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なおちかありたけ
4 years ago
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すここで中核となるのは組み込み関数 eval および compile です 1 コードを実行するだけなら Python/Jython で記述したコードを実行するためのツール作りに着手します >>> compile("3+4", "(*.*", "eval" <code object <module> at 0x5ab60, file "(*.

1 すここで中核となるのは組み込み関数 eval および compile です 1 コードを実行するだけなら Python/Jython で記述したコードを実行するためのツール作りに着手します >>> compile("3+4", "(*.*", "eval" <code object <module> at 0x5ab60, file "(*.*", line 1> >>> eval(compile("3+4", "(*.*", "eval" 7 組み込み関数 compile(source,filename,mode はソースコードをコンパイルしてコードオブジェクトを生成します引数 source にはコードの断片式文モジュールを指定します引数 mode に 'eval' を指定すると source を式としてコンパイルしますコンパイルした結果を評価実行するには組み込み関数 eval(source を利用します source には Python で記述されたコードの断片または関数 compile によって得られるコードオブジェクトを指定できます >>> eval(compile("print 3+4", "(*.*", "eval" text = """ from javax.swing import * f = JFrame("Happy",size=(150,100 f.visible = True """ view = JScrollPane(JTextArea(text=text def run(e: eval(compile(view.text, "(*.*", "exec" button = JButton(text="Run", actionperformed=run panel.add(button, BorderLayout.EAST size=(320, 100, title="simple Python Environment (^_^", frame.add(panel このコードを実行するとウィンドウが現われますテキスト領域に記述したコードを実行するにはボタン 'Run' を選択しますすると新たなウィンドウが現われま Traceback (most recent call last: File "<pyshell#2>", line 1, in <module> eval(compile("print 3+4", "(*.*", "eval" File "(*.*", line 1 print 3+4 ^ SyntaxError: invalid syntax しかし式を指定すべきところに print 文などを指定するとエラーになりますこのとき引数 filename に指定した文字列が実行時のエラーメッセージに埋め込まれますここで "(*.*" とあるのは些細な遊び心です他意はありません >>> eval(compile("print 3+4", "(*.*", "single" 7 引数 mode に 'single' を指定すると source を単一の文としてコンパイルしますすると print 文などを指定しても問題なく実行されますさらに引数 mode に 'exec' を指定すると source を完全なモジュールとしてコンパイルします単に記述したコードを実行するだけならこれで十分ですしかしワークスペースに期待される機能としてはとても満足できるものではありませんひよ子のきもち 2007/04/02

2 ここだけ実行したいなら何かを思い付いたときにいつも手帳を用意してあるとは限りませんそんなときには食卓にある紙ナプキンや側にある雑誌の余白さえも役立ちますシステム開発においてもその場でアイディアを確かめたいときには紙ナプキンのように手軽なツールがあると便利ですそれがここで紹介するワークスペースです小泉ひよ子

2 2 ここだけ実行したいなら何かを思い付いたときにいつも手帳を用意してあるとは限りませんそんなときには食卓にある紙ナプキンや側にある雑誌の余白さえも役立ちますシステム開発においてもその場でアイディアを確かめたいときには紙ナプキンのように手軽なツールがあると便利ですそれがここで紹介するワークスペースです小泉ひよ子ワークスペース内で選択したコードの断片だけを実行できるようにします size=(240, 100, title="(^_^ Wa~ku`waku`Space", JMenuBar=menuBar, frame.add(panel たコードの断片を選択した後でボタン 'do' を選択しますすると選択したコードの断片だけが実行されますまず 'a=3; b=4' を実行します次に 'print a+b' を実行しますすると式 a+b の値 7 がコンソールに出力されます関数 _do では選択したコードの断片を実行するとともにそこで定義された局所変数を保持しますそれには選択したコードの断片 view.selectedtext に続けて大域変数 global _local_ を宣言してこれに現在の局所変数 locals( の情報を保持させますするとコードを実行するたびに局所変数の最新情報が更新されますこのときこれらの局所変数はワークスペースごとに固有の情報を保持するのでコンテキストに依存するオブジェクトの状態を検証したいときには便利です組み込み関数 locals( は現在の有効範囲で参照できる局所変数を含む辞書 _local_ = {} def _do(e: source = view.selectedtext + "\n" \ + "global _local_; _local_ = locals(" eval(compile(source, "(*.*", "exec", globals(, _local_ def _print(e: pass def _inspect(e: pass menubar = JMenuBar( buttons = ( ("do", _do,, ("print", _print,, ("inspect", _inspect,, for text, act in buttons: menubar.add(jbutton(text=text, actionperformed=act view = JScrollPane(JTextArea( を返します組み込み関数 globals( は現在の有効範囲で参照できる大域変数を含む辞書を返します組み込み関数 eval(source,globals,locals は引数 source に指定された Python で記述されたコードの断片または組み込み関数 compile によって得られるコードオブジェクトを評価実行します引数 globals には大域変数を表わす辞書を指定します引数 locals には局所変数を表わす辞書を指定しますこれらを省略すると現在の大域変数および局所変数に関する情報が与えられます対話モードでコードを順に入力して実行していると以前に入力したコードを再実行したいときがありますそんなとき以前に入力したコードをコピーした後でプロンプトまで戻ってコードをペーストするなど行ったり来たりを何度か繰り返す必要がありますワークスペースを使うと一度だけ入力したコードを`その場で`好きなときに何度でも繰り返し実行できるのでアジャイル開発のテンポを損なうことがなく重宝しますひよ子のきもち 2007/04/03

$add(panel たコードの断片を選択した後でボタン 'print' を選択しますすると選択したコードの断片だけが実行されてその結果が選択した部分に続いて表示されますここで '3+4' を実行しますするとその値 7 がコンソールではなくウィンドウ内に出力されます _local_ = {} def _do(e: source = view.$

3 3 ここに表示したいなら選択したコードの断片を実行した結果をその場に表示できるようにします size=(240, 100, title="(^_^ Wa~ku`waku`Space", JMenuBar=menuBar, frame.add(panel たコードの断片を選択した後でボタン 'print' を選択しますすると選択したコードの断片だけが実行されてその結果が選択した部分に続いて表示されますここで '3+4' を実行しますするとその値 7 がコンソールではなくウィンドウ内に出力されます _local_ = {} def _do(e: source = view.selectedtext + "\n" \ + "global _local_; _local_ = locals(" eval(compile(source, "(*.*", "exec", globals(, _local_ def _print(e: text = view.selectedtext source = text + "\n" \ + "global _local_; _local_ = locals(" + "\n" \ + "global _self_; _self_ = %s"%text.splitlines([-1] eval(compile(source, "(*.*", "exec", globals(, _local_ s = view.text p = view.selectionend view.text = s[:p]+" %r"%_self_+s[p:] def _inspect(e: pass menubar = JMenuBar( buttons = ( ("do", _do,, ("print", _print,, ("inspect", _inspect,, for text, act in buttons: menubar.add(jbutton(text=text, actionperformed=act view = JScrollPane(JTextArea( 関数 _print では選択したコードの断片を実行するとともにその結果をその場に表示します基本的な考え方は _do の場合と同じですそれには選択したコードの断片 view.selectedtext に続けて大域変数 global _local_ を宣言してこれに現在の局所変数の情報 locals( を保持しますさらに大域変数 global _self_ を宣言してこれに式を評価実行した結果を保持しますするとコードを実行するたびに最後に評価した式の値が保存されます選択したコードの断片 view.selectedtext の中から末尾の行 splitlines( [-1] に記述された式だけを実行した結果を大域変数 _self_ に保持させますそしてテキスト領域に記述したコード view.text に対して選択した範囲の末尾 view.selectionend の位置に _self_ の値を埋め込みますするとコードの断片を実行した結果がその場に表示されます対話モードと違って結果はウィンドウ内に表示されます実行結果を再利用して別のコードを実行したいときにはコンソールに表示された結果をコピーした後でワークスペースまで戻ってペーストするなど行ったり来たりを何度か繰り返す必要がありますそのためその場に結果が表示されるのは重宝しますただし現在の仕様では選択した範囲の最後の式を評価した値だけが正しく表示されますこの式は改行後に記述したものでなければなりませんまた大域変数 _local_ および _self_ は特別な意味があるので他の目的で利用できませんこのような制約はありますがツールの基本動作を検証するためのプロトタイプとしては満足のいく結果が得られましたここはアジャイル開発の慣例に従って改善する必要性が認められるまでは現状を維持したまま作業を次へと進めますひよ子のきもち 2007/04/04

4 状態を確認するために def _accept(e: pass acceptbutton = JButton( label="accept", actionperformed=_accept textview = JTextArea(lineWrap=True, wrapstyleword=true 実行して得られたインスタンスの状態を他のウィンドウで確認できるようにします

4 4 状態を確認するために def _accept(e: pass acceptbutton = JButton( label="accept", actionperformed=_accept textview = JTextArea(lineWrap=True, wrapstyleword=true 実行して得られたインスタンスの状態を他のウィンドウで確認できるようにします textpanel = JPanel(layout=BorderLayout( textpanel.add(acceptbutton, BorderLayout.NORTH textpanel.add(jscrollpane(textview, BorderLayout.CENTER panel.add(listpanel, BorderLayout.WEST panel.add(textpanel, BorderLayout.CENTER frame = JFrame( size=(280, 100, title="inspect: %s ~(^^(..^^~"%it. class, frame.add(panel def _inspect(e: text = view.selectedtext source = text + "\n" \ + "global _local_; _local_ = locals(" + "\n" \ + "global _self_; _self_ = %s"%text.splitlines([-1] eval(compile(source, "(*.*", "exec", globals(, _local_ inspector(_self_ たコードの断片を選択した後でボタン 'inspect' を選択しますすると選択したコードの断片だけが実行されてその結果に応じてインスペクターが起動されますこ def inspector(it: model = DefaultListModel( model.addelement("self" for e in [e for e in dir(it if not e.startswith(" "]: model.addelement(e を起動します基本的な考え方は _do の場合と同じですそれには選択したコードの断片 view.selectedtext に続けて大域変数 global _local_ を宣言して def _beans(e: pass beansbutton = JCheckBox( label="javabeans", actionperformed=_beans buttonpanel = JPanel(layout=GridLayout(1, 0 buttonpanel.add(beansbutton def valuechanged(e: pass listview = JList(model=model, valuechanged=valuechanged listpanel = JPanel(layout=BorderLayout( listpanel.add(buttonpanel, BorderLayout.NORTH listpanel.add(jscrollpane(listview, BorderLayout.CENTER こで 'JFrame(' を実行するとその状態を表わすインスペクターが現われます関数 _inspect では選択したコードの断片を実行するとともにインスペクターこれに現在の局所変数の情報 locals( を保持しますさらに大域変数 global _self_ を宣言してこれに式を評価実行した結果を保持しますするとコードを実行するたびに最後に評価した式の値を探索するためのインスペクターを起動させます選択したコードの断片 view.selectedtext の中から末尾の行 splitlines( [-1] に記述された式だけを評価した結果を大域変数 _self_ に保持しますそして _self_ の状態を探索するためのインスペクターを起動させますそこでインスペクターの左側のリスト項目を選択すると右側のテキスト領域にその状態属性値が表示されるはずですひよ子のきもち 2007/04/05

5 状態を確認したいなら実行して得られたオブジェクトの状態を他のウィンドウで確認できるようにします報を規定します選択した項目が "self" ならインスタンス it 自身の情報を表示しますそれ以外の項目なら各属性に関する情報を表示します組み込み関数 getattr(object,name は引数 object が参照するオブジェクト

attr と同等ですリスト項目 'title' を選択してテキスト領域を見ると引数に指定したタイトルの文字列 "Happy" が表示されるのでそれが正しく反映されているのが分かります def inspector(it:... def _display(e: name = e.source.

.. ワークスペースに記述したコードの断片 'JFrame("Happy"' を選択した後でボタン 'inspect' を選択しますすると生成した JFrame インスタンスの状態を探索するためのインスペクターが現われますそこで左側のリスト項目を選択すると右側のテキスト領域にその状態が表示されますここで 'self' を選択すると生成

5 5 状態を確認したいなら実行して得られたオブジェクトの状態を他のウィンドウで確認できるようにします報を規定します選択した項目が "self" ならインスタンス it 自身の情報を表示しますそれ以外の項目なら各属性に関する情報を表示します組み込み関数 getattr(object,name は引数 object が参照するオブジェクトに対して引数 name と同じ名前を持つ属性の値を獲得しますここで getattr (object,'attr' は object.attr と同等ですリスト項目 'title' を選択してテキスト領域を見ると引数に指定したタイトルの文字列 "Happy" が表示されるのでそれが正しく反映されているのが分かります def inspector(it:... def _display(e: name = e.source.selectedvalue if name == "self": s = it else: s = getattr(it, name textview.text = "" textview.append(str(s listview = JList(model=model, valuechanged=_display... ワークスペースに記述したコードの断片 'JFrame("Happy"' を選択した後でボタン 'inspect' を選択しますすると生成した JFrame インスタンスの状態を探索するためのインスペクターが現われますそこで左側のリスト項目を選択すると右側のテキスト領域にその状態が表示されますここで 'self' を選択すると生成した JFrame インスタンスに関する情報が表示されます関数 _display ではリスト項目を選択したときにテキスト領域に表示すべき情リスト項目 'paint' を選択してテキスト領域を見るとそれが確かにメソッド <method javax.swing.jframe.paint of...> であることが分かりますインスペクターを利用すると実行中のオブジェクトの状態を個別に確認できますコードの中に print 文などを挿入して変数の値を確認したりデバッガーを利用するのも有効な手段のひとつですしかしインスペクターを利用すると同様の情報がもっと簡単に得られるのでアジャイル開発のテンポを損なうことがなく重宝しますひよ子のきもち 2007/04/06

ガイダンス

ガイダンスプログラムの 1 行目に以下のように自分の入れること // vm12345 杉崎えり子情報科学 B 第 10 回 GUI 情報科学 B Info2/3 info10 今日のフォルダー作成 Example10_1.java 1 今日やること Windows などで見られるウィンドウを作成して (GUI プログラム ) そこに実行結果を表示させる 2 ウィンドウの作成 Java を使用してウィンドウの作成をしたい