序 文 昭 和 20 年 8 月 15 日 わが 国 は 未 曾 有 の 敗 戦 を 迎 え 混 乱 と 虚 脱 のさ 中 に 立 たされたのである この 時 当 時 の 徳 山 港 湾 警 備 隊 司 令 岡 戸 靖 彦 海 軍 大 佐 海 兵 51 期 は 隊 員 を 集 めて 次 のように 訓

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1 航 路 啓 開 史 第1章 太平洋戦争終戦時から保安庁開庁前までの航路啓開 自 1945 昭和 20 年 8 月 15 日 至 1952 昭和 27 年 7 月 31 日 別 冊 父島方面特別掃海 第2章 保安庁及び防衛庁における航路啓開 自 1952 昭和 27 年 8 月 1 日 至 1960 昭和 35 年 3 月 31 日 本史は 太平洋戦争終戦時から昭和 35 年 3 月 31 日までの我が国における航路啓開の歴史を記した ものであり 海上幕僚監部防衛部において編纂され昭和 36 年 2 月 1 日に発刊されたものである 2 本史料は 上記の原本を書写し 再編集したものである 3 書写 再編集に当たり 原本中明らかに誤植と思われる箇所を修正するとともに 注釈を要すると ころ並びに理解を容易にするため 追補として写真 図表等を加えた 4 平成 21 年 9 月 1 日に書写初版を作成し 掃海隊群のウェブサイトに掲載した 5 平成 20~22 年 水交会の事業 苦心の足跡 機雷掃海 を纏めるに際して掃海史実調査が行われ た この調査を通じて判明した史実や収集した資料に基づき 更に編集部としての注釈等を加え 平 成 24 年 9 月 30 日に改訂版を作成した 1 平成 21 年 9 月 1 日 書写初版 平成 24 年 9 月 30 日 改訂版 掃海 OB 等の集い 世話人会

2 序 文 昭 和 20 年 8 月 15 日 わが 国 は 未 曾 有 の 敗 戦 を 迎 え 混 乱 と 虚 脱 のさ 中 に 立 たされたのである この 時 当 時 の 徳 山 港 湾 警 備 隊 司 令 岡 戸 靖 彦 海 軍 大 佐 海 兵 51 期 は 隊 員 を 集 めて 次 のように 訓 示 した 諸 子 は 今 日 まで 内 海 に 敷 設 された 危 険 な 機 雷 の 掃 海 作 業 に 日 夜 辛 酸 をなめたのであるが 終 戦 の 日 を 迎 え た 今 日 この 時 から 更 に 本 格 的 な 掃 海 隊 員 としての 仕 事 が 始 まることを 覚 悟 しなけれはならない これがわれわれ 掃 海 隊 員 に 課 せられた 責 務 であり 国 家 同 胞 に 報 いる 所 以 である と 同 司 令 の 訓 示 のとおり 連 合 軍 一 般 命 令 第 1 号 に 基 づき (また 独 立 後 は 自 主 的 に )10 有 余 年 にわたる 今 日 まで 日 本 近 海 の 危 険 海 面 を 開 放 するための 掃 海 作 業 は 営 々として 続 けられている この 間 社 会 の 変 遷 に 伴 い 掃 海 業 務 の 所 掌 は 海 軍 省 から 逐 次 第 2 復 員 省 復 員 省 運 輸 省 海 上 保 安 庁 続 いて 防 衛 庁 ( 保 安 庁 )と 移 管 され またこれに 従 事 する 隊 員 も 異 動 交 代 があったが 終 戦 直 後 の 混 沌 たる 時 期 か ら 現 下 2 大 陣 営 の 対 立 する 目 まぐるしい 時 代 を 通 じて 幾 多 の 尊 い 犠 牲 を 払 いつつ 終 始 一 貫 あらゆる 苦 難 に 耐 え 危 険 を 冒 して 一 意 安 全 航 路 を 啓 開 し わが 国 海 運 の 復 興 と 民 生 の 安 定 に 寄 与 して 来 たのである 終 戦 後 15 年 を 経 て 海 上 自 衛 隊 による 航 路 啓 開 業 務 も 一 大 躍 進 を 見 た 今 日 当 部 嘱 托 林 幸 市 氏 海 兵 51 期 の 編 集 努 力 と 元 航 路 啓 開 部 長 田 村 久 三 氏 海 兵 46 期 及 び 現 経 理 補 給 部 長 池 田 法 人 氏 等 の 監 修 によ り 本 書 の 刊 行 を 見 たことは 極 めて 時 宜 を 得 たことであり 掃 海 業 務 に 関 係 された 各 位 の 御 努 力 と 御 支 援 に 対 し 深 甚 の 謝 意 を 表 して 序 文 とする 次 第 である 昭 和 36 年 2 月 1 日 防 衛 庁 海 上 幕 僚 監 部 防 衛 部 長 海 将 補 石 黒 進 海 兵 57 期 追 補 1

3 追補 原文は末尾参照 一九四五年九月二日付指令第一号 一般命令第一号 Supreme Commander for the Allied Powers General Order no. One 本指令は 事前のマニラ会談で日本側に手交され 降伏調印式後にサザーランド参謀長名による指令 第一号として発出された命令である 一 帝国大本営は茲に勅命に依り且勅命に基く一切の日本国軍隊の連合国最高司令官に対する降伏の結 果として日本国国内及国外に在る一切の指揮官に対し其の指揮下に在る日本国軍隊及日本国の支配 下に在る軍隊をして敵対行為を直に終止し其の武器を措き現位置に留り且左に指名せられ又は連合 国最高司令官に依り追て指示せらるることあるべき合衆国 中華民国 連合王国及 ソヴィエト 社 会主義共和国連邦の名に於て行動する各指揮官に対し無条件降伏を為さしむべきことを命ず指示せ られたる指揮官又は其の指名したる代表者に対しては即刻連絡すべきものとす但し細目に関しては 連合国最高司合官に依り変更の行はるることあるべく右指揮官又は代表者の命合は完全に且即時実 行せらるべきものとす イ 支那 満州を除く 台湾及北緯十六度以北の仏領印度支那に在る日本国の先任指揮官並に一切 の陸上 海上 航空及補助部隊は蒋介石総帥に降伏すべし ロ 満州 北緯三十八度以北の朝鮮 樺太及千島諸島に在る日本国の先任指揮官並に一切の陸上 海上 航空及補助部隊は ソヴイエト 極東軍最高司令官に降伏すべし ハ アンダマン 諸島 ニコバル 諸島 ビルマ タイ 国 北緯十六度以南の仏領印度支 那 マライ スマトラ ジァヴァ 小 スンダ 諸島( バリ ロンボク 及 チモール を含む) ブル セラム アンボン カイ アル タニンバル 及 アラフラ 海の 諸島 セレベス 諸島 ハルマヘラ 諸島並に蘭領 ニュー ギニア に在る日本国の先任指 揮官並に一切の陸上 海上 航空及補助部隊は東南亜細亜軍司令部最高司令官に降伏すべし ニ ボルネオ 英領 ニュー ギニア ビスマルク 諸島及 ソロモン 諸島に在る日本国の 先任指揮官並に一切の陸上 海上 航空及補助部隊は豪州陸軍最高司令官に降伏すべし ホ 日本国委任統治諸島 小笠原諸島及他の太平洋諸島に在る日本国の先任指揮官並に一切の陸上 海上 航空及補助部隊は合衆国太平洋艦隊最高司令官に降伏すべし ヘ 日本国大本営並に日本国本土 之に隣接する諸小島 北緯三十八度以南の朝鮮 琉球諸島及 フ ィリピン 諸島に在る先任指揮官並に一切の陸上 海上 航空及補助部隊は合衆国太平洋陸軍部 隊最高司令官に降伏すべし ト 前記各指揮官のみが降伏を受諾するの権限を付与せられたる連合国代表者にして日本国軍隊の 降伏は総て右指揮官又は其の代表者のみに対して為さるべし 日本国大本営は更に日本国国内及国外に在る其の指揮官に対し何れの位置に在るを問はず一切の 日本国軍隊又は日本国の支配下に在る軍隊を完全に武装解除し且前記連合国指揮官に依り指定せら るる時期及場所に於て一切の兵器改装備を現状の儘且安全にして良好なる状態に於て引渡すべきこ とを命ず 追て指示ある迄日本国本土内に在る日本国警察機関は本武装解除規定の適用を免るるもの とす警察機関は其の部署に留るものとして法及株序の維持に付其の責に任ずべし右警察機関の人員 及武器は規定せらるるものとす 二 日本国大本営は連合国最高司令官に対し本命令受領の後遅滞なく日本国及日本国の支配下に在る一 切の地域における左の諸点に関する完全なる情報を提供すべし イ 一切の陸上 海上 航空及防空部隊の位置及将兵の数を示す表 ロ 一切の陸軍 海軍及非軍用航空機の数 型式 位置及其の状態に関し完全なる情報を与ふる表 ハ 日本国の及日本国の支配する一切の水上及潜水海軍艦艇並に補助海軍艦艇にして就役中のもの 又は就役中に非ざるもの及建造中のものの位置 状態及運行を示す表 ニ 日本国の及日本国の支配する一切の総屯数百屯を超ゆる商船 嘗て連合国の何れかに属し現に 日本国の権内に在るものを含む にして就役中のもの又は就役中に非ざるもの及建造中のものの 位置 状態及運行を示す表 ホ 一切の機雷 機雷原其の他の陸上 海上又は空中の行動に対する障害物の位置及施設状況並に 右に関連する安全通路に関する完全且詳細なる地図付情報 2

4 (ヘ) 飛 行 場 水 上 機 基 地 対 空 防 備 施 設 港 海 軍 基 地 物 資 貯 蔵 所 常 設 及 仮 設 の 陸 上 及 沿 岸 防 備 施 設 要 塞 其 の 他 の 防 備 地 域 を 含 む 一 切 の 軍 事 施 設 及 建 造 物 の 位 置 及 説 明 (ト) 連 合 国 の 俘 虜 及 被 抑 留 者 の 一 切 の 収 容 所 其 の 他 の 抑 留 所 の 位 置 三 日 本 軍 及 民 間 航 空 所 管 当 局 は 一 切 の 日 本 国 の 陸 軍 海 軍 及 非 軍 用 航 空 機 が 追 て 其 の 処 理 に 関 し 通 告 ある 迄 陸 上 海 上 又 は 艦 上 に 留 ることを 保 障 するものとす 四 日 本 国 の 又 は 日 本 国 の 支 配 する 一 切 の 型 式 の 海 軍 艦 艇 及 商 船 は 連 合 国 最 高 司 令 官 の 指 示 ある 迄 之 を 毀 損 することなく 保 全 し 且 移 動 を 企 図 せざるものとす 航 海 中 の 船 舶 に 於 ては 直 に 一 切 の 種 類 の 爆 発 物 を 無 害 と 為 し 海 中 に 抛 棄 するものとす 航 海 中 に 非 ざる 船 舶 に 於 ては 直 に 一 切 の 種 類 の 爆 発 物 を 沿 岸 の 安 全 なる 貯 蔵 所 に 移 転 するものとす 五 責 任 ある 日 本 国 の 及 日 本 国 の 支 配 下 に 在 る 軍 及 行 政 当 局 は 左 記 を 保 障 するものとす (イ) 一 切 の 日 本 国 の 機 雷 機 雷 原 其 の 他 の 陸 上 海 上 及 空 中 の 行 動 に 関 する 障 害 物 は 何 れの 位 置 に 在 るを 問 はず 連 合 国 最 高 司 令 官 の 指 示 に 従 ひ 之 を 除 去 す (ロ) 航 海 を 便 ならしむる 一 切 の 施 設 は 直 に 之 を 復 活 す (ハ) 前 記 (イ)の 実 施 迄 一 切 の 安 全 道 路 は 之 を 開 放 し 且 明 瞭 に 標 示 す 六 責 任 ある 日 本 国 の 及 日 本 国 の 支 配 下 に 在 る 軍 及 行 政 当 局 は 連 合 国 最 高 司 令 官 より 追 て 指 示 ある 迄 左 記 を 現 状 の 儘 且 良 好 なる 状 態 に 於 て 保 持 するものとす (イ) 一 切 の 兵 器 弾 薬 爆 発 物 軍 用 の 装 備 貯 品 数 需 品 其 の 他 一 切 の 種 類 の 戦 争 用 具 及 他 の 一 切 の 戦 争 用 資 材 ( 本 命 令 第 四 項 に 特 に 規 定 するものを 除 く) (ロ) 一 切 の 陸 上 水 上 及 空 中 運 輸 及 通 信 の 施 設 及 装 置 (ハ) 飛 行 場 水 上 機 基 地 対 空 防 備 施 設 港 及 海 軍 基 地 物 資 貯 蔵 所 常 設 及 仮 設 の 陸 上 及 沿 岸 防 備 施 設 要 塞 其 の 他 の 防 備 地 域 を 含 む 一 切 の 軍 事 施 設 及 建 造 物 並 に 一 切 の 此 等 の 防 備 施 設 軍 事 施 設 及 建 造 物 の 設 計 及 図 面 (ニ) 一 切 の 戦 争 用 具 並 に 軍 事 機 関 又 は 準 軍 事 機 関 が 其 の 運 営 に 関 し 現 に 使 用 し 又 は 供 用 せんとする 他 の 資 材 及 資 産 を 製 造 する 為 又 は 此 等 の 製 造 若 くは 使 用 を 容 易 ならしむる 為 計 画 せられ 又 は 之 に 充 当 せられたる 一 切 の 工 場 製 造 場 工 作 場 研 究 所 実 験 場 試 験 場 技 術 上 の 要 目 ( デー タ ) 特 許 設 計 図 面 及 発 明 七 日 本 国 大 本 営 は 連 合 国 最 高 司 令 官 に 対 し 本 命 令 受 預 の 後 遅 滞 なく 前 記 第 六 項 (イ) (ロ) 及 (ニ) に 掲 ぐる 一 切 の 項 目 に 関 し 其 の 各 々の 数 量 型 式 及 位 置 を 示 す 完 全 なる 表 を 提 供 すべし 八 一 切 の 兵 器 弾 薬 及 戦 争 用 具 の 製 造 及 分 配 は 直 に 之 を 終 止 するものとす 九 日 本 国 の 又 は 日 本 国 の 支 配 下 に 在 る 官 憲 の 権 内 にある 連 合 国 の 俘 虜 及 被 抑 留 者 に 関 しては (イ) 一 切 の 連 合 諸 国 の 俘 虜 及 被 抑 留 者 の 安 全 及 福 祉 は 細 心 の 注 意 を 以 て 之 を 保 持 するものとし 右 は 連 合 国 最 高 司 令 官 が 其 の 責 任 を 引 継 ぐに 至 る 迄 適 当 なる 食 糧 住 居 被 服 及 医 療 を 確 保 するに 必 要 なる 管 理 及 補 給 の 業 務 を 含 むものとす (ロ) 適 合 諸 国 の 俘 虜 及 被 抑 留 者 の 収 容 所 其 の 他 の 抑 留 所 は 夫 々 其 の 設 備 貯 蔵 品 記 録 武 器 及 弾 薬 と 共 に 直 に 之 を 右 俘 虜 及 被 抑 留 者 中 の 先 任 将 校 又 は 指 定 せられたる 代 表 者 に 引 渡 し 其 の 指 揮 下 に 入 らしむるものとす (ハ) 連 合 国 最 高 司 令 官 の 指 示 する 所 に 従 ひ 俘 虜 及 被 抑 留 者 は 連 合 国 官 憲 が 之 を 引 取 り 得 べき 安 全 な る 場 所 に 輸 送 せらるるものとす (ニ) 日 本 国 大 本 営 は 連 合 国 最 高 司 令 官 に 対 し 本 命 令 受 領 の 後 遅 滞 なく 一 切 の 連 合 国 の 俘 虜 及 被 抑 留 者 の 所 在 を 示 す 完 全 なる 表 を 提 供 するものとす 十 一 切 の 日 本 国 の 及 日 本 国 の 支 配 下 に 在 る 軍 及 行 政 当 局 は 連 合 国 軍 隊 の 日 本 国 及 日 本 国 の 支 配 する 地 域 の 占 領 を 援 助 すべし 十 一 日 本 国 大 本 営 及 日 本 国 当 該 官 憲 は 連 合 国 占 領 軍 指 揮 官 の 指 示 ある 際 一 般 日 本 国 民 の 所 有 する 一 切 の 武 語 を 蒐 集 し 且 引 渡 す 為 の 準 備 を 為 し 置 くべし 十 二 日 本 国 の 及 日 本 国 の 支 配 下 に 在 る 軍 及 行 政 官 憲 並 に 私 人 は 本 命 令 及 爾 後 連 合 国 最 高 司 令 官 又 は 他 の 連 合 国 軍 官 憲 の 発 する 一 切 の 指 示 に 誠 実 且 迅 速 に 服 するものとす 本 命 令 若 くは 爾 後 の 命 令 の 規 定 を 遵 守 するに 遅 滞 あり 又 は 之 を 遵 守 せざるとき 及 連 合 国 最 高 司 令 官 が 連 合 国 に 対 し 有 害 なりと 認 む る 行 為 あるときは 連 合 国 軍 官 憲 及 日 本 国 政 府 は 厳 重 且 迅 速 なる 制 裁 を 加 ふるものとす 十 三 日 本 国 大 本 営 は 連 合 国 最 高 司 令 官 に 対 し 前 記 第 二 項 第 七 項 及 第 九 項 (ニ)に 要 求 せらるる 情 報 を 提 供 し 得 べき 最 も 速 なる 日 時 を 直 に 通 報 するものとす ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 3

5 緒 言 本書は 太平洋戦争終戦直後から現在 昭和35年3月末 にいたる約15年間にわたって日本掃海隊が行っ た航路啓開 主として掃海 の経過を纏めたものであり また関係した先輩諸氏の偉大な功績を永久に記録する ものである 航路啓開とは 水中にある機雷その他の爆発性危険物を確実に除去及び処理して航路泊地の安全を確保す ることであるが この作業が水中を対象とするものであるだけに 陸上や空中と違ってその爆発物の所在を確認 し またこれがいかなるものであるかを調査することでさえ 極めて危険かつ困難な仕事である もしこの爆発物が機雷であるとわかっても その機雷には機構 性能の変った各種の型式があるために この 機構性能に適応した処理対策でないとその効果は全くないのである かつて太平洋戦争の末期 B 29 で日本本土周辺に投下された米国機雷のうちで 相当数が誤って陸上に 投下されたが このような誤りがあってさえ この機雷の機構性能を調査して その型式を確認するのに相当の 日時を要し ましてこれに適応した対策を研究して 適切な航路啓開を実施するまでには長期間を要した そしてついに終戦まで適確な対策ができない巧妙な機雷があったことを思い浮べるとき航路啓開がいかに困 難なものであるかを立証するものである 今日科学の進歩とともに これらの水中の爆発物がますます巧妙かつ復雑なものとなりつつあるので 今後の これが対策はいよいよ困難となるであろう さらにこの航路啓開は 小艦艇をもって長時間悪天候とたたかい 厳寒 酷暑 昼夜のいずれを問わず辛抱 強く また常時危険に直面しながら行う地味な海上作業であって 黙々とこれに従事する人達の労苦は並大抵 でないことが想像できる 次に歴史的に航路啓開をながめると 日本では日露戦争の戦争中および戦後における旅順 大連方面で行 なわれた掃海作業を初めとして 第一次世界大戦では青島攻略戦前後の青島沖の掃海 日支事変では揚子 江遡江部隊その他中国沿岸海域で行った掃海等そのいずれも日本本土を離れた作戦海域での掃海であって しかもその掃海が当時の旧日本海軍の作戦を有利に導き 関係した先輩達は輝かしい武勲をたてたものであっ た ところで太平洋戦争における掃海は 南方占領海域および日本本土周辺に敷設された米国機雷に対して行 なわれたが 米国の相つぐ新型感応機雷のために日本の掃海努力はこれに及ばず貴重な船舶の沈没または 損傷は急速に増大し これがため戦略物資はもち論国民生活必需品は極度に欠乏して 終戦時においては もし戦争がこのまま1年間継続すれば700万人の日本国民が餓死するであろうと警告されていた それほどに日本のように四面環海で 国民生活に必要な物資を外国から輸入しなければならないところでは 安全航路の確保のため航路啓開がいかに国家的にみて重要な役割を果しているかが了解されるであろう ここに太平洋戦争における日本敗戦の一大原因ともいわれている航路啓開の貧困さについて あらためて当 時を反省し この貴重な体験を生かして今後の非常時に備え万全の対策を講じなければならないと確信する次 第である 次に引続き行なわれた終戦後の航路啓開は いままでの航路啓開がいずれも作戦目的遂行の作戦行動であ ったのと根本的にその性格を一変し ポツダム 宣言履行の重大任務ひいては平和日本建設の礎石となる作 業であった 日本掃海隊は戦禍いまだ生々しく 敗戦による虚脱状態の世相の中にありながら 敢然として立ち上がり 一 切の私利私慾を離れて この崇高な目的達成のため あらゆる困苦欠乏に耐え 航路啓開業務に従事したので ある この間日本が独立してからは自主的にこれを継続し 今日なおこの作業は海上自衛隊の重要任務の一と して 行なわれており いわゆる 生きている掃海隊 として 旧日本海軍の偉大なる伝統を連綿として継承してき ているのである こうして終戦直後日本周辺を封鎖していた多数の機雷のために 海上交通が完全に麻痺状態 におかれていたものを この航路啓開作業の進展とともに逐次活況を呈し 今日では戦前とほとんど変らぬよう に復活している また外国船舶に対する安全宣言によって全世界の船舶が日本の港湾に出入するようになり 現在の日本は 貿易に 観光に飛躍的な経済発展をとげつつある ここに本書を通じ関係者の残した偉大な功績に対し満腔の感謝と敬意を表するとともに この輝かしい功績の 陰に隠された幾多の尊い犠牲とくに掃海中不幸にして壮烈な殉職をされた方々の英霊に謹んで哀悼の意を捧 げるものである 以上の観点から本書が今後海上自衝隊の任務達成上多少でも有効な参考資料になることを切に念願するも のであり 本書編纂に当ってはこの点を十分考慮して次の要領でこれを纏めた 4

6 1 当 部 に 保 管 する 関 係 資 料 を 骨 子 とし これに 関 係 した 先 輩 諸 氏 の 口 述 その 他 を 参 考 として できうる 限 り 内 容 の 精 確 さに 留 意 した 2 終 戦 直 後 から 保 安 庁 開 設 直 前 までを 第 1 章 とし 父 島 における 特 別 掃 海 は 別 冊 とした 3 保 安 庁 および 防 衛 庁 で 行 ったものを 第 2 章 でまとめている ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 追 補 ポツダム 共 同 宣 言 ( 米 英 支 三 國 宣 言 ) 現 代 語 訳 昭 和 20(1945) 年 7 月 26 日 ポツダム(Potsdam,Germany)で 署 名 昭 和 20(1945) 年 8 月 14 日 日 本 受 諾 一 われら 合 衆 国 大 統 領 中 華 民 国 政 府 主 席 及 びグレート ブリテン 国 総 理 大 臣 は われらの 数 億 の 国 民 を 代 表 して 協 議 の 上 日 本 国 に 対 して 今 次 の 戦 争 を 終 結 する 機 会 を 与 えることで 意 見 が 一 致 した 二 合 衆 国 英 帝 国 及 び 中 華 民 国 の 巨 大 な 陸 海 空 軍 は 西 方 より 自 国 の 陸 軍 及 び 空 軍 による 数 倍 の 増 強 を 受 け 日 本 国 に 対 し 最 後 的 打 撃 を 加 える 態 勢 を 整 えた この 軍 事 力 は 日 本 国 が 抵 抗 を 終 止 するまで 日 本 国 に 対 し 戦 争 を 遂 行 しているすべての 連 合 国 の 決 意 により 支 持 され かつ 鼓 舞 されているものである 三 世 界 の 奮 起 している 自 由 な 人 民 の 力 に 対 する ドイツ 国 の 無 益 かつ 無 意 義 な 抵 抗 の 結 果 は 日 本 国 国 民 に 対 する 先 例 を 極 めて 明 白 に 示 すものである 現 在 日 本 国 に 対 し 集 結 しつつある 力 は 抵 抗 するナチスに 対 して 適 用 された 場 合 において 全 ドイツ 国 人 民 の 土 地 産 業 及 び 生 活 様 式 を 必 然 的 に 荒 廃 に 帰 させる 力 に 比 べて 測 り 知 れない 程 度 に 強 大 なものである われらの 決 意 に 支 持 されたわれらの 軍 事 力 の 最 高 度 の 使 用 は 日 本 国 軍 隊 の 不 可 避 かつ 完 全 な 壊 滅 を 意 味 し また 同 様 に 必 然 的 に 日 本 国 本 土 の 完 全 な 破 滅 を 意 味 する 四 無 分 別 な 打 算 により 日 本 帝 国 を 滅 亡 の 淵 に 陥 れた わがままな 軍 国 主 義 的 助 言 者 により 日 本 国 が 引 き 続 き 統 御 されるか 又 は 理 性 の 経 路 を 日 本 国 がふむべきかを 日 本 国 が 決 定 する 時 期 は 到 来 した 5

7 五 われらの 条 件 は 以 下 のとおりである われらは 右 の 条 件 より 離 脱 することはない 右 に 代 わる 条 件 は 存 在 しない われらは 遅 延 を 認 めない 六 われらは 無 責 任 な 軍 国 主 義 が 世 界 より 駆 逐 されるまでは 平 和 安 全 及 に 正 義 の 新 秩 序 が 生 じえないこ とを 主 張 することによって 日 本 国 国 民 を 欺 瞞 し これによって 世 界 征 服 をしようとした 過 誤 を 犯 した 者 の 権 力 及 び 勢 力 は 永 久 に 除 去 されなければならない 七 このような 新 秩 序 が 建 設 され かつ 日 本 国 の 戦 争 遂 行 能 力 が 破 砕 されたという 確 証 があるまでは 連 合 国 の 指 定 する 日 本 国 領 域 内 の 諸 地 点 は われらがここに 指 示 する 基 本 的 目 的 の 達 成 を 確 保 するため 占 領 さ れる 八 カイロ 宣 言 の 条 項 は 履 行 され また 日 本 国 の 主 権 は 本 州 北 海 道 九 州 及 び 四 国 並 びにわれらが 決 定 する 諸 小 島 に 局 限 される 九 日 本 国 軍 隊 は 完 全 に 武 装 を 解 除 された 後 各 自 の 家 庭 に 復 帰 し 平 和 的 かつ 生 産 的 な 生 活 を 営 む 機 会 を 与 えられる 十 われらは 日 本 人 を 民 族 として 奴 隷 化 しようとし 又 は 国 民 として 滅 亡 させようとする 意 図 を 有 するものではな いが われらの 俘 虜 を 虐 待 した 者 を 含 む 一 切 の 戦 争 犯 罪 人 に 対 しては 厳 重 な 処 罰 を 加 える 日 本 国 政 府 は 日 本 国 国 民 の 間 における 民 主 主 義 的 傾 向 の 復 活 強 化 に 対 する 一 切 の 障 害 を 除 去 しなければならない 言 論 宗 教 及 び 思 想 の 自 由 並 びに 基 本 的 人 権 の 尊 重 は 確 立 されなければならない 十 一 日 本 国 は その 経 済 を 支 持 し かつ 公 正 な 実 物 賠 償 の 取 立 を 可 能 にするような 産 業 を 維 持 することを 許 される ただし 日 本 国 が 戦 争 のために 再 軍 備 をすることができるような 産 業 は この 限 りではない この 目 的 のため 原 料 の 入 手 (その 支 配 とはこれを 区 別 する )は 許 可 される 日 本 国 は 将 来 世 界 貿 易 関 係 への 参 加 を 許 される 十 二 前 記 の 諸 目 的 が 達 成 され かつ 日 本 国 国 民 が 自 由 に 表 明 する 意 思 に 従 って 平 和 的 傾 向 を 有 し かつ 責 任 ある 政 府 が 樹 立 されたときには 連 合 国 の 占 領 軍 は 直 ちに 日 本 国 より 撤 収 する 十 三 われらは 日 本 国 政 府 が 直 ちに 全 日 本 国 軍 隊 の 無 条 件 降 伏 を 宣 言 し かつこの 行 動 における 同 政 府 の 誠 意 について 適 当 かつ 充 分 な 保 障 を 提 供 することを 同 政 府 に 対 し 要 求 する これ 以 外 の 日 本 国 の 選 択 には 迅 速 かつ 完 全 な 壊 滅 があるだけである ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 6

8 第 1 章 太 平 洋 戦 争 終 戦 時 から 保 安 庁 開 庁 前 までの 航 路 啓 開 自 1945( 昭 和 20) 年 8 月 15 日 至 1952( 昭 和 27) 年 7 月 31 日 目 次 第 1 節 太 平 洋 戦 争 終 戦 前 後 の 一 般 情 勢 9 第 2 節 航 路 啓 開 の 一 般 経 過 11 別 紙 第 1 航 路 啓 開 年 表 13 別 図 第 1 日 本 近 海 機 雷 敷 設 図 16 第 3 節 編 制 ( 制 度 ) 17 第 1 項 海 軍 省 時 代 17 第 2 項 第 二 復 員 省 第 二 復 員 局 時 代 19 第 3 項 運 輸 省 ( 海 上 保 安 庁 ) 時 代 21 第 4 節 渉 外 22 第 1 項 主 なる 命 令 指 令 その 他 22 第 2 項 渉 外 事 項 26 第 5 節 人 事 ( 要 員 ) 27 第 1 項 掃 海 要 員 確 保 の 苦 心 27 第 2 項 掃 海 要 員 に 関 する 問 題 点 とその 処 理 27 別 紙 第 2 1 航 路 啓 開 業 務 要 員 変 遷 一 覧 表 29 2 航 路 啓 開 関 係 元 海 軍 将 校 員 数 表 29 第 6 節 船 艇 29 第 1 項 一 般 掃 海 艦 艇 30 別 図 第 2 海 防 艦 の 概 要 図 31 第 2 項 試 航 船 32 別 図 第 3 米 国 試 航 船 ジョセフ ホルト の 船 橋 32 別 紙 第 3 日 本 試 航 船 の 運 用 に 関 する 米 側 指 示 36 第 3 項 YCクラフト( 試 航 筏 ) 38 別 紙 第 4 試 航 筏 に 関 する 日 本 側 の 綜 合 意 見 39 7

9 第 7 節 係 維 機 雷 の 掃 海 40 第 1 項 係 維 機 雷 の 敷 設 状 況 40 別 紙 第 5 係 維 機 雷 一 覧 表 40 第 2 項 係 維 機 雷 の 掃 海 状 況 42 別 紙 第 6 係 維 機 雷 掃 海 具 一 覧 表 47 別 紙 第 7 係 維 機 雷 処 分 一 覧 表 49 第 8 節 感 応 機 雷 の 掃 海 50 第 1 項 感 応 機 雷 の 敷 設 状 況 50 第 2 項 感 応 機 雷 の 掃 海 計 画 50 別 紙 第 8 感 応 機 雷 掃 海 計 画 表 51 別 紙 第 9 日 本 掃 海 に 関 する 指 令 54 第 3 項 磁 気 機 雷 の 掃 海 57 第 1 終 戦 時 より 復 員 庁 廃 庁 までの 状 況 57 別 紙 第 10 日 本 近 海 における 機 雷 処 分 自 爆 誘 爆 触 雷 陸 上 処 分 一 覧 表 ( 自 至 ) 62 第 2 運 輸 省 移 管 時 より 保 安 庁 開 庁 前 までの 状 況 68 別 紙 第 11 磁 気 掃 海 実 施 経 過 一 覧 表 ( 自 至 ) 69 第 4 項 試 航 船 及 びYCクラフト( 試 航 筏 )による 試 航 73 第 1 終 戦 時 より 復 員 庁 廃 庁 までの 状 況 73 別 紙 第 12 試 航 船 若 草 丸 の 感 応 機 雷 処 分 状 況 76 別 図 第 4 試 航 船 若 草 丸 の 試 航 経 過 図 80 第 2 運 輪 省 移 管 時 より 保 安 庁 開 庁 前 までの 状 況 81 別 紙 第 13 試 航 経 過 一 覧 表 ( 自 至 ) 81 第 5 項 感 応 機 雷 による 触 雷 状 況 83 別 紙 第 14 感 応 機 雷 による 触 雷 船 舶 一 覧 表 ( 自 至 ) 84 第 9 節 浮 流 機 雷 対 策 87 別 紙 第 15 日 本 海 浮 流 漂 着 機 雷 発 見 処 分 一 覧 表 ( 自 至 ) 88 第 10 節 安 全 宣 言 と 掃 海 殉 職 者 顕 彰 碑 の 建 立 88 第 1 項 安 全 宣 言 88 別 紙 第 16 安 全 宣 言 航 路 港 湾 一 覧 表 89 第 2 項 掃 海 殉 職 者 顕 彰 碑 の 建 立 91 別 紙 第 17 掃 海 殉 職 者 顕 彰 碑 建 立 趣 意 書 92 第 11 節 その 他 一 般 事 項 97 別 冊 父 島 方 面 特 別 掃 海 100 8

10 第1節 太平洋戦争終戦前後の一般情勢 1945 昭和20 年4月1日 米軍が沖縄本土に上陸を開始して以来 日本の守備軍は82日という長期にわ たり 壮烈無比な抵抗を行ったが ついに6月21日同島が失陥した 翌22日米軍は呉軍港の大空襲を行い ついで日本本土の工業都市の爆撃を敢行した また瀬戸内海に停泊中の日本の戦艦 航空母艦 巡洋艦に爆 撃を行うなど 日本本土は連日米軍の空襲をうけた この間 4月5日には 小磯内閣が総辞職し 鈴木貫太郎 海軍大将を首班とする鈴木内閣が登場した 一方7月26日には ポツダム において 米国 英国 中国の三国巨頭トルーマン チャーチル 蒋介石の三 氏は 日本の無条件降伏を要求する米 英 支三国宣言を決定した そして8月に入ると 太平洋戦争の終戦を 決定づけた広島 6日 長崎 9日 に原子爆弾が投下され またソ連は同月9日 ポツダム の三国宣言に加入 し ここに日本として重大なる新事態に直面したのである 8月14日東久邇宮を首班とする東久邇内閣ができ 同日天皇陛下より日本国民に対し 終戦に関する詔書を 発布された 同詔書の内容は 日本政府が米 英 支 ソ四ヶ国に対し その共同宣言 ポツダム宣言といっていた を受諾 する旨通知されたこと この受諾された理由を明確にされたこと そして交戦4ヶ年その間の陸海軍将兵の勇戦 百僚有司の精励 一億国民の奉公について 各々その最善を尽したことを賞せられ 最後に 時運の趣くとこ ろ堪え難きを堪え 忍び難きを忍び以って万世のために太平を開かん とお諭しになり また 挙国一家子孫相 伝へ 確 かた く神州の不滅を信し 総力を将来の建設に傾け 誓って国体の精華を発揚して 世界の進運に 後れないようにせよ と今後日本国民の進むべき方向を示された 翌8月15日正午 天皇陛下の玉音がラジオを通じて流れてきた まことに恐れ多いことながら悲痛その極に達 せられた陛下の切々たるお言葉を拝聴した時 日本国民のだれ一人として感泣しなかったものはなかったであ ろう そしてこの感激の日の翌々日すなわち8月17日には 陸海軍人に対し つぎのような内容の勅語を賜っ た 米英交戦以来3年有8ヶ月 この間親愛なる陸海軍人は 野に 海に身命をていして勇戦奮闘した 朕深くこれ を嘉する 今や新たにソ連の参戦をみるに及んで 今後における戦争を継続することは 徒に禍害を累加して 帝国存立の根基を失う虞がある この情況を察して 帝国陸海軍の斗魂尚烈々たるものがあるにかかわらず 光 栄ある我が国体護持のため 米 英 ソ 支の共同宣言を受諾した なんじ等軍人はよく朕が意を体してきょう固 なる団結を堅持し 出処進退を明にし 千辛万苦に克ち忍び難きを忍びて国家永年の礎を遺さんことを期せよ つづいて8月25日には 陸海軍人に対し 復員に関する勅諭を賜った その概要はつぎの通りである 帝国陸 海軍を復員するに当って 朕が股肱である陸海軍人に告ぐ 今や時運を考へ 干戈をやめて 兵備を撤収せん としている 軍人多年の忠誠を顧みるとき切々として胸次を刺す 特に戦に倒れ 病に死んだ幾多の将兵を思う とき 真に感慨無量である 茲に兵を解くにあたって 一糸乱れざる統制の下に 斎整迅速なる復員を実施し もって皇軍有終の美を発揮せんことを切望する 今後軍人は忠良なる臣民として各民業につき 艱苦に堪え 棘の道を切り開いて戦後復興に努力せよ 9

11 なお 米 内 海 軍 大 臣 が 当 時 海 軍 部 内 一 般 に 与 えた 訓 示 はつぎの 通 りであった 開 戦 以 来 帝 国 海 軍 は 上 下 一 致 全 力 を 傾 倒 して 聖 戦 完 遂 に 邁 進 し 来 たりしも 戦 運 遂 に 利 あらずして 戦 旬 日 に 危 急 さ 加 へ 本 日 畏 くも 大 詔 を 喚 発 せらる 洵 に 恐 懼 に 堪 えず 茲 に 御 聖 断 により 国 家 の 大 方 針 決 定 せらる 事 態 は 真 に 異 状 なりと 雖 も 御 聖 断 既 に 下 り 最 早 論 議 の 余 地 なし 今 後 聖 旨 応 奉 の 道 は 一 つ 御 詔 書 を 拳 々 服 膺 し 上 下 相 信 倚 し 一 糸 乱 れざる 整 々たる 戦 争 の 終 止 を 行 い 以 って 累 を 今 後 に 及 ぼさず 皇 国 再 建 の 礎 を 確 立 するにあり 我 等 に 課 せらるべき 様 相 は 真 に 艱 苦 と 忍 従 との 語 に 尽 くべしと 雖 も この 際 一 時 の 感 情 に 趨 り 濫 に 横 議 し 又 は 事 を 構 うる 等 のことあらば これ 徒 に 敵 を 利 するのみにして 遂 に 国 家 を 破 滅 に 導 くものなり 各 員 は 深 く 思 いを 致 し 小 乗 をすてて 大 義 に 就 き 真 に 堪 へ 難 きを 忍 び 臣 道 の 順 逆 を 誤 らざる 有 終 の 美 をなし 以 て 聖 慮 に 副 ひ 奉 らむことを 期 すベし こうして 日 本 の 陸 海 軍 人 は 復 員 して 民 業 につくものと 残 留 して 終 戦 処 理 に 従 事 するものとに 分 れて そ れぞれ 陸 軍 海 軍 という 大 きな 背 景 をなくし あたかも 狂 乱 怒 涛 の 中 に 投 げ 込 まれたように 困 難 かつ 棘 の 道 に 突 進 したのである 一 方 米 国 艦 隊 が 横 須 賀 軍 港 をはじめとして 各 軍 港 に 入 港 した マッカーサー 陸 軍 元 帥 が 連 合 軍 最 高 司 令 官 を 命 ぜられ 厚 木 飛 行 場 に 進 駐 した 9 月 2 日 東 京 湾 にあった 米 国 軍 艦 ミズウリ 号 艦 上 において 連 合 軍 代 表 マッカーサー 元 帥 と 日 本 側 代 表 の 重 光 外 務 大 臣 との 間 に 劇 的 な 降 伏 文 書 の 調 印 式 があった この 降 伏 文 書 によって 日 本 占 領 政 策 に 関 する 指 令 が 矢 つぎ 早 やに 日 本 政 府 に 向 かって 発 せられたが 終 戦 直 後 の 虚 脱 状 態 にあったにもかかわらず 日 本 のあらゆる 渉 外 機 関 は 一 斉 に 全 力 をあげて これを 活 発 に 処 理 し そ の 後 の 終 戦 処 理 は 極 めて 順 調 に 進 捗 したのである この 中 で 特 に 戦 後 日 本 国 民 の 生 活 必 需 物 資 の 輸 送 及 び その 他 の 海 上 交 通 に 甚 大 なる 脅 威 を 与 えていた 日 本 米 国 の 敷 設 した 機 雷 の 除 去 ということには 重 大 な 関 心 が 払 われたのは 当 然 であった 以 下 こうした 機 雷 の 除 去 即 ち 航 路 啓 開 に 関 して 述 べることとする 10

12 第 2 節 航 路 啓 開 の 一 般 経 過 1945( 昭 和 20) 年 8 月 15 日 終 戦 と 同 時 に 航 路 啓 開 の 性 格 が 従 来 の 戦 争 目 的 遂 行 の 作 戦 行 動 から ポツダ ム 宣 言 履 行 の 重 大 任 務 ひいては 平 和 日 本 建 設 の 礎 石 となる 作 業 に 根 本 的 に 一 変 した そして 関 係 者 一 同 は 一 切 の 私 利 私 慾 を 離 れ この 崇 高 な 目 的 達 成 のために 邁 進 したのである 終 戦 時 日 本 近 海 には 日 本 海 軍 が 敷 設 した 係 維 機 雷 55,347 個 と 米 国 海 軍 がB-29および 潜 水 艦 によって 敷 設 した 感 応 機 雷 6,546 個 が 残 っていた ( 太 平 洋 戦 争 中 米 国 海 軍 によって 敷 設 した 感 応 機 雷 は 10,703 個 であったが 終 戦 までに 日 本 海 軍 によって 掃 海 し また 自 爆 誘 爆 触 雷 陸 上 処 分 したものが4,157 個 であったので 終 戦 後 は 残 っ た6,546 個 に 対 し 掃 海 することとなった ) 感 応 機 雷 の 掃 海 作 業 は 終 戦 前 から 各 地 所 在 の 防 備 兵 力 をもって 行 い 戦 後 も 引 きつづきこれを 実 施 していた ところが 8 月 19 日 の 連 合 軍 最 高 司 令 部 一 般 命 令 第 一 号 9 月 3 日 の 同 司 令 部 指 令 第 二 号 ( 追 補 参 照 )によって 同 司 令 部 所 定 の 海 軍 代 表 の 指 示 の 下 に 日 本 政 府 として 掃 海 作 業 を 実 施 することとなっ たので 日 本 側 としては 同 指 令 に 基 づく 新 態 勢 準 備 のため 9 月 1 日 一 時 この 作 業 を 中 止 することとなった ついで9 月 中 旬 には 横 須 賀 呉 佐 世 保 各 鎮 守 府 および 大 阪 大 湊 各 警 備 府 は それぞれの 現 地 米 国 海 軍 代 表 の 指 示 に 従 って 掃 海 作 業 を 開 始 した さらに10 月 6 日 には 米 国 第 5 艦 隊 司 令 長 官 の 指 令 によって 下 関 海 峡 および 日 本 海 方 面 の 掃 海 作 業 を 再 興 した 10 月 24 日 および11 月 12 日 米 国 第 5 艦 隊 司 令 長 官 の 指 令 によって 全 日 本 掃 海 船 艇 は 米 国 第 5 艦 隊 第 52 機 動 部 隊 指 揮 官 ストラブル 海 軍 少 将 の 指 揮 監 督 の 下 におかれ 各 地 区 の 米 国 掃 海 部 隊 指 揮 官 は それぞれの 地 区 の 日 本 掃 海 船 艇 を 指 揮 し 極 めて 組 織 的 な 掃 海 作 業 を 実 施 することとなった このような 米 国 側 の 組 織 的 な 作 業 実 施 に 対 して 日 本 側 としても 掃 海 任 務 に 実 施 上 一 貫 した 組 織 陣 容 をもって もっとも 有 効 確 実 な 掃 海 を 実 施 する 必 要 に 迫 られ 1945( 昭 和 20) 年 9 月 18 日 付 で 海 軍 省 軍 務 局 内 に 掃 海 部 を 設 置 し さら に10 月 10 日 付 で 地 方 に6の 地 方 掃 海 部 と17の 地 方 掃 海 支 部 を 設 置 した こうして 日 本 側 の 掃 海 作 業 は 艦 船 348 隻 人 員 約 10,000 名 をもって がっちりした 組 織 陣 容 の 下 に 実 施 されたのである 掃 海 関 係 者 はすベて 旧 海 軍 軍 人 のみをもってし 造 修 補 給 などの 掃 海 実 施 に 付 随 した 諸 要 務 は 大 体 従 来 の 旧 海 軍 諸 施 設 を 利 用 し 一 部 民 間 会 社 に 委 託 する 方 法 をとった その 後 1952( 昭 和 27) 年 8 月 1 日 保 安 庁 発 足 までの7ヶ 年 間 掃 海 関 係 の 米 国 側 代 表 が 次 々に 交 代 し 日 本 側 も 海 軍 省 より 第 二 復 員 省 復 員 庁 運 輸 省 海 上 保 安 庁 と 所 管 が 変 ったが 終 戦 後 この 長 期 間 一 貫 して 日 本 側 掃 海 部 隊 の 指 揮 をとり または 米 国 側 との 連 絡 に 日 本 側 代 表 として 多 大 の 功 績 を 残 したのは 田 村 久 三 元 海 軍 大 佐 ( 昭 和 28 年 10 月 航 啓 部 長 を 最 後 に 海 将 となって 退 職 した)であ った なお 日 本 の 旧 海 軍 代 表 折 衝 機 関 として 中 村 機 関 ( 東 京 横 浜 ) P17 参 照 矢 野 機 関 ( 横 須 賀 ) P17 参 照 があって 終 戦 後 の 一 般 海 軍 関 係 事 務 折 衝 を 担 当 した 特 に 掃 海 関 係 は 米 国 側 代 表 が 横 須 賀 にいた 関 係 上 矢 野 機 関 が 処 理 したが 第 二 復 員 省 時 代 には 川 端 機 関 となった この 機 関 の 在 日 米 国 海 軍 幹 部 との 緊 密 なる 連 絡 折 衝 によって 日 本 の 終 戦 処 理 が 極 めて 円 滑 かつ 順 調 に 進 捗 し ひいては 掃 海 作 業 を 円 滑 ならしめたかげの 力 は 特 筆 に 値 するものである 掃 梅 作 業 進 捗 と 共 に 逐 次 掃 海 関 係 の 船 艇 人 員 とも 減 少 し 1952( 昭 和 27) 年 6 月 末 には 船 艇 79 隻 人 員 は1,416 名 となって いた 係 維 機 雷 は1946( 昭 和 21) 年 8 月 17 日 その 掃 海 を 完 了 したが 感 応 機 雷 は 音 響 機 雷 水 圧 機 雷 が 自 滅 し 磁 気 機 雷 のみが 残 存 した 1952( 昭 和 27) 年 6 月 末 において 約 1,200 個 の 磁 気 機 雷 がなお 危 険 状 態 のまま 残 されたので その 掃 海 作 業 が 保 安 庁 に 引 き 継 がれた 1950( 昭 和 25) 年 1 月 この 掃 海 業 務 のほかに 沈 船 その 他 航 路 障 害 物 件 の 除 去 海 中 にある 一 切 の 爆 発 性 物 件 の 処 理 または 陸 上 の 機 雷 処 分 業 務 という 新 しい 仕 事 を 掌 理 することとなったので いよいよ 掃 海 関 係 業 務 も 広 範 かつ 多 岐 のものとなった そこで 従 来 の 機 構 を 拡 大 して 1950( 昭 和 25) 年 6 月 海 上 保 安 庁 の 中 に 航 路 啓 開 本 部 が 発 足 した なおその 後 日 本 海 沿 岸 および 津 軽 海 峡 方 面 での 浮 流 機 雷 (ソ 連 製 ) 対 策 また 朝 鮮 戦 争 における 国 連 軍 協 力 作 業 など 幾 多 の 危 険 かつ 困 難 なる 任 務 に 従 事 したのである 日 本 近 海 の 主 要 航 路 港 湾 については 終 戦 以 来 1952( 昭 和 27) 年 6 月 末 までに180ヶ 所 が 啓 開 され 1951( 昭 和 26) 年 10 月 掃 海 の 責 任 が 日 本 政 府 に 移 されてから 逐 次 これらの 港 湾 水 路 の 安 全 宣 言 を 行 って 外 国 船 舶 に 開 放 し 日 本 貿 易 観 光 の 発 展 に 寄 与 し また 日 本 産 業 経 済 に 多 大 の 11

13 貢献をしたのである 一方関係32の市長の発起によって 1952 昭和27 年6月終戦後の掃海殉職者の顕彰 碑が四国琴平金比羅宮近くに建立された 1950 昭和25 年3月 天皇陛下は四国行幸から帰還の途次 3月 31日和泉灘の掃海水道において桑栄丸を先頭とする呉 下関両掃海部の31隻の磁気掃海船隊を御親閲され た 非公式な御親閲であったが 掃海隊の整然たる編隊航行を御覧になった陛下の御心中はいかがであった かと御推察申し上げる 平服の天皇陛下 小型の船隊の御親閲は 掃海隊員にとって光栄かつ感激の一瞬で あったであろう また参加掃海関係員の終生忘れ得ないものであった 終戦直後陸海軍人の復員に際し賜った 勅諭を改めて想起し その中の 皇軍有終の美を発揮せんことを切望する または 艱苦に堪へ 棘の道を切り 開いて戦後復興に努力せよ の御趣旨に対し 旧日本海軍軍人をもって組織した日本掃海部隊が終始一貫幾 多の困難と障害とを克服して 重要港湾 水路を啓開し 日本産業経済に重大な貢献をしたことは よく聖慮を 安んじ奉ったものとして 感激また新なるものがある この日本掃海部隊の偉大なる成果こそ旧日本海軍軍人を もって組織した絶大な力によるものと確信するものであり いいかえれば 旧日本海軍の長い伝統を遺憾なく発 揮したものであるといえよう 終戦以来7ヶ年間活躍した田村元海軍大佐以下掃海関係者の苦闘の跡を偲び その偉大なる功績に対し深く感謝するものである 以下航路啓開業務に関する編制 制度 渉外 人事 要員 船艇 掃海 その他一般事項に区分して この業務の経過を偲ぶこととする 追補 連合国最高司令官司令部指令第2号( )機雷関係抜粋 第2章 日本国軍隊 12 一切の機雷 機雷原及び指令の関する地域の何処にあるを問わず陸上 海上及び空中におけ る行動の障害物を明瞭に表示する措置を直ちに執るべし 13 日本帝国大本営は一切の掃海艇が所定の武装解除の方法を実行し 所要の燃料を補給し 掃 海事業に役立ち得るべく保存すべし 日本国及び朝鮮水域における水中機雷は連合国最高司令官の所定の海軍代表により指示せらるる所に従い 掃海せらるべし 追補 発第5艦隊長官 宛海軍大臣 日本掃海艇の統制について 1 太平洋掃海部隊指揮官は全部の日本掃海機能の調整と統制をとるよう指示された 全日本掃海 艇は東京湾にいる太平洋掃海隊指揮官の代表者 F.P.ミッチェル大佐 を通じて太平洋掃海部隊 指揮官に届け出るものとする 2 太平洋掃海部隊指揮官は全部の掃海計画を最善に実施するように日本帝国を通じて日本の掃 海艇を掃海部隊に割り当てる 各部隊に配属の日本掃海隊は太平洋掃海部隊指揮官の各地方の代 表者に届け出てその指示を受けるものとする 各地域指揮官の担当海域で掃海作業を実施する間 日本の掃海艇は当該地域指揮官の一時指揮を受ける 3 米第5艦隊長官は 掃海について日本の海軍大臣に許可しているが これは廃止された 近日 中に日本海軍大臣は日本海軍掃海艇により掃海を実施したい海域を F.P. ミッチェル大佐あて提 出するものとする D.C. RAMSEY 参 謀 長 12

14 別紙第1 航 路 啓 開 年 表 年 1 9 4 5 昭 和 20 年 1 9 4 6 昭 和 21 年 自1945 昭和20 年8月15日 至1952 昭和27 年6月30日 関連機構 航路啓開関係事項 月 日 矢野機関設置 海軍省廃庁 1 第 2 復員省発足 上 2 中 終戦 掃海中止 次官 次長指令電報 一般命令第1号発令 指令第2号発令 軍務局掃海部設置 国内外情勢 東久邇宮内閣成立 詔勅下る 降伏文書調印式 幣原内閣成立 掃海再興(米国第 5 艦隊指令) 地方掃海部 同支部設置 総務局掃海課 感応機雷自滅時限指示 試航船整備に関する指示 総合掃海計画樹立 試航船試航開始 音響機雷自滅 磁気機雷昭和25年8月まで有効指示 下関 唐津へ日本海方面より掃海艇移 動 YC クラフト(試航筏)試航開始 追補参照 試航船運用に関する指示 瀬戸内海一貫航路啓開促進指令 徴傭漁船の解傭指令 14 第二復員庁廃庁 復員庁第二復員 総務部掃海課 15 局発足 特別保管艦設置 YC クラフト(試航筏)試航中止 7 26 係維機雷掃海完了 8 17 海上交通保全対 策委員会設置 日本海方面掃海打切 掃海監部設置 1 1 9 4 4 7 14 第一次掃海作業終了 8 15 第二次掃海作業開始 昭 和 下関掃海部駆特6隻米海軍付属掃海部 隊に編入 年 試航船東亜丸除籍 試航船若草丸除籍 公職追放指令 東京裁判開始 総選挙吉田第一次内 閣成立 6 13 日本国憲法公布 総選挙社会党第一党 となる 片山内閣成立

15 ( 昭 和 23 年 ) ( 昭 和 24 年 ) ( 昭 和 26 年 ) 復 員 庁 閉 庁 1 掃 海 業 務 は 運 輸 運 輸 省 海 運 総 局 掃 海 管 船 部 掃 海 課 1 省 に 移 管 16 日 本 掃 海 に 関 する 指 令 28 汽 船 女 王 丸 触 雷 沈 没 追 補 参 照 5 掃 海 監 部 閉 庁 2 11 舞 鶴 を 連 合 国 艦 船 に 開 放 指 令 米 海 軍 付 属 掃 海 部 隊 ( 駆 特 6 隻 ) 任 務 終 芦 田 内 閣 成 立 3 19 了 20 追 放 該 当 者 50% 減 員 指 令 4 海 上 交 通 保 全 対 30 策 委 員 会 廃 止 5 1 海 上 保 安 庁 設 置 海 上 保 安 庁 保 安 局 掃 海 課 7 31 第 二 次 掃 海 作 業 終 了 8 1 第 三 次 掃 海 作 業 開 始 11 下 磁 気 機 雷 昭 和 27 年 末 まで 有 効 指 示 東 京 裁 判 判 決 2 第 二 次 吉 田 内 閣 成 立 3 30 日 本 海 小 泊 海 岸 で 漂 着 浮 流 機 雷 爆 発 4 北 大 西 洋 条 約 調 印 5 23 下 関 掃 海 部 MS27 触 雷 沈 没 保 安 局 は 警 備 救 海 上 保 安 庁 警 備 救 難 部 掃 海 課 15 6 難 部 となる 22 掃 海 艇 に 遠 隔 操 縦 装 置 取 付 けの 件 申 請 掃 海 実 施 可 能 限 度 60 米 より 70 米 に 変 7 5 更 第 三 次 掃 海 作 業 終 了 8 第 四 次 掃 海 作 業 開 始 ソ 連 中 華 人 民 共 和 国 10 を 承 認 試 航 船 栄 昌 丸 除 籍 天 皇 陛 下 掃 海 艦 艇 御 親 閲 ( 桑 栄 丸 以 下 隻 ) 航 路 啓 開 本 部 設 海 上 保 安 庁 航 路 啓 開 本 部 ( 監 理 課 啓 開 1 置 課 ) 6 1 沈 船 処 理 業 務 を 救 難 部 より 移 管 25 朝 鮮 戦 争 始 まる 8 1 警 察 予 備 隊 設 置 指 令 1 29 鳴 門 における 爆 発 事 件 2 1 爆 発 物 処 理 作 業 一 斉 中 止 指 令 4 日 本 海 方 面 浮 流 機 雷 捜 索 隊 編 成 6 19 浮 流 機 雷 捜 索 用 ヘリコプター6 機 申 請 1 航 路 啓 開 本 部 に 掃 海 課 を 加 う 7 5 父 島 特 別 掃 海 ( 第 一 次 ) 8 追 放 解 除 対 日 講 和 条 約 及 び 日 9 8 米 安 全 保 障 条 約 調 印 海 上 保 安 庁 に 浮 流 機 雷 対 策 委 員 会 設 置 10 掃 海 の 責 任 を 日 本 側 へ 移 管 8 ( 指 令 覚 書 の 削 除 ) 14

16 ( 昭 和 27 年 ) 爆 発 物 処 理 作 業 再 開 5 第 一 回 安 全 宣 言 1 10 第 二 回 安 全 宣 言 17 第 三 回 安 全 宣 言 2 16 第 四 回 安 全 宣 言 3 26 第 五 回 第 六 回 安 全 宣 言 8 第 七 回 安 全 宣 言 4 16 父 島 特 別 掃 海 ( 第 二 次 ) 28 講 和 条 約 発 効 5 7 第 八 回 安 全 宣 言 6 17 試 航 船 桑 栄 丸 契 約 延 期 (12 月 31 日 まで) 掃 海 殉 職 者 顕 彰 碑 設 立 ( 香 川 県 琴 平 金 比 羅 神 社 登 り 口 ) 8 1 保 安 庁 開 庁 保 安 庁 第 二 幕 僚 監 部 航 路 啓 開 部 ( 監 理 課 掃 海 課 ) 追 補 15

17 16

18 第3節 編成(制度) 第1項 海軍省時代 自 1945(昭和 20)年 9 月 18 日至同年 11 月 30 日 1 日本側掃海部隊と米国側代表者 日 本 側 中 央 地 方 横 須 横須賀掃海部 横須賀掃海支部 賀 呉掃海支部 鎮 下関掃海支部 呉 呉掃海部 徳山掃海支部 海 軍 掃 佐伯掃海支部 仙崎掃海支部 守 佐 佐世保掃海支部 世 佐世保掃海部 博多掃海支部 保 軍 務 海 舞鶴掃海支部 境掃海支部 舞 府 敦賀掃海支部 舞鶴掃海部 伏木掃海支部 省 局 部 鶴 七尾掃海支部 新潟掃海支部 伊勢掃海支部 大 大阪掃海部 警 阪 大阪掃海支部 備 大 府 大湊掃海部 大湊掃海支部 湊 職 米国側代表者 名 氏 名 米国海軍 ストラブル少将 第 52 (自終戦時 機動部隊指揮官 至昭 20.10) 米国海軍 ミッチェル中佐 第 (自昭 機動部隊指揮官 至昭 20.11) 同 上 ダイ大佐 (自昭 至昭 21.1) 1 海軍省軍務局掃海部は 元海軍艦政本部第二部二課長であった田村久三海軍大佐 海兵 46 期 を部長とし 元海軍艦政本部第二部第二課部員林幸市海軍大佐 海兵 51 期 元海軍軍令 部部員黒木照男海軍大佐 海兵 52 期 元海軍省教育局局員笹田兼雄海軍中佐 海兵 54 期 元海軍艦政本部会計課部員池田法人海軍主計中佐などの主要幹部が部長を補佐し 掃海部の要 員は 元海軍艦政本部第二部第二課にあったものを主体として新たに補充した 2 米国側掃海代表との折衝は 林海軍大佐が行い 同氏が矢野機関に転出後は 随時黒木海 軍大佐が横須賀に出張して折衝した 2 米国海軍との折衝機関 1945 昭和20 年10月3日 日本側の米国海軍との事務折衝のため横須賀に矢野機関 矢 野志加三元海軍中将 海兵 43 期 を首班とする 東京に中村機関 中村勝平元海軍少将 海兵 45 期 を首班とする をそれぞれ設置して 米国海軍と日本海軍省内の全般にわたる事務折衝機関とし 在日米国海軍首脳部と緊密な連絡をした 特に掃海関係は 米国側代表が横須賀軍港に在泊していた 第5艦隊の麾下であったので 矢野機関を通じてこの関係の連絡を行った 17

19 3 米 国 太 平 洋 掃 海 部 隊 編 制 概 要 1945( 昭 和 20) 年 10 月 25 日 現 在 米 国 第 5 艦 隊 (Pニュージャジー) スプルーアンス 海 軍 大 将 米 国 第 7 艦 隊 キンケイド 海 軍 大 将 第 51 機 動 部 隊 ( 日 本 南 東 部 隊 ) オルデンドルフ 中 将 第 52 機 動 部 隊 ( 太 平 洋 方 面 掃 海 部 隊 ) ストラブル 少 将 第 53 機 動 部 隊 ( 日 本 東 部 部 隊 ) ジョンズ 少 将 第 54 機 動 部 隊 第 55 機 動 部 隊 第 56 機 動 部 隊 ( 日 本 北 部 部 隊 ) デュー 少 将 52.1 機 動 部 隊 52.3 機 動 部 隊 ( 対 馬 東 須 藤 ) 52.5 機 動 部 隊 52.7 機 動 部 隊 ( 豊 後 水 道 ) 52.9 機 動 部 隊 機 動 部 隊 52.2 機 動 部 隊 ( 対 馬 西 水 道 ) 52.4 機 動 部 隊 52.6 機 動 部 隊 ( 伊 勢 水 道 ) 52.8 機 動 部 隊 ( 伊 勢 湾 ) 機 動 部 隊 ミッチェル 中 佐 機 動 部 隊 ( 済 州 島 北 西 方 ) 4 米 国 太 平 洋 艦 隊 指 揮 系 統 と 日 本 掃 海 部 隊 との 関 係 1945( 昭 和 20) 年 11 月 1 日 現 在 米 国 第 5 艦 隊 指 揮 官 第 51 機 動 部 隊 指 揮 官 第 52 機 動 部 隊 指 揮 官 第 53 機 動 部 隊 指 揮 官 第 54 機 動 部 隊 指 揮 官 日 本 掃 海 部 隊 米 国 掃 海 部 隊 18

20 第2項 第二復員省 第二復員局時代 自1945 昭和20 年12月1日 至1947 昭和22 年12月31日 1 日本側掃海部隊と米国側代表者 日 本 側 中 央 地 方 横 第 須 横須賀掃海支部 二 賀 総 掃 復 呉掃海支部 員 下関掃海支部 務 海 省 徳山掃海支部 呉 (20.11 局 課 佐伯掃海支部 仙崎掃海支部 地 21.6) 試航船隊(東亜 桑栄 栄昌) 佐 佐世保掃海支部 方 総 世 同 博多掃海支部 務 復 復 保 部 員 舞鶴掃海支部 (21.6 庁 員 境掃海支部 舞 第 上 敦賀掃海支部 22.1) 二 局 伏木掃海支部 鶴 復 七尾掃海支部 掃 員 新潟掃海支部 海 掃 局 伊勢掃海支部 監 (21.6 大 海 阪神掃海支部 部 阪 (22.1 試航船(若草) 22.12) 課 大 大湊掃海支部 22.12) 湊 米 国 側 代 表 者 職名 所属 氏 名 米国海軍 第 機動部隊指揮官 ダイ大佐 (自昭 至昭 21.1) 同 カーチン大佐 (自昭 21.1 至昭 21.3) 上 COMNAVJAP Commander Naval Activities Japan 同 上 ドノュー大佐 (自昭 21.4 至昭 21.8) カールソン中佐 (自昭 21.8 至昭 22.12) 1 1945 昭和20 年11月30日 陸軍省 海軍省が廃止され 復員省となり 旧陸軍関係は第一復員省 旧 海軍関係は第二復員省として発足した 同時に終戦処理のため残留した軍人は全員予備役に編入され た後復員局事務官として終戦処理業務に従事することとなった 2 海軍省廃庁にともなって 海軍省軍務局掃海部は 第二復員省総務局掃海課となった 3 1946 昭和21 年6月15日 復員省が廃止され 厚生省の復員局となり 第一復員省は第一復員局に 第二復員省は第二復員局にそれぞれ改められ 第二復員省総務局掃海課は第二復員局総務部掃海 課となった 4 海軍省時代の鎮守府 警備府は 地方復員局に改められ 地方掃海部が廃止され 地方掃海支部がそ のまま残留し 試航船の出現によって 呉復員局に試航船 東亜丸 栄昌丸 桑栄丸 を配属し 大阪復 員局の下に試航船若草丸を配属した 5 第二復員局総務局掃海課渉外関係の陣容 1946 昭和21 年4月1日 米国側掃海代表の機構が全面的に改められ 日本の掃海業務は コムナム ジャップ の指揮下に入ることとなった その当時の米国側 コムナムジャップ 掃海機関と総務局掃海課 との折衝は下記のような分坦で実施した 分担事項 全般 掃海計画一般 編成制度 要員の教育 掃海計画 航路標識 船艇の移動 掃海資料収集 整理 掃海課 田村課長 笹田事務官 犬塚事務官 能勢事務官 19 コムナムジャップ ドノュー海軍大佐 カールソン海軍中佐 カールソン海軍中佐 マックファンデン海軍大尉

21 船艇の整備 処理 燃料補給 掃海要具の造修 補給 通信法規 その他 矢口事務官 和田事務官 松枝事務官 石橋事務官 松永事務官 メリマン海軍大尉 メリマン海軍大尉 メリマン海軍大尉 マックファンデン海軍大尉 カールソン海軍中佐 6 1946 昭和21 年11月18日 運輸省の要望により 日本領海内での海上交通保全に必要な諸方策を 確立するため 関係各部を網羅する委員会を運輸省内に新設し これを海上交通対策委員会と呼称 した 本委員会設立のため 米国側代表 カ ルソン 中佐と会談の結果日本政府より正式に連合国 最高司令部に申請し その許可を得たものである 7 1947 昭和22 年1月15日 米国側代表 カールソン 中佐が佐世保 フリート アクティヴィティ 指揮 官を兼務することになったので 同日付復員庁第二復員局に掃海監部を設け 部長は第二復員局総 務部掃海課長である田村元海軍大佐が兼務した この掃海監部を佐世保に設置するため 林元海軍 大佐が昭和21年12月10日佐世保に先行し 佐世保地方復員局 局長一宮義之元海軍少将 海兵 44 期 の多大な協力の下に要員を現地にて補充し 施設その他諸般の準備を完了したのは同年12 月末であった この時特別保管艦伊王が掃海監部専用となったので 一切の事務はこの艦内で処理 し 関係事務官一同はこの狭い艦内に起居して 掃海に関し米国側代表 カールソン 中佐との折衝 を開始した ここで部長田村元海軍大佐は 第二復員局掃海課長として東京での連絡もあって随時 佐世保に出張していたので 渉外事務は林元海軍大佐が行った 2 米国海軍との折衝機関 1945 昭和20 年11月末 矢野機関の矢野志加三元海軍中将が 川畑正治元海軍少将 海兵 47 期 と交 代したので横須賀の折衝機関を川畑機関と呼称した なお同機関は 1946 昭和21 年3月末廃止となった 3 56機動部隊 日本北部部隊 廃止 1945 昭和20 年12月1日より 56機動部隊 日本北部部隊 が廃止され 53機動部隊 日本東部部隊 が 日本の北東部隊となり 北部担任区域を包含することとなった そのため大湊掃海部隊船艇の行動は 横須 賀にある同部隊指揮官の許可を受けなかればならなかったので 手続きの迂遠を避けるため 米国側と折衝 し 米国側掃海代表 ダイ 大佐の許可を受ければ良いことになった 4 米国側掃海代表機関の変更 1946 昭和21 年4月1日より 下記指揮系統によって掃海を実施することとなった 1 掃海実施に関する一切の米国側指令は ドノュー 海軍大佐より 田村掃海課長に手交され また 日本側で案画した一切の掃海計画その他の所要事項は すべて田村掃海課長より ドノュー 海軍 大佐に申出て 米側の許可承認をうることになった 2 試航船および試航筏 YCクラフト の試航成績は 佐世保にある96.6部隊指揮官 グラーグ 海軍大 佐に提出することになった COMNAVJAP 在東京 CTF96 Griffin 海軍中将 掃海選任幕僚 Donohue 海軍大佐 CTG96.6 在佐世保 Graff 海軍大佐 復員省第二復員局総務部 掃海課 各地方掃海支部 各試航船 CTU 喜界島 20 CTU 対馬海峡 CTU 済州島

22 第3項 運輸省 海上保安庁時代 自 1948(昭和 23)年1月1日 至 1952(昭和 27)年7月31日 1 日本側掃海部隊と米国側代表者 米国側代表者 職名 所属 氏 名 中 央 地 方 掃 掃 海 運 海 ラインハート少佐 運 管 海 総 輸 自昭 23.1 船 局 課 至昭 23.3 部 省 自昭 至昭 保 掃 バーンズ中佐 安 海 下関掃海部 局 課 自昭 23.3 自昭 運 CNFE 至 至昭 海 警 Commander 掃 輸 試航船隊 Naval Force 備 上 プリンス大佐 Far East 救 海 省 栄昌丸 難 保 桑栄丸 課 省 部 安 ホーナー中佐 自昭 外 至昭 庁 航路 監理課 局 啓開 掃海課 本部 啓開課 プレイヂ中佐 自昭 至昭 1 1948 昭和 23 年1月1日復員庁の閉庁によって 掃海業務は運輸省総務局に移管され ここに 掃海管船部掃海課を新設して 引続き掃海を実施することとなった 2 1948 昭和 23 年1月16日 米国側の指令によって 米国側の掃海に関する直接の指揮監督が佐世 保から東京に移ることとなったので いままで佐世保で カールソン 海軍中佐と折衝していたのが 在東京 のCNFEの ラィンハート 海軍少佐の指揮監督をうけることとなった この米国側機構の変更にともなって 掃海監部を廃止し その所掌業務を在東京の掃海課で行うこととなった 3 1948 昭和 23 年4月30日 海上交通保全対策委員会は 海上保安庁設置にともなって その所掌業 務は海上保安委員会に包含吸収されることとなり これを廃止した 4 1948 昭和 23 年5月1日運輸省外局に海上保安庁が新設された ここの海上保安庁は 港湾 海峡そ の他の日本国の沿岸水域において海上の安全を確保し または法律の違反を予防し 捜査し これを鎮圧 することを目的としたものであった 掃海業務は海上保安庁保安局掃海課で行うこととなった 5 1949 昭和 24 年6月15日 海上保安庁保安局は海上保安庁警備救難部と改められ 掃海課は同部 にあった 6 1950 昭和 25 年6月1日 海上保安庁航路啓開本部を新設した 1950 昭和25 年2月6日付の SCAPIN 2077 による 日本政府あての覚書 戦時中の作戦より生じた爆発物および弾薬兵器の処理に関 する件 に基づき 海上保安庁 特別調達庁 地方自治庁 国警本部共同通牒によって 海中にある一切 の爆発性物件の処理 および陸上にある機雷の処分業務と 警備救難部哨戒課で所掌していた沈船及び その他の航路障害物物件の除去とを 従来の掃海業務の外に新しく所掌することとなった これらの業務 は 全国的に多岐広範にわたる大作業であったので これを最も効果的でかつ能率的に処理するために は いままでの機構を拡大強化する必要があった そこで警備救難部より掃海課を切離し ここに航路啓開 本部が新設された次第である この本部長は 掃海課長であった田村元海軍大佐であった 21

23 追 補 SCAPINs ( 対 日 指 令 ) Supreme Commander for Allied Powers Directives to the Japanese Government /02/06 GD:Assistant Chief of Staff G-4 Disposal of Explosives and Explosive Ordinance Resulting from Wartime Operations ( (7) 1951( 昭 和 26) 年 7 月 1 日 航 路 啓 開 本 部 監 理 課 掃 海 課 啓 開 課 を 設 け 掃 海 課 は 航 路 啓 開 業 務 を 担 当 し 啓 開 課 は 民 間 業 者 による 爆 発 物 件 引 揚 解 体 許 可 及 び 監 督 に 従 事 した これよりさき1951( 昭 和 2 6) 年 2 月 鳴 門 爆 発 事 故 によって 一 時 日 本 近 海 にある 爆 発 物 件 の 処 理 業 務 は 一 切 停 止 されたが 同 年 6 月 1 日 付 JLCO( 在 日 米 軍 兵 站 司 令 部 )より 別 の 新 方 式 が 日 本 政 府 あて 発 せられ 引 続 き 新 指 令 がCNFE から 発 せられた 爆 発 物 件 引 揚 解 体 作 業 は その 所 在 が 全 国 36ヶ 所 にわたっており さらにJLCO 新 方 式 は 危 険 防 止 と 不 法 横 流 れの 防 止 を 主 眼 とし 解 体 作 業 は 陸 上 で 実 施 のこととなり 従 来 にくらべてさらに 厳 格 である 安 全 規 則 にもとづいて 引 揚 監 督 を 円 滑 かつ 安 全 に 実 施 するために 掃 海 課 の 外 に 一 課 を 新 設 する 必 要 ができたのである 2 米 国 側 掃 海 代 表 の 交 代 1948( 昭 和 23) 年 1 月 16 日 付 バード 参 謀 長 の 指 令 で 米 国 側 の 掃 海 に 関 する 指 揮 監 督 が 佐 世 保 より 東 京 に 移 ったので 佐 世 保 で 指 揮 監 督 していた カールソン 海 軍 中 佐 は CNFEの ラインハート 海 軍 少 佐 と 交 代 した これにともなって 日 本 側 の 渉 外 業 務 は 再 び 東 京 の 掃 海 課 で 担 当 することになった 第 4 節 渉 外 終 戦 後 の 掃 海 は すべて 連 合 軍 最 高 司 令 部 の 命 令 指 示 によって 実 施 されたのであって この 命 令 指 示 に 対 する 渉 外 連 絡 の 事 務 を 担 当 した 人 達 は 非 常 な 苦 労 をした というのは 相 手 は 占 領 軍 であり 当 方 は 敗 戦 と いう 極 めて 低 姿 勢 下 にある この 間 終 戦 後 の 日 本 の 実 情 にそわない 命 令 指 示 が 相 当 あった これをいかにし て 日 本 の 現 状 にできるだけ 適 応 させるか また 無 理 のないように 折 衝 連 絡 することは 極 めて 困 難 かつ 重 要 であ ったからである とくに 米 国 側 代 表 者 のほとんど 全 部 が 日 本 にはじめて 来 た 人 であり 日 米 両 国 の 国 情 がちが っている 点 を 理 解 してもらうなんか そんな 生 ぬるいことは 絶 対 に 許 されない なお 連 絡 に 最 も 大 切 な 国 語 がち がっていることで 下 手 な 通 訳 でも 使 ったらとんだ 誤 解 を 生 ずることとなる そこでこれらの 不 円 滑 な 折 衝 連 絡 を 極 力 排 除 するために できるだけ 口 頭 による 折 衝 をさけ 公 式 文 書 でこれを 行 うこととし また 日 本 側 業 務 の 実 際 を 米 国 側 代 表 者 がよく 認 識 するように できるだけ 現 地 に 案 内 してその 実 情 について 説 明 するなど あらゆる 対 策 を 講 じたのである 以 上 のような 苦 心 もあって 掃 海 関 係 に 関 する 限 り 米 国 側 代 表 達 は 日 本 側 の 申 入 れをよく 理 解 してくれたし また 掃 海 実 施 の 進 捗 にあらゆる 協 力 をしてくれたので これらの 折 衝 連 絡 は 全 般 的 に 円 滑 に 行 われた 以 下 主 なる 命 令 指 示 および 折 衝 事 項 について 記 述 することとする 第 1 項 主 なる 命 令 指 令 その 他 1 連 合 軍 最 高 司 令 部 一 般 命 令 第 1 号 (8 月 19 日 ) ( 掃 海 に 関 する 事 項 のみ 抜 粋 ) ニ 日 本 国 大 本 営 は 連 合 国 最 高 司 令 官 に 対 し 本 命 令 受 領 の 後 遅 滞 なく 日 本 国 及 日 本 国 の 支 配 下 にある 一 切 の 地 域 における 次 の 諸 点 に 関 する 完 全 なる 情 報 を 提 供 すべし (イ)(ロ)(ハ)(ニ) 省 略 (ホ) 一 切 の 機 雷 機 雷 原 その 他 の 陸 上 海 上 又 は 空 中 の 行 動 に 対 する 障 害 物 の 位 置 及 施 設 状 況 並 にこ に 関 連 する 安 全 通 路 に 関 する 安 全 且 詳 細 なる 地 図 付 情 報 (ヘ)(ト) 省 略 五 責 任 ある 日 本 国 のおよび 日 本 国 の 支 配 下 にある 軍 及 行 政 当 局 は つぎを 保 障 するものとす (イ) 一 切 の 日 本 国 の 機 雷 機 雷 原 その 他 の 陸 上 海 上 及 空 中 の 行 動 に 対 する 障 害 物 は 何 れの 位 置 にある を 問 わず 連 合 国 最 高 司 令 官 の 指 示 に 従 い 之 を 除 去 す (ロ) (ハ) 省 略 22

24 2 連 合 軍 最 高 司 令 部 指 令 第 2 号 (8 月 23 日 ) ( 掃 海 に 関 する 事 項 のみ 抜 粋 ) 第 一 章 五 (ロ) 占 領 軍 に 対 する 武 装 の 引 渡 に 関 する 詳 細 なる 指 示 は つぎの 指 揮 官 より 当 該 日 本 国 指 揮 官 に 対 し 直 接 これを 与 ふるものとす ( 一 ) 省 略 ( 二 ) 米 海 軍 の 手 中 に 入 る 海 軍 艦 艇 沿 岸 施 設 軍 需 品 および 装 備 については 連 合 国 最 高 指 揮 官 の 指 定 海 軍 代 表 八 日 本 帝 国 大 本 営 はつぎの 訓 令 を 発 す 可 し (イ) つぎの 事 業 は 遅 滞 なく 成 就 せらる 可 し ( 一 ) ( 二 ) 省 略 ( 三 ) 一 切 の 港 および 港 湾 施 設 内 にある 爆 破 装 薬 は 撤 去 せられもしくは 無 害 たらしめられかつこれが 存 在 は 明 識 せらるるものとす (ロ) (ハ) (ニ) 省 略 (ホ) 一 切 の 軍 艦 および 商 船 は その 停 泊 中 なると 航 行 中 なるとを 問 わず ただちに 全 兵 器 の 前 後 をけい 止 し 且 之 が 使 用 を 不 可 能 ならしむるものとす 十 二 一 切 の 機 雷 機 雷 原 及 指 令 に 関 する 地 域 の 何 処 にあるを 問 わず 陸 上 海 上 及 空 中 における 行 動 の 障 害 物 を 明 瞭 に 表 示 するの 措 置 をただちに 執 るべし 十 三 日 本 帝 国 大 本 営 は 一 切 の 掃 海 艇 が 所 定 の 武 装 解 除 の 方 法 を 実 行 し 所 要 の 燃 料 を 補 給 し 掃 海 事 業 に 役 立 ち 得 る 如 く 保 存 すべし 日 本 国 および 朝 鮮 水 域 における 水 中 機 雷 は 連 合 国 最 高 指 揮 官 の 所 定 の 海 軍 代 表 に 依 り 指 示 せらるる 所 に 従 い 掃 海 せらるべし 3 掃 海 に 関 する 折 衝 (10 月 21 日 ) 米 国 海 軍 側 代 表 ミッチェル 海 軍 中 佐 と 日 本 側 掃 海 代 表 林 元 海 軍 大 佐 ( 軍 務 局 掃 海 部 員 )は 米 国 第 5 艦 隊 旗 艦 ニュージャシー において 掃 海 の 責 任 に 関 する 折 衝 を 行 った その 決 定 事 項 はつぎの 通 りである (1) 日 本 本 土 方 面 の 掃 海 指 揮 官 ミッチェル 海 軍 中 佐 は ストラブル 少 将 の 命 をうけ 日 本 現 地 の 掃 海 関 係 事 項 を 日 本 政 府 に 指 令 する (2) 米 国 海 軍 は 米 国 の 使 用 する 日 本 の 港 湾 および 水 道 を 掃 海 する 責 任 を 有 する (3) 日 本 海 軍 は 米 国 海 軍 掃 海 隊 を 補 助 するとともに 日 本 政 府 の 使 用 する 港 湾 および 水 道 を 掃 海 する 責 任 を 有 する (4) 米 国 第 5 艦 隊 の 各 地 方 指 揮 官 は 掃 海 に 関 しても 現 地 の 日 本 掃 海 指 揮 官 に 指 令 権 を 有 する 4 掃 海 艦 艇 の 修 理 に 関 する 折 衝 (10 月 21 日 ) 米 国 海 軍 側 代 表 ミッチェル 海 軍 中 佐 と 日 本 側 掃 海 代 表 は 米 国 第 5 艦 隊 旗 艦 ニュージャシー において 掃 海 船 艇 の 修 理 に 関 しつぎのような 折 衝 を 行 った ミッチェル 海 軍 中 佐 が 米 国 掃 海 隊 と 日 本 掃 海 隊 はなるべくすみやかに 掃 海 させたいから 日 本 掃 海 船 艇 をして 早 く 使 用 可 能 の 状 態 に 整 備 するよう 希 望 したのに 対 し 日 本 側 代 表 林 元 海 軍 大 佐 は 日 本 掃 海 船 艇 の 現 状 を 説 明 し とくに 旧 式 のものであるから 損 傷 する 機 会 が 多 いことを 強 調 した しかし 全 力 をあげて 希 望 にそうよう 努 力 する 旨 回 答 した この 日 本 掃 海 船 艇 の 現 状 が 米 国 側 に 認 識 されたのが11 月 11 日 付 電 報 で 米 国 Task Group50.3 指 揮 官 べアリー 海 軍 少 将 から 米 国 第 5 艦 隊 司 令 長 官 あてに 掃 海 作 業 に 従 事 し ている500 屯 以 上 のすべての 日 本 掃 海 船 艇 を 修 理 のため 日 本 海 軍 より 要 求 ある 場 合 は 旧 日 本 海 軍 工 廠 施 設 を 優 先 利 用 し 得 る 旨 を 明 にした 5 復 員 輪 送 並 に 掃 海 作 業 に 従 事 の 日 本 艦 艇 乗 員 補 充 交 代 用 予 備 人 員 に 関 する 申 請 (10 月 16 日 ) 掃 海 業 務 を 円 滑 に 行 うため 復 員 輸 送 関 係 の 人 員 を 含 めて 日 本 船 艇 乗 組 員 7,000 名 の 補 充 交 代 員 を 要 請 したところ 日 本 側 の 要 望 通 り11 月 1 日 に 許 可 された 6 米 国 側 の 日 本 側 掃 海 実 施 に 関 する 指 揮 系 統 に 関 する 指 令 (10 月 24 日 11 月 13 日 ) 米 国 第 5 艦 隊 司 令 長 官 の 指 令 によって 全 日 本 掃 海 船 艇 は 指 揮 官 の 指 揮 監 督 下 におかれ 各 地 区 の 米 国 掃 海 部 隊 指 揮 23

25 官 はそれぞれの 地 区 の 日 本 掃 海 船 艇 を 指 揮 し 組 織 的 な 掃 海 を 実 施 することになった 7 日 本 側 掃 海 資 料 提 出 (10 月 15 日 ) 米 国 側 代 表 ミッチェル 海 軍 中 佐 の 要 求 によって 米 国 第 5 艦 隊 旗 艦 ニュージャシー において 日 本 側 代 表 が 提 出 の 上 説 明 した 日 本 側 掃 海 資 料 はつぎの 通 りであった (1) 日 本 掃 海 船 艇 要 目 及 び 能 力 一 覧 表 (2) 日 本 側 機 雷 敷 設 及 び 掃 海 状 況 一 覧 表 (3) 米 国 機 雷 に 対 する 日 本 側 掃 海 状 況 一 覧 表 (4) 触 雷 による 沈 没 艦 船 一 覧 表 (5) その 他 8 米 国 側 米 国 機 雷 掃 海 資 料 受 領 (10 月 15 日 ) 米 国 側 代 表 ミッチェル 海 軍 中 佐 が 日 本 側 の 要 求 によって 日 本 側 代 表 に 渡 した 米 国 機 雷 掃 海 資 料 はつ ぎの 通 りであった (1) 日 本 近 海 における 米 国 機 雷 敷 設 状 況 (2) 日 本 における 米 国 掃 海 部 隊 の 編 成 表 (3) その 他 9 掃 海 関 係 の 質 疑 応 答 (10 月 10 日 ) 米 国 第 5 艦 隊 旗 艦 ニュージャシー において 米 国 側 代 表 ミッチェル 海 軍 中 佐 と 日 本 側 代 表 との 掃 海 に 関 する 質 疑 応 答 の 状 況 はつぎの 通 りである 米 国 側 日 本 側 1 朝 鮮 仁 川 沖 に 日 本 機 雷 が 敷 設 してあるか な し (1) 磁 気 機 雷 掃 海 具 三 式 掃 海 具 五 式 掃 海 具 2 日 本 側 の 掃 海 兵 器 はどんなものを 使 用 していたか (2) 音 響 機 雷 掃 海 具 発 音 弾 (3) 磁 気 水 圧 機 雷 掃 海 具 海 底 掃 海 具 3 新 潟 敦 賀 及 び 神 戸 大 阪 方 面 の 米 国 機 雷 対 馬 海 峡 の 日 本 機 雷 を 最 も 速 やかに 掃 海 したい 承 知 4 日 本 掃 海 船 艇 の 移 動 及 び 燃 料 補 給 の 要 望 は ミッチェ ル 中 佐 へ 行 うべし 了 承 5 下 関 方 面 には3,000 個 の 米 国 機 雷 が 敷 設 してある 今 下 関 瀬 戸 内 海 方 面 は 海 上 輸 送 の 大 掃 海 するのは 危 険 である 動 脈 なり 至 急 掃 海 いたしたい 6 重 量 10 屯 位 の 発 電 機 を 使 用 中 米 国 側 に 磁 気 掃 海 具 はないか 7 米 国 側 では 四 式 掃 海 具 のようなものを 曳 航 して 掃 海 し 五 式 掃 海 具 は 保 有 数 が 少 ないのと 掃 ている 海 毎 に 損 傷 するので 困 惑 している 8 なし 但 し 襟 裳 崎 には 潜 水 艦 で 敷 設 した 大 湊 方 面 には 米 国 機 雷 が 敷 設 してあ るか 新 潟 敦 賀 方 面 の 掃 海 は 敷 設 海 面 9 水 道 といえども 豊 後 水 道 紀 伊 水 道 と 同 様 に1,000ヤ 全 般 にわたり 実 施 することは 困 難 であ ードは 是 非 必 要 である るから 水 道 を 完 全 に 実 施 せしめられた い 10 試 航 船 による 試 航 に 関 する 指 令 ( 昭 和 20 年 12 月 20 日 ) 海 軍 省 軍 務 局 掃 海 部 にあって 米 国 側 代 表 と 掃 海 に 関 する 折 衝 連 絡 を 行 っていた 林 元 海 軍 大 佐 は 11 月 1 日 付 で 横 須 賀 にある 矢 野 機 関 に 転 任 した これがため 掃 海 に 関 する 細 部 の 折 衝 連 絡 は 矢 野 機 関 が 現 地 で 行 い 東 京 からは 時 々 米 国 側 の 要 望 によって 黒 木 元 海 軍 大 佐 が 説 明 のため 出 張 した 当 時 矢 野 24

26 機 関 と 米 国 第 5 艦 隊 司 令 長 官 スプルーアンス 海 軍 中 将 以 下 司 令 部 の 幹 部 との 折 衝 連 絡 は 極 めて 円 滑 に 行 なわれていた 従 って 掃 海 に 関 する 各 種 の 問 題 でも 米 国 側 代 表 がよく 理 解 してくれて 極 めて 順 調 に 実 施 することができ これがため 日 本 側 要 望 の 大 部 分 を 達 することができた 1945( 昭 和 20) 年 12 月 20 日 米 国 第 5 艦 隊 参 謀 長 から 呼 ばれて 川 畑 機 関 ( 矢 野 元 海 軍 中 将 は11 月 末 日 川 畑 元 海 軍 少 将 と 交 代 した)の 実 松 譲 元 海 軍 大 佐 海 兵 51 期 と 林 元 海 軍 大 佐 が 旗 艦 ニュージャ-シ ー に 行 った 問 題 は 試 航 船 を 至 急 整 備 して なるべく 早 く 試 航 任 務 に 従 事 することであった これに 対 し て 日 本 の 終 戦 後 の 情 況 下 にあって 試 航 船 四 隻 の 整 備 は 可 能 であるがこれが 乗 員 の 確 保 は 極 めて 困 難 である 旨 説 明 した とくに 終 戦 後 の 日 本 の 社 会 的 混 乱 精 神 的 動 揺 の 最 中 にあって またいわば 日 本 人 と しては 終 戦 後 の 特 攻 隊 に 類 する 試 航 作 業 に 対 して 果 して 良 心 的 な 乗 員 が 確 保 できるかどうかが 不 安 であ る 旨 を 強 調 した これに 対 して 参 謀 長 は 厳 然 たる 態 度 でつぎのように 申 し 渡 した 君 達 日 本 人 は 戦 に 負 けた 国 民 である そんな 説 明 は 占 領 軍 には 不 要 である 早 速 この 指 令 を 日 本 政 府 に 伝 達 せよ 敗 戦 国 民 の 深 刻 な 惨 めさをこの 申 渡 によって 改 めて 痛 感 したのである 林 元 海 軍 大 佐 は この 指 令 を 連 絡 するため 翌 早 朝 東 京 に 急 行 田 村 掃 海 部 長 及 びその 他 の 関 係 者 にこの 情 況 を 説 明 した そして 試 航 船 の 指 揮 官 とし て 試 航 任 務 に 従 事 したき 旨 懇 願 した 田 村 掃 海 部 長 もこの 試 航 船 の 乗 員 に 関 しては 全 く 困 却 していたの で 種 々 考 慮 の 結 果 林 元 海 軍 大 佐 を 試 航 船 指 揮 官 ( 東 亜 丸 乗 船 )とする 手 続 をとった 桑 栄 丸 栄 昌 丸 若 草 丸 の 各 指 揮 官 を 旧 海 軍 将 校 より 選 定 することでさえ 容 易 なことではなかった その 間 の 田 村 掃 海 部 長 の 苦 心 は 想 像 以 上 のものであったであろう その 上 に 試 航 船 乗 員 の 募 集 という 難 問 題 があったのである 試 航 船 乗 員 募 集 およびその 後 の 情 況 については 試 航 船 の 項 で 詳 述 しているので 参 照 されたい 1945( 昭 和 20) 年 12 月 20 日 米 国 側 の 試 航 船 に 関 する 指 令 はつぎのとおりである (1) 東 亜 丸 桑 栄 丸 栄 昌 丸 若 草 丸 は ギニーピック ( 試 航 船 )の 任 務 に 充 当 せられ 改 装 のため 工 廠 使 用 の 優 先 権 を 有 する (2) これらの 船 の 作 業 統 制 は 現 在 TF52. 指 揮 下 にある 25

27 第 2 項 渉 外 事 項 人 事 ( 要 員 ) 船 艇 掃 海 その 他 の 掃 海 に 直 接 関 連 する 渉 外 事 項 は つぎに 一 括 して 表 示 することとした この 事 項 の 内 容 については 参 照 項 別 の 各 章 に 記 してあるので 参 照 されたい 渉 外 事 項 指 令 期 日 参 照 項 別 1 掃 海 実 施 経 過 にともなう 掃 海 要 員 の 縮 小 旧 職 業 将 校 (パージ 該 当 者 )の 公 職 追 放 復 員 庁 廃 止 にともなう パージ 関 係 者 50% 縮 減 航 路 啓 開 本 部 新 設 にともなう 航 路 関 係 の 整 理 パージ 関 係 者 の 解 任 延 期 平 和 条 約 調 印 にともなう 公 職 追 放 解 除 試 航 船 (YCクラフト) 隊 の 編 成 日 本 側 掃 海 艦 艇 の 指 定 と 特 別 保 管 艦 掃 海 用 雑 船 の 処 理 復 員 庁 廃 止 にともなう 掃 海 船 艇 の 移 動 MS27の 触 雷 とその 除 籍 掃 海 船 艇 の 所 有 権 返 還 試 航 船 東 亜 丸 若 草 丸 の 除 籍 試 航 船 栄 昌 丸 の 除 籍 試 航 船 桑 栄 丸 の 傭 船 契 約 延 期 感 応 機 雷 死 滅 時 期 第 一 次 掃 海 計 画 掃 海 監 部 閉 庁 にともなう 措 置 女 王 丸 触 雷 事 件 にともなう 措 置 掃 海 法 の 変 更 舞 鶴 港 の 開 放 第 二 次 第 三 次 計 画 感 応 機 雷 死 滅 時 期 確 認 掃 海 ( 豊 後 水 道 より 関 門 東 口 及 び 徳 山 に 至 る) 掃 海 計 画 の 追 加 変 更 特 別 掃 海 ( 朝 鮮 戦 争 関 連 ) 父 島 掃 海 第 5 節 人 事 ( 要 員 ) 第 6 節 船 艇 第 8 節 感 応 機 雷 の 掃 海 28 日 本 海 方 面 浮 流 機 雷 対 策 第 9 節 浮 流 機 雷 対 策 29 掃 海 責 任 の 日 本 政 府 への 移 管 第 8 節 感 応 機 雷 の 掃 海 30 安 全 宣 言 第 10 節 安 全 宣 言 31 係 維 機 雷 掃 海 用 機 銃 弾 薬 掃 海 無 線 通 信 航 路 障 害 物 の 除 去 業 務 ( 機 雷 を 除 く) 爆 発 物 件 の 処 理 第 11 節 35 浮 流 機 雷 処 分 用 小 銃 弾 薬 其 他 一 般 事 項 36 浮 流 機 雷 発 見 用 ヘリコプター 掃 海 燃 料 38 CNFEに 対 する 提 出 文 書 26

28 第 5 節 人 事 ( 要 員 ) 第 1 項 掃 海 要 員 確 保 の 苦 心 終 戦 後 の 掃 海 で 日 本 側 が 最 も 苦 労 したのは 要 員 の 確 保 であった 終 戦 という 日 本 にとって 未 曾 有 の 難 局 に 際 し しかも 日 本 海 軍 として 統 制 の 全 くとれない 社 会 的 混 乱 精 神 的 思 想 的 動 揺 の 下 にあって 良 心 的 な 掃 海 を 行 うには まずもって 量 的 な 掃 海 要 員 の 確 保 が 切 実 な 問 題 であった 当 時 の 状 況 では こんな 危 険 なまた 苦 労 の 多 い 掃 海 作 業 になにを 好 んで 希 望 するのかという 考 え 方 が 掃 海 関 係 者 の 中 に 相 当 あって 辞 職 を 申 出 るものが 少 なくなかった またある 地 方 掃 海 支 部 のごときは 下 駄 ばきで 庁 舎 内 を 大 きい 音 をたてながら 歩 き 夜 遅 くまで 飲 酒 の 上 大 騒 ぎをするという これが 旧 海 軍 軍 人 であるかと 思 わせる 無 統 制 振 がみられた 結 局 は 終 戦 後 の 要 員 の 精 神 的 指 導 理 念 として 基 礎 づけるものがなかったのが 当 時 の 実 情 であって これが 下 士 官 兵 の みでなく 指 導 階 級 の 幹 部 でさえこの 状 況 がみられたのは 全 く 時 勢 の 流 れとはいえ まことに 残 念 であった 現 在 において その 当 時 を 顧 みて よくもこれだけの 大 事 業 を 行 ったものだと 痛 感 させられるが その 間 田 村 元 海 軍 大 佐 以 下 関 係 幹 部 の 苦 心 には 実 に 涙 ぐましい 物 心 両 面 の 努 力 が 払 われていたのである 要 員 確 保 の 精 神 的 理 念 としては 終 戦 後 の 掃 海 が 終 戦 処 理 を 円 満 に 解 決 し ひいては 日 本 再 建 を 一 日 も 早 く 促 進 するものであ る 旨 を 強 調 した これを 具 体 化 する 方 法 として まず 諸 給 与 手 当 を 充 分 考 慮 して 安 心 してこの 任 務 に 精 進 で きるよう 尽 力 した 特 に 要 員 確 保 に 苦 心 した 笹 田 兼 雄 元 海 軍 中 佐 および 諸 給 与 手 当 その 他 補 給 に 関 し 並 々 ならぬ 苦 労 をした 池 田 法 人 元 海 軍 主 計 中 佐 ( 現 在 海 幕 の 経 理 補 給 部 長 海 将 補 )の 大 きな 功 績 に 感 謝 しなけ ればならない とくに 掃 海 手 当 を 新 に 支 給 することに 努 力 した 池 田 法 人 氏 の 功 績 は 特 筆 大 書 に 値 するものであ る つぎに 試 航 船 隊 の 就 役 については この 要 員 の 募 集 ( 若 草 丸 以 外 の 要 員 は 三 隻 ともその 船 の 固 有 船 員 を 充 当 した) および 掃 海 の 途 中 における 船 員 のストライキその 他 の 困 難 な 問 題 があり 関 係 者 は 非 常 に 苦 労 した ( 注 この 関 係 は 試 航 船 の 項 で 群 細 に 述 べることとする) 1946( 昭 和 21) 年 となると 海 軍 省 の 廃 庁 及 び 掃 海 作 業 の 進 捗 などで 人 員 は 徐 々に 減 少 していったが 掃 海 関 係 要 員 数 の 調 節 に 関 しては 同 年 9 月 25 日 在 日 米 国 海 軍 部 隊 指 揮 官 よりの 文 書 未 だ 第 二 復 員 局 の 責 任 下 にある 船 舶 の 件 に 関 連 し 所 要 人 員 は 第 二 復 員 局 の 責 任 において 調 節 することになった 以 下 その 後 人 事 ( 要 員 )に 関 して 問 題 となった 状 況 はつぎの 通 りである 第 2 項 掃 海 要 員 に 関 する 問 題 点 とその 処 理 1 掃 海 実 施 経 過 にともなう 掃 海 要 員 の 縮 小 1946( 昭 和 21) 年 6 月 14 日 付 コムナムジャップ 覚 書 によって 係 維 機 雷 掃 海 の 終 了 および 感 応 機 雷 掃 海 作 業 実 施 については 優 先 順 序 に 従 って 人 員 集 中 主 義 をとり 3~4ヶ 月 間 に 全 掃 海 関 係 要 員 の50%を 縮 小 するような 指 令 をうけたので 本 覚 書 受 領 当 時 要 員 総 数 8,390 名 ( 士 官 638 その 他 7,752)を 係 維 機 雷 掃 海 終 了 の 同 年 8 月 末 には 総 数 を4,469 名 とした 2 旧 職 業 将 校 ( パージ 該 当 者 )の 公 職 追 放 と 掃 海 関 係 者 1946( 昭 和 21) 年 2 月 28 日 連 合 国 最 高 司 令 部 覚 書 SCAPIN550 号 好 ましからざる 人 物 の 公 職 よりの 追 放 の 件 が 発 せられ 旧 陸 海 軍 職 業 将 校 もこの 趣 旨 によって 公 職 を 追 放 されることになったが 日 本 政 府 の 復 員 及 び 非 軍 事 化 に 現 に 従 事 している 者 にあっては 留 任 することの 許 可 があった 3 復 員 庁 廃 止 にともなう パージ 関 係 者 50% 縮 減 1948( 昭 和 23) 年 1 月 となって 復 員 庁 が 廃 止 されたので 掃 海 関 係 業 務 が 運 輸 省 海 運 局 に 移 管 し 掃 海 関 係 要 員 は1,508 名 に 激 減 した 1948( 昭 和 23) 年 4 月 20 日 付 をもって 掃 海 関 係 要 員 の 中 追 放 該 当 者 である 旧 海 軍 将 校 250 名 を 同 年 6 月 1 日 からはじめて その50%に 達 するまで 毎 月 5%あて 縮 減 する 指 令 が 発 せられた この 指 令 によって 同 年 6 月 末 から 翌 年 3 月 末 までの10ヶ 月 間 に 上 記 追 放 該 当 者 を125 名 ( 掃 海 関 係 92 名 管 船 関 係 33 名 ) に 半 減 した この50% 減 員 計 画 の 外 に 米 国 の Government Section では 引 続 き パ-ジ 関 係 者 の 減 員 を 考 慮 していたが 1949( 昭 和 24) 年 2 月 25 日 前 記 125 名 の 留 任 に 関 する 申 請 を 提 出 し 種 々 折 衝 の 結 果 CNFE の 推 薦 によって Government Section の 認 可 をうけて やがて 時 は1950( 昭 和 25) 年 を 迎 えたので ある 27

29 4 航 路 啓 開 本 部 の 新 設 と 航 路 啓 開 業 務 関 係 要 員 の 整 理 1950( 昭 和 25) 年 6 月 航 路 啓 開 本 部 の 発 足 に 伴 って 従 来 の 掃 海 作 業 に 加 えて 爆 発 物 件 処 理 業 務 等 を も 掌 ることとなり ますますこの 任 務 は 複 雑 となったのに Government Section では 米 国 感 応 機 雷 自 滅 時 期 である 同 年 8 月 以 降 をもって 追 放 該 当 者 である 旧 海 軍 将 校 の 縮 減 を 考 慮 しておることがわかった もとより 掃 海 作 業 は 日 に 日 に 進 捗 しつつあるとはいえ これ 等 の 任 務 はすべて 前 記 125 名 の 旧 海 軍 将 校 であった 幹 部 をもって 終 戦 後 約 5 年 間 にわたる 長 期 間 これを 実 施 してきたのである この 任 務 は 実 際 に 経 験 のない 人 には 全 く 想 像 もつかない 困 難 な 作 業 であって これが 実 施 に 当 っては 非 常 な 危 険 に 直 面 していたことはもちろん 高 度 の 訓 練 と 優 秀 な 技 術 を 必 要 とし 到 底 余 人 をもってこれに 充 当 することはできない またこれに 加 えて 日 施 掃 海 など 米 国 側 掃 海 隊 に 協 力 したのをはじめ 諸 業 務 の 完 遂 には なお 約 2 年 間 の 日 時 を 必 要 とするのが 当 時 の 実 情 であった 従 って 前 記 幹 部 の 任 務 解 除 を 行 うことは 本 掃 海 業 務 を 中 止 しなければならない 状 態 となり ひいては 日 本 再 建 業 務 の 後 退 を 意 味 するものであった 一 方 CNFE としては 自 らの 立 場 上 日 本 掃 海 隊 の 優 秀 性 及 び 重 要 性 を 十 分 認 識 していたので 事 毎 に 日 本 掃 海 隊 の 労 苦 に 感 謝 の 意 を 表 してきたのであるが Government Section としては あくまでも 縮 減 の 方 針 をとってきた この Government Section の 態 度 に 対 して 日 本 側 の 推 測 によると あたかもこの 時 期 が 次 に 発 足 した 警 察 予 備 隊 の 創 設 期 であって 旧 陸 軍 将 校 の 採 用 申 請 によって バランスなどの 施 策 からきたもの ではないかと 考 えられた 1950( 昭 和 25) 年 8 月 7 日 付 全 追 放 該 当 者 である 旧 海 軍 将 校 の 解 任 に 関 する Government Section の 指 令 を 受 領 した 同 年 8 月 23 日 日 本 側 航 路 啓 開 業 務 要 員 に 関 する 計 画 を CNFE に 提 出 すると 共 に 田 村 航 路 啓 開 部 長 も 遂 に 近 日 中 後 継 者 を 選 定 して 現 職 の 退 官 を 決 意 した 日 本 側 の CNFE に 提 出 した 意 見 はつ ぎのようなものであった 掃 海 関 係 者 の 中 には 125 名 の 追 放 該 当 者 旧 海 軍 将 校 の 外 に 35 名 の 応 召 将 校 又 は 終 戦 直 後 任 官 した 旧 少 尉 がいる なお 横 須 賀 には YS Group という27 隻 の Frigate Ship の 保 管 船 艇 Group に25 名 の 非 追 放 該 当 旧 海 軍 将 校 がいる もしこれ 等 の60 名 をもって 解 任 予 定 の125 名 の2/3をみたすことができれば 掃 海 の 水 準 は さ ほど 低 下 せずにすむと 思 われる 商 船 学 校 出 身 者 をもって 補 充 するよりは 非 追 放 該 当 者 をもってした 方 がより 効 果 的 である 5 米 国 側 の パージ 関 係 者 の 処 理 CNFE としては あくまでも 日 本 掃 海 隊 の 健 全 なる 存 続 を 希 望 すると 同 時 に 田 村 航 路 啓 開 本 部 長 の 辞 意 を 極 力 慰 留 し CNFE ジョイ 海 軍 中 将 および シャ-マン 米 国 海 軍 作 戦 部 長 (ちょうど 日 本 に 出 張 中 )が SCAP と 交 渉 の 上 日 本 掃 海 隊 を 今 まで 通 り 存 続 するよう 進 言 した 1950( 昭 和 25) 年 8 月 25 日 付 Renseigo( 注 Renseigo( 連 整 合 )の 略 称 は 外 務 省 のもので SCAP よりの 口 頭 指 令 を 外 務 省 が 公 文 書 として 通 知 してきたものである)1058 号 をもって 追 放 該 当 者 解 任 を 同 年 10 月 3 1 日 まで 延 期 する 旨 の 通 知 があった その 後 この 解 任 の 問 題 は 延 期 され 延 期 される 毎 に 数 次 にわたる 折 衝 がつぎのように 行 われた Renseigo No.1058 解 任 を 1950( 昭 和 25) 年 10 月 末 まで 延 期 の 件 No.1442 解 任 を 1951( 昭 和 26) 年 3 月 末 まで 延 期 の 件 No. 210 解 任 を 6 月 末 まで No. 597 解 任 を 9 月 末 まで こうして1951( 昭 和 26) 年 9 月 8 日 米 国 桑 港 サンフランシスコ では 日 本 国 と 連 合 国 との 間 に 平 和 条 約 の 調 印 となり 翌 1952( 昭 和 27) 年 4 月 28 日 同 条 約 発 効 をみて ここに 名 実 共 に 日 本 は 独 立 国 となった このこ ろよりようやく 追 放 該 当 者 の 公 職 追 放 の 解 除 が 行 なわれるようになり ここに 旧 海 軍 将 校 の 問 題 も 解 決 して こ の 解 任 問 題 も 自 然 消 滅 の 形 となった 28

30 別 紙 第 2 1 航 路 啓 開 業 務 要 員 変 遷 一 覧 表 航 路 啓 開 業 務 要 員 数 期 日 旧 海 軍 旧 海 軍 摘 要 計 将 校 軍 人 1945( 昭 和 20) 年 10 月 773 9,227 約 10,000 終 戦 後 掃 海 開 始 時 1946( 昭 和 21) 年 6 月 638 7,752 8,390 掃 海 の 進 捗 によって 整 理 1946( 昭 和 21) 年 8 月?? 4,469 係 維 機 雷 掃 海 終 了 後 米 国 側 の 指 令 による 1947( 昭 和 22) 年 12 月 184 3,831 3,772 復 員 庁 廃 庁 に 伴 う 減 少 1948( 昭 和 23) 年 1 月 184 1,324 1,508 運 輸 省 移 管 時 の 減 少 1949( 昭 和 24) 年 3 月 1952( 昭 和 27) 年 7 月 92 1,324 1,416 米 国 側 指 令 により パージ 関 係 者 の 縮 減 2 航 路 啓 開 関 係 元 海 軍 将 校 ( 追 放 該 当 者 ) 一 覧 表 業 務 別 科 別 大 佐 中 佐 少 佐 大 尉 中 尉 少 尉 計 兵 科 掃 海 及 び 爆 発 物 件 処 理 関 係 機 関 科 主 計 科 計 兵 科 掃 海 及 び 管 船 部 関 係 機 関 科 主 計 科 計 兵 科 総 計 機 関 科 主 計 科 計 修 理 関 係 4 名 ( 機 関 科 大 佐 1 中 佐 1 少 佐 2) そ の 他 2 横 管 横 航 啓 業 務 関 係 1 名 ( 兵 科 大 佐 1) 3 計 5 名 1950( 昭 和 25) 年 8 月 現 在 第 6 節 船 艇 終 戦 直 後 の 日 本 海 軍 の 掃 海 に 従 事 していた 船 艇 は 海 防 艦 駆 潜 特 務 艇 哨 戒 特 務 艇 徴 傭 漁 船 大 発 等 であって 大 発 を 除 き348 隻 を 有 しておった 1945( 昭 和 20) 年 9 月 3 日 付 連 合 軍 最 高 司 令 部 指 令 第 二 号 によって 全 日 本 掃 海 艦 艇 ( 戦 闘 用 艦 艇 )は 連 合 軍 に 接 収 されると 同 時 に 掃 海 船 艇 に 対 しては 所 定 の 武 装 解 除 を 行 い 所 要 の 燃 料 を 補 給 して 掃 海 業 務 に 役 立 ちうるよう 保 存 することとなった 日 本 側 としては 同 指 令 によって 機 雷 処 分 に 関 する 条 項 に 従 い 一 旦 掃 海 を 中 止 し 新 掃 海 態 勢 を 整 え 1945( 昭 和 20) 年 10 月 24 日 米 国 第 5 艦 隊 司 令 長 官 の 指 令 および 同 11 月 13 日 の 指 令 に 基 づいて 全 日 本 掃 海 船 艇 は 指 揮 官 の 指 揮 監 督 の 下 におかれ 各 地 方 地 区 の 米 国 掃 海 部 隊 指 揮 官 は それぞれの 地 区 の 日 本 掃 海 船 艇 を 指 揮 し 組 織 的 に 掃 海 を 実 施 することとなった 日 本 の 掃 海 船 艇 は 旧 式 のものが 多 く これらの 船 艇 の 実 情 についてはよく 米 国 側 代 表 の 認 識 をうることに 努 めた 1945( 昭 和 20) 年 12 月 日 本 側 で 試 航 船 による 試 航 実 施 に 関 する 指 令 をうけ 前 述 の 掃 海 艦 艇 に4 隻 ( 東 亜 丸 栄 昌 丸 桑 栄 丸 若 草 丸 )が 追 加 され それぞれ 改 装 工 事 を 完 了 して 東 亜 丸 桑 栄 丸 は 翌 年 2 月 から 栄 昌 丸 若 草 丸 は 翌 年 3 月 から 日 本 最 初 の 試 航 船 として 試 航 に 従 事 した 29

31 1946( 昭 和 21) 年 4 月 25 日 には 米 国 側 の 指 令 によって 試 航 筏 (YC クラフト) 隊 が 編 成 され 旧 日 本 海 軍 軍 人 による 掃 海 をはじめたが その 成 果 は 予 期 のとおりでなかったので 同 年 7 月 26 日 これが 使 用 を 中 止 した 以 下 一 般 掃 海 艦 船 試 航 船 試 航 筏 に 項 を 分 けて 当 時 の 状 況 を 述 べることとする 第 1 項 一 般 掃 海 艦 艇 主 として 終 戦 後 の 掃 海 に 使 用 された 艦 艇 は 海 防 艦 (CD) 駆 潜 特 務 艇 (ASC) 哨 戒 特 務 艇 (PCS)であっ たが 駆 潜 特 務 艇 哨 戒 特 務 艇 は 太 平 洋 戦 争 中 より 引 続 き 感 応 機 雷 掃 海 に 使 用 してきた 海 防 艦 は 終 戦 後 係 維 機 雷 掃 海 に 使 用 したものでその 機 関 要 目 は 別 図 第 2を 参 照 されたい なおこれが 補 助 船 艇 として 徴 傭 漁 船 および 大 発 があった 以 下 これらの 船 艇 に 関 し 問 題 となった 事 項 を 述 べることとする 1 日 本 側 掃 海 艦 艇 の 指 定 と 特 別 保 管 艦 終 戦 後 348 隻 が 日 本 側 掃 海 艦 艇 として 活 躍 したことは 前 述 のとおりであるが 1946( 昭 和 21) 年 4 月 11 日 付 CN J/312によって 328 隻 の 掃 海 船 艇 がはっきりと 指 定 され 日 本 領 海 内 の 掃 海 に 従 事 するため コムナ ムジャップ の 指 揮 下 にあった なお1946( 昭 和 21) 年 6 月 18 日 付 CNI/Serial846 によって 復 員 輸 送 ま たは 掃 海 任 務 より 除 かれた 艦 艇 は 将 来 の 処 理 が 決 定 するまで 特 別 保 管 艦 として 保 管 されることとなった その 後 係 維 機 雷 の 掃 海 終 了 漁 船 の 徴 傭 解 除 および 復 員 庁 の 廃 庁 等 によって 掃 海 船 艇 は 激 減 することとな った 2 掃 海 用 雑 船 の 処 理 終 戦 後 旧 海 軍 用 戦 闘 艦 船 は 接 収 され 所 有 権 は 連 合 国 に 移 されたのであるが 非 戦 闘 用 船 舶 についての 所 有 権 は 依 然 として 日 本 政 府 にあった ただ 処 分 権 のみが 連 合 軍 によって 留 保 されていた 従 って 雑 船 の 傭 入 解 除 は 船 主 (SCAJAP の 管 理 下 にある 船 舶 については 船 舶 運 営 会 )との 間 において 傭 船 契 約 を 結 び あるいは 解 除 されたものである 注 100 総 屯 以 上 の 鋼 船 は SCAJAP の 管 理 の 下 におかれ 船 舶 運 営 会 が C.M.M.C.( 日 本 商 船 管 理 委 員 会 )として 日 本 政 府 監 督 の 下 に その 代 行 機 関 として 商 船 の 管 理 と 運 営 に 当 った (1950( 昭 和 25) 年 海 事 年 鑑 による) 1946( 昭 和 21) 年 6 月 3 日 CNFE において 日 米 掃 海 関 係 会 議 を 開 催 して 漁 船 の 掃 海 関 係 よりの 解 傭 に 関 しては 農 林 省 水 産 局 との 会 議 により 決 定 をみた 順 序 に 従 って 47 隻 の 徴 傭 漁 船 をなるべく 速 かに 船 主 に 返 還 するよう 決 定 した なお 掃 海 に 使 用 の 船 舶 返 還 に 関 しては コムナムジャップ の 材 料 課 の 承 認 を 受 け そ の 指 示 に 従 って 処 分 することとし 材 料 課 の 許 可 なくして 船 主 に 返 還 または 処 分 することはできなくなった 3 復 員 庁 廃 庁 準 備 による 掃 海 船 艇 の 移 動 1948( 昭 和 23) 年 1 月 1 日 をもって 復 員 庁 が 廃 庁 となり その 後 運 輸 省 が 掃 海 をこれまでに 掃 海 が 進 捗 する に 従 って 掃 海 支 部 が 順 次 解 隊 していって ついに 下 関 掃 海 支 部 だけが 残 った そして 佐 世 保 にある 米 国 側 代 表 カールソン 海 軍 中 佐 の 指 令 によって 1947( 昭 和 22) 年 10 月 17 日 以 降 下 関 掃 海 支 部 所 属 の 駆 潜 特 務 艇 6 隻 を 米 国 掃 海 部 隊 所 属 とし 米 国 海 軍 付 属 掃 海 隊 と 呼 称 した この 掃 海 隊 は 米 国 海 軍 の 直 接 指 揮 下 にあって 掃 海 設 標 沈 船 探 知 および 必 要 に 応 じて 磁 気 掃 海 に 従 事 することになった 同 年 10 月 31 日 米 国 側 代 表 の 口 頭 指 令 によって 下 関 掃 海 部 の 艦 艇 は 掃 海 計 画 による 掃 海 を 実 施 し 運 輸 省 に 移 管 され その 後 も 引 続 き 掃 海 を 実 施 した 終 戦 直 後 は 旧 海 軍 艦 艇 348 隻 の 勢 力 をもって 掃 海 を 実 施 してきたが 前 述 のような 機 構 改 革 および 係 維 機 雷 掃 海 の 終 了 によって また 徴 傭 漁 船 の 解 傭 等 によって 掃 海 艦 艇 は 激 減 して 1947( 昭 和 22) 年 12 月 31 日 現 在 では 次 に 示 すように45 隻 となった しかし1950( 昭 和 25) 年 6 月 以 降 の 爆 発 物 件 処 理 業 務 に 対 する 傭 入 船 米 国 海 軍 付 属 掃 海 部 隊 の 任 務 終 了 による 掃 海 船 艇 の 指 揮 権 移 管 などによって 掃 海 船 艇 は 最 大 時 79 隻 に 増 加 した 種 別 隻 数 試 航 船 特 設 掃 海 艇 駆 潜 特 務 艇 哨 戒 特 務 艇 雑 船 曳 船 6 大 発 3 計 45 30

32 4 MS27 の触雷 1949 昭和24 年5月23日 下関掃海部所属 MS27 PCS154 が 下関海峡東口で掃海作業中触雷沈没 した よって日本側では MS27 の代船として ASC168 の使用を CNFE に申入れあわせて MS27 の除籍方 を申請したところ代船使用の件はただちに許可を得たが除籍の件については MS27 が4ヶ国に賠償として配 分すべき船艇の一隻であるという理由を以て沈没確認の検査報告提出後でなければ除籍は許されない旨回 答があった その後日本側としては 日本サルベージによる確認によって検査報告書を提出して 1949 昭 和24 年9月27日付で除籍された なお終戦時から MS27 が遭難するまでに掃海作業に掃海船艇の損害は 30隻に達し 掃海作業員の死傷は死亡77名 重軽傷者200名の多きに達している 万全を期し 災害に対 する備えをもって掃海を行ったのであるが なおかつこのような犠牲があった しかし掃海担当者がこの危険 をかえりみず 黙々としてその任務を遂行した旺盛なる責任観念にはまことに敬服するものであった 5 掃海船艇の所有権返還 終戦後接収され また連合国に所有権の移った駆潜特務艇 哨戒特務艇は 1951 昭和26 年9月29日 CNFE の指令によって日本政府に返還されたが つづいて1952 昭和27 年7月30日大蔵省 関東財務 局 より運輸省 海上保安庁 に所管換へとなった 新南 生名 鵜来 竹生 No 26,40,48,76,102 海防艦の要目 No 49, 神津 倉橋 室代 総屯数 屯 940 745 740 長 さ 米 77.5 66.0 68.0 最大幅 米 9.1 8.4 喫 水 米 3.05 2.9 3.05 機 関 ディーゼル2 ディーゼル2 タービン1 馬 力 400 300 2 500 燃料満載量 屯 125 106 240 一昼夜燃料費額 5屯 速力12節 4屯 速力12節 13屯 速力12節 別図第2 海防艦の概要図 新南 生名 鵜来 竹生 神津 倉橋 室代 海防艦 鵜来 昭和 29 年海上保安庁に編入され PL104 さつま となる 31

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