AIMS-HU_report_2015_ENG

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1 (Page 1) 派遣留学報告書 記入日 2016 年 1 月 22 日 所属学部 研究科 工学部第一類 学部 4 年次 ( 留学開始時点 ) 留 学 先 大 学 Institut Teknologi Bandung ( バンドン工科大学 ) 大学 ( 国名 : インドネシア ) 所属学部 学科等名 Faculty of Mechanical and Aerospace Engineering 在 籍 身 分 Exchange student 留 学 期 間 年 8 月 1 1 日 ~ 年 1 2 月 2 7 日 1. 留学するまで 留学しようと思ったきっかけ 理由留学準備を始めた時期 ( 応募する何か月前ですか?) 事前準備について ( どのような準備をしたか, しておけばよかったか ) 経済的負担が少ない 発展途上国に興味があり 中でもこれから日本の重要なパートナーになるであろうインドネシアに興味があった一か月前 [ したこと ] 予防接種 英語会話 生活する上で必要になるであろうもの (SIM フリーのスマートフォン ビザ延長方法など ) の下調べ [ しておけばよかったこと ] インドネシアの文化や政治 言語についてもう少し勉強しておけばよかった 2. 渡航について ビザについてビザの種類 :Social Visa ビザ申請先 : 旅行代理店に依頼 提出書類 : 手続きに要した日数 : そ の 他 必 要 な 事 前 手 続 き 出 国 年 月 日 2015 年 8 月 11 日 経 路 ( 往 路 ) 広島空港 羽田空港 チャンギ国際空港 ( シンガポール ) フセインサストラネガ空港 ( バンドン インドネシア ) 現地での出迎え 有 ( 大学関係者 その他 ( ホテル )) 無 到着後オリエンテーションの実施状況 期間 内容 1,2 日目 : 学内施設 ( 図書館 コンピュータルームなど ) の使い方 ネットワークシステム ビザ延長の説明など 3 日目 : 大学のバスでバンドン市内を観光 帰 国 年 月 日 2015 年 12 月 28 日 経 路 ( 復 路 ) フセインサストラネ空港 ( バンドン インドネシア ) チャンギ国際空港 ( シンガポー

2 (Page 2) ル ) 羽田空港 広島空港 3. 留学費用について 所要経費 総額 200,000 渡航費 ( 航空券 ) 0 ( 広島大学負担 ) 保険料 46,000 教科書代 ( 学費 ) 宿舎費 0 ( 広島大学負担 ) 光熱費 1000 / 月 内訳 食費 15,000 / 月 交通費 ( 宿舎 - 大学間 ) 交際費 100,000 その他 ( 費 ) ( 費 ) ( 費 ) 4. 授業について 授業の概要について ( カリキュラム, プロ Basic Mechanical Vibration 週 3 コマ ( 内 1 コマは演習 ) 機械力学 Ⅰに似ており 振動工学の基礎を学ぶ 講義 グラム, 履修した科目, Experimental Vibration 時間数, 履修形態等 ) 週 4 コマ (2 か月後からは週 2 コマ ) FFT の原理 振動測定に関するパラメータの設定方 法を学ぶ 各班に分かれてのプロジェクトあり 講義 + 実験 ( プロジェクト ) Introduction to Aerospace Engineering 週 2 コマ航空工学の概要 外国人だけ別で講義をしてくださった ( 先生と学生二人 ) Matlab 週 4 コマ (1/2 セメスタで終了 )Matlab の使い方を学ぶ 広島大学でいう計算機プログラム のような授業 演習形式で計算機室で実際にパソコンを使って授業を行う 単位互換希望の有無 有 無 授業 勉強についてアドバイス ( 留学前の履修, 留学中, 単位取得等 ) 同じ授業を履修している友達を作るとよい 5. 生活等について (1) 留学先の住居について住居の種類 大学の寮 アパート その他 ( ) 住居の広さ約m2同居人の有無 有 ( 人 ) 無住居に附属する設備 電気 ガス 水道 給湯 シャワー 風呂 水洗便所 暖房 冷房 台所 食堂 固定電話 インターネット その他 ( ) 住居費 1ヶ月当たり ( 現地通貨 ) 約

3 (Page 3) 留学先での住居全般に 関するアドバイス 窓に網戸がない部屋が多い 日本の蚊取り線香などは効果がないので持っていく必要はないと思われる (2) 医療について 留学先でかかった病気, けが有の場合, 具体的な症状等 ( 情報共有しても差し支えなければ ) 留学前後での予防接種の必要の有無有の場合, その種類, 回数, 費用, 受けた医療機関名日常的な健康について不安が留学先国の医療事情 ( 日本と比較して ) 留学先での健康管理, 衛生面について特に注意すべきこと 有 無食あたり ( 嘔吐 下痢 ) 有 無 A 型肝炎 2 回計 12,000 あった なかったあった場合その理由 : 水 食べ物の衛生状況が日本ほど安全ではないため医療関係者の中には英語がわかる方が少ないため できればインドネシア人の友達と一緒に行ったほうが良い 言語を除けばさほど差はない ( 現地の方からすると高級な私立病院に限る 公立には行ったことがない ) 蚊による伝染病 野菜が少ないのでビタミン剤などを飲む (3) 食生活についてのアドバイス なるべく生魚やストリートフードは食べない ミネラルウォータを買う 野菜が少ないのでビタミン剤などを飲む (4) 服装についてのアドバイス 乾季の間は長袖長ズボンで十分 ただし 登校時は襟付きのシャツ 長ズボン ( ジーンズ可 ) が望ましい 雨季の間は早朝 夕方が肌寒くなるため一枚羽織るものがあるとよいかもしれない ( ほかの日本人は必要ないと言っていたので個人差は大きい ) (5) 学内外の施設 設備環境について ( インターネット環境含む ) [ 学内 ] 無線 LAN( 十分な速度 ) 食堂 陸上競技場 プール 無料レンタル自転車 ATM [ 学外 ] レストラン 食堂などで無料の wi-fi あり ( 速度はまちまち ) コンビニ (10am-22pm) も多い クリーニング店 (8000irp/kg 即日 アイロンもかかってくる ) が多い (6) 現地学生や地域との交流について ( どのような, 機会 きっかけがありましたか?) 同じ研究室の学生 同じ授業を履修するクラスメイト 友達の友達などオリエンテーションで知り合ったほかの留学生と出かける際に現地の学生が同行してくれ それ以降交流が続いた その友達伝いで輪が広がっていく (7) 習慣やマナーの違いによる対人関係等, 注意すべきこと

4 (Page 4) 左手は不浄なものとされているため 左手でものを渡さないように気を付ける ( 留学生だからそこまで気にされてない ) イスラム教の礼拝堂には土足で上がらない 握手をすることが多いのでお互いに衛生面に気を付ける (8) 日本から持っていくべきもの, 持っていくべきでないもの [ 持っていくべきもの ] 日本食 ( 特に味噌汁 ) 折り畳み傘 電源タップ [ 持っていくべきでないもの ] 蚊取り線香 (9) その他生活等に関して参考となる情報 アドバイス 雨季の雨は特に激しく台風のような風雨になることも珍しくない しかし日本のように長く降り続くことはあまりないので待つことも大事 日本で折り畳み傘を買っていったほうが良い インドネシアの傘は高くて質が良くない 6. 帰国後の進路について 卒業予定年月 2016 年 3 月 ( 当初の卒業予定年月 2016 年 3 月 ) 卒業が遅れる見込みの場合, その理由現在の状況および今後の予定 進路等就職活動や留学前の単位取得, 教育実習等についての工夫 4 年次に留学したため 単位不足のため 新卒で卒業するため その他 ( 具体的に ) 現在の状況 : 留学中にも取り組んでいた卒業研究の継続今後の予定 進路 : 進学卒業に必要な単位 ( 卒業研究以外 ) は取得しておくことが望ましい 7. 留学準備, 留学中に役立った書籍, ウェブサイト等 書籍, サイト名詳細 ( 出版社,URL 等 ) コメント 8. 留学を振り返って 留学を終えての感想 : 始めは少し長いかなと思っていた 4 か月半もあっという間でした もちろん良いことだけではありませんでしたが留学を終えた今大変満足しています 今年 広島大学からの派遣学生は私一人ということで心配していた部分もありましたがやってみると何とかなるものです 何とかなったのも 現地で出会った方々の支え 広島大学からの支援 家族などのおかげです 感謝の気持ちでいっぱいです ありがとうございました 後輩へのメッセージ : AIMS-HU プログラムは大変恵まれた留学プログラムだと思います インドネシアに 4 か月半も滞在することに少し不安を覚えるかもしれませんが挑戦するべきだと思います 所詮 4 か月半ですが今回の留学で得られたものは自分の財産になると思います 少しでも興味のある方は応募してみるとことをお勧めします ( 郷に入っては郷に従えの精神は役立ちました )

5 (Page 5) 9. 自由記述 (1200 字以上 ) 学習に関すること や 生活に関すること について自由に書いてください 写真を 2~3 枚貼り付けてください ( 各写真の容量を 100KB 程度まで小さくすること ) インドネシアと日本では日本のほうが安全なイメージがありましたし ご飯もおいしいイメージがあり 出国前は不安でした また 公用語が英語ではなくインドネシア語ということも不安でした 出国前はなるべく気にしないようにしていましたが考え出すと不安なことが数えきれないほどありました しかし 実際に生活を始めてみると何とかなるものです 留学中に大事にしていた考え方があります 郷に入っては郷に従え です これまで日本で生活してきたので日本式のやり方で生活したくなるのはわかりますが それを通そうとするとできないことが多々あります たとえば箸がない ウォシュレットがない 英語も通じるか怪しい場面もある 食事中にハエがたくさん寄ってくる 等々不便なところも多くあります いちいち気にしていたらストレスが溜まってしまいもっと大事なことが見えてこなくなってしまいます これまでの自分のフィルターを外して現地の人と同じようにふるまってみると意外と何とかなります そんな中でどうしても慣れることができなった 慣れるべきではないと思う習慣がいくつかあります 一つは 歩行者優先の考えがないことです 日本だと片側通行の道だろうと思われるような狭い道でも平気で対面通行しています その際に歩行者が道の端を歩いていてもお構いなしにクラクションを鳴らし 我先にと車やバイクが通っていきます 何度腹が立ったかわかりません 二つ目は ゴミのポイ捨てです 歩きたばこは当たり前ですし 側溝には生ごみなども捨てられており悪臭がします さすがに留学先の ITB の学生はポイ捨てはしませんが 教育を十分に受けられていない人たちは平気でポイ捨てをします と ここまでネガティブな一面を述べてきましたが個人的には良かったこと 楽しかったことのほうが多かったと思います バリ島 ジョグジャカルタに旅行に行ったり バンドン市内を観光したりしました 特にバリ島でのマリンスポーツは大いに楽しみました 旅行以外でも日常的に寮の外国人と冗談を言い合ったり ITB で所属している研究室の学生とバカ話をしつつ真面目な話をしたりと濃い時間を過ごすことができました 本来英語がなければコミュニケーションすら取れなかった人同士が英語という共通言語を使ってそれぞれのテリトリーから出てきて英語という領域で話しているという感覚がたまらなく面白かったです この 4 か月は大変濃い時間を過ごすことができ 行ってよかったなと感じています 得られるものは人それぞれだ と思います ぜひ参加して最高の発見をしてきてください 研究室のメンバー休日のひとときバンドン工科大学