豊田市地域防災計画

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1 豊 田 市 水 防 計 画 [ 平 成 2 7 年 度 改 訂 版 ] 豊 田 市

2 目 次 第 1 章 総 則 第 1 節 計 画 の 目 的 1 第 2 節 用 語 の 定 義 1 第 3 節 水 防 の 責 任 等 2 第 4 節 安 全 確 保 3 第 2 章 水 防 組 織 第 1 節 水 防 組 織 と 機 構 4 第 3 章 水 防 施 設 等 第 1 節 水 防 倉 庫 及 び 水 防 資 器 材 5 第 2 節 水 防 詰 所 5 第 3 節 通 信 連 絡 及 び 非 常 輸 送 5 第 4 章 水 防 非 常 配 備 体 制 第 1 節 水 防 本 部 員 の 非 常 配 備 7 第 2 節 消 防 団 の 非 常 配 備 8 第 5 章 重 要 水 防 箇 所 等 第 1 節 重 要 水 防 箇 所 10 第 2 節 重 要 な 水 閘 門 等 19 第 6 章 水 防 に 関 する 予 報 警 報 第 1 節 水 防 に 関 する 予 報 警 報 の 種 類 と 発 表 基 準 22 第 2 節 水 防 に 関 する 予 報 警 報 の 伝 達 24 第 7 章 水 防 警 報 第 1 節 意 義 26 第 2 節 水 防 警 報 の 発 令 される 河 川 26 第 3 節 水 防 警 報 発 令 基 準 等 26 第 4 節 水 防 警 報 の 段 階 と 内 容 27 第 5 節 水 防 警 報 の 伝 達 系 統 27 第 8 章 洪 水 予 報 第 1 節 意 義 28 第 2 節 洪 水 予 報 の 発 令 される 河 川 及 び 実 施 区 域 28 第 3 節 洪 水 予 報 に 関 する 基 準 地 点 28 第 4 節 洪 水 予 報 の 種 類 と 基 準 29 第 5 節 洪 水 予 報 伝 達 系 統 30 第 9 章 水 位 情 報 の 周 知 第 1 節 意 義 32 第 2 節 水 位 情 報 の 周 知 される 河 川 及 びその 区 間 32 第 3 節 水 位 情 報 周 知 を 行 う 水 位 観 測 所 における 基 準 水 位 32 第 4 節 水 位 情 報 伝 達 系 統 33

3 第 10 章 水 防 活 動 第 1 節 気 象 の 観 測 34 第 2 節 消 防 団 の 出 動 35 第 3 節 監 視 及 び 警 戒 とその 措 置 36 第 4 節 水 門 排 水 ポンプ 場 ため 池 等 の 操 作 37 第 5 節 避 難 37 第 6 節 水 防 信 号 と 水 防 標 識 38 第 7 節 決 壊 等 の 通 報 並 びに 決 壊 後 の 処 置 39 第 8 節 水 防 解 除 43 第 9 節 費 用 負 担 と 公 用 負 担 43 第 10 節 水 防 報 告 と 水 防 記 録 44 第 11 章 応 援 協 力 47 第 12 章 水 防 訓 練 48 付 属 資 料 第 1 水 防 施 設 1 矢 作 川 豊 田 防 災 ステーション 1 2 水 防 倉 庫 一 覧 2 3 水 防 倉 庫 備 蓄 資 器 材 一 覧 3 4 消 防 団 詰 所 格 納 庫 一 覧 4 5 豊 田 市 無 線 設 備 一 覧 11 6 緊 急 輸 送 車 両 一 覧 50 7 舟 艇 の 保 有 状 況 60 第 2 気 象 観 測 施 設 1 雨 量 観 測 施 設 61 2 水 位 流 量 観 測 施 設 62 3 風 向 風 速 観 測 施 設 62 第 3 避 難 所 等 一 覧 1 防 災 対 策 地 区 活 動 拠 点 64 2 広 域 避 難 場 所 65 3 緊 急 避 難 場 所 兼 避 難 所 66 第 4 被 害 報 告 等 様 式 73 第 5 関 係 法 条 例 等 1 水 防 法 82 2 豊 田 市 災 害 対 策 本 部 条 例 豊 田 市 災 害 対 策 本 部 運 営 要 綱 豊 田 市 災 害 対 策 本 部 機 構 110 別 表 1 豊 田 市 災 害 対 策 本 部 機 構 事 務 分 掌 111

4 第 1 章 総 則 第 1 節 計 画 の 目 的 この 計 画 は 水 防 法 ( 昭 和 24 年 法 律 第 193 号 以 下 法 という ) 及 び 災 害 対 策 基 本 法 ( 昭 和 36 年 法 律 第 223 号 以 下 災 対 法 という ) 並 びに 愛 知 県 水 防 計 画 の 定 めるところにより 管 内 各 河 川 ため 池 などの 洪 水 による 水 災 を 警 戒 し 防 御 し これによる 被 害 を 軽 減 するため 水 防 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 め 地 域 防 災 計 画 と 相 まって 水 防 活 動 の 万 全 を 期 することを 目 的 とす る 第 2 節 用 語 の 定 義 1 豊 田 市 防 災 会 議 市 域 に 係 る 防 災 に 関 し 総 合 的 かつ 計 画 的 な 運 営 を 図 るため 災 対 法 第 16 条 の 規 定 に 基 づいて 設 置 され 災 害 発 生 時 の 情 報 の 収 集 各 機 関 の 実 施 する 災 害 応 急 対 策 等 の 連 絡 調 整 非 常 災 害 時 における 緊 急 措 置 に 関 する 計 画 の 作 成 及 びその 実 施 の 推 進 を 図 る 機 関 をいう 2 豊 田 市 災 害 対 策 本 部 ( 以 下 災 対 本 部 という ) 災 害 対 策 に 関 する 一 元 的 体 制 を 確 立 し 防 災 災 害 救 助 災 害 警 備 災 害 応 急 復 旧 等 の 措 置 を 迅 速 かつ 強 力 に 実 施 するため 災 対 法 第 23 条 の 規 定 に 基 づいて 設 置 する 機 関 をいう 3 豊 田 市 水 防 本 部 ( 以 下 水 防 本 部 という ) 管 内 における 水 防 を 統 括 するために 設 置 され 水 防 に 関 係 の 深 い 部 課 で 編 成 する 機 関 をいう 4 豊 田 市 水 防 本 部 長 ( 以 下 水 防 本 部 長 という ) 豊 田 市 長 をいう 5 水 防 管 理 団 体 ( 指 定 )( 法 第 2 条 法 第 4 条 ) 豊 田 市 をいう 6 水 防 管 理 者 ( 法 第 2 条 第 2 項 ) 水 防 管 理 団 体 の 長 である 豊 田 市 長 をいう 7 消 防 機 関 の 長 ( 法 第 2 条 第 4 項 ) 消 防 長 をいう 8 量 水 標 管 理 者 ( 法 第 2 条 第 6 項 法 第 12 条 ) 量 水 標 その 他 の 水 位 観 測 施 設 の 管 理 者 をいう 9 水 防 警 報 ( 法 第 2 条 7 項 法 第 16 条 第 1 項 ) 水 防 警 報 河 川 について 国 土 交 通 大 臣 又 は 知 事 が 洪 水 によって 災 害 が 発 生 するおそれがあると き 水 防 を 行 う 必 要 がある 旨 を 警 告 して 行 う 発 表 をいう 1

5 水 防 警 報 河 川 (1) 国 土 交 通 大 臣 が 洪 水 により 国 民 経 済 上 重 大 な 損 害 を 生 ずるおそれがあると 認 めて 指 定 し 公 示 した 河 川 をいう 本 市 域 内 では 矢 作 川 が 該 当 する (2) 知 事 が 前 項 以 外 の 河 川 で 洪 水 により 県 民 経 済 上 相 当 の 損 害 を 生 ずるおそれがあると 認 めて 指 定 し 公 示 した 河 川 をいう 本 市 では 逢 妻 川 が 該 当 する 10 洪 水 予 報 ( 法 第 10 条 第 2 項 法 第 11 条 第 1 項 気 象 業 務 法 第 14 条 の2 第 2 項 第 3 項 ) 洪 水 予 報 指 定 河 川 について 気 象 等 の 状 況 により 洪 水 のおそれがあると 認 められるとき 国 土 交 通 大 臣 又 は 知 事 と 気 象 庁 長 官 が 共 同 して その 状 況 を 一 般 に 周 知 せしめるため 警 告 して 行 う 発 表 をいう 洪 水 予 報 指 定 河 川 (1) 国 土 交 通 大 臣 が 流 域 面 積 が 大 きい 河 川 で 洪 水 により 国 民 経 済 上 重 大 な 損 害 を 生 ずるお それがあるものとして 指 定 した 河 川 をいう 本 市 域 内 では 矢 作 川 が 該 当 する (2) 知 事 が (1) 以 外 の 流 域 面 積 が 大 きい 河 川 で 洪 水 により 相 当 な 損 害 を 生 ずるおそれが あるものとして 指 定 した 河 川 をいう 本 市 では 逢 妻 川 が 該 当 する 11 水 位 情 報 の 通 知 及 び 周 知 ( 法 第 13 条 ) 国 土 交 通 大 臣 又 は 知 事 は 水 位 周 知 河 川 について 避 難 判 断 水 位 ( 特 別 警 戒 水 位 )に 到 達 し た 旨 の 情 報 を 関 係 都 道 府 県 知 事 又 は 水 防 管 理 者 及 び 量 水 標 管 理 者 に 通 知 するとともに 必 要 に 応 じて 報 道 機 関 の 協 力 を 求 め 一 般 に 周 知 させなければならない 水 位 周 知 河 川 洪 水 予 報 指 定 河 川 以 外 の 河 川 で 国 土 交 通 大 臣 又 は 知 事 が 洪 水 により 国 民 経 済 上 重 大 又 は 相 当 な 被 害 を 生 じるおそれがあるものとして 指 定 した 河 川 をいい 本 市 域 内 では 籠 川 逢 妻 女 川 が 該 当 する 避 難 判 断 水 位 ( 特 別 警 戒 水 位 ) はん 濫 注 意 水 位 ( 警 戒 水 位 )を 超 える 水 位 であって 洪 水 による 災 害 の 発 生 を 特 に 警 戒 す べきものとして 住 民 等 の 避 難 に 資 する 洪 水 情 報 を 的 確 に 提 供 していくために 国 土 交 通 大 臣 又 は 知 事 が 定 める 水 位 をいう 第 3 節 水 防 の 責 任 等 1 水 防 管 理 団 体 の 責 任 (1) 水 防 法 上 の 一 次 的 責 任 水 防 管 理 団 体 である 本 市 は 次 の 事 項 により 管 轄 区 域 内 の 水 防 を 十 分 に 果 たす 責 任 を 有 する ( 法 第 3 条 ) ア 水 防 体 制 の 確 立 イ 消 防 団 の 整 備 ウ 水 防 倉 庫 の 設 置 及 び 資 器 材 の 備 蓄 エ 通 信 連 絡 系 統 の 確 立 オ 水 位 状 況 の 関 係 者 への 通 報 カ 消 防 団 の 出 動 又 は 出 動 の 準 備 をさせること キ 警 戒 区 域 の 設 定 立 入 の 制 限 禁 止 退 去 命 令 ク 警 察 官 の 出 動 要 請 ケ 他 の 水 防 管 理 団 体 への 応 援 要 請 及 び 応 援 に 要 する 費 用 の 要 請 者 負 担 2

6 コ 決 壊 の 通 報 サ 決 壊 後 の 被 害 の 拡 大 の 防 止 シ 水 防 上 緊 急 の 必 要 があるときの 公 用 負 担 権 限 の 行 使 ス 立 退 きの 指 示 セ 避 難 所 の 指 定 食 料 の 備 蓄 ソ 水 防 に 要 する 費 用 の 負 担 タ 法 第 24 条 により 水 防 に 従 事 した 者 に 対 する 災 害 補 償 チ 水 防 に 関 する 報 告 の 提 出 ツ 平 常 時 における 区 域 内 の 河 川 遊 水 地 等 の 巡 視 及 び 異 常 箇 所 の 通 報 (2) 指 定 水 防 管 理 団 体 の 責 任 指 定 水 防 管 理 団 体 である 本 市 は (1)に 加 え 次 の 事 項 の 責 任 を 有 する ア 水 防 計 画 の 策 定 又 は 変 更 要 旨 の 公 表 イ 水 防 計 画 の 知 事 への 協 議 ウ 毎 年 の 水 防 訓 練 2 浸 水 想 定 区 域 内 の 地 下 街 等 の 所 有 者 又 は 管 理 者 の 責 任 市 町 村 地 域 防 災 計 画 において 名 称 及 び 所 在 地 を 定 められた 地 下 街 等 の 所 有 者 又 は 管 理 者 は 当 該 地 下 街 等 の 利 用 者 の 避 難 確 保 計 画 を 定 め 訓 練 を 行 い 自 衛 水 防 組 織 を 置 かなければなら ない ( 法 第 15 条 の2) 3 量 水 標 管 理 者 の 責 任 量 水 標 の 水 位 が この 計 画 に 定 める 水 防 団 待 機 水 位 ( 通 報 水 位 )を 超 えるときは その 水 位 の 状 況 を 関 係 者 に 通 報 しなければならない 4 その 他 水 防 上 重 要 な 施 設 における 管 理 責 任 水 門 堰 えん 堤 ため 池 排 水 ポンプ 場 等 その 操 作 及 び 維 持 管 理 が 水 防 上 重 要 な 施 設 にあ っては その 管 理 者 は 日 常 管 理 点 検 とともに 水 害 が 予 想 されるときは 応 急 措 置 を 講 じられ る 体 制 をとるとともに 水 防 管 理 者 の 指 示 に 従 わなければならない 5 住 民 の 義 務 常 に 気 象 状 況 水 防 状 況 等 に 注 意 し 水 害 が 予 想 される 場 合 は 進 んで 水 防 に 協 力 しなければ ならない 第 4 節 安 全 確 保 安 全 配 慮 消 防 団 自 身 の 安 全 確 保 に 留 意 して 水 防 活 動 を 実 施 するものとする 避 難 誘 導 や 水 防 作 業 の 際 も 消 防 団 自 身 の 安 全 は 確 保 しなければならない 3

7 第 2 章 水 防 組 織 第 1 節 水 防 組 織 と 機 構 1 水 防 本 部 の 組 織 及 び 所 掌 事 務 水 防 本 部 の 組 織 及 び 事 務 分 掌 については 豊 田 市 地 域 防 災 計 画 ( 風 水 害 等 災 害 対 策 計 画 ) 第 3 編 第 1 章 活 動 態 勢 ( 組 織 の 動 員 配 備 )に 定 める 豊 田 市 災 害 対 策 本 部 の 組 織 及 び 事 務 分 掌 を 準 用 し 水 防 活 動 に 特 に 関 係 の 深 い 部 班 で 編 成 し 水 防 業 務 の 統 括 にあたる なお 水 防 本 部 は 災 対 本 部 が 設 置 された 場 合 には 災 対 本 部 に 統 合 される 2 災 対 本 部 洪 水 等 の 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 のおそれがある 場 合 には 直 ちに 災 対 本 部 を 設 置 し 統 一 的 な 災 害 対 策 活 動 を 行 うものとする なお 災 対 本 部 の 機 構 事 務 分 掌 及 び 編 成 については 豊 田 市 地 域 防 災 計 画 ( 附 属 資 料 編 ) の 定 めるところによる ( 資 料 ) 豊 田 市 災 害 対 策 本 部 条 例 ( 附 属 資 料 P106) 豊 田 市 災 害 対 策 本 部 運 営 要 綱 ( 附 属 資 料 P107) 豊 田 市 災 害 対 策 本 部 機 構 ( 附 属 資 料 P110) 豊 田 市 災 害 対 策 本 部 機 構 事 務 分 掌 ( 附 属 資 料 P111) 4

8 第 3 章 水 防 施 設 等 第 1 節 水 防 倉 庫 及 び 水 防 資 器 材 市 内 には 水 防 倉 庫 が15 箇 所 設 置 されている 水 防 倉 庫 の 位 置 並 びに 水 防 資 器 材 の 備 蓄 状 況 は 附 属 資 料 に 掲 載 のとおりである また 矢 作 川 洪 水 時 の 緊 急 活 動 拠 点 施 設 矢 作 川 豊 田 防 災 ステーション を 活 用 し 水 防 活 動 の 支 援 体 制 の 拡 充 を 図 る さらに 水 防 用 土 砂 については 矢 作 川 豊 田 防 災 ステーションでの 備 蓄 土 砂 に 加 え 小 中 学 校 及 び 公 園 広 場 等 の 砂 場 用 土 砂 を 活 用 土 のうについては 水 防 倉 庫 で 保 管 し 緊 急 時 に 対 処 する その 他 の 資 器 材 については 引 き 続 き 県 の 備 蓄 基 準 を 参 照 し 整 備 に 努 めるものとする 水 防 倉 庫 ( 面 積 33m2あたり) 備 蓄 基 準 ( 県 基 準 ) 資 器 材 名 単 位 数 量 資 器 材 名 単 位 数 量 土 の う 用 袋 類 袋 5,000 の こ ぎ り 丁 5 な わ ロ ー プ kg 300 お の 5 ビニールシート 枚 100 ペ ン チ 8 くい 木 (2m 3m) 本 200 な た か ま 10 鉄 線 kg 100 つ る は し 10 ビニールパイプ 本 15 ハ ン マ ー 15 鉄 筋 ぐ い 本 150 ク リ ッ パ ー 3 た こ づ ち 丁 8 一 輪 車 台 2 掛 矢 16 照 明 灯 大 型 3 シ ョ ベ ル 30 発 電 器 1 ( 資 料 ) 矢 作 川 豊 田 防 災 ステーション ( 附 属 資 料 P 1) 水 防 倉 庫 一 覧 ( 附 属 資 料 P 2) 水 防 倉 庫 備 蓄 資 機 材 一 覧 ( 附 属 資 料 P 3) 第 2 節 水 防 詰 所 消 防 団 が 出 動 した 場 合 通 信 連 絡 業 務 等 の 拠 点 とするために あらかじめ 詰 所 を 設 けるものと する ( 資 料 ) 消 防 団 詰 所 格 納 庫 一 覧 ( 附 属 資 料 P 4) 第 3 節 通 信 連 絡 及 び 非 常 輸 送 通 信 連 絡 の 確 保 は 水 防 活 動 の 根 源 であって 特 に 大 災 害 時 に 発 生 する 電 話 不 通 に 際 して 連 絡 の 確 実 と 迅 速 を 期 するため 無 線 施 設 を 活 用 するものとする また 非 常 輸 送 についても 水 防 活 動 に 支 障 をきたさないよう 平 常 より 車 両 並 びに 舟 艇 を 手 配 しておくものとする 5

9 1 通 信 連 絡 (1) 通 信 連 絡 施 設 ア 無 線 通 信 施 設 電 話 不 通 時 にも 防 災 関 係 機 関 等 と 迅 速 な 通 信 連 絡 を 行 うことができる 無 線 通 信 施 設 は 県 防 災 行 政 無 線 のほか 市 防 災 行 政 無 線 ( 移 動 系 同 報 系 )がある なお 本 市 の 無 線 通 信 施 設 の 整 備 状 況 は 豊 田 市 地 域 防 災 計 画 ( 附 属 資 料 編 ) に 掲 載 のとおりである ( 資 料 ) 愛 知 県 高 度 情 報 通 信 ネットワーク 無 線 発 信 番 号 一 覧 ( 附 属 資 料 P11) 豊 田 市 防 災 行 政 用 無 線 設 備 ( 附 属 資 料 P12) 豊 田 市 消 防 救 急 無 線 設 備 ( 附 属 資 料 P41) 豊 田 市 水 道 事 業 用 無 線 設 備 ( 附 属 資 料 P47) イ 水 防 テレメータ 施 設 市 内 には 市 が 管 理 する 雨 量 観 測 施 設 が 矢 作 川 水 系 に22 箇 所 境 川 水 系 に3 箇 所 設 置 さ れている( 平 成 276 年 4 月 1 日 現 在 ) このほか 国 県 が 管 理 する 雨 量 観 測 施 設 水 位 流 量 観 測 施 設 がある なお 市 内 の 水 防 テレメータ 施 設 の 設 置 状 況 は 附 属 資 料 に 掲 載 のとおりである ウ 矢 作 川 洪 水 監 視 カメラ 矢 作 ダムから 下 流 にかけて 国 が 管 理 する 洪 水 監 視 カメラが12 箇 所 設 置 され 市 内 におい ては 矢 作 ダム 下 流 から 高 橋 近 傍 までの10 箇 所 に 設 置 されている これによるテレビ 映 像 情 報 は CATVにより 市 民 に 提 供 するとともに 水 防 活 動 上 も 有 効 な 情 報 として 活 用 す るものとする ( 資 料 ) 雨 量 観 測 施 設 ( 附 属 資 料 P61) 水 位 流 量 観 測 施 設 ( 附 属 資 料 P62) (2) 水 防 時 における 通 信 連 絡 及 び 警 報 伝 達 水 防 時 における 通 信 連 絡 及 び 警 報 伝 達 等 については 豊 田 市 地 域 防 災 計 画 ( 風 水 害 等 災 害 対 策 計 画 ) 第 3 編 第 3 章 情 報 の 収 集 伝 達 広 報 の 定 めるところによる 2 非 常 輸 送 水 防 時 における 輸 送 経 路 については 水 防 本 部 において 管 内 各 所 からの 通 報 に 基 づき その 状 況 を 把 握 し 通 行 路 線 を 的 確 に 定 め 輸 送 の 正 確 を 図 るものとする なお 非 常 輸 送 車 両 並 びに 舟 艇 の 確 保 については 附 属 資 料 に 掲 載 のとおりである ( 資 料 ) 事 前 申 請 による 緊 急 輸 送 車 両 一 覧 ( 附 属 資 料 P50) 舟 艇 の 保 有 状 況 ( 附 属 資 料 P60) 6

10 第 4 章 水 防 非 常 配 備 体 制 第 1 節 水 防 本 部 員 の 非 常 配 備 水 防 時 水 防 本 部 長 の 発 する 非 常 配 備 体 制 を 次 のように 定 め 水 防 活 動 応 援 救 護 応 急 対 策 等 の 一 体 的 活 動 を 期 するものとし 常 時 の 勤 務 から 水 防 体 制 へ 切 りかえを 迅 速 確 実 に 行 うととも に 状 況 に 応 じ 必 要 な 人 員 を 配 置 増 員 するものとする 1 非 常 配 備 の 基 準 水 防 本 部 員 は 表 1に 示 す 非 常 配 備 基 準 により 非 常 配 備 につくものとし 非 常 連 絡 配 備 内 容 配 備 時 期 等 は 豊 田 市 地 域 防 災 計 画 ( 風 水 害 等 災 害 対 策 計 画 ) 第 3 編 第 1 章 活 動 態 勢 ( 組 織 の 動 員 配 備 )を 準 用 する 表 1 非 常 配 備 基 準 ( 風 水 害 突 発 災 害 用 ) 区 分 配 備 要 件 準 備 体 制 1 大 雨 注 意 報 又 は 洪 水 注 意 報 が 発 表 された 場 合 2 災 害 対 策 本 部 事 務 局 長 が 必 要 と 認 めた 場 合 ( 竜 巻 注 意 情 報 発 表 河 川 水 位 の 上 昇 時 大 雪 警 報 発 表 など) 1 大 雨 警 報 洪 水 警 報 暴 風 警 報 暴 風 雪 警 報 又 は 大 雪 特 別 警 報 が 発 表 された 場 合 第 1 非 常 配 備 体 制 2 次 の 場 合 で 災 害 対 策 本 部 長 が 必 要 と 認 めたとき (1) 突 発 的 な 災 害 等 が 発 生 した 場 合 (2) 小 規 模 な 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 1 土 砂 災 害 警 戒 情 報 が 発 表 された 場 合 2 矢 作 川 はん 濫 注 意 情 報 ( 洪 水 注 意 報 )が 発 表 された 場 合 第 2 非 常 配 備 体 制 3 次 の 場 合 で 災 害 対 策 本 部 長 が 必 要 と 認 めたとき (1) 台 風 による 暴 風 警 報 が 発 表 され 災 害 の 発 生 が 予 想 され る 場 合 (2) 局 地 的 に 災 害 が 発 生 した 場 合 又 は 発 生 が 予 想 される 場 合 1 大 雨 特 別 警 報 暴 風 特 別 警 報 又 は 暴 風 雪 特 別 警 報 が 発 表 さ れた 場 合 第 3 非 常 配 備 体 制 2 次 の 場 合 で 災 害 対 策 本 部 長 が 必 要 と 認 めたとき (1) 広 域 的 に 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 (2) 矢 作 川 はん 濫 警 戒 情 報 ( 洪 水 警 報 )が 発 表 された 場 合 次 の 場 合 で 災 害 対 策 本 部 長 が 必 要 と 認 めたとき 第 4 非 常 配 備 体 制 1 広 域 的 に 災 害 が 発 生 した 場 合 2 市 域 全 域 にわたる 甚 大 な 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 2 留 意 事 項 ア 非 常 配 備 員 は 全 力 をあげて 分 担 事 務 の 遂 行 に 努 めなければならない イ 非 常 配 備 の 要 員 は 常 に 気 象 状 態 等 に 注 意 し 直 ちに 非 常 配 備 に 即 応 した 配 備 につくこ とができるよう 留 意 しなければならない ウ 非 常 配 備 の 要 員 は 非 常 配 備 体 制 中 は 自 らの 配 備 時 期 を 確 認 するとともに 不 急 の 外 出 は 避 け 待 機 しなければならない エ 所 属 長 は 所 属 職 員 の 各 非 常 配 備 の 編 成 を 別 途 計 画 するものとする 7

11 第 2 節 消 防 団 の 非 常 配 備 消 防 団 の 非 常 配 備 については 水 防 本 部 長 の 所 轄 のもと 消 防 団 長 の 命 により 次 のように 体 制 をととのえるものとする なお 各 消 防 団 分 団 の 管 轄 区 域 は 別 表 1のとおりである (1) 出 動 準 備 水 防 資 器 材 の 整 備 点 検 と 団 員 が 待 機 または 出 動 する 体 制 (2) 出 動 消 防 団 員 が 出 動 して 水 防 活 動 を 行 う 体 制 (3) 出 動 準 備 及 び 出 動 の 各 体 制 につく 時 期 については 第 10 章 第 2 節 消 防 団 の 出 動 の 基 準 で 定 める 8

12 別 表 1 水 防 区 域 管 轄 表 水 防 区 名 区 域 担 当 消 防 分 団 対 象 河 川 警 戒 区 域 籠 川 上 原 町 矢 作 川 合 流 点 第 1 水 防 区 消 防 団 第 1 分 団 管 区 第 1 分 団 矢 作 川 落 合 町 砂 町 逢 妻 女 川 大 清 水 町 横 山 町 枝 下 用 水 上 原 町 日 南 町 枝 下 用 水 小 坂 町 新 生 町 第 2 水 防 区 消 防 団 第 2 分 団 管 区 第 2 分 団 矢 作 川 長 興 寺 秋 葉 町 逢 妻 男 川 鴻 ノ 巣 町 第 3 水 防 区 消 防 団 第 3 分 団 管 区 第 3 分 団 逢 妻 男 川 衣 ケ 原 元 町 逢 妻 女 川 丸 根 町 田 代 町 矢 作 川 右 岸 平 和 町 河 合 町 左 岸 宮 前 町 渡 合 町 第 4 水 防 区 消 防 団 第 4 分 団 管 区 第 4 分 団 枝 下 用 水 丸 山 町 山 之 手 明 治 用 水 水 源 町 河 合 町 巴 川 琴 平 町 矢 作 川 合 流 点 第 5 水 防 区 消 防 団 第 5 分 団 管 区 第 5 分 団 矢 作 川 川 田 町 千 石 町 市 木 川 市 木 町 矢 作 川 合 流 点 第 6 水 防 区 消 防 団 第 6 分 団 管 区 第 6 分 団 矢 作 川 扶 桑 町 平 井 町 市 木 川 岩 滝 町 第 7 水 防 区 消 防 団 第 7 分 団 管 区 第 7 分 団 矢 作 川 森 町 野 見 山 町 大 見 川 大 見 町 矢 作 川 合 流 点 巴 川 右 岸 幸 海 町 岩 倉 町 左 岸 王 滝 町 中 垣 内 町 第 8 水 防 区 消 防 団 第 8 分 団 管 区 第 8 分 団 郡 界 川 加 茂 川 町 中 垣 内 町 滝 川 大 内 町 九 久 平 町 仁 王 川 王 滝 町 巴 川 石 楠 町 第 9 水 防 区 消 防 団 第 9 分 団 管 区 第 9 分 団 郡 界 川 長 沢 町 滝 脇 町 滝 川 松 平 町 林 添 町 仁 王 川 坂 上 町 豊 松 町 矢 作 川 渡 刈 町 幸 町 第 10 水 防 区 消 防 団 第 10 分 団 管 区 第 10 分 団 明 治 用 水 渡 刈 町 永 覚 町 家 下 川 大 林 町 永 覚 町 矢 作 川 配 津 町 桝 塚 東 町 第 11 水 防 区 消 防 団 第 11 分 団 管 区 第 11 分 団 明 治 用 水 上 郷 町 広 美 町 家 下 川 上 郷 町 桝 塚 東 町 第 12 水 防 区 消 防 団 第 12 分 団 管 区 第 12 分 団 逢 妻 男 川 土 橋 町 竹 元 町 第 13 水 防 区 消 防 団 第 13 分 団 管 区 第 13 分 団 逢 妻 男 川 高 美 町 花 園 町 第 14 水 防 区 消 防 団 第 14 分 団 管 区 第 14 分 団 逢 妻 女 川 上 丘 町 駒 新 町 逢 妻 男 川 駒 場 町 第 15 水 防 区 消 防 団 第 15 分 団 管 区 第 15 分 団 伊 保 川 八 草 町 伊 保 町 籠 川 伊 保 町 第 16 水 防 区 消 防 団 第 16 分 団 管 区 第 16 分 団 籠 川 猿 投 町 亀 首 町 矢 作 川 西 広 瀬 町 荒 井 町 第 17 水 防 区 消 防 団 第 17 分 団 管 区 第 17 分 団 籠 川 四 郷 町 矢 作 川 合 流 点 御 船 川 御 船 町 枝 下 用 水 平 戸 橋 町 四 郷 町 第 18 水 防 区 消 防 団 第 18 分 団 管 区 第 18 分 団 矢 作 川 藤 沢 町 勘 八 町 力 石 川 野 口 町 矢 作 川 合 流 点 警 戒 区 域 の 少 ない 分 団 においては 河 川 ため 池 等 の 所 定 の 警 戒 員 の 他 は 本 部 の 指 令 によって 各 水 防 区 の 応 援 体 制 をとること 9

13 第 5 章 重 要 水 防 箇 所 等 第 1 節 重 要 水 防 箇 所 市 内 の 河 川 及 びため 池 で 水 防 上 注 意 を 要 する 箇 所 は 次 に 掲 載 のとおりである 市 は 常 に 当 該 箇 所 の 現 況 把 握 に 努 めるとともに その 水 防 対 策 の 確 立 を 図 るものとする ま た 河 川 及 びため 池 の 管 理 者 は 予 想 される 危 険 の 防 止 軽 減 等 当 該 施 設 の 保 全 に 努 めるものと する 1 認 定 基 準 (1) 国 管 理 区 間 種 別 重 要 度 A 水 防 上 最 も 重 要 な 区 間 B 水 防 上 重 要 な 区 間 計 画 高 水 流 量 規 模 の 洪 水 計 画 高 水 流 量 規 模 の 洪 水 の 水 位 ( 高 潮 区 間 の 堤 防 に の 水 位 ( 高 潮 区 間 の 堤 防 に 堤 防 高 あっては 計 画 高 潮 位 )が 現 あっては 計 画 高 潮 位 )と 現 ( 流 下 能 力 ) 況 の 堤 防 高 を 超 える 箇 所 況 の 堤 防 高 との 差 が 堤 防 の 計 画 余 裕 高 に 満 たない 箇 所 堤 防 断 面 堤 防 斜 面 の 崩 れ( 法 崩 れ) すべり 漏 水 現 況 の 堤 防 断 面 あるいは 堤 防 の 上 端 幅 ( 天 端 幅 ) が 計 画 の 堤 防 断 面 あるい は 計 画 の 堤 防 の 上 端 幅 ( 天 端 幅 )の2 分 の1 未 満 の 箇 所 堤 防 斜 面 の 崩 れ( 法 崩 れ) 又 はすべりの 実 績 があ るが その 対 策 が 未 施 工 の 箇 所 漏 水 の 履 歴 があるが そ の 対 策 が 未 施 工 の 箇 所 現 況 の 堤 防 断 面 あるいは 堤 防 の 上 端 幅 ( 天 端 幅 ) が 計 画 の 堤 防 断 面 あるい は 計 画 の 堤 防 の 上 端 幅 ( 天 端 幅 )に 対 して 不 足 してい るが それぞれ2 分 の1 以 上 確 保 されている 箇 所 堤 防 斜 面 の 崩 れ( 法 崩 れ) 又 はすべりの 実 績 があ るが その 対 策 が 暫 定 施 工 の 箇 所 堤 防 斜 面 の 崩 れ( 法 崩 れ) 又 はすべりの 実 績 はな いが 堤 体 あるいは 基 礎 地 盤 の 土 質 法 勾 配 等 からみ て 堤 防 斜 面 の 崩 れ( 法 崩 れ) 又 はすべりが 発 生 する おそれのある 箇 所 で 所 要 の 対 策 が 未 施 工 の 箇 所 漏 水 の 履 歴 があり その 対 策 が 暫 定 施 工 の 箇 所 漏 水 の 履 歴 はないが 破 堤 跡 又 は 旧 川 跡 の 堤 防 であ ること あるいは 基 礎 地 盤 及 び 堤 体 の 土 質 等 からみ て 漏 水 が 発 生 するおそれ がある 箇 所 で 所 要 の 対 策 が 未 施 工 の 箇 所 要 注 意 区 間 10

14 種 別 水 衝 深 掘 れ ( 洗 掘 ) 工 作 物 工 事 施 工 新 堤 防 破 堤 跡 旧 川 跡 陸 閘 重 要 度 A 水 防 上 最 も 重 要 な 区 間 B 水 防 上 重 要 な 区 間 水 衝 部 にある 堤 防 の 前 面 水 衝 部 にある 堤 防 の 前 面 の 河 床 が 深 掘 れしているが の 河 床 が 深 掘 れにならない その 対 策 が 未 施 工 の 箇 所 程 度 に 洗 掘 されているが 橋 台 取 付 部 やその 他 の 工 その 対 策 が 未 施 工 の 箇 所 作 物 の 突 出 場 所 で 堤 防 護 岸 の 根 固 め 等 が 洗 われ 一 部 破 損 しているが その 対 策 が 未 施 工 の 箇 所 波 浪 による 川 岸 の 決 壊 等 の 危 険 に 瀕 した 実 績 がある が その 対 策 が 未 施 工 の 箇 所 河 川 管 理 施 設 等 応 急 対 策 基 準 に 基 づく 改 善 措 置 が 必 要 な 堰 橋 梁 樋 管 その 他 の 工 作 物 の 設 置 されている 箇 所 橋 梁 その 他 の 河 川 横 断 工 作 物 の 桁 下 高 等 が 計 画 高 水 流 量 規 模 の 洪 水 の 水 位 ( 高 潮 区 間 の 堤 防 にあっては 計 画 高 潮 位 ) 以 下 となる 箇 所 橋 梁 その 他 の 河 川 横 断 工 作 物 の 桁 下 高 等 と 計 画 高 水 流 量 規 模 の 洪 水 の 水 位 ( 高 潮 区 間 の 堤 防 にあっては 計 画 高 潮 位 )との 差 が 堤 防 の 計 画 余 裕 高 に 満 たない 箇 所 要 注 意 区 間 出 水 期 間 中 に 堤 防 を 開 削 する 工 事 箇 所 又 は 仮 締 切 等 により 本 堤 に 影 響 を 及 ぼす 箇 所 新 堤 防 で 築 造 後 3 年 以 内 の 箇 所 破 堤 跡 又 は 旧 川 跡 の 箇 所 陸 閘 が 設 置 され ている 箇 所 11

15 (2) 県 及 び 市 町 村 管 理 区 間 区 分 番 号 種 別 重 要 性 A 水 防 上 最 も 重 要 な 区 間 B 次 に 重 要 な 区 間 C やや 危 険 な 区 間 選 定 理 由 ( 例 示 ) 堤 防 高 河 川 堤 防 断 面 堤 防 強 度 計 画 高 水 流 量 に 対 して 計 画 堤 防 余 裕 高 が1/5 以 下 の 場 合 であり 計 画 高 水 流 量 を 疎 通 せしめるには 最 も 危 険 な 箇 所 または 高 潮 区 間 の 堤 防 に あっては 計 画 高 潮 位 が 現 況 の 堤 防 高 を 越 える 箇 所 一 連 の 堤 防 のうち 計 画 堤 防 断 面 に 対 して 特 に 断 面 が 狭 小 である 箇 所 または 天 端 幅 が 狭 い 箇 所 ( 堤 防 断 面 積 あ るいは 天 端 幅 が 計 画 の1/2 以 下 の 区 間 ) パラペットが 設 置 されており その 高 さが 30cm 以 上 の 箇 所 堤 体 あるいは 基 礎 地 盤 の 土 質 が 軟 弱 で 法 面 が 急 勾 配 であ る 箇 所 法 面 の 急 勾 配 によ り 法 面 崩 壊 すべり 沈 下 等 の 実 績 がある 箇 所 水 衝 箇 所 の 新 堤 で 完 成 後 3 年 以 下 で 安 全 面 に 不 安 が 感 じられる 箇 所 漏 堤 体 あるいは 基 礎 地 盤 より 水 漏 水 の 実 績 があるもの 又 はそ のおそれが 十 分 ある 箇 所 水 衝 部 において 低 水 護 岸 等 が 度 々 破 損 され あるいは 水 衝 破 堤 破 堤 寸 前 程 度 までの 実 績 があるもの 深 掘 れ ( 洗 掘 ) 堤 防 と 接 近 している 河 岸 が 深 掘 れ( 洗 掘 )されていると ころで 堤 脚 護 岸 の 根 固 めが 現 在 洗 われており 危 険 が 予 想 される 箇 所 又 橋 台 取 付 部 やその 他 の 工 作 物 の 突 出 によ る 堤 体 の 深 掘 れ( 洗 掘 )につ いても 考 慮 する なお 波 浪 に よる 河 岸 決 壊 により 危 険 に 瀕 した 実 績 あるものを 含 む 計 画 高 水 流 量 に 対 して 計 画 堤 防 余 裕 高 が1/5~1/2 の 場 合 であり 計 画 高 水 流 量 を 疎 通 せしめるには 危 険 な 箇 所 または 高 潮 区 間 の 堤 防 に あっては 現 況 の 堤 防 高 が 計 画 高 潮 位 を 上 回 るものの 計 画 堤 防 高 に 満 たない 箇 所 一 連 の 堤 防 のうち 計 画 堤 防 断 面 に 対 して 断 面 が 狭 小 であ る 箇 所 または 天 端 幅 が 狭 い 箇 所 ( 堤 防 断 面 積 あるい は 天 端 幅 が 計 画 の2/3 以 下 の 区 間 ) パラペットが 設 置 されており その 高 さが30 cm 未 満 の 箇 所 堤 体 あるいは 基 礎 地 盤 の 土 質 が 軟 弱 である 箇 所 土 質 等 により 法 面 崩 壊 すべり 沈 下 等 が 予 想 される 箇 所 新 堤 で 完 成 後 3 年 以 下 で 安 全 面 に 不 安 が 感 じられる 箇 所 漏 水 の 実 績 があり これに 対 して 応 急 措 置 を 講 じられた 箇 所 水 衝 部 において 低 水 護 岸 や 高 水 護 岸 があるが 完 全 とは 考 えられない 箇 所 あるいは 護 岸 等 が 古 くなって 効 用 が 著 し く 減 じている 箇 所 低 水 路 の 河 岸 が 洗 掘 されて いるか 河 床 の 深 掘 れ( 洗 掘 ) の 著 しい 箇 所 で 堤 脚 護 岸 の 根 固 め 水 制 等 が 一 部 破 損 してお り 危 険 の 生 ずることが 予 想 さ れる 箇 所 計 画 高 水 流 量 堤 防 高 不 足 に 対 して 計 画 堤 防 余 裕 高 が1/ 2 以 上 であり 計 画 堤 防 余 裕 高 よ り 低 い 箇 所 漏 水 等 の 不 安 が 考 えられる 箇 所 堤 防 断 面 不 足 堤 防 の 上 端 幅 ( 天 端 幅 ) 不 足 パラペット 堤 体 土 質 軟 弱 基 礎 地 盤 軟 弱 法 面 不 良 水 衝 部 の 新 堤 防 新 堤 防 浸 水 実 績 おそれ 水 衝 部 破 堤 実 績 水 衝 部 低 水 護 岸 破 損 水 衝 部 護 岸 老 朽 河 岸 深 掘 れ ( 洗 掘 ) 河 床 深 掘 れ ( 洗 掘 ) 河 岸 波 浪 12

16 区 分 番 号 種 別 重 要 性 A 水 防 上 最 も 重 要 な 区 間 B 次 に 重 要 な 区 間 C やや 危 険 な 区 間 選 定 理 由 ( 例 示 ) 国 債 工 事 等 でやむなく 出 水 工 期 間 中 も 樋 門 樋 管 等 の 工 作 事 7 物 を 施 工 中 のもので 堤 防 を 横 施 断 して 開 削 している 箇 所 その 工 た 工 事 施 工 に 伴 い 一 時 的 では あるが 危 険 が 予 想 される 場 合 取 水 堤 樋 門 樋 管 等 の 堤 防 横 断 工 作 物 で 設 置 時 期 が 古 工 8 作 く 不 等 沈 下 漏 水 等 により 物 不 慮 の 事 故 が 予 想 される 箇 所 陸 閘 が 設 置 されている 箇 所 評 定 基 準 参 考 資 料 (1) 基 本 事 項 樋 管 橋 台 等 施 工 箇 所 で 堤 防 護 岸 が 未 施 工 の 箇 所 取 水 堰 樋 門 樋 管 等 工 作 物 の 護 岸 等 の 補 強 措 置 が 未 施 工 の 箇 所 工 事 中 工 作 物 老 朽 疎 通 能 力 不 足 余 裕 高 不 足 陸 閘 補 強 措 置 未 施 工 ア 前 記 評 定 基 準 により 種 別 重 要 度 及 び 選 定 理 由 を 評 定 する イ 各 種 別 の 考 え 方 は 上 下 流 一 連 の 堤 防 の 状 況 を 比 較 して 判 断 する ( 左 右 岸 の 比 較 も 含 む) ウ 計 画 高 水 位 は かなずしも 全 体 計 画 の 値 ではなく 上 記 により 判 断 する エ 評 定 基 準 日 は 毎 年 3 月 31 日 現 在 とし 現 在 工 事 中 でも 工 事 完 了 が 確 実 な 箇 所 は 対 応 する (2) 参 考 図 重 要 度 A B C 備 考 種 別 H: 余 裕 高 [ 計 画 ] 堤 防 高 H: 余 裕 高 [ 現 況 ] HWL: 計 画 高 水 位 堤 防 断 面 W: 堤 防 の 上 端 ( 天 端 ) 幅 A: 堤 防 断 面 積 w: 堤 防 の 上 端 ( 天 端 ) 幅 [ 現 況 ] h:パラペット 高 13

17 堤 体 強 度 堤 防 斜 面 ( 法 面 ) 不 良 A: 一 連 勾 配 にくら べ いちじるしく 急 勾 配 の 箇 所 ただ し 勾 配 は1:2 未 満 とする 堤 防 斜 面 ( 法 面 ) 不 良 B: 勾 配 が1:2 以 上 であるが 堤 防 斜 面 ( 法 ) 崩 壊 すべり が 発 生 すると 思 われ る 箇 所 (3) 認 定 基 準 の 説 明 区 分 番 号 種 別 重 要 度 選 定 理 由 注 意 事 項 2 堤 防 断 面 B 堤 防 の 上 端 幅 堤 防 断 面 積 とあるが 堤 防 の 上 端 ( 天 端 ) 幅 で 読 ( 天 端 幅 ) 不 足 む 堤 体 土 質 軟 弱 堤 体 と 基 礎 地 盤 の 軟 弱 とする 堤 防 斜 面 ( 法 面 ) 堤 防 斜 面 ( 法 ) 崩 壊 すべり 急 激 な 沈 下 とする 3 堤 防 強 度 A B 不 良 新 堤 新 堤 と 堤 体 盛 土 ( 既 設 堤 防 の 上 端 ( 天 端 ) 幅 の 土 ) とする 深 掘 れ( 洗 掘 ) 根 固 等 がなく 護 岸 の 基 礎 工 が 露 出 している 場 合 をい 6 深 掘 れ ( 洗 掘 ) A B う 河 床 低 下 河 床 が 全 体 に 低 下 したことにより 根 固 等 がなく 護 岸 の 基 礎 工 が 露 出 している 場 合 をいう 工 作 物 老 朽 工 作 物 老 朽 不 等 沈 下 工 作 物 の 漏 水 等 含 む 8 工 作 物 A る 疎 通 能 力 不 足 堤 防 横 断 工 作 物 の 疎 通 能 力 の 不 足 とする 余 裕 高 不 足 橋 梁 等 により 余 裕 高 に 不 足 を 生 じている 場 合 とす 2 河 川 (1) 国 土 交 通 省 管 理 区 間 番 号 河 川 名 種 別 左 右 岸 の 区 分 1 矢 作 川 堤 防 断 面 左 2 矢 作 川 堤 防 高 左 3 矢 作 川 堤 防 高 左 4 矢 作 川 堤 防 高 左 5 矢 作 川 堤 防 高 左 6 矢 作 川 堤 防 断 面 右 7 矢 作 川 堤 防 高 右 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 ) 延 長 重 要 摘 要 位 置 地 先 名 (m) 度 ( 水 防 工 法 ) 断 面 不 足 34.0K~ 豊 田 市 渡 合 町 ~ 370 A 天 端 不 足 34.4K 豊 田 市 室 町 ( 築 き 回 し 工 ) 33.8K~ 豊 田 市 渡 合 町 ~ 暫 定 堤 防 580 A 34.4K 豊 田 市 室 町 ( 積 土 のう 工 ) 34.8K~ 河 積 不 足 豊 田 市 室 町 400 A 35.2K ( 積 土 のう 工 ) 35.6K~ 豊 田 市 室 町 ~ 暫 定 堤 防 1,370 A 37.0K 豊 田 市 宮 前 町 ( 積 土 のう 工 ) 37.2K~ 豊 田 市 野 見 山 町 ~ 河 積 不 足 4,350 A 41.6K 豊 田 市 川 田 町 ( 積 土 のう 工 ) 断 面 不 足 31.8K~ 豊 田 市 渡 刈 町 260 A 天 端 不 足 32.0K ( 築 き 回 し 工 ) 35.0K~ 35.4K 豊 田 市 水 源 町 ~ 豊 田 市 平 和 町 330 A 河 積 不 足 ( 積 土 のう 工 ) 14

18 番 号 河 川 名 種 別 左 右 岸 の 区 分 8 矢 作 川 堤 防 高 右 9 矢 作 川 堤 防 高 右 10 矢 作 川 漏 水 右 11 矢 作 川 堤 防 高 左 12 矢 作 川 堤 防 断 面 左 13 矢 作 川 堤 防 断 面 左 14 矢 作 川 堤 防 高 右 15 矢 作 川 堤 防 断 面 右 16 矢 作 川 堤 防 断 面 右 位 置 地 先 名 35.6K~ 豊 田 市 平 和 町 ~ 37.0K 豊 田 市 秋 葉 町 37.2K~ 豊 田 市 秋 葉 町 ~ 41.8K 豊 田 市 落 合 町 38.0K+50m~ 豊 田 市 竜 宮 町 38.2K 33.6K~ 豊 田 市 渡 合 町 33.8K 40.4K~ 40.8K 41.0K~ 41.2K 豊 田 市 千 石 町 ~ 豊 田 市 寺 部 町 豊 田 市 川 田 町 27.8K~ 豊 田 市 畝 部 東 町 28.4K 28.8K~ 豊 田 市 畝 部 東 町 29.4K 30.2K~ 30.4K+72m 17 矢 作 川 水 衝 洗 掘 右 30.4K+130m~ 30.6K+50m 18 矢 作 川 漏 水 右 30.8K+180m~ 31.0K +20m 19 矢 作 川 堤 防 高 右 31.2K~ 31.8K 20 矢 作 川 漏 水 右 31.2K+100m~ 31.4K-110m 21 矢 作 川 漏 水 右 22 矢 作 川 堤 防 高 右 23 矢 作 川 堤 防 断 面 右 24 矢 作 川 堤 防 断 面 右 25 矢 作 川 堤 防 断 面 右 26 矢 作 川 堤 防 断 面 右 27 矢 作 川 堤 防 断 面 右 28 矢 作 川 堤 防 高 右 29 矢 作 川 堤 防 断 面 右 30 矢 作 川 堤 防 断 面 右 31.4K +10m~ 31.4K +60m 豊 田 市 畝 部 東 町 豊 田 市 畝 部 東 町 豊 田 市 配 津 町 豊 田 市 幸 町 ~ 豊 田 市 渡 刈 町 豊 田 市 幸 町 豊 田 市 幸 町 31.8K~ 豊 田 市 幸 町 ~ 32.0K 豊 田 市 渡 刈 町 27.8K~ 豊 田 市 畝 部 東 町 28.4K 29.8K~ 豊 田 市 畝 部 東 町 30.0K 32.2K~ 32.4K 33.0K~ 33.6K 34.0K~ 34.6K 34.0K~ 34.6K 35.0K~ 35.4K 41.4K~ 41.6K 豊 田 市 渡 刈 町 豊 田 市 渡 刈 町 ~ 豊 田 市 河 合 町 豊 田 市 今 町 ~ 豊 田 市 水 源 町 豊 田 市 今 町 ~ 豊 田 市 水 源 町 豊 田 市 水 源 町 ~ 豊 田 市 平 和 町 豊 田 市 落 合 町 延 長 (m) 重 要 度 1,420 A 4,830 A 180 A 220 B 400 B 140 B 540 B 480 B 260 B 120 B 40 B 800 B 30 B 50 B 260 B 540 B 240 B 180 B 600 B 620 B 620 B 330 B 250 B 摘 要 ( 水 防 工 法 ) 河 積 不 足 ( 積 土 のう 工 ) 河 積 不 足 ( 積 土 のう 工 ) 旧 川 破 堤 跡 以 外 の 履 歴 有 の 未 施 工 暫 定 堤 防 ( 積 土 のう 工 ) 断 面 不 足 天 端 不 足 ( 築 き 回 し 工 ) 断 面 不 足 天 端 不 足 ( 築 き 回 し 工 ) 暫 定 堤 防 ( 積 土 のう 工 ) 断 面 不 足 ( 築 き 回 し 工 ) 断 面 不 足 ( 築 き 回 し 工 ) 洗 掘 の 未 施 工 ( 捨 て 石 工 ) 旧 川 破 堤 跡 履 歴 有 の 暫 定 施 工 ( 月 の 輪 工 ) 暫 定 堤 防 ( 築 き 回 し 工 ) 旧 川 破 堤 跡 履 歴 有 の 暫 定 施 工 ( 月 の 輪 工 ) 旧 川 破 堤 跡 履 歴 有 の 暫 定 施 工 ( 月 の 輪 工 ) 暫 定 堤 防 ( 築 き 回 し 工 ) 断 面 不 足 ( 築 き 回 し 工 ) 断 面 不 足 ( 築 き 回 し 工 ) 断 面 不 足 天 端 不 足 ( 築 き 回 し 工 ) 断 面 不 足 天 端 不 足 ( 築 き 回 し 工 ) 断 面 不 足 ( 築 き 回 し 工 ) 暫 定 堤 防 流 下 能 力 不 足 ( 積 土 のう 工 ) 断 面 不 足 天 端 不 足 ( 築 き 回 し 工 ) 断 面 不 足 ( 築 き 回 し 工 ) 15

19 番 左 右 岸 延 長 重 要 摘 要 河 川 名 種 別 位 置 地 先 名 号 の 区 分 (m) 度 ( 水 防 工 法 ) 浸 透 路 長 B 31 矢 作 川 工 作 物 右 38.4K+60m 豊 田 市 長 興 寺 1 箇 所 A ( 中 部 ポンプ 場 吐 出 ひ 管 ) 32 矢 作 川 工 作 物 左 右 40.4K+60m 豊 田 市 千 石 町 桁 下 不 足 1 箇 所 A 架 け 替 え 予 定 ( 高 橋 ) 33 矢 作 川 新 川 左 38.2K+20m 豊 田 市 野 見 町 10 要 堤 防 開 口 部 34 矢 作 川 工 作 物 左 右 35.2K+206m 豊 田 市 室 町 河 道 の 流 下 能 力 不 1 箇 所 A 足 ( 山 室 橋 ) 35 矢 作 川 工 作 物 左 右 37.2K+71m 豊 田 市 野 見 山 町 河 道 の 流 下 能 力 不 1 箇 所 A 足 ( 鵜 の 首 橋 ) 36 矢 作 川 工 作 物 左 右 37.4K+185m 豊 田 市 野 見 町 河 道 の 流 下 能 力 不 1 箇 所 A 足 ( 竜 宮 橋 ) 37 矢 作 川 工 作 物 左 右 39.4K+35m 豊 田 市 森 町 1 箇 所 A 河 道 の 流 下 能 力 不 足 ( 久 澄 橋 ) 38 矢 作 川 工 作 物 左 右 39.8K+42m 豊 田 市 千 石 町 河 道 の 流 下 能 力 不 1 箇 所 A 足 ( 豊 田 大 橋 ) 39 矢 作 川 工 作 物 左 右 34.60K+31m 豊 田 市 室 町 河 道 の 流 下 能 力 不 1 箇 所 B 足 ( 水 源 橋 ) ( 注 ) 摘 要 の 水 防 工 法 は 重 要 理 由 から 有 効 と 思 われる 工 法 を 参 考 として 示 したものである ( 国 土 交 通 省 豊 橋 河 川 事 務 所 )( 河 川 課 ) (2) 愛 知 県 管 理 区 間 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 ) 番 左 右 延 長 水 系 名 河 川 名 位 置 地 名 重 要 度 理 由 号 岸 別 (m) 1 矢 作 川 矢 作 川 41.7K~44.4K 左 豊 田 市 川 田 町 ~ 扶 桑 町 2,700 A 堤 防 高 不 足 2 矢 作 川 矢 作 川 41.7K~44.4K 右 豊 田 市 荒 井 町 ~ 平 戸 橋 町 2,700 A 堤 防 高 不 足 3 矢 作 川 矢 作 川 70.8K+40m~ 豊 田 市 下 切 町 堤 防 高 右 430 C 71.2K+70m ( 日 の 出 橋 上 流 40mから 上 流 へ) 不 足 4 矢 作 川 籠 川 0.0K~ 0.5K 右 豊 田 市 荒 井 町 堤 防 高 500 C ( 矢 作 川 合 流 点 から 名 鉄 三 河 線 鉄 道 橋 まで) 不 足 5 矢 作 川 巴 川 3.1K+50m~ 豊 田 市 岩 倉 町 山 ノ 内 堤 防 高 右 300 C 3.4K+50m ( 神 明 橋 上 流 150mから 上 流 へ) 不 足 6 矢 作 川 巴 川 5.0K+70m~ 豊 田 市 岩 倉 町 平 子 堤 防 高 右 200 C 5.2K+70m ( 港 橋 下 流 100mから 下 流 へ) 不 足 7 矢 作 川 家 下 川 4.4K~ 4.5K 左 豊 田 市 鴛 鴨 町 葭 池 疎 通 能 1 箇 所 A 右 ( 明 治 用 水 下 ) 力 不 足 8 矢 作 川 加 茂 川 1.2K+20m 右 豊 田 市 広 川 町 6 丁 目 1 箇 所 B 漏 水 実 績 9 矢 作 川 阿 摺 川 0.1K~ 0.7K 左 豊 田 市 月 原 町 堤 防 高 600 B ( 矢 作 川 合 流 点 から100m 上 流 ) 不 足 10 矢 作 川 阿 摺 川 0.1K~ 0.7K 右 豊 田 市 月 原 町 堤 防 高 600 B ( 矢 作 川 合 流 点 から100m 上 流 ) 不 足 水 衝 部 左 11 矢 作 川 安 永 川 0.7K~ 2.4K 豊 田 市 平 和 町 ~ 秋 葉 町 1,730 A 護 岸 老 朽 16

20 12 矢 作 川 安 永 川 0.7K~ 2.4K 右 豊 田 市 平 和 町 ~ 秋 葉 町 1,730 A 水 衝 部 護 岸 老 朽 13 猿 渡 川 猿 渡 川 16.0K+50m~ 豊 田 市 大 成 町 漏 水 右 50 B 16.1K (けやき 橋 下 流 400m) 実 績 14 境 川 逢 妻 豊 田 市 堤 町 蔵 下 ~ 堤 町 下 町 堤 防 高 5.6K~ 6.2K 左 600 B 女 川 ( 伊 勢 堤 橋 から 下 流 ) 不 足 計 14 箇 所 12,140 ( 県 豊 田 加 茂 建 設 事 務 所 ) (3) 豊 田 市 管 理 区 間 番 号 水 系 名 河 川 名 1 矢 作 川 折 平 川 位 置 左 右 岸 別 左 右 2 矢 作 川 摺 小 川 右 3 矢 作 川 則 定 川 0.0K~ 0.2K+50m 左 右 地 名 豊 田 市 折 平 町 ( 県 道 大 平 折 平 線 交 点 から 上 流 400m 下 流 30m) 豊 田 市 摺 町 ( 弥 生 橋 上 流 200mから 上 流 ) 豊 田 市 則 定 町 ( 巴 川 合 流 点 から 上 流 ) ( 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 ) 延 長 重 要 度 理 由 (m) 430 B 堤 防 高 不 足 200 B 堤 防 強 度 不 足 250 B 堤 防 高 不 足 ( 河 川 課 ) 3 ため 池 番 号 ため 池 名 地 名 延 長 (m ) ( 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 ) 重 要 適 用 度 理 由 管 理 者 ( 水 防 工 法 ) 1 椀 貸 池 豊 田 市 八 草 町 丁 田 58 B 堤 体 土 質 軟 弱 八 草 町 杭 打 積 土 のう 工 2 坂 ノ 上 3 号 池 豊 田 市 加 納 町 鈴 ヶ 嶺 27 B 工 作 物 老 朽 加 納 町 月 の 輪 工 3 鶏 石 池 豊 田 市 田 籾 町 鶏 石 69 B 工 作 物 老 朽 田 籾 町 月 の 輪 工 4 東 保 見 新 池 豊 田 市 東 保 見 町 山 洞 92 B 堤 体 土 質 軟 弱 東 保 見 町 杭 打 積 土 のう 工 5 東 保 見 大 池 豊 田 市 東 保 見 町 山 洞 92 B 堤 体 土 質 軟 弱 東 保 見 町 杭 打 積 土 のう 工 6 伊 保 唐 池 豊 田 市 保 見 町 北 山 54 B 新 堤 防 保 見 町 築 き 廻 し 工 7 古 賀 池 豊 田 市 保 見 町 北 山 65 B 新 堤 防 保 見 町 築 き 廻 し 工 8 一 本 松 池 豊 田 市 保 見 町 北 山 33 B 新 堤 防 保 見 町 築 き 廻 し 工 9 保 見 八 幡 池 豊 田 市 保 見 町 北 山 41 B 新 堤 防 保 見 町 築 き 廻 し 工 10 貝 津 新 池 豊 田 市 東 保 見 町 山 ノ 田 103 B 新 堤 防 東 保 見 町 築 き 廻 し 工 11 八 木 池 下 池 豊 田 市 貝 津 町 床 立 97 B 堤 体 土 質 軟 弱 貝 津 町 杭 打 積 土 のう 工 12 八 木 池 上 池 豊 田 市 貝 津 町 床 立 144 B 堤 体 土 質 軟 弱 貝 津 町 杭 打 積 土 のう 工 17

21 番 号 ため 池 名 地 名 延 長 (m ) 重 要 度 理 由 管 理 者 適 用 ( 水 防 工 法 ) 13 竜 ヶ 池 下 池 豊 田 市 舞 木 町 笠 松 90 B 工 作 物 老 朽 亀 首 町 月 の 輪 工 14 竜 ヶ 池 上 池 豊 田 市 舞 木 町 笠 松 107 B 堤 体 土 質 軟 弱 亀 首 町 杭 打 積 土 のう 工 15 東 広 瀬 新 池 豊 田 市 東 広 瀬 町 稲 場 50 B 工 作 物 老 朽 水 利 組 合 月 の 輪 工 16 和 田 ヶ 池 豊 田 市 保 見 町 南 山 80 B 堤 体 土 質 軟 弱 保 見 町 杭 打 積 土 のう 工 17 伊 保 蓮 池 豊 田 市 伊 保 町 山 畑 160 B 堤 体 土 質 軟 弱 伊 保 町 杭 打 積 土 のう 工 18 伊 保 新 池 豊 田 市 伊 保 町 山 畑 102 B 堤 体 土 質 軟 弱 伊 保 町 杭 打 積 土 のう 工 成 合 川 用 水 19 中 の 池 豊 田 市 勘 八 町 勘 八 35 B 工 作 物 老 朽 月 の 輪 工 土 地 改 良 区 成 合 川 用 水 20 成 合 川 池 豊 田 市 力 石 山 田 36 B 工 作 物 老 朽 月 の 輪 工 土 地 改 良 区 21 万 精 池 豊 田 市 大 清 水 町 原 山 135 B 工 事 中 豊 田 土 地 改 良 区 杭 打 積 土 のう 工 22 孫 目 池 豊 田 市 大 平 町 牛 込 125 B 堤 体 土 質 軟 弱 豊 田 土 地 改 良 区 杭 打 積 土 のう 工 23 鞍 ヶ 池 豊 田 市 岩 滝 町 滝 ノ 上 130 B 堤 体 土 質 軟 弱 鞍 ヶ 池 水 利 組 合 杭 打 積 土 のう 工 24 寺 部 池 豊 田 市 京 ヶ 峰 3 丁 目 78 B 堤 体 土 質 軟 弱 豊 田 土 地 改 良 区 杭 打 積 土 のう 工 25 割 目 池 豊 田 市 本 新 町 7 丁 目 150 B 堤 体 土 質 軟 弱 豊 田 土 地 改 良 区 杭 打 積 土 のう 工 26 本 地 新 池 豊 田 市 本 地 町 4 丁 目 150 B 堤 体 土 質 軟 弱 豊 田 土 地 改 良 区 杭 打 積 土 のう 工 27 本 地 池 豊 田 市 堤 本 町 下 見 98 B 堤 体 土 質 軟 弱 堤 本 町 杭 打 積 土 のう 工 28 阿 知 和 池 豊 田 市 西 岡 町 星 ヶ 丘 246 B 堤 体 土 質 軟 弱 西 岡 町 杭 打 積 土 のう 工 29 西 の 池 豊 田 市 中 田 町 高 砂 198 B 堤 体 土 質 軟 弱 中 田 町 杭 打 積 土 のう 工 30 立 入 池 豊 田 市 前 林 町 立 圦 83 B 工 作 物 老 朽 前 林 町 月 の 輪 工 31 カ ラ 池 豊 田 市 勘 八 町 勘 八 52 B 工 作 物 老 朽 坂 ノ 上 財 産 管 理 月 の 輪 工 32 徳 間 池 豊 田 市 篠 原 町 徳 間 25 B 工 作 物 老 朽 篠 原 町 月 の 輪 工 33 飯 野 新 池 豊 田 市 藤 岡 飯 野 町 田 ノ 平 110 B 堤 体 土 質 軟 弱 藤 岡 飯 野 町 杭 打 積 土 のう 工 34 小 狭 間 池 豊 田 市 藤 岡 飯 野 町 田 ノ 平 80 B 工 作 物 老 朽 藤 岡 飯 野 町 月 の 輪 工 35 西 ノ 入 池 豊 田 市 迫 町 風 張 61 B 堤 体 土 質 軟 弱 迫 町 杭 打 積 土 のう 工 36 清 田 池 豊 田 市 西 中 山 町 清 田 80 B 工 作 物 老 朽 西 中 山 町 月 の 輪 工 37 西 中 山 大 池 豊 田 市 西 中 山 町 十 七 屋 229 B 堤 体 土 質 軟 弱 西 中 山 町 杭 打 積 土 のう 工 38 小 倉 池 豊 田 市 西 中 山 町 別 所 60 B 工 作 物 老 朽 西 中 山 町 月 の 輪 工 39 大 沢 池 豊 田 市 下 川 口 町 大 沢 80 B 堤 体 土 質 軟 弱 下 川 口 町 杭 打 積 土 のう 工 18

22 番 号 ため 池 名 地 名 延 長 (m ) 重 要 度 理 由 管 理 者 適 用 ( 水 防 工 法 ) 40 石 畳 クラガ 池 豊 田 市 石 畳 町 キビ 夫 30 B 工 作 物 老 朽 石 畳 町 月 の 輪 工 41 折 平 新 池 豊 田 市 折 平 町 上 屋 敷 36 B 工 作 物 老 朽 折 平 町 月 の 輪 工 42 柳 沢 池 豊 田 市 北 一 色 町 柳 沢 57 B 堤 体 土 質 軟 弱 北 一 色 町 杭 打 積 土 のう 工 43 綾 渡 池 豊 田 市 綾 渡 町 上 谷 30 B 工 作 物 老 朽 綾 渡 町 月 の 輪 工 計 43 箇 所 3858 第 2 節 重 要 な 水 閘 門 等 ( 農 地 整 備 課 ) 市 内 の 水 防 上 重 要 な 水 閘 門 等 は 次 に 掲 載 のとおりである 市 は 水 防 上 重 要 な 水 閘 門 等 の 規 模 及 び 能 力 等 並 びに 堤 外 民 地 の 状 況 を 熟 知 するとともに 緊 急 時 に 対 処 できる 応 急 対 策 の 確 立 を 図 るものとする また 水 閘 門 の 管 理 者 は 常 に 当 該 施 設 が 十 分 その 機 能 を 発 揮 できるように 努 めるものとする 特 に 水 防 時 においては 適 正 操 作 を 図 り 水 害 の 軽 減 防 止 に 努 めるとともに 操 作 状 況 を 必 要 に 応 じ 市 に 報 告 するものとする 1 重 要 な 水 閘 門 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 ) 番 号 河 川 名 名 称 所 在 地 構 造 管 理 者 1 矢 作 川 御 立 排 水 ひ 門 豊 田 市 御 立 町 鋼 製 ローラーゲート 国 土 交 通 省 2 矢 作 川 野 見 排 水 ひ 管 豊 田 市 野 見 町 鋼 製 スライドゲート 豊 田 市 3 矢 作 川 門 田 排 水 ひ 管 豊 田 市 野 見 町 鋼 製 スライドゲート 豊 田 市 4 矢 作 川 室 町 水 門 豊 田 市 室 町 鉄 製 自 動 開 閉 式 豊 田 市 5 矢 作 川 八 尻 川 樋 門 豊 田 市 水 源 町 鋼 製 スルースゲート 豊 田 市 6 矢 作 川 加 茂 川 水 門 豊 田 市 御 立 町 鋼 製 スルースゲート 国 土 交 通 省 7 矢 作 川 渡 刈 樋 門 豊 田 市 渡 刈 町 鉄 製 ローラーゲート 豊 田 市 8 矢 作 川 神 明 樋 門 豊 田 市 今 町 鋼 製 ローラーゲート 豊 田 市 9 矢 作 川 大 谷 樋 門 豊 田 市 河 合 町 鉄 製 ローラーゲート 豊 田 市 10 枝 下 用 水 1 号 放 水 門 豊 田 市 平 戸 橋 町 波 岩 電 動 式 鋼 製 ローラーゲート 豊 田 土 地 改 良 区 11 枝 下 用 水 2 号 放 水 門 豊 田 市 平 戸 橋 町 石 平 電 動 式 鋼 製 スルースゲート 豊 田 市 12 枝 下 用 水 3 号 放 水 門 豊 田 市 花 本 町 宇 津 木 電 動 式 鋼 製 ローラーゲート 豊 田 市 13 枝 下 用 水 ( 籠 川 ) 3 号 河 川 門 豊 田 市 花 本 町 横 枕 電 動 式 鋼 製 スルースゲート 豊 田 市 14 枝 下 用 水 4 号 放 水 門 豊 田 市 井 上 町 12 丁 目 電 動 式 鋼 製 ローラーゲート 豊 田 土 地 改 良 区 15 枝 下 用 水 5 号 放 水 門 豊 田 市 四 郷 町 六 反 田 電 動 式 鋼 製 スルースゲート 豊 田 市 16 枝 下 用 水 5 号 制 水 門 豊 田 市 四 郷 町 松 本 豊 田 市 電 動 式 鋼 製 スルースゲート 豊 田 土 地 改 良 区 19

23 番 号 河 川 名 名 称 所 在 地 構 造 管 理 者 17 枝 下 用 水 ( 籠 川 ) 5 号 河 川 門 豊 田 市 四 郷 町 松 本 電 動 式 鋼 製 スルースゲート 豊 田 市 18 枝 下 用 水 6 号 放 水 門 豊 田 市 四 郷 町 松 本 電 動 式 鋼 製 スルースゲート 豊 田 土 地 改 良 区 19 枝 下 用 水 7 号 放 水 門 豊 田 市 上 原 町 殿 上 電 動 式 鋼 製 ローラーゲート 豊 田 土 地 改 良 区 20 枝 下 用 水 ( 籠 川 ) 8 号 河 川 門 豊 田 市 東 梅 坪 町 4 丁 目 電 動 式 鋼 製 スルースゲート 豊 田 市 21 枝 下 用 水 8-1 号 放 水 門 豊 田 市 梅 坪 町 1 丁 目 電 動 式 鋼 製 スルースゲート 豊 田 市 22 枝 下 用 水 8-2 号 放 水 門 豊 田 市 梅 坪 町 6 丁 目 電 動 式 鋼 製 スルースゲート 豊 田 市 23 枝 下 用 水 9 号 放 水 門 電 動 式 鋼 製 ローラーゲート 豊 田 市 小 坂 本 町 2 丁 目 豊 田 市 手 動 式 鋼 製 転 倒 ゲート 24 枝 下 用 水 ( 矢 作 川 ) 9 号 河 川 門 豊 田 市 八 幡 町 2 丁 目 電 動 式 鋼 製 ローラーゲート 豊 田 市 25 枝 下 用 水 10 号 放 水 門 豊 田 市 御 幸 町 1 丁 目 電 動 式 鋼 製 ローラーゲート 豊 田 市 26 枝 下 用 水 ( 矢 作 川 ) 10 号 河 川 門 豊 田 市 竜 宮 町 電 動 式 鋼 製 ローラーゲート 豊 田 市 27 枝 下 用 水 根 川 放 水 門 豊 田 市 丸 山 町 4 丁 目 電 動 式 鋼 製 スルースゲート 豊 田 市 28 枝 下 用 水 大 堤 放 水 門 豊 田 市 広 田 町 谷 口 手 動 式 鋼 製 スルースゲート 豊 田 市 29 枝 下 用 水 広 田 放 水 門 豊 田 市 広 田 町 広 田 手 動 式 鋼 製 スルースゲート 豊 田 市 30 枝 下 用 水 永 覚 放 水 門 豊 田 市 永 覚 新 町 5 丁 目 手 動 式 鋼 製 スルースゲート 豊 田 市 31 矢 作 川 宗 定 ひ 門 豊 田 市 畝 部 東 町 鋼 製 ローラーゲート 国 土 交 通 省 1,500mm 600PS 2 台 32 矢 作 川 上 郷 柳 川 瀬 岡 崎 市 北 野 町 字 押 廻 2 10m3/s 豊 田 市 排 水 機 場 8-1 1,500mm 450KW 1 台 5m3/s 33 矢 作 川 上 郷 柳 川 瀬 排 水 電 動 式 鋼 製 スルースゲート 岡 崎 市 北 野 町 字 押 廻 機 場 排 水 ひ 門 2 連 豊 田 市 34 矢 作 川 家 下 川 ひ 門 岡 崎 市 北 野 町 字 押 廻 鋼 製 スルースゲート 国 土 交 通 省 35 家 下 川 溢 流 堰 岡 崎 市 北 野 町 字 押 廻 溢 流 堰 豊 田 土 地 改 良 区 36 市 木 川 水 間 排 水 機 場 豊 田 市 水 間 町 ,000mm 130KW 1 台 豊 田 市 2.5m3/s 37 市 木 川 川 田 排 水 機 場 豊 田 市 寺 部 町 矢 作 川 千 石 排 水 機 場 豊 田 市 千 石 町 mm 100KW 1 台 1.5m3/s 1,000mm 180KW 1 台 2.5m3/s 豊 田 市 豊 田 市 1,000mm 150KW 1 台 39 矢 作 川 御 立 排 水 機 場 豊 田 市 御 立 町 9-45 豊 田 市 2.5m3/s 40 籠 川 荒 井 排 水 機 場 豊 田 市 荒 井 町 寿 田 34 1,000mm 95KW 1 台 豊 田 市 2.3m3/s 41 逢 妻 女 川 不 毛 排 水 機 場 豊 田 市 駒 新 町 不 毛 mm 15KW 1 台 駒 場 区 0.12m3/s 計 41 箇 所 ( 農 地 整 備 課 河 川 課 ) 20

24 2 排 水 機 場 一 覧 ポンプ 場 名 設 置 場 所 梅 坪 東 梅 坪 町 ポンプ 場 4-90 中 部 元 宮 町 ポンプ 場 3-60 越 戸 越 戸 町 ポンプ 場 安 貝 戸 212 岡 崎 市 上 郷 柳 川 瀬 北 野 町 排 水 機 場 押 廻 28-1 水 間 水 間 町 排 水 機 場 1-31 千 石 千 石 町 排 水 機 場 5-30 荒 井 荒 井 町 排 水 機 場 寿 田 34-2 御 立 御 立 町 排 水 機 場 川 田 寺 部 町 排 水 機 場 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 ) ポ ン プ 機 種 動 力 機 種 運 転 口 径 台 数 揚 水 量 全 揚 程 製 作 出 力 台 数 形 式 形 式 製 作 会 社 方 (mm) ( 台 ) (m3/s) (m) 会 社 (PS) ( 台 ) 法 1, 立 軸 荏 原 直 列 ,500 3 ヤンマー 自 斜 流 製 作 所 6 気 筒 テ ィーセ ル 動 1, 水 中 日 立 直 列 470KW 13.0 ホ ンフ 製 作 所 6 気 筒 650PS 1 ヤンマー 自 テ ィーセ ル 動 立 軸 荏 原 立 軸 籠 型 東 京 芝 浦 自 KW 2 斜 流 製 作 所 電 動 機 電 気 動 1, 横 軸 荏 原 V 型 ヤンマー 手 斜 流 製 作 所 12 気 筒 テ ィーセ ル 動 横 軸 荏 原 直 列 ヤンマー 自 斜 流 製 作 所 6 気 筒 テ ィーセ ル 動 立 軸 荏 原 立 軸 籠 型 東 京 芝 浦 自 KW 1 斜 流 製 作 所 電 動 機 電 気 動 1, 立 軸 荏 原 直 列 ヤンマー 自 斜 流 製 作 所 6 気 筒 テ ィーセ ル 動 1, 立 型 開 放 立 軸 日 立 230KW 8.2 直 列 6 気 斜 流 製 作 所 330PS 1 ヤンマー 自 テ ィーセ ル 動 筒 1, 立 軸 荏 原 ガス 11.8 斜 流 製 作 所 タービン 374KW 2 荏 原 自 製 作 所 動 1, 立 軸 荏 原 ガス 8.8 斜 流 製 作 所 タービン 713KW 1 荏 原 自 製 作 所 動 水 中 自 6.1 電 業 社 ホ ンフ 動 1, 横 軸 三 菱 ディーゼ ヤンマー 手 斜 流 重 工 ル テ ィーセ ル 動 1, 横 軸 三 菱 手 5.9 電 動 450KW 1 三 菱 電 気 斜 流 重 工 動 1, 横 軸 手 2.4 電 業 社 電 動 130KW 1 明 電 舎 斜 流 動 1, 横 軸 三 菱 手 3.9 電 動 180KW 1 明 電 舎 斜 流 重 工 動 1, 横 軸 栗 村 手 2.7 電 動 95KW 1 明 電 舎 斜 流 製 作 所 動 1, 横 軸 日 立 手 3.9 電 動 150KW 1 日 耕 機 電 斜 流 製 作 所 動 横 軸 日 立 日 立 手 3.9 電 動 100KW 1 斜 流 製 作 所 製 作 所 動 計 9 箇 所 30 台 ( 農 地 整 備 課 河 川 課 ) 21

25 第 6 章 水 防 に 関 する 予 報 警 報 第 1 節 水 防 に 関 する 予 報 警 報 の 種 類 と 発 表 基 準 1 気 象 及 び 洪 水 についての 予 報 警 報 ( 名 古 屋 地 方 気 象 台 発 表 ) 水 防 に 関 する 気 象 及 び 洪 水 の 注 意 報 警 報 は 警 報 注 意 報 発 表 基 準 の 基 準 に 達 すると 予 想 される 市 町 村 等 に 対 して 名 古 屋 地 方 気 象 台 から 発 表 され 特 別 警 報 の 発 表 基 準 に 該 当 す る 場 合 には 県 内 の 当 該 警 報 が 特 別 警 報 としてが 発 表 される また 現 象 の 予 告 的 情 報 や 補 完 的 情 報 等 として 気 象 情 報 が 発 表 されることがある (1) 大 雨 注 意 報 大 雨 によって 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 される 場 合 に 発 表 される (2) 洪 水 注 意 報 洪 水 によって 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 される 場 合 に 発 表 される (3) 大 雨 警 報 大 雨 によって 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 される 場 合 に 発 表 される 大 雨 警 報 ( 土 砂 災 害 ) 大 雨 警 報 ( 浸 水 害 ) 大 雨 警 報 ( 土 砂 災 害 浸 水 害 )のように 特 に 警 戒 す べき 事 項 が 明 記 される (4) 洪 水 警 報 洪 水 によって 重 大 な 災 害 が 起 こるおそれがあると 予 想 される 場 合 に 発 表 される (5) 大 雨 特 別 警 報 大 雨 が 特 に 異 常 であるため 重 大 な 災 害 が 発 生 するおそれが 著 しく 大 きいときに 発 表 される 大 雨 特 別 警 報 には 大 雨 特 別 警 報 ( 土 砂 災 害 ) 大 雨 特 別 警 報 ( 浸 水 害 ) 大 雨 特 別 警 報 ( 土 砂 災 害 浸 水 害 )のように 特 に 警 戒 すべき 事 項 が 明 記 される (6) 気 象 情 報 ア 災 害 に 結 びつくような 激 しい 現 象 が 発 生 する 可 能 性 のあるときに 警 報 や 注 意 報 に 先 だって 現 象 を 予 告 し 注 意 をよびかける 場 合 あるいは 注 意 報 警 報 を 発 表 してい る 場 合 に 注 意 報 警 報 を 補 完 するために 発 表 されるときがある ( 愛 知 県 気 象 情 報 東 海 地 方 気 象 情 報 等 ) イ 記 録 的 短 時 間 大 雨 情 報 1 時 間 に100mm 以 上 の 猛 烈 な 雨 が 観 測 又 は 解 析 された 場 合 に 発 表 される ウ 土 砂 災 害 警 戒 情 報 大 雨 警 報 発 表 中 に 更 に 土 砂 災 害 発 生 の 危 険 度 が 高 まったときに 愛 知 県 と 名 古 屋 地 方 気 象 台 が 共 同 して 市 町 村 を 最 小 単 位 として 発 表 される エ 記 録 的 な 大 雨 に 関 する 気 象 情 報 大 雨 特 別 警 報 を 発 表 した 直 後 に 大 雨 特 別 警 報 を 補 完 するため 標 題 を 記 録 的 な 大 雨 に 関 する 気 象 情 報 とした 気 象 情 報 が 発 表 される オ 天 候 情 報 気 象 情 報 のうち 平 年 から 大 きくかけ 離 れた 気 象 状 況 が 数 日 間 またはそれ 以 上 の 長 期 間 にわたって 続 き 災 害 の 発 生 する 可 能 性 がある 等 社 会 的 に 大 きな 影 響 が 予 想 される 場 合 に 発 表 される 22

26 警 報 注 意 報 発 表 基 準 表 一 次 細 市 町 村 等 を 警 報 注 意 報 二 次 細 分 区 域 分 区 域 まとめた 地 域 大 雨 洪 水 大 雨 洪 水 愛 知 県 西 三 河 北 西 部 豊 田 市 西 部 ( 豊 田 市 東 部 の 別 表 1 別 表 2 別 表 3 別 表 4 区 域 を 除 く) 西 部 の 基 準 の 基 準 の 基 準 の 基 準 愛 知 県 西 三 河 北 東 部 豊 田 市 東 部 ( 旭 足 助 下 による による による による 山 稲 武 支 所 管 内 に 限 る) 東 部 ( 注 )1 発 表 基 準 表 に 示 した 数 値 は 愛 知 県 における 過 去 の 災 害 発 生 頻 度 と 気 象 条 件 との 関 係 を 調 査 して 決 めたものであり 気 象 要 素 によって 災 害 発 生 を 予 想 する 際 のおおむね の 目 安 である 2 注 意 報 警 報 はその 種 類 にかかわらず 解 除 されるまで 継 続 される また 新 たな 注 意 報 警 報 が 発 表 されるときは それまで 継 続 中 の 注 意 報 警 報 は 自 動 的 に 解 除 又 は 更 新 されて 新 たな 注 意 報 警 報 に 切 り 替 えられる 3 地 震 の 被 災 地 等 に 対 する 二 次 災 害 防 止 のため 現 象 の 強 さが 基 準 に 達 しないと 予 想 される 場 合 でも 警 報 注 意 報 を 発 表 することがある 別 表 1 大 雨 警 報 基 準 二 次 細 分 区 域 雨 量 基 準 土 壌 雨 量 指 数 基 準 豊 田 市 西 部 平 坦 地 :R1=50 88 平 坦 地 以 外 :R1=80 豊 田 市 東 部 R1= 別 表 2 洪 水 警 報 基 準 二 次 細 分 区 域 雨 量 基 準 流 域 雨 量 指 数 基 準 複 合 基 準 豊 田 市 西 部 平 坦 地 :R1=50 平 坦 地 以 外 :R1=80 猿 渡 川 流 域 =21, 逢 妻 女 川 流 域 =23 R1=30かつ 矢 作 川 流 域 =29 豊 田 市 東 部 R1=90 矢 作 川 流 域 =45, 郡 界 川 流 域 =9, 巴 川 流 域 =37, 名 倉 川 流 域 =23 - 別 表 3 大 雨 注 意 報 基 準 二 次 細 分 区 域 雨 量 基 準 土 壌 雨 量 指 数 基 準 豊 田 市 西 部 平 坦 地 :R1=30 62 平 坦 地 以 外 :R1=50 豊 田 市 東 部 R1=60 93 別 表 4 洪 水 注 意 報 基 準 二 次 細 分 区 域 雨 量 基 準 流 域 雨 量 指 数 基 準 複 合 基 準 豊 田 市 西 部 ( 豊 田 市 東 部 の 区 域 を 除 く) 平 坦 地 :R1=30 平 坦 地 以 外 :R1=50 猿 渡 川 流 域 =17, 逢 妻 女 川 流 域 =18 平 坦 地 :R1=20 かつ 矢 作 川 流 域 =29 豊 田 市 東 部 ( 旭 足 助 下 山 稲 武 支 所 管 内 に 限 R1=60 矢 作 川 流 域 =32, 郡 界 川 流 域 =7, 23 -

27 る) 巴 川 流 域 =30, 名 倉 川 流 域 =18 別 表 1~ 別 表 4 大 雨 及 び 洪 水 警 報 注 意 報 基 準 表 の 見 方 (1) 大 雨 及 び 洪 水 の 欄 中 R1は1 時 間 雨 量 を 示 す 例 えば R1=70 であれば 1 時 間 雨 量 70mm 以 上 を 意 味 する (2) 大 雨 及 び 洪 水 の 欄 中 においては 平 坦 地 平 坦 地 以 外 等 の 地 域 名 で 基 準 値 を 記 述 する (3) 土 壌 雨 量 指 数 基 準 値 は1km 四 方 毎 に 設 定 している 大 雨 の 欄 中 土 壌 雨 量 指 数 基 準 には 市 町 村 内 における 基 準 値 の 最 低 値 を 示 す (4) 洪 水 の 欄 中 川 流 域 =30 は 川 流 域 の 流 域 雨 量 指 数 30 以 上 を 意 味 する また, は2つの 基 準 を 示 す 例 えば 猿 渡 川 流 域 =21, 逢 妻 女 川 流 域 =23 であれば 猿 渡 川 流 域 の 流 域 雨 量 指 数 21 以 上 あるいは 逢 妻 女 川 流 域 の 流 域 雨 量 指 数 23 以 上 を 意 味 する < 参 考 > 1 平 坦 地 平 坦 地 以 外 平 坦 地 は 概 ね 傾 斜 が30パーミル 以 下 で 都 市 化 率 が25パーセント 以 上 の 地 域 をさす また 平 坦 地 以 外 は 前 記 以 外 の 地 域 をさす 2 土 壌 雨 量 指 数 土 壌 雨 量 指 数 は 降 雨 による 土 砂 災 害 発 生 の 危 険 性 を 示 す 指 標 で 土 壌 中 に 貯 まってい る 雨 水 の 量 を 示 す 指 数 解 析 雨 量 降 水 短 時 間 予 報 をもとに 5km 四 方 の 領 域 ごとに 算 出 する 3 流 域 雨 量 指 数 流 域 雨 量 指 数 は 降 雨 による 洪 水 災 害 発 生 の 危 険 性 を 示 す 指 標 で 対 象 となる 地 域 時 刻 に 存 在 する 流 域 の 雨 水 の 量 を 示 す 指 数 解 析 雨 量 降 水 短 時 間 予 報 をもとに 5km 四 方 の 領 域 ごとに 算 出 する 第 2 節 水 防 に 関 する 予 報 警 報 の 伝 達 気 象 水 象 に 関 する 予 報 警 報 の 伝 達 系 統 中 部 管 区 警 察 局 愛 知 県 警 察 本 部 豊 田 警 察 署 足 助 警 察 署 名 愛 知 県 ( 県 防 災 行 政 無 線 ) 豊 住 古 消 防 庁 田 屋 地 NTT 西 日 本 市 民 方 気 NHK 名 古 屋 放 送 局 ( 放 送 ) 等 象 報 道 機 関 ( 放 送 等 ) 台 中 部 地 方 整 備 局 防 災 関 係 機 関 24

28 ( 注 )1 伝 達 方 法 名 古 屋 地 方 気 象 台 からの 伝 達 は 防 災 情 報 提 供 システムによる 2NTT 西 日 本 には 警 報 についてのみ 伝 達 を 行 う 25

29 第 7 章 水 防 警 報 第 1 節 意 義 指 定 河 川 について 国 土 交 通 大 臣 又 は 知 事 が 洪 水 によって 災 害 が 起 こるおそれがあると 認 められ たとき 水 防 を 行 う 必 要 がある 旨 を 警 告 して 行 う 発 表 であり 水 防 管 理 団 体 の 水 防 活 動 に 指 針 を 与 えることを 本 質 としている ( 法 第 16 条 第 1 項 ) 第 2 節 水 防 警 報 の 発 令 される 河 川 1 国 土 交 通 大 臣 が 水 防 警 報 を 行 う 河 川 とその 区 域 区 河 川 名 自 域 至 矢 作 川 左 岸 右 岸 豊 田 市 川 田 町 2 丁 目 29 番 地 先 豊 田 市 荒 井 町 松 島 321 番 4 地 先 海 まで 2 知 事 が 水 防 警 報 を 行 う 河 川 とその 区 域 河 川 名 区 域 自 逢 妻 川 逢 妻 女 川 逢 妻 男 川 合 流 点 から 海 まで 至 第 3 節 水 防 警 報 発 令 基 準 等 1 国 土 交 通 大 臣 が 水 防 警 報 を 行 う 河 川 ( 単 位 :メートル) 観 測 所 在 地 河 川 名 所 名 ( 位 置 ) 豊 田 市 中 島 町 高 橋 ( 右 岸 40.4km 付 近 ) 矢 作 川 岡 崎 市 西 蔵 前 町 岩 津 ( 左 岸 29.2km 付 近 ) 水 防 団 は ん 濫 出 動 計 画 高 待 機 水 位 注 意 水 位 水 位 水 位 ( 通 報 水 位 ) ( 警 戒 水 位 ) 堤 防 高 上 : 左 岸 発 令 者 下 : 右 岸 8.6 豊 橋 河 川 9.4 事 務 所 長 11.2 豊 橋 河 川 12.1 事 務 所 長 2 知 事 が 水 防 警 報 を 行 う 河 川 ( 単 位 :メートル) 観 測 所 在 地 河 川 名 所 名 ( 位 置 ) 刈 谷 市 一 ツ 木 町 一 ツ 逢 妻 川 ( 左 岸 河 口 から 木 8.45km) 水 防 団 は ん 濫 出 動 はん 濫 待 機 水 位 注 意 水 位 水 位 危 険 水 位 ( 通 報 水 位 ) ( 警 戒 水 位 ) 堤 防 高 上 : 左 岸 発 令 者 下 : 右 岸 T.P T.P T.P T.P T.P 知 立 建 設 事 務 所 長

30 第 4 節 水 防 警 報 の 段 階 と 内 容 段 階 内 容 準 出 情 解 備 はん 濫 注 意 水 位 ( 警 戒 水 位 )を 超 過 し 水 防 資 材 の 整 備 点 検 水 門 等 の 開 閉 準 備 幹 部 員 の 出 動 を 通 知 するもの 動 出 動 水 位 を 超 過 し 消 防 団 員 等 の 出 動 を 通 知 するもの 報 水 防 活 動 上 必 要 とする 水 位 その 他 河 川 の 状 況 を 通 知 するもの 除 水 防 活 動 の 終 了 を 通 知 するもの 第 5 節 水 防 警 報 の 伝 達 系 統 1 国 土 交 通 大 臣 が 水 防 警 報 を 行 う 河 川 凡 例 一 般 回 線 ファックス 高 度 通 信 情 報 ネットワーク 庁 内 連 絡 インターネット ( 市 町 村 向 け 川 の 防 災 情 報 ) 矢 作 川 ( 高 橋 岩 津 岡 崎 米 津 地 区 ) 中 部 地 方 整 備 局 ( 豊 橋 河 川 事 務 所 ) ( 市 町 村 向 け 川 の 防 災 情 報 ) 愛 知 県 河 川 課 名 古 屋 地 方 気 象 台 愛 知 県 防 災 局 災 害 対 策 課 西 三 河 県 民 事 務 所 西 三 河 県 民 事 務 所 豊 田 庁 舎 豊 田 加 茂 建 設 事 務 所 豊 田 市 関 係 消 防 機 関 関 係 機 関 2 知 事 が 水 防 警 報 を 行 う 河 川 逢 妻 川 愛 知 県 ( 知 立 建 設 事 務 所 ) 名 古 屋 地 方 気 象 台 愛 知 県 防 災 局 災 害 対 策 課 愛 知 県 建 設 部 河 川 課 西 三 河 県 民 事 務 所 西 三 河 県 民 事 務 所 豊 田 庁 舎 豊 田 加 茂 建 設 事 務 所 豊 田 市 関 係 消 防 機 関 27

31 第 8 章 洪 水 予 報 第 1 節 意 義 気 象 等 の 状 況 により 洪 水 のおそれがあると 認 められるとき 国 土 交 通 大 臣 又 は 知 事 と 気 象 庁 長 官 が 共 同 して その 状 況 を 関 係 機 関 及 び 一 般 に 周 知 する 目 的 で 行 う 発 表 である ( 法 第 10 条 第 2 項 第 11 条 第 1 項 気 象 業 務 法 第 14 条 の2 第 2 項 第 3 項 ) 第 2 節 洪 水 予 報 の 発 令 される 河 川 及 び 実 施 区 域 1 国 土 交 通 大 臣 が 指 定 した 河 川 河 川 名 区 域 矢 作 川 左 岸 右 岸 豊 田 市 川 田 町 2 丁 目 29 番 地 先 豊 田 市 荒 井 町 松 島 321 番 地 4 先 から 海 まで 2 知 事 が 指 定 した 河 川 河 川 名 区 域 逢 妻 川 左 右 岸 逢 妻 女 川 逢 妻 男 川 合 流 点 から 海 まで 第 3 節 洪 水 予 報 に 関 する 基 準 地 点 1 国 土 交 通 大 臣 が 指 定 した 河 川 ( 単 位 :メートル) 河 川 名 矢 作 川 水 防 団 待 機 はん 濫 注 意 基 準 避 難 判 断 はん 濫 危 所 在 地 ( 位 置 ) 水 位 水 位 地 点 水 位 険 水 位 ( 指 定 水 位 ) ( 警 戒 水 位 ) 高 橋 岩 津 米 津 豊 田 市 中 島 町 ( 右 岸 40.4km 付 近 ) 岡 崎 市 西 蔵 前 町 ( 左 岸 29.2km 付 近 ) 西 尾 市 米 津 町 ( 右 岸 9.8km 付 近 ) 2 知 事 が 指 定 した 河 川 ( 単 位 :メートル) 水 防 団 待 機 はん 濫 注 意 基 準 避 難 判 断 はん 濫 危 河 川 名 所 在 地 ( 位 置 ) 水 位 水 位 地 点 水 位 険 水 位 ( 指 定 水 位 ) ( 警 戒 水 位 ) 刈 谷 市 一 ツ 木 町 逢 妻 川 一 ツ 木 ( 河 口 から8.45km) 28

32 第 4 節 洪 水 予 報 の 種 類 と 基 準 種 類 情 報 名 発 表 基 準 洪 水 警 報 ( 発 表 ) 又 は 洪 水 警 報 洪 水 注 意 報 ( 発 表 ) 又 は 洪 水 注 意 報 洪 水 注 意 報 ( 警 報 解 除 ) はん 濫 発 生 情 報 はん 濫 が 発 生 したとき はん 濫 が 継 続 しているとき はん 濫 危 険 情 報 はん 濫 危 険 水 位 に 到 達 したとき はん 濫 危 険 水 位 以 上 の 状 態 が 継 続 しているとき はん 濫 警 戒 情 報 はん 濫 危 険 水 位 に 達 すると 見 込 まれるとき 避 難 判 断 水 位 に 到 達 し さらに 水 位 の 上 昇 が 見 込 まれるとき( 一 時 的 な 水 位 の 上 昇 下 降 に 関 わら ず 水 位 の 上 昇 の 可 能 性 があるとき) はん 濫 危 険 情 報 を 発 表 中 に はん 濫 危 険 水 位 を 下 回 ったとき( 避 難 判 断 水 位 を 下 回 った 場 合 を 除 く) はん 濫 注 意 情 報 はん 濫 注 意 水 位 に 到 達 し さらに 水 位 の 上 昇 が 見 込 まれるとき はん 濫 注 意 水 位 以 上 で かつ 避 難 判 断 水 位 未 満 の 状 態 が 継 続 しているとき 避 難 判 断 水 位 に 達 したが 水 位 の 上 昇 が 見 込 ま れないとき はん 濫 注 意 情 報 ( 警 戒 情 報 解 除 ) 洪 水 注 意 報 解 除 はん 濫 注 意 情 報 解 除 はん 濫 危 険 情 報 又 ははん 濫 警 戒 情 報 を 発 表 中 に 避 難 判 断 水 位 を 下 回 った 場 合 (はん 濫 注 意 水 位 を 下 回 った 場 合 を 除 く) はん 濫 警 戒 情 報 発 表 中 に 水 位 の 上 昇 が 見 込 まれな くなったとき(はん 濫 危 険 水 位 に 達 した 場 合 を 除 く ) はん 濫 危 険 情 報 はん 濫 警 戒 情 報 又 ははん 濫 注 意 情 報 を 発 表 中 に はん 濫 注 意 水 位 を 下 回 り はん 濫 の おそれがなくなったとき 注 1: 予 報 区 域 に 複 数 の 基 準 観 測 所 がある 場 合 ( 日 光 川 境 川 逢 妻 川 )は いずれかの 基 準 観 測 所 で 発 表 基 準 となった 場 合 に 発 表 ( 切 替 を 含 む )を 行 うこととし 最 も 危 険 度 の 高 い 基 準 観 測 所 の 水 位 を 基 に 種 類 及 び 情 報 名 を 選 定 するものとする 注 2: 堤 防 の 損 傷 等 により はん 濫 のおそれが 高 まったと 判 断 できる 場 合 には 双 方 が 協 議 し た 上 で この 表 によらずに 洪 水 予 報 を 発 表 することができる 29

33 第 5 節 洪 水 予 報 伝 達 系 統 1 国 土 交 通 大 臣 が 指 定 した 河 川 ( 矢 作 川 ) 愛 知 県 警 察 本 部 豊 田 警 察 署 足 助 警 察 署 陸 上 自 衛 隊 中 部 地 方 整 備 局 豊 橋 河 川 事 務 所 愛 知 県 水 資 源 機 構 中 部 支 社 ( 県 防 災 行 政 無 線 ) 西 三 河 県 民 事 務 所 豊 田 庁 舎 豊 田 加 茂 建 設 事 務 所 豊 田 市 住 名 古 屋 地 方 気 象 台 消 防 庁 NTT 西 日 本 報 道 機 関 防 災 関 係 機 関 民 等 30

34 2 知 事 が 指 定 した 河 川 ( 逢 妻 川 ) 愛 知 県 知 立 建 設 事 務 所 愛 知 県 警 察 本 部 陸 上 自 衛 隊 ( 県 防 災 行 政 無 線 ) 豊 田 警 察 署 西 三 河 県 民 事 務 所 豊 田 庁 舎 豊 田 加 茂 建 設 事 務 所 名 古 屋 地 方 気 象 台 豊 田 市 愛 知 県 ( 県 防 災 行 政 無 線 ) 消 防 庁 NTT 西 日 本 報 道 機 関 防 災 関 係 機 関 住 民 等 31

35 第 9 章 水 位 情 報 の 周 知 第 1 節 意 義 国 土 交 通 大 臣 または 知 事 が 洪 水 予 報 河 川 以 外 の 河 川 で 洪 水 により 重 大 又 は 相 当 な 損 害 が 生 ず るおそれがあるものとして 指 定 した 河 川 ( 水 位 周 知 河 川 )について 避 難 判 断 水 位 ( 法 第 13 条 で 規 定 される 特 別 警 戒 水 位 以 下 同 じ )を 定 め 当 該 河 川 の 水 位 が 避 難 判 断 水 位 ( 特 別 警 戒 水 位 )に 達 したときには その 旨 を 関 係 者 ( 知 事 水 防 管 理 者 量 水 標 管 理 者 )に 通 知 するととも に 一 般 に 周 知 させるもの 避 難 判 断 水 位 ( 特 別 警 戒 水 位 )は 市 町 村 が 行 う 避 難 勧 告 等 の 目 安 となるもので 住 民 等 の 避 難 に 資 する 洪 水 情 報 を 的 確 に 提 供 するために 定 められる 性 格 のものである ( 法 13 条 第 1 項 第 2 項 第 3 項 ) 第 2 節 水 位 情 報 の 周 知 される 河 川 及 びその 区 間 河 川 名 区 域 籠 川 伊 保 川 合 流 点 から 矢 作 川 合 流 点 まで 逢 妻 女 川 布 袋 子 川 合 流 点 から 逢 妻 川 合 流 点 まで 第 3 節 水 位 情 報 周 知 を 行 う 水 位 観 測 所 における 基 準 水 位 基 準 水 位 (m) 河 川 名 観 測 所 名 水 防 団 はん 濫 はん 濫 発 表 者 避 難 判 断 待 機 注 意 出 動 危 険 ( 特 別 警 戒 ) ( 通 報 ) ( 警 戒 ) ( 危 険 ) 京 町 籠 川 ( 右 岸 0.55km (1.90) (2.50) (2.90) 豊 田 加 茂 付 近 ) 建 設 事 務 千 足 所 長 逢 妻 女 川 ( 左 岸 10.12km (1.10) (1.70) (2.00) 付 近 ) ( 注 ) 籠 川 逢 妻 女 川 は 水 防 警 報 河 川 に 指 定 されていないため 水 防 団 待 機 水 位 ( 通 報 水 位 ) はん 濫 注 意 水 位 ( 警 戒 水 位 ) 出 動 水 位 については 参 考 水 位 のため ( ) 書 きとしてい る 32

36 第 4 節 水 位 情 報 伝 達 系 統 籠 川 逢 妻 女 川 豊 田 加 茂 建 設 事 務 所 凡 例 一 般 回 線 ファックス 高 度 通 信 情 報 ネットワーク 庁 内 連 絡 インターネット ( 市 町 村 向 け 川 の 防 災 情 報 ) 名 古 屋 地 方 気 象 台 愛 知 県 防 災 局 災 害 対 策 課 愛 知 県 建 設 部 河 川 課 西 三 河 県 民 事 務 所 西 三 河 県 民 事 務 所 豊 田 庁 舎 豊 田 市 関 係 消 防 機 関 33

37 第 10 章 水 防 活 動 第 1 節 気 象 の 観 測 水 防 警 報 洪 水 予 報 又 は 避 難 判 断 水 位 ( 特 別 警 戒 水 位 ) 情 報 伝 達 に 係 る 基 準 観 測 所 からの 水 位 情 報 が 発 表 された 場 合 又 は 洪 水 その 他 の 水 災 の 発 生 のおそれがあると 認 められる 場 合 は 雨 量 そ の 他 の 気 象 及 び 河 川 水 位 流 量 等 必 要 な 情 報 の 収 集 に 努 めるものとする 1 水 防 活 動 に 必 要 な 予 報 及 び 警 報 の 種 類 と 発 表 基 準 並 びに 伝 達 名 古 屋 地 方 気 象 台 等 が 発 表 する 注 意 報 警 報 の 種 類 及 び 発 表 基 準 並 びに 伝 達 については 第 6 章 から 第 9 章 の 定 めるところによる 2 気 象 情 報 の 収 集 市 内 にある 観 測 施 設 から 必 要 な 情 報 を 迅 速 に 収 集 するものとする (1) 豊 田 市 気 象 観 測 施 設 観 測 所 名 観 測 項 目 豊 田 市 消 防 本 部 雨 量 風 向 風 速 湿 度 気 温 気 圧 足 助 消 防 署 雨 量 風 向 風 速 湿 度 気 温 気 圧 藤 岡 小 原 分 署 雨 量 風 向 風 速 湿 度 気 温 気 圧 豊 田 市 役 所 雨 量 風 向 風 速 上 郷 コミュニティセンター 猿 投 コミュニティセンター 松 平 コミュニティセンター 高 岡 コミュニティセンター 雨 量 雨 量 雨 量 雨 量 石 野 出 張 所 雨 量 保 見 出 張 所 雨 量 加 納 小 学 校 雨 量 滝 脇 小 学 校 雨 量 豊 松 小 学 校 雨 量 藤 沢 小 学 校 雨 量 西 広 瀬 小 学 校 雨 量 上 鷹 見 小 学 校 雨 量 矢 並 小 学 校 雨 量 駒 場 小 学 校 雨 量 大 畑 小 学 校 雨 量 旭 支 所 雨 量 足 助 支 所 雨 量 稲 武 支 所 雨 量 小 原 支 所 雨 量 下 山 支 所 雨 量 藤 岡 支 所 雨 量 堤 水 位 34

38 (2) 国 土 交 通 省 水 位 観 測 施 設 等 河 川 名 観 測 所 観 測 項 目 猿 投 水 位 小 渡 水 位 矢 作 川 矢 作 ダム 水 位 高 橋 水 位 巴 川 九 久 平 水 位 (3) 愛 知 県 水 防 テレメータ 水 位 観 測 局 河 川 名 観 測 水 防 団 はん 濫 避 難 判 断 はん 濫 単 位 河 床 高 0 点 高 出 動 水 位 堤 防 高 所 名 待 機 水 位 注 意 水 位 水 位 危 険 水 位 逢 妻 女 川 千 足 河 床 m TP26.15m TP27.43m TP28.03m TP28.33m TP28.33m TP28.93m TP29.04m 籠 川 京 町 河 床 m TP36.55m TP38.85m TP39.45m TP39.85m TP39.95m TP40.55m TP42.95m 逢 妻 男 川 若 林 河 床 m TP 9.60m TP11.90m TP12.70m TP13.30m TP14.20m TP14.90m ( 注 ) 洪 水 監 視 水 位 の 設 定 は 次 のとおりである はん 濫 危 険 水 位 : 現 在 の 河 川 が 洪 水 を 安 全 に 流 すことができる 水 位 なお 水 防 警 報 ( 水 位 周 知 ) 基 準 観 測 局 においては 河 川 全 域 で 評 価 した 水 位 であるが その 他 の 基 準 観 測 局 においては 当 該 観 測 局 の 地 点 で 評 価 した 水 位 である 避 難 判 断 水 位 : 法 第 13 条 で 規 定 される 特 別 警 戒 水 位 であり 洪 水 による 災 害 の 発 生 を 特 に 警 戒 すべきものとして 住 民 等 の 避 難 判 断 の 参 考 の 一 つとなる 水 位 を 指 す 出 動 水 位 :その 水 位 に 対 する 流 量 が はん 濫 危 険 水 位 満 流 流 量 の6 割 に 相 当 する 水 位 で 水 防 警 報 河 川 以 外 の 河 川 においては 水 防 警 報 基 準 地 点 におけるほぼ 出 動 水 位 に 相 当 する はん 濫 注 意 水 位 :その 水 位 に 対 する 流 量 が はん 濫 危 険 水 位 満 流 流 量 の4 割 に 相 当 する 水 位 で 水 防 警 報 河 川 以 外 の 河 川 においては 水 防 警 報 基 準 地 点 におけるほぼ はん 濫 注 意 水 位 ( 警 戒 水 位 )に 相 当 する 水 防 団 待 機 水 位 :その 水 位 に 対 する 流 量 が はん 濫 危 険 水 位 満 流 流 量 の2 割 に 相 当 する 水 位 で 水 防 警 報 河 川 以 外 の 河 川 においては 水 防 警 報 基 準 地 点 におけるほぼ 水 防 団 待 機 水 位 ( 通 報 水 位 )に 相 当 する ( 資 料 ) 雨 量 観 測 施 設 ( 附 属 資 料 P 61) 水 位 流 量 観 測 施 設 ( 附 属 資 料 P 62) 第 2 節 消 防 団 の 出 動 1 水 防 管 理 者 の 責 務 水 防 管 理 者 は 次 に 示 す 基 準 等 により 消 防 団 に 対 し 出 動 準 備 ( 以 下 準 備 という ) 又 は 出 動 を 指 示 し 消 防 団 の 水 防 活 動 が 迅 速 かつ 適 切 に 実 施 できるよう 確 保 しなければならない 2 準 備 及 び 出 動 の 基 準 35

39 (1) 準 備 ア 気 象 予 警 報 洪 水 予 報 ( 洪 水 注 意 報 ) 及 び 水 防 警 報 ( 準 備 )が 発 令 されたとき イ 洪 水 による 漏 水 堤 防 の 決 壊 ( 破 堤 ) 水 があふれる( 越 水 ) 等 の 危 険 が 予 想 されると き ウ 本 計 画 に 定 めるはん 濫 注 意 水 位 ( 警 戒 水 位 )に 達 したとき エ その 他 水 防 管 理 者 が 必 要 と 認 めるとき (2) 出 動 ア 気 象 予 警 報 洪 水 予 報 ( 洪 水 警 報 ) 及 び 水 防 警 報 ( 出 動 )が 発 令 されたとき イ 洪 水 による 漏 水 堤 防 の 決 壊 ( 破 堤 ) 水 があふれる( 越 水 ) 等 の 危 険 が 切 迫 したとき ウ 本 計 画 に 定 める 出 動 水 位 に 達 したとき エ 水 防 のための 出 動 を 自 ら 感 知 したとき オ その 他 水 防 管 理 者 が 必 要 と 認 めるとき 3 準 備 及 び 出 動 の 内 容 消 防 団 は 準 備 及 び 出 動 の 指 示 があった 場 合 直 ちに 事 態 に 即 応 した 配 備 体 制 をとるととも に おおむね 次 の 水 防 活 動 を 行 う (1) 準 備 ア 水 防 の 資 器 材 の 整 備 点 検 をすること イ 重 要 水 防 箇 所 を 含 む 水 防 上 の 注 意 箇 所 の 巡 視 を 実 施 すること ウ その 他 水 防 上 必 要 な 措 置 をとること (2) 出 動 ア 河 川 等 の 監 視 警 戒 を 行 い 漏 水 堤 防 の 損 傷 等 異 常 を 発 見 したときは 直 ちに 水 防 本 部 に 連 絡 するとともに 水 防 工 法 の 実 施 等 事 態 に 即 応 した 措 置 をとること イ 水 防 作 業 に 必 要 な 資 器 材 を 確 保 すること ウ 水 防 作 業 を 行 う 者 に 対 し 必 要 な 技 術 的 指 導 を 行 うこと エ 河 川 の 状 況 を 水 防 本 部 へ 報 告 すること オ その 他 水 防 上 必 要 な 措 置 をとること 4 報 告 消 防 団 長 は 次 のことを 水 防 本 部 に 報 告 するものとする (1) 水 位 雨 量 の 観 測 状 況 (2) 消 防 団 出 動 招 集 完 了 人 員 報 告 (3) 巡 視 警 戒 配 備 状 況 (4) 堤 防 水 門 樋 門 の 状 況 (5) 冠 水 のおそれの 大 きい 場 所 及 び 被 害 の 予 想 される 池 山 がけ 崩 れ 等 の 状 況 (6) 決 壊 その 他 事 故 発 生 状 況 (7) 水 防 作 業 開 始 (8) 災 害 状 況 (9)その 他 報 告 を 必 要 とする 事 項 第 3 節 監 視 及 び 警 戒 とその 措 置 1 平 常 時 の 巡 視 (1) 水 防 管 理 者 は 管 轄 区 域 内 の 河 川 について 随 時 区 域 内 を 巡 視 し 水 防 上 危 険 と 認 められる 箇 所 があるときは 河 川 管 理 者 に 通 知 するものとする 36

40 (2) 水 防 管 理 者 は ため 池 その 他 水 防 上 重 要 な 施 設 についても 随 時 区 域 内 を 巡 視 し 水 防 上 危 険 と 認 められる 箇 所 があるときは 管 理 者 に 連 絡 するものとする 2 非 常 警 戒 水 防 管 理 者 消 防 機 関 の 長 及 び 消 防 団 長 は 非 常 配 備 体 制 が 発 動 されたときは 管 轄 区 域 内 の 河 川 ため 池 等 の 監 視 及 び 警 戒 を 厳 重 にし 特 に 既 往 の 被 害 箇 所 その 他 重 要 な 箇 所 を 中 心 として 次 のことについて 注 意 し 巡 視 する なお 異 常 が 発 見 された 場 合 は 直 ちに 県 建 設 事 務 所 農 林 水 産 事 務 所 等 関 係 機 関 に 連 絡 す るとともに 水 防 作 業 を 開 始 するものとする (1) 堤 防 の 亀 裂 一 部 流 出 ( 崩 壊 ) 又 は 沈 下 (2) 漏 水 (3) 越 水 ( 堤 防 からの 水 のあふれ) (4) 深 掘 れ( 洗 堀 ) (5) 橋 梁 等 の 工 作 物 と 堤 防 との 取 付 け 部 分 の 異 常 (6)( 排 取 ) 水 門 ( 樋 門 )の 扉 の 閉 り 具 合 ため 池 については 上 記 の(1)から(6)のほか さらに 次 の 点 に 注 意 するものとする ア 取 入 口 の 閉 塞 状 況 イ 流 域 の 山 崩 れの 状 況 ウ 流 入 水 並 びにその 浮 遊 物 の 状 態 エ 余 水 吐 及 び 放 水 路 付 近 の 状 態 オ 重 ね 池 の 場 合 のその 上 部 ため 池 の 状 態 カ ( 排 取 ) 水 門 ( 樋 管 )の 漏 水 による 亀 裂 及 び 一 部 流 出 ( 崩 壊 ) 第 4 節 水 門 排 水 ポンプ 場 ため 池 等 の 操 作 水 門 排 水 ポンプ 場 又 はため 池 等 の 管 理 者 は 気 象 等 の 状 況 の 通 知 を 受 けた 後 水 位 の 変 動 を 監 視 し 必 要 に 応 じて 水 閘 門 等 の 開 閉 等 適 正 な 操 作 を 行 うものとする 前 記 の 管 理 者 は 毎 年 出 水 期 に 先 立 ち 水 閘 門 の 操 作 等 について 支 障 のないよう 点 検 整 備 を 行 うものとする 第 5 節 避 難 1 避 難 の 指 示 勧 告 水 防 管 理 者 は その 管 轄 区 域 内 において 洪 水 のはん 濫 により 著 しい 危 険 が 切 迫 していると 認 められる 時 は 必 要 と 認 める 区 域 の 居 住 者 に 対 し 避 難 のため 立 退 きを 指 示 又 は 勧 告 ( 以 下 避 難 勧 告 等 という )する この 場 合 県 豊 田 警 察 署 長 足 助 警 察 署 長 にその 旨 を 通 知 す るものとする 2 避 難 勧 告 等 の 方 法 水 防 管 理 者 が 避 難 勧 告 等 を 行 うときは 次 の 方 法 により 周 知 を 徹 底 し 実 効 性 を 有 すものとす る (1) 避 難 勧 告 又 は 避 難 指 示 である 旨 避 難 先 避 難 経 路 及 び 避 難 方 法 その 他 必 要 事 項 を 簡 潔 に 明 示 する (2) 警 鐘 サイレン 吹 流 し 有 線 放 送 広 報 車 マスメディア 電 話 ファックス 等 で 伝 達 する 37

41 3 避 難 豊 田 市 地 域 防 災 計 画 風 水 害 編 の 定 めによる 第 3 編 第 9 章 避 難 者 対 策 第 1 節 避 難 の 勧 告 指 示 を 参 照 4 避 難 場 所 避 難 場 所 は 附 属 資 料 編 に 掲 載 のとおりとする ( 資 料 ) 避 難 場 所 等 一 覧 ( 附 属 資 料 P 64) 第 6 節 水 防 信 号 と 水 防 標 識 水 防 信 号 及 び 標 識 は 水 防 信 号 及 び 標 識 に 関 する 規 則 ( 昭 和 31 年 愛 知 県 規 則 第 34 号 ) によ るものとする 1 水 防 信 号 (1) 出 動 信 号 消 防 団 の 出 動 を 知 らせるもの (2) 避 難 信 号 関 係 区 域 内 の 居 住 者 に 避 難 のため 立 退 くべきことを 知 らせるもの 水 防 信 号 種 類 打 鐘 信 号 サイレン 信 号 ( 余 いん 防 止 付 ) 約 5 秒 約 5 秒 約 5 秒 出 動 信 号 約 6 秒 約 6 秒 避 難 信 号 約 3 秒 約 3 秒 約 3 秒 約 2 秒 約 2 秒 注 1 信 号 は 適 宜 の 時 間 継 続 すること 2 必 要 があれば 警 鐘 及 びサイレンを 併 用 することを 妨 げない 3 危 険 が 去 った 時 は 口 頭 伝 達 により 周 知 させるものとする 2 水 防 標 識 水 防 のため 出 動 する 水 防 用 緊 急 自 動 車 の 優 先 通 行 を 確 保 するための 標 識 は 次 のとおりとす る 38

42 緊 急 自 動 車 優 先 通 行 標 識 白 赤 60cm 豊 田 市 90cm 第 7 節 決 壊 等 の 通 報 並 びに 決 壊 後 の 処 置 1 決 壊 等 の 通 報 (1) 決 壊 等 の 意 味 決 壊 とは 堤 防 の 全 部 又 は 一 部 の 損 壊 を 意 味 する 用 語 で 浸 食 や 堤 防 斜 面 ( 法 ) 崩 れも 決 壊 に 含 まれる また 報 告 する 際 には 単 に 堤 防 決 壊 という 表 現 では 堤 防 の 全 部 が 決 壊 ( 破 堤 )し はん 濫 している 状 態 と 混 同 する 恐 れもあるので 具 体 的 に 以 下 の 言 葉 を 使 用 す ること ア 堤 防 の 決 壊 ( 破 堤 ) 堤 防 が 完 全 に 切 れ 水 が 居 住 側 ( 堤 内 )にあふれ 出 たもの イ 堤 防 斜 面 ( 法 ) 崩 れ 堤 防 の 斜 面 ( 法 面 )が 崩 壊 し 応 急 復 旧 が 必 要 なもの ウ 越 水 ( 水 のあふれ) 堤 防 等 は 決 壊 ( 破 堤 )していないが 水 が 堤 防 を 乗 り 越 えて 居 住 側 ( 堤 内 )へはん 濫 しているもの エ 漏 水 堤 体 又 は 地 盤 に 水 が 浸 透 し 水 の 通 過 する 部 分 いわば 水 み ちができて 居 住 側 堤 防 斜 面 ( 川 裏 )に 流 れ 出 すもの オ 亀 裂 通 常 亀 裂 は 堤 防 の 上 端 ( 天 端 ) 又 は 堤 防 斜 面 ( 法 面 )に 堤 防 に 平 行 に 生 じる 上 端 ( 天 端 )に 生 じた 亀 裂 は 大 規 模 な 堤 防 斜 面 ( 法 ) 崩 れの 原 因 となる (2) 堤 防 その 他 の 施 設 が 決 壊 した 時 は 当 該 水 防 警 戒 区 域 の 管 轄 責 任 者 ( 消 防 団 にあっては 分 団 長 以 上 )は その 状 況 を 水 防 本 部 へ 報 告 するものとする (3) 速 報 ア 速 報 の 意 義 と 留 意 点 初 動 時 において 災 害 対 策 上 は 正 確 かつ 詳 細 な 情 報 ではなく 断 片 的 でも 迅 速 な 情 報 が 重 要 であり いつ どこで なにがあったか が 基 本 となる 速 報 における 留 意 点 は 以 下 のとおりである 1 速 報 は 冷 静 に 伝 達 し 不 確 実 な 情 報 には もよう の 情 報 あり とする 39

43 こと 2 現 場 からの 情 報 を 入 手 した 場 合 その 時 刻 を 必 ず 明 記 し 併 せて 伝 達 しておくこと 3 互 いに 名 乗 り 合 うこと イ 速 報 の 伝 達 経 路 水 防 管 理 者 消 防 機 関 の 長 又 は 消 防 団 長 は 堤 防 その 他 の 施 設 が 決 壊 してはん 濫 又 は はん 濫 のおそれがあるときは 直 ちに 県 豊 田 加 茂 建 設 事 務 所 県 豊 田 加 茂 農 林 水 産 事 務 所 西 三 河 県 民 事 務 所 及 び 豊 田 警 察 署 足 助 警 察 署 に 通 報 し 氾 濫 する 方 向 の 隣 接 水 防 管 理 者 に 連 絡 するものとする 2 決 壊 後 の 処 置 水 防 管 理 者 消 防 機 関 の 長 及 び 消 防 団 長 は 次 の 事 項 に 留 意 して できる 限 りはん 濫 による 被 害 が 拡 大 しないように 努 める (1) 適 切 な 水 防 工 法 の 実 施 (2) 避 難 勧 告 等 (3) 関 係 機 関 への 通 報 (4) 自 衛 隊 の 派 遣 要 請 を 知 事 に 要 請 3 決 壊 等 による 被 害 状 況 の 報 告 決 壊 や 水 のあふれ( 越 水 )に 起 因 するはん 濫 による 被 害 を 認 知 したときは 被 害 状 況 を 取 り まとめ 人 的 住 家 被 害 については 原 則 的 に 愛 知 県 防 災 情 報 システムに 入 力 し 公 共 土 木 施 設 被 害 については 豊 田 加 茂 建 設 事 務 所 又 は 豊 田 加 茂 農 林 水 産 事 務 所 へ それぞれ 速 やかに 報 告 するものとする なお 県 災 害 対 策 本 部 が 設 置 された 後 は 豊 田 市 地 域 防 災 計 画 ( 風 水 害 等 災 害 対 策 計 画 ) 第 3 編 第 3 章 情 報 の 収 集 伝 達 広 報 の 定 めるところによる 4 水 防 工 法 水 防 工 法 は 発 生 した 事 態 に 適 応 する 工 法 を 正 確 に 判 断 し その 選 定 を 誤 らなければ 1 種 類 の 工 法 を 施 行 するだけで 成 果 を 上 げることが 多 いが 時 には 数 種 の 工 法 を 組 み 合 わせて 初 め てその 目 的 を 達 成 することがあるから 当 初 施 行 の 工 法 で 効 果 が 認 められないときは これに 代 わるべき 工 法 を 次 々と 行 う 必 要 がある 工 法 を 選 ぶにあたっては 堤 防 の 組 成 材 料 流 速 堤 防 斜 面 ( 法 面 ) 護 岸 の 状 態 使 用 材 料 がその 付 近 で 得 やすいか 否 か 等 を 考 慮 して 工 法 を 選 定 する 堤 防 等 の 異 常 状 態 に 対 応 する 工 法 は おおむね 次 のとおりである 水 防 工 法 の 種 類 原 因 工 法 施 行 箇 所 効 果 工 法 の 概 要 深 掘 れ ( 洗 掘 ) 木 流 し 工 表 シート 張 り 工 法 水 の 流 れが 急 となって いる 箇 所 流 水 が 激 しく 堤 防 をた たき 深 掘 れ( 洗 堀 ) し 始 めている 箇 所 川 側 ( 川 表 )が 崩 れだ した 箇 所 透 水 し 始 めた 堤 防 流 水 を 緩 やかにし 川 側 ( 川 表 )が 崩 れるの を 防 ぐ 川 表 の 淀 欠 け を 防 ぐ( 緩 流 部 ) 川 側 ( 川 表 )の 崩 壊 を 防 ぐ 吸 い 込 み 口 をふ さぎ 透 水 を 防 ぐ 樹 木 に 重 り 土 のうをつ けて 流 し 局 部 を 被 覆 す る 川 側 ( 川 表 )の 漏 水 面 に 防 水 シート 等 を 張 る 40