Microsoft PowerPoint 日本にマッチしたAgile

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りえいのら
4 years ago
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1 アジャイル開発の必要性と課題モデレータ名古屋大学情報科学研究科山本修一郎

2 要求知識の対話と文書化対話量 Ca 対話力限界アジャイル型 K=C D Cw ウォータフォール型 Da 文書力限界 Dw 文書化量 2

3 要求 ( 仕様 ) 記述表の構成要素曖昧性 : 範囲, 内容, 関係の多義性不明性機能仕様ユーザ事前状況イベント入力処理出力応答事後状況ユーザアクタがどういうときに観測対象何を契機として観測事象どんな入力に対してシステムが何を出力するとどんなことが発生して観測応答アクタに何が起きるのか参考 ) 要求の曖昧さ, 3

4 要求記述表を用いた漏れのない要求明確でない要求仕様の構成要素をカードで表現要求仕様ユーザ / システム契機処理出力前提条件 : イベント条件 : ユーザ / システムへの応答 : 処理対象入力前提条件 : 入力条件 : 処理対象への出力 : 4

5 ガイドワードを用いた逸脱抽出要求記述表に対してガイドワードを適用ガイドワード要求逸脱分析表がないが遅いが早い参考 ) 大林英晶森崎修司渥美紀寿山本修一郎逸脱分析を用いた要求仕様からのテスト項目抽出法, 情報処理学会論文誌 Vol.57, No.4, pp , Apr Copyright Prof. Dr. Shuichiro Yamamoto

6 テスト項目設計の比較結果要求仕様書に基づき要求記述表から抽出 58 項目共通して抽出要求仕様書に記述されていない経験に基づいて抽出 8 項目 50 項目 6 項目要求記述表に基づく要求漏れの発見から抽出要求仕様書に基づき経験者が抽出機能テスト項目 56 項目参考 ) 大林英晶森崎修司渥美紀寿山本修一郎逸脱分析を用いた要求仕様からのテスト項目抽出法, 情報処理学会論文誌 Vol.57, No.4, pp , Apr Copyright Prof. Dr. Shuichiro Yamamoto

7 全体視点の IT モダナイゼション ~DOD ~ 分類基盤の統一プロセスの合理化 10 ポイントプラン 1 エンタープライズ NW の共通化 2DOD エンタープライズクラウドの展開 3IT プラットフォームの標準化 4 アジャイル IT の実現 5IT ガバナンスの強化 6IT コモディティの戦略的供給 7 サイバーセキュリティの強化 8IT 投資整合性の強化 9 エンタープライズアーキテクチャ (EA) の効果改善組織の強化 10ITガイダンスと訓練の現代化参考 )Teri Takai, DoD CIO s 10 Point Plan for IT Modernization,

8 アジャイル要求マネジメントの分類アジャイルビジネス要求統合全社垂直型アジャイル統一型アジャイル部門横断部門内独立型アジャイル水平型アジャイルアジャイルプロジェクトアジャイルプログラムアジャイルポートフォリオアジャイル要求標準化参考 ) 山本修一郎, デジタルトランスフォーメーションに向けた要求管理知識第 20 回 AI 学会知識流通ネットワーク研究会

9 全社視点の要求マネジメントビジネス戦略ビジネス IT 整合性優先順位価値創出コアケイパビリティビジネスオペレーションオペレーション要求全社的要求マネジメント必要性定義実現性状況バックログアーキテクチャ要求実行アジャイル型 WF 型開発アジャイル型プロジェクト [ 要求設計製造試験 ] WF 型プロジェクト [ 要求設計製造試験 ] 統合化要求標準化要求 IT 要求エンタープライズアーキテクチャビジネスアーキテクチャ情報システムアーキテクチャテクノロジーアーキテクチャ参考 ) 山本修一郎, デジタルトランスフォーメーションに向けた要求管理知識第 20 回 AI 学会知識流通ネットワーク研究会 9

10 アジャイル手法の要求記述と変更管理アジャイル手法要求記述要求変更管理 XP ユーザストーリ開発工程で対応 Scrum バックログリスト開発工程で対応 DSDM 事業研究事業領域定義機能モデルの変更 FDD フィーチャリスト設計構築工程で対応 TDD テスト項目自動テスト項目の変更 ASD 顧客による説明連携工程で実現 AUP ユースケースユースケース変更 Kanban 壁カードカード変更 Crystal Clear 非公式ユースケース非公式ユースケース変更

11 IT バリューチェイン IT4IT サービス概念モデルサービス論理モデルサービス実現モデル戦略ポートフォリオ要求展開依頼実現検知調整 IT バリューチェイン計画構築遂行実行参照アーキテクチャリスク統制コンプライアンスソーシングベンダインテリジェンス報告財務資源資源プロジェクト効率アジャイル参考 ) The Open Group, IT4IT Reference Architecture V2.0, A Pocket Guide,

12 IT4IT 価値ストリームの概要 Value Streams 説明活動戦略ポートフォリオ Strategy to Portfolio 要求展開 Requirement to Deploy 依頼実現 Request to Fulfill 検知調整 Detect to Correct ビジネスイノベーションのために IT を整備ビジネスニーズとそれが必要な時期を明確化サービス利用をカタログ実現管理サービス運用時の課題を解消 EA IT ポートフォリオ管理プロジェクトポートフォリオ要求管理スプリント計画バックログ管理アジャイル開発構築統合テスト自動化リリースパッケージサービスカタログサービスポータル自動供給アクセス管理自動リリースサービス監視イベント監視インシデント管理問題管理構成管理運用スケジュール参考 ) The Open Group, IT4IT Reference Architecture V2.0, A Pocket Guide, 2015

13 IT4IT による知識体系の統合業界標準知識体系 S2P 戦略ポートフォリオ IT4IT 価値ストリーム R2D 要求展開 R2F 依頼遂行 D2C 検知修正 ITIL COBIT PMBOK ArchiMate TOGAF CMMI Dev SCRUM SAFe 参考 ) The Open Group, IT4IT Reference Architecture V2.0, A Pocket Guide, 2015

14 アジャイル能力評価指標 (30) 能力アジャイルビジョン構築 (6) アジャイルコミュニケーション (5) アジャイルプロダクトデザイン (4) アジャイルプロセスデザイン (4) アジャイル投資適正化 (6) アジャイル人材開発 (5) 評価指標 1 自社戦略目標とアジャイル開発の役割が明確, 2アジャイル開発が役割を果たすための組織を構築, 3アジャイル開発投資を重点化, 4アジャイル開発の活用方針を明確化, ➄アジャイル開発部門の役割が明確, 6アジャイル開発部門の結果責任が明確 1アジャイル開発の役割を社員が共有, 2アジャイル開発の目的を開発部門が理解, 3アジャイル開発による問題解決プロセスを部門横断的に定義 4アジャイル開発事例を社内共有する仕組みを定義, 5 経営層, 事業部門, アジャイル開発部門間で, アジャイル開発の投資対効果を共有 1アジャイル開発成果物に対する目標品質を定義, 2アジャイル開発成果物の活用方策を標準化, 3 社内外開発連携観点でアジャイル開発成果物を標準化, 4アジャイル開発成果物の重複のない記述項目を定義 1アジャイル開発プロセスを定義, 2 開発プロセスの要求活用方策を標準化, 3 社内外の要求業務連携プロセスを標準化, 4 重複のないアジャイル開発プロセスを実現 1アジャイル開発資産の構築経費を配分, 2アジャイル開発部門の独立性を考慮, 3アジャイル開発の経費対効果を事前に検証, 4 要求定義時に全社最適への適合性を検討, ➄アジャイル開発後に活用状況効果を測定 1アジャイル開発プロセス改革の提案人材を育成, 2 経営層にアジャイル開発に精通した人材を配置, 3アジャイル開発人材が経営知識を習得する機会を提供, 4アジャイル開発人材が開発プロセスの理解機会を提供, ➄アジャイル開発人材にアジャイル活用スキル研修を提供参考 ) 山本修一郎, 要求仕様化能力評価指標の提案, KBSE 研究会,

15 課題アジャイル開発と知識流通 ( 対話文書 ) アジャイルとマネジメントアジャイルとアーキテクチャ (BA,AA,TA) BoK of BoKs アジャイルと理不尽な要求アジャイル能力評価

スキル領域職種 : ソフトウェアデベロップメントスキル領域と SWD 経済産業省, 独立行政法人情報処理推進機構

スキル領域職種 : ソフトウェアデベロップメントスキル領域と SWD 経済産業省, 独立行政法人情報処理推進機構スキル領域と (8) ソフトウェアデベロップメントスキル領域と SWD-1 2012 経済産業省, 独立行政法人情報処理推進機構スキル領域職種 : ソフトウェアデベロップメントスキル領域と SWD-2 2012 経済産業省, 独立行政法人情報処理推進機構専門分野ソフトウェアデベロップメントのスキル領域スキル項目職種共通スキル項目全専門分野ソフトウェアエンジニアリング Web アプリケーション技術