世界の非鉄金属電池原材料における探鉱動向と見通しアダムウェブ鉱業経済チームヘッド金属&鉱業リサーチ部門 2019年4月3日このプレゼンテーションの内容の再印刷または配布には S&P Global Market Intelligenceからの書面による事前承認が必要です本資料は公表を目

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ふさこわたぬき
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1 世界の非鉄金属電池原材料における探鉱動向と見通しアダムウェブ鉱業経済チームヘッド金属&鉱業リサーチ部門 219年4月3日このプレゼンテーションの内容の再印刷または配布には S&P Global Market Intelligenceからの書面による事前承認が必要です本資料は公表を目的したものではありません

2 Copyright 219 by S&P Global Market Intelligence, a division of S&P Global Inc. All rights reserved.( 著作権 219 年 S&P グローバルインクの一部門 S&P グローバルマーケットインテリジェンス不許複製禁無断転載 ) 本資料は一般に公開されている情報および信頼できると考えられる情報源に基づきあくまで情報提供を目的として作成されていますいかなる内容 ( 指数データ格付けクレジット関連の分析とデータリサーチモデルソフトウェアまたはその他のアプリケーションもしくはそれからのアウトプットを含む ) もこれらのいかなる部分 ( 以下内容という ) も S&Pグローバルマーケットインテリジェンスまたはその関連会社 ( 以下総称して S&Pグローバルという ) の書面による事前許可なしにいかなる形式と手段によっても修正リバースエンジニアリング複製配布あるいはデータベースまたは検索システムへの保存はできません本内容を不法または不正な目的のために使用することを禁じます S&Pグローバルもいかなる外部サービス提供者 ( 以下総称して S&Pグローバル関係者という ) も本内容の正確性完全性適時性または利用可能性について保証いたしません S&Pグローバル関係者は原因のいかんに関わらず本内容の誤りまたは記載漏れ本内容の利用により得られた結果に対し一切責任を負いません本内容は現状有姿で提供されています S&Pグローバル関係者は明示または黙示を問わず本内容の商品性や特定の目的または使用に対する適合性本内容にバグやソフトウェアのエラーまたは欠陥がないこと本内容の機能が中断されないことまたは本内容がいかなるソフトウェアあるいはハードウェアの設定環境においても作動することについての保証をはじめとする一切の保証をいたしません S&P グローバル関係者はいかなる場合も本内容の利用に関連する直接的間接的付随的処罰的補償的懲罰的特別ないし派生的な損害経費費用訴訟費用または損失 ( 損失利益逸失利益機会費用あるいは過失により生じた損失を含みますがこれらに限定されません ) についてたとえかかる損害の可能性を通知されていたとしてもいずれの当事者に対しても一切責任を負わないものとします S&Pグローバルマーケットインテリジェンスの見解見積もりクレジット関連およびその他の分析はそれらが表明された時点の意見を示すものであり事実の記述ではなく何らかの証券の購入保有または売却を推奨するものでも何らかの投資判断を推奨するものでもいずれかの証券の投資適合性に言及するものでもありません S&Pグローバルマーケットインテリジェンスはいかなる形式や形態においても本内容を公表後に更新する義務を負いません本内容は利用者その経営陣従業員助言者および / または顧客の技能判断および経験に代わるものではなく本内容に依拠して投資やその他の経営の決断を行うべきではありません S&Pグローバルマーケットインテリジェンスが受託者または投資助言者として行為することはその旨登録されている場合を除きありません S&Pグローバルは各事業部門の業務の独立性と客観性を保つためにそれぞれの特定の業務を他と分離させています結果として S&Pグローバルのある特定の事業部門は他の事業部門が入手できない情報を得ていることがあります S&Pグローバルは各分析作業の過程で受領する非公開情報の機密を保持するための方針と手順を確立しています S&PグローバルレーティングはS&P グローバルマーケットインテリジェンスによって算出されるクレジットスコアの作成に寄与も参加もしておりません S&PグローバルマーケットインテリジェンスPDクレジットモデルスコアは小文字の表記によって S&Pグローバルレーティングにより発表される信用格付けと区別されています S&Pグローバルは格付けや特定の分析に対する報酬を証券の発行体または引受業者あるいは債務者などから受領することがあります S&Pグローバルはその見解と分析を広く周知させる権利を留保しています S&Pグローバルの公開格付けと分析は無料サイトのおよび購読契約による有料サイトの S&P グローバルによる配信第三者からの再配信といった他の手段によっても配布されます当社の格付け手数料に関する詳細については STANDARD & POOR S, GICS, S&P, RATINGSDIRECT, CREDITMODEL and S&P Capital IQ are registered trademarks of Standard & Poor s Financial Services LLC. CAPITAL IQ is registered trademark of Capital IQ, Inc. All other product or service names may be the property of their respective owners.

3 議題 1 世界の探鉱活動と見通し電池材料リチウム電池材料コバルト電池材料ニッケル 3

4 世界の探鉱活動と見通し世界の非鉄金属探鉱予算 (1 億米ドル ) 世界の非鉄金属探鉱予算 Global nonferrous exploration budget 金属価格年次指数金属価格年次指数 (1996 年 =1) 11 億米ドル 218 年の予算額は 19% 増 1,651 社予算を見込んでいる企業数 -53% 218 年までの予算は 212 年に比べ 53% 減少出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 2 月 27 日現在 4

5 世界の探鉱活動と見通し 218 年の金の探鉱予算は 5 億米ドル銅は 2 億ドル金とベースメタルが探鉱の中心に金ベースメタルダイヤモンドウラン PGM その他 1 金ベースメタルダイヤモンドウラン PGM その他 2, 探鉱予算 ( 百万米ドル ) 15, 1, 5, 世界の探鉱予算の割合 (%) 出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 2 月 27 日現在 5

6 世界の探鉱活動と見通し 1 9 メジャー準メジャージュニア企業政府 / その他 4 年 218 年ジュニア企業の探鉱シェアは過去 4 年間で最大に世界の探鉱予算の割合 (%) % 218 年ジュニア企業の予算は 35% 増加 5% 超過去 3 年間でメジャー企業の支出額のシェアは半分以上を占めた出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 2 月 27 日現在 6

7 世界の探鉱活動と見通し予算総額 ( 百万米ドル ) 出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 2 月 27 日現在 7

8 世界の探鉱活動と見通し鉱業セクターの資金調達は 216 年初めに局面が変わったしかし現状はかなり厳しい 3,5 57 億米ドル金ベースメタル / その他の金属 1,75 金ベースメタル / その他の金属特殊金属 3, 1,5 調達額 ( 百万米ドル ) 2,5 2, 1,5 1, 調達額 ( 百万米ドル ) 1,25 1, 出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 2 月 27 日現在 8

9 世界の探鉱活動と見通し稼働中のプロジェクトは 1 月まで堅調に推移銅金銀ニッケル PGM 鉛亜鉛 Minor マイナーなその他 Base ベースメタル特殊金属 3 ボーリング数も多い銅金銀ニッケル PGM 鉛亜鉛マイナーな Minor その他 Base ベースメタル特殊金属 6, 顕著なプロジェクトの数掘削されたホール数ボーリング数 5, 4, 3, 2, 5 1, 出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 2 月 27 日現在 9

10 世界の探鉱活動と見通し累積時価総額 (1 億米ドル ) 2,5 2,25 2, 1,75 1,5 1,25 1, 75 5 Mining Industry Market Cap パイプライン活動指数探鉱価格指数鉱業界の時価総額パイプライン活動指数と探鉱価格指数 (28 年 5 月 =1) 1.39 兆米ドル鉱業界の時価総額 -16% 時価総額は 218 年 1 月と比べ 16% 減少 75~1 217 年初頭からの活動レベル出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 2 月 27 日現在 1

11 世界の探鉱活動と見通し新鉱床の銅 ( 千トン ) 6, 5, 4, 3, 2, 1, 9.7 百万 t 9.3 百万 t 14.3 百万 t 件 218 年に発見された新たな銅鉱床 94% 新たな銅の 94% がティモク下部区域 (Timok Lower zone) とアルパラ鉱床に所在 25% 28 年以降オーストラリアの新規鉱床の 25% が扱うのは銅全体のわずか 5% 出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 1 月 11

12 世界の探鉱活動と見通し 28 年以降大規模な銅鉱床の発見は少ないそして過去に発見された鉱床の多くがすでに生産を行っている 12 Major 大規模な発見 discoveries Projected 予想される大規模な発見 major discoveries 12 Projects プロジェクト Operating/planned 稼働中 / 計画中の鉱山 mines 過去の生産量 Past Production 大規模な発見における銅 ( 百万トン ) 大規模な発見における銅 ( 百万トン ) 出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 2 月 27 日現在 12

13 世界の探鉱活動と見通し想定予算金属価格年次指数 4 生産者 219 年の探鉱予算のカギを握る探鉱予算 (1 億米ドル ) 金属価格指数 (1996 年 =1) 株式市場掘削の高水準維持には株式市場からの資金供給が必要 ~1% 219 年の予算は 5~1% 増加出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 2 月 27 日現在 13

14 電池材料リチウムイオン電池技術の現在の主流はニッケルとコバルトを使用するカソードタイプ現在進行中次世代進化型カソード ( 陰極 ) NMC111 N.8 C.15 A.5 NMC622 N.9 C.5 A.5 NMC811 リチウム HVS アノード ( 陽極 ) グラファイト炭素合金グラファイト + 5-1% シリコングラファイト / シリコンコンポジット電解液有機溶剤 + LiPF 6 塩ジェルポリマー 5V 電解液ポリマー出典 :IEA Meeus(218 年 ) Nationale Plattform Elektromobiliat(216 年 ) NEDO(218 年 ) Howell(216 年 ) Pillot(217 年 ) S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日現在 14

15 電池材料リチウム 27 年以降電池製造におけるリチウム需要はおよそ 5% 増加 217 年の世界の新型 EV の販売台数は 1 万台超 (27 年には 1, 台未満 ) 電池ガラスセラミックグリース空調 CC パウダーセメントと接着剤アルミニウムその他 1,4 1,2 中国合計その他すべて 217 1, 8 千台千 t LCE 出典 :SQM IEA S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 15

16 電池材料リチウム 25, 2, アタカマ塩原アタカマ塩湖 (SQM) アタカマ塩原アタカマ塩湖 ( ( アルベマール ) ) Lithium 炭酸リチウム Carbonate CIF - アジア CIF Asia 塩湖長期契約ほとんどのリチウム製品は長期契約で製造され個々の製品に応じて価格が決定される価格 ( 米ドル / トン ) 15, 1, 21,5 米ドル / トン CIF アジアの価格のピークは 217 年 1 月その後 13, 米ドル / トンまで下落 5, 出典 :Benchmark Minerals S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 25% CIF アジアの価格が 4% 下落した一方アタカマの炭酸塩価格は 218 年に前年比 25% 上昇 16

17 電池材料リチウムブライン資源ブライン生産量ペグマタイト資源ペグマタイト生産量その他のリソースその他チェコ共和国 68% 世界のリチウム資源ベースの 68% がブライン ( 塩湖かん水 ) 鉱床で発見メキシココンゴ民主共和国オーストラリア中国チリ米国アルゼンチンボリビア世界のシェア (%) 58% 218 年のリチウム生産量の 58% はオーストラリアのペグマタイト鉱床から採掘ボリビア世界最大の資源ベースがあるが商業生産は行われていない出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 17

電池材料リチウムリチウムプロジェクトは数々の最終生産物を生み出す水酸化リチウムのプレミアムは 218

CIF - アジア CIF Asia 水酸化リチウム CIF アジア塩化リチウム 25, ブライン 2,

21 211 212 213 214 215 216 217 218 出典 :Benchmark

18 電池材料リチウムリチウムプロジェクトは数々の最終生産物を生み出す水酸化リチウムのプレミアムは 218 年では平均 2,5 米ドル 211~214 年と同等水準 Lithium 炭酸リチウム Carbonate CIF - アジア CIF Asia 水酸化リチウム CIF アジア塩化リチウム 25, ブライン 2, 炭酸リチウム価格 ( 米ドル / トン ) 15, 1, ペグマタイト精鉱水酸化リチウム 5, 出典 :Benchmark Minerals S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 18

電池材料リチウムリチウム価格の上昇を受け世界のリチウム探鉱予算は 58% 増加 218 年探鉱予算が最も増加したのはアルゼンチンチリとオーストラリアでは減少 3 リチウム予算企業数 16 アルゼンチンコンゴ民主共和国 12.3 54.7 25 14 米国 12.1 12 ドイツ 6.

19 電池材料リチウムリチウム価格の上昇を受け世界のリチウム探鉱予算は 58% 増加 218 年探鉱予算が最も増加したのはアルゼンチンチリとオーストラリアでは減少 3 リチウム予算企業数 16 アルゼンチンコンゴ民主共和国米国ドイツ 6.5 予算 ( 百万米ドル ) 企業数カナダ 5.4 チェコ共和国 -.9 ボリビア -2. セルビア -2. オーストラリア -4.5 チリ予算変更 ( 百万米ドル ) 出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 19

20 電池材料リチウム 12, 1, 労働コストエネルギー試薬その他オフサイト輸送海上輸送ロイヤルティ 2,415 米ドル /LCE 換算 219 年のペグマタイト操業の平均コストブラインの平均コストより 56% 少ない費用 ( 米ドル /LCE) 8, 6, 4, 3% ブライン生産者のトータルキャッシュコストの 3% が試薬 2, LCE 生産量 ( 千トン ) 23 百万米ドルアタカマでの操業のロイヤルティは 217 年から 23 百万米ドル増加出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 2

21 電池材料リチウム 2, ブラインペグマタイト 9,135 米ドル /LCE 換算 219 年のブライン操業の平均マージンペグマタイト操業の 2 倍合計キャッシュマージン ( 米ドル /LCE) 15, 1, 5, LCE 生産量 ( 千トン ) 44% 炭酸塩と比較した LCE 換算の精鉱平均価格 197% グリーンブッシュ鉱山の精鉱から生産された水酸化リチウムのマージンは 197% 高い出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 21

22 電池材料リチウム 35 マリクンガ塩湖シルバーピークアタカマ塩原アタカマ塩湖オンブレムエルト塩湖カウチャリ塩湖リンコン塩湖ウユニ塩原ウユニ塩湖ザブイェ (Zhabuye) かん水の組成コストに影響を与える最も重要な要素 3 SO 4 /Li 比 % 高純度炭酸リチウム中の最大 Mg 含有量 Mg/Li 比.5% 高純度炭酸リチウム中の最大 SO 4 含有量出典 :Lithium power international WorleyParsons Albemarle S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 22

23 電池材料リチウム 222 年までに鉱山のリチウム供給量が 1.3 百万トンを上回る見込み 223 年までにスポジュメン ( リシア輝石 ) は生産の 6% を占める見込み (218 年は 67%) 1,4 1,2 1, LCE( 千トン ) LCE( 千トン ) オーストラリアチリ中国アルゼンチンジンバブエカナダメキシコその他出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日ブラインペグマタイト粘土 23

24 電池材料コバルト価格のピークは 218 年の 9, 米ドル / トン強現在は 3, 米ドル / トンに向かって下落価格上昇を受けコバルトの探鉱予算は 3 倍に LME- コバルトキャッシュ ( セトルメント価格 ) コバルト予算企業数 1, , 8, 価格 ( 米ドル / トン ) 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, コバルト予算 ( 百万米ドル ) 企業数出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 24

25 電池材料コバルト合計キャッシュコスト ( 米セント / ポンド ) 3,5 3, 2,5 2, 1,5 1, 5 コンゴ民主共和国その他コバルト鉱山生産量 ( 千トン ) 8.5 米ドル /lb コンゴ民主共和国の操業は他国よりも平均して低コスト 54% コンゴ民主共和国の操業によるコバルトからの純収益 (219 年予測 ) 高マージン長期安定供給コンゴ民主共和国の操業は今後もコバルト供給の主流になる可能性が高い出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 25

26 電池材料コバルトオーストラリアカナダ中国キューバコンゴ民主共和国マダガスカルニューカレドニアフィリピンザンビア百万トンコンゴ民主共和国の埋蔵量に含まれるコバルト.8 コバルト埋蔵量のグレード (%) , 1,5 2, 2,5 3, 埋蔵量に含まれるコバルト ( 千トン ) 63% 世界のコバルト生産 (218 年 ) の 63% はコンゴ民主共和国.8% コンゴ民主共和国の埋蔵量平均グレードは.8% 他のメジャー生産国は平均.8% 出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 26

27 電池材料ニッケル現在ニッケル使用量に占める電池の割合はわずか 3% 221 年までに 8% への増加を予測ニッケルの価格を左右するのは以前としてステンレス鋼リチウムやコバルトと比較すると劇的な変化はないステンレス鋼非鉄合金めっき合金および鋼鉄鋳造電池その他 18, LME- ニッケルキャッシュ ( セトルメント価格 ) 9% 8% 9% 3% 1% 価格 ( 米ドル / トン ) 16, 14, 12, 1, 8, 7% 6, 出典 :Nickel Institute S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 27

28 電池材料ニッケルラテライト鉱床におけるニッケルの埋蔵量は硫化物鉱床の 2 倍以上ニッケル探鉱予算は 218 年に 2% 以上増加それでも 28 年のピークを大幅に下回るロシアカナダ中国フィリピンニッケル予算企業数インドネシアキューバオーストラリアニューカレドニア 1,4 35 ブラジルグアテマラマダガスカルドミニカ共和国カザフスタンパプアニューギニアその他 1,2 3 硫化物ラテライトニッケル予算 ( 百万米ドル ) 1, 企業数埋蔵量に含まれるニッケル ( 百万トン ) 出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 28

29 電池材料ニッケルクラス 1 ニッケルは電池製造に適した唯一の形態であり主に硫化物鉱床とリモナイト鉱床から採取されるサプロライト ( ラテライト ) 乾式製錬フェロニッケル /NPI マットクラス 1 ニッケルリモナイト ( ラテライト ) 湿式製錬ニッケル粉硫化物精鉱乾式製錬マットクラス 1 ニッケル出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 29

30 電池材料ニッケル合計キャッシュコスト ( 米セント / ポンド ) 硫化精鉱湿式精錬湿式製錬乾式精錬乾式製錬 , 1,1 1,2 1,3 3.1 米ドル /lb 硫化物操業の平均キャッシュコストニッケル操業のコストで最も低いレベル 47% 硫化物操業でニッケルがもたらす 219 年の純収益 ( 予測 ) 湿式製錬資本集約的で効率的な操業が難しいニッケル鉱山生産量 ( 千トン ) 出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 3

31 電池材料ニッケルニッケル生産は 221 年までに 1.3% 増加する見込み湿式製錬のラテライトプロジェクトに最大の増加が見込まれる 3, インドネシアフィリピンニューカレドニアカナダロシアオーストラリア中国ブラジル南アフリカキューバその他 ,8 1,6 1,4 ニッケル生産量 ( 千 t) 2,5 2, 1,5 1, ニッケル生産量 ( 千 t) 1,2 1, 硫化精鉱湿式精錬湿式製錬乾式精錬乾式製錬出典 :S&P Global Market Intelligence 219 年 3 月 11 日 31

32 まとめ 1 探鉱予算は増加しているが新たな銅鉱床の発見は依然として低調リチウムブラインの操業は鉱石採掘より高コストであるが利益率は高いコバルトの生産はコンゴ民主共和国の鉱山が引き続き主流になる見込み電池のニッケル需要は増加するが世界の供給量に比べると以前として比較的小さい 32

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92-sf161.fm INTERNATIONAL STRUCTURED FINANCE RATING METHODOLOGY < 関連業務 > 不動産ポートフォリオキャッシュフロー変動リスク格付 Methodology for Assigning Real Estate Cash Flow Volatility Ratings コンタクト先 : 竹之内哲次 SVP- チームリーダー 03.5408.4165 tetsuji.takenouchi@moodys.com