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1 平成 22 年 12 月 16 日経済調査室 概況ユーロ圏は経済が好調なこともあり 緩やかな回復基調にある 但し 域内での成長率格差は依然残っており 二極化が続いている 第 3 四半期の実質 GDP 成長率は前期比 0.4%( 前年比 1.9%) と 前期の同 %( 同 2.0%) から減速した 需要項目別にみると 個人消費や政府消費の伸びが若干加速した一方で 在庫調整進展の効果が剥落してきていることから 在庫投資の寄与度が低下したほか 総固定資本形成は前期の前期比 +1.7% から減速し横ばいとなった 足許の月次指標をみると 10 月の鉱工業生産は前年比 +6.9% と 資本財の伸びに支えられ 前月から加速した 一方で 先行指標である9 月の新規受注指数の伸び率は2 桁を維持したものの 主要国での減速を反映し 低下した 小売売上は前年比 +1.8% と 食料品売上の伸び回復に支えられ 若干加速したが 家計の今後 1 年先にかけての購買意欲は弱く 回復ペースが本格的に加速するまでには時間を要するとみられる 域内周縁国の財政問題についての懸念が深まってはいるものの ユーロ圏全体の企業景況感は 主要国に支えられ 改善傾向が続いた 11 月の購買担当者指数は サービス業が前月の53.3から55.4へ 製造業が54.6から55.3へと上昇 8 月の水準付近まで戻した 主要国では IFO 指数は前月の107.7から109.3へ ISAEは 99.8から10へと上昇 INSEEは若干低下し100.0となった 生産 消費 鉱工業生産 :10 月の鉱工業生産は前年比 +6.9% と 資本財などの伸びが加速したことを受け て 前月から上昇した 一方 先行指標である9 月の鉱工業新規受注指数は前年比 +13.5% と ド イツでの減速およびでの減少などを反映し 伸び率が低下した 鉱工業生産 (% 前年比) 製造業 (% 前年比) 小売売上 :10 月の小売売上は前年比 +1.8% と緩やかな回復傾向は続いた 食料品の売上の伸 び加速が背景にある 消費者信頼感は長期平均を上回る水準まで改善してきたが 今後 1 年間 の購買意欲は23.9と過去最低 (26.1) 付近にとどまっている 実質小売売上 (% 前年比) 雇用 物価 雇用 :10 月の失業率は10.1% と0.1% ポイント上昇した の失業率は6.7% とユーロ圏平均を 下回る一方 は20.7% と高止まりとなった 失業率 (%) '09 年 Q4 '10 年 Q1 Q2 一人当り雇用者所得 (% 前年比) 物価 :11 月の消費者物価上昇率は前年比 1.9% と前月から横ばいとなった エネルギー価格の 上昇を反映し 若干上昇傾向にあるものの ECBのターゲットである2.0% 付近に落ち着いてい る また 同月のコアインフレ率も前年比 1.1% と低い水準にある 8 月 9 月 10 月 11 月 消費者物価 (% 前年比) 生産者物価 (% 前年比) 貿易 輸出 輸入ともに二桁の大幅な伸びが続いている 9 月は輸入の伸びが輸出のそれを下回っ た結果 貿易収支は黒字に戻した 6 月 7 月 8 月 9 月 輸出 (% 前年比) 輸入 (% 前年比) 貿易収支 金利 為替相場 政策金利 :12 月の理事会で ECBは インフレ率は中期的に物価安定の目安 (2%) 付近に落ち着くとの見方を維持し 政策金利を0% に据置いた ユーロ圏景気については 回復基調にある一方 先行き不透明感は増したとしている 景気支援要因として 世界貿易の拡大が今後もユーロ圏の輸出を支える可能性 企業景況感が改善傾向にあることなどに言及した一方で ユーロ圏の財政問題の拡大に対する市場の懸念が実体経済に影響を及ぼす可能性 商品価格の再上昇などの景気下振れリスクが若干増したとした インフレ率については 現在の水準付近を推移した後 来年には緩やかに低下すると予測している 金融については 通貨供給量と貸出の伸びの基調は緩やかであり 中期的なインフレ上昇圧力は抑制されているとした なお 足元でのユーロ圏のソブリン危機懸念を緩和させるため ECBは1 週間物の主要オペ 1ヶ月の特別オペ 3ヶ月物の長期オペについての金額無制限 固定金利での資金供給を当面継続することを決定した 市場金利 :11 月の短期金利 (3 ヵ月物 ) は 2% で始まった 欧州ソブリン危機の懸念が再燃したことから ECB は非標準的措置を当面維持せざる終えず 市場の正常化プロセスは遅れるとの見方から 横ばい推移をした 結局 2% で越月 長期金利 ( 10 年物国債利回り ) は 2.48% で始まり 月初はユーロ圏の財政問題が重しとなり 若干低下した その後はの予想を上回る景気回復や 世界的な商品価格の上昇を背景にインフレ期待が生じたことから利回りは上昇傾向に進み 結局 2.62% で越月 為替相場 :11 月の対ドル相場は 1 ユーロ = ト ルで始まった 米 FRB が追加の量的緩和を実施したことを受け ドルは主要通貨に対して全面安となり 月初にユーロは一旦上昇した やの銀行社債の利回りが上昇するなか ユーロ圏の財政問題が拡大するとの懸念が強まったほか EU IMF の支援を受けた経済についての先行き不透明感が増した また 北朝鮮の韓国に対する砲撃を受けて世界的な緊張感が高まったことでリスク回避からドルが強まり ユーロは低下傾向に進み 結局 1 ユーロ = ト ルで越月 対円相場は 1 ユーロ = 円で始まった ユーロ圏のソブリン危機など ユーロ安材料があったものの 米 FRB の追加の量的緩和実施やアジア地域での景気回復が進んだことで 投資家のリスク回避志向が若干後退したことから円安となり 22 日まではほぼ横ばい推移した その後はの財政問題についての懸念が強まるなどしたことからユーロは低下し 結局 1 ユーロ = 円で越月 ( 前期比 %) 実質 GDP 成長率と需要項目別寄与度 Q Q Q Q Q Q Q Q Q Q Q Q Q Q Q Q Q Q Q ( 前年比 %) / /02 (%) 個人消費 政府消費 総固定資本形成 在庫等 外需 実質 GDP / 消費者物価上昇率と失業率 担当 : ロンドン駐在コウバーン hiroka.cockburn@uk.mufg.jp 消費者物価上昇率 ( 左目盛 ) 失業率 ( 右目盛 ) 2010/ / /07 主要金利の推移 2010/ / /10 3 ヵ月物ユーロ金利リファイナンス金利 10 年物国債利回り ( 右目盛 ) $/EUR 2010/ / /05 ユーロの対ドル 対円相場 2010/ / / / /10 $/EUR( 左目盛 ) \/EUR( 右目盛 ) 2010/ / /12 \/EUR (%)

2 1. 年 四半期 Q2/09 Q3 Q4 Q1/10 Q2 Q 内需寄与度 外需寄与度 総合 ( 建設業を除く ) 鉱工業生産 * 製造業 建設業 実質小売売上 * 就業者数 失業率 * (%) 単位労働コスト * 一人当たり雇用者所得 * 労働生産性上昇率 * 生産者物価 全産業 製造業 消費者物価 (HICP) コアインフレ率 *** 購買担当者指数 (PMI) 製造業 サービス業 総合 製造業 (balance,%) 景況感指数 * 建設業 (balance,%) 小売業 (balance,%) 消費者 (balance,%) 域外輸出金額域外輸入金額 貿易収支 経常収支 外貨準備 期末値 通貨供給量 (M3) 3ヵ月移動平均 政策金利 ( リファイナンス金利 ) 期末値 (%) 短期金利 (3ヵ月物) (%) 長期金利 ( ト イツ10 年債 ) (%) 米ト ル / ユーロ為替相場 ホ ント / ユーロ為替相場 円 / ユーロ為替相場 注 ) 特記なき限り上段が前期比 下段が前年比 * は季調値 失業率 = 失業者数 / 自営業を含む就業者数 *** 燃料 食料品を除く 購買部協会指数は 50 以上が拡大 50 以下は縮小を示す 金利 為替相場は特記なき限り期中平均値 資料 ) ECB Monthly Bulletin 他 2

3 2. 月次 04/ 内需寄与度 外需寄与度 総合 ( 建設業を除く ) 鉱工業生産 * ** 製造業 建設業 実質小売売上 * 就業者数 失業率 * (%) 単位労働コスト * 一人当たり雇用者所得 * 労働生産性 * 全産業 生産者物価 製造業 消費者物価 (HICP) コアインフレ率 *** 製造業 購買担当者指数 (PMI) サービス業 総合 製造業 (balance) 景況感指数 * 建設業 (balance) 小売業 (balance) 消費者 (balance) 域外輸出金額域外輸入金額 貿易収支 経常収支 外貨準備 通貨供給量 (M3) 期末値 政策金利 ( リファイナンス金利 ) 期末値 (%) 短期金利 (3ヵ月物) (%) 長期金利 ( ト イツ10 年債 ) (%) 米ト ル / ユーロ為替相場 ホ ント / ユーロ為替相場 円 / ユーロ為替相場 注 ) 特記なき限り上段が前月比 下段が前年比 * は季調値 失業率 = 失業者数 / 自営業を含む就業者数 ** 営業日調整済 *** 燃料 食料品を除く 金利 為替相場は特記なき限り期中平均値 購買部協会指数は 50 以上が拡大 50 以下は縮小を示す 資料 )ECB Monthly Bulletin 他 3

4 3. 年 四半期 EMU 加盟国のGDP 成長率 インフレ率 Q2/09 Q3 Q4 Q1/10 Q2 Q 消費者物価 (HICP) スロベニア ** キプロス *** マルタ *** 注 ) 上段が前期比 下段が前年比 * GDP については ESA95 に基づき EUROSTAT が発表した数値 (2000=100) から算出 ** 2007 年 1 月 EMU 参加 *** 2008 年 1 月 EMU 参加 資料 ) Eurostat 他 スロベニア ** キプロス *** マルタ ***

5 4. インフレ率 鉱工業生産 消費者物価 (HICP) スロベニア キプロス マルタ スロバキア ** 04/ データなし 鉱工業生産 ( 建設業を除く ) 上段 * 下段 ** スロベニア キプロス マルタ データなし スロバキア 注 ) 上段が前月比 下段が前年資料 ) Eurostat 他 * 季節調整済 ** 営業日調整済 当資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり 金融商品の売買や投資など何らかの行動を勧誘するものではありません ご利用に関しては すべてお客様ご自身でご判断くださいますよう よろしくお願いいたします 当資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが 当室はその正確性を保証するものではありません 内容は予告なしに変更することがありますので 予めご了承ください また 当資料は著作物であり 著作権法により保証されております 全文または一部を転載する場合は 出所を明記してください 5

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