企業 小型企業 平均 財新 IHSマークイットの製造業 サービス業 PMIの推移製造業サービス業 ( 出所 ) 財新 IHS Markit Bloombergより大和総研作成

4 4 / 13 鉱工業生産 国家統計局は春節要因による生産等へのマイナスの影響は旧正月前の 4 日 ~ 日間 旧正月後の 日 ~ 日間に及ぶとしている 19 年の旧正月は 2 月 日 18 年は 2 月 16 日であり 19 年はその影響が 2 月に集中した一方で 18 年は 3 月に跨っていたことになる 19 年 1 月 ~2 月の鉱工業生産は.3% 増に抑制された一方で 3 月は 8.% 増に上振れをした 1 月 ~3 月は 6.% 増と 12 月の.7% 増から伸び率が加速した 売上上位 業種の動向を見ると 1 月 ~2 月から 3 月の変化では 業種ともに上振れをしたが 中でも自動車 (1 月 ~2 月の.3% 減 3 月は 2.6% 増 ) と 電気機械 (8.% 増.2% 増 ) が大きく伸びた また 昨年 12 月と 1 月 ~3 月との比較で 伸び率が加速したのは電気機械 (.1% 増 11.% 増 ) 化学 (1.8% 増.% 増 ) 自動車 (4.1% 減.2% 増 ) 減速したのは鉄鋼 (9.2% 増 7.9% 増 ) と 通信設備 コンピューター等 (.% 増 7.8% 増 ) であった 1 月 ~3 月の発電量は 4.2% 増と 12 月の 6.2% 増から伸び率が低下した 鉱工業生産 12 鉱工業生産伸び率の推移 ( 前年同月比 ) 2 業種別鉱工業生産伸び率の推移 ( 前年同月比 ) ( 注 )1-2 月は平均 - 通信設備 コンピューター等化学 - 自動車製造業 - 電気機械鉄鋼 - ( 注 )1-2 月の伸び率は平均 発電量 (kwh) 7, 6,, 4, 3, 2, 1, 発電量の推移 発電量発電量伸び率 ( 右 ) ( 注 )1-2 月は平均

5 / 13 物価 19 年 3 月の消費者物価指数 (CPI) 上昇率は +2.3% と 2 月の +1.% から大きく上昇した CPI 上昇率に対する寄与度は 食品が.8%pt(2 月は.1%pt) 非食品は 1.%pt( 同 1.3%pt) であった 1 月 ~3 月の CPI 上昇率は +1.8% と 政府抑制目標である +3.% 前後を下回って推移している 3 月の食品価格上昇率は +4.1% となり 2 月の +.7% から大きく上昇した 広範囲にわたる低温多雨の影響で 生鮮野菜が +16.2% と大きく上昇し CPI 全体を.4%pt 押し上げた 豚コレラの蔓延による供給不安などもあり 豚肉は +.1% と 26 ヵ月ぶりに上昇に転じた 3 月の非食品価格上昇率は +1.8%(2 月は +1.7%) であった 医療保険が +2.7%(2 月は +2.8%) 教育文化 娯楽が +2.4%( 同 +2.4%) 住居が +2.1%( 同 +2.2%) となり 合計で消費者物価を.9%pt(2 月は 1.%pt) 押し上げた 3 月の工業製品出荷価格指数 (PPI) は +.4%(2 月は +.1%) となった 昨年 6 月の +4.7% を直近のピークに上昇率の低下傾向が続いたが 3 月は上向いた 石油 天然ガスなど採掘工業品が上昇幅を広げ 生産財価格は 2 月の.1% から 3 月は +.3% にプラス転換した 消費者物価 CPI 伸び率の推移 ( 前年同月比 ) 物価抑制目標 CPI 全体食品非食品 -6 CPI 消費者物価指数分類別伸び率 ( 前年同月比 %) 食品 衣服 住居 生活用品およびサービス 交通 通信 教育文化 娯楽 医療保険 その他用品 サービス 17/ / / / / / / / / / / / / / / / / 生産者物価 PPI 伸び率の推移 ( 前年同月比 ) 工業製品出荷価格指数 工業製品出荷価格指数の内訳 ( 前年同月比 %) 工業製品出荷価格指数 生産財価格 生活財価格 採掘原材料加工耐久食品衣類日用品工業品工業品工業品消費財 17/ / / / / / / / / / / / / / / / /

6 6 / 13 雇用と所得 19 年 1 月 ~3 月の都市部新規雇用増加数は 324 万人となった ( 全人代で打ち出された 19 年年間の目標は 1, 万人 ) 19 年 1 月 ~3 月の一人当たり実質可処分所得は 全国は 6.8% 増 (18 年は 6.% 増 ) 都市は.9% 増 ( 同.6% 増 ) 農村は 6.9% 増 ( 同 6.6% 増 ) となった いずれも 18 年から伸び率がやや加速した 19 年 3 月末の都市部求人倍率は 1.28 倍と 過去最高を更新した 失業率と求人倍率 都市部失業率の推移 ( 注 ) 登録失業率 四半期データ ( 出所 ) 中国人力資源 社会保障部より大和総研作成 ( 倍 ) 都市部求人倍率の推移 1.4 ( 注 ) 四半期データ ( 出所 ) 中国人力資源 社会保障部より大和総研作成 都市部新規雇用増加数の推移 一人当たり実質可処分所得 11.. 一人当たり実質可処分所得の伸び率推移 ( 累計 前年同期比 ) 全国都市農村 ( 注 ) 四半期データ

7 7 / 13 小売 19 年 1 月 ~3 月の小売売上 ( 名目 ) は 8.3% 増となり 昨年 11 月以降の低空飛行が続いている (18 年年間は 9.% 増 ) 1 月 ~3 月の実質小売売上は 6.9% 増と 18 年年間と同じ伸び率であった 3 月単月は 名目 8.7% 増 実質 6.% 増となった 1 月 ~3 月のモノのネット販売は 21.% 増と 18 年の 2.4% 増から伸び率が低下した 1 月 ~3 月のサービスのネット販売の伸び率は未発表であるが 金額から計算すると 3.% 減となった (18 年は 18.7% 増 ) 前年同期が 38.7% 増を記録したことの反動に加え オンラインゲームの新規認可停止などが影響している可能性がある 1 月 ~3 月の乗用車販売台数は 13.7% 減の 26.3 万台 (12 月は.8% 減 ) であった 3 月単月では 6.9% 減と 9 ヵ月連続で前年割れとなったものの 6 ヵ月続いた 2 桁減からマイナス幅は縮小した 一方で 新エネルギー車の販売は好調を持続しており 18 年年間の 82.2% 増 (.3 万台 ) から 1 月 ~3 月は 113.3% 増 (27.6 万台 ) と伸び率をさらに高めた 小売売上の推移 小売売上伸び率の推移 ( 前年同月比 ) 名目 実質 ( 注 )1-2 月は旧正月の影響を避けるため平均値 17 年 3 月 18 年 1-2 月の実質伸び率は未公表 自動車販売 ( 万台 ) 自動車販売台数の推移 乗用車商用車 2 自動車販売全体 3 自動車販売伸び率 ( 前年同月比 右 ) ( 注 )1-2 月の伸び率は平均 ( 出所 ) 中国汽車工業協会 CEICより大和総研作成 ネット販売 シェアと伸び率 ( 前年同期比 ) の推移 小売総額に占めるネット販売シェアネット販売伸び率 ( 右 ) ( 注 ) 小売総額に占めるネット販売 ( 除サービス ) の シェアは単月で計算 1-2 月は平均値 ネット販売伸び率は当局公表の前年同期比 乗用車販売伸び率の推移 ( 前年同月比 ) 乗用車販売うち普通乗用車うち SUV うち MPV( 右 ) ( 注 )1-2 月は平均 SUVはスポーツ用多目的乗用車 MPVは 多機能乗用車 ( 出所 ) 中国汽車工業協会 CEICより大和総研作成 3

8 8 / 13 投資 19 年 1 月 ~3 月の固定資産投資は 6.3% 増と 18 年の.9% 増から加速した 全体の 6 割強を占める民間部門は 6.4% 増と 18 年の 8.7% 増から減速した一方で 全体の 4 割弱を占める国有部門は 6.7% 増と 18 年の 1.9% 増から回復した 1 月 ~3 月の固定資産投資を主要業種別に見ると 製造業は 18 年の 9.% 増 1 月 ~3 月は 4.6% 増へ鈍化した一方で 不動産開発投資は 9.% 増 11.8% 増 インフラ投資 ( 電気 水道 ガスを含むベース ) は 1.8% 増 2.9% 増に伸び率が高まった 1 月 ~3 月の不動産新規着工面積は 11.9% 増と 18 年の 17.2% 増から減速した 不動産完工面積は.8% 減と 18 年の 7.8% 減からマイナス幅が広がった 住宅価格は前年比で上昇加速が続いており 住宅価格のさらなる上昇を見越した不動産開発業者が 売り惜しみから完工を報告しないといった行動を選択している可能性がある 固定資産投資 3 固定資産投資主要業種別伸び率の推移 3 固定資産投資伸び率の推移 2 固定資産投資うち国有企業うち民間企業 - 固定資産投資 製造業 インフラ ( 注 )1 月からの累計の前年同期比 1-2 月は平均 インフラは電気 水道 ガスを含むベース ( 出所 ) 中国国家統計局 CEICより大和総研作成 ( 注 )1 月からの累計の前年同期比 1-2 月は平均 不動産開発投資 4 不動産開発投資 新規着工 完工面積伸び率の推移 不動産開発投資新規着工面積完工面積 ( 注 )1 月からの累計の前年同期比 1-2 月は平均

9 9 / 13 住宅 19 年 1 月 ~3 月の住宅販売金額は 7.% 増と 18 年の 14.7% 増から大きく減速した 住宅販売面積は.6% 減 (18 年は 2.2% 増 ) と前年割れとなった ただし 販売金額 面積ともに 1 月 ~2 月のそれぞれ 4.% 増 3.2% 減から加速 もしくはマイナス幅が縮小している 3 月の主要 7 都市新築商品住宅価格 ( 平均 ) は +11.3%(2 月は 11.1%) へ上昇が加速した 中国政府は住宅価格上昇率が 都市一人当たり名目可処分所得増加率 (19 年 1 月 ~3 月は 7.9% 増 ) を下回ることを政策的に重視しているが 上昇に歯止めはかかっていない 3 月の住宅価格の前月比は +.6% となった 前月比は 18 年 8 月の +1.% を直近ピークに低下傾向が続いたが 2 月の +.% から僅かに上昇ペースが加速した 前月比で上昇したのは 6 都市 (2 月は 7 都市 ) 下落は 4 都市 ( 同 9 都市 ) 変化がなかったのは 1 都市 ( 同 4 都市 ) となった 18 年 8 月を直近のピークに 前月比で上昇した都市は減少傾向にあったが 3 月は大きく増加した 住宅価格の上昇が一段と加速するか 今後の動きが注目さされる 住宅販売金額 面積の伸び率推移 新築住宅価格の伸び率推移 住宅販売金額 面積伸び率の推移 ( 累計前年比 ) 販売金額 販売面積 ( 注 )1-2 月は平均 都市新築住宅価格の前月比 前年同月比の推移 前月比 ( 左 ) 前年同月比 ( 右 ) - - ( 注 ) 保障性住宅を含まない新築商品住宅 7 都市平均 - 新築商品住宅価格 ( 主要 7 都市の前月比変動都市数と 前年比で見る上位 下位 3 都市 ) 主要 7 都市新築商品住宅価格の前月比変動都市数 ( 都市数 ) 下落 変わらず 上昇 新築商品住宅価格指数上昇率の推移 ( 上位 下位 3 都市 前年同月比 ) 雲南省大理市陝西省西安市内モンゴル呼和浩特市 4 広東省深圳市福建省厦門市 4 3 福建省泉州市 3 ( 注 ) 前月よりも価格が上昇 下落した 変わらなかった 都市数をカウント - ( 注 ) 主要 7 都市のうち 19 年 2 月の上昇率で 上位 3 都市 下位 3 都市を抽出

10 / 13 貿易 春節要因は 19 年は 2 月に集中した一方で 18 年は 3 月初旬に跨っていたため 19 年 1 月 ~2 月のドル建て輸出は 4.6% 減となったが 3 月は 14.2% 増に上振れをした (1 月 ~3 月は 1.4% 増 ) 輸入は 1 月 ~2 月の 3.2% 減から 3 月は 7.6% 減へマイナス幅を広げた (1 月 ~3 月は 4.8% 減 ) これは内需の不振 もしくは米中貿易戦争の深刻化の前に積み上げた在庫の調整が行われている可能性を示唆している 1 月 ~3 月の貿易黒字は 7.1% 増の 億ドルとなった 1 月 ~3 月の対米輸出 ( ドル建て ) は 9.% 減 対米輸入 ( 同 ) は 31.6% 減 貿易黒字は 7.3% 増の 62.3 億ドルであった 米中間では従来の交渉期限であった 3 月 1 日を延長し その間の追加関税率の引き上げを凍結して 協議が続けられている 米中間では貿易不均衡問題だけでなく 知的財産権の保護 技術移転 非関税障壁 農業 サービス 為替といった構造問題についても継続的に交渉が行われており 今後の協議の行方が注目される 1 月 ~3 月の人民元建て輸出は 6.7% 増 ( 月の ~12 月は 8.% 増 ) 輸入は.3% 増 ( 同 9.1% 増 ) であった 輸出入の推移 ( ドル建て ) 主要輸出国 地域 ( 億米ドル ) 貿易収支 ( 金額 ) と輸出 輸入伸び率 ( 前年同月比 ) の推移 貿易収支輸出 ( 右 ) 輸入 ( 右 ) ( 注 )1-2 月の伸び率は平均 ( 出所 ) 中国通関統計より大和総研作成 輸出入の推移 ( 人民元建て ) 価格 数量 主要輸出国 地域 ( 前年同月比 ) ( 注 )1-2 月の伸び率は平均 ( 出所 ) 中国通関統計より大和総研作成 米国 日本 EU ASEAN (% %pt) 3 輸出増減率 ( 元建て ) の推移 ( 前年同月比 ) 輸出数量輸出価格輸出増減率 (% %pt) 4 輸入増減率 ( 元建て ) の推移 ( 前年同月比 ) 輸入数量輸入価格輸入増減率 ( 注 )1-2 月の伸び率は平均 ( 出所 ) 中国通関統計より大和総研作成 -3 ( 注 )1-2 月の伸び率は平均 ( 出所 ) 中国通関統計より大和総研作成

11 11 / 13 国際収支 外貨準備高 18 年 月 ~12 月の経常収支は 46. 億ドルの黒字となり 黒字幅は 7 月 ~9 月の 億ドルから拡大した 金融収支 ( 外貨準備を除く 以下同じ ) は 億ドルの流出超となり 前期の 14.1 億ドルの流入超から流出超に転じた 誤差脱漏は 73.6 億ドルの流出超と 前期の 4.9 億ドルの流出超から流出額が拡大した 18 年の経常収支は 49.9 億ドルの黒字となり 黒字幅は 17 年の 1,91.2 億ドルから大きく減少した 金融収支は 1,3.7 億ドルの流入超となり 17 年の 1,9.4 億ドルの流入超から拡大した 誤差脱漏は 1,62. 億ドルの流出超と 17 年 2,13. 億ドルの流出超から縮小した 1 月 ~3 月の中国から海外への対外直接投資 ( 非金融 ) は 1.1% 減の 22.1 億ドル (18 年は 13.6% 減の 1,. 億ドル ) と マイナス幅は縮小傾向にある 1 月 ~3 月の対内直接投資 ( 金融 + 非金融 ) は 3.7% 増の 38. 億ドル (18 年は 1.% 増の 1,383. 億ドル ) であった 3 月末の外貨準備高は前月比 8.8 億ドル増加の 3 兆 億ドルとなった 増加は ヵ月連続 ちなみに 18 年年間は 億ドル減少した 国際収支 外貨準備高 国際収支 ( 四半期 ) ( 億米ドル ) 経常収支 金融収支 ( 外貨準備等除く ) 資本収支 誤差脱漏 1, 1, - -1, -1, -2, ( 億米ドル ) 2, 1, 1, - -1, 経常収支の推移 ( 四半期 ) 貿易収支サービス収支第一次所得収支第二次所得収支経常収支 -2, ( 出所 ) 中国国家外為管理局より大和総研作成 -1, ( 出所 ) 中国国家外為管理局より大和総研作成 金融収支の推移 ( 四半期 ) 直接投資証券投資貸付 / 借入現預金貿易信用その他金融収支 ( 外貨準備等除く ) ( 億米ドル ) 1, 1, - -1, -1, -2, ( 億米ドル ) 4, 4, 3, 3, 2,, 外貨準備高と前月比増減額前月比増減額 ( 右 ) 外貨準備高 ( 左 ) ( 億米ドル ) 1, , ( 出所 ) 中国国家外為管理局より大和総研作成, -1, ( 出所 ) 中国人民銀行より大和総研作成

12 12 / 13 金融 19 年 3 月末の M2 伸び率は 8.6% と 2 月末の 8.% から加速した 3 月末の社会資金調達金額残高は.6% 増の 8.4 兆元となった 2 月末の.1% 増から伸び率は加速した 1 月 ~3 月の社会資金調達金額 ( フロー ) は 4.1% 増となった うち大きく増加したのは 人民元貸出と企業債券 地方政府特別債券による資金調達であり いずれも国有企業を中心とした大企業に恩恵が集中している可能性が高い 民間 中小企業の資金調達の命綱である委託貸出と信託貸出の動きを見ると 1 月 ~3 月に信託貸出は純増に転じたが 委託貸出はマイナス幅が縮小したものの 大幅な純減となっている M2 と金利 ( 億元 ) 新規融資額とM2 伸び率の推移 3, 18 新規融資額 M2( 右 ) 3, 2, 12, 9, 6,, 3 ( 出所 ) 中国人民銀行より大和総研作成 2 基準金利と預金準備率 貸出預金預金準備率 ( 注 ) 貸出 預金基準金利は一年物 預金準備率は大手行 ( 出所 ) 中国人民銀行より大和総研作成 社会資金調達金額 ( 社会融資総量 ) の増減額 合計人民元貸出外貨貸出委託貸出信託貸出 未割引の銀行引受手形 企業債券 地方政府特別債券 非金融企業の域内株式発行 17 年 1 月 37,9 23, ,136 3,17 6,13 1,22 17 年 2 月 11,46, ,172 1,62 1,719 1, 年 3 月 24,1 11, ,39 3,113 2, , 年 4 月,64, , , 年 月 13,136 11, ,812 1,24 2,488 1, 年 6 月 21,131 14, , , 年 7 月 14,983 9, ,232 2,37 2,621 3, 年 8 月 17,14 11, , ,137 1, 年 9 月 22,41 11, , ,64 2, 年 月 12,4 6, , ,482 1, 年 11 月 19,139 11, , ,282 1, 年 12 月,86, , 年 1 月 3,793 26, ,437 1, 年 2 月 11,894, 年 3 月,848 11, , , 年 4 月 17,761, , ,44 4, 年 月 9,18 11, ,7 94 1, , 年 6 月 14,877 16, ,642 1,623 3,649 1,349 1, 年 7 月 12,24 12, ,192 2,744 2,19 1, 年 8 月 19,391 13, , ,42 4, 年 9 月 21,691 14, , , 年 月 7,4 7, , , 年 11 月,239 12, , , 年 12 月,898 9, ,2 9 1,23 3, 年 1 月 46,33 3, ,786 4,99 1, 年 2 月 7,3 7, ,3 8 1, 年 3 月 28,6 19,91 3 1,7 28 1,366 3,276 2, ( 注 1) 社会資金調達金額の増減額は 金融システムから経済に供給された資金のネット増減額 ( 注 2) 広義のシャドーバンキングは合計から人民元貸出と外貨貸出を差し引いたもの ( 出所 ) 中国人民銀行より大和総研作成

13 13 / 13 株価と為替 19 年 3 月の上海総合指数 深圳成分指数はそれぞれ月間.1% 上昇 9.7% 上昇となった 年初来ではそれぞれ 23.9% 上昇 36.8% 上昇である (18 年年間はそれぞれ 24.6% 下落 34.4% 下落 ) 米中協議について 3 月 1 日であった交渉期限が延長され その間は追加関税率の引き上げが凍結されたこと 1 月 ~3 月に社会資金調達金額が急増しその一部が株式投資に向かったことなどが 株価急反発の背景である 3 月末の人民元の対ドル基準レートは 元 / ドルと月間.6% の元安 年初来ではドル安の進展を受けて 1.9% の元高となっている (18 年年間は.% の元安 ) BIS の 3 月 ( 月中平均 ) の人民元の実質実効為替レートは 前月比で変わらず 前年同月比では.1% の元高であった 株価指数の推移 6, 上海総合指数の推移, 深圳成分指数の推移, 4, 17,, 12, 3,, 2, 1, 7,, 2, ( 出所 )CEICより大和総研作成 ( 出所 )CEICより大和総研作成 人民元の対主要国際通貨為替レート 実質実効為替レート 4... 人民元の対米ドル 対ユーロ 対円レートの推移 元高 人民元高 人民元の実質実効為替レート 元安 対米ドル 対ユーロ 対円 ( 円 ) ( 出所 ) 中国人民銀行より大和総研作成 1 人民元安 ( 注 ) 年 = 月中平均 ( 出所 ) 国際決済銀行 [BIS] より大和総研作成

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