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1 (Page 1) 派遣留学報告書 記入日 2018 年 1 月 22 日 所属学部 研究科経済学部 経済学科 4 年次 ( 留学開始時点 ) 留学先大学チュラロンコン大学大学 ( 国名 : タイ王国 ) 所属学部 学科等名 経済学部 The Bachelor of Arts Program in Economics(EBA) 在籍身分留学生 留学期間 2018 年 8 月 14 日 ~ 2018 年 12 月 15 日 1. 留学するまで 留学しようと思った きっかけ 理由 海外で活躍したいとの目標があり それを達成するための準備として留学を決意した 具体的には 英語力の強化と海外で生活することを肌で感じること 留学準備を始めた時期 ( 応募する何か月前ですか?) 事前準備について ( どのような準備をしたか, しておけばよかったか ) 特に準備はしていません スピーキング力の強化と経済学の勉強 日本にいる間から英語を 話す 機会を多く取っておくべきでした 経済学の知識をつけていないと学生や教授と深い議論ができないため もっと知識をつけるべきでした 2. 渡航について ビザについてビザの種類 :ED( 教育ビザ ) ビザ申請先 : タイ王国大阪総領事館 ( 代理申請 ) 提出書類 : ビザ申請用紙 顔写真 パスポート原本及びコピー 日本側教育機関の在学証明書の英文原本 日本側の教育機関からの推薦状の英文原本 タイ側の教育機関からの招聘状の英文原本 フライト予約確定書コピー 手続きに要した日数 : 約 1 ケ月 そ の 他 必 要 な 海外保険への加入 パスポートの更新 事 前 手 続 き 出 国 年 月 日 2018 年 8 月 11 日 経 路 ( 往 路 ) 広島空港 台湾桃園国際空港 スワンナプーム空港 現地での出迎え 有 ( チュラロンコン大学の友人 ) 無 到着後オリエンテーションの実施状況 最初の 1 2 週間でオリエンテーション等が開催されます 留学生全体 学部向けのオリエンテーションがそれぞれ行われます 期間 内容 帰 国 年 月 日 2018 年 12 月 16 日 経 路 ( 復 路 ) スワンナプーム空港 台湾桃園国際空港 広島空港

2 (Page 2) 3. 留学費用について 支出額 総額 400,000 円 渡航費 ( 航空券 ) 0 円 ( 広島大学負担 ) 保険料 65,000 円 教科書代 ( 学費 ) 3,000 円 宿舎費 210,000 円 光熱費 4,000 円 内訳 食費 50,000 円 交通費 ( 宿舎 - 大学間 ) 0 円 交際費 30,000 円 その他 ( ビザ関係費 ) 30,000 円 ( 費 ) 円 ( 費 ) 円 4. 授業について 授業の概要について ( カリキュラム, プログラム, 履修した科目, 時間数, 履修形態等 ) 4 つの授業を履修しました 科目は計量経済学を 2 つ 産業組織論 コーポレートガバナン スです 授業は 1 コマ 3 時間 履修人数は 20 人ほどです 課題は毎週課され 課題の出 来が最終評価に加算されます テストは個人のプレゼンテーション試験 グループプロジェ クト等多様な形式で行われます 単位互換希望の有無 有 無 授業 勉強についてアドバイス ( 留学前の履修, 留学中, 単位取得等 ) 留学生や現地学生から 授業やテストの情報を集めることをお勧めします 5. 生活等について (1) 留学先の住居について 住居の種類 大学の寮 アパート その他 ( ) 住居の広さ約 20 m2同居人の有無 有 無 住居に附属する設備 電気 ガス 水道 給湯 シャワー 風呂 水洗便所 暖房 冷房 台所 食堂 固定電話 インターネット その他 ( 共用スペースに洗濯機あり ) 住居費 1 ヶ月当たり 14,000THB ( 現地通貨 ) 約 52,000 円 留学先での住居全般に関するアドバイス 家賃支払いはクレジット (VISA JCB を除く ) かデビットカードのみで現金は使えません 洗濯は 1 回で 30 40THB かかります よく混雑するので 朝早くがお勧めです

3 (2) 医療について (Page 3) 留学先でかかった病気, けが有の場合, 具体的な症状等 ( 情報共有しても差し支えなければ ) 留学前後での予防接種の必要の有無有の場合, その種類, 回数, 費用, 受けた医療機関名日常的な健康について不安が留学先国の医療事情 ( 日本と比較して ) 有 無 有 無 あった なかったあった場合その理由 : 留学先での健康管理, 衛生面について特に注意すべきこと 私の周りでは体調を壊す人はいませんでした ( 多少の腹痛はありましたが ) 自己管理をしっかりとすれば良いので そこまで神経質になる必要はないかと思います (3) 食生活についてのアドバイス大学の周りには日本食レストランが多数あるので 少しでも体調に変化がある場合は無理をせず日本食を食べた方がいいと思います スパイシーな料理が多いですが 料理の辛さは調整してもらえるので 希望の辛さを店員に伝えた方が気持ちよく食事を楽しめます (4) 服装についてのアドバイス 大学やショッピングモール等において 室内は冷房がかなり効いているので 軽く羽織れるものは持っていた方が良いと思います (5) 学内外の施設 設備環境について ( インターネット環境含む ) 大学内や寮内では大学の Wi-Fi が使えますが 一部地域のみの為 現地で SIM カードを購入 (1 ケ月 150THB 程度 ) しました 寮から大学までは無料バスが出ており 通学には困りません. (6) 現地学生や地域との交流について ( どのような, 機会 きっかけがありましたか?) 授業でプロジェクトを共にするので必然的に仲良くなれます 将来何がしたいのか明確な学生が多く 刺激を受けました 来年から社会人とういこともあり 現地の教授からお誘い頂いた学内のセミナー ( 主に金融 コンサルティング会社主催 ) やタイで活躍する日本人駐在員が集まる会合 ( メナムフォーラム等 ) に積極的に参加していました 内定先企業のバンコクオフィスへも足を運ばせていただき 実際に海外で働くことのイメージが明確になりました (7) 習慣やマナーの違いによる対人関係等, 注意すべきことおおらかでのんびりとした人が多い印象を受けました 授業中 ( テスト中 ) も何か食べている 常にスマホ ( タブレット ) を触っている 時間にルーズ等がありましたが そういうものだと思って気楽に接した (8) 日本から持っていくべきもの, 持っていくべきでないもの

4 日本食が恋しくなるので 即席の味噌汁やふりかけなどが重宝しました 授業で扱う教科書は全て英語なので 日本語で書かれてある参考書などがあった方が勉強が捗るかもしれません 蚊に刺されることが多かったので 虫除け対策できるものはあった方が良いです (Page 4) (9) その他生活等に関して参考となる情報 アドバイス 日本についての知識を深めておくことをお勧めします 良い意味でも悪い意味でも日本に興味がある学生が多く に ついて日本はどうなの? と問われる機会が多いです 6. 帰国後の進路について 卒業予定年月 2019 年 3 月 ( 当初の卒業予定年月年月 ) 卒業が遅れる見込みの場合, その理由現在の状況および今後の予定 進路等就職活動や留学前の単位取得, 教育実習等についての工夫 4 年次に留学したため 単位不足のため 新卒で卒業するため その他 ( 具体的に ) 2019 年 4 月より内定先企業に入社予定 入社までに課された試験の勉強 (TOEIC 簿記) と課題図書を読み込んでいます 万が一に備え 卒業に必要な単位は留学前までに取得しておいたほうが良いです 7. 留学準備, 留学中に役立った書籍, ウェブサイト等 書籍, サイト名 詳細 ( 出版社,URL 等 ) コメント 地球の歩き方 ( タイ ) ダイアモンド社 タイに関する情報が多数掲載してあります 8. 留学を振り返って 留学を終えての感想 : もう一年早く留学していればと後悔しております もっと勉強したいと素直に思いますし 何より自分の力のなさを痛感したためです 海外の学生は自分とは比べ物にならないほど勉強していて 知識を自分のものにしており レベルの違いを痛感しました この悔しさを次の社会人生活でのエネルギーへ変えることができることにワクワクしています 後輩へのメッセージ : 後輩の皆さんには 積極的に自分がやりたいと思ったことにどんどんチャレンジされることをお勧めします それが最大限に許されるのがこの留学期間 = 人生で一番 自由 を与えられる期間だと思います 辛い経験もしますが 5 ケ月後 見える世界が変わっているはずです

5 (Page 5) 9. 自由記述 (1200 字以上 ) 学習に関すること や 生活に関すること について自由に書いてください 写真を 2~3 枚貼り付けてください ( 各写真の容量を 100KB 程度まで小さくすること ) こんにちは 私は 2018 年の 8 月から 2018 年の 12 月まで タイの首都バンコクにあるチュラロンコン大学へ留学をしていました 日本から住み慣れない新興国であるタイへ留学した 5 ヶ月間 辛いこともありましたが非常に密度の濃い充実した時間を過ごすことができました 今回 この報告書を通して私自身の経験した留学生活がどのようなものであったかを 皆様に是非お伝えできればと思っています この文章をきっかけに留学に興味を持っていただける人が一人でも増えていただけたら幸いです まずは 留学先での勉強についてお伝えします 私は 留学先の大学で経済科目を 4 つ履修していました 企業の戦略立案や政府の政策立案に必要な Econometrics や Industrial Organization Corporate Governance といった授業を履修していました ほとんどのクラスは 20 人以下の少人数制で 現地タイの学生に加えドイツ フランス アメリカ インドネシアなど世界中からさまざまな国籍の生徒が集まっていました 授業は英語で行われ 約 4 ケ月で 300 ページほどの教科書の内容をやりきるスピードで進んでいきます テストでプレゼンテーションやグループプロジェクトを行うという 初めての形式だった為 苦労しましたがタイ人学生が優しくサポートしてくれました 留学当初は授業についていくのが精一杯であり 先生からの指名に怯える毎日でしたが 日々の予習や課題を続けていく中で 少しずつ先生の言っていることが分かるようになっていき 授業を理解できるようになっていきました また わからない内容は 授業の終わりに先生に質問するなどしました このように地道なことを続けた結果 無事にテストも乗り越えることができました タイは英語が母国語ではありませんが チュラロンコン大学のタイ人は幼稚園のときから英才教育を受けている為 ネイティブ並に英語を話せます 想像以上に英語力の差を痛感し 折れそうになることもありました 留学先での生活をより快適に送るために 日本にいる間に可能な限りの英語のベースを作っておくことをお勧めします 次に タイでの生活についてお伝えします 私自身のタイでの一番の思い出は 就活時代に出会った方と社会人が集まる会合で再会したことです 日系企業のバンコク拠点で働き 挑戦を続

6 (Page 6) ける方と海をこえ 遠い異国の地で偶然の再会を果たすことができ 感動を覚えました 海外で活躍する方に対し 将来自分のやりたいことを語らせていただくという 素敵な時間だったことを今でも覚えています 他にもたくさんの留学先での思い出がありますが 今回はこの話で紹介を終わろうと思います 私たちにとってこの留学とは 人生で一番 自由 を与えられる期間ではないでしょうか 授業の予復習に全力で取り組むのも 異国で戦う社会人のコミュニティに飛び込んでみるのも タイでできた友達と朝まで盛り上がるのも ジムに通うのも 朝から晩までひたすら本を読むのも 映画を鑑賞するのも タイ料理を食べ歩くのも良いですね 日本での日常 ( 授業 部活 ゼミ バイト 飲み会 友達 恋人 等 ) から何千キロも離れて まったく別の 日常 を作り上げることができます この自由を生かすも殺すもあなた次第 なぜなら 自由には必ず責任が伴うからです この留学を実りある最高のものにするのか あるいは後悔を残したまま帰国を迎えるのかどうかは 全て皆さんの選択にかかっています 良い選択のためにこの報告書が何かの手助けになれば光栄です ホテルのプールからのバンコク都心部のビル群 高層ビルの建築が猛スピードで進んでおり 新 興国らしさを感じます

7 (Page 7) ルーフトップバーからの夕焼け 絶景です < 提出先 > 当報告書は, 電子データ (Word 形式 ) をメール添付の上 下記メールアアドレス宛に提出してください 国際交流グループ PEACE 学生交流プログラム事務局 : peace-clmv@hiroshima-u.ac.jp 国際交流グループ AIMS-HU 事務局 : aims@hiroshima-u.ac.jp